JP4822610B2 - Water-floating pesticide formulation - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、化学物質の剤型に関する。より詳細には、農薬製剤の剤型、特に粒剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
除草剤、殺虫剤、殺菌剤などの農薬、または農業用肥料などは、粒剤などの種々の剤型で使用されている。
【0003】
粒剤は主に、活性成分を含有しない空の粒を製作し、次いでその粒に活性成分を含浸させる方法、およびキャリア、界面活性剤、活性成分および水の混合組成物を調製し、次いでこの組成物を押出成型、これを同時または別個に造粒して、乾燥させる方法などによって製造されている。
【0004】
近年、撒布する場合の作業の容易性または安全性などの点を考慮して、水田に入らずに畦畔から投げ込むだけで撒布可能な農薬製剤が注目されているが、局部的な土壌残留がないこと、および水中における農薬活性成分の良好な拡散性が要求される。これらの要求に対して種々の農薬製剤が検討されている。例えば、特開昭60−142901では、拡散性を有する農薬粒剤が開示されているが、この粒剤は、比重が大きく、撒布後に水中に沈むことから、農薬の集中は必至である。
【0005】
また、特開平7−233002は、水面移動崩壊分散型の農薬粒および錠剤を開示する。しかし、この粒剤は、形状保持性がほとんどなく、PVAのような水溶性フィルムで包装して使用しなければならない。水溶性フィルムで包装した場合、もし農作業従事者が湿った手で握ってしまうと、そのフィルムが溶解し、手で投与・撒布する前に粒剤が崩壊することが頻繁に発生することから、手での投与・撒布にはあまり適切ではない。
【0006】
特開平9−295903は、水面拡展性が優れた農薬粒剤組成物を開示する。しかし、特開平9−295903では、分子量50万〜600万のポリアクリル酸ナトリウムを含有させることによって、崩壊分散性が達成されたと記載されているが、高分子量であることから、特に200万以上のポリアクリル酸ナトリウムの含有率が高い場合などには、崩壊分散性は極めて劣ると考えられる。
【0007】
これまでの水中拡散性を有する農薬製剤は、分散が充分でないか、分散が充分に達成されていても、手で握ると粒がつぶれる程度の強度でしか製造されておらず、充分な強度を有する粒剤も種々開発されているが、手で握って投入するには小さすぎることから、通常は、水溶性フィルムで包装したパック剤として製造される必要があった。しかし、生産コストおよび効率などの点から、さらに優れた農薬製剤の開発が求められていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、例えば、農作業など薬剤を到達させる場合に、特に水溶性フィルムで包装しなくても、手で握って投薬し、および/または機械で撒布し、その後目的とする場所に一様に目的とする薬剤を投入することができる粒剤を提供することが課題である。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、本発明の形状保持性を有し、自己拡散性の水面浮遊性農薬製剤によって達成された。
【0010】
1つの実施態様において、本発明の農薬製剤の球相当径は、5mmより大きい。別の実施態様において、農薬製剤の球相当径は、10mm以上である。好ましくは、本発明の農薬製剤の球相当径は、13mm以上であり、より好ましくは15mm以上であり得る。本発明の農薬製剤の形状の例示としては、円柱状、フットボール状またはその間の形状(例えば、円柱状に造粒したものを、乾燥する前に軽く混合することによって角を丸めた製剤)が挙げられ、通常、これらの製剤は、直径が5mm以上、長さが10mm以上であり、より好ましくは、直径5〜10mm、長さ10〜30mmの円柱状の粒剤である。
【0011】
他の実施態様において、本発明の農薬製剤では、農薬活性成分の製剤全重量に対する含有量の比は30%よりも高い。好ましくは、農薬活性成分の製剤全重量に対する含有量の比は、50%よりも高く、より好ましくは、60%以上、70%以上、80%以上であり得る。このように、本発明によって、形状保持性を有し、自己拡散性を保持しながら、30%より高い農薬活性成分を農薬製剤に含有することが達成されたことによって、従来よりも少ない量の農薬製剤を撒布することで、従来と同等の農薬撒布を効率的にかつ農業従事者にとって楽に行うことが可能となった。
【0012】
他の実施態様において、本発明の農薬製剤の1粒あたりの重量は、0.1g以上であり得る。この重量は、好ましくは、1粒あたり0.5g以上、1.0g以上、1.5g以上、2g以上、3g以上であり得る。特に好ましくは、この重量は、0.5〜1gであり得る。
【0013】
別の実施態様において、本発明の農薬製剤の形状保持性は、磁製ボールミル法での指数が80%以上であり得る。好ましくは、本発明の農薬製剤の形状保持性は、磁製ボールミル法での形状保持性指数が90%以上である。ただし水中拡散性を考慮した場合には、上限として95%以下が好ましい。従って、別の実施態様において、上記形状保持体は、磁製ボールミル法で2000μmふるいを使用した場合に、80%以上95%以下であり得る。
【0014】
他の実施態様において、本発明の農薬製剤は、水溶性担体およびフィルム形成物質を含有し得る。
【0015】
1つの実施態様において、上記水溶性担体は、製剤全重量に対して5〜95%で存在し得る。別の実施態様において、上記フィルム形成物質は、製剤全重量に対して0.1〜10%で存在し得る。
【0016】
別の実施態様において、上記水溶性担体は、塩化カリウム、硫酸アンモニウム、塩化ナトリウム、尿素およびスクロースからなる群より選択される1以上を含み得る。
【0017】
別の実施態様において、上記フィルム形成物質は、キサンタンガム、アルギン酸ナトリウム、ポリアクリル酸ナトリウムおよびアラビアガムからなる群より選択される1以上を含み得る。
【0018】
他の実施態様において、本発明の農薬製剤は、浮遊性付与剤を含有し得る。好ましくは、この浮遊性付与剤の密度は、0.5未満であり得、より好ましくは0.3未満であり得る。
【0019】
他の実施態様において、本発明の農薬製剤では、上記浮遊性付与剤は、製剤全重量に対して1〜95%の比で存在し得る。
【0020】
さらなる実施態様において、上記浮遊性付与剤は、ガラス微小中空球体であり得る。
【0021】
1つの実施態様において、本発明の農薬製剤は、崩壊促進剤を含有し得る。好ましくは、この崩壊促進剤の分子量は、10,000未満であり得る。より好ましくは、この崩壊促進剤の分子量は、1000以下であり得る。
【0022】
別の実施態様において、上記崩壊促進剤は、製剤全重量に対して1〜15%の比で存在し得る。1つの実施態様において、この崩壊促進剤は、デキストリン、クロスカルメロースナトリウム、水溶性ゼラチン、カルボキシメチルセルロースナトリウム、セルロースエーテルおよびヒドロキシプロピルメチルセルロースからなる群より選択される1以上を含み得る。
【0023】
別の実施態様において、上記崩壊促進剤は、分子量10000未満のデキストリンであり得る。
【0024】
別の実施態様において、本発明の農薬製剤は、分散剤機能を有する界面活性剤を含有し得る。好ましくは、この分散剤機能を有する界面活性剤は、製剤全重量に対して5〜30%の比で存在し得る。
【0025】
別の実施態様において、上記分散剤機能を有する界面活性剤は、アルキルアリールスルホン酸塩ホルマリン重縮合物、リグニンスルホン酸塩およびポリアクリル酸塩からなる群より選択される1以上を含み得る。
【0026】
別の実施態様において、本発明の農薬製剤は、表面張力低下能の大きな界面活性剤を含有し得る。
【0027】
別の実施態様において、上記表面張力低下能の大きな界面活性剤は、製剤全重量に対して0.1〜10%の比で存在し得る。
【0028】
別の実施態様において、上記表面張力低下能の大きな界面活性剤は、アセチレングリコール系界面活性剤およびジオクチルスルホスクシネート塩からなる群より選択される1つ以上を含み得る。
【0029】
好ましい実施態様において、本発明の農薬製剤は、農薬活性成分としてメトミノストロビンを含む。
【0030】
本発明の農薬製剤の比重は、本発明の特徴を維持する限り、どのような比重でもよいが、ある実施態様において、本発明の農薬製剤の比重は、0.4〜1.5の範囲内であり得る。また、他の実施態様では、本発明の農薬製剤の比重は、0.5〜1.0の範囲内であり得る。
【0031】
【発明の実施の形態】
本発明において使用される用語は、以下のように、特に言及しない限り、当該分野において通常使用される用語と同様の定義を有する。
【0032】
「形状保持性」とは、農作業従事者が投薬する際に手で握ってもつぶれない程度に粒の形状が保持される強さまたは固さをいう。ここで、形状が保持されるとは、その形状が完全に保持される必要はなく、実質的に粒が破壊されないことをいう。例えば、手で握った際に多少の変形が生じても、人手により投薬されて水田に到達するまでに粒剤が破壊しなければ、形状保持性があると評価することができる。本明細書において、形状保持性は、磁製ボールミル法によって測定された指数を用いて評価され得る。例えば、本発明の粒剤は、磁製ボールミル法において2000μmふるいを使用した場合、形状保持性の指数は、好ましくは80%であり、より好ましくは、90%以上である。ただし、水中拡散性を考慮した場合には、上限として95%以下が好ましい。特に好ましくは、80%〜95%であり得る。
【0033】
ここで、磁製ボールミル法では、所定のサイズ(例えば、2000μm、8000μm)のふるいによる残分を所定量(本明細書の形状保持性測定の場合、100g)測定し、ボールミル用磁性ポット(本明細書の形状保持性測定の場合、内径約100mm×内深約100mm)に入れ、磁製玉(本明細書の形状保持性測定の場合、直径30±2mm、重量35±5g)を所定数(本明細書の形状保持性測定の場合、3個)入れ、所定時間(本明細書の形状保持性測定の場合、15分間)回転させる(本明細書の形状保持性測定の場合、毎分75±1回転)。
