JP4806530B2 - Propulsion mechanism, processing device and measuring device - Google Patents
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Description
本発明は、推進機構、加工装置および測定装置に関する。 The present invention relates to a propulsion mechanism, a processing apparatus, and a measurement apparatus.
従来、モータで発生される動力によって推進駆動されるサブテーブルと、静圧継手を介してサブテーブルに連結されるメインテーブルと、を備える推進機構が知られている。このような推進機構では、サブテーブルが推進駆動されると、ワーク(被加工物、被測定物など)が載置されるメインテーブルが連動して推進するようになっている。サブテーブルとメインテーブルとが静圧継手によって連結されているため、サブテーブルをモータで推進駆動する際に生じる推進方向に交差する方向に沿う変位や振動がメインテーブルに伝わりにくくなり、ワークが載置されたメインテーブルの推進精度を向上させることができる。 2. Description of the Related Art Conventionally, a propulsion mechanism is known that includes a sub table that is propulsion driven by power generated by a motor and a main table that is coupled to the sub table via a hydrostatic joint. In such a propulsion mechanism, when the sub-table is propelled, the main table on which the workpiece (workpiece, workpiece to be measured, etc.) is placed is propelled in conjunction with it. Since the sub-table and the main table are connected by a hydrostatic joint, displacement and vibration along the direction crossing the propulsion direction that occurs when the sub-table is propelled and driven by the motor are not easily transmitted to the main table, and the workpiece is loaded. The propulsion accuracy of the placed main table can be improved.
特許文献1および図5〜図7を用いて従来の推進機構、特に、その静圧継手の構造について説明する。
特許文献1の静圧継手は、円板継手部および球継手部の2つの継手部によって構成されている。円板継手部はサブテーブルに嵌め込まれ、球継手部はメインテーブルに嵌め込まれている。各継手部と各テーブルとの間には微小な隙間が存在しており、この隙間に圧油が供給されることにより、各継手部と各テーブルとが非接触状態になる。このため、サブテーブルとメインテーブルとが圧油の静圧に基づく静圧継手を介して非接触で連結され、メインテーブルを精度良く推進させることができる。
The structure of a conventional propulsion mechanism, particularly its hydrostatic joint, will be described with reference to
The hydrostatic joint of
図5は、従来の推進機構1の一例を示している。
推進機構1は、駆動部2と、サブテーブル3と、メインテーブル4と、静圧継手5とを備える。
駆動部2は、モータ21(図5では図示せず)で発生される回転動力を直線動力に変換するボールねじ22を備えて構成される。
サブテーブル3は、ボールねじ22の雌ねじ部221に固定され、ボールねじ22で発生される直線動力に基づいて、ボールねじ22の雄ねじ軸222の軸線方向(図5では、左右方向)に沿って推進可能である。
メインテーブル4は、静圧継手5を介してサブテーブル3と連結されており、サブテーブル3に連動して推進可能である。なお、メインテーブル4には、ワークが載置される。
FIG. 5 shows an example of a
The
The
The
The main table 4 is connected to the
静圧継手5は、サブテーブル3に固定されている第一継手部材51と、メインテーブル4に固定されている第二継手部材52とを備えて構成されている。
第一継手部材51は、サブテーブル3の端から推進方向に沿って延出した延出板部511と、延出板部511の先端部から推進方向に垂直な方向に突出し、推進方向に方向に垂直な2つの推力伝達面512Aおよび512Bを有する推力伝達板部512とを有する。第一継手部材51内には、図示しないコンプレッサから供給される加圧空気を流すための空気路513が形成されている。空気路513を流された加圧空気は、推力伝達板部512の各推力伝達面512A,512B上に複数穿設された吐出孔514(図5では、各推力伝達面512A,512Bに、それぞれ、2個ずつ穿設されている)から、推進方向に沿って吐き出される。
第二継手部材52は、断面略凹形状であり、当該略凹形状によって第一継手部材51の推力伝達板部512を覆うように形成されている。第二継手部材52は、第一継手部材51の2つの推力伝達面512A,512Bに、それぞれ対向される推力被伝達面52A,52Bを有する。
The
The first
The second
以上のような構成の従来の推進機構1では、第一継手部材51の吐出孔514から吐き出される加圧空気によって、第一継手部材51における推力伝達面512A,512Bと、第二継手部材52における推力被伝達面52A,52Bとが非接触状態になるので、サブテーブル3とメインテーブル4とは非接触に連結される。このため、サブテーブル3を駆動部2で推進駆動する際に生じる推進方向と交差する方向に沿う変位や振動がメインテーブル4に伝わりにくくなり、ワークが載置されたメインテーブル4の推進精度を向上させることができる。
In the
図6は、従来の推進機構1の一例(図5の推進機構とは違うもの)を示している。
図6の推進機構1の構成は、図5の推進機構1の構成とほとんど共通しているので、両者間で同一の、または、対応する構成要素については同一符号を付して、その説明を省略もしくは簡略化する。
図6の推進機構1は、図5におけるサブテーブル3の代わりに、ロッド3を備えている。ロッド3は、ボールねじ22の雄ねじ軸222の軸線方向(メインテーブル4の推進方向)に平行に形成され、静圧継手5を介してメインテーブル4を推進させる。
ロッド3の先端部(図6では左端部)には、円板状の第一継手部材51が固定され、また、メインテーブル4の端部(図6では右端部)には、第一継手部材51の略全表面を覆うように形成される第二継手部材52が固定されている。ここで、円板状の第一継手部材51の2つの円形面が、それぞれ、推力伝達面512A,512Bを構成し、また、第二継手部材52において両推力伝達面512A,512Bと対向される面が、それぞれ、推力被伝達面52A,52Bを構成している。
図5と同様に、各推力伝達面512A,512Bには、それぞれ、吐出孔514(図6では図示せず)が穿設されており、各吐出孔514から加圧空気が吐き出されるようになっている。
FIG. 6 shows an example of a conventional propulsion mechanism 1 (different from the propulsion mechanism of FIG. 5).
