JP4768419B2 - 端末及び通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のVLAN(Virtual Local Area Network)に接続する技術に関する。
LAN(Local Area Network)を介して相互に接続されている端末とサーバにおいて、端末がサーバからのサービスの提供を受ける場合には、通常、端末からサーバに対してログイン要求を送出し、サーバにおいて認証を受けるようにされている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、端末とサーバとが接続されているLANに複数のVLANが形成されており、このVLANとして、所属するVLANの属性を識別情報で識別している場合には、端末において所属するVLANの識別情報を手動で設定しなければならない。
特開2004−165933号公報
従来技術では、端末の所属するVLANが変更された場合には、端末毎にVLANの設定を手動で変更しなければならず、例えば、企業などの大規模ネットワークにおいて、大規模な変更があった場合等には、設定を変更しなければならない端末の数が膨大な数となり、設定の変更に多大な労力と時間がかかるという問題があった。
そこで、本発明は、端末の設定を手動で変更することなく、複数のVLANに接続することができる技術を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、本発明は、送信するデータに異なるVLANの識別情報を付加して送信する。
例えば、本発明は、ネットワークに接続して通信を行う端末であって、
前記ネットワークに接続された少なくとも一つの端末を含むグループ内で行う通信であることを識別するための識別情報を複数記憶し、かつ、送信フレームの宛先となるサーバのアドレスを複数記憶する記憶部と、
前記記憶部内でサーバのアドレスを1つ選択し、選択したアドレス宛に、前記記憶部に記憶されている複数の識別情報のうちの一の識別情報を付した送信フレームを送信し、当該送信フレームに対する応答フレームを所定期間内に受信しない場合に、前記記憶部内で未選択のサーバのアドレスを1つ選択し、選択したアドレス宛に、前記第一の識別情報を付した送信フレームを送信する制御部と
を備え、
前記制御部は、
前記記憶部内のいずれのアドレスのサーバからも、前記第一の識別情報を付した送信フレームに対する応答フレームを所定期間内に受信しない場合に、前記記憶部内でサーバのアドレスを1つ選択し、選択したアドレス宛に、前記第一の識別情報に代えて、前記複数の識別情報のうちの第二の識別情報を付した送信フレームを送信することを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、送信するデータに異なるVLANの識別情報を付加して送信するため、端末の設定を手動で変更することなく、複数のVLANに接続することができる。
図1は、本発明の第一の実施形態である通信システム100の概略図である。
図示するように、通信システム100は、通話端末110と、集線装置130と、呼制御サーバ140と、を備えており、これらはLAN150により接続されている。そして、LAN150には、第一のVLAN151A、第二のVLAN151B及び第三のVLAN151Cが形成されている。
ここで、第一のVLAN151A、第二のVLAN151B及び第三のVLAN151Cについては、VLANを識別するための識別情報であるVLANタグを用いることにより、VLAN同士を区別することができるようにされている。
図2に示されているように、通話端末110は、記憶部111と、制御部115と、LANインターフェース部119と、I/O制御部120と、入力部121と、表示部122と、出力部123と、を備えており、LAN150に接続することで、IP(Internet Protocol)電話として機能する。
記憶部111は、通信情報記憶部112と、VLAN情報記憶部113と、VLAN設定情報記憶部114と、を有している。
通信情報記憶部112には、通信を行うために必要な情報、例えば、呼制御サーバ140のアドレス等の情報が記憶されている。
VLAN情報記憶部113には、通話端末110を接続するLAN150に形成されている全てのVLAN151の識別情報であるVLANタグが記憶されている。VLAN情報記憶部113に記憶するVLANタグについては、通話端末110が接続するVLANの管理者又はユーザが予め登録しておく。
VLAN設定情報記憶部114には、通話端末110が接続するスイッチ130のポートで使用するVLANタグを記憶する。なお、このVLANタグについては、後述するように、VLAN設定部122において検索されて、VLAN設定情報記憶部114に記憶される。
