JP4830192B2

JP4830192B2 - Hinge

Info

Publication number: JP4830192B2
Application number: JP2000311806A
Authority: JP
Inventors: 謙一矢口; 匡伸岩渕
Original assignee: Nikon Corp
Current assignee: Nikon Corp
Priority date: 2000-10-12
Filing date: 2000-10-12
Publication date: 2011-12-07
Anticipated expiration: 2020-10-12
Also published as: JP2002122818A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、眼鏡枠の丁番の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】
眼鏡枠は、快適な装用感が得られると同時にファッション性に優れた物であることが望まれる。
【０００３】
一般的に、眼鏡は使用しない時には耳に掛けるテンプルを折りたたんで収納することが出来る。丁番はレンズを備えたフロント部とテンプルとを連結しており、テンプルの開閉に対する十分な耐久性が必要となると同時に、コンパクトで見栄えが良いことも要求される。
【０００４】
従来の丁番の例をいくつか挙げる。図７は丁番の１例を示す図である。（ａ）は上面図、（ｂ）はＡ方向から見た側面図である。左側がフロント部、右側がテンプルの方向で、テンプルを開いた状態を示している。フロント側の部材すなわち前丁番２１にテンプル側の部材すなわち手丁番２２の一部が挟着されネジ２３でＢ方向へ回動可能に止められている。前丁番２１はヨロイ２４にロー地付けされ、手丁番２２はテンプル２５にロー付けされている。図７（ａ）に示すテンプルを開いた状態では、ヨロイ２４の先端とテンプル２５の先端とが合口２６で接しており、これによりＣ方向への回動が制限される。
【０００５】
図７に示す丁番では、例えばテンプルの交換の際には、テンプルと手丁番とがロー付けされているために手丁番も交換しなければならない。
手丁番とテンプルとのロー付け精度、すなわち取りつけ位置精度のバラツキがあるため、テンプルを交換すると、同じ型を用いて製造された手丁番に交換したとしても、再びネジ止めをした場合に合口２６にズレが生じやすく、見栄えが悪くなったり快適な装用感が得られなくなるという不都合がある。
【０００６】
図８は重ね丁番と呼ばれる丁番を示す図である。（ａ）は上面図、（ｂ）はＡ方向から見た側面図であり、左側がフロント部、右側がテンプルの方向で、テンプルを開いた状態を示している。図７と同様にネジ３３により前丁番３１と手丁番３２がＢ方向に回動可能に止められている。前丁番３１はヨロイ３４にロー付けされ、手丁番３２はテンプル３５にロー付けされている。ヨロイ３４とテンプル３５のどちらか一方の首下寸法を長くし、３６で示す箇所で接することによりＣ方向への回動が制限される。このような接触部を重ね合口と呼ぶ。
【０００７】
図８に示す重ね合口では、図７に示した丁番のようにテンプルを交換した場合にズレが生じるような不都合は解決される。しかし、デザインが限定されることと、重なる部分３６の表面が磨耗しやすいなどの欠点がある。
【０００８】
図９の丁番はフロント側のヨロイと前丁番とが１つの部材となっており、さらにテンプルと手丁番とが１つの部材となったものである。図９の（ａ）は上面図、（ｂ）はＡ方向から見た側面図であり、左側がフロント部、右側がテンプルの方向で、テンプルを開いた状態を示している。図７と同様にネジ４３により前丁番４１と手丁番４２がＢ方向に回動可能に止められている。ネジ４３によって前丁番と連結された手丁番４２の先端は前丁番４１の内部の４４の点線で示す部分で接触することにより、Ｃ方向への回動を制限される。このそうな構成を一個智あるいはスパルタ智と呼ぶ。丁番をこのようなコンパクトな構成とすることにより、眼鏡枠がスッキリとした、見栄えの良いものとなる。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】
丁番に一個智を用いることにより、ファッション性の高い眼鏡枠を提供することが可能となった。しかし、一個智では、デザインが変わるたびに、前丁番と一体となったヨロイ及び手丁番と一体となったテンプルを製造するために、それぞれの型を用意する必要がある。デザインごとに型を新しく用意することから、製造コストが高くなりやすい。
【００１０】
本発明は、一個智のようにコンパクトでファッション性の高い丁番を低価格で提供することを目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
請求項１の発明は、
眼鏡枠のフロントとテンプルとを連結する丁番であって、
フロント側に連結される前丁番とテンプル側に連結される手丁番とからなり、
前記前丁番は、前記手丁番の一部を挟着するための開口部と、ヨロイと連結するための連結部を有し、
前記手丁番は、前記開口部に装着されるための突出部と、テンプルと連結するための連結部とを有し、
前記開口部に前記突出部を装着することによって前記前丁番と前記手丁番とを蝶着し、
テンプルを開いた状態では、前記開口部の内部の面と、前記突出部の先端の面とが接触する接触面１を有すること特徴とする丁番を提供する。
【００１２】
請求項２の発明は、
請求項１に記載された丁番において、
前記手丁番と前記前丁番とはテンプルを開いた状態で、前記接触面１とは異なる面で接触することを特徴とする丁番を提供する。
