JP4664413B2 - 順方向エラー修正方法及びシステム - Google Patents

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Description

本発明は、データ送信及び受信のためのシステム及び方法に係る。
移動ハンドヘルドターミナルに利用されるサービスは比較的低い帯域巾を必要とする。MPEG−4のような進歩型圧縮を使用して映像をストリーミングするために確立された最大ビットレートは、数百キロビット/秒程度であり、1つの実際的な限界は、3G環境から生じる384kbpsである。ファイルのダウンロードのような他の形式の幾つかのサービスは、著しく高い帯域巾を必要とすることがある。それ故、融通性が要求される。
DVB送信システムは、通常、10Mbps以上の帯域巾を与える。これは、時分割多重化(TDM)に基づく構成を導入することにより、平均DBV受信器消費電力を著しく減少することができる。この導入された構成は、タイムスライシングと称される。
タイムスライシングの考え方は、データが静的な帯域巾を使用して送信される場合に必要とされる帯域巾に比して著しく高い帯域巾を使用してデータをバーストで送信することである。1つのバースト内では、次のバーストの開始までの時間(Δt)が指示される。バーストとバーストとの間には、サービスのデータが送信されず、他のサービスが、そのサービスに割り当てられた帯域巾を使用するのを許す。これは、受信器が、要求されたサービスのバーストを受信しながら、時間の一部分のみアクティブに留まることができるようにする。移動ハンドヘルドターミナルが一定の低いビットレートを要求する場合には、受信したバーストをバッファすることでこれを行うことができる。
特別な利点として、タイムスライシングは、オフ時間中に受信器を使用して隣接セルを監視する能力もサポートする。又、オフ時間中に搬送ストリームから別のストリームへ受信の切り換えを行うことで、サービスの受信が表面上中断しない。通常のDVB−Tシステムでは、滑らかなハンドオーバーを行うのに、単一のターミナルに2つのフロントエンドが必要となる。
データは、例えば、ヨーロッパ規格EN301 192のセクション7「Digital Video Broadcasting(DVB); DVB specification for data broadcasting.」に基づくマルチプロトコルエンキャプスレータを使用することによりフォーマットされる。このマルチプロトコルエンキャプスレータは、カプセル化されたデータをデジタルブロードキャスト送信器へ送信して、タイムスライシング信号としてデジタルブロードキャスト受信器へブロードキャストする。タイムスライシング信号は、連続する一連の送信バーストで構成される。
DVBに関する更に別の情報が、例えば、各々参考としてここに取り上げる次のETSI(ヨーロピアン・テレコミュニケーションズ・スタンダーズ・インスティチュート)ドキュメントに見られることに注意されたい。
ETSI TR 101202デジタルビデオブロードキャスティング(DVB)「Implementation guidelines for Data Broadcasting」;
ETSI EN 300468デジタルビデオブロードキャスティング(DVB)「Specification for Service Information (SI) in DVB systems」;及び
ETSI EN 300744「Digital Video Broadcasting(DVB) Framing structure, channel coding and modulation for digital terrestrial television」
ETSI(ヨーロピアン・テレコミュニケーションズ・スタンダーズ・インスティチュート)ドキュメント ETSI TR 101202デジタルビデオブロードキャスティング(DVB)「Implementation guidelines for Data Broadcasting」; ETSI EN 300468デジタルビデオブロードキャスティング(DVB)「Specification for Service Information (SI) in DVB systems」;及び ETSI EN 300744「Digital Video Broadcasting(DVB) Framing structure, channel coding and modulation for digital terrestrial television」
近年、種々の目的でワイヤード及びワイヤレスネットワークの使用が増大してきた。例えば、メディア、アプリケーション、及びパーソナル通信の送信及び受信にネットワークが益々使用されている。例えば、この利用の増加に鑑み、このようなネットワークに適用できる技術に関心が持たれている。通常、データの送信及び受信は、あるクオリティ問題を引き起こすことがあり、それ故、異なる種類のエラー修正機構が存在する。特に、移動ターミナルが問題であるときには、エラー修正データと、修正されるべきデータとに異なる情報を使用する必要がある。
本発明によれば、データ送信方法において、1つ以上のデータセグメントを、第1の方向性構成及び第2の方向性構成を有する二次元データ構造体に入れるステップであって、前記第1の方向性構成は、機能的に前記第2の方向性構成に対して垂直であり、そして前記データセグメントを入れることは、前記第1の方向性構成に対して行われるようなステップと、前記第2の方向性構成の各々に、1つ以上の対応する計算された特性値を追加するステップと、前記特性値の部分を保持する1つ以上の前記第1の方向性構成のコンテンツを送信するステップと、前記1つ以上のデータセグメントを送信するステップであって、前記二次元構造体に入れられたデータセグメントを第1の特定フォーマットに基づいて送信し、そして前記特性値の部分を保持する前記第1の方向性構成を、搬送ストリームにおいて第2の特定のフォーマットで送信するようなステップと、を備えた方法が提供される。
前記第1の特定フォーマットに基づいて送信するステップは、前記二次元構造体に入れられたデータセグメントを、第1ヘッダを有する1つ以上のデータパケットへとカプセル化することを含み、そして前記第2の特定フォーマットに基づいて送信するステップは、前記特性値の部分を保持する各々の第1の方向性構成におけるデータを、第2のヘッダを有するデータパケットへとカプセル化することを含む。
各パケットヘッダは、データ構造体に入れる情報、及び/又はデータセグメント境界を指示するデータを含むことができる。
前記特性値の部分を保持する1つ以上の前記第1の方向性構成の前記カプセル化されたコンテンツは、前記カプセル化されたデータセグメントから異なるバーストにおいて送信することができる。
本発明によれば、前記方法を実行するように構成された送信器ノードも提供される。
