JP4794356B2 - 水力発電システム - Google Patents

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Description

本発明は、貯水池の水を利用して発電する水力発電システム及びその制御方法に関する。
ハイドレートを分解することにより発生する高圧ガスや高圧水を利用してタービンを回転させ、発電する発電システムが開発されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、ハイドレートから発生したガスや水の使用によりそれらの量が変動するため圧力が変動し、安定的な発電を行うことが困難である。そのため、ハイドレートを利用して安定的な発電を行うことができる発電システムの開発が求められている。
特開2005−282438号公報
本発明は、ガスハイドレートを利用して安定的な発電を行うことができる水力発電システム及びその制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る水力発電システムは、貯水部と、前記貯水部からの水の供給により発電する水力発電機とを備える水力発電システムであって、前記貯水部より低所に設置され、水に難溶性のガスのハイドレートを分解させることにより発生するガスの圧力上昇により、前記貯水部に水を供給する密閉耐圧容器をさらに備えることを特徴とする。
本発明に係る水力発電システムは、前記ハイドレートを分解する分解装置と、前記分解装置において前記ハイドレートを分解させることにより発生したガスを前記密閉耐圧容器に導入する導入手段と、をさらに備えることとしてもよい。
また、本発明に係る水力発電システムは、前記貯水部より低所に設置された下部貯水部と、前記下部貯水部の水を前記密閉耐圧容器に供給する供給手段と、をさらに備えることとしてもよい。
さらに、本発明に係る水力発電システムは、前記耐圧容器内のガスを外部に供給する供給手段をさらに備えることとしてもよい。
本発明に係る水力発電システムの制御方法は、貯水部と、前記貯水部からの水の供給により発電する水力発電機と、前記貯水部より低所に設置され、水に難溶性のガスのハイドレートを分解させることにより発生するガスの圧力上昇により前記貯水部に水を供給する密閉耐圧容器と、を備える水力発電システムにおいて、前記貯水部の水量が所定値に満たない場合に、前記ハイドレートを分解させて前記密閉耐圧容器内の水を前記貯水部に供給するように制御する工程を含む。
本発明に係る水力発電システムの制御方法は、前記貯水部より低所に設置された下部貯水部をさらに備え、前記下部貯水部の水を前記密閉耐圧容器に供給するように制御する工程をさらに含むこととしてもよい。
また、本発明に係る水力発電システムの制御方法は、前記貯水部内の水量を測定する貯水部水量測定器を備え、前記貯水部水量測定器によって測定された前記貯水部の水量が所定値に満たない場合に、前記ハイドレートを分解させて前記密閉耐圧容器内の水を前記貯水部に供給するように制御する工程をさらに含むこととしてもよい。
さらに、本発明に係る水力発電システムの制御方法は、前記密閉耐圧容器は、前記ハイドレートを分解させることにより発生するガスを排出するガス排出弁を備え、前記貯水部水量測定器によって測定された前記貯水部内の水量が所定値以上に達した場合に前記ガス排出弁を開放して前記貯水部への水の供給を停止するように制御する工程をさらに含むこととしてもよい。
また、本発明に係る水力発電システムの制御方法は、前記ハイドレートを分解する分解装置をさらに備え、前記分解装置において前記ハイドレートを分解させることにより発生するガスを前記密閉耐圧容器内に導入するように制御する工程をさらに含むこととしてもよい。
さらに、本発明に係る水力発電システムの制御方法は、前記密閉耐圧容器内の水量を測定する密閉耐圧容器水量測定器をさらに備えて、前記密閉耐圧容器水量測定器によって測定された前記密閉耐圧容器内の水量が所定値以下になった場合に、前記ハイドレートの分解を停止するように制御する工程をさらに含むこととしてもよいし、前記密閉耐圧容器水量測定器によって測定された前記密閉耐圧容器の水量が所定値以下になった場合に、前記密閉耐圧容器は前記貯水部への水の供給を停止するように制御する工程をさらに含むこととしてもよい。
また、本発明に係る水力発電システムの制御方法は、前記水に難溶性のガスのハイドレートは、可燃性ガスのハイドレートであり、前記密閉耐圧容器内の前記可燃性ガスを外部に供給するように制御する工程をさらに含むこととしてもよい。
本発明によれば、ハイドレートを利用して安定的な発電を行うことができる水力発電システム及びその制御方法を提供することができる。
