JP4823920B2 - 出力装置 - Google Patents

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本発明は、ヘッドフォンや外部スピーカ等の出力装置から出力する音声を適切にミュートする技術に関する。
現在、ヘッドフォンは、テレビやラジオ等の電子機器に接続して音声を聴くためのデバイスとして、ごく一般的に利用されている。また、電子機器の高機能化に伴い、音楽の再生をコントロールするリモコンや、TVチューナの為のアンテナ等を備えた種々のヘッドフォンが存在している。
図31は、従来のヘッドフォンアンテナの概略図である。該ヘッドフォンアンテナ90は、図31に示すように、スピーカユニット91や、ケーブル92、プラグ93から構成されている。
このヘッドフォンプラグ93がテレビ等の電子機器に接続されると、該機器からの音信号がケーブル92を介してスピーカユニット91に伝達され、音として出力される。また、このヘッドフォンアンテナ90は、ケーブル92の音信号用のライン92a,92bと共に、アンテナ用のライン92cを有しており、このアンテナ用のライン92cによる受信信号を電子機器に伝達している。
このようにヘッドフォンとアンテナの機能を兼ね備えたヘッドフォンアンテナ90をパソコンのモバイルベイ等に装着するユニットタイプのTV(Television)チューナに用いることで、この接続部の省スペース化を図ることが可能である。
一方、このようにヘッドフォンを接続する装置では、ヘッドフォンのプラグをチューナ側のジャックに挿着した場合、スピーカからの音声出力をミュートするミュート機能を備えたものが、一般的に使用されている。
特開2000−182310号公報 特開2002−76982号公報 特開平9−116961号公報 特開平10−155191号公報 特開2002−10389号公報
上述のように、多機能なヘッドフォンにおいては、音を出力する以外の機能のみを使いたい場合があった。しかしながら、従来のヘッドフォンでは、音を出力するのが大前提であり、この他の機能のみを使用できる構成ではなかった。
例えば、上記ミュート機能を備えたTVチューナでは、ヘッドフォンアンテナを接続したか否かを判別してミュートするか否かが決まるため、ヘッドフォンアンテナを接続した場合には常にミュートされてしまうことになる。従って、ヘッドフォンアンテナを単にアンテナとして使用し、スピーカで音を聞くことはできない。
そこで本発明は、ヘッドフォンやアンテナ等の出力装置の状態に応じて音声出力を適切にミュートすることが可能な技術を提供する。
上記課題を解決するため、本発明は、以下の構成を採用した。
即ち、本発明の出力装置は、電子機器からの音信号を音として出力する装置であって、
前記電子機器の接続端子に接続する接続部と、一端部が前記接続部に接続されて前記電子機器からの音信号を伝達する線条部と、前記線条部の前記接続部とは反対側の端部に接続され前記音信号を中継し、かつ前記音信号を音として出力する出力部が着脱可能な中継部とを備え、前記出力部が前記中継部に接続している状態か否かを示す状態提示部を前記接続部が有している。
前記出力装置は、前記状態提示部が、前記出力部と前記中継部との接続状態によって電気的特性が異なる端子であっても良い。
前記出力装置は、前記中継部に前記出力部が接続されているか否かを検知する検知部を前記中継部が備え、前記検知結果を中継部から接続部へ伝達する信号線を前記線条部が備えても良い。
前記出力装置は、前記線条部がアンテナ用の信号線、あるいは音信号を伝達する信号線がアンテナの機能を備え、前記接続部が、前記アンテナ用の信号線、あるいは前記音信号を伝達する信号線からの受信信号を前記電子機器へ出力する出力端子を備えても良い。
前記出力装置は、前記状態提示部の電気的特性に応じて前記音信号を消音する電子機器に接続して使用される装置であっても良い。
前記出力装置は、前記中継部に対して着脱可能に接続し、前記中継部からの音信号を音として出力する前記出力部を備えても良い。
前記出力装置は、前記状態提示部による提示を行わせるか否かを切換える切換部を前記中継部に備えても良い。
前記出力装置は、前記状態提示部が、前記中継部に前記出力部を接続したことにより閉じ、該接続を解消したことにより開く回路を有し、前記切換部が、前記接続とは別に前記回路を開閉するスイッチであっても良い。
また、本発明の出力装置は、電子機器からの音信号を音として出力する装置であって、前記電子機器の接続端子に接続する接続部と、一端部が前記接続部に接続されて前記電子機器からの音信号を伝達する線条部と、前記線条部の前記接続部とは反対側の端部に接続され前記音信号を音として出力する出力部と、前記線条部上の前記接続部と前記出力部との間に位置し、該線条部を介して前記電子機器へ提示する状態を切換える切換え部とを備える。
また、本発明の音声出力制御装置は、第一のスピーカより音声信号を出力する電子機器における音声出力制御装置であって、アンテナ及び/又は第二のスピーカの端子が接続される接続部に前記端子が接続されたか否かを検出し、前記接続部に前記端子が接続されていない場合には、音声信号を第一のスピーカへ出力させ、前記接続部に前記端子が接続されている場合には、該第一のスピーカへの出力をミュートさせるミュート指示部と、前記ミュートの有効/無効を選択するためのスイッチによりミュート無効が選択された場合に、前記ミュート指示部のミュート機能を無効とし、前記接続部に前記端子が接続されている場合でも、該第一のスピーカへ前記音声信号を出力させるミュート制御部とを備えた。
前記音声出力制御装置は、前記スイッチが前記第二のスピーカに備えられており、該スイッチの状態を検知する検知部を備えた。
本発明の音声出力制御装置は、第一のスピーカより音声信号を出力する電子機器における音声出力制御装置であって、アンテナ及び/又は第二のスピーカが接続される接続部に接続された端子の種類を検出し、前記接続部に前記第二のスピーカが接続されている場合には、第一のスピーカへの出力をミュートさせ、前記第二のスピーカが接続されていない場合には、ミュート機能を無効にして音声信号を第一のスピーカへ出力させるミュート制御部とを備えた。
本発明の前記音声出力制御装置は、第一のスピーカより音声信号を出力する電子機器における音声出力制御装置であって、第二のスピーカ部分の着脱が可能なアンテナが接続される接続部に接続されたアンテナに前記第二のスピーカ部分が接続されているか否かを検出し、前記第二のスピーカ部分が接続されている場合には、前記第一のスピーカへの出力をミュートさせ、前記接続部に前記第二のスピーカ部分が接続されていない場合には、ミュート機能を無効にして音声信号を第一のスピーカへ出力させるミュート制御部と、を備えた。
