JP4769283B2 - 移動体ネットワークにおける証拠収集方法及び移動体ネットワーク装置及びそのプログラム - Google Patents
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Description
前記接続リソースは、第1のノードと信頼できる第三者機関である第2のノードとの間の接続であり、
さらに前記接続リソースは、前記第1のノードが提供するものであって、共有された接続を通じて第3のノードが前記第1のノードを介して前記第2のノードへ接続するために、前記第3のノードが使用するものであり、
前記第3のノードが、前記第3のノードと前記第1のノードとの間の接続を用いて、前記接続を利用した程度を表す程度指標を含む証拠指標を繰り返し送信するステップであって、前記証拠指標は前記第3のノードにより署名されるものである、ステップと、
前記第3のノードが送信した各証拠指標に対応する証拠指標を、前記第2のノードが前記第1のノードへ送信するステップであって、前記対応する証拠指標は、前記第3のノードが、前記第1のノードと前記第2のノードとの間の接続を用いることにより前記接続を利用した程度を表す程度指標を含むものであり、さらに前記対応する証拠指標は前記第2のノードによって署名されるものである、ステップと、
前記共有された接続が使用された程度を決定して、その共有された接続が使用された程度に対して料金の請求または報酬の支払いを行う際の詐欺行為を防止するために、前記第3のノードから受信した証拠指標と、前記第2のノードから受信した対応する証拠指標とを、それぞれの程度指標を互いに比較することにより、対にしてマッチングする(pairwise matching)ステップと
を含む方法が提供される。
契約識別子と、
受信または送信されたバイト数と、
前記接続が使用された時間のタイムスタンプまたは時間指標と
のうちの1つ以上を含む。
前記第2のノードが前記第1のノードへ送信する証拠回答を構成する証拠指標により、前記証拠要求(ER)に含まれる前記程度を確認するステップと
を更に含む。
前記第1のノードは、証拠要求(ER)を送信するために作動するパケットベースのトリガを動かしており、
前記第1のノードは、証拠指標を受信するたびにリセットされるタイマーであって、前記パケットベースのトリガが欠落したパケットにより作動できない場合でも、前記第1のノードがある時間にわたってパケットを転送または受信しなかったときに証拠要求の送信をトリガするために作動するタイマーを更に動かす。
前記第1のノードが前記第3のノードへ共有された接続を提供した程度を確認することを前記第3のノードへ要求するために、前記第1のノードが前記第3のノードへ共有された接続を提供した程度指標を含む証拠要求(ER)を前記第1のノードが前記第3のノードへ送信するステップと、
前記第3のノードが前記第1のノードへ送信する証拠回答を構成する証拠指標により、前記証拠要求(ER)に含まれる程度を確認するステップと
を更に含む。
共有された接続が前記第1のノードと前記第2のノードとの間の接続である際に、前記第1のノード、前記第3のノードおよび前記信頼できるアンカーの間で実行される。
料金の請求および/または報酬の支払いを正しく実行するために、契約の履行は、前記証拠指標と前記証拠回答とを対にしてマッチングすることにより証明される。
前記計測は、関与するノードのうちの1つ以上のノードにより実行される。
前記契約書が真正であることを保証するために、前記契約書は、その発行者の秘密鍵を用いて署名され、各受信者の秘密鍵を用いて暗号化されるものであり、
前記第1のノードはその秘密鍵を用いて契約案に署名し、署名した契約案を前記第3のノードの公開鍵を用いて暗号化して、その契約案を前記第1のノードが前記第3のノードへ最初に送信し、
前記第3のノードは前記第1のノードから前記契約案を受信してそれを復号化し、前記第1のノードの署名をチェックし、その署名が有効であって、前記第3のノードが提案された取引条件を承諾する場合には、前記第3のノードはその秘密鍵を用いて署名した契約書を作成し、その契約書を前記第1のノードの公開鍵を用いて暗号化して前記第1のノードへ送信し、
前記第1のノードはその契約書を受信すると復号化して署名し、その署名付きの契約書を各受信者の公開鍵を用いて暗号化したものを前記第2のノードおよび前記第3のノードへ送信し、
これにより関与した全ての当事者は合意した有効な契約書を有するものとなる。
所定の期間の経過と、
所定量のデータの送信または受信と
のいずれかまたは両方の条件に基づいて作動するトリガに基づく。
前記装置は、第1と第2と第3のノードと、接続リソースとを備え、
