JP4691750B2 - Polyester production method - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カルボキシル末端基が低く耐加水分解性にすぐれると共に、樹脂靱性にもすぐれたポリエステルを効率的に製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ポリエステル、中でもポリブチレンテレフタレート(以下PBTと称する)は、成形性、耐熱性、機械的性質および耐薬品性などの特性がすぐれているため、電気部品や自動車部品などの成形材料としてばかりか、ソフト性やストレッチ性を生かした繊維用としても広く用いられている。
【0003】
PBTは、一般に直接重合法またはエステル交換法によって製造される。ここでいう直接重合法とは、テレフタル酸と1,4−ブタンジオールとを主成分としてエステル化反応を行い、次いで減圧下で重縮合反応することによりPBTを製造する方法である。また、エステル交換法とは、テレフタル酸のエステル形成誘導体と1,4−ブタンジオールとを主成分としてエステル交換反応を行い、次いで減圧下で重縮合反応することによりPBTを製造する方法である。
【0004】
一方、PBTは耐加水分解性に問題があるため、高温高湿雰囲気などの厳しい環境においても十分に使用可能な耐加水分解性に優れたPBTの実現が求められている。
【0005】
PBTの耐加水分解性を改良する方法としては、例えば特開昭57−147516号、特開平6−234909号および特開平8−253572号公報などに記載されているように、アルカリ性金属化合物を添加することによって、PBTのカルボキシル末端基濃度を低減する方法が従来から知られている。
【0006】
しかし、特開平6−234909号および特開平8−253572号公報に記載の方法では、得られるPBTのカルボキシル末端基濃度の低減効果が十分でなく、また特開昭57−147516号公報に記載の方法では、使用するアルカリ性金属化合物の種類および添加量によって、重合速度が遅くなったり、PBTが着色してしまうなどの問題があった。さらに、これらの従来法では、アルカリ性金属化合物の添加により、樹脂靭性が低下するという問題もあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述した従来技術における問題点の解決を課題として検討した結果達成されたものであり、その目的とするところは、カルボキシル末端基濃度が低く耐加水分解性にすぐれると共に、樹脂靭性にもすぐれたポリエステルを効率的に製造する方法を提供するこにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明のポリエステルの製造法は、ジカルボン酸またはそのエステル形成誘導体と、1,4−ブタンジオールを主成分とするジオール成分とを、生成するポリエステル100重量部に対して0.01〜0.3重量部のチタン化合物および/または生成するポリエステル100重量部に対して0.02〜0.3重量部のスズ化合物の存在下で、エステル化反応またはエステル交換反応し、次いで重縮合反応するポリエステルの製造法であって、前記重縮合反応が終了する以前の任意の段階で、アルカリ金属のリン酸塩を生成するポリエステル100重量部に対し0.03〜0.1重量部、もしくはアルカリ土類金属のリン酸塩を生成するポリエステル100重量部に対し0.005〜0.15重量部添加することを特徴とする。
【0009】
なお、本発明のポリエステルの製造法においては、前記ジカルボン酸またはそのエステル形成誘導体がテレフタル酸を主成分とする芳香族ジカルボン酸からなること、および前記エステル化反応またはエステル交換反応の触媒としてチタン化合物とスズ化合物の併用系もしくはスズ化合物の単独系を使用することが好ましい条件である。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。
【0012】
本発明が対象とするポリエステルとは、ジカルボン酸またはそのエステル形成誘導体と、1,4−ブタンジオールを主成分とするジオール成分とを、エステル化反応またはエステル交換反応し、次いで重縮合反応することにより製造される主鎖にエステル結合を有する高分子量のポリエステルである。
【0013】
本発明で使用されるジカルボン酸またはそのエステル形成誘導体としては、テレフタル酸、イソフタル酸、オルトフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、シュウ酸、アジピン酸および1,4−シクロヘキサンジカルボン酸などの芳香族、脂肪族、脂環族ジカルボン酸またはそのエステル形成誘導体などが挙げられるが、これらの内でも、テレフタル酸を主成分とする芳香族ジカルボン酸を使用することが好ましい。
【0014】
