JP4870768B2 - 無線通信システムにおけるhsdpa用制御メッセージの検出 - Google Patents

無線通信システムにおけるhsdpa用制御メッセージの検出 Download PDF

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Description

本発明は広く符号分割多元接続(CDMA)システムに関するものであり、さらに詳しくはCDMAシステムにおける無線リソース制御の信号伝達に関する。
高速下りリンク・パケット接続(HSDPA)は、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)ネットワークで提供されるパケット・データ・サービスである。HSDPAは、WCDMA標準のリリース99で第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)により仕様化されたWCDMAの発展形である。HSDPAは、WCDMA標準のリリース5で導入され、強化機能、たとえば高次変調(16QAM)、物理レイヤ・ハイブリッド自動再送要求(H−ARQ)、マルチコード送信、高速リンク適応および高速スケジューリングなどを使用して最大10Mビット/秒までのピーク・データ速度を提供する。HSDPA用のトランスポート・チャネルは高速下りリンク共用チャネル(HS−DSCH)である。HS−DSCHは、高速物理下りリンク共用チャネル(HS−PDSCH)上で担われる。
HS−DSCHは、複数の移動機により共用される時間多重チャネルである。移動機は、在圏基地局によりHS−PDSCH上で送信されるデータを受信するようにスケージュリングされる。スケジューリング間隔は、送信時間間隔(TTI)と称される。ある所定のTTIの間に、1つ以上の移動機がスケジューリングされる可能性がある。移動機は、高速専用物理制御チャネル(HS−DPCCH)と呼ばれる上りリンク・チャネルでチャネル状態を基地局に報告し、基地局がスケジューリングを決定できるようにする。基地局は、移動機を、少なくとも一部分は報告されたチャネル状態に基づいてスケジューリングする。ある所定のTTI内にHS−DSCH上でパケット・データを受信するようにスケジューリングされた移動機のIDは、高速共用制御チャネル(HS−SCCH)上で送信される。HS−SCCHはまた、HS−DSCHをデコードするために移動機が必要とする送信パラメータ、たとえば、コード・チャネル、トランスポート・ブロックの大きさ、および対応するTTI内で使用される変調方式などを送るために使用される。
WCDMAにおける専用物理チャネル(DPCH)とは違って、ソフト・ハンドオフはHSDPAにはサポートされていない。セル間におけるパケット・データ送信を協調させることの複雑さゆえに、ハード・ハンドオーバ(HHO)が使用される。移動機は、アクティブ・セット内の各々のセルから受信されるパイロット信号の瞬間的な信号対干渉比を測定し、最も強い信号をもたらすセルにサービスを要求する。移動機がセル間の境界域内に入るにつれて、在圏セルからの信号強度は減少し、一方アクティブ・セット内の隣接セルからの信号強度は増大するであろう。隣接セルからの信号強度が、時点の在圏セルからの信号強度を上回る場合、移動機は時点の在圏セルから特定の対象セルへのハンドオーバを要求する。時点の在圏基地局がハンドオーバ要求を了解する場合、移動機は対象セルに切り替え、ハンドオーバ・メッセージを対象基地局に送り、ハンドオーバを完了させる。対象基地局は、在圏基地局としての役割を引き受け、パケット・データを移動機に送信し始める。
HS−DSCHは、WCDMA標準のリリース5に準拠して、常に上りリンクおよび下りリンクともに、付随専用物理チャネル(A−DPCH)と連動して動作する。A−DPCHは、移動機と基地局との間の無線リソース制御(RRC)メッセージを担う。無線リソース制御は、無線アクセス・ネットワークにおいて移動機の無線ネットワーク制御装置による制御を提供するプロトコルである。RRC機能には、接続モードにある移動機のハンドオーバ制御を含む。WCDMA標準のリリース6は、在圏基地局がRRC信号メッセージを、ハンドオーバ・メッセージを含め、A−DPCHの代わりにHS−PDSCH上帯域で移動機に送ることができるようにしている。
ハンドオーバ手順は、通常、移動機がハンドオーバ要求を送る時点から完了するまでに約200から800ミリ秒要する。その期間中、在圏セルからのHS−PDSCH上の信号品質は著しく変動する可能性がある。HS−PDSCHが、A−DSCHの代わりにハンドオーバ・メッセージを移動機に送るために使用されると、パケット損失の危険性が大いにある。チャネル状態が過度に劣化すると、移動機はハンドオーバ・メッセージを在圏基地局から受信できなくなる可能性があり、移動機がハンドオーバを完了するのを妨げる可能性があり、そして無線リンク障害、すなわち途中放棄呼をもたらす可能性がある。
したがって、特にHS−DSCH上の帯域内信号伝達がハンドオーバ・メッセージを移動機に送信するのに使用される場合、基地局と移動機との間の信号伝達をより堅牢にする必要がある。
