JP4682336B2

JP4682336B2 - Sweet composition and food and drink containing the same

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Publication number: JP4682336B2
Application number: JP2000141118A
Authority: JP
Inventors: 京子中島; 宏行河野
Original assignee: Mitsubishi Chemical Corp
Current assignee: Mitsubishi Chemical Corp
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Filing date: 2000-05-15
Publication date: 2011-05-11
Anticipated expiration: 2020-05-15
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Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エリスリトール及び２種類以上の高甘味度甘味料を含有する甘味組成物と、当該甘味組成物を含有する飲食物とに関する。
【０００２】
【従来の技術】
近年、健康に対する意識向上やダイエット志向などから、より低カロリー乃至ノンカロリーの飲食物が強く要望されている。
いわゆる高甘味度甘味料は、砂糖に比べて、甘味度が高く、使用量が少なくてすむため、そのようなより低カロリー乃至ノンカロリーの飲食物への使用を目的として、注目されている。
【０００３】
高甘味度甘味料としては、例えばステビオサイド、ソーマチン、グリチルリチン、サッカリン、サッカリンナトリウム、ジヒドロカルコン類、アスパルテーム、スクラロース、アセスルファムＫなどが知られているが、単独ではそれぞれ一長一短を有している。
【０００４】
例えば、ステビオサイドは、砂糖の約１００〜２００倍の甘味を有する高甘味度甘味料であるが、甘味の立ち及びキレが遅く、また、苦味及び収斂味を伴う。このため、例えばニアウォーターのような全体の味質が希薄な飲料には適していない。
【０００５】
ソーマチンは、砂糖の約３０００倍の甘味を有する、分子量約２２０００前後のタンパク質である。甘味料として用いられる他、風味改良剤としても用いられる。甘味質は強い後味を伴うため、例えばニアウォーターのような全体の味質が希薄な飲料には適していない。
【０００６】
アセスルファムＫは、砂糖の約１００〜２００倍の甘味度を有する高甘味度甘味料である。甘味の立ち及びキレが非常に早いという特徴を有しており、また、ｐＨ及び熱安定性が高い。しかし、甘味の後半から非常に強い苦味、渋味を感じ、また、質感に欠けるという欠点から、アセスルファムＫのみで飲料や菓子などの食品類に甘味を付与することは難しい。
【０００７】
スクラロースは、砂糖の約６００倍の甘味度を有する高甘味度甘味料であり、甘味質は甘味の立ちやキレが比較的早く、苦味及び渋味をほとんど有していないため、飲料やデザートなどに利用されているが、質感に欠けるという問題点がある。
【０００８】
アスパルテームは、砂糖の約１５０〜２００倍の甘味を有するアミノ酸系の高甘味度甘味料である。苦味、渋味はあまり有していないが、甘味の後引きがあること、また、耐熱性が若干低く、食品に添加した場合、殺菌や保存中に分解し、甘味度の低下を起こすことがあるため、使用用途が限られている。
【０００９】
そこで、例えばステビオサイドとグリチルリチンなど、高甘味度甘味料の２種以上を併用することが考えられるが、質感のある良好な甘味質を有する甘味組成物は得られていないのが実情である。
【００１０】
例えば英国特許第２０９８８４８B号には、スクラロースとアセスルファムＫとを併用した甘味組成物が開示されている。
しかしながら、この甘味組成物は、著しい甘味の増強効果が得られるものの、質感に欠けるという問題があり、甘味質の点で不充分である。
【００１１】
次に、英国特許第２１５３６５１号には、スクラロースとアスパルテームとを併用する方法が開示されている。
しかしながら、この方法によれば、砂糖様の甘味質を調整することができるとされているものの、やはり甘味質の点で充分満足の行くものとは言い難いものである。
【００１２】
さらに、アセスルファムＫとアスパルテームとを併用することも知られている（ＦｏｏｄＰｒｏｃｅｓｓ，ＶＯＬ．５１，ＮＯ．４，ｐ．３６〜３８）。
これによれば、好まれる甘味質となるとされているものの、やはり甘味質の点で充分満足の行くものとは言い難いものである。
【００１３】
このように、高甘味度甘味料同士を併用した場合、高甘味度甘味料特有の後味の低減、苦味の改善、クセの低減は、ある程度可能であるものの、トップの甘味が不足する、質感や味の厚みが不足する、高甘味度甘味料特有のクセが残る、など共通の問題点がある。
また、例えばアセスルファムＫ、アスパルテーム、スクラロースのうちの１種と、ステビオサイド、ソーマチン、グリチルリチン、サッカリン、サッカリンナトリウム、ジヒドロカルコン類とを併用した場合、甘味の後味が強く引き過ぎて、高甘味度甘味料特有のクセが残る。
【００１４】
一方、ノンカロリーの甘味料であるエリスリトールは、砂糖の７０〜８０％の甘味を示す、カロリーがゼロの糖アルコールである。そのため、低カロリーやノンカロリーの飲料に幅広く使用され、それ以外にもゼリー、ガム、キャンディ等の菓子類、健康ドリンク、医薬品などにも使用されている。甘味の立ちとキレが非常に早く、非常にあっさりした甘味質を特徴としている。また、野菜ジュースの青臭みの改善、ビタミン臭の改善などの矯味矯臭効果を有する。しかし、エリスリトールだけでは甘味質に幅が無く、また質感に欠ける場合もある。
【００１５】
このため、特公平７−１０００１３号公報には、エリスリトールと、ステビオサイド、グリチルリチン、アスパルテームから選ばれる１種類の高甘味度甘味料とを併用した味覚調整剤が開示されている。
この味覚調整剤によれば、高甘味度甘味料の甘味の後引きを改善し、砂糖に近い甘味質に調整することができるとされているものの、高甘味度甘味料及びエリスリトールがそれぞれ有する甘味質の欠点を改善し、質感のある良好な甘味質を有するものとはなっていないのが実情である。
即ち、この味覚調整剤には、エリスリトールと上記１種類の高甘味度甘味料とを組み合わせた場合の最適な混合比率が示されているものの、高甘味度甘味料特有の甘味の後引きの改善は充分ではない。また、砂糖に近い甘味質を示すとの評価がされているが、質感の点では砂糖に及ばないのが現状である。
以上のように、高甘味度甘味料及びエリスリトールとも、甘味質の欠点が指摘されており、甘味質の点で満足の行く製品が得られているとは言えないものであった。
【００１６】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、高甘味度甘味料及びエリスリトール各々が有する甘味質の欠点を改善し、質感のある良好な甘味質を有する、ノンカロリーの特性が維持された甘味組成物を提供すること、並びに、そのような甘味組成物を含有する飲食物を提供することにある。
【００１７】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、ノンカロリーの特性を維持しながら、質感のある良好な甘味質を有する甘味組成物を検討した結果、予想外にも、エリスリトールと、異なった甘味質を持つ２種類以上の高甘味度甘味料とを併用することによって、質感のある良好な甘味質を有する甘味組成物が得られることを見出した。
さらに、本発明者らは、この甘味組成物を使用した飲食物と、甘味料の中で味質が最も好ましいと考えられている砂糖、果糖、果糖ブドウ糖液糖等の飲食物に一般的に使用される糖類を使用した飲食物の味質を比較したところ、本発明の甘味組成物を使用した飲食物の方が味質的に優れており、また、飲食物中のフレーバーの立ちを早めたり、フレーバーを強く感じることが明らかになった。
本発明は、このような知見に基いて完成されたものである。
【００１８】
本発明の要旨は、エリスリトール及び２種類以上の高甘味度甘味料を含有する甘味組成物に存する。
高甘味度甘味料の最適な併用比率は、高甘味度甘味料の個々の甘味質の特徴によって異なる。
【００１９】
即ち、請求項１に係る本発明は、エリスリトール、アセスルファムＫ及びスクラロースからなる甘味組成物であって、該甘味組成物中のエリスリトールの含有率が９６．６３〜９９．５２重量％であり、アセスルファムＫの含有率が０．２６〜２．６３重量％であり、スクラロースの含有率が０．１４〜１．１３重量％であることを特徴とする甘味組成物を提供するものである。
請求項２に係る本発明は、エリスリトール、アスパルテーム及びスクラロースからなる甘味組成物であって、該甘味組成物中のエリスリトールの含有率が９５．２３〜９９．４９重量％であり、アスパルテームの含有率が０．２９〜４．４０重量％であり、スクラロースの含有率が０．０７〜１．１３重量％であることを特徴とする甘味組成物を提供するものである。
請求項３に係る本発明は、請求項１記載の甘味組成物を含有する果汁系ニアウォーター、コーヒー・紅茶飲料又は炭酸飲料を提供するものである。
請求項４に係る本発明は、請求項２記載の甘味組成物を含有する果汁系ニアウォーター又は乳成分含有飲料を提供するものである。
請求項５に係る本発明は、請求項１又は２に記載の甘味組成物からなる卓上甘味料を提供するものである。
【００２０】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明は、エリスリトール及び２種類以上の高甘味度甘味料を含有する甘味組成物である。
【００２１】
前記したように、エリスリトールは、砂糖の７０〜８０％の甘味を示す、カロリーがゼロの糖アルコールである。そのため、低カロリーやノンカロリーの飲料に幅広く使用され、それ以外にもゼリー、ガム、キャンディ等の菓子類、健康ドリンク、医薬品などにも使用されている。甘味の立ちとキレが非常に早く、非常にあっさりした甘味質を特徴としている。しかし、エリスリトールだけでは、甘味質に幅がなく、また質感に欠ける場合もある。
【００２２】
そこで、本発明では、前記したようにエリスリトールのみでは甘味質が充分でなく、また、２種類以上の高甘味度甘味料のみでは、トップの甘味が不足する、質感及び味の厚みが不足する、高甘味度甘味料特有のクセが残るなどの欠点を有するため、エリスリトールと２種類以上の高甘味度甘味料とを併用することにより、互いの持つ欠点を改善したものである。本発明では、低カロリー乃至ノンカロリーという本発明の甘味組成物の特性を損なわない限り、３種類以上の高甘味度甘味料を含有させることができる。
