JP4774967B2 - Web corner paper container - Google Patents
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本発明は、板紙からなる紙容器の技術分野に属し、詳しくは、リサイクルに対応した液漏れ防止機能のあるウェッブコーナー型紙容器に関するものである。 The present invention belongs to the technical field of paper containers made of paperboard, and particularly relates to a web corner type paper container having a liquid leakage prevention function corresponding to recycling.
従来、揚げたてのフライドチキン等、たれ、肉汁、ソース類を伴う調理食品や冷凍食品などの紙容器として、四隅からの油、調味料、肉汁等の液漏れを防止するため、四隅を外側に折り込んで側板の外面に貼り合わせて固定したウェッブ（みずかき）コーナー型の紙容器が用いられている。 Conventionally, as a paper container for cooked and frozen foods such as freshly fried chicken, sauce, gravy, sauces, etc., the four corners are folded outward to prevent leakage of oil, seasonings, gravy, etc. In this case, a web corner type paper container fixed to the outer surface of the side plate is used.
このウェッブコーナー型紙容器は、使用後に解体するに際して、周囲４ヶ所のウェッブコーナー部をそれぞれ側板の外面から剥がす必要がある。ところが、通常は容器としての強度を上げる必要からウェッブコーナー部を強く接着しているため、ここを剥がして元の平面状のブランクに戻すのは簡単ではない。ウェッブコーナー部を手で剥がせる程度に弱く接着すれば良さそうなものではあるが、使用時に壊れやすくなって実用に耐えないからである。 When disassembling the web corner type paper container after use, it is necessary to peel off the four surrounding web corner portions from the outer surface of the side plate. However, since it is usually necessary to increase the strength of the container, the web corner is strongly bonded, so it is not easy to remove it and return it to the original flat blank. This is because it seems to be good if the web corner part is bonded so weak that it can be peeled off by hand, but it becomes fragile at the time of use and cannot be put into practical use.
そこで、例えば、ウェッブコーナー部に摘み片を形成するようにしたウェッブコーナー型紙容器が提案されている。このウェッブコーナー型紙容器は、摘み部を取っ掛かりとして側板から容易に剥がすことができるため、紙容器としての強度の低下を起こさずに、使用後に容易に元の平面状のブランクに戻すことができる。
上記したように、特許文献１に記載のウェッブコーナー型紙容器は、紙容器としての強度の低下を起こさずに、使用後に容易に元の平面状のブランクに戻すことができる。しかしながら、折込み片に切込みにより摘み片を区画しておき、この摘み片を折込み片から一部切り抜くようにして折り線で外側に折り曲げた状態でウェッブコーナー部を側板に固定する必要があるため、組立が簡単ではないという問題点がある。また、各ウェッブコーナー部をそれぞれの摘み部を引っ張って接着部分を剥がす必要があり、ウェッブコーナー部を側板から引き剥がす際の取っ掛かりがあるというだけで、基本的にはそれほど簡単に解体できるというものではない。
As described above, the web corner paper container described in
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、簡単に元の平面状のブランクに戻すことができるウェッブコーナー型紙容器を提供することにある。 The present invention has been made in view of such problems, and an object of the present invention is to provide a web corner type paper container that can be easily returned to the original flat blank.
請求項１に記載の発明であるウェッブコーナー型紙容器は、多角形状の底板の各辺にそれぞれ側板が起立しており、各側板の両側辺にはそれぞれ三角形状の折込み片が連設され、隣接する折込み片同士が底板の隅から放射状に伸びる折り線を介して連結されてウェッブコーナー部が形成されており、そのウェッブコーナー部が外面に向けて折り曲げられる側板の上辺にそれぞれ折返し板が連設されており、ウェッブコーナー部における内側又は外側の折込み片の上辺に折曲げフラップが連設しており、その折曲げフラップが外側の折込み片と折返し板の間に位置するようにして、側板の外面に向けて折り曲げたウェッブコーナー部を押さえるように折返し板を折り曲げて重ね合わせ、各折返し板をそれぞれ側板の外面の中程に対応する接着部で貼り合わせたことを特徴としている。 In the web corner type paper container according to the first aspect of the present invention, side plates stand up on each side of the polygonal bottom plate, and triangular folding pieces are continuously provided on both sides of each side plate. Folding pieces are connected to each other via a fold line extending radially from the corner of the bottom plate to form a web corner portion, and a folded plate is connected to the upper side of the side plate where the web corner portion is bent toward the outer surface. A folding flap is continuously provided on the upper side of the inner or outer folded piece at the web corner portion, and the folded flap is positioned between the outer folded piece and the folded plate so as to be placed on the outer surface of the side plate. Folding plates are folded and stacked to hold the web corners that are bent toward each other, and each folded plate is bonded to the middle of the outer surface of the side plate. It is characterized in that bonded together.
