JP4709283B2 - パブリック・サービス・アイデンティティの提供 - Google Patents

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Description

本発明は、概して、各パブリック・サービス・アイデンティティ(Public Service Identity)によって特定されるサービスの呼び出し(invocation)に関する。本発明は、具体的には、いわゆる‘ワイルドカードPSI(Wildcard PSI)’として保持されるパブリック・サービス・アイデンティティの範囲(この範囲は、サービス・プロファイルを共用する)に属するパブリック・アイデンティティのルーティングに関する。
現在、第3世代パートナーシップ・プロジェクト(一般に、‘3GPP’として知られている)は、技術仕様書3GPP TS 23.228 V6.9.0に説明されているように、IPマルチメディア・サブシステム(一般に、‘IMS’として知られている)の基礎を提供している。3GPPによれば、パブリック・サービス・アイデンティティは、パブリック・ユーザ・アイデンティティとは、次の点で異なる。すなわち、パブリック・サービス・アイデンティティは、アプリケーション・サーバ(少なくとも上記3GPP技術仕様書中では、‘AS’)がホストとなり処理するサービスを特定し、パブリック・ユーザ・アイデンティティは、そのサブスクリプション・データがネットワーク・オペレータ構内のサブスクライバ・データベース中で取り扱われ、例えばサービング・コール・セッション・コントロール・ファンクション(Serving Call Session Control Function)(3GPPの下では‘S−CSCF’として知られている)のような異なるサービング・ネットワーク・ノードによりサービスされるユーザを特定する。本明細書で使用される‘サービス(Service)’および‘ユーザ(user)’の定義は、3GPP TS 21.905の“3GPP仕様書の用語集(Vocaburary for 3GPP Specification)”中に、見出すことができる。
一般に、パブリック・サービス・アイデンティティは、特定のアプリケーション・サーバで実行されるサービスを特定するのに使用される。具体的には、パブリック・サービス・アイデンティティは、例えば、ユーザが、他のセッション参加者にメッセージを送信し該参加者からのメッセージを受信できるようにセッションを確立できるパブリック・サービス・アイデンティティ(以下、‘PSI’と指称)を使用できるチャットタイプ・サービスのようなサービスのグループを特定するのに使用できる。パブリック・サービス・アイデンティティは、RFC3966中で定義されているいわゆる‘tel:’−URIフォーマットだけでなく、RFC3261およびRFC2396中のインターネット・エンジニアリング・タスク・フォース(Internet Engineering Task Forces(IETF))により定義されているSIP URLまたはSIP URIの形をとるものと、ここでは仮定する。チャットタイプ・サービスを特定するパブリック・サービス・アイデンティティの例は、sip:chatlist_X@example.comである。
パブリック・サービス・アイデンティティは、2つの異なる表現および範囲の形を採用できる。第1のものは、例えばsip:my_service@example.comのようないわゆる‘識別可(Distinct)PSI’であり、ユニークなサービスを示し個別に呼び出すことができる個別パブリック・サービス・アイデンティティを定める。第2の表現の形および範囲は、例えばsip:chatlist_*@example.comのような‘ワイルドカードPSI’であり、パブリック・サービス・アイデンティティの範囲は、SIP URIの同じドメイン部分およびSIP URIのユーザ部分中のワイルドカード表記により定められる。‘識別可PSI’および‘ワイルドカードPSI’の定義は、技術仕様書3GPP TS 23.003中に見出すことができる。
この点に関して、個別パブリック・サービス・アイデンティティは、‘識別可PSI’として独立に定義されるか、あるいはその範囲内に複数のパブリック・サービス・アイデンティティを黙示的に含む‘ワイルドカードPSI’の範囲内で定義できる。
動作において、IMSは、対応パブリック・サービス・アイデンティティを使用することによって、特定のIMSサービスに関連したIMSメッセージをルーティングする手段を提供する。
従って、パブリック・サービス・アイデンティティは、ホーム・ネットワーク・オペレータのサブスクライバ用のサブスクリプション・データを保持するホーム・サブスクライバ・サーバ(3GPP仕様下では、一般的に‘HSS’として知られている)に記憶される。サービスは、ユーザが所与のパブリック・サービス・アイデンティティを使用することによりプロキシ・コール・セッション・コントロール・ファンクション(Proxy Call Session Control Function)(3GPP下では、‘P−CSCF’として知られている)を介してIMSにアクセスすることにより、呼び出される。この呼び出しは、所与のパブリック・サービス・アイデンティティについてHSSに問い合わせる、好ましくはインテロゲーティング・コール・セッション・コントロール・ファンクション(Interrogating Call Session Control Function)(3GPP下では、‘I−CSCF’として知られている)である、ホーム・ネットワークのルーティング・エンティティにおいて受信される。HSSは、所与のパブリック・サービス・アイデンティティがHSS中で定義されているかチェックする。これは、所与のパブリック・サービス・アイデンティティを取り扱うように既に割り当てられたS−CSCFを見出すため、あるいは、対応サービスが実行されるアプリケーション・サーバを見出すため(ネットワークがこのような直接呼び出し用に構成されている場合)、あるいは、S−CSCFを選択するのに必要なサーバ能力を見出すため(このようなサービング・エンティティが所与のパブリック・サービス・アイデンティティのためにいまだ割り当てられていない場合)である。
所与のパブリック・サービス・アイデンティティを取り扱うためにHSSにおいてS−CSCFが割り当てられていなければ、このようなサービスを取り扱う適当なS−CSCFを選択するために、I−CSCFで受信されたサーバ能力が使用される。所与のパブリック・サービス・アイデンティティによるサービス呼び出しは、選択されたS−CSCFに転送され、該S−CSCFは、所与のパブリック・サービス・アイデンティティに対して現在サービスしているのと同様に割り当てられるように、HSSに連絡する。前の問い合わせに対して、HSSは、所与のパブリック・サービス・アイデンティティがHSS中で定義されているかチェックする。これは、割り当てられたS−CSCFをマークするため、ならびに所与のパブリック・サービス・アイデンティティをS−CSCFに戻すべく適用可能なサービス・プロファイルをフェッチするためである。
このサービス・プロファイルは、対応サービスが実行されるアプリケーション・サーバの識別子を含む。この結果、所与のパブリック・サービス・アイデンティティに対して適用可能なサービス・プロファイルがS−CSCFにおいて得られると、S−CSCFは、このサービスの呼び出しを、サービス・プロファイル中に示されたアプリケーション・サーバに転送できる。アプリケーション・サーバ(一般に、“AS”と略称)は、所与のパブリック・サービス・アイデンティティが定義されているかチェックし、所与のパブリック・サービス・アイデンティティのために実行されるロジックをフェッチする。