【００２３】
ここで高甘味度甘味料としては、例えばアスパルテーム、スクラロース、アセスルファムＫ、ステビオサイド、ソーマチン、グリチルリチン、サッカリン、ジヒドロカルコン類などを挙げることができる。
これらの中でも高甘味度甘味料としては、アセスルファムＫ、スクラロース又はアスパルテームのいずれか２種類、つまりアセスルファムＫとスクラロースとの組合せ、アセスルファムＫとアスパルテームとの組合せ、アスパルテームとスクラロースとの組合せのいずれかであることが好ましい。
【００２４】
アセスルファムＫとスクラロースとの組合せの場合には、請求項１に記載したように、アセスルファムＫの含有率が０．２６〜２．６３重量％であり、スクラロースの含有率が０．１４〜１．１３重量％であることが好ましい。
アセスルファムＫとスクラロースとを上記割合で含有させることによって、それぞれ１種類のみで使用した場合に比べて、アセスルファムＫの持つ苦味、渋味を感じにくく、さらにスクラロースの持つ甘味の後引きが改善され、好ましい甘味質のものとなる。アセスルファムＫの比率が上記割合を超えると、苦味、渋味が強く感じられ、一方、スクラロースの比率が上記割合を超えると、甘味の後引きが強く感じられるため、いずれも好ましくない。
【００２５】
さらに好ましい甘味組成物としては、エリスリトールとアセスルファムＫとスクラロースとからなる甘味組成物が挙げられ、この組成物中のエリスリトールの含有量は、アセスルファムＫとスクラロースとの混合物０．４８〜３．３７重量％に対して、エリスリトール９６．６３〜９９．５２重量％であることが好ましい。
アセスルファムＫとスクラロースとに対して、エリスリトールを上記割合で含有させることによって、さらに甘味の立ち及びキレを改善し、幅と厚みのある良好な甘味質のものが得られる。エリスリトールの含有量がこの範囲未満であると、高甘味度甘味料特有の甘味の後引きが感じられ、この範囲を超えると、甘味のキレが非常に良くなることからあっさりし過ぎて厚みのない甘味質になるため、いずれも好ましくない。
【００２６】
このようなエリスリトールとアセスルファムＫとスクラロースとを含有する甘味組成物は、しつこさの少ない、あっさりした甘味質のものである。丸みはあまりない。すっきりした甘味質なので、酸味や苦味を有する果汁に適しており、同様の理由から炭酸飲料にも適している。また、苦味、渋味のある紅茶にも適している。
【００２７】
次に、アセスルファムＫとアスパルテームとの組合せの場合には、アセスルファムＫの含有率が０．５１〜３．８６重量％であり、アスパルテームの含有率が０．２９〜２．９１重量％であることが好ましい。
アセスルファムＫとアスパルテームとを上記割合で含有させることによって、それぞれ１種類のみで使用した場合に比べて、アセスルファムＫの持つ苦味、渋味を感じにくくなり、さらにアスパルテームの持つ甘味の後引き及びしつこさが改善され、好ましい甘味質のものとなる。アセスルファムＫの含有割合が上記割合を超えると、苦味、渋味が強く感じられ、一方、アスパルテームの比率が上記割合を超えると、甘味の後引き及びしつこさが強く感じられるため、いずれも好ましくない。
【００２８】
さらに好ましい甘味組成物としては、エリスリトールとアセスルファムＫとアスパルテームとからなる甘味組成物が挙げられ、この組成物中のエリスリトールの含有量は、アセスルファムＫとアスパルテームとの混合物１．０５〜５．４８重量％に対して、エリスリトール９４．５２〜９８．９５重量％であることが好ましい。
アセスルファムＫとアスパルテームとに対して、エリスリトールを上記割合で含有させることによって、さらに甘味の立ち及びキレを改善し、幅と厚みのある良好な甘味質のものが得られる。エリスリトールの含有量がこの範囲未満であると、高甘味度甘味料特有の甘味の後引きが感じられ、この範囲を超えると、甘味のキレが非常に良くなることからあっさりし過ぎて厚みのない甘味質になるため、いずれも好ましくない。
【００２９】
このようなエリスリトールとアセスルファムＫとアスパルテームとを含有する甘味組成物は、甘味のピークが比較的シャープで、はっきりしたメリハリのある、インパクトの強い甘味質のものである。従って、果汁の場合、すっきりした甘味質を示すものが適している。また、すっきりした甘味質を示すので、炭酸飲料に適している。さらに、はっきりした甘味質であるので、様々な食品に用いる卓上甘味料にも適している。
【００３０】
さらに、アスパルテームとスクラロースとの組合せの場合には、請求項２に記載したように、アスパルテームの含有率が０．２９〜４．４０重量％であり、スクラロースの含有率が０．０７〜１．１３重量％であることが好ましい。
アスパルテームとスクラロースとを上記割合で含有させることによって、それぞれ１種類のみで使用した場合に比べて、スクラロースの持つ甘味の後引きを感じにくく、また甘味に厚みが得られ、さらにアスパルテームの甘味の後引き及びしつこさが改善され、好ましい甘味質のものとなる。スクラロースの含有割合が上記割合を超えると、甘味質に厚みが無く、一方、アスパルテームの比率が上記割合を超えると、甘味の後引き及びしつこさが強く感じられるため、いずれも好ましくない。
【００３１】
さらに好ましい甘味組成物としては、エリスリトールとアスパルテームとスクラロースとからなる甘味組成物が挙げられ、この組成物中のエリスリトールの含有量は、アスパルテームとスクラロースとの混合物０．５１〜４．７７重量％に対して、エリスリトール９５．２３〜９９．４９重量％であることが好ましい。
アスパルテームとスクラロースとに対して、エリスリトールを上記割合で含有させることによって、さらに甘味の立ち及びキレを改善し、幅と厚みのある良好な甘味質のものが得られる。エリスリトールの含有量がこの範囲未満であると、高甘味度甘味料特有のしつこい甘味の後引きが感じられ、この範囲を超えると、甘味のキレが非常に良くなることからあっさりし過ぎて厚みのない甘味質になるため、いずれも好ましくない。
【００３２】
このようなエリスリトールとスクラロースとアスパルテームとを含有する甘味組成物は、甘味の幅が広く、丸みがあり、柔らかみとコクのある甘味質のものである。甘味が強いと味が良いと感じる果汁（マスカットや桃の果汁など）に適している。また、乳成分のまろやかさを含む飲料にも合う。
【００３３】
請求項１〜２に係る本発明の甘味組成物及び請求項５に係る本発明の卓上甘味料は、微粉，粉末，顆粒，結晶，錠剤等の固形物、水溶液、溶液などのいずれの形態であってもよい。請求項１〜２に係る本発明の甘味組成物の製造方法は、エリスリトールと高甘味度甘味料とを、粉末又は微粉状態で混合する方法；湿式造粒、乾式造粒、押出し造粒、スプレードライによる造粒、流動層造粒等の顆粒の製造方法；エリスリトール結晶又は粉末の表面を高甘味度甘味料でコーティングする方法；共晶、錠剤等の一般的な固形物の製造方法や、水又は他の食品系溶媒にエリスリトール及び高甘味度甘味料を溶解させる水溶液又は溶液の製造方法であればよく、特に制限はない。
【００３４】
請求項１〜２に係る本発明の甘味組成物は、ノンカロリーの特性を維持しつつ、アセスルファムＫ、スクラロース及びアスパルテームの甘味質の欠点を改善し、質感のある良好な甘味質を得ることができるが、本発明の目的を損なわない限り、必要に応じて、ステビオサイド、ソーマチン、グリチルリチン、サッカリン、ジヒドロカルコン類等の他の高甘味度甘味料を併用しても良い。
【００３５】
また、請求項１〜２に係る本発明の甘味組成物の特徴である、質感のある良好な甘味質を持つ低カロリー性の甘味組成物が必要な場合には、本発明の味質の特徴を妨げない範囲で、異性化糖、砂糖、ブドウ糖、果糖、麦芽糖、乳糖、トレハロース、水飴等の糖類；ソルビトール、キシリトール、マルチトール、ラクチトール、還元澱粉加水分解物等の糖アルコール類等の他の甘味料や、デキストリン、食物繊維等の賦形剤や増量剤を添加しても構わない。
【００３６】
このような請求項１〜２に係る本発明の甘味組成物は、飲食物へ好適に使用される。
上記した如き請求項１〜２に係る本発明の甘味組成物は、卓上甘味料、ニアウォーターを含む清涼飲料全般（炭酸飲料、果実飲料、コーヒー飲料、紅茶飲料、豆乳類、スポーツ飲料、乳性飲料等）、健康ドリンク、栄養ドリンク、アルコール飲料などの飲料類をはじめ、チョコレート、ガム、キャンディ、タブレット、ケーキ、クッキー、ゼリー、アイスクリーム、ヨーグルト、ムース、クリーム、練り餡、羊羹、水羊羹等の和菓子類、漬け物類、畜肉製品、魚肉製品等の食品や、内服液等の医薬品などの飲食品の他、歯磨き粉マウスウォッシュなどのデンタル製品等、幅広い用途で使用することができる。
【００３７】
前記請求項１記載の甘味組成物、つまりエリスリトールと、アセスルファムＫ及びスクラロースとを含有する甘味組成物は、前述の甘味特性を有するため、飲料、特に請求項３に記載したように、しつこさが少なく、すっきりとした甘味質の特性が望まれる果汁系ニアウォーターや、コーヒー・紅茶飲料又は炭酸飲料の甘味料として好ましく使用される。また、請求項５に記載したように、卓上甘味料としても使用される。なお、本発明においては、卓上甘味料の形態は特に限定されない。
【００３８】
次に、つまりエリスリトールと、アセスルファムＫ及びアスパルテームとを含有する甘味組成物は、前述の甘味特性を有するため、飲料、特に、すっきりとして、かつシャープな甘味質の特性が望まれる果汁系ニアウォーターや炭酸飲料の甘味料として、或いは、卓上甘味料として特に好ましく使用される。なお、本発明においては、卓上甘味料の形態は特に限定されない。
【００３９】
さらに、前記請求項２記載の甘味組成物、つまりエリスリトールと、アスパルテーム及びスクラロースとを含有する甘味組成物は、前述の甘味特性を有するため、飲料、特に請求項４に記載したように、丸み、柔らかみのある甘味質の特性が望まれる果汁系ニアウォーターや乳成分含有飲料の甘味料として好ましく使用される。また、請求項５に記載したように、卓上甘味料としても使用される。なお、本発明においては、卓上甘味料の形態は特に限定されない。
【００４０】
【実施例】
以下に本発明の実施例について具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。実施例中で使用される甘味料は、表１に示す通りである。表１中の甘味度は、砂糖の甘味度を１とした場合の値を示している。また、以下の表中の甘味組成物組成比中の数値及び原材料中の数値は、いずれも重量％を表す。
【００４１】
【表１】
表１

