JP4859536B2 - データ変換装置 - Google Patents
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データ変換の対象である変換対象データと変換対象データのデータ変換に使用する鍵である入力鍵とを入力し、入力鍵を使用して変換対象データのデータ変換を行うデータ変換装置において、
入力鍵から変換対象データのデータ変換に使用する鍵である生成鍵をパイプライン処理により生成する鍵生成部と、
前記鍵生成部が生成した生成鍵を入力し、前記鍵生成部が生成した次の生成鍵を入力するまで入力した生成鍵を保持するとともに入力し保持している生成鍵を所定のタイミングで出力する生成鍵保持部と、
前記生成鍵保持部が出力した生成鍵を入力し、入力した生成鍵に基づいてパイプライン処理により鍵スケジュールを実行する鍵スケジュール部と、
前記鍵スケジュール部が実行する鍵スケジュールに従って変換対象データをパイプライン処理により変換する演算部と
を備えたことを特徴とする。
図1〜図11を用いて実施の形態1を説明する。以下では、パイプライン処理をデータ変換装置に適用した例を、暗号アルゴリズムCamellia(登録商標)の鍵長128bit版を使用して説明する。なお、Camellia(登録商標)の詳細は、「128ビットブロック暗号Camelliaアルゴリズム仕様書(http://info.isl.ntt.co.jp/crypt/camellia/dl/01jspec.pdf)」に詳しい。なお、以下の実施の形態では、「パイプライン」を「Pipeline」と表記する場合がある。
例1として、図6を示す。Camellia(登録商標)のような暗号アルゴリズムでは鍵の変更回数は少ないために、暗号化/復号を行う演算部の処理のみを速くする事が多い。図6は、演算部のみにパイプライン処理を行なう構成のデータ変換装置を示す。図6のように演算部のみにパイプライン処理を行い、鍵生成部及び鍵スケジュールは、演算部の遅延に合わせてレジスタを挿入するだけの回路を作成する構成とする場合、演算部の処理速度は速いが、演算部におけるパイプラインの最終ステージの処理が終わるまで鍵を変えることが出来ない。このため、演算部の最終ステージの処理が終わるまで新しい鍵の入力、及び新しい入力鍵で暗号化(あるいは復号)される変換対象データの入力を待つ必要があり、鍵を頻繁に変えることができない。
例2として、図7を示す。図7は、鍵生成部、鍵スケジュール部、演算部のすべてにパイプライン処理を実装した構成である。鍵生成部等のすべてにパイプラインを実施することで、毎回鍵を変更した処理が可能であるが、レジスタからデータが出力されるとデータはレジスタからなくなるので、今度は、鍵が同じ場合にも毎回設定しなければならなくなる。すなわち、同じ入力鍵KLを用いる場合でも、毎回、同じ入力鍵KLを鍵生成部に入力しなければならなくなり、秘密を厳守しなければならない鍵を毎回送ることは安全面で好ましくない。
(1)鍵生成部110は、A−ステージ(A個のステージ)から構成されるパイプラインを持つ。
(2)鍵スケジュール部120は、「(B+2)−ステージ」(B+2個のステージ)から構成されるパイプラインを持つ。
(3)演算部130は、B−ステージ(B個のステージ)から構成されるパイプラインを持ち、データ(変換対象データ)の暗号化/復号をおこなう。ここで、鍵スケジュール部120は「B+2」個のステージ数であり、演算部130が「B個のステージ」というようにステージ数が異なるのは、鍵スケジュール部120に、暗号化処理か復号処理かを判断するステージが2つあることによる。
(4)生成鍵保持部140は、2−1セレクタ141と、2−1セレクタ141の出力を保持するセレクタ出力保持レジスタ142とを備える。生成鍵保持部140は、鍵生成部110が生成した生成鍵を入力し、鍵生成部110が生成した次の生成鍵を入力するまで入力した生成鍵を保持するとともに入力し保持している生成鍵を所定のタイミングで出力する。
