JP4808331B2 - Stent - Google Patents

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JP4808331B2
JP4808331B2 JP2001151546A JP2001151546A JP4808331B2 JP 4808331 B2 JP4808331 B2 JP 4808331B2 JP 2001151546 A JP2001151546 A JP 2001151546A JP 2001151546 A JP2001151546 A JP 2001151546A JP 4808331 B2 JP4808331 B2 JP 4808331B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は一般に生体に移植するためのステントに関する。
【0002】
【従来の技術】
ステントとは、血管あるいは他の生体内管腔が狭窄もしくは閉塞することによって生じる様々な疾患を治療するために、その狭窄もしくは閉塞部位を拡張し、その管腔サイズを維持するためにそこに留置する医療用具であって、1本の線状の金属もしくは高分子材料からなるコイル状のステントからなるもの、金属チューブをレーザーによって切り抜いて加工したもの、線状の部材をレーザーによって溶接して組み立てたもの、複数の線状金属を織って作ったもの等がある。
【0003】
これらのものはステントをマウントしたバルーンによって拡張されるものと、外部からの拡張を抑制する部材を取り除くことによって自ら拡張していくものとに分類することが出来る。この内、バルーンによって拡張されるステントは、広げようとする管状組織の状態やステントの機械的な強度によって拡張圧を調整して用いられる。
【0004】
近年、特に心臓や頚動脈の血管形成術に対してこれらのステントが多用されるようになってきている。
【0005】
特公平4−6377号には、拡張させた後、構成要素が連続した菱形形状となるステントが記載されている。このステントは、血管が収縮しようとする力に対する抵抗が非常に大きいという利点があった。しかしながら、このステントは非拡張時に軸方向での柔軟性に欠けため、屈曲した血管に挿入するのが非常に困難であり、かつ血管内部を損傷してしまう可能性もあった。また、拡張後においても軸方向柔軟性に欠けるために、屈曲した血管に移植した場合に、血管に過剰な刺激を与えてしまい再狭窄を促進してしまう問題点があった。また、拡張の際に、ステント軸方向長さが収縮してしまい、血管の狭窄全体を拡張しずらい等の問題があった。
【0006】
また、特公平7−24688号には、ワイヤーをジグザグ状に変形させ、これを更に円筒形状になるように螺旋状に巻いたステントが記載されている。このステントは、軸方向の柔軟性に富んでおり、屈曲した血管への挿入性に優れている。しかしながら、血管が収縮しようとする力に対する抵抗が非常に小さく、血管が収縮しようとする圧力により収縮しやすいという問題があった。また、目的とする径まで拡張させる際に、ステントのストラットを均一に拡張させることが困難であり、同一周内でも部分的に大きく拡張する部分と、あまり拡張しない部分が出来やすいという問題点があった。このような不均一な拡張をしてしまうと、ストラットが大きく開いた部分からは管状組織の内皮組織が大きくはみ出してきてしまい、再狭窄の原因となってしまうことがある。また、不均一拡張がひどい場合は、断面的に真円を維持できなくなってしまうこともある。この問題を解決するために、ステントをマウントするバルーンの折り畳みの方法の工夫がなされているが、それでも十分に均一拡張させることは困難である。別な方法では、バルーン表面に均一拡張しやすいような部材を張り付ける等の工夫が試みられているが、バルーンのプロファイルが大きくなってしまい、ステントを目的とする部位までデリバリーさせることが困難になるという問題が生じている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
これらの状況を鑑み本発明が解決しようとするところは、ステント拡張前は軸方向に柔軟で、かつ、ステント拡張の際に、ステント軸方向長さが収縮がなく、拡張後は血管が収縮しようとする力に対する抵抗が非常に大きく、またステントのストラットを均一に拡張させることが可能であるステントを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
[1]略管状体に形成されかつ略管状体の内部より半径方向に伸張可能なステントであって、前記ステントを構成する基本要素が略平行四辺形であり、該平行四辺形として、短辺と長辺を有する少なくとも第1〜第4の平行四辺形がそれぞれ存在しており、
