JP4670575B2 - 統計比較処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、時や評価対象を違えて対象者から取得された第1と第2のデータを統計比較する技術に関し、特に、第1と第2のデータを取得した対象者の集合の構成者に部分的な相違がある場合に適用して好適な技術に関する。
複数の対象者を集めて、市場調査、世論調査、健康調査等といった様々な目的でアンケート調査やデータ測定が行われている。また、街頭アンケートのような対象者を任意に選定した形式の他に、組織の構成員を対象として組織メンバの意識等を評価することも行われている。
このような調査では、イベントや施策の前後でアンケート質問やデータ測定を行って、当該イベント等の効果を計る等の目的でアンケート回答や測定値を比較したい場合がある。
しかしながら、このような調査の実施において、例えば調査時刻が異なった場合、対象者(回答者、被験者)が同じメンバにならないことが多い。また、このような対象者集合の構成者が部分的に異なってしまうことは、調査によって評価してもらう対象物が異なった場合においても生ずる。
このように部分的に構成者が異なる対象者集合から得られた2つのアンケート回答や測定値の変化は、統計的には、母集団(対象者集合)の平均の最尤推定値はその構成者の平均値となるため、単純に平均をとって比較されてしまうことが多い。
変化を統計的に見るための手法として、χ二乗適合度検定、F検定などの検定手法がある。
しかしながら、χ二乗適合度検定をそのまま使っても、変化したことが判別できても、それが実質の変化なのか、メンバ(対象者集合の構成者)が変わったことによる変化なのかは、判断できない。
また、変動がメンバによるものか、測定や回答時の条件によるものかをF検定によって求める方法もあるものの、メンバが同じである必要があるため判定できない。
ここで、アンケートシステムにおいて、必要なプロフィールの回答を増やすために、単純に対象者を増やすのではなく、プロフィールごとに個別の質問を行うようにして、コストを押さえながら回答を増やすシステムが提案されている(特許文献1参照。)。しかしながら、この提案は、アンケートや実験が一旦終了してしまった後はデータの比較精度を向上することができない。
また、時間的な変化を伴う故障診断のため、シミュレーション結果と時系列データを比較する提案もなされているが、この提案は前後のデータの比較ではない(特許文献2参照。)。
特開2002−297857号公報 特開平1−076231号公報
単純平均の比較やχ二乗適合度検定を単純に適用した場合、対象者集合のメンバに変更があったために回答内容や測定値が変化したのか、回答内容や測定値に実際の変化があったのかが区別できないという課題がある。また、回答内容や測定値に変化があったにもかかわらず、メンバが変わったことに相殺されて、回答内容や測定値の実際の変化を正しく検出ができないという課題がある。
また、F検定は、一部のデータが欠けても検定は可能なものの、検定精度が大幅に下がるため、メンバのほとんどが同じでなければ、極端に検定精度が低くなるため、F検定を単純に適用しても実質的に比較ができないという課題がある。
本発明は上記従来の事情に鑑みなされたものであり、回答者や被験者などの対象者集合の構成者を同じメンバで構成することができない場合にも、前後のアンケート回答等について統計量の比較を正しく行うことができるようにすることを目的としている。
本発明は、複数の対象者から取得した第1と第2のデータを統計的に比較処理する技術であり、当該比較処理を行う統計比較処理装置、当該統計比較処理装置をコンピュータにより構成するプログラム、当該統計比較処理装置により実施される統計比較処理方法と言った種々な態様で実現される。
本発明の一態様である統計比較処理装置では、比較データ抽出手段が、第1のデータを取得した第1対象者集合と第2のデータを取得した第2対象者集合との構成者に部分的に変更がある状況に対して、当該第1のデータについて第1対象者集合と第2対象者集合とに共通して属した共通対象者から取得した第1のデータと当該第1対象者集合にだけ属した一時的対象者から取得した第1のデータとの間に所定の統計的な有意差がある場合には当該共通対象者から取得した第1のデータを比較用第1データとして選択する一方、当該第1のデータについて当該所定の統計的な有意差がない場合には当該第1対象者集合から取得した全ての第1のデータを比較用第1データとして選択し、また、当該第2のデータについて前記共通対象者から取得した第2のデータと前記第2対象者集合にだけ属した一時的対象者から取得した第2のデータとの間に所定の統計的な有意差がある場合には当該共通対象者から取得した第2のデータを比較用第2データとして選択する一方、当該第2のデータについて当該所定の統計的な有意差がない場合には前記第2対象者集合から取得した全ての第2のデータを比較用第2データとして選択し、データ比較手段が、選択した比較用第1データと比較用第2データと統計処理して両データ間の差を算出する。