【0034】
次に、ボールミル内の試料を2000μmまたは8000μmのふるいに移す。このふるいを受器にはめ込み、蓋をする。次いで、3分間水平に揺り動かしながらときおり軽くたたいてふるう。その後、蓋およびふるいを取り外し、受器を少しずつ傾けて、ハケで受器の中の試料を集め、上皿直示はかりで0.01gの桁まで量る。ふるい上に試料が残っていないときには測定を完了する。ふるい上に試料が残っているときは、再びふるいを受器にはめ込み、蓋をしてさらに1分間篩過を行う。その通過量が0.05g未満の場合、測定を終了する。通過量が0.05g以上の場合、通過量が0.05g未満となるまでさらに1分間篩過を繰り返す。受器の中の試料を量り、全通過量を加算する。このふるい通分(W(g))を測定し、100%からこの通分が全体に占める割合を減じた数字を本明細書における「形状保持性」の%と規定する。ここで、この通分は一般に硬度の指標である。これを式で表すと以下のとおりである。
【0035】
形状保持性(%)=100−W/100×100
8000μmふるいでは粒表面が擦られたあと、割れたものがふるい通として混合するので、2000μmふるいでも試験し、本発明においては、双方を形状保持性の指数として利用する。なお、このような形状保持性測定についての詳細は、「最新造粒技術の実際(総合技術資料集)」(神奈川経営開発センター編、神奈川経営開発センター出版部発行)中の212頁などを参照のこと。
【0036】
本発明の製剤が押出し造粒によって製造される場合には、本発明の製剤の成形性を評価することができる。成形性は、押出し成形機のモーターの電流量および軋み音の発生の有無を参照することで、評価することができる。本発明において、成形性は、1.0mm径のスクリーンを装着したスクリュー型押出し成形機(不二パウダル製、DG−L1)において、モーターのインバーター周波数20Hz、シャフトの回転数を32rpmの条件で押出し成形した場合の電流量と軋み音で評価する。この場合、好ましい成形性とは、モーターの電流量が平均して1.6〜2.0アンペアで安定しており、軋み音が殆どないかまたは全くない場合をいう。電流量が平均2.4アンペアを超えた場合は高負荷運転であることから、造粒には好ましくない。
【0037】
「自己拡散性」とは、製剤の性質についていい、その製剤を投与または撒布したときに、投与などをした後に何らの外的な追加措置を行わなくても、その製剤の有効成分(例えば、農薬活性成分)が一定領域以上の領域に拡散される性質をいう。田んぼ一面において、所定時間内(例えば、30分以内)に、均一に有効成分が拡散されることが好ましい。
【0038】
「水面浮遊性」とは、製剤の性質についていい、その製剤を投与または撒布したときに、田んぼなどの水面に浮遊する性質をいう。この場合、その製剤の一部が水面から出ていてもよく、出ずにすべてが水没しているが、なおも水中に浮遊していてもよい。また、投薬された後に、一度沈降する場合であっても、その後浮上する場合には、水面浮遊性があるといえる。
【0039】
製剤のサイズを表現する方法は種々存在する。例えば、粉体工学の基礎編集委員会編「粉体工学の基礎」(日刊工業新聞社)第2章、31〜33頁を参照のこと。粒子が球状である場合は、サイズは直径で表すことで、一意に規定することができるが、そうではない場合、その製剤の短軸径、長軸径、厚さ(または高さ)(代表径とよぶ)をもとに、三軸平均径、三軸調和平均径、三軸幾何平均径を算出することができる。また、粒子の投影図の面積をもとに、円相当径を算出することもできる。この場合、種々の向きから投影して求めた平均の円相当径を直径とすることもでき、この場合は、実際の粒子の表面積と近似する。同様に、粒子の体積をもとに、球相当径を算出することもできる。
【0040】
また、一定方向の幅または長さを測定し、これを定方向径とすることもできる。これを、Green径またはFeret径と呼ぶ。一定方向で面積を等分する径を定方向面積等分径と呼び、これはMartin径と呼ばれる。
【0041】
本明細書においては、測定の簡便さに鑑み、通常、球相当径を用いて、製剤の径を表す。
【0042】
「農薬活性成分」とは、農薬としての活性を有する物質をいう。ここで、農薬としては、除草剤、殺虫剤、殺菌剤などが挙げられる。本発明の製剤に含有される農薬活性成分は、一般に農薬として用いられるものであれば何れのものでも用いることができる。農薬活性成分は、単独でまたは2種以上を混合して用いることができる。
【0043】
本発明の製剤に使用される例示的な農薬活性成分としては、以下が挙げられる。
【0044】
[除草剤]ピラゾレート、ダイムロン、ブロモブチド、メフェナセット、MCP、MCPB、トリクロピル、ナプロアニリド、CNP、クロメトキシニル、ビフェノックス、MCC、ピリブチカルブ、DCPA、ナプロパミド、ジフェナミド、ピロピザミド、アシュラム、DCMU、リニュロン、メチルダイムロン、テブチウロン、ベンスルフロンメチル、シマジン、アトラジン、シメトリン、アメトリン、プロメトリン、ジメタメトリン、メトリブジン、ベンタゾン、オキサジアゾン、ピラゾレート、ベンゾフェナップ、グリホサート、ビアラホス、アロキシジム、イマゾスルフロン、アジムスルフロン、ピラゾスルフロンエチル、シノスルフロン。
【0045】
[殺虫・殺ダニ剤]ダイアジノン、フェンチオン、イソキサチオン、ピリダフェンチオン、フェニトロチオン、ジメトエート、PMP、ジメチルビンホス、アセフェート、DEP、NAC、MTMC、MIPC、PHC、MPMC、XMC、BPMC、ベンダイオカルブ、ピリミカルブ、メソミル、オキサミル、チオジカルブ、シペルメトリン、カルタップ塩酸塩、チオシクラム、ベンスルタップ、ピリプロキシフェン、フェノキシカルブ、メトプレン、ジフルベンズロン、テフルベンズロン、クロルフルアズロン、ブプロフェジン、ヘキシチアゾクス、ピリダベン、クロフェンテジン、ニテンピラム。
【0046】
[殺菌剤]プロベナゾール、イソプロチオラン、ピロキロン、フルトラニル、メトミノストロビン、ジラム、チウラム、キャプタン、TPN、フサライド、トルクロホスメチル、ホセチル、チオファネートメチル、ベノミル、カルベンタゾール、チアベンタゾール、ジエトフェンカルブ、イプロジオン、ビンクロゾリン、プロシミドン、フルオルイミド、オキシカルボキシン、メプロニル、フルトラニル、ペンシクロン、メタラキシル、オキサジキシル、トリアジメホン、ヘキサコナゾール、トリホリン、ブラストサイジンS、カスガマイシン、ポリオキシン、バリダマイシンA、ミルディオマイシン、PCNB、ヒドロキシイソキサゾール、ダゾメット、ジメチリモール、ジクロメジン、トリアジン、フェリムゾン、トリシクラゾール、オキソリニックなどが例示されるが、好ましくはメトミノストロビンなどのストロビルリン系化合物である。
【0047】
本発明の農薬製剤には、例えば、殺ダニ剤(例、クロルベンジレートなど)、植物成長調整剤(例、パクロブトラゾールなど)、殺線虫剤(例、ベノミルなど)、共力剤(例、ピペロニルブトキサイドなど)、誘引剤(例、オイゲノールなど)、忌避剤(例、クレオソートなど)、色素(例、食用青色1号など)、肥料(例、尿素など)などもまた必要に応じて混合され得る。
【0048】
農薬活性成分は、任意の含量で製剤に含まれるが、好ましくは30%以上、より好ましくは、50%以上もしくは50%を超えて、さらに好ましくは70%以上、80%以上、またはそれよりも多く、含まれ得る。
【0049】
「水溶性担体」とは、水溶性の担体をいい、製剤の増量などを目的として使用される。本発明における水溶性担体としては、塩化カリウム、硫酸アンモニウム、塩化ナトリウム、尿素、スクロースなどが挙げられるがそれらに限定されない。水溶性担体は、造粒性がよく、潮解性が少ないものが好ましい。1つの実施態様において、本発明の製剤において、水溶性担体は、製剤前重量に対して、5〜95%で存在する。より好ましくは、水溶性担体は、製剤前重量に対して、5%〜50%、5%〜30%、5〜20%で存在する。
【0050】
「フィルム形成物質」とは、その水溶解速度が水溶性担体の水溶解速度より遅く、水に投入すると、水を含んで膨潤し、フィルムを形成した後に溶解する水溶性高分子をいう。水溶解速度が速い水溶性担体と水溶解速度の遅いフィルム形成物質との組合せを使用して溶解速度の差を利用することによって、本発明の製剤の崩壊物の殆どが比重1以下となることから、崩壊物は、その製剤の直下に沈むことなく水面に浮上するか、または水中を漂う。フィルム形成物質としては、キサンタンガム、アルギン酸ナトリウム、ポリアクリル酸ナトリウムおよびアラビアガムなどが挙げられるがそれらに限定されない。好ましくは、キサンタンガムが使用される。例示的なキサンタンガムとしては、分子量が約100万であり、1%水溶液の粘度が1,000mPa・s(60rpm、25℃水溶液)であるものが挙げられるがそれに限定されない。フィルム形成物質として使用されるポリアクリル酸ナトリウムとしては、高重合品(好ましくは、分子量100万〜600万)が好ましい。1つの実施態様において、フィルム形成物質は、製剤全重量に対して0.1〜10%で存在し得る。好ましくは、フィルム形成物質は、製剤前重量に対して、0.1〜5%、0.l〜3%、0.1〜2%で存在する。
【0051】
「浮遊性付与剤」とは、水面浮遊性を付与するために、製剤に含有される場合に、その製剤が水の密度(1.0g/cm3)より低い密度を有する結果をもたらす物質をいう。好ましくは、浮遊性付与剤は、1.0g/cm3未満の密度を有し、より好ましくは0.5g/cm3未満の密度、さらに好ましくは0.3g/cm3未満の密度を有する。浮遊性付与剤の密度は、他の成分、特に主薬である農薬有効成分などの密度との関係で変動し得、他の成分が製剤に充分な浮遊性を付与する場合には、浮遊性付与剤は含有されなくてもよい。浮遊性付与剤としては、ガラス微小中空球体などが挙げられる。1つの実施態様において、本発明の浮遊性付与剤は、製剤全重量に対して、1〜95%の比で存在する。好ましくは、浮遊性付与剤は、製剤全重量に対して、1〜50%、1〜30%、1〜20%の比で存在する。本発明において使用される浮遊性付与剤は、別の実施態様において、0.24〜0.30g/cm3の密度を有する。この場合、本発明の1つの実施態様においては、15%含有させることで、製剤全体が浮遊する。