請求項２に記載の発明であるウェッブコーナー型紙容器は、請求項１に記載のウェッブコーナー型紙容器において、折返し板又は側板における接着部となる部位を囲むように紙層にハーフカットを形成したことを特徴としている。
The web corner type paper container according to
請求項３に記載のウェッブコーナー型紙容器は、請求項１又は２に記載のウェッブコーナー型紙容器において、底板と側板との境界に外側から内側に剥けて窪んだ形状の凹部を設けたことを特徴としている。
The web corner type paper container according to
請求項４に記載のウェッブコーナー型紙容器は、請求項１〜３のいずれかに記載のウェッブコーナー型紙容器において、ウェッブコーナー部が外面に向けて折り曲げられる側板以外の側板の上辺に沿ってフラップ片が連設されていることを特徴としている。
The web corner type paper container according to
本発明のウェッブコーナー型紙容器は、ウェッブコーナー部が折返し板で押さえられているだけで側板に接着していないので、折返し板をその端縁部分をきっかけとして側板から剥がすと、ウェッブコーナー部が自然と伸びることから、簡単に元の平らなブランクの状態に戻すことができる。そして、ウェッブコーナー部における内側又は外側の折込み片の上辺に折曲げフラップを連設し、その折曲げフラップを外側の折込み片と折返し板の間に位置させることにより、箱としての強度が増すとともに、折返し板を側板から剥がすと折曲げフラップの反発力が作用するので解体がしやすくなる。 In the web corner type paper container of the present invention, the web corner portion is only pressed by the folded plate and not adhered to the side plate. Therefore, when the folded plate is peeled off from the side plate using the edge portion as a trigger, the web corner portion is naturally It can be easily returned to the original flat blank state. A folding flap is continuously provided on the upper side of the inner or outer folded piece in the web corner portion, and the folded flap is positioned between the outer folded piece and the folded plate, thereby increasing the strength as a box and folding the folded flap. When the plate is peeled off from the side plate, the repulsive force of the folding flap acts, so that disassembly is easy.
そして、折返し板又は側板における接着部となる部位を囲むように紙層にハーフカットを形成したことにより、折返し板を側板から剥がそうとする際に、ハーフカットで囲まれた部分でのみ紙層の剥離が起こり、片側に接着剤と紙層とを残した状態で簡単に剥がすことができる。 And, by forming a half cut in the paper layer so as to surround the part that becomes the bonding portion in the folded plate or the side plate, when trying to peel the folded plate from the side plate, the paper layer only at the portion surrounded by the half cut Can be easily peeled off with the adhesive and paper layer left on one side.
また、底板と側板との境界に外側から内側に剥けて窪んだ形状の凹部を設けることにより、折返し板を側板から剥がす際に、この凹部のところに指先を入れることができるので、解体時の操作がより簡単になる。 In addition, by providing a recess with a shape that peels from the outside to the inside at the boundary between the bottom plate and the side plate, when removing the folded plate from the side plate, the fingertip can be put into this recess, so at the time of disassembly Operation becomes easier.
また、ウェッブコーナー部が外面に向けて折り曲げられる側板以外の側板にフラップ片を連設することにより、折り曲げたフラップ片がウェッブコーナー部が折り曲げられていない側板の曲がりを防止する役目を果たすので、箱としての保形性がよくなる。 In addition, by connecting the flap piece to the side plate other than the side plate bent toward the outer surface of the web corner portion, the folded flap piece serves to prevent the side plate from being bent at the web corner portion, Shape retention as a box is improved.
次に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。 Next, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
図１は本発明に係るウェッブコーナー型紙容器の一例を示す斜視図、図２は図１に示すウェッブコーナー型紙容器のブランクを示す展開図、図３は図２のブランクを組み立てる手順を示す説明図である。 1 is a perspective view showing an example of a web corner type paper container according to the present invention, FIG. 2 is a development view showing a blank of the web corner type paper container shown in FIG. 1, and FIG. 3 is an explanatory view showing a procedure for assembling the blank of FIG. It is.
