JP4749090B2 - Variable dispensing container - Google Patents
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Description
本発明は、容器内に充填された内容物を定量吐出させるのに好適な吐出容器に関するものであり、使い勝手の改善を図るとともに、一度の操作で吐出させることができる内容物の量を必要に応じて変更(可変定量)しようとするものである。 The present invention relates to a discharge container suitable for quantitative discharge of contents filled in a container, and improves the usability and requires an amount of contents that can be discharged in a single operation. It is intended to change (variable quantification) accordingly.
薬剤や食品(とくに調味料)等のような、一回の使用量が定められているものは、容器内の内容物を取り出すに際しては計量するのが不可欠であり、従来は、容器の内側に計量筒部を設けてこの計量筒部に容器内の内容物を流し込むことで計量したのち計量に係わる内容物のみを注出口を通して排出するようにしていた(例えば特許文献1参照)。
ところで、従来のこの種の定量吐出容器は、一回の操作で計量できる量は決まっているのが普通であり、計量に際しては容器そのものを反転させる動作が必要になるものが多く、使い勝手がよいとはいえないものであった。 By the way, this type of conventional quantitative discharge container usually has a fixed amount that can be measured in one operation, and in many cases, an operation to invert the container itself is required for measurement, which is convenient. It wasn't.
本発明の課題は、可変定量が可能で、かつ、片手による操作で簡単に内容物を吐出させることができる新規な定量吐出容器を提案するところにある。 An object of the present invention is to propose a novel quantitative discharge container capable of variable quantitative determination and capable of easily discharging contents by one-handed operation.
本発明は、上端及び下端にそれぞれ口部を有しその内側に内容物を収納する内部空間を形成する胴体と、この胴体の下端の口部に着脱自在に装着され胴体内の内容物を排出する少なくとも1つの開孔を有する底蓋と、該胴体の上端の口部に着脱自在に装着される上蓋と、底壁にて開閉する弁体を有し胴体内の内容物の所定量を受け入れる計量室と、この計量室にて往復移動可能に弾性支持されるスライダーと、このスライダーの背面に連結し上蓋を貫通してその末端部を外部へ突出させてスライダーの押し込み操作部とするロッドとを備え、
前記スライダーは、周壁に形成された通路を通して胴体内の内容物を計量室内へと導入する本体部分と、この本体部分の周壁でスライダーの軸芯に沿い摺動可能に保持されその摺動末端において該周壁の通路を閉塞させるとともに計量室内の内容物を加圧、前記弁体を開放させて該内容物を底蓋の開口より排出する押圧ディスクからなり、
前記ロッドの末端部に、スライダーの押し込みに際して、その下端を上蓋に当接させたときの該スライダーの押し込み量を異ならせた数種類のキャップを着け替え可能として装着したことを特徴とする可変定量吐出容器である。
The present invention has a body having an opening at the upper end and a lower end, respectively, and a body forming an internal space for storing contents therein, and is detachably attached to the opening at the lower end of the body to discharge the contents in the body. A bottom lid having at least one opening, a top lid detachably attached to the mouth of the upper end of the fuselage, and a valve body that opens and closes at the bottom wall to receive a predetermined amount of contents in the fuselage A measuring chamber, a slider elastically supported so as to be reciprocally movable in the measuring chamber, a rod connected to the back surface of the slider, penetrating the upper lid and projecting its end portion to the outside, and serving as a pushing operation portion of the slider; With
The slider has a main body part for introducing the contents of the fuselage into the measurement chamber through a passage formed in the peripheral wall, and the peripheral wall of the main body part is slidably held along the axis of the slider, and at the sliding end. It comprises a pressing disk that closes the passage of the peripheral wall and pressurizes the contents in the measurement chamber, opens the valve body, and discharges the contents from the opening of the bottom lid,
The distal end of the rod, upon pushing of the slider, variable dispensing, characterized in that fitted with its lower end as a possible re wearing several caps having different push-in amount of the slider when brought into contact with the upper lid It is a container.
上記の構成になる可変定量吐出容器において、前記弁体と底蓋との相互間には、該弁体を計量室の底壁に向けて押圧し該底壁を閉状態に保持するばねを配置するのが好ましい。 In the variable-quantity discharge container configured as described above, a spring that presses the valve body toward the bottom wall of the measurement chamber and holds the bottom wall in a closed state is disposed between the valve body and the bottom lid. It is preferable to do this.