前記音声出力制御装置は、前記第一のスピーカへの出力をミュートさせる場合であっても、ミュートの有効/無効を選択するためのスイッチによりミュート無効が選択された場合には、該第一のスピーカへの出力をミュートさせても良い。
また、本発明の受信装置は、無線信号を受信し、第一のスピーカより音声信号を出力する電子機器における受信装置であって、アンテナ及び/又は第二のスピーカの端子が接続される接続部と、前記接続部に接続された前記アンテナを介して無線信号を受信する受信部と、前記接続部に前記端子が接続されたか否かを検出し、前記接続部に前記端子が接続されていない場合には、音声信号を第一のスピーカへ出力させ、前記接続部に前記端子が接続されている場合には、該第一のスピーカへの出力をミュートさせるミュート指示部と、前記ミュートの有効/無効を選択するためのスイッチと、前記スイッチによりミュート無効が選択された場合に、前記ミュート指示部のミュート機能を無効とし、前記接続部に前記端子が接続されている場合でも、該第一のスピーカへ前記音声信号を出力させるミュート制御部とを備えた。
また、本発明の受信装置は、無線信号を受信し、第一のスピーカより音声信号を出力する電子機器における受信装置であって、アンテナ及び/又は第二のスピーカが接続される接続部と、前記接続部に接続された前記アンテナを介して無線信号を受信する受信部と、前記接続部に接続された端子の種類を検出し、前記接続部に前記第二のスピーカが接続されている場合には、第一のスピーカへの出力をミュートさせ、前記第二のスピーカが接続されていない場合には、ミュート機能を無効にして音声信号を第一のスピーカへ出力させるミュート制御部とを備えた。
前記受信装置は、前記第一のスピーカへの出力をミュートさせる場合であっても、ミュートの有効/無効を選択するためのスイッチによりミュート無効が選択された場合には、該第一のスピーカへの出力をミュートさせても良い。
また、本発明の受信装置は、無線信号を受信し、第一のスピーカより音声信号を出力する電子機器における受信装置であって、第二のスピーカ部分の着脱が可能なアンテナが接続される接続部と、前記接続部に接続された前記アンテナを介して無線信号を受信する受信部と、前記接続部に接続されたアンテナに前記第二のスピーカ部分が接続されているか否かを検出し、前記第二のスピーカ部分が接続されている場合には、前記第一のスピーカへの出力をミュートさせ、前記接続部に前記第二のスピーカ部分が接続されていない場合には、ミュート機能を無効にして音声信号を第一のスピーカへ出力させるミュート制御部とを備えた。
前記受信装置は、前記第一のスピーカへの出力をミュートさせる場合であっても、ミュートの有効/無効を選択するためのスイッチによりミュート無効が選択された場合には、該第一のスピーカへの出力をミュートさせても良い。
前記受信装置は、前記スイッチが、前記第二のスピーカに設けられたスイッチであっても良い。
前記受信装置は、前記電子機器の拡張スロットに対して他の拡張ユニットと排他に接続される拡張ユニットであっても良い。
前記受信装置は、前記無線信号として受信したTV放送の電波信号から映像データと音声データを生成するTVチューナー部をさらに備えても良い。
また、本発明の受信システムは、無線信号を受信し、第一のスピーカより音声信号を出力するシステムであって、アンテナ及び/又は第二のスピーカの端子が接続される接続部と、前記接続部に接続された前記アンテナを介して無線信号を受信する受信部と、前記音声信号に基づいて前記第一のスピーカから音声を出力させる一方、ミュート信号に応じて前記音声の出力をミュートする出力部と、前記接続部に前記端子が接続されたか否かを検出し、この検出結果に基づいてミュート信号を前記出力部に通知し、前記接続部に前記端子が接続されていない場合には、前記音声信号を前記第一のスピーカへ出力させ、前記接続部に前記端子が接続されている場合には、前記第一のスピーカへの出力をミュートさせるミュート指示部と、前記ミュートの有効/無効を選択するためのスイッチと、前記スイッチによりミュート無効が選択された場合に、前記ミュート指示部のミュート機能を無効とし、前記接続部に前記端子が接続されている場合でも、前記第一のスピーカへ前記音声信号を出力させるミュート制御部とを備えた。
前記受信システムは、前記スイッチが前記第二のスピーカに備えられており、該スイッチの状態を検知する検知部を備えても良い。
また、本発明の受信システムは、無線信号を受信し、第一のスピーカより音声信号を出力するシステムであって、アンテナ及び/又は第二のスピーカの端子が接続される接続部と、前記接続部に接続された前記アンテナを介して無線信号を受信する受信部と、音声信号に基づいて第一のスピーカから音声を出力させる一方、ミュート信号に応じて前記音声の出力をミュートする出力部と、前記接続部に接続された端子の種類を検出し、この検出結果に基づいてミュート信号を前記出力部に通知し、前記接続部に前記第二のスピーカが接続されている場合には、第一のスピーカへの出力をミュートさせ、前記接続部に前記第二のスピーカが接続されていない場合には、ミュート機能を無効にして前記音声信号を第一のスピーカへ出力させるミュート制御部とを備えた。
また、本発明の受信システムは、無線信号を受信し、第一のスピーカより音声信号を出力するシステムであって、第二のスピーカの着脱が可能なアンテナが接続される接続部と、前記接続部に接続された前記アンテナを介して無線信号を受信する受信部と、音声信号に基づいて第一のスピーカから音声を出力させる一方、ミュート信号に応じて前記音声の出力をミュートする出力部と、前記接続部に接続されたアンテナに前記第二のスピーカ部分が接続されているか否かを検出し、この検出結果に基づいてミュート信号を前記出力部に通知し、前記第二のスピーカ部分が接続されている場合には、第一のスピーカへの出力をミュートさせ、前記接続部に前記第二のスピーカ部分が接続されていない場合には、ミュート機能を無効にして前記音声信号を第一のスピーカへ出力させるミュート制御部とを備えた。
前記受信システムは、前記第一のスピーカへの出力をミュートさせる場合であっても、ミュートの有効/無効を選択するためのスイッチによりミュート無効が選択された場合には、該第一のスピーカへの出力をミュートさせても良い。
前記受信システムは、複数種類の拡張ユニットを排他に接続可能な拡張スロットを備え、前記接続部、受信部、ミュート制御部とを拡張ユニットとして備えても良い。
前記受信部は、前記無線信号として受信したTV放送の電波信号から映像データと音声データを生成するTVチューナー部であっても良い。