図１に示すウェッブコーナー型紙容器Ａ1 は図２に示すブランクＢ1 から組み立てられる。このブランクＢ1 は、板紙からなる原反を打ち抜いて作製されたものであり、図示のように、矩形状の底板１１における一方の対向する辺にそれぞれ折り線ａを介して一方の対向する側板１２が連設され、他方の対向する辺にそれぞれ折り線ｂを介して他方の対向する側板１３が連設されている。また、一方の対向する側板１２の両側辺にはそれぞれ放射状の折り線ｃを介して三角形状の折込み片１４が連設され、他方の対向する側板１３の両側辺にはそれぞれ放射状の折り線ｄを介して三角形状の折込み片１５が連設され、隣接する折込み片１４と折込み片１５とが放射状の折り線ｅで連設されており、この折込み片１４と折込み片１５を連設した部分がウェッブコーナー部Ｗとなっている。そして、一方の対向する側板１２の上辺にそれぞれ２本線の折り線ｆを介して該側板１２と略同じサイズの折返し板１６が連設されている。折り線ｆは幅を持たせるために２本線としたが、実用上は１本でもよいものであり、この点は以下で例示するブランクでも同様である。さらに、このブランクＢ1 では、各折込み片１４の上辺にそれぞれ折り線ｇを介して折曲げフラップ１７を連設しているが、この折曲げフラップ１７は必ず設けなければならないというものではない。
The web corner paper container A 1 shown in FIG. 1 is assembled from the blank B 1 shown in FIG. This blank B 1 is produced by punching a raw sheet made of paperboard. As shown in the figure, one opposing side plate is placed on one opposing side of the
図２のブランクＢ1 を組み立てる手順は次のようである。まず、図３（ａ）に示すように、底板１１に対して一方の対向する側板１２と他方の対向する側板１３を起立させるとともに、それと同時に折込み片１４と折込み片１５を外側に引き出してウェッブコーナー部Ｗを形成し、このウェッブコーナー部Ｗを一方の対向する側板１２の外面に向けて折り曲げる。次いで、図３（ｂ）に示すように、折り曲げたウェッブコーナー部Ｗを押さえるように折返し板１６を折り曲げて重ね合わせ、各折返し板１６をそれぞれ一方の対向する側板１２の外面の中程に対応する接着部Ｆで貼り合わせる。この時、折込み片１４の上辺にある折曲げフラップ１７も折返し板１６とともに折り曲げる。このように折返し板１６でウェッブコーナー部Ｗを押さえることにより、図３（ｃ）に示すように、ウェッブコーナー型紙容器（図１と同じもの）が形成される。
The procedure for assembling the blank B 1 of FIG. 2 is as follows. First, as shown in FIG. 3 (a), one
組み立てられたウェッブコーナー型紙容器Ａ1 は、図１に示すように、外見形状は概ね通常のウェッブコーナー型紙容器と同様であり、矩形状の底板１１における一方の対向する辺からそれぞれ側板１２が斜め上方に起立し、底板１１における他方の対向する辺からそれぞれ側板１３が斜め上方に起立しており、一方の対向する側板１２の両側辺にそれぞれ三角形状の折込み片１４が連設し、他方の対向する側板１３の両側辺にそれぞれ三角形状の折込み片１５が連設し、折込み片１４と折込み片１５とが底板の四隅から放射状に伸びる折り線を介して連結されてウェッブコーナー部Ｗが形成されている。そして、一方の対向する側板１２の上辺にそれぞれ該側板１２と略同じサイズの折返し板１６が連設されており、ウェッブコーナー部Ｗが一方の対向する側板１２の外面に向けて折り曲げられ、その折り曲げたウェッブコーナー部Ｗを押さえるように折返し板１６が折り曲げられて重ね合わせられ、各折返し板１６がそれぞれ一方の対向する側板１２の外面の中程に対応する接着部Ｆで貼り合わせられている。また、このウェッブコーナー型紙容器Ａ1 では、ウェッブコーナー部Ｗにおける内側の折込み片１４の上辺に折曲げフラップ１７が連設しており、この折曲げフラップ１７は折返し板１６とともに折り曲げられて、外側の折込み片１５と折返し板１６との間に挟まれた状態になっている。したがって、ウェッブコーナー部Ｗをより強固に押さえ込み、容器としての保形力を上げている。
As shown in FIG. 1, the assembled web corner paper container A 1 is generally similar in appearance to a normal web corner paper container, and the
図４にこのウェッブコーナー型紙容器Ａ1 を元のブランクの状態に戻す手順を示している。まず、図４（ａ）に示すように、両方の折返し板１６をその下端の端縁部分をきっかけとしてそれぞれ一方の対向する側板１２から剥がす。このように折返し板１６を側板１２から剥がすと、図４（ｂ）から図４（ｃ）のように、ウェッブコーナー部Ｗが開放されることにより、自然と伸びて開放されて平らな状態となる。
It shows a procedure for returning the web corner paper container A 1 to the state of the original blank in FIG. First, as shown in FIG. 4A, both folded
そして、このウェッブコーナー型紙容器Ａ1 では、内側の折込み片１４の上辺にそれぞれ折曲げフラップ１７を設けているので、その折曲げフラップ１７が上記の如く外側の折込み片１５と折返し板１６の間に位置することになり、箱としての強度が増すことになる。また、折返し板１６を側板１２から剥がした時には、折曲げフラップ１７の反発力により折返し板１６が内側から押されるので解体がしやすくなる。
In the web corner type paper container A 1 , the
図５は本発明に係るウェッブコーナー型紙容器の別の例を示す斜視図、図６は図５に示すウェッブコーナー型紙容器のブランクを示す展開図である。 FIG. 5 is a perspective view showing another example of the web corner type paper container according to the present invention, and FIG. 6 is a development view showing a blank of the web corner type paper container shown in FIG.