前記接続リソースは、前記第1のノードと信頼できる第三者機関である前記第2のノードとの間の接続であり、
さらに前記接続リソースは、前記第1のノードが提供するものであって、共有された接続を通じて前記第3のノードが前記第1のノードを介して前記第2のノードへ接続するために、前記第3のノードが使用するものであり、
前記第3のノードは、前記第3のノードと前記第1のノードとの間の接続を用いて、前記接続を利用した程度を表す程度指標を含む証拠指標を繰り返し送信し、前記証拠指標は前記第3のノードにより署名されるものであり、
前記第3のノードが送信した各証拠指標に対応する証拠指標を、前記第2のノードは前記第1のノードへ送信し、前記対応する証拠指標は、前記第1のノードと前記第2のノードとの間の接続を用いることにより前記接続を前記第3のノードが利用した程度を表す程度指標を含み、さらに前記対応する証拠指標は前記第2 のノードによって署名されるものであり、
前記共有された接続が使用された程度を決定して、その共有された接続が使用された程度に対して料金の請求または報酬の支払いを行う際の詐欺行為を防止するために、前記第1のノードが、前記第3のノードから受信した証拠指標と、前記第2のノードから受信した対応する証拠指標とを、それぞれの程度指標を互いに比較することにより、対にしてマッチングするものである、
装置が提供される。
・EI:Evidence_Indication(証拠指標)
・EA:Evidence_Answer(証拠回答)
・ER:Evidence_Request(証拠要求)
・MNO:Mobile Network Operator(移動体通信事業者)
・アリス:ネットワークへのコネクティビティの買い手
・ケン:ネットワークへのコネクティビティの売り手
・移動体通信事業者(MNO):自己のネットワークへのコネクティビティのインタフェース(ゲートウェイサーバ)を提供し、ネットワーク接続の料金を請求する。
上記シナリオに関して、各当事者は次のような具体的な関心を持つ。
・アリスは、移動体ネットワークに繋がらないにもかかわらず、自己の携帯電話機でCPサーバからデジタルコンテンツデータを取得したいと考えている。
・ケンは、アリスにネットワーク接続を売ることによってアリスから料金を受け取りたいと考えている。
・MNOは、アリスとケンとの間の契約に基づいてケンのために料金を課金請求するサービスを提供したいと考えている。
アリスとケンが契約を交渉し、アリスが自分のCPサーバにアクセスすることができる前に、次のような技術的かつ管理上の前提条件を設定しておくべきである。
・アリスとケンは、ローカル通信インタフェースを介してコネクティビティをセットアップすることが可能な携帯電話機を所持している。
・携帯機器とMNOのゲートウェイサーバに計測(metering)機能が実装されるべきである。計測は、ケンのネットワーク接続を利用したアリスのトラフィックの課金のために実行される。
・アリスは、ローカルインタフェースを介してアリスにネットワーク接続を使用させる誰かを見つけることが可能である。
・ケンとアリスは契約に合意する。従ってアリスはケンのネットワーク接続を共有するためのケンの条件を受け入れなければならない。
1.アリスはネットワークコネクティビティを持つ携帯電話機を求めてアドホックネットワークを探索する。
2.アリスはリストからケンを選択し、ケンに対して彼のネットワークコネクティビティを自分(アリス)と共有することに同意するかどうかを尋ねる。このためにアリスは、ケンにリクエストメッセージを送信する。
3.ケンはアリスにリプライメッセージとして取引条件(例えば0.1ユーロ/分)を送信する。
4.アリスはケンが提示した条件に同意し、自己(アリス)の秘密鍵で署名した契約書を返送する。
5.ケンは自分のMNOに対して契約内容を通知し、アリスのための接続を確立する。
6.確認メッセージがアリスに示され、どんな種類のアプリケーションを使いたいのかがアリスに尋ねられる。
7.アリスはブラウザアプリケーションを選択し、CPサーバに接続する。接続を終了した後、ケンは、アリスに対して契約書の合意に基づいて料金の請求ができるように、結果の課金データをMNOのゲートウェイサーバへ送信する。
8.MNOはアリスから料金を受け取り、ケンに報酬を渡す。
・アリスは自分のCPサーバにアクセスし、ネットワークオペレータ(通信事業者)に接続できないにもかかわらずコンテンツをダウンロードすることができる。
・ケンは携帯電話機を必要としない間または電話中でも、ケンはアリスから料金を受け取ることが可能である。
・MNOはネットワークが輻輳していてもユーザをサポートすることができる。MNOは、追加のハードウェアを導入することなくよりよいネットワークカバレッジを提供することができる。
