JP4728337B2 - 符号多重化された制御チャネルにおける拡散系列ホッピングのための方法及び装置 - Google Patents

符号多重化された制御チャネルにおける拡散系列ホッピングのための方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、一般には符号多重化された制御チャネルに関し、特に、無線システムにおいて、時間変動ビットレベル拡散系列と、共通のOVSF(orthogonal variable spreading factor、直交可変拡散率)チャネライゼーション符号を使用して、共有制御チャネル上で複数の制御信号を符号多重化するための方法及び装置に関する。
広帯域符号分割多元接続(WCDMA:Wideband Code Division Multiple Access)システムやCDMA2000システム等の無線システムにおいては、基地局は、下り回線チャネル上でデータフレーム又はパケットを符号化し、ユーザ装置(UE:user equipment)端末、即ち、移動局へ送信する。移動局は、符号化されたデータフレーム又はパケットを、上り回線チャネル上で基地局へ送信する。基地局は、受信したデータフレーム又はパケットを復号し、移動局により送信された情報の符号化されたブロックを復元する。
WCDMAとCDMA2000の発展に伴い、例えば、エアーインタフェースの遅延を縮小したり、システム容量を改善したり、高ビットレートサービスのセル範囲を広げたりするために、上り回線で用いられるトランスポートチャネルを改良することがますます重要になっている。上り回線のトランスポートチャネル上で高速な再送とソフト合成を提供するハイブリッド自動再送要求(HARQ:Hybrid Auto-Retransmission Request)プロトコルを使用したり、データレートを制御する高速レート制御(FRC:Fast Rate Control)プロトコルを上り回線のトランスポートチャネル上で使用したりすることは、一般にこれらの目的を達成するために役立つ。しかし、これらの2つのプロトコルは、下り回線の制御信号を高速かつ確実に伝達する必要がある。
HARQの動作を支援するために、E−DCH(Enhanced Dedicated Channel)は、基地局から移動局へ制御信号を送信する。例えば、基地局は、E−HICH(E-DCH related HARQ Indicator Channel)を下り回線チャネル上で使用して、送信時間間隔(TTI:transmission time interval)毎に確認応答(ACK:acknowledgement)又は非確認応答(NACK:non-acknowledgement)を移動局へ送信する。HARQは、送信遅延を縮小し、上り回線の高速データレートの範囲や容量を改善するため、E−HICH上では信頼性のある信号伝達(signalling)が強く求められる。
FRCの動作を支援するために、基地局は、E−RGCH(E-DCH related Relative Grant Channel)を使用して、移動局へ専用のレート制御命令を送信する。FRCにより、基地局は、遅延、スループット、呼障害(call blockage)の少なくともいずれかに関する、セル内の目標サービス品質を満たすように、セル内の上り回線の干渉(上り回線の雑音発生)を微調整することができる。上り回線の送信データレートを増加又は減少するように移動局へ命令するために、提供する(serving)基地局は、TTI毎に下り回線のチャネル上でレート制御信号を送信する。この技術分野でよく知られているように、レート制御信号は任意のビット数を含んでもよく、典型的には、1ビットの2値信号か3値信号(アップ、ダウン、ホールド)を備える。
ビットレベルの拡散系列は、レート制御信号と、ACK/NACK信号との少なくともいずれかを、所定の時間間隔にわたって拡散する。拡散信号は直交性を有しており、このため、信号がスロットの全体に統合されている場合に、望ましい性能を発揮する。従って、直交性が維持されるようにするために、スロットの全体にわたってチャネルを一定に維持する必要がある。
Qualcomm、「E−DPDCH上のDLサポートチャネルの影響(Impact of DL Support Channels on E-DPDCH)」、3GPP TSG RAN WG1 #33, 25-29, August 2003 in New York.