【００４２】
試験例１
アスパルテーム（Pal）とスクラロース（SU）の甘味度比率を表２に示すように、１００：０〜０：１００の間で変化させ、砂糖５％甘味基準の水溶液を調製し、アスパルテーム（Pal）とスクラロース（SU）の最適な組合せ甘味度比率を調べた。４名のパネラーにて官能検査を行い、好む甘味質と最も好む甘味質を示す試料を試料番号１〜５の中から選択してもらい、それぞれの人数を表２に示した。好む甘味質については、２つ以上の試料の選択も可能とした。また、甘味質の良い順に順位をつけてもらい、各パネラーのつけた１位から５位を、それぞれ５点から１点として合計し、点数の高い順を甘味質の良い順とした。甘味質の良い順位の欄における括弧内の数字は、合計点数を示している。また、有意差検定は、クレーマーの検定で行い、＊を付したものは５％の危険率で有意差があることを示している。
【００４３】
【表２】
表２

【００４４】
表２の結果によれば、アスパルテーム（Pal）とスクラロース（SU）の最適な組合せ甘味度比率は、Pal ７５： SU ２５〜 Pal ２５：SU ７５の範囲であることが分かった。
【００４５】
試験例２
アセスルファムK（A-K）とアスパルテーム（Pal）の甘味度比率を表３に示すように、１００：０〜０：１００の間で変化させ、砂糖５％甘味基準の水溶液を調製したこと以外は、試験例１と同様にして行い、アセスルファムK（A-K）とアスパルテーム（Pal）の最適な組合せ甘味度比率を調べた。結果を表３に示す。
【００４６】
【表３】
表３

【００４７】
表３の結果によれば、アセスルファムK（A-K）とアスパルテーム（Pal）の最適な組合せ甘味度比率は、A-K ７５： Pal ２５〜 A-K ５０：Pal ５０の範囲であることが分かった。
【００４８】
試験例３
アセスルファムK（A-K）とスクラロース（SU）の甘味度比率を表４に示すように、１００：０〜０：１００の間で変化させ、砂糖５％甘味基準の水溶液を調製したこと以外は、試験例１と同様にして行い、アセスルファムK（A-K）とスクラロース（SU）の最適な組合せ甘味度比率を調べた。結果を表４に示す。
【００４９】
【表４】
表４