図５に示すウェッブコーナー型紙容器Ａ2 は図６に示すブランクＢ2 から組み立てられる。このブランクＢ2 は、図２のブランクＢ1 と略同じ構成をしている。すなわち、折込み片１４の上辺に折曲げフラップ１７を設ける代わりに、折込み片１５の上辺にそれぞれ折り線ｈを介して折曲げフラップ１８を連設している以外は図２のブランクＢ1 と同じものである。
The web corner paper container A 2 shown in FIG. 5 is assembled from the blank B 2 shown in FIG. This blank B 2 has substantially the same configuration as the blank B 1 in FIG. That is, instead of providing the
図６のブランクＢ2 を組み立てる手順は図２のブランクＢ1 の場合と略同じであるが、各折返し板１６を折り曲げてそれぞれ一方の対向する側板１２の外面の接着部Ｆで貼り合わせる際に、外側の折込み片１５の上辺にある折曲げフラップ１８を折り曲げるようにする点だけが異なっている。また、接着部Ｆを２ヶ所とした点でも異なっている。そして、このように折返し板１６でウェッブコーナー部Ｗを押さえることにより、図５に示すウェッブコーナー型紙容器Ａ2 が形成される。
The procedure for assembling the blank B 2 in FIG. 6 is substantially the same as that in the case of the blank B 1 in FIG. 2, but when the folded
組み立てられたウェッブコーナー型紙容器Ａ2 は、図５に示すように、外見形状は先のウェッブコーナー型紙容器Ａ1 と同じである。ただ、外側の折込み片１５の上辺に折曲げフラップ１８が連設しており、この折曲げフラップ１８が折返し板１６とともに折り曲げられて、外側の折込み片１５と折返し板１６との間に挟まれた状態になっている点だけが異なっている。また、接着部Ｆを２ヶ所として点でも異なっている。
As shown in FIG. 5, the assembled web corner type paper container A 2 has the same appearance as the previous web corner type paper container A 1 . However, a
このウェッブコーナー型紙容器Ａ2 を元のブランクの形状に戻す手順は先にウェッブコーナー型紙容器Ａ1 で説明したのと同様である。すなわち、両方の折返し板１６をその下端の端縁部分をきっかけとしてそれぞれ一方の対向する側板１２から剥がすと、ウェッブコーナー部Ｗが開放されて自然と伸びるので、簡単に平らな元の状態となる。
The procedure for returning the web corner paper container A 2 to the original blank shape is the same as that described above for the web corner paper container A 1 . That is, when both folded
そして、このウェッブコーナー型紙容器Ａ2 では、外側の折込み片１５の上辺にそれぞれ折曲げフラップ１８を設けているので、その折曲げフラップ１８が上記の如く外側の折込み片１５と折返し板１６の間に位置することになり、箱としての強度が増すことになる。また、折返し板１６を側板１２から剥がした時には、折曲げフラップ１８の反発力により折返し板１６が内側から押されるので解体がしやすくなる。
In this web corner type paper container A 2 , the folding flaps 18 are respectively provided on the upper sides of the
図７は本発明に係るウェッブコーナー型紙容器のさらに別の例を示す斜視図、図８は図７に示すウェッブコーナー型紙容器のブランクを示す展開図である。 FIG. 7 is a perspective view showing still another example of the web corner type paper container according to the present invention, and FIG. 8 is a development view showing a blank of the web corner type paper container shown in FIG.
図７に示すウェッブコーナー型紙容器Ａ3 は図８に示すブランクＢ3 から組み立てられる。このブランクＢ3 は、図２のブランクＢ1 と略同じ構成をしているが次の点で異なっている。まず、矩形状の底板１１における一方の対向する辺にそれぞれ折り線ａを介して側板１２が連設されている点は同じであるが、この折り線ａがその中程で２本に分岐することで、紡錘形状の境界部分１９が区画されている。次に、一方の対向する側板１２の上辺に連設する折返し板１６は、先端に凸部１６ａを形成するように両側を切り欠いた形状になっている点で異なる。また、折込み片１４に連設する折曲げフラップ１７は省略されている。
The web corner paper container A 3 shown in FIG. 7 is assembled from the blank B 3 shown in FIG. This blank B 3 has substantially the same configuration as the blank B 1 of FIG. 2, but differs in the following points. First, it is the same that the
図８のブランクＢ3 を組み立てる手順も図２のブランクＢ1 の場合と略同じである。ただ、一方の対向する側板１２を底板１１に対して起立させる時に、折り線ａの中程にある境界部分１９を内側にへこませて指先を入れるための凹部２０を形成する。また、内側の折込み片１４の上辺には折曲げフラップ１７がないので、図２のブランクＢ1 の場合のように折曲げフラップ１７を折り曲げるということはない。
The procedure for assembling the blank B 3 in FIG. 8 is also substantially the same as that for the blank B 1 in FIG. However, when one opposing
組み立てられたウェッブコーナー型紙容器Ａ3 は、図７に示すように、外見形状は先のウェッブコーナー型紙容器Ａ1 と若干異なる。すなわち、底板１１と一方の対向する側板１２との境界にそれぞれ外側から内側に剥けて窪んだ形状の凹部２０が設けられるとともに、その凹部２０のところに折返し板１６の凸部１６ａが位置した形状となる。この時、紡錘形状の境界部分１９は、図示の如く底板１１の方には浅めに且つ側板１２の方には深めに設定しておくと、底板１１の変形が小さくなって容器の安定性が良くなり、しかも凹部２０は充分なサイズとなるので凸部１６ａの摘み易さは損なわれない。なお、境界部分１９の形状は、このような紡錘形状に限るものではなく、指先が入る凹部が形成できされすればどのような形状でも構わない。
As shown in FIG. 7, the assembled web corner paper container A 3 is slightly different in appearance from the previous web corner paper container A 1 . That is, a
このウェッブコーナー型紙容器Ａ3 を元のブランクの形状に戻す手順は先にウェッブコーナー型紙容器Ａ1 で説明したのと同様である。ただ、折返し板１６を一方の対向する側板１２から剥がす際に、凹部２０に指先を入れて折返し板１０の凸部１６ａを引っ掛けることができる。したがって、凸部１６ａが一方の対向する側板１２から各折返し板１６を剥がす際のきっかけとなる。そして、両方の折返し板１６をその先端の凸部１６ａをきっかけとしてそれぞれ一方の対向する側板１２から剥がすと、ウェッブコーナー部Ｗが開放されて自然と伸びるので、簡単に元の平らな状態となる。
The procedure for returning the web corner paper container A 3 to the original blank shape is the same as that described for the web corner paper container A 1 . However, when peeling off the folded
図９は本発明に係るウェッブコーナー型紙容器のさらに別の例を示す斜視図、図１０は図９に示すウェッブコーナー型紙容器のブランクを示す展開図である。 9 is a perspective view showing still another example of the web corner type paper container according to the present invention, and FIG. 10 is a development view showing a blank of the web corner type paper container shown in FIG.
