JP4798831B2 - Method for suppressing misfolding of human serum albumin - Google Patents

Method for suppressing misfolding of human serum albumin Download PDF

Info

Publication number
JP4798831B2
JP4798831B2 JP2000324028A JP2000324028A JP4798831B2 JP 4798831 B2 JP4798831 B2 JP 4798831B2 JP 2000324028 A JP2000324028 A JP 2000324028A JP 2000324028 A JP2000324028 A JP 2000324028A JP 4798831 B2 JP4798831 B2 JP 4798831B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
serum albumin
human serum
group
alkaline solution
treatment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000324028A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JP2002128794A (en
JP2002128794A5 (en
Inventor
俊伸 野内
寛 溝上
公幸 横手
嘉信 宮津
義高 牛尾
伸一 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chemo Sero Therapeutic Research Institute Kaketsuken
Original Assignee
Chemo Sero Therapeutic Research Institute Kaketsuken
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2000324028A priority Critical patent/JP4798831B2/en
Application filed by Chemo Sero Therapeutic Research Institute Kaketsuken filed Critical Chemo Sero Therapeutic Research Institute Kaketsuken
Priority to CNB018056474A priority patent/CN1275981C/en
Priority to CNA2004101000611A priority patent/CN1651462A/en
Priority to DK01978881T priority patent/DK1329460T3/en
Priority to EP01978881A priority patent/EP1329460B1/en
Priority to DE60121196T priority patent/DE60121196T2/en
Priority to ES01978881T priority patent/ES2261487T3/en
Priority to KR1020027008240A priority patent/KR100827750B1/en
Priority to CA2395587A priority patent/CA2395587C/en
Priority to PCT/JP2001/009334 priority patent/WO2002034785A1/en
Priority to AU10934/02A priority patent/AU783571B2/en
Priority to AT01978881T priority patent/ATE331735T1/en
Publication of JP2002128794A publication Critical patent/JP2002128794A/en
Priority to US10/175,781 priority patent/US20030027991A1/en
Publication of JP2002128794A5 publication Critical patent/JP2002128794A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4798831B2 publication Critical patent/JP4798831B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ヒト血清アルブミンの精製方法に関する。より詳細には、血漿由来のヒト血清アルブミン(以下、HSAと称することもある)又は遺伝子組換え技術により得られる組換え型ヒト血清アルブミン(以下、rHSAと称することもある)を精製する際に、その製造工程において行われるアルカリ性溶液処理により形成されるヒト血清アルブミンの分子内又は分子間ジスルフィド結合の掛け違いによるミスホールディングを、SH基含有化合物を添加することによって抑制する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ヒト血清アルブミン(以下、HSAと称することもある)は、血漿中の主要な蛋白成分で、585個のアミノ酸の単鎖ポリペプチドからなり、約66,000ダルトンの分子量を有する(Minghetti, P. P. et al.(1986) Molecular structure of the human albumin gene is revealed by nucleotide sequence within 11-22 of chromosome 4. J.Biol.Chem. 261, 6747-6757)。HSAは、主に血液の正常な浸透圧の維持や血中に現れるカルシウムイオン、脂肪酸、ビリルビン、トリプトファン、薬物など様々なものと結合し、これらを運搬するキャリアーとしての役割を果たすことが知られている。純化したHSAは、例えば、外科手術、出血性ショックあるいは熱傷やネフローゼ症候群などアルブミンの喪失による低アルブミン血症の治療に使用される。
【0003】
