JP4812536B2 - 仕事検索装置 - Google Patents

仕事検索装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4812536B2
JP4812536B2 JP2006170718A JP2006170718A JP4812536B2 JP 4812536 B2 JP4812536 B2 JP 4812536B2 JP 2006170718 A JP2006170718 A JP 2006170718A JP 2006170718 A JP2006170718 A JP 2006170718A JP 4812536 B2 JP4812536 B2 JP 4812536B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
net
route
time
salary
station
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006170718A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008003726A (ja
Inventor
茂 菅野
Original Assignee
茂 菅野
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 茂 菅野 filed Critical 茂 菅野
Priority to JP2006170718A priority Critical patent/JP4812536B2/ja
Publication of JP2008003726A publication Critical patent/JP2008003726A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4812536B2 publication Critical patent/JP4812536B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

本発明は、アルバイトなどの求人情報を検索するための仕事検索装置に関する。
労働市場の規制緩和やフリーターの増大により、半日や1日などの短期かつ単発なアルバイトや派遣労働の市場が拡大してきている。学生やフリーターなどは、このようなアルバイトを利用して、空いた時間で効率よくアルバイト代を稼ぐことを希望する者が多い。特に、短期かつ単発なアルバイトでは、仕事内容や働きやすさといった要素より、実質的な拘束時間や時給といった要素により仕事を選択する者が多い。
特許文献1は、インターネット上に散在しているため把握が困難な企業・機関・団体・各種法人等の求人情報を能動的かつ自動的にデータベース上に蓄積・整理し、それらの情報の一元的な検索・閲覧を可能にするシステムを開示する。
特開2004−326712号公報
しかしながら、複数の求人情報を一元的に検索・閲覧できても、求人情報に対して応募を検討している者(以下では適宜、応募検討者という。)にとって複数の求人情報からどの仕事が実質的なコストパフォーマンスが最もよい仕事であるか判断することが難しい場合がある。例えば、交通費を支給しない仕事の場合、時給が高い仕事よりも、その仕事より時給が安いが自宅や学校に近い勤務地の仕事のほうが正味得られるキャッシュフローが多い場合もある。また、時給が高い仕事でも自宅や学校から遠い勤務地の場合、移動時間も含めた拘束時間全体に対する賃金を実質時給と考えた場合、かなり低額となる場合もある。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数の求人情報からコストパフォーマンスが実質的に高い仕事を容易に検索することができる仕事検索装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の仕事検索装置は、求人情報から給与情報を取得する給与取得部と、求人情報に係る勤務地を取得する勤務地取得部と、求人情報に対して応募を検討している者の出発位置および帰宅位置を登録する応募検討者位置登録部と、勤務地取得部により取得された勤務地と、応募検討者位置登録部により登録された位置との間の交通費を取得する交通費取得部と、給与取得部により取得された給与および交通費取得部により取得された交通費を参照して、応募を検討している者にとっての正味給与を算出する正味給与算出部と、を備える。
本発明の別の態様は仕事検索方法である。この方法は、求人情報から給与情報を取得する給与取得ステップと、求人情報に係る勤務地を取得する勤務地取得ステップと、求人情報に対して応募を検討している者の出発位置および帰宅位置を登録する応募検討者位置登録ステップと、勤務地取得ステップにより取得された勤務地と、応募検討者位置登録ステップにより登録された位置との間の交通費を取得する交通費取得ステップと、給与取得ステップにより取得された給与および交通費取得ステップにより取得された交通費を参照して、応募を検討している者にとっての正味給与を算出する正味給与算出ステップと、を備える。
本発明のさらに別の態様は仕事検索プログラムである。このプログラムは、求人情報から給与情報を取得する給与取得処理と、求人情報に係る勤務地を取得する勤務地取得処理と、求人情報に対して応募を検討している者の出発位置および帰宅位置を登録する応募検討者位置登録処理と、勤務地取得処理により取得された勤務地と、応募検討者位置登録首里により登録された位置との間の交通費を取得する交通費取得処理と、給与取得処理により取得された給与および交通費取得処理により取得された交通費を参照して、応募を検討している者にとっての正味給与を算出する正味給与算出処理と、をコンピュータに実行させる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、複数の求人情報からコストパフォーマンスが実質的に高い仕事を容易に検索することができる。
まず、本発明の実施形態を詳細に説明する前に概要を説明する。本発明の実施形態は、半日や1日などの短期かつ単発なアルバイトや派遣労働を主に想定している。このような労働形態における交通費の取り扱いは様々であり、全額支給、定額支給、無支給および上限あり支給などがある。応募検討者は、仕事を選択する際、上述した交通費の取り扱いについても意識する。特に勤務地が遠方の場合、仕事による総収入に占める交通費の割合が大きくなる。
