JP4854536B2 - HANDOVER METHOD AND MOBILE COMMUNICATION DEVICE - Google Patents
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本発明は、異種網間のハンドオーバ方法(例えば回線交換網とパケット交換網の間でのハンドオーバ)に関する。 The present invention relates to a handover method between different types of networks (for example, handover between a circuit switched network and a packet switched network).
近年、回線交換通信機能とパケット交換通信機能とを持つ携帯端末において、回線交換網経由の音声呼をパケット交換網経由に切り替えたり、パケット交換網経由の音声通話を回線交換網経由に切り替えたりするサービスが実現されつつある。このサービスは、3GPP(3rd Generation Partnership Project)に基づくものであり、各非特許文献1、2に示すVCC(Voice Call Continuity)という規格の採用が議論されている。VCCでは、携帯端末が電波の状況に応じて現在通話中の音声呼をもう一方の網経由に切り替えることが可能となる。
従来、上記の状況下において、複数の端末間で制御を行い、CS網とPS網との間で音声通話のハンドオーバを行う方法がある(例えば、特許文献1)。
In recent years, in a portable terminal having a circuit switching communication function and a packet switching communication function, a voice call via a circuit switching network is switched to a packet switching network, or a voice call via a packet switching network is switched to a circuit switching network. Service is being realized. This service is based on 3GPP (3rd Generation Partnership Project), and the adoption of a standard called VCC (Voice Call Continuity) shown in Non-Patent
Conventionally, there is a method of performing a voice call handover between a CS network and a PS network by performing control between a plurality of terminals under the above situation (for example, Patent Document 1).
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、通話中の呼のハンドオーバを実現することができるものの、発信・着信中の呼のハンドオーバについては議論もされておらず、実現することができない。このため、携帯端末が通話中であれば、電波が弱くなってもハンドオーバにより電波の強い網に切り替えて通話を継続することができるが、携帯電話が発信・着信中であれば、電波が弱くなるとハンドオーバにより網を切り替えて通信を継続することができなくなる。
仮に、VCCで議論されている方式を発信・着信呼のハンドオーバに適用した場合、切り替え先の網と切り替え元の網の両方で呼を接続しておくことになるため、無駄にネットワークリソースを消費してしまう。
そこで、本発明は、上記の状況下においてなされたものであり、異種網間において、発信・着信中の呼のハンドオーバにより網を切り替えて通信を継続することを目的とする。
However, although the method described in
If the method discussed in VCC is applied to outgoing / incoming call handover, the call is connected in both the switching destination network and the switching source network, so network resources are wasted. Resulting in.
Therefore, the present invention has been made under the above circumstances, and an object of the present invention is to continue communication between different networks by switching between networks by handover of a call being originated / incoming.
上記課題を達成するため、本発明は、第1の網と第2の網との間の切替えを行う移動通信装置におけるハンドオーバ方法であって、上記第1の網経由で着信中に、当該第1の網との間の電波強度を検出するステップと、上記電波強度が変化し特定の条件を満した場合、上記第1の網経由で、当該第1の網経由の呼を前記第2の網経由に切替えるための、前記第1の網経由の呼を切断するための情報を含む依頼メッセージを送信するステップと、を含むものである。
In order to achieve the above object, the present invention provides a handover method in a mobile communication device that switches between a first network and a second network, and the second method is a method of performing handover during an incoming call via the first network. A step of detecting a radio wave intensity between the first network and a call via the first network via the first network when the radio wave intensity changes and satisfies a specific condition. for switching on via the network, and sending a request message including information for disconnecting a call via said first network, it is intended to include.
本発明によると、異種網間において発信・着信中の呼のハンドオーバにより網を切り替えて通信を継続することができる。 According to the present invention, it is possible to continue communication by switching between networks by handover of a call that is being transmitted / received between different networks.
以下、本発明の実施の形態1ないし4について説明する。なお、実施の形態1ないし4において、同一部分は同一符号(用語)を用いて説明する。
(実施の形態1)
実施の形態1では、パケット交換網と回線交換網との間で着信呼をハンドオーバする方法について説明する。実施の形態1の方法は、転送や宛先変更に用いられるリダイレクトを応用して適用される。
(Embodiment 1)
In the first embodiment, a method for handing over an incoming call between a packet switching network and a circuit switching network will be described. The method of the first embodiment is applied by applying redirection used for transfer and destination change.
図1は、本実施の形態1における異種網を含むネットワーク全体の構成例を示す図である。
図1において、通信端末(移動通信装置)101は、回線交換網107およびIMS(IP Multimedia Subsystem)網(パケット交換網)108との通信を行う。通信端末101は、例えば、携帯電話やパーソナルコンピュータなどの端末である。
回線交換網107には、VMSC(Visited Mobile Switching Center)102を含んでいる。VMSC102は、回線交換網107で呼を適切な宛先にルーティングする。
IMS網108には、MGCF(Media Gateway Control Function)103、CSCF(Call Session Control Function)104およびVCCアプリケーション(Voice Call Continuityアプリケーション:VCC−AP)105を含んでいる。MGCF103は、回線交換網107経由で転送されてきたシグナリングを、IMS網108規格に適応するように変換する。
CSCF104は、必要なアプリケーションサーバへのアクセスなどを実現するSIPサーバである。VCCアプリケーション(VCC−AP)105は、回線交換網とパケット交換網の間で呼のハンドオーバを実現するために、呼を一旦終端するサーバである。
FIG. 1 is a diagram illustrating a configuration example of an entire network including a heterogeneous network according to the first embodiment.
In FIG. 1, a communication terminal (mobile communication device) 101 communicates with a
The
The
The CSCF 104 is a SIP server that implements access to necessary application servers. The VCC application (VCC-AP) 105 is a server that once terminates a call in order to realize call handover between the circuit switched network and the packet switched network.
[IMS網経由の着信呼を回線交換網経由に切り替えるための手順]
次に、通信端末101がIMS網108(第1の網)経由の着信呼を回線交換網107(第2の網)経由に切り替えるための手順について図2ないし図9を参照して説明する。この手順は、通信端末101が、IMS網108経由で着信したが、すぐに着信に応答できず、着信中にIMS網108の圏外に出てしまった場合を前提に説明する。
[Procedure for switching an incoming call via the IMS network to the circuit switching network]
Next, a procedure for the
図2は、IMS網経由の着信呼を回線交換網経由に切り替える手順を示すシーケンス図である。なお、図2中のSは、ステップの略である(以下同様)。
まず、リモート通信端末106が通信端末(UE:User Equipmentともいう)101に対して発呼し、INVITEメッセージを通信端末101宛てに送信する(ステップ201)。このとき、リモート通信端末106から送信されたINVITEメッセージは、CSCF104によりVCCアプリケーション105へ転送される。VCCアプリケーション105は、転送されてきたINVITEメッセージをアンカー(一端終端)した後、INVITEメッセージをCSCF104に送信する。そして、CSCF104は、送信されてきたINVITEメッセージを通信端末101に送信する。
FIG. 2 is a sequence diagram showing a procedure for switching an incoming call via the IMS network to a circuit switching network. Note that S in FIG. 2 is an abbreviation for a step (the same applies hereinafter).
First, the
次に、通信端末101は、CSCF104から送信されてきたINVITEメッセージを受け取る。そして、通信端末101は、通信端末のユーザを呼び出し中であることを知らせるため、リモート通信端末106にSIP(Session Initiation Protocol)の180 Ringingメッセージを返す(ステップ202)。その後、CSCF104は、上記180 Ringingメッセージを受け取り、当該180 RingingメッセージをVCCアプリケーション105経由でリモート通信端末106に転送する。
Next, the
次に、通信端末101は、ユーザに着信していることを知らせるため、着信動作を行う(ステップ203)。着信動作としては、例えば、着信音の出力、バイブレータによる振動などがある。なお、通信端末101は、ステップ203の着信動作以降、着信呼の切り替えが発生した場合も着信動作を継続する。これにより、ユーザは、IMS網108から回線交換網107への切り替えを意識することなく、通信端末101を利用することが可能となる。
Next, the
その後、例えば、通信端末101が移動し、電波強度の変化(特定の条件を満たす電波強度値に変化。たとえば、一定の電波強度値を下回る値に変化)を検出する(ステップ204)。すると、通信端末101は、IMS網108経由で着信中の呼を、IMS網108経由から回線交換網107経由に切り替えるため、SIP(Session Initiation Protocol)規格の300番台応答メッセージの新規メッセージをVCCアプリケーション105に送る(ステップ205)。例えば図2Aに示す390応答メッセージ(依頼メッセージ)を用いる。390応答メッセージは、着信呼のハンドオーバを依頼するためのリダイレクト応答である。なお、本実施の形態では、例えば390応答メッセージがリダイレクト応答として用いられているが、300番台(3××)の応答メッセージであれば、コード番号は変更してもよい。300番台の応答メッセージは、SIP(Session Initiation Protocol)規格に基づくものであり、データ伝送などのサービスを移動先に転送する場合などに用いられる。
Thereafter, for example, the
390応答メッセージを受信したVCCアプリケーション105は、当該390応答メッセージから、着信呼のハンドオーバが必要と判断し、390応答メッセージに対するACK(ACKメッセージ)を返す(ステップ206)。すると、CSCF104が、ACKを受け取り、そのACKを通信端末101に転送する。
次に、着信呼のハンドオーバが必要と判断したVCCアプリケーション105は、通信端末101に対してINVITEメッセージ(転送先網経由の発呼メッセージ)を送信する(ステップ207)。MGCF103は、このINVITEメッセージをCSCF104経由で受け取り、当該INVITEメッセージをISUP IAMメッセージに変換する。ISUP IAMメッセージは、回線交換網107におけるシグナリングである。そして、MGCF103は、ISUP IAMメッセージをVMSC102に送信する(ステップ208)。
The
Next, the
次に、VMSC102は、通信端末101にSETUPメッセージ(発呼メッセージ)を送信する(ステップ209)。その結果、SETUPメッセージを受信した通信端末101は、回線交換網107経由で着信を行うことが可能となり、着信呼のハンドオーバが実現する。
Next, the VMSC 102 transmits a SETUP message (calling message) to the communication terminal 101 (step 209). As a result, the
その後、通信端末101が、着信に応答した場合(ステップ210)、通信端末101は、リモート通信端末106に向けてCONNECTメッセージを送信する(ステップ211)。すると、CONNECTメッセージを受信したVMSC102が、CONNECTメッセージをISUP IAMメッセージに変換してMGCF103に送信する。ISUP IAMメッセージを受信したCSCF104は、200 OKメッセージをVCCアプリケーション105に送信した後、VCCアプリケーション105から送信された200 OKメッセージを受信する。そして、CSCF104は、リモート通信端末106に200 OKメッセージを送信する(ステップ212)。これにより、200 OKメッセージを受信したリモート通信端末106は、ACKメッセージをCSCF104に送信する。
Thereafter, when the
ACKメッセージを受信したCSCF104は、VCCアプリケーション105に当該ACKメッセージを送信し、当該ACKメッセージを受信したVCCアプリケーション105は、CSCF104経由でMGCF103にACKメッセージを送信する(ステップ213)。これにより、リモート通信端末106と通信端末101との間の通信が回線交換網107経由で開始される。
The
以上から、IMS網108と回線交換網107との間において、着信中の呼のハンドオーバを実現することができる。
また、1つの390応答メッセージにより、IMS網108から回線交換網107への切り替えの依頼と、切り替え前のIMS網108の呼を切断との依頼をすることができる。よって、IMS網を含む交換網のメッセージ量が減り、有益である。また、切り替え前の網と切り替え後の網の両方に接続を確立することはしないので、ネットワークリソースの消費を削減でき、有益である。
As described above, handover of an incoming call can be realized between the
Further, it is possible to request to switch from the
[通信端末の構成]
図3は、通信端末101の構成例を示す図である(実施の形態2ないし4も同様)。
図3の通信端末101は、回線交換インターフェース(第1通信部または第2通信部)301、パケット交換インターフェース(第2通信部または第1通信部)302、メッセージ処理部303およびメッセージ作成部304を有する。さらに、通信端末101は、着信・発信動作制御部(制御部)305、ハンドオーバ制御部(制御部)306および電波強度計測部(検出部)307を有する。
[Configuration of communication terminal]
FIG. 3 is a diagram illustrating a configuration example of the communication terminal 101 (the same applies to the second to fourth embodiments).
