JP4685173B2 - 記憶装置、記憶装置の保守方法、記憶装置の保守プログラム - Google Patents

記憶装置、記憶装置の保守方法、記憶装置の保守プログラム Download PDF

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Description

本発明は、データを保持する複数の記憶媒体とデバイスと移動機構を有するロボットとを有する記憶装置、記憶装置の保守方法及び記憶装置の保守プログラムに関する。
従来、テープライブラリ装置が有するドライブ等のデバイスの保守作業において、作業効率を向上させる技術が多く用いられている。
なお、従来技術として、複数のドライブを有するライブラリ・コンピュータ・システムにおいて、故障したドライブが修理中であってもその他の正常なドライブにアクセスできる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、テープライブラリ装置のロボットの活性交換において、障害によりガレージに退避したロボットを検知し、電源切断を行って保守カバーの開扉を行う技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平09−082081号公報 特開2007−172735号公報
しかしながら、テープライブラリ装置内において、オペレータとロボットとの接触の可能性があるドライブ交換等の保守作業を行う場合、オペレータと稼動しているロボットとの接触を防ぐため、全てのロボットの稼動を遮断する必要がある。よって、オペレータと稼動するロボットとの接触の可能性がある保守作業毎にロボットを遮断するため、ホストからのロボットの稼動が必要となる指示に対し、テープライブラリ装置はその指示を実行することができず、作業効率が低下してしまう。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、オペレータと稼動するロボットとの接触の可能性がある保守作業において、ロボットの活性状態を維持しつつオペレータと稼動するロボットとの接触を防ぐ記憶装置、記憶装置の保守方法、記憶装置の保守プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、記憶装置は、デバイスが挿入されることができる少なくとも1つのデバイス挿入部と、移動機構を有する少なくとも1つのロボットと、デバイスの交換開始を検知する交換検知部と、交換検知部によりデバイスの交換が開始されると検知された場合、デバイスが交換されるデバイス挿入部の位置を判断する第1判断部と、第1判断部の判断結果に基づいて、デバイスがデバイス挿入部から抜去されることで形成される開口を塞ぐように、ロボットを移動させる移動部とを有する。
また、記憶装置の保守方法は、デバイスの交換開始を検知する交換検知ステップと、交換検知ステップによりデバイスの交換が開始されると検知された場合、デバイスが交換される、デバイスが挿入されることができる少なくとも1つのデバイス挿入部の位置を判断する第1判断ステップと、第1判断ステップの判断結果に基づいて、デバイスがデバイス挿入部から抜去されることで形成される開口を塞ぐように、移動機構を有する少なくとも1つのロボットを移動させる移動ステップとを実行する。
また、記憶装置の保守プログラムは、デバイスの交換開始を検知する交換検知ステップと、交換検知ステップによりデバイスの交換が開始されると検知された場合、デバイスが交換される、デバイスが挿入されることができる少なくとも1つのデバイス挿入部の位置を判断する第1判断ステップと、第1判断ステップの判断結果に基づいて、デバイスがデバイス挿入部から抜去されることで形成される開口を塞ぐように、移動機構を有する少なくとも1つのロボットを移動させる移動ステップとをコンピュータに実行させる。
開示の記憶装置、記憶装置の保守方法、記憶装置の保守プログラムによれば、オペレータと稼動するロボットとの接触の可能性がある保守作業において、ロボットの活性状態を維持しつつオペレータと稼動するロボットとの接触を防ぐことができる。
本実施の形態に係るテープライブラリ装置の構成の一例を示すブロック図である。 本実施の形態に係るライブラリ制御部の機能ブロックの一例を示す図である。 本実施の形態に係るライブラリ制御部の構成の一例を示すブロック図である。 本実施の形態に係るテープライブラリ装置における保守処理の動作の一例を示すフローチャートである。 本実施の形態に係る保守処理中のテープライブラリ装置の構成の一例を示すブロック図である。 本実施の形態に係る保守処理中のテープライブラリ装置においてホストからの指示を処理する動作の一例を示すフローチャートである。 オペレータ−ホスト−テープライブラリ装置間の保守処理開始から保守処理終了までのシーケンスの一例を示す図である。 本実施の形態に係るテープライブラリ装置におけるロボットのハンドの位置座標を示す図である。 本実施の形態に係る保守処理中のテープライブラリ装置において駆動処理の動作の一例を示すフローチャートである。 本実施の形態に係る保守処理中のテープライブラリ装置において、待機ロボットのハンドの水平軸と同一直線状にアクセス対象のセルがある状態を示す図である。 本発明が適用されるコンピュータシステムの一例を示す図である。 コンピュータシステム920における本体部901のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