【００１３】
請求項３の発明は、
請求項１に記載された丁番において、
前記接触面１により眼鏡枠のテンプルの回動が制御されることを特徴とする請求項１に記載の丁番を提供する。
【００１４】
請求項４の発明は、ヨロイ、テンプル及び、
フロント側に連結される前丁番とテンプル側に連結される手丁番とからなる丁番を有する眼鏡枠であって、
前記前丁番は、前記手丁番の一部を挟着するための開口部と、ヨロイと連結するための連結部を有し、
前記手丁番は、前記開口部に装着されるための突出部と、テンプルと連結するための連結部とを有し、
前記開口部に前記突出部を装着することによって前記前丁番と前記手丁番とを蝶着し、
テンプルを開いた状態では、前記開口部の内部の面と、前記突出部の先端の面とが接触する接触面１を有すること特徴とする眼鏡枠を提供する。
【００１５】
【発明の実施の形態】
本発明は、丁番をフロント側に連結される前丁番とテンプル側に連結される手丁番とで構成し、
手丁番に突出部と、テンプルと連結するための連結部とを設け、
前丁番に手丁番の突出部を挟着するための開口部と、ヨロイと連結するための連結部とを設け、
開口部に突出部を装着することによって前丁番と手丁番とを回動可能に蝶着し、
手丁番の回動を制限する接触面を丁番の内部とすることによって、丁番を小型化するものである。
【００１６】
手丁番の回動、すなわちテンプルと手丁番とが連結された状態でのテンプルの開きを制限する手丁番と前丁番との接触面が、丁番の内部に設けられているため、手丁番とテンプルとのロー付けによる取り付け精度が、丁番自体の取り付け精度に影響しない。従って、テンプルと共に手丁番を交換した場合でも、ガタが生じ難く、外観上も見栄えの良いものとなる。
【００１７】
また、前丁番及び手丁番は、ヨロイおよびテンプルとは別の部材となっているため、丁番に汎用性を持たせることが出来る。一個智のようにヨロイと前丁番とが一体となった部品の型及びテンプルと手丁番とが一体となった型は形状が複雑になるために、丁番のみ、ヨロイのみ、テンプルのみなどの型に比べて、１つの型を作成する費用が割高となる。丁番、ヨロイ、テンプルそれぞれの型を用意し、丁番をヨロイ及びテンプルとロー付け等によって取り付けたほうが製造コストを安くすることができる。
【００１８】
また、丁番に汎用性を持たせることによって、ヨロイ又はテンプルのデザインが変わっても丁番は同じ型によって製造されたものを用いることが出来る。これにより、デザインを変更した際にはヨロイ又はテンプルの新しい型を用意するだけで、丁番の型は新しく用意する必要はない。１つの丁番の型によって、多くのデザインの眼鏡枠の丁番を製造することが出来るため、さらに製造コストを安くすることが出来る。
【００１９】
このようにして、一個智のようにコンパクトでファッション性の高い丁番を低価格で提供することが可能となる。
また、従来の一個智は同じデザインで数種類の異なる長さのテンプルを製造するためには、テンプルの長さごとに手丁番と一体となったテンプルの型を用意していた。
【００２０】
本発明では、汎用性のある一組の丁番の型が用意されているため、長さの種類に応じたテンプルの型を用意すれば良い。こうすれば、形状が比較的単純なテンプルの型をいくつか用意するだけなので、形状が複雑なテンプルと手丁番が一体となった型を、テンプルの長さに応じて用意するよりも製造コストをかなり安くすることが出来る。
【００２１】
このような丁番に使用される材料としては、洋白、チタン、モネルなどを用いることが出来る。また、ヨロイ及びテンプルの材料は、洋白、チタン、チタン合金、ステンレス、ハイニッケルなど、一般的に眼鏡枠の材料として用いられるものを使用することが出来、特に限定するものではない。
【００２２】
以下、実施例により本発明を詳しく説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
【００２３】
【実施例１】
本発明の丁番の例を図１乃至図６を用いて説明する。図６は本発明の丁番を用いた眼鏡枠を示す。図1は図６の眼鏡枠の丁番を示す図であり、（ａ）は丁番の上面図、（ｂ）はＡ方向から見た側面図である。１は前丁番、2は手丁番を示す。前丁番、手丁番はそれぞれ上面図（ａ）で略円形となるコマと呼ばれる部分と、コマから延びた馬蹄（切り欠き部）と呼ばれる部分から構成されている。前丁番の馬蹄とヨロイの先端部４とはロー付けによって固着されている。また、手丁番の馬蹄とテンプルの先端部５もロー付によって固着されている。
【００２４】
図２は前丁番を示す図である。図２（ａ）は前丁番の上面図、（ｂ）はＡ方向から見た側面図である。本実施例の前丁番の材料は洋白である。前丁番１のコマの部分にはネジを通すための孔６が開けられており、孔６の内部にはネジ山が設けられている。さらに側面図（ｂ）に示すように、ネジを通す方向と交差するように開口部７が設けられている。
【００２５】
図３は手丁番を示す図である。図３（ａ）は手丁番の上面図、（ｂ）はＡ方向から見た側面図である。本実施例の手丁番の材料は洋白である。前丁番１のコマの部分にはネジを通すための孔８が開けられており、側面図（ｂ）に示すように、手丁番のコマの部分は薄い突出部となっている。手丁番の孔８にはネジ山は設けられていない。
【００２６】
図１（ｂ）に示すように手丁番の突出部９を前丁番の開口部７に挿着し、ネジ止めすることによって、ネジと嵌合していない手丁番はネジを軸として回動可能となる。また、図１（ａ）のＣ方向へ手丁番及びテンプルを回動させようとする手丁番の突出部９の先端の面１２が前丁番の開口部の面１１と接することにより、Ｃ方向へ動かすことが出来なくなる。