3 includes a circuit switching interface (first communication unit or second communication unit) 301, a packet switching interface (second communication unit or first communication unit) 302, a
回線交換インターフェース301は、回線交換網107との通信を行うためのインターフェースである。パケット交換インターフェース302は、IMS網108との通信を行うためのインターフェースである。
メッセージ処理部303は、メッセージを受信したり、メッセージの解析を行ったりする。メッセージ作成部304は、メッセージを作成する。
着信・発信動作制御部305は、通信端末101の着信動作または発信動作の制御を行う。ハンドオーバ制御部306は、回線交換網107とIMS網108との間のハンドオーバ制御を行う。
電波強度計測部307は、電波強度を計測して検出する。
The
The
The incoming / outgoing
The radio wave
[通信端末の各種処理]
次に、通信端末101の各種処理について図4ないし図6を参照して説明する。
[Communication terminal processing]
Next, various processes of the
[着信処理]
図4は、通信端末101の着信処理を示すフローチャートである。
まず、パケット交換インターフェース302は、INVITEメッセージを受信する(ステップ401)。メッセージ処理部303は、パケット交換インターフェース302で受信されたINVITEメッセージを受け取り、INVITEメッセージの確認を行う。そして、通信端末101はパケット交換着信状態に移行する(ステップ402)。
次に、メッセージ処理部303は、着信・発信動作制御部305に対し、着信動作を行うように指示する。着信動作としては、例えば、着信音の出力、バイブレータによる振動、ディスプレイへの表示などがある。上記指示を受けた着信・発信動作制御部305は、通信端末101の着信動作を行う(ステップ403)。
[Incoming call processing]
FIG. 4 is a flowchart showing the incoming call processing of the
First, the
Next, the
次に、メッセージ処理部303は、メッセージ作成部304に180 Ringingメッセージを送信するように指示する。上記指示を受けたメッセージ作成部304は、180 Ringingメッセージをパケット交換インターフェース302に渡す(ステップ404)。
パケット交換インターフェース302は、受け取った180 Ringingメッセージをリモート通信端末106宛てに送信する(ステップ405)。その後、着信・発信動作制御部305が着信動作を継続させつつ、通信端末101は、ユーザによる着信応答待ち状態に移行する(ステップ406)。
Next, the
The
[着信応答待ち状態時に電波強度が低下した場合の処理]
図5は、通信端末101の着信応答待ち状態時に電波強度が低下した場合の処理を示すフローチャートである。
まず、電波強度計測部307が、パケット交換インターフェース302の電波強度の低下を検出する(ステップ501)。すると、電波強度計測部307は、ハンドオーバ制御部306に電波強度が低下した旨を通知する(ステップ502)。
電波強度低下の通知を受けたハンドオーバ制御部306は、ハンドオーバを行うことを決定し、メッセージ作成部304に3xx(例えば390)メッセージを送信するように指示する。上記指示を受けたメッセージ作成部304は、3xxメッセージをパケット交換インターフェース302に渡す(ステップ503)。
[Processing when signal strength decreases while waiting for an incoming call response]
FIG. 5 is a flowchart showing a process when the radio wave intensity is lowered when the
First, the radio field
The
パケット交換インターフェース302(第1通信部)は、3xxメッセージを受け取ってVCCアプリケーション105宛てに送信する(ステップ504)。その後、パケット交換インターフェース302は、3xxメッセージに対するACKメッセージを受信する(ステップ505)。そして、メッセージ処理部303が、パケット交換インターフェース302で受信したACKメッセージを受け取り、ACKメッセージの確認を行う(ステップ506)。
The packet switching interface 302 (first communication unit) receives the 3xx message and transmits it to the VCC application 105 (step 504). Thereafter, the
次に、回線交換インターフェース302(第2通信部)は、VCCアプリケーション105から、SETUPメッセージを受信する(ステップ507)。メッセージ処理部303は、回線交換インターフェース302で受信されたSETUPメッセージを受け取り、SETUPメッセージの確認を行う。そして、通信端末101は、回線交換着信状態に移行する(ステップ508)。このようにして、パケット交換着信状態から回線交換着信状態に移行し、IMS網108の着信呼を回線交換網107経由の着信呼にハンドオーバすることが可能となる。
Next, the circuit switching interface 302 (second communication unit) receives a SETUP message from the VCC application 105 (step 507). The
[着信応答処理]
図6は、通信端末101の着信応答処理を示すフローチャートである。
まず、着信・発信動作制御部305は、着信呼のハンドオーバ処理中(図5のステップ501〜508参照)、着信動作を継続する(ステップ601)。
そして、着信呼のハンドオーバ処理後に、通信端末101のユーザによる着信応答があった場合、メッセージ作成部304は、CONNECTメッセージを作成して回線交換インターフェース301に渡す。CONNECTメッセージを受け取った回線交換インターフェース301は、リモート通信端末106宛てにCONNECTメッセージを送信する(ステップ602)。すると、回線交換インターフェース302は、CONNECTメッセージに応答したCONNECT ACKを受信する。その結果、通信端末101とリモート通信端末106との間の通信の接続がIMS網108経由で完了する(ステップ603)。着信呼のハンドオーバ中に、通信端末101のユーザによる着信応答があった場合、着信呼のハンドオーバ終了後に上記着信応答を行なう。この場合、着信呼のハンドオーバが終了するまでの間、着信呼のハンドオーバ中である旨を知らせるガイダンスを流したり、画面にアナウンスを表示したりしてもよい。
[Incoming call response processing]
FIG. 6 is a flowchart showing the incoming call response process of the
First, the incoming / outgoing
When there is an incoming response by the user of the
[VCCアプリケーションの構成]
図7は、VCCアプリケーション105の構成例を示す図である(実施の形態2ないし4も同様)。
図7のVCCアプリケーション105は、通信インターフェース701、メッセージ処理部702、アンカー制御部703、ハンドオーバ制御部704およびメッセージ作成部705を有する。
通信インターフェース701は、メッセージの送受信を行うためのインターフェースである。メッセージ処理部702は、受信したメッセージを解析する。
アンカー制御部703は、着信呼などの呼のアンカーに関する制御を行う。ハンドオーバ制御部704は、ハンドオーバの制御を行う。メッセージ作成部705は、メッセージを作成する。
[Configuration of VCC application]
FIG. 7 is a diagram showing a configuration example of the VCC application 105 (the same applies to the second to fourth embodiments).
The
The
The
[VCCアプリケーションの各種処理]
次に、VCCアプリケーション105の各種処理について図8および図9を参照して説明する。
[Vcc application processing]
Next, various processes of the
[INVITEメッセージ受信時の処理]
図8は、VCCアプリケーション105がリモート通信端末106からINVITEメッセージを受信した場合の処理を示すフローチャートである。
通信インターフェース701が、リモート通信端末106から、INVITEメッセージを受信する(ステップ801)。メッセージ処理部702は、通信インターフェース701で受信されたINVITEメッセージを受け取り、INVITEメッセージの確認を行う(ステップ802)。そして、メッセージ処理部702は、INVITEメッセージをアンカー制御部703に渡す(ステップ803)。
[Process when receiving INVITE message]
FIG. 8 is a flowchart showing processing when the
The
アンカー制御部703は、通常のVCCアプリケーションの動作に従って、当該INVITEメッセージを一旦終端(アンカー)する(ステップ804)。次に、VCCアプリケーション105は、INVITEメッセージを移動端末101に送信する(ステップ805)。このようにして、INVITEメッセージがVCCアプリケーション105によってアンカーされる。
The
[3xxメッセージ受信時の処理]
図9は、VCCアプリケーション105が通信端末101から3xxメッセージを受信した場合の処理を示すフローチャートである。
通信インターフェース701が、通信端末101から、3xx(例えば390)メッセージを受信する(ステップ901)。メッセージ処理部702は、通信インターフェース701で受信された3xxメッセージを受け取り、3xxメッセージの確認を行う(ステップ902)。そして、メッセージ処理部702は、3xxメッセージをアンカー制御部703に渡す(ステップ903)。
[Process when receiving 3xx message]
FIG. 9 is a flowchart illustrating processing when the
The
アンカー制御部703は、3xxメッセージを受信した後、3xxのコードを確認し、通信端末101がハンドオーバを必要としていることを確認する(ステップ904)。次に、ハンドオーバ制御部704は、メッセージ作成部705に対して、3xxメッセージに対する応答としてACKメッセージを送信するように指示する。上記指示を受けたメッセージ作成部705は、ACKメッセージを作成して通信インターフェース701に渡す(ステップ905)。
通信インターフェース701は、メッセージ作成部705からのACKメッセージを受け取って通信端末101宛てに送信する(ステップ906)。
ハンドオーバ制御部704は、メッセージ作成部705に対して、回線交換網107経由の呼を確立するため、INVITEメッセージを作成するように指示する。上記指示を受けたメッセージ作成部705は、INVITEメッセージを作成して、通信インターフェース701を介して、通信端末101の回線交換インターフェース301宛てに送信する(ステップ907)。このようにして、回線交換網107経由の呼が新規に確立され、通信端末101は、着信呼のハンドオーバを行うことが可能となる。
After receiving the 3xx message, the
The
The
以上から、3xxメッセージなどのリダイレクトメッセージを用いて着信呼のハンドオーバを行うことが可能となる。 From the above, it is possible to perform handover of an incoming call using a redirect message such as a 3xx message.
[回線交換網経由の着信呼をIMS網経由に切り替えるための手順]
次に、通信端末101が回線交換網(第1の網)107経由の着信呼をIMS網(第2の網)108経由に切り替えるための手順について図10ないし図13を参照して説明する。
[Procedure for switching an incoming call via the circuit switching network to the IMS network]
Next, a procedure for the
図10は、回線交換網107経由の着信呼をIMS網108に切り替える手順を示すシーケンス図である。
まず、リモート通信端末106は、通信端末101に対して発呼し、通信端末101宛てにINVITEメッセージを送信する。すると、INVITEメッセージを受信したMGCF103は、当該INVITEメッセージをISUP IAMメッセージに変換して送信する。ISUP IAMメッセージを受信したVMSC102は、当該ISUP IAMメッセージをSETUPメッセージに変換して通信端末101に送信する(ステップ1001)。
このとき、CSCF104は、リモート通信端末106から送信されたINVITEメッセージをVCCアプリケーション105経由で受信して、VCCアプリケーション105に転送する。INVITEメッセージを受信したVCCアプリケーション105は、当該INVITEメッセージをアンカーした後、INVITEメッセージを送信する。そして、INVITEメッセージを受信したCSCF104は、当該INVITEメッセージをMGCF103に転送する。
FIG. 10 is a sequence diagram showing a procedure for switching an incoming call via the
First, the
At this time, the
次に、SETUPメッセージを受信した通信端末101は、ユーザの呼出し中であることをリモート通信端末106に知らせるため、ALERTINGメッセージを返す。このALERTINGメッセージを受信したVMSC102は、当該ALERTINGメッセージをISUP ACMメッセージに変換して送信する。すると、MGCF103は、当該ISUP ACMメッセージを180 Ringingメッセージに変換して送信する。その後、180 Ringingメッセージを受信したCSCF104は、VCCアプリケーション105に180 Ringingメッセージを送り、VCCアプリケーション105は、180RingingメッセージをCSCF104に送信する。そして、CSCF104は、180 Ringingメッセージをリモート通信端末106宛てに送信する(ステップ1002)。
Next, the
次に、通信端末101は、ユーザに着信していることを知らせるため、着信動作を行う(ステップ1003)。着信動作としては、例えば、着信音の出力、バイブレータによる振動、ディスプレイへの表示などがある。なお、通信端末101は、ステップ1003の着信動作以降も、着信動作を継続する。これにより、ユーザは、回線交換網107からIMS網108への切り替えを意識することなく、通信端末101を利用することが可能となる。
Next, the
その後、例えば、通信端末101が移動し、回線交換インターフェース301の電波強度の変化(低下)を検出する(ステップ1004)。すると、通信端末101は、回線交換網107経由で着信中の呼を、回線交換網107経由からIMS網108経由に切り替えるため、例えば図10Aに示すDISCONNECTメッセージ(依頼メッセージ)をVCCアプリケーション105に送る(ステップ1005)。本実施の形態では、DISCONNECTメッセージを、着信呼のハンドオーバを依頼するためのメッセージとして利用する。このとき、DISCONNECTメッセージ中のCauseフィールドには、着信呼のドメイン移動であることを示す新規Causeが指定される。図10Aの例では、新規Causeは、cause value=126として定め、着信呼の転送を意味するcauseとしている。
これにより、1つのDISCONNECTメッセージにより、回線交換網107からIMS網108への切り替え依頼と、切り替え前の回線交換網107の呼の切断をすることができる。よって、IMS網を含む交換網のメッセージ量が減り、有益となる。
Thereafter, for example, the
As a result, it is possible to request switching from the
DISCONNECTメッセージを受信したVMSC102は、当該DISCONNECTメッセージをISUP RELメッセージに変換してMGCF103に送信する。このとき、VMSC102は、ISUP RELメッセージに、着信呼のハンドオーバであることを示すフィールドを入れる。そして、ISUP RELメッセージを受信したMGCF103は、着信呼のハンドオーバ依頼であることを示す390応答メッセージをVCCアプリケーションに送信する(ステップ1006)。なお、390応答メッセージのコード番号は、300(3××)番台であれば変更してよい。