また、前記ロッドは、胴体の内壁に沿って摺動可能でスライダーの押し込みに際して直線的な移動を導くフィン状のガイドを設けることができ、前記胴体の下端には、該胴体そのものを接地面において起立させるとともに底蓋と接地面との間に隙間を形成するスタンドカバーを配置するのが望ましい。 The rod is slidable along the inner wall of the fuselage, and can be provided with a fin-shaped guide that guides linear movement when the slider is pushed. It is desirable to dispose a stand cover that stands and forms a gap between the bottom lid and the ground plane.
容器そのものを反転させることなくロッドを押圧するだけで計量室内の内容物を排出することが可能(片手による操作ができる)で、また、ロッドの末端部に装着したキャップの付替によりスライダーの押し込み量を変更することができる(可変定量が可能)。 It is possible to discharge the contents in the weighing chamber by simply pressing the rod without inverting the container itself (can be operated with one hand), and the slider can be pushed in by replacing the cap attached to the end of the rod. The amount can be changed (variable quantification is possible).
内容物を吐出させる際、計量室の底壁において弁体が開閉することになるため内容物の排出の際の切れがよくなるとともに、底蓋の開口からの空気の流入を防ぐことが可能で確実な定量吐出が可能となる。 When discharging the contents, the valve body opens and closes at the bottom wall of the measuring chamber, so that the contents can be easily cut off and the inflow of air from the opening of the bottom lid can be prevented. Accurate quantitative discharge becomes possible.
以下、図面を参照して本発明をより具体的に説明する。
図1は本発明に従う可変定量吐出容器の実施の形態を断面で示した図である。
Hereinafter, the present invention will be described more specifically with reference to the drawings.
FIG. 1 is a cross-sectional view showing an embodiment of a variable quantitative discharge container according to the present invention.
図における1は内容物を収納する内部空間を有する胴体である。この胴体1は上端及び下端にそれぞれ内部空間につながる口部1a、1bを有している。また、2は胴体1の下端の口部1aにねじ係合(アンダーカットでもよい)にて着脱自在に装着される底蓋であって、この底蓋2は胴体1内の内容物を排出する複数の開孔2aが設けられている。ここに、開孔2aは複数個設ける場合について例示したが、該開孔2aは少なくとも1つ形成されていればよく、その径も内容物の粘度に応じて適宜設定される。胴体1の口部1aに底蓋2を装着するに際しては、直接装着してもよいし、図示した如く、後述する計量室等の別部材を介在させ装着してもよい。
In the figure, reference numeral 1 denotes a body having an internal space for storing contents. The body 1 has mouth portions 1a and 1b connected to the internal space at the upper end and the lower end, respectively.
また、3は胴体1の上端の口部1bに着脱自在に装着(ねじやアンダーカット等)され該口部1bを密封する上蓋、4は胴体1内の内容物の所定量をその下部において受け入れる計量室である。計量室4の外周には、口部1aにねじ係合するねじ部を有する螺筒4aが一体成形されており、さらに、下方には前記底蓋2を装着するねじ筒4bが垂下するように形成されている。この計量室4には底壁4cに形成された貫通孔に適合してそれを開閉する弁体4d(弁体4dは脚部4d1と本体部分4d2からなる)が設けられている。
Reference numeral 3 denotes an upper lid that is detachably attached (screw, undercut, etc.) to the mouth 1b at the upper end of the fuselage 1 and seals the
5は計量室4にて往復移動可能に弾性支持されるスライダーである。このスライダー5は下向に開放された口部を有する筒状の本体部分5aと、押圧ディスク5bからなる。スライダー5の本体部分5aの周壁には胴体1内の内容物を計量室4へと導入する通路5a1と、周壁の周りに沿って延在する環状ストッパー5a2(間欠的に設けられた凸部であってもよい)と、抜け止用アンダーカット5a3が形成されており、押圧ディスク5bは本体部分5aの周壁の環状ストッパー5a2と抜け止用アンダーカット5a3との間でその軸芯Oに沿い摺動可能に保持されている。