現存のメカニズムによれば、パブリック・サービス・アイデンティティによって特定されるサービスの呼び出しのルーティングは、所与のパブリック・サービス・アイデンティティをHSSに定義されたパブリック・サービス・アイデンティティと照合するためのHSS内の少なくとも2つのチェッキング手順と、所与のパブリック・サービス・アイデンティティに関連したサービス・ロジックをフェッチするためのAS内の1つの手順とを含む。これらのチェッキング手順は、所与のパブリック・サービス・アイデンティティを、全ての個別的に定義されたパブリック・サービス・アイデンティティと照合しようとするとともに、いわゆる‘ワイルドカードPSI’の範囲内に黙示的に定義されたパブリック・サービス・アイデンティティと照合しようとするので、予期したものより、複雑になる。
1つより多いHSSが存在するネットワークにおいては、上記3つのチェッキング手順は、少なくとも4つの手順に増加する。何故なら、パブリック・サービス・アイデンティティについてHSSに問い合わせる前に、ルーティング・エンティティは、このようなパブリック・サービス・アイデンティティを保持するHSSの識別子を得るために、まず、ネットワーク中のセントラル・エンティティにパブリック・サービス・アイデンティティについて問い合わせなければならない。このような1つより多いHSSの態様では、パブリック・サービス・アイデンティティは、ネットワークのいずれのHSSにおいても、‘識別可PSI’として個別的に、あるいは‘ワイルドカードPSI’の範囲内に定義され、所与のパブリック・サービス・アイデンティティに適用される関連データを特定するためには、チェッキング手順は、少なくとも4回必要である。
さらに、S−CSCFにおいて所与のパブリック・サービス・アイデンティティのために受信される各サービス・プロファイルは、そこに記憶される。従って、サービス・プロファイルが各パブリック・サービス・アイデンティティに対して既に記憶されていれば、各パブリック・サービス・アイデンティティによるさらなる呼び出しは、サービス・プロファイルのダウンロードを必要としない。
本発明は、異なるネットワーク・エンティティにおけるチェッキング手順、および全てのS−CSCFにおけるサービス・プロファイルの記憶の必要性を最小化するようにこのメカニズムを簡単にすることを目的とする。具体的には、本発明は、所与のパブリック・サービス・アイデンティティ(PSI)がいわゆる‘ワイルドカードPSI’の範囲として定義されたパブリック・サービス・アイデンティティの範囲に属するときに、ネットワーク中のサービスを特定するパブリック・サービス・アイデンティティを取り扱う簡単なメカニズムを提供することを目的とする。
従って、本発明は、新たな方法、ネットワーク中の新たなセントラル・エンティティ、ならびに、全て本発明の異なる実施例を実現するように協働する、改良されたホーム・サブスクライバ・サーバ、サービング・エンティティおよびルーティング・エンティティを提供する。
本発明の第1の面によれば、いくつかのホーム・サブスクライバ・サーバを有するネットワークにおいてパブリック・サービス・アイデンティティを取り扱うセントラル・エンティティであって、各パブリック・サービス・アイデンティティがサービスを特定し且つホーム・サブスクライバ・サーバによって保持されるセントラル・エンティティが提供される。このセントラル・エンティティは、この目的のために、
パブリック・サービス・アイデンティティを、該パブリック・サービス・アイデンティティを保持するホーム・サブスクライバ・サーバの識別子に関連付ける手段と、
所与のパブリック・サービス・アイデンティティに基づくルーティング・クエリに対して、該パブリック・サービス・アイデンティティを保持するホーム・サブスクライバ・サーバの識別子で返答する手段と
前記所与のパブリック・サービス・アイデンティティが‘識別可PSI’として保持されているか、または該パブリック・サービス・アイデンティティが‘ワイルドカードPSI’として保持されるパブリック・サービス・アイデンティティの範囲に属するかを判別する手段と、
前記ルーティング・クエリに対して、前記パブリック・サービス・アイデンティティが属する前記‘ワイルドカードPSI’の識別子によっても返答する手段と
を備える。
このセントラル・エンティティが、パブリック・サービス・アイデンティティを、該パブリック・サービス・アイデンティティによって特定されるサービスを実行するアプリケーション・サーバの識別子に関連付ける手段をさらに含むと有利である。また、このセントラル・エンティティは、前記パブリック・サービス・アイデンティティを、前記サービスを実行するアプリケーション・サーバの識別子に関連付けることをホーム・サブスクライバ・サーバに命令する手段をさらに含むことができる。
他方、前記セントラル・エンティティは、個別のパブリック・サービス・アイデンティティを保持するために割り当てられたホーム・サブスクスクライバ・サーバが、前記個別のパブリック・サービス・アイデンティティを含む‘ワイルドカードPSI’の範囲を保持するために割り当てられたホーム・サブスクライバ・サーバであるように構成できる。
本発明によれば、前記セントラル・エンティティとして機能する専用装置を設けてもよいし、他の異なるネットワーク・エンティティをこの目的に合致するように構成してもよい。例えば、前記セントラル・エンティティは、サブスクリプション・ロケータ・ファンクションを実行するように構成することができ、この目的のため、前記セントラル・エンティティは、所与のパブリック・ユーザ・アイデンティティのためのルーティング・クエリに対して、対応するユーザのためのサブスクリプションを保持するホーム・サブスクライバ・サーバの識別子により返答する手段を有することができる。
本発明の第2の面によれば、ネットワークにおいてパブリック・サービス・アイデンティティを保持するホーム・サブスクライバ・サーバであって、各パブリック・サービス・アイデンティティが、サービング・エンティティに割り当て可能なサービスを特定するホーム・サブスクライバ・サーバが提供される。従って、このホーム・サブスクライバ・サーバは、
ルーティング・エンティティからのルーティング・クエリであって、所与のパブリック・サービス・アイデンティティに基づくルーティング・クエリに対して、該パブリック・サービス・アイデンティティに対して既に割り当てられたサービング・エンティティの識別子、または該サービング・エンティティを選択するのに必要な能力で返答する手段と、
前記所与のパブリック・サービス・アイデンティティが‘識別可PSI’として保持されているか、または前記所与のパブリック・サービス・アイデンティティが‘ワイルドカードPSI’として保持されるパブリック・サービス・アイデンティティの範囲に属するかを判別する手段と、
前記ルーティング・クエリに対する応答中に、前記所与のパブリック・サービス・アイデンティティが属する‘ワイルドカードPSI’の範囲の識別子を含ませる手段と
を備える。
このホーム・サブスクライバ・サーバは、
‘識別可PSI’として保持された各個別のパブリック・サービス・アイデンティティを、該サービスを実行するための特定のサービス・プロファイルに関連付ける手段と、
‘ワイルドカードPSI’として保持されるパブリック・サービス・アイデンティティの範囲を、該‘ワイルドカードPSI’に属するいずれのパブリック・サービス・アイデンティティにも適用可能な共通サービス・プロファイルに関連付ける手段と
をさらに含むことができる。
さらに、上記特定および共通のサービス・プロファイルを取り扱うことに関して、上記ホーム・サブスクライバ・サーバは、
‘識別可PSI’として保持される前記個別のパブリック・サービス・アイデンティティによるクエリ、または特定のサービス・プロファイル中のコンテンツの何らかの変化に応じて、特定のサービス・プロファイルを提供する手段と、
‘ワイルドカードPSI’に属するいずれかのパブリック・サービス・アイデンティティによるクエリ、または共通サービス・プロファイル中のコンテンツの何らかの変化に応じて、共通サービス・プロファイルを提供する手段と、
をさらに含むことができる。
