JP4689819B2 - Electronic information disclosure proof collecting device, browsing proof data providing device, electronic commerce system, method thereof, and computer-readable recording medium recording program in electronic information disclosure proof system - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子情報公開証明システムに関し、より詳細には、ネットワーク上の電子情報が公開されていたことを証明するための電子情報公開証明システムに組み込む電子情報公開証明収集装置、閲覧証明データ提供装置、電子商取引システム、並びにそれらの方法、及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ある電子情報が特定の日時に存在していたことを認証する方法及びシステムは存在していた。このような方法及びシステムは、例えば米国特許第5136647号、米国再審査特許第RE34954号、米国特許第5136646号、米国特許第5373561号、米国特許第5781629号の各明細書等に記載されている。しかしながら、これらの米国特許の技術は、例えばインターネット等で、ある電子情報が公開されていたことを証明するものではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
近年、インターネット等でも技術情報が開示されるようになり、このような技術情報は、雑誌や図書等の形で刊行された技術情報と同等の情報を含んでおり、その伝達の迅速性等は従来の刊行物とは比較にならないほどである。したがって、研究者が自己の研究成果を早期に公表すること等を目的としてインターネット等を使用することも多くなっている。また、従来の刊行物に比して情報の発信が簡便であり、コストも低いため、より多くの情報がインターネット等で公開される可能性が高い。しかし、従来技術では電子情報が存在していたことを証明することはできるが、インターネット等で公開されていたということを証明することはできなかった。すなわち、電子情報が秘密であったかどうかが分からなかった。
【0004】
もし、インターネット等で公開されていたということを証明することができない場合には、公開されていた技術内容と同様の内容の特許を他人が取得する可能性がある。上述したように、インターネット等で公開された技術情報は、実質的に刊行物と同じ効果を奏するものであり、日本特許法においては「電子通信回線を通じて公衆に利用可能になった発明」に対しては特許を与えないようにしている。しかし、インターネット等で公開された技術情報は、いつ公開されていたのか、改ざんされていないのか、といったことを証明することが難しいため、その証拠としての信頼性が従来の刊行物に比して弱い、という面は否めない。
【0005】
これに対し、本出願人は、特願平11−341288号公報及び特願平11−341289号公報において、インターネット等のネットワーク上で、ある電子情報が所定の条件の下公開されていたことを証明するための方法及びシステム並びにコンピュータ・プログラムを提供するための「電子情報公開証明方法及びシステム、並びに電子情報公開証明プログラムを格納した記憶媒体」を提案している。特願平11−341288号公報及び特願平11−341289号公報においては、公開証明サービスが複数のアクセスポイントから任意のタイミングで公開電子情報にアクセスすることで、その電子情報が公開されていたことの証拠を集めるというスタイルを採った。この場合、情報公開サイト側が予測できない様々なアクセスポイントからアクセスしなければならないため、多くのアクセスポイントを用意しなければならず、それは必然的に公開証明サービス自身が様々なインターネットサービスプロバイダと契約しなければならなくなるという問題があった。
【0006】
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、インターネット等のネットワーク上で、ある電子情報が所定の条件の下公開されていたことを上記特願平11−341288号公報及び特願平11−341289号公報に記載されたものとは別の方法で証明するための電子情報公開証明システム、その方法、及びそのプログラムを記録した記録媒体を提供することをその目的とする。
【0007】
本発明は、ネットワーク上に公開されている電子情報を閲覧したことを不特定多数のクライアントに証明させることが可能な電子情報公開証明提供システムに組み込む電子情報公開証明収集装置、その方法、及びそのプログラムを記録した記録媒体を提供することをその目的とする。
【0008】
本発明は、上記電子情報公開提供システムに組み込み、ネットワーク上に公開されている電子情報を閲覧したことを不特定多数のクライアントが証明するための閲覧証明データ提供装置、その方法、及びそのプログラムを記録した記録媒体を提供することをその目的とする。
【0009】
本発明は、上記電子情報公開提供システムに組み込む電子商取引システムであって、ネットワーク上に公開されている電子情報を閲覧したことを不特定多数のクライアントが証明するための閲覧証明データ提供装置での閲覧証明データの提供を、クライアントに促すための電子商取引システム、その方法、及びそのプログラムを記録した記録媒体を提供することをその目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、電子情報がネットワーク上に公開されていることを証明するための電子情報公開証明システムにおける、コンピュータで構成された電子情報公開証明収集装置であって、他のコンピュータから、ネットワーク上に公開されている電子情報を閲覧したことを示すアクセス情報及び該他のコンピュータのユーザの電子署名を含む閲覧証明データを、ネットワーク経由で受信する閲覧証明データ受信手段と、該閲覧証明データ受信手段により閲覧証明データを受信した際に、該受信した閲覧証明データを前記電子署名の正当性により認証する認証手段と、該認証手段で認証が成功した前記他のコンピュータからの閲覧証明データのみを蓄積する閲覧証明データ蓄積手段と、前記閲覧証明データ受信手段により受信した閲覧証明データの送信元である前記他のコンピュータに、電子商取引で使用可能なチケットをネットワーク経由で送信するチケット送信手段と、を有し、前記アクセス情報は、前記電子情報と前記電子情報にアクセスしたアクセス日時とを含むことを特徴としたものである。
【0011】
請求項2の発明は、電子情報がネットワーク上に公開されていることを証明するための電子情報公開証明システムにおける、コンピュータで構成された電子情報公開証明収集装置であって、他のコンピュータから、ネットワーク上に公開されている電子情報を閲覧したことを示すアクセス情報及び該他のコンピュータのユーザの電子署名を含む閲覧証明データを、ネットワーク経由で受信する閲覧証明データ受信手段と、該閲覧証明データ受信手段により閲覧証明データを受信した際に、該受信した閲覧証明データを前記電子署名の正当性により認証する認証手段と、該認証手段で認証が成功した前記他のコンピュータからの閲覧証明データのみを蓄積する閲覧証明データ蓄積手段と、前記閲覧証明データ受信手段により受信し該閲覧証明データ蓄積手段で蓄積した閲覧証明データの送信元である前記他のコンピュータが電子商取引で使用可能なチケットを生成するチケット生成手段と、該チケット生成手段で生成したチケットを該電子商取引のシステムにネットワーク経由で送信するチケット送信手段と、を有し、前記アクセス情報は、前記電子情報と前記電子情報にアクセスしたアクセス日時とを含むことを特徴としたものである。
【0012】