【００５０】
表４の結果によれば、アセスルファムK（A-K）とスクラロース（SU）の最適な組合せ甘味度比率は、A-K ５０： SU ５０〜 A-K ２５：SU ７５の範囲であることが分かった。
【００５１】
試験例４
試験例１（表２）において最も甘味質の評価結果の良かったアスパルテーム（Pal）とスクラロース（SU）の最適な組合せ甘味度比率（ Pal ５０： SU ５０）の水溶液に、エリスリトール（ERT）を表５に示す如き甘味度比率で添加し、それぞれ表５に示す濃度の砂糖５％甘味基準の水溶液を調製し、アスパルテーム（Pal）とスクラロース（SU）の混合物の場合におけるエリスリトール（ERT）の最適な組合せ甘味度比率を調べた。なお、官能検査は、４名のパネラーにより行った。好む甘味質を示す試料を、試料番号１〜５の中から選択してもらい、その人数を表５に示した。２つ以上の選択も可能とした。結果を表５に示す。
【００５２】
【表５】
表５

【００５３】
表５の結果によれば、アスパルテーム（Pal）とスクラロース（SU）の５０：５０の混合物の場合におけるエリスリトール（ERT）の最適な組合せ濃度は、０．５〜２．０重量％の範囲であることが分かった。
【００５４】
試験例５
試験例２（表３）において最も甘味質の評価結果の良かったアセスルファムK（A-K）とアスパルテーム（Pal）の最適な組合せ甘味度比率（ A-K ７５： Pal ２５）の水溶液に、エリスリトール（ERT）を表６に示す如き割合で添加し、それぞれ表６に示す濃度の砂糖５％甘味基準の水溶液を調製したこと以外は、試験例４と同様にして行い、アセスルファムK（A-K）とアスパルテーム（Pal）の混合物の場合におけるエリスリトール（ERT）の最適な組合せ甘味度比率を調べた。結果を表６に示す。
【００５５】
【表６】
表６

【００５６】
表６の結果によれば、アセスルファムK（A-K）とアスパルテーム（Pal）の７５：２５混合物の場合におけるエリスリトール（ERT）の最適な組合せ濃度は、０．５〜２．０重量％の範囲であることが分かった。
【００５７】
試験例６
試験例３（表４）において最も甘味質の評価結果の良かったアセスルファムK（A-K）とスクラロース（SU）の最適な組合せ甘味度比率（ A-K ２５： SU ７５）の水溶液に、エリスリトール（ERT）を表７に示す如き割合で添加し、それぞれ表７に示す濃度の砂糖５％甘味基準の水溶液を調製したこと以外は、試験例４と同様にして行い、アセスルファムK（A-K）とスクラロース（SU）の混合物の場合におけるエリスリトール（ERT）の最適な組合せ甘味度比率を調べた。結果を表７に示す。
【００５８】
【表７】
表７

【００５９】
表７の結果によれば、アセスルファムK（A-K）とスクラロース（SU）の２５：７５混合物の場合におけるエリスリトール（ERT）の最適な組合せ濃度は、０．５〜２．０重量％の範囲であることが分かった。
【００６０】
試験例７
試験例１（表２）において甘味質の評価結果の良かったアスパルテーム（Pal）とスクラロース（SU）の組合せ甘味度比率（ Pal： SU ＝７５：２５〜２５：７５）の水溶液に、エリスリトール（ERT）を表８に示す如き好適割合（０．５〜２．０％）で添加し、それぞれ表８に示す濃度の砂糖５％甘味基準の水溶液を調製し、アスパルテーム（Pal）とスクラロース（SU）とエリスリトール（ERT）の混合物の場合における各成分の濃度比を算出した。結果を表８に示す。
【００６１】
【表８】
表８（その１）

【００６２】
【表９】
表８（その２）

【００６３】
試験例９
試験例２（表３）において甘味質の評価結果の良かったアセスルファムＫ（A-K）とアスパルテーム（Pal）の組合せ甘味度比率（ A-K ：Pal：＝７５：２５〜５０：５０）の水溶液に、エリスリトール（ERT）を表９に示す如き好適割合（０．５〜２．０％）で添加し、それぞれ表９に示す濃度の砂糖５％甘味基準の水溶液を調製し、アセスルファムＫ（A-K）とアスパルテーム（Pal）とエリスリトール（ERT）の混合物の場合における各成分の濃度比を算出した。結果を表９に示す。
【００６４】
【表１０】
表９

【００６５】
試験例９
試験例３（表４）において甘味質の評価結果の良かったアセスルファムＫ（A-K）とスクラロース（SU）の組合せ甘味度比率（ A-K ：SU：＝５０：５０〜２５：７５）の水溶液に、エリスリトール（ERT）を表１０に示す如き好適割合（０．５〜２．０％）で添加し、それぞれ表１０に示す濃度の砂糖５％甘味基準の水溶液を調製し、アセスルファムＫ（A-K）とスクラロース（SU）とエリスリトール（ERT）の混合物の場合における各成分の濃度比を算出した。結果を表１０に示す。
【００６６】
【表１１】
表１０

【００６７】
〔比較例１〜２、実施例１〜２〕
表１１に示す組成のエリスリトール、アスパルテーム及びスクラロースからなる甘味組成物を、砂糖４％甘味相当になるように水並びに表１１に示す原材料に添加し、マスカット味のノンカロリーニアウォーターを調製した。表１１中の甘味度は、砂糖の甘味度を１とした場合の値を示す。得られたニアウォーターの官能検査の結果を表１２に示す。なお、官能検査は、４名のパネラーにて表１３に示す評点法で実施した。評点は、各質問項目について４点満点とし、各パネラーの評点を合計し、その合計値を×（不可）、△（可）、○（良）、◎（優）の４段階で表した。
【００６８】
【表１２】
表１１

【００６９】
【表１３】
表１２

【００７０】
【表１４】
表１３

【００７１】
〔比較例３〜４、実施例３〜４〕
表１４に示す組成のエリスリトール、スクラロース及びアスパルテームからなる甘味組成物を、砂糖６％甘味相当になるように水並びに表１４に示す原材料に添加し、ヨーグルト味のノンカロリーニアウォーターを調製した。表１４中の甘味度は、砂糖の甘味度を１とした場合の値を示す。得られたニアウォーターの評点法による官能検査の結果を表１５に示す。
【００７２】
【表１５】
表１４

【００７３】
【表１６】
表１５

【００７４】
〔比較例５〜７、実施例５〜６〕
表１６に示す組成のエリスリトール、アセスルファムＫ及びアスパルテームからなる甘味組成物を、砂糖４．６６％甘味相当になるように水並びに表１６に示す原材料に添加し、レモン味のノンカロリーニアウォーターを調製した。表１６中の甘味度は、砂糖の甘味度を１とした場合の値を示す。得られたニアウォーターの評点法による官能検査の結果を表１７に示す。
【００７５】
【表１７】
表１６

【００７６】
【表１８】
表１７

【００７７】
〔比較例８〜９、実施例７〜８〕
表１８に示す組成のエリスリトール、アセスルファムＫ及びスクラロースからなる甘味組成物を、砂糖５．５５％甘味相当になるように炭酸水並びに表１８に示す原材料に添加し、グレープフルーツ味のノンカロリー微炭酸飲料を調製した。表１８中の甘味度は、砂糖の甘味度を１とした場合の値を示す。得られたニアウォーターの評点法による官能検査の結果を表１９に示す。
【００７８】
【表１９】
表１８

【００７９】
【表２０】
表１９

【００８０】
〔比較例１０〜１２、実施例９〜１０〕
表２０に示す組成のエリスリトール、アセスルファムＫ及びアスパルテームからなる卓上甘味料を調製し、この卓上甘味料を、砂糖５％甘味相当になるようにコーヒーに添加した。表２０中の甘味度は、砂糖の甘味度を１とした場合の値を示す。得られたコーヒーの評点法による官能検査の結果を表２１に示す。
【００８１】
【表２１】
表２０

