JP4780036B2 - 無線中継装置 - Google Patents

無線中継装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4780036B2
JP4780036B2 JP2007140389A JP2007140389A JP4780036B2 JP 4780036 B2 JP4780036 B2 JP 4780036B2 JP 2007140389 A JP2007140389 A JP 2007140389A JP 2007140389 A JP2007140389 A JP 2007140389A JP 4780036 B2 JP4780036 B2 JP 4780036B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mobile station
identification number
stored
field strength
wireless relay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007140389A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008294919A (ja
Inventor
豊 前田
英樹 岡
宏司 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2007140389A priority Critical patent/JP4780036B2/ja
Publication of JP2008294919A publication Critical patent/JP2008294919A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4780036B2 publication Critical patent/JP4780036B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Radio Relay Systems (AREA)

Description

本願発明は、無線通信システムで移動局と基地局との間の無線通信を中継する無線中継装置に関するものである。
従来から、特開2004−349874号公報(特許文献1)に示されるように、4チャネル多重のTDMA−TDD(Time Division Multiple Access−Time Division Duplex)方式の無線通信システムにおいて移動局と基地局との間の無線通信を中継する無線中継装置が知られている。図7に示すように、この無線中継装置1は、2系統の基地局側無線通信部5a及び移動局側無線通信部5bを搭載し、基地局側無線通信部5aで基地局向けアンテナ11aを介して基地局BSとの間で無線通信を行うと同時に、移動局側無線通信部5bで移動局向けアンテナ11bを介して移動局PSとの間で無線通信を行っている。
特開2004−349874号公報
上記の従来例に示される無線中継装置1は、家屋内に設置されて使用されるが、運用に先立ち、登録する移動局PSを予め選択して記憶しておくことが必要である。このため、無線中継装置1は、中継対象の移動局PSの識別番号を記憶する移動局識別番号記憶モードを経て、移動局PSと基地局BSとの間で行われる通話と通信の少なくとも一方を無線中継する無線中継運用モードに移行するものである。
移動局識別番号記憶モードにおいて、隣接する他の家屋から移動局PSが発呼された場合、その電波を無線中継装置1で受信して認識すると、中継の対象としない他の家屋の移動局PSが中継対象として記憶されてしまい、中継対象とすべき移動局PSを記憶する工程を成し遂げることができない問題があった。
本願発明は、上記背景技術に鑑みて発明されたものであり、その目的は、中継対象である家屋内に存在する移動局のみを的確に記憶する無線中継装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本願請求項1記載の発明では、一又は複数の移動局と基地局との間で各々の送信電波を中継する無線中継装置において、移動局から発信される識別番号を受信する識別番号受信手段と、前記受信された識別番号を記憶する記憶手段と、移動局からの電波の受信電界強度測定値を測定する受信電界強度測定手段とを備え、記憶手段は、電源投入から所定時間内に限定して前記識別番号を記憶し、予め設定されている記憶可能最大数まで識別番号を記憶することができるものであり、前記受信電界強度測定値が所定の閾値より大きい移動局の識別番号のみを記憶するものであり、記憶されている識別番号の数を移動局の台数として表示する液晶表示手段をさらに備えたものであることを特徴としている。
本願請求項2記載の発明では、上記請求項1記載の無線中継装置において、液晶表示手段は、前記所定時間内であるか否かを表示するものであることを特徴としている。
