JP4781740B2 - Door structure and sliding door structure - Google Patents
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Description
本発明は、ドアや引き戸(以下、「ドア等」という。)の構造に関する。 The present invention relates to the structure of doors and sliding doors (hereinafter referred to as “doors”).
ドア等は、開閉時に枠とドア等とが衝突して騒音を発生する。又、開閉動作として、ハンドルの回転、ラッチや鎌(フック)の出入、デッドボルトの出入、鍵の挿入・回転・引き抜き、がたつきによる擦れ音や油切れによる軋み等多くの騒音発生が考えられる。
これらの騒音の内、例えば適切な注油や調整によって、擦れ音や軋み音は軽減・消失し、開閉時の枠とドア等との衝突もドアクローザーやドア枠に設置されるクッション用パッキンの使用によって大幅に低減が可能である。
ところが、錠とハンドル周辺は、強度と耐久性の問題から大半は金属部品が使用されているため、ある程度の遊びの空間が必要であり、この空間が災いして、ハンドル操作時に「ガチャガチャ」といった耳障りな音が発生しがちである。金属同士の接触音は中〜高音域のため、音量自体は小さくてもよく聞こえるものである。
When the door is opened and closed, the frame and the door collide with each other to generate noise. In addition, as the opening and closing operation, many noise generations such as turning of the handle, entering and exiting of latch and sickle (hook), entering and exiting of dead bolt, insertion / rotation / pulling of key, rattling due to rattling and stagnation due to lack of oil It is done.
Of these noises, for example, by appropriate lubrication and adjustment, rubbing and squeaking noises are reduced / disappeared, and collisions between the frame and the door during opening and closing use door cushions and cushion packing that is installed on the door frame. Can be greatly reduced.
However, the lock and handle area are mostly made of metal parts due to strength and durability problems, so a certain amount of play space is required. It is prone to harsh sounds. Since the contact sound between metals is in the mid to high range, the sound can be heard even if the volume is low.
例えば、ドアの場合、閉じた状態でドア枠に保持するために、ラッチが設けられた錠が使用されている。図15は、ラッチ14を有する錠10を取り付けたドア100を示す正面図であり、図16は、ドア100に取り付けられる錠10の正面図である。
For example, in the case of a door, a lock provided with a latch is used to hold the door frame in a closed state. FIG. 15 is a front view showing the
図16に示すように、錠10は、主としてラッチ駆動機構(図示しない)、ケース部材11、ラッチ14、及びドアハンドル15から構成されている。ラッチ駆動機構はケース部材11の中に格納されており、ドアハンドル15が軸16を介してラッチ駆動機構と接続されている。そして、ドアハンドル15を回動することによってラッチ駆動機構を介してラッチ14を左右方向に進退動させるようになっている。ドア100閉時において、ラッチ14はドア100の左側端部から突出して、ドア枠に設けたラッチ受けに係合するようになっている。また、ドアハンドル15とドア100の表面との間には、ドアハンドル15を支持するハンドルプレート20が設けられている。
As shown in FIG. 16, the
このような錠10においては、ラッチ14がラッチ受けに入る際に「カチャ」という音が必ず発生していた。通常は別に気にならなくても、例えば深夜のドア開閉時にはかなり大きな音として聞こえてしまう欠点があった。また、ドアハンドル15を回す音も気になるものであった。
In such a
また、引き戸に取り付けられる錠には、フックが出没するようにしたものが使用されている。図17は、フック35を有する錠30を取り付けた引き戸200を示す正面図であり、図18は、引き戸200に取り付けられる錠30の正面図である。図18(a)は引き戸200が開いているときの錠30の状態を示しており、図18(b)は引き戸200が閉じているときの錠30の状態を示している。
In addition, as a lock attached to the sliding door, a hook with which a hook appears and is used is used. FIG. 17 is a front view showing the sliding
図18(a),(b)に示すように、錠30は、主としてフック駆動機構(図示しない)、ケース部材31、スライドボタン34、及びフック35から構成されている。フック駆動機構はケース部材31の中に格納されており、スライドボタン34及びフック35とそれぞれ接続されている。引き戸200が開いているときはスライドボタン34がケース部材31から突出している。そして、引き戸200を閉めて引き戸200の左側端部が柱や壁等に当接すると、スライドボタン34がケース部材31の中に押し込まれ、これに連動してフック35がケース部材31から突出するようになっている。このときフック35は、柱や壁等に設けたストライカに係合するようになっている。また、引き戸200の表面には、操作ハンドル50を設けた引き手40が取り付けられている。
As shown in FIGS. 18A and 18B, the
このような錠20においては、フック35がケース部材31から突出するときの音や、ストライカに係合するときに「カチャ」という音が必ず発生していた。通常は別に気にならなくても、例えば深夜のドア開閉時にはかなり大きな音として聞こえてしまう欠点があった。また、操作ハンドル50を操作する音も気になるものであった。
In such a
上記の問題に対応するために、以下のとおり多くの提案がなされている。
特許文献1には、錠内部に緩衝材を使用してラッチ移動時の衝撃力を吸収する発明が記載されている。また、特許文献2には、錠内部に磁石を使用してラッチの衝突音を低減する発明が記載されている。さらに、特許文献3には、錠内部に高粘性物質を使用してラッチの衝突音を低減する発明が記載されている。
また、特許文献4には、貫通孔が設けられたカバープレートとドアとの間に遮音材を設けた発明が記載されている。
Patent Document 1 describes an invention in which a shock absorbing material is used inside a lock to absorb an impact force at the time of latch movement.