The
390応答メッセージを受信したVCCアプリケーション105は、当該390応答メッセージから、着信呼のハンドオーバが必要と判断し、390応答メッセージに対するACKを返す(ステップ1007)。すると、CSCF104が、ACKを受け取り、そのACKをMGCF103に送信する。
次に、VCCアプリケーション105は、通信端末101に対してINVITEメッセージ(転送先網経由の発呼メッセージ)をMGCF103およびVMSC102経由で送信する(ステップ1008)。その結果、INVITEメッセージを受信した通信端末101は、IMS網108経由で着信を行うことが可能となり、着信呼のハンドオーバが実現する。
The
Next, the
その後、通信端末101が、着信に応答した場合(ステップ1009)、通信端末101は、リモート通信端末106に向けて200 OKメッセージを送信する(ステップ1010)。すると、200 OKメッセージをMGCF103経由で受信したCSCF104は、200 OKメッセージをVCCアプリケーション105に送信した後、VCCアプリケーション105から送信された200 OKメッセージを受信する。そして、CSCF104は、リモート通信端末106に200 OKメッセージを送信する(ステップ1011)。これにより、200 OKメッセージを受信したリモート通信端末106が、ACKを通信端末101宛てに送信し、通信端末101がACKを受信する。そして、通信端末101とリモート端末106との間の接続が完了し、通信端末101とリモート通信端末106との間の通信がIMS網108経由で開始される(ステップ1012)。
Thereafter, when the
[通信端末の各種処理]
次に、通信端末101の各種処理について図11ないし図13を参照して説明する。
[着信処理]
図11は、通信端末101の着信処理を示すフローチャートである。
まず、回線交換インターフェース301は、SETUPメッセージを受信する(ステップ1101)。メッセージ処理部303は、回線交換インターフェース301で受信されたSETUPメッセージを受け取り、SETUPメッセージの確認を行う。そして、メッセージ処理部303は、通信端末101を回線交換着信状態にする(ステップ1102)。
次に、メッセージ処理部303は、着信・発信動作制御部305に対し、着信動作を行うように指示する。着信動作としては、例えば、着信音の出力、バイブレータによる振動、ディスプレイへの表示などがある。上記指示を受けた着信・発信動作制御部305は、通信端末101の着信動作を行う(ステップ1103)。
[Communication terminal processing]
Next, various processes of the
[Incoming call processing]
FIG. 11 is a flowchart showing the incoming call processing of the
First, the
Next, the
次に、メッセージ処理部303は、メッセージ作成部304にALERTINGメッセージを送信するように指示する。上記指示を受けたメッセージ受信部304は、ALERTINGメッセージを回線交換インターフェース301に渡す(ステップ1104)。
回線交換インターフェース301は、受け取ったALERTINGメッセージをリモート通信端末106宛てに送信する(ステップ1105)。その後、着信・発信動作制御部305が着信動作を継続させつつ、通信端末101は、ユーザによる着信応答待ち状態に移行する(ステップ1106)。
Next, the
The
[着信応答待ち状態時に電波強度が低下した場合の処理]
図12は、通信端末101の着信応答待ち状態時に電波強度が低下した場合の処理を示すフローチャートである。
まず、電波強度計測部307が、回線交換インターフェース301の電波強度の低下を検出する(ステップ1201)。すると、電波強度計測部307は、ハンドオーバ制御部306に回線交換インターフェース301の電波強度が低下した旨を通知する(ステップ1202)。
電波強度低下の通知を受けたハンドオーバ制御部306は、ハンドオーバを行うことを決定し、メッセージ作成部304にDISCONNECTメッセージ(依頼メッセージ)を送信するように指示する。上記指示を受けたメッセージ作成部304は、DISCONNECTメッセージを回線交換インターフェース301に渡す(ステップ1203)。
[Processing when signal strength decreases while waiting for an incoming call response]
FIG. 12 is a flowchart showing a process when the radio wave intensity is reduced when the
First, the radio field
The
回線交換インターフェース(第1通信部)301は、DISCONNECTメッセージを受け取ってVCCアプリケーション105宛てに送信する(ステップ1204)。その後、回線交換インターフェース301は、DISCONNECTメッセージに対するRELEASEメッセージを受信する(ステップ1205)。そして、メッセージ処理部303が、回線交換インターフェース301で受信されたRELEASEメッセージを受け取り、RELEASEメッセージの確認を行う(ステップ1206)。
The circuit switching interface (first communication unit) 301 receives the DISCONNECT message and transmits it to the VCC application 105 (step 1204). Thereafter, the
続いて、メッセージ処理部303は、RELEASEメッセージに対する応答としてRELEASE COMPLETEメッセージを送信するようにメッセージ作成部304に指示する(ステップ1207)。上記指示を受けたメッセージ作成部304は、RELEASE COMPLETEメッセージを作成して回線交換インターフェース301に渡す(ステップ1208)。
Subsequently, the
回線交換インターフェース301は、受け取ったRELEASE COMPLETEメッセージをVMSC102宛てに送信する(ステップ1209)。続いて、パケット交換インターフェース(第2通信部)302は、VCCアプリケーション105からINVITEメッセージ(発呼メッセージ)を受信する(ステップ1210)。メッセージ処理部303は、パケット交換インターフェース302で受信されたINVITEメッセージを受け取り、INVITEメッセージの確認を行う。そして、メッセージ処理部303は、パケット交換着信状態に移行する(ステップ1211)。このようにして、回線交換着信状態からパケット交換着信状態に移行し、回線交換網107経由の着信呼をIMS網108経由の着信呼にハンドオーバすることが可能となる。
The
[着信応答処理]
図13は、通信端末101の着信応答処理を示すフローチャートである。
まず、着信・発信動作制御部305は、着信呼のハンドオーバ処理中(図12のステップ1201〜1211参照)、着信動作を継続する(ステップ1301)。
次に、着信呼のハンドオーバ処理後に、通信端末101のユーザによる着信応答があった場合、メッセージ作成部304は、200 OKメッセージを作成してパケット交換インターフェース302に渡す(ステップ1302)。
[Incoming call response processing]
FIG. 13 is a flowchart showing the incoming call response process of the
First, the incoming / outgoing
Next, when there is an incoming call response by the user of the
200 OKメッセージを受け取ったパケット交換インターフェース302は、リモート通信端末106宛てに200 OKメッセージを送信する(ステップ1303)。
次に、パケット交換インターフェース302は、200 OKメッセージに対するACKメッセージを受信する(ステップ1304)。メッセージ処理部303は、パケット交換インターフェース302で受信されたACKメッセージを受け取り、ACKメッセージの確認を行う(ステップ1305)。すると、通信端末101はIMS網108との接続が完了し、通信端末101とリモート通信端末106との間の通話がIMS網108経由で開始される(ステップ1306)。通信端末101は、着信呼のハンドオーバ中に、通信端末101のユーザによる着信応答があった場合、着信呼のハンドオーバ終了後に上記着信応答を行なう。この場合、通信端末101は、着信呼のハンドオーバが終了するまでの間、着信呼のハンドオーバ中である旨を知らせるためのガイダンスを流したり、ディスプレイにアナウンス表示したりしてもよい。
The
Next, the
なお、VCCアプリケーション105の処理については、IMS網108から回線交換網107へのハンドオーバの場合と同様の処理であるので、説明を省略する。
Note that the processing of the
以上説明したように、本実施の形態によると、図2などで説明したとおり、通信端末101は、IMS網108経由で着信中に、パケット交換インターフェース302の電波強度が低下して特定の条件(例えば、一定の電波強度値以下)を満たしたことを検出した場合、例えば図2Aの390メッセージをVCCアプリケーション105に送信して、網の切り替えを依頼する。したがって、通信端末101は、IMS網108経由で着信中に電波強度が低下しても、VCCアプリケーション105により切り替えられた回線交換網107経由で着信を行うことができる。
As described above, according to the present embodiment, as described with reference to FIG. 2 and the like, the
また、図10などで説明したとおり、通信端末101は、回線交換網107経由で着信中に、回線交換インターフェース301の電波強度が低下して特定の条件(例えば、一定の電波強度値以下)を満たしたことを検出した場合、例えば図10AのDISCONNECTメッセージを送信して、着信呼の転送を依頼する。したがって、通信端末101は、回線交換網107経由で着信中に電波強度が低下しても、転送先(切り替え先)のIMS網108経由で着信を行うことができる。
よって、異種網間において着信中の呼のハンドオーバを行い、着信を継続することができる。
Further, as described with reference to FIG. 10 and the like, the
Therefore, the incoming call can be handed over between different networks and the incoming call can be continued.
(実施の形態2)
実施の形態2では、NOTIFYまたはPUBLISHのメッセージを用いてIMS網108と回線交換網107との間で着信呼をハンドオーバする場合について説明する。
(Embodiment 2)
In the second embodiment, a case will be described in which an incoming call is handed over between the
[IMS網経由の着信呼を回線交換網経由に切り替えるための手順]
通信端末101がIMS網(第1の網)108経由の着信呼を回線交換網(第2の網)107経由に切り替えるための手順について図14ないし図16を参照して説明する。
[Procedure for switching an incoming call via the IMS network to the circuit switching network]
A procedure for the
図14は、実施の形態2におけるIMS網108経由の着信呼を回線交換網107経由に切り替える手順を示すシーケンス図である。
まず、リモート通信端末106が発呼してから、通信端末101が着信するまでのステップ1401〜1404は、実施の形態1のステップ201〜204と同様である。すなわち、ステップ1401では、リモート通信端末106がINVITEメッセージを通信端末101宛てに送信する(ステップ1401)。
ステップ1402では、通信端末101は、CSCF104から送信されてきたINVITEメッセージを受け取る。そして、通信端末101は、通信端末のユーザを呼び出し中であることを知らせるため、リモート通信端末106にSIPの180 Ringingメッセージを返す。なお、その後、CSCF104は、上記Ringingメッセージを受け取り、当該RingingメッセージをVCCアプリケーション105経由でリモート通信端末106に送信する。
FIG. 14 is a sequence diagram showing a procedure for switching an incoming call via the
First, steps 1401 to 1404 from when the
In step 1402, the
ステップ1403では、通信端末101は、ユーザに着信していることを知らせるため、着信動作を行う。通信端末101は、ステップ203の着信動作以降も、着信動作を継続する。ステップ1404では、例えば、通信端末101が移動し、電波強度の変化(低下)を検出する。
In
すると、電波強度の変化を検出した通信端末101は、IMS網108経由で着信中の呼を、IMS網108経由から回線交換網107経由に切り替えるため、例えば図14Aに示すSIP規格のNOTIFYメッセージ(依頼メッセージ)をVCCアプリケーション105に送信する(ステップ1405)。NOTIFYメッセージを、着信呼のハンドオーバを依頼するためのメッセージとして利用する。このとき、NOTIFYメッセージの中には、着信呼のハンドオーバの依頼を示すステータスコード(図14AのEvent情報参照)を記述しておく。
Then, the
なお、本実施の形態の通信端末101は、NOTIFYメッセージを用いて着信呼のハンドオーバを依頼する場合について説明するが、NOTIFYメッセージの代わりに、PUBLISHメッセージを用いてもよい。
The
NOTIFYメッセージを受信したVCCアプリケーション105は、当該NOTIFYメッセージから、着信呼のハンドオーバが必要と判断し、NOTIFYメッセージに対する200 ACKを返す(ステップ1406)。すると、CSCF104が、200 ACKを受け取り、その200 ACKを通信端末101に転送する。
次に、VCCアプリケーション105は、IMS網108経由で着信中の呼を切断するために、IMS網108経由でCANCELメッセージを送信する(ステップ1407)。なお、図14のVCCアプリケーション105は、CANCELメッセージを用いて、IMS網108経由で着信中の呼を切断するように依頼するが、この依頼方法は変更してもよい。例えば、NOTIFYメッセージ(またはPUBLISHメッセージ)が、IMS網108経由で着信中の呼を切断するための情報を含むようにする。そうすると、NOTIFYメッセージを受信したVCCアプリケーション105が、CANCELメッセージを送信する必要がない。
The
Next, the
次に、CANCELメッセージを受信した通信端末101は、CANCELメッセージに対する200 OKメッセージを返す(ステップ1408)。200 OKメッセージを受信したVCCアプリケーション105は、200 OKメッセージに対するACKメッセージを返す(ステップ1409)。これにより、通信端末101が、ACKメッセージを受信することとなり、IMS網108経由で着信中の呼が切断される。
次に、VCCアプリケーション105と通信端末101との間で、実施の形態1のステップ207〜209と同様の処理が行われる。すなわち、ステップ207では、VCCアプリケーション105は、通信端末101の回線交換網107での番号宛にINVITEメッセージを送信する。
Next, the
Next, processing similar to
ステップ208では、MGCF103は、このINVITEメッセージをCSCF105経由で受け取り、当該INVITEメッセージをISUP IAMメッセージに変換して送信する。
ステップ209では、VMSC102は、通信端末101にSETUPメッセージを送信する(ステップ209)。その結果、SETUPメッセージ(発呼メッセージ)を受信した通信端末101は、回線交換網107経由で着信を行うことが可能となり、着信呼のハンドオーバが実現する。
また、INVITEメッセージの送信は、ステップ1407のCANCELメッセージの送信前に行うようにしてもよい。
In
In
The INVITE message may be transmitted before the CANCEL message is transmitted in
その後、通信端末101は、図2のステップ210〜213の場合と同様に、ユーザが着信応答(ステップ1410)するまでの間、着信動作を継続し、通信端末101が着信した場合は、リモート通信端末106との通信を回線交換網107経由で開始する(ステップ1411〜1413)。