以下、好ましい実施の形態につき、添付図面を用いて詳細に説明する。
==本発明に係る水力発電システムの全体構成==
図1は、本発明の一実施形態として説明する水力発電システムの概略構成を示す図である。図1に示すように、本発明に係る水力発電システム100は、上部貯水部10、水力発電機20、下部貯水部30、分解装置40、貯水タンク50、NGH投入装置60などを備える。
上部貯水部10は、例えば、貯水池、ダムなどである。
水力発電機20は、上部貯水部10からの水の供給により発電する装置である。水力発電機20は、例えば、水力タービン、水車を利用した発電機などである。なお、本実施の形態においては、上部貯水部10は水力発電機20より高所に設置されている。
貯水タンク50は、上部貯水部10より低所に設置されており、上部貯水部10に水を供給する密閉耐圧容器である。貯水タンク50は、天然ガスハイドレート(NGH)を分解させることにより発生する天然ガスによりタンク50内の圧力を上昇させ、バルブ52の開放によりタンク50内の水を配管51を介して上部貯水部10に供給する。なお、貯水タンク50内の水を上部貯水部10に供給した後、不要となった天然ガスは、バルブ44,45を開放することにより配管41を介して外部(例えば、天然ガスを燃料として駆動する装置や発電機、天然ガスを燃料として貯蔵するタンクなど)に供給(排出)されて利用される。
分解装置40は、NGHを分解させることにより天然ガスと水を生成させ、バルブ43,44を開放して天然ガスを配管41を介して貯水タンク50に供給し、バルブ46を開放して水を配管42を介して貯水タンク50に供給する装置である。分解装置40は、例えば、NGHを温めることにより分解させるヒーター等の加熱装置であってもよいし、NGHを水に浸して分解させる装置であってもよい。なお、本実施の形態においては、分解装置40は、NGHを分解させることにより生成する天然ガスや水により上昇する圧力に耐えられるように耐圧容器から構成されている。
NGH投入装置60は、分解装置40に対してNGHを投入する装置である。このNGH投入装置60を水力発電システム100に設けることにより、投入するNGHの量を制御することができるようになる。
下部貯水部30は、水力発電機20が発電する際に利用した水を貯水し、バルブ32の開放により配管31を介して貯水タンク50に水を供給するものである。下部貯水部30は、例えば、貯水池、水槽などである。なお、本実施の形態においては、下部貯水部30は、貯水タンク50より高所に設置されている。
以上のように、上部貯水部10からの水の供給により発電する水力発電機20を備える水力発電システム100に貯水タンク50を備えることにより、NGHを利用して水を上部貯水部10に供給したい時(例えば、電力需要の少ない時間帯など)に供給することができ、発電したい時(例えば、電力需要の高い時間帯など)に供給した水を利用して安定した発電を行い、必要な量の電気を得ることができるようになる。
また、本発明に係る水力発電システム100においては、NGHの分解、NGHにより発生した天然ガスの貯水タンク50への導入、貯水タンク50から上部貯水部10への水の供給などを少ない動力で行うことができ、さらには、水力発電システム100において利用した天然ガスを燃料として別途使用することができるので、NGHの有効利用や効率的な発電が可能となる。
なお、本実施の形態においては、貯水タンク50は、水力発電機20が発電する際に利用した水を下部貯水部30から供給して上部貯水部10に供給しているが、水力発電機20が発電する際に利用した水を水力発電機20から直接受け入れて上部貯水部10に供給してもよいし、NGHを分解させることにより得られる水を上部貯水部10に供給してもよいし、河川や湖などから供給して上部貯水部10に供給してもよい。
また、本実施の形態においては、分解装置40によりNGHを分解させることにより得られるガス及び水を貯水タンク50に供給して貯水タンク50の水を上部貯水部10に供給しているが、貯水タンク50にNGHを投入して貯水タンク50に貯水された水で分解し、貯水タンク50の水を上部貯水部10に供給してもよい。これにより、システム全体の縮小化を図ることができるようになる。
さらに、図2に示すように、本発明に係る水力発電システム100に、上部貯水部10内の水位(水量)を測定するレベル発信器11と、貯水タンク50内の圧力を測定する圧力発信器(差圧発信器)54と、各バルブ43〜45,52の開閉を制御線2を介して制御する制御装置70と、をさらに備えて、通信線1により制御装置70をレベル発信器11、圧力発信器54、及びNGH投入装置60と通信可能に接続して、制御装置70は、レベル発信器11から受信した上部貯水部10内の水位(水量)のデータ、及び圧力発信器54から受信した貯水タンク50内の圧力のデータに基づいて、NGH投入装置60に分解装置40にNGHを投入する旨を通知したり、各バルブ43〜46,52の開閉を制御したりすることとしてもよい。