鍵生成部110は、入力された128bitの入力鍵KLを使い、Aクロックかけて生成鍵KAを生成する。
入力鍵KL、生成鍵KAは、2−1セレクタ141に入力される選択信号であって、A個のレジスタからなる選択信号用レジスタ群150を通った鍵入力イネーブル(選択信号)により選択される。セレクタ出力保持レジスタ142は生成鍵KA、入力鍵KLを保持する。
セレクタ出力保持レジスタ142に保持された入力鍵KL、生成鍵KAは、鍵スケジュール部120において、「(B+2)−ステージ」のパイプライン回路を通る。そのパイプライン処理された回路から出力された入力鍵KL、生成鍵KAは、演算部130のタイミングに合わせて、必要な分だけ循環シフトされ、鍵スケジュール部120の備える2−1セレクタで、暗号化/復号選択信号(MODE)により、暗号化もしくは復号で必要な鍵として選択される。その値が、副鍵として、演算部130に入力される。
演算部130では、鍵スケジュール部120で生成された副鍵を使用し、「B−ステージ」のパイプラインにより暗号化/復号を行う。演算部130では、新しい入力鍵をもとに暗号化/復号が可能になるのは、鍵を入力してから、(A+2)クロック後である(2クロック分の相違は、前記の暗号化/復号の判定の2つのステージ文である。)その目安となる信号が鍵設定準備完了信号(KGEND)である。具体的な動作は後述するが、KGENDが”H”になった時に初めて、鍵入力イネーブルが“H”の時に入力した鍵を使用しての暗号化/復号が可能となり、それ以前の処理は、その前に設定した鍵での演算が行われる。
(1)まず、入力鍵KLと鍵入力イネーブル(KYEN)が同じタイミングで入力される。すなわち、同じタイミングで、入力鍵KLが鍵生成部110に入力され、鍵入力イネーブル(KYEN)が選択信号用レジスタ群150に入力される。
(2)鍵生成部110はA個のステージであり、また、選択信号用レジスタ群150は鍵入力イネーブル(KYEN)をA個のレジスタを通すので、鍵入力イネーブル(KYEN)と、生成鍵KA(入力鍵KLも同時である)とは同じタイミングで2−1セレクタ141に入力される。
(3)2−1セレクタ141は、鍵入力イネーブル(KYEN)と、生成鍵KA(入力鍵KLも同時である)とが同時に入力された場合、鍵入力イネーブル(KYEN)を入力したので、生成鍵KAと入力鍵KLとをセレクタ出力保持レジスタ142に出力する。
(4)セレクタ出力保持レジスタ142は、次のクロックで、保持している生成鍵KAと入力鍵KLとを出力する。このとき、セレクタ出力保持レジスタ142が出力した生成鍵KAと入力鍵KLとは鍵スケジュール部120に送られるとともに、2−1セレクタ141にも送られる。この場合、2−1セレクタ141は、鍵入力イネーブル(KYEN)が入力されない限り、この入力した生成鍵KAと入力鍵KLとを出力する。この構成により、次の鍵入力イネーブル(KYEN−1)が入力されるまで、生成鍵保持部140には、現在の生成鍵KAと入力鍵KLとが保持されることとなる。
(5)次の鍵入力イネーブル(KYEN−1)の選択信号用レジスタ群150への入力と、次の入力鍵KL−1の鍵生成部110への入力とは、同じタイミングで行なわれる。これにより、2−1セレクタ141への次の生成鍵KA−1(及び次の入力鍵KL−1)の入力と、次の鍵入力イネーブル(KYEN−1)との入力とは同じタイミングである。また、これらと同じタイミングで、セレクタ出力保持レジスタ142から生成鍵KAと入力鍵KLとが2−1セレクタ141へ入力される。この場合、2−1セレクタ141は、次の鍵入力イネーブル(KYEN−1)を入力するので、次の生成鍵KA−1(及び次の入力鍵KL−1)を選択して出力し、セレクタ出力保持レジスタ142から出力された生成鍵KAと入力鍵KLとは選択しない。
