JP4756405B1 - 発電装置とその充電装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明は、これらの問題を解決するため、走行車両の車体本体と車軸の間に、複数のコイルと永久磁石を互いに対向する位置に着装し、そのいずれか1方を車輪の上下運動によって上下に摺動させ、これによってフレミングの法則の下に電力を発生させる発電機を開発し、発生した微弱電力を集積してバックアップ電源を利用して被充電バッテリーへ充電する。
【選択図】図17
Description
更に、リニア発電装置は部品が多く、組み立ても複雑で、且つ、高精度の作動を要求される為高価なものとなって実用上の装置の費用対効果の上での問題がある。
本発明は、装置の費用対効果、及び装置の設置場所の環境にも配慮し、発生する小エネルギーの有効活用を図るべく、これらの装置によって発生する不安定な小電力を、電圧、容量等が定められた規格のバッテリーへ充電し、安定した供給電源の状態を生成して有効利用を図ることを目的としている。
近年開発されているハイブリッドカー、電気自動車等に組み込まれているメインバッテリーの電圧は、200V以上で400Vのものもある。 これらのメインバッテリーへ、上記の車輪の上下運動による衝撃を利用して得られる数ボルトの電力を直接接続した場合、逆に同メインバッテリーの電圧が発電装置へ逆流し、発電装置は破壊することとなる。 本発明は発生した電力をメインバッテリーへの充電に対してもその解決方法を提示している。
更に大切なことは、装置のコストである。 装置の構造、部品とその組み立て方法によって装置のコストは大幅に変化する。装置のコストが費用対効果の条件を満たさなければ実用化する事はできない。 以上の問題を解決することが本発明の課題となる。
(図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7、図8及び 図34、図35 参照)
注:図1、図2は摺動精度を高める為の摺動補助ロールを設置した例である。 図3より図8までは緩衝装置の中に組み込まれる本装置の応用例である。
単筒式ショックアブソーバーは、次の如く形成される。 ピストンロッドの最上部に車体本体と接合する接合部を設置しこれによって車体本体に接合される。その下に上部躯体接合部を設置する。 ピストンロッド最下部にピストンが設置される。 同ピストンはシリンダーへ内包される。 シリンダー内はピストンの上部に上部油層があり、ピストンの下にはピストンに設置されたオリフィスを通じて連絡する下部油層がある。下部油層の下にフリーピストンが置かれその下部には気層があってガスが封入されている。
車輛が走行中に車輪は上下運動を繰り返す。 これに従ってピストンロッドが上下に振動し、気層の圧力が変化し、そのダンピング効果によって衝撃を緩和する構造である。
(図9、図10 図11、図12及び 図34、図35 参照)
注:図11及び図12はシリンダー外側に配置したコイルと摺動套側の永久磁石の配置を逆にしたものであり、摺動精度を高める為の摺動補助ロールを設置した例である。
複筒式ショックアブソーバーは、次の如く形成される。 ピストンロッドの最上部に車体本体と接合する接合部を設置しこれによって車体本体に接合される。その下に上部躯体接合部を設置する。 ピストンロッド最下部にピストンが設置される。 同ピストンは内筒となるシリンダーへ内包される。 車軸側は外筒下部の接合部によって車軸に接合される。 シリンダー内はピストンの上部に上部油層があり、ピストンの下にはピストンに設置されたオリフィスを通じて連絡する下部油層がある。 下部油層の下には外筒との仕切板が置かれここにコントロールバルブが設置されている。外筒は内筒となるシリンダーを覆い下部は液層でその上部には気層があってガスが封入されている。 車輛が走行中に車輪は上下運動を繰り返す。 これに従ってピストンロッドが上下に振動し、次いで内筒となるシリンダーと外筒との間にある油層を経て気層の圧力が変化する。 気層の圧力が上昇するとオイルを押し返す。 このダンピング作用によって衝撃を緩和する構造である。