・通信コスト:ユーザの自分のMNOとの契約に基づいて、通信料金が支払わなければならない。定額加入の場合、考慮すべき更なるパラメータは、ユーザがローミングしているかどうかである。その場合、定額制は適用不可能だと考えられる。また料金はトラフィック量または接続時間に基づいている場合がある。
・携帯電話のリソース:追加のデータトラフィックは、携帯電話機それ自体に影響を与える。明らかに言えることはトラフィックの処理に電力が消費されていることである。さらに、メモリなどの他のリソースも使用される場合がある。
1.アリスは、アドホックネットワークを探索してリソースの売り手のリストを取得する。
2.アリスはそのリストから(例えばアクセススピードをチェックして)リソースの最良の売り手(例えばケン)を選択し、次いでその売り手のリソースの取得を要求する。
3.ケンはアリスに自己のリソースを売るための取引条件(契約案)をリプライメッセージとして送る。
4.その取引条件がアリスにとって受け入れ可能であるならば、アリスはこの交渉を継続することができる。
5.アリスは契約書を作成し、それに署名した上でケンに返送する。
6.ケンは返送された契約書をチェックし、合意するならばそれに署名し、その契約書を合意契約書とする。ケンは署名済みの合意契約書をMNOのゲートウェイサーバに送る。
7.ケン、アリスおよびMNOは、(ケンとそのMNOを介した)アリスからのトラフィックとアリスへのトラフィックに対して課金するために計測機能をセットアップする。
8.アリス用の通信チャネルがケンによって設定され、アリスはその通信チャネルを利用し始めることができる。
9.アリス、ケンおよびMNOは、契約書を保管する。
ケンがアリスにパケットを送信しているとき、ケンは契約書に基づいてある時間が経過した後に(例えば時間ベースの契約であればアリスは1分ごとにEIを送信する)あるいは一定数のバイトを受信し終わった後に(ボリュームベースで料金の請求または報酬の支払いを行うスキームの場合)、Evidence_Indication(EI)パケットの到来を期待している(図2参照)。実施の一形態によれば、証拠指標(evidence indication)は、共有接続がアリスに使用された程度(または、数量、extent)の指標(indication)、例えば受信パケット数の指標または接続時間の指標(例えばタイムスタンプなど)を含む。ケンがEIを受信しない場合、ケンはパケットの送信を停止する。よって、アリスはEIを送信して更なるパケットを受信するか、あるいはパケットをもはやそれ以上受信しないということになる。EIはアリスによって署名される。双方の当事者は(既に言及した認証スキームを用いて)既に互いに認証し合っているので、有効な証拠である。署名はケンによって確認され、署名が有効な場合には、EIは証拠として受理される。
ここではアリスがパケットを送信する実施形態を説明する。
ケンのネットワーク接続は、MNOとのものではないという場合を見越すことができるだろう。これは、ケンのネットワーク接続が、ケンのMNOまたはローミングMNO(例えば図4に示したようなホットスポットのオペレータ)によって運営されていないネットワークの末端となっている(terminate)ことを意味する。
アリスは次のように偽ることがあり得る。
・パケットを受信していない:しかし、ケンはアリスからEIを受信したことを証明することができる。このことはアリスが(受信していないと主張する)パケットを受信していることを確認したことを意味している。これはパケットを受信していないというアリスの主張と矛盾する。
・全部のパケットは受信していない(一部は受信している):しかし、ケンはタイムスタンプとバイト数に基づいて、一致するアリスからのEIだけでなくMNOからのEAも受信したことを証明することができる。
・MNOからの全てのパケットを転送した:ケンはMNOからのEAを有するが、実際にはパケットを全ては転送しなかった場合には、アリスからの一致するEIを持っていることは考えられない。このことはケンの主張と矛盾する。
・もっと多くのパケットを転送し、アリスがそれを確認した:ケンはアリスとMNOからの2つの一致するEIとEAを特定することができず、この場合も同じようにケンの主張と矛盾する。
アリスは次のように偽ることがあり得る。
・ケンから全部のパケットは転送されなかった(一部は転送された):MNOから送られた証拠に基づいて、ケンはアリスのパケットを全てMNOへ転送したことを証明することができる。アリスが送った証拠と併せて、ケンは全てのパケットを転送したことを示す全ての証拠を手にしている。