本発明によれば、更に、データを受信する方法において、1つ以上のデータセグメントを搬送ストリームにおいて受信するステップと、第1の方向性構成及び第2の方向性構成を有する二次元データ構造体を与えるステップであって、前記第1の方向性構成は、前記第2の方向性構成に対して機能的に垂直であり、そして前記データセグメントを入れることは、前記第1の方向性構成に対して行われ、更に、前記二次元構造体に入れられたデータセグメントを、第1の特定のフォーマットに基づいて受信し、前記第1の方向性構成は、前記搬送ストリームにおいて第2の特定のフォーマットで受信された特性値の部分も受信するようなステップと、前記受信した特性値を使用して前記第2の方向性構成に対してデータセグメントを処理して、前記第1の方向性構成に対して修正されたデータセグメントを与えるステップと、を備えた方法が提供される。
本発明によれば、更に、データを受信する前記方法を実行するための受信器ノードが提供される。本発明の更に別の特徴及び効果は、特許請求の範囲から明らかとなろう。
本発明を更に完全に理解するために、添付図面を参照して本発明の実施形態を一例として詳細に説明する。
本発明の第1実施形態による通信システムを示す図である。 本発明の実施形態によるデータ送信に含まれるステップを例示する図である。 本発明の実施形態によるデータ受信に含まれるステップを例示する図である。 本発明の実施形態による第1ロード技術を示す図である。 本発明の実施形態による第2ロード技術を示す図である。 本発明の実施形態に使用できる汎用コンピュータを示す図である。 本発明の実施形態に使用できるノードを例示する機能的ブロック図である。 本発明の実施形態のプロトコルスタックを示す図である。 MPE−FEC及びMPEセクションのヘッダセクションフォーマットを示す図である。 本発明の実施形態のMPE−FECフレーム構造を示す図である。 MPE及びMPE−FECセクションシンタックスの記述を示すテーブルである。
図1は、本発明の第1実施形態による通信システム1のブロック図である。この通信システムは、コンテンツプロバイダー2を備え、これは、オーディオ−ビジュアルコンテンツ、データファイル又は映像のようなコンテンツのソース3、4にアクセスすることができる。コンテンツは、IPを使用して、DVB−Tネットワークのようなデジタルブロードバンドネットワークを経て、IPデータキャスティング(IPDC)サービスとして知られているものにおいて、1つ以上の受信装置5a、5bへ送信することができる。受信装置5a、5b、例えば、ビデオ機能を伴う移動電話は、少なくとも2つの異なる通信チャンネルからデータを受信するように構成される。
コンテンツデータは、ネットワーク要素6へ送信され、これは、コンテンツデータを受信して、そのコンテンツデータの順方向エラー修正に使用するための回復データを発生するように構成されたサーバーである。コンテンツデータは、第1チャンネルを経て受信装置5a、5bに送信される。この例では、第1通信チャンネルは、デジタルブロードキャスティング(DVB−Tのような)ネットワーク7により与えられ、これは、送信器8を含む。コンテンツは、第1通信ネットワーク7に関連したセル内で全ての適当な受信装置5a、5bにブロードキャスト、マルチキャスト又はユニキャストされる。
回復データは、少なくとも送信器10を含む例えば第3世代(3G)移動ネットワーク9により与えられる第2の通信チャンネルを経て受信装置5a、5bに送信される。
コンテンツ及び回復データに対する通信経路は、図1では、簡単な形態で示されていることに注意されたい。しかしながら、更に別の送信器、ネットワーク要素又はネットワークのような他の要素がこれら通信経路に配置されてもよい。図1に示すネットワークでは、送信器ノードが、受信器又は受信者ノードを構成する受信装置5a、5bへデータを送信し、以下の説明ではこれらの用語が使用されることが理解されよう。
一般的動作
本発明の種々の実施形態によれば、データ送信及び受信のためのシステム及び方法が提供される。種々の実施形態によれば、アドレス可能な記憶位置の二次元アレー等を形成することができ、及び/又は送信ノードによりそこにアクセスすることができる。
図2を参照すれば、このような実施形態では、おそらく特定のバーストにおいてノードにより送信されるべきデータに対応するパケット等を、列方向に二次元アレー等にロードできる(ステップ101)ことに注意されたい。このようなパケット等は、例えば、インターネットプロトコル(IP)パケットでよい。従って、ロードされたパケット等のコンテンツは、1つ以上の列の1つ以上のアドレス可能な記憶位置を占有することができる。
次いで、1つ以上の特性値を、二次元アレー等の各行に対して計算することができる(ステップ103)。このような特性値は、例えば、順方向エラー修正(FEC)データを表わしてもよい。特定の例として、このようなFECデータは、リードソロモン(RS)エラー修正データでよい。行に対応する計算された特性値を、FECデータとして次に書き込むことができる。従って、特性値は、その行の1つ以上のアドレス可能な記憶位置を占有することができる。
種々の実施形態において、特性値を計算する仕方は動的に変化し得ることに注意されたい。特定の例として、特性値がFECデータ(例えば、リードソロモンデータ)に対応する場合には、追加されるべきパリティデータの量が動的に変化し得る。例えば、より多くの送信エラーを生じると予想されるネットワーク条件が発生した場合には、より多くのパリティデータを追加することができる。更に、送信のクオリティを評価し、そしてエラー修正の判断を定義することができる。
次のステップとして、二次元アレー等が列方向に空にされる(ステップ105)。このように空にするときには、最初にロードされたパケット等を抽出することができる。種々の実施形態において、各々の最初にロードされたパケットは、アレー等のどこに記憶されていたかの指示を含むようにノードにより変更されてもよい。この指示は、例えば、パケット等により占有されていた第1のアドレス可能な記憶位置に対応する行及び/又は列アドレスを示す。
このような指示は、例えば、パケット等に対応するヘッダに記憶されてもよい。パケット等に対応する指示は、例えば、ノードがそれをアレー等に入れた直後にノードによりそのパケット等に追加されてもよい。別の例として、ノードは、アレー等からパケットをアンロードする直前に指示を入れてもよい。
更に、列方向に空にするときに、計算された特性値に対応するデータがアンロードされて、1つ以上のパケット等に入れられる(ステップ107)。1つ以上のパケット等は、例えば、IPパケットでよい。このようなパケットは、例えば、アレー等の特定の列に記憶された計算された特性値に対応する全てのデータを含むことができる。従って、このようなパケットは、2つ以上の特性値に対応するデータを含むことができる。例えば、このようなパケットは、1つ以上の特性値の各々に対応するデータの部分を含むことができる。特定の特性値に対応するデータは、2つ以上のこのようなパケット間に分散し得ることに注意されたい。種々の実施形態において、このようなパケットに付随するのは、それが保持するデータがアレー等においてどこに記憶されたかの指示である。この指示は、例えば、その保持されたデータにより占有された第1のアドレス可能な記憶位置に対応する列アドレスを示す。