第1の平行四辺形の短辺は第2の平行四辺形の長辺に接し、
第2の平行四辺形の短辺は第3の平行四辺形の長辺に接し、
第3の平行四辺形の短辺は第4の平行四辺形の長辺に接し、
第4の平行四辺形の短辺は第1の平行四辺形の長辺に接し、
第1の平行四辺形と第3の平行四辺形は長辺の方向が同じであり、
第2の平行四辺形と第4の平行四辺形は長辺の方向が同じであり、
第1の平行四辺形と第2の平行四辺形は長辺の方向が異なり、
第2の平行四辺形と第4の平行四辺形は前記ステントの軸方向に連接されており、
第1の平行四辺形と第3の平行四辺形は第2の平行四辺形または第4の平行四辺形を挟んで前記ステントの周方向に離間していることを特徴とするステントを提供する。
【0010】
テント拡張前においては略平行四辺形要素の各辺がステント軸線方向に略平行であり、ステント拡張後においては略平行四辺形要素の各辺がステント軸線方向に対して角度を有することを特徴とする[1]のステントを提供する。
【0011】
]略平行四辺形要素が略直線ストラットと略波形ストラットから構成されており、略波形ストラットは、少なくとも該平行四辺形の4つの頂点にそれぞれ配置されていることを特徴とする[1]もしくは[]のステントを提供する。
【0012】
]ステント軸方向に異なる面積の略平行四辺形を配置した[]のステントを提供する。
【0013】
]ステント軸方向に、異なるストラットの幅、ストラットの厚み、もしくはその両方を組み合わせた[]もしくは[]のステントを提供する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係るステントの実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0015】
図1は本発明に係るステント1の平面図である。ステント1は略管状体に形成されかつ略管状体の内部より半径方向に伸張可能なステントであって、前記ステントを構成する基本要素が略平行四辺形であり、前記略平行四辺形要素が互い違いに組み合わされてステント1を構成している。ここでいう略平行四辺形要素が互い違いに組み合わされたとは、平面図で見た場合に、互いに異なる方向で並ぶ略平行四辺形要素が存在し、それらが相互に組み合わさって構成されたことを言う。ステント両端部をステント軸方向と略直交する半径断面に調整するために、ステント両端部のみに略平行四辺形要素以外の要素を含むことがある。
【0016】
略平行四辺形要素から構成することで、従来ステントと比較して接続箇所を減らすことができ、ステント拡張前では高い柔軟性を得ることができると共に、ステント拡張後には略平行四辺形要素が互い違いに組み合わされることにより高いラジアルフォースを有する。つまり、前記略平行四辺形要素は、ステントの拡張前後でステント軸方向となす角度が変化し、拡張前においての略平行四辺形要素とステント軸方向とが形成する角度は、拡張後においての略平行四辺形要素とステント軸方向とが形成する角度よりも小さい。従って、従来ステントと比較して接続箇所を減らすことができることと併せて、ステント拡張前においては高いステント軸方向柔軟性を有するとともに、ステント拡張後においてはラジアルフォースが高い、という2つの性能を両立できる。ここで、ラジアルフォースとは、血管が収縮しようとする力に対する抵抗を表す。ラジアルフォースが低いと血管が収縮しようとする力に対する抵抗が低く、血管が収縮しようとする力に対してステントが縮径してしまい、血流を阻害し、最悪の場合は再狭窄を招く場合があり、高いラジアルフォースが必要とされる。
【0017】
ステント1は略平行四辺形要素が均一に配置されるため、ステントのストラットを均一に拡張させることが可能である。
【0018】
ステント1の軸方向に並べる略平行四辺形の個数を少なくすれば、高いステント軸方向柔軟性が得られるが、ラジアルフォースが低くなる。また前記略平行四辺形の個数を多くすれば、高いラジアルフォースが得られるが、ステント軸方向柔軟性が低くなる。好適なステント軸方向柔軟性と高いラジアルフォースを得るためには、ステント1の軸方向に並べる略平行四辺形の個数が、ステント軸方向長さ20mmあたりに7個以上11個以下であり、さらに好ましくは8個以上10個以下である。
【0019】