請求項3の発明は、電子情報がネットワーク上に公開されていることを証明するための電子情報公開証明システムにおける、コンピュータで構成された電子情報公開証明収集装置であって、他のコンピュータから、ネットワーク上に公開されている電子情報を閲覧したことを示すアクセス情報及び該他のコンピュータのユーザの電子署名を含む閲覧証明データを、ネットワーク経由で受信する閲覧証明データ受信手段と、該閲覧証明データ受信手段により閲覧証明データを受信した際に、該受信した閲覧証明データを前記電子署名の正当性により認証する認証手段と、該認証手段で認証が成功した前記他のコンピュータからの閲覧証明データのみを蓄積する閲覧証明データ蓄積手段と、前記閲覧証明データ受信手段により受信し該閲覧証明データ蓄積手段で蓄積した閲覧証明データの送信元である前記他のコンピュータに対し、当該電子情報公開証明収集装置で使用可能なポイント又は電子商取引で使用可能なポイントを発生するポイント発生手段と、該ポイント発生手段で発生したポイントを蓄積するポイント蓄積手段と、を有し、前記アクセス情報は、前記電子情報と前記電子情報にアクセスしたアクセス日時とを含むことを特徴としたものである。
【0013】
請求項4の発明は、請求項2又は3の発明において、前記閲覧証明データの送信元である前記他のコンピュータに対する、前記チケットに関する情報又は前記ポイントに関する情報を、該他のコンピュータに通知する通知手段を有することを特徴としたものである。
【0014】
請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれか1の発明において、前記チケット又はポイントを前記閲覧証明データの送信元である前記他のコンピュータにのみ使用可能な状態にする使用者制限手段を有することを特徴としたものである。
【0015】
請求項6の発明は、請求項5の発明において、前記使用者制限手段は、前記チケット又はポイントを前記他のコンピュータの持つ公開鍵で暗号化することを特徴としたものである。
【0016】
請求項7の発明は、請求項1乃至6のいずれか1の発明において、前記チケット又はポイントは、ユニークなIDを含むことを特徴としたものである。
【0017】
請求項8の発明は、請求項1乃至7のいずれか1の発明において、前記チケット又はポイントに当該電子情報公開証明収集装置が発行したことを示す情報を付与する発行情報付与手段を有することを特徴としたものである。
【0018】
請求項9の発明は、請求項1乃至8のいずれか1の発明において、前記チケット又はポイントに当該電子情報公開証明収集装置の電子署名を付与し、該チケット又はポイントを該電子署名によって改ざんから保護するシステム署名付与手段を有することを特徴としたものである。
【0020】
請求項10の発明は、請求項1乃至9のいずれか1の発明において、前記電子商取引のシステムからのネットワークを介した提示要求により前記ポイント又はチケットを該電子商取引のシステムにネットワーク経由で提示するポイント提示手段を有することを特徴としたものである。
【0025】
請求項11の発明は、電子情報がネットワーク上に公開されていることを証明するための電子情報公開証明システムにおける、コンピュータで構成された電子情報公開証明収集装置で実行する電子情報公開証明収集方法であって、閲覧証明データ受信手段が、他のコンピュータから、ネットワーク上に公開されている電子情報を閲覧したことを示すアクセス情報及び該他のコンピュータのユーザの電子署名を含む閲覧証明データを、ネットワーク経由で受信するステップと、前記閲覧証明データ受信手段で閲覧証明データを受信した際に、認証手段が、該受信した閲覧証明データを前記電子署名の正当性により認証するステップと、閲覧証明データ蓄積手段が、前記認証手段で認証が成功した前記他のコンピュータからの閲覧証明データのみを記憶部に蓄積するステップと、チケット送信手段が、電子商取引で使用可能なチケットを、前記閲覧証明データ受信手段で受信した閲覧証明データの送信元である前記他のコンピュータにネットワーク経由で送信するステップと、を含み、前記アクセス情報は、前記電子情報と前記電子情報にアクセスしたアクセス日時とを含むことを特徴としたものである。
【0026】
請求項12の発明は、電子情報がネットワーク上に公開されていることを証明するための電子情報公開証明システムにおける、コンピュータで構成された電子情報公開証明収集装置で実行する電子情報公開証明収集方法であって、閲覧証明データ受信手段が、他のコンピュータから、ネットワーク上に公開されている電子情報を閲覧したことを示すアクセス情報及び該他のコンピュータのユーザの電子署名を含む閲覧証明データを、ネットワーク経由で受信するステップと、前記閲覧証明データ受信手段で閲覧証明データを受信した際に、認証手段が、該受信した閲覧証明データを前記電子署名の正当性により認証するステップと、閲覧証明データ蓄積手段が、前記認証手段で認証が成功した前記他のコンピュータからの閲覧証明データのみを記憶部に蓄積するステップと、チケット生成手段が、前記閲覧証明データ受信手段により受信し前記閲覧証明データ蓄積手段で蓄積した閲覧証明データの送信元である前記他のコンピュータが電子商取引で使用可能なチケットを生成するステップと、チケット送信手段が、前記生成したチケットを該電子商取引のシステムにネットワーク経由で送信するステップと、を含み、前記アクセス情報は、前記電子情報と前記電子情報にアクセスしたアクセス日時とを含むことを特徴としたものである。
【0027】
請求項13の発明は、電子情報がネットワーク上に公開されていることを証明するための電子情報公開証明システムにおける、コンピュータで構成された電子情報公開証明収集装置で実行する電子情報公開証明収集方法であって、閲覧証明データ受信手段が、他のコンピュータから、ネットワーク上に公開されている電子情報を閲覧したことを示すアクセス情報及び該他のコンピュータのユーザの電子署名を含む閲覧証明データを、ネットワーク経由で受信するステップと、前記閲覧証明データ受信手段で閲覧証明データを受信した際に、認証手段が、該受信した閲覧証明データを前記電子署名の正当性により認証するステップと、閲覧証明データ蓄積手段が、前記認証手段で認証が成功した前記他のコンピュータからの閲覧証明データのみを記憶部に蓄積するステップと、ポイント発生手段が、前記閲覧証明データ受信手段により受信し前記閲覧証明データ蓄積手段で蓄積した閲覧証明データの送信元である前記他のコンピュータに対し、前記電子情報公開証明収集装置で使用可能なポイント又は電子商取引で使用可能なポイントを発生するステップと、ポイント蓄積手段が、前記発生したポイントを前記記憶部に蓄積するステップと、を含み、前記アクセス情報は、前記電子情報と前記電子情報にアクセスしたアクセス日時とを含むことを特徴としたものである。
【0028】
請求項14の発明は、コンピュータを請求項1乃至10のいずれか1記載の電子情報公開証明収集装置の各手段として機能させるための、又はコンピュータに請求項11乃至13のいずれか1記載の電子情報公開証明収集方法の各ステップを実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0029】
請求項15の発明は、請求項1乃至10のいずれか1記載の電子情報公開証明収集装置に対し、前記閲覧証明データを提供するためのコンピュータで構成した閲覧証明データ提供装置であって、ネットワーク上に公開されている電子情報をネットワーク経由で読み出して閲覧用に表示する閲覧手段と、該電子情報を閲覧したことを示すアクセス情報及び当該閲覧証明データ提供装置のユーザの電子署名を含む閲覧証明データを作成する閲覧証明データ作成手段と、該閲覧証明データ作成手段により作成した閲覧証明データを前記電子情報公開証明収集装置にネットワーク経由で送信する閲覧証明データ送信手段と、該閲覧証明データ送信手段により送信した閲覧証明データの対価として、電子商取引で使用可能なチケット、又は、前記電子情報公開証明収集装置で使用可能なポイント又は電子商取引で使用可能なポイントに対する情報をネットワーク経由で受信する手段と、を有することを特徴としたものである。
【0032】
請求項16の発明は、請求項15の発明において、前記チケット又はポイントは、前記閲覧証明データの送信元である当該閲覧証明データ提供装置の持つ公開鍵で暗号化されており、当該閲覧証明データ提供装置は、前記チケット又はポイントを前記公開鍵に対応する秘密鍵で復号する復号手段を有することを特徴としたものである。
【0036】
請求項17の発明は、請求項15又は16の発明において、前記閲覧証明データ作成手段は、閲覧した電子情報を含めて前記閲覧証明データを作成することを特徴としたものである。