【0052】
本発明において、水溶性担体とフィルム形成物質との組合せ、および浮遊性付与剤が同時に存在することによって、製剤を投与または撒布した後に、その製剤が沈むことなく、また浮きっぱなしとなることもないことから、効率的に農薬有効成分の拡散が行われる。このような組合せは従来の農薬製剤では行われておらず、投与が楽で、かつ、効率的に農薬有効成分の拡散を行うことが達成されたことは従来予測され得ない驚くべき効果である。
【0053】
「崩壊促進剤」とは、水などの溶媒に触れた場合に、膨潤し、その後溶解する性質を有する物質をいう。崩壊促進剤を製剤に含有させることによって、膨潤して溶解した場所において、水などの溶媒がさらに侵入する結果、崩壊が促進される。一般の水溶性バインダは通常膨潤した後に溶解することから、同様の性質を有するようにみえるが、低分子量で水溶性が高く、水溶液が低粘度になるものを崩壊促進剤とよぶべきである(例えば、佐藤恵一(K.Sato)「水溶性高分子の開発技術」(Research and Development of Water Soluble Polymer)、シーエムシー発行(1996)、「(3)崩壊剤」3〜4頁を参照のこと)。
【0054】
本発明において使用される崩壊促進剤としては、好ましくは分子量が10,000未満であり、より好ましくは分子量が5000以下、さらに好ましくは分子量が3000以下、なおさらに好ましくは分子量が1000以下、500以下、300以下のものが使用される。
【0055】
本明細書において使用される崩壊促進剤は、以下に限定されないが、水溶解度が10%以上のものが使用され得る。本明細書において使用される崩壊促進剤は、以下に限定されないが、その水溶液の粘度が5%水溶液をB型粘度計でローターNo.2を使用して1分間回転させるとき(ローターの回転数は30rpm、および水溶液の温度は20℃)の粘度値が200mPa・s以下のものが使用され得る。
【0056】
本発明において使用される崩壊促進剤としては、デキストリン、クロスカルメロースナトリウム、水溶性ゼラチン、カルボキシメチルセルロースナトリウム、セルロースエーテルおよびヒドロキシプロピルメチルセルロースなどが挙げられるがそれらに限定されない。ゼラチンおよびクロスカルメロースナトリウムが農薬製剤または顆粒水和剤の崩壊を促進させるということは従来知られておらず、本発明において初めて見出された知見である。
【0057】
「界面活性剤」とは、水のような溶媒に溶解したとき、すばやく溶媒表面に広がってその表面の張力を著しく低下させ、同時に他の液体または固体との界面に吸着して、界面張力を大きく低下させる物質をいう。本明細書における界面活性剤は、以下のように、別の観点からさらなる性質を有する界面活性剤として規定される。
【0058】
「分散剤機能を有する界面活性剤」とは、固体微粒子を液体中に分散させる機能を有する界面活性剤をいう。分散剤機能を有する界面活性剤を含有させることによって、その製剤が崩壊したときに農薬活性成分が速やかに分散する性質が強化される。
【0059】
分散剤機能を有する界面活性剤としては、アルキルアリールスルホン酸塩ホルマリン重縮合物、リグニンスルホン酸塩およびポリアクリル酸塩などが挙げられるがそれらに限定されない。アルキルアリールスルホン酸塩ホルマリン重縮合物としては、例えば、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウムホルマリン重縮合物、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムホルマリン縮合物などが挙げられる。リグニンスルホン酸塩としては、例えば、リグニンスルホン酸ナトリウム、リグニンスルホン酸カルシウムなどが挙げられる。ポリアクリル酸塩としては、例えば、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリル酸カルシウム、ポリアクリル酸アンモニウムなどが挙げられる。ポリアクリル酸塩は、好ましくは分子量200万未満、より好ましくは、分子量50万未満である。分散剤機能を有する界面活性剤として、アルキルアリールスルホン酸塩ホルマリン重縮合物、リグニンスルホン酸塩およびポリアクリル酸塩からなる群より選択される1以上のものが、単独でまたは組み合わせて本発明の製剤に含有され得る。最適な組合せは、その製剤の配合によって変動し得る。
【0060】
本発明の1つの実施態様において、分散剤機能を有する界面活性剤としてアルキルアリールスルホン酸塩ホルマリン重縮合物のみが含まれ得る。また、別の実施態様において、アルキルアリールスルホン酸塩ホルマリン重縮合物に加えて、分子量200万未満、より好ましくは分子量50万未満のポリアクリル酸塩を含有させることができる。さらに、別の実施態様において、これら2種の分散剤機能を有する界面活性剤に加えて、リグニンスルホン酸塩を含有させることもできる。さらに、崩壊性、造粒性などを改善するために、好ましくは、α−オレフィンスルホン酸ナトリウムを含有させてもよい。
【0061】
「表面張力低下能の大きな界面活性剤」とは、水などに溶解した場合、表面張力を著しく下げる機能を有する界面活性剤をいう。本発明における表面張力低下能の大きな界面活性剤は、通常、表面張力を25℃の0.01%水溶液の場合で、60dyne/cm以下に、好ましくは、表面張力を50dyne/cm以下に下げる機能を有する。表面張力低下能の大きな界面活性剤を製剤に含有させることによって、その製剤が崩壊したときに農薬活性成分などが水面に急速に広がる効果が増強される。この結果、崩壊物は、水面を走るように拡展する。表面張力低下能の大きな界面活性剤としては、アセチレングリコール系界面活性剤、ジオクチルスルホスクシネート塩などが挙げられる。アセチレングリコール系界面活性剤としては、アセチレンジオール、その50%エチレングリコール溶液などが挙げられる。
【0062】
本発明の農薬製剤は、塩化カリウムのような水溶性担体とキサンタンガムのようなフィルム形成物質との組合せ、および浮遊性付与剤を含有することによって、投与または撒布された後に、水中に沈まず、また浮きっぱなしになることなく、農薬有効成分が拡散されることが達成された。フィルム形成物質としてキサンタンガムなどのバインダ機能を有する物質を使用することによって、本発明の農薬製剤に一定の形状保持性が付与されることが達成された。これは、従来の農薬製剤(例えば、特開平7−233002、特開平9−295903および特開昭60−142901)では達成も示唆もされなかった予想外の格別の効果である。
【0063】
以上のように、本発明について、その詳細を種々の形態で記載したが、本明細書における具体的な実施形態および実施例は、単なる例示であって、本発明の範囲は、例示される特定の実施態様または実施例には決して限定されないことが理解される。
【0064】
【実施例】
(実施例1:配合実施例)
(プレミックスの調製)
各種調製例を製造する前に、以下の表のような66%プレミックスを製造した。
【0065】
【表1】
66%プレミックスの調製

Figure 0004822610
まず、表に記載の実仕込量を用意し、各成分をスーパーミキサー(川田製作所製、SMJ−20、容量20L)中で混合した。まず、ポリアクリル酸ナトリウム(液状)以外の原料を仕込み、5分間混合した。次に、液状原料であるポリアクリル酸ナトリウムを滴下し、さらに1分間混合を続けた。その後、混合物を取り出した。
【0066】
次に、このプレミックスを用いて、以下の表に記載するような配合で各種配合実施例を調製した。
【0067】
【表2】
Figure 0004822610
(錬合・造粒方法)
ニーダー(kneader)(不二電気工業(現不二パウダル)製、KDHJ−3)を用いて固体状物質(アセチレンジオールの50%エチレングリコール溶液以外)(配合実施例2においては、硫酸アンモニウムは水に溶かしてから使用する)を30秒間混合し、その後、アセチレンジオールの50%エチレングリコール溶液を滴下した。
【0068】
上水を(配合実施例2においては、硫酸アンモニウムを上水に溶解した後)、造粒するに際し適量滴下し、錬合を約10分間行った後、取り出した。造粒器(Pelleter)(不二電気工業(現不二パウダル)製、EXDS−60)で直径10mmに造粒した。安全オーブン(safety oven)(タバイエスペック製、SPH−100)を用いて、55℃で約4時間棚乾燥した。
【0069】
(比較例1)
実施例1における塩化カリウムまたはキサンタンガムをクレーに置き換えた配合実施例を調製した。配合比率を以下の表3に示す。
【0070】
【表3】
Figure 0004822610
錬合および造粒は、実施例1と同様に行った。
【0071】
(比較例2:従来の処方)
従来の処方と比較するために、メトミノストロピンと主薬とした場合の、特開平7−233002の実施例1の表2(比較例4)および表4(比較例3)、ならびに特開平9−295903の実施例3(比較例5)に記載される処方例に基づいて調製した。具体的な処方は以下の表4に記載のとおりである。
【0072】
【表4】
Figure 0004822610
(錬合・造粒方法)
錬合工程において、各成分実仕込量を乳鉢に入れ、上水を徐々に入れながら連合して造粒に適切な状態とした。造粒および棚乾燥は、実施例1と同様に行った。
【0073】
(実施例2:各製剤の有効成分量、分散状態などの評価)
上記各配合実施例および比較例について、有効成分含量比、一粒あたりの重量、寸法、分散状態を評価した。
【0074】