本発明においては、主成分として用いるジカルボン酸またはそのエステル形成誘導体の他に、上記の主成分以外のジカルボン酸またはそのエステル形成誘導体と、1,4−ブタンジオール以外のジオール成分、例えばエチレングリコール、プロピレングリコール、1,6−ヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、ビスフェノールA、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコールなどを、それぞれ共重合成分として使用することができる。なお、これらの共重合成分はそれぞれ、主成分に対して40モル%以下であることが好ましい。
【0015】
また、ジカルボン酸成分とジオール成分の比は、1,4−ブタンジオールの分解によるテトラヒドロフランの副生などの副反応を抑制するために、ジオール成分のジカルボン酸成分に対するモル比が1.1〜2.0の範囲であることが好ましい。
【0016】
本発明においては、エステル化反応またはエステル交換反応を効果的に進めるために、これらの反応時に触媒を添加することが必要であり、ここで使用される触媒としては、通常使用されている触媒、例えば三酸化アンチモン、酢酸アンチモンなどのアンチモン化合物、ジルコニウムテトラ−n−ブトキシドなどのジルコニア化合物、チタン化合物およびスズ化合物などを用いることができるが、特にチタン化合物とスズ化合物との併用系もしくはスズ化合物の単独系を触媒として使用するのが好ましい。
【0017】
本発明において、エステル化反応またはエステル交換反応時に触媒として使用されるチタン化合物は特に限定されるのものではないが、式(R1 O)n Ti(OR2 4-n (ただし、式中のR1 、R2 は炭素数1〜l0の脂肪族、脂環族または芳香族の炭化水素基、nは0〜4の数字(小数を含む)である。)で表されるチタン酸エステルおよび縮合物が好ましい。
【0018】
このチタン化合物の具体例としては、チタン酸のメチルエステル、テトラ−n−プロピルエステル、テトラ−n−ブチルエステル、テトライソプロピルエステル、テトライソブチルエステル、テトラ−tert−ブチルエステル、シクロヘキシルエステル、フェニルエステル、ベンジルエステル、トリルエステル、あるいはこれらの混合エステルなどが挙げられるが、これらの内でもチタン酸のテトラ−n−プロピルエステル、テトラ−n−ブチルエステルおよびテトライソプロピルエステルが、特にチタン酸のテトラ−n−ブチルエステルが好ましく使用される。
【0019】
これらのチタン化合物は1種のみを用いてもよく、2種以上を併用することもできる。
【0020】
これらのチタン化合物の添加量は、生成するポリエステル100重量部に対して0.01〜0.3重量部が好ましく、特に0.02〜0.2重量部の範囲が好ましい。
【0021】
本発明において、エステル化反応またはエステル交換反応時に触媒として使用されるスズ化合物は特に限定されるものではないが、下記一般式
【0022】
【化1】

Figure 0004691750
(ただし、式中のRはアルキル基またはアリール基、X1 〜X4 はアルキル基、アリール基、アリルオキシ基、シクロヘキシル基、ヒドロキシ基、ハロゲンなどを含む1価の基を示し、同一であっても異なっていてもよい。また、X5 は硫黄または酸素原子を示す。)
で表される化合物およびその縮合体が好ましく使用される。
【0023】
このスズ化合物の具体例としては、ジブチルスズオキサイド、メチルフェニルスズオキサイド、テトラエチルスズ、ヘキサエチルジスズオキサイド、シクロヘキサヘキシルジスズオキサイド、ジドデシルスズオキサイド、トリエチルスズハイドロオキサイド、トリフェニルスズハイドロオキサイド、トリイソブチルスズアセテート、ジブチルスズジアセテート、ジフェニルスズジラウレート、モノブチルスズトリクロライド、ジブチルスズジクロライド、トリブチルスズクロライド、ジブチルスズサルファイドおよびブチルヒドロキシスズオキサイドなどが挙げられるが、これらの内でも、特にモノアルキルスズ化合物が好ましく使用される。
【0024】
また、他のスズ化合物としては、スタンノン酸も用いることができ、この場合には、メチルスタンノン酸、エチルスタンノン酸、ブチルスタンノン酸などのアルキルスタンノン酸が好ましく使用される。
【0025】
これらのスズ化合物は1種のみを用いてもよく、2種以上を併用することもできる。
【0026】
これらのスズ化合物の添加量は、生成するポリエステル100重量部に対して0.02〜0.3重量部が好ましく、特に0.03〜0.2重量部の範囲が好ましい。
【0027】
上記触媒の添加時期は、特に限定されるものではなく、エステル化またはエステル交換反応の直前または反応初期から反応終了までの任意の段階で添加してもよい。
【0028】
さらに、エステル化またはエステル交換反応後の重縮合反応においては、この重縮合反応を効果的に進める上で、必要な触媒を別途添加、使用することができ、通常使用されている触媒、例えば三酸化アンチモン、酢酸アンチモンなどのアンチモン化合物、ジルコニウムテトラ−n−ブトキシドなどのジルコニア化合物、前記チタン化合物、前記スズ化合物などを、生成するポリエステル100重量部に対して0.01〜0.2重量部の範囲で添加することが好ましく、特にチタン化合物を使用するのが好ましい。
【0029】