したがって、第1のデータを取得した第1対象者集合と第2のデータを取得した第2対象者集合との構成者に部分的に変更がある状況に対して、上記のような本発明特有の選択ルールに基づいて選択した比較用第1データと比較用第2データとを統計処理することで、第1のデータと第2のデータとを精度よく比較処理することができる。
ここで、本発明では統計処理方法として、典型的にはχ二乗適合度検定を用いるが、コロモゴロフ・スミノフの検定、ウィルコクソンのU検定など、公知の他の方法を用いることもできる。
また、本発明では、上記所定の統計的な有意差として、第1のデータと第2のデータとについて同じ値を用いることも或いは異なる値を用いることもでき、要は、処理の必要性や目的等に応じて任意に設定すればよい。
また、本発明は種々なデータの統計比較処理に用いることができ、例えば、第1のデータと第2のデータが時間を違えて対象者から取得した質問に対する回答データ(例えば同じアンケート質問に対する回答)、第1のデータと第2のデータが評価対象を違えて対象者から取得した質問に対する回答データ(例えば評価対象物を違えて行ったイエス/ノーの回答)、第1のデータと第2のデータが対象者を測定することで取得したデータ(例えば対象者から測定した血圧データ)の処理に用いて好適である。
本発明は、時や評価対象を違えて対象者から取得された第1と第2のデータを統計比較するに際して、第1と第2のデータを取得した対象者集合の構成者に部分的な相違がある場合に、第1データ及び第2のデータの構成者に基づいた統計的な有意差を判定し、これに応じて、第1データ及び第2のデータから比較に用いる比較用第1データ及び比較用第2のデータを選択して統計比較処理を行うようにしたため、構成者に部分的な変更に対しても高精度な統計比較処理結果を得ることができる。
本発明を一実施例に基づいて具体的に説明する。
図1には本例に係る統計比較処理装置の構成を示してあり、本例では統計処理方法としてχ二乗適合度検定を用いている。
まず、本例の統計比較処理装置を説明するに先立って、対象者集合のメンバ(構成者)に部分的な相違がある場合に、第1データ及び第2のデータから比較に用いる比較用第1データ及び比較用第2のデータを選択する方法について図2〜図4を参照して説明する。
例えば、イベントを行う前のアンケート回答とイベント後のアンケート回答といったように、第1のデータと第2のデータとを時間を違えて回答者から取得した質問に対するアンケート回答データを例にとると、図2に示すように、アンケート回答に回答した回答者(メンバ)の集合は、時間的に前のアンケートに回答したメンバ集合1と時間的に後のアンケートに回答したメンバ集合2とがある。
時間的に前後のアンケートに回答したメンバの集合に部分的にメンバの変更があると、メンバ集合1は、時間的に前のアンケートと後のアンケートの両方に回答した共通回答者(共通メンバ)3と、時間的に前のアンケートだけに回答した一時的回答者(その時点のみのメンバ)4とから成っている。また同様に、メンバ集合2は、時間的に前のアンケートと後のアンケートの両方に回答した共通回答者(共通メンバ)3と、時間的に後のアンケートだけに回答した一時的回答者(その時点のみのメンバ)5とから成っている。
このようなメンバ構成の相違に対して、図3に示すような回答内容(観測値)の統計的分布に基づいて図4に示す選択ルールを規定している。
図3は、時間的前のアンケート(事前調査)に対する回答分布に共通メンバと一時的メンバとの間で比較的大きな差があり(a)、時間的後のアンケート(事後調査)に対する回答分布に共通メンバと一時的メンバとの間で殆ど差がない(b)場合を示している。
この分布の差は、任意に設定した値を基準として、設定値より大きな差がる場合は「有意差あり」、設定値より小さな差の場合は「有意差なし」とする。