寸法について、粒径は、粉体工学の基礎編集委員会編「粉体工学の基礎」(日刊工業新聞社)第2章、31〜33頁に記載され、本明細書において上記に説明されるように評価した。
【0075】
水中拡散性については、図1に記載のようなバットでの拡散性を観察することで評価した。まず、このバットに31kg(水深5cm)の上水を入れた。次に、図1において中心点(1)に一粒(1.10±0.06g)を投入した。投入後、1時間、2時間、3時間、6時間、10時間および24時間後に、図1の(1)〜(5)の各測定点において、水深2.5cmから検体をサンプリングして濃度を測定した。
【0076】
拡散性は以下の式
拡散性(%)=(各サンプリング点での有効成分濃度)/(製剤全量が均一拡散したときの有効成分濃度)×100
で算出した。以下にそれぞれの値についての結果を記す。
【0077】
【表5】
Figure 0004822610
各調製例について、種々の尺度での粒径を以下の表6に示す。各粒径の算出は、粉体工学(前出)の記載に従って行った。
【0078】
【表6】
Figure 0004822610
拡散性試験の結果の詳細を以下に示す。各サンプリング点での拡散性を各経過時間ごとに示し、各サンプリング点での変動係数を算出した。変動係数の算出は、変動係数(%)=100×標準偏差/平均値
との式に従って行った。
【0079】
なお、比較例3および4は造粒不可能であったことから、拡散性試験は実施し得なかった。
【0080】
【表7】
(配合実施例1、図2にも示す)
Figure 0004822610
【0081】
【表8】
(配合実施例2、図3にも示す)
Figure 0004822610
【0082】
【表9】
(配合実施例3、図4にも示す)
Figure 0004822610
【0083】
【表10】
(比較例1、図5にも示す)
Figure 0004822610
【0084】
【表11】
(比較例2、図6にも示す)
Figure 0004822610
【0085】
【表12】
(比較例5、図7にも示す)
Figure 0004822610
各調製例、時間および変動係数の関係を示す(表13)。特に投入初期で配合実施例と比較例との間に顕著な差があることがわかる。
【0086】
【表13】
(各調製例、時間および変動係数のまとめ、図8にも示す)
Figure 0004822610
本発明の製剤は、オリブライト(登録商標)1kg粒剤と比較しても遜色無いと言える。なお、いずれの調製例でも24時間での変動係数が小さくなるのは、原体が溶解して拡散するからだと考えられる。しかし、現場では今回試験した1.1gの製剤がカバーすべき面積は、今回の5倍以上であり、そして撒布ムラ、イネの存在、土壌吸着および風などを考慮すると、原体溶解による均一拡散は多くは期待できない。したがって、今回の試験形式での拡散評価は、投入から2〜3時間までの拡散性が有意であると考えられる。この点に鑑みて、上記結果を評価すると、本発明の拡散性は、従来の配合例に比較して格段に優れていることが分かる。
【0087】
(実施例3:形状保持性の評価)
上記調製例の形状保持性を、磁製ボールミル法で評価した。8000μmのふるい残分100gを秤量し、内径約100mm×内径約100mmのボールミル用磁製ポットに入れ、直径約30±2mm、重量約35±5gの磁製玉3個を入れて、15分間回転させた(毎分75±1回転)。
【0088】
ボールミル内の試料を8000μmまたは2000μmのサイズのふるいに移し、このふるいを受器にはめ込み、蓋をする。次いで、3分間水平に揺り動かしながらときおり軽くたたいてふるう。その後、蓋およびふるいを取り外し、受器を少しずつ傾けて、ハケで受器の中の試料を集め、上皿直示はかりで0.01gの桁まで量る。ふるい上に試料が残っていないときには測定を完了する。ふるい上に試料が残っているときは、再びふるいを受器にはめ込み、蓋をしてさらに1分間篩過を行う。その通過量が0.05g未満の場合、測定を終了する。通過量が0.05g以上の場合、通過量が0.05g未満となるまでさらに1分間篩過を繰り返す。受器の中の試料を量り、全通過量を加算する。これを所定のふるい通分とし測定を行った。
【0089】
100%からこの通分を減じた数字を本明細書における「形状保持性」の%と規定した。8000μmのふるいでは、粒表面が擦られた後、割れたものがふるい通として混ざることから、2000μmのふるいでも試験した。従って、本明細書においては、形状保持性の指標として、8000μmふるいでの残分のほかに、この2000μmふるいでの残分を使用し得る。以下の表に結果を示す。
【0090】
【表14】
Figure 0004822610
【0091】
【発明の効果】
本発明によって、手で握っても容易にはつぶれず、かつ、投入撒布した後に効率よく拡散される農薬製剤を提供され、その結果、農作業を効率よく、かつ、楽に行うことができるようになった。本農薬製剤は、特に、水溶性フィルムでパック詰しなくても、手投げまたは市販の撒布機を用いて、水田などに投入することができる。特に、手投げでも、例えば、畦畔から5〜10m位の距離まで容易に投入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、水中拡散性試験に用いたバットである。図中の1〜5の数字は、サンプリング点を示す。
【図2】図2は、配合実施例1の拡散性試験の結果を示すグラフである。
【図3】図3は、配合実施例2の拡散性試験の結果を示すグラフである。
【図4】図4は、配合実施例3の拡散性試験の結果を示すグラフである。
【図5】図5は、比較例1の拡散性試験の結果を示すグラフである。
【図6】図6は、比較例2の拡散性試験の結果を示すグラフである。
【図7】図7は、比較例5の拡散性試験の結果を示すグラフである。
【図8】図8は、各調製例の拡散性試験の結果のまとめを示すグラフである。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a chemical dosage form. More particularly, it relates to a dosage form of an agrochemical formulation, particularly a granule.
[0002]
[Prior art]
Agrochemicals such as herbicides, insecticides and fungicides, or agricultural fertilizers are used in various dosage forms such as granules.
[0003]
Granules are mainly prepared by making empty grains that do not contain active ingredients and then impregnating the grains with active ingredients, and preparing a mixed composition of carrier, surfactant, active ingredient and water, The composition is produced by extrusion molding, granulation of the composition simultaneously or separately, and drying.
[0004]
In recent years, considering the ease of operation or safety when distributing, agrochemical formulations that can be distributed just by throwing from the shore without entering the paddy field have attracted attention. And good diffusibility of the pesticidal active ingredient in water. Various agrochemical formulations have been studied for these requirements. For example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 60-142901 discloses pesticidal granule having diffusibility, but this granule has a large specific gravity and sinks in water after spreading, so the concentration of pesticide is inevitable.
[0005]
Japanese Laid-Open Patent Publication No. 7-233002 discloses water surface disintegration and dispersion type agricultural chemical grains and tablets. However, this granule has almost no shape-retaining property and must be packaged with a water-soluble film such as PVA. When packaging with a water-soluble film, if the farmer grips it with a wet hand, the film will dissolve and the granules will frequently collapse before being dispensed and distributed by hand, Not suitable for manual administration and distribution.