従来、HSAは、ヒト血漿からコーンの低温エタノール分画法あるいは該方法に準じて、HSA画分(HSAは画分Vに分画される)を得た後、更に、種々の精製方法を駆使して製造されている。また近年、原料をヒト血漿に依存しない方法として、遺伝子組換え技術を応用して酵母や大腸菌、枯草菌にヒト血清アルブミンを生産させる技術が開発されている。酵母については、(1) Production of Recombinant Human Serum Albumin from Saccharomyces cerevisiae; Quirk, R. et. al, Biotechnology and Applied Biochemistry 11, 273-287(1989)、(2) Secretory Expression of the Human Serum Albumin Gene in the Yeast, Saccharomyces cerevisiae; Ken. Okabayashi et.al, J. Biochemistry, 110, 103-110 (1991)、(3) Yeast Systems for the Commercial Production of Heterologous Proteins; Richard G. Buckholz and Martin A. G. Gleeson, Bio/Technology 9, 1067-1072(1991)、大腸菌については(4) Construction of DNA sequences and their use for microbial production of proteins, in particular human serum albumin; Lawn, R. M., European Patent Appl. 73,646 (1983)、(5) Synthesis and Purification of mature human serum albumin from E. coli; Latta, L. et. al. Biotechnique 5, 1309-1314 (1987)、枯草菌については(6) Secretion of human serum albumin from Bacillus subtilis; Saunders, C. W. et. al, J. Bacteriol. 169, 2917-2925 (1987)参照。
【0004】
ヒト血清アルブミンの精製方法としては、一般に、蛋白質化学において通常使用される精製方法、例えば、塩析法、限外濾過法、等電点沈殿法、電気泳動法、イオン交換クロマトグラフィー法、ゲル濾過クロマトグラフィー法、アフィニティークロマトグラフィー法等を用いることができる。実際には、生体組織、細胞、血液などに由来する多種類の夾雑物が混在するため、ヒト血清アルブミンの精製は、上記方法の複雑な組み合わせにより行われている。
【0005】
ヒト血清アルブミンの工業的生産においては、ヒトの体内環境と異なる諸条件で処理する必要があり、そのためにヒト血清アルブミンの多量体が生成する。ヒト血清アルブミンの臨床応用でこれらの多量体が人体に悪影響を及ぼすという報告はまだされていないが、これらの多量体による新たな抗原性の発現等の懸念がある。このような医薬品としての安全性の観点より、「ヒト血清アルブミン」の医薬品としての規格試験において多量体の混入限度が規定されており、製剤中の多量体の含量を十分低下させることは製造上の非常に重要な課題となっている。
【0006】
一般に、蛋白質溶液をアルカリ性にすると、蛋白質分子内のシステイン残基のSH基は、蛋白質分子内又は蛋白質分子間でジスルフィド結合を形成する(ジスルフィド結合交換反応を含む)。この時、ジスルフィド結合の掛け違いが起こり、本来の蛋白質とは異なる立体構造を有する蛋白質を生じることがある。このジスルフィド結合の掛け違いは、分子内及び分子間で起こり得る。したがって、種々の夾雑物が混在すると、該夾雑物との間でジスルフィド結合が形成され、新規物質を生成することもある。このような誤ったジスルフィド結合の形成をミスホールディングと称することがある。
【0007】
本発明者等は、HSA多量体を含有するヒト血清アルブミン溶液をアルカリ性溶液で処理することによって該多量体を効率よく単量体に変換する方法を開発した。
【0008】
この方法は、HSAの製造過程における損失を防ぐために非常に有用な方法であるが、上述したように、HSAの分子内ミスホールディング又はHSA自身若しくはHSAと他の夾雑物との間の分子間ミスホールディングが起こる場合がある。一旦、ミスホールディングによって新規物質が形成されると、これを除去することは難しく、厄介である。該新規物質は、新たな抗原性の発現やその他の原因により、投与された患者にアレルギー等の副作用を発生させる可能性がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の目的は、ヒト血清アルブミンの製造過程で行われるアルカリ性溶液処理(クロマト等を含む)工程において形成されるヒト血清アルブミンの分子内ミスホールディング又はHSA自身若しくはHSAと他の夾雑物との間の分子間ミスホールディングを抑制する方法を提供することにある。
【0010】
また、本発明の他の目的は、医薬品として安全性の高いヒト血清アルブミンを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記事情に鑑みて鋭意研究を進めた結果、ヒト血清アルブミンを製造する際に行われるアルカリ性溶液処理において、そのアルカリ性溶液で処理液中にシステインのようなSH基含有化合物を添加すると、HSAの分子内及び/又は分子間ミスホールディングが抑制されることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0012】
本発明は、ヒト血清アルブミンの多量体をアルカリ性溶液で処理して単量体化する際に、ヒト血清アルブミンのミスホールディングを抑制する方法であって、該ヒト血清アルブミン溶液をSH基含有化合物の存在下、アルカリ性溶液で処理することを特徴とする方法を提供するものである。
本発明はまた、該方法により得られた該複合体を含有しないHSAを提供するものである。以下、本発明について詳述する。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の方法は、ヒト血清アルブミンの製造工程の中でヒト血清アルブミン多量体を単量体化する際に使用されるアルカリ性溶液に、SH基含有化合物を存在させることを特徴とする。この方法を実施することにより、ヒト血清アルブミンの分子内又は分子間ミスホールディングが抑制され、高純度のヒト血清アルブミンの製造が可能となる。
【0014】
本発明に使用されるヒト血清アルブミン多量体の由来については特に制限はなく、血漿由来のHSA又は遺伝子組換え技術により生産されるrHSAから生じたものをアルカリ性溶液処理に供することができる。以下、HSA及びrHSAの多量体を単に多量体と称することもある。