本発明において、重縮合反応終了以前の任意の段階で添加されるアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属のリン酸塩の具体例としては、リン酸二水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム、リン酸二水素マグネシウム、リン酸二水素カルシウム、リン酸二水素バリウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸水素二カリウム、リン酸二水素マグネシウム、リン酸二水素カルシウム、リン酸水素バリウム、リン酸三リチウム、リン酸三ナトリウム、リン酸三カリウム、リン酸マグネシウム、リン酸カルシウム、リン酸バリウムなどを挙げることができるが、特にこれらに限定されるものではない。
【0030】
これらのアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属のリン酸塩は1種のみを用いてもよく、2種以上を併用することもできる。
【0031】
アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属のリン酸塩を添加する時期は、重縮合反応終了時以前の任意の段階を選択することができるが、重縮合反応開始前に添加するのが好ましく、特に直接重合法においてはエステル化反応率90%以上の段階で添加するのがより好ましい。
【0032】
アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属のリン酸塩の添加方法としては、一括添加または分割添加のどちらでもよい。
【0033】
アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属のリン酸塩の添加形態としては、粉体のまま加える方法、適当な溶媒を使用して溶解もしくは懸濁液にして添加する方法などが挙げられるが、これらの内でも、1,4−ブタンジオールの懸濁液として添加するのが好ましい。
【0034】
本発明におけるアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属のリン酸塩の添加量は、生成するポリエステル100重量部に対して、アルカリ金属のリン酸塩が0.03〜0.1重量部、アルカリ土類金属のリン酸塩が0.005〜0.1重量部の範囲が好ましい。
【0035】
本発明において、直接重合法を用いる場合には、まずエステル化反応を行ってオリゴマーとし、次いで重縮合反応することによりポリエステルを製造する。このエステル化反応の方法は特に限定されるものではなく、回分法でも連続法でもよく、通常のポリエステル製造に用いられるエステル化条件をそのまま適用することができ、例えば反応温度を180〜250℃、特に200〜240℃の範囲とした条件で行うことが好ましい。また、エステル化反応後のオリゴマーの反応率は97%以上であることが好ましい。
【0036】
本発明において、エステル交換法を用いる場合には、まずエステル交換反応を行ってオリゴマーとし、次いで重縮合反応することによりポリエステルを製造する。このエステル交換反応の方法は特に限定されるものではなく、回分法でも連続法でもよく、通常のポリエステル製造に用いられるエステル交換条件をそのまま適用することができ、例えば反応温度を120〜250℃、特に140〜240℃の範囲とした条件で行うことが好ましい。また、エステル交換反応後のオリゴマーの反応率は80%以上であることが好ましい。
【0037】
エステル化反応またはエステル交換反応から得られたオリゴマーは、次いで重縮合反応させるが、その方法は特に限定されるものではなく、回分法でも連続法でもよく、通常のポリエステルの製造に用いられる重合条件をそのまま適用することができ、例えば反応温度を230〜260℃、好ましくは240〜255℃、圧力を667Pa以下、好ましくは133Pa以下の減圧下とした条件で行うことがより好ましい。
【0038】
本発明の方法によりポリエステルを製造するに際しては、本発明の目的を損なわない範囲であれば、通常の添加剤、例えば紫外線吸収剤、熱安定剤、滑剤、離形剤、染料および顔料を含む着色剤などの1種または2種以上を添加することができる。
【0039】
かくして、本発明の方法により得られるポリエステル(PBT)は、カルボキシル末端基濃度が低く耐加水分解性にすぐれると共に、樹脂靭性にもすぐれたポリマーであり、電気部品や自動車部品などの成形材料としてばかりか、フイルム用、繊維用としても広く用いることができる。
【0040】
【実施例】
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
【0041】
なお、実施例中の固有粘度は、o−クロロフェノール中、25℃で測定した値である。
【0042】
カルボキシル末端基濃度は、ポリマーをo−クレゾール/クロロホルム混合溶媒に溶解し、エタノール性水酸化カリウムで滴定して測定した値である。
【0043】
また、実施例中の部数は、重量部数を示す。
[実施例1]
テレフタル酸1132g、1,4−ブタンジオール980g(1,4−ブタンジオール/テレフタル酸モル比:1.6)を用いてエステル化反応を行い、次いで重縮合反応を行った。
【0044】