(図13、図14、図15、図16 及び 図34、図35 参照)
注:図15及び図16は図11、図12の外筒外側に配置したコイルと摺動套側の永久磁石の配置を逆にしたものであり、摺動精度を高める為の摺動補助ロールを設置した例である。
車体本体と車軸の間に介装させ、車軸の上下運動を利用して発電する装置の上下に摺動する摺動套に複数の永久磁石を設置し、その永久磁石は内外両面が作動面となる形式とし、その永久磁石の内側におけるシャフト外側と、永久磁石の外側における外套内側の作動面に対向する位置に複数コイルを永久磁石と互いに接触しない状態で設置し、1回の永久磁石の摺動で両側のコイルが励磁され、永久磁石の摺動による発電効果を倍増させようとする発電装置である。
(図17、及び 図35、図36参照)
[図18、及び 図34、図35、参照]
[図19、及び 図35、図36、参照]
この電力を有効利用することは通常の電力使用の方法では不可能である。 発生電力は、必要電圧を下回り、電流は流れない。 発生電圧が上昇した場合にも電圧が高すぎれば利用側の機器を破損させる可能性も生ずる。 これに対して本発明の充電装置を利用し、安定した供給電源を創生することによって効率の良い電力を利用することが期待できる。
その内で重要なことは、前述の通り、この装置の設置場所の環境が狭隘で且つ、飛来する異物に対する保護が必要であること、発生した電力を車輛の使用する主バッテリーへ充電できる手法を有すること、 過酷な稼働条件に耐えられること、装置の価格が発生する電力に対して費用対効果の実が得られるものであることが必要である。 本発明においては、組み立て易い形態と手段及び材料を用いて装置の製造原価を低減させることの可能性を併せて追求し、この装置によって発生した電力を本発明者が 特許第482916 の発明によって紹介したバックアップ充電方式を用い、主バッテリーたる被充電バッテリーへ充電可能なものとすることによって問題を解決するものとした。
車体本体側の上部躯体保持部(2)の外周に摺動套(3)を下向けに設置する、この摺動套(3)の内側で前記コイル(5)に対向する位置にコイル(5)と同数の永久磁石(4)を設置する。
[0026][0027][0028]は請求項7に関連する。
摺動補助ロール(33)は過酷な振動、衝撃に対して摺動が不安定にならないように、3個以上を摺動套の内側若しくは外側に密着させて、摺動套の動作中の変形を防ぎ、摺動套の上下運動を安定させる目的で設置する。
発生した電力を被充電バッテリーへ充電する為に、コイルの出力端子から図33、図34のバックアップ電源の受電端子(37)へ接続する。 両図は、本発明者による前述の 特許4482916 の特許により紹介済みの手法を示すものである。 一定時間に蓄電される電力は、各車輪の上下運動の状態に左右されて各コンデンサーによって異なる。 また、車輪の上下運動を上記の装置によって電力に変えた電力は、電圧が低く通常では被充電バッテリー(43)への直接充電は不可能である。 例えばハイブリッド車における主バッテリーの電圧は400Vであ。
然し、上記のリニア発電機によって発生された電圧は低く、400Vには遥かに及ばない。 この低電圧の電力を高電圧のメインバッテリーへ充電させる方法として、容量は小さい(従って容積重量も小さい)が、電圧は被充電バッテリー(43)の電圧と同じ400Vの電圧のバックアップ電源バッテリー(44)を別に用意し、コンデンサー(39)と直列に接続する。 これによって全体の電圧は被充電バッテリー(43)の電圧よりも高くなる。 次にこれを被充電バッテリー(43)と並列に接続することによって双方の電圧が同電圧となるまで被充電バッテリー(43)へ電流が流れ、充電をすることが可能となる。