このような有意差の有無に応じた場合分けをすると、事前調査回答(第1のデータ)の分布に有意差があり且つ事後調査回答(第2のデータ)の分布に有意差がある第1の場合、事前調査回答(第1のデータ)の分布に有意差があり且つ事後調査回答(第2のデータ)の分布に有意差がない第2の場合、事前調査回答(第1のデータ)の分布に有意差がなく且つ事後調査回答(第2のデータ)の分布に有意差がある第3の場合、事前調査回答(第1のデータ)の分布に有意差がなく且つ事後調査回答(第2のデータ)の分布に有意差がない第4の場合に分けることができる。
本発明では、図4に示すように、第1の場合には事前調査回答(第1のデータ)と事後調査回答(第2のデータ)とからそれらの共通メンバの回答だけを選択し、第2の場合には事前調査回答(第1のデータ)からはその共通メンバの回答だけを選択するとともに事後調査回答(第2のデータ)はその共通メンバと一時的メンバの分け隔てなく全ての回答を選択し、第3の場合には事前調査回答(第1のデータ)からはその共通メンバと一時的メンバの分け隔てなく全ての回答を選択するとともに事後調査回答(第2のデータ)からはその共通メンバの回答だけを選択し、第4の場合には事前調査回答(第1のデータ)と事後調査回答(第2のデータ)とからそれらの共通メンバと一時的メンバの分け隔てなく全ての回答を選択する選択ルールを策定している。
なお、選択された回答データは、事前調査回答(第1のデータ)と事後調査回答(第2のデータ)との間に差があるかを統計処理するために用いられる。
本例に係る統計比較処理装置は、図1に示すように、イベント等の前に収集したアンケート回答データや測定データを記録する事前データ記憶手段11、当該イベント等の後に収集したアンケート回答データや実験観測データを記録する事後データ記憶手段12、これら前後のデータで共通するメンバの回答データや観測データと一時的メンバの回答データや観測データとを分離するメンバデータ層別手段13、事前及び事後のそれぞれで共通メンバと一時的メンバとの間のデータに統計的な差があるかどうかを調べるメンバ間比較手段14、メンバ間比較手段16の結果に基づいて事前及び事後のそれぞれで比較に用いることのできる比較用データを抽出する比較データ抽出手段15、比較データ抽出手段15で抽出された事前及び事後のデータを統計的に差があるかどうかを調べる前後データ比較手段16、前後データ比較手段16の比較処理結果を出力もしくは記録する出力手段17を有している。
なお、比較データ抽出手段15には図4に示す選択ルールが予め設定されており、比較データ抽出手段15は当該選択ルールに従って比較用の事前データと比較用の事後データとを抽出する。
図5には、本例の統計比較処理装置が行う処理の手順を示してある。
事前データ記憶手段11と事後データ記憶手段12とにそれぞれ事前データと事後データとが記録されている状態で、メンバデータ層別手段13が、事前データと事後データに付加されている回答者情報や被験者情報により、事前データと事後データで共通するメンバのデータを抽出する(ステップS1)。なお、オンラインアンケートの場合、無記名であっても個別の識別子などによって回答者を特定できるようにしておくことで、回答者が同じことを特定できるようにするようにしてもよい。
次いで、メンバ間比較手段14が、事前データ内で前後で共通するメンバと事前のみの一時的メンバとの間のデータの間で統計的に有意差があるかどうかを検定し(ステップS2)、また、事後データ内で前後で共通するメンバと事後のみの一時的メンバとの間のデータの間で統計的に有意差があるかどうかを検定する(ステップS3)。
次いで、比較データ抽出手段15が、事前データメンバ間検定(ステップS2)と事後データメンバ間検定(ステップS3)の結果に基づいて、有意差があるか否かにより選択ルールに従って前後の比較に用いる比較用事前データと比較用事後データを抽出する(ステップS4)。
次いで、前後データ比較手段16が、抽出された比較用の事前データと事後データの間で統計的に有意差があるかどうかを検定する(ステップS6)。
そして、出力手段17が前後データ比較手段16の検定結果を出力または記録する(ステップS6)。
なお、事前データメンバ間検定(ステップS2)と、事後データメンバ間検定(ステップS3)と、前後比較(ステップS5)は、同様な統計処理を行うので、同じ統計処理機能を呼び出すように共通化してもよい。
図6〜図10を参照して、本例の統計比較処理装置により、或る質問に対して3つの回答を選択肢として記載したアンケートをイベントの前後で実施した回答データの処理を説明する。