フェージングチャネルがスロット内で非拡散的で一定の場合、拡散信号の直交性は受信側で維持される。しかし、高ドップラー(Doppler)チャネルは直交性が損なわれる恐れがある。さらに、遠近問題(near-far problem)等の付加的な要因が、直交性がないことにより引き起こされる問題を悪化させるかもしれない。遠近問題は、基地局が、その基地局に近い移動局へ、その基地局から離れた移動局へ送信するために用いる送信電力よりも、極めて低い送信電力で同時に送信する場合に発生する。直交性が維持されていない場合、この遠近問題は、近い移動局の受信側で深刻な干渉を引き起こすかもしれない。
本発明は、共有制御チャネル上で1以上の制御信号を符号多重化するための方法及び装置を備える。本発明の一実施形態によれば、特定の移動局に関連づけられた所定の時間間隔の各スロットに、固有のビットレベル拡散系列が割り当てられる。ビットレベル拡散系列は、予め定義された系列ホッピングパターンに従ってスロット間で変化する。この結果、異なるビットレベル拡散系列は、所定の時間間隔の各スロットにおいて制御信号を拡散する。さらに、基地局は、複数の移動局からの拡散制御信号を合成(combine)し、この合成された信号を共通のチャネル符号を用いて送信する。制御信号をビットレベルで拡散することによって、移動局は、他の移動局に向けられた制御信号から、自分に向けられた制御信号を分離することができる。
異なるビットレベル拡散系列を所定の時間間隔(系列「ホッピング」)の各スロット中の制御信号に適用することで、高ドップラーチャネルにおける拡散信号の直交性をより高く維持する可能性が高められる。このように、異なるビットレベル拡散系列を使用することで、上述の遠近問題の影響が軽減される。
本発明は、ここでさらに説明する1以上の例示的な方法により系列ホッピングパターンの集合を生成する。ある実施形態においては、循環処理によって、系列ホッピングパターンの集合を生成する。他の実施形態においては、疑似ランダム処理によって、系列ホッピングパターンの集合を生成する。さらに他の実施形態においては、インテリジェント系列割当処理によって、系列ホッピングパターンの集合を生成する。
以下の説明では、制限するのではなく明確にするために、「OVSFチャネライゼーション符号」という用語を、入力信号をWCDMAチップレート(3.84Mcps)へ拡散する拡散系列として使用する。さらに、以下の説明では、「アダマール(Hadamard)系列」、「ビットレベル拡散系列」、「ビットレベルアダマール系列」という用語を、ビットレートで制御信号に適用される拡散系列を示すものとして、互いに入れ替え可能に使用する。例えば、ビットレートは、BPSKの拡散率により分けられるチップレートと等しく、QPSKの拡散率により分けられるチップレートの2倍に等しい。一例として、拡散率が128のOVSFチャネライゼーション符号は、WCDMAスロット中に20個のシンボルを生じる。このため、生成されるビットレベル拡散系列は長さが20のアダマール系列に基づく。
強化アップリンク(Enhanced Uplink)の現在の最新の構想によれば、移動局は、送信データレートが極めて高くない限り、グラント(grant)をスケジュールせずに上り回線で送信してもよい。これにより、望ましくないスケジューリングの遅延が防止される。このため、多数の移動局が、HARQプロトコルを用いて上り回線上で同時に送信してもよい。結果として、基地局は、下り回線のTTI毎に多数のE−HICH信号及びE−RGCH信号を提供する必要がある。これらの制御信号が非常に多くのOVSF(orthogonal variable spreading factor)チャネライゼーション符号を消費することを防ぐために、OVSF符号を共有するE−HICHのための符号分割多重(CDM:code-division multiplexed)アーキテクチャが、Qualcommにより非特許文献1で提案されている(参照によりここに組み込まれる)。Qualcommの文献により教示される手法は、制御チャネルを、それぞれ移動局に対応する複数のサブチャネルへ細分する。各サブチャネルについて、1スロットの期間を有する固有のビットレベルアダマール系列は、対応する1ビットACK/NACK信号をTTIの1スロットにわたって拡散する。次に、拡散信号は、TTIの残りの各スロットにコピーされる。続いて、共通のOVSFチャネライゼーション符号は、TTIの各スロット中の同じように拡散したACK/NACK信号を更に拡散して、下り回線制御チャネルで送信する出力制御信号を生成する。
図1は、長さ20のアダマール拡散系列の例示的な集合{c0...c19}を示している。図1に示されるアダマール系列の集合は例示することのみを目的としており、これに限られない。この例示的な集合に関する他のとりうる集合は、列又は行を置換して取得してもよい。