【００８２】
【表２２】
表２１

【００８３】
〔比較例１３〜１５、実施例１１〜１２〕
表２２に示す組成のエリスリトール、アセスルファムＫ及びスクラロースからなる甘味組成物を、砂糖４％甘味相当になるように水及び表２２に示す原材料に添加し、紅茶を調製した。表２２中の甘味度は、砂糖の甘味度を１とした場合の値を示す。得られた紅茶の評点法による官能検査の結果を表２３に示す。
【００８４】
【表２３】
表２２

【００８５】
【表２４】
表２３

【００８６】
【発明の効果】
本発明によれば、エリスリトールに異なった甘味質を持つ２種類の高甘味度甘味料を併用させることによって、質感のある良好な甘味質を有する甘味組成物が得られる。
この甘味組成物を使用した飲食物は、ノンカロリーの特性が維持されつつ、高甘味度甘味料及びエリスリトール各々が有する甘味質の欠点が改善された、質感のある良好な甘味質を有し、また、フレーバーの立ちを早めたり、フレーバーが強く感じられる。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a sweetening composition containing erythritol and two or more kinds of high-intensity sweeteners, and foods and drinks containing the sweetening composition.
[0002]
[Prior art]
In recent years, foods with lower calories or non-calories have been strongly demanded for health awareness improvement and diet orientation.
So-called high-intensity sweeteners are attracting attention for the purpose of use in such low-calorie or non-calorie foods and drinks because they have a higher sweetness and less use than sugar.
[0003]
Examples of high-intensity sweeteners include stevioside, thaumatin, glycyrrhizin, saccharin, saccharin sodium, dihydrochalcones, aspartame, sucralose, and acesulfame K, but each has advantages and disadvantages.
[0004]
For example, stevioside is a high-intensity sweetener having a sweetness about 100 to 200 times that of sugar, but has a slow sweetness and sharpness, and has a bitter and astringent taste. For this reason, for example, it is not suitable for a beverage with a thin overall taste such as near water.
[0005]
Thaumatin is a protein having a molecular weight of about 22,000 and having a sweetness about 3000 times that of sugar. In addition to being used as a sweetener, it is also used as a flavor improver. Because sweetness has a strong aftertaste, it is not suitable for beverages with a thin overall taste, such as near water.
[0006]
Acesulfame K is a high-intensity sweetener having a sweetness of about 100 to 200 times that of sugar. It has the characteristics that it has a very fast sweetness and sharpness, and has high pH and heat stability. However, it is difficult to impart sweetness to foods such as beverages and confectionery only with acesulfame K because of the disadvantages of feeling very strong bitterness and astringency from the latter half of sweetness and lacking in texture.
[0007]
Sucralose is a high-intensity sweetener that has a sweetness of about 600 times that of sugar, and the sweetness of the sweetness is relatively quick and sharp, and has little bitterness and astringency, so beverages, desserts, etc. However, there is a problem that it lacks texture.
[0008]
Aspartame is an amino acid-based high-intensity sweetener having a sweetness about 150 to 200 times that of sugar. Does not have much bitterness or astringency, but has a sweet aftertaste, and heat resistance is slightly low, and when added to food, it may decompose during sterilization and storage, resulting in a decrease in sweetness For this reason, the usage is limited.
[0009]
Therefore, it is conceivable to use two or more kinds of high-intensity sweeteners, such as stevioside and glycyrrhizin, for example. However, the actual situation is that a sweet composition having a good sweetness with a texture has not been obtained.
[0010]
For example, British Patent No. 2098848B discloses a sweetening composition using sucralose and acesulfame K in combination.
However, although this sweetening composition has a remarkable sweetness enhancing effect, it has a problem of lack of texture and is insufficient in terms of sweetness.
[0011]
Next, British Patent No. 2153651 discloses a method in which sucralose and aspartame are used in combination.
However, according to this method, although it is said that sugar-like sweetness can be adjusted, it is still difficult to say that it is sufficiently satisfactory in terms of sweetness.
[0012]
Furthermore, it is also known to use acesulfame K and aspartame in combination (Food Process, VOL. 51, NO. 4, p. 36-38).
According to this, although it is said that the sweetness is preferred, it is still difficult to say that the sweetness is satisfactory.
[0013]
As described above, when high-intensity sweeteners are used in combination, the aftertaste, bitterness improvement, and peculiarity peculiar to high-intensity sweeteners can be reduced to some extent, but the top sweetness is insufficient. There are common problems such as lack of thickness of taste and the characteristic peculiar to high-intensity sweeteners.
In addition, for example, when one of acesulfame K, aspartame, and sucralose is used in combination with stevioside, thaumatin, glycyrrhizin, saccharin, saccharin sodium, and dihydrochalcones, the aftertaste of sweetness is too strong, and it is unique to high-intensity sweeteners. The habit of remains.
[0014]
On the other hand, erythritol, which is a non-caloric sweetener, is a sugar alcohol with zero calories, showing 70-80% sweetness of sugar. Therefore, it is widely used for low-calorie and non-calorie beverages, and besides that, it is also used for confectionery such as jelly, gum, and candy, health drinks, and pharmaceuticals. It has a very quick sweetness and sharpness, and is characterized by a very light sweetness. In addition, it has flavoring effects such as improving the blue odor of vegetable juice and improving vitamin odor. However, erythritol alone does not have a wide range of sweetness and may lack texture.
[0015]
For this reason, Japanese Patent Publication No. 7-100013 discloses a taste regulator that uses erythritol in combination with one kind of high-intensity sweetener selected from stevioside, glycyrrhizin, and aspartame.
According to this taste adjuster, it is said that the sweetness aftertaste of a high-intensity sweetener can be improved and the sweetness close to that of sugar can be adjusted, but the high-intensity sweetener and erythritol each have a sweetness. The actual situation is that it does not have a good sweetness with a texture, improving the quality defect.
In other words, although this optimal taste mixing agent shows an optimum mixing ratio when erythritol and the above-mentioned one kind of high-intensity sweetener are combined, improvement in sweetness postponement peculiar to high-intensity sweeteners is shown. Is not enough. Moreover, although it has been evaluated that it shows a sweetness similar to sugar, it is not as good as sugar in terms of texture.
As described above, both of the high-intensity sweetener and erythritol have been pointed out as having a defect in sweetness, and it cannot be said that a product satisfying in terms of sweetness has been obtained.
[0016]
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is to provide a sweetening composition having a good sweetness with a texture and a non-caloric property, which improves the disadvantages of the sweetness of each of the high-intensity sweetener and erythritol, And it is providing the food / beverage products containing such a sweetening composition.
[0017]
[Means for Solving the Problems]
As a result of studying a sweet composition having a good sweet quality with a texture while maintaining non-caloric characteristics, the present inventors unexpectedly found that erythritol and two or more kinds having different sweet qualities. It has been found that by using in combination with a high-intensity sweetener, a sweet composition having a good sweet quality with a texture can be obtained.
Furthermore, the present inventors generally use foods and drinks using this sweetening composition, and foods and drinks such as sugar, fructose, and fructose-glucose liquid sugar that are considered to have the most preferable taste among sweeteners. When the taste of foods and drinks using the saccharides used was compared, the foods and drinks using the sweet taste composition of the present invention were superior in taste and the flavor was earlier in the food and drink. It became clear that I felt a strong flavor.
The present invention has been completed based on such knowledge.
[0018]
  The gist of the present invention resides in a sweetening composition containing erythritol and two or more high intensity sweeteners.
  The optimum combination ratio of the high-intensity sweetener varies depending on the characteristics of the individual sweetness of the high-intensity sweetener.
[0019]
  That is,The present invention according to claim 1 is a sweetening composition comprising erythritol, acesulfame K and sucralose, wherein the erythritol content in the sweetening composition is 96.63 to 99.52% by weight, The present invention provides a sweetening composition characterized in that the content is 0.26 to 2.63 wt% and the sucralose content is 0.14 to 1.13 wt%.
  The present invention according to claim 2 is a sweetening composition comprising erythritol, aspartame, and sucralose, wherein the content of erythritol in the sweetening composition is 95.23 to 99.49% by weight, and the content of aspartame Is 0.29 to 4.40% by weight, and the sucralose content is 0.07 to 1.13% by weight.
  The present invention according to claim 3 provides a fruit juice type near water, a coffee / tea drink or a carbonated drink containing the sweetening composition according to claim 1.
  The present invention according to claim 4 provides a fruit juice type near-water or milk component-containing beverage containing the sweetening composition according to claim 2.
  The present invention according to claim 5 provides a tabletop sweetener comprising the sweetening composition according to claim 1 or 2.
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
  Hereinafter, the present invention will be described in detail.
  The present inventionA sweetening composition containing erythritol and two or more kinds of high-intensity sweeteners.
[0021]
As mentioned above, erythritol is a sugar alcohol with zero calories, showing 70-80% sweetness of sugar. Therefore, it is widely used for low-calorie and non-calorie beverages, and besides that, it is also used for confectionery such as jelly, gum, and candy, health drinks, and pharmaceuticals. It has a very quick sweetness and sharpness, and is characterized by a very light sweetness. However, erythritol alone does not have a wide range of sweetness and may lack a texture.
[0022]
  Therefore,The present inventionAs described above, erythritol alone does not provide sufficient sweetness, and two or more kinds of high-sweetness sweeteners alone lack the top sweetness, lack of texture and taste thickness, and high-sweetness sweetness. Since there is a defect such as a peculiar peculiarity to the savory material, a combination of erythritol and two or more kinds of high-intensity sweeteners improves each other's defects.The present inventionThen, three or more kinds of high-intensity sweeteners can be contained as long as the properties of the sweetening composition of the present invention, which are low calorie or non-calorie, are not impaired.