・全てのパケットを転送した(実際は一部しか転送しなかった):アリスはケンにパケットを送信し、アリスはケンが主張していることを証明するのに必要なEAも作成する。しかしながら、ケンがMNOにパケットを転送しない場合にはMNOはEIを作成も送信もしていない。それ故、ケンはMNOからのEIを持っておらず、従って彼が全パケットを転送したことを証明することはできない。このことは彼の主張と矛盾する。
ケンとアリスの(関与している)コンテンツプロバイダとの間にあるその他のエンティティと、アリスとが、共同してケンに詐欺行為を働こうとする場合がある。しかしながら、そのコンテンツプロバイダがトラストアンカーの場合(図2および図3参照)、ケンがアリスとそのコンテンツプロバイダから署名済みの証拠を期待していることから、このリスクに対処することができる。これらの証拠をケンが受信しない場合には、ケンはネットワークまたはアリスへのパケットの転送を停止する。従って、ケンのインセンティブを失うリスクは最小化される。
CP コンテンツプロバイダ
Claims (13)
- 移動体ネットワークにおいて接続リソースが共有されたことについての証拠を収集する方法であって、
前記接続リソースは、第1のノードと信頼できる第三者機関である第2のノードとの間の接続であり、
さらに前記接続リソースは、前記第1のノードが提供するものであって、共有された接続を通じて第3のノードが前記第1のノードを介して前記第2のノードへ接続するために、前記第3のノードが使用するものであり、
前記第3のノードが、前記第3のノードと前記第1のノードとの間の接続を用いて、前記接続を利用した程度を表す程度指標を含む証拠指標を繰り返し送信するステップであって、前記証拠指標は前記第3のノードにより署名されるものである、ステップと、
前記第3のノードが送信した各証拠指標に対応する証拠指標を、前記第2のノードが前記第1のノードへ送信するステップであって、前記対応する証拠指標は、前記第3のノードが、前記第1のノードと前記第2のノードとの間の接続を用いることにより前記接続を利用した程度を表す程度指標を含むものであり、さらに前記対応する証拠指標は前記第2のノードによって署名されるものである、ステップと、
前記共有された接続が使用された程度を決定して、その共有された接続が使用された程度に対して料金の請求または報酬の支払いを行う際の詐欺行為を防止するために、前記第3のノードから受信した証拠指標と、前記第2のノードから受信した対応する証拠指標とを、それぞれの程度指標を互いに比較することにより、対にしてマッチングするステップと
を含む方法。 - 前記程度指標は、
契約識別子と、
受信または送信されたバイト数と、
前記接続が使用された時間のタイムスタンプまたは時間指標と
のうちの1つ以上を含むものである、請求項1に記載の方法。 - 前記第1のノードが前記第3のノードへ前記共有された接続を提供した程度を確認するよう前記第2のノードへ要求するために、前記第1のノードが前記第2のノードへ証拠要求(ER)を送信するステップであって、前記証拠要求(ER)は、前記第1のノードが前記第3のノードへ前記共有された接続を提供した程度指標を含むものであり、前記第1のノードが送信した程度指標は、前記第3のノードが前記第1のノードへ送信した証拠指標に含まれる程度指標に対応するものである、ステップと、
前記第2のノードが前記第1のノードへ送信する証拠回答を構成する証拠指標により、前記証拠要求(ER)に含まれる前記程度を確認するステップと
を更に含む請求項1または2に記載の方法。 - 料金の請求および/または報酬の支払いのスキームは、パケットベースであり、
前記第1のノードは、証拠要求(ER)を送信するために作動するパケットベースのトリガを動かしており、
前記第1のノードは、証拠指標を受信するたびにリセットされるタイマーであって、前記パケットベースのトリガが欠落したパケットにより作動できない場合でも、前記第1のノードがある時間にわたってパケットを転送または受信しなかったときに証拠要求の送信をトリガするために作動するタイマーを更に動かしている、
請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。 - 前記第1のノードが前記第3のノードへ共有された接続を提供した程度を確認することを前記第3のノードへ要求するために、前記第1のノードが前記第3のノードへ共有された接続を提供した程度指標を含む証拠要求(ER)を前記第1のノードが前記第3のノードへ送信するステップと、
前記第3のノードが前記第1のノードへ送信する証拠回答を構成する証拠指標により、前記証拠要求(ER)に含まれる程度を確認するステップと
を更に含む請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。 - 前記第2のノードが信頼できる第三者機関でない場合には信頼できるアンカーが選ばれ、