なお、本発明において、第二のスピーカとは、ヘッドフォンや外部スピーカ等、接続部に対して着脱可能な音声を出力するデバイスであれば良い。また、ヘッドフォンとは、イヤフォン、イヤスピーカ、骨伝導スピーカなど、頭部等に装着して音声出力を個人的に聞くことのできるデバイスであれば良い。
また、本発明において、音声とは、音楽や声、電子音など、単に音であれば良く、人の声や音楽等から構成されたTVの音声に限定されるものではない。
本発明は、ヘッドフォンやアンテナ等の出力装置の状態に応じて音声出力を適切にミュートすることを可能とする。
本発明に係るヘッドフォンアンテナの模式図 ヘッドフォンアンテナからスピーカユニットを取り除いた状態の模式図 本発明に係るヘッドフォンアンテナの外観図 中継部の外観図 中継部の外観図 ヘッドフォンアンテナを接続するコンピュータの説明図 ヘッドフォンアンテナを接続するコンピュータの説明図 チューナユニットの外観図 チューナユニットの概略図 専用アンテナの説明図 実施形態2のコンピュータの説明図 実施形態2のヘッドフォンの概略図 実施形態3のヘッドフォンアンテナの概略図 実施形態3の中継部の外観図 実施形態4のヘッドフォンの概略図 本発明に係るチューナユニット(受信装置)1を装着したパーソナルコンピュータ(受信システム)2の概略構成図 接続部及び端子の説明図 接続部に端子が接続した状態を示す図 本発明の実施形態6の概略構成図 ミュート制御部の説明図 接続部に端子が接続した状態を示す図 本発明の実施形態7の概略構成図 ヘッドフォンアンテナとミュート制御部の説明図 中継部に端子が接続した状態を示す図 専用アンテナの端子の説明図 本発明の実施形態8の概略図 チューナユニット1の外観斜視図 チューナユニット1の概略構成図 実施形態8における変形例1の概略構成図 実施形態8における変形例2の概略構成図 従来のヘッドフォンの概略図
符号の説明
1 チューナユニット(受信装置)
2 パーソナルコンピュータ(電子機器、受信システム)
3H ヘッドフォン
3HA ヘッドフォンアンテナ
31 スピーカユニット
32 中継部
33 ケーブル
34 接続部(プラグ)
10 筐体
11 接続部
11a ミュート指示部
12 デコード部(受信部)
14 ミュート無効スイッチ
15 ミュート制御部
21 スピーカアンプ(出力部)
22R,22L スピーカ
23 ヘッドフォンアンプ
51 コンピュータ本体
52 ヒンジ
53 ディスプレイ部
54 キーボード部
56 拡張ベイ
61 FDユニット
62 CD−ROMユニット
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。以下の実施形態の構成は例示であり、本発明はこの実施形態の構成に限定されない。
〈実施形態1〉
§1.全体構成
図1は本発明に係るヘッドフォンアンテナ(出力装置)3HAの模式図、図2は、該ヘッドフォンアンテナ3HAを電子機器の接続部17に接続し、出力部(スピーカユニット)31を取り外した状態の模式図、図3は、該ヘッドフォンアンテナ3HAの外観図である。
本実施形態のヘッドフォンアンテナ3HAは、図1〜図3に示すように、スピーカユニット(出力部)31や、中継部32、ケーブル(線条部)33、プラグ(接続部)34から構成されている。
このヘッドフォンアンテナ3HAは、プラグ34がテレビ等の電子機器に接続され、該機器からの音声信号が入力されると、ケーブル33を介してスピーカユニット31に伝達し、音声として出力する。このヘッドフォンアンテナ3HAのケーブル33は、音声信号用のライン33a,33b、GND用のライン33eと共に、アンテナ用のライン33c、後述の接続状態を伝達するライン33dを有している。このライン33a〜33eは、それぞれプラグ34の34a〜34eと接続している。なお、図1、2において、ケーブル33としてライン(信号線)のみを示しているが、実際はそれらラインは被覆されている。
図4,図5は、中継部32の外観図である。図4に示すように中継部32は、ジャック35を備え、スピーカユニット31のプラグ36が着脱できるようになっている。
また、図4,図5に示すように中継部32は、任意の位置に係止するための係止部(本例ではクリップ)37を備えている。
この中継部32のジャック35は、前記ライン33a,33b,33d,33eと接続する端子32a〜32dを備えている。本例において、この端子32cは、スピーカユニット31が接続されているか否かを検知するための検知部として機能している。
この中継部32の端子32cは、図1に示すようにスピーカユニット31が中継部32に接続された状態では、プラグ36の端子36cを介してGND用の端子32dと接続している。そして、スピーカユニット31が中継部32から分離された場合、図2に示すように非接触(NC:No Connect)となる。即ち、プラグ34の端子(状態提示部)34eも、スピーカユニット31が中継部32から分離された場合には、NC、スピーカユニット31が中継部32に接続された状態では、GNDと等価となるように、電気的特性が変化する。
これにより、本例のヘッドフォンアンテナ3HAが接続された電子機器では、プラグ34の端子34dの電気的特性に応じてスピーカユニット3HAが接続されているか否か、即ちヘッドフォンアンテナから音を出力する機能が有効か否かを判定することできる。
次に、チューナユニット(受信装置)1を装着したパーソナルコンピュータ(受信システム)2に、本実施形態のヘッドフォンアンテナ3HAを使用する例を説明する。このコンピュータ2は、ヘッドフォンアンテナ3HAの音の出力機能が有効か無効かを検知し、音の出力機能が有効の場合には、内蔵スピーカ22R,22Lへの音声出力をミュートし、音の出力機能が無効の場合には、ミュート機能を無効にしてスピーカから音声出力するものである。図6は、このコンピュータの外観図、図7は、概略構成図である。
図6中、ノートPC2は、コンピュータ本体51と、これにヒンジ52によって開閉可能に連結してあるディスプレイ部53とからなる。矢印X1,X2はノートPC2の幅方向、矢印Y1,Y2は奥行き方向、矢印Z1,Z2は高さ(厚さ)方向を示す。コンピュータ本体51は、上面にキーボード部54を有し、内部にCPU等を有し、下部右側に拡張ユニットを収容する拡張ベイ56が形成されている。拡張ベイ56は、コンピュータ本体51の右側面57に拡張ユニットの挿入口としての開口58を有する。拡張ベイ56は、この開口58から矢印X2方向へ装置中程にかけてのスリット状であり、そのX2側端部には、コネクタ59が設けられている。なお、コネクタ59は、コンピュータ本体51内部に位置するため、図6では、本体51の上面の一部を切り欠いて示している。
