JP4664829B2 - 鋳物フェンス - Google Patents

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本発明は、主に左右が非対称な模様を正背両側に形成した鋳物フェンスに関する。
一般に、鋳物フェンスには、つるや草花を模した立体模様、幾何的模学的模様、アニメキャラクターを模した模様などいろいろな模様が施されているものが多い。そして、通常の場合、正面側(道路に面する側)の模様は立体的に表されているが、背面側の模様は扁平に処理されているものが多いが、敷地の内側からも模様を楽しむことができるように、最近では正面側と背面側の模様をいずれも立体的にしたものも市場に出回っている。
これにより、例えば左右が非対称な模様を備えた鋳物フェンスでも、それを連結する構成では、同じ模様が連続して単純で面白みに欠けるため、それぞれの正面と背面とを互い違いにして連結するような施工も可能となり、鋳物フェンスの構成に変化をつけることができるようになる。このような連結が可能な鋳物フェンスも知られている。
特開2004−285768号公報
しかしながら、正背に模様が施されていても、複数の鋳物フェンスを連結する場合、特に鋳物フェンス間に立設した支柱を介して連結する間柱式ではなく、鋳物フェンスを直接に連結し、鋳物フェンスの下部の自由な位置に設けた支柱に支持させる自在柱式のフェンスである場合は、鋳物フェンス同士を連結するための連結金具は、外観を損なわないように鋳物フェンスの背面側に配置される。このため、鋳物フェンスの両側の縦桟の背面側には連結用のタップ穴が加工形成され、このタップ穴を利用して上記連結金具をネジ止めしていた。上記タップ穴の位置には精度を要求されるので、タップ加工は治具により工場で行なわれていた。
したがって、工場出荷時にはタップ穴の有無によって鋳物フェンスの正面側と背面側の仕様は決まってしまう。このため、施工の現場では鋳物フェンスの構成に上述のように、それぞれの正面と背面とを交互にして連結すると、背面が正面側を向いたときにタップ穴が正面側に露出するので外観が損なわれ、また、正面が背面側になるとタップ穴が背面側にないので、連結することができないという問題がある。
本発明は上記問題点を解消し、特に左右が非対称な模様を正背両側に形成した複数の鋳物フェンスを、正面と背面とを互い違いにしても連結することができ、しかもタップ穴が露出することがない鋳物フェンスの連結構造を提供することをその課題とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る鋳物フェンスは、左右両側の縦桟の間に左右が非対称な模様を設けるとともに上記縦桟の背面側に連結用のタップ穴を形成した鋳物フェンスであって、複数の鋳物フェンスを連結する際に、複数の連結用金具によって連結されるべき2本の縦桟を抱持して上記タップ穴を覆い、上記複数の金具の重合部分をネジ止めしたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1において、上記複数の連結用金具の側部からネジを挿通してその先端を上記縦桟の側面に押圧して固定したことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1において、上記複数の連結用金具の側部からネジを挿通して上記タップ穴に螺合させたことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1において、上記複数の連結用金具のうち、正面または背面に対応する連結用金具に適宜の意匠を施したことを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項4において、上記意匠は、上記連結用金具とは別体の装飾体に形成され、この装飾体が上記正面または背面に対応する連結用金具に固定されたことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、タップ穴の有無によって正面側の仕様と背面側の仕様とが異なっている鋳物フェンスであっても、隣り合う鋳物フェンスのそれぞれの正面と背面とを互い違いにして連結用金具により連結する施工も可能となるから、鋳物フェンスの構成が同じ模様の繰り返しでなく、動物の模様の向きを変えるなどの変化をつけることができる。
また、タップ穴は連結金具によって覆われるから、外部に露出することがなく、鋳物フェンスの外観が損なわれることがない。また、上記連結用金具によって2つの鋳物フェンスを正面同士、背面同士を連結することができ、この場合もタップ穴を塞ぐことができる。
請求項2に係る発明によれば、連結用金具の側部からネジを挿通してその先端を上記縦桟の側面に押圧固定したので、鋳物フェンスを強固に連結することができる。
請求項3に係る発明によれば、連結用金具の側部からネジを挿通して上記タップ穴に螺合させて固定することができるので、鋳物フェンスを強固に連結することができる。
請求項4に係る発明によれば、正面または背面に正面金具には適宜の意匠が施されているから、鋳物フェンスの全体の模様となじみ、不自然な印象を与えない。
請求項5に係る発明によれば、まわりのデザインに合わせて意匠を選択することができる。
図1は2枚の鋳物フェンスを裏正面を互い違いにして連結した状態の正面図、図2は図1の一部を省略した平面図、図3は図1のX−X線上の拡大断面図、図4は図1のY−Y線上の拡大断面図であり、図5は上記鋳物フェンスの連結部の分解斜視図である。
上図において符号aは鋳物フェンスを示す。この鋳物フェンスaは上下桟1、2と左右両側の縦桟3とからなる枠体の内側に横格子4と複数の縦格子5とを配置し、これらの格子4、5の一部に捩り部6や装飾部7を施し、さらに蝶や草花や動物の模様8、9、10等を施したものである。上桟1自体も2つのS字状部を連続した模様を備えている。そして、これらの模様は正面も背面も立体的に形成され、また全体として左右が非対称になっている。
また、下桟2の正背両側にはその長手方向に沿って取付溝12が形成されている。