Thereafter, the
[通信端末の各種処理]
次に、通信端末101の各種処理について図15を参照して説明する。実施の形態2の通信端末101は、実施の形態1の着信処理(図4参照)および着信応答処理(図6参照)と同様の処理を行う。そこで、実施の形態2では、実施の形態1と異なる処理(通信端末の着信応答待ち状態時に電波強度が低下した場合の処理)について説明する。
[Communication terminal processing]
Next, various processes of the
[着信応答待ち状態時に電波強度が低下した場合の処理]
図15は、通信端末101の着信応答待ち状態時に電波強度が低下した場合の処理を示すフローチャートである。
まず、電波強度計測部307が、パケット交換インターフェース302の電波強度の低下を検出した(ステップ1501)場合、その検出の旨をハンドオーバ制御部306に通知する(ステップ1502)。
[Processing when signal strength decreases while waiting for an incoming call response]
FIG. 15 is a flowchart showing processing when the radio wave intensity is reduced when the
First, when the radio field
電波強度低下の通知を受けたハンドオーバ制御部306は、ハンドオーバを行うことを決定し、メッセージ作成部304にハンドオーバ依頼メッセージとしてNOTIFYメッセージまたはPUBLISHメッセージを送信するように指示する(ステップ1503)。本実施の形態のハンドオーバ制御部306は、NOTIFYメッセージを送信するように指示する。上記指示を受けたメッセージ作成部304は、NOTIFYメッセージをパケット交換インターフェース302に渡す(ステップ1504)。
The
パケット交換インターフェース(第1通信部)302は、NOTIFYメッセージを受け取ってVCCアプリケーション105宛てに送信する(ステップ1505)。その後、パケット交換インターフェース302は、NOTIFYメッセージに対する200 OKメッセージを受信する(ステップ1506)。そして、メッセージ処理部303が、パケット交換インターフェース302で受信された200 OKメッセージを受け取り、200 OKメッセージの確認を行う(ステップ1507)。
The packet switching interface (first communication unit) 302 receives the NOTIFY message and transmits it to the VCC application 105 (step 1505). Thereafter, the
次に、パケット交換インターフェース302は、VCCアプリケーション105から、CANCELメッセージを受信する(ステップ1508)。メッセージ処理部303は、パケット交換インターフェース302で受信されたCANCELメッセージを受け取り、CANCELメッセージの確認を行う(ステップ1509)。そして、メッセージ処理部303は、メッセージ作成部304にCANCELメッセージに対する200 OKメッセージを送信するように指示する(ステップ1510)。上記指示を受けたメッセージ作成部304は、200 OKメッセージを作成してパケット交換インターフェース302に渡す(ステップ1511)。
Next, the
パケット交換インターフェース302は、200 OKメッセージを受け取って、VCCアプリケーション105宛てに送信する(ステップ1512)。その後、パケット交換インターフェース302は、200 OKメッセージに対するACKメッセージを受信する(ステップ1513)。メッセージ処理部303は、パケット交換インターフェース302で受信されたACKメッセージを受け取り、ACKメッセージの確認を行う(ステップ1514)。そして、ハンドオーバ制御部306は、パケット交換着信状態を解除する(ステップ1515)。
The
次に、回線交換インターフェース(第2通信部)302は、VCCアプリケーション105から、SETUPメッセージ(発呼メッセージ)を受信する(ステップ1508)。メッセージ処理部303は、回線交換インターフェース302で受信されたSETUPメッセージを受け取り、SETUPメッセージの確認を行う。そして、メッセージ処理部303は、回線交換着信状態に移行する(ステップ1509)。このようにして、パケット交換着信状態から回線交換着信状態に移行し、IMS網108の着信呼を回線交換網107経由の着信呼にハンドオーバすることが可能となる。
Next, the circuit switching interface (second communication unit) 302 receives a SETUP message (calling message) from the VCC application 105 (step 1508). The
[VCCアプリケーションの各種処理]
次に、VCCアプリケーション105の各種処理について図16を参照して説明する。実施の形態2のVCCアプリケーション105は、実施の形態1のINVITEメッセージ受信時の処理(図8参照)と同様の処理を行うが、実施の形態1と異なる処理(VCCアプリケーションのNOTIFYメッセージまたはPUBLISHメッセージ受信時の処理)について説明する。
[Vcc application processing]
Next, various processes of the
[NOTIFY/PUBLISHメッセージ受信時の処理]
図16は、VCCアプリケーション105のNOTIFYまたはPUBLISHメッセージ受信時の処理を示すフローチャートである。
通信インターフェース701が、通信端末101から、NOTIFYメッセージまたはPUBLISHメッセージを受信する(ステップ1601)。本実施の形態の通信インターフェース701は、NOTIFYメッセージを受信した場合について説明するが、PUBLISHメッセージを受信した場合も同様である。
[Process when NOTIFY / PUBLISH message is received]
FIG. 16 is a flowchart showing processing when the
The
次に、メッセージ処理部702は、通信インターフェース701で受信されたNOTIFYメッセージを受け取り、NOTIFYメッセージの確認を行う(ステップ1602)。そして、メッセージ処理部702は、NOTIFYメッセージを確認し、NOTIFYメッセージが着信呼のハンドオーバ要求であることを確認する(ステップ1603)。その後、メッセージ処理部702は、NOTIFYメッセージをハンドオーバ制御部704に渡す。
Next, the
ハンドオーバ制御部704は、NOTIFYメッセージを受け取り、アンカー部703に、NOTIFYメッセージがアンカーされているかどうかを確認する(ステップ1604)。ハンドオーバ制御部704は、上記確認の結果、アドレスがアンカーされていることを確認した場合、メッセージ作成部705に対して、NOTIFYメッセージに対応する応答として200 OKメッセージを送信するように指示する。上記指示を受けたメッセージ作成部705は、200 OKメッセージを作成して通信インターフェース701に渡す(ステップ1605)。
The
通信インターフェース701は、200 OKメッセージを受け取って通信端末101宛てに送信する(ステップ1606)。
The
次に、ハンドオーバ制御部704は、IMS網108経由の着信を切断するため、メッセージ作成部705に対して、CANCELメッセージを送信するように指示する。上記指示を受けたメッセージ作成部705は、通信端末101のパケット交換網108の番号宛てのCANCELメッセージを作成して通信インターフェース701に渡す(ステップ1607)。
Next, the
CANCELメッセージを受け取った通信インターフェース701は、当該CANCELメッセージを通信端末101のパケット交換網108の番号宛てに送信する(ステップ1608)。その後、通信インターフェース701は、通信端末101からのCANCELメッセージに対する200 OKメッセージを受信する(ステップ1609)。メッセージ処理部702は、通信インターフェース701で受信された200 OKメッセージを受け取り、200 OKメッセージの確認を行う(ステップ1610)。
Upon receiving the CANCEL message, the
メッセージ処理部702は、確認した200 OKメッセージから、CANCELメッセージに対する応答であることを確認し(ステップ1611)、当該200 OKメッセージをハンドオーバ制御部704に渡す(ステップ1612)。200 OKメッセージを受け取ったハンドオーバ制御部704は、当該200 OKメッセージが、ステップ1610で送信されたCANCELメッセージに対する応答であることを確認する。
次に、ハンドオーバ制御部704は、メッセージ作成部705に対して、200 OKメッセージに対する応答としてACKメッセージ送信するように指示する。上記指示を受けたメッセージ作成部705は、ACKメッセージを作成して通信インターフェース701に渡す(ステップ1613)。
The
Next, the
ACKメッセージを受け取った通信インターフェース701は、当該ACKメッセージを通信端末101のパケット交換網108での番号宛てに送信する(ステップ1614)。これにより、その後、通信端末101宛てのパケット交換網108経由の着信が切断されることとなる。続いて、ハンドオーバ制御部704は、回線交換網107経由で通信端末101に着信させるため、メッセージ作成部705に対して、INVITEメッセージを送信するように指示する。上記指示を受けたメッセージ作成部705は、通信端末101の回線交換網107の番号宛てのINVITEメッセージを作成して通信インターフェース701に渡す(ステップ1615)。
The
INVITEメッセージを受け取った通信インターフェース701は、当該INVITEメッセージを、通信端末101の回線交換網107の番号宛てに送信する(ステップ1616)。これにより、通信端末101は、回線交換網107経由で着信可能となる。
以上から、パケット交換着信状態から回線交換着信状態に移行し、着信呼のハンドオーバが実現する。
Upon receiving the INVITE message, the
From the above, the packet-switched incoming state is shifted to the circuit-switched incoming state, and handover of the incoming call is realized.
[回線交換網経由の着信呼をIMS網経由に切り替える手順]
次に、通信端末101が回線交換網(第1の網)107経由の着信呼をIMS網(第2の網)108経由に切り替えるための手順について図17および図18を参照して説明する。
[Procedure for switching an incoming call via the circuit switching network to the IMS network]
Next, a procedure for the
図17は、実施の形態2における回線交換網107経由の着信呼をIMS網108経由に切り替える手順を示すシーケンス図である。
まず、リモート通信端末106が発呼してから、通信端末101が着信するまでのステップ1701〜1704は、図10の実施の形態1のステップ1001〜1004と同様である。すなわち、ステップ1701では、リモート通信端末106は、通信端末101に対して発呼し、通信端末101宛てにINVITEメッセージを送信する。すると、INVITEメッセージを受信したMGCF103は、当該INVITEメッセージをISUP IAMメッセージに変換して送信する。ISUP IAMメッセージを受信したVMSC102は、当該ISUP IAMメッセージをSETUPメッセージに変換して通信端末101に送信する(ステップ1001と同様)。
FIG. 17 is a sequence diagram showing a procedure for switching an incoming call via the
First, Steps 1701 to 1704 from when the
ステップ1702では、SETUPメッセージを受信した通信端末101は、ALERTINGメッセージを返す。このALERTINGメッセージを受信したVMSC102は、当該ALERTINGメッセージをISUP ACMメッセージに変換して送信する。すると、MGCF103は、当該ISUP ACMメッセージを180 Ringingメッセージに変換して送信する。その後、180 Ringingメッセージを受信したCSCF104は、VCCアプリケーション105に180 Ringingメッセージを送り、VCCアプリケーション105は、180RingingメッセージをCSCF104に送信する。そして、CSCF104は、180 Ringingメッセージをリモート通信端末106に送信する(ステップ1002と同様)。
In step 1702, the
ステップ1703では、通信端末101は、ユーザに着信していることを知らせるため、着信動作を行う(ステップ1003と同様)。着信動作としては、例えば、着信音の出力、バイブレータによる振動、ディスプレイへの表示などがある。なお、通信端末101は、ステップ1003の着信動作以降も、着信動作を継続する。
ステップ1704では、通信端末101が移動し、電波強度の変化(低下)を検出する(ステップ1004と同様)。
In
In step 1704, the
すると、ステップ1705では、通信端末101は、回線交換網107経由で着信中の呼を、回線交換網107経由からIMS網108経由に切り替えるため、ハンドオーバ依頼メッセージとしてNOTIFYメッセージまたはPUBLISHメッセージ(本実施の形態では、例えば図17Aに示すSIP規格のNOTIFYメッセージ)をVCCアプリケーション105に送信する。次に、ステップ1706では、NOTIFYメッセージを受信したVCCアプリケーション105は、当該NOTIFYメッセージ(ステータスコード:図17AのEvent情報参照)から、着信呼のハンドオーバが必要と判断し、NOTIFYメッセージに対する200 ACKを返す。
In step 1705, the
次に、ステップ1708では、VCCアプリケーション105は、IMS網108から回線交換網107へのハンドオーバの場合と同様に、IMS網108経由で着信中の呼を切断するために、CANCELメッセージを送信する(ステップ1407と同様)。すると、CANCELメッセージは、MGCF103およびVMSC102を経由してDISCONNECTメッセージに変換される。そして、通信端末101は、DISCONNECTメッセージを受信する(ステップ1709)。
Next, in Step 1708, the
DISCONNECTメッセージを受信した通信端末101は、DISCONNECTメッセージに対する応答としてRELEASEメッセージを送信する(ステップ1710)。
通信端末101からのRELEASEメッセージを受信したVMSC102は、RELEASE COMPLETEメッセージを通信端末101に返す(ステップ1711)。
次に、VCCアプリケーション105は、MGCF103およびVMSC102の各々から、CANCELメッセージに対する200 OKメッセージを受け取る(ステップ1712)。
The
The
Next, the
200 OKメッセージを受信したVCCアプリケーション105は、200 OKメッセージに対するACKメッセージを返す(ステップ1713)。これにより、MGCF103が、ACKメッセージを受信し、回線交換網107経由で着信中の呼が切断される。よって、着信呼のハンドオーバが実現する。
The
次に、VCCアプリケーション105は、実施の形態1のステップ1008と同様に、通信端末101のパケット回線インターフェース宛てにINVITEメッセージを送信する(ステップ1707)。これにより、通信端末101は、IMS網108経由でINVITEメッセージ(発呼メッセージ)を受信する。
Next, the
その後、通信端末101は、実施の形態1の回線交換網108からパケット交換網107へのハンドオーバの場合と同様に、ユーザが着信応答するまで着信動作を継続し、ユーザが着信応答した場合には、実施の形態1の回線交換網108からIMS網107へのハンドオーバの場合と同様の動作を行い、通信を開始する(ステップ1009〜1012)。すなわち、通信端末101が、着信に応答した場合(ステップ1009)、通信端末101は、リモート通信端末106に向けて200 OKメッセージを送信する(ステップ1010)。すると、200 OKメッセージをMGCF103経由で受信したCSCF104は、200 OKメッセージをVCCアプリケーション105に送信した後、VCCアプリケーション105から送信された200 OKメッセージを受信する。そして、CSCF104は、リモート通信端末106に200 OKメッセージを送信する(ステップ1011)。これにより、200 OKメッセージを受信したリモート通信端末106が、ACKを通信端末101宛てに送信し、通信端末101がACKを受信する。そして、通信端末101とリモート通信端末106との間の接続が完了し、通信端末101とリモート通信端末106との間の通信がIMS網108経由で開始される(ステップ1012)。