【００２７】
図２の前丁番に洋白製のヨロイを、図３の手丁番に洋白製のテンプルをそれぞれロー付けし、前丁番と手丁番とを蝶着した様子を図４及び図５に示した。図４はテンプルを開いた状態（第一状態）、図５はテンプルを折りたたんだ状態である。
【００２８】
前丁番１、手丁番２、テンプル５はいずれも表面に角面を持たず、丸みを帯びたデザインとなっており、人や物に触れた場合でも、人や物を傷つけ難い構造となっている。図５のように折りたたんだ状態でも尖った部分が無いため安全である。
【００２９】
図４に示すように、本実施例の丁番を用いた眼鏡枠ではテンプルがヨロイより外側に位置するようになる。このような構成は、図７のような合口を持つ丁番を用いた眼鏡枠よりもテンプルの開き幅を大きくすることが出来る。さらに、テンプルを大きく開いた場合（第二状態）には、テンプル５の先端が前丁番１とヨロイ４との連結付近に接触することによりテンプルの開きが制御される。
【００３０】
特に、子供は左右の瞳孔間の距離に比べて顔幅や左右の耳の間の距離が長いために、本実施例のようなテンプルを大きく開くことが出来る丁番を用いた眼鏡枠が好ましい。また、成長に合わせて長さの異なるテンプルに交換しても、快適な装用感が損なわれることは無い。
【００３１】
【発明の効果】
以上の通り、本発明の丁番を用いることによって、コンパクトでファッション性が高い眼鏡枠を低価格で提供することが出来る。
【００３２】
また、本発明の丁番を用いることによって、様々なサイズやテンプルを低価格で提供できるため、眼鏡枠のデザインの幅が広がり、顧客の選択肢を増やすことが可能となる。さらに、低価格化により、同じデザインでテンプルの長さが異なる眼鏡枠の種類を増やすことにより、装用者にピッタリしたサイズの眼鏡枠の選択肢を増やすことも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施例１の丁番を示す図である。（ａ）は上面図、（ｂ）は側面図である。
【図２】実施例１の前丁番を示す図である。（ａ）は上面図、（ｂ）は側面図である。
【図３】実施例１の手丁番を示す図である。（ａ）は上面図、（ｂ）は側面図である。
【図４】ヨロイ、テンプルを取りつけた実施例１の丁番の上面図である。
【図５】ヨロイ、テンプルを取りつけた実施例１のテンプルを折りたたんだ状態の、丁番の上面図である。
【図６】実施例１の丁番を使用した眼鏡枠を示す図である。
【図７】従来の丁番を示す図である。（ａ）は上面図、（ｂ）は側面図である。
【図８】従来の丁番を示す図である。（ａ）は上面図、（ｂ）は側面図である。
【図９】従来の丁番を示す図である。（ａ）は上面図、（ｂ）は側面図である。
【主要部分の符号の説明】
１…前丁番
２…手丁番
４…ヨロイ
５…テンプル
７…前丁番の開口部
９…手丁番の突出部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an improvement in a hinge of a spectacle frame.
[0002]
[Prior art]
The eyeglass frame is desired to be a product that provides a comfortable wearing feeling and is excellent in fashionability.
[0003]
In general, when the eyeglasses are not in use, the temples can be folded and stored. The hinge connects the front part equipped with the lens and the temple, and is required to have sufficient durability against opening and closing of the temple, and at the same time, is required to be compact and attractive.
[0004]
Here are some examples of traditional hinges. FIG. 7 shows an example of a hinge. (A) is a top view, (b) is a side view seen from the A direction. The left side is the front part, the right side is the direction of the temple, and the temple is opened. A part of the temple side member, that is, the hand hinge 22 is sandwiched between the front member, that is, the front hinge 21, and is stopped by a screw 23 so as to be rotatable in the B direction. The front hinge 21 is soldered to the armor 24 and the hand hinge 22 is soldered to the temple 25. In the state where the temple shown in FIG. 7 (a) is opened, the tip of the armor 24 and the tip of the temple 25 are in contact with each other at the joint 26, thereby restricting the rotation in the C direction.