しかし、上記従来の方法においては、それぞれ以下のような問題点を有していた。
特許文献1乃至特許文献3に記載された錠は、騒音防止のため錠内部に複雑な構造を有するため、コスト高になってしまう。また、既存の錠の内部構造を変更することは困難であり、既存の製品に適用することはできない。
また、特許文献2に記載された錠のように粘性物質を用いた場合には、年数を経るうちに劣化して効果が低減してしまう。ゴム等の緩衝材を用いた場合も同様である。
さらに、特許文献4に記載された発明は、遮音材を用いて貫通孔から漏れる音を遮断するものであり、騒音の発生自体を抑制することはできない。
However, each of the above conventional methods has the following problems.
The locks described in Patent Literature 1 to
Moreover, when a viscous substance is used like the lock | rock described in
Furthermore, the invention described in
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するためのものであり、構造が簡単で既存製品にも適用可能であり、経年変化に強く確実な防音性能を発揮できるようなドア構造、及び引き戸構造を提供するものである。 Accordingly, the present invention is to solve the above-described conventional problems, and has a simple structure and can be applied to existing products , and a door structure and a sliding door structure capable of exhibiting a soundproof performance that is resistant to secular change and is reliable. Is to provide.
上記従来の課題を解決するために、請求項1に係る発明のドア構造は、ドア(100)の表面に設けられた金属製のハンドルプレート(20)に支持されるドアハンドル(15)を回動することによってラッチ(14)を左右方向に進退動させ、前記ラッチ(14)を前記ドア(100)の端部から突出させ、ドア枠に設けたラッチ受けに係合させて前記ドア(100)を閉じるラッチ駆動機構と、前記ラッチ駆動機構を格納し前記ドア(100)に形成された取り付け穴に嵌め込まれる金属製のケース部材(11)と、を有する錠(10)が前記ドア(100)の左側端部に取り付けられたドア構造において、前記ケース部材(11)の外側及び/又は内側に直接貼着されるとともに前記ラッチ(14)の進退動時に前記ラッチ(14)に非接触で、前記ラッチ(14)の進退動による振動を吸収して騒音発生を防止する制振材(1)を設けたことを特徴とする。
なお、制振材とは、外部から材料内に入ってきた振動エネルギーを熱エネルギーに変換し、吸収してしまう能力の大きい材料をいう。
In order to solve the above-described conventional problems, the door structure according to the first aspect of the present invention rotates the door handle (15) supported by the metal handle plate (20) provided on the surface of the door (100). By moving, the latch (14) is moved back and forth in the left-right direction, the latch (14) is protruded from the end of the door (100), and is engaged with a latch receiver provided on a door frame, thereby the door (100 ) And a metal case member (11) that houses the latch drive mechanism and is fitted into an attachment hole formed in the door (100). The lock (10) includes the door (100). in door structure attached to the left end of) the latch (14) during forward and backward movement of the latch (14) while being outer and / or attached directly to the inside of the case member (11) Contact, wherein said providing the latch damping material to prevent absorption to noise generating vibrations by reciprocating movement of (14) (1).
The damping material refers to a material having a large ability to convert vibration energy that enters the material from the outside into heat energy and absorb it.