CDMアーキテクチャのための上述の手法は、原理的には、あらゆる低レート(例えば、TTIあたり1以上のビット)の下り回線制御信号伝達に適用してもよい。例えば、図2の例示的なCDMシステムに示されるように、同じOVSFチャネライゼーション符号は、E−HICHとE−RGCHの両方を符号分割多重化してもよい。或いは、分離されたOVSFチャネライゼーション符号が、E−HICHとE−RGCHを符号分割多重化してもよい。例えば、図3の例示的なCDMシステムに示されるように、あるOVSFチャネライゼーション符号がE−HICHを拡散し、あるOVSF符号がE−RGCHを拡散する。図2及び図3に示されるように、どちらの場合も、E−HICHとE−RGCH用の拡散ACK/NACK及びレート制御信号は、合成される前にそれぞれα、βでスケールされる。このように振幅をスケールすることは、各信号伝達チャネルに十分な性能を保証するために用いられる。
よく理解されているように、上述の強化アップリンクの構想は、フェージングチャネルがスロット内で非分散的で一定の場合、拡散信号の直交性が受信側でも保たれることを示唆している。マルチパス伝播では、スロット内でチャネルが一定である限り、チップ間干渉に対して処理ゲインが大きいため、直交性は非常によく保たれる。しかしながら、スロット間隔でマルチパスフェージングが顕著に変化する高ドップラーチャネルでは、直交性が大きく損なわれるかもしれない。状況によっては、直交性の損失は深刻な性能の劣化につながるかもしれない。さらに、無線送信に関連する付加的な要因は、性能劣化の問題を悪化させるかもしれない。図4に示される遠近問題は、悪化させる要因の一つを示している。「遠近問題(near-far problem)」という用語は、高送信電力の信号が、低送信電力の信号を拡散するためにも用いられるOVSFチャネライゼーション符号上で、符号分割多重化(CDM:code-division multiplexed)される場合の状況をさしている。この状況は、例えば、基地局が、セルの境界の近くに存在する遠くの移動局と、セルの中央の近くに存在する近くの移動局とへ同時に送信する場合に発生する。このような状況は、基地局が、非常に異なる誤り要件を有する(複数の)移動局へ信号を同時に送信する場合にも発生するかもしれない。
遠近問題と直交性の損失が組合わさると、近い移動局(移動局2)で同一チャネル干渉の増加が引き起こされる。直交性の損失による干渉の程度は、近い移動局と遠い移動局とに割り当てられるビットレベル拡散系列の組の間の相互相関に依存する。系列のある組は、比較的弱い相互相関を示し、これにより、他の系列の組よりも遠近問題に対して耐久性を有している。他の系列の組は比較的強い相互相関を示し、これにより遠近問題に対してより耐久性が低い。強い相互相関を有する系列の組は遠近問題を増幅してしまう。さらに、2つの近い移動局に強い相互相関を有する系列の組が割り当てられた場合、その近い移動局の性能はその間ずっと悪くなるだろう。これは常に悪い性能をもたらすため、この状況は望ましくない。
本発明は、制御信号をはじめに拡散するためのTTIの各スロットに対して異なるビットレベル拡散系列を使用することにより遠近問題を取り扱う。一般に、本発明は、多数の制御サブチャネルが共通の制御チャネル/OVSFチャネライゼーション符号を共有するシステムにおいて、制御サブチャネルのビットレベル拡散系列の割り当てをスロット間で変化させる。各サブチャネルに割り当てられる系列ホッピングパターンは、所定の時間間隔の各スロットに対して異なるビットレベル拡散系列を付与する。例えば、図5は、各スロットに1ビットのACK信号を有する3スロットのTTI12と、3スロットの系列ホッピングパターン14を示している。系列ホッピングパターン14は、スロット1について系列12を、スロット2について系列5を、スロット3について系列17を参照している。従って、乗算器20は、スロット1、2、3の1ビットACK信号を、それぞれビットレベル拡散系列c12、c5、c17(図1を参照)を用いて拡散してもよい。
以下、このような系列ホッピングパターンの、生成及び割り当ての少なくともいずれかを実行する複数の例示的な実施形態を説明する。以下に説明する系列ホッピングパターンには、循環系列ホッピングパターン、疑似ランダム系列ホッピングパターン、及び、インテリジェント系列ホッピングパターンが含まれる。3つの種類の全てにおいて、系列ホッピングパターンは系列インデックスのパターンを備えており、その各要素はビットレベル拡散のための特定のアダマール系列を識別するインデックスを示す。
図6は、循環系列ホッピングパターンの例示的な集合を示している。この例示的な集合は40個の系列ホッピングパターンを備えており、各系列ホッピングパターンは15個の系列インデックスを備えている。40個の系列インデックスの全ては、与えられた全ての系列ホッピングパターンのために利用可能である。これらの系列インデックスは、任意の公知のビットレベル拡散系列を参照してもよい。例えば、インデックス0〜19は、図1に示されるビットレベル拡散系列0〜19を参照してもよい。残りのビットレベル拡散系列(20〜39)は、例えば、0〜19の系列のそれぞれに、−1の平方根であるjを乗じて生成してもよい。言い換えれば、時間系列kにjを乗じて系列k+20を取得してもよい。各系列ホッピングパターンは、一つのサブチャネルに対応しており、従って、一つの移動局又は一つの制御サブチャネルに対応している。図6に示されるように、系列ホッピングパターンの集合の連続する系列ホッピングパターンのそれぞれは、基準の系列ホッピングパターンの循環シフトを備えている。一般に、拡散系列が時間スロットi内の制御信号をkビットレベルで拡散した場合、連続する時間スロット(i+1)内の同じ制御信号をビットレベル拡散するために拡散系列(k+1)%40が用いられるだろう。ただし、n%mという表現はn modulo m(mを法とするn)を表しており、図6に示される例ではm=40が選択されている。例えば、図6の1行目の系列ホッピングパターンの集合が基準となる系列ホッピングパターンに相当すると仮定しよう。図6に示されるように、1行目の基準の系列ホッピングパターンを循環シフトすることによって、連続する系列ホッピングパターンが生成される。
図6には連続的な系列インデックス(例えば、1、2、3、4、...)を備える基準の系列ホッピングパターンが示されているが、本発明に係る循環処理はこれに限られない。例えば、循環処理は、基準となる疑似ランダムの系列ホッピングパターンを循環シフトすることによって系列ホッピングパターンの集合の連続する行を生成する、疑似ランダムに基づく系列ホッピングパターンにも適用される。
第2の実施形態では、以下の性質を満たす疑似ランダム処理により系列ホッピングパターンの集合が生成される。
・系列の割り当てがスロット間で変化する。
・全てのスロットで1つの制御信号よりも大きくビットレベル拡散する系列は存在しない。
・所定数のスロットの後に系列ホッピングパターンが繰り返す。
・TTI中の同じホッピング系列を2回以上使用する移動局は存在しない。
図7は、これらの4つの性質を満たす系列ホッピングパターンを生成するための手順の一例を示している。番号0と(K−1)の間でランダム(無作為)な置換を生成した後(ブロック100)、得られた置換がテーブル中の既存の置換パターンのいずれかと同一でない限り(ブロック110)、生成されたランダムな置換は既存の置換パターンの集合に追加される(ブロック120)。これらの工程は、系列ホッピングパターンの集合が十分な数の置換パターンを有するまで繰り返される(ブロック130)。各移動局又は一つの制御サブチャネルは、パターンの集合から置換パターンの一つを使用する。例示的な疑似ランダムのホッピングパターンは、原始元を使用してガロア体の演算から取得してもよい。
図8は、上述の全ての特性を満たす疑似ランダム系列ホッピングパターンを示している。図8に示された系列ホッピングパターンの集合は、それぞれ15個のスロットTTIを有する40個の制御サブチャネルをサポートする。制御サブチャネルのそれぞれは、異なる移動局に対応し、対応する移動局へ制御信号を提供してもよい。この系列ホッピングパターンの集合によれば、サブチャネル1は、例えば、スロット1でビットレベルアダマール系列12を使用し、スロット2で系列23を使用し、スロット3で系列37を使用する。ホッピングパターンはそれ自身を15スロットの後に繰り返す。
図8に示されるように、上述の疑似ランダム処理によれば、所与の系列ホッピングパターンにおいて特定のインデックスが一度だけ出現する系列ホッピングパターンの集合が生成される。また、系列ホッピングパターンの集合の所与の列において、特定のインデックスは一度しか出現しない。言い換えれば、特定のインデックスは、所与の系列ホッピングパターンと、系列ホッピングパターンの集合の対応するスロットについて固有である。この結果、生成された系列ホッピングパターンの集合によれば、移動局が悪い系列を2回以上使用することが防止される。
他の実施形態においては、インテリジェント系列割当処理により系列ホッピングパターンが生成される。本発明においては、ビットレベルアダマール系列の異なる組は異なる性能パラメータ、即ち、相互遠近耐久率(mutual near-far resistant ratio)を示すという事実を、インテリジェント処理は利用している。この点を説明するために、図9は、200Hzのドップラー拡散を有するフラットフェージングチャネルにおける、図6の長さ20のアダマール系列の組の間の相互遠近耐久率を一覧にしている。図9に示されるように、系列c0とc2は25dBの相互遠近耐久率を有し、系列c4とc6は8dBしか相互遠近耐久率を有していない。
図10に示される実施形態の一例においては、以下の工程がインテリジェント系列ホッピングパターンマトリックスを作成してもよい。
・例えば、上述の循環処理又は疑似ランダム処理を使用して、系列ホッピングパターンの集合を作成する(ブロック150)。
・所望の性能パラメータを有するアダマール系列の組を識別する(ブロック160)。即ち、残りの系列にはこれらの系列との相互遠近耐久率が同時に悪いものは存在しない。
・最初の工程から得られた系列ホッピングパターンの集合を系列をスワップすることにより修正する(ブロック170)。これにより、スワップの手順の後、サブチャネル1、2により参照される各系列は、残りのサブチャネル系列ホッピングパターンと比較して、許容できる相互遠近耐久率を有する。
許容できる相互遠近耐久率を有する系列を識別するために所定の閾値を使用してもよい。そのために、図9に示される相互遠近耐久率のテーブルを、所与のスロット中の系列の2つの組の間で十分大きな相互遠近耐久率を有する許容できる系列の組を識別するのに役立たせてもよい。許容できる系列の組(cn;cm)は、ある閾値を超える相互遠近耐久率を有する組に対応し、他の全ての系列の組、即ち、i≠n、i≠mの下で(cn;ci)又は(ci;cm)の組は、例えば、−11、5dBの、少なくとも閾値を超える相互遠近耐久率を有する。
インテリジェント処理を説明するために、図11は、上述の循環疑似ランダム処理及びインテリジェント処理をE−HICHに対して使用して生成された例示的な系列ホッピングパターンを示している。図9に示されるテーブルは、次の系列の組が上述の閾値の要件を満たすことを明らかにしている。:
(c0;c5)、(c1;c16)、(c2;c10)、(c3;c11)、(c4;c14)、(c5;c7)、(c6;c5)、(c7;c16)、(c8;c12)、(c9;c4)、(c10;c18)、(c11;c19)、(c12;c8)、(c18;c11)、(c19;c15)。
これらの系列の組から、インテリジェント処理により、図6に示されるサブチャネル1、2の系列ホッピングパターンは次のように修正される。即ち、スロット番号1について、(c0;c5)は、サブチャネル1、2に対する望ましい系列の組を示している。これは、サブチャネル6のスロット1中の系列割当参照番号を、サブチャネル2のスロット1中の系列参照番号でスワップすることにより取得される。残りのスロット(2〜15)に対してこの手順を繰り返すことで、図11に示されるインテリジェント系列ホッピングパターンが結果として得られる。
結果として得られるテーブルは系列ホッピングパターンの集合を有し、そこではサブチャネル1、2に対する系列ホッピングパターンが、高送信電力を有する信号に対して割り当てられる。この結果、このインテリジェント処理により複数のサブチャネルに対して2以上の系列ホッピングパターンが提供され、これらの系列ホッピングパターンの全ては、残りのサブチャネル中の系列ホッピングパターンとの遠近耐久率が悪くならない。
インテリジェント処理を用いて系列ホッピングパターンの集合を生成した後、基地局は、選択された系列ホッピングパターンを送信電力に基づいて割り当てる。例えば、基地局は、相関が弱く遠近耐久の特徴が高い系列ホッピングパターンの組を、送信電力が比較的大きい移動局へ割り当ててもよい。
系列ホッピングパターンを生成するための上述の処理に加えて、本発明は、インテリジェント系列ホッピングパターン割当処理にも適用してよい。本発明のこの実施形態によれば、基地局は、隣接する、又は、隣接しない系列ホッピングパターンの組を評価して、系列ホッピングパターンの組に関連づけられた系列の、全体の性能パラメータ、即ち、全体の遠近耐久率を判定する。全体の性能パラメータに基づいて、十分許容できる全体の性能パラメータを有する系列ホッピングパターンの組が、高電力の制御信号を送信するために予約される。言い換えると、高電力の制御信号に割り当てられた系列ホッピングパターンと比較して、全体の遠近耐久率が悪い系列ホッピングパターンが存在しないように、系列ホッピングパターンを割り当てると好適である。
上述の相互遠近耐久率と異なる性能パラメータを用いて、インテリジェント処理により系列ホッピングパターンの集合を生成してもよいことが理解されるだろう。さらに、インテリジェント疑似ランダム処理は、隣接するチャネル中の系列の最良の組を判定するために、複数の性能パラメータを使用してもよいことも理解されるだろう。
