JP4842419B2

JP4842419B2 - Method of joining and reinforcing module header and reinforced module

Info

Publication number: JP4842419B2
Application number: JP2000083855A
Authority: JP
Inventors: 孝志鷲尾
Original assignee: Asahi Kasei Kuraray Medical Co Ltd
Current assignee: Asahi Kasei Kuraray Medical Co Ltd
Priority date: 2000-03-24
Filing date: 2000-03-24
Publication date: 2011-12-21
Anticipated expiration: 2020-03-24
Also published as: JP2001269545A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は本体容器とヘッダーの接合強度の補強方法及び接合強度が補強されたモジュールに関する。
更に詳しくは中空糸を用いた血液透析器、血漿分離器、血漿成分分離器、水濾過器、エンドトキシン除去器等の中空糸膜型モジュール、吸着材モジュール、白血球選択捕捉フィルターを組み込んだフィルターモジュール等の本体容器とヘッダーの接着強度を補強する方法、及び接合強度が補強されたモジュールに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の技術を中空糸型人工臓器モジュールを例にとって説明する。一般には円筒状の本体容器に中空糸が充填されウレタンなどのポッティング剤によって該本体容器に固定された後、該本体容器両端にヘッダーを取り付けたモジュールが使用されている。
中空糸型人工臓器モジュールの製造（組立）工程において、本体容器両端へのヘッダー取り付け方法としては、▲１▼Ｏリングのようなパッキンを介してヘッダーをねじ込むことにより液密に接合する方法、または▲２▼本体容器にシール部を介してヘッダーを超音波溶着し、液密に接合する方法とがある。
【０００３】
【従来技術の問題点】
上記したようなヘッダー取り付け方法の場合、取り付け方法▲１▼ではヘッダーがゆるみ使用時に血液が洩れるといった問題点があり、防止方法としては有機溶剤をねじ部に流し込むことで接着接合されている。しかし、有機溶剤を流し込む場合、その塗布量の設定、塗布個所の位置決め、有機溶剤の在庫管理等が繁雑になる恐れがある。また、取り付け方法▲２▼については超音波溶着が不完全なケースが発生し、接合強度が低下するものが発生することがあり、これを除外する工程が必要であるといった問題点があった。
これらを完全なものにする対応としては、本体容器あるいはヘッダーの形状を変更することも考えられるが、構造上複雑となりコストもかかる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
この様に、従来のヘッダーの取付け方法ではシール及び接合の確実性、安全性に於いて懸念される点があり、不良品の排除に努力がなされていた。本発明の目的は、上記従来技術の問題点に鑑み、作業性がよく、人工臓器としての機能部に悪影響を与えることなく、しかも該ヘッダーを確実に本体容器に取り付ける為の接合強度の補強方法及び接合強度が補強されたモジュールを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明者は、上記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた。その結果、本体容器とヘッダーの接合強度の補強方法として、該本体容器のサイドからの超音波溶着を実施することにより優れた補強効果が得られることを見出し、また人工臓器の機能部に悪影響を与えることもないことを確認し本発明を完成するに到った。すなわち、本発明は本体容器、端部がポッティング剤により該本体容器に接着固定されて保持されている中空糸束及びヘッダーからなるモジュールの、該本体容器と該ヘッダーを液密に取り付ける方法において、本体容器とヘッダーを本体容器外周部と該ヘッダー内側溶け代部との間で超音波溶着した後、先細形状のホーンを用いて、前記溶け代部よりも前記本体容器の中央側の該本体容器のサイドから該ヘッダーを超音波溶着することにより接合補強する方法、更には、該本体容器、端部がポッティング剤により該本体容器に接着固定されて保持されている中空糸束及び該本体容器と液密に取り付けられた該ヘッダーからなるモジュールであって、本体容器とヘッダーを本体容器外周部と該ヘッダー内側溶け代部との間で超音波溶着した後、先細形状のホーンを用いて、前記溶け代部よりも前記本体容器の中央側の該本体容器のサイドから該ヘッダーが超音波溶着されていることによって接合強度が補強されたモジュールである。