本願請求項3記載の発明では、上記請求項1又は2記載の無線中継装置において、液晶表示手段は、記憶手段によって記憶された識別番号を表示するものであることを特徴としている。
本願請求項4記載の発明では、上記請求項1乃至3のいずれか一項に記載の無線中継装置において、移動局より受信した電波の受信電界強度測定値を用いて前記所定の閾値とするようにした受信電界強度閾値設定手段を備えたことを特徴としている。
本願請求項5記載の発明では、上記請求項1乃至4のいずれか一項に記載の無線中継装置において、記憶手段は、前記所定時間内に、既に識別番号が記憶されている移動局の識別番号を受信した場合に、記憶されている前記識別番号を消去するものであることを特徴としている。
本願請求項6記載の発明では、上記請求項1乃至5のいずれか一項に記載の無線中継装置において、記憶手段は、一の識別番号を記憶した場合に、前記所定時間を延長するものであることを特徴としている。
本願請求項1記載の発明の無線中継装置においては、識別番号受信手段と、記憶手段と、受信電界強度測定手段とを備え、記憶手段は、受信電界強度測定値が所定の閾値より大きい移動局の識別番号のみを記憶するものであるので、中継対象である家屋内に存在する移動局より受信電界強度が小さい中継対象ではない他の家屋の移動局を記憶することを防止し、中継対象である家屋内に存在する移動局のみを選択して記憶することができる。さらに、記憶手段は、所定時間内に限定して識別番号を記憶し、予め設定されている記憶可能最大数まで識別番号を記憶するので、中継対象ではない移動局の識別番号を受信して記憶する可能性を低下させることができる。このことによって、中継対象である家屋内に存在する移動局のみを記憶し易くする。また、液晶表示手段は、識別番号が記憶されている移動局の台数を液晶表示するものであるので、使用者は液晶表示部で移動局の登録台数を容易に確認でき、登録台数を確認しながらの登録作業が可能となる。このことによって、中継対象である家屋内に存在する移動局のみを記憶し易くする。
本願請求項2記載の発明の無線中継装置においては、特に、液晶表示手段は、記憶手段によって識別番号が記憶される前記所定時間内であるか否かを表示するものであるので、移動局の登録が可能な所定時間内であるか否かを容易に把握することができる。
本願請求項3記載の発明の無線中継装置においては、特に、液晶表示手段は、記憶手段によって記憶された識別番号を液晶表示部に表示するものであるので、登録されている移動局の確認が容易にできる。
本願請求項4記載の発明の無線中継装置においては、特に、移動局より受信した電波の受信電界強度測定値を前記所定の閾値として設定する受信電界強度閾値設定手段を備えているので、誤って登録される可能性がある隣接する他の家屋内に存在する移動局からの受信電界強度を、所定の閾値として設定することができる。このことによって、登録対象外の移動局を的確に選択する所定の閾値を容易に設定することができる。
本願請求項5記載の発明の無線中継装置においては、特に、記憶手段は、識別番号が記憶される所定時間内に、既に識別番号が記憶されている移動局の識別番号を受信した場合に、記憶されている識別番号を消去するものであるので、登録した移動局を個別に抹消することが容易にできる。
本願請求項6記載の発明の無線中継装置においては、特に、記憶手段は、一の識別番号を記憶した場合に、識別番号が記憶される前記所定時間を延長するものであるので、移動局を登録する度に、新たな移動局を登録するための所定時間が新たに確保されるので、登録作業の時間的猶予を確保することができる。
図1〜図5は、本願発明の第1の実施形態である無線中継装置を示している。無線中継装置1は、一又は複数の移動局PSと基地局BSとの間で各々の送信電波を中継するものであり、移動局PSから発信される識別番号を受信する識別番号受信手段21と、前記受信された識別番号を記憶する記憶手段22と、移動局からの電波の受信電界強度測定値を測定する受信電界強度測定手段23とを備え、記憶手段22は、電源投入から所定時間内に限定して前記識別番号を記憶し、予め設定されている記憶可能最大数まで識別番号を記憶することができるものであり、前記受信電界強度測定値が所定の閾値より大きい移動局PSの識別番号のみを記憶するものであり、記憶されている識別番号の数を移動局PSの台数として表示する液晶表示手段6をさらに備えたものである。また、液晶表示手段6は、前記所定時間内であるか否かを表示するものである。また、液晶表示手段6は、記憶手段22によって記憶された識別番号を表示するものである。また、移動局PSより受信した電波の受信電界強度測定値を用いて前記所定の閾値とするようにした受信電界強度閾値設定手段24を備えている。そして、記憶手段22は、識別番号が記憶される前記所定時間内に、既に識別番号が記憶されている移動局PSの識別番号を受信した場合に、記憶されている識別番号を消去するものである。