[0005]
In the hinge shown in FIG. 7, for example, when the temple is exchanged, the temple and the hinge are brazed, so the hinge must be exchanged.
Because there is variation in the accuracy of brazing between the hinge and the temple, that is, the mounting position accuracy, even if the temple is replaced, even if it is replaced with a hinge that has been manufactured using the same mold, There is an inconvenience that the joint 26 is liable to be displaced and the appearance is not good and a comfortable wearing feeling cannot be obtained.
[0006]
FIG. 8 is a diagram showing a hinge called a double hinge. (A) is a top view, (b) is a side view seen from the A direction, and shows a state where the temple is opened with the left side being the front portion and the right side being the direction of the temple. As in FIG. 7, the front hinge 31 and the hand hinge 32 are stopped by a screw 33 so as to be rotatable in the B direction. The front hinge 31 is brazed to the armor 34 and the hand hinge 32 is brazed to the temple 35. Rotation in the C direction is restricted by increasing the neck length of one of the armor 34 and the temple 35 and contacting at a position indicated by 36. Such a contact portion is called a lap joint.
[0007]
In the overlap joint shown in FIG. 8, such inconvenience that a deviation occurs when the temple is exchanged as in the hinge shown in FIG. However, there are drawbacks such as the limited design and the surface of the overlapping portion 36 being easily worn.
[0008]
In the hinge shown in FIG. 9, the front side yoke and the front hinge are one member, and the temple and the hinge are one member. 9A is a top view, and FIG. 9B is a side view as viewed from the direction A. The left side is the front part and the right side is the direction of the temple, and the temple is opened. As in FIG. 7, the front hinge 41 and the hand hinge 42 are stopped by a screw 43 so as to be rotatable in the B direction. The tip of the hand hinge 42 connected to the front hinge by the screw 43 comes into contact with the portion indicated by the dotted line 44 inside the front hinge 41 so that the rotation in the C direction is restricted. Such a configuration is called single wisdom or sparta wisdom. By making the hinge into such a compact configuration, the eyeglass frame is refreshed and looks good.