[0006]
Japanese Patent Laid-Open No. 9-295903 discloses an agrochemical granule composition having excellent water surface spreadability. However, in Japanese Patent Laid-Open No. 9-295903, it is described that disintegration and dispersibility has been achieved by containing sodium polyacrylate having a molecular weight of 500,000 to 6,000,000. When the content of sodium polyacrylate is high, the dispersibility is considered to be extremely poor.
[0007]
Conventional agrochemical formulations with diffusibility in water have been manufactured with such a strength that the particles are crushed when gripped by hand, even if the dispersion is not sufficient or has been sufficiently achieved. Various kinds of granules have been developed, but they are too small to be put in by hand, and thus usually have to be produced as a pack packaged with a water-soluble film. However, from the viewpoint of production cost and efficiency, development of a more excellent agricultural chemical formulation has been demanded.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention can be applied to a medicine such as agricultural work, without being wrapped with a water-soluble film, so that it can be grasped by hand and / or dispensed by a machine, and then uniformly distributed to a target place. It is a problem to provide a granule in which a target drug can be introduced.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The above object has been achieved by the self-diffusible water-floating pesticide preparation having the shape-retaining property of the present invention.
[0010]
In one embodiment, the sphere equivalent diameter of the agrochemical formulation of the present invention is greater than 5 mm. In another embodiment, the sphere equivalent diameter of the agrochemical formulation is 10 mm or more. Preferably, the equivalent sphere diameter of the agrochemical formulation of the present invention is 13 mm or more, more preferably 15 mm or more. Examples of the shape of the agrochemical formulation of the present invention include a columnar shape, a football shape, or a shape in between (for example, a product obtained by rounding corners by gently mixing a granulated columnar shape before drying). In general, these preparations are columnar granules having a diameter of 5 mm or more and a length of 10 mm or more, and more preferably a diameter of 5 to 10 mm and a length of 10 to 30 mm.
[0011]
In another embodiment, in the agrochemical formulation of the present invention, the ratio of the content of the agrochemical active ingredient to the total formulation weight is higher than 30%. Preferably, the ratio of the content of the pesticidal active ingredient to the total formulation weight is higher than 50%, more preferably 60% or higher, 70% or higher, 80% or higher. Thus, according to the present invention, it has been achieved that the agrochemical formulation contains a pesticidal active ingredient higher than 30% while maintaining shape retention and self-diffusion, so that the amount of the pesticidal agent is smaller than before. By distributing agricultural chemical formulations, it has become possible for agricultural workers to efficiently distribute agricultural chemicals equivalent to conventional ones.
[0012]
In another embodiment, the weight per grain of the agrochemical formulation of the present invention may be 0.1 g or more. This weight can preferably be 0.5 g or more, 1.0 g or more, 1.5 g or more, 2 g or more, 3 g or more per grain. Particularly preferably, this weight can be between 0.5 and 1 g.
[0013]
In another embodiment, the shape retention of the agrochemical formulation of the present invention may have an index by the magnetic ball mill method of 80% or more. Preferably, the shape retention of the agrochemical formulation of the present invention is 90% or more in the shape retention index according to the magnetic ball mill method. However, when considering the diffusibility in water, the upper limit is preferably 95% or less. Therefore, in another embodiment, the shape-retaining body may be 80% or more and 95% or less when a 2000 μm sieve is used in a magnetic ball mill method.
[0014]
In other embodiments, the agrochemical formulations of the present invention may contain a water-soluble carrier and a film-forming substance.
[0015]
In one embodiment, the water soluble carrier may be present at 5-95% based on the total weight of the formulation. In another embodiment, the film-forming substance may be present at 0.1-10% based on the total weight of the formulation.
[0016]
In another embodiment, the water-soluble carrier may comprise one or more selected from the group consisting of potassium chloride, ammonium sulfate, sodium chloride, urea and sucrose.
[0017]
In another embodiment, the film-forming substance may comprise one or more selected from the group consisting of xanthan gum, sodium alginate, sodium polyacrylate and gum arabic.
[0018]
In another embodiment, the agrochemical formulation of the present invention may contain a floatation imparting agent. Preferably, the density of the buoyancy-imparting agent can be less than 0.5, more preferably less than 0.3.
[0019]
In another embodiment, in the agrochemical formulation of the present invention, the floatability-imparting agent may be present in a ratio of 1 to 95% with respect to the total weight of the formulation.
[0020]
In a further embodiment, the floatability imparting agent may be a glass microhollow sphere.
[0021]
In one embodiment, the agrochemical formulation of the present invention may contain a disintegration accelerator. Preferably, the molecular weight of the disintegration promoter can be less than 10,000. More preferably, the molecular weight of the disintegration promoter can be 1000 or less.
[0022]
In another embodiment, the disintegration promoter may be present in a ratio of 1-15% based on the total weight of the formulation. In one embodiment, the disintegration promoter may comprise one or more selected from the group consisting of dextrin, croscarmellose sodium, water soluble gelatin, sodium carboxymethylcellulose, cellulose ether and hydroxypropyl methylcellulose.
[0023]
In another embodiment, the disintegration promoter can be a dextrin having a molecular weight of less than 10,000.
[0024]
In another embodiment, the agrochemical formulation of the present invention may contain a surfactant having a dispersant function. Preferably, the surfactant having the dispersant function may be present in a ratio of 5-30% with respect to the total weight of the formulation.
[0025]
In another embodiment, the surfactant having a dispersant function may include one or more selected from the group consisting of alkylaryl sulfonate formalin polycondensate, lignin sulfonate and polyacrylate.
[0026]
In another embodiment, the agrochemical formulation of the present invention may contain a surfactant having a high surface tension reducing ability.
[0027]
In another embodiment, the surfactant having a high surface tension reducing ability may be present in a ratio of 0.1 to 10% based on the total weight of the preparation.
[0028]
In another embodiment, the high surface tension reducing surfactant may include one or more selected from the group consisting of acetylene glycol surfactants and dioctyl sulfosuccinate salts.
[0029]
In a preferred embodiment, the agrochemical formulation of the present invention comprises metminostrobin as an agrochemical active ingredient.
[0030]
The specific gravity of the agricultural chemical formulation of the present invention may be any specific gravity as long as the characteristics of the present invention are maintained, but in one embodiment, the specific gravity of the agricultural chemical formulation of the present invention is within the range of 0.4 to 1.5. It can be. In another embodiment, the specific gravity of the agrochemical formulation of the present invention can be in the range of 0.5 to 1.0.
[0031]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The terms used in the present invention have the same definitions as those commonly used in the art unless otherwise specified as follows.
[0032]
“Shape retention” refers to the strength or firmness that keeps the shape of a grain to such an extent that it is not crushed even if it is gripped by a hand when a farm worker administers medication. Here, maintaining the shape means that the shape does not need to be completely maintained and the grains are not substantially destroyed. For example, even if some deformation occurs when grasped by the hand, it can be evaluated that the shape retainability is maintained if the granule is not destroyed until it reaches the paddy field after being manually administered. In the present specification, shape retention can be evaluated using an index measured by a magnetic ball mill method. For example, in the granule of the present invention, when a 2000 μm sieve is used in the magnetic ball mill method, the shape retention index is preferably 80%, more preferably 90% or more. However, when considering the diffusibility in water, the upper limit is preferably 95% or less. Particularly preferably, it may be 80% to 95%.
[0033]
Here, in the magnetic ball mill method, a predetermined amount (100 g in the case of shape retention measurement in the present specification) is measured for a residue by a sieve having a predetermined size (for example, 2000 μm, 8000 μm), and a magnetic pot for ball mill (this In the case of measuring the shape retainability of the specification, it is put in an inner diameter of about 100 mm × inner depth of about 100 mm), and a predetermined number of magnetic balls (in the case of the shape retainability measurement of this specification, a diameter of 30 ± 2 mm and a weight of 35 ± 5 g) (Three in the case of the shape retention measurement of this specification) put and rotate for a predetermined time (15 minutes in the case of the shape retention measurement of this specification) (every minute in the case of the shape retention measurement of this specification) 75 ± 1 rotation).
[0034]
Next, the sample in the ball mill is transferred to a 2000 μm or 8000 μm sieve. Fit this sieve into the receiver and cover it. Next, shake gently for 3 minutes and shake occasionally. Then, remove the lid and sieve, tilt the receiver little by little, collect the sample in the receiver with a brush, and weigh it to the nearest 0.01 g with a direct pan scale. Complete the measurement when no sample remains on the sieve. If the sample remains on the sieve, fit the sieve into the receiver again, cover and screen for another 1 minute. If the passing amount is less than 0.05 g, the measurement is terminated. When the passing amount is 0.05 g or more, the sieving is further repeated for 1 minute until the passing amount becomes less than 0.05 g. Weigh the sample in the receiver and add the total amount of passage. This sieve portion (W (g)) is measured, and a number obtained by subtracting the proportion of this portion from the whole to 100% is defined as% of “shape retention” in this specification. Here, this part is generally an indicator of hardness. This is represented by the following formula.