図2は本発明に係るステント2の平面図である。ステント2は略管状体に形成されかつ略管状体の内部より半径方向に伸張可能なステントであって、前記ステントを構成する基本要素が略平行四辺形であり、前記略平行四辺形要素が互い違いに組み合わされてステント2を構成しており、略平行四辺形要素が略直線ストラット21と略波形ストラット22から構成される。ここでいう略平行四辺形要素が互い違いに組み合わされたとは、平面図で見た場合に、互いに異なる方向で並ぶ略平行四辺形要素が存在し、それらが相互に組み合わさって構成されたことを言う。ステント両端部をステント軸方向と略直交する半径断面に調整するために、ステント両端部のみに略平行四辺形要素以外の要素を含むことがある。
【0020】
略平行四辺形要素から構成することで、従来ステントと比較して接続箇所を減らすことができ、ステント拡張前では高い柔軟性を得ることができると共に、ステント拡張後には略平行四辺形要素が互い違いに組み合わされることにより高いラジアルフォースを有する。つまり、前記略平行四辺形要素は、ステントの拡張前後でステント軸方向となす角度が変化し、拡張前においての略平行四辺形要素とステント軸方向とが形成する角度は、拡張後においての略平行四辺形要素とステント軸方向とが形成する角度よりも小さい。従って、従来ステントと比較して接続箇所を減らすことができることと併せて、ステント拡張前においては高いステント軸方向柔軟性を有するとともに、ステント拡張後においてはラジアルフォースが高い、という2つの性能を両立できる。
【0021】
また、略平行四辺形要素が略波形ストラット22を有するために、ステント拡張前においてより高いステント軸方向柔軟性を得ることができると共に、略波形ストラット22が軸方向に伸縮することで、拡張の際のステント軸方向長さの収縮を防止できる。
【0022】
ステント2は略平行四辺形要素が均一に配置されるため、ステントのストラットを均一に拡張させることが可能である。
【0023】
ステント2の軸方向に並べる略平行四辺形の個数を少なくすれば、高いステント軸方向柔軟性が得られるが、ラジアルフォースが低くなる。また前記略平行四辺形の個数を多くすれば、高いラジアルフォースが得られるが、ステント軸方向柔軟性が低くなる。好適なステント軸方向柔軟性と高いラジアルフォースを得るためには、ステント2の軸方向に並べる略平行四辺形の個数が、ステント軸方向長さ20mmあたりに5個以上9個以下であり、さらに好ましくは6個以上8個以下である。
【0024】
図3は本発明に係るステント3のステント拡張後の平面図であり、図4は前記ステント3の拡張前の平面図である。ステント3は略管状体に形成されかつ略管状体の内部より半径方向に伸張可能なステントであって、前記ステントを構成する基本要素が略平行四辺形であり、前記略平行四辺形要素が互い違いに組み合わされてステント3を構成していおり、略平行四辺形要素が略直線ストラット31と略波形ストラット32から構成される。ここでいう略平行四辺形要素が互い違いに組み合わされたとは、平面図で見た場合に、互いに異なる方向で並ぶ略平行四辺形要素が存在し、それらが相互に組み合わさって構成されたことを言う。ステント両端部をステント軸方向と略直交する半径断面に調整するために、ステント両端部のみに略平行四辺形要素以外の要素を含むことがある。またステント3は、ステント拡張前においては略平行四辺形要素の各辺がステント軸線方向に略平行であり(図4)、ステント拡張後においては略平行四辺形要素の各辺がステント軸線方向に対して角度を有する(図3)。
【0025】
略平行四辺形要素から構成することで、従来ステントと比較して接続箇所を減らすことができ、ステント拡張前では高い柔軟性を得ることができると共に、ステント拡張後には略平行四辺形要素が互い違いに組み合わされることにより高いラジアルフォースを有する。つまり、前記略平行四辺形要素は、ステントの拡張前後でステント軸方向となす角度が変化し、ステント拡張前においては略平行四辺形要素の各辺がステント軸線方向に略平行であり(図4)、ステント拡張後においては略平行四辺形要素の各辺がステント軸線方向に対して角度を有することにより、従来ステントと比較して、ステント拡張前においては高いステント軸方向柔軟性を有するとともに、ステント拡張後においてはラジアルフォースが高い、という2つの性能を両立できる。
【0026】
また、略平行四辺形要素が略波形ストラット32を有するために、ステント拡張前においてより高いステント軸方向柔軟性を得ることができると共に、略波形ストラット32が軸方向に伸縮することで、拡張の際のステント軸方向長さの収縮を防止できる。
【0027】
ステント3は略平行四辺形要素が均一に配置されるため、ステントのストラットを均一に拡張させることが可能である。
【0028】
ステント3の軸方向に並べる略平行四辺形の個数を少なくすれば、高いステント軸方向柔軟性が得られるが、ラジアルフォースが低くなる。また前記略平行四辺形の個数を多くすれば、高いラジアルフォースが得られるが、ステント軸方向柔軟性が低くなる。好適なステント軸方向柔軟性と高いラジアルフォースを得るためには、ステント2の軸方向に並べる略平行四辺形の個数が、ステント軸方向長さ20mmあたりに5個以上9個以下であり、さらに好ましくは6個以上8個以下である。