前記ホーム・サブスクライバ・サーバに、ルーティング・エンティティからルーティング・クエリを受信する手段が備えられ、該ルーティング・クエリが、ホーム・サブスクライバ・サーバ中で定められた第2‘ワイルドカードPSI’のサブレンジである第1‘ワイルドカードPSI’に基づくものであれば、前記セントラル・エンティティの助けによる、ホーム・サブスクライバ・サーバ間のパブリック・サービス・アイデンティティの配布に関してさらなる利点が得られる。さらに、前記ホーム・サブスクライバ・サーバが、‘ワイルドカードPSI’の範囲を現在保持しているサービング・エンティティからの指示の受信に応じて、‘ワイルドカードPSI’の範囲に含まれるパブリック・サービス・アイデンティティを取り扱うサービング・エンティティを割り当てる手段を有することにより、より簡単に実施できる。
本発明の第3の面によれば、パブリック・サービス・アイデンティティによって特定されるサービスを取り扱うために割り当てられるサービング・エンティティが提供される。従って、このサービング・エンティティは、
所与のパブリック・サービス・アイデンティティによって特定されるサービスの呼び出しを受信する手段と、
前記所与のパブリック・サービス・アイデンティティが属する‘ワイルドカードPSI’の範囲の識別子を、前記呼び出しにより受信する手段と、
前記‘ワイルドカードPSI’の範囲を現在保持しているサービング・エンティティであることを、ネットワーク中のパブリック・サービス・アイデンティティを保持するホーム・サブスクライバ・サーバに知らせる手段と
を備える。
前記サービング・エンティティは、前記所与のパブリック・サービス・アイデンティティに対するサービス・プロファイルが既に使用可能であるか、または‘ワイルドカードPSI’の範囲に対する共通サービス・プロファイルが使用可能であるか判断する手段を備えると有利であり、これにより、不必要なダウンロードを最小にできる。
前記サービング・エンティティは、また、前記‘ワイルドカードPSI’の範囲に関連した共通サービス・プロファイルを、ホーム・サブスクライバ・サーバから取得する手段をさらに含むことにより改良できる。
さらに、外部アプリケーション・サーバ中で実行されるサービスに特に適用可能なことであるが、前記サービング・エンティティは、前記所与のパブリック・サービス・アイデンティティによって特定されるサービスを実行するアプリケーション・サーバに向けて、前記受信した呼び出しを転送する手段をさらに含むことができ、前記呼び出しが、前記所与のパブリック・サービス・アイデンティティが属する‘ワイルドカードPSI’の範囲の識別子を含むことができる。
特に、IMSネットワークに適用する場合、現在の3GPP仕様書に説明されているように、このサービング・エンティティは、サービング・コール・セッション・コントロール・ファンクション(Serving Call Session Control Function)である。
本発明の第4の面によれば、ネットワーク中のパブリック・サービス・アイデンティティによって特定されるサービスの呼び出しを、該サービスを取り扱うために割り当てられるサービング・エンティティに向けてルーティングするルーティング・エンティティが提供される。従って、このルーティング・エンティティは、
所与のパブリック・サービス・アイデンティティによって特定されるサービスの呼び出しを受信する手段と、
前記所与のパブリック・サービス・アイデンティティを保持するホーム・サブスクライバ・サーバから、前記所与のパブリック・サービス・アイデンティティのために既に割り当てられるサービング・エンティティの識別子、またはサービング・エンティティを選択するのに必要な能力を取得する手段と、
受信したサービス呼び出しを、選択可能なサービング・エンティティに転送する手段と、
前記所与のパブリック・サービス・アイデンティティが属する‘ワイルドカードPSI’の範囲の識別子を、前記所与のパブリック・サービス・アイデンティティを保持するネットワーク・エンティティから受信する手段と、
前記所与のパブリック・サービス・アイデンティティが属する‘ワイルドカードPSI’の範囲の識別子を,前記サービング・エンティティに向けて転送される前記呼び出しに含める手段と
を備える。
1つより多くのホーム・サブスクライバ・サーバを有するネットワークに特に興味深いのは、前記‘ワイルドカードPSI’の範囲の識別子を受信する前記手段が、前記所与のパブリック・サービス・アイデンティティを保持するホーム・サブスクライバ・サーバの識別子をセントラル・エンティティから取得する手段をも含むように前記ルーティング・エンティティを構成できることである。
前記ルーティング・エンティティは、前記セントラル・エンティティから、‘ワイルドカードPSI’の範囲を受信する手段を備えるように構成できる。さらに、前記ルーティング・エンティティは、前記所与のパブリック・サービス・アイデンティティが属し且つ前記セントラル・エンティティから受信され指示された‘ワイルドカードPSI’の範囲に割り当て可能なサービング・エンティティについて前記ホーム・サブスクライバ・サーバに問い合わせる手段をさらに含むことができる。
この点に関して、前記ルーティング・エンティティにより転送された呼び出しに含まれる‘ワイルドカードPSI’の範囲の識別子は、前記ホーム・サブスクライバ・サーバから受信したものである。
前記ホーム・サブスクライバ・サーバに向けてルーティング・クエリを送る、該ルーティングエンティティに含まれる前記手段が、前記所与のパブリック・サービス・アイデンティティを保持するホーム・サブスクライバ・サーバの識別子を、前記セントラル・エンティティから取得する手段を含めば、さらなる利点が得られる。
特に、IMSネットワークに適用する場合、現在の3GPP仕様書に説明されているように、このルーティング・エンティティは、インテロゲーティング・コール・セッション・コントロール・ファンクション(Interrogating Call Session Control Function)である。
本発明の上記目的を達成するために協働する上述のエンティティとは別に、本発明の第5の面によれば、ネットワーク中のパブリック・サービス・アイデンティティによって特定されるサービスを呼び出す方法であって、前記サービスはサービング・エンティティによって取り扱われ、前記パブリック・サービス・アイデンティティは、ホーム・サブスクライバ・サーバにおいて保持される方法が提供される。この方法は、
所与のパブリック・サービス・アイデンティティによって特定されるサービスの呼び出しをルーティング・エンティティにおいて受信するステップと、
前記所与のパブリック・サービス・アイデンティティを保持するホーム・サブスクライバ・サーバに、前記所与のパブリック・サービス・アイデンティティを取り扱うために割り当て可能なサービング・エンティティについて問い合わせするステップと、
前記受信したサービス呼び出しを、前記割り当て可能なサービング・エンティティに転送するステップと、
前記問い合わせに対して、前記所与のパブリック・サービス・アイデンティティが属する‘ワイルドカードPSI’の範囲の識別子により返答するステップと、
前記‘ワイルドカードPSI’の範囲の識別子を,前記割り当て可能なサービング・エンティティに向けて転送するステップと、
前記‘ワイルドカードPSI’の範囲に含まれるパブリック・サービス・アイデンティティに適用可能な‘ワイルドカードPSI’用の共通サービス・プロファイルを割り当てるステップと
を含む。
1つより多いホーム・サブスクライバ・サーバを有するネットワークに特に興味深いのは、前記方法が、前記所与のパブリック・サービス・アイデンティティを保持する前記ホーム・サブスクライバ・サーバについてセントラル・エンティティに問い合わせるステップと、前記ホーム・サブスクライバ・サーバの識別子を受信するステップとをさらに含むことである。さらに、前記方法は、前記所与のパブリック・サービス・アイデンティティが属する第1‘ワイルドカードPSI’の範囲の識別子をセントラル・エンティティから受信するステップをさらに含むことができる。