The configuration of the
The
A disc-shaped first
Similarly to FIG. 5, each
図7は、従来の推進機構1の一例(図5および図6の推進機構とは違うもの)を示している。
図7の推進機構1は、図6の推進機構1と、駆動部2の構成のみが相違している。
駆動部2は、ロッド3を推進駆動させるための主動ローラ23および従動ローラ24を有する。両ローラ23,24は、ロッド3を挟み込むように配置されており、それぞれ、ロッド3の推進方向に直交する軸周りに回転可能に設けられている。主動ローラ23がモータ21によって回転されると、ロッド3が推進され、それに伴って従動ローラ24が回転される。すなわち、主動ローラ23は、主として、ロッド3を推進駆動させる役割を果たし、また、従動ローラ24は、主として、ロッド3の推進をガイドする役割を果たしている。
FIG. 7 shows an example of a conventional propulsion mechanism 1 (different from the propulsion mechanisms of FIGS. 5 and 6).
The
The
しかしながら、以上に説明したような特許文献1および図5〜図7の推進機構では、十分に高い推進精度を実現するためには、静圧継手における静圧隙間寸法(特許文献1では、各継手部(円板および球)と各テーブルとの間の隙間寸法。図5〜図7では、各推力伝達面512A,512Bと各推力被伝達面52A,52Bとの間の隙間寸法。)を厳密に調整し、この静圧隙間に圧油や空気などを均等に供給する必要があった。このため、適正な静圧隙間寸法を実現するために、静圧継手を構成する各部品の精密な加工が必要であり、製造コストが高くなってしまうという問題があった。
However, in the propulsion mechanism of
例えば、特許文献1の静圧継手では、各継手部(円板および球)の略全表面を各テーブルの内面が覆う構造になっているので、各継手部の略全表面を高精度に加工するとともに、各継手部の表面と対向される各テーブルの内面を、各継手部の形状(円板および球)に合わせて高精度に加工する必要があり、製造コストが高くなってしまう。
また、図5〜図7の静圧継手5では、推力伝達面512Aと推力被伝達面52A、および、推力伝達面512Bと推力被伝達面52B、という2組の対向面のそれぞれを高精度に加工する必要があり、製造コストが高くなってしまう。
For example, in the hydrostatic joint of
In addition, in the
本発明の目的は、簡素な構造で製造コストを低減できるとともに、十分に高い推進精度を実現できる推進機構、および、この推進機構を備える加工装置、測定装置を提供することである。 An object of the present invention is to provide a propulsion mechanism that can reduce the manufacturing cost with a simple structure and realize sufficiently high propulsion accuracy, and a processing apparatus and a measurement apparatus including the propulsion mechanism.
本発明の推進機構は、動力源で発生される動力によって所定の推進方向に沿って推進可能な第一推進体と、静圧継手を介して前記第一推進体に連結され、前記第一推進体と連動して前記推進方向に沿って推進可能な第二推進体とを備え、前記静圧継手は、前記第一推進体に設けられる板状の第一継手部材と、前記第一継手部材に対して、板面同士が互いに対向するように前記第二推進体に設けられる板状の第二継手部材とを備え、前記第一継手部材および前記第二継手部材における前記板面同士をそれぞれ第一対向面および第二対向面とした場合に、前記第一継手部材および前記第二継手部材のいずれか一方には、前記第一対向面および前記第二対向面の間に空気を吐き出し、前記第一対向面および前記第二対向面を非接触状態とするための吐出孔と、真空を生成する真空生成手段にて生成された真空と連通されて前記第一対向面および前記第二対向面の間の空気を吸い込み、前記第一対向面および前記第二対向面を非接触状態で相互に引き付けるための吸込穴とが形成され、前記第一継手部材および前記第二継手部材の少なくとも一方は、前記推進方向と交差する軸周りに回動可能に設けられていることを特徴とする。 The propulsion mechanism of the present invention is connected to the first propulsion body via a hydrostatic joint and a first propulsion body that can be propelled along a predetermined propulsion direction by power generated by a power source, and the first propulsion mechanism A second propulsion body that can be propelled along the propulsion direction in conjunction with a body, and the hydrostatic joint includes a plate-like first joint member provided on the first propulsion body, and the first joint member In contrast, a plate-like second joint member provided on the second propulsion body so that the plate surfaces face each other, and the plate surfaces of the first joint member and the second joint member are respectively In the case of the first facing surface and the second facing surface, either one of the first joint member and the second joint member exhales air between the first facing surface and the second facing surface, For bringing the first facing surface and the second facing surface into a non-contact state. A suction hole communicates with the vacuum generated by the vacuum generating means for generating a vacuum and sucks air between the first opposing surface and the second opposing surface, and the first opposing surface and the second opposing surface And a suction hole for attracting each other in a non-contact state, and at least one of the first joint member and the second joint member is rotatably provided around an axis that intersects the propulsion direction. It is characterized by that.
このような構成の本発明の推進機構では、吐出孔が空気を吐き出すことによって第一対向面および第二対向面が非接触状態になり、また、吸込穴が空気を吸い込むことによって第一対向面および第二対向面が相互に引き付けられる。このように、第一対向面および第二対向面が、所定寸法を隔てた非接触状態を保ちつつ相互に引き付けられているので、第一推進体および第二推進体が非接触で連結される。このため、第一推進体が動力源で発生される動力によって所定の推進方向に沿って推進されると、第二推進体が連動して推進方向に沿って推進する。この際、第一推進体と第二推進体とは非接触で連結されているので、第一推進体を動力源によって推進駆動する際に生じる推進方向に交差する方向に沿う変位や振動が第二推進体に伝わりにくくなり、第二推進体を精度良く推進させることができる。 In the propulsion mechanism of the present invention configured as described above, the first opposed surface and the second opposed surface are brought into a non-contact state by discharging the air from the discharge hole , and the first opposed surface is drawn by sucking air by the suction hole. And the second opposing surfaces are attracted to each other. Thus, since the first opposing surface and the second opposing surface are attracted to each other while maintaining a non-contact state with a predetermined dimension therebetween, the first propulsion unit and the second propulsion unit are connected in a non-contact manner. . For this reason, when the first propulsion body is propelled along the predetermined propulsion direction by the power generated by the power source, the second propulsion body is propelled along the propulsion direction in conjunction with each other. At this time, since the first propulsion body and the second propulsion body are connected in a non-contact manner, displacement and vibration along the direction crossing the propulsion direction generated when the first propulsion body is propelled and driven by the power source are the first. It becomes difficult to transmit to the two propulsion bodies, and the second propulsion body can be propelled with high accuracy.