すなわち、テレフタル酸の全量、1,4−ブタンジオールの全量、テトラ−n−ブチルチタネート0.8g、モノブチルヒドロキシスズオキサイド0.7gを、精留塔の付いた反応器に仕込み、190℃、窒素気流下にエステル化反応を開始した後、徐々に昇温しエステル化反応を行った。得られた反応物にテトラ−n−ブチルチタネート1.0g、リン酸三ナトリウム0.6gを添加し、250℃、67Paで重縮合反応を行った。
[実施例2]
エステル化反応触媒としてテトラ−n−ブチルチタネート1.3gを使用してエステル化反応を行い、テトラ−n−ブチルチタネート1.0g、リン酸三ナトリウム0.75gを添加して重縮合反応する以外は、実施例1と同様にして行った。
[実施例3]
エステル化反応触媒としてモノブチルヒドロキシスズオキサイド1.5gを使用してエステル化反応を行い、リン酸三ナトリウム0.6gを添加して重縮合反応する以外は、実施例1と同様にして行った。
[実施例4]
リン酸三ナトリウムの添加量を1.2gとした以外は、実施例1と同様にして行った。
比較例1
リン酸三ナトリウムの添加量を2.0gとした以外は、実施例1と同様にして行った。
[実施例
リン酸三ナトリウムの代わりに、リン酸三カリウム0.5gを添加した以外は、実施例1と同様にして行った。
[実施例
リン酸三ナトリウムの代わりに、リン酸三カルシウム0.3gを添加した以外は、実施例1と同様にして行った。
[比較例
重縮合反応時にリン酸塩を添加しないこと以外は、実施例1と同様にして行った。
[比較例
リン酸三ナトリウムの代わりに、酢酸ナトリウム0.4gを添加した以外は、実施例1と同様にして行った。
【0045】
このようにして得られた各ポリエステル(PBT)の固有粘度およびカルボキシル末端基濃度の測定結果を表1に示す。
【0046】
また、上記実施例、比較例で得られた各ポリエステル(PBT)から、シリンダ温度270℃、金型温度40℃の条件で射出成形することにより試験片を得て、ASTM D638に準じて引張試験を行った。また、試験片を160℃、300時間熱処理を行った後、引張試験を行った。これらの結果を表1に併記する。
【0047】
なお、表1中の触媒およびリン化合物の添加量は、生成したポリエステル(PBT)100部当りの部数で示した。
【0048】
【表1】
Figure 0004691750
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のポリエステルの製造法によれば、カルボキシル末端基濃度が低く耐加水分解性にすぐれると共に、樹脂靭性にもすぐれたポリエステル(PBT)を効率的に得ることができる。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention, the carboxyl terminal group is excellent in hydrolysis resistance low, it relates to how to produce a polyester excellent in resin toughness effectively.
[0002]
[Prior art]
Polyester, especially polybutylene terephthalate (hereinafter referred to as PBT), has excellent properties such as moldability, heat resistance, mechanical properties, and chemical resistance. It is also widely used for fibers that take advantage of its properties and stretch properties.
[0003]
PBT is generally produced by a direct polymerization method or a transesterification method. The direct polymerization method referred to here is a method for producing PBT by carrying out an esterification reaction with terephthalic acid and 1,4-butanediol as main components, followed by a polycondensation reaction under reduced pressure. The transesterification method is a method for producing PBT by carrying out a transesterification reaction with an ester-forming derivative of terephthalic acid and 1,4-butanediol as main components, followed by a polycondensation reaction under reduced pressure.