図6には、イベントの事前回答結果及び事後回答結果を示してあり、共通メンバは1〜26の番号を付し、事前アンケートの一時的メンバは27〜51の番号を付し、事後アンケートの一時的メンバは52〜75の番号を付して示し、それぞれが回答した選択肢番号「1」又は「2」又は「3」を示してある。
なお、本例のアンケートでは、事前アンケートのメンバ総数は51人、事後アンケートのメンバ総数は50人であるが、これら前後のメンバ数が同じであってもよく、本発明ではメンバ総数の同一性について特段の限定はない。
当該回答結果に基づいて図5に示す処理を実行し、その事前データメンバ間検定処理(ステップS2)の結果を図7に示してある。
すなわち、回答毎の比率が共通メンバと事前のみの一時的メンバとの間で変わらないと仮定し、 χ二乗適合度検定により有意差をみると、式(1)に示すように、事前メンバ間の場合は、危険率を5%で判定して有意差がないため、メンバ間に有意差があるとは言えないという結果になった。
Figure 0004670575
そして、事後データメンバ間検定処理(ステップS3)の結果を図8に示してある。
同様に、回答毎の比率が共通メンバと事後のみの一時的メンバとの間で変わらないと仮定し、 χ二乗適合度検定により有意差をみると、式(2)に示すように、事後メンバ間の場合は、危険率5%で有意差があり、メンバ間には差があるという結果になった。
Figure 0004670575
上記のように事前データでは有意差なし、事後データでは有意差ありという結果だったので、図4に示す選択ルールに従って、事前データは全て利用し、事後データは共通メンバのデータのみを前後比較処理(ステップS5)に利用する。本例では、事前データはメンバ1〜51まで、事後データはメンバ1〜26までの回答データを利用する。
なお、事前データの全平均は2.019608、事後データの全平均は2.02で変化はないように見える。事後データの共通メンバのみの平均は2.346154である。
上記選択された回答データに基づいて前後比較処理(ステップS5)を行った結果を図9に示してある。
同様に、回答毎の比率が前後間で変わらないと仮定し、χ二乗適合度検定により有意差をみると、式(3)に示すように、危険率5%で有意差があり、前後間で差がある(変化があった)とみなせる結果になった。
Figure 0004670575
因みに、図10には、本発明のような選択ルールを用いずに、事前データと事後データとの全てを用いて比較処理を行った結果を示してある。
同様に、回答毎の比率が前後間で変わらないと仮定し、χ二乗適合度検定により、有意差をみると、式(4)に示すように、全データを使った前後間の比較では有意差はなく、前後での変化はなかったものとみなされるため、上記の本例と較べると、前後の変化を見落とす結果になってしまう。
したがって、本発明を適用することにより、回答者もしくは被験者の変化の影響を排除して、事前データと事後データとの正しい比較が可能になる。
Figure 0004670575
図11〜図16を参照して、本例の統計比較処理装置により、評価対象を違えた2つのアンケートをこれらアンケート間でメンバが部分的に異なる対象者集合に実施した回答データの処理を説明する。
図11には、両アンケートの回答結果を示してあり、共通メンバは1〜20の番号を付し、一方(対象Aについて)のアンケートの一時的メンバは21〜40の番号を付し、他方(対象Bについて)のアンケートの一時的メンバは41〜60の番号を付して示し、それぞれが回答(選択)した結果「0:YES」又は「1:NO」を示してある。
なお、本例は、例えば、政党Aを指示するかどうか、政党Bを指示するかどうかという別々の調査の結果を比べるような場合や、製品Aを購入したいと思うかと、製品Bを購入したいと思うかという調査結果を比べる場合に相当する。
当該回答結果に基づいて、一方のアンケート回答データ(対象A)を事前データとして扱い、他方のアンケート回答データ(対象B)を事前データとして扱って、図5に示す処理を実行し、その事前データメンバ間検定処理(ステップS2)の結果を図12に示してある。
回答毎の比率が共通メンバと対象Aのみの一時的メンバとの間で変わらないと仮定し、χ二乗適合度検定により有意差をみると、式(5)に示すように、対象Aの評価におけるメンバ間の比較では、危険率5%として有意差があり、メンバ間に差があるという結果になった。
Figure 0004670575
そして、事後データメンバ間検定処理(ステップS3)の結果を図13に示してある。