単筒式ショックアブソーバーは次の如くの形成されている。 (1)は車体本体との接合部、(17)はピストンを包含するピストンシリンダー、(10)はピストンシリンダー下部の車軸との接合部である。 (2)は上部躯体保持部で上部に車体本体との接合部(1)を設置し、中心下部にはピストンロッド(11)が結合されている。 同ピストンロッド(11)の下部には稼働中に通過油量をコントロールするオリフィス(15)を備えたピストン(16)が設置されている。 ピストン(16)の上側には(18)の上部油層があり、ピストン(16)の下側には下部油層(19)がある。 下部油層(19)の下にはフリーピストン(20)が配置され、フリーピストン(20)の下部にはガス層(21)がある。 陸上走行車輌の走行中、車輪の上下運動によってピストンロッド(11)に接続されたピストン(16)はピストンシリンダー(17)の内側を上下に摺動する。 ピストン(16)が下がれば下部油層(19)に圧力が掛かり、フリーピストン(20)を押し下げてガス層(21)の圧力を上げる。 ガス層(21)の圧力上昇によって反発力が発生し、フリーピストン(20)を上に押し戻す。 これによって下部油層(19)内のオイルは、ピストン(16)を上に押し戻す。 以上の動作によって緩衝作用が行われている。
ピストンシリンダー(17)の外周に発電用のコイル(5)を複数設置する。 摺動套(3)の内側にコイル(5)と接触しない距離で同コイル(5)と対向する位置に永久磁石(4)を同コイル(5)と同数設置する。 摺動套(3)の下部はゴム、或いはエラストマー等の弾性皮膜体によるベローズ(8)に接続し、ベローズ(8)の下部はピストンシリンダー(17)下部に接続させる。 これによってコイル、永久磁石を外界から遮断する。 前述の如く、陸上走行車輌の走行中、車輪の上下運動によってピストンロッド(11)はピストンシリンダー(17)の内側を上下に摺動する。 同時にピストンロッド(11)に結合された前記躯体上部保持部(2)は摺動套(3)を上下に摺動させる。この内側に設置された永久磁石(4)はコイル(5)の 外周を上下運動する。 その結果フレミングの法則によってコイルの両端に電圧を生じさせる。
発生した電力は、前例の如くバックアップ電源を使用した充電方法によって被充電バッテリーへ充電される。
図11、図12に示す例は、コイルと永久磁石の位置を逆転させた構造である。 部品の構造或いは製造コスト等を考慮して何れかに設定することになる。 且つ摺動套(2)の摺動精度を上げるための摺動補助ロール(33)を設置した例である。
上部躯体保持部(2)の上部に車体本体との接合部(1)が設置され、その中心下部にはピストンロッド(11)が結合されている。 ピストンロッド(11)の下部にピストンを設置する。
同ピストン(16)はピストンシリンダー(17)に包含される。 躯体上部保持部(2)の外周に摺動套(3)が接合され、ピストンロッド(11)と同じ上下運動をする。 ピストン(16)は通過油量をコントロールするオリフィス(15)を備えている。 ピストン(16)の上側には上部油層(18)があり、ピストン(16)の下側には下部油層(19)がある。 下部油層(19)はピストンシリンダー(17)の底部に設置された調節弁(25)を通じてピストンシリンダー(17)と外筒(24)の中間の外部油層(23)に連結され、同外部油層上部にはガス層(22)がある。
前述の如く、陸上走行車輌の走行中、車輪の上下運動によってピストン(16)はピストンシリンダー(17)の内側を上下に摺動する。 同時にピストン(16)に結合された躯体上部保持部(2)は摺動套(3)を上下に摺動させる。この内側に設置された永久磁石(4)はコイル(5)の 外周を上下運動し、その結果フレミングの法則によってコイルの両端に電圧を生じさせる。