(6)以上の動作により、鍵を柔軟に変更するとともに、また、同じ鍵を用いる場合には、鍵を入力する必要がなくなる。
次に図12〜図17を用いて実施の形態2を説明する。実施の形態2は、所定の排他的論理和の演算を行なう場合に実装面積を抑制するディジタル回路の実装に関するものである。
以下では、Camellia(登録商標)のP関数のPipeline実装を対象として説明する。図13は、図3におけるバイト単位線形変換P関数(以下、P関数という)の詳細である。例えば、「P関数」とは、図13で示される演算処理である。具体的な式は後述する。なお、P関数は、図3及び図9に示すように、演算部で実行される。また、鍵生成部でもP関数は、存在する。図2のF関数中に実装されている。
まず「第1のケース」について説明する。図13に示すP関数に対してパイプライン処理を行い、図12の単位回路Sを複数用いたFPGAへの実装を行うと、レジスタのみしか使用していない単位回路Sが多く出現する場合が起こりうる。このようなレジスタのみしか使用していない単位回路Sが出現する状況を解消するために、図13のCamellia(登録商標)のP関数をPipelineで切る際に、排他的論理和で同じ値を2回演算すると打ち消しあうという性質(図14)を使うことにより、2ステージのパイプライン実装を行った際に、各排他的論理和の演算を並列にバランスよく処理させる。すなわち、第1ステージ目、第2ステージ目のいずれのステージにおいても単位回路Sが演算に使用されることなく直接レジスタにつながっているパスのない構成とする。これにより、回路規模を縮小する。これについては図16の説明で後述する。
図9に示したデータ変換装置100の演算部130は、図16の演算実行回路200を備える。演算実行回路200は、所定の排他的論理和の演算を第1ステージと第2ステージとの2つのステージにより実行する回路であって、第1ステージを実行する第1ステージ実行部210と第2ステージを実行する第2ステージ実行部220とを有する。
第1排他的論理和回路がZ6(1)とZ7(1)とZ8(1)とを入力し演算して出力し、
第2排他的論理和回路がZ5(1)とZ7(1)とZ8(1)とを入力し演算して出力し、
第3排他的論理和回路がZ5(1)とZ6(1)とZ8(1)とを入力し演算して出力し、
第4排他的論理和回路がZ5(1)とZ6(1)とZ7(1)とを入力し演算して出力し、
第5排他的論理和回路がZ1(1)とZ3(1)とZ4(1)とを入力し演算して出力し、
第6排他的論理和回路がZ1(1)とZ2(1)とZ4(1)とを入力し演算して出力し、
第7排他的論理和回路がZ1(1)とZ2(1)とZ3(1)とを入力し演算して出力し、
第8排他的論理和回路がZ2(1)とZ3(1)とZ4(1)とを入力し演算して出力する。
また、
第9排他的論理和回路が第1排他的論理和回路と第5排他的論理和回路との出力を入力し演算して出力し、
第10排他的論理和回路が第2排他的論理和回路と第6排他的論理和回路との出力を入力し演算して出力し、
第11排他的論理和回路が第3排他的論理和回路と第7排他的論理和回路との出力を入力し演算して出力し、
第12排他的論理和回路が第4排他的論理和回路と第8排他的論理和回路との出力を入力し演算して出力し、
第13排他的論理和回路が第1排他的論理和回路と第5排他的論理和回路と第8排他的論理和回路との出力を入力し演算して出力し、
第14排他的論理和回路が第2排他的論理和回路と第5排他的論理和回路と第6排他的論理和回路との出力を入力し演算して出力し、
第15排他的論理和回路が第3排他的論理和回路と第6排他的論理和回路と第7排他的論理和回路との出力を入力し演算して出力し、
第16排他的論理和回路が第4排他的論理和回路と第7排他的論理和回路と第8排他的論理和回路との出力を入力し演算して出力する。