また、請求項2に係る発明のドア構造は、ドア(100)の表面に設けられた金属製のハンドルプレート(20)に支持されるドアハンドル(15)を回動することによってラッチ(14)を左右方向に進退動させ、前記ラッチ(14)を前記ドア(100)の端部から突出させ、ドア枠に設けたラッチ受けに係合させて前記ドア(100)を閉じるラッチ駆動機構と、前記ラッチ駆動機構を格納し前記ドア(100)に形成された取り付け穴に嵌め込まれる金属製のケース部材(11)と、を有する錠が前記ドア(100)の左側端部に取り付けられたドア構造において、前記ハンドルプレート(20)の裏面に直接貼着されるとともに前記ドアハンドル(15)の回動時に前記ドアハンドル(15)に非接触で、前記ドアハンドル(15)の回動による振動を吸収して騒音発生を防止する制振材(2)を設けたことを特徴とする。
In the door structure of the invention according to
また、請求項3に係る発明の引き戸構造は、スライドボタン(34)を出没させることによってフック(35)を左右方向に出没させ、前記フック(35)を左右方向に移動する引き戸(200)の端部から突出させ、柱や壁に設けたストライカに係合させて前記引き戸(200)を閉じるフック駆動機構と、前記フック駆動機構を格納し前記引き戸(200)に形成された取り付け穴に嵌め込まれる金属製のケース部材(31)と、を有する錠(30)が前記引き戸(200)の左側端部に取付けられた引き戸構造において、前記ケース部材(31)の外側及び/又は内側に直接貼着されるとともに前記フック(35)の出没時に前記フック(35)に非接触で、前記フック(35)の出没による振動を吸収して騒音発生を防止する制振材(3)を設けたことを特徴とする。 In the sliding door structure according to the third aspect of the invention, the sliding button (34) is moved in and out so that the hook (35) moves in and out in the left and right direction, and the hook (35) moves in the left and right direction. A hook drive mechanism that protrudes from the end and engages with a striker provided on a pillar or wall to close the sliding door (200), and the hook driving mechanism is housed and fitted into a mounting hole formed in the sliding door (200). In a sliding door structure in which a lock (30) having a metal case member (31) attached to the left end of the sliding door (200) is attached directly to the outside and / or the inside of the case member (31). while being worn by a non-contact with the hook (35) when infested of the hook (35), the damping material to prevent the occurrence of noise by absorbing vibrations caused by infested of the hook (35) 3) that the provided characterized.
また、請求項4に係る発明の引き戸構造は、スライドボタン(34)及びスライドプレート(36)に連動してフック(35)を左右方向に出没させ、前記フック(35)を左右方向に移動する引き戸(200)の端部から突出させ、柱や壁に設けたストライカに係合させて前記引き戸(200)を閉じるフック駆動機構と、前記フック駆動機構を格納し前記引き戸(200)に形成された取り付け穴に嵌め込まれる金属製のケース部材(31)と、を有する錠(30)が前記引き戸(200)の左側端部に取付けられるとともに、操作したときに前記スライドプレート(36)に当接して前記フック(35)を没入させる当接部(51)が設けられた操作ハンドル(50)を有する金属製の引き手(40)が前記引き戸(200)の表面に取り付けられた引き戸構造において、前記引き手(40)の裏面に直接貼着されるとともに前記操作ハンドル(50)の操作時に前記操作ハンドル(50)に非接触で、前記操作ハンドル(50)を操作したときの振動を吸収して騒音発生を防止する制振材(4)を設けたことを特徴とする。 In the sliding door structure according to the fourth aspect of the invention, the hook (35) is moved in and out in the left-right direction in conjunction with the slide button (34) and the slide plate (36), and the hook (35) is moved in the left-right direction. A hook drive mechanism that protrudes from the end of the sliding door (200) and engages with a striker provided on a column or wall to close the sliding door (200), and stores the hook driving mechanism and is formed on the sliding door (200). A lock (30) having a metal case member (31) to be fitted into the mounting hole is attached to the left end of the sliding door (200 ) and abuts against the slide plate (36) when operated. to the surface of the hook metallic pullers having an operating handle abutment (51) is provided for immersion (35) (50) (40) the sliding door (200) Te In Tagged sliding door structure Ri, without contact with the operating handle (50) when said operating handle (50) operated with is stuck directly to the back surface of the pullers (40), said operating handle (50) A vibration damping material (4) that absorbs vibrations when operated to prevent noise generation is provided .
また、請求項5に係る発明は、請求項1乃至請求項4のうちいずれか一つに記載の発明において、前記制振材(1,2,3,4,5)は、鉛、ブチルゴム、アスファルト、及び鉄粉含有樹脂シートのうちいずれか一つからなる制振シートであることを特徴とする。
The invention according to
また、請求項6に係る発明は、請求項1乃至請求項4のうちいずれか一つに記載の発明において、前記制振材(1,2,3,4,5)の貼着に替えて、制振塗料を塗布したことを特徴とする。 The invention according to claim 6 is the invention according to any one of claims 1 to 4, wherein the damping material (1, 2, 3, 4, 5) is attached. The anti-vibration paint is applied.
なお、括弧内の記号は、発明を実施するための最良の形態および図面に記載された対応要素または対応事項を示す。 The symbols in parentheses indicate the best mode for carrying out the invention and the corresponding elements or the corresponding matters described in the drawings.
請求項1に記載の発明によれば、ラッチ駆動機構を格納するケース部材の外側及び/又は内側に制振材を貼着するので、ラッチの進退動による振動を制振材が吸収して、騒音発生を防止することができる。
また、ケース部材の外側に貼着する場合には錠の内部構造を変更する必要がなく、既存の製品にも容易に適用することができる。
According to the first aspect of the present invention, since the vibration damping material is attached to the outside and / or the inside of the case member that stores the latch drive mechanism, the vibration damping material absorbs the vibration caused by the forward / backward movement of the latch, Noise generation can be prevented.