【0041】
請求項18の発明は、請求項11乃至13のいずれか1記載の電子情報公開証明収集方法により収集する閲覧証明データを、閲覧証明データ提供装置で提供するための閲覧証明データ提供方法であって、閲覧手段が、ネットワーク上に公開されている電子情報をネットワーク経由で読み出して閲覧用に表示するステップと、閲覧証明データ作成手段が、前記電子情報を閲覧したことを示すアクセス情報及び前記閲覧証明データ提供装置のユーザの電子署名を含む閲覧証明データを作成するステップと、閲覧証明データ送信手段が、前記作成した閲覧証明データを前記電子情報公開証明収集装置にネットワーク経由で送信するステップと、受信手段が、前記閲覧証明データ送信手段で送信した閲覧証明データの対価として、電子商取引で使用可能なチケット、又は、前記電子情報公開証明収集装置で使用可能なポイント又は電子商取引で使用可能なポイントに対する情報をネットワーク経由で受信するステップと、を含むことを特徴としたものである。
【0042】
請求項19の発明は、コンピュータを請求項15乃至17のいずれか1記載の閲覧証明データ提供装置の各手段として機能させるための、又はコンピュータに請求項18記載の閲覧証明データ提供方法の各ステップを実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0043】
請求項20の発明は、請求項15乃至17のいずれか1記載の閲覧証明データ提供装置で受信したチケット又はポイントに関する情報を使用可能な、コンピュータで構成された電子商取引システムであって、前記閲覧証明データ提供装置からネットワーク経由で前記チケット又はポイントに関する情報を受信する手段と、該受信したチケット又はポイントに関する情報を、前記電子情報公開証明収集装置にネットワーク経由で送信し該チケット又はポイントの対価を請求する対価請求手段と、を有することを特徴としたものである。
【0044】
請求項21の発明は、請求項20の発明において、前記チケット又はポイントを使用している前記閲覧証明データ提供装置が正当な閲覧証明データ提供装置であることを認証する装置認証手段と、該装置認証手段により認証された閲覧証明データ提供装置に対して蓄積された前記チケット又はポイントに関する情報を前記電子情報公開証明収集装置からネットワーク経由で受信又は閲覧するチケット情報受信手段と、を有することを特徴としたものである。
【0045】
請求項22の発明は、請求項18記載の閲覧証明データ提供方法で受信したチケット又はポイントに関する情報を使用して電子商取引を行う電子商取引方法であって、受信手段が、前記閲覧証明データ提供装置から前記チケット又はポイントに関する情報をネットワーク経由で受信するステップと、対価請求手段が、前記受信したチケット又はポイントに関する情報を、前記電子情報公開証明収集装置にネットワーク経由で送信し該チケット又はポイントの対価を請求するステップと、を含むことを特徴としたものである。
【0046】
請求項23の発明は、コンピュータを請求項20又は21記載の電子商取引システムの各手段として機能させるための、又はコンピュータに請求項22記載の電子商取引方法の各ステップを実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0047】
請求項25の発明は、請求項15,20,24のいずれか1記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0048】
【発明の実施の形態】
本発明に係る電子情報公開証明提供システムとしての公開証明サービスは、自分で公開情報にアクセスすることはせず、ネットワーク上の任意のユーザから送り届けられる「公開情報にアクセスした証拠」を収集するというスタイルを採る。任意のユーザが証拠を送り届けたくなるように、証拠を送ってくれたユーザには、引き換えに電子商取引サイトで使える割引チケットや優待ポイントを提供する。
【0049】
公開証明サービスは、収集した証拠(証明書)を情報公開サイトに販売することで代金を受け取る。ユーザに送付した割引チケットが電子商取引サイトで使用されると、その電子商取引サイトは割引チケットで割り引いた分を公開証明サービスに請求する。なお、現実的には請求する額は割り引いた分より少ないであろうが話を簡単にするためにそうしている。情報公開サイトに証拠(証明書)を販売した額と、割引チケットとして渡した額の差、及び、使用されずに破棄された割引チケットの額のトータルが公開証明サービスの収入となる。
【0050】
情報公開サイトは、情報を公開していたことを証明できるというメリットがあり、電子商取引サイトはユーザが割引チケットを使うためにそこで消費活動をしてくれるためにメリットがある。ユーザは公開されている電子情報に対して、誤解を恐れずに記述すると単に自分の三文判を押して送る、すなわち署名運動に参加するだけで商品を安く購入できるというメリットがあり、公開証明サービスはこのビジネスモデルを運営することで収入が得られるというメリットがある。このように、このビジネスモデルに登場する全てのプレーヤにメリットがある。
情報を公開していたことを証明する仕組みを提供することで電子商取引を促進することになる新しいビジネスモデルである。
【0051】
図1は、本発明の一実施形態に係る電子情報公開証明システムの概略を示す図、図2及び図3は、図1の電子情報公開証明システムにおける証明方法の一実施例を説明するためのフロー図である。
インターネット4でホームページを掲載している3で示す情報公開サイトA、電子情報をインターネット4上で公開していることを証明するサービスを提供している6で示す公開証明サービスB、インターネット4上で電子商取引サービスを提供している5で示す電子商取引サイトC、インターネット4に接続している2で示すクライアント端末D、クライアント端末を操作してインターネット4にアクセスしている1で示すユーザEを想定する。
【0052】
以下のステップによって情報公開サイトAが公開情報11を公開していたことを証明する。
ユーザEは情報公開サイトAがインターネット上に公開している公開情報11を、クライアント端末Dでブラウザを用いてアクセスしてダウンロードする(ステップS1)。ダウンロードした公開情報11に、公開情報11の所在を示すURLや、アクセスした日時、アクセスしたクライアント端末のIPアドレスなどの属性情報12を付与してアクセス情報とし、アクセス情報に対して、ユーザEの電子署名13を付与してアクセス証明書14とする(ステップS2)。ユーザEは作成したアクセス証明書14を公開証明サービスBに送付する(ステップS3)。
【0053】
公開証明サービスBは受け取ったアクセス証明書14に含まれる電子署名の正当性を確認し、正当性が確認できなければ処理を終了する。更に、公開証明サービスBはアクセス証明書14に含まれるURLにアクセスし、アクセス証明書に含まれる公開情報11が正しいものであるかどうか確認し、正しいことが確認できなければ処理を終了する。アクセス証明書14が正しいことが確認できると、公開証明サービスBはアクセス証明書14をデータベース(証明書DB)15に格納して保存する(ステップS4)。
【0054】
さらに、公開証明サービスBはユニークID16と割引情報(100円引き、等)17を含む割引データ18を作成し、作成した割引データ18に対して公開証明サービスBの電子署名19を付与して割引証明データ20とする(ステップS5)。更にそれをアクセス証明書14の電子署名13に含まれるユーザEの公開鍵によって暗号化して割引チケット21とする(ステップS6)。また、公開証明サービスBはユニークID16を、割引データベース22に格納して保存する(ステップS7)。ステップS6により作成した割引チケット21をユーザEへ送り返す(ステップS8)。
【0055】
ユーザEはクライアント端末Dを用いて電子商取引サイトCにアクセスする。ユーザEは欲しい商品を購入する際に、先の割引チケット21をユーザE自身の秘密鍵で復号して割引証明データ20とし(ステップS9)、商品購入情報24、即ち購入したい商品コード23とともにその割引証明データ20を電子商取引サイトCに送付する(ステップS10)。
【0056】