【0029】
本発明に係るステントはステント軸方向に、異なる面積の略平行四辺形を配置することで、ステント軸方向でことなる柔軟性、ラジアルフォースを得ることができ、前記略平行四辺形の各面積は、ステントの径、長さにあわせて好適なものとすることができる。
【0030】
本発明に係るステントはステント軸方向に、異なるストラットの幅、ストラットの厚み、もしくはその両方を組み合わせることにより、ステント軸方向でことなる柔軟性、ラジアルフォースを得ることができ、前記ストラットの幅、ストラットの厚みは、ステントの径、長さにあわせて好適なものとすることができる。
【0031】
本発明に係るステントは、適切な剛性かつ弾性を有するステンレス鋼、Ni−Ti合金、Cu−Al−Mn合金等の金属、適切な剛性かつ弾性を有する高分子素材で作製することが可能である。
【0032】
本発明に係るステントは、保護材料のプレーティング、医薬品の含浸及び材料でのカバーのうちいずれかにより仕上げられても良い。
【0033】
本発明に係るステントに、動脈内膜肥厚を抑制し得る薬剤、もしくは血管平滑筋細胞の増殖を抑制し得る薬剤、抗血小板薬(アスピリン、ヘパリン、抗トロンビン製剤、ジピリミダモール等)、抗炎症薬(ステロイド等)を付着・コーティングすることが可能である。
【0034】
【発明の効果】
本発明により、軸方向に柔軟で、かつ、拡張の際に、ステント軸方向長さが収縮がなく、血管が収縮しようとする力に対する抵抗が非常に大きく、ステントのストラットを均一に拡張させることが可能であるステントが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るステント1の平面図
【図2】本発明に係るステント2の平面図
【図3】本発明に係るステント3のステント拡張後の平面図
【図4】本発明に係るステント3の拡張前の平面図
【符号の説明】
21、31:略直線ストラット
22、32:略波形ストラット
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention generally relates to a stent for implantation in a living body.
[0002]
[Prior art]
Stents are used to treat various diseases caused by stenosis or occlusion of blood vessels or other in-vivo lumens, to expand the stenosis or occlusion site and to maintain the size of the lumen. A medical device comprising a coiled stent made of a single linear metal or polymer material, a metal tube cut out and processed by a laser, and a linear member assembled by welding with a laser And those made by weaving multiple linear metals.
[0003]
These can be classified into those that are expanded by a balloon mounted with a stent and those that are expanded by removing a member that suppresses expansion from the outside. Among these, the stent expanded by the balloon is used by adjusting the expansion pressure according to the state of the tubular tissue to be expanded and the mechanical strength of the stent.
[0004]
In recent years, these stents have been frequently used especially for angioplasty of the heart and carotid artery.