【0015】
血漿からHSAを製造する際、各製造工程で多量体を生じることが予測されるが、いずれの工程で生じた多量体含有水溶液も使用可能である。例えば、低温アルコール分画の画分Vの水溶液、画分Vを更なる精製工程(クロマトグラフィー、熱処理など)に供した際に生じた各精製段階の多量体含有水溶液などが挙げられる。
【0016】
rHSA製造の際に生じた各製造工程の多量体含有水溶液も同様に使用することができる。例えば、rHSA産生宿主の培養物、該培養物を更なる製造工程(クロマトグラフィー、熱処理など)に供した際に生じた各精製段階の多量体含有水溶液などが挙げられる。ここで、培養物とは、上記宿主を培養した培養液及び宿主を通常使用される方法で破砕した宿主破砕液を含むものとする。
【0017】
rHSAの生産に用いる宿主としては、rHSAを生産することができる宿主であれば特に制限はなく、例えば、酵母、細菌、動物細胞、植物細胞などが挙げられ、好ましくは、酵母が使用される。
【0018】
製造過程でHSA又はrHSA中に含まれる多量体をアルカリ性溶液処理する際のHSA又はrHSAの濃度は、該HSA又はrHSAが溶解する濃度であれば特に制限はないが、好ましくは、100 mg/ml以下の濃度である。
【0019】
HSA又はrHSAの多量体を単量体化する際のアルカリ性溶液のpHは、好ましくは8〜11、さらに好ましくは、pH8.5〜9.5、最も好ましくは9.0である。
【0020】
アルカリ処理液のpHをアルカリ性にするのに使用される化学物質は、特に限定されない。例えば、アルカリ性有機化合物、アルカリ性無機化合物、具体的には、アンモニア、アンモニウム塩、塩基性金属水酸化物(例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム)、ホウ酸塩、リン酸塩、酢酸塩、蓚酸塩、クエン酸塩、トリスヒドロキシアミノメタン及びこれらの2種以上の混合物からなる群より選ばれる物質が挙げられる。
【0021】
かかる化学物質は、多量体を含有する水溶液の濃度により異なるが、HSA又はrHSAを変性させない濃度範囲で使用される。
ヒト血清アルブミンの多量体の単量体化は、多量体を含有する水溶液をアルカリ性にした後、所定時間、好ましくは15分以上、さらに好ましくは3時間以上放置することにより行われる。放置時間の上限は特に限定されない。
アルカリ処理を行う際の温度は、HSA及びrHSAを変性させない温度以下であれば良く、例えば、0〜65℃、好ましくは10〜40℃、さらに好ましくは室温(約25℃)である。
アルカリ性溶液処理の際にHSA又はrHSA溶液中に存在させるSH基含有化合物としては、官能基SH基を含む化合物であれば特に限定されないが、SH基を有する低分子化合物が好ましい。具体的には、システイン、システアミン、シスタミン、メチオニンなどが挙げられるが、好ましくは、システインが用いられる。SH基含有化合物は、1〜100 mg/mlのHSA又はrHSA濃度に対して、好ましくは0.1〜50 mM、さらに好ましくは0.2〜15 mM、最も好ましくは、0.5〜5mMの終濃度となるように添加される。
【0022】
遺伝子組換え技術を応用した製造においては、rHSAを分泌する宿主の培養液又は該rHSA産生宿主を破砕した直後の破砕物を低速遠心分離した後、陽イオン交換、陰イオン交換、ゲル濾過、塩析、キレートクロマト、疎水性クロマト及び吸着クロマトなどの種々の精製方法又はこれらの組み合わせによる方法により高純度に精製される。
【0023】
また、血漿由来のHSAは、例えば、ヒト由来の血漿を低温エタノール分画し、約90%のHSAを含む画分Vを得た後、前記の精製方法を駆使して精製される。低温エタノール分画の前に、プロテアーゼによる分解を防ぐために加熱処理されることもある。
【0024】
本発明の方法は、前記のHSA又はrHSAの製造過程におけるいずれの工程で使用しても良い。好ましくは、pHが5以下の条件でヒト血清アルブミン溶液を処理する工程、例えば、陽イオン交換クロマトグラフィー、陰イオン交換クロマトグラフィー後に生じた多量体をアルカリ性溶液処理して単量体化する際に使用するのが効果的である。
【0025】
【発明の効果】
本発明によれば、血漿中のHSA又は遺伝子組換え技術を応用して得たrHSAの製造工程中の酸化雰囲気において、特異的に生じるヒト血清アルブミンの分子内又は分子間ミスホールディングを効果的に抑制することができる。
【0026】
また、本発明の方法により、ヒトに投与された場合アレルギーなどの副作用の原因となり得るミスホールディングによって生じた新規物質が低減された高純度のヒト血清アルブミンを得ることができる。
【0027】
【実施例】
調製例:多量体を含有するヒト血清アルブミン溶液の調製
特表平11−509525に述べられている方法に従って、酵母(Saccharomyces cerevisiae)によりrHSAを生産させた。このrHSAを含む培養液を精製水で約2倍容量になるように希釈後、酢酸水溶液を用いてpH4.5に調整した。50 mM塩化ナトリウムを含む50 mM酢酸ナトリウム緩衝液(pH4.5)で平衡化したストリームラインSPカラム(アマシャム・ファルマシア・バイオテク社製)(径60cm×16cm)に適用した。次に、カラムの平衡化に用いた緩衝液と同じ緩衝液で洗浄し、次に、300 mM塩化ナトリウムを含む50 mMリン酸緩衝液(pH9.0)を送液してrHSA含有画分を得た。
【0028】
調製例に従って得られたrHSA含有画分50 mlに、終濃度0〜15 mMとなるようにシステインを添加し、さらに0.5 N水酸化ナトリウム液(2.8 ml)を添加してpH約9.0に調整し、室温で5時間放置した。次いで、該溶液に酢酸水溶液を加え、pH7.0に調整し、アルカリ性溶液で処理を終了した。定法に従って、該溶液のSDS−PAGE(10-20%グラディエントゲル)に続き、ウェスターンブロットを行った。1次抗体には、ヤギ抗-ヒト血清アルブミン、2次抗体には抗-ヤギIgG-HRPコンジュゲートを用い、化学発光により発色させフィルムに転写後現像した。図1は、システイン無添加の際のアルカリ性溶液で処理前後のウェスターンブロット分析の結果を示す。アルカリ性溶液で処理後の試料▲2▼では、分子量約68,000に分子内ミスホールディングによるrHSAのバンドが見られる。各種濃度のシステインを添加し、アルカリ性処理して得られた試料について、このバンドをクマシー染色し、解析ソフト(Collage Ver.3)で各バンドの濃度を測定した。結果を表1に示す。各数値は、システイン無添加時のバンドの濃度を100%とした相対値である。
【0029】
【表1】