本発明の推進機構では、第一推進体における第一対向面と、第二推進体における第二対向面との、1組の対向面間だけで非接触継手を構成している。この点、各継手部(円板および球)を各テーブルに嵌め込み、各継手部の略全表面と各テーブルの内面との間で静圧継手を構成していた特許文献1の推進機構や、2組の対向面間で静圧継手を構成していた図5〜図7の推進機構に比べて、本発明の推進機構によれば、構造を著しく簡素化することができる。
In the propulsion mechanism of the present invention, a non-contact joint is configured only between a pair of opposed surfaces of the first opposed surface of the first propelled body and the second opposed surface of the second propelled body. In this regard, the joint mechanism (disk and sphere) is fitted into each table, and the propulsion mechanism of
また、本発明の推進機構では、推進精度を左右する第一対向面と第二対向面との間の隙間寸法が、主として吐出孔による空気の吐出しと、吸込穴による空気の吸込みとの間のバランスによって決まるので、第一対向面および第二対向面に高い加工精度は要求されず、製造コストを低減することができる。
また、推進精度をさらに向上させるために、第一対向面および第二対向面の加工精度を高める際にも、各継手部(円板および球)の略全表面と各テーブルの内面とを高精度に加工する必要がある特許文献1の推進機構や、2組(合計4つ)の対向面のそれぞれを高精度に加工する必要がある図5〜図7の推進機構ほどの精緻な加工は要求されないので、これらの従来の推進機構に比して製造コストを低減することができる。
また、吸込穴が真空と連通されているので、その吸込圧を著しく強くすることができ、空気を効率良く吸い込ませることができる。この強い吸込圧によって、第一対向面および第二対向面を相互に強く引き付けさせることができ、両対向面間の空気の剛性を高めることができ、両対向面間の推進力の伝達精度を向上させることができるから、推進精度を向上させることができる。
なお、ここでいう「真空」とは、厳密な意味での真空、すなわち、物質が何も存在しない空間、を意味するのみならず、実際的な意味での真空、すなわち、圧力が外圧(大気圧など)よりも相当程度以上低い空間、をも意味する。
さらに、空気を利用して非接触継手を構成できるので、予め非接触継手用の流体を用意しておく必要がなく、手間およびコストを低減することができる。
前述したように、本発明の推進機構では、第一推進体が動力源によって推進駆動されるとともに、非接触継手を介して第一推進体と連結される第二推進体が、第一推進体に連動して推進するようになっている。このとき、非接触継手の作用によって、動力源が第一推進体を推進駆動する際に生じる推進方向に交差する方向に沿う変位や振動が第二推進体に伝わりにくくなる。
しかしながら、動力源が第一推進体を推進駆動する際には、推進方向と交差する軸周りの回転変位(いわゆる、ピッチングやヨーイングなど)も生じうる。すると、第一対向面と第二対向面との対向状態が変化されて、両対向面間での推進力の伝達がスムーズに行われなくなるため、推進精度が悪化してしまう。
そこで、本発明では、以上のような構成の推進機構を採用することにより、推進方向と交差する軸周りの回転変位に基づく推進精度の悪化を防止している。すなわち、動力源が第一推進体を推進駆動する際に前記回転変位が生じると、第一継手部材および第二継手部材の少なくとも一方が当該回転変位を相殺する方向に回動される。これにより、第一対向面と第二対向面との対向状態が維持されるので、回転変位が生じる前後にわたって両対向面間での推進力の伝達をスムーズに行わせることができ、回転変位に基づく推進精度の悪化を防止することができる。
Further, in the propulsion mechanism of the present invention, the gap dimension between the first facing surface and the second facing surface that affects propulsion accuracy is mainly between the discharge of air through the discharge hole and the suction of air through the suction hole. Therefore, high processing accuracy is not required for the first facing surface and the second facing surface, and the manufacturing cost can be reduced.
In order to further improve the propulsion accuracy, when increasing the processing accuracy of the first facing surface and the second facing surface, substantially the entire surface of each joint (disk and sphere) and the inner surface of each table are increased. As precise processing as the propulsion mechanism of
Further, since the suction hole communicates with the vacuum, the suction pressure can be remarkably increased, and air can be efficiently sucked. With this strong suction pressure, the first and second opposing surfaces can be strongly attracted to each other, the air stiffness between the opposing surfaces can be increased, and the propulsive force transmission accuracy between the opposing surfaces can be improved. Since it can be improved, the propulsion accuracy can be improved.
The term “vacuum” as used herein means not only a vacuum in a strict sense, that is, a space where no substance exists, but also a vacuum in a practical sense, that is, the pressure is an external pressure (high pressure). It also means a space considerably lower than the atmospheric pressure.
Furthermore, since the non-contact joint can be configured using air, it is not necessary to prepare a fluid for the non-contact joint in advance, and labor and cost can be reduced.
As described above, in the propulsion mechanism of the present invention, the first propulsion unit is propelled and driven by the power source, and the second propulsion unit connected to the first propulsion unit via the non-contact joint is the first propulsion unit. It is designed to promote in conjunction with. At this time, the action of the non-contact joint makes it difficult for displacement and vibration along the direction intersecting the propulsion direction generated when the power source propulsion-drives the first propulsion unit to be transmitted to the second propulsion unit.
However, when the power source propels and drives the first propelling body, rotational displacement (so-called pitching, yawing, etc.) around an axis that intersects the propulsion direction can also occur. Then, the facing state between the first facing surface and the second facing surface is changed, and the propulsive force is not smoothly transmitted between the facing surfaces, so that the propulsion accuracy is deteriorated.
Therefore, in the present invention, by adopting the propulsion mechanism configured as described above, deterioration of propulsion accuracy based on rotational displacement around an axis that intersects the propulsion direction is prevented. That is, when the rotational displacement occurs when the power source propels and drives the first propelling body, at least one of the first joint member and the second joint member is rotated in a direction that cancels the rotational displacement. Thereby, since the facing state of the first facing surface and the second facing surface is maintained, the propulsive force can be smoothly transmitted between the facing surfaces before and after the rotational displacement occurs. The deterioration of the propulsion accuracy based can be prevented.