以下、この実施形態の無線中継装置をより具体的詳細に説明する。図1及び図2に示すように、無線中継装置1は、プラスチック等からなる本体ハウジング10と、本体ハウジング10の側面に設けられ、プラスチック等で覆われたアンテナ11とを備える。アンテナ11には、基地局BSと無線通信するための基地局BS向けアンテナ11aと、移動局PSと無線通信するための移動局PS向けアンテナ11bとが内蔵されている。また、本体ハウジング10の側面には、無線中継装置1に登録されている移動局PSの登録台数を表示する液晶表示部61が設けられている。
また、本実施形態で示した無線中継装置1は、4チャネル多重のTDMA−TDD方式の無線通信システムにおいて移動局PSと基地局BSとの間の無線通信を中継するPHSなどの無線通信システムに用いられ、移動局PSと基地局BSとの間のパケット交換及び回線交換を行う無線通信を中継するもので、最大128kbpsの通信に対応している。
図2に示すように、無線中継装置1は、基地局向けアンテナ11aと、移動局向けアンテナ11bと、制御部2と、電源3と、基地局側無線通信部5aと、移動局側無線通信部5bと、液晶表示手段6とを備えるものである。
電源3は、商用電源から電源供給され内部回路の動作電源を生成するものである。
メモリ部4は、各種データを記憶しておくことができるものである。
基地局側無線通信部5aは、基地局向けアンテナ11aを介して基地局BSとの間で無線通信を行うものであり、移動局側無線通信部5bは、移動局向けアンテナ11bを介して移動局PSとの間で無線通信を行うものである。基地局BSから移動局PSへの通信を中継する際は、基地局向けアンテナ11aを介して受信した基地局BSからの信号を基地局側無線通信部5aで周波数変換する。そして制御部2内において、復調及びデコードして、受信した情報を解析し、その後コード化及び変調して、移動局側無線通信部5bで周波数変換し、移動局向けアンテナ11bを介して外部の移動局PSに送信する。一方、移動局PSから基地局BSへの信号を中継する際は、上述と逆の信号経路で信号を中継し、基地局向けアンテナ11aを介して基地局BSに信号を送信する。
制御部2は、識別番号受信手段21と、記憶手段22と、受信電界強度測定手段23と、受信電界強度閾値設定手段24とを備えている。
識別番号受信手段21は、移動局向けアンテナ11b及び移動局側無線通信部5bによって、移動局PSからパケット交換や回線交換などの発呼がされた場合に送信されるデータから、各移動局PSの固有の識別番号を抽出するものである。
記憶手段22は、識別番号受信手段21より移動局PSの識別番号を取得するものである。この取得した識別番号をメモリ部4へ記憶させることによって、該当する移動局PSが中継対象として登録されることとなる。また、記憶手段22は、電源3によって、動作電源が投入されてから、メモリ部4に予め設定されている所定時間に限定して識別番号をメモリ部4へ記憶させる動作を行うものである。さらに、記憶手段22は、メモリ部4に予め設定されている登録可能な移動局PSの最大台数まで、メモリ部4へ識別番号を記憶させる動作を行うものである。
受信電界強度測定手段23は、移動局向けアンテナ11b及び移動局側無線通信部5bによって、移動局PSから受信したデータの受信電界強度測定値を測定するものである。この受信電界強度測定値は、記憶手段22へ送信され、メモリ部4に予め設定されている閾値と比較される。受信電界強度測定値が閾値より大きい場合に、記憶手段22は、該当する移動局PSをメモリ部4へ識別番号を記憶させる。
受信電界強度閾値設定手段24は、メモリ部4に予め設定されている受信電界強度の閾値を変更設定するものである。中継対象ではない他の家屋の移動局PS’から無線中継装置1へデータを無線送信させて、受信電界強度測定手段23により測定された受信電界強度測定値を、受信電界強度閾値設定手段24により閾値としてメモリ部4へ記憶させる。
図3に示すように、無線中継装置1及び登録されるべき移動局PSが家屋A内にあり、隣接する家屋B及び家屋Cには、登録されるべきではない移動局PS’及びPS’ ’がある。無線中継装置1までの距離が移動局PSより移動局PS’の方が遠いため、無線中継装置1で受信する移動局PS’の受信電界強度は移動局PSより小さくなる。さらに移動局PS’ ’の受信電界強度はさらに小さいものである。そこで、登録されるべきではない無線中継装置1に最も近い移動局PS’の受信電界強度を測定し、この受信電界強度測定値を閾値に設定することによって、登録されるべきではない移動局PS’及びPS’ ’を的確に選択して登録を防止することができる。