[0023]
  Examples of the high-intensity sweetener include aspartame, sucralose, acesulfame K, stevioside, thaumatin, glycyrrhizin, saccharin, and dihydrochalcones.
  Among these, as a high-intensity sweetener,Any two of acesulfame K, sucralose or aspartame, that is, a combination of acesulfame K and sucralose, a combination of acesulfame K and aspartame, or a combination of aspartame and sucralose is preferable.
[0024]
  In the case of a combination of acesulfame K and sucralose, as described in claim 1,The content of acesulfame K is preferably 0.26 to 2.63% by weight, and the content of sucralose is preferably 0.14 to 1.13% by weight.
  By containing acesulfame K and sucralose in the above proportions, the bitterness and astringency of acesulfame K are less likely to be felt compared to the case where only one kind is used, and the sweetness behind sucralose is improved. It becomes the thing of preferable sweetness quality. If the ratio of acesulfame K exceeds the above-mentioned ratio, bitterness and astringency are felt strongly. On the other hand, if the ratio of sucralose exceeds the above-mentioned ratio, sweetness is felt strongly and neither is preferable.
[0025]
A more preferable sweetening composition includes a sweetening composition composed of erythritol, acesulfame K and sucralose, and the content of erythritol in the composition is a mixture of acesulfame K and sucralose 0.48 to 3.37 wt. % Is preferably 96.63 to 99.52% by weight.
By containing erythritol in the above ratio with respect to acesulfame K and sucralose, the standing of sweetness and sharpness are further improved, and a good sweetness with width and thickness can be obtained. If the content of erythritol is less than this range, the sweetness peculiar to high-intensity sweeteners will be felt, and if it exceeds this range, the sweetness will be very good, so it will be too light and not thick. Since it becomes sweet, neither is preferable.
[0026]
Such a sweetening composition containing erythritol, acesulfame K, and sucralose is light and sweet with low persistence. There is not much roundness. Because of its clean sweetness, it is suitable for fruit juices that have a sour or bitter taste, and is also suitable for carbonated drinks for the same reason. It is also suitable for bitter and astringent black tea.
[0027]
  next,In the case of a combination of acesulfame K and aspartame,The content of acesulfame K is preferably 0.51 to 3.86% by weight, and the content of aspartame is preferably 0.29 to 2.91% by weight.
  Inclusion of acesulfame K and aspartame in the above proportions makes it less likely to feel the bitterness and astringency of acesulfame K, compared to the case of using only one type of each, and the aftertaste and persistence of aspartame's sweetness. Is improved, and a preferable sweetness is obtained. When the content ratio of acesulfame K exceeds the above ratio, bitterness and astringency are strongly felt. On the other hand, when the ratio of aspartame exceeds the above ratio, sweetness pulling and persistentness are felt strongly, both of which are not preferable. .
[0028]
A more preferable sweetening composition includes a sweetening composition composed of erythritol, acesulfame K and aspartame, and the content of erythritol in the composition is a mixture of acesulfame K and aspartame 1.05 to 5.48 wt. % Is preferably 94.52 to 98.95% by weight of erythritol.
By containing erythritol in the above ratio with respect to acesulfame K and aspartame, the standing of sweetness and sharpness are further improved, and a good sweetness having a width and thickness can be obtained. If the content of erythritol is less than this range, the sweetness peculiar to high-intensity sweeteners will be felt, and if it exceeds this range, the sweetness will be very good, so it will be too light and not thick. Since it becomes sweet, neither is preferable.
[0029]
Such a sweetening composition containing erythritol, acesulfame K, and aspartame has a sweetness peak with a relatively sharp peak, a clear sharpness, and a high-impact sweetness. Therefore, in the case of fruit juice, those showing a clean sweetness are suitable. Moreover, since it shows a refreshing sweetness, it is suitable for carbonated beverages. Furthermore, because of its clear sweetness, it is also suitable for tabletop sweeteners used in various foods.
[0030]
  further,In the case of a combination of aspartame and sucralose, as described in claim 2,The aspartame content is preferably 0.29 to 4.40% by weight, and the sucralose content is preferably 0.07 to 1.13% by weight.
  By containing aspartame and sucralose in the above proportions, the sweetness of sucralose is less likely to be felt compared to the case of using only one of each, and the sweetness is thicker. Pulling and persistence are improved, resulting in a preferred sweetness. When the content ratio of sucralose exceeds the above ratio, the sweetness is not thick. On the other hand, when the ratio of aspartame exceeds the above ratio, sweetness pulling and persistence are strongly felt, so that neither is preferable.
[0031]
A more preferable sweetening composition includes a sweetening composition composed of erythritol, aspartame, and sucralose, and the content of erythritol in the composition is 0.51 to 4.77% by weight of a mixture of aspartame and sucralose. On the other hand, it is preferable that it is 95.23-99.49 weight% of erythritol.
By containing erythritol in the above ratio with respect to aspartame and sucralose, the sweetness standing and sharpness are further improved, and a good sweetness having a width and thickness can be obtained. If the erythritol content is less than this range, the persistent sweetness peculiar to high-intensity sweeteners will be felt, and if it exceeds this range, the sharpness of the sweetness will be very good. Neither is desirable because it results in a low sweetness.
[0032]
Such a sweetening composition containing erythritol, sucralose and aspartame has a wide sweetness range, roundness, softness and richness. Suitable for fruit juices (muscat, peach fruit juice, etc.) that taste good when sweet. It also fits beverages that contain a mild milk component.
[0033]
  Claims 1-2The sweetening composition of the present invention according toClaim 5The tabletop sweetener according to the present invention may be in any form such as fine powder, powder, granule, crystal, solid matter such as tablet, aqueous solution, solution and the like.Claims 1-2The method for producing a sweetening composition of the present invention is a method of mixing erythritol and a high-intensity sweetener in a powder or fine powder state; wet granulation, dry granulation, extrusion granulation, granulation by spray drying, Production method of granules such as fluidized bed granulation; Method of coating the surface of erythritol crystals or powder with a high-intensity sweetener; Production method of general solids such as eutectic and tablets, water or other food system There is no particular limitation as long as it is a method for producing an aqueous solution or solution in which erythritol and a high-intensity sweetener are dissolved in a solvent.
[0034]
  Claims 1-2The sweetener composition of the present invention according to the present invention can improve the disadvantages of sweetness of acesulfame K, sucralose and aspartame while maintaining non-caloric properties, and can obtain a good sweetness with a texture. If necessary, other high-intensity sweeteners such as stevioside, thaumatin, glycyrrhizin, saccharin, and dihydrochalcones may be used in combination.
[0035]
  Also,Claims 1-2When a low-calorie sweet composition having a good texture with a good texture, which is a characteristic of the sweet taste composition of the present invention, is required. Sugar, sugar, glucose, fructose, maltose, lactose, trehalose, syrup, etc .; other sweeteners such as sorbitol, xylitol, maltitol, lactitol, sugar alcohols such as reduced starch hydrolysate, dextrin, food An excipient such as fiber or a bulking agent may be added.
[0036]
  like thisThe sweetening composition of this invention which concerns on Claims 1-2 is used suitably for food and drink.
  Claims 1-2 as described aboveThe sweetening composition of the present invention according to the present invention is general soft drinks including tabletop sweeteners and near water (carbonated drinks, fruit drinks, coffee drinks, tea drinks, soy milk, sports drinks, dairy drinks, etc.), health drinks, nutrition Beverages such as drinks and alcoholic beverages, chocolates, gums, candy, tablets, cakes, cookies, jelly, ice cream, yogurt, mousse, cream, kneaded rice cakes, yokan, water goat cakes, pickles, livestock meat It can be used in a wide range of applications such as food products such as products, fish meat products, foods and drinks such as pharmaceuticals such as internal liquids, and dental products such as toothpaste mouthwash.
[0037]
  AboveClaim 1The sweetening composition described, ie the sweetening composition containing erythritol and acesulfame K and sucralose, has the above-mentioned sweetening properties, soClaim 3As described in the above, it is preferably used as a sweetener for fruit juice type near water, which is less persistent and requires a refreshing sweetness characteristic, coffee / tea beverage or carbonated beverage. Also,Claim 5As a tabletop sweetener. In the present invention, the form of the tabletop sweetener is not particularly limited.
[0038]
  next,That is, the sweetening composition containing erythritol, acesulfame K and aspartame has the above-mentioned sweetness characteristics,In particular,As a sweetener for fruit juice near water and carbonated beverages, where a clean and sharp sweetness characteristic is desiredOrIt is particularly preferably used as a tabletop sweetener. In the present invention, the form of the tabletop sweetener is not particularly limited.
[0039]
  In addition,Claim 2The sweetening compositions described, i.e. sweetening compositions containing erythritol and aspartame and sucralose, have the aforementioned sweetening properties,Claim 4As described in the above, it is preferably used as a sweetener for fruit juice-based near water or dairy ingredient-containing beverages in which a round and soft sweetness characteristic is desired. Also,Claim 5As a tabletop sweetener. In the present invention, the form of the tabletop sweetener is not particularly limited.
[0040]
【Example】
EXAMPLES Examples of the present invention will be specifically described below, but the present invention is not limited to these examples. The sweeteners used in the examples are as shown in Table 1. The sweetness degree in Table 1 is a value when the sweetness degree of sugar is 1. Moreover, the numerical value in the sweet composition composition ratio in the following table | surface and the numerical value in a raw material both represent weight%.
[0041]
[Table 1]
Table 1