本発明の実施形態は、共用下りリンクのトラヒック・チャネルの帯域内で移動機に送信される無線リソース制御(RRC)メッセージの検出を改善するための方法および装置を提供する。その方法は、RRCメッセージが共用下りリンクのトラヒック・チャネル上で移動機に送られることが予期される場合、検出見逃しの可能性を減らすように移動機内の受信機を改変する工程を含む。受信機は、受信機の構成および信号を受信するために使用される受信パラメータまたはそのいずれかを変更することによりを改変することができる。受信機構成の変更には、受信モード(たとえば、RAKE受信モードから汎用RAKE(GRAKE)受信モードへ)の変更、または受信機リソース(たとえばRAKE/GRAKEフィンガの数)の割り当て変更を含み、共用下りリンクのトラヒック・チャネル上でRRCメッセージの検出見逃しの可能性を低減する。受信パラメータ、たとえば共用下りリンクのトラヒック・チャネルで移動機へのスケジューリング済み送信を検出するために使用される相関閾値を、移動機が共用下りリンクのトラヒック・チャネルで送られるRRCメッセージを予期する場合にまた調整することができる。
1つの実装形態では、移動機は共用下りリンクのトラヒック・チャネルのスケジューリング済み送信を、共用下りリンクのトラヒック・チャネルのスケジューリング済み送信に先立って、移動特有シーケンスでマスクされた制御信号を移動機に送ることにより通知される。移動機は、下りリンク制御チャネルを監視し、制御チャネルで受信される制御信号とそれ自身の移動特有シーケンスとの相関を取るように構成され、共用下りリンクのトラヒック・チャネルのスケジューリング済み送信を検出する。相関値は制御信号から生成され、相関閾値と比較される。相関値が閾値に達している場合、移動機は対応する期間共用下りリンクのトラヒック・チャネルをデコードしてスケジューリング済み送信を受信する。移動機が無線ネットワーク制御装置からのRRCメッセージを予期している場合、相関閾値は、検出見逃しの可能性(すなわち、移動機がスケジューリング済み送信を検出しそこなうこと)を低減するために、下げてもよい。
1つの例として、移動機はRRCメッセージを、ハンドオーバ・イベントに対応して無線ネットワーク制御装置に送ることができる。そのような場合、移動機はハンドオーバ・メッセージの確認応答を予期している。このように、移動機は下りリンクの共用チャネル上でのスケジューリング済み送信を検出するのに使用される相関閾値を下げ、検出見逃しの可能性を低減することができる。
図1は、移動通信サービスを1つ以上の移動機100に提供するための無線通信ネットワーク10の例を説明している。本明細書で使用されている用語「移動機」は、無線を使って通信ネットワークに接続する能力を有する任意の携帯用通信デバイスに適用される。用語「移動機」には、移動電話、ページャ、携帯情報端末およびラップトップまたはハンドヘルド・コンピュータを含むが、これに限定されるものではない。無線通信ネットワーク10の例は、第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)により仕様化された広帯域符号分割多元接続(WCDMA)システムを含む。当業者は、本発明がまた、他の標準、たとえば、cdma2000(TIA−2000)、1xEV−DO(TIA−856a)およびWiMAX(IEEE802.16)などに基づいた移動通信ネットワークで使用できることを認めるであろう。
無線通信ネットワーク10は、1つ以上の外部のパケット・データ網、たとえばインターネットに接続されたコア・ネットワーク(CN)20、および1つ以上の無線アクセス・ネットワーク(RANs)30を備える。コア・ネットワーク20は、移動機100と外部ネットワークとの間の呼の交換およびルーチングに対して責を担っている。コア・ネットワーク20は、回線交換サービスを提供するための移動交換局(MSC)22およびパケット交換サービスを提供する在圏GPRSサポート・ノード(SGSN)24を含むことができる。RAN30の主要な機能は、移動機(MSs)100にコア・ネットワーク20への接続を提供することである。RAN30は、1つ以上の無線ネットワーク・サブシステム(RNSs)32を含む。RNS32は、無線ネットワーク制御装置(RNC)34および、WCDMA標準ではノードBsと称せられている1つ以上の基地局(BSs)36を備える。この出願では、WCDMA特有の用語ノードBの代わりに、一般名である基地局(BS)を使用する。
BSs36は、移動機100と無線インタフェース上で通信し、そして通常1つのセルに付随している。1つのBS36は、複数のセル内にサービスを提供する場合がある。RNC34は、RAN30をコア・ネットワーク20に接続し、そしてRAN機能を制御するネットワーク構成要素である。RNC34は、BSs36および領域内の無線リソースを管理し、そして無線リソース制御(RRC)を終結させる。RRCは、移動機100の制御をRNC34により提供するプロトコルである。RNC34により実行されるRRC機能には、測定報告、アクティブ・セットの管理およびハンドオーバ制御を含む。
高速下りリンク・パケット接続(HSDPA)は、無線通信ネットワーク10により実装される1つの方法であり、下りリンクで移動機100にパケットを配信する。HSDPAはWCDMA標準の発展形である。HSDPAはWCDMA標準のリリース5で導入された。HSDPAの主目的は、機能強化、たとえば高速スケジューリング、高速リンク適応、物理レイヤ自動再送要求(HARQ)、パケット・サイズの縮小およびマルチコード送信などを使用してデータ・スループットを向上させることである。HSDPAは、パケット・データのバースト性を巧みに利用して、利用できる無線リソースを複数のユーザ間で共用し、それによりリソースをより効率よく活用する。