本発明の推進機構では、空気を加圧する流体加圧手段が設けられ、前記吐出孔は、前記流体加圧手段にて加圧された加圧空気を前記第一対向面と前記第二対向面との間に吐き出す、ことが好ましい。
このような構成の推進機構によれば、流体加圧手段からの加圧空気が第一対向面と第二対向面との間に供給されるので、両対向面間の空気の剛性を高めることができ、両対向面間の推進力の伝達精度を向上させることができるから、推進精度を向上させることができる。
The propulsion mechanism of the present invention, is provided a fluid pressurizing means for pressurizing the air, the discharge hole, the second facing surface and the pressurized pressurized air the first opposing surface in said fluid pressure means It is preferable to exhale between.
According to the propulsion mechanism with such a configuration, since the pressurized air from the fluid pressure means is supplied between the first opposing face and the second opposing surface, to increase the rigidity of the air between the two facing surfaces Since the transmission accuracy of the propulsive force between the opposing surfaces can be improved, the propulsion accuracy can be improved.
また、本発明の推進機構では、前記吐出孔は、前記第一対向面および前記第二対向面の外周側において当該両対向面間に空気を吐き出し、前記吸込穴は、前記第一対向面および前記第二対向面の中心側において当該両対向面間の空気を吸い込む、ことが好ましい。
このような構成の推進機構によれば、吐出孔が両対向面の外周側において空気を吐き出すので、外部の空気が外周側から両対向面間に入って来るのを防止することができる。そのため、両対向面の中心側における空気を吸い込む吸込穴は、ほとんど吐出孔が吐き出した空気のみを吸い込み、異物が含まれる可能性のある外部の空気はほとんど吸い込まない。したがって、吸込穴が異物を吸い込む可能性が著しく低くなり、異物の吸込みに起因する吸込圧の低下などの不具合の発生を的確に防止することができる。
Further, in the propulsion mechanism of the present invention, the discharge hole discharges air between the opposing surfaces on the outer peripheral side of the first opposing surface and the second opposing surface, and the suction hole includes the first opposing surface and It is preferable that the air between the opposing surfaces is sucked at the center side of the second opposing surface.
According to the propulsion mechanism of this structure, the discharge holes so expel air at the outer peripheral side of the two facing surfaces, it is possible to prevent the outside air coming from the outer peripheral side between the two facing surfaces. For this reason, the suction holes for sucking air at the center side of both opposing surfaces almost suck only the air discharged by the discharge holes , and hardly suck the external air that may contain foreign substances. Therefore, the possibility that the suction hole sucks in the foreign matter is remarkably reduced, and it is possible to accurately prevent the occurrence of problems such as a reduction in suction pressure due to the suction of the foreign matter.
また、本発明の推進機構では、前記第一継手部材および前記第二継手部材は、それぞれ、前記推進方向と交差する軸周りに回動可能に設けられ、前記第一継手部材は、前記推進方向と直交する第一直交軸周りに回動可能に設けられ、前記第二継手部材は、前記推進方向および前記第一直交軸と直交する第二直交軸周りに回動可能に設けられる、ことが好ましい。 Further, in propulsion mechanism of the present invention, the first coupling member and the second coupling member, their respective pivotably mounted around an axis intersecting the propulsion direction, the first coupling member, The second joint member is rotatably provided about a first orthogonal axis orthogonal to the propulsion direction, and the second joint member is rotatable about a second orthogonal axis orthogonal to the propulsion direction and the first orthogonal axis. It is preferable to be provided.
動力源が第一推進体を推進駆動する際に生じる、推進方向と交差する軸周りの回転変位は、第一直交軸周りの第一回転変位と、第二直交軸周りの第二回転変位とに分割されるが、以上のような構成の推進機構によれば、第一直交軸周りに回動可能に設けられる第一継手部材の回動により第一回転変位を相殺でき、また、第二直交軸周りに回動可能に設けられる第二継手部材の回動により第二回転変位を相殺できる。このように、第一直交軸および第二直交軸周りの第一回転変位および第二回転変位を相殺することで、推進方向と交差する軸周りの回転変位を略完全に相殺することができるから、当該回転変位に基づく推進精度の悪化を略完全に防止することができる。 The rotational displacement around the axis that intersects the propulsion direction that occurs when the power source propels and drives the first propellant is the first rotational displacement around the first orthogonal axis and the second rotational displacement around the second orthogonal axis. However, according to the propulsion mechanism configured as described above, the first rotational displacement can be offset by the rotation of the first joint member provided to be rotatable around the first orthogonal axis, The second rotational displacement can be offset by the rotation of the second joint member provided so as to be rotatable about the second orthogonal axis. Thus, by canceling the first rotational displacement and the second rotational displacement around the first orthogonal axis and the second orthogonal axis, the rotational displacement around the axis that intersects the propulsion direction can be almost completely canceled. Therefore, it is possible to almost completely prevent the deterioration of propulsion accuracy based on the rotational displacement.
本発明の加工装置は、前記推進機構と、被加工物を加工する工具とを備え、前記第二推進体が、前記被加工物が載置される載置盤である、ことを特徴とする。
本発明の測定装置は、前記推進機構と、被測定物の測定に関与する測定手段とを備え、前記第二推進体が、前記被測定物が載置される載置盤である、ことを特徴とする。
The processing apparatus of the present invention includes the propulsion mechanism and a tool for processing the workpiece, and the second propulsion body is a mounting board on which the workpiece is mounted. .
The measuring apparatus according to the present invention includes the propulsion mechanism and a measuring unit involved in measurement of the object to be measured, and the second propulsion body is a mounting board on which the object to be measured is mounted. Features.
以上のような構成の本発明の加工装置および測定装置は、前述した本発明の推進機構を備えているので、本発明の推進機構について前述した各作用・効果を奏することができる。 Since the processing apparatus and the measuring apparatus of the present invention configured as described above include the above-described propulsion mechanism of the present invention, the above-described functions and effects of the propulsion mechanism of the present invention can be achieved.