制御部115は、通信制御部116と、VLAN設定部117と、時間計測部118と、を有している。
通信制御部116は、通話端末110においてIPを用いて通話を行うための制御を行う。
なお、本実施形態においては、通信制御部116は、VLAN設定情報記憶部114にVLANタグが記憶されている場合には、VLAN設定情報記憶部114に記憶されているVLANタグを含むMACフレームを生成して送信する処理を行う。
VLAN設定部117は、記憶部110のVLAN情報記憶部113に記憶されているVLANタグを一つずつMACフレームに挿入したログイン要求を、所定の時間間隔を開けて順番に呼制御サーバ140に送信する処理を行う。
なお、ログイン要求を送信する時間間隔については、この間隔内において呼制御サーバ140からのログイン応答を受信することができる範囲で適宜設定すればよい。
そして、VLAN設定部117は、VLAN情報記憶部113に記憶されているVLANタグをMACフレームに付加したフレームを呼制御サーバ140に送信してから所定の時間が経過する前に呼制御サーバ140からログイン応答の返信があった場合には、ログイン応答を受信する直前に送信したフレームに挿入されたVLANタグをVLAN設定情報記憶部114に記憶する。
なお、VLAN設定部117は、VLAN設定情報記憶部114に既にVLANタグが記憶されている場合には、既に記憶されているVLANタグを削除して、新たに取得したVLANタグを記憶する。
時間計測部118は、例えば、RTC(Real Time Clock)から得られる信号に基づいて時間を計測するタイマーである。
LANインターフェース部119は、LAN150を介して通信を行うためのインターフェースである。
I/O制御部120は、後述する、入力部121、表示部122及び出力部123との間で情報の送受信を行うためのインターフェースである。
入力部121は、ユーザからの情報の入力を受け付けるためのキーデバイス及びユーザの音声を獲得するマイクである。
表示部122は、所定の情報を表示するためのディスプレイ等の表示装置である。
出力部123は、通信された音声をユーザに報知するためのスピーカである。
集線装置130は、タグVLANに対応するスイッチングハブを使用する。
呼制御サーバ140は、通話端末110のアドレスと電話番号を管理し、LAN150に接続された通話端末110の認証を行うことで、認証された通話端末110において音声の送受信を行うことができるようにする装置である。
以上のように構成される通信システム100において、通話端末110から呼制御サーバ140にログイン要求を行う処理を図3に示すシーケンス図を用いて説明する。
ここで、図3では、通話端末110は、集線装置130の第三のVLAN151Cに接続するポートに連結されているものとする。
通話端末110は、まず、自身のアドレス情報等を格納したIPパケットに、第一のVLAN151AのVLANタグを付したMACフレームを付加して、呼制御サーバ140に対してログイン要求を送信する(170)。
集線装置130において通話端末110は第三のVLAN151Cに接続するポートに連結されているため、第一のVLAN151AのVLANタグが付されたログイン要求は破棄される(171)。
通話端末110は、時間計測部118において時間を計測しており、予め定められた時間が経過しても呼制御サーバ140からログイン応答を受信しない場合には(172)、次に、自身のアドレス情報等を格納したIPパケットに、第二のVLAN151BのVLANタグを付したMACフレームを付加して、呼制御サーバ140に対してログイン要求を送信する(173)。
ここでも、集線装置130において通話端末110は第三のVLAN151Cに接続するポートに連結されているため、第二のVLAN151BのVLANタグが付されたログイン要求は破棄される(174)。
通話端末110は、予め定められた時間が経過しても呼制御サーバ140からログイン応答を受信しない場合には(175)、次に、自身のアドレス情報等を格納したIPパケットに、第三のVLAN151CのVLANタグを付したMACフレームを付加して、呼制御サーバ140に対してログイン要求を送信する(176)。
集線装置130において通話端末110は第三のVLAN151Cに接続するポートに連結されているため、第三のVLAN151CのVLANタグが付されたログイン要求を受信した集線装置130は、受信したログイン要求からVLANタグを削除して(177)、呼制御サーバ140に転送する(178)。
呼制御サーバ140では、ログイン要求に添付されている通話端末110のアドレス情報に基づいてログイン認証を行い(179)、通話端末110にログイン応答を返信する(180)。
集線装置130では、呼制御サーバ140から返信されたログイン応答のMACフレームに第三のVLAN151CのVLANタグを挿入して(181)、通話端末110に転送する(182)。