また、電車などの交通機関による移動時間の長さも、応募検討者が仕事を選択する際に考慮される。移動時間は、労働を強制され直接的に雇用主の指揮監督下にあるものではないが、活動が制限され完全に自由な時間ともいえない。通常、通勤時間中の災害に対しては労災申請が可能であり、法律上勤務の一部と考えられる。また、労働者にとっても移動時間は拘束時間の一部と考える者が多い。
本発明では、応募検討者が交通費や交通移動時間などを考慮し、複数の求人情報から実質的にパフォーマンスの高い仕事を容易に検索することができるスキームを提供する。以下、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態における仕事検索システム1000の構成を示す。仕事検索システム1000は、仕事検索装置100、ユーザ端末200、求人主端末300、路線情報システム400および地図情報システム500を備え、同一のネットワーク600上に接続される。以下の説明では、ネットワーク600としてインターネットを想定するが、ネットワーク600の全部または一部が専用回線であってもよい。
仕事検索装置100は、求人主から登録された複数の求人情報を管理し、応募検討者にその情報を提供する。主にサーバなどで構成される。仕事検索装置100の詳細な構成は後述する。ユーザ端末200は、応募検討者が所持する端末であり、仕事検索装置100から提供された求人情報を参照することができる。ユーザ端末200は、PC(Personal Computer)、携帯電話機またはPHS(Personal Handyphone System)などで構成される。少なくともネットワーク600に接続可能で、求人情報を参照可能な図示しない表示部が備えてあればよい。また、ノート型PC、携帯電話機およびPHSなどの移動体端末の場合、図示しないGPS(Global Positioning System)電波受信部を備えていてもよい。GPS電波受信部は、複数の衛星から電波を受信し、移動体端末の位置する緯度経度を算出し、位置情報として出力する。
求人主端末300は、求人主が使用する端末であり、PCなどで構成される。求人主は、求人主端末300を使用して仕事検索装置100に求人情報を登録する。求人情報には、少なくとも仕事内容、給与、勤務地、最寄駅から勤務地までの時間、勤務時間および交通費が含まれる。その他、広告主は、持ち物、給与の支払方法、キャッチコピー、社員登用の有無、車またはバイク通勤が可能か、など様々な事項を登録することができる。
路線情報システム400は、出発駅および到着駅を入力することにより、少なくともその出発駅と到着駅との区間の運賃および経路を出力するシステムである。サーバなどで構成され、各電車会社の時刻表や運賃を管理するデータベースおよび入力された出発駅および到着駅から経路を検索するエンジンを備える。経路が複数存在する場合、所要時間が短い順や運賃が安い順にソートして検索結果を出力することができる。また、路線情報システム400は、出発時刻または到着時刻が入力されると、その時刻に合った電車の便を検索して検索結果を出力することができる。その検索結果には、当該電車の上記出発駅における出発時刻および上記到着駅における到着時刻も含まれる。なお、路線情報システム400は電車を主に想定しているが、バスの運賃や経路を出力する機能を含めてもよい。その場合、出発駅を出発バス停および到着駅を到着バス停と読み替えるものとする。もちろん、電車とバスを両方使用する区間の運賃や経路も出力可能に構成することができる。
地図情報システム500は、ユーザ端末200から受信した緯度経度で表された位置情報または応募検討者に入力された住所で表された位置情報に基づく位置の最寄駅を検索する。サーバなどで構成され、地図および駅の位置を管理するデータベースおよび入力された位置情報から最寄駅を検索するエンジンを備える。地図情報システム500は、応募検討者に出発駅および帰宅駅を入力させる場合、必須要素ではない。なお、路線情報システム400および地図情報システム500の少なくとも一方は、仕事検索装置100に内蔵されていてもよい。
仕事検索装置100は、給与取得部10、勤務時間取得部12、応募検討者位置登録部14、勤務地取得部16、交通費取得部18、移動時間取得部20、正味給与算出部22、正味勤務時間算出部24、表示制御部26および定期券区間登録部28を備える。仕事検索装置100の構成は、ハードウエア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウエア的にはメモリのロードされた加工機能のあるプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
給与取得部10は、求人主端末300から登録された求人情報から給与情報を取得する。給与情報は時給または日給として表される。勤務時間取得部12は、当該求人情報から勤務時間を取得する。勤務地取得部16は、当該求人情報に係る勤務地を取得する。なお、勤務時間取得部12は、当該求人情報から勤務地とその最寄駅との間の移動時間も取得する。通常、徒歩の時間を取得する。
応募検討者位置登録部14は、ユーザ端末200から登録された、当該求人情報に対する応募検討者の出発位置および帰宅位置を登録する。出発位置および帰宅位置はそれぞれの最寄駅であってもよい。また、応募検討者位置登録部14は、応募検討者の携帯するユーザ端末200が受信したGPS電波に基づく位置情報をユーザ端末200から受信し、その位置情報で特定される位置の最寄駅を地図情報システム500を連携することにより特定し、その最寄駅を出発位置として登録してもよい。
交通費取得部18は、勤務地取得部16により取得された勤務地と、応募検討者位置登録部14により登録された位置との間の交通費を取得する。この交通費には、上記出発位置と当該勤務地との間の行きの交通費および当該勤務地と上記帰宅位置との間の帰りの交通費が含まれる。より具体的には、交通費取得部18は、路線情報システム400と連携し、出発位置の最寄駅を出発駅に入力し、勤務地の最寄駅を到着駅に入力して、経路ごとに行きの運賃を取得し、勤務地の最寄駅を出発駅に入力し、帰宅位置の最寄駅を到着駅に入力して、経路ごとに帰りの運賃を取得する。
移動時間取得部20は、勤務地取得部16により取得された勤務地と、応募検討者位置登録部14により登録された位置との間の移動時間を取得する。この移動時間には、上記出発位置と当該勤務地との間の行きの移動時間、当該勤務地と上記帰宅位置との間の帰りの移動時間および当該勤務地の最寄駅と当該勤務地との間の移動時間が含まれる。