HSDPAは、高速下りリンク共用チャネル(HS−DSCH)と呼ばれる下りリンクでの高速パケット配信のための1つの新しいトランスポート・チャネルおよび3つの新しい物理チャネル(ユーザ・データを担う高速物理下りリンク共用チャネル(HS−PDSCH)と、スケジューリングされている移動機100を識別するため及びHS−PDSCHをデコードするために移動機100が必要とする送信パラメータを知らせるための制御信号を担う高速共用制御チャネル(HS−SCCH)と、上りリンク制御信号、たとえばH−ARQ動作のためのACK/NACK信号およびスケジューリングおよびレート制御のためのチャネル品質指標(CQI)を担う高速専用物理制御チャネル(HS−DPCCH))を提供する。HSDPAは、WCDMA標準のリリース5に準拠して、常に上りリンクおよび下りリンクともに、対応する付随専用物理チャネル(A−DPCH)と連動して動作する。A−DPCHは、電力制御コマンドを送るのに使用され、そしてまたRRC信号を移動機100とRNC34との間で送るのにも使用できる。
HS−DSCH上での送信は、送信時間間隔(TTI)と呼ばれる2ミリ秒単位の時間に分割される。1つのTTIはさらに、各々0.667ミリ秒の3つのタイムスロットに分割される。1つのTTIは、移動機100をHS−DSCH上でスケジューリングするのに使用される基本単位時間である。スケジューリングは、在圏BS36内にあるスケジューラにより実行される機能である。在圏BS36のスケジューラは、いずれの移動機100が各要因、たとえば各々の移動機100により報告されるチャネル状態、各々の移動機100用のバッファ内に保留されているデータの量、各々の移動機100に対する平均スループット、および任意のサービス品質(QoS)保証などに基づいて、各々のTTI内でデータを受信することになるかを決定する。スケジューリング・アルゴリズムは、通常ネットワーク事業者により決定される。任意の所定のTTIの間に、BS36は、1つ以上の移動機100に対して最大15のチャネライゼーション・コードを割り当てる。
BS36は、スケジューリングされている移動機(含複数)100、コード割り当ておよびHS−SCCH上で制御信号を送る図3で示される送信フォーマットを識別する。本明細書で使用されるように、用語「制御信号」は、BS36により移動機100に送信され、制御情報を担う信号を意味しており、ユーザ・データを担うトラヒック信号とは区別される。HS−SCCHは、固定レートのチャネル(60kbps、拡散係数=128)であり、移動機のIDおよびHS−PDSCHに対する送信パラメータを、対応するTTIの開始に先立って送信するのに使用される。HS−SCCHブロックは、長さが3つのスロットであり、そして2つの部分に分割される。部分1は1つのスロットを備え、HS−PDSCHの復調を開始するために移動機100が必要とするクリティカルな情報、たとえば、HS−PDSCHに対するコード割り当て、送信ブロックの大きさおよび変調方式などを担う。部分2は2つのスロットを備え、あまりクリティカルでない情報、たとえば巡回冗長検査(CRC)およびHARQ処理情報などを担う。BS36は、対応するTTIの開始前にHS−SCCHの2つのタイムスロットを送信する。両方の部分は、対応するTTI内にスケジューリングされる移動機100を識別する移動特有シーケンスとともに送信される。たとえば、移動機に特有のマスキング・シーケンスを制御信号に適用することができる。しかしながら、用語「移動特有信号」は、一意的に移動機を識別する任意のシーケンスに適用されるように広く理解されるべきである。以下で説明されるように、スケジューリングされている移動機100は移動特有シーケンスと受信した制御信号との相関を取り、それがスケジューリングされているかどうかを判定することができる。
移動機100は、HS−SCCHを監視し、HS−PDSCH上でパケット・データを受信するのがいつスケジューリングされるかを決定する。移動機100は、HS−SCCHの部分1と移動特有のマスキング・シーケンスとの相関を取って相関値を生成し、相関値と相関閾値とを比較する。この処理は、本明細書ではHS−SCCH検出またはスケジューリング済み送信の検出と称せられる。同時に、移動機100はHS−SCCHの部分1をデコードし、HS−PDSCHをデコードするために必要な送信パラメータを得る。部分1のデコード後、移動機100は、受信機をHS−PDSCH上でデータを受信するように設定し、HS−SCCHの部分2(CRCおよびHARQ処理情報を含む)をデコードし始める。HS−PDSCHをデコード後、移動機100は、ACK/NACK表示をBS36にHS−DPCCH上で送り、パケット・データが首尾よく受信されたかどうかを示す。HS−SCCHの部分1と移動特有のシーケンスとの相関を取るための相関手法は、同時係属中の2004年2月19日に出願された米国特許出願で出願番号10/780,633に説明されており、参照することにより本明細書に援用される。