発生した電力は、前項と同様に図33、図34に示すバックアップ電源によって昇圧され、被充電バッテリーへ充電される。
下部躯体保持部(9)の下部に車軸側への接続部(10)を設置する。 下部躯体保持部(9)の中心にシャフト(7)を直立させ、その上部にピストンロッド(11)の受け入れ空間(13)を配置し、その頂部にリニアベアリング(12)を設け、ピストンロッド(11)をリニアベアリング(12)へ挿入する。 前記シャフト(7)の外周に複数のコイル(5)設置する。 摺動套(3)を前記躯体上部保持部(2)に設置し、この摺動套(3)に永久磁石(4)を前記コイル(5)と対向する位置に同コイルと同数を互いに接触しない位置に配置する。 この永久磁石は図26、図27に示す如く、NS両極を作動面とする形状とする。 苛酷な使用条件の場合は、永久磁石の下部の套内又は套外に3個以上の摺動補助ロール(33)を設置し、更にその下部は弾性皮膜体ベローズ(8)によって下部躯体保持部に接続され、外気を遮断する。 ピストンロッド(11)の摺動に従って摺動套(3)も上下運動をする。 前記摺動套(3)の外側に下部躯体保持部(9)の外周から外套(32)を直立させる。 外套(32)の内部に前記永久磁石に対向する位置にコイル(4)を前記永久磁石(4)と同数のコイルを永久磁石と対向する位置に永久磁石と接触しない状態で設置する。 外套(32)の上部は躯体上部保持部(2)にベローズ(8)によって連結され、これによってコイル、永久磁石に対する外部環境の影響を遮断する。
横揺れ等の厳しい使用状態が予想される場合は、永久磁石(4)のコイル(5)に対する精密な上下運動を保証するために、摺動套(3)の下部に摺動補助ロール(33)を3個所以上に配置して摺動套(3)の上下運動の精度を確保する。
発生した電力は、前項と同様に図33、図34に示すバックアップ電源によって被充電バッテリー(38)へ充電される。
(1)は上部躯体保持部(2)に付属する車体本体への接続部でその下部はピストンロッド(11)に直結している。(10)は下部躯体保持部(9)に付属する車軸側への接続部である。 本発明に於いては、図18に示す如く、 前記の上部躯体保持部(2)に摺動套(3)を結合させる。 ピストンシリンダー(17)の外周にコイル(5)を複数個設置する。 摺動套(3)にはコイル(5)と接触しない距離でコイルと対向する位置に内外両面を作動面とした永久磁石を同コイル(5)と同数個設置する。 また、摺動套永久磁石の下部には摺動補助ロール(33)を摺動套の内側、又は外側の3箇所以上に設置し、摺動套(3)の上下運動の精度を確保し、その下側にベローズ(8)を設置して摺動套(3)の上下運動を吸収する。 更に、外套(32)の前記永久磁石と対向する位置にコイル(5)を同永久磁石と同数を設置する。 本発明に於いては、永久磁石磁の形状を変えてN極、S極の両極を作動面としたものである。 即ち、N,S両極の前にコイル(5)の各1を対向させ、磁性体の摺動によって両極に対向するコイルに電圧を生じせしめることとしている。
図26は円形、図27は半円形の例である。 内周外周両側が作動側となる永久磁石で、上下に長い板状フレームに対応する為に、U字型凹部(35)を設置してフレームを受け入れる。 外周の磁極と内周の磁極は互いにN極、S極が反対磁極となるように着磁する。 これを図17に示す永久磁石(4)の配列として組み立てる。 その下部は円形の摺動套となり、その下部は外套の上下運動を吸収する為の弾性皮膜体のベローズ(8)に接続され、ベローズ(8)の下部は車軸側の躯体下部保持部へ接続される。 横揺れ等の厳しい使用状態が予想される場合は、永久磁石(4)のコイル(5)に対する精密な上下運動を保証するために、摺動套(3)の下部に摺動補助ロール(33)を配置して摺動套(3)の上下運動精度を確保する。
発生した電力は、前項と同様に図33、図34に示すバックアップ電源によって昇圧され、被充電バッテリー(38)へ充電される。