[0005]
Japanese Examined Patent Publication No. 4-6377 describes a stent that, after being expanded, has a rhombus shape with continuous components. This stent had the advantage that it was very resistant to the forces that the blood vessels were trying to contract. However, since this stent lacks axial flexibility when not expanded, it is very difficult to insert into a bent blood vessel, and the inside of the blood vessel may be damaged. In addition, since there is a lack of flexibility in the axial direction even after expansion, there is a problem that, when transplanted into a bent blood vessel, excessive stimulation is given to the blood vessel to promote restenosis. Further, when expanding, the stent axial length contracts, and it is difficult to expand the entire stenosis of the blood vessel.
[0006]
Japanese Patent Publication No. 7-24688 describes a stent in which a wire is deformed in a zigzag shape and spirally wound so as to be further cylindrical. This stent is rich in axial flexibility and excellent in insertion into a bent blood vessel. However, there is a problem that the resistance to the force with which the blood vessel attempts to contract is very small, and the blood vessel tends to contract due to the pressure with which the blood vessel attempts to contract. In addition, when expanding to the target diameter, it is difficult to uniformly expand the struts of the stent, and there is a problem that it is easy to make a part that expands greatly even within the same circumference and a part that does not expand much. there were. If such uneven expansion is performed, the endothelial tissue of the tubular tissue protrudes greatly from the portion where the struts are largely opened, which may cause restenosis. In addition, when the non-uniform expansion is severe, it may become impossible to maintain a perfect circle in cross section. In order to solve this problem, a method of folding a balloon for mounting a stent has been devised, but it is still difficult to uniformly expand the balloon. In another method, attempts have been made to attach a member that easily expands uniformly to the balloon surface, but the balloon profile becomes large, making it difficult to deliver the stent to the target site. The problem of becoming.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
In view of these circumstances, the present invention intends to solve the problem that the stent is flexible in the axial direction before stent expansion, and the stent axial length does not contract during stent expansion, and the blood vessel contracts after expansion. It is an object of the present invention to provide a stent that has a very large resistance to the force and can expand the struts of the stent uniformly.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
[1] it is formed into a substantially tubular body and a expandable stent in the radial direction from the inside of the substantially tubular body, Ri substantially parallelogram der primitives constituting the stent, as the parallelogram, the short There are at least first to fourth parallelograms each having a side and a long side,
The short side of the first parallelogram touches the long side of the second parallelogram,
The short side of the second parallelogram touches the long side of the third parallelogram,
The short side of the third parallelogram touches the long side of the fourth parallelogram,
The short side of the fourth parallelogram touches the long side of the first parallelogram,
The first parallelogram and the third parallelogram have the same long side direction,
The second parallelogram and the fourth parallelogram have the same long side direction,
The first parallelogram and the second parallelogram have different long sides,
The second parallelogram and the fourth parallelogram are connected in the axial direction of the stent;
The first parallelogram and the third parallelogram are separated from each other in the circumferential direction of the stent by sandwiching the second parallelogram or the fourth parallelogram .
[0010]
[2] is substantially parallel sides of the parallelogram elements in the stent axial direction in front scan stent expansion, each side of the substantially parallelogram element has an angle relative to the stent axis direction after the stent expansion The stent according to [1] is provided.
[0011]
[ 3 ] The substantially parallelogram elements are composed of substantially straight struts and substantially corrugated struts, and the substantially corrugated struts are arranged at at least four vertices of the parallelogram, respectively [1] Alternatively, a [ 2 ] stent is provided.
[0012]
[ 4 ] The stent according to [ 3 ] in which substantially parallelograms having different areas are arranged in the stent axial direction.
[0013]
[ 5 ] A stent according to [ 3 ] or [ 4 ] is provided in which different strut widths, strut thicknesses, or both are combined in the axial direction of the stent.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of a stent according to the present invention will be described with reference to the drawings.