また、拡張ユニットとしては、チューナユニット(受信装置)1や、FDユニット61、CD−ROMユニット62などが用意されている。これらの拡張ユニット1,61,62は、拡張ベイ56に嵌装可能な平板状であり、差し込み方向(X2)の先端部にコネクタ59と嵌合するコネクタ63を有する。該ユニット1,61,62は、それぞれ排他的に拡張ベイ56に装着される。これによって、ノートPC2は、コネクタ59を通じて拡張ユニットにアクセス可能となり、その機能を拡張できる。
即ち、ユーザは、利用したい機能に応じてチューナユニット1、FDユニット61、CD−ROMユニット62の何れかを選択し、拡張ベイ56に嵌装する。なお、前記拡張ベイ56は、種々の用語で称されることがあり、ベイ、拡張スロット、マルチベイ、マルチパーパスベイ(多目的ベイ)と称されることもある。
そして図7に示すように、チューナユニット1は、PC2の拡張ベイ56に挿着されると、TV放送を受信して映像信号及び音声信号をPC2へ出力する。この音声信号は、サウンドチップ25で所定形式の信号に変換された後、スピーカアンプ(出力部)21及びヘッドフォンアンプ23に出力される。スピーカアンプ(出力部)21は、この音声信号を増幅してスピーカ22R,22Lから音声出力させる。また、ヘッドフォンアンプ23は、この音声信号を増幅してヘッドフォンジャック17やヘッドフォンジャック24に接続されたヘッドフォンから音声出力させる。なお、このヘッドフォンアンプ23を使用せず、サウンドチップ25からの信号をヘッドフォンジャック17やヘッドフォンジャック24に直接出力するよう接続してもよい。
前記スピーカアンプ21は、ミュート機能を有しており、前記ジャック17及び24からのミュート信号に応じてスピーカ22R,22Lからの音声出力をミュートする。なお、本実施形態では、ジャック17,24にヘッドフォンが接続されている場合にLow、接続されていない場合にHighのミュート信号が出力される。このジャック17及び24の出力は、AND回路21aを介してスピーカアンプ21に入力されている。そして、スピーカアンプ21は、このAND回路21aの出力がLowの場合にスピーカ22R,22Lの出力をミュートする。即ち、ジャック17,24の何れかにヘッドフォンが接続されれば、スピーカ22R,22Lへの出力がミュートされる。以下、ジャック24にヘッドフォンが接続されていない状態において、ジャック17にヘッドフォンが接続された場合と接続されていない場合のミュート機能の動作を説明する。
図8は、チューナユニット1の外観斜視図、図9は、チューナユニット1の概略構成図である。上述の如く筐体10の外形形状は略平板状であり、その挿入方向(X2方向)先端面から突出させてコネクタ63が設けられている。また、挿入方向後端面、即ち拡張ベイ56に嵌装した際に外側に位置し、ノートPC2の右側面と面一となる外装面64には、ヘッドフォンジャック(接続部)17、S−video入力端子65、コンポジット入力端子66が列設されている。
図9に示すように、チューナユニット1は、ジャック17や、デコード部(受信部)12、ミュート制御部18を備えている。
ジャック17は、図2に示すようにアンテナ3A或はヘッドフォンアンテナ3HAの端子(プラグ)が接続される。
デコード部12は、ジャック17に接続されたアンテナ3A或はヘッドフォンアンテナ3HAのアンテナ部分を介して受信した無線信号(TV放送)に基づいて映像信号及び音声信号を生成する。
図2に示すように、TVチューナ側のジャック17は、左右の音声信号、アンテナ、ミュート信号、GNDのための端子17a〜17eを備え、前記ヘッドフォンアンテナ3HAの端子34a〜34eとそれぞれ接続する。
ミュート制御部18は、接続部17の端子17dに所定電圧(例えばVcc=3〜5V)を印加している。このため、中継部32にスピーカユニット31のプラグ36が挿入されていない状態では、端子34dが所定電圧値のHigh状態となる。即ち、ミュート制御部18は、スピーカアンプ21へのミュート信号をHigh(ミュート機能無効)とし、スピーカ22R,22Lからの音声出力を行わせる。本実施形態では、出力装置3H,3HAの状態を検知するための接続部17と、該接続部の端子17dの電位に基づいて音声出力を制御させるミュート制御部18とがコンピュータ2における音声出力制御装置を構成している。
一方、この中継部32にプラグ36が挿入された場合、図1に示すように中継部32の端子(検知部)32cと端子32dとがプラグ36によって導通され、TVチューナ側の端子17dがGNDと等価(略0V)のLow状態となる。即ち、ミュート制御部18は、スピーカアンプ21へのミュート信号をLow(ミュート機能有効)とし、スピーカ22R,22Lへの出力をミュートさせる。
これにより本実施形態では、中継部32にスピーカユニット31が接続されたか否かによってミュート機能を有効又は無効に制御できる。
なお、接続部17には、図10に示すようなアンテナ3Aを接続しても良い。このヘッドフォンと兼用でないアンテナ3Aの端子は、ミュート信号のための端子44dがNCとなっている。この場合でも、アンテナ3Aを接続部17に接続した際、端子17dがHighに保たれるので、ミュート制御部18は、ミュート信号をHighとしてミュート機能を無効にできる。
以上のように本実施形態によれば、スピーカユニット31の接続状態を提示できるので、ノートPC側でミュート機能を適切に制御できる。これにより例えば、個人的に視聴したい場合には、中継部32にスピーカユニット31を接続し、このアンテナ用ラインを介して受信したTV放送の音声をヘッドフォンアンテナ3HAで聞き、複数人で視聴したい場合には、スピーカユニット31を中継部から分離し、このアンテナ用ラインを介して受信したTV放送の音声をスピーカ22R,22Lで聞くといった選択ができる。このように本実施形態では、スピーカユニット31を接続するか分離するかによって、スピーカ22R、22Lから音声を出力するか否かを選択できるので、ユーザが直感的に操作可能な操作性の良い装置を提供できる。そして、この場合も、アンテナは有効に機能し続けることができる。
また、中継部32にクリップ37を備えたことにより、そのクリップ37をユーザの衣服に固定し、ユーザの耳などに装着されるスピーカユニット31を取り外した場合にも中継部32を任意の位置に固定することができ、アンテナを受信感度の良い位置、例えば高い位置に保つことができる。
更に、接続部17に専用のアンテナ3Aを接続した場合にも、スピーカ22R,22Lへの出力がミュートされることがなく、ヘッドフォンアンテナ3HAと専用のアンテナ3Aの接続部17を共通化できる。
