JP4690445B2 - リソース管理方法およびリソース管理システム - Google Patents
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Description
NTT技術ジャーナル2007年4月、「NGNが提供する新しいコミュニケーションとそれを支える技術」
図において、通信ネットワーク(NGN)1は、リソース管理機能(RACS:Resource and Admission Control Subsystem)121と呼処理制御機能(CSCF:Call State Control Function )122を含む呼処理サーバ12と、対向呼処理サーバ13と、転送網11の転送処理機能(I−BGF)111,112を含む。NGN1はI−BGF111経由で他網2と接続し、I−BGF111およびI−BGF112経由で他網3と接続している。物理的な接続は、一般的に専有、非専有の中継装置14を介して接続する。
図において、SIP信号(invite,update 等) は、物理的にはユーザ通信のメディアトラヒックが流れるルートとは別のルートを通る。ただし、転送網11では、双方向の太矢印で示すように転送網11を通過するSIP信号は、二重線で示すユーザ通信のメディアトラヒックと同様に、図中両端にある呼処理サーバ16と呼処理サーバ17との間でポリシングを行い、特に網内にトラヒックが流入する方向で流入制御を行うため、I−BGF111とI−BGF112など同一のパケット転送処理機能を通過して網内に流入する。I−BGFは呼処理サーバ12の最大同時接続数をI−BGFの最大セッション数で割った数制御可能だが、図では簡単のため2台記載している。セキュリティの観点からも、網間から網内へのSIP信号の大量送信から装置を保護するための網内装置の情報隠蔽のために境界に位置するこれら転送処理機能のゲート制御が必要になる。この転送処理機能は、ネットワークの境界に位置してトラヒックのゲートの役割を担うことから、I−BGF(中継境界ゲートウェイ)と呼ばれている。I−BGFの制御には、megacoプロトコルを用いるが、NGN方式ではmegacoプロトコル上でSIP信号パケット用のポリシング設定を他のパケットのポリシングと識別することについて定義がされていない。NGN方式では、ポリシングを行う単位をmegaco対象装置/グループ/物理インタフェース/識別番号の階層構造で表すことが推奨されており、この階層構造を次のようにIP/group/interface/id と表現し、termination lDとしてRACS121内で識別管理する。
図において、転送網11にはルータ131,132、I−BGF113,114,115が含まれる。5本の破線表示により、メディアセッション、つまりメディア通信のトラヒックを図示している。メディア通信のトラヒックは、ルータ131,132をそれぞれ通過し、I−BGF113,114に2本ずつ、I−BGF115に1本が通過しており、最終的に他網2に5本すべてが接続されている。他網3に接続されているメディア通信のトラヒックは0本である。I−BGF113,114,115と他網2は、1本の太線で表示されたSIP信号路で接続されており、自網側のユーザと他網2のユーザのユーザ端末間のSIPネゴシエーションがこのSIP信号路を使って行われる。自網側のユーザと他網3のユーザのユーザ端末間のSIPネゴシエーションはこのSIP信号路を用いて行われることはない。自網側のユーザと他網3のユーザのユーザ端末間のSIPネゴシエーション用のSIP信号路は図示するSIP信号路とは別にI−BGF113,114,115のいずれかに設定可能である。自網から他網2への冗長のSIP信号路を図示するSIP信号路とは別にI−BGF114,115に設定可能である。
図において、本システムは、リソース管理機能(RACS)121と呼処理制御機能(CSCF)122を含む呼処理サーバ12と、転送処理機能(I−BGF)111と、対向呼処理サーバ13を含む。保守端末19から本システムに、SIP信号路の開通指示を出し、I−BGF111でSIP信号路が設定されると、SYNとSYN/ACKとACKによる3ウェイハンドシェイク方式でTCPコネクションの確立を行う。以下、SIP信号路確立のための手順を各ステップごとに説明する。
ステップS6では、I−BGF111がステップS5に対して確認応答する。
ステップS8では、I−BGF111がステップS7に対して確認応答する。
ステップS12では、I−BGF111は、監査結果として指定されたtermination IDの有無を確認応答する。
ステップS14では、I−BGF111がステップS13に対して確認応答する。
ステップS18では、対向呼処理サーバ13は確認応答ACKとシーケンス番号の同期通知SYNを返送する。
ステップS20では、CSCF122と対向呼処理サーバ13との間でTCPコネクションが確立する。
パラレルに設定、記憶した場合も、各termination ID中のIPバージョンにより、識別可能とする。
ステップS21では、SIP信号路開通コマンドを保守端末19に入力する。
ステップS25では、I−BGF111は、監査結果として指定されたtermination IDの有無を確認応答する。
ステップS27では、I−BGF111がステップS26に対して確認応答する。
ステップS31では、I−BGF111は、監査結果として指定されたtermination IDの有無を確認応答する。
ステップS33では、I−BGF111がステップS32に対して確認応答する。
また、IPv4とIPv6の信号路の設定は、IPv4路0系、IPv4路1系、IPv60系、IPv6路1系の識別子を含めて、平行に設定してもよい。
SIP信号用帯域量(SIRN0 とSIRN1 は同一帯域量を推奨)
=1秒当たりのSIPセッション数×1SIPセッション当たりの信号サイズ/2
=(SIPセッション数)/180[call/sec] ×16500[byte/call]×8[bit/byte]/2
なお、最大同時接続可能なセッション数は呼処理制御機能(CSCF)に固定的に設定する。さらにTCPの場合にはTCPのウィンドウ制御により実際のトラヒックが少なくなることを考慮して、3/4乗算される。
2,3 他網
11 転送網
12,16,17 呼処理サーバ
13 対向呼処理サーバ
14 中継装置
19 保守装置
111〜115 転送処理機能(I−BGF)
121 リソース管理機能(RACS)
122,16,17 呼処理制御機能(CSCF)
131,132 ルータ
Claims (9)
- 呼処理部と1以上の転送処理部を含む通信ネットワーク上で、呼処理部のリソース管理機能で通信ネットワークの経路毎に仮想パスとしてリソース管理し、呼処理部および少なくとも1つの転送処理部を転送されるユーザ端末間の呼制御ネゴシエーションの度に確立した転送処理部を転送されるメディアトラヒックの帯域量を呼制御ネゴシエーションで確立したメディアセッション毎に仮想パスから加減算して管理するリソース管理方法において、
前記リソース管理機能は、
前記通信ネットワークに含まれる自転送網と他網との間でパケット送受信可能な1以上の転送処理部を登録してゲート制御し、ユーザ端末間のメディア通信トラヒックの流入許可を行い、
前記転送網でユーザ端末間のメディア通信トラヒックを呼制御ネゴシエーションによって決定されたメディア種別により優先順位クラスとを対応付け、前記呼制御信号の制御情報を管理し、
前記ユーザ端末間の呼制御ネゴシエーションの前に、前記転送網の1以上の転送処理部に対して接続する網毎に呼制御信号路を固定的に設定し、
前記転送処理部を介して対向する前記呼処理部が対地ごとに呼制御信号を、束の仮想パスとして制御管理し、
前記各ユーザ端末間のネゴシエーションで送受信される呼制御信号のパケットをメディア信号のパケットとみなし、呼処理部のリソース管理機能で呼制御信号のパケットの集合をメディアトラヒックの帯域量とみなし、接続する網および通過する前記転送処理部ごとに、呼制御信号路の帯域として仮想パスの内で管理する
ことを特徴とするリソース管理方法。 - 請求項1に記載のリソース管理方法において、
前記転送処理部に前記各ユーザ端末間のネゴシエーションで決定したメディアセッションで送受信されるメディア信号の束と関連付けて前記呼制御信号を識別管理する
ことを特徴とするリソース管理方法。 - 請求項1に記載のリソース管理方法において、
前記呼処理部は、前記呼制御信号路の帯域幅を平均レートとし、最優先パケットの扱いで前記転送処理部に対してポリシング設定を行う
ことを特徴とするリソース管理方法。 - 請求項1に記載のリソース管理方法において、
TCPコネクションのソースIPアドレスおよびポート番号の変化を検出し、次の変更時のための許可設定を行う
ことを特徴とするリソース管理方法。 - 請求項1に記載のリソース管理方法において、
前記呼処理部は、前記転送網を論理仮想化したリソース上で前記呼制御信号路の帯域を識別し管理する
ことを特徴とするリソース管理方法。 - 請求項1に記載のリソース管理方法において、
前記リソース管理機能は、保持する前記呼制御信号路の仮想パス情報を維持するために、定期的に開通情報と同じ情報を送信し、前記呼制御信号路の情報が欠損していた場合に前記転送処理部に対して監査を行い、設定情報を一旦消去した上で再設定する
ことを特徴とするリソース管理方法。 - 請求項1に記載のリソース管理方法において、
前記呼制御信号路を前記転送処理装置に対して上りTCPコネクション用、下りTCPコネクション用の2本設定し、自網発の呼制御信号は下り用を利用し、接続不可能な場合に上りTCPコネクションを利用する
ことを特徴とするリソース管理方法 - 請求項1に記載のリソース管理方法において、
IPV4とIPV6の信号路の設定は、IPV4路0系、IPV4路1系、IPV6路0系、IPV6路1系、の識別子を含めて、前記転送処理装置に対して平行に設定実施する
ことを特徴とするリソース管理方法 - 呼処理部と1以上の転送処理部を含む通信ネットワーク上で、呼処理部のリソース管理機能で通信ネットワークの経路毎に仮想パスとしてリソース管理し、呼処理部および少なくとも1つの転送処理部を転送されるユーザ端末間の呼制御ネゴシエーションの度に確立した転送処理部を転送されるメディアトラヒックの帯域量を呼制御ネゴシエーションで確立したメディアセッション毎に仮想パスから加減算して管理するリソース管理システムにおいて、
前記リソース管理機能は、
前記通信ネットワークに含まれる自転送網と他網との間でパケット送受信可能な1以上の転送処理部を登録してゲート制御し、ユーザ端末間のメディア通信トラヒックの流入許可を行う手段と、
前記転送網でユーザ端末間のメディア通信トラヒックを呼制御ネゴシエーションによって決定されたメディア種別により優先順位クラスとを対応付け、前記呼制御信号の制御情報を管理する手段と、
前記ユーザ端末間の呼制御ネゴシエーションの前に、前記転送網の1以上の転送処理部に対して接続する網毎に呼制御信号路を固定的に設定する手段と、
前記転送処理部を介して対向する前記呼処理部が対地ごとに呼制御信号を、束の仮想パスとして制御管理する手段と、
前記各ユーザ端末間のネゴシエーションで送受信される呼制御信号のパケットをメディア信号のパケットとみなし、呼処理部のリソース管理機能で呼制御信号のパケットの集合をメディアトラヒックの帯域量とみなし、接続する網および通過する前記転送処理部ごとに、呼制御信号路の帯域として仮想パスの内で管理する手段と
を備えたことを特徴とするリソース管理システム。
Priority Applications (1)
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JP2008234608A JP4690445B2 (ja) | 2008-09-12 | 2008-09-12 | リソース管理方法およびリソース管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008234608A JP4690445B2 (ja) | 2008-09-12 | 2008-09-12 | リソース管理方法およびリソース管理システム |
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2008
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