具体的には、制御装置70は、上部貯水部10内の水位(水量)が所定値に満たない場合に、NGH投入装置60に分解装置40にNGHを投入する旨を通知するとともにバルブ43,44を開放するように制御して、分解装置40においてNGHを分解させることにより発生する天然ガスを貯水タンク50に供給するようにしてもよい。また、制御装置70は、分解装置40からの天然ガスの供給により貯水タンク50内の圧力が所定値以上に達した場合に、バルブ52を開放するように制御して貯水タンク50内の水を上部貯水部10に供給してもよい。さらに、制御装置70は、上部貯水部10内の水位(水量)が所定値以上に達した場合に、バルブ44,45を開放するように制御して貯水タンク50内のガスを排出して貯水タンク50内の圧力を低下させ、貯水タンク50から上部貯水部10への水の供給を停止するようにしてもよいし、バルブ52を閉鎖して貯水タンク50から上部貯水部10への水の供給を停止するようにしてもよい。これらの制御により、上部貯水部10への水の供給を自動で制御することが可能となる。
また、図2に示すように、本発明に係る水力発電システム100に、貯水タンク50内の水位(水量)を測定するレベル発信器53と、バルブ32,46の開閉を制御線2を介して制御する制御装置70と、をさらに備えて、通信線1により制御装置70をレベル発信器53と通信可能に接続し、制御装置70はレベル発信器53から、レベル発信器53が測定した貯水タンク50内の水位(水量)のデータを受信できるようにし、制御装置70は、貯水タンク50内の水位(水量)が所定値以下になった場合に、バルブ32,46を開放するように制御して下部貯水部30及び分解装置40から貯水タンク50に水が供給されるようにしてもよい。これにより、貯水タンク50内の水位(水量)が所定値以下になった場合に自動で水を貯水タンク50に補給されるようにすることができる。
また、図2に示すように、本発明に係る水力発電システム100に、貯水タンク50内の圧力を測定する圧力発信器(差圧発信器)54と、バルブ44,45の開閉を制御線2を介して制御する制御装置70と、をさらに備えて、通信線1により制御装置70を圧力発信器54と通信可能に接続し、制御装置70は圧力発信器54から、圧力発信器54が測定した貯水タンク50内の圧力のデータを受信できるようにし、制御装置70は貯水タンク50内の圧力上昇に応じてバルブ44,45を開放してガスを外部に排出し、貯水タンク50内の圧力を減少するようにしてもよい。これにより、貯水タンク50内の圧力上昇に応じて圧力を自動で減少させることができるようになる。
なお、本実施の形態においては、NGHを用いることとしているが、NGHの代わりに、メタンハイドレート、エタンハイドレート、プロパンハイドレート等の可燃性ガスのハイドレート、窒素ガスハイドレートなどの水に難溶性、好ましくは不溶性のガスハイドレート、又はこれらの混合物を用いることとしてもよい。また、下部貯水部30や河川等から水を上部貯水部10に供給することができるポンプを別途設けることとしてもよい。
上述の制御装置70は、例えば、CPUやメモリなどを備えるコンピュータ等の装置である。また、上述のバルブ32,43〜46,52は、例えば、電磁弁などである。
==本発明に係る水力発電システムの制御==
次に、水力発電機20が上部貯水部10からの水の供給により発電した場合の水力発電システム100の制御について説明する。図3に、本発明の一実施形態として、水力発電システム100の制御を説明するための状態図を示し、図4に、本発明の一実施形態として、水力発電システム100の制御装置70が制御する処理のフローチャートを示す。
まず、図3Aに示すように、レベル発信器11から受信した、レベル発信器11が測定した上部貯水部10内の水位(水量)のデータに基づいて、制御装置70が上部貯水部10内の水位(水量)が所定値に満たないと判断した場合には、制御装置70はNGH投入装置60に対して分解装置40にNGHを投入する旨を通知する(図4中、S401)。これにより、NGH投入装置60は分解装置40にNGHを投入することとなる。