Thereafter, as in the case of the handover from the
[通信端末の各種処理]
次に、通信端末101の各種処理について図18を参照して説明する。実施の形態2の通信端末101は、実施の形態1の着信処理(図4参照)および着信応答処理(図6参照)と同様の処理を行うが、実施の形態1と異なる処理(通信端末の着信応答待ち状態時に電波強度が低下した場合の処理)について説明する。
[Communication terminal processing]
Next, various processes of the
[着信応答待ち状態時に電波強度が低下した場合の処理]
図18は、通信端末101の着信応答待ち状態時に電波強度が低下した場合の処理を示すフローチャートである。
まず、電波強度計測部307が、パケット交換インターフェース302の電波強度の低下を検出した(ステップ1801)場合、その検出の旨をハンドオーバ制御部306に通知する(ステップ1802)。
[Processing when signal strength decreases while waiting for an incoming call response]
FIG. 18 is a flowchart showing a process when the radio wave intensity is reduced when the
First, when the radio field
ハンドオーバ制御部306が上記通知を受けた後、ハンドオーバ制御部306、メッセージ作成部304およびパケット交換インターフェース302は、図5のステップ1503〜ステップ1505の場合と同様に、ステップ1803〜ステップ1805の処理を行う。すなわち、ステップ1803では、ハンドオーバ制御部306は、ハンドオーバを行うことを決定し、メッセージ作成部304にNOTIFYメッセージまたはPUBLISHメッセージを送信するように指示する。
ステップ1804では、上記指示を受けたメッセージ作成部304は、NOTIFYメッセージをパケット交換インターフェース302に渡す。
ステップ1805では、パケット交換インターフェース302は、NOTIFYメッセージを受け取ってVCCアプリケーション105宛てに送信する。
After the
In step 1804, the
In step 1805, the
次に、NOTIFYメッセージに対する200 OKメッセージを受信した通信端末101は、回線交換インターフェース302を介して、VCCアプリケーション105から、DISCONNECTメッセージを受信する(ステップ1806)。メッセージ処理部303は、回線交換インターフェース302で受信されたDISCONNECTメッセージを受け取り、DISCONNECTメッセージの確認を行う(ステップ1807)。そして、メッセージ処理部303は、メッセージ作成部304に、DISCONNECTメッセージに対するRELEASEメッセージを送信するように指示する(ステップ1808)。上記指示を受けたメッセージ作成部304は、RELEASEメッセージを作成して回線交換インターフェース301に渡す(ステップ1809)。RELEASEメッセージを受け取った回線交換インターフェース301は、当該RELEASEメッセージをVCCアプリケーション105宛てに送信する(ステップ1810)。
Next, the
その後、回線交換インターフェース301は、RELEASEメッセージに対する応答としてRELEASE COMPLETEメッセージを受信する(ステップ1811)。メッセージ処理部303は、回線交換インターフェース301で受信されたRELEASE COMPLETEメッセージを受け取り、RELEASE COMPLETEメッセージの確認を行う(ステップ1812)。そして、ハンドオーバ制御部306は、回線交換着信状態を解除してパケット交換着信状態に移行する(ステップ1813)。このようにして、回線交換着信状態からパケット交換着信状態に移行し、回線交換網107の着信呼をIMS網108経由の着信呼にハンドオーバすることが可能となる。
次に、通信端末101は、パケット交換インターフェース302を介して、VCCアプリケーション105からINVITEメッセージを受信する(ステップ1814)。そして、メッセージ処理部303が、パケット交換インターフェース302で受信されたINVITEメッセージを受け取り、INVITEメッセージの確認を行う。すると、ハンドオーバ制御部306は、パケット交換着信状態に移行する(ステップ1815)。このようにして、回線交換着信状態からパケット交換着信状態に移行し、回線交換網107の着信呼をパケット交換網108経由の着信呼にハンドオーバすることが可能となる。
Thereafter, the
Next, the
なお、VCCアプリケーション105の処理については、IMS網108から回線交換網107へのハンドオーバの場合と同様の処理であるので、説明を省略する。
Note that the processing of the
以上説明したように、本実施の形態によると、図14などで説明したとおり、通信端末101は、IMS網108経由で着信中に、パケット交換インターフェース302の電波強度が低下して特定の条件(例えば、一定の電波強度値以下)を満たしたことを検出した場合、例えば図14AのNOTIFYメッセージをVCCアプリケーション105に送信して、網の切り替えを依頼する。したがって、通信端末101は、IMS網108経由で着信中に電波強度が低下しても、VCCアプリケーション105により切り替えられた回線交換網107経由で着信を行うことができる。
As described above, according to the present embodiment, as described with reference to FIG. 14 and the like, the
また、図17などで説明したとおり、通信端末101は、回線交換網107経由で着信中に、回線交換インターフェース301の電波強度が低下して特定の条件(例えば、一定の電波強度値以下)を満たしたことを検出した場合、例えば図17AのNOTIFYメッセージをVCCアプリケーション105に送信して、網の切り替えを依頼する。したがって、通信端末101は、回線交換網107経由で着信中に電波強度が低下しても、VCCアプリケーション105により切り替えられたIMS網108経由で着信を行うことができる。
In addition, as described with reference to FIG. 17 and the like, the
よって、通信端末101は、異種網間において着信中の呼のハンドオーバを行い、着信を継続することができる。
Therefore, the
(実施の形態3)
実施の形態3では、CANCELメッセージを用いてIMS網108と回線交換網107との間で発信呼をハンドオーバする場合について説明する。
(Embodiment 3)
In the third embodiment, a case where an outgoing call is handed over between the
[IMS網経由の発信呼を回線交換網経由に切り替えるための手順]
まず、通信端末101がIMS網108(第1の網)経由の発信呼を回線交換網(第2の網)107経由に切り替えるための手順について図19ないし図24を参照して説明する。
[Procedure for switching outgoing call via IMS network to circuit switching network]
First, a procedure for the
図19は、実施の形態3におけるIMS網108経由の発信呼を回線交換網107経由に切り替える手順を示すシーケンス図である。
まず、通信端末101がリモート通信端末106に対して発呼し、INVITEメッセージを、VCCアプリケーション105を介して、リモート通信端末106宛てに送信する(ステップ1901)。INVITEメッセージを受信したリモート通信端末106は、ユーザを呼び出し中であることを通信端末101に知らせるために、180Ringingメッセージを返す(ステップ1902)。
180RingingメッセージをVCCアプリケーション105経由で受信したCSCF104は、VCCアプリケーション105に180Ringingメッセージを送り、VCCアプリケーション105は、180RingingメッセージをCSCF104に送信する。そして、CSCF104は、180Ringingメッセージを通信端末101宛てに送信する。180RingingメッセージをMGCF102経由で受信した通信端末101は、ユーザに呼び出し中であることを知らせるため、発信動作(例えば、呼び出し音を鳴らす動作)を行う(ステップ1903)。
FIG. 19 is a sequence diagram showing a procedure for switching an outgoing call via the
First, the
The
その後、例えば、通信端末101が移動し、電波強度の変化(低下)を検出する(ステップ1904)。すると、通信端末101は、IMS網108経由で発信中の呼を、IMS網108経由から回線交換網107経由に切り替えるため、例えば図19Aに示すSIP規格のCANCELメッセージ(依頼メッセージ)をVCCアプリケーション105に送信する(ステップ1905)。CANCELメッセージを発信呼のハンドオーバを依頼するメッセージとして利用する。上記CANCELメッセージ中には、当該発信の中止とともに、発信中ドメインの移動を依頼することを示すヘッダ(図19AのEvent情報参照)が追加される。これにより、1つのCANCELメッセージにより、IMS網108から回線交換網107への切り替えの依頼と、切り替え前のIMS網108の呼の切断を行なうことができる。よって、IMS網を含む交換網のメッセージ量が減り、有益である。
Thereafter, for example, the
CANCELメッセージを受信したVCCアプリケーション105は、発信呼のハンドオーバが必要と判断し、CANCELメッセージに対する200 OKメッセージ(発呼メッセージ)を返す(ステップ1906)。すると、CSCF104が、200 OKメッセージを受け取り、その200 OKメッセージを通信端末101に送信する。
次に、VCCアプリケーション105は、通信端末101に対して、発信呼を切断するため、487Request Terminatedメッセージを送信する(ステップ1907)。
The
Next, the
487Request Terminatedメッセージを受信した通信端末101は、487Request Terminatedメッセージに対する応答としてACKメッセージをVCCアプリケーション105に返す(ステップ1908)。これにより、IMS網108経由の発信呼が切断されることとなる。
The
次に、通信端末101は、VCCアプリケーション105に向けてSETUPメッセージ(転送先網経由の発呼メッセージ)を送信する(ステップ1909)。このSETUPメッセージを受信したVMSC102は、当該SETUPメッセージをISUP IAMメッセージに変換して送信する。そして、ISUP IAMメッセージを受信したMGCF103は、当該ISUP IAMメッセージをINVITEメッセージに変換して、VCCアプリケーション105に送信する(ステップ1910)。
Next, the
その後、リモート通信端末106のユーザが着信に応答した場合、リモート通信端末106は、着信応答として200 OKメッセージを通信端末101に返す。200 OKメッセージを受信したCSCF104は、VCCアプリケーション105に200 OKメッセージを送り、VCCアプリケーション105は200 OKメッセージをCSCF104に送信する。次に、CSCF104は、200 OKメッセージを送信する。
200 OKメッセージを受信したMGCF103は、当該200 OKメッセージをISUP ANMメッセージに変換して送信する。ISUP ANMメッセージを受信したVMSC102は、当該ISUP ANMメッセージをCONNECTメッセージに変換して通信端末101に送信する(ステップ1911)。
CONNECTメッセージを受信した通信端末101は、当該CONNECTメッセージに対する応答としてCONNECT ACKメッセージを返す。これにより、VMSC102が、CONNECT ACKメッセージを受信し、通信端末101は、回線交換網107との接続が完了する(ステップ1912)。
Thereafter, when the user of the
The
The
[通信端末の各種処理]
次に、実施の形態3における通信端末101の各種処理について図20ないし図22を参照して説明する。
[Communication terminal processing]
Next, various processes of
[発信処理]
図20は、通信端末101の発信処理を示すフローチャートである。
まず、メッセージ作成部304は、リモート通信端末106宛てのINVITEメッセージを作成してパケット交換インターフェース302に渡す(ステップ2001)。INVITEメッセージを受け取ったパケット交換インターフェース302は、当該INVITEメッセージをリモート通信端末106宛てに送信する(ステップ2002)。その後、パケット交換インターフェース302は、リモート通信端末106から、上記INVITEメッセージに対する応答として、180Ringingメッセージを受信する。そして、発信動作部305が、発信動作を行う(ステップ2003)。発信動作としては、例えば、呼び出し音の出力、ディスプレイへの表示などがある。
[Outgoing processing]
FIG. 20 is a flowchart showing the calling process of the
First, the
[発信応答待ち状態時に電波強度が低下した場合の処理]
図21は、通信端末101の発信応答待ち状態時に電波強度が低下した場合の処理を示すフローチャートである。
まず、電波強度計測部307が、パケット交換インターフェース302の電波強度の低下を検出し(ステップ2101)、その低下の旨をハンドオーバ制御部306に通知する(ステップ2102)。
電波強度低下の通知を受けたハンドオーバ制御部306は、ハンドオーバを行うことを決定し、メッセージ作成部304にCANCELメッセージ(依頼メッセージ)を送信するように指示する。上記指示を受けたメッセージ作成部304は、CANCELメッセージをパケット交換インターフェース302に渡す(ステップ2103)。
[Processing when signal strength decreases while waiting for outgoing response]
FIG. 21 is a flowchart showing a process when the radio wave intensity is reduced when the
First, the radio field
The
パケット交換インターフェース(第1通信部)302は、CANCELメッセージを受け取ってVCCアプリケーション105宛てに送信する(ステップ2104)。その後、パケット交換インターフェース302は、CANCELメッセージに対する200 OKメッセージを受信する(ステップ2105)。そして、メッセージ処理部303が、パケット交換インターフェース302で受信した200 OKメッセージを受け取り、200 OKメッセージの確認を行う(ステップ2106)。そして、メッセージ処理部303は、200 OKメッセージをハンドオーバ制御部306に渡す(ステップ2107)。
The packet switching interface (first communication unit) 302 receives the CANCEL message and transmits it to the VCC application 105 (step 2104). Thereafter, the
続いて、パケット回線交換インターフェース302は、VCCアプリケーション105から、発信呼を切断するための487Request Terminatedメッセージを受信する(ステップ2108)。メッセージ処理部303は、パケット回線交換インターフェース302で受信された487Request Terminatedメッセージを受け取り、487Request Teminatedメッセージの確認を行う(ステップ2109)。
Subsequently, the packet
さらに、メッセージ処理部303は、487Request Terminatedメッセージをハンドオーバ制御部306に渡す(ステップ2110)。これにより、487Request Terminatedメッセージを受け取ったハンドオーバ制御部306は、IMS網108経由の発信呼がキャンセルされたことを検出する。そして、ハンドオーバ制御部306は、487Request Terminatedメッセージに対する応答としてACKメッセージを送るようにメッセージ作成部304に指示する(ステップ2111)。上記指示を受けたメッセージ作成部304は、ACKメッセージをパケット交換インターフェース302に渡す(ステップ2112)。ACKメッセージを受け取ったパケット交換インターフェース302は、当該ACKメッセージをVCCアプリケーション105宛てに送信する(ステップ2113)。