図９に示すウェッブコーナー型紙容器Ａ4 は図１０に示すブランクＢ4 から組み立てられる。このブランクＢ4 は、図２のブランクＢ1 と略同じ構成をしているが、他方の対向する側板１３の上辺にそれぞれ折り線ｉを介してフラップ片２１が連設されている点だけが異なる。
The web corner paper container A 4 shown in FIG. 9 is assembled from the blank B 4 shown in FIG. This blank B 4 has substantially the same configuration as the blank B 1 of FIG. 2, except that the
図１０のブランクＢ4 を組み立てる手順も図２のブランクＢ1 の場合と略同じである。そして、組み立てた後に、両方のフラップ片２１をそれぞれ折り線ｉのところで内側に折り曲げる。
The procedure for assembling the blank B 4 of FIG. 10 is also substantially the same as that of the blank B 1 of FIG. Then, after assembling, both the
組み立てられたウェッブコーナー型紙容器Ａ4 は、図９に示すように、外見形状は先のウェッブコーナー型紙容器Ａ1 と若干異なる。すなわち、他方の対向する側板１３の上辺に沿って内側に折れ曲がったフラップ片２１を有したものとなる。このため、図９のウェッブコーナー型紙容器Ａ4 では、折り曲げたフラップ片２１が他方の対向する側板１３の曲がりを防止する役目を果たすので容器としての保形性がよい。すなわち、長辺側はこのフラップ片２１により強化され、短辺側は側板１２に折返し板１６が加わって二重壁となるので強固となり、長短両側の保形性が高い強固な容器となる。
As shown in FIG. 9, the assembled web corner paper container A 4 has a slightly different appearance from the previous web corner paper container A 1 . That is, it has the
このウェッブコーナー型紙容器Ａ4 を元のブランクの形状に戻す手順は先にウェッブコーナー型紙容器Ａ1 で説明したのと同様である。すなわち、両方の折返し板１６をその下端の端縁部分をきっかけとしてそれぞれ一方の対向する側板１２から剥がす。すると、ウェッブコーナー部Ｗが開放され、自然と伸びるので簡単に平らな状態となる。
The procedure for returning the web corner paper container A 4 to the original blank shape is the same as that described above for the web corner paper container A 1 . That is, both folded
図１１は本発明に係るウェッブコーナー型紙容器のさらに別の例を示す斜視図、図１２は図１１に示すウェッブコーナー型紙容器のブランクを示す展開図である。 FIG. 11 is a perspective view showing still another example of the web corner type paper container according to the present invention, and FIG. 12 is a development view showing a blank of the web corner type paper container shown in FIG.
図１１に示すウェッブコーナー型紙容器Ａ5 は図１２に示すブランクＢ5 から組み立てられる。このブランクＢ5 は、図１０のブランクＢ4 と略同じ構成をしているが、他方の対向する側板１３の上辺にそれぞれ湾曲した折り線ｉを介して紡錘形状のフラップ片２２が連設されている点だけが異なる。
The web corner paper container A 5 shown in FIG. 11 is assembled from the blank B 5 shown in FIG. This blank B 5 has substantially the same configuration as the blank B 4 in FIG. 10, but a spindle-shaped
図１２のブランクＢ5 を組み立てる手順も図２のブランクＢ1 の場合と略同じである。そして、組み立てた後に、両方のフラップ片２２をそれぞれ湾曲した折り線ｉのところで内側に折り曲げる。この時、他方の対向する側板１３は外側に膨らむように変形する。
The procedure for assembling the blank B 5 in FIG. 12 is also substantially the same as that for the blank B 1 in FIG. And after assembling, both the
組み立てられたウェッブコーナー型紙容器Ａ5 は、図１１に示すように、外見形状は先のウェッブコーナー型紙容器Ａ4 と若干異なる。すなわち、他方の対向する側板１３の上辺に沿って内側に折れ曲がったフラップ片を有する点では同じであるが、このフラップ片２２は紡錘形状で、側板１３は外側に膨らんだ形状となる。そして、図１１のウェッブコーナー型紙容器Ａ5 も、折り曲げたフラップ片２２が他方の対向する側板１３の曲がりを防止する役目を果たすので容器としての保形性がよい。すなわち、長辺側はこのフラップ片２２により強化され、短辺側は側板１２に折返し板１６が加わって二重壁となるので強固となり、長短両側の保形性が高い強固な容器となる。
As shown in FIG. 11, the assembled web corner paper container A 5 is slightly different in appearance from the previous web corner paper container A 4 . That is, it is the same in that it has a flap piece bent inward along the upper side of the other opposing
このウェッブコーナー型紙容器Ａ5 を元のブランクの形状に戻す手順は先にウェッブコーナー型紙容器Ａ1 で説明したのと同様である。すなわち、両方の折返し板１６をその下端の端縁部分をきっかけとしてそれぞれ一方の対向する側板１２から剥がす。すると、ウェッブコーナー部Ｗが開放され、自然と伸びるので簡単に平らな状態となる。
The procedure for returning the web corner paper container A 5 to the original blank shape is the same as that described above for the web corner paper container A 1 . That is, both folded
図１３は図１に示すウェッブコーナー型紙容器の変形例を示す一部斜視図、図１４は図１３に示すウェッブコーナー型紙容器のブランクを示す一部展開図、図１５は図１４のブランクを組み立てる途中の状態を示す説明図である。 13 is a partial perspective view showing a modification of the web corner paper container shown in FIG. 1, FIG. 14 is a partially developed view showing a blank of the web corner paper container shown in FIG. 13, and FIG. 15 is assembling the blank of FIG. It is explanatory drawing which shows the state in the middle.