次に、図3Bに示すように、制御装置70は、バルブ43,44を開放するように制御し(図4中、S402)、分解装置40においてNGHを分解することにより発生する天然ガスを貯水タンク50に供給して貯水タンク50内の圧力を所定値以上に上昇させる。圧力発信器54から受信した、圧力発信器54が測定した貯水タンク50内の圧力のデータに基づいて、制御装置70が貯水タンク50内の圧力が所定値以上に達したと判断した場合には、制御装置70はバルブ52を開放するように制御し(図4中、S403)、貯水タンク50内の水を上部貯水部10に供給する。
貯水タンク50内の水を上部貯水部10に供給中に、図3Cに示すように、レベル発信器11から受信した、レベル発信器11が測定した上部貯水部10内の水位(水量)のデータに基づいて、制御装置70が上部貯水部10内の水位(水量)が所定値以上に達したと判断した場合、あるいは、レベル発信器53から受信した、レベル発信器53が測定した貯水タンク50内の水位(水量)のデータに基づいて、制御装置70が貯水タンク50内の水位(水量)が所定値以下になったと判断した場合には、制御装置70は、バルブ52を閉鎖するように制御して(図4中、S404)、貯水タンク50から上部貯水部10への水の供給を中止するとともに貯水タンク50内の天然ガスが上部貯水部10に供給されるのを防止し、NGH投入装置60に対して分解装置40にNGHの投入を中止する旨を通知して(図4中S405)、NGHの分解を中止し、バルブ43を閉鎖するとともにバルブ45を開放するように制御して(S406)、天然ガスを外部に供給(排出)することにより貯水タンク50内の圧力を減少させる。
次に、図3Dに示すように、制御装置70は、バルブ32,46を開放するように制御して(図4中、S407)、下部貯水部30及び分解装置40から水が貯水タンク50に供給されるようにするとともに、貯水タンク50内の天然ガスを外部に供給(排出)する。
その後、制御装置70は、レベル発信器53から受信した、レベル発信器53が測定した貯水タンク50内の水位(水量)のデータに基づいて、貯水タンク50内の水位(水量)が所定値以上になったと判断した場合には、制御装置70はバルブ32,44〜46を閉鎖するように制御して(図4中、S408)、処理を終了する。
以上のように、水力発電機20の発電のために上部貯水部10から水を供給することにより、上部貯水部10の水位(水量)が所定値に満たさなくなった場合に、制御装置70に(S401)〜(S408)の処理を行わせることにより、貯水タンク50から上部貯水部10への水の供給、分解装置40及び下部貯水部30から貯水タンク50への水の供給、NGH投入装置60から分解装置40へのNGHへの投入、貯水タンク50から外部への天然ガスの供給(排出)などを自動で制御することが可能となる。
本発明の一実施形態として説明する水力発電システムの概略構成を示す図である。 本発明において、他の一実施形態として説明する水力発電システムの概略構成を示す図である。 本発明の一実施形態において、水力発電システムの制御を説明するための状態図である。 本発明の一実施形態において、水力発電システムが制御する処理のフローチャートを示す図である。
符号の説明
1 通信線
2 制御線
10 上部貯水部
11,53 レベル発信器
20 水力発電機
30 下部貯水部
31,41,42,51 配管
32,43〜46,52 バルブ
40 分解装置
50 貯水タンク
54 圧力発信器
60 NGH投入装置
70 制御装置
100 水力発電システム

Claims (14)

  1. 貯水部と、前記貯水部からの水の供給により発電する水力発電機とを備える水力発電システムにおいて、
    前記貯水部より低所に設置され、水に難溶性のガスのハイドレートを分解させることにより発生するガスの圧力上昇により前記貯水部に水を供給する密閉耐圧容器と、
    前記貯水部内の水量を測定する貯水部水量測定器と、
    前記貯水部水量測定器によって測定された前記貯水部の水量が所定値に満たない場合に、前記ハイドレートを分解させて前記密閉耐圧容器内の水を前記貯水部に供給するように制御する制御手段と、
    をさらに備えることを特徴とする水力発電システム。
  2. 貯水部と、前記貯水部からの水の供給により発電する水力発電機とを備える水力発電システムにおいて、
    水に難溶性のガスのハイドレートを分解させることにより発生するガスの排出弁を備え、前記貯水部より低所に設置され、前記ハイドレートを分解させることにより発生するガスの圧力上昇により前記貯水部に水を供給する密閉耐圧容器と、
    前記貯水部内の水量を測定する貯水部水量測定器と、
    前記貯水部水量測定器によって測定された前記貯水部内の水量が所定値以上に達した場合に前記ガス排出弁を開放して貯水部への水の供給を停止するように制御する制御手段と、