Figure 0004798831
【0030】
アルカリ性処理の際にシステインを存在させることにより、ヒト血清アルブミンの分子内ミスホールディングが効果的に抑制されることがわかる。
【図面の簡単な説明】
【図1】調製例で得られたヒト血清アルブミン溶液のアルカリ性溶液で処理前後の試料をSDS−PAGE後、ウェスターンブロットを行った結果を示す写真である。▲1▼はアルカリ性溶液で処理前、▲2▼はアルカリ性溶液で処理後の試料を示す。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for purifying human serum albumin. More specifically, when purifying human serum albumin derived from plasma (hereinafter also referred to as HSA) or recombinant human serum albumin (hereinafter also referred to as rHSA) obtained by gene recombination technology. The present invention relates to a method for suppressing misfolding due to cross-linking of intramolecular or intermolecular disulfide bonds of human serum albumin formed by alkaline solution treatment performed in the production process by adding an SH group-containing compound.
[0002]
[Prior art]
Human serum albumin (hereinafter sometimes referred to as HSA) is a major protein component in plasma, consisting of a single chain polypeptide of 585 amino acids and having a molecular weight of about 66,000 daltons (Minghetti, PP et al. (1986) Molecular structure of the human albumin gene was revealed by nucleotide sequence within 11-22 of chromosome 4. J. Biol. Chem. 261, 6747-6757). HSA is known to play a role as a carrier that mainly transports the normal osmotic pressure of blood and binds to various calcium ions, fatty acids, bilirubin, tryptophan, and drugs that appear in the blood. ing. Purified HSA is used for the treatment of hypoalbuminemia due to albumin loss such as surgery, hemorrhagic shock or burns and nephrotic syndrome.
[0003]
Conventionally, after obtaining HSA fraction (HSA is fractionated into fraction V) from human plasma according to the low temperature ethanol fractionation method of corn or according to the method, HSA is further used in various purification methods. Manufactured. In recent years, as a method that does not depend on human plasma as a raw material, a technique for applying human recombinant albumin to yeast, Escherichia coli, and Bacillus subtilis using gene recombination technology has been developed. For yeast, (1) Production of Recombinant Human Serum Albumin from Saccharomyces cerevisiae; Quirk, R. et.al, Biotechnology and Applied Biochemistry 11, 273-287 (1989), (2) Secretory Expression of the Human Serum Albumin Gene in the Yeast, Saccharomyces cerevisiae; Ken.Okabayashi et.al, J. Biochemistry , 110, 103-110 (1991) , (3) Yeast Systems for the Commercial Production of Heterologous Proteins; Richard G. Buckholz and Martin AG Gleeson, Bio / Technology 9, 1067-1072 (1991), (4) Construction of DNA sequences and their use for microbial production of proteins, in particular human serum albumin; Lawn, RM, European Patent Appl. 73,646 (1983), (5) ) Synthesis and Purification of mature human serum albumin from E. coli; Latta, L. et.al.Biotechnique 5, 1309-1314 ( 1987 ), for Bacillus subtilis (6) Secretion of human serum albumin from Bacillus subtilis; Saunders, See CW et. Al, J. Bacteriol. 169, 2917-2925 (1987).
[0004]
As a purification method of human serum albumin, a purification method generally used in protein chemistry, for example, salting-out method, ultrafiltration method, isoelectric precipitation method, electrophoresis method, ion exchange chromatography method, gel filtration A chromatography method, an affinity chromatography method, etc. can be used. Actually, since various types of contaminants derived from living tissue, cells, blood, and the like are mixed, purification of human serum albumin is performed by a complicated combination of the above methods.
[0005]
In the industrial production of human serum albumin, it is necessary to treat it under various conditions different from those in the human body environment, and as a result, multimers of human serum albumin are generated. Although reports have not yet been made that these multimers adversely affect the human body in clinical application of human serum albumin, there are concerns such as new antigenic expression by these multimers. From the standpoint of safety as a pharmaceutical product, the standard test of “human serum albumin” as a pharmaceutical product stipulates the limit of multimer contamination. It has become a very important issue.
[0006]
In general, when the protein solution is made alkaline, the SH group of the cysteine residue in the protein molecule forms a disulfide bond within the protein molecule or between protein molecules (including a disulfide bond exchange reaction). At this time, crossing of disulfide bonds occurs, and a protein having a three-dimensional structure different from the original protein may be generated. This crossing of disulfide bonds can occur within and between molecules. Therefore, when various impurities are mixed, a disulfide bond is formed between the impurities and a new substance may be generated. Such incorrect disulfide bond formation is sometimes referred to as misholding.
[0007]
The present inventors have developed a method for efficiently converting a multimer into a monomer by treating a human serum albumin solution containing an HSA multimer with an alkaline solution.
[0008]
This method is very useful for preventing loss in the production process of HSA, but as described above, intramolecular misfolding of HSA or intermolecular mistake between HSA itself or HSA and other contaminants. Holding may occur. Once a new material is formed by misholding, it is difficult and cumbersome to remove. The novel substance may cause side effects such as allergies in the administered patient due to new antigenic expression and other causes.
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
Therefore, an object of the present invention is to provide intramolecular misfolding of human serum albumin formed in an alkaline solution treatment (including chromatography or the like) step performed in the production process of human serum albumin or HSA itself or HSA and other impurities. It is an object to provide a method for suppressing intermolecular misfolding.
[0010]
Another object of the present invention is to provide human serum albumin that is highly safe as a pharmaceutical product.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
As a result of conducting extensive research in view of the above circumstances, the present inventors have conducted an alkaline solution treatment performed when human serum albumin is produced, and an SH group-containing compound such as cysteine is contained in the treatment solution with the alkaline solution. When added, it was found that intramolecular and / or intermolecular misfolding of HSA was suppressed, and the present invention was completed.
[0012]
The present invention relates to a method for suppressing misfolding of human serum albumin when a human serum albumin multimer is monomerized by treatment with an alkaline solution, the human serum albumin solution containing an SH group-containing compound. The present invention provides a method characterized by treating with an alkaline solution in the presence.
The present invention also provides an HSA that does not contain the complex obtained by the method. Hereinafter, the present invention will be described in detail.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The method of the present invention is characterized in that an SH group-containing compound is present in an alkaline solution used when monomerizing a human serum albumin multimer in the production process of human serum albumin. By carrying out this method, intramolecular or intermolecular misfolding of human serum albumin is suppressed, and high-purity human serum albumin can be produced.
[0014]
The origin of the human serum albumin multimer used in the present invention is not particularly limited, and plasma-derived HSA or rHSA produced by gene recombination technology can be subjected to alkaline solution treatment. Hereinafter, a multimer of HSA and rHSA may be simply referred to as a multimer.
[0015]