共用下りリンクのトラヒック・チャネル上でのスケジューリング済み送信を検出するため、すなわちHS−SCCH検出のために、移動機100により使用される相関閾値は、誤検出の確率と検出見逃しの確率との間のトレードオフを表わす。誤検出は、移動機100がスケジューリング済みユーザであると誤って判定する場合に発生する。検出見逃しは、移動機100が共用下りリンクのトラヒック・チャネルで移動機100へのスケジューリング済み送信を検出しそこなう場合に発生する。誤検出は、移動機が不必要にHS−SCCHの部分2およびHS−PDSCHをデコードすることに起因した、移動機100内での電力消費の増大に繋がる。移動機100によるHS−SCCHの部分2およびHS−PDSCHをデコードしようとする試みは、失敗するであろう。検出見逃しは、一方、移動機100が送信されるパケットを確認しそこなう場合に、移動機100にデータが再送されなければならないのでスループットを低下させることに繋がる。
異なるセルにおいてHS−DSCH上での下りリンク送信を協同することの複雑さ故に、ソフト・ハンドオフは、移動機100がセル間を移動する場合HS−DSCH上では採用されない。代わりに、ハード・ハンドオーバが使用される。ハンドオーバ制御は、RNC34により実行されるRRC機能の一部である。移動機100は、アクティブ・セット内の各々のセルから受信されるパイロット信号の瞬間的な信号対干渉比(SIR)を測定し、そして最も強い信号をもたらすセルにサービスを要求する。移動機100がセル間の境界域内に移動するにつれて、在圏セルからの信号強度は減少し、一方アクティブ・セット内の隣接セルからの信号強度は増大するであろう。隣接セルからの信号強度が、その時点の在圏セルからの信号強度を上回る場合、移動機100は、ハンドオーバ要求をその時点の在圏セルを通してRNC34に送る。ハンドオーバ要求は、ハンドオーバに対する対象セルを識別する。RNC34は、パケット・データを対象セルにルート切り替えする再構成処理を始め、そして、従来型のシステムでは、再構成メッセージを時点の在圏BS36を通して移動機100に戻す。再構成メッセージを受信すると、移動機100は、対象セルに切り替え、そしてハンドオーバ完了メッセージを対象セル内のRNC34に送り、ハンドオーバを完了する。対象セルに対するBS36は、在圏BS36としての役割を引き受け、そして移動機100にHS−PDSCH上でパケット・データを送信し始める。
WCDMA標準のリリース6では、RNC34から移動機100へのRRCメッセージ、たとえばハンドオーバ・メッセージは、HS−PDSCH上またはA−DPCH上帯域内で送信することができる。HS−PDSCH上で帯域内RRC信号伝達を使用する可能性が、信号伝達専用の無線リソースを削減するために導入された。帯域内信号伝達を使用することにより、A−DPCHに割り当てられるBS電力の量は低減され、結果、HS−DSCHに使用できる電力が増大する。帯域内信号伝達が使用されると、DPCHは電力制御情報を担うだけで、そして部分DPCH(F−DPCH)と呼ばれる。
HS−DSCH上の帯域内信号伝達がRRC信号伝達に使用される場合、クリティカルRRCメッセージの検出見逃しは問題となる。移動機100が2つのセル間の境界領域で動作している場合、その時点の在圏BS36からの信号品質は著しく変動する可能性がある。ハンドオーバ手順は、通常、移動機100がハンドオーバに対する要求を示す時間から完了するまでに約200から800ミリ秒を要する。在圏セルからの信号品質の劣化は、検出見逃しの可能性を高めるであろう。移動機100が、移動機100向けのクリティカルRRCメッセージ、たとえばハンドオーバ・メッセージを、信号品質の劣化のために検出しそこなうと、低スループットを、および最悪ケースのシナリオでは無線リンク障害をもたらすであろう。
本発明の1つの実施形態に準拠して、共用下りリンクのトラヒック・チャネル上でスケジューリング済み送信を検出するために、移動機100により使用される相関閾値は、移動機100が検出見逃しの可能性を低減するために重要なRRCメッセージを予期している場合に適応される。たとえば、移動機100がハンドオーバ要求(WCDMAではイベント1Dとして知られる)をRNC34に送る場合、ハンドオーバ要求の確認応答(WCDMAでは再構成メッセージとして知られる)は、所定の時間(たとえば、100から400ミリ秒)内に予期されるであろう。移動機100がハンドオーバの確認応答を予期している期間中に、移動機100は、HS−SCCH検出に関して使用される相関閾値を低めることが可能で、その結果、検出見逃しの可能性を低減する。この手法の使用は、セルの再選択に限定されるものではなく、他のハンドオーバ・イベントに対して使用することができる。本明細書で使用されているように、用語「ハンドオーバ・イベント」は、移動機100とRAN30との間の無線リンクにおける変化をもたらす任意のイベントを意味している。ハンドオーバ・メッセージは、ハンドオーバ・イベントにより引き起こされるメッセージを備える。ハンドオーバ・メッセージは、セルの再選択に使用されるメッセージに加えて移動機100のアクティブ・セットを変更するのに使用されるメッセージを含む。たとえば、移動機100がアクティブ・セットの変更(たとえば、アクティブ・セットへのセルの追加(イベント1A)、アクティブ・セットからのセルの除去(イベント1B)、アクティブ・セット内にあるセルと新しいセルとの置き換え(イベント1C))を要求する場合、相関閾値を、HS−SCCH検出を改善するために改変することができる。ハンドオーバ・メッセージに加えて、他のメッセージ、または下りリンクRRCメッセージをRNC34により移動機100に送らせる誘因となるイベントを、相関閾値を調整するためのトリガーとして使用できる。