Further, the
次に、ハンドオーバ制御部306は、回線交換網107経由で発信を行うため、メッセージ作成部304に、SETUPメッセージ(発呼メッセージ)を送るように指示する(ステップ2114)。上記指示を受けたメッセージ作成部304は、SETUPメッセージを回線交換インターフェース301に渡す(ステップ2115)。SETUPメッセージを受け取った回線交換インターフェース(第2通信部)301は、当該SETUPメッセージをVCCアプリケーション105宛てに送信する(ステップ2116)。これにより、以降、パケット交換発信状態から回線交換発信状態に移行し、IMS網108経由の発信呼を回線交換網107経由の発信呼にハンドオーバすることが可能となる。
Next, the
[発信応答に対する処理]
図22は、通信端末101の発信応答に対する処理を示すフローチャートである。
まず、発信動作制御部305は、発信呼のハンドオーバ処理中(図21のステップ2101〜2116参照)も、発信動作を継続する(ステップ2201)。
次に、回線交換インターフェース301は、上記発信動作の継続中に、CONNECTメッセージを受信する(ステップ2202)。メッセージ処理部303は、回線交換インターフェース301で受信されたCONNECTメッセージを受け取り、CONNECTメッセージの確認を行う(ステップ2203)。
[Processing for outgoing response]
FIG. 22 is a flowchart showing a process for a transmission response of the
First, the outgoing call
Next, the
次に、メッセージ処理部303は、CONNECT ACKメッセージを送るようにメッセージ作成部304に指示する(ステップ2204)。上記指示を受けたメッセージ作成部304は、CONNECT ACKメッセージを作成し回線交換インターフェース301に渡す(ステップ2205)。CONNECT ACKメッセージを受け取った回線交換インターフェース301は、当該CONNECT ACKメッセージを送信する(ステップ2206)。これにより、回線交換網107との接続が完了する。
発信呼のハンドオーバ処理中にリモート通信端末106のユーザによる応答があった場合、リモート通信端末106からの応答メッセージである200 OKメッセージをVCCアプリケーションが受信するが、すぐには送信せずにハンドオーバ処理が終了してから送信するようにする。そうすることで、ハンドオーバ処理中にリモート通信端末106のユーザによる応答があっても対応することができる。
Next, the
When there is a response from the user of the
[VCCアプリケーションの各種処理]
次に、VCCアプリケーション105の各種処理について図23および図24を参照して説明する。
[Vcc application processing]
Next, various processes of the
[INVITEメッセージ受信時の処理]
図23は、VCCアプリケーション105が通信端末101からINVITEメッセージを受信した場合の処理を示すフローチャートである。
通信インターフェース701が、通信端末101から、INVITEメッセージを受信する(ステップ2301)。メッセージ処理部702は、通信インターフェース701で受信されたINVITEメッセージを受け取り、INVITEメッセージの確認を行う(ステップ2302)。そして、メッセージ処理部702は、INVITEメッセージをアンカー制御部703に渡す(ステップ2303)。
[Process when receiving INVITE message]
FIG. 23 is a flowchart showing processing when the
The
アンカー制御部703は、通常のVCC動作に従って、当該INVITEメッセージを一旦終端(アンカー)する(ステップ2304)。次に、メッセージ処理部702は、INVITEメッセージを、通信インターフェース701を介して、リモート移動端末106に転送する(ステップ2305)。このようにして、INVITEメッセージがVCCアプリケーション105によってアンカーされる。
The
[CANCELメッセージ受信時の処理]
図24は、VCCアプリケーション105が通信端末101からCANCELメッセージを受信した場合の処理を示すフローチャートである。
通信インターフェース701は、通信端末101から、CANCELメッセージを受信する(ステップ2401)。メッセージ処理部702は、通信インターフェース701で受信されたCANCELメッセージを受け取り、CANCELメッセージの確認を行う(ステップ2402)。そして、メッセージ処理部702は、CANCELメッセージをハンドオーバ制御部704に渡す(ステップ2403)。CANCELメッセージを受け取ったハンドオーバ制御部704は、CANCELメッセージに含まれるヘッダ、すなわち発信呼のハンドオーバの依頼を示すヘッダを確認する。そして、ハンドオーバ制御部704は、通信端末101がハンドオーバを必要としていることを確認する(ステップ2404)。
[Process when CANCEL message is received]
FIG. 24 is a flowchart showing processing when the
The
次に、ハンドオーバ制御部704は、メッセージ作成部705に対して、CANCELメッセージに対する応答として200 OKメッセージを送信するように指示する。上記指示を受けたメッセージ作成部705は、200 OKメッセージを作成して通信インターフェース701に渡す(ステップ2405)。200 OKメッセージを受け取った通信インターフェース701は、当該200 OKメッセージを通信端末101宛てに送信する(ステップ2406)。
Next, the
次に、メッセージ作成部705は、ハンドオーバ制御部704の指示に基づき、IMS網108経由の発信呼を切断するために、通信端末101宛てに487Request Terminatedメッセージを作成する。そして、通信インターフェース701は、487Request Terminatedメッセージを受け取って、通信端末宛てに送信する(ステップ2407)。これにより、IMS網108経由の発信呼が切断される。そして、通信端末101から、回線交換網107経由の発信が行われることにより、発信呼のハンドオーバを行うことが可能となる。
以上から、通信端末101の発信中に、CANCELメッセージを利用することにより発信呼のハンドオーバを行うことが可能となる。
Next, the
As described above, the outgoing call can be handed over by using the CANCEL message during the outgoing call of the
[回線交換網経由の発信呼をIMS網経由に切り替えるための手順]
次に、通信端末101が回線交換網(第1の網)107経由の発信呼をIMS網(第2の網)108経由に切り替えるための手順について図25ないし図28を参照して説明する。
[Procedure for switching outgoing call via circuit switching network to IMS network]
Next, a procedure for the
図25は、回線交換網107経由の発信呼をIMS網108に切り替えるG手順を示すシーケンス図である。
まず、通信端末101は、リモート通信端末106に対して発呼し、リモート通信端末106宛てにSETUPメッセージを送信する(ステップ2501)。SETUPメッセージを受信したVMSC102は、当該SETUPメッセージをISUP IAMメッセージに変換して送信する。ISUP IAMメッセージを受信したMGCF103は、当該ISUP IAMメッセージをINVITEメッセージに変換してCSCF104に送信する。INVITEメッセージを受信したCSCF104は、当該INVITEメッセージをVCCアプリケーション105に転送する。INVITEメッセージを受信したVCCアプリケーション105は、当該INVITEメッセージをアンカーした後、CSCF104に送信する。そして、INVITEメッセージを受信したCSCF104は、当該INVITEメッセージをリモート通信端末106に送信する。
FIG. 25 is a sequence diagram showing a G procedure for switching an outgoing call via the
First, the
INVITEメッセージを受信したリモート通信端末106は、ユーザを呼び出し中であることを通信端末101に知らせるために、180Ringingメッセージを返す(ステップ2502)。すると、180Ringingメッセージを受信したCSCF104は、VCCアプリケーション105に180Ringingメッセージを送り、VCCアプリケーション105は、180RingingメッセージをCSCF104に送信する。そして、CSCF104は、180RingingメッセージをMGCF103に送信する。180Ringingメッセージを受信したMGCF103は、当該180RingingメッセージをISUP ICMメッセージに変換して送信する。そして、ISUP ACMメッセージを受信したVMSC102は、当該ISUP ACMメッセージをALERTINGメッセージに変換して通信端末101に送信する。
The
ALERTINGメッセージを受信した通信端末101は、ユーザに呼び出し中であることを知らせるため、発信動作(例えば、呼び出し音を鳴らすなど)を行う(ステップ2503)。
The
その後、例えば、通信端末101が移動し、電波強度の変化(低下)を検出する(ステップ2504)。すると、通信端末101は、回線交換網107経由で発信中の呼を、回線交換網107経由からIMS網108経由に切り替えるため、例えば図25Aに示すDISCONNECTメッセージ(依頼メッセージ)をVCCアプリケーション105に送信する(ステップ2505)。DISCONNECTメッセージは、発信呼のハンドオーバを依頼するためのメッセージとして利用する。このとき、DISCONNECTメッセージ中のCauseフィールドには、発信呼のドメイン移動であることを示す新規Causeが指定される。図25Aの例では、新規Causeは、cause value=125として定め、発信呼の転送を意味するcauseとしている。
Thereafter, for example, the
DISCONNECTメッセージを受信したVMSC102は、当該DISCONNECTメッセージをISUP RELメッセージに変換して送信する。ISUP RELメッセージを受信したMGCF103は、当該ISUP RELメッセージをCANCELメッセージに変換して、CSCF104経由でVCCアプリケーション105に送信する(ステップ2506)。このとき、CANCELメッセージには、発信呼のハンドオーバを依頼する情報が保持される。
The
CANCELメッセージを受信したVCCアプリケーション105は、当該CANCELメッセージから、発信呼のハンドオーバが必要なことを検出する。そして、VCCアプリケーション105は、CANCELメッセージに対する200 OKメッセージを返す(ステップ2507)。そして、VCCアプリケーション105は、発信呼を切断するため、487Request Terminatedメッセージを送る(ステップ2508)。
The
また、DISCONNECTメッセージを受信したVMSC102は、当該DISCONNECTメッセージに対する応答として、RELEASEメッセージを通信端末101に返す。そして、RELEASEメッセージを受信した通信端末101は、RELEASE COMPLETEメッセージをVMSC102に返す(ステップ2509)。これにより、回線交換網107経由の発信呼を切断することが可能となる。
Further, the
続いて、通信端末101は、VCCアプリケーション105に向けてINVITEメッセージ(発呼メッセージ)を送信する(ステップ2510)。これにより、IMS網108経由の発信呼が確立する。
Subsequently, the
その後、リモート通信端末106のユーザが着信に応答した場合、リモート通信端末106は、着信応答として通信端末101に200 OKメッセージを返す(ステップ2511)。このとき、200 OKメッセージを受信したCSCF104は、VCCアプリケーション105に200 OKメッセージを送り、VCCアプリケーション105は、200 OKメッセージをCSCF104に送信する。そして、CSCF104は、200 OKメッセージを通信端末101に送信する。これにより、通信端末101が、200 OKメッセージを受信する。そして、通信端末101は、200 OKメッセージに応答して、ACKメッセージを返す。以上から、IMS網108との接続が完了し、通話が開始される(ステップ2512)。
Thereafter, when the user of the
[通信端末の各種処理]
次に、通信端末101の各種処理について図26ないし図29を参照して説明する。
[Communication terminal processing]
Next, various processes of the
[発信処理]
図26は、通信端末101の発信処理を示すフローチャートである。
まず、メッセージ作成部304は、リモート通信端末106宛てのSETUPメッセージを作成して、回線交換インターフェース301に渡す(ステップ2601)。SETUPメッセージを受け取った回線交換インターフェース301は、当該SETUPメッセージをリモート通信端末106宛てに送信する(ステップ2602)。
[Outgoing processing]
FIG. 26 is a flowchart showing a calling process of the
First, the
その後、回線交換インターフェース301は、ALERTINGメッセージを受信する(ステップ2603)。メッセージ処理部303は、回線交換インターフェース301で受信されたALERTINGメッセージを受け取り、ALERTINGメッセージの確認を行う。そして、ハンドオーバ制御部306は、回線交換発信状態に移行する(ステップ2604)。その後、メッセージ処理部303は、発信動作制御部305に発信動作を行うように指示する。上記指示を受けた発信動作制御部305は、発信動作を行う(ステップ2605)。
Thereafter, the
[発信応答待ち状態時に電波強度が低下した場合の処理]
図27は、通信端末101の発信応答待ち状態時に電波強度が低下した場合の処理を示すフローチャートである。
まず、電波強度計測部307が、回線交換インターフェース301の電波強度の低下を検出し(ステップ2701)、その検出の旨をハンドオーバ制御部306に通知する(ステップ2702)。
電波強度低下の通知を受けたハンドオーバ制御部306は、ハンドオーバを行うことを決定し、メッセージ作成部304にDISCONNECTメッセージ(依頼メッセージ)を送信するように指示する。上記指示を受けたメッセージ作成部304は、DISCONNECTメッセージを回線交換インターフェース301に渡す(ステップ2703)。DISCONNECTメッセージを受け取った回線交換インターフェース(第1通信部)301は、当該DISCONNECTメッセージをVCCアプリケーション105宛てに送信する(ステップ2704)。
[Processing when signal strength decreases while waiting for outgoing response]
FIG. 27 is a flowchart showing a process when the radio wave intensity is lowered when the
First, the radio field
The
その後、回線交換インターフェース301は、DISCONNECTメッセージに対するRELEASEメッセージを受信する(ステップ2705)。メッセージ処理部303は、回線交換インターフェース301で受信されたRELEASEメッセージを受け取り、RELEASEメッセージの確認を行う(ステップ2706)。
Thereafter, the
次に、メッセージ処理部303は、RELEASEメッセージに対する応答としてRELEASE COMPLETEメッセージを送信するようにメッセージ作成部304に指示する(ステップ2707)。上記指示を受けたメッセージ作成部304は、RELEASE COMPLETEメッセージを作成して、回線交換インターフェース301に渡す(ステップ2708)。RELEASE COMPLETEメッセージを受信した回線交換インターフェース301は、当該RELEASE COMPLETEメッセージを送信する(ステップ2709)。
Next, the
次に、ハンドオーバ制御部306は、メッセージ作成部304にINVITEメッセージ(発呼メッセージ)を送信するように指示する。上記指示を受けたメッセージ作成部304は、INVITEメッセージを作成し、パケット交換インターフェース302に渡す。INVITEメッセージを受け取ったパケット交換インターフェース(第2通信部)302は、当該INVITEメッセージをVCCアプリケーション105宛てに送信する(ステップ2710)これにより、ハンドオーバ制御部306は、パケット交換発信状態に移行する(ステップ2711)。このようにして、回線交換発信状態からパケット交換発信状態に移行し、発信呼のハンドオーバが実現する。