なお、本実施形態は、TVチューナのほか、ラジオや携帯電話、携帯テレビ等、アンテナとヘッドフォンを接続する電子機器に広く適用できる。
なお、本実施形態では、アンテナ用ライン33cを別途設けているが、アンテナ機能を実現するために、この専用のライン33cを必ずしも設ける必要はない。TV放送信号と音声信号の周波数帯域は異なるため、音声信号用のライン33a,33bにより伝搬されるTV放送信号の周波数帯域の信号をノートPC本体で分離、抽出すれば、そのTV放送信号を受信できることになる。
そこで本発明は、出力部を着脱可能とし、この出力部の接続状態を提示できるようにしたことにより、音の出力機能が有効か無効かを示し、これ以外の機能を適切に利用できるようにする技術を提供する。
〈実施形態2〉
図11,図12は、本発明の実施形態2の概略構成図である。本実施形態は、コントローラを備えたヘッドフォンの例を示している。なお、前述の実施形態と同一の部材には同符号を付すなどして再度の説明を省略する。
図11,図12に示すように、本実施形態のヘッドフォン3Hは、中継部32にコントローラ38を備え、このコントローラ38からの制御信号が制御信号用のライン33fを介してプラグ34の端子34fに接続される。本例のヘッドフォン3HをノートPC2の接続部19に接続した場合、この制御信号は、接続部19の端子19fから制御部20に伝達され、音楽の再生や、停止、音量の変更等の制御を行わせる。なお、コントローラ38から制御部20へのラインや端子は、便宜上1本で示したが、これに限らず制御する機能の数などに応じて任意の数で構成すれば良い。
また、本実施形態のスピーカアンプ21は、ジャック19の端子19dの電位に基づいて制御部18からスピーカユニット31が接続されているか否かの検知結果を受信し、ヘッドフォンが接続されている場合(受信信号がLowの場合)にはヘッドフォン用の音場の設定で音声信号を出力し、ヘッドフォンが接続されていない場合(受信信号がHighの場合)にはスピーカ用の音場の設定で音声信号を出力するように制御する。なお、本実施形態においても前述の実施形態と同様にこの検知結果に応じてミュートの制御を行っても良い。
以上のように本実施形態によれば、スピーカユニット31の接続状態を提示できるので、ノートPC側で音場の設定を適切に制御できる。また、このスピーカユニット31だけを分離できるので、ヘッドフォン3Hの音声出力機能を無効にしつつ、リモコン機能のみを利用できる。
〈実施形態3〉
図13は本発明に係る実施形態3の概略図である。本実施形態は、前述の実施形態1と比べて接続部32にミュートを無効にするスイッチ32eを設けた点が異なっている。なお、その他の構成は略同じであるので、同一の要素については同符号を付すなどして再度の説明を省略している。
図13に示すように、ミュート無効スイッチ32eは、中継部32の端子32cとプラグ34の端子34dの間に設けられ、ミュート用ライン33dの開閉を切換える。
図14は、該ミュート無効スイッチ32eを設けた中継部32の外観図である。本実施形態において、ユーザは、この中継部32の側面に設けたミュート無効スイッチを操作して、任意にミュート機能の有効/無効を切換える。
即ち、ミュート無効スイッチが閉じた状態であれば、前述の実施形態1と同じく、スピーカユニット31が中継部32に接続されているときに内蔵スピーカ22R,22Lからの音声出力をミュートし、スピーカユニット31が中継部32に接続されていないときには内蔵スピーカ22R,22Lからの音声出力をミュートしない。
そして、ミュート無効スイッチが開いた状態であれば、中継部32にスピーカユニット31が接続されてもジャック17の端子(検知部)17dの電位がLowに下がらないので、常にミュート機能を無効にできる。
従って、本実施形態によれば、スピーカユニット31を中継部32に接続したままミュート機能を無効にするなど、ミュート機能の有効/無効を任意に設定できる。即ち、スピーカユニット31を外すと無線信号のゲインが下がるような場合、スピーカユニット31を接続したまま、内蔵スピーカ22R,22Lから音声出力させることができる。
〈実施形態4〉
図15は本発明に係る実施形態4の概略図である。本実施形態は、前述の実施形態2と比べて、中継部(本例では操作部とも称す)にスピーカユニット31を固設した点と、該操作部32にミュートを無効にするスイッチ32eを設けた点が異なっている。なお、その他の構成は略同じであるので、同一の要素については同符号を付すなどして再度の説明を省略している。
図15に示すように、本実施形態のミュート無効スイッチ32eは、操作部32内において、プラグ34の端子34dからのミュート用ライン33dと、グランド用ライン33eとに接続している。
即ち、ミュート無効スイッチ32eを開閉することで、ジャック19の端子(検知部)19dの電位をHigh又はLowに切換えることができる。
従って、本実施形態によれば、スピーカユニットを取着可能としなくても、ユーザが手元(操作部)で任意にミュート機能の有効/無効を切換えることができる。
〈実施形態5〉
図16は、本発明に係るチューナユニット(受信装置)1を装着したパーソナルコンピュータ(受信システム、電子機器)2の概略構成図である。
本例のチューナユニット1は、パーソナルコンピュータ(PC)2のカードスロットに挿着され、TV放送を受信して映像信号及び音声信号をPC2へ出力する。この音声信号は、サウンドチップ25で所定形式の信号に変換された後、スピーカアンプ(出力部)21及びヘッドフォンアンプ23に出力される。スピーカアンプ(出力部)21は、この音声信号を増幅してスピーカ22R,22Lから音声出力させる。また、ヘッドフォンアンプ23は、この音声信号を増幅してヘッドフォンアンテナ端子(接続部)11やヘッドフォン端子24に接続されたヘッドフォンから音声出力させる。
図16に示すように、チューナユニット1は、接続部11や、ミュート指示部11a、デコード部(受信部)12、ミュート無効スイッチ14、ミュート制御部15を備えている。
接続部(ジャック)11は、図17に示すようにアンテナ3A又はヘッドフォン(第二のスピーカ)3H、或はヘッドフォンアンテナ(第二のスピーカが着脱可能なアンテナ)3HAの端子(プラグ)が接続される。
デコード部12は、接続部11に接続されたアンテナ3A或はヘッドフォンアンテナ3HAのアンテナ部分を介して受信した無線信号(TV放送)に基づいて映像信号及び音声信号を生成する。