相関閾値の調整はまた、在圏セルからの信号強度に依存する可能性がある。移動機100は、相関閾値を改変するべきかどうかを決定する際に、または行われる調整の量を決定するために、信号強度を評価することができる。たとえば、移動機100が在圏セルから受信する信号が強い場合は、少しだけ調整が行われるか、または少しも調整が行われない場合がある。移動機100が在圏セルから受信する信号が弱い場合、大きな調整が行われる場合がある。相関閾値が誘因となるイベントに対応して移動機100により低減される場合、移動機100はまた、低減された相関閾値が適用されるウィンドウの長さ(本明細書では低減された閾値検出ウィンドウと称される)を決定することができる。低減された閾値検出ウィンドウの長さは、イベントのタイプに依存する場合があり、統計的データ、たとえば誘因となるイベントとRNC34からの応答RRC信号との間の平均待ち時間に基づいて決定することができる。あるいは、低減された閾値検出ウィンドウの長さは、事前に計算され、そして参照テーブルに保存することができる。とにかく、移動機100は誘因となるイベントに対応して閾値を調整し、そして低減された閾値検出ウィンドウが終了する場合、閾値を標準値に戻すように調整する。
図2は、本発明に準拠した移動機100の例を説明している。移動機100は、1つ以上のアンテナ112と連結しているRF回路102およびベースバンド処理回路120を備える。RF回路102は、受信機フロント・エンド104および送信機フロント・エンド106を備える。受信機フロント・エンド104は、受信信号をフィルタし、増幅およびダウンコンバートする。アナログ・デジタル変換器108は、受信機フロント・エンド104から出力された受信信号をベースバンド処理回路120による処理に適したデジタル信号に変換する。送信側では、デジタル・アナログ変換器110は、ベースバンド処理回路120から出力された送信信号を送信に適したアナログ信号に変換する。送信機フロント・エンド106は、アナログ送信信号を送信用RF搬送波上に変調する。
ベースバンド処理回路120は、復調器122、デコーディング回路124、測定回路(MC)126、制御部128、エンコーディング回路130および変調器132を備える。ベースバンド処理回路120の要素は、1つ以上のプロセッサを備える処理回路に実装できる。復調器122は、移動機100から無線インタフェースで受信した信号を復調し、そして復調された信号をデコーディング回路124に供給する。復調器122は、たとえばRAKE受信機、汎用RAKE(GRAKE)受信機、またはチップ等化受信機を備えることができる。復調器122は、制御部128により設定することができる。たとえば、制御部128は、受信機をRAKE受信機またはGRAKE受信機(またはチップ等化受信機)のいずれかとして、選択的に設定することができる。制御部128はまた、検出に使用されるアンテナの数、および、RAKEおよびGRAKEフィンガ(またはチップ等化タップ)またはそのいずれか、または他の受信機リソースを選択することができる。
デコーディング回路124は、チャネル・デコーディングを実行し、そしてユーザ・データを制御信号から切り離す。制御信号は制御部128に渡され、移動機100の全体の動作を制御する。制御部128は、1つ以上のプロセッサを備える場合があり、レイヤ2およびレイヤ3の信号を扱い、そして制御信号を出力して移動機100の動作を制御する。制御信号は、点線で示されており、復調器122、デコーディング回路124、エンコーディング回路130および変調器132を制御する。測定回路126は、受信信号に関する測定、たとえば信号強度測定、信号品質測定などを実行し、そして測定結果を制御部128に提供する。エンコーディング回路130は、ユーザ・データおよび制御信号のチャネル・コーディングを実行する。変調器132は、エンコーディング回路130から出力される信号をデジタル変調してデジタル・アナログ変換器110に適用される送信信号を生成する。
受信機フロント・エンド104、A/D変換器108、復調器122およびデコーディング回路124は、受信機を構成する。送信機フロント・エンド106、D/A変換器110、変調器132およびエンコーディング回路130は送信機を構成する。移動機100の要素すなわち構成要素、たとえばベースバンド処理回路120は、色々なハードウェアおよびソフトウェアを使用して実装することができる。たとえば、ベースバンド処理回路120は、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)のような専用ハードウェア、またはそれらの組み合わせを用いて実装することができる。さらに、当然のことながら、ベースバンド処理回路120の機能は、単一のデバイス、たとえば単一のASICまたはマイクロプロセッサに一体化することができ、またはいくつかのデバイスにまた分配することができる。