When producing HSA from plasma, it is predicted that a multimer is produced in each production process, but a multimer-containing aqueous solution produced in any process can be used. Examples thereof include an aqueous solution of fraction V of the low-temperature alcohol fraction, and a multimer-containing aqueous solution at each purification stage generated when the fraction V is subjected to further purification steps (chromatography, heat treatment, etc.).
[0016]
The multimer-containing aqueous solution of each production process generated during the production of rHSA can be used in the same manner. Examples thereof include a culture of an rHSA production host, and a multimer-containing aqueous solution at each purification stage generated when the culture is subjected to further production steps (chromatography, heat treatment, etc.). Here, the culture includes a culture solution obtained by culturing the above-mentioned host and a host disrupted solution obtained by disrupting the host by a commonly used method.
[0017]
The host used for the production of rHSA is not particularly limited as long as it is a host capable of producing rHSA. Examples thereof include yeast, bacteria, animal cells, plant cells and the like, and preferably yeast is used.
[0018]
The concentration of HSA or rHSA when the multimer contained in HSA or rHSA in the production process is treated with an alkaline solution is not particularly limited as long as the HSA or rHSA is dissolved, but preferably 100 mg / ml. The following concentrations are:
[0019]
The pH of the alkaline solution for monomerizing the HSA or rHSA multimer is preferably 8 to 11, more preferably pH 8.5 to 9.5, and most preferably 9.0.
[0020]
The chemical substance used to make the pH of the alkaline treatment liquid alkaline is not particularly limited. For example, alkaline organic compounds, alkaline inorganic compounds, specifically ammonia, ammonium salts, basic metal hydroxides (eg, sodium hydroxide, potassium hydroxide), borates, phosphates, acetates, oxalic acid Examples include substances selected from the group consisting of salts, citrates, trishydroxyaminomethane, and mixtures of two or more thereof.
[0021]
Such chemical substances are used in a concentration range that does not denature HSA or rHSA, depending on the concentration of the aqueous solution containing the multimer.
The monomerization of the human serum albumin multimer is carried out by making the aqueous solution containing the multimer alkaline, and then allowing it to stand for a predetermined time, preferably 15 minutes or more, more preferably 3 hours or more. The upper limit of the leaving time is not particularly limited.
The temperature at which the alkali treatment is performed may be not more than a temperature at which HSA and rHSA are not denatured, and is, for example, 0 to 65 ° C, preferably 10 to 40 ° C, and more preferably room temperature (about 25 ° C).
The SH group-containing compound present in the HSA or rHSA solution during the alkaline solution treatment is not particularly limited as long as it is a compound containing a functional group SH group, but a low molecular compound having an SH group is preferred. Specific examples include cysteine, cysteamine, cystamine, methionine, and the like. Preferably, cysteine is used. The SH group-containing compound is preferably 0.1 to 50 mM, more preferably 0.2 to 15 mM, and most preferably 0.5 to 5 mM with respect to an HSA or rHSA concentration of 1 to 100 mg / ml. Added.
[0022]
In the production using genetic recombination technology, the culture solution of the host secreting rHSA or the crushed material immediately after crushing the rHSA producing host is centrifuged at low speed, and then cation exchange, anion exchange, gel filtration, salt It is purified to a high purity by various purification methods such as precipitation, chelate chromatography, hydrophobic chromatography, and adsorption chromatography, or a combination thereof.
[0023]
In addition, plasma-derived HSA is purified using the above-described purification method after, for example, low-temperature ethanol fractionation of human-derived plasma to obtain a fraction V containing about 90% of HSA. Before the low-temperature ethanol fractionation, heat treatment may be performed to prevent degradation by protease.
[0024]
The method of the present invention may be used in any step in the production process of HSA or rHSA. Preferably, a human serum albumin solution is treated at a pH of 5 or less, for example, when a polymer formed after cation exchange chromatography or anion exchange chromatography is monomerized by treatment with an alkaline solution. It is effective to use.
[0025]
【The invention's effect】
According to the present invention, intramolecular or intermolecular misfolding of human serum albumin that occurs specifically in an oxidizing atmosphere during the production process of rHSA obtained by applying HSA in plasma or gene recombination technology is effectively prevented. Can be suppressed.
[0026]
In addition, the method of the present invention makes it possible to obtain high-purity human serum albumin with reduced novel substances caused by misfolding that can cause side effects such as allergies when administered to humans.
[0027]
【Example】
Preparation example: Preparation of human serum albumin solution containing multimers According to the method described in JP-A-11-509525, rHSA was produced by yeast (Saccharomyces cerevisiae). The culture solution containing this rHSA was diluted with purified water to a volume of about 2 times, and then adjusted to pH 4.5 using an acetic acid aqueous solution. The sample was applied to a streamline SP column (Amersham Pharmacia Biotech) (diameter 60 cm × 16 cm) equilibrated with 50 mM sodium acetate buffer (pH 4.5) containing 50 mM sodium chloride. Next, the column is washed with the same buffer as that used for equilibration of the column, and then a 50 mM phosphate buffer (pH 9.0) containing 300 mM sodium chloride is fed to obtain a fraction containing rHSA. Obtained.
[0028]
Cysteine is added to 50 ml of the rHSA-containing fraction obtained according to the preparation example so that the final concentration is 0 to 15 mM, and 0.5 N sodium hydroxide solution (2.8 ml) is further added to adjust the pH to about 9.0. And left at room temperature for 5 hours. Next, an aqueous acetic acid solution was added to the solution to adjust the pH to 7.0, and the treatment was completed with an alkaline solution. The solution was subjected to SDS-PAGE (10-20% gradient gel) followed by Western blotting. Using goat anti-human serum albumin as the primary antibody and anti-goat IgG-HRP conjugate as the secondary antibody, the color was developed by chemiluminescence, transferred to a film and developed. FIG. 1 shows the results of Western blot analysis before and after treatment with an alkaline solution without addition of cysteine. In the sample (2) after the treatment with the alkaline solution, an rHSA band due to intramolecular misfolding is observed at a molecular weight of about 68,000. For samples obtained by adding various concentrations of cysteine and subjecting to alkaline treatment, this band was stained with Coomassie, and the concentration of each band was measured with analysis software (Collage Ver. 3). The results are shown in Table 1. Each numerical value is a relative value with the concentration of the band without addition of cysteine being 100%.
[0029]
[Table 1]
Figure 0004798831
[0030]
It can be seen that the presence of cysteine during the alkaline treatment effectively suppresses intramolecular misfolding of human serum albumin.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a photograph showing the result of Western blotting after SDS-PAGE of a sample before and after treatment with an alkaline solution of human serum albumin solution obtained in Preparation Example. (1) indicates a sample before treatment with an alkaline solution, and (2) indicates a sample after treatment with an alkaline solution.