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
By using Ichigochi as a hinge, it became possible to provide a highly fashionable eyeglass frame. However, it is necessary for Ichitochi to prepare each mold in order to manufacture the armor integrated with the front hinge and the temple integrated with the hand hinge whenever the design changes. Since new molds are prepared for each design, manufacturing costs tend to be high.
[0010]
An object of the present invention is to provide a compact and fashionable hinge like Ichibuchi at a low price.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
The invention of claim 1
A hinge connecting the front of the frame and the temple,
It consists of a front hinge connected to the front side and a hand hinge connected to the temple side,
The front hinge has an opening for sandwiching a part of the hand hinge, and a connecting portion for connecting to the armor,
The hinge has a projecting part to be attached to the opening, and a connecting part for connecting to the temple,
Hinging the front hinge and the hinge by attaching the protrusion to the opening,
In the state which opened the temple, the hinge which has the contact surface 1 with which the surface inside the said opening part and the surface of the front-end | tip of the said protrusion part contact is provided.
[0012]
The invention of claim 2
In the hinge described in claim 1,
The hinge and the front hinge are in contact with each other on a surface different from the contact surface 1 with the temple open.
[0013]
The invention of claim 3
In the hinge described in claim 1,
The hinge according to claim 1, wherein the rotation of the temple of the spectacle frame is controlled by the contact surface 1.
[0014]
The invention of claim 4 includes an armor, a temple, and
A glasses frame having a hinge consisting of a front hinge connected to the front side and a hand hinge connected to the temple side,
The front hinge has an opening for sandwiching a part of the hand hinge, and a connecting portion for connecting to the armor,
The hinge has a projecting part to be attached to the opening, and a connecting part for connecting to the temple,
Hinging the front hinge and the hinge by attaching the protrusion to the opening,
In a state in which the temple is opened, a spectacle frame is provided that has a contact surface 1 that makes contact with a surface inside the opening and a surface at the tip of the protrusion.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The present invention comprises a hinge with a front hinge connected to the front side and a hand hinge connected to the temple side,
Providing a protrusion on the hinge and a connecting part for connecting to the temple,
An opening for sandwiching the protruding part of the hand hinge on the front hinge and a connecting part for connecting with the armor are provided.
By attaching a protrusion to the opening, the front hinge and the hinge are pivotably hinged,
The hinge is reduced in size by making the contact surface that restricts the rotation of the hinge inside the hinge.
[0016]
The contact surface between the hinge and the front hinge that restricts the rotation of the hinge, that is, the opening of the temple when the temple and the hinge are connected is provided inside the hinge. The mounting accuracy by brazing the hinge and temple does not affect the mounting accuracy of the hinge itself. Therefore, even when the hinges are exchanged together with the temples, backlash is hardly generated and the appearance is good.
[0017]
Further, since the front hinge and the hand hinge are members different from the armature and the temple, the hinge can be provided with versatility. As in the case of Ichiichi, the shape of the part with the armor and the front hinge integrated, and the shape with the temple and the hand hinge are complicated in shape, so only the hinge, only the armor, only the temple The cost of creating one mold is higher than the other molds. It is possible to reduce the manufacturing cost by preparing each type of hinge, armor, and temple and attaching the hinge by brazing with the armor and temple.
[0018]
Moreover, by giving the hinge a general purpose, even if the design of the armor or temple changes, the hinge manufactured by the same mold can be used. Thus, when the design is changed, only a new type of armor or temple is prepared, and there is no need to prepare a new type of hinge. Since one hinge type can produce many frame hinges with many designs, the manufacturing cost can be further reduced.
[0019]
In this way, it is possible to provide a compact and fashionable hinge like Ichibuchi at a low price.
In addition, in order to manufacture several different lengths of temples with the same design, Hitochi has prepared temple molds that are integrated with a hinge for each temple length.