ミュート指示部11aは、前記接続部11に前記端子が接続されているか否かによってミュート信号を出力する。これにより前記接続部11に前記端子が接続されていない場合には、前記音声信号をスピーカ22R,22Lへ出力させ、前記接続部11に前記端子が接続されている場合には、該スピーカ22R,22Lへの出力をミュートさせる。具体的には、図17に示すように、ミュート指示部11aは、接続部11の接地された接点J4と接点J5を並設させ、該接点J5に所定電圧(例えばVcc=3〜5V)を印加する構成となっている。この構成により、図2の端子が挿入されていない状態では、ミュート信号としての接点J5の出力が所定電圧値のHigh状態となる。一方、この接続部11に端子(図18は、ヘッドフォンアンテナ3AHの端子の例を示している)が挿入された場合、図18に示すように接点J5と接点J4とが端子によって導通され、ミュート信号としての接点J5の出力がGNDと等価(略0V)のLow状態となる。なお、本例では、端子の接続の有無を電気的に検出したが、これに限らず接続時に該端子との接触をスイッチで機械的に検出する構成や、フォトカプラにより光電的に検出する構成など、端子の接続状態に応じてミュート信号を出力できる構成であれば良い。
ミュート無効スイッチ(切換部)14は、ユーザの操作により前記ミュートの有効/無効が選択され、この有効/無効に応じてミュート制御信号を出力する。本例では、ミュート有効の場合にLow、ミュート無効の場合にHighとなるようにミュート制御信号を出力する。
ミュート制御部15は、前記スイッチ14によりミュート無効が選択された場合に、ミュート機能を無効とし、前記接続部11に前記端子が接続されている場合(Low)でも、ミュート信号をHighとして出力する。即ち、本例のミュート制御部は、ミュート指示部11aのミュート信号とスイッチ14のミュート制御信号の論理和をとって出力している。
本実施形態では、出力装置3H,3HAが接続部11に接続されているか否かによってミュート信号を出力するミュート指示部11aと、ミュートの有効/無効を切換えるミュート無効スイッチ14、該ミュート指示部11a及びミュート無効スイッチ14の状態に基づいて音声出力を制御させるミュート制御部15とがコンピュータ2における音声出力制御装置を構成している。
なお、本実施形態では、PC2のフロントにもヘッドフォンジャック24を設けており、前記接続部11と同様にヘッドフォン端子が接続されている場合にLow、接続されていない場合にHighのミュート信号を出力する。このミュート制御部15及びヘッドフォンジャック24の出力は、AND回路21aを介してスピーカアンプ21に入力されている。
そしてスピーカアンプ21は、このAND回路21aの出力がLowの場合にスピーカ22R,22Lの出力をミュートする。即ち、ミュート制御部15及びヘッドフォンジャック24の何れかの出力がLowであれば、スピーカ22R,22Lへの出力がミュートされる。以下、ヘッドフォンジャック24に端子が接続されていない状態において、接続部11に端子が接続された場合と接続部11に端子が接続されていない場合のミュート機能の選択動作を説明する。
スイッチ14が有効の状態で、接続部11に端子が接続されていない場合、本形態のチューナユニット1は、ミュート指示部11aからのミュート信号をHighとし、ミュート制御部15の出力をHighとすることにより、スピーカアンプ21からスピーカ22R,22Lへ音声信号を出力させる。
また、スイッチ14が有効の状態で、接続部11に端子が接続されている場合、ミュート指示部11aからのミュート信号をLowとし、ミュート制御部15の出力をLowとすることにより、スピーカアンプ21からスピーカ22R,22Lへの音声信号をミュートさせる。
また、スイッチ14が無効の状態で、接続部11に端子が接続されていない場合、本形態のチューナユニット1は、ミュート指示部11aからのミュート信号をHighとし、ミュート制御部15の出力をHighとすることにより、スピーカアンプ21からスピーカ22R,22Lへ音声信号を出力させる。
そして、スイッチ14が無効の状態で、接続部11に端子が接続されている場合、ミュート指示部11aからのミュート信号をLowとするが、ミュート無効スイッチ14の出力がHighであるので、ミュート制御部15の出力をHighとし、スピーカアンプ21からスピーカ22R,22Lへ音声信号を出力させる。
以上のように本実施形態によれば、接続部11に端子が接続された場合のミュート機能をミュート無効スイッチ14により無効にできる。これにより例えば、PC2を屋外に持ち出して使用する場合には、接続部11にヘッドフォンアンテナ3HAを接続して、このアンテナ部を介して受信した音声信号をヘッドフォンで聞き、PC2を屋内で使用する場合には、接続部11に専用のアンテナ3Aを接続し、このアンテナを介して受信した音声信号をスピーカで聞くことができる。
従って、アンテナとヘッドフォンとを同じ接続部に接続するように構成して簡素化や部品点数の削減、省スペース化を図った受信装置1において、アンテナを接続部に接続した場合でも、選択的にミュート機能を無効にして音声信号をスピーカから出力させることができる。
〈実施形態6〉
図19は、本発明の実施形態2の概略構成図である。本実施形態は、前述の実施形態1と比べ、スイッチによりミュート機能を選択したのに代えて、ミュート制御部によりヘッドフォンの接続を検出した場合にミュート機能を実行する構成とした点が、異なっている。なお、その他の構成は、略同じであるため、同一の部材に同符号を付すなどして再度の説明を省略する。
図19に示すように、本実施形態では、ミュート制御部16がアンテナ3A又はヘッドフォン3H、或はヘッドフォンアンテナ3HA等の複数種類(本例では3種類)の端子の何れが接続部11に接続されたかを検出し、検出結果に応じたミュート信号をスピーカアンプ21(アンド回路21a)へ出力する。
図20は、この端子の種類を検知するミュート制御部16の説明図である。この図20に示すように、ミュート制御部16は、接続部11の接点J1或はJ2(本例ではJ1)に所定電圧(例えばVcc=3〜5V)を印加する構成となっている。この構成により、端子が挿入されていない状態では、ミュート信号としての接点J1の出力が所定電圧値のHigh状態となっている。この接続部11にヘッドフォン3Hの端子或はヘッドフォンアンテナ3HAの端子(図21は、端子3HAの例を示している)が挿入された場合、図21に示すように接点J1とヘッドフォンの左側の接点P1とが接触し、ミュート信号としての接点J1の出力がGNDと等価(略0V)のLow状態となる。
即ち、スピーカアンプ21へのミュート信号をLow(ミュート機能有効)とし、スピーカ22R,22Lへの出力をミュートさせる。なお、本例では、ヘッドフォンと繋がる接点の電圧状態により接続の有無を検出したが、これに限らず、ヘッドフォンと繋がる接点とGND間の抵抗値を測定し、所定範囲(数十Ω程度)の場合に接続、抵抗値が所定値を越えている場合(例えば無限大)に非接続と検出するなど、ヘッドフォンの接続状態に応じてミュート信号を出力できる構成であれば良い。