さらに、この移動局PSの登録動作の内容は、液晶表示手段6によって確認することができる。図1に示したように、無線中継装置Aの本体ハウジング10の側面には、液晶パネルで構成された液晶表示部61が設けられている。電源3によって、内部回路の動作電源が生成されると、液晶表示部61が点灯して電源投入されたことを表示する。そして、記憶手段22は、計時を開始させて移動局PSの登録を受け付ける移動局識別番号記憶モードとなる。液晶表示手段6は、この移動局識別番号記憶モードの間、制御部2より登録可能な移動局PSの台数情報を取得し、登録可能な移動局PSの台数を液晶表示部61に表示する。例えば、登録可能な移動局PSの台数を数字や記号などによって表示することができる。さらに、移動局識別番号記憶モード中の所定時間内であることを液晶表示部61によって表示することができる。
また、液晶表示手段6は、メモリ部4に記憶されている識別番号を液晶表示部61によって表示するものである。このことによって、登録すべき移動局PSの識別番号の記憶を確認することができると共に、中継対象ではない移動局PS’及びPS’ ’を誤って登録されていることを知ることができるので、的確に必要な移動局PSのみの登録ができる。
無線中継装置1に移動局PSが登録される動作を、図4に基づいて説明する。
電源3によって、内部回路の動作電源が生成されると(S1)、記憶手段22は、計時を開始させる(S2)。記憶手段22の計時と、予めメモリ部4に設定されている所定時間とを比較し、計時した時間が所定時間を越えたか否かを判断する(S3)。計時した時間が所定時間を越えていない場合には、さらに、記憶手段22は、メモリ部4へ記憶させた識別番号の数と、予めメモリ部4に設定されている移動局PSの登録可能な最大数とを比較し、識別番号の数が最大数に達したか否かを判断する(S4)。識別番号の数が最大数に達していない場合には、受信電界強度測定値とメモリ部4に予め設定されている閾値、又は、受信電界強度閾値設定手段24によって変更設定された閾値とを比較して(S5)、受信電界強度測定値が大きい場合には、登録すべき移動局PSであると判断する。登録すべき移動局PSであると判断された場合には、次に、メモリ部4に既に記憶されている識別番号であるか否かの判断を行う(S6)。既に記憶されている識別番号である場合には、この識別番号を消去し(S7)、既に記憶されている識別番号ではない場合には、記憶手段22により受信した移動局PSの識別番号をメモリ部4へ記憶させる(S8)。すなわち、記憶手段22は、所定時間内に移動局PSの発呼によって送信された情報を、識別番号受信手段21を介して取得した場合には、設定された最大数に達するまで、登録すべき移動局であるか否かの判断を行って、移動局PSを登録する動作を行う。さらに、所定時間内に、同じ移動局PSより無線中継装置1へデータを発信させることによって、登録を抹消させることができる。
さらに、この移動局PSの登録動作の内容は、液晶表示手段6によって確認することができる。図1及び図2に示したように、液晶表示手段6は、液晶表示部61と液晶表示制御部62とで構成されている。
電源3によって、内部回路の動作電源が生成されると、液晶表示部61が点灯され、電源投入されたことを確認することができる。そして、記憶手段22は、計時を開始させて移動局PSの登録を受け付ける移動局識別番号記憶モードとなる。図5に示すように、この移動局識別番号記憶モードの間である所定時間内である場合には、液晶表示部61の移動局識別番号記憶モードアイコン61aが表示される。
記憶手段22によって、移動局PSの識別番号がメモリ部4に記憶された場合、液晶表示部61に移動局キャラクタ61bが表示されることによって、メモリ部4に移動局PSが記憶されたことを容易に確認することができる。図5に示した液晶表示部61は、登録可能台数が4台の場合を示しており、2台登録された場合には、2台の移動局キャラクタ61bが実線で表示され、残り2台の移動局キャラクタ61bを破線で表示することによって残りの登録可能台数を表示することができる。このことによって、既登録台数が一目で把握することができると共に、残りの登録可能台数も一目で把握することができる。
さらに、各移動局キャラクタ61bには、移動局PSの識別番号を併せて表示することができ、どの移動局PSが登録されたかを容易に確認することができる。
なお、本実施形態では、移動端末の姿を液晶表示して移動局PSの登録台数など登録状況を表示するようにしたが、これに限らず、例えば、移動端末の姿の代わりに、人や動物などのキャラクタの姿が液晶上で姿を変えたり、表情を変化して見せたりすることによって、移動局PSの登録台数など登録状況を表示するようにしてもよい。
また、無線中継運用モードは、移動局PSと移動局BSとの間で行われる通話や通信等の中継処理を行うものであり、一般に知られている中継処理と同様であるので、詳細な説明を省略する。