[0035]
Shape retention (%) = 100−W / 100 × 100
In the 8000 μm sieve, after the grain surface is rubbed, the cracked material is mixed as a sieve, so a 2000 μm sieve is also tested, and in the present invention, both are used as an index of shape retention. For details on the measurement of shape retention, refer to page 212 in “Practice of the Latest Granulation Technology (Comprehensive Technical Materials)” (edited by Kanagawa Management Development Center, Kanagawa Management Development Center Publishing Department). That.
[0036]
When the preparation of the present invention is produced by extrusion granulation, the moldability of the preparation of the present invention can be evaluated. The moldability can be evaluated by referring to the amount of current of the motor of the extrusion molding machine and the presence or absence of stagnation. In the present invention, the moldability is extruded on a screw type extrusion molding machine (manufactured by Fuji Powder Co., DG-L1) equipped with a 1.0 mm diameter screen under the conditions of a motor inverter frequency of 20 Hz and a shaft rotation speed of 32 rpm. Evaluation is based on the amount of current and squeaking noise when molded. In this case, preferable moldability means a case where the current amount of the motor is stable at 1.6 to 2.0 amperes on average and there is little or no squeaking noise. When the current amount exceeds 2.4 amperes on average, it is a high load operation, which is not preferable for granulation.
[0037]
“Self diffusibility” refers to the nature of a formulation, and when the formulation is administered or distributed, the active ingredient of the formulation (eg, (Agrochemical active ingredient) refers to the property of diffusing in a region above a certain region. In the rice field, it is preferable that the active ingredient is uniformly diffused within a predetermined time (for example, within 30 minutes).
[0038]
“Water floatability” refers to the property of a preparation, and refers to the property of floating on a water surface such as a rice field when the preparation is administered or distributed. In this case, a part of the preparation may have come out of the water surface, and all may have been submerged without coming out, but may still float in water. Moreover, even if it settles once after dosing, when it floats after that, it can be said that it has water surface floating property.
[0039]
There are various ways to express the size of the formulation. For example, see “Basics of Powder Engineering” (Nikkan Kogyo Shimbun), Chapter 2, pages 31-33, edited by the Basic Editing Committee of Powder Engineering. If the particles are spherical, the size can be uniquely defined by expressing the diameter, but if not, the minor axis diameter, major axis diameter, thickness (or height) of the formulation (typical) The triaxial average diameter, triaxial harmonic average diameter, and triaxial geometric average diameter can be calculated based on the diameter). Also, the equivalent circle diameter can be calculated based on the area of the projected view of the particles. In this case, an average equivalent circle diameter obtained by projection from various directions can be used as the diameter, and in this case, the surface area of the actual particle is approximated. Similarly, the equivalent sphere diameter can be calculated based on the volume of the particles.
[0040]
Moreover, the width or length of a fixed direction can be measured, and this can also be made into a fixed direction diameter. This is called the Green diameter or Feret diameter. A diameter that equally divides an area in a certain direction is called a constant direction area equal diameter, and this is called a Martin diameter.
[0041]
In the present specification, in consideration of the convenience of measurement, the diameter of a preparation is usually expressed using a sphere equivalent diameter.
[0042]
“Agrochemical active ingredient” refers to a substance having activity as an agrochemical. Here, the pesticides include herbicides, insecticides, fungicides and the like. Any pesticidal active ingredient contained in the preparation of the present invention can be used as long as it is generally used as an agrochemical. Agrochemical active ingredients can be used alone or in admixture of two or more.
[0043]
Exemplary agrochemical active ingredients used in the formulations of the present invention include:
[0044]
[Herbicide] Pyrazolate, dimron, bromobutide, mefenacet, MCP, MCPB, triclopyr, naproanilide, CNP, clomethoxynil, biphenox, MCC, pyributycarb, DCPA, napropamide, diphenamide, pyropizzamide, ashram, DCMU, linuron, thyminetron Ruflon methyl, simazine, atrazine, cimethrin, amethrin, promethrin, dimetamethrin, metribudine, bentazone, oxadiazone, pyrazolate, benzophenap, glyphosate, bialaphos, aroxidim, imazosulfuron, azimusulfuron, pyrazosulfuronethyl, sinosulfurone.
[0045]
[Insecticides and acaricides] diazinon, fenthion, isoxathion, pyridafenthion, fenitrothion, dimethoate, PMP, dimethylvinphos, acephate, DEP, NAC, MTMC, MIPC, PHC, MPMC, XMC, BPMC, bendiocarb, pirimicarb, mesomil , Oxamyl, thiodicarb, cypermethrin, cartap hydrochloride, thiocyclam, bensultap, pyriproxyfen, phenoxycarb, methoprene, diflubenzuron, teflubenzuron, chlorfluazuron, buprofezin, hexithazox, pyridaben, clofentedine, nitenpyram.
[0046]
[Fungicide] Probenazole, isoprothiolane, pyroxylone, flutolanil, metminostrobin, ziram, thiuram, captan, TPN, fusaride, toluclophosmethyl, fosetyl, thiophanatemethyl, benomyl, carbentazole, thiabentazole, dietofencarb, iprodione, vinclozoline, procymidone , Fluoroimide, oxycarboxyl, mepronyl, flutolanil, pencyclon, metalaxyl, oxadixyl, triazimephone, hexaconazole, trifolin, blasticidin S, kasugamycin, polyoxin, validamycin A, mildiomycin, PCNB, hydroxyisoxazole, dazomet, Dimethymol, dichromedin, triazine, ferimzone, tricyclazole, o Although such Sorinikku are exemplified, preferably a strobilurin compound such as metominostrobin.
[0047]
Examples of the agrochemical formulation of the present invention include acaricides (eg, chlorbenzilate), plant growth regulators (eg, paclobutrazol), nematicides (eg, benomyl), synergists, and the like. (Eg, piperonyl butoxide), attractants (eg, eugenol), repellents (eg, creosote), pigments (eg, edible blue No. 1), fertilizers (eg, urea, etc.) Moreover, it can mix as needed.
[0048]
The pesticidal active ingredient is contained in the preparation in an arbitrary content, but is preferably 30% or more, more preferably 50% or more or more than 50%, more preferably 70% or more, 80% or more, or more Many can be included.
[0049]
The “water-soluble carrier” refers to a water-soluble carrier, and is used for the purpose of increasing the amount of the preparation. Examples of the water-soluble carrier in the present invention include, but are not limited to, potassium chloride, ammonium sulfate, sodium chloride, urea, sucrose and the like. The water-soluble carrier is preferably one having good granulation properties and low deliquescence. In one embodiment, in the formulation of the present invention, the water-soluble carrier is present at 5-95% based on the pre-formulation weight. More preferably, the water-soluble carrier is present at 5% to 50%, 5% to 30%, 5 to 20% relative to the pre-formulation weight.
[0050]
“Film-forming substance” refers to a water-soluble polymer that has a water dissolution rate slower than that of a water-soluble carrier and swells when water is added and dissolves after forming a film. By utilizing a difference in dissolution rate using a combination of a water-soluble carrier having a high water dissolution rate and a film-forming substance having a low water dissolution rate, most of the disintegrant of the preparation of the present invention has a specific gravity of 1 or less. Therefore, the collapsed material floats on the surface of the water without sinking directly under the formulation, or floats in the water. Film forming materials include, but are not limited to, xanthan gum, sodium alginate, sodium polyacrylate, gum arabic and the like. Preferably, xanthan gum is used. Exemplary xanthan gums include, but are not limited to, those having a molecular weight of about 1 million and a 1% aqueous solution viscosity of 1,000 mPa · s (60 rpm, 25 ° C. aqueous solution). As a polyacrylic acid sodium used as a film forming substance, a highly polymerized product (preferably having a molecular weight of 1,000,000 to 6,000,000) is preferable. In one embodiment, the film-forming substance may be present at 0.1-10% based on the total weight of the formulation. Preferably, the film-forming substance is 0.1 to 5%, 0. Present at 1-3%, 0.1-2%.
[0051]
“Floatability-imparting agent” refers to the density of water (1.0 g / cm 3) when contained in a preparation in order to impart water surface floatability. Three ) A substance that results in a lower density. Preferably, the floatability imparting agent is 1.0 g / cm. Three Having a density of less than, more preferably 0.5 g / cm Three Less than density, more preferably 0.3 g / cm Three Having a density of less than The density of the floatability-imparting agent can vary depending on the density of other ingredients, especially the active ingredient of the agricultural chemical that is the main ingredient. The agent may not be contained. Examples of the floatability-imparting agent include glass micro hollow spheres. In one embodiment, the buoyancy-imparting agent of the present invention is present in a ratio of 1-95% based on the total weight of the formulation. Preferably, the floatability-imparting agent is present in a ratio of 1-50%, 1-30%, 1-20% with respect to the total weight of the formulation. In another embodiment, the floatability-imparting agent used in the present invention is 0.24 to 0.30 g / cm. Three Having a density of In this case, in one embodiment of this invention, the whole formulation floats by containing 15%.
[0052]
In the present invention, the combination of the water-soluble carrier and the film-forming substance, and the floatability-imparting agent are present at the same time, so that after the preparation is administered or distributed, the preparation does not sink or remains floating. As a result, the active ingredient of agricultural chemicals is efficiently diffused. Such a combination has not been performed in conventional agrochemical formulations, and it has been a surprising effect that could not be predicted in the past because it was easy to administer and achieved the effective diffusion of agrochemical active ingredients. .