共有された接続が前記第1のノードと前記第2のノードとの間の接続である際に、前記第1のノード、前記第3のノードおよび前記信頼できるアンカーの間で実行される請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。 - 料金の請求および/または報酬の支払いは、前記第1のノードと前記第3のノードとの間で署名付きメッセージを電子的に交換することにより合意した契約書に基づいて実行されるものであり、
料金の請求および/または報酬の支払いを正しく実行するために、契約の履行は、前記証拠指標と前記証拠回答とを対にしてマッチングすることにより証明されるものである、
請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。 - 料金の請求および/または報酬の支払いは、共有された接続の使用量の計測に基づいて実行されるものであり、
前記計測は、関与するノードのうちの1つ以上のノードにより実行されるものである、
請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。 - 前記契約書は、一意にされている契約識別子と、売り手の識別子と、買い手の識別子と、売り手と買い手との間で合意された取引条件と、売り手および買い手のそれぞれの証明書などの売り手および買い手の身元証明書とを含むものであり、
前記契約書が真正であることを保証するために、前記契約書は、それに合意したノードの秘密鍵を用いて暗号化されるものであり、
前記第1のノードは契約案に署名し、署名した契約案を前記第3のノードの公開鍵を用いて暗号化して、その契約案を前記第1のノードが前記第3のノードへ最初に送信し、
前記第3のノードは前記第1のノードから前記契約案を受信してそれを復号化し、前記第1のノードの署名をチェックし、その署名が有効であって、前記第3のノードが提案された取引条件を承諾する場合には、前記第3のノードは署名付きの契約書を作成し、その契約書を前記第1のノードの公開鍵を用いて暗号化して前記第1のノードへ送信し、
前記第1のノードはその契約書を受信すると復号化して署名し、その署名付きの契約書を前記第2のノードと前記第3のノードの公開鍵を用いて暗号化したものを前記第2のノードおよび前記第3のノードへ送信し、
これにより関与した全ての当事者は合意した有効な契約書を有するものとなる、請求項7または8に記載の方法。 - 前記証拠指標を繰り返し送信するステップは、
所定の期間の経過と、
所定量のデータの送信または受信と
のいずれかまたは両方の条件に基づいて作動するトリガに基づくものである、請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。 - 移動体ネットワークにおいて接続リソースが共有されたことについての証拠を収集する移動体ネットワーク装置であって、
前記装置は、第1と第2と第3のノードと、接続リソースとを備え、
前記接続リソースは、前記第1のノードと信頼できる第三者機関である前記第2のノードとの間の接続であり、
さらに前記接続リソースは、前記第1のノードが提供するものであって、共有された接続を通じて前記第3のノードが前記第1のノードを介して前記第2のノードへ接続するために、前記第3のノードが使用するものであり、
前記第3のノードは、前記第3のノードと前記第1のノードとの間の接続を用いて、前記接続を利用した程度を表す程度指標を含む証拠指標を繰り返し送信し、前記証拠指標は前記第3のノードにより署名されるものであり、
前記第3のノードが送信した各証拠指標に対応する証拠指標を、前記第2のノードは前記第1のノードへ送信し、前記対応する証拠指標は、前記第1のノードと前記第2のノードとの間の接続を用いることにより前記接続を前記第3のノードが利用した程度を表す程度指標を含み、さらに前記対応する証拠指標は前記第2のノードによって署名されるものであり、
前記共有された接続が使用された程度を決定して、その共有された接続が使用された程度に対して料金の請求または報酬の支払いを行う際の詐欺行為を防止するために、前記第1のノードが、前記第3のノードから受信した証拠指標と、前記第2のノードから受信した対応する証拠指標とを、それぞれの程度指標を互いに比較することにより、対にしてマッチングするものである、
装置。 - 請求項2〜10のいずれか一項に記載の方法を実行する、請求項11に記載の装置。
- 請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法をコンピュータに実行させるプログラムコードを含むコンピュータプログラム。
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