図4は、移動機100により実装される手順の例を説明するフロー図である。手順は、移動機100がHSDPAセッションを進行中(ブロック200)の場合に実行される。HSDPAセッション中に、移動機100は、周期的に信号強度測定を行う(ブロック202)。信号強度測定は、移動機100によりアクティブ・セットをいつ変更すべきかおよび在圏セルをいつ変更するべきかを決定するために使用される。これらのイベントは、本明細書ではハンドオーバ・イベントと称される。ハンドオーバ・イベントには、アクティブ・セットへのセルの追加(イベント1A)、アクティブ・セットからのセルの除去(イベント1B)、アクティブ・セットにあるセルと新しいセルとの取替え(イベント1C)および在圏セルの変更(イベント1D)を含む。移動機100は、当該技術分野で周知のように信号強度測定に基づいてハンドオーバ・イベントを検出する。ハンドオーバ(HO)イベントを検出する(ブロック204)と、移動機100は、検出したハンドオーバ・イベントがクリティカル・イベントかどうかを決定する(ブロック206)。ハンドオーバ・イベントがクリティカル・イベントでないと、移動機100は、通知メッセージ(たとえば、イベント1A、1B、1Cおよび1D)をRNC34に送って、RNC34にイベントを通知し(ブロック208)、そして応答メッセージを待つ。この場合、移動機100は、HS−SCCH検出のために標準の相関閾値を使用する(ブロック210)。一方、ハンドオーバ・イベントがクリティカル・イベントであると、移動機100は、RRCメッセージを上りリンクでRNC34に送り(ブロック212)、そしてHS−SCCH検出のために調整された相関閾値を使用する(ブロック214)。予期される応答を受信後、または低減された閾値検出ウィンドウが終了後、移動機100は、初期設定のHS−SCCH検出パラメータに戻す(ブロック216)。クリティカル・イベントの例には、在圏セルからの信号強度が弱い場合のイベント1Aおよびイベント1C、およびイベント1Dを含む。イベント1Aおよび1Cは、強いパイロット信号が在圏セルから受信されていると、クリティカル・イベントとは見なされない場合がある。いくつかの実装形態では、イベント1Bはクリティカル・イベントではないと見なされる場合がある。
上述した本発明の実施形態では、移動機100は、検出見逃しの可能性を低減するためにHS−SCCH検出のための相関閾値を改変している。当業者は、クリティカルRRCメッセージを検出する可能性を改善するために、上述したものの代わりに、または加えて、他の手法を使用できることを認めるであろう。たとえば、制御部128は、クリティカルRRCメッセージを検出する可能性を改善するために受信機構成を改変することができる。RAKE受信機またはGRAKE受信機は、下りリンク上で信号を受信するために使用されると、移動機100は、クリティカルRRCメッセージが予期される場合、追加のRAKEまたはGRAKEフィンガをHS−SCCHに割り当てることができる。追加のRAKEフィンガを採用すると、HS−SCCHを受信し、そして正しくデコーディングする可能性を改善し、そしてその結果、検出見逃しの可能性を低減するであろう。あるいは、移動機100はHS−SCCHを検出するために、より高度な受信機構成、たとえばGRAKE構成を、クリティカルRRCメッセージが予期される場合に使用し、そしてそうでなければ、HS−SCCHを検出するために標準のRAKE受信機を使用することができよう。受信機はまた、受信アンテナ112の数を変更することにより改変することができる。HS−SCCHに対する上述した改変はまた、HS−PDSCHに対しても実施することができる。大きく見ると、HS−SCCHまたはHS−PDSCHの検出見逃しの可能性を低減する、受信機に対する任意の改変を採用することができる。そのような改変には、受信機構成の改変、および、HS−SCCHまたはHS−PDSCHに対する相関閾値のような受信パラメータの改変、またはそのいずれかを含むことができる。
本発明は、もちろん、本発明の本質的な特性から逸脱することなく、本明細書で詳細に説明されているもの以外の方法で実施することができる。本実施形態は、あらゆる面で実例であると見なされるべきで、限定であると見なされるべきではなく、添付の特許請求の範囲の意義および均等範囲内の全ての変更は、その点において受け入れられるように意図されている。
移動通信ネットワークの例を説明する図である。 移動機の例を説明する図である。 共用下りリンクのトラヒック・チャネル上でのスケジューリング済み送信を検出するための方法を説明する図である。 共用下りリンクのトラヒック・チャネル上でのスケジューリング済み送信を検出するために移動機により実装される手順の例を説明する図である。

Claims (38)

  1. 移動により実装される、共用下りリンクのトラヒック・チャネルの帯域内で送信される無線リソースの制御メッセージを検出する方法であって、
    共用下りリンクのトラヒック・チャネルの前記移動を対象とするスケジューリング済み送信を、前記共用下りリンクのトラヒック・チャネルの前記スケジューリング済み送信に先立って、移動特有シーケンスと制御チャネルで送信される制御信号との相関を取ることにより検出する工程と、
    前記共用下りリンクのチャネルで無線リソースの制御メッセージが予期される場合、検出失敗の可能性を低減するために、前記スケジューリング済み送信の検出に使用される相関閾値を下げる工程と