交通費取得部18および移動時間取得部20は、路線情報システム400と連携し、上記出発位置の最寄駅を上記出発駅に入力し、上記勤務地の最寄駅を上記到着駅に入力し、当該勤務地の最寄駅から該勤務地までの移動時間を加味した勤務開始時刻を上記到着時刻に入力して、経路ごとに行きの運賃および所要時間を取得する。一方、当該勤務地の最寄駅を上記出発駅に入力し、上記帰宅位置の最寄駅を上記到着駅に入力し、当該勤務地から該勤務地の最寄駅までの移動時間を加味した勤務終了時刻を上記出発時刻に入力し、経路ごとに帰りの運賃および所要時間を取得する。なお、この所要時間には電車の待ち時間を含むものであってもよい。
正味給与算出部22は、給与取得部10により取得された給与および交通費取得部18により取得された交通費を参照して、応募検討者にとっての正味給与を算出する。正味給与とは、求人情報に登録された給与から交通費を差し引いた給与であり、交通費が支給されない場合、登録された給与と一致する。なお、時給で給与が登録されている場合、日給に直してから算出する。正味給与算出部22は、複数の求人情報のそれぞれについて正味給与を算出する。また、行きの経路および帰りの経路を組合せた経路ごとに正味給与を算出する。
正味勤務時間算出部24は、勤務時間取得部12により取得された勤務時間および移動時間取得部20により取得された移動時間を参照して、応募検討者にとっての正味勤務時間を算出する。正味勤務時間とは、求人情報に登録された勤務時間と行き帰りの移動時間を合算した時間である。なお、休憩時間は登録された勤務時間からを差し引かれてもよいし、差し引かれなくてもよい。正味勤務時間算出部24は、複数の求人情報のそれぞれについて正味勤務時間を算出する。また、行きの経路および帰りの経路を組合せた経路ごとに正味勤務時間を算出する。
正味給与算出部22は、正味給与および正味勤務時間を参照して、正味時給を算出する。正味時給は、正味給与を正味勤務時間で割った額である。正味給与算出部22は、経路ごとに正味給与を算出し、該正味給与および対応する経路の正味勤務時間を参照して、経路ごとの正味時給を算出する。
表示制御部26は、求人情報に合わせて、正味給与算出部22により算出された複数の正味給与を所定の順序、例えば高い順に並べて、応募検討者の所持するユーザ端末200に表示させる。また、表示制御部26は、正味給与算出部22により算出された正味時給を所定の順序、例えば高い順に並べて、ユーザ端末200に表示させる。表示制御部26は、複数の求人情報をユーザ端末200に表示させる際、正味給与および正味時給の少なくとも一方を表示させる。
定期券区間登録部28は、ユーザ端末200から登録された応募検討者の所持する定期券の区間を登録する。定期券の区間が登録された場合、交通費取得部18は、出発駅と到着駅との間の区間から、定期券区間登録部28により登録された区間を除いた区間の運賃を路線情報システム400から取得する。なお、定期券の区間を登録する機能が付加されない場合、定期券区間登録部28は必須要素ではない。
以上の説明にて、正味時給の算出まで行わず正味給与の算出にとどまる場合、勤務時間取得部12、移動時間取得部20および正味勤務時間算出部24は必須要素ではない。
以下、本実施形態を具体例を通してさらに詳細に説明する。
図2は、本発明の実施形態における具体例1を説明するための表示例1を示す。具体例1における表示例1は、ユーザ端末200の表示画面30を示す。以下の説明では、自宅が藤沢にある応募検討者Aを想定する。また、以下に参照する時刻および運賃は平成18年6月1日の時刻および運賃に準拠する。
まず具体例1では、応募検討者Aが何らかの理由で午前中新宿に行く用事があり、午後時間が空いたため、その時間を利用したアルバイトをしたいと考えている。応募検討者Aがアルバイトを探すためユーザ端末200から仕事検索装置100にアクセスした結果、ユーザ端末200の表示画面30に複数の求人情報が表示された状態を図2は示している。この複数の求人情報は、既存のシステムのように職種、時給および勤務地などで絞り込んだ結果、検索された求人情報であってもよい。
求人情報Aは、時給が1250円、勤務地が町田、勤務時間が13:00〜17:00の4時間および交通費未支給の仕事である。求人情報Bは、時給が1300円、勤務地が新橋、勤務時間が同じく4時間および交通費未支給の仕事である。求人情報Cは、時給が1050円、勤務地が新橋、勤務時間が同じく4時間および交通費全額支給の仕事である。仮に応募検討者Aが仕事内容を無視するとすれば、最も時給の高い求人情報Bの仕事が最もパフォーマンスのよい仕事であると考えがちであるが、交通費の高低や支給の有無により応募検討者Aの手元に残る正味給与が異なってくる。
給与取得部10は、各求人情報の給与を取得し、勤務地取得部16は、各求人情報の勤務地を取得する。応募検討者Aは、出発位置を新宿駅、帰宅位置を藤沢駅とユーザ端末200から入力する。交通費取得部18は、求人情報Aおよび求人情報Cでは新宿−町田間の運賃と町田−藤沢間の運賃を路線情報システム400から取得する。求人情報Bでは新宿−新橋間の運賃と新橋−藤沢間の運賃を路線情報システム400から取得する。
新宿−町田間および町田−藤沢間は、私鉄会社(以下、鉄道会社Oと呼ぶ。)の路線であり、新宿−町田間の運賃が360円、町田−藤沢間の運賃が300円である。新宿−新橋間は複数の路線があるが、最も安くて最も所要時間が短い路線は地下鉄会社(以下、鉄道会社Mと呼ぶ。)の路線であり、新宿−新橋間の運賃は190円である。新橋−藤沢間は、元国営鉄道会社(以下、鉄道会社Jと呼ぶ。)の路線であり、新橋−藤沢間の運賃は820円である。
正味給与算出部22は、各求人情報の正味給与を算出する。求人情報Aの正味給与は、1250×4−360−300=4340円であり、求人情報Bの正味給与は、1300×4−190−820=4190円であり、求人情報Cの正味給与は、1050×4=4200円である。表示制御部26は、複数の求人情報を正味給与が高い順に画面の上から表示させている。最も時給が高い求人情報Bは正味給与が最も低く、求人情報Aは正味給与が最も高いことが分かる。この例より、交通費が正味給与に及ぼす影響がかなり大きいことが分かる。