Moreover, when sticking on the outer side of a case member, it is not necessary to change the internal structure of a lock, and it can apply easily also to the existing product.
また、請求項2に記載の発明によれば、ドアハンドルとドアの表面との間に設けられたハンドルプレートの裏面に制振材を貼着するので、ドアハンドルの回動による振動を制振材が吸収して、騒音発生を防止することができる。 According to the second aspect of the present invention, since the vibration damping material is attached to the back surface of the handle plate provided between the door handle and the door surface, vibration due to the rotation of the door handle is suppressed. The material absorbs and noise generation can be prevented.
また、請求項3に記載の発明によれば、フック駆動機構を格納するケース部材の外側及び/又は内側に制振材を貼着するので、フックの出没による振動を制振材が吸収して、騒音発生を防止することができる。
また、ケース部材の外側に貼着する場合には錠の内部構造を変更する必要がなく、既存の製品にも容易に適用することができる。
According to the invention described in
Moreover, when sticking on the outer side of a case member, it is not necessary to change the internal structure of a lock, and it can apply easily also to the existing product.
また、請求項4に記載の発明によれば、操作ハンドルを有する引き手の裏面に制振材を貼着するので、操作ハンドルを操作したときの振動を制振材が吸収して、騒音発生を防止することができる。
According to the invention described in
なお、請求項1乃至請求項4に記載の発明における騒音防止効果は、いずれも制振材を貼着することにより、金属と金属の接触時に生じる振動エネルギーを制振材が熱エネルギーに変換し、吸収してしまうことで生じるものである。
また、請求項1乃至請求項4に記載のいずれの発明においても、制振材を貼着するだけなので、複雑な構造は必要なくコスト高とならない。さらに、制振材は貼着されるだけなので、振動を吸収するごく微小な動きしかなく、磨耗や経年変化が少ない。
In addition, the noise prevention effect in the inventions according to claims 1 to 4 is that the damping material converts vibration energy generated at the time of contact between the metal into thermal energy by sticking the damping material. This is caused by absorption.
Moreover, in any invention of Claim 1 thru | or 4, since only the damping material is stuck, a complicated structure is unnecessary and it does not become high-cost. Furthermore, since the damping material is only attached, there is very little movement that absorbs vibration, and there is little wear and aging.
また、請求項5に記載の発明によれば、請求項1乃至請求項4のうちいずれか一つに記載の発明の作用効果に加えて、制振材として、鉛、ブチルゴム、アスファルト、及び鉄粉含有樹脂シートのうちいずれか一つからなる制振シートを用いるので、制振シートの裏面に接着剤を塗布したり、両面テープを用いたりして容易に貼着することができる。
According to the invention described in
また、請求項6に記載の発明によれば、請求項1乃至請求項4のうちいずれか一つに記載の発明の作用効果に加えて、制振材を貼着する替わりに、制振塗料を塗布するので、凹凸がある箇所や、曲面状の箇所など制振材を貼着しにくい箇所にも対応することができる。 Further, according to the invention described in claim 6, in addition to the effect of the invention described in any one of claims 1 to 4, in place of attaching the damping material, the damping paint Therefore, it is possible to deal with places where the vibration damping material is difficult to stick, such as places with unevenness and curved places.
次に、図1及び図2を参照して、本発明の実施形態1に係る錠について説明する。
図1は、実施形態1に係る錠10を示す正面図であり、図2は、図1のA−A断面図である。ただし、図2は錠10がドア100に取り付けられた状態を示したものである。
Next, with reference to FIG.1 and FIG.2, the lock | rock which concerns on Embodiment 1 of this invention is demonstrated.
FIG. 1 is a front view showing a
図1に示すように、錠10は、主としてラッチ駆動機構(図示しない)、ケース部材11、ラッチ14、及びドアハンドル15から構成されている。ラッチ駆動機構はケース部材11の中に格納されており、ドアハンドル15が軸16を介してラッチ駆動機構と接続されている。そして、ドアハンドル15を回動することによってラッチ駆動機構を介してラッチ14を左右方向に進退動させるようになっている。ドア100閉時において、ラッチ14はドア100の左側端部から突出して、ドア枠に設けたラッチ受けに係合するようになっている。
なお、ケース部材11はネジ12によりネジ止めされ、錠10は取付プレート13によりドア100に固定される。
As shown in FIG. 1, the
The
一方、ケース部材11の外側には、制振材1が貼着されている。制振材1は、ケース部材11に隙間なく貼着する必要はなく、ネジや軸等の突起部分については省略してよい。
この制振材1は、外部から材料内に入ってきた振動エネルギーを熱エネルギーに変換し、吸収してしまう能力の大きい材料であれば特に限定されない。特に、鉛、ブチルゴム、アスファルト、鉄粉含有樹脂シート等の制振シートを用いるとよい。制振シートであれば、裏面に接着剤を塗布したり、両面テープを用いたりして容易に貼着することができる。
例えば、住友スリーエム株式会社製のSJ−5600シリーズ(クリアウレタンロールストック)や、SJ5800シリーズ(ウレタンロールストック)を用いることができる。以降に述べる制振材2乃至制振材5についても同様である。
On the other hand, the damping material 1 is attached to the outside of the
The damping material 1 is not particularly limited as long as it is a material having a large ability to convert vibration energy that has entered the material from the outside into heat energy and absorb it. In particular, vibration damping sheets such as lead, butyl rubber, asphalt, and iron powder-containing resin sheets may be used. If it is a damping sheet, it can be easily applied by applying an adhesive on the back surface or using a double-sided tape.