実施の形態
本実施の形態に係るテープライブラリ装置の構成について図1から図3を用いて説明する。
図1は、本実施の形態に係るテープライブラリ装置の構成の一例を示すブロック図である。図1に示されるように、テープライブラリ装置1は、ライブラリ制御部11と、オペレータパネル12と、ドライブ13A〜13E(デバイス)と、搭載ポート131A〜131E(デバイス挿入部)と、上段ロボット制御部14Aと、下段ロボット制御部14Bと、上段ロボット15Aと、下段ロボット15Bと、セル16(格納部)と、上段待機セル16Aと、下段待機セル16Bとを有する。また、テープライブラリ装置1はホスト2と接続されている。
ライブラリ制御部11は、テープライブラリ装置1全体の制御を行う。なお、ライブラリ制御部11については、後述にて詳細を説明する。
オペレータパネル12は、オペレータが手動にてテープライブラリ装置1の制御等を行うことができるタッチパネル式の装置である。また、オペレータパネル12は、セル16にどのようなカートリッジが格納されているか及びドライブ13A〜13E情報等のテープライブラリ装置1の情報をオペレータが確認することができる。
ドライブ13A〜13Eは、マウントした物理テープ(以後、カートリッジと呼称する)(記憶媒体)内に格納されているデータを読み出してホスト2へ転送し、且つホスト2から転送されるデータをカートリッジへ書き込む。また、ドライブ13A〜13Eは、縦に積み重なるような構造でそれぞれ搭載ポート131A〜131Eに搭載されており、各ドライブ13A〜13Eを搭載ポート131A〜131Eから取り外し、交換を行うことができる。なお、ドライブ13A〜13Eを区別せず総称して説明を行う場合、ドライブ13と呼称して説明を行う。また、本実施の形態においては、ドライブ13を5つ有しているが、5つ有することに限定するものではなく、いくつ有していても問題ではない。
搭載ポート131A〜131Eは、ドライブ13A〜13Eを挿入することができる。なお、搭載ポート131A〜131Eを区別せず総称して説明を行う場合、搭載ポート131と呼称して説明を行う。また、ドライブ13が搭載ポート131から抜去されることにより開口が形成され、この開口により、搭載ポート131の空間と上段ロボット15A及び下段ロボット15Bが稼動する空間とが通じる状態となる。この開口は、搭載ポート131を塞ぐ状態に上段ロボット15A及び下段ロボット15Bを移動させることで塞ぐことができる。
上段ロボット制御部14Aは、ライブラリ制御部11からの指示により上段ロボット15Aの駆動を制御し、下段ロボット制御部14Bは、ライブラリ制御部11からの指示により下段ロボット15Bの駆動を制御する。なお、上段ロボット制御部14A、下段ロボット制御部14Bを区別せず総称して説明を行う場合、ロボット制御部14と呼称して説明を行う。
上段ロボット15Aは、上段に設置された装置であり、上段ハンド151A(水平移動部)と、上段アーム152A(垂直移動部)とを有する。上段ハンド151Aは、水平駆動、回転駆動及びセル16内に格納されているカートリッジを掴む機構を有し、上段アーム152Aは、垂直に駆動する機構を有する。また、上段ロボット制御部14Aからの指示により、カートリッジをドライブ13へマウント、及びドライブ13にマウントされているカートリッジをアンマウントする。下段ロボット15Bは、下段に設置された装置であり、下段ハンド151B(水平移動部)と、下段アーム152B(垂直移動部)とを有する。ここで、下段ハンド151Bと下段アーム152Bは、それぞれ上段ハンド151A、上段アーム152Aと同様の機構であるため、説明を省略する。また、下段ロボット制御部14Bからの指示により、上述した上段ロボット15Aと同様の動作を行う。
セル16は、複数のカートリッジがそれぞれ個々に格納される格納場所であり、上段待機セル16A、下段待機セル16Bは、カートリッジを元の場所に戻せない状態が発生した場合にカートリッジが一時的に保管される場所である。なお。上段待機セル16Aは上段ロボット15A専用の場所であり、下段待機セル16Bは下段ロボット15専用の場所である。また、セル16のどの場所にどのようなカートリッジが格納されているかは、ライブラリ制御部11により管理されている。
図2は、本実施の形態に係るライブラリ制御部の機能ブロックの一例を示す図である。図2に示されるように、ライブラリ制御部11は、検知部101(交換検知部,受信部)と、判断部102(第1判断部,第2判断部,第3判断部,第4判断部,第5判断部,第6判断部,第7判断部)と、駆動部103(移動部,切り替え部)と、実行部104(指示実行部)とを有する。
検知部101は、ドライブ13の取り外し及び取り付けの検知およびホスト2からの指示を受信する。この検知部101によりドライブ13のいずれかが取り外されたと検知された場合、後述する判断部102、駆動部103及び実行部104は、保守処理を実行する。
判断部102は、どの搭載ポート131に搭載されていたドライブ13が取り外されたかをドライブ13が取り外された搭載ポート131の位置により判断する。また、ドライブ13のいずれかが取り外されている状態において、ホスト2からデータの読み込み、書き込みの指示を受信した場合、ホスト2から要求されたカートリッジ及びドライブ13がデータの読み込み、書き込みを実行できる状態にあるか否かを判断する。