図3は、本発明の実施形態における具体例1を説明するための表示例2を示す。具体例1における表示例2は、ユーザ端末200の表示画面32を示す。応募検討者Aの設定や求人情報の内容は表示例1と同様である。当該表示例2では正味時給まで算出する。なお、以下の説明では勤務開始時刻の5分前に到着することを前提に電車の便を選択する設定にしている。また、帰りについては勤務終了時刻に最寄駅まで時間を足した時刻に、さらに5分足した時刻を帰りの出発駅からの出発可能時刻に設定している。勤務地とその最寄駅の行き帰りの移動時間に加えられる5分は、余裕時間として機能し、システムの設計者や管理者が設定することができる。余裕時間は0分から10分程度の間で経験則などにより決定することが可能である。また、応募検討者の徒歩スピードの違いなどを反映させるため、応募検討者がユーザ端末200から設定してもよい。
勤務時間取得部12は、各求人情報の勤務時間および勤務地と最寄駅との間の移動時間を取得する。移動時間取得部20は、勤務開始時刻、勤務地の最寄駅から勤務地までの移動時間および設定された余裕時間を参照して、行きの到着駅に到着する必要がある時刻を路線情報システム400に到着時刻として入力する。路線情報システム400は行きの電車の便を特定し、移動時間取得部20は行きの出発駅の出発時刻を取得する。また、勤務終了時刻、勤務地から勤務地の最寄駅までの移動時間および設定された余裕時間を参照して、帰りの出発駅から出発可能な時刻を路線情報システム400に出発時刻として入力する。路線情報システム400は帰りの電車の便を特定し、移動時間取得部20は帰りの到着駅の到着時刻を取得する。
正味勤務時間算出部24は、各求人情報の正味勤務時間を算出する。ここでは、正味勤務時間は、当該出発時刻から当該到着時刻までの時間とする。求人情報Aでは、勤務地に12:40分に到着しなければならず、そのために新宿駅発12:18の電車に乗らなければなならない。また、帰りは17:20分頃に町田駅に到着し、町田駅発17:30分発の電車に乗ることが可能であり、藤沢駅に17:56分に到着する。よって、求人情報Aの正味勤務時間は(17:56)−(12:01)=5.92時間(第3小数点以下四捨五入。)となる。
求人情報Bでは、勤務地に12:50分に到着しなければならず、そのために新宿駅発12:33の電車に乗らなければなならない。また、帰りは17:10分頃に新橋駅に到着し、新橋駅発17:11分発の電車に乗ることが可能であり、藤沢駅に17:56分に到着する。よって、求人情報Aの正味勤務時間は(17:56)−(12:33)=5.38時間(第3小数点以下四捨五入。)となる。
求人情報Cでは、勤務地に12:50分に到着しなければならず、そのために新宿駅発12:01の電車に乗らなければなならない。また、帰りは17:20分に町田駅に到着し、町田駅発17:15分発の電車に乗ることが可能であり、藤沢駅に17:54分に到着する。よって、求人情報Aの正味勤務時間は(17:54)−(12:18)=5.6時間となる。
正味給与算出部22は、各求人情報の正味時給を算出する。求人情報Aの正味時給は、4340/5.92=733円(小数点以下四捨五入。)となる。求人情報Bの正味時給は、4190/5.38=779円(小数点以下四捨五入。)となる。求人情報Cの正味時給は、4200/5.6=750円(小数点以下四捨五入。)となる。
表示制御部26は、複数の求人情報を正味時給が高い順に画面の上から表示させている。最も正味給与が高い求人情報Aは正味時給が最も低く、最も正味給与が低い求人情報Bは正味時給が最も高いことが分かる。これは、求人情報Aが勤務地と該勤務地の最寄駅との間の移動時間が長いため、移動時間全体が長くなってしまうことによる。また、求人情報Bの勤務地である新橋から藤沢までは距離は長いが鉄道会社Jの快速電車が通っており、比較的短時間で移動可能であることによる。応募検討者Aは、表示例2を参照して正味給与または正味時給を参考に仕事を選択することができる。時間の価値を重視する応募検討者は正味時給が高い仕事を選べばよく、キャッシュの絶対額を重視する応募検討者は正味給与が高い仕事を選べばよい。
図4は、本発明の実施形態における具体例2を説明するための表示例1を示す。具体例2における表示例1は、ユーザ端末200の表示画面40を示す。具体例2でも、自宅が藤沢にある応募検討者Aを想定するが、一日中勤務のアルバイトを検索する例を説明する。図4には求人情報Dが1件しか表示されていないが、複数の経路が記載された求人情報が複数表示されていてもよい。また、応募検討者Aが求人情報を1つに特定した後、その求人情報について複数の経路を表示させてもよい。
求人情報Dは、時給が1000円、勤務地が新宿、勤務時間が9:00〜17:00の8時間、交通費未支給および勤務地と該勤務地の最寄駅との間の移動時間が5分の仕事である。なお、勤務時間は休憩時間の1時間を引いた時間としている。藤沢−新宿間は、鉄道会社Oと鉄道会社Jが乗り入れる区間である。中心部と郊外とを結ぶ路線では、一般的に、私鉄は駅の間隔が短く目的地までの所要時間が長いが、運賃は安いという特徴がある。一方、旧国営鉄道は駅の間隔が長く所要時間が短いが、運賃は高いという特徴がある。鉄道会社Oは私鉄であり、所要時間が長いが運賃は安い。一方、鉄道会社Jは旧国営鉄道であり、所要時間が短いが運賃は高い。藤沢−新宿間の運賃は、鉄道会社Oが570円、鉄道会社Jが950円である。
給与取得部10は、求人情報Dの給与を取得し、勤務地取得部16は、求人情報Dの勤務地を取得する。応募検討者Aは、出発位置を藤沢駅、帰宅位置を新宿駅とユーザ端末200から入力する。交通費取得部18は、藤沢−新宿間の経路およびその経路の運賃を路線情報システム400から取得する。藤沢−新宿間の経路は複数存在するが、片道につき、運賃が最も安い経路と所要時間が最も短い経路の2経路を取得する。往復の場合、片道の2経路をそれぞれ組み合わせて4経路となる。なお、往復とも同じ経路に限定すると2経路となる。
正味給与算出部22は、求人情報Dの各経路の正味給与を算出する。求人情報Dの経路1の正味給与は、1000×8−570−570=6860円であり、経路2の正味給与は、1000×8−950−950=6100円であり、経路3の正味給与は、1000×8−570−950=6480円であり、経路4の正味給与は、1000×8−950−570=6480円である。
具体例2でも、勤務地とその最寄駅の行き帰りの移動時間に、それぞれ5分を余裕時間として加えてある。勤務時間取得部12は、求人情報Dの勤務時間および勤務地とその最寄駅との間の移動時間を取得する。移動時間取得部20は、勤務開始時刻、勤務地の最寄駅から勤務地までの移動時間および設定された余裕時間を参照して、行きの到着駅に到着する必要がある時刻を路線情報システム400に到着時刻として入力する。路線情報システム400は行きの電車を2便、すなわち最も運賃の安い便と最も所要時間が短い便を特定し、移動時間取得部20は行きの出発駅の出発時刻を2つ取得する。また、勤務終了時刻、勤務地からその最寄駅までの移動時間および設定された余裕時間を参照して、帰りの出発駅から出発可能な時刻を路線情報システム400に出発時刻として入力する。路線情報システム400は帰りの電車を2便、すなわち最も運賃の安い便と最も所要時間が短い便を特定し、移動時間取得部20は帰りの到着駅の到着時刻を2つ取得する。