電子商取引サイトCは受け取った割引証明データ20に含まれる公開証明サービスBの電子署名19の正当性を確認し、正当であれば受け取った割引証明データ20に含まれるユニークID16を取り出し、公開証明サービスBに送付する(ステップS11)。正当性が確認できなければ処理を終了する。
【0057】
公開証明サービスBは受け取ったユニークID16に相当するエントリを割引データベース22から検索し、その使用状況を確認する。すなわち、それが使用済みでないか、または存在しないものでないか確認する。使用済み、もしくは存在しない場合には処理を終了する。使用済み、存在しないものでなければ、ユニークID16に該当する割引データベース22のエントリを使用済みのステータスに変更する(ステップS12)。
【0058】
電子商取引サイトCはユーザEから受け取った商品コード23に該当する商品を、割引証明データ20に含まれる割引情報17に従って割り引いてユーザEに販売する(ステップS13)。電子商取引サイトCは割引証明データ20を保存しておき、一定期間ごとに割引証明データ20をまとめて公開証明サービスBに送付する(ステップS14)。公開証明サービスBは割引代金に相当する額を電子商取引サイトCに支払う(ステップS15)。
【0059】
公開証明サービスBは電子商取引サイトCから受け取った割引証明データ20に含まれるユニークID16′に該当する割引データベース22のエントリ(すでに使用済みになっていることを確認する)を削除する。公開証明サービスBは、予め指定された期間、アクセス証明書14を収集した後、証明書DB15に収集・保存されたアクセス証明書14をまとめて情報公開サイトAに送付する(ステップS16)。情報公開サイトAはアクセス証明書の代金を支払い(ステップS17)、公開証明サービスBは代金を受け取る。
【0060】
情報公開サイトAは受け取ったアクセス証明書を保存して、情報を公開していたことを証明しなければならなくなるときに備える。情報公開サイトAは、公開情報11を公開していたことを第三者Fに証明しなければならなくなると、保存しておいた公開情報11のアクセス証明書(14他)を取り出して第三者Fに渡す。
【0061】
第三者Fは受け取ったすべてのアクセス証明書について、含まれている電子署名の正当性を検証し、電子署名が様々なユーザによって付与されていることを確認し、様々なIPアドレスからアクセスされていることを確認し、様々なタイミングでアクセスされていることを確認する。それらが十分無作為であることを確認できると、公開情報11が公開されていたことの証明となる。無作為さが公開されていたことの信憑性の高さにつながる。
【0062】
ユーザEの利便性を高めるために、公開証明サービスBは、アクセス証明書を求めている情報公開サイトへのリンク一覧を公開し、また、情報公開サイトから公開情報をダウンロードするところから公開証明サービスBにアクセス証明書を送り返すところまでを一括で簡単に処理するためのプログラムを無償で配布するとよい。また、第三者Fがアクセス証明書の確認を容易に行えるようにするツールなども公開証明サービスBが無償で配布するとよい。
【0063】
図4は、図1の電子情報公開証明システムにおける証明方法の他の実施例を説明するためのフロー図である。
アクセス証明書を送付してもらった引き換えに割引チケットを発行する実施例を示したが、クライアントに割引チケットを発行せずとも、ユーザごとの優待ポイントを公開証明サービスBが蓄積・管理するようにしても良い。その場合、電子商取引サイトCにユーザEがアクセスする際には、自分がユーザEであることの認証を求められることになる。認証は公開鍵暗号方式を用いた一般的な方法でよい。
【0064】
ユーザEは電子商取引サイトCにクライアント端末Dを使ってアクセスする(ステップS21)。電子商取引サイトCは乱数データを生成し、ユーザE(クライアントD)に送付する(ステップS22)。クライアントD(ユーザE)は受け取った乱数データに対して自分の秘密署名鍵で署名データを作成し、その乱数データに添付して認証データにする(ステップS23)。ユーザEは認証データを電子商取引サイトCに送付する(ステップS24)。
【0065】
電子商取引サイトCは、受け取った認証データに含まれる署名データの正当性を確認し、さらに認証データに含まれる乱数データが先にユーザEに送付したものと一致することを確認する(ステップS25)。確認に失敗すれば処理を終了する。確認ができたら、ユーザE本人であることがわかり、公開証明サービスBからユーザEの優待ポイントを引き出して商品購入の際に優待価格を提示する(ステップS26)。
【0066】
上述した各実施例においては、本発明の一実施形態に係る電子情報公開証明システムの詳細を説明してきたが、以下にそこに含まれる実施形態も含め、本発明の各実施形態を説明する。
【0067】
図5は、本発明の実施形態に係る電子情報公開証明システムを説明するためのブロック図で、図中、2は図1中のクライアントDに対応する閲覧証明データ提供システム、3は図1中の情報公開サイトAに対応する情報公開システム、4は図1中のインターネットに対応するインターネット等のネットワーク、5は図1中の電子商取引サイトCに対応する電子商取引システム、6は図1中の公開証明サービスBに対応する電子情報公開証明提供システムを示す。
【0068】
本発明の一実施形態に係る電子情報公開証明提供システム6は、ネットワーク4上(情報公開システム4)に公開されている電子情報を閲覧したことを証明する閲覧証明データを不特定多数のクライアント2から受け付ける閲覧証明データ受付手段41と、閲覧証明データ受付手段41により受け付けた閲覧証明データを蓄積する閲覧証明データ蓄積手段44と、閲覧証明データ受付手段41により受け付けた閲覧証明データの送付元であるクライアント2に、電子商取引5で使用可能なチケットを送付するチケット送付手段42と、を有するようにしている。
【0069】
本発明の他の実施形態に係る電子情報公開証明提供システム6は、ネットワーク1上に公開されている電子情報を閲覧したことを証明する閲覧証明データを不特定多数のクライアント2から受け付ける閲覧証明データ受付手段41と、閲覧証明データ受付手段41により受け付けた閲覧証明データを蓄積する閲覧証明データ蓄積手段44と、閲覧証明データ受付手段41により受け付けた閲覧証明データの送付元であるクライアント2が電子商取引5で使用可能なチケットを、該電子商取引のシステム5に送付するチケット送付手段42と、を有するようにしている。
【0070】
本発明の他の実施形態に係る電子情報公開証明提供システム6は、ネットワーク4上に公開されている電子情報を閲覧したことを証明する閲覧証明データを不特定多数のクライアント2から受け付ける閲覧証明データ受付手段41と、閲覧証明データ受付手段41により受け付けた閲覧証明データを蓄積する閲覧証明データ蓄積手段44と、閲覧証明データ受付手段41により受け付けた閲覧証明データの送付元であるクライアント2に対し、当該電子情報公開証明提供システム6で使用可能なポイント又は電子商取引5で使用可能なポイントを蓄積するポイント蓄積手段45と、を有するようにしている。電子情報公開証明システムで使用可能なポイントを蓄積する場合には、該システムにおいて、ポイントに対する景品等を準備し、提示する必要がある。
【0071】
本発明の他の実施形態に係る電子情報公開証明提供システム6は、前述の閲覧証明データの送付元であるクライアント2に対する、前述のチケットに関する情報又は累積ポイント等のポイントに関する情報を、該クライアント2に通知する通知手段43を有するようにしている。
【0072】
本発明の他の実施形態に係る電子情報公開証明提供システム6は、前述のチケット又はポイントを前述の閲覧証明データの送付元であるクライアント2にのみ使用可能な状態にする使用者制限手段を有するようにしている。この使用者制限手段は、前述のチケット又はポイントを前記クライアント2の持つ公開鍵で暗号化するようにしてもよい。
【0073】
本発明の他の実施形態に係る電子情報公開証明提供システム6は、前述のチケット又はポイントは、ユニークなIDを含むようにしている。また、他の実施形態として、前述のチケット又はポイントに当該電子情報公開証明提供システム6が発行したことを示す情報を付与する発行情報付与手段を有するようにしている。また、前述のチケット又はポイントに当該電子情報公開証明提供システム6の電子署名を付与し、該チケット又はポイントを該電子署名によって改ざんから保護するシステム署名付与手段を有するようにしてもよい。
【0074】
本発明の他の実施形態に係る電子情報公開証明提供システム6は、前述の電子商取引5に使用されたチケット又はポイントに関する情報を該電子商取引のシステム5から受け取るチケット情報受取手段48と、チケット情報受取手段48により受け取ったチケット又はポイントの対価を電子商取引5の業者に支払う手段と、を有するようにしている。
【0075】
本発明の他の実施形態に係る電子情報公開証明提供システム6は、前述の電子商取引のシステム5からの依頼により前述のポイント又はチケットを該電子商取引のシステム5に提示するポイント提示手段46を有するようにしている。
【0076】
本発明の他の実施形態に係る電子情報公開証明提供システム6は、前述の閲覧証明データ蓄積手段44に蓄積された閲覧証明データを、該閲覧証明データに係わる電子情報を公開した公開業者(情報公開システム3に公開した業者)に渡す手段(閲覧証明データ送信手段)47と、該閲覧証明データの対価を、該電子情報の公開業者から受け取る手段と、を有するようにしている。
【0077】
上述のように電子情報公開証明提供システム6は、前述の閲覧証明データには閲覧した電子情報が含まれているようにしている。また、閲覧証明データには閲覧した電子情報の所在を含む電子情報の関連情報や、閲覧証明データには閲覧したクライアントの所在を含むクライアントの関連情報、閲覧した日時を含む閲覧の状況に関連する情報が含まれているようにしてもよい。さらに、閲覧証明データは、クライアントの電子署名を付与することによって改ざんから保護されているようにしてもよい。
【0078】
以上、本発明に係る電子情報公開証明提供システムを説明してきたが、本発明は電子情報公開証明提供システムの各手段を実行するための電子情報公開証明提供方法としての形態も可能である。また、コンピュータに電子情報公開証明提供システムの各手段として機能させるための、又は電子情報公開証明提供方法を実行させるためのプログラム及び該プログラムを記録するための記録媒体としても実現可能である。記録媒体としては、具体的には、CD−ROM、光磁気ディスク、DVD−ROM、フロッピーディスク、フラッシュメモリ、及びその他各種ROMやRAM等が想定でき、これら記録媒体に上述した本発明の各実施形態に係る各処理をコンピュータに実行させ、証明に係る機能を実現するためのプログラムを記録して流通させることにより、当該機能の実現を容易にする。そしてコンピュータ等の情報処理装置に上記のごとくの記録媒体を装着して情報処理装置によりプログラムを読み出すか、若しくは情報処理装置が備えている記憶媒体に当該プログラムを記憶させておき、必要に応じて読み出すことにより、本発明に係わる証明機能を実行することができる。
【0079】
本発明の一実施形態に係る閲覧証明データ提供システム2は、ネットワーク4上で公開された電子情報を証明するための電子情報公開証明システムにおける閲覧証明データ提供システム2であって、ネットワーク4上に公開されている電子情報を閲覧し、該電子情報を閲覧したことを証明する閲覧証明データを作成する閲覧証明データ作成手段31と、閲覧証明データ作成手段31により作成した閲覧証明データを前記電子情報公開証明システムにおける電子情報公開証明提供システム6に送付する閲覧証明データ送付手段32と、閲覧証明データ送付手段32により送付した閲覧証明データの対価として、電子商取引5で使用可能なチケットを受け取る手段(チケット受取手段)33と、を有するようにしている。
【0080】
本発明の他の実施形態に係る閲覧証明データ提供システム2は、ネットワーク4上で公開された電子情報を証明するための電子情報公開証明システムにおける閲覧証明データ提供システム2であって、ネットワーク4上に公開されている電子情報を閲覧し、該電子情報を閲覧したことを証明する閲覧証明データを作成する閲覧証明データ作成手段31と、閲覧証明データ作成手段31により作成した閲覧証明データを前記電子情報公開証明システムおける電子情報公開証明提供システム6に送付する閲覧証明データ送付手段32と、閲覧証明データ送付手段32により送付した閲覧証明データの対価として前記電子情報公開証明提供システム6で蓄積された、電子情報公開証明提供システム6で使用可能なポイント又は電子商取引5で使用可能なポイントに対する情報を受け取る手段(チケット受取手段)33と、を有するようにしている。
【0081】
本発明の他の実施形態に係る閲覧証明データ提供システム2は、前述の閲覧証明データの送付元であるクライアント(2)にのみ使用可能な状態で受け取ったチケット又は該状態で蓄積されたポイントを前述の電子商取引5において使用するチケット使用手段34を有するようにしている。
【0082】
本発明の他の実施形態に係る閲覧証明データ提供システム2は、チケット使用手段は、クライアントの持つ公開鍵で暗号化された前記チケット又はポイントを該公開鍵に対応する秘密鍵で復号するチケット復号手段を有するようにしている。
【0083】
本発明の他の実施形態に係る閲覧証明データ提供システム2は、前述のチケット又はポイントにはユニークなIDが含まれるようにしている。また、チケット又はポイントには前述の電子情報公開証明提供システム6が発行したことを示す情報が含まれるようにしてもよい。また、チケット又はポイントは前記電子情報公開証明提供システムの電子署名によって改ざんから保護されているようにしてもよい。
【0084】
本発明の他の実施形態に係る閲覧証明データ提供システム2は、前述の閲覧証明データ作成手段31は、閲覧した電子情報を含めて、前述の閲覧証明データを作成するようにしている。さらに、閲覧した電子情報の所在を含む電子情報の関連情報や、閲覧したクライアントの所在を含むクライアントの関連情報、閲覧した日時を含む閲覧の状況に関連する情報、を含めて閲覧証明データを作成するよにしてもよい。さらに、前述の閲覧証明データ作成手段31は、前述の閲覧証明データに前述のクライアント(2)の電子署名を付与し、該閲覧証明データを該電子署名によって改ざんから保護するクライアント署名付与手段を有するようにしてもよい。
【0085】
以上、本発明に係る閲覧証明データ提供システムを説明してきたが、本発明は閲覧証明データ提供システムの各手段を実行するための閲覧証明データ提供方法としての形態も可能である。また、コンピュータに閲覧証明データ提供システムの各手段として機能させるための、又は閲覧証明データ提供方法を実行させるためのプログラム及び該プログラムを記録するための記録媒体としても実現可能である。記録媒体としては、上述の通りである。
【0086】
本発明の一実施形態に係る電子商取引システム5は、ネットワーク4上で公開された電子情報を証明するための電子情報公開証明システムにおける電子商取引システム5であって、ネットワーク4上に公開されている電子情報をクライアント(2)が閲覧したことを証明する閲覧証明データの対価として、当該電子商取引システム5で該クライアント(2)によって使用されたチケット又はポイントに関する情報を、前記電子情報公開証明システムにおける電子情報公開証明提供システム6に送付し該チケット又はポイントの対価を請求する対価請求手段53を有するようにしている。
【0087】
本発明の他の実施形態に係る電子商取引システム5は、前述のチケット又はポイントを利用しているクライアント(2)が正当なクライアント(2)であることを認証するクライアント認証手段51と、クライアント認証手段51により認証されたクライアント(2)に対して蓄積された前記チケット又はポイントに関する情報を前述の電子情報公開証明提供システム6から受信又は閲覧するチケット情報受信手段52と、を有するようにしている。
【0088】
以上、本発明に係る電子商取引システムを説明してきたが、本発明は電子商取引システムの各手段を実行するための電子商取引方法としての形態も可能である。また、コンピュータに電子商取引システムの各手段として機能させるための、又は電子商取引方法を実行させるためのプログラム及び該プログラムを記録するための記録媒体としても実現可能である。記録媒体としては、上述の通りである。
【0089】
なお、上述の各実施形態に係る電子情報公開証明提供システム6において、閲覧証明データ送信手段47としてはインターネット4を介して閲覧証明データを送信することを基本とするが、必要に応じて紙に印字し、さらにそれを該システムの署名,捺印等を付して情報公開システム側に提供するようにしてもよい。また、基本的にチケットは閲覧証明データに対応して発行するもの(当然、発行したチケットに関するデータをデータベース等で保持しておく必要はある。)として記述しており、ポイントはデータベース等に蓄積してから処理するものとして記述している。また、図5においては、ポイント蓄積手段45,ポイント提示手段46,ポイント通知手段43と、チケット送付手段42,チケット情報受取手段48と、を同時に描写しているが、当然、チケットに係る各手段とポイントに係る各手段とを同時に設け、ユーザが選択できるようにしてもよいし、チケットに係る各手段とポイントに係る各手段とのどちらかを設けた電子情報公開証明提供システムとしてもよい。
【0090】
また、本明細書中においては、図5における閲覧証明データ提供システム2で想定しているクライアントは1ユーザが使用するクライアントとして記載しており、公開情報等に付される電子署名も該クライアントの電子署名としている。例えば、図1においてはクライアント端末Dに対しユーザEの他のユーザも使用することが考えられるが、その場合の電子署名は該ユーザの持つ電子署名でアクセス証明書を作成するようにしている。1つのクライアント端末から送付されたアクセス証明書をまとめてチケット又はポイントを付するような構成としてもよく、その場合のクライアント2とはクライアント端末のことを指すものとする。
【0091】
【発明の効果】
本発明によれば、情報公開サイトは、情報を公開していたことを証明できるというメリットがあり、電子商取引システム(電子商取引サイト)はユーザが割引チケットを使うためにそこで消費活動をしてくれるためにメリットがある。ユーザは公開されている電子情報に対して、署名運動に参加するだけで商品を安く購入できるというメリットがあり、電子情報公開証明提供システム(公開証明サービス)はこのビジネスモデルを運営することで収入が得られるというメリットがある。このように、このビジネスモデルに登場する全てのプレーヤにメリットがある。本発明によれば、情報を公開していたことを証明する仕組みを提供することで電子商取引を促進することになる新しいビジネスモデルである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る電子情報公開証明システムの概略を示す図である。
【図2】 図1の電子情報公開証明システムにおける証明方法の一実施例を説明するためのフロー図である。
【図3】 図1の電子情報公開証明システムにおける証明方法の一実施例を説明するためのフロー図である。
【図4】 図1の電子情報公開証明システムにおける証明方法の他の実施例を説明するためのフロー図である。
【図5】 本発明の一実施形態に係る電子情報公開証明システムを説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
1…ユーザ、2…閲覧証明データ提供システム(クライアント)、3…情報公開システム(情報公開サイト)、4…ネットワーク(インターネット)、5…電子商取引システム(電子商取引サイト)、6…電子情報公開証明システム(公開証明サービス)、31…閲覧証明データ作成手段、32…閲覧証明データ送付手段、33…チケット受取手段、34…チケット使用手段、41…閲覧証明データ受付手段、42…チケット送付手段、43…ポイント通知手段、44…閲覧証明データ蓄積手段、45…ポイント蓄積手段、46…ポイント提示手段、47…閲覧証明データ送信手段、48…チケット情報受取手段、51…クライアント認証手段、52…チケット情報受信手段、53…対価請求手段。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an electronic information disclosure certification system, and more particularly, an electronic information disclosure certification collection apparatus incorporated in an electronic information disclosure certification system for certifying that electronic information on a network has been disclosed, and browsing certification data provision Apparatus, electronic commerce system, and methods thereof, as well as The present invention relates to a computer-readable recording medium on which a program is recorded.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, there has been a method and a system for authenticating that certain electronic information exists at a specific date and time. Such methods and systems are described in, for example, the specifications of US Pat. No. 5,136,647, US Reexamination Patent RE 349554, US Pat. No. 5,136,646, US Pat. No. 5,373,561, US Pat. No. 5,781,629. . However, the technologies of these US patents do not prove that certain electronic information has been disclosed, for example, on the Internet.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In recent years, technical information has been disclosed on the Internet etc., and such technical information includes information equivalent to technical information published in the form of magazines and books, etc. Compared to conventional publications. Therefore, researchers often use the Internet for the purpose of publishing their research results at an early stage. In addition, since the transmission of information is simpler and less expensive than conventional publications, there is a high possibility that more information will be disclosed on the Internet or the like. However, although it was possible to prove that electronic information existed in the prior art, it was not possible to prove that it was published on the Internet or the like. That is, it was not known whether the electronic information was secret.
[0004]
If it cannot be proved that it has been published on the Internet or the like, there is a possibility that another person will obtain a patent having the same contents as the published technical contents. As described above, technical information published on the Internet or the like has substantially the same effect as a publication, and in the Japanese Patent Law, “invention made available to the public through electronic communication lines” Are not granted patents. However, it is difficult to prove when the technical information published on the Internet etc. was published or not tampered with, so its reliability as evidence is higher than that of conventional publications. It cannot be denied that it is weak.
[0005]
On the other hand, the present applicant states that in Japanese Patent Application No. 11-341288 and Japanese Patent Application No. 11-341289, certain electronic information has been disclosed on a network such as the Internet under predetermined conditions. It has proposed a "method and system for public information certification and a storage medium storing a digital certification program" for providing a computer program and a method for certification. In Japanese Patent Application No. 11-341288 and Japanese Patent Application No. 11-341289, the public certification service accesses the public electronic information from a plurality of access points at an arbitrary timing, thereby releasing the electronic information. The style was to collect evidence of that. In this case, since the information disclosure site side has to access from various access points that cannot be predicted, a lot of access points must be prepared, and the public certification service itself inevitably contracts with various Internet service providers. There was a problem of having to.
[0006]
The present invention has been made in view of the above-mentioned circumstances, and it has been disclosed in Japanese Patent Application No. 11-341288 and Japanese Patent Application Laid-Open No. 11-341288 that a certain electronic information has been disclosed on a network such as the Internet. Electronic information disclosure certification system for certification by a method different from that described in Japanese Patent Application No. 11-341289, and method therefor , And It is an object of the present invention to provide a recording medium on which the program is recorded.
[0007]
The present invention relates to an electronic information disclosure certificate collecting apparatus incorporated in an electronic information disclosure certificate providing system that allows an unspecified number of clients to verify that electronic information published on a network has been browsed, and a method thereof , And It is an object of the present invention to provide a recording medium on which the program is recorded.
[0008]
The present invention is incorporated in the electronic information disclosure providing system, and a browsing certification data providing apparatus for verifying that an unspecified number of clients have browsed electronic information published on a network, and its method , And It is an object of the present invention to provide a recording medium on which the program is recorded.
[0009]
The present invention is an electronic commerce system incorporated in the above-mentioned electronic information disclosure providing system, which is a browsing certification data providing device for certifying that an unspecified number of clients have browsed electronic information published on a network. Electronic commerce system and method for encouraging clients to provide browsing certificate data , And It is an object of the present invention to provide a recording medium on which the program is recorded.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
The invention of
[0011]
The invention of
[0012]
The invention of
[0013]
The invention of
[0014]
The invention of
[0015]
The invention of
[0016]
The invention according to
[0017]
The invention according to
[0018]
The invention of claim 9 is the electronic information disclosure certificate according to any one of
[0020]
A tenth aspect of the present invention is the electronic commerce system according to any one of the first to ninth aspects, wherein the point or ticket is sent to the electronic commerce system by a request from the electronic commerce system via the network. Via network It is characterized by having point presentation means for presenting.
[0025]
[0026]
Claim 12 The present invention is an electronic information disclosure certification collecting method executed by a computer-configured electronic information disclosure certification collecting apparatus in an electronic information disclosure certification system for proving that electronic information is published on a network. The browsing certification data receiving means receives the browsing certification data including the access information indicating that the electronic information published on the network has been browsed from another computer and the electronic signature of the user of the other computer via the network. A step of receiving, a step of authenticating the received browsing certificate data by the validity of the electronic signature when the browsing certificate data is received by the browsing certificate data receiving unit, and a browsing certificate data storing unit , Only browsing certification data from the other computer successfully authenticated by the authentication means is stored in the storage unit. And a ticket generating unit generates a ticket that can be used in electronic commerce by the other computer that is the transmission source of the browsing certificate data received by the browsing certificate data receiving unit and stored in the browsing certificate data storing unit. And a step of sending the generated ticket to the electronic commerce system via a network. The access information includes the electronic information and the access date and time when the electronic information is accessed. It is characterized by that.
[0027]
[0028]
[0029]
[0032]
[0036]
[0041]
[0042]
[0043]
[0044]
[0045]
[0046]
[0047]
[0048]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The public certification service as the electronic information public certification providing system according to the present invention does not access public information by itself, but collects “evidence of accessing public information” delivered from any user on the network. Take a style. In order that any user wants to send the evidence, the user who sent the evidence is provided with a discount ticket or preferential points that can be used at the electronic commerce site in exchange.
[0049]
The public certification service receives the price by selling the collected evidence (certificate) to the information disclosure site. When the discount ticket sent to the user is used on the electronic commerce site, the electronic commerce site charges the public certification service for the portion discounted by the discount ticket. In reality, the amount charged will be less than the discounted amount, but this is done to simplify the story. The difference between the amount of the evidence (certificate) sold to the information disclosure site and the amount passed as a discount ticket, and the total amount of the discount ticket discarded without being used is the revenue of the public certification service.
[0050]
The information disclosure site has the advantage that it can prove that the information has been disclosed, and the e-commerce site has the advantage that the user performs consumption activities there to use the discount ticket. The user has the advantage that if he / she writes public electronic information without fear of misunderstanding, he / she can simply push his / her three-sentence format, that is, he / she can purchase the product cheaply simply by participating in the signature campaign. There is an advantage that income can be obtained by operating the business model. In this way, all the players appearing in this business model are advantageous.
It is a new business model that will promote electronic commerce by providing a mechanism to prove that information has been disclosed.
[0051]
FIG. 1 is a diagram showing an outline of an electronic information disclosure certification system according to an embodiment of the present invention, and FIGS. 2 and 3 are diagrams for explaining an embodiment of a certification method in the electronic information disclosure certification system of FIG. FIG.
On the
[0052]
The following steps prove that the information disclosure site A has disclosed the
The user E accesses and downloads the
[0053]
The public certification service B confirms the validity of the electronic signature included in the received
[0054]
Further, the public certification service B creates
[0055]
User E accesses electronic commerce site C using client terminal D. When the user E purchases a desired product, the
[0056]
The electronic commerce site C confirms the validity of the
[0057]
The public certification service B searches the
[0058]
The electronic commerce site C discounts the product corresponding to the
[0059]
The public certification service B deletes the entry of the discount database 22 (confirming that it has already been used) corresponding to the
[0060]
The information disclosure site A stores the received access certificate and prepares for when it is necessary to prove that the information has been disclosed. When the information disclosure site A must prove to the third party F that the
[0061]
The third party F verifies the validity of the digital signature included in all received access certificates, confirms that the digital signature is given by various users, and is accessed from various IP addresses. Make sure it is being accessed at various times. If it can be confirmed that they are sufficiently random, it becomes proof that the
[0062]
In order to improve the convenience of the user E, the public certification service B publishes a list of links to information disclosure sites for which an access certificate is requested, and the public certification service from where public information is downloaded from the information disclosure site It is recommended to distribute a program for easily processing up to the point where the access certificate is sent back to B at no charge. Also, the public certification service B may distribute tools that allow the third party F to easily confirm the access certificate.
[0063]
FIG. 4 is a flowchart for explaining another embodiment of the certification method in the electronic information disclosure certification system of FIG.
Although an embodiment has been shown in which a discount ticket is issued in exchange for having an access certificate sent, the public certification service B stores and manages preferential points for each user without issuing a discount ticket to the client. May be. In that case, when the user E accesses the electronic commerce site C, authentication that the user E is the user E is required. Authentication may be performed by a general method using a public key cryptosystem.
[0064]
User E accesses electronic commerce site C using client terminal D (step S21). The electronic commerce site C generates random number data and sends it to the user E (client D) (step S22). The client D (user E) creates signature data with its own private signature key for the received random number data and attaches it to the random number data as authentication data (step S23). User E sends authentication data to electronic commerce site C (step S24).
[0065]
The electronic commerce site C confirms the validity of the signature data included in the received authentication data, and further confirms that the random number data included in the authentication data matches that previously sent to the user E (step S25). . If the confirmation fails, the process ends. If it is confirmed, the user E is identified, and the user E's special points are extracted from the public certification service B, and the special price is presented when purchasing the product (step S26).
[0066]
In each of the above-described examples, the details of the electronic information disclosure certification system according to an embodiment of the present invention have been described. Hereinafter, each embodiment of the present invention will be described, including the embodiment included therein.
[0067]
FIG. 5 is a block diagram for explaining the electronic information disclosure certification system according to the embodiment of the present invention. In FIG. 5, 2 is a browsing certification data providing system corresponding to the client D in FIG. 1, and 3 is in FIG. 1 is an information disclosure system corresponding to the information disclosure site A, 4 is a network such as the Internet corresponding to the Internet in FIG. 1, 5 is an electronic commerce system corresponding to the electronic commerce site C in FIG. 1, and 6 is in FIG. An electronic information public certificate providing system corresponding to the public certificate service B is shown.
[0068]
The electronic information disclosure
[0069]
The electronic information disclosure
[0070]
The electronic information disclosure
[0071]
The electronic information disclosure
[0072]
The electronic information public
[0073]
In the electronic information disclosure
[0074]
An electronic information disclosure
[0075]
An electronic information disclosure
[0076]
The electronic information public
[0077]
As mentioned above The electronic information disclosure
[0078]
The electronic information disclosure certificate providing system according to the present invention has been described above. However, the present invention can be implemented as an electronic information disclosure certificate providing method for executing each means of the electronic information disclosure certificate providing system. Further, the present invention can be realized as a program for causing a computer to function as each unit of the electronic information disclosure certificate providing system or for executing the electronic information disclosure certificate providing method and a recording medium for recording the program. As the recording medium, specifically, a CD-ROM, a magneto-optical disk, a DVD-ROM, a floppy disk, a flash memory, and other various ROMs and RAMs can be assumed. By causing the computer to execute each process according to the form and recording and distributing a program for realizing the function related to the proof, the function can be easily realized. Then, the recording medium as described above is mounted on an information processing apparatus such as a computer and the program is read by the information processing apparatus, or the program is stored in a storage medium provided in the information processing apparatus. By reading, the proof function according to the present invention can be executed.
[0079]
A browsing certification
[0080]
The browsing certification
[0081]
The browsing proof
[0082]
In the browsing certification
[0083]
In the browsing certification
[0084]
In the browsing certification
[0085]
The browsing proof data providing system according to the present invention has been described above. However, the present invention can be implemented as a browsing proof data providing method for executing each means of the browsing proof data providing system. Further, the present invention can also be realized as a program for causing a computer to function as each means of the browsing certification data providing system or for executing the browsing certification data providing method and a recording medium for recording the program. The recording medium is as described above.
[0086]
An
[0087]
The
[0088]
The electronic commerce system according to the present invention has been described above. However, the present invention can be embodied as an electronic commerce method for executing each means of the electronic commerce system. Further, the present invention can be realized as a program for causing a computer to function as each unit of the electronic commerce system or for executing an electronic commerce method and a recording medium for recording the program. The recording medium is as described above.
[0089]
In the electronic information disclosure
[0090]
Further, in this specification, the client assumed in the browsing certification
[0091]
【The invention's effect】
According to the present invention, there is an advantage that the information disclosure site can prove that the information was disclosed, and the electronic commerce system (electronic commerce site) performs the consumption activity there for the user to use the discount ticket. Because there is merit. Users have the advantage of being able to purchase goods cheaply just by participating in a signature campaign for publicly available electronic information, and the electronic information public certification providing system (public certification service) is able to generate revenue by operating this business model. There is an advantage that can be obtained. In this way, all the players appearing in this business model are advantageous. According to the present invention, it is a new business model that promotes electronic commerce by providing a mechanism for proving that information has been disclosed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing an outline of an electronic information disclosure certification system according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a flowchart for explaining an embodiment of a proof method in the electronic information disclosure proof system of FIG. 1;
FIG. 3 is a flowchart for explaining an embodiment of a certification method in the electronic information disclosure certification system of FIG. 1;
FIG. 4 is a flowchart for explaining another embodiment of the certification method in the electronic information disclosure certification system of FIG. 1;
FIG. 5 is a block diagram for explaining an electronic information disclosure certification system according to an embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
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