駆動部103は、ロボット制御部14に対し上段ロボット15A及び下段ロボット15Bを駆動または待機させるよう指示を行う。
実行部104は、ホスト2からの指示に対し応答を行う。また、ホスト2から取り外されたドライブ13へアクセスする指示を受信した場合、その指示をQue構造のテーブル(以後、Quingテーブルと呼称する)(記憶領域)へ追加する。なお、ホスト2からの指示をQuingテーブルへ追加後、所定の時間以上経過した場合、駆動部103は、ロボット切り替え処理を行う。このロボット切り替え処理については後述にて詳細を説明する。
図3は、本実施の形態に係るライブラリ制御部の構成の一例を示すブロック図である。図3に示されるようにライブラリ制御部11は、CPU(Central Processing Unit)111と、メモリ112とを有する。上述した各機能ブロックは、メモリ112に格納されているプログラムをCPU111が読み込み、演算を行うことにより実現される。
次に、本実施の形態に係るテープライブラリ装置の動作について説明する。
図4は、本実施の形態に係るテープライブラリ装置における保守処理の動作の一例を示すフローチャートである。まず、オペレータによりドライブ13のいずれかが搭載ポート131より取り外されると、検知部101は、ドライブ13のいずれかが取り外されたと検知する(S101,交換検知ステップ)。検知後、判断部102は、取り外されたドライブ13(以後、抜去ドライブと呼称する)がドライブ13A〜13Eの中で中心の場所に搭載されていたドライブであるか否かを判断する(S102,第1判断ステップ)。
抜去ドライブがドライブ13A〜13Eの中で中心の場所に搭載されていたドライブでないと判断された場合(S102,第1判断ステップ,NO)、判断部102は、抜去ドライブがドライブ13A〜13Eの中で中心より下の場所に搭載されていたドライブであったか否かを判断する(S103,第1判断ステップ)。抜去ドライブがドライブ13A〜13Eの中で中心より下の場所に搭載されていたドライブであると判断された場合(S103,第1判断ステップ,YES)、駆動部103は、下段ロボット15Bを、抜去ドライブの搭載ポート131を塞ぐ状態となるように移動及び待機させ(S104,移動ステップ)、本フローは終了となる。
また、抜去ドライブがドライブ13A〜13Eの中で中心より下の場所に搭載されていたドライブでないと判断された場合(S103,第1判断ステップ,NO)、駆動部103は、上段ロボット15Aを、抜去ドライブの搭載ポート131を塞ぐ状態となるように移動及び待機させ(S105,移動ステップ)、本フローは終了となる。
また、抜去ドライブがドライブ13A〜13Eの中で中心の場所に搭載されていたドライブ13Cであると判断された場合(S102,第1判断ステップ,YES)、判断部102は、抜去ドライブの搭載ポート131を中心にセル16の上段と下段のどちらが格納されている有効なカートリッジが多いかを判断する(S106,第2判断ステップ)。なお、メモリ112にはセル16のどの位置にカートリッジが格納されているかの情報が保持されており、判断部102は、このカートリッジ位置情報に基づいて判断を行う。上段のセル16の方が有効なカートリッジが多いと判断された場合(S106,第2判断ステップ,上段)、駆動部103は、下段ロボット15Bを、抜去ドライブの搭載ポート131を塞ぐ状態となるように移動及び待機させ(S107,移動ステップ)、本フローは終了となる。
また、下段のセル16の方が有効なカートリッジが多いと判断された場合(S106,第2判断ステップ,下段)、駆動部103は、上段ロボット15Aを、抜去ドライブの搭載ポート131を塞ぐ状態となるように移動及び待機させ(S108,移動ステップ)、本フローは終了となる。
次に、本実施の形態に係るテープライブラリ装置の保守処理中において、ホスト2からドライブ13及びセル16へのアクセスを伴うマウント及びアンマウント等の指示を受信した場合のテープライブラリ装置の動作について説明する。ここで、本実施の形態において抜去ドライブは、ドライブ13Bであるとし、まず、保守処理を行っている状態のテープライブラリ装置の構成を説明する。
図5は、本実施の形態に係る保守処理中のテープライブラリ装置の構成の一例を示すブロック図である。なお、図1と同一符号のものは、同一又は同等のものを示しており、重複する説明は省略する。図5に示されるように、本実施の形態においては、ドライブ13Bが交換されるため、搭載ポート131Bから抜去されており、上段ロボット15Aによりその搭載ポート131Bが塞がれている。なお、待機状態の上段ロボット15Aによりドライブ13Bの搭載ポート131Bを塞いでいるため、ドライブ13Aと、セル16において符号17で示される領域は、下段ロボット15Bが移動できないアクセス不可能な領域となる。
図6は、本実施の形態に係る保守処理中のテープライブラリ装置においてホストからの指示を処理する動作の一例を示すフローチャートである。まず、検知部101により、ホスト2からドライブ13及びセル16へカートリッジの搬送を伴う指示を受信すると、判断部102は、受信した指示が保守処理中において実行可能な指示であるか否かを判断する(S201)。つまり、判断部102は、受信した指示が、待機状態でない下段ロボット15Bの下段ハンド151Bがアクセス可能な範囲にあるドライブ13C〜13E及びセル16へアクセスする指示であるか否かを判断する。
受信した指示が保守処理中において実行可能な指示でない場合(S201,NO)、判断部102は、受信した指示が、Fromが下段ハンド151Bによりアクセス可能であり且つToが下段ハンド151Bによりアクセス不可能である指示か否かの判断を行う(S202)。ここで、「From」は下段ハンド151Bのアクセス対象であり、カートリッジの搬送元のドライブ13またはセル16を示す。また、「To」は下段ハンド151Bのアクセス対象であり、カートリッジの搬送先のドライブ13またはセル16を示す。つまり、判断部102は、受信した指示が、下段ハンド151Bがアクセス可能な範囲にあるドライブ13C〜13Eまたはセル16から下段ハンド151Bがアクセス不可能な範囲にあるセル16またはドライブ13C〜13Eへカートリッジを搬送する指示であるか否かを判断する。
受信した指示が、Fromが下段ハンド151Bによりアクセス可能であり且つToが下段ハンド151Bによりアクセス不可能な指示でない場合(S202,NO)、実行部104は、ホスト2に対し受信した指示を受領する応答を行う(S203)。応答後、実行部104は、受信した指示をQuingテーブルへ追加する(S204)。追加後、判断部102は、Quingテーブルに追加したホスト2からの指示が所定の時間経過したか否かの判断を行う(S205)。なお、本実施の形態においては所定の時間を30分とするが、所定の時間は適宜設定可能である。
Quingテーブルに追加したホスト2からの指示が所定の時間経過したと判断された場合(S205,YES)、駆動部103は、待機状態である上段ロボット15Aの近傍に位置付ける。位置付け後、駆動部103は、上段ロボット15Aを上方へ移動させると共に下段ロボット15Bを上方へ連動させ、搭載ポート131Bを塞ぐ状態を維持しつつ待機状態とするロボットを上段ロボット15Aから下段ロボット15Bへ切り替える(S206)。切り替え後、駆動部103は、Quingテーブルにある指示を時間が若い順に実行し(S207)、本フローは終了となる。
また、Quingテーブルに追加したホスト2からの指示が所定の時間経過していないと判断された場合(S205,NO)、本フローは終了となる。また、受信した指示が、Fromが下段ハンド151Bによりアクセス可能であり且つToが下段ハンド151Bによりアクセス不可能な指示である場合(S202,YES)、判断部102は、Fromがドライブ13であるか否かの判断を行う(S208)。Fromがドライブ13である場合(S208,YES)、駆動部103は、受信した指示の対象ドライブ(本実施の形態においては、ドライブ13C〜ドライブ13Eのいずれか)がマウントしているカートリッジを下段待機セル16Bへ収納し(S209)、本フローは終了となる。
また、Fromがドライブ13でない場合(S208,NO)、実行部104は、Fromはセル16であると判断し、ホスト2に対し、受信した指示に対する拒否の応答を行う(S210)。拒否応答後、実行部104は、ホスト2に対し下段ハンド151Bのアクセス可能な範囲にあるドライブ13C〜13Eのいずれかを選択するよう指示を行ない(S211)、本フローは終了となる。
また、受信した指示が保守処理中において実行可能な指示である場合(S201,YES)、駆動部103は受信した指示に応じてドライブ13及びセル16へのアクセス及びカートリッジの搬送を実行し(S212)、本フローは終了となる。
図7は、オペレータ−ホスト−テープライブラリ装置間の保守処理開始から保守処理終了までのシーケンスの一例を示す図である。図7に示されるように、オペレータ3がドライブ13のいずれかを抜去すると(S301)、テープライブラリ装置1は上述した保守処理を行う(S302)。保守処理後、テープライブラリ装置1は、ホスト2からのマウント指示でセル16にはアクセス可能であるがドライブ13にはアクセス不可能な指示を受けた場合(S303)、つまり、図6においてステップS208,NOと判断される指示を受けた場合、ホスト2に対し受信した指示に対する拒否の応答を行なう(S210)。なお、ステップS210以降の動作は上述にて説明を行ったため、ここでの説明は省略する。
また、テープライブラリ装置1は、ホスト2からFrom/To共にアクセス不可能な指示を受けた場合(S304)、つまり、図6においてステップS202,NOと判断される指示を受けた場合、ホスト2に対し受領応答を行い、受信した指示をQuingテーブルへ追加する(S204)。なお、ステップS204以降の動作は上述にて説明を行ったため、ここでの説明は省略する。
また、テープライブラリ装置1は、ホスト2からのアンマウント指示でドライブ13にはアクセス可能であるがセル16にはアクセス不可能な指示を受けた場合(S305)、つまり、図6においてステップS208,YESと判断される指示を受けた場合、ドライブ13がマウントしているカートリッジを下段待機セル16Bへ移動させる(S209)。
上述したホスト2からの指示を終えた後、実行部104は、完了応答を行う(S306)。次にオペレータ3によりドライブ13Bが抜去された搭載ポート131Bへドライブ13Bと交換される交換ドライブが挿入されると(S307)、検知部101は、ドライブが交換されたと検知する(S308)。検知後、駆動部103は、待機状態となっている上段ロボット15Aを稼動させ、下段待機セル16Bに格納されているカートリッジがあれば順次セル16における元の場所へ収納し(S309)、本シーケンスは終了となる。
ここで、待機状態の上段ロボット15Aの上段ハンド151Aの水平軸と同一直線状にアクセス対象のセル16がある場合、上段ハンド151Aと下段ハンド151Bとが接触する可能性が考えられる。よって、テープライブラリ装置1はロボット15を駆動させる際に駆動処理を行う。次に、駆動処理について図8〜図10を用いて説明を行う。
図8は、本実施の形態に係るテープライブラリ装置におけるロボットのハンドの位置座標を示す図である。図8に示されるように、上段ハンド151Aの座標は(Ux,Uy)、下段ハンド151Bの座標は(Lx,Ly)、アクセス対象のセルである対象セル16Cの座標は(Cx,Cy)で表わされる。
図9は、本実施の形態に係る保守処理中のテープライブラリ装置において駆動処理の動作の一例を示すフローチャートである。図9に示されるように、まず、判断部102は、Cy=Uyであるか否かの判断を行う(S401)。Cy=Uyであると判断された場合(S401,YES)、駆動部103は、下段ハンド151BをCxの座標位置に移動させ(S402)、下段ハンド151BがCyの座標位置となるよう下段アーム152Bを移動させ(S403)、本フローは終了となる。なお、本実施の形態において、上段ロボット15Aが待機状態となっているため、判断部102はCy=Uyであるか否かの判断を行ったが、下段ロボット15Bが待機状態となる場合はCy=Lyを判断することは言うまでも無い。
また、Cy=Uyでない場合(S401,NO)、駆動部103は、下段ハンド151Bと下段アーム152Bを同時に移動させ(S404)、本フローは終了となる。なお、下段ハンド151Bと下段アーム152Bを同時に移動させるとしたが、下段アーム152Bの移動後に下段ハンド151Bを移動させるようにしてもよく、また、下段ハンド151Bの移動後に下段アーム152Bを移動させるようにしてもよい。
図10は、本実施の形態に係る保守処理中のテープライブラリ装置において、待機ロボットのハンドの水平軸と同一直線状にアクセス対象のセルがある状態を示す図である。なお、図1と同一符号のものは、同一又は同等のものを示しており、重複する説明は省略する。図10に示されるように、待機状態の上段ロボット15Aの上段ハンド151Aの垂直軸の値Uyと対象セル16Cの垂直軸の値Cyとが同様の値である場合、駆動部103は上述したステップS402とステップ403の2段階の駆動処理を行う。この2段階の駆動処理を駆動部103が行うことにより、上段ハンド151Aと下段ハンド151Bの接触が回避される。
また、本実施の形態においてはCy=Uyの場合に2段階の駆動処理を行うとしたが、Cyおよび/またはUyに対し所定の閾値を設定し、Cyおよび/またはUyがその閾値内の値である場合は上述した2段階の駆動処理を行ってもよい。
また、本実施の形態においては、ドライブ13のいずれかが抜かれたことを検知部101が検知し、ドライブ13の交換が行われると判断することで、ロボット15をドライブ13の搭載ポート131まで移動させるとした。しかしながら、オペレータ3によるホスト2またはオペレータパネル12からの操作により、ドライブ13の交換作業を開始したと検知部101に判断させ、ロボット15の移動を行わせてもよい。また、本発明はドライブ13の交換のみに適用されるものではなく、交換作業等の保守作業を行う場合にオペレータと稼動するロボットとの接触の可能性があるロボット15の稼動エリアに隣接するデバイス全てに適用可能である。
本実施の形態によれば、ドライブ13の交換を検知し、ロボット15をドライブ13が搭載ポート131から抜去されることにより形成される開口を塞ぐよう搭載ポート131へ移動させ、交換完了を検知するまで待機させることにより、オペレータ3と稼動するロボット15との接触を防ぐことができる。よって、ロボット15を遮断する必要なく、ロボット15を活性状態とすることができるため、ドライブ交換等の保守作業時においてもホスト2の指示に基づいてマウント及びアンマウント処理等を行うことが可能となる。
本発明は、その要旨または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施することができる。そのため、前述の実施の形態は、あらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、何ら拘束されない。更に、特許請求の範囲の均等範囲に属する全ての変形、様々な改良、代替および改質は、全て本発明の範囲内のものである。
本発明は以下に示すようなコンピュータシステムにおいて適用可能である。図11は、本発明が適用されるコンピュータシステムの一例を示す図である。図11に示すコンピュータシステム920は、CPUやディスクドライブ等を内蔵した本体部901、本体部901からの指示により画像を表示するディスプレイ902、コンピュータシステム920に種々の情報を入力するためのキーボード903、ディスプレイ902の表示画面902a上の任意の位置を指定するマウス904及び外部のデータベース等にアクセスして他のコンピュータシステムに記憶されているプログラム等をダウンロードする通信装置905を有する。通信装置905は、ネットワーク通信カード、モデムなどが考えられる。なお、コンピュータシステム900は、本実施の形態におけるライブラリ制御部11である。
上述したような、テープライブラリ装置1を構成するコンピュータシステムにおいて上述した各ステップを実行させるプログラムを、テープライブラリ装置1の保守プログラムとして提供することができる。このプログラムは、コンピュータシステムにより読取り可能な記録媒体に記憶させることによって、テープライブラリ装置1を構成するコンピュータシステムに実行させることが可能となる。上述した各ステップを実行するプログラムは、ディスク910等の可搬型記録媒体に格納されるか、通信装置905により他のコンピュータシステムの記録媒体906からダウンロードされる。また、コンピュータシステム920に少なくともテープライブラリ装置1の保守機能を持たせるテープライブラリ装置1の保守プログラム(テープライブラリ装置1の保守ソフトウェア)は、コンピュータシステム920に入力されてコンパイルされる。このプログラムは、コンピュータシステム920を、テープライブラリ装置1の保守機能を有するテープライブラリ装置1として動作させる。
また、このプログラムは、例えばディスク910等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納されていても良い。ここで、コンピュータシステム920により読取り可能な記録媒体としては、ROMやRAM等のコンピュータに内部実装される内部記憶装置、ディスク910やフレキシブルディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカード等の可搬型記憶媒体や、コンピュータプログラムを保持するデータベース、或いは、他のコンピュータシステム並びにそのデータベースや、通信装置905のような通信手段を介して接続されるコンピュータシステムでアクセス可能な各種記録媒体を含む。
図12は、コンピュータシステム920における本体部901のハードウェア構成の一例を示す図である。本体部901は、CPU951、メモリ952、ディスク910等の可搬型記録媒体からデータを読み書きするディスクドライブ953、および不揮発性な記憶手段であるHDD(Hard disk drive)954を備える。上述の各機能部は、例えばHDD954やディスク910等の不揮発性な記憶手段内に予め保持されたプログラムが、CPU951、メモリ952等のハードウェア資源と協働することで実現される。
以上、本実施の形態によれば、以下の付記で示す技術的思想が開示されている。
(付記1)
デバイスが挿入されることができる少なくとも1つのデバイス挿入部と、
移動機構を有する少なくとも1つのロボットと、
前記デバイスの交換開始を検知する交換検知部と、
前記交換検知部により前記デバイスの交換が開始されると検知された場合、前記デバイスが交換されるデバイス挿入部の位置を判断する第1判断部と、
前記第1判断部の判断結果に基づいて、前記デバイスが前記デバイス挿入部から抜去されることで形成される開口を塞ぐように、前記ロボットを移動させる移動部と、
を備える記憶装置。
(付記2)
付記1に記載の記憶装置において、
前記交換検知部は前記デバイスが前記デバイス挿入部より抜去されたことで前記デバイスの交換開始を検知する記憶装置。
(付記3)
付記1に記載の記憶装置において、
前記ロボットは複数あり、
前記移動部は、前記第1判断部の判断結果に基づいて、複数のロボットのうち、前記デバイスが交換されるデバイス挿入部の近傍にあるロボットを選択し移動させる記憶装置。
(付記4)
付記3に記載の記憶装置において、
前記複数のロボットによりアクセス可能であり、データを格納する複数の記憶媒体と、
前記記憶媒体を格納することができる複数の格納部と、
前記第1判断部により前記デバイスが交換されるデバイス挿入部が前記複数のロボットの中間に位置すると判断された場合、どのロボットを、前記開口を塞ぐよう移動させると、前記開口を塞ぐよう移動させたロボット以外の他のロボットでアクセス可能な前記記憶媒体が多くなるかを判断する第2判断部とを更に備え、
前記第1判断部により前記デバイスが交換されるデバイス挿入部が前記複数のロボットの中間に位置すると判断された場合、前記移動部は、前記第2判断部の判断結果に基づいて前記ロボットを移動させる記憶装置。
(付記5)
付記4に記載の記憶装置において、
前記デバイスは前記記憶媒体のマウント及びアンマウント可能なドライブであり、
更に、ホストからの指示を受信する受信部と、
前記移動部により前記ロボットが開口を塞ぐように移動されている状態で且つ前記受信部により前記格納部から前記ドライブへ前記記憶媒体を搬送する指示または前記ドライブから前記格納部へ前記記憶媒体を搬送する指示を受信した場合、前記指示が、交換されるドライブ以外の他のドライブ及び前記記憶媒体へ、前記開口を塞ぐように移動されたロボット以外の他のロボットによるアクセスが可能な指示であるか否かを判断する第3判断部と、
前記第3判断部により、前記指示が、前記他のドライブ及び前記記憶媒体への前記他のロボットによるアクセスが可能な指示であると判断された場合、前記指示を実行する指示実行部と、
を備える記憶装置。
(付記6)
付記5に記載の記憶装置において、
前記第3判断部により、前記指示が、前記他のドライブ及び前記記憶媒体へ前記他のロボットによるアクセスが不可能な指示であると判断された場合、前記指示が、前記他のロボットにより前記記憶媒体の搬送元がアクセス可能であり且つ前記記憶媒体の搬送先がアクセス不可能な指示であるか否かを判断する第4判断部を更に備え、
前記第4判断部により、前記指示が、前記他のロボットにより前記記憶媒体の搬送元がアクセス可能であり且つ前記記憶媒体の搬送先がアクセス不可能な指示でないと判断された場合、前記指示実行部は、前記ホストに対し前記指示を受領する応答を行い、前記指示の情報を保持可能な記憶領域に前記指示の情報を加える記憶装置。
(付記8)
付記7に記載の記憶装置において、
前記指示実行部が加えた前記指示の情報が所定の時間経過したか否かを判断する第5判断部と、
前記第5判断部により前記指示が所定の時間経過したと判断された場合、前記開口を塞ぐように移動されたロボットと前記他のロボットとを切り替える切り替え部とを更に備え、
前記指示実行部は、前記切り替え部による前記開口を塞ぐように移動されたロボットと前記他のロボットとの切り替え後に前記所定の時間経過した指示を実行する記憶装置。
(付記9)
付記6に記載の記憶装置において、
前記第4判断部により、前記指示が、前記他のロボットにより前記記憶媒体の搬送元がアクセス可能であり且つ前記記憶媒体の搬送先がアクセス不可能な指示であると判断された場合、前記指示が、前記記憶媒体の搬送元が前記他のドライブである指示か否かを判断する第6判断部を更に備え、
前記第6判断部により、前記指示が、前記記憶媒体の搬送元が前記他のドライブである指示だと判断された場合、前記指示実行部は、前記記憶媒体を前記他のドライブから格納部内の前記記憶媒体を元の位置に戻せない場合に前記記憶媒体を待機させる箇所へ搬送する記憶装置。
(付記10)
付記9に記載の記憶装置において、
前記第6判断部により、前記指示が前記記憶媒体の搬送元が前記他のドライブでなく前記記憶媒体である指示だと判断された場合、前記指示実行部は、前記ホストに対し前記指示を受領する応答を行い、前記他のロボットによりアクセス可能なドライブを搬送先とするよう指示を行なう記憶装置。
(付記11)
付記5に記載の記憶装置において、
前記ロボットは垂直移動を行う垂直移動部と水平移動及び前記記憶媒体の把持可能な水平移動部とを有し、
更に、前記他のロボットによるアクセスを行う前記記憶媒体の位置を判断する第7判断部を備え、
前記第7判断部により、前記他のロボットによるアクセスを行う前記記憶媒体の位置が前記開口を塞ぐように移動されたロボットの水平移動部の水平軸と同一直線状にあると判断された場合、前記移動部は、前記他のロボットの水平移動部を前記記憶媒体の垂直軸と同一直線状に移動させ、前記他のロボットの垂直移動部を前記記憶媒体の水平軸と同一直線状に移動させる記憶装置。
(付記12)
付記1に記載の記憶装置において、
前記交換検知部は前記デバイスの交換終了を更に検知し、
前記移動部は、前記交換検知部により前記デバイスの交換が終了したと判断されるまで、前記ロボットに対し前記開口を塞ぐ状態を維持させる記憶装置。
(付記13)
付記12に記載の記憶装置において、
前記交換検知部は前記デバイスが前記デバイス挿入部へ挿入されたことで前記デバイスの交換終了を検知する記憶装置。
(付記14)
デバイスの交換開始を検知する交換検知ステップと、
前記交換検知ステップにより前記デバイスの交換が開始されると検知された場合、前記デバイスが交換される、前記デバイスが挿入されることができる少なくとも1つのデバイス挿入部の位置を判断する第1判断ステップと、
前記第1判断ステップの判断結果に基づいて、前記デバイスが前記デバイス挿入部から抜去されることで形成される開口を塞ぐように、移動機構を有する少なくとも1つのロボットを移動させる移動ステップと、
を実行する記憶装置の保守方法。
(付記15)
付記14に記載の記憶装置の保守方法において、
前記交換検知ステップは前記デバイスが前記デバイス挿入部より抜去されたことで前記デバイスの交換開始を検知する記憶装置の保守方法。
(付記16)
付記14に記載の記憶装置の保守方法において、
前記移動ステップは、前記第1判断ステップの判断結果に基づいて、複数あるロボットのうち、前記デバイスが交換されるデバイス挿入部の近傍にあるロボットを選択し移動させる記憶装置の保守方法。
(付記17)
付記15に記載の記憶装置の保守方法において、
前記第1判断ステップにより前記デバイスが交換されるデバイス挿入部が前記複数のロボットの中間に位置すると判断された場合、どのロボットを、前記開口を塞ぐよう移動させると、前記開口を塞ぐよう移動させたロボット以外の他のロボットでアクセス可能な前記複数のロボットによりアクセス可能でありデータを格納する複数の記憶媒体が多くなるかを判断する第2判断ステップとを更に実行し、
前記第1判断ステップにより前記デバイスが交換されるデバイス挿入部が前記複数のロボットの中間に位置すると判断された場合、前記移動ステップは、前記第2判断ステップの判断結果に基づいて前記ロボットを移動させる記憶装置の保守方法。
(付記18)
デバイスの交換開始を検知する交換検知ステップと、
前記交換検知ステップにより前記デバイスの交換が開始されると検知された場合、前記デバイスが交換される、前記デバイスが挿入されることができる少なくとも1つのデバイス挿入部の位置を判断する第1判断ステップと、
前記第1判断ステップの判断結果に基づいて、前記デバイスが前記デバイス挿入部から抜去されることで形成される開口を塞ぐように、移動機構を有する少なくとも1つのロボットを移動させる移動ステップと、
をコンピュータに実行させる記憶装置の保守プログラム。
(付記19)
付記18に記載の記憶装置の保守プログラムにおいて、
前記交換検知ステップは前記デバイスが前記デバイス挿入部より抜去されたことで前記デバイスの交換開始を検知する記憶装置の保守プログラム。
(付記20)
付記18に記載の記憶装置の保守方法において、
前記移動ステップは、前記第1判断ステップの判断結果に基づいて、複数あるロボットのうち、前記デバイスが交換されるデバイス挿入部の近傍にあるロボットを選択し移動させる記憶装置の保守プログラム。
本発明の記憶装置、記憶装置の保守方法、記憶装置の保守プログラムは、オペレータと稼動するロボットとの接触の可能性がある保守作業において特に有効である。
1 テープライブラリ装置、2 ホスト、11 ライブラリ制御部、12オペレータパネル、13A〜13B ドライブ、14A 上段ロボット制御部、14B 下段ロボット制御部、15A 上段ロボット、15B 下段ロボット、16 セル、16A 上段待機セル、16B 下段待機セル、151A 上段ハンド、151B 下段ハンド、152A 上段アーム、152B 下段アーム。

Claims (7)

  1. デバイスが挿入されることができる少なくとも1つのデバイス挿入部と、
    移動機構を有する少なくとも1つのロボットと、
    前記デバイスの交換開始を検知する交換検知部と、
    前記交換検知部により前記デバイスの交換が開始されると検知された場合、前記デバイスが交換されるデバイス挿入部の位置を判断する第1判断部と、
    前記第1判断部の判断結果に基づいて、前記デバイスが前記デバイス挿入部から抜去されることで形成される開口を塞ぐように、前記ロボットを移動させる移動部と、
    を備える記憶装置。
  2. 請求項1に記載の記憶装置において、
    前記交換検知部は前記デバイスが前記デバイス挿入部より抜去されたことで前記デバイスの交換開始を検知する記憶装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の記憶装置において、
    前記ロボットは複数あり、
    前記移動部は、前記第1判断部の判断結果に基づいて、複数のロボットのうち、前記デバイスが交換されるデバイス挿入部の近傍にあるロボットを選択し移動させる記憶装置。
  4. 請求項3に記載の記憶装置において、
    前記複数のロボットによりアクセス可能であり、データを格納する複数の記憶媒体と、
    前記記憶媒体を格納することができる複数の格納部と、
    前記第1判断部により前記デバイスが交換されるデバイス挿入部が前記複数のロボットの中間に位置すると判断された場合、どのロボットを、前記開口を塞ぐよう移動させると、前記開口を塞ぐよう移動させたロボット以外の他のロボットでアクセス可能な前記記憶媒体が多くなるかを判断する第2判断部とを更に備え、
    前記第1判断部により前記デバイスが交換されるデバイス挿入部が前記複数のロボットの中間に位置すると判断された場合、前記移動部は、前記第2判断部の判断結果に基づいて前記ロボットを移動させる記憶装置。
  5. 請求項4に記載の記憶装置において、
    前記デバイスは前記記憶媒体のマウント及びアンマウント可能なドライブであり、
    更に、ホストからの指示を受信する受信部と、
    前記移動部により前記ロボットが開口を塞ぐように移動されている状態で且つ前記受信部により前記格納部から前記ドライブへ前記記憶媒体を搬送する指示または前記ドライブから前記格納部へ前記記憶媒体を搬送する指示を受信した場合、前記指示が、交換されるドライブ以外の他のドライブ及び前記記憶媒体へ、前記開口を塞ぐように移動されたロボット以外の他のロボットによるアクセスが可能な指示であるか否かを判断する第3判断部と、
    前記第3判断部により、前記指示が、前記他のドライブ及び前記記憶媒体への前記他のロボットによるアクセスが可能な指示であると判断された場合、前記指示を実行する指示実行部と、
    を備える記憶装置。
  6. デバイスの交換開始を検知する交換検知ステップと、
    前記交換検知ステップにより前記デバイスの交換が開始されると検知された場合、前記デバイスが交換される、前記デバイスが挿入されることができる少なくとも1つのデバイス挿入部の位置を判断する第1判断ステップと、
    前記第1判断ステップの判断結果に基づいて、前記デバイスが前記デバイス挿入部から抜去されることで形成される開口を塞ぐように、移動機構を有する少なくとも1つのロボットを移動させる移動ステップと、
    を実行する記憶装置の保守方法。
  7. デバイスの交換開始を検知する交換検知ステップと、
    前記交換検知ステップにより前記デバイスの交換が開始されると検知された場合、前記デバイスが交換される、前記デバイスが挿入されることができる少なくとも1つのデバイス挿入部の位置を判断する第1判断ステップと、
    前記第1判断ステップの判断結果に基づいて、前記デバイスが前記デバイス挿入部から抜去されることで形成される開口を塞ぐように、移動機構を有する少なくとも1つのロボットを移動させる移動ステップと、
    をコンピュータに実行させる記憶装置の保守プログラム。
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