図１３に示すウェッブコーナー型紙容器Ａ6 は図１４に示すブランクＢ6 から組み立てられる。このブランクＢ6 は、図２のブランクＢ1 と略同じ構成をしているが、折込み片１４の上辺に設けた折曲げフラップ１７の形状だけが異なっている。すなわち、この折曲げフラップ１７は、折込み片１５の方に向かってくちばし状に尖った突出部分１７ａを有した形状になっている。
A web corner paper container A 6 shown in FIG. 13 is assembled from a blank B 6 shown in FIG. This blank B 6 has substantially the same configuration as the blank B 1 of FIG. 2, but only the shape of the
図１４のブランクＢ6 を組み立てる手順も図２のブランクＢ1 の場合と略同じである。ただ、各折返し板１６を折り曲げてそれぞれ一方の対向する側板１２の外面の接着部Ｆで貼り合わせる際に、図１５の如く、内方向に向かう突出部分１７ａを有した大きめの折曲げフラップ１７を折り曲げる点だけが異なっている。
The procedure for assembling the blank B 6 of FIG. 14 is also substantially the same as that of the blank B 1 of FIG. However, when the folded
組み立てられたウェッブコーナー型紙容器Ａ6 は、図１３に示すように、外見形状は先のウェッブコーナー型紙容器Ａ1 と同じである。ただ、内側の折込み片１４の上辺に連設する折曲げフラップ１７が、内方向に向かって突出部分１７ａを有している点で異なっている。このように、折曲げフラップ１７に突出部分１７ａを設けてあることにより、側板１３に対して広がる方向の力が掛かった時に、突出部分１７ａが側板１２と折返し板１６の境界部分に当たって抵抗することになり、ウェッブコーナー部Ｗが側板１２と折返し板１６の間から外れるのが防止される。したがって、このウェッブコーナー型紙容器Ａ6 は図１に示すウェッブコーナー型容器Ａ1 に比べて壊れにくいものとなる。なお、図５のウェッブコーナー型紙容器Ａ2 のように、外側の折込み片１５の上辺に折曲げフラップ１８を設ける場合は、この折曲げフラップ１８の方に突出部分を設けるようにしてもよい。
As shown in FIG. 13, the assembled web corner paper container A 6 has the same appearance as the previous web corner paper container A 1 . However, the difference is that the
このウェッブコーナー型紙容器Ａ6 を元のブランクの形状に戻す手順は先にウェッブコーナー型紙容器Ａ1 で説明したのと同様である。すなわち、折返し板１６をその下端の端縁部分をきっかけとしてそれぞれ一方の対向する側板１２から剥がす。すると、ウェッブコーナー部Ｗが開放され、自然と伸びるので簡単に平らな状態となる。そして、折曲げフラップ１７に突出部分１７ａがあっても、この解体に何も影響はない。
The procedure for returning the web corner paper container A 6 to the original blank shape is the same as that described above for the web corner paper container A 1 . That is, the folded
図１６は本発明に係るウェッブコーナー型紙容器のさらに別の例を示す一部斜視図、図１７は図１６に示すウェッブコーナー型紙容器のブランクを示す一部展開図、図１８は図１６のウェッブコーナー型紙容器を分解する途中の状態を示す説明図である。 16 is a partial perspective view showing still another example of a web corner type paper container according to the present invention, FIG. 17 is a partially developed view showing a blank of the web corner type paper container shown in FIG. 16, and FIG. 18 is a web of FIG. It is explanatory drawing which shows the state in the middle of disassembling a corner type | mold paper container.