したがって、本実施形態においては、識別番号受信手段21と、記憶手段22と、受信電界強度測定手段23とを備え、記憶手段22は、受信電界強度測定値が所定の閾値より大きい移動局PSの識別番号のみを記憶するものであるので、中継対象である家屋内に存在する移動局PSより受信電界強度が小さい中継対象ではない他の家屋の移動局PS’及びPS’ ’を記憶することを防止し、中継対象である家屋内に存在する移動局PSのみを選択して記憶することができる。さらに、記憶手段22は、所定時間内に限定して識別番号を記憶し、記憶可能な識別番号の最大数が設定されているので、中継対象ではない移動局PS’ 及びPS’ ’の識別番号を受信して記憶する可能性を低下させることができる。このことによって、中継対象である家屋内に存在する移動局PSのみを記憶し易くする。また、液晶表示手段6は、識別番号が記憶されている移動局PSの台数を液晶表示するものであるので、使用者は液晶表示部61で移動局PSの登録台数を容易に確認でき、登録台数を確認しながらの登録作業が可能となる。このことによって、中継対象である家屋内に存在する移動局PSのみを記憶し易くする。
また、液晶表示手段6は、記憶手段22によって識別番号が記憶される前記所定時間内であるか否かを表示するものであるので、移動局PSの登録が可能な所定時間内であるか否かを容易に把握することができる。
さらに、液晶表示手段6は、記憶手段22によって記憶された識別番号を液晶表示部61に表示するものであるので、登録されている移動局PSの確認ができる。
そして、移動局PSより受信した電波の受信電界強度測定値を前記所定の閾値として設定する受信電界強度閾値設定手段24を備えているので、誤って登録される可能性がある隣接する他の家屋内に存在する移動局PS’からの受信電界強度を、所定の閾値として設定することができる。このことによって、登録対象外の移動局PS’を的確に選択する所定の閾値を容易に設定することができる。
また、記憶手段22は、識別番号が記憶される所定時間内に、既に識別番号が記憶されている移動局PSの識別番号を受信した場合に、記憶されている識別番号を消去するものであるので、登録した移動局PSを個別に抹消することが容易にできる。
次に、本願発明の第2の実施形態である無線中継装置を説明する。ここでは、上記第1の実施形態と相違する事項についてのみ説明し、その他の事項(構成、作用効果等)については、上記第1の実施形態と同様であるのでその説明を省略する。
記憶手段22は、一の識別番号を記憶した場合に、識別番号が記憶される前記所定時間を延長するものである。以下に、無線中継装置1に移動局PSが登録される動作を、図6に基づいて説明する。
電源3によって、内部回路の動作電源が生成されると(S11)、記憶手段22は、計時を開始させる(S12)。記憶手段22の計時と、予めメモリ部4に設定されている所定時間とを比較し、計時した時間が所定時間を越えたか否かを判断する(S13)。計時した時間が所定時間を越えていない場合には、さらに、記憶手段22は、メモリ部4へ記憶させた識別番号の数と、予めメモリ部4に設定されている移動局PSの登録可能な最大数とを比較し、識別番号の数が最大数に達したか否かを判断する(S14)。識別番号の数が最大数に達していない場合には、受信電界強度測定値とメモリ部4に予め設定されている閾値、又は、受信電界強度閾値設定手段24によって変更設定された閾値とを比較して(S15)、受信電界強度測定値が大きい場合には、登録すべき移動局PSであると判断する。登録すべき移動局PSであると判断された場合には、次に、メモリ部4に既に記憶されている識別番号であるか否かの判断を行う(S16)。既に記憶されている識別番号である場合には、この識別番号を消去し(S17)、既に記憶されている識別番号ではない場合には、記憶手段22により受信した移動局PSの識別番号をメモリ部4へ記憶させる(S18)。
記憶手段22は、識別番号を登録(S18)又は消去(S17)のステップを終了すると、計時をリセットする(S19)。すなわち、記憶手段22は、移動局PSの識別番号をメモリ部4へ記憶又は消去する度に、計時をリセットする。このことによって、1台の移動局PSを登録することができる所定時間を明確に把握することができる。
したがって、記憶手段22は、一の識別番号を記憶した場合に、識別番号が記憶される前記所定時間を延長するものであるので、移動局PSを登録する度に、新たな移動局PSを登録するための所定時間が新たに確保されるので、登録作業の時間的猶予を確保することができる。
本願発明の第1の実施形態である無線中継装置の外観斜視図である。 同無線中継装置の構成を示すブロック構成図である。 同無線中継装置を用いた無線通信システムのシステム構成図である。 同無線中継装置における移動局の登録処理のフローチャートである。 同無線中継装置における液晶表示部の表示例を示した画面構成図である。 本願発明の第2の実施形態である無線中継装置における移動局の登録処理のフローチャートである。 従来例である無線中継装置を用いた無線通信システムのシステム構成図である。
符号の説明
1 無線中継装置
11 アンテナ
11a 基地局向けアンテナ
11b 移動局向けアンテナ
2 制御部
21 識別番号受信手段
22 記憶手段
23 受信電界強度測定手段
24 受信電界強度閾値設定手段
3 電源
4 メモリ部
5a 基地局側無線通信部
5b 移動局側無線通信部
6 液晶表示手段
61 液晶表示部
62 液晶表示制御部
BS 基地局
PS 移動局