[0053]
The “disintegration accelerator” refers to a substance that has the property of swelling and then dissolving when exposed to a solvent such as water. By including a disintegration accelerator in the preparation, disintegration is promoted as a result of further penetration of a solvent such as water in a place where the disintegration and swelling have occurred. Since a general water-soluble binder usually dissolves after being swelled, it appears to have similar properties, but a low molecular weight, high water solubility, and a low viscosity aqueous solution should be called a disintegration accelerator ( For example, see K. Sato (Research and Development of Water Soluble Polymer), issued by CMC (1996), “(3) Disintegrant” on pages 3-4. ).
[0054]
The disintegration promoter used in the present invention preferably has a molecular weight of less than 10,000, more preferably a molecular weight of 5000 or less, further preferably a molecular weight of 3000 or less, still more preferably a molecular weight of 1000 or less, 500 or less. 300 or less are used.
[0055]
The disintegration promoter used in the present specification is not limited to the following, but those having a water solubility of 10% or more can be used. The disintegration accelerator used in the present specification is not limited to the following, but an aqueous solution having a 5% viscosity of the aqueous solution is a rotor No. with a B-type viscometer. No. 2 can be used when it is rotated for 1 minute (rotor rotation speed is 30 rpm, and aqueous solution temperature is 20 ° C.) and the viscosity value is 200 mPa · s or less.
[0056]
Examples of the disintegration accelerator used in the present invention include, but are not limited to, dextrin, croscarmellose sodium, water-soluble gelatin, sodium carboxymethylcellulose, cellulose ether, and hydroxypropylmethylcellulose. It has not been known so far that gelatin and croscarmellose sodium promote the disintegration of an agrochemical formulation or granule wettable powder, and is the first finding found in the present invention.
[0057]
"Surfactant" means that when dissolved in a solvent such as water, it quickly spreads to the surface of the solvent and significantly reduces the surface tension, and at the same time adsorbs to the interface with other liquids or solids to reduce the surface tension. A substance that greatly decreases. The surfactant in the present specification is defined as a surfactant having further properties from another viewpoint as follows.
[0058]
The “surfactant having a dispersant function” refers to a surfactant having a function of dispersing solid fine particles in a liquid. By containing a surfactant having a dispersant function, the property of rapidly dispersing the pesticidal active ingredient when the preparation is disintegrated is enhanced.
[0059]
Surfactants having a dispersant function include, but are not limited to, alkylaryl sulfonate formalin polycondensates, lignin sulfonates and polyacrylates. Examples of the alkylaryl sulfonate formalin polycondensate include sodium alkylnaphthalene sulfonate formalin polycondensate and sodium alkylbenzene sulfonate formalin condensate. Examples of lignin sulfonate include sodium lignin sulfonate and calcium lignin sulfonate. Examples of the polyacrylate include sodium polyacrylate, calcium polyacrylate, and ammonium polyacrylate. The polyacrylate preferably has a molecular weight of less than 2 million, more preferably a molecular weight of less than 500,000. As the surfactant having a dispersant function, one or more selected from the group consisting of alkylaryl sulfonate formalin polycondensate, lignin sulfonate and polyacrylate may be used alone or in combination. It can be included in the formulation. The optimal combination may vary depending on the formulation of the formulation.
[0060]
In one embodiment of the present invention, only alkylaryl sulfonate formalin polycondensate may be included as a surfactant having a dispersant function. In another embodiment, in addition to the alkylaryl sulfonate formalin polycondensate, a polyacrylate having a molecular weight of less than 2 million, more preferably less than 500,000 can be contained. Furthermore, in another embodiment, in addition to the surfactant having these two kinds of dispersant functions, a lignin sulfonate can be contained. Further, in order to improve the disintegration property, granulation property, etc., sodium α-olefin sulfonate may be preferably contained.
[0061]
The “surfactant having a large surface tension reducing ability” refers to a surfactant having a function of significantly reducing the surface tension when dissolved in water or the like. The surfactant having a large surface tension reducing ability in the present invention usually has a function of reducing the surface tension to 60 dyne / cm or less, preferably 50 dyne / cm or less in the case of a 0.01% aqueous solution having a surface tension of 25 ° C. Have By including a surfactant having a large surface tension reducing ability in the preparation, the effect of rapidly spreading the agrochemical active ingredient and the like on the water surface when the preparation is disintegrated is enhanced. As a result, the collapsed material expands to run on the water surface. Examples of the surfactant having a large surface tension reducing ability include acetylene glycol surfactants and dioctyl sulfosuccinate salts. Examples of the acetylene glycol surfactant include acetylene diol and its 50% ethylene glycol solution.
[0062]
The agrochemical formulation of the present invention contains a combination of a water-soluble carrier such as potassium chloride and a film-forming substance such as xanthan gum, and a floating imparting agent, so that it does not sink into water after being administered or distributed. Moreover, it was achieved that the agrochemical active ingredient was diffused without being left floating. By using a substance having a binder function such as xanthan gum as a film forming substance, it was achieved that a certain shape retention property was imparted to the agricultural chemical formulation of the present invention. This is an unexpected extraordinary effect that was not achieved or suggested by conventional agrochemical formulations (for example, JP-A-7-23002, JP-A-9-295903, and JP-A-60-142901).
[0063]
As described above, the details of the present invention have been described in various forms. However, specific embodiments and examples in the present specification are merely examples, and the scope of the present invention is not limited to specific examples. It is understood that the present invention is not limited in any way to the embodiments or examples.
[0064]
【Example】
(Example 1: Formulation Example)
(Premix preparation)
Before producing various preparation examples, 66% premixes as shown in the following table were produced.
[0065]
[Table 1]
66% premix preparation
Figure 0004822610
First, the actual charge amount described in the table was prepared, and each component was mixed in a super mixer (manufactured by Kawada Seisakusho, SMJ-20, capacity 20 L). First, raw materials other than sodium polyacrylate (liquid) were charged and mixed for 5 minutes. Next, sodium polyacrylate, which is a liquid raw material, was dropped, and mixing was further continued for 1 minute. Thereafter, the mixture was taken out.
[0066]
Next, using this premix, various blending examples were prepared by blending as described in the following table.
[0067]
[Table 2]
Figure 0004822610
(Smelting and granulation method)
Solid material (other than 50% ethylene glycol solution of acetylenic diol) using kneader (manufactured by Fuji Electric Co., Ltd. (currently Fuji Powdal), KDHJ-3) (in Formulation Example 2, ammonium sulfate is water The mixture was used for 30 seconds, and then a 50% ethylene glycol solution of acetylenic diol was added dropwise.
[0068]
An amount of clean water (in Formulation Example 2 after ammonium sulfate was dissolved in clean water) was dropped in an appropriate amount during granulation, and after about 10 minutes of kneading, it was taken out. Granulation was carried out to a diameter of 10 mm with a pelleter (Fuji Electric Co., Ltd. (currently Fuji Powder), EXDS-60). Shelf drying was performed at 55 ° C. for about 4 hours using a safety oven (SPH-100, manufactured by Tabai Espec).
[0069]
(Comparative Example 1)
Formulation examples were prepared in which the potassium chloride or xanthan gum in Example 1 was replaced with clay. The blending ratio is shown in Table 3 below.
[0070]
[Table 3]
Figure 0004822610
Smelting and granulation were performed in the same manner as in Example 1.
[0071]
(Comparative Example 2: Conventional formulation)
For comparison with conventional formulations, Table 2 (Comparative Example 4) and Table 4 (Comparative Example 3) of Example 1 of JP-A-7-230302, and JP-A-9-9 when metomistropine and the main drug are used. Prepared according to the formulation example described in Example 3 (Comparative Example 5) of 295903. The specific prescription is as described in Table 4 below.
[0072]
[Table 4]
Figure 0004822610
(Smelting and granulation method)
In the refining process, the actual charge amounts of the respective components were put in a mortar, and the water was gradually added to form an appropriate state for granulation. Granulation and shelf drying were performed in the same manner as in Example 1.
[0073]
(Example 2: Evaluation of active ingredient amount, dispersion state, etc. of each preparation)
About each said mixing | blending Example and comparative example, the active ingredient content ratio, the weight per one grain, a dimension, and a dispersed state were evaluated.
[0074]
Regarding the dimensions, the particle diameter is described in Chapter 2, 31-33 of “Basics of Powder Engineering” (Nikkan Kogyo Shimbun Co., Ltd.) edited by the Basic Editing Committee of Powder Engineering, and is described above in this specification. It was evaluated as follows.
[0075]
The underwater diffusibility was evaluated by observing the diffusivity with a bat as shown in FIG. First, 31 kg (water depth 5 cm) of clean water was placed in the bat. Next, one grain (1.10 ± 0.06 g) was added to the center point (1) in FIG. 1 hour, 2 hours, 3 hours, 6 hours, 10 hours, and 24 hours after injection, the sample was sampled from a depth of 2.5 cm at each measurement point (1) to (5) in FIG. It was measured.
[0076]
The diffusivity is
Diffusivity (%) = (active ingredient concentration at each sampling point) / (active ingredient concentration when the total amount of the preparation is uniformly diffused) × 100
Calculated with The results for each value are shown below.