【０００６】
本発明で言うモジュールとは、中空糸を主要な構成部材とする、中空糸型人工臓器に代表される血液透析器、血漿分離器、血漿成分分離器、血液濾過器、血漿成分吸着器、人工肺、エンドトキシン除去フィルター等の医療用のモジュールを言い、本体容器、中空糸束及びヘッダーを主な構成要件とするものを言う。本体容器とは、中空糸束を充填する容器である。ヘッダーとは、被処理液を上記機能部に導入及び、または導出する導管を有する蓋であり、上記の本体容器と液密に取り付けられている。超音波溶着とは、ある超音波振動を被溶着部分に与えることにより、その部位で被溶着材料の溶融が開始され瞬時に接合が進み、それ以降も実用強度を維持できる接合方法のことを言う。超音波溶着を行う際の周波数は可聴周波数を超える音波振動数であるが、２０ＫＨｚないし４０ＫＨｚが好ましい。周波数が４０ＫＨｚ程度であると超音波振動の伝達が楽であり、設備が小型になり最も好ましい傾向にある。被溶着部の形状や溶着の目的によって選択する事ができる。
【０００７】
超音波溶着方法は特に限定しないが、駆動部を含むアクチュエーターに取り付けられたホーンによって被溶着部位に超音波の振動伝達を行う方法が好ましい。
超音波溶着の振幅は、当該部位の補強強度に大きな影響を与える。好ましい振幅は２０〜８０μｍ、望ましいのは４０〜６０μｍである。
この部位の溶着前の状態により振動の最適な伝達方法は異なるが、当該部位の受け治具の有無、縦あるいは横向きの状態等種々の方法を選択でき、補強の効果が得られる。また、本体容器とヘッダーを数個所にわたって溶着する場合は、該本体容器と該ヘッダーを回転するかホーンを移動することによって、溶着を行う方が適している。
また、超音波溶着を本体容器とヘッダーの接合強度の補強に利用する方法は、その部位に超音波溶着機の振動を伝達するためのホーンの先端形状を細くして、必要な部位に溶着する方法を例示できるが、該ヘッダーを該本体容器に液密に取り付ける方法が超音波溶着である場合は、該溶着部位以外の位置で溶着することにより、好ましい強度が得られる。この他、振動を伝達するためのホーンの先端形状に２ヶ所の振動伝達部位を持たすことも良い方法である。この場合はホーン製作時にこの２ヶ所のピッチに充分配慮する必要がある。
超音波溶着する際に、ホーンを取り付けたアクチュエーターを使用して、被溶着部に加圧力を加えて該溶着部の接合を行う。この加圧力は、１．０kg/cm^２〜７．０kg/cm^２までが好ましいが、溶着の場合さらに好ましいのは、１．０Kg/cm^２〜２．５Kg/cm^２である。また、超音波溶着時間は、超音波振動を該溶着部に伝達する時間を言う。この超音波溶着時間は、０．０５秒〜１０秒までが好ましいが、サイド溶着の場合さらに好ましいのは、０．２
秒〜０．４秒である。
加圧力、溶着時間がこの好ましい範囲以外の場合には、該溶着部の溶け込み不足または溶け込み過多が発生し、実用上困難になる。
さらには、超音波サイド溶着の溶着部位は１個所でも補強効果が得られるが、数個所の方がより補強効果が得られる。
【０００８】
【実施態様】
以下、本発明の実施の態様を図面を用いて、より詳細に説明する。
図１は、中空糸型人工臓器の一例を示す断面模式図である。ヘッダー１は、本体容器２の両端に取り付けられ、本体容器２の両端外周部及びヘッダー１の内側溶け代部に、超音波振動と言う外部圧力を与えることにより、本体容器２の両端外周部及びヘッダー１の溶け代部が接合され、該本体容器と該ヘッダーが一体化されたものである。
中空糸型人工臓器を例にとって、以下説明する。
中空糸型人工臓器は一般的には機能部として、ポリアミド、ポリプロピレン、ポリメチルメタクリレート、エチレン−ビニルアルコール共重合体、再生セルロース、酢酸セルロース、ポリアクリロニトリル、ポリエチレン、ポリスルホン等の中空糸束を筒状の本体容器内に収容し、該中空糸束の端部をポッティング剤により該本体容器に接着固定し中空糸の両端を開口させた後、ヘッダーを液密に取り付けることにより組み立てられる。