[0015]
FIG. 1 is a plan view of a stent 1 according to the present invention. The stent 1 is a stent that is formed in a substantially tubular body and is radially expandable from the inside of the substantially tubular body, and the basic elements constituting the stent are substantially parallelograms, and the substantially parallelogram elements are staggered. The stent 1 is configured in combination. The term “substantially parallelogram elements” combined here means that there are substantially parallelogram elements arranged in different directions when viewed in a plan view, and these elements are combined with each other. To tell. In order to adjust the both ends of the stent to a radial cross section substantially orthogonal to the stent axial direction, only the both ends of the stent may include elements other than the substantially parallelogram elements.
[0016]
Composing from substantially parallelogram elements can reduce the number of connection points compared to conventional stents, and can provide high flexibility before stent expansion, and substantially parallelogram elements are staggered after stent expansion. When combined with this, it has a high radial force. That is, the angle formed between the substantially parallelogram element and the stent axis direction before and after expansion of the stent changes, and the angle formed between the substantially parallelogram element and the stent axis direction before expansion is substantially equal to that after expansion. The angle formed by the parallelogram element and the stent axial direction is smaller. Therefore, in addition to being able to reduce the number of connection points compared with conventional stents, it has both the high performance in the axial direction before stent expansion and high radial force after stent expansion. it can. Here, the radial force represents a resistance to a force that the blood vessel tends to contract. When the radial force is low, the resistance to the force that the blood vessel tries to contract is low, and the stent contracts against the force that the blood vessel tries to contract, obstructing the blood flow, and in the worst case, it causes restenosis And a high radial force is required.
[0017]
Since the stent 1 has the substantially parallelogram elements arranged uniformly, the stent struts can be expanded uniformly.
[0018]
If the number of substantially parallelograms arranged in the axial direction of the stent 1 is reduced, high stent axial flexibility is obtained, but the radial force is lowered. Further, if the number of the substantially parallelograms is increased, a high radial force can be obtained, but the stent axial flexibility is lowered. In order to obtain a suitable stent axial flexibility and high radial force, the number of substantially parallelograms arranged in the axial direction of the stent 1 is 7 or more and 11 or less per 20 mm in the stent axial length, Preferably they are 8 or more and 10 or less.
[0019]
FIG. 2 is a plan view of the stent 2 according to the present invention. The stent 2 is a stent that is formed in a substantially tubular body and is radially expandable from the inside of the substantially tubular body, wherein the basic elements constituting the stent are substantially parallelograms, and the substantially parallelogram elements are staggered. The substantially parallelogram-shaped element is composed of a substantially straight strut 21 and a substantially wavy strut 22. The term “substantially parallelogram elements” combined here means that there are substantially parallelogram elements arranged in different directions when viewed in a plan view, and these elements are combined with each other. To tell. In order to adjust the both ends of the stent to a radial cross section substantially orthogonal to the stent axial direction, only the both ends of the stent may include elements other than the substantially parallelogram elements.
[0020]
Composing from substantially parallelogram elements can reduce the number of connection points compared to conventional stents, and can provide high flexibility before stent expansion, and substantially parallelogram elements are staggered after stent expansion. When combined with this, it has a high radial force. That is, the angle formed between the substantially parallelogram element and the stent axis direction before and after expansion of the stent changes, and the angle formed between the substantially parallelogram element and the stent axis direction before expansion is substantially equal to that after expansion. The angle formed by the parallelogram element and the stent axial direction is smaller. Therefore, in addition to being able to reduce the number of connection points compared with conventional stents, it has both the high performance in the axial direction before stent expansion and high radial force after stent expansion. it can.
[0021]
In addition, since the substantially parallelogram element has the substantially corrugated strut 22, higher stent axial flexibility can be obtained before the stent expansion, and the substantially corrugated strut 22 expands and contracts in the axial direction. The contraction of the axial length in the stent can be prevented.
[0022]
Since the stent 2 has the substantially parallelogram elements arranged uniformly, the stent struts can be expanded uniformly.