次いで、送信器ノードは、特定のセクションヘッダを伴う特性値又はその部分を保持する形成されたパケット等と、おそらく変更された最初にロードされたパケット等とを、1つ以上の受信者ノードへ送信するステップを実行する。種々の実施形態において、特性値を保持する形成されたパケット等は、おそらく変更された最初にロードされたパケット等から個別のバーストにおいて発送することができる。本発明の種々の実施形態では、このおそらく変更された最初にロードされたパケット等に特性値又はその部分を追加することができる。
図3を参照すれば、上述したパケット等は、受信者ノードに到達する(ステップ205)。受信者ノードは、送信側ノードにより供給される特性値を使用してもよいし使用しなくてもよいことに注意されたい。例えば、受信者ノードは、特性値を使用できないことがある。別の例として、受信者ノードに対応するユーザは、おそらく、グラフィックユーザインターフェイス(GUI)又は他のインターフェイスを経て、特性値がノードにより使用されてはならないことを指定してもよい。更に別の例として、受信者ノードは、以下に詳細に述べるように、特性値を使用すべきかどうかの判断を行ってもよい。
例えば、特性値を使用することができず、及び/又は特性値を使用するかしないかを決定し及び/又はそのような指示を受けた受信者ターミナルは、種々の実施形態において、送信側ノードにより発送されたパケット等を全く受信しないか、或いはそれらを受信してそれらの幾つか又は全部をそれ自身選択する仕方で記憶するように動作してもよいことに注意されたい。次いで、ノードは、その受信した、おそらく変更された、最初にロードされたパケット等を従来のやり方で使用してもよい。ノードは、特性値に対応するその受信したパケットを記憶装置から除去してもよい。このようなパケットは、例えば、PID(プログラム識別子)等の識別子を介して確認することができる。
或いは又、このような受信者ノードは、特性値を保持するパケット等を、それらを記憶せずに、ドロップするように動作してもよい。種々の実施形態によれば、ノードは、このようなパケット等を多数の仕方で確認することができる。例えば、このようなパケットは、それらのヘッダにより確認することができる。より詳細には、このようなパケットのヘッダは、例えば、おそらく変更された最初にロードされたパケット等のヘッダにより指定されるものとは異なるソースIPアドレス等を指定してもよい。
受信者ノードが、特性値を使用できると決定し及び/又はそのような指示を受け取った場合には、そのノードは、おそらく、それ自身が選択する仕方でその受信したパケット等を記憶した後に、適当な動作を行って、その特性値が使用されるかどうか決定することができる。このような決定は、以下に詳細に説明する。受信者ノードが、特性値を使用すべきでないと決定し及び/又はそのような指示を受け取る場合には、そのノードは、おそらく、それ自身が選択する仕方でその受信したパケット等を記憶した後に、その受信した、おそらく変更された最初にロードされたパケット等を従来の仕方で使用するように動作できる。
受信者ノードが、特性値を使用すべきであると決定し及び/又はそのような指示を受け取った場合には、その受信者ノードは、送信側ノードにより形成され及び/又はアクセスされるアレー等に対応する二次元アレー等を形成し及び/又はそれにアクセスすることができる。受信者ノードにより形成され及び/又はアクセスされるアレー等は、例えば、送信側ノードにより形成され及び/又はアクセスされるアレー等と共通に1つ以上のプロパティを所有することができる。例えば、受信者ノードにより形成され及び/又はアクセスされるアレー等は、送信側ノードにより形成され及び/又はアクセスされるアレー等と同じサイズであり及び/又はそれと同様にアドレスすることができる。
種々の実施形態において、送信側ノードは、例えば、その形成され及び/又はアクセスされるアレー等に関連したプロパティの指示を受信者ノードへ発送することができる。このようなプロパティは、例えば、アレー等の列サイズ、行サイズ、アドレス情報等を含むことができる。別の例として、指示されたこのようなプロパティを、全ての指定の送信側及び受信者ノードにより観察するように確立できる。システムアドミニストレータ等がこのようなプロパティをセットできる。
アレー等を形成し及び/又はそれにアクセスできるようにするに必要なステップを実行すると、受信者ノードは、特性値を保持する受信したパケット等と、おそらく変更された最初にロードされたパケット等を、そのアレー等へロードする(ステップ207)。このロードは、上述した種類の受信した行及び/又は列アドレス指示に基づいて行うことができる。従って、このようなロードにより、受信者ノードのアレー等は、空にされる前の送信側ノードのアレー等にマッチングさせることができる。種々の実施形態において、このようなアドレス指示は、受信者ノードが、空にされる前の送信側ノードのアレー等にマッチングするようにそのアレー等にロードできるようにするために受信される必要がないことに注意されたい。例えば、マルチプロトコルカプセル化(MPE)が使用される場合には、受信者ノードは、そのアレー等にロードするのに搬送ストリーム(TS)連続性カウンタ値を使用してもよい。
そのアレー等を、空にされる前の送信側ノードのアレー等に効率的にマッチングさせると、受信者ノードは、上述した特性値を再アッセンブルする(ステップ209)。次のステップとして、受信者ノードは、1つ以上の特性値の各々を、アレー等におけるその対応行に適用することができる(ステップ211)。このような適用は、例えば、受信した、おそらく変更された最初にロードされたパケット等に対してFECを実行することができる。
ある実施形態では、全ての特性値が適用されるのではないことに注意されたい。例えば、行当りに2つ以上の特性値がある場合には、その行に適用される値が全部より少なくてもよい。別の例として、1つ以上のある行の各々に対応特性値が適用される一方、1つ以上の他の行に対応特性値が適用されなくてもよい。
次のステップとして、受信者ノードは、そのアレー等を列方向にアンロードし、1つ以上の特性値に基づいておそらく変更され且つおそらく作用された(例えば、修正された)最初にロードされたパケット等を抽出するように働くことができる(ステップ213)。次いで、ノードは、これら抽出されたパケット等を従来の仕方で使用することができる。
以上、受信者ノードが、おそらく変更された最初にロードされたパケット等がアレー等に記憶されるときにそれに作用を及ぼす(例えば、修正する)として説明したが、種々の実施形態において、このような適用は、例えば、アレー等から抽出した後のパケットに対して実行されてもよいことに注意されたい。更に、種々の実施形態において、特性値(例えば、リードソロモンデータ)の反復使用を受信器において実行できることに注意されたい。例えば、ターボデコーディングを使用することができる。このようなターボデコーディングの実行は、例えば、特性値及び/又はこれら値の適用から得られるデータの行方向及び列方向の繰り返し反復使用を含むことができる。又、反復は、提案されたFECデコーディングと、ソフトビット情報を配送できるある下位レイヤのFECデコーディングとの間で実行することもできる。
更に、ここに説明する実施形態は、パケット等の使用について述べるが、本発明の実施形態は、例えば、ビットストリーム等にも同様に適用できる。更に、ここに説明する実施形態は、行に対する特性値の計算について述べるが、他の技術も使用できることに注意されたい。例えば、種々の実施形態において、特性値はジグザグ形態で計算されてもよい。
更に、ここに説明する実施形態は、アレー等の列方向のロード動作について述べるが、本発明の種々の実施形態は、異なる仕方で動作してもよい。例えば、このようなロード動作は、行方向であってもよい。このような実施形態の機能は、ここに述べるものと同様であるが、列の演算が行方向に行われ、そして行方向の演算が列のように行われる。
特性値、及び特性値のセットは、1つ以上のデータエレメントが行方向又は列方向に配置されたデータセグメントを有するアレーから多数のデータエレメントを選択し、その選択されたエレメントに計算を適用し、そしてそれにより得られた特性値を、同じ又は別のアレーにおいて特性値に対して指定された1つ以上の所定の場所に入れることにより、計算することができる。データエレメントの選択は、1つの行又は列においてエレメントの全部又は幾つかを選択することを含む。例えば、アレーにおける1つ以上の対角方向からエレメントを選択し(ジグザグ)、そして規定のパターンに基づいてデータエレメントを選択するような他の選択方法を使用してもよい。
更に、種々の実施形態において、データエレメントがアレーからランダムに選択され、ここで、エレメントの数は固定され、そして送信器及び受信器は、ランダムな選択パターンを知っている。本発明のある実施形態では、アレー内の全てのデータエレメントが必ずしも計算に使用されず、そして本発明の他の実施形態では、あるエレメントが1つ以上の特性値の計算に2回以上使用される。
本発明の特定の実施形態を以下に説明する。
この実施形態によれば、送信されるべきデータは、変更型DVBエンキャプスレータにより取り扱われる。このエンキャプスレータは、イーサネット(登録商標)フレームを経て搬送されるIPパケットを受信しそしてTSパケットを出力する能力を有する。
この実施形態の第1ステップとして、変更型エンキャプスレータは、イーサネット(登録商標)フレームを順次に受信する。エンキャプスレータは、例えば、イーサネット(登録商標)MACアドレス及び/又はIPパケットアドレスに基づいてフレームをアレンジ及び/又はドロップするように動作してもよい。その基準は、例えば、送信されるべきデータの性質に基づいて予め決定することができる。このステップでは、イーサネット(登録商標)フレーム構造が除去される。
次のステップとして、選択されたIPパケットは、マルチプロトコルカプセル化(MPE)セクション、例えば、DSM−CC(デジタル記憶メディアコマンド及び制御)セクションに入れられる。
この実施形態の次のステップとして、レイヤ3(例えば、IP)データグラムがコードテーブル又はアレーに列方向に記憶される。メモリ内の各IPデータグラムのアドレスがヘッダに記憶される。例えば、メモリ内のIPデータグラムのアドレスは、そのヘッダのMAC(メディアアクセス制御)アドレスバイトに記憶することができる。タイムスライスリアルタイムパラメータをこの段階で挿入することができる。
次いで、希望量のIPデータグラムがメモリに記憶された後に、FECの計算が行方向に行われる。IPデータグラムが、上述した列方向ではなく、行方向に記憶される場合には、FECが列方向に計算されることに注意されたい。いずれにせよ、IPデータグラムの記憶及びFECの計算は、機能的に互いに90°の角度に配置されると考えることができる。或いは又、IPデータグラムは、並列なFEC計算において送信できることにも注意されたい。このような場合に、FECの計算に使用するようにIPデータグラムのコピーをメモリに残すことができる。メモリ内の各MPE−FECセクションのアドレスがヘッダに記憶される。例えば、MPEセクションのヘッダにおけるMACアドレスバイトの幾つかをこの目的のために指定することができ、この場合、メモリ内のMPE−FECセクションのアドレスは、MAC(メディアアクセス制御)アドレスバイトに記憶することができる。
次いで、全てのFEC計算が完了すると、計算されたFECバイト、即ちRSデータテーブル内のFECデータ(MPE−FECセクションにおいて搬送される)が、アプリケーションデータ(MPEセクションにおいて搬送される)から分離される。アプリケーションデータは、MPEセクション内で搬送され、一方、RSデータは、MPE−FECセクション内で搬送される。MPE−FECフレームが送信中に混合されるのを防止するために、各MPEセクション及びMPE−FECセクションは、1つのMPE−FECフレームのみからデータを搬送する。MPE−FECフレームの全てのデータを搬送するために、多数のMPEセクション及び/又はMPE−FECセクションが必要とされることがある。その後、MPE特有のセクションフォーマットをもつ全てのIPデータグラムと、MPE−FEC特有のセクションフォーマットをもつFECデータとが、図10に示すMPE−FECフレームとしてTSパケットペイロードに入れられる。この実施形態では、アプリケーションデータ及びRSデータは、同じPID値をもつTSパケットにおいて送信される。この場合も、異なるMPE−FECフレームが混合されるのを防止するために、異なるMPE−FECフレームからのデータを搬送するMPEセクション及びMPE−FECセクションをインターリーブすることは許されない。
受信ノードがFECを計算するように動作する場合のノードの動作を、本発明の特定の実施形態に基づいて以下に説明する。
第1ステップとして、受信ノードは、おそらく希望のTSパケット(例えば、PID値「A」をもつパケット)をフィルタリングした後に、TSパケットヘッダを除去し、そして送信ノードと同様の各テーブルを各IPデータグラムから形成すると共に、FECデータをTSパケットペイロードデータから形成する。
次いで、受信ノードは、受信したアプリケーションデータ(MPEセクションにおいてそこに送信された)と、RSデータ(MPE−FECセクションにおいて送信された)とを、デコーディングテーブル又はアレーに記憶する。このようにするとき、受信ノードは、MPEセクションヘッダ及びMPE−FECセクションヘッダからのアドレス値を使用する。受信器は、受信したデータを受信器バッファメモリに配列する。これは、リアルタイムパラメータ(セクションヘッダ)からの「アドレス」ビットに基づいて行う。アドレスは、アプリケーションテーブルにおけるアプリケーションデータデータグラムの位置、及びFEC(RS)テーブルにおけるMPE−FECセクションペイロードの位置を指定する。
次いで、受信ノードは、受信したデータに対してFECデコーディングを実行する。MPE−FECフレームの最初と最後のセクションは、アドレス及びバースト境界ビットにより各々識別される。MPE及び/又はMPE−FECセクションヘッダには、「table_boundary」及び「frame_boundary」フラグが含まれる。例えば、MPE−FECフレームについて考えると、FECの最後のMPE−FECセクション以外の全てについて、フラグframe_boundary=0であり、そしてフレームの最後のMPE−FECセクションについては、フラグframe_boundary=1で、これは、フレームの終わりを意味する。同様に、アプリケーションデータ及びRSデータテーブル(図11)の最後のセクション以外の全てにおいてtable_boundaryは0の値をもつことができる。MPE−FECフレームのサイズを知るために、列の数が既知であると仮定すれば、次の方法を使用することができる。即ち、MPE−FECフレームの各MPE−FECセクションのサイズが等しいと仮定すれば、行の数は、単一のMPE−FECセクションのペイロードサイズにMPE−FECセクションの数を乗算して、その結果を、RSデータテーブルに使用された列の数で除算したものである。各MPE−FECセクション内の「last_section_number」フィールドは、MPE−FECフレーム内のMPE−FECセクションの数を示す。
その後、IPパケットデータを含む修正されたIPデータグラムが、好ましくは、同じインターリービングメモリに記憶されるか、或いは受信器が取り付けられたターミナルのIPスタックにデータが転送される。次のステップとして、IPデータグラムが順次に処理され、そしてIPデータグラムのヘッダ及びトレーラーが除去される。それにより得られるIPパケットが、従来の使用のために通される。
一実施形態では、時分割多重化(TDM)又はタイムスライシング構成が使用され、ここでは、受信器が規定の受信時間中だけオンにされる。受信器は、バーストの始め及び/又は終りを検出し、そして受信器は、フレームの始め及び/又は終りも検出する。一実施形態では、MPE−FECフレーム及びタイムスライシングを一緒に使用でき、従って、タイムスライスバーストがMPE−FECフレームに対応する。しかし、タイムスライシングなしにFECを、そしてFECなしにタイムスライシングを使用することもできる。
MPEセクション及びMPE−FECセクションは、同じバーストにおいて搬送されてもよい。このようなケースでは、バーストのサイズは、MPE及びMPE−FECに対して一緒にカウントされる。
一緒に属するMPE及びMPE−FECセクションは、同じ基本的ストリーム(ES)において送信される。このESは、搬送ストリームパケットヘッダの属性であるPIDにより識別される(搬送ストリームパケットは、プロトコルスタック画像におけるMPEG−2レイヤを形成する)。
FECがタイムスライシングなしに使用される場合には、ターミナルは、FEC_frame_continuity_counter(MPEセクションヘッダ及びMPE−FECセクションヘッダにおいて各々搬送されるリアルタイムパラメータの1つ)により、どのMPEセクション及びMPE−FECセクションが同じMPE−FECフレームに属するか分かる。
FECがタイムスライシングと共に使用される場合には、FEC_frame_continuity_counterが不要である。ターミナルは、どのMPEセクション及びMPE−FECセクションが同じMPE−FECフレーム(バーストと同一)に属するかタイミングで分かり、即ちそれがウェイクアップし、バーストのMPE及びMPE−FECセクションを受信し、次いで、次のバーストがスタートするまで再びスリープ状態になることにより分かる。
MPEセクション及びMPE−FECセクションに対して異なるバーストを可能にするために、タイムスライシングの再送信特徴を使用することができる。このようなケースでは、MPEセクションは「オリジナルバースト」において搬送され、そしてMPE−FECセクションは、「コピーバースト」において搬送される。リアルタイムパラメータを、MPEヘッダセクションヘッダ:SI記述子に関連して使用することで、バーストを「オリジナルバースト」及び「コピーバースト」として区別することができる。
モード 1(1モード)又は2(3モード)ビット
max_burst_duration 3ビット
max_frame_size Nビット
data_padding_columns Nビット
rs_padding_columns Nビット
リアルタイムパラメータ:
delta_t/frame_index 12ビット
table_boundary 1ビット
frame_boundary 1ビット
address 18ビット
application_data_padding 8ビット
この例では、各個々のバーストに対して2Mbの限界が適当である。
しかしながら、MPE及びMPE−FECセクションに対する異なるバーストの解決策は、受信器が長時間オンであり、従って、より多くの電力を消費するので、好ましいものではない。
1つの基本的ストリーム内で、MPE−FECフレームの最初と最後のセクション間の全てのセクションは、最初と最後のセクションと同じMPE−FECフレームに属する。1つの基本的ストリーム内で、フレームの全てのセクションは、フレームの最初と最後のセクションの間(それらを含む)で送信されねばならない(即ち、異なるMPE−FECフレームのインターリーブするセクションは許されない)。1つのフレーム内の最初と最後のセクション間では、セクションを整然と送信してもよいし、又、そうでなくてもよい。MPE−FECフレームは、1つの基本的ストリーム内で区別することができ、例えば、最初と最後のセクションを次のオプションによりフレーム内で識別することができる。
連続性カウンタ、又はMPE−FECフレーム間に長い時間を追加する。これは、例えば、1つのタイムスライスバースト内に配送されるべき1つのフレームをバインディングすることにより達成でき、即ち受信器がバーストの始め及び/又は終りを検出すると、受信器は、フレームの始め及び/又は終りも各々検出する。
異なるMPE−FECフレームストリーム(順次のMPE−FECフレームで構成される)の区別は、フレームを互いに識別するために低レベルプロトコル(DVBにおけるTS)識別子(DVBにおけるPID)により行うことができ、即ちDVBにおいて、MPE−FECフレームストリーム当たり1つの基本的ストリーム(例えば、PIDにより識別された)を使用することができる。
二次元アレー等のロード動作、アドレス動作及びサイズ決め
上述した種類の二次元アレー等は、本発明の種々の実施形態に基づき、多数の仕方でロードすることができる。例えば、ロードを列方向に行うべき種々の実施形態では、列当たり1つのパケット等(例えばIPパケット)だけをロードするように実施することができる。
このような実施形態の場合に、アレーの行及び/又は列のサイズは、列が最大サイズのパケット等を保持できるように選択することができる。列にロードされるパケット等が最大サイズ未満である場合には、列の残りの部分が「スタッフデータ」で埋められる。特定例として、残りの部分にゼロを埋めてもよい。
図4には、上述した種類のロード動作が例示されている。図4において、例示的パケット等301は、最大サイズとされ、従って、それが存在する列303にはスタッフデータが追加されない。一方、パケット等305は、最大サイズ未満であり、従って、その列にはスタッフデータ307が追加され、パケット等305とスタッフデータ307との組み合わせで列全体を占有する。又、1つ以上の全列がスタッフデータのみを含むことも考えられる。このような列は、データを含む列の前、その中間、又はその後に配置されてもよく、或いはそれらの組み合わせが使用されてもよい。
ロードを列方向に行うべき種々の実施形態においてロードを行う別の例として、パケット等が、それがロードされる列を完全に占有しない場合には、次のパケット等をアレー等にロードして列のロードを継続できるように実施することができる。更に、列にロードされるパケットがその列に完全に適合し得ない場合には、その適合しない部分を1つ以上の付加的な列に入れることができる。
このような機能は、例えば、特定のパケット等が列内に完全に適合しない場合に、列の最後のアドレス可能なエレメント(例えば、最高の行方向アドレスを有する列のエレメント)までパケット等のコンテンツでその列を埋め、そしてパケット等の残りを、その次の列に、その列の最初のアドレス可能なエレメント(例えば、最低の行方向アドレスを有する列のエレメント)で始めて、入れるようにして、実施することができる。
図5に例示するのは、上述した種類のロード動作である。図5において、例示的なパケット等401は、それがロードされる列403を完全に埋めず、従って、列403の残りは、パケット等405の部分で埋められる。しかしながら、パケット等405は、パケット等401で埋められないでいる列403の部分には完全に適合できないので、そのパケット等の残りは、列407に、この例では最初のエレメント(例えば、最低の行方向アドレスを有する列のエレメント)で始めて、入れられる。
上述した種類の種々の実施形態において、入れられたパケット等の間にスタッフデータを入れてもよいことに注意されたい。このような機能は、例えば、パケット等及びそれに関連したスタッフデータが、例えば、ワード長さ(バイト)の整数倍の長さを有するように、パケット等の長さを丸めるという目標で、実施されてもよい。このような機能が使用される実施形態では、対応するアレー等に対するアドレッシング機構を簡単化することができる。というのは、ロードを列方向に行うべき実施形態では、行方向アドレッシングを全バイトの粒度で実施できるからである。又、ここに述べる種類の実施形態では、データで埋められた列と列の間に、又はデータで埋められた列の前又は後に、或いはこれら両方の技術の組み合わせにより、スタッフデータの完全な列を使用することができる。
列当たり1つのパケット等だけが入れられるようにしてロードを実行する実施形態では、特定のパケット等がそれに対応するアレー等のどこに入れられるかに関連した前記種類の指示は、ロードが列方向である場合に、アレー等のどこにパケット等が記憶されたかに対応する列アドレスに関連するだけでよいことに注意されたい。
例えば、受信者ノードにおいて、受信したパケット等を、指示された列の最初のアドレス可能なエレメント(例えば、最低の行方向アドレスを有する列のエレメント)に入れるべきであること、及びこのような列の埋められていない部分をスタッフデータで埋めるべきであることが理解されるように実施することができる。一方、列当たり2つ以上のパケット等が入れられるようにしてロードを実行する実施形態では、上述した種類の指示は、行方向及び列方向の両アドレスを指定することが必要である。
アドレス動作に説明を転じると、本発明の種々の実施形態に基づき、上述した種類のアレー等に対してアドレス機構を決定することができる。特定サイズのアレー等について考えると、アドレス機構の選択は、そのアレー等におけるアドレス可能なエレメントの数を決定する作用を有すると考えられる。
特定サイズのアレー等について考えるときには、行方向のアドレス機構の選択は、上述した種類のアレー等における行の数を決定する作用を有すると考えられ、一方、列方向のアドレス機構の選択は、上述した種類のアレー等における列の数を決定する作用を有すると考えられる。更に、行方向及び列方向のアドレス機構の選択は、特定サイズのアレー等について考えるときには、そのアレー等の各アドレス可能なエレメントのサイズの選択として考えられることに注意されたい。
特定例として、上述した種類のアレー等は、行及び列の両アドレッシングが1バイトの粒度で実施されるように実施できる。上述した種類のアレー等にデータを列方向にロードすべきである別の特定例として、列方向のアドレッシングを、使用可能なアドレス空間を最大限利用するように選択できる。例えば、32ビットアドレッシングが使用できる場合には、考えられる最大の列数を許すように列方向アドレッシングを選択することができ、その決定は、おそらく、アレー等に記憶されるべき最大データサイズ(例えば、IPパケット)を考慮して行われる。
ロードを列方向に行うべき更に別の特定例として、得られる行数がチャンネルエラー振舞いに対して最適化されるように行方向アドレッシングを実施することができる。ロードを列方向に行うべき更に別の特定例として、得られる行数が、特定の特性値決定(例えば、FEC)技術のプロパティと一貫したものになるように行方向アドレッシングを実施することができる。
サイズに説明を転じると、上述した種類のアレー等のサイズの選択は、アレー等に対して行の巾及び列の高さを選択することに関して達成できることに注意されたい。サイズの選択は、本発明の種々の実施形態によれば、多数の仕方で実施できる。例えば、ロードを列方向に行うべき場合には、列の高さを、アレー等にロードされるべき種類のパケット等の最大サイズに一貫したものとなるように選択できる。或いは又、何らかの他の値が選択されてもよい。このような選択は、例えば、システムアドミニストレータ又は他の個人により行われてもよい。
列の高さがこのように選択されたアレー等に対する行の巾は、多数の仕方で選択することができる。例えば、行の巾は、バースト内で送信することが許されるパケット等の最大数を判断し、次いで、対応する特性値(1つ又は複数)に必要とされるアレー等における特別な余地を決定することにより、選択できる。このような実施形態の場合に、アレー等の特性は、送信ノード及び受信者ノートにより前もって知ることができる。アレーの巾は、特性値を計算するために選択された方法に適合するように選択されてもよい。選択された方法は、データに対する列の数と、特性値に対する列の数の両方を決定することができる。例えば、リードソロモンエンコーディング255の選択は、データに対して191の列と、特性値に対して64の列とを招く。
ロードを列方向に実行すべき別の例として、送信側ノードは、発送される各バーストに対してアレー等のサイズを変更することができる。特定例として、送信側ノードは、対応するアレー等が、全てのパケット等と、特定のバースト内で送信されるべきそれに対応する特性データとを保持できるように、列の高さ及び行の巾を選択してもよい。別の例として、送信側ノードは、同様に、しかし、指定の及び/又は固定の列高さ又は行巾に基づいて、動作することができる。例えば、列の高さが指定される場合には、このような列の高さは、アレー等にロードされるべき種類のパケット等の最大サイズに一貫したものとなるか、或いは何らかの他の値でもよい。列の高さ及び/又は行の巾が固定されない実施形態では、送信側ノードは、上述したように、1つ以上のサイズ指示を受信者ノードへ発送することができる。アレー等のサイズが固定される種々の実施形態では、アレー等が全部使用されるのではない場合に、送信側ノードは、アレー等のどの部分を使用すべきかの指示を受信者ノードに送信してもよい。このような指示は、例えば、アドレスでよい。
上述したように、以上の説明は、列方向にロードされるアレー等に関して述べたものであるが、種々の実施形態では、ロードを行方向に行うこともでき、そしてそのような実施形態では、機能は上述したものと同様であるが、行方向の観点が列方向となり且つその逆にもなることに注意されたい。
特性データを使用すべきかどうかの決定
上述したように、本発明の種々の実施形態によれば、受信者ノードは、受信した特性値を使用すべきかどうか決定するために適切な動作を遂行できる。このような動作は、例えば、ノードのユーザにより、例えば、GUI又は他のインターフェイスを経て入れられる命令に基づいて実行される。特性値を使用できるかどうか決定するために、種々の機構をノードにより使用することができる。
例えば、受信した特性値がFEC等に対応する実施形態では、対応する送信側ノードにより最初にロードされた、受信した、おそらく変更された、パケット等にエラーがあるかどうかを受信者ノードが決定するような機構を使用することができる。受信者ノードは、例えば、CRC(繰り返し冗長チェック)技術を使用して、その決定を行うことができる。エラーが見つかった場合には、受信者ノードは、受信した特性値の1つ以上を使用するように動作してもよい。又、他の下位レイヤのチャンネルデコーディングを使用して決定を行ってもよい。又、下位レイヤのチャンネルでコーディングは、どこでエラーが生じたかの指示を与えてもよい。
パケット等のロードが列方向である実施形態の別の例として、1つ以上の行に対して2つ以上の特性値が決定される場合に、受信者ノードは、これら行の各々に対して、対応する特性値の1つのみを使用するように動作できる。受信者ノードは、例えば、検出されたエラーに対応する特性に基づいてこのような選択を行うことができる。このような特性は、例えば、エラー形式、程度等を含む。
パケット等のロードが列方向である実施形態の更に別の例として、受信者ノードは、対応する特性値を、ある行に対して適用するが、他の行には適用しないように選択することができる。上述したように、受信者ノードは、このような選択を、例えば、検出したエラーに対応する特性に基づいて行うことができる。
更に別の例示的構成によれば、受信者ノードは、使用可能な充分なメモリを有すると決定された場合だけ、受信した特性値を使用するように動作することができる。充分なメモリをもつことは、例えば、対応する送信側ノードにより形成され及び/又はアクセスされるアレー等に対応するアレー等を形成し及び/又はそれにアクセスするに充分なメモリを有し、及び/又は受信した特性値に関して動作を実行するに充分なメモリを有することを意味する。
このような構成を実行することは、例えば、受信者ノードが、アレー等について必要なサイズの仕様を協議し、空き及び/又は解放可能なメモリの量を決定し、そして充分なメモリが使用できるかどうか決定することを含み得る。別の例として、このような構成を実行することは、それとは別に、又はそれに加えて、受信者ノードが、受信した特性値に関して動作を行うためのメモリの量を決定することを含み得る。必要なサイズの仕様は、例えば、上述した種類の発送される指示に含ませることができる。別の例として、必要なサイズの仕様は、上述したように全てのアレー等に使用されるようにセットされたサイズに適合することができる。
更に別の例示的構成によれば、受信者ノードは、それを行うに充分なエネルギー(例えば、バッテリ電力)及び/又は使用可能な処理容量があると決定された場合だけ、受信した特性値を使用するよう動作することができる。このような機能は多数の仕方で実施することができる。例えば、受信者ノードは、修正されるべきエラーの形式、程度等の前記決定を実行することができる。ノードは、次いで、おそらく、含まれた特性データの形式(例えば、リードソロモンデータ)を考慮に入れて、エラーを修正するに必要なエネルギー及び/又は使用可能な処理容量の推定を行う。決定された使用可能なエネルギー及び/又は処理容量を考慮した推定に鑑み、ノードは、特性データを使用するのに充分なエネルギー及び/又は処理容量があるかどうか判断することができる。
ノードは、例えば、アクセス可能なアルゴリズム、ソフトウェアモジュール等を使用して計算を実行することにより推定を行うことができる。別の例として、ノードは、修正されるべきエラー形式、エラー程度等に関連したアクセス可能な記憶装置を必要なエネルギー及び/又は使用可能な処理容量と共に協議することにより推定を行うことができる。又、ノードは、例えば、そのオペレーティングシステム及び/又はロードされたソフトウェアモジュールにより与えられる機能を使用して、使用可能なエネルギー及び/又は処理容量を決定することができる。
更に別の例示的構成によれば、受信者ノードは、あるサービス、チャンネル、データ形式等に対してのみ、受信した特性値を使用するように動作できる。例えば、受信者ノードは、ソフトウェア及び/又はファイルのダウンロードに対してのみ、受信した特性データを使用するように動作できる。ノードのユーザは、種々の実施形態において、受信した特性データを使用すべきところのサービス、チャンネル、データ形式等を指定することができる。更に、種々の実施形態において、これらは、システムアドミニストレータ等により指定することもできる。更に別のサービス、チャンネル、データ形式等がそれらの支払いに対して影響を及ぼすと共に、ターミナルのグラフィックユーザインターフェイス(GUI)を経て行うことができる。
更に別の例示的な構成によれば、送信側ノードは、あるサービス、チャンネル、データ形式等に対してのみ、特性値を計算しそして使用することができる。
図8には、送信プロトコルスタックの実施形態が示されている。ここに実施される本発明の送信の基礎は、ISO/IEC13818−1 MPEG−2に基づくストリーム送信をベースとすることができる。例えば、TSは、ISO/IEC13818−1に基づく送信をベースとすることができる。PSI/SIテーブルは、送信されたサービスを通知しそして発見するのに必要な情報を含むのが好ましい。MPE及びFECテーブルは、基本的PSI/SI情報に対して並列に、図8のプロトコルスタックに追加できるのが好都合である。PSIは、焦点を当たるためのテーブル、即ちプログラムアソシエーションテーブル(PAT)及びプログラムマップテーブル(PMT)を定義し、更に、SIは、ネットワークインフォメーションテーブル(NIT)及びIP/MACノーティフィケーションテーブル(INT)を定義し、これらは全てストリームについての情報を与えることに関連している。例えば、基本的ストリーム又は搬送ストリームは、適用されるサービスのレイヤに基づいている。MPEは、IPデータパケット、即ちIPペイロードに焦点を当てる。ペイロードは、ヘッダと共にMPEセクションパケットに含まれる。MPEセクションパケットは、エラー修正手順に対して高レベルFECフレームに適用することができる。FECは、FECペイロードに焦点を当てる。ある実施形態では、FECに基づく情報及びMPEに基づく情報を互いに分離することができる。FECに基づく情報等及びMPEに基づく情報等は、必ずしも良好なものについて分離されず、ある実施形態における考え方は、FEC情報及びMPE情報を異なるヘッダで識別することである。FECに基づく情報及びMPEに基づく情報は、好ましくは、PSI及びSIハイアラーキーレイヤレベルに対して並列であり、従って、ある実施形態では、おそらくブロードキャスト送信/受信の早期段階で分離の基礎を設定して実行することができる。PSI/SIは、早期の基本的サービス発見の基礎を設定する。