[0077]
[Table 5]
Figure 0004822610
The particle size on various scales is shown in Table 6 below for each preparation example. The calculation of each particle size was performed according to the description of powder engineering (supra).
[0078]
[Table 6]
Figure 0004822610
Details of the results of the diffusivity test are shown below. The diffusivity at each sampling point was shown for each elapsed time, and the coefficient of variation at each sampling point was calculated. The coefficient of variation is calculated as follows: Coefficient of variation (%) = 100 × standard deviation / average value
And performed according to the formula.
[0079]
Since Comparative Examples 3 and 4 could not be granulated, the diffusivity test could not be performed.
[0080]
[Table 7]
(Also shown in Formulation Example 1, FIG. 2)
Figure 0004822610
[0081]
[Table 8]
(Also shown in Formulation Example 2, FIG. 3)
Figure 0004822610
[0082]
[Table 9]
(Also shown in Formulation Example 3, FIG. 4)
Figure 0004822610
[0083]
[Table 10]
(Also shown in Comparative Example 1 and FIG. 5)
Figure 0004822610
[0084]
[Table 11]
(Comparative example 2, also shown in FIG. 6)
Figure 0004822610
[0085]
[Table 12]
(Comparative example 5, also shown in FIG. 7)
Figure 0004822610
The relationship between each preparation example, time and coefficient of variation is shown (Table 13). In particular, it can be seen that there is a significant difference between the blending examples and the comparative examples at the initial stage of charging.
[0086]
[Table 13]
(A summary of each preparation example, time and coefficient of variation, also shown in FIG. 8)
Figure 0004822610
It can be said that the preparation of the present invention is inferior to that of Olivebrite (registered trademark) 1 kg granule. In any of the preparation examples, the reason why the coefficient of variation after 24 hours is small is considered to be that the drug substance is dissolved and diffused. However, the area to be covered by 1.1 g of the preparation tested this time is more than five times that of this time, and considering the uneven distribution, the presence of rice, soil adsorption and wind, etc., uniform diffusion due to dissolution of the drug substance Can't expect much. Therefore, the diffusion evaluation in this test format is considered to have a significant diffusivity from the introduction to 2-3 hours. In view of this point, when the above results are evaluated, it can be seen that the diffusibility of the present invention is remarkably superior to conventional blending examples.
[0087]
(Example 3: Evaluation of shape retention)
The shape retention of the above preparation examples was evaluated by a magnetic ball mill method. Weigh 100g of 8000μm sieve residue, put in a magnetic pot for ball mill with inner diameter of about 100mm x inner diameter of about 100mm, put three magnetic balls with diameter of about 30 ± 2mm and weight of about 35 ± 5g, rotate for 15 minutes (75 ± 1 rotation per minute).
[0088]
The sample in the ball mill is transferred to a sieve having a size of 8000 μm or 2000 μm, and the sieve is fitted into a receiver and covered. Next, shake gently for 3 minutes and shake occasionally. Then, remove the lid and sieve, tilt the receiver little by little, collect the sample in the receiver with a brush, and weigh it to the nearest 0.01 g with a direct pan scale. Complete the measurement when no sample remains on the sieve. If the sample remains on the sieve, fit the sieve into the receiver again, cover and screen for another 1 minute. If the passing amount is less than 0.05 g, the measurement is terminated. When the passing amount is 0.05 g or more, the sieving is further repeated for 1 minute until the passing amount becomes less than 0.05 g. Weigh the sample in the receiver and add the total amount of passage. The measurement was carried out using this as a predetermined sieve passage.
[0089]
A number obtained by subtracting this part from 100% was defined as% of “shape retention” in this specification. In the case of the 8000 μm sieve, after the grain surface was rubbed, the cracked material was mixed as a sieve pass, so a 2000 μm sieve was also tested. Therefore, in this specification, in addition to the residue in the 8000 μm sieve, the remainder in the 2000 μm sieve can be used as an index of shape retention. The results are shown in the following table.
[0090]
[Table 14]
Figure 0004822610
[0091]
【The invention's effect】
According to the present invention, a pesticide preparation that is not easily crushed even if it is grasped by hand and that is efficiently diffused after being applied and distributed is provided. As a result, agricultural work can be performed efficiently and easily. It was. In particular, the agrochemical formulation can be thrown into paddy fields or the like by hand throwing or using a commercially available spreader without being packed with a water-soluble film. In particular, even by hand throwing, for example, it can be easily thrown into a distance of about 5 to 10 m from the shore.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a bat used in an underwater diffusivity test. Numbers 1 to 5 in the figure indicate sampling points.
FIG. 2 is a graph showing the results of a diffusivity test of Formulation Example 1.
FIG. 3 is a graph showing the results of a diffusivity test of Formulation Example 2.
FIG. 4 is a graph showing the results of a diffusivity test of Formulation Example 3.
FIG. 5 is a graph showing the results of a diffusivity test of Comparative Example 1;
6 is a graph showing the results of a diffusivity test of Comparative Example 2. FIG.
7 is a graph showing the results of a diffusivity test of Comparative Example 5. FIG.
FIG. 8 is a graph showing a summary of the results of the diffusivity test of each preparation example.

Claims (6)

農薬活性成分;アルキルアリールスルホン酸塩ホルマリン重縮合物、リグニンスルホン酸塩及びポリアクリル酸塩からなる群より選択される、少なくとも1種の分散機能を有する界面活性剤を製剤全重量に対して5%〜30%;アセチレングリコール系界面活性剤及びジオクチルスルホスクシネート塩からなる群より選択される、少なくとも1種の表面張力を25℃の0.01%水溶液の場合に50dyne/cm以下に下げる機能を有する界面活性剤を製剤全重量に対して0.1%〜10%;デキストリン、クロスカルメロースナトリウム、水溶性ゼラチン、カルボキシメチルセルロースナトリウム、セルロースエテルおよびヒドロキシプロピルメチルセルロースからなる群より選択される少なくとも1種の崩壊促進剤を製剤全重量に対して1%〜15%;キサンタンガム、アルギン酸ナトリウム、ポリアクリル酸ナトリウム及びアラビアガムからなる群より選択される少なくとも1のフィルム形成物質を製剤全重量に対して0.1%〜10%;塩化カリウム、硫酸アンモニウム、塩化ナトリウム、尿素及びスクロースからなる群より選択される少なくとも1の水溶性担体を製剤全重量に対して5%〜30%;ならびに密度が0.5g/cm3未満である浮遊性付与剤を製剤全重量に対して1%〜30%含有し、磁性ボールミル法において、2000μmふるいを使用した場合の形状保持性の指数が80%以上である自己拡散性の水面浮遊性農薬製剤。Agrochemical active ingredient: 5 surfactants having at least one dispersing function selected from the group consisting of alkylaryl sulfonate formalin polycondensate, lignin sulfonate and polyacrylate % To 30%; at least one surface tension selected from the group consisting of an acetylene glycol surfactant and a dioctyl sulfosuccinate salt is reduced to 50 dyne / cm or less in a 0.01% aqueous solution at 25 ° C. 0.1% to 10% of a surfactant relative to the total weight of the preparation having the function; dextrin, croscarmellose sodium, soluble gelatin, sodium carboxymethyl cellulose, is selected from the group consisting of cellulose error over ether and hydroxypropyl methylcellulose that, at least one disintegration facilitator to total weight of the preparation 1% to 15% by; xanthan gum, sodium alginate, is selected from the group consisting of sodium polyacrylate and gum arabic, 0.1% to 10% of at least one film forming material relative to the total weight of the preparation; potassium chloride, ammonium sulfate, sodium chloride, is selected from the group consisting of urea and sucrose, at least one water-soluble carrier 5% to 30% relative to the total weight of the preparation; and density of less than 0.5 g / cm 3 Self-diffusible water surface floatation containing 1% to 30% of a certain floatability-imparting agent with respect to the total weight of the formulation and having a shape retention index of 80% or more when a 2000 μm sieve is used in the magnetic ball mill method. Agrochemical formulation. 球相当径が5mmより大きい請求項1に記載の農薬製剤 The agrochemical formulation according to claim 1, wherein the equivalent sphere diameter is larger than 5 mm . 表面張力を50dyne/cm以下に下げる機能を有する界面活性剤がアセチレンジオールの50%エチレングリコール溶液である請求項1または2に記載の農薬製剤。Pesticide formulation according to claim 1 or 2 surfactant is 50% ethylene glycol solution of acetylene Jio Le having the function to lower the surface tension below 50 dyne / cm. 崩壊促進剤がデキストリンである請求項1、2又3に記載の農薬製剤。  4. The agrochemical formulation according to claim 1, 2 or 3, wherein the disintegration accelerator is dextrin. フィルム形成物質がキサンタンガムである請求項1、2、3又は4に記載の農薬製剤。  The agrochemical formulation according to claim 1, 2, 3, or 4, wherein the film-forming substance is xanthan gum. 農薬活性成分の含有量が製剤全重量に対して30%以上である請求項1、2、3、4又は5に記載の農薬製剤。  The agrochemical formulation according to claim 1, 2, 3, 4 or 5, wherein the content of the agrochemical active ingredient is 30% or more based on the total weight of the formulation.
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