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る推進機構1を示す。
第1実施形態の推進機構1は、既に説明した図5の従来の推進機構1の構成に本発明を適用したものであり、その構成は図5の推進機構1とほとんど共通している。そのため、両者間で同一の、または、対応する構成要素については同一符号を付して、その説明を省略もしくは簡略化する。
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
<First Embodiment>
FIG. 1 shows a
In the
第1実施形態の推進機構1は、駆動部2(図1では図示せず)と、サブテーブル3と、メインテーブル4と、静圧継手5とを備える。
サブテーブル3は、駆動部2のモータ21(動力源)で発生される動力によって所定の推進方向(図1では左右方向)に沿って推進可能である。
メインテーブル4は、静圧継手5を介してサブテーブル3と連結されており、サブテーブル3に連動して推進可能である。
The
The sub-table 3 can be propelled along a predetermined propulsion direction (left-right direction in FIG. 1) by power generated by the motor 21 (power source) of the
The main table 4 is connected to the sub-table 3 via the hydrostatic joint 5 and can be propelled in conjunction with the
静圧継手5は、サブテーブル3の端部(図1では右端部)に固定されている円板状の第一継手部材51と、メインテーブル4の端部(図1では左端部)に固定されている円板状の第二継手部材52とを備えて構成されている。ここで、サブテーブル3および第一継手部材51は、モータ21で発生される動力によって推進可能な本発明の第一推進体を構成しており、また、メインテーブル4および第二継手部材52は、前記第一推進体と連動して推進可能な本発明の第二推進体を構成している。
The hydrostatic joint 5 is fixed to the disc-shaped first
さて、第一継手部材51の円形状の端面51C、および、第二継手部材52の円形状の端面52Cは、互いに対向されており、それぞれ、本発明の第一対向面および第二対向面を構成している。ここで、第二推進体(メインテーブル4および第二継手部材52)は、端面52Cが端面51Cから受ける推進力によって推進可能になっている。
Now, the
第一継手部材51の円形状端面51Cの外周側には、端面51Cおよび端面52Cの外周側において両端面間に加圧空気を吐き出す複数の吐出孔514が形成され、円形状端面51Cの中心側には、端面51Cおよび端面52Cの中心側において両端面間の空気を吸い込む1つの吸込穴515とが形成されている。
吐出孔514は、図示しないコンプレッサ(本発明の流体加圧手段)によって圧縮加圧された空気を端面51Cと端面52Cとの間に吐き出す本発明の流体吐出手段を構成している。また、吐出孔514は、円形状端面51Cの円周方向に沿った各等間隔位置に複数(例えば8つ)形成されており、両端面51C,52C間にバランス良く加圧空気を吐き出すことができるようになっている。
吸込穴515は、円形状端面51Cと同心円形状の有底の穴である。吸込穴515の底には、図示しない真空ポンプ(真空生成手段)にて生成された真空と連通されている複数の真空供給路516が形成されている。これにより、吸込穴515は、真空と連通されて、端面51Cと端面52Cとの間の空気を吸い込む本発明の流体吸込手段を構成している。なお、真空供給路516は、吸込穴515の底(円形面)の円周方向に沿った各等間隔位置に複数(例えば8つ)形成されており、吸込穴515が、両端面51C,52C間の空気をバランス良く吸い込むことができるようになっている。
On the outer peripheral side of the
The
The
以上のような構成の推進機構1では、第一継手部材51の吐出孔514が加圧空気を吐き出すことによって、第一継手部材51の端面51C、および、第二継手部材52の端面52Cが非接触状態になり、また、第一継手部材51の吸込穴515が空気を吸い込むことによって、第一継手部材51の端面51C、および、第二継手部材52の端面52Cが相互に引き付けられる。このように、第一継手部材51の端面51C、および、第二継手部材52の端面52Cが、所定寸法を隔てた非接触状態を保ちつつ相互に引き付けられているので、第一継手部材51および第二継手部材52が非接触で連結される。したがって、サブテーブル3およびメインテーブル4は、静圧継手5を介して非接触で連結されるので、サブテーブル3がモータ21で発生される動力によって推進(図1では左右方向)されると、メインテーブル4が連動して推進する。
In the
<第1実施形態の効果>
以上のような構成の第1実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
サブテーブル3およびメインテーブル4が、静圧継手5を介して非接触で連結されているので、サブテーブル3をモータ21によって推進駆動する際に生じる推進方向に交差する方向に沿う変位や振動がメインテーブル4に伝わりにくくなり、ワークなどが載置されるメインテーブル4を精度良く推進させることができる。
<Effects of First Embodiment>
According to 1st Embodiment of the above structures, there can exist the following effects.
Since the sub-table 3 and the main table 4 are connected in a non-contact manner via the hydrostatic joint 5, displacement and vibration along the direction intersecting the propulsion direction generated when the sub-table 3 is propelled and driven by the
第一継手部材51における端面51Cと、第二継手部材52における端面52Cとの、1組の対向面間だけで静圧継手5を構成しているので、従来の推進機構(特許文献1や図5〜図7の推進機構など)に比べて、静圧継手5の構造を簡素化することができる。
Since the hydrostatic joint 5 is configured only between a pair of opposed surfaces of the
メインテーブル4の推進精度を左右する第一継手部材51の端面51Cと第二継手部材52の端面52Cとの間の隙間寸法が、主として吐出孔514による加圧空気の吐出しと吸込穴515による空気の吸込みとの間のバランスによって決まるので、端面51Cおよび端面52Cに高い加工精度は要求されず、製造コストを低減することができる。
The clearance dimension between the
メインテーブル4の推進精度をさらに向上させるためには、第一継手部材51の端面51Cと、第二継手部材52の端面52Cとの、1組の対向面のみの加工精度を高めればよいので、従来の推進機構ほどの精緻な加工は要求されず、従来の推進機構に比して製造コストを低減することができる。
In order to further improve the propulsion accuracy of the main table 4, it is only necessary to increase the processing accuracy of only one set of opposing surfaces of the
コンプレッサからの加圧空気が吐出孔514を介して第一継手部材51の端面51Cと第二継手部材52の端面52Cとの間に供給されるので、両端面51C,52C間の空気の剛性を高めることができ、両端面51C,52C間の推進力の伝達精度を向上させることができるから、メインテーブル4の推進精度を向上させることができる。
Pressurized air from the compressor is supplied between the
吸込穴515が真空供給路516を介して真空と連通されているので、その吸込圧を著しく強くすることができ、吸込穴515に空気を効率良く吸い込ませることができる。この強い吸込圧によって、第一継手部材51の端面51Cおよび第二継手部材52の端面52Cを相互に強く引き付けさせることができ、両端面51C,52C間の空気の剛性を高めることができ、両端面51C,52C間の推進力の伝達精度を向上させることができるから、メインテーブル4の推進精度を向上させることができる。
Since the
空気を利用して静圧継手5を構成しているので、予め静圧継手5構成用の流体(液体または気体)を用意しておく必要がなく、手間およびコストを低減することができる。 Since the static pressure joint 5 is configured using air, it is not necessary to prepare a fluid (liquid or gas) for configuring the static pressure joint 5 in advance, and labor and cost can be reduced.
