JP4741709B1 - Vgsタイプターボチャージャにおける排気ガイドアッセンブリ - Google Patents

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Abstract

【課題】 VGSタイプのターボチャージャにおいて、可変翼を回動させるドライブリングの回動作動をシンプル化させ、構成部材の削減化や軽量化に寄与するようにした新規な排気ガイドアッセンブリを提供する。
【解決手段】 本発明の排気ガイドアッセンブリASは、可変翼1を回動自在に支持するフレーム基材2を有し、例えばこのフレーム基材2に溝部25を円周状に形成する一方、ドライブリング31にフレーム基材2側に突出するボス部34を円周状に形成し、ドライブリング31のボス部34を、フレーム基材2の溝部25に嵌め入れることによって、ドライブリング31の径方向のガイド作用を担わせるようにしたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車用エンジン等に用いられるVGSタイプターボチャージャ〔VGSはVariable Geometry Systemの略〕において、可変翼を適宜回動させタービンに送り込む排気ガスの流量を調整する可変機構に関するものであって、特に可変翼を回動させる駆動伝達用のドライブリングの作動機構を見直すことにより、当該作動のシンプル化を図り、もって構成部材の削減化(コスト低減化)や軽量化に寄与するようにした新規な排気ガイドアッセンブリに係るものである。
自動車用エンジンの高出力化、高性能化の一手段として用いられる過給機としてターボチャージャが知られており、このものはエンジンの排気エネルギによってタービンを駆動し、このタービンの出力によってコンプレッサを回転させ、エンジンに自然吸気以上の過給状態をもたらす装置である。このターボチャージャは、エンジンが低速回転しているときには、排気流量の低下によりタービンロータがほとんど働かず、従って高回転域まで回るエンジンにあってはタービンが効率的に回るまでのもたつき感と、その後の一挙に吹き上がるまでの所要時間いわゆるターボラグ等が生ずることを免れないものであった。また、もともとエンジンの回転数が低いディーゼルエンジンでは、ターボ効果を得にくいという欠点があった。
このため低回転域からでも効率的に作動するVGSタイプのターボチャージャが開発されてきている。このものは、組み込まれている排気ガイドアッセンブリにより、少ない排気流量を可変翼(羽)で適宜絞り込み、排気の速度を増し、タービンロータの仕事量を大きくすることで、低速回転時でも高出力を発揮できるようにしたものである。
このため排気ガイドアッセンブリにあっては、別途可変翼の可変機構等を必要とするものであって、円環状のフレーム基材に周状に等配された複数の可変翼と、これらを一斉に且つ均等に開閉させるためのドライブリングを含む可変駆動機構が設けられている。そして、外部に設けられたアクチュエータからのシフト駆動を受けて、まずドライブリングが回動し、この回動動作をレバープレートを介して可変翼に伝え、最終的に複数の可変翼が一斉に且つ均等に開閉(回動)するものである。なお、本出願人も、この種のVGSタイプターボチャージャに関し、鋭意研究や開発を重ね、多くの特許出願に至っている(例えば特許文献1参照)。とりわけ、この特許文献1は、ドライブリングに関する発明であって、既に特許査定に至っている(特許第4098821号)。
ここでドライブリング31′は、例えば図6に示すように、タービンロータの外側を回転(回動)して可変翼1′に回動を伝達するものであり、このためドライブリング31′の周辺には、ドライブリング31′を円滑に作動させるためのガイド部材(規制部材)が径方向及び軸方向に設けられるのが一般的であった。すなわち、図中符号Grが、ドライブリング31′の内周側に設けられたガイド部材(径方向ガイド)であり、これはドライブリング31′の内周側と幾らかのクリアランス(間隙)CLrをあけて設けられ、このガイド部材Grによってドライブリング31′は、周方向の回動がある一定の円周上に規制される(ガイドされる)。