    を有する方法。
  2. 前記共用下りリンクのトラヒック・チャネルのスケジューリング済み送信を検出する工程が、前記制御信号から生成された相関値を前記相関閾値と比較する工程を含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記無線リソースの制御メッセージが予期される場合に前記相関閾値を下げる工程が、ハンドオーバ・イベントに対応する前記相関閾値を下げる工程を含む請求項1に記載の方法。
  4. 前記ハンドオーバ・イベントに対応して要求メッセージを送る工程をさらに有し、
    前記相関閾値の前記調整が前記要求メッセージへの応答の検出を改善するために行われる請求項3に記載の方法。
  5. 前記要求メッセージが、在圏セルを変更する要求または前記移動局に対するアクティブ・セット内の構成メンバを変更する要求を含む請求項4に記載の方法。
  6. 前記相関閾値をハンドオーバ・イベントに対応して下げる工程が、
    前記ハンドオーバ・イベントがクリティカル・イベントかどうかを決定する工程と、
    前記ハンドオーバ・イベントがクリティカル・イベントであれば前記相関閾値を下げる工程と
    前記ハンドオーバ・イベントがクリティカル・イベントでなければ前記相関閾値を変更せずにそのままにしておく工程と
    を含む請求項3に記載の方法。
  7. 前記相関閾値をハンドオーバ・イベントに対応して下げる工程が前記相関閾値を所定期間下げ、前記所定期間の長さが前記ハンドオーバ・イベントのタイプに依存する工程を含む請求項3に記載の方法。
  8. 前記所定期間が終了する際に前記相関閾値を以前の値に調整する工程をさらに有する請求項に記載の方法。
  9. 前記相関閾値を下げる工程が前記相関閾値の変更量を決定する工程を含み、
    前記相関閾値の前記変更量が、前記移動局が在圏セルから受信する信号強度または前記ハンドオーバのタイプに基づいて決定される請求項1に記載の方法。
  10. 前記制御チャネルがWCDMAシステムにおける高速共用制御チャネルを含み、
    前記共用トラヒック・チャネルがWCDMAシステムにおける高速物理下りリンク共用チャネルを含む請求項1に記載の方法。
  11. 移動であって、
    共用下りリンクのトラヒック・チャネルでパケットを受信する受信機と、
    前記共用下りリンクのトラヒック・チャネルで前記移動への前記パケットのスケジューリング済み送信を検出し、前記共用下りリンクのトラヒック・チャネルで前記移動に送られる無線リソースの制御メッセージを前記移動が予期している場合、検出見逃しの可能性を低減するように前記受信機を改変する制御部と
    を備える移動
  12. 前記制御部が、前記移動が前記共用下りリンクのトラヒック・チャネルで前記移動に送られる無線リソースの制御メッセージを予期している場合、前記受信機の構成を変更することにより前記受信機を改変する請求項11に記載の移動
  13. 前記共用下りリンクのトラヒック・チャネルで無線リソースの制御メッセージが送信されることが予期される場合、前記制御部が、前記受信機の受信モードをRAKE受信モードから汎用RAKE受信モードに変更することにより、前記受信機の構成を変更する請求項12に記載の移動
  14. 前記制御部が、前記受信機により使用される受信アンテナの数を変更することにより前記受信機の受信モードを変更して、前記受信機の構成を変更する請求項12に記載の移動
  15. 前記受信機が複数のRAKEフィンガを有するRAKE受信機または汎用RAKE受信機を備え、
    前記制御部が、前記制御チャネルに対して前記RAKEフィンガ割り当てを変更することにより前記受信機の受信モードを変更して、前記受信機の構成を変更する請求項12に記載の移動
  16. 前記共用下りリンクのトラヒック・チャネルで前記移動に送られる無線リソースの制御メッセージを前記移動が予期している場合、前記制御部が、前記受信機により使用されている受信パラメータを変更することにより前記受信機を改変する請求項11に記載の移動
  17. 前記制御部が、前記共用下りリンクのトラヒック・チャネルの前記スケジューリング済み送信に先立って制御チャネル上で送信される制御信号と移動特有シーケンスとの相関を取ることにより、前記共用下りリンクのトラヒック・チャネルのスケジューリング済み送信を改変する請求項16に記載の移動
  18. 前記制御チャネルがWCDMAシステムにおける高速共用制御チャネルを含み、
    前記共用トラヒック・チャネルがWCDMAシステムにおける高速物理下りリンク共用チャネルを含む
    請求項17に記載の移動
  19. 前記制御部が、前記制御信号と移動特有シーケンスとの相関を取って相関値を生成し、前記相関値と相関閾値とを比較する請求項17に記載の移動
  20. 前記制御部が、無線リソースの制御メッセージが前記共用下りリンク・チャネルで予期される場合、前記相関閾値を改変することにより前記受信機を改変する請求項19に記載の移動
  21. 前記制御部が、ハンドオーバ・イベントに応じる際に前記相関閾値を改変し、
    前記制御部が、要求メッセージを前記ハンドオーバ・イベントに応じて送り、
    前記制御部が、前記要求メッセージに対する応答の検出を改善するために前記相関閾値を調整する請求項20に記載の移動