本発明に於いては、磁性体の形状を変えてN極、S極の両極を作動側としたものである。 即ち、N,S両極の磁極前にコイル各1を対向させ、磁性体の摺動によって両極に対向するコイルに電圧を生じせしめることを提案する。
(1)は車体本体への接続部で躯体上部保持部(2)に設置される。その下部はピストンロッド(11)に直結している。(10)は車軸側への接続部である。 本発明に於いては、図19に示す如く、前記上部躯体保持部(2)の外周に摺動套(3)を結合させる。 外筒(24)の外周に発電用のコイル(5)を複数設置する。 摺動套(3)にはコイル(5)と接触しない距離でコイルと対向する位置に永久磁石を同コイル(5)と同数設置する。 更に、外套(32)の前記永久磁石と対向する位置にコイル(4)を設置する。 本発明に於いては、磁性体の形状を変えてN極、S極の両極を作動側としている。 即ち、N,S両極の前にコイル各1を対向させ、摺動套に付属する磁性体の摺動によって両極に対向するコイルに電圧を生じせしめることを提案するものである。
本発明は、発生する小エネルギーの有効活用を図るべく、車輛走行中に発生する振動エネルギーの電力化を図り、また、設置される場所が車両の床下という厳しい使用環境への適応性、装置の組み立て方法を熱可塑性物質による成形によって製造コストの削減によるコストパフォーマンスの実現、過酷な使用条件を摺動補助ロールの適用によって克服し、更に、これらの装置によって発生する不安定な小電力を、高電圧の車輛用メインバッテリーへ充電する方法を提案し、諸問題を解決している。
以上によって本発明は産業上の利用可能性は大きいものと理解している。
(2)装置の上部躯体保持部
(3)摺動套
(4)永久磁石
(5)発電用コイル
(6)コイルスプリング
(7)シャフト
(8)弾性皮膜体ベローズ
(9)装置の下部躯体保持部
(10)装置の車軸側への接合部
(11)ピストンロッド
(12)リニアベアリング
(13)シャフトに設けられたピストンロッドの受け入れ空間
(14)熱可塑性物質成形部
(15)ショックアブソーバーのシリンダー内のピストンに設けられたオリフィス部
(16)ショックアブソーバーのシリンダー内のピストン
(17)ショックアブソーバーのピストンシリンダー
(18)ショックアブソーバーのピストンシリンダー内の上部油層
(19)ショックアブソーバーのピストンシリンダー内の下部油層
(20)ショックアブソーバーのフリーピストン
(21)単筒式ショックアブソーバーの下部気層
(22)複筒式ショックアブソーバー外筒の気層
(23)複筒式ショックアブソーバー外筒の油層
(24)複筒式ショックアブソーバー外筒
(25)複筒式ショックアブソーバーのコントロールバルブ
(26)エアーサスペンションのエアー供給パイプ
(27)エアーサスペンションのエアー放出口
(28)エアーサスペンションのエアーバッグ
(29)電磁鉄板による永久磁石のボディー
(30)永久磁石固定用熱可塑性物質の通路
(31)部品固定用フランジ
(32)外套
(33)摺動補助ロール
(34)摺動套の縦フレーム
(35)永久磁石のフレーム受け入れ凹部
(36)部品間に配置するスペーサー
(37)バックアップ電源による充電装置の受電端子
(38)バックアップ電源による充電装置の全波整流器
(39)バックアップ電源による充電装置のコンデンサー
(40)バックアップ電源による充電装置個別送電用切り替えスイッチ
(41)バックアップ電源による充電装置一斉送電用切り替えスイッチ
(42)バックアップ電源による充電装置のプラグイン電源との切り替えスイッチ
(43)被充電バッテリー
(44)バックアップ電源用バッテリー
(45)プラグイン充電用電源
Claims (7)