For example, SJ-5600 series (clear urethane roll stock) manufactured by Sumitomo 3M Limited or SJ5800 series (urethane roll stock) can be used. The same applies to the
図2は、錠10がドア100に取り付けられた状態を示す断面図であり、ドアハンドル15とドア100の表面との間には、ドアハンドル15を支持するハンドルプレート20が設けられている。
実施形態1においては、図2に示すようにケース部材11の表裏面に制振材1を貼着してあるがいずれか一方のみでもよいし、上面、下面、側面に貼着してもよい。さらに、ケース部材11の内側に貼着したり、ケース部材11の外側と内側の両方に貼着してもよい。
FIG. 2 is a cross-sectional view showing a state in which the
In the first embodiment, as shown in FIG. 2, the damping material 1 is attached to the front and back surfaces of the
実施形態1に係る錠10によれば、ラッチ駆動機構を格納するケース部材11の外側に制振材1を貼着するので、ラッチ14の進退動による振動を制振材1が吸収して、騒音発生を防止することができる。
According to the
また、ケース部材11の外側に貼着するので錠10の内部構造を変更する必要がなく、既存の製品にも容易に適用することができる。従って、既に防音効果のある従来の錠に制振材1を貼着することにより、一層の防音効果が発揮され、無音に近い錠を得る事ができる。
ケース部材11の内側に貼着する場合は、多少部品のサイズを変更する必要がある場合も考えられるが、外側に貼着する場合は、ドア100の取り付け穴を多少大きくする程度の部分的な改修で済む。
Moreover, since it sticks on the outer side of the
When sticking to the inside of the
次に、図3及び図4を参照して、本発明の実施形態2に係るドア構造について説明する。
図3は、実施形態2に係るドア構造を示す正面図であり、図4は、図3のB−B断面図である。ドア100の外観は、従来例を示す図15と同様である。
Next, with reference to FIG.3 and FIG.4, the door structure which concerns on
FIG. 3 is a front view showing a door structure according to the second embodiment, and FIG. 4 is a cross-sectional view taken along line BB in FIG. The appearance of the
図3に示すように、実施形態2に係るドア構造においては、ドア100にドアハンドル15がハンドルプレート20に支持されて取り付けられている。ハンドルプレート20は、
ドアハンドル15とドア100の表面との間に設けられている。また、ドア100の左側端部からはラッチ14が出入するようになっている。
図4に示すように、ドアハンドル15は、実施形態1と同様にラッチ駆動機構(図示しない)を有する錠10と接続されており、ドア15の回動により、ラッチ14を左右方向に進退動させる点も実施形態1と同様である。
As shown in FIG. 3, in the door structure according to the second embodiment, a
It is provided between the
As shown in FIG. 4, the
一方、ハンドルプレート20の裏面には、制振材2が貼着されている。制振材2は、ハンドルプレート20の裏面に隙間なく貼着する必要はなく、ネジや軸等の突起部分については省略してよい。
なお、実施形態2においては、ドア100の表裏両面にハンドル15を取り付けた構成としているが、もちろんいずれか一方の面のみに取り付けた構成であってもよい。
On the other hand, the damping
In the second embodiment, the
実施形態2に係るドア構造によれば、ドアハンドル15とドア100の表面との間に設けられたハンドルプレート20の裏面に制振材2を貼着するので、ドアハンドル15の回動による振動を制振材2が吸収して、騒音発生を防止することができる。
さらに、実施形態1における錠10への制振材1の貼着と、実施形態2におけるハンドルプレート20の裏面への制振材2の貼着を組み合わせれば、錠部分から発生する広範囲の音について防音効果があり、さらに、既に防音効果のある従来の錠との併用も可能なので、併用すれば極めて高度な防音処理が可能である。
According to the door structure according to the second embodiment, the
Furthermore, if the attachment of the damping material 1 to the
次に、図5及び図6を参照して、本発明の実施形態3に係る錠について説明する。
図5は、実施形態3に係る錠30を示す正面図である。錠30は、左右方向に移動する引き戸200の左側端部に取り付けられるものであり、図5(a)は引き戸200が開いているときの錠30の状態を示しており、図5(b)は引き戸200が閉じているときの状態を示している。また、図6は、図5のC−C断面図である。ただし、図6は錠30が引き戸200に取り付けられた状態を示したものである。
Next, with reference to FIG.5 and FIG.6, the lock | rock which concerns on
FIG. 5 is a front view showing the
図5(a),(b)に示すように、錠30は、主としてフック駆動機構(図示しない)、ケース部材31、スライドボタン34、及びフック35から構成されている。フック駆動機構はケース部材31の中に格納されており、スライドボタン34及びフック35とそれぞれ接続されている。引き戸200が開いているときはスライドボタン34がケース部材31から突出している。そして、引き戸200を閉めて引き戸200の左側端部が柱や壁等に当接すると、スライドボタン34がケース部材31の中に押し込まれ、これに連動してフック35がケース部材31から突出するようになっている。このときフック35は、柱や壁等に設けたストライカに係合するようになっている。