本実施形態では、出力装置3H,3HAの種類を検知するための接続部11と、該接続部11の接点J1或はJ2の電位に基づいて音声出力を制御させるミュート制御部16とがコンピュータ2における音声出力制御装置を構成している。
一方、専用のアンテナ端子3Aが接続部11に挿入された場合には、接点J1(J2)と接する端子側の接点P1(P2)がNC(No Contact)となっているため、接点J1(J2)からの出力(ミュート信号)は、Highのままとなる。即ち、ミュート制御部16は、スピーカアンプ21へのミュート信号をHigh(ミュート機能無効)とし、スピーカ22R,22Lへの出力をミュートさせない。
以上のように本実施形態によれば、接続部11に端子が接続された場合、端子の種類によってミュート機能を有効又は無効に設定できる。
従って、前述の実施形態と同様にアンテナとヘッドフォンとを同じ接続部に接続するように構成して簡素化や部品点数の削減、省スペース化を図った受信装置1において、アンテナを接続部に接続した場合には、自動的にミュート機能を無効にして音声信号をスピーカから出力させることができる。
〈実施形態7〉
図22は、本発明の実施形態7の概略構成図である。本実施形態は、前述の実施形態1と比べ、スイッチによりミュート機能を選択したのに代えて、ミュート制御部によりヘッドフォンアンテナのヘッドフォン部分の接続を検出した場合にミュート機能を実行させる構成とした点が、異なっている。なお、その他の構成は、略同じであるため、同一の部材に同符号を付すなどして再度の説明を省略する。
図22に示すように、本実施形態では、接続部17にヘッドフォンアンテナ4HAが接続される。このヘッドフォンアンテ4HAは、ベース部分4Aとヘッドフォン部分4Hとからなっている。ミュート制御部18は、このヘッドフォンアンテ4HAのヘッドフォン部分4Hがベース部分4Aに接続されたか否を検出し、検出結果に応じたミュート信号をスピーカアンプ21(アンド回路21a)へ出力する。
図23は、このヘッドフォンアンテナ4HAとミュート制御部18の説明図である。図23に示すように、TVチューナ側の接続部17は、左右の音声信号、アンテナ、ミュート信号、GNDのための接点J1〜J5を備えている。即ちこれと接触する接点P1〜P5をヘッドフォンアンテナ4HAのTVチューナ側端子(プラグ)41が備えている。ベース部分4Aは、この各接点P1〜P5と接続されたラインを端子41から中継部42にかけて備えており、この接点P3と接続したラインがアンテナとして機能する。本実施形態では、出力装置4H,4HAの種類を検知するための接続部17と、該接続部17の接点の電位に基づいて音声出力を制御させるミュート制御部18とがコンピュータ2における音声出力制御装置を構成している。
中継部42は、ミュート信号のための接点P4とGNDの接点P5を並設している。そして、ミュート制御部18は、接続部17の接点J3に所定電圧(例えばVcc=3〜5V)を印加している。これらの構成により、中継部42にヘッドフォン部分4Hの端子43が挿入されていない状態では、接点J4が所定電圧値のHigh状態となる。即ち、ミュート制御部18は、スピーカアンプ21へのミュート信号をHigh(ミュート機能無効)とし、スピーカ22R,22Lへの出力をミュートさせない。
一方、この中継部42に端子43が挿入された場合、図24に示すように接点J4と接点J5とが端子43によって導通され、接点J4がGNDと等価(略0V)のLow状態となる。即ち、ミュート制御部18は、スピーカアンプ21へのミュート信号をLow(ミュート機能有効)とし、スピーカ22R,22Lへの出力をミュートさせる。
これにより本実施形態では、中継部42にヘッドフォン部分4Hが接続されたか否かによってミュート機能を有効又は無効に設定できる。
なお、接続部17には、図25に示すような専用アンテナの端子44を接続しても良い。この専用アンテナの端子44は、ミュート信号のための接点J4がNCとなっている。この場合でも、専用アンテナの端子44を接続部17に接続した際、接点J3がHighに保たれるので、ミュート制御部18は、ミュート信号をHighとしてミュート機能を無効にできる。
〈実施形態8〉
図26は、本発明の実施形態8の概略図である。本実施形態は、前述の実施形態1と同様の受信装置1を拡張ユニットとして挿抜可能に備えたノート型のパーソナルコンピュータ(電子機器に相当、以下ノートPCとも称す)2の例を示している。なお、前述の実施形態1と同じ構成要素には、同符号を付すなどして再度の説明を省略している。
図26中、ノートPC2は、コンピュータ本体51と、これにヒンジ52によって開閉可能に連結してあるディスプレイ部53とからなる。矢印X1,X2はノートPC2の幅方向、矢印Y1,Y2は奥行き方向、矢印Z1,Z2は高さ(厚さ)方向を示す。コンピュータ本体51は、上面にキーボード部54を有し、内部にCPU等を有し、下部右側に拡張ユニットを収容する拡張ベイ56が形成されている。拡張ベイ56は、コンピュータ本体51の右側面57に拡張ユニットの挿入口としての開口58を有する。拡張ベイ56は、この開口58から矢印X2方向へ装置中程にかけてのスリット状であり、そのX2側端部には、コネクタ59が設けられている。なお、コネクタ59は、コンピュータ本体51内部に位置するため、図26では、本体51の上面の一部を切り欠いて示している。
また、拡張ユニットとしては、チューナユニット(受信装置)1や、FDユニット61、CD−ROMユニット62などが用意されている。これらの拡張ユニット1,61,62は、拡張ベイ56に嵌装可能な平板状であり、差し込み方向(X2)の先端部にコネクタ59と嵌合するコネクタ63を有する。該ユニット1,61,62は、それぞれ排他的に拡張ベイ56に装着される。これによって、ノートPC2は、コネクタ59を通じて拡張ユニットにアクセス可能となり、その機能を拡張できる。
即ち、ユーザは、利用したい機能に応じてチューナユニット1、FDユニット61、CD−ROMユニット62の何れかを選択し、拡張ベイ56に嵌装する。なお、前記拡張ベイ56は、種々の用語で称されることがあり、ベイ、拡張スロット、マルチベイ、マルチパーパスベイ(多目的ベイ)と称されることもある。