このとき、中空糸束が直線状の場合は両端部で、または中空糸束がＵ字型である場合は片側端部において、ヘッダーは当該本体容器に固定される。ポッティング剤４は、該中空糸と人工臓器モジュールの本体容器を固定・支持するための構造体であって、ポリウレタン樹脂やエポキシ樹脂に代表される熱硬化性樹脂の硬化物が広く一般的に用いられている。このポッティング剤により、該中空糸の内側と外側とを該本体容器内で隔離している。
また、このヘッダー１の役割は被処理液を中空糸３の内側に通液させるための役目を果たしている。
【０００９】
次に補強箇所と補強の態様について、図面を用いて説明する。図２は超音波振動が伝達され、本体容器２の両端外周部及びヘッダー１の溶け代が接合された図１の中空糸型人工腎臓に本体容器２とヘッダー１のサイドから超音波振動を１個所〜数個所加えることにより接合強度を補強したものである。
次に超音波溶着機を用いて中空糸型人工臓器の本体容器とヘッダーの接合強度を補強する際の装置について説明する。図３は超音波サイド溶着によって当該部位を溶着する装置の一例を示した模式図であり、超音波溶着機５に付随するホーン６によって、超音波振動を一定時間伝達することで、補強を容易かつ確実に行うことができる。またこのとき超音波振動を均一に伝達するために、モジュールを受け治具７で受けながら行うことが好ましい。
以下にこの発明の実施例を示すが、本発明はこれに限定されるものではない。
【００１０】
【実施例１】
図２に示した様に、本体容器とヘッダーを本体容器端部外周部と該ヘッダー内側溶け代部との間で超音波溶着させた後、該本体容器と該ヘッダーの接合強度を補強する為に、超音波サイド溶着により接合強度の補強を行った。中空糸型人工臓器としては、再生セルロース中空糸を用いたダイアライザーＡＭ−ＧＰ−１５０（旭メディカル（株）製）を用いた。超音波サイド溶着機としては、４０ＫＨｚの周波数を持ち、ホーン形状は先端部分が１個所の超音波振動伝達部を持つホーンを用いた。ホーンの先端部の長さは2.2mm のホーンを用いた。超音波溶着機の出力は２８４Ｗである。サイド溶着数は２個所である。対象物に与える超音波溶着の条件として加圧力は、1.0Kg/cm^２、溶着時間は0.2 秒である。引張試験は、本体容器とヘッダーを各々の治具につかませ、垂直に荷重をかけていき破壊点及び測定限界に達したときの荷重を読みとった。その結果を表１に示す。
【００１１】
【実施例２】
溶着時間を0.3 秒とした以外は、実施例１と同様な操作を行った。この時の引張試験の結果を表１に示す。
【００１２】
【比較例１】
実施例１の中空糸型人工腎臓器の本体容器とヘッダーを超音波溶着して接合しただけで、超音波サイド溶着による接合強度の補強を行わなかった。
この時の引張試験の結果を表１に示す。
【００１３】
【実施例３】
加圧力を2.0Kg/cm^２、溶着時間を0.4 秒とした以外は、実施例１と同様な操作を行った。この時の引張試験の結果を表１に示す。
【００１４】
【実施例４】
加圧力を2.5Kg/cm^２、溶着時間を0.15秒とした以外は、実施例１と同様な操作を行った。この時の引張試験の結果を表１に示す。
【００１５】
【実施例５】
加圧力を2.5Kg/cm^２、溶着時間を0.2 秒とした以外は、実施例１と同様な操作を行った。この時の引張試験の結果を表１に示す。
【表１】

上記の実施例では引張荷重が全てにおいて、比較例の１９０Ｋｇより充分大きな値になっており、補強がなされていることがわかる。また、作業性においても問題はなく、確実に補強できるようになった。
【００１６】
【発明の効果】
本発明を用いることにより、作業性良く人工臓器部材に悪影響を与えることもなく、かつ確実に本体容器とヘッダーの接合強度が補強できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図１】中空糸型人工臓器の一例を示す断面模式図。
【図２】補強箇所と補強の態様の一例を示す模式図。
【図３】超音波サイド溶着を行うための装置の一例。
【符号の説明】
１ヘッダー
２本体容器
３中空糸
４ポッティング剤
５超音波溶着機
６ホーン
７受け治具（アンビル）[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for reinforcing the bonding strength between a main body container and a header, and a module in which the bonding strength is reinforced.