正味勤務時間算出部24は、求人情報Dの各経路の正味勤務時間を算出する。求人情報Dでは、勤務地に8:50分に到着しなければならず、そのために経路1および経路3すなわち鉄道会社Oを利用する場合、藤沢駅発7:31の電車に乗らなければなならない。また、経路2および経路4すなわち鉄道会社Jを利用する場合、藤沢駅発7:46の電車に乗らなければなならない。
また、帰りは17:10分頃に新宿駅に到着し、経路1および経路4すなわち鉄道会社Oを利用する場合、新宿駅発18:21分発の電車に乗ることが可能であり、藤沢駅に19:21分に到着する。また、経路2および経路3すなわち鉄道会社Jを利用する場合、新宿駅発18:11分発の電車に乗ることが可能であり、藤沢駅に19:15分に到着する。よって、求人情報Dの経路1の正味勤務時間は(19:21)−(7:31)−1.0=10.83時間(第3小数点以下四捨五入。)となる。経路2の正味勤務時間は(19:15)−(7:46)−1.0=10.48時間(第3小数点以下四捨五入。)となる。経路3の正味勤務時間は(19:15)−(7:31)−1.0=10.73時間(第3小数点以下四捨五入。)となる。経路4の正味勤務時間は(19:21)−(7:46)−1.0=10.58時間(第3小数点以下四捨五入。)となる。
正味給与算出部22は、求人情報Dの各経路の正味時給を算出する。求人情報Dの経路1の正味時給は、6860/10.83=633円(小数点以下四捨五入。)となる。経路2の正味時給は、6100/10.48=582円(小数点以下四捨五入。)となる。経路3の正味時給は、6480/10.73=604円(小数点以下四捨五入。)となる。経路4の正味時給は、6480/10.58=612円(小数点以下四捨五入。)となる。
経路1が正味給与および正味時給のいずれも最も高い。これは、鉄道会社Oの運賃が鉄道会社Jの運賃よりかなり安いことによる。応募検討者Aは、求人情報Dに係る仕事をする場合、基本的に経路1を選択するとよい。ただ、朝が弱くて朝の1分は大きいと考える場合、経路4を選択するとよい。
図5は、本発明の実施形態における具体例2を説明するための表示例2を示す。具体例2における表示例2は、ユーザ端末200の表示画面42を示す。応募検討者Aの設定や求人情報の内容は表示例1と同様である。当該表示例2では定期区間が登録されることにより、正味交通費が当該表示例1と異なる。以下の説明では、応募検討者Aは渋谷の大学に通学しており、鉄道会社Jの藤沢−渋谷間の通学定期を所持しているものとする。
応募検討者Aは、保持する定期券の区間をユーザ端末200から登録する。定期券区間登録部28は、ユーザ端末200から登録された応募検討者の所持する定期券の区間を登録する。交通費取得部18は、藤沢−新宿間から、定期券区間登録部28により登録された藤沢−渋谷間を除いた区間、すなわち渋谷−新宿間の運賃を路線情報システム400から取得する。渋谷−新宿間の運賃は150円である。
正味給与算出部22は、登録された定期券の区間を参酌して、求人情報Dの各経路の正味給与を算出する。求人情報Dの経路1の正味給与は、1000×8−570−570=6860円である。経路2の正味給与は、1000×8−150−150=7700円である。経路3の正味給与は、1000×8−570−150=7280円である。経路4の正味給与は、1000×8−150−570=7280円である。
また、正味給与算出部22は、求人情報Dの各経路の正味時給を算出する。求人情報Dの経路1の正味時給は、6860/10.83=633円(小数点以下四捨五入。)となる。経路2の正味時給は、7700/10.48=735円(小数点以下四捨五入。)となる。経路3の正味時給は、7280/10.73=678円(小数点以下四捨五入。)となる。経路4の正味時給は、7280/10.58=688円(小数点以下四捨五入。)となる。
藤沢−渋谷間の定期券を保持している場合、経路2が正味給与および正味時給のいずれも最も高い。これは、もともと所要時間の短い鉄道会社Jの電車を割安の運賃で利用できることによる。応募検討者Aは、求人情報Dに係る仕事をする場合で、藤沢−渋谷間の定期券を保持している場合、経路2を選択するとよい。
次に、本発明の実施形態における仕事検索システム1000の動作について説明する。
図6は、本発明の実施形態における仕事検索システム1000の動作例1を説明するためのフローチャートである。まず、応募検討者は、ユーザ端末200に出発位置および帰宅位置を入力し、ユーザ端末200は、ネットワーク600を介して仕事検索装置100に送信する。応募検討者位置登録部14は、当該出発位置および到着位置を受信し、登録する(S10)。なお、当該出発位置および到着位置を応募検討者のプロフィール情報として図示しない応募検討者データベースに保存してもよい。当該プロフィール情報は、氏名、ユーザID、出発位置および帰宅位置を少なくとも含み、次回にアクセスされた際、それらの情報をひな形としてユーザ端末200の入力画面に表示させてもよい。
次に、給与取得部10は、登録されている求人情報から給与情報を取得し、勤務地取得部16は、当該求人情報から勤務地を取得する(S12)。交通費取得部18は、登録された出発位置の最寄駅、帰宅位置の最寄駅および取得された勤務地の最寄駅を路線情報システム400に入力し、往復の運賃を取得する(S14)。正味給与算出部22は、取得された給与から往復の運賃を差し引いて、正味給与を算出する(S16)。もちろん、交通費が全額支給される場合、運賃を差し引く必要がなく、一部支給される場合、運賃を差し引いた給与に一部支給される額を加えればよい。
表示すべきすべての求人情報について正味給与の算出が終了していない場合(S18のN)、ステップS12に遷移し、処理を継続する。すべての求人情報について正味給与の算出が終了した場合(S18のY)、表示制御部26は、正味給与を含む求人情報をユーザ端末200に表示させる(S19)。