次に「第2のケース」について説明する。図17は、「第2のケース」の場合の演算実行回路200の回路図である。
1ビットのデータであるZ1(1)、Z2(1)、Z3(1)、Z4(1)、Z5(1)、Z6(1)、Z7(1)、Z8(1)のうち、
第1排他的論理和回路がZ6(1)とZ7(1)とZ8(1)とを入力し演算して出力し、
第2排他的論理和回路がZ5(1)とZ7(1)とZ8(1)とを入力し演算して出力し、
第3排他的論理和回路がZ5(1)とZ6(1)とZ8(1)とを入力し演算して出力し、
第4排他的論理和回路がZ5(1)とZ6(1)とZ7(1)とを入力し演算して出力し、
第5排他的論理和回路がZ1(1)とZ3(1)とZ4(1)とを入力し演算して出力し、
第6排他的論理和回路がZ1(1)とZ2(1)とZ4(1)とを入力し演算して出力し、
第7排他的論理和回路がZ1(1)とZ2(1)とZ3(1)とを入力し演算して出力し、
第8排他的論理和回路がZ2(1)とZ3(1)とZ4(1)とを入力し演算して出力する。
また、
第9排他的論理和回路が第1排他的論理和回路と第5排他的論理和回路との出力と第1ステージ実行部210の8つの排他的論理回路の出力とは異なる1ビットのデータであるI(1)とを入力し演算して出力し、
第10排他的論理和回路が第2排他的論理和回路と第6排他的論理和回路との出力と第1ステージ実行部210の8つの排他的論理回路の出力とは異なる1ビットのデータであるJ(1)とを入力し演算して出力し、
第11排他的論理和回路が第3排他的論理和回路と第7排他的論理和回路との出力と第1ステージ実行部210の8つの排他的論理回路の出力とは異なる1ビットのデータであるK(1)とを入力し演算して出力し、
第12排他的論理和回路が第4排他的論理和回路と第8排他的論理和回路との出力と第1ステージ実行部210の8つの排他的論理回路の出力とは異なる1ビットのデータであるL(1)とを入力し演算して出力し、
第13排他的論理和回路が第1排他的論理和回路と第5排他的論理和回路と第8排他的論理和回路との出力と第1ステージ実行部210の8つの排他的論理回路の出力とは異なる1ビットのデータであるM(1)とを入力し演算して出力し、
第14排他的論理和回路が第2排他的論理和回路と第5排他的論理和回路と第6排他的論理和回路との出力と第1ステージ実行部210の8つの排他的論理回路の出力とは異なる1ビットのデータであるN(1)とを入力し演算して出力し、
第15排他的論理和回路が第3排他的論理和回路と第6排他的論理和回路と第7排他的論理和回路との出力と第1ステージ実行部210の8つの排他的論理回路の出力とは異なる1ビットのデータであるO(1)とを入力し演算して出力し、
第16排他的論理和回路が第4排他的論理和回路と第7排他的論理和回路と第8排他的論理和回路との出力と第1ステージ実行部210の8つの排他的論理回路の出力とは異なる1ビットのデータであるP(1)とを入力し演算して出力する。
Claims (7)
- データ変換の対象である変換対象データと変換対象データのデータ変換に使用する鍵である入力鍵とを入力し、入力鍵を使用して変換対象データのデータ変換を行うデータ変換装置において、
入力鍵から変換対象データのデータ変換に使用する鍵である生成鍵をパイプライン処理により生成する鍵生成部と、
前記鍵生成部が生成した生成鍵を入力し、前記鍵生成部が生成した次の生成鍵を入力するまで入力した生成鍵を保持するとともに入力し保持している生成鍵を所定のタイミングで出力する生成鍵保持部と、
前記生成鍵保持部が出力した生成鍵を入力し、入力した生成鍵に基づいてパイプライン処理により鍵スケジュールを実行する鍵スケジュール部と、
前記鍵スケジュール部が実行する鍵スケジュールに従って変換対象データをパイプライン処理により変換する演算部と
を備えたことを特徴とするデータ変換装置。 - 前記演算部は、