なお、ケース部材31はネジ32によりネジ止めされ、錠30は取付プレート33により引き戸200に固定される。
As shown in FIGS. 5A and 5B, the
The
一方、ケース部材31の外側には、制振材3が貼着されている。制振材3は、ケース部材31に隙間なく貼着する必要はなく、ネジや軸等の突起部分については省略してよい。
図6は、錠30が引き戸200に取り付けられた状態を示す断面図である。
実施形態3においては、図6に示すようにケース部材31の表裏面に制振材3を貼着してあるがいずれか一方のみでもよいし、上面、下面、側面に貼着してもよい。さらに、ケース部材31の内側に貼着したり、ケース部材31の外側と内側の両方に貼着してもよい。
On the other hand, the damping
FIG. 6 is a cross-sectional view showing a state where the
In the third embodiment, as shown in FIG. 6, the damping
実施形態3に係る錠30によれば、フック駆動機構を格納するケース部材31の外側に制振材3を貼着するので、フック35の出没による振動を制振材3が吸収して、騒音発生を防止することができる。
According to the
また、ケース部材31の外側に貼着するので錠30の内部構造を変更する必要がなく、既存の製品にも容易に適用することができる。従って、既に防音効果のある従来の錠に制振材3を貼着することにより、一層の防音効果が発揮され、無音に近い錠を得る事ができる。
ケース部材31の内側に貼着する場合は、多少部品のサイズを変更する必要がある場合も考えられるが、外側に貼着する場合は、引き戸200の取り付け穴を多少大きくする程度の部分的な改修で済む。
Moreover, since it sticks on the outer side of the
When sticking to the inside of the
次に、図7乃至図14を参照して、本発明の実施形態4に係る引き戸構造について説明する。実施形態4に係る引き戸構造は、引き戸200に錠を取り付けたものであり、その外観は、従来例を示す図17と同様である。
Next, a sliding door structure according to
最初に、図7、図8、図13、及び図14を参照して、引き戸200が開いているときの状態について説明する。なお、図8は図7のD−D断面図である。
図7及び図8に示すように、左右方向に移動する引き戸200には錠30が取り付けられている。引き戸200が開いているときには、スライドボタン34がケース部材31から突出している。また、ケース部材31の右側面(スライドボタン34の突出面と反対側)からはスライドプレート36が右方向に突出している。このスライドプレート36は、後述するようにフック36の出没に連動するようになっている。
First, a state when the sliding
As shown in FIGS. 7 and 8, a
一方、引き戸200の表裏面には、引き手40が取り付けられており、引き手40に手を引っ掛けることにより、引き戸200を左右に移動できるようになっている。引き手40は、引き戸200の表裏面に埋設されて、凹部に手を引っ掛けることができるように、断面略U字形の矩形状の板材から形成されている。また、引き手40には、操作ハンドル50が軸53を介して取り付けられている。引き戸200を右方向(開く方向)に移動させるときには、操作ハンドル50に手を掛けて操作ハンドル50を軸53を中心に回転させるようになっている。
なお、実施形態4においては、引き戸200の表裏両面に引き手40を取り付けた構成としているが、もちろんいずれか一方の面のみに取り付けた構成であってもよい。
On the other hand, a pulling
In addition, in
また、図13に示すように、引き手40には、後述する操作ハンドル50の当接部51が通過可能な開口部41が設けられるとともに、裏面に制振材4が貼着されている。制振材4は、引き手40の裏面に隙間なく貼着する必要はなく、ネジ42等の突起部分については省略してよい。
また、図14に示すように、操作ハンドル50は、断面略L字形に屈曲した略半月形の本体部52と、本体部52の側端部中央に設けられた当接部51からなり、当接部51の表裏面には制振材5が貼着されている。なお、制振材5は、当接部51の表裏面のどちらか一方に貼着してもよい。
また、制振材4と制振材5のいずれか一方を用いてもよいが、両方を用いる方がより効果的である。
As shown in FIG. 13, the
As shown in FIG. 14, the operation handle 50 includes a substantially half-moon shaped
Further, either one of the
次に、図9及び図10を参照して、引き戸200が閉じているときの状態について説明する。なお、図10は図9のD−D断面図である。
図9及び図10に示すように、引き戸200が閉じているときには、引き戸200の左側端部が柱や壁等に当接してスライドボタン34がケース部材31の中に押し込まれ、これに連動してフック35がケース部材31から左方向に突出している。そしてフック35が柱や壁等に設けたストライカに係合している。
また、フック35が左方向に突出するのに連動して、ケース部材31の右側面から突出するスライドプレート36が右方向にさらに突出し、操作ハンドル50の当接部51と当接する直前の位置まで移動している。
Next, with reference to FIG.9 and FIG.10, the state when the sliding
As shown in FIGS. 9 and 10, when the sliding
Further, in conjunction with the protrusion of the
次に、図11及び図12を参照して、引き戸200を開くときの動きについて説明する。なお、図12は図11のD−D断面図である。
図11及び図12に示すように、引き戸200が開くときには、引き戸200を開く方向(右方向)に移動させるために、引き手40の操作ハンドル50に手を引っ掛ける。このとき、操作ハンドル50は、軸53を中心に回転する。そして、この回転の動きに合わせて、操作ハンドル50の当接部51が、引き戸200閉時に突出したスライドプレート36をケース部材31の中に押し戻す。そうすると、スライドプレート36の動きに連動してフック35がケース部材31の中に入り込み、柱や壁等に設けられたストライカからはずれ、引き戸200を開く方向に移動させることが可能となる。
