JP4846824B2 - 双極電極を備える血管封着鉗子 - Google Patents
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Description
本願は、Tetzlaffらによる1999年10月22日出願の米国出願番号09/425,696(これは、Tetzlaffらによる1998年10月23日出願の米国出願番号09/178,027、およびFrazierらによる1998年10月23日出願の米国出願番号09/177,950に優先権を主張する)の一部継続である(これら全ての出願の内容は、その全体が本明細書中で参考として援用される)。
本開示は、開放外科手順および/または腹腔鏡外科手順のために使用される電気外科用鉗子に関する。より具体的には、本開示は、血管および脈管組織をシール、焼灼、凝固/乾燥、および/または切断するための使い捨て可能な電極アセンブリを有する双極鉗子に関する。
止血鉗子または鉗子は、簡単なプライヤー様ツールであり、これは、そのジョー間での機械的な動作を使用して組織を締め付け、一般に、組織を握り、解剖し、そして/またはクランプするために、開放外科的手順において使用されている。電気外科鉗子は、組織および血管を加熱して組織を凝固、焼灼および/またはシールすることにより止血をもたらすために、機械的クランプ動作および電気的エネルギーの両方を利用する。
(項目1)
鉗子と共に使用するための可動性電極アセンブリであって、該鉗子は、対向するエンドエフェクタおよび該エンドエフェクタを互いに対して相対的に移動させるためのハンドルを有し、該電極アセンブリは、以下:
該鉗子の少なくとも一部と取り外し可能に係合可能な少なくとも1つの部分を有するカバープレート;
該鉗子の少なくとも一部と取り外し可能に係合可能な少なくとも1つの部分を有する電極ハウジング;
該ハウジングの遠位端に取付け可能な一対の電極であって、該電極は、該鉗子の該エンドエフェクタと取り外し可能に係合可能であり、その結果、該電極は、互いに対向した関係で配置される、電極;および
該対向した電極の間の距離を制御するための少なくとも1つの止め部材であって、該止め部材は、該電極と選択的に係合可能である、止め部材、
を備える、電極アセンブリ。
(項目2)
項目1に記載の可動性電極アセンブリであって、上記電極の各々が、導電性シーリング表面および絶縁基材を備え、上記止め部材が、該絶縁基材に取り外し可能に取り付けられる、可動性電極アセンブリ。
(項目3)
上記項目のうちのいずれかに記載の可動性電極アセンブリであって、上記電極の各々の上記絶縁基材が、上記鉗子の対応するエンドエフェクタ上に配置される相補機械的インターフェースを係合するための少なくとも1つの機械的インターフェースを備える、可動性電極アセンブリ。
(項目4)
上記項目のうちのいずれかに記載の可動性電極アセンブリであって、上記基材のうちの少なくとも1つの上記機械的インターフェースが、少なくとも1つの移動止めを備え、そして上記対応するエンドエフェクタの機械的インターフェースが、該移動止めをスライド可能にかつしっかりと収容するための少なくとも1つの相補鍵様ソケットを備える、可動性電極アセンブリ。
(項目5)
上記項目のうちのいずれかに記載の可動性電極アセンブリであって、上記止め部材が、溶射によって上記電極のうちの少なくとも1つに取り付けられる、可動性電極アセンブリ。
(項目6)
上記項目のうちのいずれかに記載の可動性電極アセンブリであって、上記止め部材が、ジョー部材の内側に向いた表面から約0.001インチ〜約0.005インチ突出している、可動性電極アセンブリ。
(項目7)
上記項目のうちのいずれかに記載の可動性電極アセンブリであって、上記止め部材が、ジョー部材の内側に向いた表面から約0.002インチ〜約0.003インチ突出している、可動性電極アセンブリ。
(項目8)
双極電気外科用器具であって、以下:
鉗子であって、対向するエンドエフェクタ、および該エンドエフェクタを互いに対して相対的に移動させるためのハンドルを有する、鉗子;
該鉗子に取り外し可能に取付け可能な電極アセンブリであって、該電極アセンブリは、その遠位端に取り付けられる一対の対向する電極を備え、該電極の各々は、該エンドエフェクタの1つと取り外し可能に係合可能であり、その結果、該電極が互いに対向した関係で存在する、電極アセンブリ;および
該対向する電極の間の距離を制御するための少なくとも1つの止め部材であって、該電極と選択的に係合可能である、止め部材、
を備える、双極電気外科用器具。