Claims (12)

ヒト血清アルブミンの多量体をアルカリ性溶液で処理して単量体化する際に、ヒト血清アルブミンのミスホールディングを抑制する方法であって、該ヒト血清アルブミン溶液をSH基含有化合物の存在下、pH9.0で、2〜8時間アルカリ性溶液で処理することを特徴とする方法。A method for suppressing misfolding of human serum albumin when a human serum albumin multimer is monomerized by treatment with an alkaline solution, wherein the human serum albumin solution is pH 9 in the presence of an SH group-containing compound. 0. treatment with an alkaline solution for 2 to 8 hours . ヒト血清アルブミンが遺伝子組換え技術により生産される組換えヒト血清アルブミンである請求項1記載の方法。The method according to claim 1, wherein the human serum albumin is a recombinant human serum albumin produced by a gene recombination technique. アルカリ性溶液での処理時間が、3〜時間である請求項1または2記載の方法。The method according to claim 1 or 2 , wherein the treatment time with the alkaline solution is 3 to 5 hours. アルカリ性溶液での処理が、0〜65℃で行われる請求項1ないしのいずれか1項記載の方法。The method according to any one of claims 1 to 3 , wherein the treatment with the alkaline solution is carried out at 0 to 65 ° C. アルカリ性溶液での処理が、室温で行われる請求項記載の方法。The method according to claim 4 , wherein the treatment with the alkaline solution is performed at room temperature. アルカリ性溶液が、アルカリ性有機化合物又はアルカリ性無機化合物からなる群より選ばれる物質で調製される請求項1ないしのいずれか1項記載の方法。The method according to any one of claims 1 to 5 , wherein the alkaline solution is prepared from a material selected from the group consisting of an alkaline organic compound or an alkaline inorganic compound. アルカリ性溶液が、アンモニア、アンモニウム塩、塩基性金属水酸化物、ホウ酸塩、リン酸塩、酢酸塩、蓚酸塩、クエン酸塩、トリスヒドロキシアミノメタン及びこれらの2種以上の混合物からなる群より選ばれる物質で調製される請求項1ないしのいずれか1項記載の方法。The alkaline solution is selected from the group consisting of ammonia, ammonium salts, basic metal hydroxides, borates, phosphates, acetates, oxalates, citrates, trishydroxyaminomethane, and mixtures of two or more thereof. 7. A process according to any one of claims 1 to 6 prepared with a selected material. SH基含有化合物の濃度が、0.1〜50mMである請求項1ないしのいずれか1項記載の方法。The method according to any one of claims 1 to 7 , wherein the concentration of the SH group-containing compound is 0.1 to 50 mM. SH基含有化合物の濃度が、0.2〜15mMである請求項記載の方法。The method according to claim 8 , wherein the concentration of the SH group-containing compound is 0.2 to 15 mM. SH基含有化合物の濃度が、0.5〜5mMである請求項記載の方法。The method according to claim 9 , wherein the concentration of the SH group-containing compound is 0.5 to 5 mM. SH基含有化合物が、低分子化合物である請求項1ないし10のいずれか1項記載の方法。The method according to any one of claims 1 to 10 , wherein the SH group-containing compound is a low molecular compound. SH基含有化合物が、システイン、システアミン、シスタミン、及びメチオニンからなる群より選ばれる物質である請求項1ないし11のいずれか1項記載の方法。The method according to any one of claims 1 to 11 , wherein the SH group-containing compound is a substance selected from the group consisting of cysteine, cysteamine, cystamine, and methionine.
JP2000324028A 2000-10-24 2000-10-24 Method for suppressing misfolding of human serum albumin Expired - Fee Related JP4798831B2 (en)