前記エンティティの有利な実施例に整合させるため、前記方法において、サービング・エンティティについてホーム・サブスクライバ・サーバに問い合わせる前記ステップは、セントラル・エンティティから受信した第1‘ワイルドカードPSI’の範囲の識別子を転送するステップを含むことができる。この場合、前記問い合わせに対して、‘ワイルドカードPSI’の範囲の識別子により返答する前記ステップは、第1‘ワイルドカードPSI’を照合して、第2‘ワイルドカードPSI’のサブレンジとして返答により戻すステップを含むことができる。
本発明の特徴、目的および利点は、添付図面を参照して以下の説明を読むことにより明らかとなるであろう。
以下、各‘ワイルドカードPSI’の範囲内のホーム・サブスクライバ・サーバ中で定義されたパブリック・サービス・アイデンティティを取り扱う簡単なメカニズムを提供するいくつかの好ましい実施例について説明する。本発明の目的のため、‘ワイルドカードPSI’の範囲は、とりわけ、次のフォーマット:Range*;*Range;およびRange1*Range2のいずれかを採用できる。
IMSネットワーク中にユニークなホーム・サブスクライバ・サーバ(HSS)が設けられる図1に示された第1実施例によれば、3GPPの下で定義されているインテロゲーティング・コール・セッション・コントロール・ファンクション(I−CSCF)のようなルーティング・エンティティが、所与のパブリック・サービス・アイデンティティ(PSI−id)をアドレスするサービス呼び出し(INVITE)を受信する(S−10)。ルーティング・エンティティ(I−CSCF)は、好ましくは所与のパブリック・サービス・アイデンティティ(PSI−id)を含むロケーション情報リクエスト(LIR)によってHSSに問い合わせを行う(S−13)。本発明の目的に関連したこの実施例の下では、所与のパブリック・サービス・アイデンティティ(PSI−id)が‘識別可PSI’としては定義されておらず、‘ワイルドカードPSI’と一致することをHSSは見出す。HSSは、また、この‘ワイルドカードPSI’がどのS−CSCFにもいまだ割り当てられていないことを見出す。
そして、HSSは、適当なサービング・エンティティ(S−CSCF)を選択するのに必要なサーバ能力を、本発明によれば、所与のパブリック・サービス・アイデンティティ(PSI−id)が属する‘ワイルドカードPSI’を含めて、インテロゲーティングおよびルーティングのエンティティ(I−CSCF)に送る(戻す)(S−20)。サーバ能力および‘ワイルドカードPSI’は、好ましくは、ロケーション情報アンサー(LIA)中で送られる。ルーティング・エンティティ(I−CSCF)は、受信したサーバ能力に調和した適当なサービング・エンティティ(S−CSCF)を選択し、所与のパブリック・サービス・アイデンティティ(PSI−id)とともに‘ワイルドカードPSI’を含むサービス呼び出し(INVITE)を選択されたサービング・エンティティ(S−CSCF)に転送する(S−21)。
サービス呼び出しを受信した選択されたサービング・エンティティ(S−CSCF)は、好ましくは、所与のパブリック・サービス・アイデンティティ(PSI−id)の代りに、あるいはこれとともに、受信した‘ワイルドカードPSI’を含むサーバ割当リクエスト(Server Assigment Request)(SAR)により、その選択について、HSSに知らせる(S−22)。
本発明のある態様によれば、HSSは、全ての個別的パブリック・サービス・アイデンティティに適用可能な共通サービス・プロファイルにそれぞれ関連した‘ワイルドカードPSI’を有する。上記全ての個別的パブリック・サービス・アイデンティティは、上記‘ワイルドカードPSI’に属するか、含まれる。この結果、HSSは、現在所与のパブリック・サービス・アイデンティティだけでなく、‘ワイルドPSI’に属する全ての個別的パブリック・サービス・アイデンティティも取り扱っているサービング・エンティティ(S−CSCF)の識別子(S−CSCF−id)を、上記‘ワイルドカードPSI’に割り当てる。そして、HSSは、好ましくはサービス割当アンサー(Service Assignment Answer)(SAA)により、‘ワイルドカードPSI’に関連した共通サービス・プロファイルを、サービング・エンティティ(S−CSCF)に送る(戻す)(S−17)。
共通サービス・プロファイルを受信したサービング・エンティティ(S−CSCF)は、それを、さらなる適用可能な呼び出しのために、‘ワイルドカードPSI’に関連付けて記憶する。サービング・エンティティ(S−CSCF)は、サービス・プロファイルに含まれるサービス・データの中から、所与のパブリック・サービス・アイデンティティ(PSI−id)によって特定されるサービスが実行されるアプリケーション・サーバ(AS)の識別子を取得し、最終的に、上記アプリケーション・サーバ(AS)に、受信した‘ワイルドカードPSI’を含めてサービス呼び出し(INVITE)を転送する(S−23)。
‘ワイルドカードPSI’を受信したアプリケーション・サーバ(AS)は、特定の基準およびインプリメンテーション・オプションの下に、さらなるチェッキングおよび照合手順が不要となるように、受信した‘ワイルドカードPSI’内の全てのパブリック・サービス・アイデンティティに対してユニークなサービス・ロジックを適用する。
この実施例の下、次に、1つより多くのHSSが設けられるアーキテクチャの場合について、説明する。図2は、所与のパブリック・サービス・アイデンティティ(PSI−id)を現在保持しているHSSを特定するために、ルーティング・エンティティ(I−CSCF)が、好ましくは所与のパブリック・サービス・アイデンティティ(PSI−id)を含むロケーション情報リクエスト(LIR)によって、まず、どのようにして、セントラル・ネットワーク・エンティティ(SLF)に問い合わせを行う(S−11)のかを示す。セントラル・ネットワーク・エンティティ(SLF)は、好ましくはロケーション情報アンサー(LIA)によって、指示されたHSS(HSS−id)へサービス呼び出しを向ける(リダイレクトする)ための指示(REDIRECT)を送る(戻す)(S−12)。その後、図1に示されたシーケンスに従って説明したように、手順が進む。
図3に示された本発明の第2実施例は、他のパブリック・サービス・アイデンティティ(PSI−id−2)が前に与えられたパブリック・サービス・アイデンティティ(PSI−id)と同じ‘ワイルドカードPSI’の範囲に属するときに、前に与えられたパブリック・サービス・アイデンティティ(PSI−id)とは別のパブリック・サービス・アイデンティティ(PSI−id−2)による別のサービス呼び出し(S−10)が、本発明により、どのように扱うことができるかを示す。この第2実施例の下では、現在与えられているパブリック・サービス・アイデンティティ(PSI−id−2)が属する‘ワイルドカードPSI’には、‘ワイルドカードPSI’に属する全てのパブリック・サービス・アイデンティティを現在取り扱っているサービング・エンティティ(S−CSCF)の識別子(S−CSCF−id)が割り当てられている、ということをルーティング・エンティティ(I−CSCF)からの問い合わせ(S−13)に応じて判断するために、サービス問い合わせのルーティングは、1つにチェッキング手順(P−11)を必要とするだけである。