図１６に示すウェッブコーナー型紙容器Ａ7 は図１７に示すブランクＢ7 から組み立てられる。このブランクＢ7 は、図２のブランクＢ1 と略同じ構成をしているが、折返し板１６における接着部Ｆとなる部位を囲むように紙層にハーフカットαを形成した点が異なっている。すなわち、本発明で用いるブランクは紙器用の板紙を用いており、このブランクＢ7 では、その板紙の紙層にハーフカットを形成している。また、折返し板１６を先端に丸みを持たせた形状とした点、折込み片１４の上辺にあった折曲げフラップ１７を省略した点、折り線ｆを一本線で構成した点でもそれぞれ異なっている。なお、折返し板１６と対向する側板１２における接着部の方にハーフカットを設けるようにしてもよい。
The web corner paper container A 7 shown in FIG. 16 is assembled from the blank B 7 shown in FIG. This blank B 7 has substantially the same configuration as the blank B 1 in FIG. 2, except that a half-cut α is formed in the paper layer so as to surround a portion that becomes the adhesive portion F in the folded
図１７のブランクＢ7 を組み立てる手順は図２のブランクＢ1 の場合と略同じであるが、接着剤は折返し板１６におけるハーフカットαで囲まれた部位に塗布する。また、内側の折込み片１４の上辺には折曲げフラップ１７がないので、図２のブランクＢ1 の場合のように折曲げフラップ１７を折り曲げるということはない。
The procedure for assembling the blank B 7 of FIG. 17 is substantially the same as that of the blank B 1 of FIG. 2, but the adhesive is applied to the portion surrounded by the half cut α in the folded
組み立てられたウェッブコーナー型紙容器Ａ7 は、図１６に示すように、外見形状は先のウェッブコーナー型紙容器Ａ1 と若干異なる。すなわち、折返し板１６の下方先端が丸みを帯びたデザインとなる。
As shown in FIG. 16, the assembled web corner paper container A 7 has a slightly different appearance from the previous web corner paper container A 1 . That is, the design is such that the lower end of the folded
このウェッブコーナー型紙容器Ａ7 を元のブランクの形状に戻す手順は先にウェッブコーナー型紙容器Ａ1 で説明したのと同様である。ただ、折返し板１６における接着部Ｆの周囲はハーフカットαになっているので、折返し板１６をその下端の端縁部分をきっかけとして側板１２から剥がそうとすると、図１８に示すように、ハーフカットαで囲まれた部分でのみ紙層の剥離が起こり、側板１２の方に接着剤と剥離した紙層とを残した状態で簡単に剥がすことができる。このように、折返し板１６を側板１２から剥がすと、ウェッブコーナー部Ｗが開放されて自然と伸びるので、簡単に元の平らな状態となる。なお、このように接着部となる部位を囲むように紙層にハーフカットを形成することは、今までに例示したウェッブコーナー型紙容器Ａ1 〜Ａ6 の何れのタイプにも適用可能である。
The procedure for returning the web corner paper container A 7 to the original blank shape is the same as that described above for the web corner paper container A 1 . However, since the periphery of the adhesive portion F in the folded
本発明のウェッブコーナー型紙容器は、今までに例示したような全体形状が四角形状のものに限らず、それ以外の多角形状を採りえる。実用上は、六角形状、八角形状、１０角形状等が考えられるが、それ以外の多角形状を除外するものではない。 The web corner type paper container of the present invention is not limited to a rectangular shape as exemplified above, and may take other polygonal shapes. Practically, hexagonal shapes, octagonal shapes, decagonal shapes, etc. are conceivable, but other polygonal shapes are not excluded.
図１９は本発明に係るウェッブコーナー型紙容器で全体形状が六角形状のものの一例を示す斜視図、図２０は図１９に示すウェッブコーナー型紙容器のブランクを示す展開図である。 19 is a perspective view showing an example of a web corner type paper container according to the present invention having an overall shape of a hexagonal shape, and FIG. 20 is a development view showing a blank of the web corner type paper container shown in FIG.
図１９に示すウェッブコーナー型紙容器Ａ8 は、図２０に示すブランクＢ8 から組み立てられる。このブランクＢ8 は、板紙からなる原反を打ち抜いて作製されたものであり、図示のように、六角形状の底板１１における一つ置きの各辺にそれぞれ折り線ａを介して二重壁の内側となる側板１２が連設され、それらの間の各辺にそれぞれ折り線ｂを介して側板１３が連設されている。また、側板１２の両側辺にはそれぞれ放射状の折り線ｃを介して三角形状の折込み片１４が連設され、側板１３の両側辺にはそれぞれ放射状の折り線ｄを介して三角形状の折込み片１５が連設され、隣接する折込み片１４と折込み片１５とが放射状の折り線ｅで連設されており、この折込み片１４と折込み片１５を連設した部分がウェッブコーナー部Ｗとなっている。そして、二重壁の内側となる側板１２の上辺にそれぞれ２本線の折り線ｆを介して該側板１２と略同じサイズの折返し板１６が連設されている。
A web corner paper container A 8 shown in FIG. 19 is assembled from a blank B 8 shown in FIG. This blank B 8 is produced by punching a raw sheet made of paperboard. As shown in the drawing, each blank side of the
図２０のブランクＢ8 を組み立てる手順は図２のブランクＢ1 の場合に準じたものとなる。すなわち、底板１１に対して各側板１２，１３を起立させるとともに、それと同時に折込み片１４と折込み片１５を外側に引き出してウェッブコーナー部Ｗを形成し、このウェッブコーナー部Ｗを側板１２の外面に向けて折り曲げる。次いで、折り曲げたウェッブコーナー部Ｗを押さえるように折返し板１６を折り曲げて重ね合わせ、各折返し板１６をそれぞれ側板１２の外面の中程に対応する接着部Ｆで貼り合わせる。このように折返し板１６でウェッブコーナー部Ｗを押さえることにより、図１９のウェッブコーナー型紙容器Ａ8 が形成される。
The procedure for assembling the blank B 8 in FIG. 20 is the same as that for the blank B 1 in FIG. That is, the
組み立てられたウェッブコーナー型紙容器Ａ8 は、図１９に示すように、外見形状は六角形状であり、六角形状の底板１１における各辺からそれぞれ側板１２，１３が斜め上方に起立しており、側板１２の両側辺にそれぞれ三角形状の折込み片１４が連設し、側板１３の両側辺にそれぞれ三角形状の折込み片１５が連設し、折込み片１４と折込み片１５とが底板の四隅から放射状に伸びる折り線を介して連結されてウェッブコーナー部Ｗが形成されている。そして、側板１２の上辺にそれぞれ該側板１２と略同じサイズの折返し板１６が連設されており、ウェッブコーナー部Ｗが側板１２の外面に向けて折り曲げられ、その折り曲げたウェッブコーナー部Ｗを押さえるように折返し板１６が折り曲げられて重ね合わせられ、各折返し板１６がそれぞれ側板１２の外面の中程に対応する接着部Ｆで貼り合わせられている。このように、折返し板１６によってウェッブコーナー部Ｗを押さえ込んでいるので、容器としての保形力が高いものになっている。
As shown in FIG. 19, the assembled web corner paper container A 8 has a hexagonal appearance, and the
このウェッブコーナー型紙容器Ａ8 を元のブランクの形状に戻す手順は先にウェッブコーナー型紙容器Ａ1 で説明した手順に準じたものとなる。すなわち、各折返し板１６をその下端の端縁部分をきっかけとしてそれぞれ側板１２から剥がすと、ウェッブコーナー部Ｗが開放されて自然と伸びるので、簡単に平らな元の状態となる。
The procedure for returning the web corner paper container A 8 to the original blank shape is in accordance with the procedure described above for the web corner paper container A 1 . That is, when each folded
図２１は図１９に示すウェッブコーナー型紙容器の変形例を示す斜視図、図２２は図２１に示すウェッブコーナー型紙容器のブランクを示す展開図である。 21 is a perspective view showing a modified example of the web corner type paper container shown in FIG. 19, and FIG. 22 is a development view showing a blank of the web corner type paper container shown in FIG.