[0020]
In the present invention, since a set of hinges having a versatility is prepared, it is only necessary to prepare a temple mold corresponding to the type of length. In this way, only a few temple molds with a relatively simple shape are prepared, so a mold with a complex temple and hand hinge is integrated rather than prepared according to the length of the temple. Cost can be reduced considerably.
[0021]
As materials used for such hinges, white, titanium, monel and the like can be used. Further, the materials for the armor and the temple can be those generally used as a material for the spectacle frame, such as white, titanium, titanium alloy, stainless steel, high nickel, and are not particularly limited.
[0022]
EXAMPLES Hereinafter, although an Example demonstrates this invention in detail, this invention is not limited to this.
[0023]
[Example 1]
An example of the hinge of the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 6 shows a spectacle frame using the hinge of the present invention. FIG. 1 is a view showing a hinge of the eyeglass frame of FIG. 6, (a) is a top view of the hinge, and (b) is a side view seen from the A direction. 1 indicates the front hinge and 2 indicates the hand hinge. The front hinge and the hand hinge are each composed of a portion called a top that is substantially circular in the top view (a) and a portion called a horseshoe (notch) extending from the top. The horseshoe of the front hinge and the end portion 4 of the armor are fixed by brazing. Further, the horseshoe of the hand hinge and the distal end portion 5 of the temple are also fixed by brazing.
[0024]
FIG. 2 is a diagram showing a front hinge. 2A is a top view of the front hinge, and FIG. 2B is a side view seen from the A direction. The material of the front hinge in this example is white. A hole 6 through which a screw is passed is formed in the frame portion of the front hinge 1, and a screw thread is provided inside the hole 6. Further, as shown in the side view (b), an opening 7 is provided so as to intersect with the direction of passing the screw.
[0025]
FIG. 3 is a view showing a hinge. 3A is a top view of the hinge, and FIG. 3B is a side view seen from the A direction. The material of the hinge in this example is white. A hole 8 for passing a screw is formed in the frame portion of the front hinge 1, and as shown in a side view (b), the frame portion of the hand hinge is a thin protrusion. There is no thread in the hole 8 of the hinge.
[0026]
As shown in FIG. 1 (b), by inserting the protruding portion 9 of the hinge into the opening 7 of the front hinge and screwing it, the hinge that is not fitted to the screw is centered on the screw. It can be turned. Further, when the surface 12 at the tip of the projection 9 of the hinge that tries to rotate the hinge and the temple in the direction C in FIG. 1A is in contact with the surface 11 of the opening of the front hinge, Cannot move in the C direction.
[0027]
4 and FIG. 4 show how the white hinge is attached to the front hinge of FIG. 2 and the white temple is brazed to the hinge of FIG. 3 to attach the front hinge and the hinge. This is shown in FIG. FIG. 4 shows a state where the temple is opened (first state) , and FIG. 5 shows a state where the temple is folded.
[0028]
Front hinge 1, hand hinge 2 and temple 5 are all rounded and have a rounded design, making it difficult to damage people and objects even if they touch them. It has become. Even in the folded state as shown in FIG. 5, there is no pointed portion, which is safe.
[0029]
As shown in FIG. 4, in the eyeglass frame using the hinge of this embodiment, the temple is positioned outside the armor. In such a configuration, the opening width of the temple can be made larger than the spectacle frame using the hinge having the joint as shown in FIG. Further, when the temple is greatly opened (second state) , the opening of the temple is controlled by the tip of the temple 5 coming into contact with the vicinity of the connection between the front hinge 1 and the armor 4.
[0030]
Particularly, since the child has a longer face width and distance between the left and right ears than the distance between the left and right pupils, a spectacle frame using a hinge that can open the temple as in this embodiment is preferable. . Moreover, even if the temples are replaced with different lengths according to the growth, the comfortable wearing feeling is not impaired.
[0031]
【The invention's effect】
As described above, by using the hinge of the present invention, a compact and highly fashionable spectacle frame can be provided at a low price.
[0032]
Further, by using the hinge of the present invention, various sizes and temples can be provided at a low price, so that the range of spectacle frame designs can be expanded and the options of customers can be increased. Furthermore, by reducing the price, it is possible to increase the number of spectacle frame sizes that are perfect for the wearer by increasing the types of spectacle frames having the same design and different temple lengths.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a hinge according to a first embodiment. (A) is a top view, (b) is a side view.