[0023]
If the number of substantially parallelograms arranged in the axial direction of the stent 2 is reduced, high stent axial flexibility is obtained, but the radial force is lowered. Further, if the number of the substantially parallelograms is increased, a high radial force can be obtained, but the stent axial flexibility is lowered. In order to obtain a suitable stent axial flexibility and high radial force, the number of substantially parallelograms arranged in the axial direction of the stent 2 is 5 or more and 9 or less per 20 mm in the axial length of the stent. Preferably they are 6 or more and 8 or less.
[0024]
FIG. 3 is a plan view of the stent 3 according to the present invention after the stent is expanded, and FIG. 4 is a plan view of the stent 3 before the expansion. The stent 3 is a stent that is formed in a substantially tubular body and is radially expandable from the inside of the substantially tubular body, wherein the basic elements constituting the stent are substantially parallelograms, and the substantially parallelogram elements are staggered. The substantially parallelogram-shaped element is composed of a substantially straight strut 31 and a substantially wavy strut 32. The term “substantially parallelogram elements” combined here means that there are substantially parallelogram elements arranged in different directions when viewed in a plan view, and these elements are combined with each other. To tell. In order to adjust the both ends of the stent to a radial cross section substantially orthogonal to the stent axial direction, only the both ends of the stent may include elements other than the substantially parallelogram elements. Further, in the stent 3, each side of the substantially parallelogram element is substantially parallel to the stent axis direction before the stent expansion (FIG. 4), and each side of the substantially parallelogram element is in the stent axis direction after the stent expansion. It has an angle to it (Fig. 3).
[0025]
Composing from substantially parallelogram elements can reduce the number of connection points compared to conventional stents, and can provide high flexibility before stent expansion, and substantially parallelogram elements are staggered after stent expansion. When combined with this, it has a high radial force. That is, the angle formed between the substantially parallelogram element and the stent axis direction before and after the expansion of the stent changes, and each side of the approximately parallelogram element is approximately parallel to the stent axis direction before the stent expansion (FIG. 4). ), After the stent expansion, each side of the substantially parallelogram element has an angle with respect to the stent axial direction, so that it has a high stent axial flexibility before stent expansion compared to the conventional stent, The two performances of high radial force after stent expansion can be achieved.
[0026]
In addition, since the substantially parallelogram element has the substantially corrugated struts 32, it is possible to obtain higher stent axial flexibility before stent expansion, and the substantially corrugated struts 32 expand and contract in the axial direction, thereby expanding the stent. The contraction of the axial length in the stent can be prevented.
[0027]
Since the stent 3 has the substantially parallelogram elements arranged uniformly, the stent struts can be expanded uniformly.
[0028]
If the number of substantially parallelograms arranged in the axial direction of the stent 3 is reduced, high stent axial flexibility is obtained, but the radial force is lowered. Further, if the number of the substantially parallelograms is increased, a high radial force can be obtained, but the stent axial flexibility is lowered. In order to obtain a suitable stent axial flexibility and high radial force, the number of substantially parallelograms arranged in the axial direction of the stent 2 is 5 or more and 9 or less per 20 mm in the axial length of the stent. Preferably they are 6 or more and 8 or less.
[0029]
In the stent according to the present invention, by arranging substantially parallelograms having different areas in the stent axial direction, flexibility and radial force different in the stent axial direction can be obtained, and each area of the substantially parallelogram is It can be made suitable according to the diameter and length of the stent.
[0030]
The stent according to the present invention can obtain different flexibility and radial force in the stent axial direction by combining different strut widths, strut thicknesses, or both in the stent axial direction, and the strut width, The thickness of the strut can be made suitable for the diameter and length of the stent.
[0031]
The stent according to the present invention can be made of a metal such as stainless steel, Ni—Ti alloy, Cu—Al—Mn alloy having appropriate rigidity and elasticity, or a polymer material having appropriate rigidity and elasticity. .
[0032]
The stent according to the present invention may be finished by any of plating of a protective material, impregnation with a pharmaceutical agent and covering with a material.
[0033]
In the stent according to the present invention, a drug capable of suppressing intimal thickening, a drug capable of suppressing the proliferation of vascular smooth muscle cells, an antiplatelet drug (aspirin, heparin, antithrombin preparation, dipyrimidamol, etc.), an anti-inflammatory drug ( It is possible to attach and coat steroids.