- 陸上走行車輌に於ける車体本体と、車輪の上下運動によって振動が発生する車軸との間に介装する発電装置に於いて、車体本体への接合部を有する上部躯体保持部及び、車軸への接合部を有する下部躯体保持部の間に、下部躯体保持部の中心にシャフトを直立させ、この上部にピストン受け入れ空間を設け、その最上部にリニアベアリングを設置し、上部躯体保持部の下部中心に設置したピストンロッドを前記リニアベアリングへ挿入し、前記シャフトの外側に複数のコイルを設置し、前記上部躯体保持部の外周下部に摺動套を設置し、同摺動套の内部側面に前記コイルと対向する位置で、前記コイルと同数の永久磁石を同コイルと接触しない位置に設置し、同永久磁石の下部に弾性皮膜体のベローズを設置して、下端は下部躯体保持部に接着させて外界との間を遮断し、車輛走行時における車軸の上下運動によって、永久磁石のコイルに対向する位置での上下運動を発生させ、これによってコイル内に電力を発生させ、この電力をバックアップ電源を使用して被充電バッテリーへ充電することを特徴とし、前記コイルと永久磁石の配置は互いに反対位置に設置することも可能とする発電装置。
- 陸上走行車輌に於ける車体本体と、車輪の上下運動によって振動が発生する車軸との間に介装する振動緩和装置に於いて、前記振動緩和装置は、上部躯体保持部に付属させた車体本体への接合部及び車軸への接合部によって介装され、ピストンシリンダーに内包されるピストンを備え、前記ピストンシリンダー内に、油層部及び気層部を備え、前記油層部と気層部との間で、上下運動可能なフリーピストンを備え、前記ピストンシリンダーの外側に複数のコイルを設置し、上部躯体保持部の下部外周に摺動套を設置し、同摺動套の内部側面に前記コイルと対向する位置に、同コイルと同数の永久磁石を同コイルと接触しない位置に設置し、同摺動套の下部に弾性皮膜体のベローズを設置して、下端はピストンシリンダー下部の外縁に接着させ、車輛走行時における車軸の上下運動によって、永久磁石のコイルに対向する位置での上下運動を発生させ、これによってコイル内に電力を発生させ、この電力をバックアップ電源を使用して被充電バッテリーへ充電することを特徴とし、前記コイルと永久磁石の配置は互いに反対位置に設置することも可能とする発電装置。
- 陸上走行車輌に於ける車体本体と、車輪の上下運動によって振動が発生する車軸との間に介装する振動緩和装置に於いて、前記振動緩和装置は、上部躯体保持部に付属させた車体本体への接合部及び車軸への接合部によって介装され、ピストンロッドの下部にピストンを備え、これを内包するピストンシリンダー内に油層部を備え、その底部に通過油量を調節するコントロールバルブを有するピストンシリンダー、及び前記ピストンシリンダーを外包してピストンシリンダーとの間に油層部と、上部に気層部を形成する外筒によって形成され、前記外筒外側に複数個のコイルを設置し、上部躯体保持部の下部外周に摺動套を設置し、同摺動套の内部側面に前記コイルと対向する位置に、同コイルと同数の永久磁石を同コイルと接触しない位置に設置し、同摺動套の下部に弾性皮膜体のベローズを設置して、下端はピストンシリンダー下部の外縁に接着させ、車輛走行時の車輪の上下運動によって永久磁石のコイルに対向する位置での上下運動によってコイル内に電力を発生させ、この電力をバックアップ電源を使用して被充電バッテリーへ充電することを特徴とし、前記コイルと永久磁石の配置は互いに反対位置に設置することも可能とする発電装置。
- 陸上走行車輌に於ける車体本体と、車輪の上下運動によって振動が発生する車軸との間に介装する発電装置に於いて、車体本体への接合部を有する上部躯体保持部及び、車軸への接合部を有する下部躯体保持部の間に、下部躯体保持部の中心にシャフトを直立させ、この上部にピストン受け入れ空間を設け、その最上部にリニアベアリングを設置し、上部躯体保持部の下部中心に設置したピストンロッドを前記リニアベアリングへ挿入し、前記シャフトの外側に複数のコイルを設置し、上部躯体保持部の外周との中間の下部に摺動套を設置し、同摺動套に前記コイルと対向する位