FIG. 2 is a diagram showing a front hinge of the first embodiment. (A) is a top view, (b) is a side view.
FIG. 3 is a diagram showing a hinge according to the first embodiment. (A) is a top view, (b) is a side view.
FIG. 4 is a top view of the hinge of the first embodiment with the armor and temple attached.
FIG. 5 is a top view of the hinge in a state in which the temple of Example 1 with the armor and temple attached is folded.
6 is a view showing a spectacle frame using the hinge of Example 1. FIG.
FIG. 7 is a diagram showing a conventional hinge. (A) is a top view, (b) is a side view.
FIG. 8 is a view showing a conventional hinge. (A) is a top view, (b) is a side view.
FIG. 9 is a view showing a conventional hinge. (A) is a top view, (b) is a side view.
[Explanation of main part codes]
1 ... Front hinge 2 ... Hand hinge 4 ... Yoroi 5 ... Temple 7 ... Front hinge opening 9 ... Hand hinge protrusion

Claims

A hinge connecting the front of the frame and the temple,
It consists of a front hinge connected to the front side and a hand hinge connected to the temple side,
The front hinge has an opening for sandwiching a part of the hand hinge, and a yoroi side connecting portion connected to a front end of the yoroi formed to extend in one direction from the front. ,
The hinge has a projecting portion to be attached to the opening, and a temple side connecting portion connected to the tip of the temple,
The front hinge and the hand hinge are hinged by attaching the protrusion to the opening,
The front hinge and the hand hinge have a contact surface where an inner surface of the opening and a tip surface of the protrusion contact with each other in a state where the temple is opened.
In the state where the temple is opened, the outer end of the armor side connecting portion is arranged on the front end surface of the armor so that the distal end of the temple is arranged on the outer side in the opening and closing direction of the temple than the end of the armor A notch for fitting the tip while contacting the tip of the armor on two surfaces, a parallel surface and a surface parallel to the one direction, is provided ;
The front hinge, the hand hinge and the temple are formed in a rounded surface.
The front end of the temple is in the first state in which the temple is opened so that the contact surface of the front hinge and the contact surface of the hand hinge are in contact with each other. It is arranged so that there is a gap between the vicinity of the connecting portion and in the second state where the temple is further opened from the first state, it contacts the vicinity of the front side connecting portion of the front hinge and the end piece. Hinge characterized by being arranged like this .

The hinge according to claim 1, wherein the hinge and the front hinge are in contact with each other on a surface different from the contact surface in a state where the temple is opened.

The hinge according to claim 1, wherein rotation of the temple of the spectacle frame is controlled by the contact surface.

Yoroi, Temple and
A spectacle frame having a hinge consisting of a front hinge connected to the front side and a hinge connected to the temple side,
It consists of a front hinge connected to the front side and a hand hinge connected to the temple side,
The front hinge has an opening for sandwiching a part of the hinge, and a yoke-side coupling portion coupled to the tip of the yoke formed to extend in one direction from the front. And
The hinge has a projecting portion to be attached to the opening, and a temple side connecting portion connected to the tip of the temple,
The front hinge and the hand hinge are hinged by attaching the protrusion to the opening,
The front hinge and the hand hinge have a contact surface where an inner surface of the opening and a tip surface of the protrusion contact with each other in a state where the temple is opened.
In the state where the temple is opened, the outer end of the armor side connecting portion is arranged on the front end surface of the armor so that the distal end of the temple is arranged on the outer side in the opening and closing direction of the temple than the end of the armor A notch for fitting the tip while contacting the tip of the armor on two surfaces, a parallel surface and a surface parallel to the one direction, is provided;
The end of the armor is connected to the armor side connecting part in a state of being fitted to the notch while abutting the notch on the two surfaces .
The front hinge, the hand hinge and the temple are formed in a rounded surface.
The front end of the temple is in the first state in which the temple is opened so that the contact surface of the front hinge and the contact surface of the hand hinge are in contact with each other. It is arranged so that there is a gap between the vicinity of the connecting portion and in the second state where the temple is further opened from the first state, it contacts the vicinity of the front side connecting portion of the front hinge and the end piece. An eyeglass frame characterized by being arranged as described above .