以上の説明から明らかなように動作例1によれば、応募検討者は、複数の求人情報からいずれかを選択する際、給与情報からではなく、給与情報に交通費を加味して算出した正味給与を参照して選択できるため、実質的な現金収支の最もよい仕事を容易に選択することができる。また、この正味給与は、応募検討者の自宅や学校などの位置により変わる相対的なものであるため、求人主にとっても情報を開示しすぎることによって人材を集めづらくなるといった心配もない。逆に、勤務地から比較的近い位置にいる人材を集めやすくなるため、交通トラブルなどによる遅刻が減少することが期待できる。よって、応募検討者および求人主双方にメリットがある。
なお、ステップS10にて、応募検討者は、GPS電波受信部を備えるユーザ端末200を用いて現在位置を特定し、ユーザ端末200は、その位置情報を出発位置の代わりに仕事検索装置100に送信してもよい。その場合、応募検討者位置登録部14は、当該位置情報から最寄駅を特定して登録する。この変形例によれば、応募検討者は、土地勘のない場所からでも本システムを容易に利用することができる。また、GPS電波受信部を備えるユーザ端末200にナビゲーションアプリケーションが搭載されている場合、表示制御部26は、現在位置から最寄駅までの地図を当該ナビゲーションアプリケーションに表示させてもよい。これによれば、応募検討者は、土地勘のない場所でも最寄駅に早期に到達することができる。
図7は、本発明の実施形態における仕事検索システム1000の動作例2を説明するためのフローチャートである。まず、応募検討者は、ユーザ端末200に出発位置および帰宅位置を入力し、ユーザ端末200は、ネットワーク600を介して仕事検索装置100に送信する。応募検討者位置登録部14は、当該出発位置および到着位置を受信し、登録する(S20)。
次に、給与取得部10は、登録されている求人情報から給与情報を取得し、勤務地取得部16は、当該求人情報から勤務地を取得し、勤務時間取得部12は、当該求人情報から勤務時間および勤務地とその最寄駅との移動時間を取得する(S22)。交通費取得部18は、登録された出発位置の最寄駅、帰宅位置の最寄駅および取得された勤務地の最寄駅を路線情報システム400に入力し、往復の運賃を取得する。同様に、移動時間取得部20は、登録された出発位置の最寄駅、帰宅位置の最寄駅、取得された勤務地の最寄駅、取得された勤務時間および勤務地とその最寄駅との間の移動時間を参照し、路線情報システム400を利用して往復の移動時間を取得する(S24)。ステップS22およびステップS24の処理にて、交通費取得部18および移動時間取得部20は、路線情報システム400から複数の経路を取得する場合もある。
正味給与算出部22は、取得された給与から往復の運賃を差し引いて、正味給与を算出する(S26)。正味勤務時間算出部24は、取得された勤務時間、往復の移動時間および勤務地とその最寄駅との間の移動時間を合算して、正味勤務時間を算出する(S28)。正味給与算出部22は、正味給与を正味勤務時間で割って正味時給を算出する(S30)。
各求人情報のすべての経路について正味時給の算出が終了していない場合(S32のN)、ステップS26に遷移し、処理を継続する。すべての経路について正味時給の算出が終了した場合(S32のY)、表示すべきすべての求人情報について正味給与の算出が終了したか否か判断する(S34)。すべての求人情報について正味給与の算出が終了していない場合(S34のN)、ステップS22に遷移し、処理を継続する。すべての求人情報について正味給与の算出が終了した場合(S34のY)、表示制御部26は、正味時給を含む求人情報をユーザ端末200に表示させる(S36)。
以上の説明から明らかなように動作例2によれば、動作例1の効果に加えて、応募検討者は、複数の求人情報からいずれかを選択する際、正味時給を参照して選択できるため、実質的な拘束時間も加味して、現金収支の最もよい仕事を容易に選択することができる。また、出発地の最寄駅から勤務地の最寄駅までの経路および勤務地の最寄駅から帰宅地の最寄駅までの経路を組み合わせた経路が複数存在する場合、経路ごとに正味時給を算出するため、応募検討者は、時間的価値も加味して最もコストパフォーマンスの高い経路を容易に選択することができる。
なおステップS20にて、応募検討者は出発位置および帰宅位置に加えて、所持する定期券の区間を入力し、ユーザ端末200は、その定期券の区間も仕事検索装置100に送信してもよい。その場合、定期券区間登録部28は、その受信した定期券の区間を登録する。なお、この定期券の区間を上記プロフィール情報に含めてもよい。ステップS24にて、交通費取得部18が路線情報システム400から運賃を取得する際、当該定期券の区間を除いて、出発駅または到着駅を決定し、路線情報システム400に入力する。
この変形例によれば、定期券の区間分、運賃が安くなることを加味して、正味給与または正味時給を算出することができるため、複数の求人情報間における実質的な現金収支をよりきめ細やかに比較することができる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
例えば、運賃にタクシー代金を含めてもよい。夜間の仕事は時給が高いのが一般的である。しかしながら、最終電車が自宅の最寄駅まで到達しない場合、最終電車の終点駅から自宅までタクシーを利用する必要がある。この場合、交通費取得部180は、登録された帰宅位置および最終電車の終点駅の距離を地図情報システム500を参照して求める。図示しないタクシー料金データベースが仕事検索装置100内または外部に設けてあれば、求めた距離および時間帯をキーに当該タクシー料金データベースを参照することにより、最終電車の終点駅から自宅までの概算料金を求めることができる。なお、タクシー料金データベースは、移動距離および時間帯とタクシー代金を関連付けて管理する。なお、タクシー業界は時間帯によって割増料金を設定していることが一般的である。また、出願時現在、規制緩和によりタクシー料金は自由化されているが、同一圏内の総タクシー台数に対する各社の保持するタクシー台数の割合で、各社の料金を加重平均した額を上記データベースで使用する基準料金にすればよい。この変形例によれば、電車の走っていない時間に跨るまたは近接する勤務時間の仕事についても、その実質的なコストパフォーマンスも容易に求めることができる。