  22. 前記要求メッセージが在圏セルを変更する要求または前記移動局に対するアクティブ・セット内の構成メンバを変更する要求を含む請求項21に記載の移動
  23. 前記制御部が、前記ハンドオーバ・イベントがクリティカル・イベントであれば前記相関閾値を調整し、前記ハンドオーバ・イベントがクリティカル・イベントでなければ前記相関閾値を変更せずにそのままにしておく請求項21に記載の移動
  24. 前記制御部が、前記共用下りリンク・チャネルで無線リソースの制御メッセージが予期される場合、前記相関閾値を所定期間変更することにより前記相関閾値を改変し、
    前記期間が前記ハンドオーバ・イベントのタイプに依存し、
    前記制御部がさらに、前記所定期間が終了する際に前記相関閾値を以前の値に調整する請求項21に記載の移動
  25. 前記制御部が、在圏セル内の基地局から前記移動局が受信する信号の強度、または前記ハンドオーバ・イベントのタイプに基づいて、前記相関閾値の変更量を決定することにより前記相関閾値を改変する請求項21に記載の移動
  26. 移動により実装される、共用下りリンクのトラヒック・チャネルの帯域内で送信される無線リソースの制御メッセージを検出する方法であって、
    前記共用下りリンク・チャネルのパケットの検出失敗の可能性を低減するために、前記移動が前記下りリンク共用チャネルで当該移動に送られる無線リソースの制御メッセージを予期している場合に前記移動内の受信機を改変する工程を有する方法。
  27. 前記受信機を改変する工程が、前記移動が前記下りリンク共用チャネルで当該移動に送られる無線リソースの制御メッセージを予期している場合、受信機構成を変更する工程を含む請求項26に記載の方法。
  28. 前記受信機構成を変更する工程が、前記受信機の前記受信モードRAKE受信モードから汎用RAKE受信モードに変更する工程を含む請求項27に記載の方法。
  29. 前記受信機構成を変更する工程が、当該受信機により使用される受信アンテナの数を変更することで前記受信モードを変更する工程を含む請求項27に記載の方法。
  30. 前記受信機が複数のRAKEフィンガを有するRAKE受信機または汎用RAKE受信機を備え、
    前記受信機構成を変更する工程が、前記RAKEフィンガの割り当てを変更する工程を含む請求項27に記載の方法。
  31. 前記受信機を適合させる工程が、前記移動が前記下りリンク共用チャネル上で当該移動に送られる無線リソースの制御メッセージを予期している場合に前記受信機により使用される受信パラメータを変更する工程を含み、
    前記方法は、前記共用下りリンク・チャネルでデータを受信するように前記移動局がスケジューリングされているか検出するために制御チャネルを監視する工程をさらに有する請求項26に記載の方法。
  32. 前記制御チャネルがWCDMAシステムにおける高速共用制御チャネルを備え、
    前記共用トラヒック・チャネルがWCDMAシステムにおける高速物理下りリンク共用チャネルを備える請求項31に記載の方法。
  33. 前記共用下りリンク・チャネルでデータを受信するように前記移動がスケジューリングされているか検出するために前記制御チャネルを監視する工程が、
    相関値を生成するために制御信号と移動特有シーケンスとの相関をとる工程と、
    前記相関値を相関閾値と比較する工程とを含み
    前記受信機を適合させる工程が、前記共用下りリンク・チャネルで前記無線リソースの制御メッセージが予期される場合に前記相関閾値を適合させる工程を含む請求項31に記載の方法。
  34. 前記無線リソースの制御メッセージが予期される場合に前記相関閾値を改変する工程が、ハンドオーバ・イベントに応じて前記相関閾値を改変する工程を含む請求項33に記載の方法。
  35. 前記ハンドオーバ・イベントに応じて要求メッセージを送る工程をさらに有し、
    前記相関閾値の調整により前記要求メッセージへの応答の検出改善され、
    前記要求メッセージが在圏セルを変更する要求、または前記移動局に対するアクティブ・セット内の構成メンバを変更する要求を含む請求項34に記載の方法。
  36. ハンドオーバ・イベントに応じて前記相関閾値を調整する工程が、
    前記ハンドオーバ・イベントがクリティカル・イベントであるかどうかを決定する工程と、
    前記ハンドオーバ・イベントがクリティカル・イベントであれば前記相関閾値を調整する工程と
    前記ハンドオーバ・イベントがクリティカル・イベントでなければ前記相関閾値を変更せずにそのままにしておく工程と
    を含む請求項34に記載の方法。
  37. 無線リソースの制御メッセージが前記共用下りリンク・チャネルで予期されている場合に前記相関閾値を改変する工程が、前記相関閾値を、前記ハンドオーバ・イベントのタイプに依存する所定期間変更する工程と、
    前記所定期間が終了する際、前記相関閾値を以前の値に調整する工程と
    を有する請求項34に記載の方法。
  38. 前記相関閾値を改変する工程が、在圏セル内の基地局から前記移動局が受信する信号強度、または前記ハンドオーバ・イベントのタイプに基づいて前記相関閾値の変更量を決定する工程を含む請求項34に記載の方法。
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