Priority Applications (13)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000324028A JP4798831B2 (en) 2000-10-24 2000-10-24 Method for suppressing misfolding of human serum albumin
AU10934/02A AU783571B2 (en) 2000-10-24 2001-10-24 Method of monomerizing human serum albumin polymers
DK01978881T DK1329460T3 (en) 2000-10-24 2001-10-24 Process for monomerizing polymers of human serum albumin
EP01978881A EP1329460B1 (en) 2000-10-24 2001-10-24 Method of monomerizing human serum albumin polymers
DE60121196T DE60121196T2 (en) 2000-10-24 2001-10-24 PROCESS FOR MONOMERIZING HUMAN SERUM ALBUMIN POLYMERS
ES01978881T ES2261487T3 (en) 2000-10-24 2001-10-24 METHOD OF MONOMERIZATION OF HUMAN SERUM ALBUMIN POLYMERS.
KR1020027008240A KR100827750B1 (en) 2000-10-24 2001-10-24 Method for converting multimers of human serum albumin into monomers thereof
CA2395587A CA2395587C (en) 2000-10-24 2001-10-24 Method of monomerizing human serum albumin polymers
CNB018056474A CN1275981C (en) 2000-10-24 2001-10-24 Method of monomerizing human serum albumin polymers
CNA2004101000611A CN1651462A (en) 2000-10-24 2001-10-24 Method of monomerizing human serum albumin polymers
AT01978881T ATE331735T1 (en) 2000-10-24 2001-10-24 METHOD FOR MONOMERIZING HUMAN SERUM ALBUMINE POLYMERS
PCT/JP2001/009334 WO2002034785A1 (en) 2000-10-24 2001-10-24 Method of monomerizing human serum albumin polymers
US10/175,781 US20030027991A1 (en) 2000-10-24 2002-06-21 Method for converting multimers of human serum albumin into monomers thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000324028A JP4798831B2 (en) 2000-10-24 2000-10-24 Method for suppressing misfolding of human serum albumin