(要旨)
本開示は、対向するエンドエフェクタ、および互いに対してこのエンドエフェクタを相対的に移動させるためのハンドル、を有する鉗子とともに使用するための、取り外し可能な電極アセンブリに関する。この電極アセンブリは、この鉗子の少なくとも一部に取り外し可能に係合可能な少なくとも一部分を有するカバープレート、およびこの鉗子の少なくとも一部に取り外し可能に係合可能な少なくとも一部分を有する電極ハウジングを備える。一対の電極は、このハウジングの遠位端に装着する。好ましくは、この電極は、この電極が互いに対向する関係で配置されるように、この鉗子のエンドエフェクタに取り外し可能に係合される。この器具はまた、対向する電極間の距離を制御する少なくとも1つの止め部材を備える。好ましくは、この止め部材は、電極に選択的に係合可能である。この電極アセンブリは、開放外科手順および腹腔鏡外科手順の両方とともに使用され得る。
図1〜3を参照すると、開放外科手順および腹腔鏡外科手順と併用して使用するための双極鉗子10は、機械的鉗子20および電極アセンブリ21を備える。図面および以下の記載において、用語「近位」は、伝統的に、鉗子10のうち、使用者に近い端部を意味するのに対して、用語「遠位」は、使用者から遠い端部を意味する。
Claims (9)
- 双極電気外科用器具であって、以下:
鉗子であって、対向するエンドエフェクタ、および該エンドエフェクタを互いに対して相対的に移動させるためのハンドルを有する、鉗子;
該鉗子に取り外し可能に取付け可能な電極アセンブリであって、該電極アセンブリは、その遠位端に取り付けられる一対の対向する電極を備え、該電極の各々は、該エンドエフェクタの1つと取り外し可能に係合可能であり、その結果、該電極が互いに対向した関係で存在する、電極アセンブリ;および
該対向する電極の間の距離を制御するための少なくとも1つの止め部材であって、該電極の少なくとも1つと係合可能であり、その結果、該少なくとも1つの止め部材が選択的に交換または除去されることにより、該対向する電極の間に所望の距離を生じることができる、少なくとも1つの止め部材、
を備える、双極電気外科用器具。 - 前記電極のうちの少なくとも1つに少なくとも1つの開口部が規定されており、該開口部は、該開口部を通して相補止め部材を選択的に係合するために寸法決めされている、請求項1に記載の双極電気外科用器具。
- 請求項1に記載の双極電気外科用器具であって、前記電極の各々が、それぞれのエンドエフェクタ上に配置される対応する機械的インターフェースを係合するために寸法決めされた少なくとも1つの機械的インターフェースを備える、双極電気外科用器具。
- 請求項3に記載の双極電気外科用器具であって、前記電極アセンブリの電極のうちの少なくとも1つが、伝導性表面および絶縁基材を備え、該伝導性表面および絶縁基材は、互いに嵌合係合して前記電極を形成し、前記少なくとも1つの止め部材が、該伝導性表面と選択的に係合可能であり、そして該絶縁基材が、前記エンドエフェクタに選択的に係合可能である、双極電気外科用器具。
- 請求項4に記載の双極電気外科用器具であって、前記絶縁基材の前記機械的インターフェースが、少なくとも1つの移動止めを備え、そして前記対応するエンドエフェクタの機械的インターフェースが、該移動止めをスライド可能にかつしっかりと収容するための少なくとも1つの相補鍵様ソケットを備える、双極電気外科用器具。
- 請求項1に記載の双極電気外科用器具であって、前記少なくとも1つの止め部材が、前記電極のうちの少なくとも1つの内側に向いた伝導性表面から0.0254mm(0.001インチ)〜0.127mm(0.005インチ)突出している、双極電気外科用器具。
- 請求項1に記載の双極電気外科用器具であって、前記少なくとも1つの止め部材が、前記電極のうちの少なくとも1つの内側に向いた伝導性表面から0.0508mm(0.002インチ)〜0.0762mm(0.003インチ)突出している、双極電気外科用器具。
- 前記電極アセンブリが、該電極アセンブリの遠位端において二又であり、これにより2つの撓み可能なプロングを形成し、該撓み可能なプロングの各々が、該プロングの遠位端において電極を支持している、請求項1に記載の双極電気外科用器具。
- 前記撓み可能なプロングが、前記電極と前記鉗子のそれぞれのエンドエフェクタとの係合を容易にするために選択的に撓み可能である、請求項8に記載の双極電気外科用器具。
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