More specifically, hollow fiber membrane modules such as hemodialyzers, plasma separators, plasma component separators, water filters, and endotoxin removers using hollow fibers, adsorbent modules, filter modules incorporating leukocyte selective capture filters, etc. The present invention relates to a method for reinforcing the bonding strength between a main body container and a header, and a module having a reinforced bonding strength.
[0002]
[Prior art]
The prior art will be described by taking a hollow fiber type artificial organ module as an example. In general, a module is used in which a hollow cylindrical body container is filled with hollow fibers and fixed to the body container with a potting agent such as urethane, and then headers are attached to both ends of the body container.
In the manufacturing (assembling) process of the hollow fiber type artificial organ module, the header can be attached to both ends of the main body container by either (1) a method of liquid-tight joining by screwing the header through a packing such as an O-ring, or (2) There is a method in which a header is ultrasonically welded to a main body container via a seal portion and is joined in a liquid-tight manner.
[0003]
[Problems of the prior art]
In the case of the header attachment method as described above, the attachment method {circle around (1)} has a problem that the header is loosened and blood leaks when used. As a prevention method, the organic solvent is poured into the screw portion and bonded. However, when an organic solvent is poured, setting of the application amount, positioning of the application location, inventory management of the organic solvent, and the like may become complicated. In addition, the attachment method (2) has a problem that a case where the ultrasonic welding is incomplete occurs and the bonding strength is lowered, and a step of eliminating this is necessary.
As a countermeasure for perfecting these, it is conceivable to change the shape of the main body container or the header, but it is complicated in structure and costs high.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, in the conventional header mounting method, there are concerns about the reliability and safety of sealing and joining, and efforts have been made to eliminate defective products. An object of the present invention is to provide a method for reinforcing the bonding strength in order to securely attach the header to the main body container without adversely affecting the functional part as an artificial organ, in view of the above-mentioned problems of the prior art. And providing a module having a reinforced bonding strength.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
Therefore, the present inventor has intensively studied to achieve the above object. As a result, as a method for reinforcing the bonding strength between the main body container and the header, it has been found that an excellent reinforcing effect can be obtained by performing ultrasonic welding from the side of the main body container, and it has an adverse effect on the functional part of the artificial organ. The present invention has been completed by confirming that neither is given. That is, the present invention is a main body container, in a method of attaching the main body container and the header in a liquid-tight manner in a module comprising a hollow fiber bundle and a header whose end portions are bonded and fixed to the main body container by a potting agent . After the main body container and the header are ultrasonically welded between the outer peripheral portion of the main body container and the inner melting margin portion of the header, the main body container is located on the center side of the main body container with respect to the melting margin portion using a tapered horn. A method of joining and reinforcing the header by ultrasonic welding from the side of the body, and further, the main body container, a hollow fiber bundle whose end is bonded and fixed to the main body container with a potting agent, and the main body container A module composed of the header attached in a liquid-tight manner, after the main body container and the header are ultrasonically welded between the outer periphery of the main body container and the inner melting margin of the header Using horn tapered, central side the header from the side of the body container of the melted charges the main container than unit is a module that bonding strength is reinforced by being ultrasonically welded.
[0006]
The module in the present invention is a hemodialyzer represented by a hollow fiber type artificial organ, a plasma separator, a plasma component separator, a blood filter, a plasma component adsorber, an artificial component, the main component of which is hollow fiber. This refers to medical modules such as lungs and endotoxin removal filters, and the main components of the main body container, hollow fiber bundle and header. The main body container is a container for filling a hollow fiber bundle . The header is a lid having a conduit for introducing and / or discharging the liquid to be processed into the functional unit, and is attached to the main body container in a liquid-tight manner. Ultrasonic welding refers to a bonding method in which a certain ultrasonic vibration is applied to the welded portion, so that the material to be welded starts to melt at that portion, and the bonding proceeds instantaneously, and thereafter the practical strength can be maintained. . The frequency at which ultrasonic welding is performed is a sonic frequency exceeding the audible frequency, but is preferably 20 KHz to 40 KHz. When the frequency is about 40 KHz, transmission of ultrasonic vibrations is easy, and the equipment tends to be small and tends to be most preferable. It can be selected depending on the shape of the welded part and the purpose of welding.