[0042]
Test example 1
As shown in Table 2, the sweetness ratio of aspartame (Pal) and sucralose (SU) was varied between 100: 0 to 0: 100 to prepare a 5% sugar-based aqueous solution. Aspartame (Pal) and The optimal combination sweetness ratio of sucralose (SU) was investigated. A sensory test was conducted by four panelists, and samples showing the preferred sweet taste and the most preferred sweet taste were selected from sample numbers 1 to 5, and the number of each person is shown in Table 2. Two or more samples could be selected for preferred sweetness. In addition, the ranking was given in the order of good sweetness, and the 1st to 5th places given by each paneler were totaled from 5 to 1 respectively, and the order with the highest score was regarded as the order of good sweetness. The numbers in parentheses in the column of ranking with good sweetness indicate the total score. In addition, the significant difference test is performed by Kramer's test, and those marked with * indicate that there is a significant difference at a risk rate of 5%.
[0043]
[Table 2]
Table 2

[0044]
According to the results in Table 2, it was found that the optimum combined sweetness ratio of aspartame (Pal) and sucralose (SU) was in the range of Pal 75: SU 25 to Pal 25: SU 75.
[0045]
Test example 2
As shown in Table 3, the sweetness ratio of acesulfame K (AK) and aspartame (Pal) was varied between 100: 0 and 0: 100, and the test was conducted except that an aqueous solution with a sugar 5% sweetness standard was prepared. It carried out like Example 1 and investigated the optimal combination sweetness ratio of acesulfame K (AK) and aspartame (Pal). The results are shown in Table 3.
[0046]
[Table 3]
Table 3

[0047]
According to the results in Table 3, it was found that the optimum combined sweetness ratio of acesulfame K (A-K) and aspartame (Pal) was in the range of A-K 75: Pal 25 to A-K 50: Pal 50.
[0048]
Test example 3
As shown in Table 4, the sweetness ratio of acesulfame K (AK) and sucralose (SU) was varied between 100: 0 and 0: 100, and the test was conducted except that an aqueous solution with a sugar 5% sweetness standard was prepared. It carried out like Example 1 and investigated the optimal combination sweetness ratio of acesulfame K (AK) and sucralose (SU). The results are shown in Table 4.
[0049]
[Table 4]
Table 4

[0050]
According to the results in Table 4, it was found that the optimum combined sweetness ratio of acesulfame K (A-K) and sucralose (SU) was in the range of A-K 50: SU 50 to A-K 25: SU 75.
[0051]
Test example 4
Erythritol (ERT) is expressed in an aqueous solution of the optimum combined sweetness ratio (Pal 50: SU 50) of aspartame (Pal) and sucralose (SU), which gave the best sweetness evaluation results in Test Example 1 (Table 2). 5 at a sweetness ratio as shown in Table 5 to prepare sugar 5% sweetness standard aqueous solutions with the concentrations shown in Table 5, respectively, and to optimize erythritol (ERT) in the case of a mixture of aspartame (Pal) and sucralose (SU). The combination sweetness ratio was examined. The sensory test was conducted by four panelists. Samples showing the preferred sweetness were selected from Sample Nos. 1 to 5, and the number of those is shown in Table 5. Two or more options were also possible. The results are shown in Table 5.
[0052]
[Table 5]
Table 5

[0053]
According to the results in Table 5, the optimal combined concentration of erythritol (ERT) in the case of a 50:50 mixture of aspartame (Pal) and sucralose (SU) is in the range of 0.5-2.0% by weight. I understood that.
[0054]
Test Example 5
Erythritol (ERT) was added to an aqueous solution of the optimal combination sweetness ratio (AK 75: Pal 25) of acesulfame K (AK) and aspartame (Pal), which had the best sweetness evaluation result in Test Example 2 (Table 3). Acesulfame K (AK) and Aspartame (Pal) were added in the same manner as in Test Example 4 except that the sugar 5% sweetness standard aqueous solution having the concentrations shown in Table 6 was prepared. The optimal combined sweetness ratio of erythritol (ERT) in the case of a mixture of The results are shown in Table 6.
[0055]
[Table 6]
Table 6

[0056]
According to the results in Table 6, the optimal combined concentration of erythritol (ERT) in the case of a 75:25 mixture of acesulfame K (AK) and aspartame (Pal) is in the range of 0.5-2.0% by weight. I understood that.
[0057]
Test Example 6
In an aqueous solution of acesulfame K (AK) and sucralose (SU) with the best sweetness evaluation result in Test Example 3 (Table 4), erythritol (ERT) was added to an aqueous solution of the optimal combination sweetness ratio (AK 25: SU 75). Acesulfame K (AK) and sucralose (SU) were added in the same manner as in Test Example 4, except that the sugar 5% sweetness standard aqueous solution having the concentrations shown in Table 7 was prepared. The optimal combined sweetness ratio of erythritol (ERT) in the case of a mixture of The results are shown in Table 7.
[0058]
[Table 7]
Table 7

[0059]
According to the results in Table 7, the optimal combined concentration of erythritol (ERT) in the case of a 25:75 mixture of acesulfame K (AK) and sucralose (SU) is in the range of 0.5-2.0% by weight. I understood that.
[0060]
Test Example 7
In an aqueous solution having a combined sweetness ratio of aspartame (Pal) and sucralose (SU) (Pal: SU = 75: 25 to 25:75), which had a good sweetness evaluation result in Test Example 1 (Table 2), erythritol (ERT ) In suitable proportions (0.5 to 2.0%) as shown in Table 8, and 5% sugar-based aqueous solutions having the concentrations shown in Table 8 are prepared, and aspartame (Pal) and sucralose (SU). The concentration ratio of each component in the case of a mixture of erythritol (ERT) was calculated. The results are shown in Table 8.
[0061]
[Table 8]
Table 8 (Part 1)

[0062]
[Table 9]
Table 8 (Part 2)

[0063]
Test Example 9
Erythritol was added to an aqueous solution having a combined sweetness ratio (AK: Pal: = 75: 25 to 50:50) of acesulfame K (AK) and aspartame (Pal), which had good sweetness evaluation results in Test Example 2 (Table 3). (ERT) was added at a suitable ratio (0.5 to 2.0%) as shown in Table 9, and 5% sugar-based aqueous solutions having the concentrations shown in Table 9 were prepared, respectively. Acesulfame K (AK) and aspartame The concentration ratio of each component in the case of a mixture of (Pal) and erythritol (ERT) was calculated. The results are shown in Table 9.
[0064]
[Table 10]
Table 9

[0065]
Test Example 9
Erythritol was added to an aqueous solution having a combined sweetness ratio (AK: SU: = 50: 50 to 25:75) of acesulfame K (AK) and sucralose (SU), which had good evaluation results of sweetness in Test Example 3 (Table 4). (ERT) is added at a suitable ratio (0.5 to 2.0%) as shown in Table 10, and 5% sugar-based aqueous solutions with the concentrations shown in Table 10 are prepared, and acesulfame K (AK) and sucralose are prepared. The concentration ratio of each component in the case of a mixture of (SU) and erythritol (ERT) was calculated. The results are shown in Table 10.
[0066]
[Table 11]
Table 10

[0067]
[Comparative Examples 1-2, Examples 1-2]
A sweet composition composed of erythritol, aspartame and sucralose having the composition shown in Table 11 was added to water and the raw materials shown in Table 11 so as to be equivalent to 4% sweetness of sugar, to prepare a muscat-flavored non-calorie near water. The sweetness degree in Table 11 indicates a value when the sweetness degree of sugar is 1. Table 12 shows the result of sensory test of the obtained near water. In addition, the sensory test was implemented by the rating method shown in Table 13 by four panelists. The score was a 4-point maximum for each question item, the scores of each paneler were totaled, and the total value was expressed in four stages: x (impossible), △ (possible), ○ (good), ◎ (excellent).
[0068]
[Table 12]
Table 11

[0069]
[Table 13]
Table 12

[0070]
[Table 14]
Table 13

[0071]
[Comparative Examples 3-4, Examples 3-4]
A sweet composition composed of erythritol, sucralose and aspartame having the composition shown in Table 14 was added to water and the raw materials shown in Table 14 so as to be equivalent to 6% sugar, to prepare a yogurt-flavored non-calorie near water. The sweetness degree in Table 14 indicates a value when the sweetness degree of sugar is 1. Table 15 shows the results of sensory test by the obtained near water scoring method.
[0072]
[Table 15]
Table 14

[0073]
[Table 16]
Table 15

[0074]
[Comparative Examples 5-7, Examples 5-6]
A lemon-flavored non-calorie near water is prepared by adding a sweetening composition comprising erythritol, acesulfame K and aspartame having the composition shown in Table 16 to water and raw materials shown in Table 16 so as to correspond to 4.66% sugar. did. The sweetness degree in Table 16 shows a value when the sweetness degree of sugar is 1. Table 17 shows the results of sensory test by the obtained near water scoring method.
[0075]
[Table 17]
Table 16

[0076]
[Table 18]
Table 17

[0077]
[Comparative Examples 8-9, Examples 7-8]
A sweet composition comprising erythritol, acesulfame K and sucralose having the composition shown in Table 18 is added to carbonated water and the raw materials shown in Table 18 so as to correspond to a sugar of 5.55% sugar, and a grapefruit-flavored non-caloric slightly carbonated beverage Was prepared. The sweetness degree in Table 18 shows a value when the sweetness degree of sugar is 1. Table 19 shows the results of sensory test by the obtained near water scoring method.
[0078]
[Table 19]
Table 18

[0079]
[Table 20]
Table 19

[0080]
[Comparative Examples 10-12, Examples 9-10]
A table sweetener consisting of erythritol, acesulfame K and aspartame having the composition shown in Table 20 was prepared, and this table sweetener was added to coffee so as to correspond to a sugar of 5% sweetness. The sweetness degree in Table 20 shows a value when the sweetness degree of sugar is 1. Table 21 shows the results of sensory test by the scoring method of the obtained coffee.
[0081]
[Table 21]
Table 20

[0082]
[Table 22]
Table 21

[0083]
[Comparative Examples 13-15, Examples 11-12]
A sweet composition composed of erythritol, acesulfame K and sucralose having the composition shown in Table 22 was added to water and the raw materials shown in Table 22 so as to correspond to 4% sugar sweetness to prepare black tea. The sweetness degree in Table 22 indicates a value when the sweetness degree of sugar is 1. Table 23 shows the results of sensory test by the scoring method of the obtained black tea.
[0084]
[Table 23]
Table 22

[0085]
[Table 24]
Table 23

[0086]
【The invention's effect】
According to the present invention, a sweet composition having a good texture with a good texture can be obtained by using erythritol in combination with two kinds of high-intensity sweeteners having different sweetness.
Foods and drinks using this sweetening composition have good sweetness with a texture in which the non-caloric characteristics are maintained and the disadvantages of the sweetness of each of the high-intensity sweetener and erythritol are improved, Also, the flavor can be stood up early and the flavor can be felt strongly.

Claims

A sweetening composition comprising erythritol, acesulfame K and sucralose, wherein the content of erythritol in the sweetening composition is 96.63 to 99.52% by weight, and the content of acesulfame K is 0.26 to 2. A sweetening composition comprising 63% by weight and a sucralose content of 0.14 to 1.13% by weight .

A sweet composition comprising erythritol, aspartame and sucralose, wherein the erythritol content in the sweet composition is 95.23 to 99.49% by weight, and the aspartame content is 0.29 to 4.40% by weight. %, And the sucralose content is 0.07 to 1.13 wt% .

A fruit juice type near water, a coffee / tea beverage or a carbonated beverage containing the sweetening composition according to claim 1 .

A fruit juice-based near water or milk component-containing beverage containing the sweetening composition according to claim 2 .

A tabletop sweetener comprising the sweetening composition according to claim 1 or 2 .