また、上述の処理のいずれかに基づいて生成された系列ホッピングパターンは、E−HICH及びE−RGCH中のIQ−多重制御信号に対して用いてもよいことも理解されるだろう。例えば、系列kが、特定のスロット中の所与のユーザ用のE−HICH中の制御信号を拡散する場合、同じユーザにあてられたE−RGCHは、E−RGCH制御信号に対して同じスロット中の系列(k+20)を使用する。このように、同じユーザに割り当てられるE−HICH及びE−RGCH用のビットレベルアダマール系列は、単に、複素乗算子(complex multiplier)jによって異なるだけである。図12は、このI/Q多重化を実装するための例示的なブロック図を示している。図12に示されるように、このI/Q多重化技術は、受信側の実装を単純化してもよい。
ここで説明する処理は、TTI毎に1ホップを有するのに適した系列ホッピングパターンを取得するのに用いてもよい。しかし、本発明はこれに限られない。ここで説明する処理は所望の時間間隔毎に1ホップを有するのに適した系列ホッピングパターンを使用するシステムにも適用されるということを、この分野の当業者は理解するだろう。任意のイベントにおいて、本発明によれば、対応する系列ホッピングパターンにより参照される異なるビットレベルアダマール系列は、TTIの各スロット、又は、所定の時間間隔で各制御信号を拡散する。
任意の公知の符号多重化器は、上述の系列ホッピングパターンの集合を使用してもよい。図13は、上述のCDM処理のいずれか又は全てを実装する符号多重化器の一例を示している。説明の目的のために、図13は、それぞれ3スロットのTTIを有する3つのサブチャネルのみを示している。しかし、本発明はここに例示した実装に限られないということを、この分野の当業者は理解するだろう。
図13に示すように、CDMシステム10は、制御プロセッサ30、ACK/NACK制御信号12、レート制御信号14、及び、各移動局18のための系列ホッピングパターン16を備えている。乗算器19、21は制御信号12、14をスケールするが、乗算器20及び加算器22は、スケールされたACK/NACK制御信号12にスケールされた対応するレート制御信号14をIQ多重化し、合成されたI/Q制御信号24を生成する。
制御プロセッサ30は、メモリ32及び割当プロセッサ34を備えている。メモリ32は、上述の方法のいずれかにより生成された系列ホッピングパターンの集合を格納する。生成された系列ホッピングパターンの集合に基づいて、割当プロセッサ34は、各移動局18に対して系列ホッピングパターンを選択し、割り当てる。ある実施形態においては、割当プロセッサ34は、系列ホッピングパターン16を順次的(シーケンシャル)に選択し、割り当ててもよい。即ち、例えば、移動局1に系列ホッピングパターン1を、移動局2に系列ホッピングパターン2を、移動局3に系列ホッピングパターン3を選択し、割り当ててもよい。あるいは、他の実施形態においては、割当プロセッサ34は、制御信号36により提供される1以上の変数に基づいて、系列ホッピングパターン16を選択し、割り当ててもよい。例えば、制御信号36は、どの移動局18が高送信電力で関連づけられ(遠い移動局)、どの移動局18が低送信電力で関連づけらている(近い移動局)かを、割当プロセッサ34に示してもよい。これに基づいて、割当プロセッサ34は、(上述のように)許容できる相互遠近耐久率を有する系列ホッピングパターン16を、高送信電力に関連づけられた移動局18に割り当ててもよい。
任意のイベントにおいて、乗算器26は、割り当てられた系列ホッピングパターン16の各々を、合成されたI/Q制御信号24で多重化する。上述のように、系列ホッピングパターン16のスロット1がインデックスされた系列は、スロット1の制御信号を拡散する。例えば、移動局1に対して、系列2は、スロット1中の合成されたI/Q制御信号24を拡散する。同様に、系列3は、スロット2中の合成されたI/Q制御信号24を拡散し、系列4は、スロット3中の合成されたI/Q制御信号24を拡散する。これは移動局18のそれぞれに対して実行される。次に、合成器40は、拡散制御信号28を合成する。乗算器42は、共通のOVSFチャネライゼーション符号44を用いて合成器40の出力を拡散し、各移動局18へ送信する出力制御信号を生成する。
本発明は、当然、本発明の本質的な特徴から離れずに、ここに具体的に説明したものと異なる方法で実行してもよい。本実施形態はあらゆる点で例示的であり制限的ではないと見なすべきであり、添付の特許請求の範囲の意味及び均等の範囲内でなされるあらゆる変更は、ここに包含されることが意図されている。