Next, the
[発信応答に対する処理]
図28は、通信端末101の発信応答に対する処理を示すフローチャートである。
まず、発信動作制御部305は、発信呼のハンドオーバ処理中(図25のステップ2505〜2510参照)、発信動作を継続する(ステップ2801)。
そして、パケット交換インターフェース302は、上記発信動作の継続中に、200 OKメッセージを受信する(ステップ2802)。メッセージ処理部303は、パケット交換インターフェース302で受信された200 OKメッセージを受け取り、200 OKメッセージの確認を行う(ステップ2803)。
[Processing for outgoing response]
FIG. 28 is a flowchart showing a process for a transmission response of the
First, the outgoing call
Then, the
次に、メッセージ処理部303は、ACKメッセージを送るようにメッセージ作成部304に指示する(ステップ2804)。上記指示を受けたメッセージ作成部304は、ACKメッセージをパケット交換インターフェース302に渡す(ステップ2805)。ACKメッセージを受け取った回線交換インターフェース301は、当該ACKメッセージを送信する(ステップ2806)。これにより、IMS網108への接続が完了する。
発信呼のハンドオーバ処理中にリモート通信端末106のユーザによる応答があった場合、リモート通信端末106からの応答メッセージである200 OKメッセージをVCCアプリケーションが受信するが、すぐには送信せずにハンドオーバ処理が終了してから送信するようにする。そうすることで、ハンドオーバ処理中にリモート通信端末106のユーザによる応答があっても対応することができる。
Next, the
When there is a response from the user of the
なお、VCCアプリケーション105の処理については、IMS網108から回線交換網107へのハンドオーバの場合と同様の処理であるので、説明を省略する。
Note that the processing of the
以上説明したように、本実施の形態によると、図19などで説明したとおり、通信端末101は、IMS網108経由で発信中に、パケット交換インターフェース302の電波強度が低下して特定の条件(例えば、一定の電波強度値以下)を満たしたことを検出した場合、例えば図19AのCANCELメッセージをVCCアプリケーション105に送信して、網の切り替えの依頼と、切り替え前の網の呼の切断を要求する。したがって、通信端末101は、IMS網108経由で発信中に電波強度が低下しても、切り替えられた回線交換網107経由で発信を継続することができる。
As described above, according to the present embodiment, as described with reference to FIG. 19 and the like, the
また、図25などで説明したとおり、通信端末101は、回線交換網107経由で発信中に、回線交換インターフェース301の電波強度が低下して特定の条件(例えば、一定の電波強度値以下)を満たしたことを検出した場合、まず、例えば図25AのDISCONNECTメッセージを送信して、発信呼の転送を依頼した後、INVITEメッセージをVCCアプリケーション105に送信する。したがって、通信端末101は、回線交換網107経由で発信中に電波強度が低下しても、切り替えられたIMS網108経由で発信を行うことができる。
よって、異種網間において発信中の呼のハンドオーバを行い、発信を継続することができる。
Further, as described with reference to FIG. 25 and the like, the
Therefore, it is possible to perform call handover between different networks and continue the call.
(実施の形態4)
実施の形態4では、NOTIFYまたはPUBLISHのメッセージを用いてIMS網108と回線交換網107との間で発信呼をハンドオーバする場合について説明する。
(Embodiment 4)
In the fourth embodiment, a case where an outgoing call is handed over between the
[IMS網経由の発信呼を回線交換網経由に切り替えるための手順]
次に、通信端末101がIMS網(第1の網)108経由の発信呼を回線交換網(第2の網)107経由に切り替えるための手順について図29ないし図33を参照して説明する。
[Procedure for switching outgoing call via IMS network to circuit switching network]
Next, a procedure for the
図29は、実施の形態4におけるIMS網108経由の発信呼を回線交換網107経由に切り替える手順を示すシーケンス図である。なお、図29のステップ1901〜1904およびステップ1909〜1912は、図19のステップ1901〜1904およびステップ1909〜1912と同様の処理を表す。そこで、図29の実施の形態4は、図19の場合と異なる点を主に説明する。
まず、通信端末101が発呼しINVITEメッセージを送信してから、リモート通信端末106が着信した(ステップ1901〜1903)後、通信端末101が、電波強度の低下(変化)を検出する(ステップ1904)。
FIG. 29 is a sequence diagram illustrating a procedure for switching an outgoing call via the
First, after the
次に、電波強度の低下を検出した通信端末101が、IMS網108経由で発信中の呼を、IMS網108経由から回線交換網107経由に切り替えるため、発信呼のハンドオーバを依頼するためのメッセージとしてNOTIFYまたはPUBLISHメッセージをVCCアプリケーション105に送信する(ステップ2901)。NOTIFYまたはPUBLISHメッセージ中に、発信中ドメイン移動であることを示すヘッダ(例えば図29AのEvent情報参照)を追加することにより、VCCアプリケーション105に発信中ドメイン移動を依頼することが可能となる。図29では、例えば図29Aに示すSIP規格のNOTIFYメッセージを用いる場合について説明する。
Next, the
次に、NOTIFYメッセージを受信したVCCアプリケーション105は、発信呼のハンドオーバが必要だと判断し、NOTIFYメッセージに対する応答として200 OKメッセージを返す(ステップ2902)。VCCアプリケーション105からの200 OKメッセージを受信した通信端末101は、発信中の呼をキャンセルするため、VCCアプリケーション105に向けてCANCELメッセージを送信する(ステップ2903)。なお、図29のNOTIFYまたはPUBLISHメッセージは、図29のCANCELメッセージを兼ねてもよい。この場合、通信端末101は、CANCELメッセージを送信する必要がない。
Next, the
CANCELメッセージを受信したVCCアプリケーション105は、CANCELメッセージに対する応答として200 OKメッセージを返す(ステップ2904)。そして、VCCアプリケーション105は、発信呼を切断するため、487 Request Terminatedメッセージを送信する(ステップ2905)。487 Request Terminatedメッセージを受信した通信端末101は、当該487 Request Terminatedメッセージに対する応答としてACKメッセージをVCCアプリケーション105に返す(ステップ2906)。これにより、IMS網108経由の発信呼を切断することが可能となる。
The
次に、通信端末101は、回線交換網107経由で発信を行うが、この動作は、図19の実施の形態3のステップ1909〜1912と同様の処理である。このようにして、IMS網108から回線交換網107への発信呼のハンドオーバが可能となる。
Next, the
[通信端末の各種処理]
次に、通信端末101の各種処理について図30を参照して説明する。実施の形態4の通信端末101は、実施の形態3の発信処理(図21のステップ2114〜2116参照)および発信応答に対する処理(図22のステップ2201〜2206参照)と同様の処理を行うが、実施の形態3と異なる処理(通信端末の着信応答待ち状態時に電波強度が低下した場合の処理)について説明する。
[Communication terminal processing]
Next, various processes of the
[発信応答待ち状態時に電波強度が低下した場合の処理]
図30は、通信端末101の発信応答待ち状態時に電波強度が低下した場合の処理を示すフローチャートである。
まず、電波強度計測部307が、パケット交換インターフェース302の電波強度の低下を検出した(ステップ3001)場合、その検出の旨をハンドオーバ制御部306に通知する(ステップ3002)。
[Processing when signal strength decreases while waiting for outgoing response]
FIG. 30 is a flowchart showing a process when the radio wave intensity is lowered when the
First, when the radio field
電波強度低下の通知を受けたハンドオーバ制御部306は、ハンドオーバを行うことを決定し、メッセージ作成部304にNOTIFYメッセージ(またはPUBLISHメッセージ)を送信するように指示する。本実施の形態のハンドオーバ制御部306は、NOTIFYメッセージを送信するように指示する。上記指示を受けたメッセージ作成部304は、NOTIFYメッセージを作成し、パケット交換インターフェース302に渡す(ステップ3003)。NOTIFYメッセージを受け取ったパケット交換インターフェース302は、当該NOTIFYメッセージをVCCアプリケーション105宛てに送信する(ステップ3004)。
The
その後、パケット交換インターフェース302は、NOTIFYメッセージに対する200 OKメッセージを受信する(ステップ3005)。メッセージ処理部303は、パケット交換インターフェース302で受信された200 OKメッセージを受け取り、200 OKメッセージの確認を行う(ステップ3006)。そして、メッセージ処理部303は、200 OKメッセージをハンドオーバ制御部306に渡す(ステップ3007)。
Thereafter, the
200 OKメッセージを受信したハンドオーバ制御部306は、VCCアプリケーション105がハンドオーバの依頼を受けたことを検出する。そして、ハンドオーバ制御部306は、現在発信中の発信呼をキャンセルするためのCANCELメッセージを送信するようにメッセージ作成部304に指示する(ステップ3008)。上記指示を受けたメッセージ作成部304は、CANCELメッセージをパケット交換インターフェース302に渡す(ステップ3009)。CANCELメッセージを受け取ったパケット交換インターフェース302は、当該CANCELメッセージをVCCアプリケーション105宛てに送信する(ステップ3010)。なお、NOTIFYまたはPUBLISHメッセージは、CANCELメッセージを兼ねてもよい。この場合、通信端末101は、CANCELメッセージを送信する必要がない。
The
その後、パケット交換インターフェース302は、CANCELメッセージに対する200 OKメッセージを受信する(ステップ3011)。メッセージ処理部303は、パケット交換インターフェース302で受信された200 OKメッセージを受け取り、200 OKメッセージの確認を行う(ステップ3012)。そして、メッセージ処理部303は、200 OKメッセージをハンドオーバ制御部306に渡す(ステップ3013)。
Thereafter, the
次に、パケット交換インターフェース302は、487 Request Terminatedメッセージを受信する(ステップ3014)。メッセージ処理部303は、パケット交換インターフェース302で受信された487 Request Terminatedメッセージを受け取り、487 Request Terminatedメッセージの確認を行う(ステップ3015)。次に、メッセージ処理部303は、487 Request Terminatedメッセージをハンドオーバ制御部306に渡す(ステップ3016)。これにより、ハンドオーバ制御部306は、IMS網108経由の発信呼がキャンセルされたことを検出する。
Next, the
次に、ハンドオーバ制御部306は、487 Request Terminatedメッセージに対する応答として、ACKメッセージを送るようにメッセージ作成部304に指示する(ステップ3017)。上記指示を受けたメッセージ作成部304は、ACKメッセージを作成し、パケット交換インターフェース302に渡す(ステップ3018)。ACKメッセージを受け取ったパケット交換インターフェース302は、当該ACKメッセージをVCCアプリケーション105宛てに送信する(ステップ3019)。これにより、IMS網108経由の発信呼がキャンセルされる。
Next, the
次に、図示されていないが、通信端末101が回線交換網107経由で発信処理を行い(実施の形態3のステップ2114から2116までの処理と同様)、パケット交換発信状態から回線交換発信状態に移行し、発信呼のハンドオーバが実現する。
Next, although not shown in the figure, the
[VCCアプリケーションの各種処理]
次に、VCCアプリケーション105の各種処理について図31を参照して説明する。実施の形態4のVCCアプリケーション105は、実施の形態3のINVITEメッセージ受信時の処理(図23のステップ2301〜2305参照)と同様の処理を行うが、実施の形態3と異なる処理(VCCアプリケーションのNOTIFY受信時の処理)について説明する。
[Vcc application processing]
Next, various processes of the
[NOTIFYメッセージ受信時の処理]
図31は、VCCアプリケーション105が通信端末101からNOTIFYメッセージを受信した場合の処理を示すフローチャートである。図31のVCCアプリケーション105は、NOTIFYメッセージを受信した場合について説明するが、PUBLISHメッセージを受信した場合も同様の処理を行う。
通信インターフェース701が、通信端末101から、NOTIFYメッセージを受信する(ステップ3101)。メッセージ処理部702は、通信インターフェース701で受信されたNOTIFYメッセージを受け取り、NOTIFYメッセージの確認を行う(ステップ3102)。そして、メッセージ処理部702は、NOTIFYメッセージをハンドオーバ制御部704に渡す(ステップ3103)。
[Process when NOTIFY message is received]
FIG. 31 is a flowchart showing a process when the
The
ハンドオーバ制御部704は、NOTIFYメッセージに含まれる、発信呼のハンドオーバを示す情報を確認する。そして、ハンドオーバ制御部704は、通信端末101がハンドオーバを必要としていることを確認する(ステップ3104)。
The
次に、ハンドオーバ制御部704は、メッセージ作成部705に対して、NOTIFYメッセージに対する応答として200 OKメッセージを送信するように指示する。上記指示を受けたメッセージ作成部705は、200 OKメッセージを作成して通信インターフェース701に渡す(ステップ3105)。200 OKメッセージを受け取った通信インターフェース701は、当該200 OKメッセージを通信端末101のパケット交換インターフェース302宛てに送信する(ステップ3106)。
Next, the
次に、通信インターフェース701は、通信端末101からのCANCELメッセージを受信する(ステップ3107)。次に、図示されていないが、通信インターフェース701は、CANCELメッセージに対する応答と、発信呼をキャンセルするための487 Request Terminatedメッセージとを送信する。NOTIFYメッセージやPUBLISHメッセージがCANCELメッセージを兼ねていた場合、VCCアプリケーション105はCANCELメッセージを受信することなく487 Request Terminatedメッセージを送信する。これらの動作は、実施の形態3のステップ2401〜2407と同様であるので、説明を省略する。これにより、IMS網108経由の発信呼が切断される。以降、通信端末101から、回線交換網107経由の発信が行われ、発信呼のハンドオーバが実現する。
以上のようにして、NOTIFY(またはPUBLISH)メッセージを用いて、発信呼のハンドオーバを行うことが可能となる。
Next, the
As described above, the outgoing call can be handed over using the NOTIFY (or PUBLISH) message.