Next, with reference to FIG.11 and FIG.12, the movement when opening the sliding
As shown in FIGS. 11 and 12, when the sliding
実施形態4に係る引き戸構造によれば、操作ハンドル50を有する引き手40の裏面に制振材4を貼着するので、操作ハンドル50を操作したときの振動を制振材4が吸収して、騒音発生を防止することができる。
また、錠30にはフック35の出没に連動するスライドプレート36が設けられるとともに、操作ハンドル50には操作時にスライドプレート36と当接してフック35を没入させる当接部51が設けられており、その当接部51に制振材5を貼着するので、操作ハンドル50を操作して当接部51が当接したときの振動を制振材5が吸収して、騒音発生を防止することができる。
According to the sliding door structure according to the fourth embodiment, since the
Further, the
とくに、引き戸200における、錠30及び引き手40を取り付ける部分は、引き戸200の左側端部、表面、裏面が貫通孔となっており、騒音が筒抜けになりやすいため、制振材4及び制振材5の貼着が非常に効果的である。
さらに、実施形態3における錠30への制振材3の貼着と、実施形態4における引き手40の裏面への制振材4、当接部51への制振材5の貼着を組み合わせれば、錠部分から発生する広範囲の音について防音効果があり、さらに、既に防音効果のある従来の錠との併用も可能なので、併用すれば極めて高度な防音処理が可能である。
In particular, the portion of the sliding
Further, the attachment of the
上記実施形態1乃至実施形態4における騒音防止効果は、いずれも制振材を貼着することにより、金属と金属の接触時に生じる振動エネルギーを制振材が熱エネルギーに変換し、吸収してしまうことで生じるものである。
また、制振材を貼着するだけなので、複雑な構造は必要なくコスト高とならない。さらに、制振材は貼着されるだけなので、振動を吸収するごく微小な動きしかなく、磨耗や経年変化が少ない。
The noise prevention effect in the first to fourth embodiments is that the vibration damping material is converted into heat energy by absorbing the vibration energy generated when the metal and the metal are in contact with each other by sticking the vibration damping material. This is what happens.
Moreover, since only the damping material is stuck, a complicated structure is not required and the cost is not increased. Furthermore, since the damping material is only attached, there is very little movement that absorbs vibration, and there is little wear and aging.
また、上記騒音防止効果は、金属同士の接触によって発生する騒音の内、「カチャカチャ」といったような耳障りな中〜高音域の音を中心に、制振材の作用で吸振・減衰が行なわれる。その結果、発生する音は低〜中音域中心の「コトコト」といった気にならない音が残る程度で、例えて言うならば、ハイヒール歩行音がゴム底運動靴の歩行音に変わったような感じとなる。これらの音質は小さいが重厚感のある音でドア等の高級感が増すとも言える。 In addition, the above-described noise prevention effect is that vibration is absorbed and attenuated by the action of the damping material, centering on an annoying medium to high frequency sound such as “kachikacha” among the noise generated by contact between metals. As a result, the sound that is generated is such that there is an unpleasant sound, such as a low-to-midrange centered sound, for example, the feeling that the high-heeled walking sound has changed to the walking sound of rubber-bottomed athletic shoes Become. It can be said that these sound quality is small but the sound is profound and the luxury of doors and the like is increased.
また、上記実施形態においては、制振材を貼着する替わりに、制振塗料を塗布してもよい。制振塗料であれば、凹凸がある箇所や、曲面状の箇所など制振材を貼着しにくい箇所にも対応することができる。 Moreover, in the said embodiment, you may apply a damping paint instead of sticking a damping material. If it is a damping paint, it can respond also to a place with unevenness or a place where it is hard to stick a damping material, such as a curved place.