吐出孔514が両端面51C,52Cの外周側において加圧空気を吐き出すので、外部の空気が外周側から両端面51C,52C間に入って来るのを防止することができる。そのため、両端面51C,52Cの中心側における空気を吸い込む吸込穴515は、ほとんど吐出孔514が吐き出した加圧空気のみを吸い込み、塵埃などの異物が含まれる可能性のある外部の空気はほとんど吸い込まない。したがって、吸込穴515が異物を吸い込む可能性が著しく低くなり、異物の吸込みに起因する各種の問題、例えば、吸込穴515や真空供給路516の目詰まり、吸込圧の低下、真空ポンプの故障などの問題の発生を的確に防止することができる。また、両端面51C,52C間に異物が混入した場合、異物が各端面51C,52Cを傷つけてしまうおそれがあるが、以上のような本実施形態によれば、このような異物の混入を防止して各端面51C,52Cの損傷を防ぐことができる。
Since the
吐出孔514が両端面51C,52Cの外周側において加圧空気を吐き出すので、当該外周側における空気の剛性を高めることができる。このため、両端面51C,52C間の寸法を適切な隙間寸法に容易に保持することができ、各端面51C,52Cが傾くのを防止することができる。したがって、両端面51C,52Cは互いに平行な姿勢に保持されるので、両端面51C,52C間の推進力の伝達を精度良く行わせることができ、メインテーブル4の推進精度を向上させることができる。
Since the
例えば、図5に示される従来の推進機構1では、サブテーブル3からメインテーブル4への推進力の伝達の際、第一継手部材51の推力伝達板部512に、その法線方向に沿った大きな力が加わる。ここで、推力伝達板部512は、その端が延出板部511に固定されている片持ち梁状の板状部材であるため、加わる力によって撓んでしまい、推進力の伝達がスムーズに行かず、推進精度が悪化してしまうおそれがあった。
これに対して、本実施形態では、円板状の各継手部材51,52における一方の円形底面を各テーブル3,4の端部に固定し、他方の円形底面51C,52Cによって静圧継手5を構成している。このような構成によれば、各継手部材51,52の一方の底面が各テーブル3,4の端部によって堅固に支えられているので、推進力の伝達に伴って各継手部材51,52の他方の底面51C,52Cに大きな力(主として底面51C,52Cの法線方向に沿った力)が加わることがあっても各継手部材51,52は変形しにくい。したがって、本実施形態によれば、各継手部材51,52の変形を防止して推進精度の悪化を防止することができる。
For example, in the
In contrast, in the present embodiment, one circular bottom surface of each of the disk-shaped
<第2実施形態>
次に、図2を用いて、本発明の第2実施形態に係る推進機構1について、第1実施形態に係る推進機構1との相違点に重点を置いて説明する。なお、第2実施形態の推進機構1の構成は、第1実施形態の推進機構1の構成とほとんど共通しているので、両者間で同一の、または、対応する構成要素については同一符号を付して、その説明を省略もしくは簡略化する。
Second Embodiment
Next, the
第2実施形態の推進機構1では、第一継手部材51および第二継手部材52が、それぞれ、推進方向(図2では左右方向)と交差する軸周りに回動可能に設けられており、本発明の第一回動部材および第二回動部材を構成している。
第一継手部材51は、推進方向と直交する第一直交軸517周りにピッチング方向に回動可能に設けられている。
第二継手部材52は、推進方向および第一直交軸517と直交する第二直交軸521周りにヨーイング方向に回動可能に設けられている。
In the
The first
The second
このような構成の第2実施形態の推進機構1では、モータ21がサブテーブル3を推進駆動する際に、推進方向と交差する軸周りの回転変位、すなわち、ピッチング(縦揺れ)やヨーイング(偏揺れ)、が生じると、ピッチング方向に回動可能な第一継手部材51が前記ピッチングを相殺する方向に回動され、また、ヨーイング方向に回動可能な第二継手部材52が前記ヨーイングを相殺する方向に回動される。これにより、ピッチングおよびヨーイングの影響を略完全に相殺することができ、第一継手部材51の端面51Cと第二継手部材52の端面52Cとの対向状態が略完全に維持されるので、ピッチングまたはヨーイングが生じる前後にわたって両端面51C,52C間での推進力の伝達をスムーズに行わせることができ、ピッチングまたはヨーイングに基づくメインテーブル4の推進精度の悪化を略完全に防止することができる。
In the
<第3実施形態>
次に、図3を用いて、本発明の第3実施形態に係る推進機構1について説明する。
第3実施形態の推進機構1は、既に説明した図7の従来の推進機構1の構成に本発明を適用したものであり、その構成は図7の推進機構1とほとんど共通している。そのため、両者間で同一の、または、対応する構成要素については同一符号を付して、その説明を省略もしくは簡略化する。
<Third Embodiment>
Next, a
In the
第3実施形態の推進機構1は、第1実施形態の推進機構1(図1参照)と同様の静圧継手5を有する。静圧継手5は互いに対向される円板状の第一継手部材51および円板状の第二継手部材52を備えて構成されている。なお、ロッド3および第一継手部材51は、モータ21で発生される動力によって推進可能な本発明の第一推進体を構成している。第一継手部材51は、第1実施形態と同様に、両端面51C,52C間に加圧空気を吐き出す複数の吐出孔514と、両端面51C,52C間の空気を吸い込む吸込穴515とを有している(いずれも図3では図示せず)。
The
このように、第3実施形態の推進機構1は、第1実施形態の推進機構1と同様の静圧継手5を有するので、第3実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