また、図中符号Gjは、フレーム基材2′(可変翼支持フレーム基材21′)に対しドライブリング31′を挟み込むように設けられたピン状のガイド部材(軸方向ガイド)であり、これはドライブリング31′の端面と幾らかのクリアランス(間隙)CLjをあけて設けられ、これによってドライブリング31′は軸方向の移動が規制される(言わば抜け止め)。そして、ドライブリング31′は、これら径方向と軸方向とにおいて確保された両方のクリアランスCLr、CLjによって回動自在に保持される。
なお、このようなガイド部材Gr、Gjは、単なる規制部材(ガイド部材)ではなく、作動中、可変翼1等の排気ガイドアッセンブリの構成部材が、高温・排ガスに曝されることを考慮すると、熱膨張(熱変形)を生じても、ある程度のクリアランスを維持し、円滑に作動できるように構成する必要がある。
このようにVGSタイプの排気ガイドアッセンブリAS′は、可変機構3′だけをとっても、通常のものよりも構造や形状を複雑化させなければならず、VGSタイプでは、このような複雑化構造が半ば既成概念と考えられていた。しかし、この種の自動車業界・自動車関連部品業界にあっては、軽量化やコスト低減化は常に求められる至上命題(課題)であり、価格競争は日々熾烈になる一方である。このようなことからVGSタイプの可変機構3′であっても、構造のシンプル化、構成部材の削減化(コスト低減)、軽量化などにおいて更なる改善が求められていた。
特開2008−303790号公報
本発明は、このような背景を認識してなされたものであって、本来は、可変翼を回動自在に保持するフレーム基材に、ドライブリングの径方向のガイド作用(規制作用)を担わせ、ドライブリングの作動のシンプル化を図り、もって構成部材の削減化(コスト低減化)や軽量化を達成するようにした新規な排気ガイドアッセンブリの開発を試みたものである。
すなわち請求項1記載の排気ガイドアッセンブリは、
タービンロータの外周位置に配置された複数の可変翼を、レバープレートを介してドライブリングのシフトにより回動させ、
エンジンから排出された比較的少ない排気ガスを、この可変翼によって適宜絞り込み、排気ガスの速度を増幅させ、排気ガスのエネルギでタービンロータを回し、タービンロータに直結されたコンプレッサで自然吸気以上の空気をエンジンに送り込み、低速回転時であってもエンジンが高出力を発揮できるようにしたVGSタイプのターボチャージャに組み込まれる排気ガイドアッセンブリであって、
この排気ガイドアッセンブリは、可変翼を回動自在に支持するフレーム基材を有し、
また前記ドライブリングは、中央部が開口され、この開口部の端縁がフレーム基材側に突出形成されたボス部を有するものであり、
またフレーム基材には、このボス部を受け入れる凹陥状の溝部が形成されて成り、
前記ドライブリングのボス部を、フレーム基材の溝部に嵌め入れて、ドライブリングとフレーム基材とを円周状に係合させることにより、ドライブリングの径方向のガイド作用を担ようにしたことを特徴として成るものである。
また請求項記載の排気ガイドアッセンブリは、前記請求項記載の要件に加え、
前記レバープレートは、可変翼の軸部先端に固定されるものであり、
このレバープレートによって、ドライブリングの軸方向への移動を規制することにより、ドライブリングの軸方向のガイド作用を担うようにしたことを特徴として成るものである。
これら各請求項記載の発明の構成を手段として前記課題の解決が図られる。
すなわち請求項1記載の発明によれば、本来、可変翼を回動自在に支持するフレーム基材に、ドライブリングの径方向のガイド作用を担わせるため、従来、当該作用を担うために設けていた専用のガイド部材が不要となり(廃止でき)、ドライブリングの作動のシンプル化が図れ、排気ガイドアッセンブリの軽量化やコストダウンという効果を奏する。
また、ドライブリングをフレーム基材に対し円周状に係合させることによって、ドライブリングの径方向のガイドを図るため、専用のガイド部材を用いることなくドライブリングの径方向をガイドする具体的構成を現実のものとする。
更に、ドライブリングとフレーム基材との係合は、ドライブリングに形成されたボス部を、フレーム基材の溝部に嵌め入れて実現するため、両部材の係合構造がより具体的となり、両部材の形状形成もより現実的なものとなる。
また請求項記載の発明によれば、レバープレートによって、ドライブリングの軸方向への移動を規制するため、ドライブリングを径方向及び軸方向の二方向からガイドする専用部材がともに不要となり、ドライブリングを作動させる際の構造のシンプル化がより一層図れ、排気ガイドアッセンブリの軽量化やコストダウンという更なる効果も奏する。
本発明に係る排気ガイドアッセンブリを具えて成るVGSタイプターボチャージャの一例を示す斜視図(a)、並びに排気ガイドアッセンブリの一例を示す分解斜視図(b)、並びに可変翼、レバープレート、ドライブリングの関係を示す部分的な拡大斜視図(c)である。 同上排気ガイドアッセンブリをタービンロータとともに組付状態で示す断面図である。 ドライブリング側にレバープレートと係合する突起を形成した実施例を示す斜視図である。 可変翼支持フレーム基材とドライブリングとの係合状況を異ならせた、本発明に関連する参考例を示す排気ガイドアッセンブリの断面図である。 可変翼支持フレーム基材とドライブリングとの係合状況を更に異ならせた、本発明に関連する他の参考例を示す排気ガイドアッセンブリの断面図である。 従来の排気ガイドアッセンブリであって、ドライブリングを径方向及び軸方向において、どのようにガイドしていたのかを示す斜視図並びに断面図である。
本発明を実施するための形態は、以下の実施例に述べるものをその一つとするとともに、更にその技術思想内において改良し得る種々の手法を含むものである。
なお、本発明の主題は、後述する回動リング31の作動(ガイド)にあるが、以下の説明では、まず回動リング31を組み込んで成る排気ガイドアッセンブリASについて概略的に説明する。
排気ガイドアッセンブリASは、特にエンジンの低速回転時において排気ガスGを適宜絞り込んで排気流量を調節するものであり、一例として図1に示すように、ターボチャージャCにおけるタービンロータTの外周に設けられ実質的に排気流量を設定する複数の可変翼1と、可変翼1を回動自在に保持するフレーム基材2と、排気ガスGの流量を適宜設定すべく可変翼1を一定角度回動させる可変機構3とを具えて成るものである。以下各構成部について説明する。
まず可変翼1について説明する。このものは一例として図1に示すように、タービンロータTの外周に沿って円弧状に複数(一基の排気ガイドアッセンブリASに対して概ね10〜15個程度)配設され、そのそれぞれが、均等に且つ一斉に回動して排気流量を調節するものである。また可変翼1は、翼部11と、軸部12とを具えて成り、以下、これらについて説明する。
翼部11は、主にタービンロータTの幅寸法に応じた幅を有するように形成されるものであり、その幅方向における断面が翼形に形成され、排気ガスGが効果的にタービンロータTに向かうように構成される。ここで図1(b)に示すように、翼部11の幅寸法を便宜上、翼幅hとする。
また、翼部11には、軸部12との境界部(接続部)に、軸部12より幾分大径の鍔部13が形成される。なお鍔部13の底面(座面)は、翼部11の端面と、ほぼ同一平面上に形成され、この平面が可変翼1をフレーム基材2に挿入した際の座面となり、タービンロータTにおける幅方向(翼幅hの方向)の位置規制を図る作用を担っている。
一方、軸部12は、翼部11と一体的に連続形成されるものであり、翼部11を動かす際の回動軸となる。そして、この軸部12の先端には、可変翼1の取付状態の基準となる基準面14が形成される。なお、基準面14は、後述する可変機構3に対しカシメ等によって固定される部位であり、一例として図1に示すように、軸部12を対向的に切り欠いた二平面として形成される。
ここで図1に示した可変翼1は、翼部11の一方のみに軸部12が形成された、いわゆる片持ちタイプのものである。しかしながら、可変翼1としては、翼部11の両側に軸部12が形成された両軸タイプのものでも構わない。
また軸部12には、通常の軸径よりも一回り大きな径寸法を有する段差部を形成し、後述する軸受部23に対し、可変翼1(軸部12)を部分接触(部分摺動)させることが可能である。
次に、フレーム基材2について説明する。フレーム基材2は、複数の可変翼1を回動自在に保持するフレーム部材として構成されるものであって、一例として図1に示すように、ともにほぼリング状を成す可変翼支持フレーム基材21と対向側フレーム基材22とによって可変翼1(翼部11)を挟み込むように構成される。とりわけ可変翼支持フレーム基材21は、実質的に可変翼1を回動自在に支持(保持)する部材であって、中央部分が開口状態に形成され、その周縁部分に可変翼1の軸部12を受け入れる軸受部23が等配されて成るものである。また、可変翼支持フレーム基材21は、その周縁部分で、後述する可変機構3を支持するものである。
一方、これに対向して設けられるフレーム基材2が対向側フレーム基材22であり、このものにはタービンロータTのシュラウドの一部となる案内筒部を一体に形成することが可能である(図示略)。ここで本実施例では、可変翼支持フレーム基材21のみに軸受部23が形成されるが、可変翼1が翼部11の両側に軸部12を有する両軸タイプのものである場合には、対向側フレーム基材22にも軸受部23が形成される。
そして、これら可変翼支持フレーム基材21と対向側フレーム基材22とによって挟み込まれた可変翼1(翼部11)を常に円滑に回動させるには、両部材間の寸法をほぼ一定(概ね可変翼1の翼幅h程度)に維持することが肝要であり、そのため本実施例では一例として軸受部23の外周部分に、四カ所設けられたカシメピン24によって両部材間の寸法を維持している。また、このカシメピン24を受け入れるために可変翼支持フレーム基材21及び対向側フレーム基材22に開孔される孔をピン孔24Pとする。
また、本実施例では、可変翼支持フレーム基材21には、後述するドライブリング31側の端面に凹陥状の溝が円周状に形成されるものであり(これを溝部25とする)、この溝部25は、ドライブリング31のボス部34を受け入れる部位であり、この係合(嵌め合い)によってドライブリング31が一定の円周上を回転(回動)するようにガイド(規制)するものである(詳細は後述)。
次に、本発明に係る可変機構3について説明する。可変機構3は、排気流量を調節するために可変翼1を適宜回動させるものであり、一例として図1に示すように、排気ガイドアッセンブリAS内において可変翼1の回動を生起させるドライブリング31と、該ドライブリング31の回動を可変翼1に伝達するレバープレート35とを主な構成部材とする。ここで本発明は、ドライブリング31の径方向(作動)をガイドする(規制する)にあたり、専用のガイド部材を用いることなく、フレーム基材2(可変翼支持フレーム基材21)に担わせたことが大きな特徴である。以下、ドライブリング31とレバープレート35とについて説明する。
ドライブリング31は、例えば図1に示すように中央部が開口状態に形成され、且つ、その外周縁に切欠き状の駆動係合部32を多数具えて成るものであり、ここに前記レバープレート35の一端が係合してドライブリング31の回転がレバープレート35の回動動作になるようにシフト/伝達が行われる。またドライブリング31は、その一部においてアクチュエータACからの駆動を受け入れるU字状の切り込みとした入力部33を有する。
一方、レバープレート35は、図1に示すように、長片状のプレート部36の一方の端部近くに可変翼1の軸部12(基準面14)を嵌め込むための嵌込孔37を具えるとともに、前記ドライブリング31に係合するための係合突起38を、嵌込孔37と反対側の端部に具えるものである。
そして、このような伝達態様から理解されるように、レバープレート35は、ドライブリング31と可変翼1の軸部12との間に介在して、可変翼1の回動を担うものである。
なお、本実施例では、このような可変機構3を、可変翼支持フレーム基材21側に設けたが、反対側の対向側フレーム基材22側に設けることももとより差し支えない。
また、ドライブリング31には、上述したように、可変翼支持フレーム基材21に向けて突出するボス部34が形成されるものであり、アッセンブリ状態では、このボス部34が可変翼支持フレーム基材21の溝部25に収まるように組み付けられる。すなわちドライブリング31は、ボス部34が溝部25に嵌まり込んだ状態で回動するものであり(一種の係合)、これによりドライブリング31が所定の円周上を回転(回動)するように構成される。つまり本実施例では、可変翼支持フレーム基材21の溝部25と、ドライブリング31のボス部34との係合によって、ドライブリング31の径方向のガイド作用を担うものである。もちろん、溝部25とボス部34との間には、図2に示すように予め径方向のクリアランスCLrが設けられ、ドライブリング31が円滑に回転(回動)できるように意図されている。
なお、図1では、互いに係合し合う(嵌まり合う)溝部25及びボス部34を360度連続させた状態(円周状態)で形成したが、ドライブリング31の作動(移動)は、あくまでもある決まった角度範囲の回転(回動)であるため、ドライブリング31の作動を径方向においてガイド(規制)できれば、溝部25及びボス部34は必ずしも360度連続させて形成する必要はない。また、このため本明細書における「円周状の係合(もしくは「円周状に係合する」)」とは、溝部25及びボス部34を必ずしも360度連続させていない場合も包含するものである。
このように、本発明では、可変翼支持フレーム基材21の溝部25と、ドライブリング31のボス部34との係合によって、ドライブリング31の径方向をガイドするため、当該作用を担う専用部材(例えば図6に示した径方向ガイド部材Gr)が不要となるものであり、ドライブリング31の作動構造のシンプル化、構成部材の削減化、軽量化等に寄与するものである。
因みに、ドライブリング31のボス部34の加工、つまりフラット状のリング本体に対しボス部34を立上げ状態(突出状態)に形成する加工手法としては、バーリング加工(絞り加工)が挙げられ、これによりフラット状のリング本体の内側を突出させることが可能である。なお、ボス部34を形成する分、ドライブリング31の材料(素材)としては多くなるが、ドライブリング31の中央開口部(打ち抜かれる部位)は、製品として利用されないスクラップであるため、ボス部34の形成においては、本来スクラップとなる部分を突出状態に形成することになり、材料費のコストアップは生じないものである。また、ボス部34の形成(加工)にあたり、例えばドライブリング31の外形をファインブランキング加工等で打ち抜く場合には、この打ち抜きと同時にボス部34の突出加工(バーリング加工)が行えれば、加工工程数(加工時間)としてもほぼ増加することなく、ボス部34の加工(形成)が行えるものである。
一方、溝部25の加工は、切削加工等で形成し得るものである。
また、本実施例では、レバープレート35によってドライブリング31の軸方向への移動を規制/制限しており、レバープレート35をドライブリング31の軸方向ガイド(軸方向規制)として機能させている。具体的には、レバープレート35の端面でドライブリング31の端面を押さえるようにして、ドライブリング31の軸方向移動を規制するものである(言わば抜け止め)。因みに、本明細書の「軸方向」とは、タービンロータTの軸に沿った方向を意味し、これは可変翼1の軸方向にも相当する(つまり「軸」はタービンロータTの軸を指す)。また「径方向」についても、タービンロータTのロータ軸を基準とした径方向(半径方向)を指すものである。
また、レバープレート35によってドライブリング31の軸方向の規制(ガイド)を行うようにしたことにより、当該作用を担う専用部材(図6では軸方向ガイド部材Gjとしての押さえピン)が不要となるものであり、ドライブリング31の作動構造の更なるシンプル化、構成部材の一層の削減化、排気ガイドアッセンブリASとして更なる軽量化に寄与するものである。
もちろん、ドライブリング31の円滑な回転(回動)を維持するためには、図2に示すように径方向のクリアランスCLrに加え、ドライブリング31とレバープレート35との間にも軸方向のクリアランスCLjが設けられるものである。なお、この軸方向のクリアランスCLjは、ドライブリング31のボス部34の突出端と、可変翼支持フレーム基材21の溝部25の底部端との間に設けることも可能であるし、双方に設けても構わないものである。
因みに、従来は、レバープレート35によってドライブリング31の軸方向を規制し、抜け止めを図るという思想はなかった(もしくは極めて低かった)が、これはレバープレート35そのものが回動する部材であるため、これにドライブリング31を当接させてこのものの軸方向の移動を抑えることは、レバープレート35の回動作動に悪影響を及ぼしかねないとの先入観があったためだと思われる。
なお、本発明では、ドライブリング31がフレーム基材2(可変翼支持フレーム基材21)に対し、フラット面上の接触状態(言わば板上の擦れ合い接触状態)に取り付けられることが前提となるものである。逆に言えば、ドライブリング31が軸状部材、例えば対向側フレーム基材22の案内筒部などに外嵌めされて回動するものであれば、径方向のガイドはそもそも軸状部材によって担保されるため、もとより不要となる。
また、本実施例ではドライブリング31とレバープレート35との関係において、レバープレート35側に係合突起38を形成したが、両部材間の係合を図るこのような突起は、例えば図3に示すように、ドライブリング31側に形成することも可能である。もちろん、その場合には、レバープレート35は、例えば係合部先端が二股状に形成され、この部分で係合突起38を受け入れながら回転滑り接触を行うように形成されるものである。
本発明は以上述べたように、ドライブリング31を回動させるにあたり、ドライブリング31自体を可変翼支持フレーム基材21に係合させて(円周状の係合)、径方向のガイドを図っているが、この係合には図1に示したボス部34と溝部25によるもの以外にも考えられ、以下このような他の係合手法(本発明に関連する参考例)について説明する。 まず図4に示すものは、可変翼支持フレーム基材21及びドライブリング31の係合部を、ともに同じ方向に段差(円周状の段差)を有するように形成した例であり(言わば段付き絞り)、この段差部分が互いに係合し合うように双方の部材を重ねた参考例である。ここで図中符号25Aは、可変翼支持フレーム基材21側の係合段差を示し、図中符号34Aは、ドライブリング31側の係合段差を示している。
なお、参考例では、可変翼支持フレーム基材21に溝(溝部25)を形成する必要がないため、可変翼支持フレーム基材21において肉薄となる部位がなく、ほぼ一定の板厚で形成でき、このため参考例は、もともと可変翼支持フレーム基材21の肉厚が薄く、当該部材を部分的にでも肉薄にしたくない場合等に有効な手法と考えられる。
また図5に示す参考例は、可変翼支持フレーム基材21については、図1の実施例と同様に溝状に形成し(ここでは半円状断面の溝であり、これを溝部25Bとする)、またドライブリング31についてもリング断面の一部を全体として円周状に突出させ(これを突起34Bとする)、溝部25B内に突起34Bを収めて双方の係合(円周状の係合)を図るものである。
なお、ドライブリング31の突起34Bは、フラット状のリング本体をレバープレート35を設ける方から突き押しして形成することが可能である。もちろん、突起34Bは、打ち抜き加工を途中で止める半抜き加工(ハーフブランキング)でも形成できる。因みに、突起34Bを形成する際には、突出部分の断面形状が、矩形状でも円形状(半円状)でも構わないものである。
1 可変翼
2 フレーム基材
3 可変機構

1 可変翼
11 翼部
12 軸部
13 鍔部
14 基準面

2 フレーム基材
21 可変翼支持フレーム基材
22 対向側フレーム基材
23 軸受部
24 カシメピン
24P ピン孔
25 溝部(係合)
25A 係合段差
25B 溝部

3 可変機構
31 ドライブリング
35 レバープレート

31 ドライブリング
32 駆動係合部
33 入力部
34 ボス部(係合)
34A 係合段差
34B 突起
35 レバープレート
36 プレート部
37 嵌込孔
38 係合突起

h 翼幅
AC アクチュエータ
AS 排気ガイドアッセンブリ
C ターボチャージャ
T タービンロータ
G 排気ガス
Gr ガイド部材(径方向)
Gj ガイド部材(軸方向)
CLr クリアランス(径方向)
CLj クリアランス(軸方向)

Claims (2)

  1. タービンロータの外周位置に配置された複数の可変翼を、レバープレートを介してドライブリングのシフトにより回動させ、
    エンジンから排出された比較的少ない排気ガスを、この可変翼によって適宜絞り込み、排気ガスの速度を増幅させ、排気ガスのエネルギでタービンロータを回し、タービンロータに直結されたコンプレッサで自然吸気以上の空気をエンジンに送り込み、低速回転時であってもエンジンが高出力を発揮できるようにしたVGSタイプのターボチャージャに組み込まれる排気ガイドアッセンブリであって、
    この排気ガイドアッセンブリは、可変翼を回動自在に支持するフレーム基材を有し、
    また前記ドライブリングは、中央部が開口され、この開口部の端縁がフレーム基材側に突出形成されたボス部を有するものであり、
    またフレーム基材には、このボス部を受け入れる凹陥状の溝部が形成されて成り、
    前記ドライブリングのボス部を、フレーム基材の溝部に嵌め入れて、ドライブリングとフレーム基材とを円周状に係合させることにより、ドライブリングの径方向のガイド作用を担ようにしたことを特徴とする排気ガイドアッセンブリ。
  2. 前記レバープレートは、可変翼の軸部先端に固定されるものであり、
    このレバープレートによって、ドライブリングの軸方向への移動を規制することにより、ドライブリングの軸方向のガイド作用を担うようにしたことを特徴とする請求項1記載の排気ガイドアッセンブリ。
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