この状態において、HSSは、‘ワイルドカードPSI’に属する全てのパブリック・サービス・アイデンティティ(現在与えられたパブリック・サービス・アイデンティティ(PSI−id−2)もこれに属する)を取り扱うために既に割り当てられたサービング・エンティティ(S−CSCF)の識別子(S−CSCF−id)を、上記‘ワイルドカードPSI’とともに、ルーティング・エンティティ(I−CSCF)に返事として送る(S−30)ことができる。ルーティング・エンティティは、サービング・エンティティを選択する必要はなく、現在与えられたパブリック・サービス・アイデンティティ(PSI−id−2)、およびこの現在与えられたパブリック・サービス・アイデンティティが属する‘ワイルドカードPSI’とともに、サービス呼び出しを、割り当てられたサービング・エンティティ(S−CSCF)に単に転送する(S−21)だけでよい。
この呼び出しを受信した(S−21)サービング・エンティティ(S−CSCF)は、与えられた‘ワイルドカードPSI’がその中で知られており、該サービング・エンティティは既に上記‘ワイルドカードPSI’に属する全てのパブリック・サービス・アイデンティティに適用される共通サービス・プロファイルを既に取得していることを見出す。この結果、サービング・エンティティは、HSSにおいて、現在与えられているパブリック・サービス・アイデンティティ(PSI−id−2)に対して割り当てられる必要がなく、HSSからそのための個別サービス・プロファイルを取得する必要もない。そして、サービング・エンティティ(S−CSCF)は、受信した‘ワイルドカードPSI’に関連した前に記憶された共通サービス・プロファイルから、与えられたパブリック・サービス・アイデンティティ(PSI−id−2)によって特定されるサービスが実行されるアプリケーション・サーバ(AS)の識別子を取得し、受信した‘ワイルドPSI’を含む上記アプリケーション・サーバ(AS)に、サービス呼び出し(INVITE)を最終的に転送する(S−23)。
この第2実施例の下でも、‘ワイルドカードPSI’を受けたアプリケーション・サーバ(AS)は、特定の基準およびインプリメンテーション・オプションの下に、さらなるチェッキングおよび照合手順が不要となるように、受信した‘ワイルドカードPSI’内の全てのパブリック・サービス・アイデンティティに対してユニークなサービス・ロジックを適用する。
第1実施例と同様に、この第2実施例も、1つよりも多くのHSSを有するIMSネットワークに適用可能である。図4に示されているように、ルーティング・エンティティ(I−CSCF)は、まず、好ましくはロケーション情報リクエスト(LIR)により、セントラル・ネットワーク・エンティティ(SLF)に問い合わせを行う(S−11)。問い合わせは、現在与えられているパブリック・サービス・アイデンティティ(PSI−id−2)を含む。これは、上記パブリック・サービス・アイデンティティ(PSI−id−2)を保持するHSSを特定するためである。セントラル・ネットワーク・エンティティ(SLF)は、好ましくはロケーション情報アンサー(LIA)によって、指示されたHSS(HSS−id)へサービス呼び出しを向ける(リダイレクトする)ための指示(REDIRECT)を送る(戻す)(S−12)。その後、手順は、図3に示されたシーケンスに従って説明したのと同様に行われる。
本発明の第3実施例は、図5に示すように、1つより多いHSSを有するネットワークに特に有利なものである。この第3実施例の下、所与のパブリック・サービス・アイデンティティ(PSI−id)によって特定されたサービスの呼び出し(INVITE)は、ユーザがそれを介してIMSネットワークにアクセスする例えばプロキシ・コール・セッション・コントロール・ファンクション(P−CSCF)のようなアクセス・エンティティから、例えばインテロゲーティング・コール・セッション・コントロール・ファンクション(I−CSCF)でもよいIMSネットワークのルーティング・エンティティにおいて受信される(S−10)。ルーティング・エンティティ(I−CSCF)は、まず、所与のパブリック・サービス・アイデンティティ(PSI−id)によってセントラル・ネットワーク・エンティティ(SLF)に問い合わせを行う(S−11)ことにより、上記所与のパブリック・サービス・アイデンティティ(PSI−id)を担当するHSSを決定する。問い合わせは、ロケーション情報リクエスト(LIR)であることが好ましい。
セントラル・ネットワーク・エンティティ(SLF)は、チェッキング手順を実行し、所与のパブリック・サービス・アイデンティティ(PSI−id)が、特定のHSSによって保持されるセントラル・エンティティ中で定められた‘ワイルドカードPSI’の範囲内に一致する(P−10)と判断する。本発明の一面によれば、セントラル・エンティティ(SLF)は、指示されたHSSへサービス呼び出しを向ける(リダイレクトする)ための指示(REDIRECT)、上記HSSの識別子(HSS−id)および‘ワイルドカードPSI’を、ルーティング・エンティティ(I−CSCF)に送る(戻す)(S−40)。この提出(戻し)は、ロケーション情報アンサー(LIA)によって行われるのが好ましい。
そして、ルーティング・エンティティ(I−CSCF)は、好ましくはロケーション情報リクエスト(LIR)により、所与のパブリック・サービス・アイデンティティ(PSI−id)および受信した‘ワイルドカードPSI’を含めて、指示されたHSSに問い合わせる(S−41)。
‘ワイルドカードPSI’を含む問い合わせを受けたHSSは、受信したパブリック・サービス・アイデンティティとの照合を行うための完全なチェッキング手順を行う必要はなく、サービング・エンティティ(S−CSCF)が上記‘ワイルドカードPSI’に既に割り当てられたかどうかを単に判断すればよい。サービング・エンティティ(S−CSCF)が、‘ワイルドカードPSI’に属する全てのパブリック・サービス・アイデンティティを取り扱うように割り当てられているものとすると、割り当てられたサービング・エンティティの識別子(S−CSCF−id)は、‘ワイルドカードPSI’とともに、ルーティング・エンティティ(I−CSCF)に送られる(S−30)。
ルーティング・エンティティ(I−CSCF)は、サービス呼び出し(INVITE)を、所与のパブリック・サービス・アイデンティティ(PSI−id)および‘ワイルドカードPSI’とともに、割り当てられたサービング・エンティティ(S−CSCF)に転送する(S−21)。この呼び出しを受信した(S−21)サービング・エンティティ(S−CSCF)は、所与の‘ワイルドカードPSI’が、該‘ワイルドカードPSI’に属する全てのパブリック・サービス・アイデンティティに対して適用される共通サービス・プロファイルにサービング・エンティティにおいて既に関連付けられていることを見出す。サービング・エンティティ(S−CSCF)は、所与のパブリック・サービス・アイデンティティ(PSI−id)に対してHSSにおいて割り当てられている必要なく、HSSからそのための個別的サービス・プロファイルを取得する必要もない。そして、サービング・エンティティ(S−CSCF)は、受信した‘ワイルドカードPSI’に関連した共通サービス・プロファイルから、所与のパブリック・サービス・アイデンティティ(PSI−id)によって特定されるサービスが実行されるアプリケーション・サーバ(AS)の識別子を取得し、上記アプリケーション・サーバ(AS)に、受信した‘ワイルドカードPSI’を含めてサービス呼び出し(INVITE)を最終的に転送する。
図5に示されたこの第3実施例の下でも、ワイルドカードPSI’を受けたアプリケーション・サーバ(AS)は、特定の基準およびインプリメンテーション・オプションの下に、さらなるチェッキングおよび照合手順が不要となるように、受信した‘ワイルドカードPSI’内の全てのパブリック・サービス・アイデンティティに対してユニークなサービス・ロジックを適用する。
さらに、1つのHSSまたは1つより多いHSSを有するのに関係なく、図3および図5の実施例中に少なくとも示されているように、サービス呼び出し(INVITE)中で受信された所与のパブリック・サービス・アイデンティティ(PSI−id;pSI−id−2)を、ネットワーク・エンティティ(SLF,HSS,AS)中で定められ‘識別可PSI’または‘ワイルドカードPSI’として保持されるパブリック・サービス・アイデンティティと照合するための、1つより多いチェッキング手順を実行する必要はない。