    をさらに備えることを特徴とする水力発電システム。
  3. 前記ハイドレートを分解する分解装置と、
    前記分解装置において前記ハイドレートを分解させることにより発生したガスを前記密閉耐圧容器に導入する導入手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の水力発電システム。
  4. 前記貯水部より低所に設置された下部貯水部と、
    前記下部貯水部の水を前記密閉耐圧容器に供給する供給手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の水力発電システム。
  5. 前記耐圧容器内のガスを外部に供給する供給手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の水力発電システム。
  6. 貯水部と、
    前記貯水部からの水の供給により発電する水力発電機と、
    前記貯水部より低所に設置され、水に難溶性のガスのハイドレートを分解させることにより発生するガスの圧力上昇により前記貯水部に水を供給する密閉耐圧容器と、
    前記貯水部内の水量を測定する貯水部水量測定器と、
    を備える水力発電システムにおいて、
    前記貯水部水量測定器によって測定された前記貯水部の水量が所定値に満たない場合に、前記ハイドレートを分解させて前記密閉耐圧容器内の水を前記貯水部に供給するように制御する工程を含むことを特徴とする水力発電システムの制御方法。
  7. 前記貯水部より低所に設置された下部貯水部をさらに備え、
    前記下部貯水部の水を前記密閉耐圧容器に供給するように制御する工程をさらに含むことを特徴とする請求項に記載の水力発電システムの制御方法。
  8. 貯水部と、
    前記貯水部からの水の供給により発電する水力発電機と、
    水に難溶性のガスのハイドレートを分解させることにより発生するガスの排出弁を備え、前記貯水部より低所に設置され、前記ハイドレートを分解させることにより発生するガスの圧力上昇により前記貯水部に水を供給する密閉耐圧容器と、
    前記貯水部内の水量を測定する貯水部水量測定器と、
    を備える水力発電システムにおいて、
    前記貯水部の水量が所定値に満たない場合に、前記ハイドレートを分解させて前記密閉耐圧容器内の水を前記貯水部に供給するように制御する工程と、
    前記貯水部水量測定器によって測定された前記貯水部内の水量が所定値以上に達した場合に前記ガス排出弁を開放して前記貯水部への水の供給を停止するように制御する工程と、
    を含むことを特徴とする水力発電システムの制御方法。
  9. 前記貯水部より低所に設置された下部貯水部をさらに備え、
    前記下部貯水部の水を前記密閉耐圧容器に供給するように制御する工程をさらに含むことを特徴とする請求項8に記載の水力発電システムの制御方法。
  10. 記貯水部水量測定器によって測定された前記貯水部の水量が所定値に満たない場合に、前記ハイドレートを分解させて前記密閉耐圧容器内の水を前記貯水部に供給するように制御する工程をさらに含むことを特徴とする請求項又はに記載の水力発電システムの制御方法。
  11. 前記ハイドレートを分解する分解装置をさらに備え、
    前記分解装置において前記ハイドレートを分解させることにより発生するガスを前記密閉耐圧容器内に導入するように制御する工程をさらに含むことを特徴とする請求項10のいずれかに記載の水力発電システムの制御方法。
  12. 前記密閉耐圧容器内の水量を測定する密閉耐圧容器水量測定器をさらに備え、
    前記密閉耐圧容器水量測定器によって測定された前記密閉耐圧容器内の水量が所定値以下になった場合に、前記ハイドレートの分解を停止するように制御する工程をさらに含むことを特徴とする請求項11のいずれかに記載の水力発電システムの制御方法。
  13. 前記密閉耐圧容器内の水量を測定する密閉耐圧容器水量測定器をさらに備え、
    前記密閉耐圧容器水量測定器によって測定された前記密閉耐圧容器の水量が所定値以下になった場合に、前記密閉耐圧容器は前記貯水部への水の供給を停止するように制御する工程をさらに含むことを特徴とする請求項11のいずれかに記載の水力発電システムの制御方法。
  14. 前記水に難溶性のガスのハイドレートは、可燃性ガスのハイドレートであり、
    前記密閉耐圧容器内の前記可燃性ガスを外部に供給するように制御する工程をさらに含むことを特徴とする請求項13のいずれかに記載の水力発電システムの制御方法。
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