[0034]
【The invention's effect】
According to the present invention, the stent struts can be expanded evenly by being flexible in the axial direction and having a stent axial length that is not contracted during expansion, and that has a great resistance to the force of the blood vessel to contract. A stent is provided that is capable of
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of a stent 1 according to the present invention. FIG. 2 is a plan view of a stent 2 according to the present invention. FIG. 3 is a plan view of a stent 3 according to the present invention after stent expansion. Plan view before expansion of the stent 3 [Explanation of symbols]
21, 31: substantially straight struts 22, 32: substantially corrugated struts

Claims (5)

略管状体に形成されかつ略管状体の内部より半径方向に伸張可能なステントであって、前記ステントを構成する基本要素が略平行四辺形であり、該平行四辺形として、短辺と長辺を有する少なくとも第1〜第4の平行四辺形がそれぞれ存在しており、
第1の平行四辺形の短辺は第2の平行四辺形の長辺に接し、
第2の平行四辺形の短辺は第3の平行四辺形の長辺に接し、
第3の平行四辺形の短辺は第4の平行四辺形の長辺に接し、
第4の平行四辺形の短辺は第1の平行四辺形の長辺に接し、
第1の平行四辺形と第3の平行四辺形は長辺の方向が同じであり、
第2の平行四辺形と第4の平行四辺形は長辺の方向が同じであり、
第1の平行四辺形と第2の平行四辺形は長辺の方向が異なり、
第2の平行四辺形と第4の平行四辺形は前記ステントの軸方向に連接されており、
第1の平行四辺形と第3の平行四辺形は第2の平行四辺形または第4の平行四辺形を挟んで前記ステントの周方向に離間していることを特徴とするステント。
Is formed in a substantially tubular body and a expandable stent in the radial direction from the inside of the substantially tubular body, the basic elements constituting the stent Ri substantially parallelogram der, as the parallelogram, the short side and a long There are at least first to fourth parallelograms each having a side;
The short side of the first parallelogram touches the long side of the second parallelogram,
The short side of the second parallelogram touches the long side of the third parallelogram,
The short side of the third parallelogram touches the long side of the fourth parallelogram,
The short side of the fourth parallelogram touches the long side of the first parallelogram,
The first parallelogram and the third parallelogram have the same long side direction,
The second parallelogram and the fourth parallelogram have the same long side direction,
The first parallelogram and the second parallelogram have different long sides,
The second parallelogram and the fourth parallelogram are connected in the axial direction of the stent;
The first parallelogram and the third parallelogram are spaced apart from each other in the circumferential direction of the stent with the second parallelogram or the fourth parallelogram interposed therebetween .
テント拡張前においては略平行四辺形要素の各辺がステント軸線方向に略平行であり、ステント拡張後においては略平行四辺形要素の各辺がステント軸線方向に対して角度を有することを特徴とする請求項1のステント。 Scan tent extension each side of the front parallelogram elements in is substantially parallel to the stent axis direction, characterized in that each side of the substantially parallelogram element has an angle relative to the stent axis direction after the stent expansion The stent according to claim 1. 略平行四辺形要素が略直線ストラットと略波形ストラットから構成されており、略波形ストラットは、少なくとも該平行四辺形の4つの頂点にそれぞれ配置されていることを特徴とする請求項1もしくはのステント。Substantially parallelogram element is composed of a substantially straight strut and a substantially waveform strut, generally waveform struts, according to claim 1 or 2, characterized in that are arranged on the four vertices of at least said parallelogram Stent. ステント軸方向に異なる面積の略平行四辺形を配置した請求項のステント。The stent according to claim 3 , wherein substantially parallelograms having different areas are arranged in the stent axial direction. ステント軸方向に、異なるストラットの幅、ストラットの厚み、もしくはその両方を組み合わせた請求項もしくはのステント。The stent according to claim 3 or 4 , wherein different strut widths, strut thicknesses, or both are combined in the stent axial direction.
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