[回線交換網経由の発信呼をIMS網経由に切り替えるための手順]
次に、通信端末101が回線交換網(第1の網)107経由の発信呼をIMS網(第2の網)108経由に切り替えるための手順について図32および図34を参照して説明する。
[Procedure for switching outgoing call via circuit switching network to IMS network]
Next, a procedure for the
図32は、回線交換網107経由の発信呼をIMS網108経由に切り替える手順を示すシーケンス図である。なお、図32のステップ2501〜2504およびステップ2506〜2512は、図25のステップ2501〜2504およびステップ2506〜2512と同様の処理を表す。そこで、図32の実施の形態4は、図25の場合と異なる点を主に説明する。
通信端末101が発呼するためにSETUPメッセージ(発呼メッセージ)を送信してから、リモート通信端末106が着信した(ステップ2501〜2503)後、通信端末101が、電波強度の低下(変化)を検出する(ステップ2504)。
FIG. 32 is a sequence diagram showing a procedure for switching an outgoing call via the
After the
次に、電波強度の低下を検出した通信端末101は、回線交換網107経由で発信中の呼を、回線交換網107経由からIMS網108経由に切り替えるため、発信呼のハンドオーバを依頼するメッセージとして、NOTIFY(依頼メッセージ)またはPUBLISHメッセージをVCCアプリケーション105に送信する(ステップ3201)。NOTIFYまたはPUBLISHメッセージ中に、発信中ドメイン移動であることを示すヘッダを追加することにより、VCCアプリケーション105に発信中ドメイン移動を依頼することが可能となる。図32では、図32Aに示すSIP規格のNOTIFYメッセージを用いる場合について説明する。
Next, the
次に、NOTIFYメッセージを受信したVCCアプリケーション105は、発信呼のハンドオーバが必要だと判断し、NOTIFYメッセージに対する応答として200 OKメッセージを返す(ステップ3202)。VCCアプリケーション105からの200 OKメッセージを受信した通信端末101は、発信中の呼をキャンセルするため、VCCアプリケーション105に向けてDISCONNECTメッセージを送信する(ステップ3203)。その後、図25の実施の形態3のステップ2506〜2510と同様の動作を行い、回線交換網107経由の発信呼をIMS網108経由に切り替えることができる。その後、リモート通信端末106からの応答があり、図25の実施の形態3のステップ2511と同様の動作が行なわれると、通信端末101とリモート通信端末106との間で通話がIMS網108経由で開始される(ステップ2512)。
Next, the
[通信端末の各種処理]
次に、通信端末101の各種処理について図33を参照して説明する。実施の形態4の通信端末101は、実施の形態3の発信処理(図20のステップ2001〜2003参照)および発信応答に対する処理(図28のステップ2801〜2806参照)と同様の処理を行うが、実施の形態3と異なる処理(通信端末の発信応答待ち状態時に電波強度が低下した場合の処理)について説明する。
[Communication terminal processing]
Next, various processes of the
[発信応答待ち状態時に電波強度が低下した場合の処理]
図33は、通信端末101の発信応答待ち状態時に電波強度が低下した場合の処理を示すフローチャートである。
まず、電波強度計測部307が、回線交換インターフェース301の電波強度の低下を検出した(ステップ3301)場合、その検出の旨をハンドオーバ制御部306に通知する(ステップ3302)。
[Processing when signal strength decreases while waiting for outgoing response]
FIG. 33 is a flowchart showing a process when the radio wave intensity is reduced when the
First, when the radio field
電波強度低下の通知を受けたハンドオーバ制御部306は、ハンドオーバを行うことを決定し、メッセージ作成部304にNOTIFYメッセージを送信するように指示する。なお、ハンドオーバ制御部306は、NOTIFYメッセージに代えて、PUBLISHメッセージを送信するよう指示してもよい。上記指示を受けたメッセージ作成部304は、NOTIFYメッセージを作成し、パケット交換インターフェース302に渡す(ステップ3303)。NOTIFYメッセージを受け取ったパケット交換インターフェース(第1通信部)302は、当該NOTIFYメッセージをVCCアプリケーション105宛てに送信する(ステップ3304)。
The
その後、パケット交換インターフェース302は、NOTIFYメッセージに対する200 OKメッセージを受信する(ステップ3305)。メッセージ処理部303は、パケット交換インターフェース302で受信された200 OKメッセージを受け取り、200 OKメッセージの確認を行う(ステップ3306)。そして、メッセージ処理部303は、200 OKメッセージをハンドオーバ制御部306に渡す(ステップ3307)。
Thereafter, the
200 OKメッセージを受信したハンドオーバ制御部306は、VCCアプリケーション105にハンドオーバの依頼が通知されたことを検出する。そして、ハンドオーバ制御部306は、現在発信中の次の発信呼をキャンセルするためのDISCONNECTメッセージを送信するようにメッセージ作成部304に指示する(ステップ3308)。上記指示を受けたメッセージ作成部304は、DISCONNECTメッセージを作成し、回線交換インターフェース301に渡す(ステップ3309)。DISCONNECTメッセージを受け取った回線交換インターフェース301は、当該DISCONNECTメッセージをVCCアプリケーション105宛てに送信する(ステップ3310)。
The
その後、回線交換インターフェース301は、DISCONNECTメッセージに対するRELEASEメッセージを受信する(ステップ3311)。メッセージ処理部303は、回線交換インターフェース301で受信されたRELEASEメッセージを受け取り、RELEASEメッセージの確認を行う(ステップ3312)。
Thereafter, the
そして、メッセージ処理部303は、RELEASEメッセージに対する応答としてRELEASE COMPLETEメッセージを送信するようにメッセージ作成部304に指示する(ステップ3313)。上記指示を受けたメッセージ作成部304は、RELEASE COMPLETEメッセージを作成して、回線交換インターフェース301に渡す(ステップ3314)。RELEASE COMPLETEメッセージを受け取った回線交換インターフェース301は、当該RELEASE COMPLETEメッセージをVMSC宛てに送信する(ステップ3315)。
Then, the
次に、ハンドオーバ制御部306は、メッセージ作成部304にINVITEメッセージを送信するように指示する。上記指示を受けたメッセージ作成部304は、INVITEメッセージをパケット交換インターフェース302に渡す(ステップ3316)。INVITEメッセージを受け取ったパケット交換インターフェース302(第2通信部)は、当該INVITEメッセージをVCCアプリケーション105宛てに送信する(ステップ3317)。これにより、ハンドオーバ制御部306は、移動端末101をパケット交換発信状態に移行させる(ステップ3318)。このようにして、回線交換発信状態から、パケット交換発信状態に移行し、発信呼のハンドオーバが実現する。
Next, the
なお、VCCアプリケーション105の処理については、IMS網108から回線交換網107へのハンドオーバの場合と同様の処理であるので、説明を省略する。
以上のようにして、NOTIFY(またはPUBLISH)メッセージを用いて発信呼のハンドオーバを行うことが可能となる。
Note that the processing of the
As described above, the outgoing call can be handed over using the NOTIFY (or PUBLISH) message.
以上説明したように、本実施の形態によると、図29などで説明したとおり、通信端末101は、IMS網108経由で発信中に、パケット交換インターフェース302の電波強度が低下して特定の条件(例えば、一定の電波強度値以下)を満たしたことを検出した場合、例えば図29AのNOTIFYメッセージをVCCアプリケーション105に送信して、網の切り替えの依頼をした後、SETUPメッセージを送信する。したがって、通信端末101は、IMS網108経由で発信中に電波強度が低下しても、VCCアプリケーション105により切り替えられた回線交換網107経由で発信を継続することができる。
As described above, according to the present embodiment, as described with reference to FIG. 29 and the like, the
また、図32などで説明したとおり、通信端末101は、回線交換網107経由で発信中に、回線交換インターフェース301の電波強度が低下して特定の条件(例えば、一定の電波強度値以下)を満たしたことを検出した場合、まず、例えば図32AのNOTIFYメッセージを送信して、網の切り替えを依頼した後、INVITEメッセージをVCCアプリケーション105に送信する。したがって、通信端末101は、回線交換網107経由で発信中に電波強度が低下しても、切り替え先のIMS網108経由で発信を行うことができる。
よって、異種網間において発信中の呼のハンドオーバを行い、発信を継続することができる。
Further, as described with reference to FIG. 32 and the like, the
Therefore, it is possible to perform call handover between different networks and continue the call.
以上から、実施の形態1ないし4によると、ユーザが、移動端末を持って移動しても着信中または発信中の呼が切れることがない。
From the above, according to
本発明にかかるハンドオーバ方法および移動端末は、着信中または発信中の呼について、回線交換網とパケット交換網等の異種網間でハンドオーバする移動端末や携帯電話等に適している。 The handover method and mobile terminal according to the present invention are suitable for a mobile terminal, a mobile phone, or the like that performs handover between different types of networks such as a circuit switching network and a packet switching network for an incoming or outgoing call.
101 通信端末
102 VMSC
103 MGCF
104 S−CSCF
105 VCCアプリケーション
106 リモート通信端末
107 回線交換網
108 IMS網
301 回線交換インターフェース
302 パケット交換インターフェース
303 メッセージ処理部
304 メッセージ作成部
305 着信・発信動作制御部
306 ハンドオーバ制御部
307 電波強度計測部
101 Communication terminal 102 VMSC
103 MGCF
104 S-CSCF
105
Claims (6)
前記第1の網経由で着信中に、当該第1の網との間の電波強度を検出するステップと、
前記電波強度が変化し特定の条件を満した場合、前記第1の網経由で、当該第1の網経由の呼を前記第2の網経由に切替えるための、前記第1の網経由の呼を切断するための情報を含む依頼メッセージを送信するステップと、
を含むハンドオーバ方法。 A handover method in a mobile communication device for switching between different networks between a first network and a second network,
Detecting the radio field intensity with the first network during an incoming call via the first network;
If the radio field intensity has fully altered specific conditions, via the first network, for switching the call through the first network to via the second network, via the first network call Sending a request message containing information for disconnecting ;
Handover method, including.
前記第1の網経由で着信動作を行う動作部と、
前記着信中に、当該第1の網との間の電波強度を検出する検出部と、
前記電波強度が変化し特定の条件を満たした場合、前記第1の網経由で、当該第1の網経由の呼を前記第2の網経由に切替えるための、前記第1の網経由の呼を切断するための情報を含む依頼メッセージを送信するように制御する制御部と、
前記依頼メッセージを前記第1の網経由で送信する第1通信部と、
を含む移動通信装置。 A mobile communication device for switching between different networks between a first network and a second network,
An operation unit for performing an incoming call operation via the first network;
A detecting unit for detecting a radio wave intensity with the first network during the incoming call;
If the radio wave strength meets a changed specific conditions, via the first network, for switching the call through the first network to via the second network, via the first network call a control unit for controlling to transmit a request message including information for cutting,
A first communication unit for transmitting the pre-Symbol request message via the first network,
A mobile communication device.
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