上記鋳物フェンスaは支柱11によって地上に支持されている。すなわち、支柱11は主に図4に示されるように、支柱本体11aと挟持部材11bとからなり、この挟持部材11bと支柱本体11aの上部とにより下桟2の正背両側の取付溝12に係合させた状態で下桟2を正背両側から強く挟んで締め付け固定し、支柱本体11aを地中に埋設することにより鋳物フェンスaを支持している。
このように、上記鋳物フェンスaは上記下桟2の取付溝12の範囲で自由に配置できる自在柱式のフェンスである。このため、鋳物フェンスaの両側の縦桟3の背面側の上下部には連結用のタップ穴14が形成され、正面側の仕様と背面側の仕様とが異なっている。
上記構成によれば、複数の鋳物フェンスaを正面を揃えて連結するのが基本である。この場合、図示しないが、隣り合う鋳物フェンスaの両側の縦桟3同士を突き合わせ、連結金具をそれぞれの縦桟3のタップ穴14にネジ止めすることにより連結すればよい。
ところで、上記鋳物フェンスaは図1のように正面と背面とを互い違いにして連結することもできる。図1に向かって左側の鋳物フェンスaは正面が正面側に表われ、右側の鋳物フェンスaは、その背面が正面側に表われるように裏返し面になっている。この場合は、上記2つの鋳物フェンスaは連結用金具(正面金具15aと背面金具15b)とから構成される連結金具15によって連結することができる。
すなわち、正面金具15aは正面片16とその両端の側片17とからコ字形に形成されている。正面片16には花を模した模様18が施されている。これに対し、背面金具15bは背面片20とその両端の側片21とからコ字形に形成されている。なお、背面金具15bの両側片21間の寸法は鋳物フェンスaの縦桟3の幅の約2倍に設定され、また正面金具15aの両側片17間の寸法は背面金具15bの長さとほぼ同じに形成されている。また、正面金具15aの両側片17と背面金具15bの両側片21にはネジ穴22が形成されている。
そして、上記連結金具15を介して2枚の鋳物フェンスaの正面と背面とを互い違いにして連結するときは、正面金具15aと背面金具15bとを連結されるべき鋳物フェンスaの隣り合う2本の縦桟3に正背から抱持する。連結金具15を取り付ける位置は、タップ穴14が形成されている位置である。このとき、背面金具15bの両側片の間には上記2本の縦桟3が挟まれ、また、正面金具15aの両側片17間には背面金具15bの両側片21が重合する。そして、正面金具15aのネジ穴22から背面金具15bのネジ穴22に固定ネジ23を螺合させて一体に結合すればよい。なお、固定ネジ23は、連結を強固にするため、その先端を上記縦桟3の側面に押圧して固定するのが好ましい。
上記連結構成によれば、タップ穴14の有無によって正面側の仕様と背面側の仕様とが異なっている鋳物フェンスaであっても、隣り合う鋳物フェンスaのそれぞれの正面と背面とを互い違いにして連結する施工が可能となるから、鋳物フェンスaの構成が同じ模様の繰り返しでなく、動物の模様10の向きを変えるなどの変化をつけることができる。
また、タップ穴14は連結金具15によって覆われるから、外部に露出することがなく、鋳物フェンスaの外観が損なわれることがない。
さらに、連結金具15は簡単な構成であり、正面金具15aの正面片16には花模様18が施されているから、鋳物フェンスaの全体の模様となじみ、不自然な印象を与えない。
なお、図1に向かって右端の鋳物フェンスのように、端部の鋳物フェンスを裏返し仕様とした場合には、タップ穴が正面側に露出する可能性があるが、端部は目立たないので放置してもよく、また飾りネジなどで処理してもよい。また、上記連結金具15によって2つの鋳物フェンスを正面同士、背面同士を連結することができ、この場合もタップ穴14を塞ぐことができる。
また、連結用金具は2個以上であってもよい。また、2本の縦桟3を抱持するように構成されているものであれば、3個以上であってもよく、コ字形に屈曲している構造に限定されない。
また、図6は連結用金具部分の他の実施形態の断面図である。同図のように、連結用金具15a、15bの側部からネジ25を挿通して上記タップ穴14に螺合させて固定してもよい。これにより、強固な連結状態が得られる。また、模様18は連結用金具とは別体の装飾体24に形成し、これをネジ26によって連結用金具に固定してもよい。この装飾体24は正背両面に設けてもよい。これにより、まわりのデザインに適合する意匠を選択し、後付けすることができる。
2枚の鋳物フェンスを裏正面を互い違いにして連結した状態の正面図である。 図1の一部を省略した平面図である。 図1のX−X線上の拡大断面図である。 図1のY−Y線上の拡大断面図である。 上記鋳物フェンスの連結部の分解斜視図である。 連結用金具部分の他の実施形態の断面図である。
符号の説明
a 鋳物フェンス
3 縦桟
14 タップ穴
15 連結金具
15a 正面金具
15b 背面金具

Claims (5)

  1. 左右両側の縦桟の間に左右が非対称な模様を設けるとともに上記縦桟の背面側に連結用のタップ穴を形成した鋳物フェンスであって、複数の鋳物フェンスを連結する際に、複数の連結用金具によって連結されるべき2本の縦桟を抱持して上記タップ穴を覆い、上記複数の金具の重合部分をネジ止めしたことを特徴とする鋳物フェンス。
  2. 上記複数の連結用金具の側部からネジを挿通してその先端を上記縦桟の側面に押圧して固定したことを特徴とする、請求項1に記載の鋳物フェンス。
  3. 上記複数の連結用金具の側部からネジを挿通して上記タップ穴に螺合させたことを特徴とする、請求項1に記載の鋳物フェンス。
  4. 上記複数の連結用金具のうち、正面または背面に対応する連結用金具に適宜の意匠を施したことを特徴とする、請求項1に記載の鋳物フェンス。
  5. 上記意匠は、上記連結用金具とは別体の装飾体に形成され、この装飾体が上記正面または背面に対応する連結用金具に固定されたことを特徴とする、請求項4に記載の鋳物フェンス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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