Claims (6)

  1. 一又は複数の移動局と基地局との間で各々の送信電波を中継する無線中継装置において、移動局から発信される識別番号を受信する識別番号受信手段と、前記受信された識別番号を記憶する記憶手段と、移動局からの電波の受信電界強度測定値を測定する受信電界強度測定手段とを備え、記憶手段は、電源投入から所定時間内に限定して前記識別番号を記憶し、予め設定されている記憶可能最大数まで識別番号を記憶することができるものであり、前記受信電界強度測定値が所定の閾値より大きい移動局の識別番号のみを記憶するものであり、記憶されている識別番号の数を移動局の台数として表示する液晶表示手段をさらに備えたものであることを特徴とする無線中継装置。
  2. 液晶表示手段は、前記所定時間内であるか否かを表示するものであることを特徴とする請求項1記載の無線中継装置。
  3. 液晶表示手段は、記憶手段によって記憶された識別番号を表示するものであることを特徴とする請求項1又は2記載の無線中継装置。
  4. 移動局より受信した電波の受信電界強度測定値を用いて前記所定の閾値とするようにした受信電界強度閾値設定手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の無線中継装置。
  5. 記憶手段は、前記所定時間内に、既に識別番号が記憶されている移動局の識別番号を受信した場合に、記憶されている前記識別番号を消去するものであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の無線中継装置。
  6. 記憶手段は、一の識別番号を記憶した場合に、前記所定時間を延長するものであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の無線中継装置。
JP2007140389A 2007-05-28 2007-05-28 無線中継装置 Expired - Fee Related JP4780036B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007140389A JP4780036B2 (ja) 2007-05-28 2007-05-28 無線中継装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007140389A JP4780036B2 (ja) 2007-05-28 2007-05-28 無線中継装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008294919A JP2008294919A (ja) 2008-12-04
JP4780036B2 true JP4780036B2 (ja) 2011-09-28