所定の排他的論理和の演算を第1ステージと第2ステージとの2つのステージにより実行する回路であって、前記第1ステージを実行する第1ステージ実行部と前記第2ステージを実行する第2ステージ実行部とを有する演算実行回路を備え、
前記第1ステージ実行部は、
4ビット入力可能である1ビット出力の論理演算回路であって3ビット入力1ビット出力として使用される8つの論理演算回路と、前記8つの論理演算回路のそれぞれの出力に設けられた8つのレジスタとから構成され、
前記第2ステージ実行部は、
4ビット入力可能である1ビット出力の論理演算回路であって2ビット入力1ビット出力として使用される4つの論理演算回路と、4ビット入力可能である1ビット出力の論理演算回路であって3ビット入力1ビット出力として使用される4つの論理演算回路と、これら8つの論理演算回路のそれぞれの出力に設けられた8つのレジスタとから構成され、
前記第2ステージ実行部における前記8つの論理演算回路のそれぞれは、
前記第1ステージ実行部の8つのレジスタのうち互いに異なるレジスタの出力を入力とすることを特徴とする請求項1記載のデータ変換装置。 - 前記第1ステージ実行部の前記8つの論理演算回路と前記第2ステージ実行部の前記8つの論理演算回路とは、
いずれも排他的論理和回路であることを特徴とする請求項2記載のデータ変換装置。 - 前記第1ステージ実行部の3ビット入力1ビット出力として使用される前記8つの排他的論理和回路である第1排他的論理和回路から第8排他的論理和回路のそれぞれは、
1ビットのデータであるZ1(1)、Z2(1)、Z3(1)、Z4(1)、Z5(1)、Z6(1)、Z7(1)、Z8(1)のうち、
第1排他的論理和回路がZ6(1)とZ7(1)とZ8(1)とを入力し演算して出力し、
第2排他的論理和回路がZ5(1)とZ7(1)とZ8(1)とを入力し演算して出力し、
第3排他的論理和回路がZ5(1)とZ6(1)とZ8(1)とを入力し演算して出力し、
第4排他的論理和回路がZ5(1)とZ6(1)とZ7(1)とを入力し演算して出力し、
第5排他的論理和回路がZ1(1)とZ3(1)とZ4(1)とを入力し演算して出力し、
第6排他的論理和回路がZ1(1)とZ2(1)とZ4(1)とを入力し演算して出力し、
第7排他的論理和回路がZ1(1)とZ2(1)とZ3(1)とを入力し演算して出力し、
第8排他的論理和回路がZ2(1)とZ3(1)とZ4(1)とを入力し演算して出力し、
前記第2ステージ実行部の2ビット入力1ビット出力として使用される前記4つの排他的論理和回路である第9排他的論理和回路から第12排他的論理和回路と前記第2ステージ実行部の3ビット入力1ビット出力として使用される前記4つの排他的論理和回路である第13排他的論理和回路から第16排他的論理和回路とのそれぞれは、
第9排他的論理和回路が第1排他的論理和回路と第5排他的論理和回路との出力を入力し、
第10排他的論理和回路が第2排他的論理和回路と第6排他的論理和回路との出力を入力し、
第11排他的論理和回路が第3排他的論理和回路と第7排他的論理和回路との出力を入力し、
第12排他的論理和回路が第4排他的論理和回路と第8排他的論理和回路との出力を入力し、
第13排他的論理和回路が第1排他的論理和回路と第5排他的論理和回路と第8排他的論理和回路との出力を入力し、
第14排他的論理和回路が第2排他的論理和回路と第5排他的論理和回路と第6排他的論理和回路との出力を入力し、
第15排他的論理和回路が第3排他的論理和回路と第6排他的論理和回路と第7排他的論理和回路との出力を入力し、
第16排他的論理和回路が第4排他的論理和回路と第7排他的論理和回路と第8排他的論理和回路との出力を入力することを特徴とする請求項4記載のデータ変換装置。 - 前記第1ステージ実行部の前記8つの論理演算回路と前記第2ステージ実行部の前記8つの論理演算回路とは、いずれも排他的論理和回路であり、