[0004]
On the other hand, since PBT has a problem in hydrolysis resistance, realization of PBT excellent in hydrolysis resistance that can be sufficiently used in severe environments such as high-temperature and high-humidity atmospheres is required.
[0005]
As a method for improving the hydrolysis resistance of PBT, an alkaline metal compound is added as described in, for example, JP-A-57-147516, JP-A-6-234909, and JP-A-8-253572. Thus, a method for reducing the carboxyl end group concentration of PBT has been conventionally known.
[0006]
However, the methods described in JP-A-6-234909 and JP-A-8-253572 are not sufficient in reducing the carboxyl end group concentration of the obtained PBT, and are described in JP-A-57-147516. In the method, there are problems such that the polymerization rate is slow and PBT is colored depending on the type and amount of the alkaline metal compound used. Furthermore, these conventional methods also have a problem that resin toughness is reduced by the addition of an alkaline metal compound.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been achieved as a result of examining the above-described problems in the prior art as an object, and the object of the present invention is to have a low carboxyl end group concentration and excellent hydrolysis resistance and resin toughness. Another object of the present invention is to provide a method for efficiently producing excellent polyester.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the method for producing a polyester according to the present invention comprises dicarboxylic acid or an ester-forming derivative thereof and a diol component mainly composed of 1,4-butanediol in 100 parts by weight of the produced polyester. Esterification reaction or transesterification reaction in the presence of 0.01 to 0.3 parts by weight of a titanium compound and / or 0.02 to 0.3 parts by weight of a tin compound with respect to 100 parts by weight of the resulting polyester The polyester is then subjected to a polycondensation reaction, and at any stage before the completion of the polycondensation reaction, 0.03 to 0.003 per 100 parts by weight of the polyester that forms an alkali metal phosphate. 1 part by weight or adding 0.005 to 0.15 parts by weight of the polyester to 100 parts by generating an alkaline earth metal phosphate And features.
[0009]
In the preparation of the polyesters of the present invention, the dicarboxylic acid or its ester-forming derivative of an aromatic dicarboxylic acid mainly composed of terephthalic acid, and the esterification reaction or a titanium compound as a catalyst for transesterification It is preferable to use a combined system of tin and a tin compound or a single system of a tin compound.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail.
[0012]
The polyester targeted by the present invention is an esterification reaction or transesterification reaction of a dicarboxylic acid or an ester-forming derivative thereof and a diol component mainly composed of 1,4-butanediol, followed by a polycondensation reaction. Is a high molecular weight polyester having an ester bond in the main chain.
[0013]
Examples of the dicarboxylic acid or ester-forming derivative thereof used in the present invention include aromatic, aliphatic such as terephthalic acid, isophthalic acid, orthophthalic acid, naphthalenedicarboxylic acid, oxalic acid, adipic acid and 1,4-cyclohexanedicarboxylic acid, Examples thereof include alicyclic dicarboxylic acids or ester-forming derivatives thereof, and among these, it is preferable to use an aromatic dicarboxylic acid mainly composed of terephthalic acid.
[0014]
In the present invention, in addition to the dicarboxylic acid used as a main component or an ester-forming derivative thereof, a dicarboxylic acid other than the main component or an ester-forming derivative thereof, and a diol component other than 1,4-butanediol, such as ethylene glycol, Propylene glycol, 1,6-hexanediol, 1,4-cyclohexanedimethanol, bisphenol A, polyethylene glycol, polypropylene glycol, polytetramethylene glycol, and the like can be used as copolymerization components, respectively. In addition, it is preferable that these copolymerization components are respectively 40 mol% or less with respect to a main component.
[0015]
Further, the ratio of the dicarboxylic acid component to the diol component is such that the molar ratio of the diol component to the dicarboxylic acid component is 1.1 to 2 in order to suppress side reactions such as by-production of tetrahydrofuran due to decomposition of 1,4-butanediol. A range of 0.0 is preferable.
[0016]
In the present invention, in order to advance the esterification reaction or transesterification reaction effectively, it is necessary to add a catalyst at the time of these reactions. As the catalyst used here, a catalyst usually used, For example, antimony compounds such as antimony trioxide and antimony acetate, zirconia compounds such as zirconium tetra-n-butoxide, titanium compounds and tin compounds can be used. A single system is preferably used as the catalyst.
[0017]
In the present invention, the titanium compound used as a catalyst in the esterification reaction or transesterification reaction is not particularly limited, but is represented by the formula (R 1 O) n Ti (OR 2 ) 4-n (wherein Wherein R 1 and R 2 are aliphatic, alicyclic or aromatic hydrocarbon groups having 1 to 10 carbon atoms, and n is a number of 0 to 4 (including decimal numbers). And condensates are preferred.
[0018]
Specific examples of the titanium compound include titanic acid methyl ester, tetra-n-propyl ester, tetra-n-butyl ester, tetraisopropyl ester, tetraisobutyl ester, tetra-tert-butyl ester, cyclohexyl ester, phenyl ester, Examples thereof include benzyl ester, tolyl ester, and mixed esters thereof, and among these, tetra-n-propyl ester, tetra-n-butyl ester and tetraisopropyl ester of titanic acid, particularly tetra-n of titanic acid. -Butyl esters are preferably used.
[0019]
These titanium compounds may be used alone or in combination of two or more.
[0020]
The addition amount of these titanium compounds is preferably 0.01 to 0.3 parts by weight, particularly preferably 0.02 to 0.2 parts by weight, with respect to 100 parts by weight of the produced polyester.
[0021]
In the present invention, the tin compound used as a catalyst in the esterification reaction or transesterification reaction is not particularly limited.
[Chemical 1]
Figure 0004691750
(In the formula, R represents an alkyl group or an aryl group, X 1 to X 4 represent a monovalent group including an alkyl group, an aryl group, an allyloxy group, a cyclohexyl group, a hydroxy group, a halogen, and the like, and And X 5 represents a sulfur or oxygen atom.)
And the condensates thereof are preferably used.
[0023]
Specific examples of this tin compound include dibutyltin oxide, methylphenyltin oxide, tetraethyltin, hexaethylditin oxide, cyclohexahexylditin oxide, didodecyltin oxide, triethyltin hydroxide, triphenyltin hydroxide, triphenyltin hydroxide, Examples include isobutyltin acetate, dibutyltin diacetate, diphenyltin dilaurate, monobutyltin trichloride, dibutyltin dichloride, tributyltin chloride, dibutyltin sulfide, and butylhydroxytin oxide. Of these, monoalkyltin compounds are particularly preferably used. .
[0024]
As other tin compounds, stannic acid can also be used. In this case, alkylstannic acid such as methylstannic acid, ethylstannic acid, butylstannic acid is preferably used.
[0025]
These tin compounds may be used alone or in combination of two or more.
[0026]
The amount of these tin compounds added is preferably 0.02 to 0.3 parts by weight, particularly preferably 0.03 to 0.2 parts by weight, based on 100 parts by weight of the produced polyester.
[0027]
The addition timing of the catalyst is not particularly limited, and the catalyst may be added immediately before the esterification or transesterification reaction or at any stage from the initial reaction to the end of the reaction.
[0028]
Furthermore, in the polycondensation reaction after the esterification or transesterification reaction, a necessary catalyst can be separately added and used for effectively proceeding with this polycondensation reaction. An antimony compound such as antimony oxide and antimony acetate, a zirconia compound such as zirconium tetra-n-butoxide, the titanium compound, the tin compound, etc. It is preferable to add in a range, and it is particularly preferable to use a titanium compound.
[0029]
In the present invention, specific examples of the alkali metal or alkaline earth metal phosphate added at any stage before the end of the polycondensation reaction include sodium dihydrogen phosphate, potassium dihydrogen phosphate, dihydrogen phosphate. Magnesium, calcium dihydrogen phosphate, barium dihydrogen phosphate, disodium hydrogen phosphate, dipotassium hydrogen phosphate, magnesium dihydrogen phosphate, calcium dihydrogen phosphate, barium hydrogen phosphate, trilithium phosphate, phosphoric acid Although trisodium, tripotassium phosphate, magnesium phosphate, calcium phosphate, barium phosphate, etc. can be mentioned, it is not particularly limited to these.
[0030]
These alkali metal or alkaline earth metal phosphates may be used alone or in combination of two or more.
[0031]
The timing of adding the alkali metal or alkaline earth metal phosphate can be selected at any stage prior to the end of the polycondensation reaction, but it is preferably added before the start of the polycondensation reaction, and particularly direct polymerization. In a legal method, it is more preferable to add at a stage where the esterification reaction rate is 90% or more.
[0032]
The method for adding the alkali metal or alkaline earth metal phosphate may be either batch addition or divided addition.
[0033]
Examples of the form of addition of the alkali metal or alkaline earth metal phosphate include a method of adding the powder as it is, a method of adding it by dissolving or using a suitable solvent, and the like. However, it is preferably added as a suspension of 1,4-butanediol.
[0034]
The addition amount of the phosphate of an alkali metal or alkaline earth metal in the present invention, the polyester to 100 parts by generate, phosphates of the alkali metal is 0.03 to 0.1 parts by weight, an alkaline earth The metal phosphate is 0 . A range of 005 to 0.1 parts by weight is preferred.
[0035]
In the present invention, when the direct polymerization method is used, an esterification reaction is first performed to form an oligomer, and then a polyester is produced by a polycondensation reaction. The method for the esterification reaction is not particularly limited, and may be a batch method or a continuous method, and the esterification conditions used for normal polyester production can be applied as they are. For example, the reaction temperature is 180 to 250 ° C. In particular, it is preferable to carry out under the conditions of 200 to 240 ° C. Further, the reaction rate of the oligomer after the esterification reaction is preferably 97% or more.
[0036]
In the present invention, when the transesterification method is used, a polyester is produced by first performing an ester exchange reaction to obtain an oligomer and then performing a polycondensation reaction. The method of this transesterification is not particularly limited, and may be a batch method or a continuous method, and the transesterification conditions used for normal polyester production can be applied as they are. For example, the reaction temperature is 120 to 250 ° C. In particular, it is preferable to carry out under the condition of 140 to 240 ° C. Moreover, it is preferable that the reaction rate of the oligomer after transesterification is 80% or more.
[0037]
The oligomer obtained from the esterification reaction or transesterification reaction is then subjected to a polycondensation reaction, but the method is not particularly limited, and may be a batch method or a continuous method, and the polymerization conditions used for normal polyester production For example, the reaction temperature is 230 to 260 ° C., preferably 240 to 255 ° C., and the pressure is 667 Pa or less, preferably 133 Pa or less under reduced pressure.
[0038]
When the polyester is produced by the method of the present invention, ordinary additives such as UV absorbers, heat stabilizers, lubricants, mold release agents, dyes and pigments are used as long as the object of the present invention is not impaired. 1 type (s) or 2 or more types, such as an agent, can be added.
[0039]
Thus, the polyester (PBT) obtained by the method of the present invention is a polymer having a low carboxyl end group concentration and excellent hydrolysis resistance and excellent resin toughness, and is used as a molding material for electrical parts and automobile parts. In addition, it can be widely used for films and fibers.
[0040]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described specifically by way of examples.
[0041]
In addition, the intrinsic viscosity in an Example is the value measured at 25 degreeC in o-chlorophenol.
[0042]
The carboxyl end group concentration is a value measured by dissolving the polymer in an o-cresol / chloroform mixed solvent and titrating with ethanolic potassium hydroxide.
[0043]
Moreover, the number of parts in an Example shows a weight part number.
[Example 1]
An esterification reaction was performed using 1132 g of terephthalic acid and 980 g of 1,4-butanediol (1,4-butanediol / terephthalic acid molar ratio: 1.6), followed by a polycondensation reaction.
[0044]
That is, the total amount of terephthalic acid, the total amount of 1,4-butanediol, 0.8 g of tetra-n-butyl titanate, 0.7 g of monobutylhydroxytin oxide were charged into a reactor equipped with a rectifying column, After starting the esterification reaction under a nitrogen stream, the temperature was gradually raised to carry out the esterification reaction. To the obtained reaction product, 1.0 g of tetra-n-butyl titanate and 0.6 g of trisodium phosphate were added, and a polycondensation reaction was performed at 250 ° C. and 67 Pa.
[Example 2]
Esterification reaction is performed using 1.3 g of tetra-n-butyl titanate as an esterification reaction catalyst, and polycondensation reaction is performed by adding 1.0 g of tetra-n-butyl titanate and 0.75 g of trisodium phosphate. Was carried out in the same manner as in Example 1.
[Example 3]
The same procedure as in Example 1 was conducted, except that 1.5 g of monobutylhydroxytin oxide was used as an esterification reaction catalyst, and polycondensation reaction was performed by adding 0.6 g of trisodium phosphate. .
[Example 4]
The same procedure as in Example 1 was conducted except that the amount of trisodium phosphate added was 1.2 g.
[ Comparative Example 1 ]
The same operation as in Example 1 was conducted except that the amount of trisodium phosphate added was 2.0 g.
[Example 5 ]
It carried out like Example 1 except having added 0.5 g of tripotassium phosphate instead of trisodium phosphate.
[Example 6 ]
It carried out like Example 1 except having added 0.3g of tricalcium phosphate instead of trisodium phosphate.
[Comparative Example 2 ]
It carried out like Example 1 except not adding a phosphate at the time of a polycondensation reaction.
[Comparative Example 3 ]
It carried out like Example 1 except having added sodium acetate 0.4g instead of trisodium phosphate.
[0045]
Table 1 shows the measurement results of the intrinsic viscosity and carboxyl end group concentration of each polyester (PBT) thus obtained.
[0046]
Moreover, from each polyester (PBT) obtained by the said Example and comparative example, a test piece was obtained by injection-molding on the conditions of cylinder temperature 270 degreeC and metal mold temperature 40 degreeC, and a tensile test according to ASTMD638. Went. Further, the test piece was heat-treated at 160 ° C. for 300 hours and then subjected to a tensile test. These results are also shown in Table 1.
[0047]
In addition, the addition amount of the catalyst and phosphorus compound in Table 1 is shown as the number of parts per 100 parts of the produced polyester (PBT).
[0048]
[Table 1]
Figure 0004691750
[0049]
【The invention's effect】
As described above, according to the method for producing a polyester of the present invention, a polyester (PBT) having a low carboxyl end group concentration and excellent hydrolysis resistance and excellent resin toughness can be efficiently obtained. .

Claims (3)

ジカルボン酸またはそのエステル形成誘導体と、1,4−ブタンジオールを主成分とするジオール成分とを、生成するポリエステル100重量部に対して0.01〜0.3重量部のチタン化合物および/または生成するポリエステル100重量部に対して0.02〜0.3重量部のスズ化合物の存在下で、エステル化反応またはエステル交換反応し、次いで重縮合反応するポリエステルの製造法であって、前記重縮合反応が終了する以前の任意の段階で、アルカリ金属のリン酸塩を生成するポリエステル100重量部に対し0.03〜0.1重量部、もしくはアルカリ土類金属のリン酸塩を生成するポリエステル100重量部に対し0.005〜0.15重量部添加することを特徴とするポリエステルの製造法。0.01-0.3 parts by weight of titanium compound and / or formation of dicarboxylic acid or its ester-forming derivative and diol component mainly composed of 1,4-butanediol with respect to 100 parts by weight of the produced polyester A method for producing a polyester, in which an esterification reaction or a transesterification reaction is performed in the presence of 0.02 to 0.3 parts by weight of a tin compound with respect to 100 parts by weight of the polyester to be subjected to the polycondensation reaction. Polyester 100 that produces 0.03-0.1 parts by weight or 100% by weight of the alkaline earth metal phosphate at 100% by weight of the polyester that produces the alkali metal phosphate at any stage prior to the end of the reaction. A method for producing a polyester, wherein 0.005 to 0.15 parts by weight is added to parts by weight. 前記ジカルボン酸またはそのエステル形成誘導体が、テレフタル酸を主成分とする芳香族ジカルボン酸からなることを特徴とする請求項1に記載のポリエステルの製造法。  The method for producing a polyester according to claim 1, wherein the dicarboxylic acid or an ester-forming derivative thereof is an aromatic dicarboxylic acid mainly composed of terephthalic acid. 前記エステル化反応またはエステル交換反応の触媒として、チタン化合物とスズ化合物の併用系もしくはスズ化合物の単独系を使用することを特徴とする請求項1または2に記載のポリエステルの製造法。 The method for producing a polyester according to claim 1 or 2, wherein a combined system of a titanium compound and a tin compound or a single system of a tin compound is used as a catalyst for the esterification reaction or transesterification reaction .
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