Family

ID=40169176

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007140389A Expired - Fee Related JP4780036B2 (ja) 2007-05-28 2007-05-28 無線中継装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4780036B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5378836B2 (ja) * 2009-03-10 2013-12-25 株式会社メガチップス 通信システム、プログラムおよび通信方法
US9538375B2 (en) 2013-07-01 2017-01-03 Panasonic Intellectual Property Corporation Of America Method for configuring wireless connection settings, wireless communications apparatus, and display method

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008294919A (ja) 2008-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5407294B2 (ja) 無線通信装置および無線通信方法
US20110156885A1 (en) Bidirectional remote control system and method using mobile interface device
JP5338674B2 (ja) 基地局選択方法および無線端末装置
US11177861B2 (en) Electronic device and control method therefor
JP4780036B2 (ja) 無線中継装置
US10257195B2 (en) Apparatus and method for providing authorization based enhanced address book service in mobile communication system
JP6157344B2 (ja) 電子装置および無線機器確認方法
KR101524602B1 (ko) 듀얼 스탠바이 휴대단말기의 표시 방법 및 장치
KR20110045154A (ko) 휴대용 단말기에서 억세스 포인트와 연결하기 위한 장치 및 방법
JP2008244845A (ja) 無線中継装置
KR101123320B1 (ko) 블루투스를 이용한 위치 알림 기능이 구비된 이동통신단말기 및 그 동작방법
JP4760748B2 (ja) 無線中継装置
KR20050051050A (ko) 무선 랜 사용 가능 지역을 알리는 송수신 장치 및 그 방법
KR101006108B1 (ko) 무선 식별 시스템 및 그의 출입 확인 방법
KR20110108503A (ko) 무선통신시스템에서 메시지를 전송하기 위한 장치 및 방법
KR101061110B1 (ko) 듀얼 통신모드 이동통신 단말기
KR20100006243A (ko) 분실 방지 시스템
KR100724639B1 (ko) 위치등록 및 알림 기능이 구비된 디지털 멀티미디어 방송수신기와, 그 등록 및 알림 방법
KR20110002194A (ko) 이동통신 시스템에서 도로 정보를 제공하기 위한 장치 및 방법
KR20090049652A (ko) 통신 단말기의 태그 위치 안내 방법 및 태그 위치 안내시스템
KR100714552B1 (ko) 리모콘 위치 확인 방법
JP2014060672A (ja) 無線通信装置、及び、無線通信方法
KR100689513B1 (ko) 근거리 무선통신을 이용한 정보제공 장치 및 방법
KR20070042818A (ko) 이동 통신 단말기에서 근거리 무선 통신에 의한 네트워크게임 제공 방법 및 그 이동 통신 단말기
KR20050061281A (ko) 현재 위치정보를 기초로 시간을 설정할 수 있는 비동기식이동 통신 단말기 및 이를 이용하여 시간을 설정하기 위한비동기식 이동 통신 시스템 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110601

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110607

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110620

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140715

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140715

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees