JP4740832B2 - S/n劣化手段内蔵無線通信装置及びその無線通信方法 - Google Patents

S/n劣化手段内蔵無線通信装置及びその無線通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、S/N劣化手段内蔵無線通信装置及びその無線通信方法に関し、特に、S/Nを劣化させることにより通信を制限するS/N劣化手段内蔵無線通信装置及びその無線通信方法に関する。
従来、固定的に設置されている基地局と無線回線にて接続される無線通信装置とは、基地局と無線通信装置との間で相互に無線回線で接続される範囲、すなわち通話圏内において無線通信装置を移動させながら通話が可能となっているが、無線通信装置が通話圏外に移動した際、基地局からの受信レベルが劣化して通話ができなくなっていた。
そこで、特許文献1では、基地局と無線回線で接続される無線通信装置とで構成され、前記基地局と前記無線通信装置とが前記無線回線で接続されたときに、無線通信装置の無線部が基地局からの無線信号の受信レベル値の測定を行い、制御部がこの受信レベル値とROMに格納されている予め定められたレベル値とを比較し、比較の結果、受信レベルが予め定められたレベル値より低い場合には、サウンダ部により受信レベルが劣化していることを報知することにより、未然に通話の切断を防ぐことができる無線通信装置が提案されている。
特開2000−031886号公報
しかし、上記の発明は以下の問題を有している。
従来技術においては、無線通信に限らず、通信における基本的な要件として、S/Nをいかに劣化させることなく、相手とデータ通信を行うかが課題であった。しかし、無線通信が一般的となり、今後ますます無線通信が広がっていく中で、S/Nの向上だけでなく、セキュリティの確保や通信品質の安定といったニーズが出てきている。よって、これまでの無線通信装置では様々な対処、例えば、規格化したり、暗号強度をあげたり、アンテナに志向性を持たせたり、アンテナの本数を増やす等では、セキュリティの確保や通信品質の安定をより向上させることは困難である。
そこで、本発明は、無線回線で通信可能なS/N劣化手段内蔵無線通信装置及びその無線通信方法であって、S/N劣化手段内蔵無線通信装置は、基地局と間で信号を送受信する通信手段と、通信手段において送受信される信号を変調・復調する変調・復調手段と、変調・復調手段に入出力される信号にノイズを混入させるS/N劣化手段とを有し、S/N劣化手段によって信号にノイズを混入させることにより通信相手との通信を制限するS/N劣化手段内蔵無線通信装置及びその無線通信方法を提案することを目的としている。
請求項1記載の発明は、無線回線で通信可能なS/N劣化手段内蔵無線通信装置であって、基地局との間で信号を送受信する通信手段と、前記通信手段において送受信される信号を変調・復調する変調・復調手段と、前記変調・復調手段に入出力される信号にノイズを混入させるS/N劣化手段と、各通信相手の受信強度を順位付けて記憶する受信強度記憶手段と、を有し、同時に通信可能な通信相手数が設定されたとき、前記S/N劣化手段は、該通信相手数以下の順位の通信相手と信号の送受信ができないノイズレベルに変更して、該通信相手との通信を制限することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、無線回線で通信可能なS/N劣化手段内蔵無線通信装置であって、基地局との間で信号を送受信する通信手段と、前記通信手段において送受信される信号を変調・復調する変調・復調手段と、前記変調・復調手段に入出力される信号にノイズを混入させるS/N劣化手段と、距離とノイズレベルとを関連付けて記憶する距離記憶手段と、を有し、上位層から距離が設定されたとき、前記S/N劣化手段は、該距離に対応するノイズレベルにより通信相手と信号を送受信することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、無線回線で通信可能なS/N劣化手段内蔵無線通信装置であって、基地局との間で信号を送受信する通信手段と、前記通信手段において送受信される信号を変調・復調する変調・復調手段と、前記変調・復調手段に入出力される信号にノイズを混入させるS/N劣化手段と、アプリケーションとノイズレベルとを関連付けて記憶するアプリケーション記憶手段と、を有し、上位層からアプリケーションが設定されたとき、前記S/N劣化手段は、該アプリケーションに対応するノイズレベルにより通信相手と信号を送受信することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、無線回線で通信可能なS/N劣化手段内蔵無線通信装置の無線通信方法であって、前記S/N劣化手段内蔵無線通信装置は、基地局との間で信号を送受信する通信手段と、前記通信手段において送受信される信号を変調・復調する変調・復調手段と、前記変調・復調手段に入出力される信号にノイズを混入させるS/N劣化手段と、各通信相手の受信強度を順位付けて記憶する受信強度記憶手段と、を有し、前記S/N劣化手段により前記変調・復調手段に入出力される信号にノイズを混入させることにより通信相手を制限し、同時に通信可能な通信相手数が設定されたとき、前記S/N劣化手段は、該通信相手数以下の順位の通信相手と信号の送受信ができないノイズレベルに変更して、該通信相手との通信を制限することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、無線回線で通信可能なS/N劣化手段内蔵無線通信装置の無線通信方法であって、前記S/N劣化手段内蔵無線通信装置は、基地局との間で信号を送受信する通信手段と、前記通信手段において送受信される信号を変調・復調する変調・復調手段と、前記変調・復調手段に入出力される信号にノイズを混入させるS/N劣化手段と、距離とノイズレベルとを関連付けて記憶する距離記憶手段と、を有し、前記S/N劣化手段により前記変調・復調手段に入出力される信号にノイズを混入させることにより通信相手を制限し、上位層から距離が設定されたとき、前記S/N劣化手段は、該距離に対応するノイズレベルにより通信相手と信号を送受信することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、無線回線で通信可能なS/N劣化手段内蔵無線通信装置の無線通信方法であって、前記S/N劣化手段内蔵無線通信装置は、基地局との間で信号を送受信する通信手段と、前記通信手段において送受信される信号を変調・復調する変調・復調手段と、前記変調・復調手段に入出力される信号にノイズを混入させるS/N劣化手段と、アプリケーションとノイズレベルとを関連付けて記憶するアプリケーション記憶手段と、を有し、前記S/N劣化手段により前記変調・復調手段に入出力される信号にノイズを混入させることにより通信相手を制限し、上位層からアプリケーションが設定されたとき、前記S/N劣化手段は、該アプリケーションに対応するノイズレベルにより通信相手と信号を送受信することを特徴とする。
上述の構成によれば、例えば、広範囲まで繋がる必要はなく、ごくごく局所的につながりたいというような、到達距離を制約したい場合に、S/Nを劣化させることによって、遠い端末とは繋がらなくさせ、セキュリティを確保できる。また、適応的にS/Nを劣化させることで、利用時間を制限したり、利用者数を制限するといったことも可能である。さらに、低いレートであっても通信レートの安定が求められる場合、たとえば、音声通信やゲームなどのリアルタイムに動画を共有しあうような場合には、S/Nを劣化させることによって、低いレートであっても安定して通信ができる。
また、ホワイトノイズ発生器を使うことで、S/Nを適応的に劣化させることができる。なお、この実現手段は、ノイズを送受信ともに混入することができるので、相手に送るデータに対するS/N、相手から受け取るデータに対するS/Nを劣化させることが可能である。
また、アンテナ接続部にインピーダンス制御器を使うことで、S/Nを適応的に劣化させることができる。一般的に、高周波の伝送ラインはインピーダンスが50Ω(もしくは75Ω)と決められており、インピーダンスを50Ωからずらすと、伝送路間の入出力インピーダンスが異なることで、反射がおき、信号の伝播損失が大きくなることで、S/Nが悪くなる。また、この手段においても、相手に送るデータに対するS/N、相手から受け取るデータに対するS/Nを劣化させることが可能である。
また、AGCを制御することで、S/Nを適応的に劣化させることができる。一般的な無線通信の仕組みとして、相手から受け取ったデータを復調するために、ADに入力するIQ信号の電圧レベルを一定値に調整するために、受信した信号の電波強度に応じて、一定のIQ信号を生成している。これをつかさどるのがAGCだが、このAGCを間違えされることによって、ADへの信号の電圧レベルが上がったり、下がったりして、ベースバンドは、見かけ上、S/Nを劣化させることができる。一方、相手にデータを送る場合、変調したIQ信号の電圧振幅レベルや、その後段のVGA,及びPA(Power Amplier)をAGCによって制御することによって、S/Nを劣化させることができる。ゆえに、この手段においても、相手に送るデータに対するS/N、相手から受け取るデータに対するS/Nを劣化させることが可能である。
また、S/N劣化の手段として、送受信共に、劣化させる手法でなければ意味がないため、自分の送信のS/Nが悪い場合、相手がデータを受け取れないため、自分がレートを落とす必要がある。一方、自分の受信のS/Nが悪い場合、相手のデータが受け取れないため、相手がレートを落としてくる。このため、送信のみ、あるいは受信のみ、S/Nが悪くなっても、レートが上りと下りで違ってしまうため、請求項1の課題が解決できない。本発明では、S/Nを送受信共に劣化させることで、課題を解決できる。
また、通信とは相手があって成り立つものであり、相手から送られてくるデータのS/Nが悪い場合もあるし、相手が受け取れるS/Nのレベルも機器間でまちまちである。よって、相手に合わせて適応的に、S/Nを劣化させる必要がある。また、ある時刻の範囲では劣化させ、ある時刻の範囲では劣化させないという制御ができるため、不特定多数が自由に使う環境下では、時間的に利用者を制限させる場合にも適用できる。従来までは、利用者を限定する場合には、暗号化キーを設けたり、利用する端末のMACアドレスを登録したりすることしか、利用者を制限する方法がなかった。
本発明は、無線回線で通信可能なS/N劣化手段内蔵無線通信装置及びその無線通信方法であって、S/N劣化手段内蔵無線通信装置は、基地局と間で信号を送受信する通信手段と、通信手段において送受信される信号を変調・復調する変調・復調手段と、変調・復調手段に入出力される信号にノイズを混入させるS/N劣化手段とを有し、S/N劣化手段によって信号にノイズを混入させることにより通信相手との通信を制限することができる。
以下、本発明の一実施形態に係るS/N劣化手段内蔵無線通信装置の構成及び動作について説明する。
まず、図1を用いて本実施形態に係るS/N劣化手段内蔵無線通信装置のシステム構成について説明する。本実施形態に係るS/N劣化手段内蔵無線通信装置21は、無線信号を送受信するアンテナ22、送信信号と受信信号を切り換えるアンテナスイッチ23、受信信号をベースバンド信号として出力する受信部24、ベースバンド処理部27から送信部26に入力されるデータと受信部24からベースバンド処理部27へ入力されるデータとにホワイトノイズを混入させるホワイトノイズ発生器25、ベースバンド信号から送信信号を出力する送信部26、受信信号の復調及び送信信号を変調処理等を行うベースバンド処理部27、及び各無線通信方式に対応したプロトコル方式で処理するプロトコル処理部28を有して構成される。
ここで、ホワイトノイズ発生器25は、全ての周波数で同じ強度となるノイズを発生するモジュールである。ホワイトノイズ発生器25は、プロトコル処理部28からの直接の電気信号、又はさらに上位層からプロトコル処理部28への命令に基づくプロトコル処理部28からの電気信号によって、ホワイトノイズを発生させる。
次に、ホワイトノイズ発生器25を利用してホワイトノイズを発生させる動作について説明する。なお、S/Nを劣化させるノイズレベルは、段階的に変更することができる。例えば、ホワイトノイズ強、ホワイトノイズ中、ホワイトノイズ弱の3段階に分け、プロトコル処理部28からの命令により指定されたノイズレベルをホワイトノイズ発生器25において発生させることができる。または、ノイズレベルをレベル1〜10の10段階に分けたテーブルを保持し、プロトコル処理部28により指定されたレベルのノイズをホワイトノイズ発生器において発生させることも可能である。
まず、上位層からプロトコル処理部28にホワイトノイズを発生させる命令が通知され、該命令に応じてプロトコル処理部28からホワイトノイズ発生器25に発生有効の信号を通知する動作について図2を用いて説明する。
まず、上位層においてホワイトノイズを発生する時間(何時から何時まで)が設定される(ステップS201)。上位層は、設定された時間をプロトコル処理部28に通知する(ステップS202)。ホワイトノイズを発生させる時間の通知を受けると、プロトコル処理部28は内蔵するタイマーによりカウントを開始する(ステップS203)。プロトコル処理部28は、タイマーのカウントがホワイトノイズを発生させる時間になると、ホワイトノイズ発生器25にホワイトノイズの発生を要求する有効信号を通知する(ステップS204)。そして、ホワイトノイズを発生させる時間を経過すると、プロトコル処理部28は、ホワイトノイズ発生器25にホワイトノイズの発生を停止する無効信号を通知する(ステップS205)。
次に、ベースバンド処理部27において複数の相手と通信が行われている場合に、ホワイトノイズ発生器25におけるノイズレベルを制御することにより、特定の通信相手とのみ接続を維持する処理について図3を用いて説明する。
自装置が複数の端末と通信を行っているとき、ベースバンド処理部27は現在接続されている各通信相手の受信強度を計測し、計測結果をプロトコル処理部28に通知する(ステップS301)。
ベースバンド処理部27から受信強度の計測結果の通知を受けると、プロトコル処理部28は通信相手数が予め設定された利用者数以上であるか否かを判断する(ステップS302)。通信相手数が予め設定された利用者数よりも少ない場合は(ステップS302/NO)、ホワイトノイズのレベルを変えず、そのまま各通信相手との通信を維持する。
一方、通信相手数が予め設定された利用者数以上である場合(ステップS302/YES)、プロトコル処理部28は受信強度で各通信相手を順位付け、通信を切断する端末を決定する(ステップS303)。通信を切断する端末が決定されると、プロトコル処理部28は該端末が受信できないノイズレベルをホワイトノイズ発生器25に設定する(ステップS304)。
ホワイトノイズ発生器25のノイズレベルが上昇されたことにより、結果的に、ステップS303において決定された端末との通信は切断される。
次に、ベースバンド処理部27において複数の相手と通信が行われている場合に、ホワイトノイズ発生器25におけるノイズレベルを制御することにより、予め設定された距離の範囲内にある通信相手とのみ接続を維持する処理について図4を用いて説明する。
まず、上位層で通信可能な距離が設定されると(ステップS401)、設定された距離がプロトコル処理部28に通知される(ステップS402)。プロトコル処理部28又はホワイトノイズ発生器25は、設定された距離とノイズレベルとを対応させた対応表(表1に示す)を保持する。そして、ホワイトノイズ発生器25は、設定された距離に対応するノイズレベルのノイズを送受信される信号に混入させることにより、上位層から通知された距離以上に離れている端末との間での信号の送受信を制限する(ステップS403)。ノイズの混入は上位層から通信可能な距離の設定が解除されるまで継続される。
Figure 0004740832
次に、ベースバンド処理部27において複数の相手と通信が行われている場合に、ホワイトノイズ発生器25におけるノイズレベルを制御することにより、予め設定されたアプリケーション(例えば、音声、動画など)により通信する相手とのみ接続を維持する処理について図5を用いて説明する。
まず、上位層で通信可能なアプリケーションが設定されると(ステップS501)、設定されたアプリケーションがプロトコル処理部28に通知される(ステップS502)。プロトコル処理部28又はホワイトノイズ発生器25は、各アプリケーションとノイズレベルとを対応付けるテーブル(表2に示す)を保持する。そして、ホワイトノイズ発生器25は、設定されたアプリケーションに対応するノイズレベルのノイズを、送受信される信号に混入させる(ステップS503)。ノイズの混入は上位層からアプリケーションの設定が解除されるまで継続される。
Figure 0004740832
次に、他の実施形態に係るS/N劣化手段内蔵無線通信装置の構成及び動作について説明する。
まず、本実施形態に係るS/N劣化手段内蔵無線通信装置の構成について図6を用いて説明する。本実施形態に係るS/N劣化手段内蔵無線通信装置は、無線信号の送受信を行うアンテナ22、送信信号と受信信号とを切り換えるアンテナスイッチ23、受信信号をベースバンド信号として出力する受信部24、ベースバンド信号から送信信号を出力する送信部26、伝送線路のインピーダンスをコントロールして送信データ及び受信データのS/Nを劣化させるインピーダンス制御器29、受信信号の復調及び送信信号の変調処理等を行うベースバンド処理部27、及び各無線通信方式に対応したプロトコル方式で処理するプロトコル処理部28を有して構成される。
ここで、インピーダンス制御器29は、通常50Ωにマッチングさせている伝送線路のインピーダンスを可変的に変更できるモジュール部であり、プロトコル処理部28からの電気信号によって制御できるものとする。
次に、本実施形態に係るS/N劣化手段内蔵無線通信装置の動作について説明する。なお、S/Nを劣化させるインピーダンス制御器29におけるインピーダンスは、段階的に変更することができる。例えば、1:50Ω±50%、2:50Ω±25%、3:50Ω±10%の3段階に分け、インピーダンス制御器29は、プロトコル処理部28からの命令により指定されたインピーダンスにより他の端末との通信を実行する。または、プロトコル処理部28が、変更可能なインピーダンスを50Ω±100%〜50Ω±10%の間で10段階に分けたテーブルを保持し、インピーダンス制御部29は、プロトコル処理部28により指定されたインピーダンスにより通信を実行する。
まず、上位層からプロトコル処理部28にインピーダンスを不整合させる命令が通知され、該命令に応じてプロトコル処理部28からインピーダンス制御部29にインピーダンスを制御する信号を通知する動作について図7を用いて説明する。
まず、上位層においてインピーダンスを不整合させる時間(何時から何時まで)が設定される(ステップS701)。上位層は、設定された時間をプロトコル処理部28に通知する(ステップS702)。インピーダンスを不整合させる時間の通知を受けると、プロトコル処理部28は内蔵するタイマーによりカウントを開始する(ステップS703)。プロトコル処理部28は、タイマーのカウントがインピーダンスを不整合させる時間になると、インピーダンス制御器29にインピーダンスの変更を要求する有効信号を通知する(ステップS704)。そして、インピーダンスを変更させる時間を経過すると、プロトコル処理部28は、インピーダンス制御器29にインピーダンスの整合を要求する信号を通知する(ステップS705)。
次に、ベースバンド処理部27において複数の相手と通信が行われている場合に、インピーダンス制御器29におけるノイズレベルを制御することにより、特定の通信相手とのみ接続を維持する処理について図8を用いて説明する。
自装置が複数の端末と通信を行っているとき、ベースバンド処理部27は現在接続されている各通信相手の受信強度を計測し、計測結果をプロトコル処理部28に通知する(ステップS801)。
ベースバンド処理部27から受信強度の計測結果の通知を受けると、プロトコル処理部28は通信相手数が予め設定された利用者数以上であるか否かを判断する(ステップS802)。通信相手数が予め設定された利用者数よりも少ない場合は(ステップS802/NO)、インピーダンスの変更は行わず、そのまま各通信相手との通信を維持する。
一方、通信相手数が予め設定された利用者数以上である場合(ステップS802/YES)、プロトコル処理部28は受信強度で各通信相手を順位付け、通信を切断する端末を決定する(ステップS803)。通信を切断する端末が決定されると、プロトコル処理部28は該端末が受信できないインピーダンスをインピーダンス制御器29に設定する(ステップS804)。
次に、ベースバンド処理部27において複数の相手と通信が行われている場合に、インピーダンス制御器29におけるインピーダンスを制御することにより、予め設定された距離の範囲内にある通信相手とのみ接続を維持する処理について図9を用いて説明する。
まず、上位層で通信可能な距離が設定されると(ステップS901)、設定された距離がプロトコル処理部28に通知される(ステップS902)。プロトコル処理部28は、設定された距離とインピーダンスとを対応させた対応表(表3に示す)を保持する。そして、インピーダンス制御器29は、プロトコル処理部28により通知されたインピーダンスにより信号の送受信を行うことにより、上位層から通知された距離以上に離れている端末との間での信号の送受信を制限する(ステップS903)。インピーダンスの変更は上位層から通信可能な距離の設定が解除されるまで継続される。
Figure 0004740832
次に、ベースバンド処理部27において複数の相手と通信が行われている場合に、インピーダンス制御器29におけるインピーダンスを制御することにより、予め設定されたアプリケーション(例えば、音声、動画など)により通信する相手とのみ接続を維持する処理について図10を用いて説明する。
まず、上位層で通信可能なアプリケーションが設定されると(ステップS1001)、設定されたアプリケーションがプロトコル処理部28に通知される(ステップS1002)。プロトコル処理部28は、各アプリケーションとインピーダンスとを対応付けるテーブル(表4に示す)を保持する。そして、インピーダンス制御器29は、上位層において設定されたアプリケーションに対応するインピーダンスにより信号の送受信を行う(ステップS1003)。インピーダンスの変更は上位層からアプリケーションの設定が解除されるまで継続される。
Figure 0004740832
次に、他の実施形態に係るS/N劣化手段内蔵無線通信装置の構成及び動作について説明する。
まず、図11を用いて本実施形態に係るS/N劣化手段内蔵無線通信装置の構成について説明する。本実施形態に係るS/N劣化手段内蔵無線通信装置は、無線信号の送受信を行うアンテナ22、送信信号と受信信号とを切り換えるアンテナスイッチ23、受信信号をベースバンド信号として出力する受信部24、ベースバンド信号から送信信号を出力する送信部26、受信信号の復調及び送信信号の変調処理等を行うベースバンド処理部27、及び各無線通信方式に対応したプロトコル方式で処理するプロトコル処理部28を有して構成される。なお、本実施形態に係るS/N劣化手段内蔵無線通信装置は、ベースバンド処理部27から送信部26にAGC信号30を入力し、ベースバンド処理部27から受信部24にAGC信号31を入力することにより、受信部24及び送信部26が有するアンプの利得を可変制御する。
ここで、AGC信号31は、相手から受け取ったデータを復調するとき、ADCに入力する受信信号の電圧振幅を一定にするため、受信した信号の電波強度に応じた一定の受信信号の生成を制御する。AGC信号30は、相手へ送信するデータを変調するとき、DACに入力する送信信号の電圧振幅を一定にするため、送信する信号の電波強度の応じた一定の送信信号の生成を制御する。つまり、ベースバンド処理部27は、ADC又はDACへ入力するAGC信号を制御して、ADC又はDACへの信号のレベルを可変に制御することにより、見かけ上、S/Nを劣化させることができる。よって、変調されたデータのS/Nを劣化されるには、送信信号の電圧レベル、RF回路のVGA、PAの出力レベルを可変に制御することにより可能である。
次に、本実施形態に係るS/N劣化手段内蔵無線通信装置の動作について説明する。なお、S/Nを劣化させる受信部24及び送信部26において送受信される信号の電圧振幅は、段階的に変更することができる。例えば、1:300mVpp±50%、2:300mVpp±25%、3:300mVpp±10%の3段階に分け、受信部24及び送信部26は、ベースバンド処理部27から出力されたAGC信号(30、31)により指定された電圧振幅により信号を送受信する。または、変更可能な電圧振幅を300mVcc±100%〜300mVcc50Ω±10%の間で10段階に分けたテーブルを保持し、受信部24及び送信部26は、ベースバンド処理部27により指定された電圧振幅により通信を実行する。
まず、上位層からプロトコル処理部28に送信信号及び受信信号の電圧振幅の変更が要求され、該要求に応じてプロトコル処理部28からベースバンド処理部27に電圧振幅を変更する信号を通知する動作について図12を用いて説明する。
まず、上位層において電圧振幅を変更する時間(何時から何時まで)が設定される(ステップS1201)。上位層は、設定された時間をプロトコル処理部28に通知する(ステップS1202)。電圧振幅を変更する時間の通知を受けると、プロトコル処理部28は内蔵するタイマーによりカウントを開始する(ステップS1203)。プロトコル処理部28は、タイマーのカウントが電圧振幅を変更する時間になると、ベースバンド処理部27に電圧振幅の変更を要求する有効信号を通知する(ステップS1204)。そして、電圧振幅を変更させる時間を経過すると、プロトコル処理部28は、ベースバンド処理部27に電圧振幅の変更の解除を要求する信号を通知する(ステップS1205)。
次に、ベースバンド処理部27において複数の相手と通信が行われている場合に、ベースバンド処理部27から出力されるAGC信号(30、31)を制御して、受信部24及び送信部26における受信信号及び送信信号の電圧振幅を変更することにより、特定の通信相手とのみ接続を維持する処理について図13を用いて説明する。
自装置が複数の端末と通信を行っているとき、ベースバンド処理部27は現在接続されている各通信相手の受信強度を計測し、計測結果をプロトコル処理部28に通知する(ステップS1301)。
ベースバンド処理部27から受信強度の計測結果の通知を受けると、プロトコル処理部28は通信相手数が予め設定された利用者数以上であるか否かを判断する(ステップS1302)。通信相手数が予め設定された利用者数よりも少ない場合は(ステップS1302/NO)、電圧振幅の変更は行わず、そのまま各通信相手との通信を維持する。
一方、通信相手数が予め設定された利用者数以上である場合(ステップS1302/YES)、プロトコル処理部28は受信強度で各通信相手を順位付け、通信を切断する端末を決定する(ステップS1303)。通信を切断する端末が決定されると、ベースバンド処理部27はAGC信号(30、31)を出力し、該端末との間で送受信される受信信号及び送信信号の電圧振幅を変更してS/Nを劣化させる(ステップS1304)。
次に、ベースバンド処理部27において複数の相手と通信が行われている場合に、AGC信号(30、31)を出力し、受信部24及び送信部26における受信信号及び送信信号の電圧振幅を変更して、受信信号及び送信信号のS/Nを劣化させ、予め設定された距離の範囲内にある通信相手とのみ接続を維持する処理について図14を用いて説明する。
まず、上位層で通信可能な距離が設定されると(ステップS1401)、設定された距離がプロトコル処理部28に通知される(ステップS1402)。プロトコル処理部28は、設定された距離と電圧振幅とを対応させた対応表(表5に示す)を保持する。そして、ベースバンド処理部27は、プロトコル処理部28により通知された電圧振幅に対応するAGC信号(30、31)を出力し、上位層から通知された距離以上に離れている端末との間での信号の送受信を制限する(ステップS1403)。電圧振幅の変更は上位層から通信可能な距離の設定が解除されるまで継続される。
Figure 0004740832
次に、ベースバンド処理部27において複数の相手と通信が行われている場合に、ベースバンド処理部27からAGC信号(30、31)を出力し、送受信される信号の電圧レベルを変更してS/Nを劣化させ、予め設定されたアプリケーション(例えば、音声、動画など)により通信する相手とのみ接続を維持する処理について図15を用いて説明する。
まず、上位層で通信可能なアプリケーションが設定されると(ステップS1501)、設定されたアプリケーションがプロトコル処理部28に通知される(ステップS1502)。プロトコル処理部28は、各アプリケーションと電圧振幅とを対応付けるテーブル(表6に示す)を保持する。そして、ベースバンド処理部27は、プロトコル処理部28から通知された電圧振幅に対応するAGC信号(30、31)を出力し、上位層から通知されたアプリケーションにより通信している端末との間で送受信される信号の電圧レベルを変更してS/Nを劣化させる(ステップS1503)。電圧レベルの変更は上位層からアプリケーションの設定が解除されるまで継続される。
Figure 0004740832
以上、本発明の一実施形態に係るS/N劣化手段内蔵無線通信装置の構成及び動作について詳述したが、ここで記述した実施例に限定されるものではない。特許請求の範囲に記載され、本発明を逸脱することがなければ、種々の設定変更が可能である。
本発明の一実施形態に係るS/N劣化手段内蔵無線通信装置の構成を示すブロック図である。 上位層から設定された時間に基づいてホワイトノイズを発生させる処理のフローチャートである。 ホワイトノイズを発生させて特定の端末とのみ通信を行う処理のフローチャートである。 通信する端末との間の距離に応じてホワイトノイズを発生させる処理のフローチャートである。 通信に利用しているアプリケーションに基づいてホワイトノイズを発生させる処理のフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るS/N劣化手段内蔵無線通信装置の構成を示すブロック図である。 上位層から設定された時間に基づいてインピーダンスを変更する処理のフローチャートである。 インピーダンスを変更して特定の端末とのみ通信を行う処理のフローチャートである。 通信する端末との間の距離に応じてインピーダンスを変更する処理のフローチャートである。 通信に利用しているアプリケーションに基づいてインピーダンスを変更する処理のフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るS/N劣化手段内蔵無線通信装置の構成を示すブロック図である。 上位層から設定された時間に基づいて送受信部において送受信される信号の電圧レベルを変更する処理のフローチャートである。 電圧レベルを変更して特定の端末とのみ通信を行う処理のフローチャートである。 通信する端末との間の距離の応じて電圧レベルを変更する処理のフローチャートである。 通信に利用しているアプリケーションに基づいて電圧レベルを変更する処理のフローチャートである。
符号の説明
21 S/N劣化手段内蔵無線通信装置
22 アンテナ
23 アンテナスイッチ
24 受信部
25 ホワイトノイズ発生器
26 送信部
27 ベースバンド処理部
28 プロトコル処理部
29 インピーダンス制御部

Claims (6)

  1. 無線回線で通信可能なS/N劣化手段内蔵無線通信装置であって、
    基地局との間で信号を送受信する通信手段と、
    前記通信手段において送受信される信号を変調・復調する変調・復調手段と、
    前記変調・復調手段に入出力される信号にノイズを混入させるS/N劣化手段と、
    各通信相手の受信強度を順位付けて記憶する受信強度記憶手段と、を有し、
    同時に通信可能な通信相手数が設定されたとき、前記S/N劣化手段は、該通信相手数以下の順位の通信相手と信号の送受信ができないノイズレベルに変更して、該通信相手との通信を制限することを特徴とするS/N劣化手段内蔵無線通信装置。
  2. 無線回線で通信可能なS/N劣化手段内蔵無線通信装置であって、
    基地局との間で信号を送受信する通信手段と、
    前記通信手段において送受信される信号を変調・復調する変調・復調手段と、
    前記変調・復調手段に入出力される信号にノイズを混入させるS/N劣化手段と、
    距離とノイズレベルとを関連付けて記憶する距離記憶手段と、を有し、
    上位層から距離が設定されたとき、前記S/N劣化手段は、該距離に対応するノイズレベルにより通信相手と信号を送受信することを特徴とするS/N劣化手段内蔵無線通信装置。
  3. 無線回線で通信可能なS/N劣化手段内蔵無線通信装置であって、
    基地局との間で信号を送受信する通信手段と、
    前記通信手段において送受信される信号を変調・復調する変調・復調手段と、
    前記変調・復調手段に入出力される信号にノイズを混入させるS/N劣化手段と、
    アプリケーションとノイズレベルとを関連付けて記憶するアプリケーション記憶手段と、を有し、
    上位層からアプリケーションが設定されたとき、前記S/N劣化手段は、該アプリケーションに対応するノイズレベルにより通信相手と信号を送受信することを特徴とするS/N劣化手段内蔵無線通信装置。
  4. 無線回線で通信可能なS/N劣化手段内蔵無線通信装置の無線通信方法であって、
    前記S/N劣化手段内蔵無線通信装置は、基地局との間で信号を送受信する通信手段と、前記通信手段において送受信される信号を変調・復調する変調・復調手段と、前記変調・復調手段に入出力される信号にノイズを混入させるS/N劣化手段と、各通信相手の受信強度を順位付けて記憶する受信強度記憶手段と、を有し、
    前記S/N劣化手段により前記変調・復調手段に入出力される信号にノイズを混入させることにより通信相手を制限し、
    同時に通信可能な通信相手数が設定されたとき、前記S/N劣化手段は、該通信相手数以下の順位の通信相手と信号の送受信ができないノイズレベルに変更して、該通信相手との通信を制限することを特徴とする無線通信方法。
  5. 無線回線で通信可能なS/N劣化手段内蔵無線通信装置の無線通信方法であって、
    前記S/N劣化手段内蔵無線通信装置は、基地局との間で信号を送受信する通信手段と、前記通信手段において送受信される信号を変調・復調する変調・復調手段と、前記変調・復調手段に入出力される信号にノイズを混入させるS/N劣化手段と、距離とノイズレベルとを関連付けて記憶する距離記憶手段と、を有し、
    前記S/N劣化手段により前記変調・復調手段に入出力される信号にノイズを混入させることにより通信相手を制限し、
    上位層から距離が設定されたとき、前記S/N劣化手段は、該距離に対応するノイズレベルにより通信相手と信号を送受信することを特徴とする無線通信方法。
  6. 無線回線で通信可能なS/N劣化手段内蔵無線通信装置の無線通信方法であって、
    前記S/N劣化手段内蔵無線通信装置は、基地局との間で信号を送受信する通信手段と、前記通信手段において送受信される信号を変調・復調する変調・復調手段と、前記変調・復調手段に入出力される信号にノイズを混入させるS/N劣化手段と、アプリケーションとノイズレベルとを関連付けて記憶するアプリケーション記憶手段と、を有し、
    前記S/N劣化手段により前記変調・復調手段に入出力される信号にノイズを混入させることにより通信相手を制限し、
    上位層からアプリケーションが設定されたとき、前記S/N劣化手段は、該アプリケーションに対応するノイズレベルにより通信相手と信号を送受信することを特徴とする無線通信方法。
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