A
6はスライダー5の背面に連結して該スライダー5を計量室4内において往復移動させるロッドである。このロッド6はその末端部6aが上蓋3を貫通して外部へ突出しており、スライダー5の押し込み操作部となっている。
A
さらに、7はロッド6の末端部6aに装着されスライダー5の押し込み量を変更して可変定量を可能とするキャップ、8は弁体4dに一体成形され底蓋2との相互間で該弁体4dを計量室4の底壁4cに向けて押圧し該底壁4cを閉状態に保持する樹脂ばね、9は胴体1の下端に配置(ねじ込みあるいはアンダーカット係合等)され、該胴体1そのものを接地面において起立させるとともに底蓋2と接地面との間に隙間δを形成するスタンドカバー(図示の例では前記螺筒4aの下端に連続するように形成されている)、そして10はロッド6に一体成形され胴体1の内壁に沿って摺動可能なフィン状のガイドである。ガイド10は少なくとも2つ以上設けられており、ロッド6によるスライダー5の押し込みに際して該スライダー5の直線的な移動を導く機能を有する。
Further, 7 is a cap that is attached to the
図1において、スライダー5の本体部分5aにおける開口5a1は開いた状態にあり、胴体1内の内容物は図中矢印の如くその自重によって該開口5a1を通して計量室4内に入り込むようになっている。スライダー5の本体部分5aは図示の例では筒状のもとして示してあるが、中実体を適用して溝により開口5a1を形成してもよい。横断面形状は真円状に限られるものではなく、楕円状、角型状等の異形断面形状を採用することもできる。
In FIG. 1, the opening 5a 1 in the
ここで、キャップ7に力を付加してその下端を上蓋3に当接させるべく距離Lにわたってロッド6を押し込むと、これに併せてスライダー5の本体部分5aが計量室4において同等の距離だけ底壁4cに向けて押し込まれることになる。
Here, when a force is applied to the cap 7 and the
スライダー5の本体部分5aの移動により押圧ディスク5bは周壁において摺動するが、該押圧ディスク5bが環状ストッパー5a2に接触すると開口5a1は閉じた状態(胴体1と計量室4とが押圧ディスク5bにて仕切られる。図中仮想線)となり、これ以降の押し込みで計量室4内の内容物は押圧ディスク5bにて加圧され、所定の圧力に達した時点で弁体4dが開放、加圧にかかる内容物は底蓋2の開孔2aを通って排出される。
The
計量室4内の内容物はスライダー5を押し込んだ距離Lだけ排出されるもので、計量室4内の急速な圧力低下に伴って該弁体4dはすぐさま閉塞し、ここに確実な定量吐出が可能となる。
The contents in the
ロッド6の押し込みにかかる力を解除すると、スライダー5はそれを弾性支持するスプリングsの復元力によりロッド6とともに初期位置(押し込み前の位置)へと復帰する一方、スライダー5の本体部分5aにおける開口5a1は開となり、胴体1内の内容物が該開口5a1を通して計量室4内に入り込む。この時、開孔2aは弁体4dの閉塞により計量室4につながる排出経路が遮断された状態となっており、開孔2aを通しての計量室4への空気の流入がなく、所定量の計量が確実になされる。
When the force applied to the
スライダー5の押し込み量は距離Lを調整することで変更でき、例えば図2に示すような装着嵌入寸法tの異なるキャップを数種類用意しておき、これを適宜着け替えることで可変定量を実行する。
The pushing amount of the
図3は計量室4の底壁4cに組み込まれた弁体4dの外観斜視図を示したものである。かかる弁体4dにはそれに一体成形した樹脂ばね8を設けることができるが、該樹脂ばね8は弁体4dと別体(金属製ばねを含む。)であってもかまわずこの点については限定されない。また、図示の例では、内容物の排出に際して弁体4dが底蓋2の開孔2aを閉じてしまうことがないように、樹脂ばね8により、スライダー5を押しきった状態で弁体4dと開孔2aとの間に隙間を形成して排出経路を確保するようにしているが、該排出経路は弁体4d下部又は底蓋2aの内面の少なくとも一方に突部もしくは溝を形成することによって確保することも可能である。
FIG. 3 shows an external perspective view of the
また、胴体1を起立させるスタンドカバー9は底蓋2を取り囲むドーム型の断面形状になるものを例として示したが、スタンドカバー9の形状も図示のものに限定されることはなく形状は適宜変更することができる。
Further, the
図4は弁体4d′を弾性支持する樹脂ばね8を設けず該弁体4d′と底蓋2との間に凸部11を配置(弁体4d′に一体的に設けてもよいし、底蓋2に一体的に設けてもよい)してそこに隙間δ′を形成した本発明に従う他の実施の形態を示したものである。
In FIG. 4, the
この構造の吐出容器は計量室4の底壁4cにおける貫通孔hが常時開放された状態になっており、内容物とてしはとくに粘性の高いものを充填しておくのに利用することができるもので、内容物の定量吐出は上掲図1に示した吐出容器と同様の手順で実施する。
The discharge container of this structure is in a state in which the through-hole h in the
この吐出容器は、ロッド6の押し込みにかかる力を解除してスライダー5を初期位置に復帰させる際に、計量室4内の減圧に従い弁体4dが上向きにスライドするもので底壁4cの貫通孔を閉塞させて開孔2aからの空気の流入を防止する。
In this discharge container, when the force applied to the
押圧ディスク5bと計量室4の側壁との間をシールするかどうかは任意に選択される。内容物が食品等で、容器の洗浄、乾燥を繰り返すような場合にはその部位をシールせず、微小な隙間を形成しておくのが好ましく、この場合、内容物と押圧ディスク5bの縁部における隙間のバランス調整が必要となる。内容物を補充するに当たっては、上蓋3を取り外すことにより行う。
Whether to seal between the
可変定量が可能で、片手による簡便な操作で内容物を吐出させ得る定量吐出容器が提供できる。 It is possible to provide a quantitative discharge container capable of variable quantitative determination and capable of discharging contents with a simple operation with one hand.
1 胴体
1a 口部
1b 口部
2 底蓋
2a 開孔
3 上蓋
4 計量室
4a 螺筒
4b ねじ筒
4c 底壁
4d 弁体
4d′弁体
5 スライダー
5a 本体部分
5a1 開口
5a2 ストッパー
5a3 抜け止用アンダーカット
5b 押圧ディスク
6 ロッド
6a 末端部
7 キャップ
8 樹脂ばね
9 スタンドカバー
10 ガイド
11 凸部
1 Torso
1a mouth
2a Opening 3
4a screw
4b Screw cylinder
4c Bottom wall
4d disc
4d '
5a Body part
5a 1 opening
5a 2 stoppers
5a 3 Undercut for retaining
6a End 7
10 Guide
11 Convex
Claims (4)
前記スライダーは、周壁に形成された通路を通して胴体内の内容物を計量室内へと導入する本体部分と、この本体部分の周壁でスライダーの軸芯に沿い摺動可能に保持されその摺動末端において該周壁の通路を閉塞させるとともに計量室内の内容物を加圧、前記弁体を開放させて該内容物を底蓋の開口より排出する押圧ディスクからなり、
前記ロッドの末端部に、スライダーの押し込みに際して、その下端を上蓋に当接させたときの該スライダーの押し込み量を異ならせた数種類のキャップを着け替え可能として装着したことを特徴とする可変定量吐出容器。 A body having an opening at each of the upper end and the lower end and forming an internal space for storing contents therein, and at least one for detachably attaching to the opening at the lower end of the body and discharging the contents in the body A bottom lid having an opening; an upper lid that is detachably mounted on the mouth of the upper end of the fuselage; a weighing chamber that has a valve body that opens and closes at the bottom wall and receives a predetermined amount of contents in the fuselage; A slider that is elastically supported so as to be reciprocally movable in the weighing chamber, and a rod that is connected to the back surface of the slider, penetrates the upper lid, protrudes to the outside, and serves as a pushing operation portion of the slider,
The slider has a main body part for introducing the contents of the fuselage into the measurement chamber through a passage formed in the peripheral wall, and the peripheral wall of the main body part is slidably held along the axis of the slider, and at the sliding end. It comprises a pressing disk that closes the passage of the peripheral wall and pressurizes the contents in the measurement chamber, opens the valve body, and discharges the contents from the opening of the bottom lid,
The distal end of the rod, upon pushing of the slider, variable dispensing, characterized in that fitted with its lower end as a possible re wearing several caps having different push-in amount of the slider when brought into contact with the upper lid container.
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