図27は、チューナユニット1の外観斜視図、図28は、チューナユニット1の概略構成図である。上述の如く筐体10の外形形状が略平板状であり、その挿入方向(X2方向)先端面から突出させてコネクタ63が設けられている。また、挿入方向後端面、即ち拡張ベイ56に嵌装した際に外側に位置し、ノートPC2の右側面と面一となる外装面64には、ヘッドフォンアンテナ端子(接続部)11、S−video入力端子65、コンポジット入力端子66が列設されている。
前述の実施形態1と同じくデコード部12は、接続部11に接続されたアンテナ3A或はヘッドフォンアンテナ3HAのアンテナ部分を介して受信した無線信号(TV放送)に基づいて映像信号及び音声信号を生成し、コネクタ63を介してサウンドチップ25へ出力している。
また、ヘッドフォンアンプ23からの音声信号がコネクタ63を介して接続部11に出力され、この接続部11に接続されたヘッドフォン3H,3HAから音声出力される。
そして、ミュート制御部15は、ミュート指示部11aのミュート信号とスイッチ14のミュート制御信号に基づき、コネクタ63を介してスピーカアンプ21(アンド回路21a)にミュート信号を送信している。これにより、前述の実施形態1と同じく、スイッチ14によりミュート無効が選択された場合には、ミュート機能を無効とし、前記接続部11に前記プラグ3A,3HAが接続されている場合(Low)でも、ミュート信号をHighとして出力し、スピーカ22R,22Lから音声出力させることができる。
〈変形例1〉
図29は、実施形態6(図19)の受信装置1を拡張ユニットとした例を示している。この図29の例では、ミュート制御部16がアンテナ3A又はヘッドフォン3H、或はヘッドフォンアンテナ3HA等の複数種類(本例では3種類)の端子の何れが接続部11に接続されたかを検出し、コネクタ63を介して検出結果に応じたミュート信号をスピーカアンプ21(アンド回路21a)へ出力する。即ち、ミュート制御部16は、ヘッドフォン3H或はヘッドフォンアンテナ3HAの接続を検出した場合に、ミュート信号をLowとしてスピーカ出力をミュートさせ、アンテナ3Aの接続を検出した場合に、ミュート信号をHighとしてスピーカ出力をミュートさせない。
このように実施形態2の受信装置1を本実施形態の拡張ユニットとした場合でもミュート機能を適切に制御できる。
〈変形例2〉
更に、図30は、実施形態7(図22)の受信装置1を拡張ユニットとした例を示している。この図15の例では、ミュート制御部18により接続部17に接続されたヘッドフォンアンテナ4HAのヘッドフォン部分4Hの接続を検出した場合に、コネクタ63を介してミュート信号をスピーカアンプ21に出力し、スピーカ出力をミュートさせる構成としている。該ミュート制御部18は、図23の如く接続部17の接点J3に所定電圧(例えばVcc=3〜5V)を印加しており、中継部42にヘッドフォン部分4Hの端子43が挿入されていない状態では、接点J4が所定電圧値のHigh状態となる。即ち、ミュート制御部18は、スピーカアンプ21へのミュート信号をHigh(ミュート機能無効)とし、スピーカ22R,22Lへの出力をミュートさせない。
一方、この中継部42に端子43が挿入された場合、図24に示すように接点J4と接点J5とが端子43によって導通され、接点J4がGNDと等価(略0V)のLow状態となる。即ち、ミュート制御部18は、スピーカアンプ21へのミュート信号をLow(ミュート機能有効)とし、スピーカ22R,22Lへの出力をミュートさせる。
このように、実施形態7の受信装置1を本実施形態の拡張ユニットとした場合でも、ミュート機能を適切に制御できる。
上記実施形態では、本発明の出力装置を接続する電子機器としてパーソナルコンピュータを用いた例を示したが、これに限らず、受信した信号や出力する音声信号等の情報を処理できる装置であれば良い。特に本発明は、装置の容積が制約されるノート型のPCや省スペース型のPC、PDA、携帯電話等の出力装置として好適である。
また、上記実施形態では、ヘッドフォンの例を説明したが、これに限らず外部スピーカ等、電子機器からの音信号を音として出力するデバイスであれば良い。また、ヘッドフォンとは、イヤフォン、イヤスピーカ、骨伝導スピーカなど、頭部等に装着して音声出力を個人的に聞くことのできるデバイスであれば良い。即ち、ヘッドフォンアンテナとは、これらのデバイスにアンテナを備えたものであれば良い。
また、本発明において、音声とは、音楽や声、電子音など、単に音であれば良く、人の声や音楽等から構成されたTVの音声に限定されるものではない。
上記実施形態では、受信システムとしてパーソナルコンピュータを用いた例を示したが、本発明は、これに限らず、受信した信号や出力する音声信号等の情報を処理できる装置であれば良い。
また、上記実施形態では、ヘッドフォンを用いた例を説明したが、ヘッドフォンの代わりにイヤフォンや外部スピーカなどを用いても良い。
本発明は、TVチューナのほか、ラジオや携帯電話、携帯テレビ等、アンテナとヘッドフォンを接続する機器に広く適用できる。特に本発明は、装置の容積が制約されるノート型のPCや省スペース型のPC、PDA、携帯電話等に好適である。

Claims (5)

  1. 電子機器からの音信号を音として出力する出力装置であって、
    前記電子機器の接続端子に接続する接続部と、
    一端部が前記接続部に接続されて前記電子機器からの音信号を伝達する線条部と、
    前記線条部の前記接続部とは反対側の端部に接続され前記音信号を中継し、かつ前記音信号を音として出力する出力部が着脱可能な中継部と
    前記中継部に対して着脱可能に接続し、前記中継部からの音信号を音として出力する前記出力部とを備え、
    前記中継部に対する前記出力部の接続および分離に連動して前記出力部が前記中継部に接続している状態か否かを示す状態提示部を前記接続部が有している出力装置。
  2. 前記状態提示部が、前記出力部と前記中継部との接続状態によって電気的特性が異なる端子である請求項1に記載の出力装置。
  3. 前記中継部に前記出力部が接続されているか否かを検知する検知部を前記中継部が備え、
    前記検知結果を中継部から接続部へ伝達する信号線を前記線条部が備えた請求項2に記載の出力装置。
  4. 前記線条部がアンテナ用の信号線、あるいは音信号を伝達する信号線がアンテナの機能を備え、
    前記接続部が、前記アンテナ用の信号線、あるいは前記音信号を伝達する信号線からの受信信号を前記電子機器へ出力する出力端子を備えている請求項1から3の何れか一項に記載の出力装置。
  5. 前記出力装置が、前記状態提示部の電気的特性に応じて前記音信号を消音する電子機器に接続して使用される請求項1から4の何れか一項に記載の出力装置。
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