本発明の実施形態における仕事検索システムの構成を示す図である。 本発明の実施形態における具体例1を説明するための表示例1を示す図である。 本発明の実施形態における具体例1を説明するための表示例2を示す図である。 本発明の実施形態における具体例2を説明するための表示例1を示す図である。 本発明の実施形態における具体例2を説明するための表示例2を示す図である。 本発明の実施形態における仕事検索システムの動作例1を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態における仕事検索システムの動作例2を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10 給与取得部、 12 勤務時間取得部、 14 応募検討者位置登録部、 16 勤務地取得部、 18 交通費取得部、 20 移動時間取得部、 22 正味給与算出部、 24 正味勤務時間算出部、 26 表示制御部、 28 定期券区間登録部、 100 仕事検索装置、 200 ユーザ端末、 300 求人主端末、 400 路線情報システム、 500 地図情報システム、 600 ネットワーク、 1000 仕事検索システム。

Claims (7)

  1. 求人情報から給与情報を取得してメモリに書き込む給与取得部と、
    前記求人情報に係る勤務地を取得してメモリに書き込む勤務地取得部と、
    前記求人情報に対して応募を検討している者の出発位置および帰宅位置をメモリに登録する応募検討者位置登録部と、
    メモリから前記勤務地ならびに前記出発位置および前記帰宅位置を読み出し、前記勤務地と前記出発位置との間の交通費および前記勤務地と前記帰宅位置との間の交通費を取得してメモリに書き込む交通費取得部と、
    メモリから前記給与情報および前記交通費を読み出して、前記応募を検討している者にとっての正味給与を算出する正味給与算出部と、
    を備えることを特徴とする仕事検索装置。
  2. 前記正味給与算出部は、複数の求人情報のそれぞれについて前記正味給与を算出し、
    前記正味給与算出部により算出された複数の正味給与を高い順に並べて、前記応募を検討している者の端末に表示させる表示制御部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の仕事検索装置。
  3. 前記求人情報から勤務時間を取得してメモリに書き込む勤務時間取得部と、
    メモリから前記勤務地ならびに前記出発位置および前記帰宅位置を読み出し、前記勤務地と前記出発位置との間の移動時間および前記勤務地と前記帰宅位置との間の移動時間を取得してメモリに書き込む移動時間取得部と、
    メモリから前記勤務時間および前記移動時間を読み出し、前記応募を検討している者にとっての正味勤務時間を算出する正味勤務時間算出部と、をさらに備え、
    前記正味給与算出部は、前記正味給与および前記正味勤務時間を参照して、正味時給を算出し、
    前記表示制御部は、前記正味給与算出部により算出された正味時給を前記端末に表示させることを特徴とする請求項2に記載の仕事検索装置。
  4. 前記応募検討者位置登録部は、前記応募を検討している者の携帯する端末が受信したGPS電波に基づく位置情報を前記端末から受信し、その位置情報で特定される位置の最寄駅を前記出発位置としてメモリに登録することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の仕事検索装置。
  5. 前記交通費取得部は、出発駅および到着駅を入力することにより少なくともその区間の運賃および経路を出力する路線情報システムと連携し、前記出発位置の最寄駅を前記出発駅に入力し、前記勤務地の最寄駅を前記到着駅に入力して、前記経路ごとに行きの運賃を取得してメモリに書き込み、前記勤務地の最寄駅を前記出発駅に入力し、前記帰宅位置の最寄駅を前記到着駅に入力して、前記経路ごとに帰りの運賃を取得してメモリに書き込み
    前記正味給与算出部は、メモリから前記行きの運賃および前記帰りの運賃を経路ごとに読み出し、行きの経路および帰りの経路を組合せた経路ごとに正味給与を算出することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の仕事検索装置。
  6. 前記交通費取得部および前記移動時間取得部は、出発駅、到着駅および出発時刻または到着時刻を入力することにより少なくともその区間の運賃、所要時間および経路を出力する路線情報システムと連携し、前記出発位置の最寄駅を前記出発駅に入力し、前記勤務地の最寄駅を前記到着駅に入力し、前記勤務地の最寄駅から該勤務地までの移動時間を加味した勤務開始時刻を前記到着時刻に入力して、前記経路ごとに行きの運賃および所要時間を取得してメモリに書き込み、前記勤務地の最寄駅を前記出発駅に入力し、前記帰宅位置の最寄駅を前記到着駅に入力し、前記勤務地から該勤務地の最寄駅までの移動時間を加味した勤務終了時刻を前記出発時刻に入力し、前記経路ごとに帰りの運賃および所要時間を取得してメモリに書き込み
    前記正味勤務時間算出部は、メモリから前記行きの所要時間および前記帰りの所要時間を経路ごとに読み出し、行きの経路および帰りの経路を組合せた経路ごとに正味勤務時間を算出し、
    前記正味給与算出部は、メモリから前記行きの運賃および前記帰りの運賃を前記交通費として経路ごとに読み出し、行きの経路および帰りの経路を組合せた経路ごとに正味給与を算出し、該正味給与および対応する経路の正味勤務時間を参照して、前記経路ごとの正味時給を算出することを特徴とする請求項3に記載の仕事検索装置。
  7. 前記応募を検討している者の所持する定期券の区間をメモリに登録する定期券区間登録部をさらに備え、
    前記交通費取得部は、メモリから前記定期券の区間を読み出し、前記出発駅と前記到着駅との間の区間から、前記定期券の区間を除いた区間の運賃を前記路線情報システムから取得することを特徴とする請求項5または6に記載の仕事検索装置。
JP2006170718A 2006-06-20 2006-06-20 仕事検索装置 Expired - Fee Related JP4812536B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006170718A JP4812536B2 (ja) 2006-06-20 2006-06-20 仕事検索装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006170718A JP4812536B2 (ja) 2006-06-20 2006-06-20 仕事検索装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008003726A JP2008003726A (ja) 2008-01-10
JP4812536B2 true JP4812536B2 (ja) 2011-11-09