Thus, since the
<第4実施形態>
次に、図4を用いて、本発明の第4実施形態に係る推進機構1について、第3実施形態に係る推進機構1との相違点に重点を置いて説明する。なお、第4実施形態の推進機構1の構成は、第3実施形態の推進機構1の構成とほとんど共通しているので、両者間で同一の、または、対応する構成要素については同一符号を付して、その説明を省略もしくは簡略化する。
<Fourth embodiment>
Next, the
第4実施形態の推進機構1は、第3実施形態(図3参照)における静圧継手5を、第2実施形態(図2参照)における静圧継手5とほとんど同じ構造のものに変更したものである。
第4実施形態における静圧継手5は、第一直交軸517周りにヨーイング方向に回動可能に設けられる第一継手部材51と、第二直交軸521周りにピッチング方向に回動可能に設けられる第二継手部材52とを備えて構成されている。このように、第4実施形態における静圧継手5は、第一継手部材51および第二継手部材52の、それぞれの回動方向(ピッチング方向およびヨーイング方向)が、第2実施形態における静圧継手5の第一継手部材51および第二継手部材52の、それぞれの回動方向と相違しているだけである。
In the
The hydrostatic joint 5 according to the fourth embodiment is provided so as to be rotatable about the first
このように、第4実施形態の推進機構1は、第2実施形態の推進機構1と同様の静圧継手5を有するので、第4実施形態によれば、第2実施形態と同様の効果を奏することができる。
Thus, since the
<変形例>
本発明は、以上で説明した実施形態によって限定されるものではなく、この実施形態を、本発明の目的を達成できる範囲内において変形したものであれば、本発明の技術的範囲に含まれる。
<Modification>
The present invention is not limited to the embodiment described above, and any modification of this embodiment within the scope that can achieve the object of the present invention is included in the technical scope of the present invention.
例えば、前記各実施形態では、1つのサブテーブル3またはロッド3によって、メインテーブル4を一方向にのみ推進駆動していたが、サブテーブルまたはロッドを複数設けることにより、メインテーブルを2次元的あるいは3次元的に推進駆動してもよい。
For example, in each of the above embodiments, the main table 4 is propelled and driven only in one direction by one sub-table 3 or
また、前記各実施形態では、加圧空気を吐き出す吐出孔514および空気を吸い込む吸込穴515を第一継手部材51に形成していたが、これらを第二継手部材52に形成してもよい。また、吐出孔514および吸込穴515の一方を第一継手部材51に、他方を第二継手部材52に形成してもよい。
Moreover, in each said embodiment, although the
また、前記各実施形態では、吐出孔514を第一継手部材51の円形状端面51Cの外周側に、吸込穴515を円形状端面51Cの中心側に形成していたが、吐出孔514を中心側に、吸込穴515を外周側に形成してもよい。また、吐出孔514および吸込穴515を、円形状端面51Cの外周側と中心側とに分けて形成せずに、それぞれを円形状端面51Cの全面に渡って形成してもよい。
In each of the above embodiments, the
また、前記各実施形態では、吐出孔514にて加圧空気を吐き出し、吸込穴515にて空気を吸い込むことによって空気を利用した静圧継手5を構成していたが、空気に限らず各種の流体、例えば油などを利用して静圧継手5を構成してもよい。
Moreover, in each said embodiment, although the pressurized air was discharged in the
また、前記各実施形態では、本発明の第一対向面および第二対向面としての端面51Cおよび52Cを、それぞれ、円形状としていたが、第一対向面および第二対向面の形状は円形状に限定されない。例えば、矩形状であってもよい。また、第一対向面の形状と第二対向面の形状とを一致させる必要はなく、互いに異なる形状であってもよい。 Moreover, in each said embodiment, although the end surfaces 51C and 52C as a 1st opposing surface and 2nd opposing surface of this invention were each made circular, the shape of a 1st opposing surface and a 2nd opposing surface is circular. It is not limited to. For example, it may be rectangular. Moreover, it is not necessary to make the shape of a 1st opposing surface and the shape of a 2nd opposing surface correspond, and a mutually different shape may be sufficient.