同様に、回答毎の比率が共通メンバと対象Bのみの一時的メンバとの間で変わらないと仮定し、χ二乗適合度検定により有意差をみると、式(6)に示すように、対象Bの評価におけるメンバ間の比較では、危険率を5%で判定して、有意差がなく、メンバ間には差があるとは言えないという結果になった。
Figure 0004670575
そして、比較データ抽出処理(ステップS4)では、図14に示すように図4と同様な選択ルールに従って、比較用データを抽出する。
すなわち、上記の結果、対象Aのデータでは有意差あり、対象Bのデータでは有意差なしという結果だったので、対象Aのデータは共通メンバのデータのみを利用し、対象Bのデータは全てのデータを利用する。
本例では、対象Aのデータはメンバ1〜20まで、対象Bのデータはメンバ1〜20と41〜60までのデータを利用する。
上記選択されたデータに基づいて前後比較処理(ステップS5)を行った結果を図15に示してある。
同様に、回答毎の比率が前後間で変わらないと仮定し、χ二乗適合度検定により有意差をみると、式(7)に示すように、危険率5%で有意差がなく、対象AB間で差がない(変化がなかった)とみなせる結果になった。
Figure 0004670575
因みに、図16には、本発明のような選択ルールを用いずに、対象Aのデータと対象Bのデータとの全てを用いて比較処理を行った結果を示してある。
同様に、回答毎の比率が対象間で変わらないと仮定し、χ二乗適合度検定により、有意差をみると、式(8)に示すように、全データを使った比較では有意差があり、対象間での変化があったものとみなされる。
Figure 0004670575
以上のように、本発明を用いることにより、回答者もしくは被験者の変化の影響を排除して、正しい対象間の比較が可能になる。
また、本発明はアンケートの回答に限らず、例えば脈拍や血圧のような対象者から直接的に取得する測定値データに関しても、例えば、測定値を高血圧、正常、低血圧というようにいくつかのカテゴリに分類すれば、そのまま適用が可能である。
本発明の一例に係る統計比較処理装置の構成図である。 本発明の一例に係る共通メンバ及び一時的メンバを説明する図である。 本発明の一例に係る統計分布の有意差を説明する図である。 本発明の一例に係る選択ルールを説明する図である。 本発明の一例に係る統計比較処理手順を説明する図である。 本発明の一例に係るアンケート回答結果を説明する図である。 本発明の一例に係る事前メンバ間の検定結果を示す図である。 本発明の一例に係る事後メンバ間の検定結果を示す図である。 本発明の一例に係る前後間の検定結果を示す図である。 本発明との比較例の検定結果を示す図である。 本発明の他の一例に係るアンケート回答結果を説明する図である。 本発明の他の一例に係る対象Aのメンバ間の検定結果を示す図である。 本発明の他の一例に係る対象Bのメンバ間の検定結果を示す図である。 本発明の他の一例に係る選択ルールを示す図である。 本発明の他の一例に係る評価対象間の検定結果を示す図である。 本発明との比較例の検定結果を示す図である。
符号の説明
1:事前データメンバ、 2:事後データメンバ、
3:共通メンバ、 4:事前一時的メンバ、
5:事後一時的メンバ、 11:事前データ記憶手段、
12:事後データ記憶手段、 13:メンバデータ層別手段、
14:メンバ間比較手段、 15:比較データ抽出手段、
16:前後データ比較手段、 17:出力手段、

Claims (6)

  1. 複数の対象者から取得した第1と第2のデータを統計的に比較処理する統計比較処理装置であって、
    統計比較処理装置は、データ記憶手段と、出力手段と、比較データ抽出手段と、データ比較手段とを備え、
    前記データ記憶手段は、第1対象者集合と第2対象者集合から取得した第1のデータと第2のデータを統計的比較処理のために保持し、
    前記比較データ抽出手段は、前記データ記憶手段に保持された第1のデータを取得した第1対象者集合と前記データ記憶手段に保持された第2のデータを取得した第2対象者集合との構成者に部分的に変更がある状況に対して、当該第1のデータについて第1対象者集合と第2対象者集合とに共通して属した共通対象者から取得した第1のデータと当該第1対象者集合にだけ属した一時的対象者から取得した第1のデータとの間に所定の統計的な有意差がある場合には当該共通対象者から取得した第1のデータを比較用第1データとして選択する一方、当該第1のデータについて当該所定の統計的な有意差がない場合には当該第1対象者集合から取得した全ての第1のデータを比較用第1データとして選択し、また、当該第2のデータについて前記共通対象者から取得した第2のデータと前記第2対象者集合にだけ属した一時的対象者から取得した第2のデータとの間に所定の統計的な有意差がある場合には当該共通対象者から取得した第2のデータを比較用第2データとして選択する一方、当該第2のデータについて当該所定の統計的な有意差がない場合には前記第2対象者集合から取得した全ての第2のデータを比較用第2データとして選択する処理を行い、