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2002128794A JP2002128794A (en) 2002-05-09
JP2002128794A5 JP2002128794A5 (en) 2007-12-13
JP4798831B2 true JP4798831B2 (en) 2011-10-19

Family

ID=18801619

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000324028A Expired - Fee Related JP4798831B2 (en) 2000-10-24 2000-10-24 Method for suppressing misfolding of human serum albumin

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4798831B2 (en)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002128794A (en) 2002-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4798833B2 (en) Method for producing human serum albumin including heat treatment step
AU2005205314B2 (en) Process for producing human serum albumin by heating in presence of divalent cation
JP4798832B2 (en) Method for removing human serum albumin multimers
CA2395587C (en) Method of monomerizing human serum albumin polymers
JP4798831B2 (en) Method for suppressing misfolding of human serum albumin
JP3840674B2 (en) Purification method of human serum albumin derived from genetic manipulation
JP4798830B2 (en) Monomerization method of human serum albumin multimer
JP2885212B2 (en) Highly purified human serum albumin-containing composition obtained from human serum albumin derived from genetic engineering
JP2005348745A (en) Process for purifying human serum albumin derived through genetic manipulation
JPH0368600A (en) Recovery of physiologically active polypeptide
JP2007130025A (en) Process for purifying human serum albumin derived from gene manipulation

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071024

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100729

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100924

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110721

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110802

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140812

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4798831

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees