JP4726909B2 - ストレージ階層内のデータの冗長記憶を管理する方法、システムおよびコンピュータ・プログラム - Google Patents

ストレージ階層内のデータの冗長記憶を管理する方法、システムおよびコンピュータ・プログラム Download PDF

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Description

本開示は、データ・ストレージ・サービスに関する資源管理のための方法、システム、およびコンピュータ・プログラムに関する。
インターナショナル・ビジネス・マシーンズ(IBM)コーポレーションによって販売されているTivoli Storage Manager (TSM)製品などのストレージ・マネージャを使用して、データをセキュアに格納およびバックアップすることができる(IBM、Tivoli、およびTivoliStorage ManagerはIBM Corporationの商標または登録商標)。ストレージ・マネージャは、TSMサーバなどのストレージ管理サーバ内で実行することができ、ハードウェア障害、ソフトウェア障害、および環境的障害の場合にデータ保全性を保証し、ビジネス・クリティカル・データを保護することができる。ストレージ・マネージャは、データおよびプログラムのイメージをテープ・カートリッジまたはその他の記憶媒体上に維持することができる。システム障害またはデータの損失が生じるその他の事象の場合に、ストレージ・マネージャを使用してテープ・カートリッジまたはその他の記憶媒体からデータおよびプログラムを復元することができる。
TSMは、データのバックアップ、アーカイブ、スペース管理のためにクライアントにデータ・ストレージ・サービスを提供することができる。TSMサーバは、1つまたは複数のTSMクライアントによってTSMサーバに送られたファイルを格納することができる。TSMクライアントからのデータは、ディスク、テープ・ボリュームなどの記憶媒体上の、システム管理者によって定義されたストレージ階層内に格納することができる。
ストレージ階層内の記憶媒体をグループ化してストレージ・プールを形成することができる。クライアントからサーバに格納されるデータは、ストレージ階層内に配置された主ストレージ・プールに向けて送られる。データがストレージ階層内に格納されると、データのバックアップを作成する目的でコピーを行うことができる。バックアップ・データはコピー・ストレージ・プール内に作成される。異なるコピー・ストレージ・プール内にバックアップ・データの複数のコピーを作成することが可能である。システム管理者は、手動で、またはスケジューリングされたイベントを介して、テープ・コピー・ストレージ・プールへのデータのバックアップを開始することができる。このデータのコピーは、ストレージ階層内のデータ紛失の場合にデータを復元するのに使用される。管理者は、さらに別のコピー・ストレージ・プール内に第2コピーを作成し、安全に格納するためにデータの第2コピーを含むテープをリモート・サイトに移送することもできる。
コピー・ストレージ・プールにデータをバックアップするのにかかる時間はかなりのものであり、あるクライアントは、データの書込み時に完全なバックアップを実施することができないことがある。バックアップは、夜間などの後の時間に、バックアップ・ウィンドウと呼ばれる一定の期間内で行われることがある。バックアップ・ウィンドウを短縮し、クライアントがバックアップを完了することを可能とするために、TSMは、同時書込みと呼ばれる機能を提供する。
同時書込みでは、システム管理者は、主ストレージ・プールに対応する1つまたは複数のコピー・ストレージ・プールを定義する。これにより、ストレージ階層に入るデータを主ストレージ・プールと1つまたは複数の関連するコピー・ストレージ・プールとに同時に書き込むことが可能となる。格納オペレーションの始めにディスク・スペース、テープ・ドライブ、テープなどの資源が割り振られ、全格納オペレーションの間、割り振られたままにすることができる。
本発明は従来技術における課題を解決するものである。
少なくとも1つのコピー・プールに対応する資源が取得され、その少なくとも1つのコピー・プールがストレージ階層の第1主ストレージ・プールに対して定義されている方法、システム、および製品が提供される。データを第1主ストレージ・プールに書き込むことができないと判定したことに応答して、取得された資源が保持される。ストレージ階層の第2主ストレージ・プールにデータを書き込んだことに応答して、データがその少なくとも1つのコピー・プールに書き込まれる。
ある実施形態では、少なくとも1つのコピー・プールは第1コピー・プールであり、第2コピー・プールが第2主ストレージ・プールに対して定義されている。第1コピー・プールへのデータの書込みに応答して、第1コピー・プールに対応する資源の解放が回避され、第2コピー・プールについて資源が取得されない。
別の実施形態では、取得される資源は第1組の資源である。少なくとも1つのコピー・プールに対応する第1組の資源の取得の前に、データを第1主ストレージ・プールに書き込む要求が受信される。第1主ストレージ・プールに対応する第2組の資源が取得される。第1主ストレージ・プールにデータを書き込むことができないと判定したことに応答して、第2組の資源が解放され、第2主ストレージ・プールに対応する第3組の資源が取得される。少なくとも1つのコピー・プールへのデータの書込みに関連して、データが第2主ストレージ・プールに書き込まれる。第1組の資源および第3組の資源が解放される。
さらに別の実施形態では、第1主ストレージ・プールはディスク・プールであり、第2主ストレージ・プールはテープ・プールである。
追加の実施形態では、第1主ストレージ・プールと比較して第2主ストレージ・プールがストレージ階層内の下位であり、データをストレージ階層内の利用可能な最高の主ストレージ・プールに書き込むことが選好される。
さらに追加の実施形態では、資源は第1組の資源である。第1主ストレージ・プールに対応する第2組の資源が取得される。第1主ストレージ・プールにデータを書き込むことができるかどうかに関して判定が行われる。第1主ストレージ・プールにデータを書き込むことができると判定したことに応答して、データが第1主ストレージ・プールに書き込まれる。第1主ストレージ・プールへのデータの書込みに応答して、データが少なくとも1つのコピー・プールに書き込まれる。第1組の資源および第2組の資源が解放される。
別の実施形態では、データの取得、保持、および少なくとも1つのコピー・プールへの書込みが、データをストレージ・サーバに送信するクライアントと通信するストレージ・サーバ内のストレージ・マネージャによって実施される。ある別の実施形態では、ストレージ・サーバで同時書込みが可能となっている。
さらに別の実施形態では、少なくとも1つのコピー・プールに対応する資源が、少なくとも1つのコピー・プールにアクセスするのに使用されるハードウェア資源をロックすることによって取得され、少なくとも1つのコピー・プールにアクセスするのに使用されるハードウェア資源が、データが少なくとも1つのコピー・プールに書き込まれるまで少なくとも保持される。
別の実施形態では、データが、少なくとも1つのコピー・プールと第2主ストレージ・プールとにほぼ同時に書き込まれる。
これから、単なる例示により、以下の図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
以下の説明では、本明細書の一部を形成し、いくつかの実施形態を示す添付の図面に対して参照を行う。他の実施形態を使用することもでき、構造的変更および操作的変更を行えることを理解されたい。
同時書込みのある実装では、何らかの理由で、現主ストレージ・プールが、格納されるデータを含むことができない場合、ストレージ・マネージャは、ストレージ階層内の次のストレージ・プールにデータを格納することを試みることができる。次のストレージ・プールはテープ・ストレージ・プールでよい。次のストレージ・プールにデータを格納することを開始する前に、資源に関するデッドロックを防止するために、次のストレージ・プールのための資源を取得する前に主ストレージ・プールおよびコピー・ストレージ・プールに現在割り振られている任意の資源を解放することができる。次のストレージ・プールも同時書込みのために定義されたコピー・ストレージ・プールを有する場合、コピー・ストレージ・プールに対するデータのバックアップを開始する前に、関連する資源を取得することが必要となる。資源の解放および再取得はシステム性能に強い影響を及ぼす可能性があり、時にはクライアント・セッションが資源を求めてかなりの期間待機することが必要となる可能性がある。さらに、解放したばかりの資源が別のプロセスから要求される可能性があり、元のプロセスが解放した資源を再取得しようと試みたときに利用可能ではない可能性がある。
ある実施形態では、ストレージ階層の主ストレージ・プールに格納されたデータのバックアップ・コピーを作成する、コピー・ストレージ・プールに対応する取得した資源の解放が回避される。
図1に、ある実施形態によるコンピューティング環境100のブロック図を示す。コンピューティング環境100は、ストレージ・サーバ102などの第1計算装置を含み、第1計算装置は、クライアント104などの第2計算装置に通信リンク103を介して結合される。
ある実施形態では、ストレージ・サーバ102およびクライアント104は、パーソナル・コンピュータ、ワークステーション、メインフレーム、ミッドレンジ・コンピュータ、ネットワーク・アプライアンス、パーム・トップ・コンピュータ、電話装置、ブレード・コンピュータ、ハンドヘルド・コンピュータなどの、当技術分野で現在知られているものを含む任意の適切な計算装置を含むことができる。ある例示的実施形態では、クライアント104はTSMクライアントを含むことができる。
ストレージ・サーバ102とクライアント104は、直接的に、または記憶域ネットワーク(SAN)、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、イントラネット、インターネットなどの、当技術分野で現在知られているものを含む任意の適切なネットワークを介して通信することができる。図1はストレージ・サーバ102に結合された1つのクライアント104のみを示しているが、代替実施形態では、複数のクライアントをストレージ・サーバ102に結合することができる。
ストレージ・サーバ102は、ストレージ・マネージャ106などのアプリケーション、潜在的主ストレージ・プールのストレージ階層108、および複数のコピー・ストレージ・プール110a、110b、...、110nを含む。ある実施形態では、ストレージ・マネージャ106は、TSMサーバなどのアプリケーションを含むことができる。
ストレージ階層108内の例示的主ストレージ・プールは、ディスク・プール112およびテープ・プール114を含むことができる。ある実施形態では、テープ・プール114は、ディスク・プール112と比較してストレージ階層108内の下位でよく、好ましくは、クライアント104からのデータが、ストレージ階層内の利用可能な最高の主ストレージ・プールに書き込まれる。ある実施形態では、ディスク・プール112は、ハード・ディスクなどの直接アクセス・ストレージを含むことができ、テープ・プール114は、テープなどの順次ストレージを含むことができる。ある実施形態では、コピー・ストレージ・プール110a...110nは、テープなどの順次ストレージを含むことができる。コピー・ストレージ・プールはコピー・プールとも呼ばれることがある。
ある実施形態では、クライアント104は、ストレージ・サーバ102にデータを送信し、ストレージ・サーバ102でデータがストレージ階層108内の主ストレージ・プールに書き込まれるべきである。ストレージ階層108内の主ストレージ・プールに関連して、複数のコピー・ストレージ・プール110a...110nから選択された1つまたは複数の定義済みコピー・ストレージ・プールが存在することができる。同時書込みがストレージ・サーバ102内で使用可能にされる場合、データが主ストレージ・プールに書き込まれるとき、書き込まれるデータを、対応する定義済みコピー・ストレージ・プールに同時に書き込むことができる。ある実施形態では、データが主ストレージ・プールに書き込まれるとき、書き込まれたデータを、対応する定義済みコピー・ストレージ・プールにコピーすることができる。主ストレージ・プールに対応するコピー・ストレージ・プールは、管理者、ストレージ・マネージャ106、またはクライアント104上で動作するアプリケーションによって定義することができる。
したがって、図1は、ストレージ階層108内の主ストレージ・プールに書き込まれるデータを、ストレージ・マネージャ106が、複数のコピー・ストレージ・プール110a...110nから選択された1つまたは複数のコピー・ストレージ・プールに同時にコピーし、または書き込む一実施形態を示す。コピー・ストレージ・プール110a...110nに格納されたデータを、冗長性を与えるために使用することができ、主ストレージ・プールの障害からの回復のために使用することができ、または主ストレージ・プールに格納されたデータの紛失から回復するために使用することができる。
図2に、ある実施形態による、ストレージ階層108の例示的主ストレージ・プール112、114に対して例示的コピー・ストレージ・プール202、204、206、208、210、212をどのように定義することができるかを示すコンピューティング環境200に対応するブロック図を示す。
図2では、コピー・ストレージ・プール202、204、206がディスク・プール112に対して定義され、コピー・ストレージ・プール208、210がテープ・プール114に対して定義される。ある実施形態では、データがいずれかのプールに書き込まれる前に、プールに関連する資源を取得すべきである。例えば、コピー・ストレージ・プール202に書き込む前に、テープ・ドライブ、テープ・ボリューム、ディスク・スペースなどのハードウェア資源をストレージ・マネージャ106によってロックしなければならないことがある。しかし、反復的な資源の取得および解放はコンピューティング環境200の性能に強い影響を及ぼす可能性がある。
データがディスク・プール112に書き込まれる場合、データをコピー・ストレージ・プール202、204、206に同時にコピーし、または書き込むことができる。しかし、データをディスク・プール112に書き込むことができない場合、データを例示的ストレージ階層108内の次のプールに書き込むことができ、ある実施形態での次のプールはテープ・プール114でよい。データがテープ・プール114に書き込まれ、データをコピー・ストレージ・プール208、210に同時にコピーし、または書き込むべき場合、ある状況では、コピー・ストレージ・プール208、210に対応する資源の取得の前に、コピー・ストレージ・プール202、204、206に対応する資源を解放しなければならないことがある。
ある実施形態は、コピー・ストレージ・プール202、204、および206に対応する資源を解放せず、テープ・プール114に書き込まれるデータをコピーするのに、コピー・ストレージ・プール208、210の代わりにコピー・ストレージ・プール202、204、206を使用する。反復的な資源の解放および取得はコンピューティング環境200の性能を低下させる可能性があるので、資源を解放しないことにより、ある実施形態は、コンピューティング環境200の性能を改善することができる。図2は、ストレージ階層108の主ストレージ・プールに格納されたデータのバックアップ・コピーを作成する、コピー・ストレージ・プールに対応する取得した資源のいくつかの解放が回避される、ある実施形態を示す。
図3に、コピー・ストレージ・プール110a...110nへの同時書込みオペレーションを実装するある実施形態での資源管理に関するオペレーションを示す。資源管理に関するオペレーションはストレージ・マネージャ106内に実装することができる。
制御はブロック300で開始し、ブロック300では、ストレージ・マネージャ106が、主ストレージ・プールにデータを書き込むことを求める書込み要求をクライアント104から受信し、同時書込みがストレージ・サーバ102で使用可能にされている。同時書込みがストレージ・サーバ102で動作可能にされているので、クライアント104からの書込み要求に応答して、主ストレージ・プールに書き込まれるデータを1つまたは複数の対応するコピー・ストレージ・プールに同時にコピーし、または書き込むべきである。ある実施形態では、ストレージ・マネージャ106はまず、現主ストレージ・プールにデータを書き込むことを試み、当初は現主ストレージ・プールをストレージ階層108内の最高のプールに割り当てることができる。例えば、コンピューティング環境100、200では、現主ストレージ・プールは当初はディスク・プール112でよい。
ストレージ・マネージャ106は、(ブロック302で)現主ストレージ・プールに関する資源を取得する。例えば、ある実施形態では、ストレージ・マネージャ106は、ディスク・プール112に対応する資源を取得することができる。資源を取得した後にのみ、データを現主ストレージ・プールに書き込むことができる。データが書き込まれた後、書込み要求に関して資源がもはや必要ない場合に資源を解放することができる。
ストレージ・マネージャ106は、(ブロック304で)現主ストレージ・プールに対して定義されている対応するコピー・ストレージ・プールに関する資源を取得する。例えば、コンピューティング環境200では、ストレージ・マネージャ106は、コピー・ストレージ・プール202、204、206に対応する資源を取得することができ、現主ストレージ・プールはディスク・プール112である。
ストレージ・マネージャ106は、(ブロック306で)現主ストレージ・プールにデータを書き込むことができるかどうかを判定する。例えば、コンピューティング環境200内に実装されたある実施形態では、ストレージ・マネージャ106は、ディスク・プール112にデータを書き込むことができるかどうかを判定する。
(ブロック306で)データを現主ストレージ・プールに書き込むことができないとストレージ・マネージャ106が判定した場合、ある実施形態でのストレージ・マネージャ106は、(ブロック308で)現主ストレージ・プールに関する資源を解放することができる。例えば、ある実施形態では、データを含むファイルが一定のサイズを越えているので、またはディスク・プール112がファイルを収容するのに十分な記憶容量を有さないので、データをディスク・プール112に書き込むことができない。そのような場合、ストレージ・マネージャ106は、先にブロック302で取得したディスク・プール112に対応する資源を解放することができる。ある代替実施形態では、ブロック308で、ストレージ・マネージャ106は、現主ストレージ・プールに関する資源を解放しないことがある。
ストレージ・マネージャ106は、コピー・ストレージ・プールに関する資源が以前に取得されている場合、(ブロック310で)コピー・ストレージ・プールに関する資源を解放することなく、ストレージ階層108内の次のストレージ・プールに関する資源を取得する。例えば、コンピューティング環境200内で実装されるある実施形態では、コピー・ストレージ・プール202、204、206に関する資源が解放されず、ストレージ階層108内のディスク・プール112に対する次のストレージ・プールはテープ・プール114である。ディスク・プール112にデータを書き込むことができないときであっても、コピー・ストレージ・プール202、204、206に対応する資源がストレージ・マネージャ106によって保持される。ストレージ・マネージャ106は、(ブロック312で)次のストレージ・プールが現主ストレージ・プールとなるように設定する。例えば、コンピューティング環境200内で実装されるある実施形態では、データをディスク・プール112に書き込むことができないとき、現主ストレージ・プールがテープ・プール114となるように設定される。制御はブロック306に戻り、ストレージ・マネージャ106は、現主ストレージ・プールにデータを書き込むことができるかどうかを判定する。
(ブロック306で)現主ストレージ・プールにデータを書き込むことができるとストレージ・マネージャ106が判定した場合、ストレージ・マネージャ106は、(ブロック314で)現主ストレージ・プールおよびコピー・ストレージ・プールにデータを書き込む。例えば、コンピューティング環境200内で実装されるある実施形態では、ストレージ・マネージャ106は、テープ・プール114にデータを書き込み、書き込まれたデータを、その資源が解放されていないコピー・ストレージ・プール202、204、206にコピーする。したがって、データをディスク・プール112に書き込むことができないときであっても、ディスク・プール112に対して定義されたコピー・ストレージ・プール202、204、206が使用されて、テープ・プール114に書き込むことのできるデータが格納される。ある実施形態では、テープ・プール114に対して定義されているコピー・ストレージ・プール208、210が、テープ・プール114に書き込まれたデータをコピーするのに使用されないことがある。
ストレージ・マネージャ106は、(ブロック316で)書き込むべきデータがさらに残っているかどうかを判定する。残っている場合、制御はブロック306に戻り、残りのデータを現主ストレージ・プールに書き込むことができるかどうかを判定する。残っていない場合、ストレージ・マネージャ106は、(ブロック318で)現主ストレージ・プールに対応する資源を解放することができる。ストレージ・マネージャ106は、コピー・ストレージ・プールに対応する資源も解放することができる。例えば、コンピューティング環境200内で実装されるある実施形態では、ストレージ・マネージャ106は、テープ・プール114およびコピー・ストレージ・プール202、204、206に対応する資源を解放することができる。ある実施形態では、ブロック318で、ストレージ・マネージャ106は、現主ストレージ・プールおよびコピー・ストレージ・プールに対応する資源を解放しないことがある。
したがって、図3は、データを現主ストレージ・プールに書き込むことができないときにコピー・ストレージ・プールが解放されない、ある実施形態を示す。ストレージ階層108の次のプールがデータを書き込むのに使用されるときであっても、解放されていないコピー・ストレージ・プールを使用してデータのバックアップ・コピーを格納することができる。データのバックアップ・コピーを格納するのに使用されるコピー・ストレージ・プールが、現主ストレージ・プールに対して定義されることがあり、または定義されないことがある。例えば、ある実施形態では、ディスク・プール112に対して定義されたコピー・ストレージ・プール202、204、206は、テープ・プール114に書き込まれるデータを格納することができる。
図4、図5に、第1の例示的実施形態に従って例示的ファイルがストレージ・マネージャ106によってどのように格納されるかを示す。
図4、図5では、主ストレージ・プールであるDISKPOOL402およびTAPEPOOL404がストレージ階層108を形成し、DISKPOOL402はストレージ階層108の最高レベルにあり、TAPEPOOL404はストレージ階層108の次のプール(参照番号406で表される)であり、すなわちTAPEPOOL404は、ストレージ階層のレベルにおいてDISKPOOL402の次である。ある実施形態では、DISKPOOL402はディスク・プール112に対応することができ、TAPEPOOL404はテープ・プール114に対応することができる。
図4、図5では、COPYPOOL1(参照番号408)およびCOPYPOOL2(参照番号410)が、DISKPOOL402に対して定義される。ある実施形態では、COPYPOOL1(参照番号408)およびCOPYPOOL2(参照番号410)が、複数のコピー・ストレージ・プール110a...110nから選択される。
TSMクライアント104は、ファイルA(参照番号414a)、ファイルB(参照番号416a)、およびファイルC(参照番号418a)を、DISKPOOL402に書き込むためにTSMサーバ102に送信する。DISKPOOL402は、ファイルB(参照番号416b)およびファイルC(参照番号418b)を格納するのに十分なスペースのみを有し、次のプール406、すなわちTAPEPOOL404は、ファイルA(参照番号414b)のための十分なスペースを有する。
ある実施形態では、同時書込みが動作可能にされる場合、ファイルA、B、C(参照番号414a、416a、418a)がバックアップされるとき、ファイルB、C(参照番号418b、416b、418c、416c、418d、416d)が、DISKPOOL402、COPYPOOL1(参照番号408)、およびCOPYPOOL2(参照番号410)に同時に書き込まれる。ファイルA(参照番号414b、414c、414d)が、TAPEPOOL404、COPYPOOL1(参照番号408)およびCOPYPOOL2(参照番号410)に同時に書き込まれる。
図6、図7に、第2の例示的実施形態に従って例示的ファイルがストレージ・マネージャ106によってどのように格納されるかを示す。
図6、図7では、主ストレージ・プール、DISKPOOL502、およびTAPEPOOL504がストレージ階層108を形成し、DISKPOOL502はストレージ階層108の最高レベルにあり、TAPEPOOL504はストレージ階層108の次のプール(参照番号506で表される)であり、すなわちTAPEPOOL504は、ストレージ階層のレベルにおいてDISKPOOL502の次である。ある実施形態では、DISKPOOL502はディスク・プール112に対応することができ、TAPEPOOL504はテープ・プール114に対応することができる。
図6、図7では、COPYPOOL1(参照番号508)がDISKPOOL502に対して定義され、COPYPOOL2(参照番号510)がTAPEPOOL504に対して定義される。ある実施形態では、COPYPOOL1(参照番号508)およびCOPYPOOL2(参照番号510)が、複数のコピー・ストレージ・プール110a...110nから選択される。
TSMクライアント104は、ファイルA(参照番号514a)、ファイルB(参照番号516a)、およびファイルC(参照番号518a)を、DISKPOOL502に書き込むためにTSMサーバ102に送信する。DISKPOOL502は、ファイルB(参照番号516b)およびファイルC(参照番号518b)を格納するのに十分なスペースのみを有し、次のプール506、すなわちTAPEPOOL504は、ファイルA(参照番号514b)のための十分なスペースを有する。
ある実施形態では、同時書込みが動作可能にされる場合、ファイルA、B、C(参照番号514a、516a、518a)がバックアップされるとき、ファイルB、C(参照番号518b、516b、518c、516c)が、DISKPOOL502およびCOPYPOOL1(参照番号508)に同時に書き込まれる。ファイルA(参照番号514b、514c)が、TAPEPOOL504およびCOPYPOOL1(参照番号508)に同時に書き込まれる。COPYPOOL2(参照番号510)はデータのバックアップ用ではない。
図8、図9に、同時書込みがバックアップのために動作可能にされない場合に、第3の実施形態に従って例示的ファイルがストレージ・マネージャ106によってどのように格納されるかを示す。
図8、図9では、主ストレージ・プール、DISKPOOL602、およびTAPEPOOL604がストレージ階層108を形成し、DISKPOOL602はストレージ階層108の最高レベルにあり、TAPEPOOL604はストレージ階層108の次のプール(参照番号606で表される)であり、すなわちTAPEPOOL604は、ストレージ階層のレベルにおいてDISKPOOL602の次である。ある実施形態では、DISKPOOL602はディスク・プール112に対応することができ、TAPEPOOL604はテープ・プール114に対応することができる。
図8、図9では、COPYPOOL1(参照番号608)およびCOPYPOOL2(参照番号610)が、TAPEPOOL604に対して定義される。ある実施形態では、COPYPOOL1(参照番号608)およびCOPYPOOL2(参照番号610)が、複数のコピー・ストレージ・プール110a...110nから選択される。
TSMクライアント104は、ファイルA(参照番号614a)、ファイルB(参照番号616a)、およびファイルC(参照番号618a)を、DISKPOOL602に書き込むためにTSMサーバ102に送信する。DISKPOOL602は、ファイルB(参照番号616b)およびファイルC(参照番号618b)を格納するのに十分なスペースのみを有し、次のプール606、すなわちTAPEPOOL604は、ファイルA(参照番号614b)のための十分なスペースを有する。
ある実施形態では、同時書込みが動作可能にされない場合、ファイルA、B、C(参照番号614a、616a、618a)が書き込まれるとき、ファイルB、C(参照番号618b、616b)がDISKPOOL602に書き込まれる。ファイルA(参照番号614b)がTAPEPOOL604に書き込まれる。同時書込みが動作可能にされないので、コピー・プールがTAPEPOOL604に対して定義されているとしても、COPYPOOL1(参照番号608)およびCOPYPOOL2(参照番号610)にファイルが書き込まれない。
ある実施形態は、同時書込みオペレーションのための継承モデルを提供する。継承モデルは、格納オペレーションに対する、コピー・ストレージ・プールに関連する資源の解放および再取得の効果を低減する。次の主ストレージ・プールにデータを格納することが必要となった場合、主ストレージ・プール資源だけを解放することができ、次の主ストレージ・プールに関する資源が取得される。次の主プールは、元の主ストレージ・プールのコピー・プール・リストを継承し、コピー・ストレージ・プールに関して既に取得された資源を使用する。ある実施形態は、データを次のストレージ・プールに格納しなければならない場合であっても、主プールのコピー・プール・リストの本来の意図を尊重しようと試みる。コピー・プール資源を解放しないことにより、ある実施形態は、テープ・ドライブおよびテープ・ボリュームを取得する際に費やされる時間を削減することができる。
追加の実施形態の詳細
ソフトウェア、ファームウェア、マイクロコード、ハードウェア、またはそれらの任意の組合せを含む方法、機器、または製品として記載の技法を実装することができる。本明細書で使用する「製品」という用語は、プログラム命令、コード、回路内に実装された論理、もしくはそれらの組合せ(例えば、集積回路チップ、プログラマブル・ゲート・アレイ(PGA)、ASICなど)、またはコンピュータ可読媒体(例えば、ハード・ディスク・ドライブ、フロッピィ・ディスク、テープなどの磁気記憶媒体)、光学式ストレージ(CD−ROM、DVD−ROM、光ディスクなど)、揮発性および不揮発性メモリ装置(例えば電気消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM)、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブル読取り専用メモリ(PROM)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(DRAM)、静的ランダム・アクセス・メモリ(SRAM)、フラッシュ、ファームウェア、プログラマブル論理など)、あるいはそれらの組合せを指す。プロセッサなどのマシンでコンピュータ可読媒体内のコードにアクセスし、それを実行することができる。ある実施形態では、実施形態が作成されるコードはさらに、伝送媒体を介してアクセス可能であり、またはネットワークを介してファイル・サーバからアクセス可能である。そのような場合、コードがその中に実装される製品は、ネットワーク伝送線路、ワイヤレス伝送媒体、空間を伝播する信号、電波、赤外線信号などの伝送媒体を含むことができる。もちろん、実施形態の範囲から逸脱することなく多数の修正を行えること、および製品が当技術分野で周知の任意の情報運搬媒体を含むことができることを当業者は理解されよう。例えば、製品は、マシンで実行されたときに結果としてオペレーションが実行される命令が格納された記憶媒体を含む。
図10に、ある実施形態を実装することのできるシステム700のブロック図を示す。ある実施形態では、システム700に従ってストレージ・サーバ102を実装することができる。システム700は回路702を含むことができ、回路702は、ある実施形態ではプロセッサ704を含むことができる。システム700はまた、メモリ706(例えば揮発性メモリ装置)およびストレージ708も含むことができる。システム700のいくつかの要素は、ストレージ・サーバ102内に存在することがあり、または存在しないことがある。ストレージ708は、不揮発性メモリ装置(例えばEEPROM、ROM、PROM、RAM、DRAM、SRAM、フラッシュ、ファームウェア、プログラマブル論理など)、磁気ディスク・ドライブ、光ディスク・ドライブ、テープ・ドライブなどを含むことができる。ストレージ708は、内部記憶装置、接続された記憶装置、またはネットワークアクセス可能な記憶装置、あるいはそれらの組合せを含むことができる。システム700は、メモリ706にロードし、プロセッサ704または回路702で実行することのできるコード712を含むプログラム論理710を含むことができる。ある実施形態では、コード712を含むプログラム論理710をストレージ708に格納することができる。その他のある実施形態では、プログラム論理710を回路702内に実装することができる。したがって、図10はプログラム論理710を他の要素と別々に示しているが、プログラム論理710をメモリ706または回路702あるいはその両方の中に実装することができる。
ある実施形態は、人間、またはコンピュータ可読コードをコンピューティング・システムに統合する自動処理によってコンピューティング命令を配置する方法を対象とすることができ、コンピューティング・システムと組み合わせたコードが、記載の実施形態のオペレーションを実行するように動作可能にされる。
図3に示すオペレーションの少なくともいくつかを、並列的ならびに順次的に実行することができる。代替実施形態では、オペレーションのいくつかを異なる順序で実行することができ、修正することができ、または除去することができる。
さらに、例示のためにソフトウェア構成要素およびハードウェア構成要素の多くを別々のモジュールとして説明した。そのような構成要素をより少数の構成要素に統合することができ、またはより多数の構成要素に分割することができる。さらに、特定の構成要素によって実行されるものとして説明したいくつかのオペレーションを他の構成要素で実行することができる。
図1〜図10で図示または参照したデータ構造および構成要素は、特定のタイプの情報を有するものとして説明した。代替実施形態では、データ構造および構成要素は異なる方式で構成することができ、図で示し、または参照したものよりも少数のフィールド、多数のフィールド、または異なるフィールド、あるいは異なる機能を有することができる。
したがって、上記の本発明の様々な実施形態の説明を例示および説明のために提示した。これは網羅的なものではなく、実施形態を開示される厳密な形態に限定するものでもない。上記の教示に照らして多数の修正形態および変形形態が可能である。