図4に示された第2実施例の教示と、図5に示された第3実施例の教示とを組み合わせることにより、さらに改良することができる。図6に示された第4実施例によれば、所与のパブリック・サービス・アイデンティティ(PSI−id)を保持するHSSについて問い合わせを受けた(S−11)セントラル・エンティティ(SLF)は、指示されたHSSに向けてサービス呼び出しを送る(リダイレクトする)旨の指示(REDIRECT)と、上記HSSの識別子(HSS−id)と、所与のパブリック・サービス・アイデンティティ(PSI−id)が属する‘ワイルドカードPSI’(Wildcard−PSI−a)とを、ルーティング・エンティティ(I−CSCF)に送る(戻す)ことができる(S−40)。この提出(戻し)は、上述したように、ロケーション情報アンサー(LIA)により行われることが好ましい。ルーティング・エンティティ(I−CSCF)は、好ましくはロケーション情報リクエスト(LIR)により、所与のパブリック・サービス・アイデンティティ(PSI−id)および受信した‘ワイルドカードPSI’(‘Wildcard−PSI−a’)を含めて、指示されたHSSに問い合わせを行う(S−41)。
第1‘ワイルドカードPSI’(‘Wildcard PSI−a’)を含むこのような問い合わせを受けたHSSは、それでも、受信した第1‘ワイルドカードPSI’(‘Wildcard PSI−a’)を照合するためのチェッキング手順を実行し(P−11)し、このチェキング手順の結果として、受信した第1‘ワイルドカードPSI’(‘Wildcard PSI−a’)が属するか、受信した第1‘ワイルドカードPSI’(‘Wildcard PSI−a’)がそこに含まれている第2‘ワイルドカードPSI’(‘Wildcard PSI−b’)を求める。
すなわち、第2‘ワイルドカードPSI’(‘Wildcard PSI−b’)は、受信した第1‘ワイルドカードPSI’(‘Wildcard PSI−a’)のサブレンジとしてHSSにおいて定められ、受信した第1‘ワイルドカードPSI’(‘Wildcard PSI−b’)と組み合わされて所与のパブリック・サービス・アイデンティティ(PSI−id)を照合するためのチェッキング手順を適用した結果として得ることができる。または、第2‘ワイルドカードPSI’(‘Wildcard PSI−b’)は、受信した第1‘ワイルドカードPSI’(‘Wildcard PSI−a’)によって示されるサブレンジを含むレンジとして、HSSにおいて定めることができる。
上記第2‘ワイルドカードPSI’(‘Wildcard PSI−b’)がHSSにおいて導出されると(P−11)、HSSは、サービング・エンティティ(S−CSCF)が、第2‘ワイルドカードPSI’(‘Wildcard PSI−b’)に既に割り当てられているか判断する。サービング・エンティティ(S−CSCF)が、第2‘ワイルドカードPSI’(‘Wildcard PSI−b’)に属する全てのパブリック・サービス・アイデンティティを取り扱うように割り当てられていると、割り当てられたサービング・エンティティの識別子(S−CSCF−id)が、第2‘ワイルドカードPSI’(‘Wildcard PSI−b’)とともに、ルーティング・エンティティ(I−CSCF)に送られる(S−30)。これに続くアクション・シーケンスは、図4に示された実施例と同様に進行する。
図6に示された実施例は、‘ワイルドカードPSI’の範囲の分布は、セントラル・ネットワーク・エンティティ(SLF)におけるものと、HSS中のものとを同じにする必要をなくする。このようなフレキシブルな分布は、HSS中の特定の各‘ワイルドカードPSI’の範囲へのS−CSCFの割当をよりフレキシブルにできる。このとき、このような各範囲は、セントラル・ネットワーク・エンティティ中で定められる1つの‘ワイルドカードPSI’にのみ含まれる。
他方、‘識別可PSI’として、または‘ワイルドカードPSI’として定義されているかに関係なく、サービス・プロファイルとパブリック・サービス・アイデンティティとの間のサービス・エンティティ中の関係に影響を与える可能性があるHSS中で定義されたパブリック・サービス・アイデンティティの何らの変化、またはサービス・プロファイル中のコンテンツの何らかの変化により、サービング・エンティティ(S−CSCF)からの明示のリクエストなく、HSSが、サービング・エンティティに向けたプロファイル・ダウンロードのトリガーをかけるように、HSSとサービング・エンティティ(S−CSCF)とが構成される。
どの図にも示されていない本発明の別の実施例によれば、セントラル・ネットワーク・エンティティ(SLF)は、所与のパブリック・サービス・アイデンティティに基づくルーティング・クエリに応じて、所与のパブリック・サービス・アイデンティティによって特定されるサービスが実行されるアプリケーション・サーバの識別子を返す(送る)ことができる。このアプリケーション・サーバの識別子は、ネットワーク中のいずれのサービング・エンティティ(S−CSCF)に向けて、またはHSSに向けて、定義または補正に応じて、直接的または間接的に、提出することができる。
上記いずれの実施例においても、セントラル・ネットワーク・エンティティは、1つより多いHSSを有するネットワーク内のセントラライズド・エンティティであり、このセントラル・エンティティは、サブスクリプション・ロケータ・ファンクションを実行する、すなわち、所与のサブスクリプションを担当するHSSについて知らせる。この場合、セントラル・エンティティは、所与のパブリック・サービス・アイデンティティについてのルーティング・クエリに対して、対応ユーザについてのサブスクリプションを保持するホーム・サブスクリプション・サーバの識別子(HSS−id)で返答する手段も有することができる。
ルーティング・エンティティ(I−CSCF)からアプリケーション・サーバヘ直接のルーティングが許されるように構成されたネットワークのための同様の実施例においては、HSSは、所与のパブリック・サービス・アイデンティティに基づくルーティング・クエリに応じて、サービス呼び出しを現在取り扱っているサービング・エンティティ(S−CSCF)の識別子の代わりに、所与のパブリック・サービス・アイデンティティによって特定されるサービスが実行されるアプリケーション・サーバの識別子を送る(返す)ことができる。
本発明を、いくつかの実施例について、例示的に、非限定的に説明した。これらの実施例の変更および組み合わせが可能なことは、上記教示したところから明らかであろう。特許請求の範囲内の実施例のあらゆる変更も含まれる。
本発明の第1実施例により、‘ワイルドカード PSI’の範囲に属する所与のパブリック・サービス・アイデンティティが、1つのみのHSSを有するネットワーク中でどのように扱われるかを説明する基本シグナリング・フローを示す。 本発明の第1実施例により、‘ワイルドカード PSI’の範囲に属する所与のパブリック・サービス・アイデンティティが、1つより多くののHSSを有するネットワーク中でどのように扱われるかを説明する基本シグナリング・フローを示す。 本発明の第2実施例により、‘ワイルドカード PSI’の範囲に属する所与のパブリック・サービス・アイデンティティが、1つのみのHSSを有するネットワーク中でどのように扱われるかを説明する基本シグナリング・フローを示す。 本発明の第2実施例により、‘ワイルドカード PSI’の範囲に属する所与のパブリック・サービス・アイデンティティが、1つより多くののHSSを有するネットワーク中でどのように扱われるかを説明する基本シグナリング・フローを示す。 本発明の第3実施例により、‘ワイルドカード PSI’の範囲に属する所与のパブリック・サービス・アイデンティティが、1つより多くののHSSを有するネットワーク中でどのように扱われるかを説明する基本シグナリング・フローを示す。 本発明の第4実施例により、‘ワイルドカード PSI’の範囲に属する所与のパブリック・サービス・アイデンティティが、1つより多くののHSSを有するネットワーク中でどのように扱われるかを説明する基本シグナリング・フローを示す。

Claims (19)

  1. ネットワークにおいてパブリック・サービス・アイデンティティを保持するホーム・サブスクライバ・サーバ(HSS)であって、各パブリック・サービス・アイデンティティが、サービング・エンティティ(AS,S−CSCF)に割り当て可能なサービスを特定し、
    所与のパブリック・サービス・アイデンティティ(PSI−id,PSI−id−2)が‘識別可PSI’として保持されているか、または前記所与のパブリック・サービス・アイデンティティ(PSI−id,PSI−id−2,‘Wildcard PSI−a’)が‘ワイルドカードPSI’(‘Wildcard PSI’,‘Wildcard PSI−b’)として保持されるパブリック・サービス・アイデンティティの範囲に属するかを判別する(P−11)手段と、
    前記所与のパブリック・サービス・アイデンティティ(PSI−id,PSI−id−2)に基づく、ルーティング・エンティティ(I−CSCF)からのルーティング・クエリ(S−13)に対して、該パブリック・サービス・アイデンティティに対して既に割り当てられたサービング・エンティティの識別子(AS−id,S−CSCF−id)、または該サービング・エンティティを選択するのに必要な能力で返答し、さらに、前記所与のパブリック・サービス・アイデンティティがそのような範囲に属する場合に、該返答中に、前記‘ワイルドカードPSI’(‘Wildcard PSI’,‘Wildcard−PSI−b’)の識別子を含ませる手段
    有するホーム・サブスクライバ・サーバ(HSS)であり、
    ‘ワイルドカードPSI’(‘Wildcard PSI’(‘Wildcard PSI’,‘Wildcard PSI−b’)として保持されるパブリック・サービス・アイデンティティの範囲を、該‘ワイルドカードPSI’に属するいずれのパブリック・サービス・アイデンティティ(PSI−id,PSI−id−2,‘Wildcard PSI−a’)にも適用可能な共通サービス・プロファイルに関連付ける手段と、
    前記‘ワイルドカードPSI’の範囲(‘Wildcard PSI’)を現在保持しているサービング・エンティティからの指示の受信(S−22)に応じて、該‘ワイルドカードPSI’の範囲(‘Wildcard PSI’)中に含まれるパブリック・サービス・アイデンティティを取り扱うために該サービング・エンティティ(S−CSCF)を割り当てる手段と、
    前記サービング・エンティティ(S−CSCF)に対して、前記ワイルドカードPSI’(‘Wildcard PSI’)に関連付けられた前記共通サービス・プロファイルを提供する手段と
    を備えることを特徴とするホーム・サブスクライバ・サーバ(HSS)。
  2. ‘識別可PSI’として保持された各個別のパブリック・サービス・アイデンティティを、前記サービスを実行するための特定のサービス・プロファイルに関連付ける手段をさらに含むことを特徴とする請求項に記載のホーム・サブスクライバ・サーバ(HSS)。
  3. ‘識別可PSI’として保持される前記個別パブリック・サービス・アイデンティティによるクエリ、または前記特定のサービス・プロファイル中のコンテンツの何らかの変化に応じて、前記特定のサービス・プロファイルを提供する(S−17)手段と、
    前記‘ワイルドカードPSI’(‘Wildcard PSI’,‘Wildcard PSI−b’)に属するいずれかのパブリック・サービス・アイデンティティ(PSI−id,PSI−id−2,‘Wildcard PSI−a’)によるクエリ、または前記共通サービス・プロファイル中のコンテンツの何らかの変化に応じて、前記共通サービス・プロファイルを提供する(S−17)手段と、
    をさらに含むことを特徴とする請求項に記載のホーム・サブスクライバ・サーバ(HSS)。
  4. ルーティング・エンティティ(I−CSCF)からルーティング・クエリ(S−41)を受信する手段をさらに含み、該ルーティング・クエリは、前記ホーム・サブスクライバ・サーバ(HSS)中で定められた第2‘ワイルドカードPSI’(‘Wildcard PSI−b’)のサブレンジである第1‘ワイルドカードPSI’(‘Wildcard PSI−a’)に基づくことを特徴とする請求項に記載のホーム・サブスクライバ・サーバ(HSS)。
  5. ルーティング・クエリ(S−13)に対して返答する前記手段は、‘ワイルドカードPSI’の範囲を取り扱うサービング・エンティティ(S−CSCF,AS)が既に割り当てられている該‘ワイルドカードPSI’の範囲(‘Wildcard PSI’,‘Wildcard PSI−b’)に属する第2パブリック・サービス・アイデンティティ(PSI−id−2)に基づくさらなるクエリに対して、該サービング・エンティティの識別子(AS−id;S−CSCF−id)で返答するように構成されることを特徴とする請求項1に記載のホーム・サブスクライバ・サーバ(HSS)。
  6. パブリック・サービス・アイデンティティによって特定されるサービスを取り扱うために割り当てられるサービング・エンティティ(S−CSCF)であって、
    所与のパブリック・サービス・アイデンティティ(PSI−id,PSI−id−2)によって特定されるサービスの呼び出し(INVITE)を受信する手段を
    有するサービング・エンティティ(S−CSCF)であり、
    前記所与のパブリック・サービス・アイデンティティ(PSI−id,PSI−id−2)が属する‘ワイルドカードPSI’の範囲(‘Wildcard PSI’,‘Wildcard PSI−b’)の識別子を、前記呼び出しにより受信する(S−21)手段と、
    前記‘ワイルドカードPSI’の範囲(‘Wildcard PSI’)を現在保持しているサービング・エンティティであることを、ネットワーク中のパブリック・サービス・アイデンティティを保持するホーム・サブスクライバ・サーバ(HSS)に知らせる(S−22)手段と
    前記‘ワイルドカードPSI’の範囲に関連付けられた共通サービス・プロファイルを、前記ホーム・サブスクライバ・サーバ(HSS)から受信する(S−17)手段と
    を備えることを特徴とするサービング・エンティティ(S−CSCF)。
  7. 前記所与のパブリック・サービス・アイデンティティに対するサービス・プロファイルが既に使用可能であるか、または前記‘ワイルドカードPSI’の範囲に対する共通サービス・プロファイルが既に使用可能であるか判断する手段をさらに含むことを特徴とする請求項に記載のサービング・エンティティ(S−CSCF)。
  8. 前記‘ワイルドカードPSI’の範囲に関連付けられた前記共通サービス・プロファイルから、前記所与のパブリック・サービス・アイデンティティによって特定されるサービスが実行されるアプリケーション・サーバの識別子を取得する手段をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載のサービング・エンティティ(S−CSCF)。
  9. 前記所与のパブリック・サービス・アイデンティティによって特定されるサービスを実行するアプリケーション・サーバ(AS)に向けて、前記受信した呼び出し(INVITE)を転送する(S−23)手段をさらに含み、前記呼び出しが、前記所与のパブリック・サービス・アイデンティティが属する前記‘ワイルドカードPSI’の範囲(‘Wildcard PSI’,‘Wildcard PSI−b’)の識別子を含むことを特徴とする請求項に記載のサービング・エンティティ(S−CSCF)。