アダマール拡散系列の例示的な集合を示す図である。 E−HICH制御信号及びE−RGCH制御信号を共有OVSFチャネラーゼーション符号上で符号分割多重化する符号分割多重化器のブロック図である。 E−HICH制御信号及びE−RGCH制御信号を分離されたOVSFチャネラーゼーション符号上で符号分割多重化する符号分割多重化器のブロック図である。 遠近問題が発生する状況を示す図である。 本発明に係る系列ホッピングパターンを用いるCDMシステムの例示的なブロック図の一部である。 本発明に係る循環処理を用いて生成された例示的な系列ホッピングパターンの集合を示す図である。 系列ホッピングパターンの集合を生成するための疑似ランダム処理の一例を示す図である。 本発明に係る疑似ランダム処理を用いて生成された例示的な系列ホッピングパターンの集合を示す図である。 200Hzのドップラー拡散のフラットフェージングチャネルにおける、長さ20のアダマール系列の組の間の相互遠近耐久率を示すテーブルである。 系列ホッピングパターンの集合を生成するためのインテリジェント処理の一例を示す図である。 本発明に係るインテリジェント系列割当処理を用いて生成された系列ホッピングパターンの集合を示す図である。 E−HICH制御信号及びE−RGCH制御信号を同一のビットレベル・アダマール系列上でIQ多重化するCDMシステムの一例を示すブロック図である。 本発明に係る選択された系列ホッピングパターンにより参照されるビットレベル拡散系列を用いてE−HICH制御信号及びE−RGCH制御信号をIQ多重化するCDMシステムの一例を示すブロック図である。

Claims (29)

  1. 共有制御チャネル上で制御信号を符号多重化する方法であって、
    所定の時間間隔の各スロットにおいて、前記共有制御チャネルに関連づけられた移動局に対する制御信号を繰り返す工程と、
    系列ホッピングパターンの集合を生成する工程と、
    前記系列ホッピングパターンの集合から選択された系列ホッピングパターンに対して、前記移動局を割り当てる工程と、
    前記所定の時間間隔の各スロットの前記制御信号を、各スロットについて選択された前記系列ホッピングパターンの異なるビットレベル拡散系列を用いてビットレートで拡散し、各スロットにおいて前記移動局に対する異なるビット系列を生成する工程と、
    前記共有制御チャネルに共通のチャネライゼーション符号を割り当てる工程と、
    当該割り当てた共通のチャネライゼーション符号を用いて、複数の移動局に対して前記所定の時間間隔で生成された前記ビット系列を拡散する工程と
    を備える方法。
  2. 前記系列ホッピングパターンの集合中の系列ホッピングパターンの各々は、共通の系列ホッピングパターンの循環シフトを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記系列ホッピングパターンの集合中の系列ホッピングパターンの各々は、疑似ランダム系列を備える、請求項1に記載の方法。
  4. 特定の系列ホッピングパターンの全ての要素は固有である、請求項3に記載の方法。
  5. 前記系列ホッピングパターンの集合中の対応する要素は固有である、請求項3に記載の方法。
  6. 系列ホッピングパターンの少なくとも1つの組は、当該組の対応する要素が、所定の閾値と適合し、又は超える性能パラメータを有するように生成される、請求項1に記載の方法。
  7. 前記生成された系列ホッピングパターンの組の前記系列ホッピングパターンを、高電力の制御信号に関連づけられた移動局へ割り当てる工程を更に備える、請求項6に記載の方法。
  8. 前記性能パラメータは相互遠近耐久率を備える、請求項6に記載の方法。
  9. 全体の性能パラメータが所定の閾値と適合し、又は超える、隣接する系列ホッピングパターンの1以上の組を識別する工程を更に備える、請求項1に記載の方法。
  10. 選択された系列ホッピングパターンに対して移動局の各々を割り当てる工程は、系列ホッピングパターンの前記識別された組の中の前記系列ホッピングパターンの1つに対して、最も高い送信電力を要する移動局を割り当てる工程を備える、請求項9に記載の方法。
  11. 前記制御チャネルを複数のサブチャネルへ細分する工程を更に備え、
    サブチャネルの各々は、前記系列ホッピングパターンの集合中の前記系列ホッピングパターンの1つと関連づけられる、請求項1に記載の方法。
  12. 前記共通のチャネライゼーション符号は、直交可変拡散率チャネライゼーション符号を備える、請求項1に記載の方法。
  13. 前記ビットレベル拡散系列はアダマール拡散系列を備える、請求項1に記載の方法。
  14. 前記所定の時間間隔は3スロット又は15スロットを備える、請求項1に記載の方法。
  15. 複数の移動局に関連づけられた共有制御チャネル上で制御信号を符号多重化する方法であって、
    系列ホッピングパターンの集合を生成する工程と、
    選択された系列ホッピングパターンに対して、前記共有制御チャネルと関連づけられた移動局を割り当てる工程と、
    前記移動局に対して選択された前記系列ホッピングパターンに基づいて、固有のビットレベル拡散系列を所定の時間間隔の各スロットへ割り当てる工程と、
    前記共有制御チャネルに共通のチャネライゼーション符号を割り当てる工程と、