[0007]
Although the ultrasonic welding method is not particularly limited, a method of transmitting ultrasonic vibrations to the welded portion with a horn attached to an actuator including a drive unit is preferable.
The amplitude of ultrasonic welding has a great influence on the reinforcing strength of the part. The preferred amplitude is 20 to 80 μm, desirably 40 to 60 μm.
Although the optimal transmission method of vibration differs depending on the state of the part before welding, various methods such as the presence / absence of a receiving jig at the part and the state of vertical or horizontal direction can be selected, and a reinforcing effect can be obtained. Further, when the main body container and the header are welded at several places, it is more suitable to perform the welding by rotating the main body container and the header or moving the horn.
In addition, the method of using ultrasonic welding to reinforce the bonding strength between the main body container and the header is to narrow the tip of the horn for transmitting the vibration of the ultrasonic welding machine to the site and weld it to the required site. Although a method can be illustrated, when the method of attaching the header to the main body container in a liquid-tight manner is ultrasonic welding, a preferable strength can be obtained by welding at a position other than the welding site. In addition, it is also a good method to have two vibration transmission parts on the tip of the horn for transmitting vibration. In this case, it is necessary to fully consider these two pitches when manufacturing the horn.
When ultrasonic welding is performed, an actuator equipped with a horn is used to apply pressure to the welded portion to join the welded portions. This pressure ^{is, 1.0kg / cm 2 ~7.0 kg /} cm 2 until it is preferred, the more preferred case of welding is ^{^{1.0Kg / cm 2 ~2.5Kg / cm 2}} . Further, the ultrasonic welding time refers to a time for transmitting ultrasonic vibration to the welded portion. The ultrasonic welding time is preferably 0.05 seconds to 10 seconds, but more preferably 0.2% in the case of side welding.
Seconds to 0.4 seconds.
When the applied pressure and welding time are out of this preferred range, the welded portion is insufficiently melted or excessively melted, making it practically difficult.
Further, welding sites ultrasonic side welding is reinforcing effect can be obtained in one position, towards multiple locations more reinforcing effect is obtained, et al.
[0008]
Embodiment
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in more detail with reference to the drawings.
FIG. 1 is a schematic cross-sectional view showing an example of a hollow fiber artificial organ. The header 1 is attached to both ends of the main body container 2, and external pressure called ultrasonic vibration is applied to the outer peripheral portions of both ends of the main body container 2 and the inner melting margin of the header 1. The melting part of the header 1 is joined, and the main body container and the header are integrated.
A hollow fiber artificial organ will be described below as an example.
A hollow fiber type artificial organ generally has a cylindrical part of a hollow fiber bundle such as polyamide, polypropylene, polymethyl methacrylate, ethylene-vinyl alcohol copolymer, regenerated cellulose, cellulose acetate, polyacrylonitrile, polyethylene, polysulfone, etc. as a functional part. The hollow fiber bundle is assembled by attaching the end of the hollow fiber bundle to the main body container with a potting agent, opening both ends of the hollow fiber, and then attaching the header in a liquid-tight manner.
At this time, the header is fixed to the main body container at both ends when the hollow fiber bundle is linear, or at one end when the hollow fiber bundle is U-shaped. The potting agent 4 is a structure for fixing and supporting the hollow fiber and the body container of the artificial organ module, and a cured product of a thermosetting resin typified by polyurethane resin or epoxy resin is widely used. It has been. By this potting agent, the inner side and the outer side of the hollow fiber are separated in the main body container.
Further, the role of the header 1 plays a role for allowing the liquid to be treated to flow inside the hollow fiber 3.
[0009]
Next, a reinforcement location and the aspect of reinforcement are demonstrated using drawing. 2 shows the ultrasonic vibration from the side of the main body container 2 and the header 1 to the hollow fiber type artificial kidney of FIG. 1 in which the ultrasonic vibration is transmitted and the outer peripheral portions of both ends of the main body container 2 and the melting allowance of the header 1 are joined. The joining strength is reinforced by adding several to several places.