前記第2ステージ実行部の前記8つの排他的論理回路のそれぞれは、
前記第1ステージ実行部の前記8つの排他的論理回路の出力とは異なる1ビットのデータをさらに入力し、入力した前記1ビットデータをも用いて演算を行うことを特徴とする請求項2記載のデータ変換装置。 - 前記第1ステージ実行部の3ビット入力1ビット出力として使用される前記8つの排他的論理和回路である第1排他的論理和回路から第8排他的論理和回路のそれぞれは、
1ビットのデータであるZ1(1)、Z2(1)、Z3(1)、Z4(1)、Z5(1)、Z6(1)、Z7(1)、Z8(1)のうち、
第1排他的論理和回路がZ6(1)とZ7(1)とZ8(1)とを入力し演算して出力し、
第2排他的論理和回路がZ5(1)とZ7(1)とZ8(1)とを入力し演算して出力し、
第3排他的論理和回路がZ5(1)とZ6(1)とZ8(1)とを入力し演算して出力し、
第4排他的論理和回路がZ5(1)とZ6(1)とZ7(1)とを入力し演算して出力し、
第5排他的論理和回路がZ1(1)とZ3(1)とZ4(1)とを入力し演算して出力し、
第6排他的論理和回路がZ1(1)とZ2(1)とZ4(1)とを入力し演算して出力し、
第7排他的論理和回路がZ1(1)とZ2(1)とZ3(1)とを入力し演算して出力し、
第8排他的論理和回路がZ2(1)とZ3(1)とZ4(1)とを入力し演算して出力し、
前記第2ステージ実行部の2ビット入力1ビット出力として使用される前記4つの排他的論理和回路である第9排他的論理和回路から第12排他的論理和回路と前記第2ステージ実行部の3ビット入力1ビット出力として使用される前記4つの排他的論理和回路である第13排他的論理和回路から第16排他的論理和回路とのそれぞれは、
第9排他的論理和回路が第1排他的論理和回路と第5排他的論理和回路との出力と前記第1ステージ実行部の前記8つの排他的論理回路の出力とは異なる1ビットのデータであるI(1)とを入力し演算して出力し、
第10排他的論理和回路が第2排他的論理和回路と第6排他的論理和回路との出力と前記第1ステージ実行部の前記8つの排他的論理回路の出力とは異なる1ビットのデータであるJ(1)とを入力し演算して出力し、
第11排他的論理和回路が第3排他的論理和回路と第7排他的論理和回路との出力と前記第1ステージ実行部の前記8つの排他的論理回路の出力とは異なる1ビットのデータであるK(1)とを入力し演算して出力し、
第12排他的論理和回路が第4排他的論理和回路と第8排他的論理和回路との出力と前記第1ステージ実行部の前記8つの排他的論理回路の出力とは異なる1ビットのデータであるL(1)とを入力し演算して出力し、
第13排他的論理和回路が第1排他的論理和回路と第5排他的論理和回路と第8排他的論理和回路との出力と前記第1ステージ実行部の前記8つの排他的論理回路の出力とは異なる1ビットのデータであるM(1)とを入力し演算して出力し、
第14排他的論理和回路が第2排他的論理和回路と第5排他的論理和回路と第6排他的論理和回路との出力と前記第1ステージ実行部の前記8つの排他的論理回路の出力とは異なる1ビットのデータであるN(1)とを入力し演算して出力し、
第15排他的論理和回路が第3排他的論理和回路と第6排他的論理和回路と第7排他的論理和回路との出力と前記第1ステージ実行部の前記8つの排他的論理回路の出力とは異なる1ビットのデータであるO(1)とを入力し演算して出力し、
第16排他的論理和回路が第4排他的論理和回路と第7排他的論理和回路と第8排他的論理和回路との出力と前記第1ステージ実行部の前記8つの排他的論理回路の出力とは異なる1ビットのデータであるP(1)とを入力し演算して出力することを特徴とする請求項6記載のデータ変換装置。
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