  10. ネットワーク中のパブリック・サービス・アイデンティティによって特定されるサービスの呼び出しを、該サービスを取り扱うために割り当てられるサービング・エンティティ(S−CSCF,AS)に向けてルーティングするルーティング・エンティティ(I−CSCF)であって、
    所与のパブリック・サービス・アイデンティティ(PSI−id,PSI−id−2)によって特定されるサービスの呼び出し(INVITE)を受信する手段(S−10)と、
    前記所与のパブリック・サービス・アイデンティティを保持するホーム・サブスクライバ・サーバ(HSS)から、前記所与のパブリック・サービス・アイデンティティのために既に割り当てられているサービング・エンティティの識別子(AS−id,S−CSCF−id)、またはサービング・エンティティを選択するのに必要な能力を取得する(S−13,S−20,S−41,S−30)手段と
    前記所与のパブリック・サービス・アイデンティティが属する‘ワイルドカードPSI’の範囲の識別子(‘Wildcard PSI’,‘Wildcard PSI−b’,‘Wildcard PSI−b’)を、前記所与のパブリック・サービス・アイデンティティを保持するネットワーク・エンティティ(HSS,SLF)から受信する(S−20,S−30,S−40)手段と、
    受信したサービス呼び出しを、選択可能サービング・エンティティ(S−CSCF,AS)に転送する(S−21)手段を
    有するルーティング・エンティティ(I−CSCF)であり、
    前記所与のパブリック・サービス・アイデンティティが属する前記‘ワイルドカードPSI’の範囲の識別子(‘Wildcard PSI’,‘Wildcard−PSI−b’)を、前記サービング・エンティティに向けて転送される(S−21)前記呼び出しに含める手
    を備えることを特徴とするルーティング・エンティティ(I−CSCF)。
  11. ‘ワイルドカードPSI’の範囲の識別子を受信する(S−40)前記手段が、前記所与のパブリック・サービス・アイデンティティを保持するホーム・サブスクライバ・サーバの識別子(HSS−id)をセントラル・エンティティ(SLF)から取得する(S−12,S−40)手段をも含むことを特徴とする請求項10に記載のルーティング・エンティティ(I−CSCF)。
  12. 前記所与のパブリック・サービス・アイデンティティが属する指示された‘ワイルドカードPSI’の範囲(‘Wildcard PSI’,‘Wildcard PSI−a’)に割り当て可能なサービング・エンティティについて前記ホーム・サブスクライバ・サーバ(HSS−id)に問い合わせる(S−41)手段をさらに含むことを特徴とする請求項11に記載のルーティング・エンティティ(I−CSCF)。
  13. 前記転送された呼び出しに含まれる前記‘ワイルドカードPSI’の範囲の識別子(‘Wildcard PSI’,‘Wildcard PSI−b’)は、前記ホーム・サブスクライバ・サーバ(HSS)から受信した(S−20,S−30)ものであることを特徴とする請求項11に記載のルーティング・エンティティ(I−CSCF)。
  14. 前記ホーム・サブスクライバ・サーバ(HSS)に向けてルーティング・クエリを送る前記手段は、前記所与のパブリック・サービス・アイデンティティを保持する前記ホーム・サブスクライバ・サーバの識別子(HSS−id)を、請求項1のセントラル・エンティティから取得する手段を含むことを特徴とする請求項10に記載のルーティング・エンティティ(I−CSCF)。
  15. ネットワーク中のパブリック・サービス・アイデンティティによって特定されるサービスを呼び出す方法であって、前記サービスはサービング・エンティティ(S−CSCF,AS)によって取り扱われ、前記パブリック・サービス・アイデンティティは、ホーム・サブスクライバ・サーバ(HSS)において保持され、
    所与のパブリック・サービス・アイデンティティ(PSI−id,PSI−id−2)によって特定されるサービスの呼び出し(INVITE)をルーティング・エンティティ(I−CSCF)において受信する(S−10)ステップと、
    前記所与のパブリック・サービス・アイデンティティを保持するホーム・サブスクライバ・サーバ(HSS)に、前記所与のパブリック・サービス・アイデンティティを取り扱うために割り当て可能なサービング・エンティティ(S−CSCF,AS)について問い合わせする(S−13,S−41)ステップと、
    前記受信したサービス呼び出しを、前記割り当て可能なサービング・エンティティ(S−CSCF,AS)に転送する(S−21)ステップと、
    前記問い合わせに対して、前記所与のパブリック・サービス・アイデンティティが属する‘ワイルドカードPSI’の範囲の識別子(‘Wildcard PSI’,‘Wildcard PSI−b’)により返答する(S−20,S−30,S−40)ステップ
    有する方法であり、
    前記‘ワイルドカードPSI’の範囲の識別子(‘Wildcard PSI’,‘Wildcard PSI−b’)を、前記割り当て可能なサービング・エンティティ(S−CSCF,AS)に向けて転送する(S−21)ステップと、
    前記‘ワイルドカードPSI’の範囲に含まれるパブリック・サービス・アイデンティティに適用可能な前記‘ワイルドカードPSI’用の共通サービス・プロファイルを前記ホーム・サブスクライバ・サーバ(HSS)において割り当てるステップと
    前記‘ワイルドカードPSI’の範囲を現在保持するサービング・エンティティからの指示の受信(S−22)に応じて、前記サービング・エンティティ(S−CSCF,AS)に対して、前記‘ワイルドカードPSI’の範囲に関連付けられた前記共通サービス・プロファイル提供するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  16. 1つより多いホーム・サブスクライバ・サーバ(HSS)を有するネットワークにおいて前記所与のパブリック・サービス・アイデンティティを保持する前記ホーム・サブスクライバ・サーバ(HSS)についてセントラル・エンティティ(SLF)に問い合わせる(S−11)ステップと、
    前記ホーム・サブスクライバ・サーバ(HSS)の識別子を受信する(S−12,S−40)ステップと
    をさらに含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 前記所与のパブリック・サービス・アイデンティティが属する第1‘ワイルドカードPSI’の範囲の識別子(‘Wildcard PSI’,‘Wildcard PSI−a’)を前記セントラル・エンティティ(SLF)から受信する(S−40)ステップをさらに含むことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. サービング・エンティティ(S−CSCF,AS)についてホーム・サブスクライバ・サーバ(HSS)に問い合わせる(S−41)前記ステップは、前記セントラル・エンティティ(SLF)から受信した第1‘ワイルドカードPSI’の範囲の識別子(‘Wildcard PSI’,‘Wildcard PSI−a’)を転送するステップをさらに含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 前記問い合わせに対して、‘ワイルドカードPSI’の範囲の識別子(‘Wildcard PSI’,‘Wildcard PSI−b’)により返答する(S−40)前記ステップは、該返答により戻すべき第2‘ワイルドカードPSI’(‘Wildcard PSI−b’)のサブレンジとしての前記第1‘ワイルドカードPSI’(‘Wildcard PSI−a’)を照合するステップを含むことを特徴とする請求項18に記載の方法。
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