Next, an apparatus for reinforcing the bonding strength between the main body container of the hollow fiber type artificial organ and the header using an ultrasonic welder will be described. FIG. 3 is a schematic view showing an example of an apparatus for welding the part by ultrasonic side welding, and the horn 6 attached to the ultrasonic welder 5 transmits ultrasonic vibration for a certain period of time to facilitate reinforcement. And it can be done reliably. At this time, in order to transmit ultrasonic vibrations uniformly, it is preferable to perform the module while receiving it with the receiving jig 7.
Examples of the present invention are shown below, but the present invention is not limited thereto.
[0010]
[Example 1]
As shown in FIG. 2, in order to reinforce the bonding strength between the main body container and the header after the main body container and the header are ultrasonically welded between the outer peripheral portion of the main body container and the inner melting portion of the header. Further, the bonding strength was reinforced by ultrasonic side welding. As the hollow fiber type artificial organ, dialyzer AM-GP-150 (manufactured by Asahi Medical Co., Ltd.) using regenerated cellulose hollow fiber was used. As the ultrasonic side welder, a horn having a frequency of 40 KHz and a horn shape having an ultrasonic vibration transmitting portion with one tip portion was used. A horn with a length of 2.2 mm was used. The output of the ultrasonic welder is 284W. There are two side welds. As conditions for ultrasonic welding applied to the object, the applied pressure is 1.0 kg / cm ² and the welding time is 0.2 seconds. In the tensile test, the main body container and the header were held by each jig, a load was applied vertically, and the load when the fracture point and the measurement limit were reached was read. The results are shown in Table 1.
[0011]
[Example 2]
The same operation as in Example 1 was performed except that the welding time was 0.3 seconds. Table 1 shows the results of the tensile test at this time.
[0012]
[Comparative Example 1]
The main body container and the header of the hollow fiber type artificial kidney device of Example 1 were merely joined by ultrasonic welding, and the joining strength was not reinforced by ultrasonic side welding.
Table 1 shows the results of the tensile test at this time.
[0013]
[Example 3]
The same operation as in Example 1 was performed except that the applied pressure was 2.0 kg / cm ² and the welding time was 0.4 seconds. Table 1 shows the results of the tensile test at this time.
[0014]
[Example 4]
The same operation as in Example 1 was performed except that the pressing force was 2.5 kg / cm ² and the welding time was 0.15 seconds. Table 1 shows the results of the tensile test at this time.
[0015]
[Example 5]
The same operation as in Example 1 was performed except that the pressing force was 2.5 kg / cm ² and the welding time was 0.2 seconds. Table 1 shows the results of the tensile test at this time.
[Table 1]

In the above examples, the tensile load is a value sufficiently larger than 190 kg of the comparative example in all cases, and it can be seen that the reinforcement is made. Also, there is no problem in workability, and it can be surely reinforced.
[0016]
【The invention's effect】
By using the present invention, the joint strength between the main body container and the header can be reliably reinforced without adversely affecting the artificial organ member with good workability.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic cross-sectional view showing an example of a hollow fiber type artificial organ.
FIG. 2 is a schematic diagram illustrating an example of a reinforcing portion and a reinforcing mode.
FIG. 3 shows an example of an apparatus for performing ultrasonic side welding.
[Explanation of symbols]
1 Header 2 Body container 3 Hollow fiber 4 Potting agent 5 Ultrasonic welding machine 6 Horn 7 Receiving jig (anvil)

Claims

In a method of attaching the main body container and the header in a liquid-tight manner in a module comprising a main body container, a hollow fiber bundle whose end is bonded and fixed to the main body container with a potting agent , and the header, the main body container and the header are After ultrasonic welding between the outer peripheral portion of the main body container and the inner melting margin portion of the header, the header is used from the side of the main body container on the center side of the main body container with respect to the melting margin portion using a tapered horn. A method to reinforce bonding by ultrasonic welding.

A module comprising a main body container, a hollow fiber bundle whose end is adhered and fixed to the main body container with a potting agent, and a header that is liquid-tightly attached to the main body container, the main body container and the header being a main body container After ultrasonic welding between the outer peripheral portion and the header inner melting margin portion, the header is superposed from the side of the main body container on the center side of the main body container with respect to the melting margin portion using a tapered horn. A module whose bonding strength is reinforced by sonic welding.