通話端末110では、第三のVLAN151CのVLANタグをVLAN設定情報記憶部114に記憶して(183)、以後、この第三のVLAN151CのVLANタグを用いて発呼等の情報を呼制御サーバ140に送信する(184)。
図4は、呼制御サーバ140においてログイン認証を受ける際の通話端末110の処理を示すフローチャートである。
なお、本フローチャートでは、通話端末110の記憶部111のVLAN情報記憶部113に、第一のVLANから第M(Mは2以上の自然数)のVLANまでのM個のVLANタグが記憶されているものとする。
まず、通話端末110は、呼制御サーバ140の認証を受ける際には、初期設定として、VLAN情報記憶部113に記憶されているVLANタグを識別するシリアル番号Nを「1」に初期化する(S190)。
次に、第NのVLANタグをMACフレームに挿入したログイン要求を呼制御サーバ140に送信する(S191)。
そして、呼制御サーバ140からのログイン応答を受信せずに(S192)、所定の時間が経過した場合には(S193)、シリアル番号NがVLANタグの個数Mに到っているか否かを判定する(S194)。
シリアル番号NがVLANタグの個数Mに到っていない場合には(S194)、シリアル番号Nに「1」を加算して(S195)、ステップS191から処理を繰り返す。
一方、シリアル番号NがVLANタグの個数Mに到っている場合には(S194)、ステップS190から処理を繰り返す。
ここで、ステップS192においてログイン要求を受信している場合には(S192)、ステップS191で付した第NのVLANタグをVLAN設定情報記憶部114に記憶して(S196)、処理を終了する。
図5は、本発明の第二の実施形態である通信システム200の概略図である。
本実施形態においては、第一の実施形態と比較して、LAN150に第一の呼制御サーバ240A及び第二の呼制御サーバ240Bの二つが接続されており、通話端末210は、第一の呼制御サーバ240A及び第二の呼制御サーバ240Bから選択してログイン要求を行うようにされている点で異なっている。以下、この異なっている点について説明する。
本実施形態においては、第一の呼制御サーバ240Aと第二の呼制御サーバ240BとがLAN150に接続されている。
ここで、第一の呼制御サーバ240Aと第二の呼制御サーバ240Bとは、同様の構成を有しており、第一の呼制御サーバ240Aに障害が生じた場合に、第二の呼制御サーバ240Bが第一の呼制御サーバ240Aの処理を引き継ぐようにされており、いわゆる多重システムとなっている。
図6に示されているように、本実施形態における通信端末210は、記憶部211と、制御部215と、LANインターフェース部119と、I/O制御部120と、入力部121と、表示部122と、出力部123と、を備えており、LAN150に接続することで、IP(Internet Protocol)電話として機能する。
なお、本実施形態においては、第一の実施形態における通話端末110と比較して、記憶部211及び制御部215が異なっているため、以下この異なっている事項について説明する。
ここで、本実施形態における記憶部211の通信情報記憶部212には、第一の呼制御サーバ240Aのアドレス情報及び第二の呼制御サーバ240Bのアドレス情報が記憶されている。
そして、本実施形態における制御部215の通信制御部216は、通信情報記憶部212に記憶されている情報に基づいて、第一の呼制御サーバ240Aと第二の呼制御サーバ240Bとを切り替えて、通信を行うようにされている。
また、本実施形態における制御部215のVLAN制御部217は、VLAN情報記憶部113に記憶されているVLANタグを一つずつ挿入したログイン要求を第一の呼制御サーバ240A及び第二の呼制御サーバ240Bの交互に送信するようにされている。
以上のように構成される通信システム200において、通話端末210から第一の呼制御サーバ240A及び第二の呼制御サーバ240Bにログイン要求を行う処理を図7に示すシーケンス図を用いて説明する。
ここで、図7では、通話端末210は、集線装置130の第三のVLAN151Cに接続するポートに連結されているものとする。
通話端末210は、まず、自身のアドレス情報等を格納したIPパケットに、第一のVLAN151AのVLANタグを付したMACフレームを付加して、第一の呼制御サーバ240Aに対してログイン要求を送信する(270)。
集線装置130において、通話端末210は第三のVLAN151Cに接続するポートに連結されているため、第一のVLAN151AのVLANタグが付されたログイン要求は破棄される(271)。
通話端末210は、時間計測部118において時間を計測しており、予め定められた時間が経過しても第一の呼制御サーバ240Aからログイン応答を受信しない場合には(272)、次に、第一のVLAN151AのVLANタグが付されたログイン要求を第二の呼制御サーバ240Bに送信する(273)。
ここでも、集線装置130において、通話端末210は第三のVLAN151Cに接続するポートに連結されているため、第一のVLAN151AのVLANタグが付されたログイン要求は破棄される(274)。
そして、通話端末210は、予め定められた時間が経過しても第二の呼制御サーバ240Bからログイン応答を受信しない場合には(275)、次に、第二のVLAN151BのVLANタグが付されたログイン要求を第一の呼制御サーバ240Aに送信する(276)。
ここでも、集線装置130において、通話端末210は第三のVLAN151Cに接続するポートに連結されているため、第二のVLAN151BのVLANタグが付されたログイン要求は破棄される(277)。
そして、通話端末210は、予め定められた時間が経過しても第一の呼制御サーバ240Aからログイン応答を受信しない場合には(278)、次に、第二のVLAN151BのVLANタグが付されたログイン要求を第二の呼制御サーバ240Bに送信する(279)。
ここでも、集線装置130において、通話端末210は第三のVLAN151Cに接続するポートに連結されているため、第二のVLAN151BのVLANタグが付されたログイン要求は破棄される(280)。
そして、通話端末210は、予め定められた時間が経過しても第二の呼制御サーバ240Bからログイン応答を受信しない場合には(281)、次に、第三のVLAN151BのVLANタグが付されたログイン要求を第一の呼制御サーバ240Aに送信する(282)。
集線装置130において、通話端末110は第三のVLAN151Cに接続するポートに連結されているため、第三のVLAN151CのVLANタグが付されたログイン要求を受信した集線装置130は、受信したログイン要求からVLANタグを削除して(283)、第一の呼制御サーバ240Aに転送する(284)。
第一の呼制御サーバ240Aでは、ログイン要求に添付されている通話端末210のアドレス情報に基づいてログイン認証を行い(285)、通話端末210にログイン応答を返信する(286)。
集線装置130では、第一の呼制御サーバ240Aから返信されたログイン応答のMACフレームに第三のVLAN151CのVLANタグを挿入して(287)、通話端末210に転送する(288)。
通話端末210では、第三のVLAN151CのVLANタグをVLAN設定情報記憶部114に記憶して(289)、以後、この第三のVLAN151CのVLANタグを用いて発呼等の情報を第一の呼制御サーバ240Aに送信する(290)。
図8は、本発明の第三の実施形態である通信システム300の概略図である。
本実施形態においては、第一の実施形態と比較して、LAN150にDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ341が接続されており、通話端末310は、DHCPサーバ341からIPアドレスを取得して、呼制御サーバ140にログイン要求を行うようにされている点で異なっている。以下、この異なっている点について説明する。
本実施形態においては、DHCPサーバ341がLAN150に接続されている。
DHCPサーバ341は、LAN150で使用するIPアドレス及び通信を行う際の関連情報を集中的に管理して、通話端末310からの要求に応じて、各通話端末310にLAN150で通信を行うために必要な設定情報を割り振る処理を行う。
図9に示されているように、本実施形態における通信端末310は、記憶部311と、制御部315と、LANインターフェース部119と、I/O制御部120と、入力部121と、表示部122と、出力部123と、を備えており、LAN150に接続することで、IP(Internet Protocol)電話として機能する。
なお、本実施形態においては、第一の実施形態における通話端末110と比較して、記憶部311及び制御部315が異なっているため、以下この異なっている事項について説明する。
ここで、本実施形態における記憶部311の通信情報記憶部312には、呼制御サーバ140のアドレス情報が記憶されているほか、DHCPサーバから取得したIPアドレスその他の通信に必要な関連情報を記憶する。
そして、本実施形態における制御部315の通信制御部316は、通信情報記憶部212に記憶されている情報に基づいて、DHCPサーバ341からIPアドレス及びその他の通信に必要な関連情報を取得して、呼制御サーバ140にログイン要求を行うようにされている。
また、本実施形態におけるVLAN制御部317は、DHCPサーバ341にメッセージを送信する際にも、VLAN情報記憶部113に記憶されているVLANタグを付したメッセージを順番にDHCPサーバ341に送信するようにされている。
そして、VLAN設定部317は、DHCPサーバ341からメッセージに対する応答の返信があった場合には、この応答を受信する直前に送信したフレームに挿入されたVLANタグをVLAN設定情報記憶部114に記憶する。
以上のように構成される通信システム300において、通話端末310からDHCPサーバ341にメッセージを送信する処理を図10に示すシーケンス図を用いて説明する。
ここで、図10では、通話端末310は、集線装置130の第三のVLAN151Cに接続するポートに連結されたものとする。
通話端末310は、まず、第一のVLAN151AのVLANタグを付したMACフレームを生成して、DHCPDISCOVERメッセージをブロードキャスト送信する(370)。
集線装置130において、通話端末310は第三のVLAN151Cに接続するポートに連結されているため、第一のVLAN151AのVLANタグが付されたDHCPDISCOVERメッセージは破棄される(371)。
通話端末310は、時間計測部118において時間を計測しており、予め定められた時間が経過してもDHCPサーバ341からDHCPOFFERメッセージを受信しない場合には(372)、次に、第二のVLAN151BのVLANタグを付したMACフレームを生成して、DHCPDISCOVERメッセージをブロードキャスト送信する(373)。
ここでも、集線装置130において、通話端末310は第三のVLAN151Cに接続するポートに連結されているため、第二のVLAN151BのVLANタグが付されたDHCPDISCOVERメッセージは破棄される(374)。
通話端末310は、予め定められた時間が経過してもDHCPサーバ341からDHCPOFFERメッセージを受信しない場合には(375)、次に、第三のVLAN151CのVLANタグを付したMACフレームを生成して、DHCPDISCOVERメッセージをブロードキャスト送信する(376)。
集線装置130において、通話端末310は第三のVLAN151Cに接続するポートに連結されているため、第三のVLAN151CのVLANタグが付されたDHCPDISCOVERメッセージを受信した集線装置130は、受信したDHCPDISCOVERメッセージからVLANタグを削除して(377)、ブロードキャスト送信する(378)。
DHCPサーバ341では、DHCPDISCOVERメッセージを受信すると、候補となるIPアドレスを通知するDHCPOFFERメッセージを作成し(379)、通話端末310にDHCPOFFERメッセージを返信する(380)。
集線装置130では、DHCPサーバ341から返信されたDHCPOFFERメッセージのMACフレームに第三のVLAN151CのVLANタグを挿入して(381)、通話端末310に転送する(382)。
通話端末310では、第三のVLAN151CのVLANタグをVLAN設定情報記憶部114に記憶して(383)、以後、この第三のVLAN151CのVLANタグを用いてDHCPREQUEST等のメッセージをDHCPサーバ341に送信する(384)。
なお、本実施形態では、通話端末310からDHCPサーバ341に対して、DHCPDISCOVERメッセージを送信する場合を例に説明したが、DHCPサーバ341から受信したIPアドレスのリース期間が経過し、リース期間の延長を行う場合にも、複数のVLANタグを付したREQUESTメッセージを送信するようにすることもできる。このようなREQUESTメッセージを送信することで、例えば、DHCPサーバ341からIPアドレスを取得した後に、所属するVLANが変更された場合でも、リース期間の延長の際に、手動でVLANの設定を変更する必要がなくなる。
以上に記載した実施形態においては、VLAN情報記憶部113にLAN150に設定されているVLANのVLANタグを記憶するようにしているが、このような態様に限定されず、例えば、将来的に使用する予定のあるVLANタグを全て記憶させておくことで、LAN150に設定するVLANを増やした際にも、通話端末の設定を手動で変更する必要がなくなる。
また、以上に記載した実施形態においては、VLANタグをMACフレームに付加したフレームを送信してから所定の時間が経過する前に応答を受信した場合には、受信する直前に送信したフレームに挿入されたVLANタグをVLAN設定情報記憶部114に記憶するようにしているが、例えば、応答フレームにVLANタグが付加されている場合には、付加されているVLANタグをVLAN設定情報記憶部114に記憶するようにしてもよい。
また、以上に記載した実施形態においては、VLANタグをMACフレームに付加したフレームを送信してから所定の時間が経過するまで、別のVLANタグをMACフレームに付加したフレームの送信を行わないようにしているが、VLAN情報記憶部に記憶されているVLAN情報に対応する複数のVLANタグを一つずつMACフレームに付加したフレームを順次送信するようにしてもよい。
これにより、送信フレームがサーバ等へのログイン要求であるような場合には、端末のログインまでに要する時間の短縮が図れ、端末のユーザにストレスを与えることのないシステム運用が可能となる。
通信システム100の概略図。 通話端末110の概略図。 通話端末110から呼制御サーバ140にログイン要求を行う処理を示すシーケンス図。 呼制御サーバ140においてログイン認証を受ける際の通話端末110の処理を示すフローチャート。 通信システム200の概略図。 通信端末210の概略図。 通話端末210から第一の呼制御サーバ240A及び第二の呼制御サーバ240Bにログイン要求を行う処理を示すシーケンス図。 通信システム300の概略図。 通信端末310の概略図。 通話端末310からDHCPサーバ341にメッセージを送信する処理を示すシーケンス図。
符号の説明
100、200、300 通信システム
110、210、310 通話端末
130 集線装置
140、240 呼制御サーバ
341 DHCPサーバ

Claims (4)

  1. ネットワークに接続して通信を行う端末であって、
    前記ネットワークに接続された少なくとも一つの端末を含むグループ内で行う通信であることを識別するための識別情報を複数記憶し、かつ、送信フレームの宛先となるサーバのアドレスを複数記憶する記憶部と、
    前記記憶部内でサーバのアドレスを1つ選択し、選択したアドレス宛に、前記記憶部に記憶されている複数の識別情報のうちの一の識別情報を付した送信フレームを送信し、当該送信フレームに対する応答フレームを所定期間内に受信しない場合に、前記記憶部内で未選択のサーバのアドレスを1つ選択し、選択したアドレス宛に、前記第一の識別情報を付した送信フレームを送信する制御部と
    を備え、
    前記制御部は、
    前記記憶部内のいずれのアドレスのサーバからも、前記第一の識別情報を付した送信フレームに対する応答フレームを所定期間内に受信しない場合に、前記記憶部内でサーバのアドレスを1つ選択し、選択したアドレス宛に、前記第一の識別情報に代えて、前記複数の識別情報のうちの第二の識別情報を付した送信フレームを送信することを特徴とする端末。
  2. ネットワークに接続して通信を行う端末であって、
    前記ネットワークに接続された少なくとも一つの端末を含むグループ内で行う通信であることを識別するための識別情報を複数記憶し、かつ、送信フレームの宛先となるサーバのアドレスを複数記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶されている複数の識別情報の中の一つの識別情報を付加した送信フレームを、前記記憶部に記憶されている複数のアドレスのそれぞれ宛に順次送信する制御部と
    を備え、
    前記制御部は、
    前記一つの識別情報を付加して送信した送信フレームに対する応答フレームを所定期間内に受信しない場合に、前記一つの識別情報に代えて、前記複数の識別情報の中の他の識別情報を付加した送信フレームを、前記記憶部に記憶されている複数のアドレスのそれぞれ宛に順次送信することを特徴とする端末。
  3. ネットワークに接続された少なくとも一つの端末を含むグループ内で行う通信であることを識別するための識別情報を複数記憶し、かつ、送信フレームの宛先となるサーバのアドレスを複数記憶した記憶部を備える端末における通信方法であって、
    前記記憶部内でサーバのアドレスを1つ選択し、選択したアドレス宛に、前記記憶部に記憶されている複数の識別情報のうちの一の識別情報を付した送信フレームを送信する第一の送信過程と、
    前記第一の識別情報を付した送信フレームに対する応答フレームを所定の期間受信しない場合に、前記記憶部内で未選択のサーバのアドレスを1つ選択し、選択したアドレス宛に、前記第一の識別情報を付した送信フレームを送信する第二の送信過程と、
    前記記憶部内のいずれのアドレスのサーバからも、前記第一の識別情報を付した送信フレームに対する応答フレームを所定期間内に受信しない場合に、前記記憶部内でサーバのアドレスを1つ選択し、選択したアドレス宛に、前記第一の識別情報に代えて、前記複数の識別情報のうちの第二の識別情報を付した送信フレームを送信する第三の送信過程と
    を備えることを特徴とする通信方法。
  4. 請求項3に記載の通信方法であって、
    前記送信フレームに対する応答フレームを所定の期間内に受信した場合には、受信した前記応答フレームによって応答された前記送信フレームに付した識別情報を用いて、当該応答フレームを返信したサーバとの間で通信を行う識別情報設定過程をさらに備えることを特徴とする通信方法。
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