図２１に示すウェッブコーナー型紙容器Ａ9 は、図２２に示すブランクＢ9 から組み立てられる。このブランクＢ9 は図２０のブランクＢ8 と略同じ構成をしているが、側板１２の上辺に連設する折返し板１６は、先端に凸部１６ａを形成するように両側を切り欠いた形状になっている点だけが異なる。そして、このブランクＢ9 から図２１のウェッブコーナー型紙容器Ａ9 を組み立てる手順は図２０のブランクＢ8 の場合と同じである。
A web corner type paper container A 9 shown in FIG. 21 is assembled from a blank B 9 shown in FIG. This blank B 9 has substantially the same configuration as the blank B 8 in FIG. 20, but the folded
組み立てられたウェッブコーナー型紙容器Ａ9 は、図１９のウェッブコーナー型紙容器Ａ8 と同様な六角形状であるが、二重壁の外側となる折返し板１６が先端に凸部１６ａを有したものになる。そして、このウェッブコーナー型紙容器Ａ9 を元のブランクの形状に戻す手順はウェッブコーナー型紙容器Ａ8 の場合と同様であるが、折返し板１６を側板１２から剥がす際には先端の凸部１６ａのところを摘むようにすればよい。
The assembled web corner paper container A 9 has a hexagonal shape similar to that of the web corner paper container A 8 of FIG. 19, but the folded
なお、これらの六角形状のウェッブコーナー型紙容器Ａ8 ，Ａ9 においても、折返し板１６又は側板１２における接着部となる部位を囲むように紙層にハーフカットを形成したり、何れかの折込み片１４，１５の上辺に折曲げフラップを連設したり、底板１１と側板１２との境界に外側から内側に剥けて窪んだ形状の凹部を設けたり、ウェッブコーナー部Ｗが外面に向けて折り曲げられる側板以外の側板１３の上辺に沿ってフラップ片を連設したりする形態を採りえることは言うまでもない。
Also in these hexagonal web corner type paper containers A 8 and A 9 , a half cut is formed in the paper layer so as to surround a portion to be an adhesive portion in the folded
上記の各例で説明したように、本発明のウェッブコーナー型紙容器は、使用後に簡単に平らな状態にすることができる。そして、元のブランクの状態にすることにより、多数枚を積み重ねることができることから、廃棄時の運搬等が容易となる。また、内面に汚れ防止用フィルムを貼り合わせたブランクを用いている場合にあっては、使用後に平らな状態になるがゆえに、その汚れ防止用フィルムを剥がすのが簡単となる。 As described in the above examples, the web corner paper container of the present invention can be easily flattened after use. And since it can stack many sheets by making it the original blank state, conveyance at the time of disposal, etc. becomes easy. Further, in the case of using a blank in which an antifouling film is bonded to the inner surface, the antifouling film can be easily peeled off because it becomes flat after use.
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明してきたが、本発明によるウェッブコーナー型紙容器は、上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは当然のことである。 The embodiment of the present invention has been described in detail above. However, the web corner type paper container according to the present invention is not limited to the above embodiment, and various modifications can be made without departing from the spirit of the present invention. It is natural that this is possible.
Ａ1 〜Ａ9 ウェッブコーナー型紙容器
Ｂ1 〜Ｂ9 ブランク
Ｆ 接着部
Ｗ ウェッブコーナー部
ａ〜ｉ 折り線
α ハーフカット
１１ 底板
１２，１３ 側板
１４，１５ 折込み片
１６ 折返し板
１６ａ 凸部
１７ 折曲げフラップ
１７ａ 突出部分
１８ 折曲げフラップ
１９ 境界部分
２０ 凹部
２１，２２ フラップ片
A 1 to A 9 web corner type paper container B 1 to B 9 blank F Adhering portion W Web corner portion a to i Folding line α Half cut 11
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