Family

ID=39008065

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006170718A Expired - Fee Related JP4812536B2 (ja) 2006-06-20 2006-06-20 仕事検索装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4812536B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101839210B1 (ko) * 2016-05-26 2018-03-15 고예성 구인 구직 정보 제공 방법 및 장치

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6850527B2 (ja) * 2014-12-10 2021-03-31 株式会社タレンティオ 採用支援装置、採用支援方法、およびプログラム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002189875A (ja) * 2000-07-06 2002-07-05 Mitsukoshi Ltd 人的資源活用システム
JP2002073868A (ja) * 2000-08-30 2002-03-12 Hitachi Zosen Information Systems Co Ltd 求人情報検索システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101839210B1 (ko) * 2016-05-26 2018-03-15 고예성 구인 구직 정보 제공 방법 및 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008003726A (ja) 2008-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107506864B (zh) 一种客运巴士路线规划方法和装置
US9159238B2 (en) Location-aware selection of public transportation
US11182871B2 (en) System and apparatus for ridesharing
JP4538536B2 (ja) 経路探索装置および経路探索方法
JP4538538B2 (ja) 経路探索装置および経路探索方法
KR20020009394A (ko) 여행 정보 배신 시스템
KR20130006036A (ko) 스마트 여행 스케줄링 서비스 제공 시스템
US20150127391A1 (en) Comprehensive carbon footprint determination and offset for multi-point, multi-modal, mixed activity travel
Wolf et al. Applying GPS data to understand travel behavior
JP4812536B2 (ja) 仕事検索装置
Canca et al. A methodology for schedule‐based paths recommendation in multimodal public transportation networks
Sobolevsky et al. Impact of bike sharing in New York city
Miwa et al. Efficiency of routing and scheduling system for small and medium size enterprises utilizing vehicle location data
JP4504440B2 (ja) 情報処理装置および経路処理方法
JP2018181359A (ja) 情報処理システム、情報処理サーバ、情報処理方法、および、情報処理プログラム
KR102236464B1 (ko) 택시 승차 공유 방법
KR20210070000A (ko) 스마트 여행일정관리서비스 시스템
Aditjandra Review of international journey planning system to welcoming MaaS
JP4500365B2 (ja) 情報処理装置および経路処理方法
Hermawan Transportation Network Companies'(TNC) Impacts and Potential on Airport Access
Fan et al. A Comprehensive Regional Accessibility Model Based on Actual Routes-of-Travel: A Proposal with Multiple Online Data
ABUSALIM Accuracy and Effectiveness of GTFS Transit Feeds for Trip Planning in Public Transit Networks
JP2018088243A (ja) 情報処理装置およびコンピュータプログラム
JP2018205986A (ja) 情報処理システム、情報処理プログラム、情報処理装置及び情報処理方法
JP6364535B2 (ja) 情報処理システム、情報処理サーバ、情報処理方法、および、情報処理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110628

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110805

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110823

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110823

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4812536

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140902

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees