JP4758218B2 - 3次元パターン位置・姿勢検出装置 - Google Patents

3次元パターン位置・姿勢検出装置 Download PDF

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この発明は、検出対象として人間の顔などの立体物を撮像し、この撮像された立体物の3次元パターンの位置および姿勢を検出する3次元パターン位置・姿勢検出装置に関するものである。
近年、コンピュータ室や重要機械室への入退室管理、コンピュータ端末や銀行の金融端末へのアクセス管理などの個人認証を必要とする分野において、これまでの暗証番号やIDカードに代わって、人間の顔や静脈など3次元の生体情報(バイオメトリクス)に基づいて個人認証を行う装置が開発されている。
例えば、検出対象(立体物)を互いに異なる位置から2台のカメラで撮像し、そのステレオ画像を基に撮像した立体物の各部分の凹凸を計測して3次元空間内における立体物の位置と姿勢を含む3次元パターンを作成し、登録時に得られた「登録3次元パターン」と照合時に得られた「照合3次元パターン」との間で照合を行う3次元パターン照合装置が提案されている(特許文献1参照)。
この3次元パターン照合装置において、照合3次元パターンと登録3次元パターンとは、照合精度を高めるうえで、その3次元パターンの位置ずれ(X,Y,Z軸方向のずれ)や回転ずれ(X,Y,Z軸の軸回りのずれ)を正確に求め、照合3次元パターンと登録3次元パターンとの位置および姿勢を合わせたうえで照合することが重要である。
従来より、3次元パターンの位置および姿勢を合わせる手法として、ICP(Iterative Closest Point )アルゴリズムがある(特許文献2参照)。このICPアルゴリズムでは、登録3次元パターンのデータをM、照合3次元パターンのデータをM’とした場合、照合3次元パターンと登録3次元パターンとの位置および姿勢は次の(1)〜(4)のようにして合わせられる。
(1)Mに含まれる全ての点miについて、最も近い点mi’をM’の中から探し、得られたmiとmi’の組を対応点の組とする。
(2)現在の対応関係を基にして、2つの3次元パターンのデータM,M’間の最適な運動パターン(回転R,並進t)を最小2乗法により推定する。
(3)上記(2)で得られたRとtを用いて、M’を座標変換する。
(4)Mと座標変換後のM’に対して、Rとtの変化が十分に小さくなり、収束するまで、上記(1)〜(3)を繰り返す。
この場合、照合3次元パターンの位置および姿勢を登録3次元パターンの位置および姿勢に合わせ込むことによって、その合わせ込んだ結果から登録3次元パターンを基準とする照合3次元パターンの位置および姿勢を検出することができる。
特開平9−259271号公報 特開平9−277184号公報
しかしながら、上述した従来の3次元パターンの位置および姿勢の検出方法では、例えば検出対象を人間の顔のような生体情報とした場合、個人差が顕著であり、登録3次元パターンにおける特徴的な部分の位置や姿勢は定まった位置になるとは限らない。例えば、鼻の頭が低かったり、鼻筋が曲がっていたりすることがある。このような場合、照合3次元パターンと登録3次元パターンとで、対応する点を間違えて位置合わせが行われることがあり、照合3次元パターンの位置および姿勢を正しく検出することができないことがあった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、検出対象として撮像された人間の顔の3次元パターンの位置および姿勢を正しくかつ確実に検出することが可能な3次元パターン位置・姿勢検出装置を提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明は、検出対象として人間の顔を撮像し、この撮像された人間の顔の3次元パターンの位置および姿勢を検出する3次元パターン位置・姿勢検出装置において、検出対象に対して定められその注目部分を含む注目エリアの3次元パターンが基準位置および基準姿勢とされた3次元パターンを基準テンプレートとして記憶する基準テンプレート記憶手段と、撮像された人間の顔の3次元パターンと基準テンプレートとの位置合わせを行って撮像された人間の顔の3次元パターンの位置および姿勢を検出する位置・姿勢検出手段とを備え、基準テンプレートは、注目部分を鼻の頭および鼻筋とし、注目エリアを鼻の頭および鼻筋を含みかつ髪を含まないエリアとし、検出対象である人間の顔の平均的な3次元パターンから注目エリアの3次元パターンを抽出し、この抽出した注目エリアの3次元パターンの鼻の頭をX=0,Y=0,Z=0として基準位置とし、鼻筋をY軸に位置させて基準姿勢とした3次元パターンであることを特徴とする。なお、本発明において、「位置合わせ」とは、「位置」と「姿勢」の両方を合わせることを意味している。
本発明では、検出対象として撮像された人間の顔の3次元パターンと基準テンプレート(注目エリア(鼻の頭および鼻筋を含みかつ髪を含まないエリア)の3次元パターンの鼻の頭をX=0,Y=0,Z=0として基準位置とし、鼻筋をY軸に位置させて基準姿勢とした3次元パターン)との位置合わせをICPアルゴリズムなどにより行って、撮像された人間の顔の3次元パターンの位置および姿勢を検出する。
基準テンプレートにおいて、注目部分である「鼻の頭」および「鼻筋」を含む注目エリアの3次元パターンは基準位置および基準姿勢とされ、個人差がない標準的なものとされている。したがって、撮像された人間の顔の3次元パターンと基準テンプレートとの位置合わせが個人差のない注目部分との対応をとるようにして行われるようになり、対応する点を間違えて位置合わせが行われる虞れが少なくなり、撮像された人間の顔の3次元パターンの位置および姿勢を正しくかつ確実に検出することが可能となる。
なお、基準テンプレートに「髪型」が含まれ、基準テンプレートの「髪型」と撮像された人間の顔の「髪型」とが同じであったような場合、「鼻の頭」や「鼻筋」ではなく、「髪型」との対応をとるようにして位置合わせが行われてしまう虞れがある。そこで、本発明では、基準テンプレートを、鼻の頭および鼻筋を含みかつ髪を含まないエリア(注目エリア)の3次元パターンとする。すなわち、基準テンプレートから「髪型」を除外することで、撮像された人間の顔の3次元パターンの位置および姿勢の検出精度を高める。
本発明によれば、検出対象(人間の顔)に対してその注目部分(鼻の頭および鼻筋)を含む注目エリア(鼻の頭および鼻筋を含みかつ髪を含まないエリア)の3次元パターンを基準位置および基準姿勢とした基準テンプレートを定め、この基準テンプレートとの位置合わせを行って撮像された人間の顔の3次元パターンの位置および姿勢を検出するようにしたので、対応する点を間違えて位置合わせが行われる虞れを少なくし、撮像された人間の顔の3次元パターンの位置および姿勢を正しくかつ確実に検出することが可能となる。
また、本発明によれば、注目部分を鼻の頭および鼻筋とし、注目エリアを鼻の頭および鼻筋を含みかつ髪を含まないエリアとし、基準テンプレートから「髪型」を除外することで、撮像された人間の顔の3次元パターンの位置および姿勢の検出精度を高めることが可能となる。
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。
〔実施の形態1:3次元パターン位置・姿勢検出装置〕
図1は本発明に係る3次元パターン位置・姿勢検出装置の一実施の形態の要部を示すブロック図である。
同図において、1は検出対象として人間の顔を2台のカメラ1−1および1−2で撮像し、そのステレオ画像を基に撮像した顔の各部分の凹凸を計測して3次元パターン(検出対象3次元顔パターン)PXを作成する3次元パターン作成部、2は検出対象(人間の顔)に対して定められた基準テンプレートPRを記憶する基準テンプレート記憶部、3は3次元パターン作成部1から送られてくる検出対象3次元顔パターンPXと基準テンプレート記憶部2から読み出した基準テンプレートPRとの位置合わせを行って検出対象3次元顔パターンPXの位置および姿勢を検出する位置・姿勢検出部である。
この実施の形態において、基準テンプレートPRは、例えば、検出対象である人間の顔の平均的な3次元パターン(平均3次元顔パターン)を作成し、この平均3次元顔パターンから注目部分として「鼻の頭」および「鼻筋」を含む注目エリアの3次元パターンを抽出し、その抽出した注目エリアの3次元パターンの「鼻の頭(A)」をX=0,Y=0,Z=0として基準位置とし、「鼻筋(B)」をY軸に位置させて基準姿勢としたものである。図4に人間の顔における注目エリアARとこの注目エリアARに含まれる注目部分TAとの関係を示す。本実施の形態では、鼻を中心とし、目や口、髪を含まないエリアとして、注目エリアARを定めている。
なお、鼻の頭の位置、鼻筋ラインを合わせて単純に3次元的な平均を求めると、平均3次元顔パターン(平均顔)ができる。また、2つの目と鼻の位置で大きさを正規化して平均化し、平均顔を作成してもよい。
この実施の形態において、位置・姿勢検出部3は、検出対象3次元顔パターンPXと基準テンプレートPRとの位置合わせをICPアルゴリズムにより行って、検出対象3次元顔パターンPXの位置および姿勢を検出する。この場合、基準テンプレートPRのデータをM、検出対象3次元顔パターンPXのデータをM’とし、検出対象3次元顔パターンPXと基準テンプレートPRとの位置および姿勢を次の(1)〜(4)のようにして合わせ込むことによって、基準テンプレートPRを基準とする検出対象3次元顔パターンPXの位置および姿勢を検出する。
(1)Mに含まれる全ての点miについて、最も近い点mi’をM’の中から探し、得られたmiとmi’の組を対応点の組とする。
(2)現在の対応関係を基にして、2つの3次元パターンのデータM,M’間の最適な運動パターン(回転R,並進t)を最小2乗法により推定する。
(3)上記(2)で得られたRとtを用いて、M’を座標変換する。
(4)Mと座標変換後のM’に対して、Rとtの変化が十分に小さくなり、収束するまで、上記(1)〜(3)を繰り返す。
なお、本実施の形態では、計算を高速化するために、ICPアルゴリズムの初期段階では、少ない数の対応点を使用して大まかな位置合わせを行い、処理が進むにつれて徐々に対応点の数を増やし、位置を合わせるようにしている。
基準テンプレートPRにおいて、「鼻の頭(A)」や「鼻筋(B)」は基準位置および基準姿勢とされ、個人差がない標準的なものとされている。したがって、検出対象3次元顔パターンPXと基準テンプレートPRとの位置合わせが、基準テンプレートPR中の個人差のない「鼻の頭(A)」や「鼻筋(B)」との対応をとるようにして行われるようになる。これにより、対応する点を間違えて位置合わせが行われる虞れが少なくなり、検出対象3次元顔パターンPXの位置および姿勢を正しくかつ確実に検出することができるようになる。
また、本実施の形態では、「鼻の頭(A)」や「鼻筋(B)」を含む限られたエリアの3次元パターンを基準テンプレートPRとしているので、すなわち基準テンプレートPRから「髪型」など余計な部分を除外しているので、「髪型」との対応をとるようにして位置合わせが行われてしまう虞れがなく、検出対象3次元顔パターンPXの位置および姿勢の検出精度が高まる。
なお、本実施の形態において、基準テンプレートPRには「鼻」だけではなく、「目」や「口」などを注目部分として含ませるようにしてもよい。また、人間の顔の平均的な3次元パターン(平均顔)を作成するのではなく、平均と思われる人の顔の3次元パターンから注目部分を抽出し、基準テンプレートPRを作成するようにしてもよい。また、世界的に見た場合、国や地域によって人間の顔の平均的な3次元パターンは異なると考えられ、国や地域毎に代表的な基準テンプレートPRを作るようにしてもよい。また、基準テンプレートPRに含ませる注目部分を手動で指定するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、検出対象3次元顔パターンPXと基準テンプレートPRとの位置合わせをICPアルゴリズムによって行うようにしたが、必ずしもICPアルゴリズムによらなくてもよい。
〔実施の形態2:3次元パターン照合装置(1:1照合)〕
図2は本発明に係る3次元パターン位置・姿勢検出装置を含む3次元パターン照合装置の一実施の形態の要部を示すブロック図である。同図において、図1と同一符号は図1を参照して説明した構成要素と同一或いは同等構成要素を示し、その説明は省略する。
この3次元パターン照合装置は、3次元パターン作成部1と、基準テンプレート記憶部2と、第1の位置・姿勢検出部3−1と、第2の位置・姿勢検出部3−2と、データベース4と、照合部5とを備えている。
第1の位置・姿勢検出部3−1は、基準テンプレート記憶部2から基準テンプレートPRを読み出し、3次元パターン作成部1から送られてくる照合対象の3次元顔パターン(照合対象3次元顔パターン)PXと基準テンプレートPRとの位置合わせをICPアルゴリズムにより行って、その位置および姿勢を修正した照合3次元顔パターンPX’として照合部5へ送る。
第2の位置・姿勢検出部3−2は、基準テンプレート記憶部2から基準テンプレートPRを読み出し、3次元パターン作成部1から送られてくる登録対象の3次元顔パターン(登録対象3次元顔パターン)PYと基準テンプレートPRとの位置合わせをICPアルゴリズムにより行って、その位置および姿勢を修正した登録3次元顔パターンPY’としてデータベース4に記憶させる。
照合部5は、位置・姿勢検出部3−1から照合3次元顔パターンPX’が送られてくると、データベース4から登録3次元顔パターンPY’を読み出し、照合3次元顔パターンPX’と登録3次元顔パターンPY’との照合を行う。この照合に際し、照合3次元顔パターンPX’および登録3次元顔パターンPY’は、基準テンプレートPRの「鼻の頭(A)」や「鼻筋(B)」との対応をとるようにして、基準テンプレートPRとの位置合わせが正しくかつ確実に行われている。したがって、照合3次元顔パターンPX’と登録3次元顔パターンPY’とが、その位置および姿勢を正しく合わせた状態で照合される。
ICPアルゴリズムは演算が収束するまで何回も演算を繰り返し行うので非常に時間がかかる。本実施の形態では、ICPアルゴリズムによって位置合わせを行った登録対象の3次元顔パターンPYを登録3次元顔パターンPY’としてデータベース4に格納し、このデータベース4に格納した登録3次元顔パターンPY’を必要に応じて読み出して照合3次元顔パターンPX’との照合を行うようにしているので、照合時のICPアルゴリズムによる位置合わせは位置・姿勢検出部3−1での1回でよく、処理時間が短くて済む。
なお、この実施の形態では、登録対象3次元顔パターンPYの位置および姿勢を修正し、この位置および姿勢が修正された登録3次元顔パターンPY’をデータベース4に記憶するようにしたが、登録対象3次元顔パターンPYを記憶しておき、照合時に登録対象3次元顔パターンPYの位置および姿勢を修正し、照合3次元顔パターンPX’との照合を行うようにしてもよい。この場合、照合時の位置合わせとして、照合対象3次元顔パターンPXと基準テンプレートPRとの位置合わせに加え、登録対象3次元顔パターンPYと基準テンプレートPRとの位置合わせが必要となるが、1:1照合の場合には2回の位置合わせで済むので、照合スピードがそれほど落ちることはない。勿論、データベース4に登録3次元顔パターンPY’を記憶させて、照合を行うようにした方がよいことは言うまでもない。
〔実施の形態3:3次元パターン照合装置(1:N照合)〕
ICPアルゴリズムは演算が収束するまで何回も演算を繰り返し行うので非常に時間がかかる。1:N照合を行う場合、N+1回のICPアルゴリズムによる位置合わせが必要となり、これを照合時に行っていたのでは、処理時間が莫大となり、照合スピードが落ちる。そこで、1:N照合では、図3に示すように、位置・姿勢検出部3−2において登録対象3次元顔パターンPY1,PY2・・・・PYNと基準テンプレートPRとの位置合わせを各個にICPアルゴリズムによって行い、その位置および姿勢を修正した登録3次元顔パターンPY1’,PY2’・・・・PYN’をデータベース4に記憶させておく。
照合部5は、照合3次元顔パターンPX’が送られてくると、データベース4から登録3次元顔パターンPY1’,PY2’・・・・PYN’を順次読み出して、照合3次元顔パターンPX’との照合を行う。この照合に際し、登録3次元顔パターンPY1’,PY2’・・・・PYN’は登録時にすでにICPアルゴリズムによる位置合わせが行われているので、ICPアルゴリズムによる位置合わせを一々行わなくてもよい。したがって、照合時にその都度ICPアルゴリズムによる位置合わせを行う場合と比較し、処理時間を大幅に短縮し、高スピードで1:N照合を行うことができる。
なお、上述した3次元パターン照合装置では、照合用として第1の位置・姿勢検出部3−1を、登録用として第2の位置・姿勢検出部3−2を設けたが、第1の位置・姿勢検出部3−1を照合と登録との兼用とし、第2の位置・姿勢検出部3−2を省略するようにしてもよい。また、照合部5での照合は、特徴点方式としたり、相関方式としたりするなど、どのような照合方式を採用してもよい。
また、照合3次元顔パターンPX’と登録3次元顔パターンPY’との照合の前に、その照合3次元顔パターンPX’および登録3次元顔パターンPY’の「鼻の頭」や「鼻筋」を含む注目エリアの個々のパターンデータに重み付けを行うようにしてもよい。これにより、「鼻の頭」や「鼻筋」を含む注目エリアの個々のパターンデータを他のエリアのパターンデータよりも強調し、照合精度を高めることが可能となる。
また、基準テンプレートPRを定める際の人間の顔の平均的な3次元パターン(平均3次元顔パターン)として、例えば登録3次元顔パターンPY1〜PYNの平均をとった登録平均3次元顔パターンを作成し、その作成した登録平均3次元顔パターンから注目部分を抽出して基準テンプレートPRを作成するようにしてもよい。このようにすると、基準テンプレートPRに利用者の顔の情報が反映されるとものとなり、位置合わせの精度が高まり、さらに照合精度がアップする。
本発明に係る3次元パターン位置・姿勢検出装置の一実施の形態(実施の形態1)の要部を示すブロック図である。 本発明に係る3次元パターン位置・姿勢検出装置を含む3次元パターン照合装置の一実施の形態(実施の形態2)の要部を示すブロック図である。 1:N照合を行う場合の3次元パターン照合装置(実施の形態3)の要部を示すブロック図である。 人間の顔における注目エリアとこの注目エリアに含まれる注目部分との関係を示す図である。
符号の説明
1…3次元パターン作成部、1−1,1−2…カメラ、2…基準テンプレート記憶部、3,3−1,3−2…位置・姿勢検出部、4…データベース、5…照合部、PR…基準テンプレート、PX…検出対象3次元顔パターン(照合対象3次元顔パターン)、PY…登録対象3次元顔パターン、PX’…照合3次元顔パターン、PY’…登録3次元顔パターン、AR…注目エリア、TA…注目部分。

Claims (1)

  1. 検出対象として人間の顔を撮像し、この撮像された人間の顔の3次元パターンの位置および姿勢を検出する3次元パターン位置・姿勢検出装置において、
    前記検出対象に対して定められその注目部分を含む注目エリアの3次元パターンが基準位置および基準姿勢とされた3次元パターンを基準テンプレートとして記憶する基準テンプレート記憶手段と、
    前記撮像された人間の顔の3次元パターンと前記基準テンプレートとの位置合わせを行って前記撮像された人間の顔の3次元パターンの位置および姿勢を検出する位置・姿勢検出手段とを備え、
    前記基準テンプレートは、
    前記注目部分を鼻の頭および鼻筋とし、前記注目エリアを鼻の頭および鼻筋を含みかつ髪を含まないエリアとし、前記検出対象である人間の顔の平均的な3次元パターンから前記注目エリアの3次元パターンを抽出し、この抽出した注目エリアの3次元パターンの鼻の頭をX=0,Y=0,Z=0として基準位置とし、鼻筋をY軸に位置させて基準姿勢とした3次元パターンである
    ことを特徴とする3次元パターン位置・姿勢検出装置。
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