ある実施形態によるコンピューティング環境のブロック図である。 ある実施形態による、ストレージ階層の例示的主ストレージ・プールに対して例示的コピー・ストレージ・プールをどのように定義することができるかを示すブロック図である。 コピー・ストレージ・プールへの「同時書込み」オペレーションを実装するある実施形態による資源管理に関するオペレーションを示す図である。 第1の例示的実施形態に従って例示的ファイルがストレージ・マネージャによってどのように格納されるかを示す図である。 第1の例示的実施形態に従って例示的ファイルがストレージ・マネージャによってどのように格納されるかを示す図である。 第2の例示的実施形態に従って例示的ファイルがストレージ・マネージャによってどのように格納されるかを示す図である。 第2の例示的実施形態に従って例示的ファイルがストレージ・マネージャによってどのように格納されるかを示す図である。 第3の例示的実施形態に従って例示的ファイルがストレージ・マネージャによってどのように格納されるかを示す図である。 第3の例示的実施形態に従って例示的ファイルがストレージ・マネージャによってどのように格納されるかを示す図である。 ある実施形態が実装されるシステムを示す図である。

Claims (9)

  1. ディスク・プールおよびテープ・プールを含むストレージ階層内のデータの冗長記憶を管理する方法であって、
    (a)前記ディスク・プールにデータを書き込むための要求を受信するステップを含み、
    第1のコピー・プールが前記ディスク・プールに対して定義され、定義されたコピー・プールに書き込みを行うためにはハードウェア資源の取得が必要とされ、前記ハードウェア資源が少なくとも1つのテープ・ドライブ、テープ・ボリューム及びディスク・スペースを含み、
    (b)前記ディスク・プールに対して定義されている前記第1のコピー・プールに対応する第1組のハードウェア資源をロックすることにより、当該第1のコピー・プールへの書き込みのために使用される当該第1組のハードウェア資源を取得するステップと、
    (c)前記ディスク・プールにデータを書き込むことができないと判定したことに応答して、前記取得した第1組のハードウェア資源を保持するステップと、
    (d)記テープ・プールに前記データを書き込むステップと、
    (e)記テープ・プールに前記データを書き込んだことに応答して、前記第1のコピー・プールに前記データを書き込むステップとを含み、
    前記第1のコピー・プールに前記データを書き込んだことに応答して、前記第1のコピー・プールに対応する前記第1組のハードウェア資源の解放が回避され、前記ディスク・プールのコピー・プール・リストを前記テープ・プールが継承してコピー・プールに関連するハードウェア資源の解放および再取得に起因する影響を低減させるように、同時書込みオペレーションのための継承モデルが提供され、前記ステップ(a)ないし前記ステップ(e)が、前記データをストレージ・サーバに送信するクライアントと通信する当該ストレージ・サーバ内のストレージ・マネージャによって実施される、方法。
  2. ディスク・プールに対応する第2組のハードウェア資源を取得するステップと、
    前記ディスク・プールに前記データを書き込むことができないと判定したことに応答して、前記第2組のハードウェア資源を解放し、前記テープ・プールに対応する第3組のハードウェア資源を取得するステップと、
    前記第1のコピー・プールへの前記データの書込みに関連して、前記データを前記テープ・プールに書き込むステップと、
    前記第1組のハードウェア資源および前記第3組のハードウェア資源を解放するステップをさらに含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記ディスク・プールと比較して前記テープ・プールが前記ストレージ階層内の下位であり、前記データを前記ディスク・プールに書き込むことが選好される請求項1に記載の方法。
  4. ディスク・プールに対応する第2組のハードウェア資源を取得するステップと、
    前記ディスク・プールに前記データを書き込むことができるかどうかに関して判定を行うステップと、
    前記ディスク・プールに前記データを書き込むことができると判定したことに応答して、前記ディスク・プールに前記データを書き込むステップと、
    前記ディスク・プールへの前記データの書込みに応答して、前記第1のコピー・プールに前記データを書き込むステップと、
    前記第1組のハードウェア資源および前記第2組のハードウェア資源を解放するステップをさらに含む請求項1に記載の方法。
  5. 前記ストレージ・サーバで同時書込みが可能となっている請求項に記載の方法。
  6. 第1のコピー・プールにアクセスするのに使用される前記第1組のハードウェア資源が、前記データが前記第1のコピー・プールに書き込まれるまで少なくとも保持される請求項1に記載の方法。
  7. 前記データが、前記第1のコピー・プールと前記テープ・プールとにほぼ同時に書き込まれる請求項1に記載の方法。
  8. メモリと、
    前記メモリに結合されたプロセッサと、
    請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の方法のステップを実施する手段とを備えるシステム。
  9. コンピュータ上で実行されたときに、請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の方法のすべてのステップを実施するコンピュータ実行可能命令を含むコンピュータ・プログラム。
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