また、上記実施形態においては、ケース部材11,31、ハンドルプレート20、引き手40、当接部51に制振材1〜5を貼着する替わりに、これらを二枚の金属板の間に制振材を狭着した制振鋼板により構成してもよい。制振鋼板であれば、鋼板があらかじめ制振構造となっており、従来とほぼ同じ工程で製造が可能である。
Moreover, in the said embodiment, instead of sticking the damping materials 1-5 to the
1 制振材
2 制振材
3 制振材
4 制振材
5 制振材
10 錠
11 ケース部材
12 ネジ
13 取付プレート
14 ラッチ
15 ドアハンドル
16 軸
20 ハンドルプレート
30 錠
31 ケース部材
32 ネジ
33 取付プレート
34 スライドボタン
35 フック
36 スライドプレート
40 引き手
41 開口部
42 ネジ
50 操作ハンドル
51 当接部
52 本体部
53 軸
100 ドア
200 引き戸
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Damping
Claims (6)
前記ケース部材の外側及び/又は内側に直接貼着されるとともに前記ラッチの進退動時に前記ラッチに非接触で、前記ラッチの進退動による振動を吸収して騒音発生を防止する制振材を設けたことを特徴とするドア構造。 By rotating a door handle supported by a metal handle plate provided on the surface of the door, the latch is moved back and forth in the left-right direction, and the latch protrudes from the end of the door and is provided on the door frame. A lock having a latch driving mechanism that engages with a latch receiver and closes the door, and a metal case member that houses the latch driving mechanism and is fitted into a mounting hole formed in the door is a left end of the door. In the door structure attached to the part,
Without contact with the latch during forward and backward movement of the latch with the outer and / or attached directly to the inside of the case member is provided with a damping material to prevent the occurrence of noise by absorbing vibrations caused by reciprocating movement of the latch A door structure characterized by that.
前記ハンドルプレートの裏面に直接貼着されるとともに前記ドアハンドルの回動時に前記ドアハンドルに非接触で、前記ドアハンドルの回動による振動を吸収して騒音発生を防止する制振材を設けたことを特徴とするドア構造。 By rotating a door handle supported by a metal handle plate provided on the surface of the door, the latch is moved back and forth in the left-right direction, and the latch protrudes from the end of the door and is provided on the door frame. A lock having a latch driving mechanism that engages with a latch receiver and closes the door, and a metal case member that houses the latch driving mechanism and is fitted into a mounting hole formed in the door is a left end of the door. In the door structure attached to the part ,
Provided with a damping material that is directly attached to the back surface of the handle plate and that does not contact the door handle when the door handle rotates, and absorbs vibration caused by the rotation of the door handle to prevent noise generation . A door structure characterized by that.
前記ケース部材の外側及び/又は内側に直接貼着されるとともに前記フックの出没時に前記フックに非接触で、前記フックの出没による振動を吸収して騒音発生を防止する制振材を設けたことを特徴とする引き戸構造。 A hook drive mechanism that causes the hook to protrude and retract in the left-right direction by projecting the slide button, protrudes from the end of the sliding door that moves in the left-right direction, and engages with a striker provided on a pillar or wall to close the sliding door And a sliding door structure in which a lock having a metal case member that houses the hook driving mechanism and is fitted into an attachment hole formed in the sliding door is attached to the left end of the sliding door,
Without contact with the hook when infested of the hook with the outer and / or attached directly to the inside of the casing member, providing the damping material to prevent the occurrence of noise by absorbing vibrations caused by infested of said hook A sliding door structure .
操作したときに前記スライドプレートに当接して前記フックを没入させる当接部が設けられた操作ハンドルを有する金属製の引き手が前記引き戸の表面に取り付けられた引き戸構造において、
前記引き手の裏面に直接貼着されるとともに前記操作ハンドルの操作時に前記操作ハンドルに非接触で、前記操作ハンドルを操作したときの振動を吸収して騒音発生を防止する制振材を設けたことを特徴とする引き戸構造。 A hook that moves in and out in the left-right direction in conjunction with the slide button and slide plate, protrudes from the end of the sliding door that moves in the left-right direction, and engages with a striker provided on a pillar or wall to close the sliding door A lock having a drive mechanism and a metal case member that houses the hook drive mechanism and is fitted in an attachment hole formed in the sliding door is attached to the left end of the sliding door,
In the sliding door structure in which a metal puller having an operation handle provided with a contact portion that contacts the slide plate and immerses the hook when operated is attached to the surface of the sliding door,
Provided with a damping material that is directly attached to the back surface of the puller and that prevents contact with the operation handle during operation of the operation handle and absorbs vibration when the operation handle is operated to prevent noise generation . A sliding door structure characterized by that.
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