置に、同コイルと同数の両面が作動面となる永久磁石を同コイルと接触しない状態で設置し、同摺動套の下部に弾性皮膜体のベローズを設置して、下端は下部躯体保持部に接着させ、更に下部躯体保持部の外周下部に外套を上向きに設置し、その内側に前記永久磁石に対向する位置に同永久磁石と同数のコイルを同永久磁石と接触しない状態で設置し、同外套の最上部は上部躯体保持部の外周に付着させて弾性皮膜体のベローズを設置し、車輛走行時の車輪の上下運動によって永久磁石のコイルに対向する位置での上下運動によってコイル内に電力を発生させ、この電力をバックアップ電源によって被充電バッテリーへ充電することを特徴する発電装置。
- 陸上走行車輌に於ける車体本体と、車輪の上下運動によって振動が発生する車軸との間に介装する振動緩和装置に於いて、前記振動緩和装置は、上部躯体保持部に付属させた車体本体への接合部及び車軸への接合部によって介装され、ピストンシリンダーに内包されるピストンを備え、前記ピストンシリンダー内に、油層部及び気層部を備え、前記油層部と気層部との間で、上下運動可能なフリーピストンを備え、前記ピストンシリンダーの外側に複数のコイルを設置し、上部躯体保持部の外周との中間に位置する場所の下部に摺動套を設置し、同摺動套に前記コイルと対向し同コイルと接触しない位置に、同コイルと同数の両面が作動面となる永久磁石を設置し、同摺動套の下部に弾性皮膜体のベローズを設置して、下端はピストンシリンダー下部に接着させ、更にピストンシリンダーの外周下部に外套を上向きに設置し、その内側に前記永久磁石に対向する位置に同永久磁石と同数のコイルを設置し、同外套の最上部は上部躯体保持部の外周に付着させて弾性皮膜体のベローズを設置し、車輛走行時の車輪の上下運動によって永久磁石のコイルに対向する位置での上下運動によってコイル内に電力を発生させ、この電力をバックアップ電源によって被充電バッテリーへ充電することを特徴とする発電装置。
- 陸上走行車輌に於ける車体本体と、車輪の上下運動によって振動が発生する車軸との間に介装する振動緩和装置に於いて、前記振動緩和装置は、上部躯体保持部に付属させた車体本体への接合部及び車軸への接合部によって介装され、ピストンロッドの下部にピストンを備え、これを内包するピストンシリンダー内に油層部を備え、その底部に通過油量を調節するコントロールバルブを有するピストンシリンダー、及び前記ピストンシリンダーを外包してピストンシリンダーとの間に油層部と、上部に気層部を形成する外筒によって形成され、前記外筒の外側に複数のコイルを設置し、上部躯体保持部の外周との中間に位置する場所の下部に摺動套を設置し、同摺動套に前記コイルと対向し同コイルと接触しない位置に、同コイルと同数の両面が作動面となる永久磁石を設置し、同摺動套の下部に弾性皮膜体のベローズを設置して、下端はピストンシリンダー下部に接着させ、更にピストンシリンダーの外周下部に外套を上向きに設置し、その内側に前記永久磁石に対向する位置に同永久磁石と同数のコイルを設置し、同外套の最上部は上部躯体保持部の外周に付着させて弾性皮膜体のベローズを設置し、車輛走行時の車輪の上下運動によって永久磁石のコイルに対向する位置での上下運動によってコイル内に電力を発生させ、この電力をバックアップ電源によって被充電バッテリーへ充電することを特徴とする発電装置。
- 上記の各請求項に於いて、装置が大型乗用車、貨物自動車、バス、トレーラー、鉄道車輛等に適用され、横揺れ発生等苛酷な適用条件が見込まれる場合に於いて、摺動套の摺動精度を上げて永久磁石とコイルの間の距離を狭めて発電効率を上げるために、摺動套の下部にピストンシリンダーと摺動套の間又は、ショックアブソーバーの外筒と摺動套の間、又は、摺動套と外套の間に摺動補助ロールを設置することを特徴とする発電装置。
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