    各スロットへ割り当てられた前記固有のビットレベル拡散系列を用いて、前記所定の時間間隔の各スロットで繰り返された前記制御信号をビットレートで拡散し、前記所定の時間間隔の各スロットにおいて前記移動局にする異なるビット系列を生成する工程と、
    前記割り当てた共通のチャネライゼーション符号を用いて、複数の移動局に対して前記所定の時間間隔で生成された前記ビット系列を拡散する工程と
    を備える方法。
  16. 前記系列ホッピングパターンの集合の系列ホッピングパターンの各々は、共通の系列ホッピングパターンの循環シフトを備える、請求項15に記載の方法。
  17. 前記系列ホッピングパターンの集合の系列ホッピングパターンの各々は、疑似ランダム系列を備える、請求項15に記載の方法。
  18. 隣接する2つの系列ホッピングパターンは系列ホッピングパターンの組を備え、
    系列ホッピングパターンの組の少なくとも1つは、当該組の対応する要素が、所定の閾値と適合し、又は超える相互遠近耐久率を有するように生成される、請求項15に記載の方法。
  19. 複数の移動局で制御チャネルを共有する方法であって、
    前記複数の移動局に対して共通のチャネライゼーション符号を割り当てる工程と、
    系列ホッピングパターンの集合を生成する工程と、
    各移動局に対して、前記系列ホッピングパターンの集合から選択された系列ホッピングパターンを割り当てる工程と、
    を備え、
    選択された系列ホッピングパターンの各要素は、所定の時間間隔の各スロットのための固有のビットレベル拡散系列を参照する、方法。
  20. 前記系列ホッピングパターンの集合中の系列ホッピングパターンの各々は、共通の系列ホッピングパターンの循環シフトを備える、請求項19に記載の方法。
  21. 前記系列ホッピングパターンの集合中の系列ホッピングパターンの各々は、疑似ランダム系列を備える、請求項19に記載の方法。
  22. 隣接する2つの系列ホッピングパターンは系列ホッピングパターンの組を備え、
    系列ホッピングパターンの組の少なくとも1つは、当該組の対応する要素が、所定の閾値と適合し、又は超える相互遠近耐久率を有するように生成される、請求項19に記載の方法。
  23. 移動局の各々に系列ホッピングパターンを割り当てる工程は、高電力の制御信号と関連づけられた移動局に対して、系列ホッピングパターンの前記生成された組の系列ホッピングパターンを割り当てる工程を備える、請求項22に記載の方法。
  24. 全体の相互遠近耐久率が所定の閾値と適合し、又は超える、隣接する系列ホッピングパターンの1以上の組を識別する工程を更に備える、請求項19に記載の方法。
  25. 各移動局に前記系列ホッピングパターンを割り当てる工程は、高電力の制御信号と関連づけられた各移動局に対して、前記識別された系列ホッピングパターンの1つを割り当てる工程を備える、請求項24に記載の方法。
  26. 複数の移動局に関連づけられた共有制御チャネル上で制御信号を多重化する符号多重化器であって、
    各系列ホッピングパターンの各要素が固有のビットレベル拡散系列を参照する、系列ホッピングパターンの集合を格納するように構成されたメモリと、
    選択された系列ホッピングパターンに対して、前記複数の移動局のうちの1つの移動局に対する前記制御信号を割り当てるとともに、前記共有制御チャネルに対して共通のチャネライゼーション符号を割り当てるように構成された割当プロセッサと、
    前記選択された系列ホッピングパターンにより参照される前記固有のビットレベル拡散系列を用いて、所定の時間間隔の各スロットにおいて繰り返される前記制御信号をビットレートで拡散して、前記所定の時間間隔の各スロットにおいて異なるビット系列を生成する第1の多重化器と、
    前記割り当てた共通のチャネライゼーション符号を用いて、複数の移動局に対して前記所定の時間間隔で生成された前記ビット系列を拡散する第2の多重化器と
    を備える符号多重化器。
  27. 前記メモリは、共通の系列ホッピングパターンの循環シフトに基づく、前記系列ホッピングパターンの集合を格納するように構成される、請求項26に記載の符号多重化器。
  28. 前記メモリは、疑似ランダム系列生成処理に基づく、前記系列ホッピングパターンの集合を格納するように構成される、請求項26に記載の符号多重化器。
  29. 隣接する2つの系列ホッピングパターンは系列ホッピングパターンの組を備え、
    前記メモリは、所定の閾値と適合し、又は超える相互遠近耐久率を有する、系列ホッピングパターンの少なくとも1つの組を格納するように構成される、請求項26に記載の符号多重化器。
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