    前記データ比較手段は、前記比較データ抽出手段が選択した比較用第1データと比較用第2データと統計処理して両データ間の差を算出する処理を行い、
    前記出力手段は、前記データ比較手段が算出したデータ間の差に係る情報を出力することを特徴とする統計比較処理装置。
  2. 請求項1に記載の統計比較処理装置において、
    前記第1のデータと第2のデータから、前記共通対象者から取得した第1のデータと第2のデータ、前記第1対象者集合の一時的対象者から取得した第1のデータ、及び、前記第2対象者集合の一時的対象者から取得した第2のデータを分離するメンバデータ層別手段と、
    前記共通対象者から取得した第1のデータと前記第1対象者集合の一時的対象者から取得した第1のデータとの間に前記所定の統計的な有意差があるか否かを判定するとともに、当該共通対象者から取得した第2のデータと前記第2対象者集合の一時的対象者から取得した第2のデータとの間に前記所定の統計的な有意差があるか否かを判定するメンバ間比較手段と、を更に備え、
    前記比較データ抽出手段は、前記メンバ間比較手段の判定結果に応じて前記比較用第1データと比較用第2データを選択することを特徴とする統計比較処理装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の統計比較処理装置において、
    前記第1のデータと第2のデータとは時間を違えて対象者から取得した質問に対する回答データであることを特徴とする統計比較処理装置。
  4. 請求項1又は請求項2に記載の統計比較処理装置において、
    前記第1のデータと第2のデータとは評価対象を違えて対象者から取得した質問に対する回答データであることを特徴とする統計比較処理装置。
  5. 請求項1又は請求項2に記載の統計比較処理装置において、
    前記第1のデータと第2のデータとは対象者を測定することで取得したデータであることを特徴とする統計比較処理装置。
  6. 複数の対象者から取得した第1と第2のデータを統計的に比較処理する統計比較処理装置を、コンピュータにより構成するプログラムであって、
    統計比較処理装置は、第1対象者集合と第2対象者集合から取得した第1のデータと第2のデータを統計的比較処理のために保持するデータ記憶手段と、比較データ抽出手段と、データ比較手段と、前記データ比較手段が算出したデータ間の差に係る情報を出力する出力手段と、を備え、
    コンピュータに、
    前記データ記憶手段に保持された第1のデータを取得した第1対象者集合と前記データ記憶手段に保持された第2のデータを取得した第2対象者集合との構成者に部分的に変更がある状況に対して、当該第1のデータについて第1対象者集合と第2対象者集合とに共通して属した共通対象者から取得した第1のデータと当該第1対象者集合にだけ属した一時的対象者から取得した第1のデータとの間に所定の統計的な有意差がある場合には当該共通対象者から取得した第1のデータを比較用第1データとして選択する一方、当該第1のデータについて当該所定の統計的な有意差がない場合には当該第1対象者集合から取得した全ての第1のデータを比較用第1データとして選択し、また、当該第2のデータについて前記共通対象者から取得した第2のデータと前記第2対象者集合にだけ属した一時的対象者から取得した第2のデータとの間に所定の統計的な有意差がある場合には当該共通対象者から取得した第2のデータを比較用第2データとして選択する一方、当該第2のデータについて当該所定の統計的な有意差がない場合には前記第2対象者集合から取得した全ての第2のデータを比較用第2データとして選択する比較データ抽出手段と、
    前記出力手段による出力に供するために、前記比較データ抽出手段が選択した比較用第1データと比較用第2データと統計処理して両データ間の差を算出するデータ比較手段と、
    を構成することを特徴とする統計比較処理プログラム。
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