また、前記第2および第4実施形態では、第一継手部材51および第二継手部材52の双方を回動可能に設けていたが、いずれか一方のみを回動可能に設けてもよい。
In the second and fourth embodiments, both the first
また、前記第2および第4実施形態では、第一継手部材51および第二継手部材52の一方がピッチング方向に回動可能に設けられ、他方がヨーイング方向に回動可能に設けられていたが、各継手部材51,52は、ピッチング方向またはヨーイング方向に回動可能でなくてもよく、メインテーブル4の推進方向と交差する軸周りに回動可能であればよい。
In the second and fourth embodiments, one of the first
また、前記第2および第4実施形態では、第一継手部材51および第二継手部材52が、それぞれ、1つの軸周り、すなわち、第一直交軸517および第二直交軸521周りにのみ回動可能に設けられていたが、各継手部材51,52が、2つの直交軸517,521周りに回動可能に設けられてもよい。例えば、サブテーブル3の端部から突出させて設けた1つの球部に、当該球部と嵌合可能な球状の凹部を有する第一継手部材51を嵌合することにより、第一継手部材51を前記球部周りに回動可能に設けてもよい。このとき、第一継手部材51は、前記球部に支持されてピッチング方向にもヨーイング方向にも回動可能であるから、第一継手部材51だけでピッチングおよびヨーイングの双方の影響を略完全に相殺することができる。このため、第二継手部材52を回動可能に設ける必要がなくなり、推進機構1の構造を簡素化することができる。なお、各継手部材51,52を2つの直交軸517,521周りに回動可能にするための機構としては、公知の機構を適宜利用すればよく、前記の球部と球状凹部とを用いた機構に限られない。
In the second and fourth embodiments, the first
また、前記第2および第4実施形態では、第一継手部材51および第二継手部材52の一方がピッチング方向に回動可能に設けられ、他方がヨーイング方向に回動可能に設けられていたが、特にピッチングのみの影響をより完全に相殺したい場合には、両継手部材51,52を共にピッチング方向に回動可能に設ければよいし、特にヨーイングのみの影響をより完全に相殺したい場合には、両継手部材51,52を共にヨーイング方向に回動可能に設ければよい。
In the second and fourth embodiments, one of the first
また、前記各実施形態では、メインテーブル4を推進させる推進機構1について説明したが、本発明は、前記第1実施形態から第4実施形態のいずれかに記載の推進機構1と、被加工物を加工する工具とを備え、メインテーブル4が、前記被加工物が載置される載置盤である加工装置にも適用可能であるし、また、前記第1実施形態から第4実施形態のいずれかに記載の推進機構1と、被測定物の測定に関与する測定手段とを備え、メインテーブル4が、前記被測定物が載置される載置盤である測定装置にも適用可能である。なお、本発明は、加工装置や測定装置に限らず、推進機構1を備える各種の装置、特に、高い推進精度が要求される装置に適用可能である。
Moreover, although each said embodiment demonstrated the
1…推進機構
2…駆動部
3…サブテーブル、ロッド
4…メインテーブル
5…静圧継手
21…モータ
51…第一継手部材
52…第二継手部材
51C…端面
52C…端面
514…吐出孔
515…吸込穴
517…第一直交軸
521…第二直交軸
DESCRIPTION OF
Claims (6)
静圧継手を介して前記第一推進体に連結され、前記第一推進体と連動して前記推進方向に沿って推進可能な第二推進体とを備え、
前記静圧継手は、
前記第一推進体に設けられる板状の第一継手部材と、
前記第一継手部材に対して、板面同士が互いに対向するように前記第二推進体に設けられる板状の第二継手部材とを備え、
前記第一継手部材および前記第二継手部材における前記板面同士をそれぞれ第一対向面および第二対向面とした場合に、
前記第一継手部材および前記第二継手部材のいずれか一方には、
前記第一対向面および前記第二対向面の間に空気を吐き出し、前記第一対向面および前記第二対向面を非接触状態とするための吐出孔と、
真空を生成する真空生成手段にて生成された真空と連通されて前記第一対向面および前記第二対向面の間の空気を吸い込み、前記第一対向面および前記第二対向面を非接触状態で相互に引き付けるための吸込穴とが形成され、
前記第一継手部材および前記第二継手部材の少なくとも一方は、
前記推進方向と交差する軸周りに回動可能に設けられている
ことを特徴とする推進機構。 A first propulsion body capable of propelling along a predetermined propulsion direction by power generated by a power source;
Static圧継hand is connected to the first propellant through, in conjunction with the first propellant and a second propellant capable propelled along the propulsion direction,
The hydrostatic joint is
A plate-like first joint member provided in the first propellant;
With respect to the first joint member, a plate-like second joint member provided on the second propulsion body so that the plate surfaces face each other,
When the plate surfaces of the first joint member and the second joint member are the first facing surface and the second facing surface, respectively,
In either one of the first joint member and the second joint member,
A discharge hole for exhaling air between the first facing surface and the second facing surface, and bringing the first facing surface and the second facing surface into a non-contact state;
In communication with the vacuum generated by the vacuum generating means for generating a vacuum, the air between the first opposing surface and the second opposing surface is sucked, and the first opposing surface and the second opposing surface are in a non-contact state And suction holes are formed to attract each other,
At least one of the first joint member and the second joint member is
A propulsion mechanism provided so as to be rotatable about an axis that intersects the propulsion direction .
空気を加圧する流体加圧手段が設けられ、
前記吐出孔は、前記流体加圧手段にて加圧された加圧空気を前記第一対向面と前記第二対向面との間に吐き出す、
ことを特徴とする推進機構。 The propulsion mechanism according to claim 1,
Fluid pressurizing means for pressurizing air is provided;
The discharge holes, spit pressurized pressurized air at said fluid pressure means between said first opposing surface second opposing surfaces,
A propulsion mechanism characterized by that.
前記吐出孔は、前記第一対向面および前記第二対向面の外周側において当該両対向面間に空気を吐き出し、
前記吸込穴は、前記第一対向面および前記第二対向面の中心側において当該両対向面間の空気を吸い込む、
ことを特徴とする推進機構。 In the propulsion mechanism according to claim 1 or claim 2 ,
The discharge hole discharges air between the opposing surfaces on the outer peripheral side of the first opposing surface and the second opposing surface,
The suction hole sucks in air between the opposing surfaces on the center side of the first opposing surface and the second opposing surface,
A propulsion mechanism characterized by that.
前記第一継手部材および前記第二継手部材は、それぞれ、前記推進方向と交差する軸周りに回動可能に設けられ、
前記第一継手部材は、前記推進方向と直交する第一直交軸周りに回動可能に設けられ、
前記第二継手部材は、前記推進方向および前記第一直交軸と直交する第二直交軸周りに回動可能に設けられる、
ことを特徴とする推進機構。 In the propulsion mechanism according to any one of claims 1 to 3 ,
It said first coupling member and the second coupling member, their respective pivotably mounted around an axis intersecting the propulsion direction,
The first joint member is rotatably provided around a first orthogonal axis orthogonal to the propulsion direction,
The second joint member is provided to be rotatable around a second orthogonal axis orthogonal to the propulsion direction and the first orthogonal axis.
A propulsion mechanism characterized by that.
被加工物を加工する工具とを備え、
前記第二推進体が、前記被加工物が載置される載置盤である、
ことを特徴とする加工装置。 A propulsion mechanism according to any one of claims 1 to 4 ,
A tool for processing a workpiece,
The second propulsion body is a placement board on which the workpiece is placed.
A processing apparatus characterized by that.
被測定物の測定に関与する測定手段とを備え、
前記第二推進体が、前記被測定物が載置される載置盤である、
ことを特徴とする測定装置。 A propulsion mechanism according to any one of claims 1 to 4 ,
Measuring means involved in the measurement of the object to be measured,
The second propulsion body is a mounting board on which the object to be measured is mounted.
A measuring device.
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