従って、図9を参照すれば、MPEアプリケーションデータテーブル又はMPEセクションパケットに関連した保護ペイロードのヘッダを、独特の識別値又は名前で表示することができる。図9の例には、Nに対応するようにセットされた値Table_idが与えられる。又、FECデータのヘッダも、独特の識別値又は名前で表示することができる。図9の例には、値Mを指示するようにセットされた値Table_idが与えられる。MPEアプリケーションデータテーブル及びFECデータテーブルを独特に又は少なくとも互いに分離し且つ識別するように他の値/特性を表示できることに注意されたい。
カプセル化動作
MPEは、本発明の種々の実施形態に使用することができる。又、上述したように、このようなMPEは、例えば、DSM−CC MPEでよい。MPEに関する情報は、例えば、参考としてここに取り上げるETSIドキュメントTR101202に見ることができる。本発明の実施形態に基づくMPEの使用例が図2に示されている。
図2に示すように、送信側ノードは、計算された特性値に対応するデータを搬送するMPE DSM−CCセクションパケット等(例えば、IPパケット)、及び/又はおそらく変更された最初にロードされたパケット等(例えば、IPパケット)にデータセグメントを入れる(ステップ109)。次のステップとして、DSM−CCセクションは、例えば、MPEG−2 TSパケットに入れることができる(ステップ111)。種々の実施形態において、第1のPID値は、おそらく変更された最初にロードされたパケット等に対応するデータを搬送するTSパケットに関連付けられ、一方、第2のPID値は、特性値に対応するデータを搬送するTSパケットに関連付けられる。TSパケットは、例えば、DVBリンクのようなリンクを経て、即ち共通の基本的ストリームにおいて、送信することができる。図2についての以上の説明から、特性値は、RSコードのようなFECデータであり、且つカプセル化されたデータは、図10に示すように、MPE−FECフレームに入れられることが理解される。より詳細には、アプリケーションデータセグメントは、レイヤ3データグラム、即ちIPデータグラムを含んでもよい。これらのIPデータグラムは、図2を参照して上述したように、送信器ノードにおいて二次元アレー構造体へ列方向に書き込まれる。図2に示す列101は、図10に示すMPE−FECフレームにおいてアプリケーションデータテーブルへロードされる。アレーの各位置は、情報バイトをホストする。より詳細には、フレームの左部分は、OSIレイヤ3(ネットワークレイヤ)データグラム(例えば、IPデータグラム)及び考えられるパッディングに対して専用の191個の最も左の列より成り、そして図10において「アプリケーションデータテーブルADT」と称される。フレームの右部分は、FECコードのパリティ情報に対して専用の64個の最も右の列より成り、そして図10において「RSデータテーブル」と称され、RSTと示されている。アプリケーションデータテーブルにおける各バイト位置は、0から191x行数−1の範囲のアドレスを有する。同様に、RSデータテーブルにおける各バイト位置は、0から64x行数−1の範囲のアドレスを有する。レイヤ3データグラムは、マトリクスの左上隅の第1データグラムの第1バイトで始めて第1列を下方に進んで、データグラムごとに導入される。データグラムの長さは、データグラムごとに任意に変化し得る。1つのデータグラムの終りの直後に、次のデータグラムが始まる。データグラムが正確に列の終りで終わらない場合には、次の列の最上部へ続く。全てのデータグラムがアプリケーションデータテーブルに入力すると、埋められていないバイト位置にゼロバイトが詰め込まれて、最も左の191個の列を完全に埋める。RSデータテーブルにおける配送されたRSデータの位置は、section_numberで指示される。セクション0は、RSデータテーブルの第1(最も左)の列を搬送し、セクション1は、第2の列を搬送し、等々となる。配送されない列は、常に、RSデータテーブルの最も右の列である。
この18ビットフィールドは、図10のアプリケーションデータテーブル又はRSデータテーブルにおけるバイト位置を、セクション内で搬送されるペイロードの第1バイトに対して指定する。アプリケーションデータテーブル又はRSデータテーブルに対するデータを配送する全てのセクションは、このフィールドの値に基づいて上昇順に配送される。
バイト位置は、アプリケーションデータテーブル又はRSデータテーブル内のゼロベース直線アドレスで、第1列の第1行から始めて、列の終りに向かって増加する。列の終りにおいて、次のバイト位置は、次の列の第1行となる。
所与のMPE−FECフレームのデータを搬送する第1セクションは、アドレス「0」のアプリケーションデータデータグラムを搬送するMPEセクションである。所与のMPE−FECフレームのアプリケーションデータデータグラムを搬送する全てのセクションは、MPE−FECフレームのRSデータを搬送する第1セクションの前に送信される(即ち、アプリケーションデータデータグラムを搬送するセクションは、単一のMPE−FECフレーム内でRSデータを搬送するセクションとインターリーブされてはならない)。MPE−FECフレームの最初のセクションと最後のセクションとの間に搬送される全てのセクションは、MPE−FECフレームに属するデータを搬送する(即ち、アプリケーションデータ及びRSデータのみが許される)。異なるMPE−FECフレームのデータを配送するセクションは、インターリーブされない。
MPE−FECフレームにおいてアプリケーションデータデータグラムを搬送する最後のセクションに続くセクションは、同じMPE−FECフレームのRSデータを搬送する第1セクション、或いは次のMPE−FECフレームの第1アプリケーションデータセクションのいずれかを含む。後者のケースでは、第1のMPE−FECフレームのRSデータは、例えば、受信者ノードにより必要とされないときには送信されない。
各MPE−FECフレームに対して、アドレスフィールドが値「0」にセットされた厳密に1つのMPEセクションが送信される。RSデータが送信されるところの各MPE−FECフレームに対して、アドレスフィールドが値「0」にセットされた厳密に1つのMPE−FECセクションが送信される。アプリケーションデータテーブルの配送されたアプリケーションデータ内にパッディングが存在してはならない。データグラムは、アプリケーションデータテーブルにおいて重畳しない。RSデータテーブルの配送されたRSデータ内にはパッディングが存在しない。
図10は、等しい長さの列方向データグラムに対応する概略図である。これは、理論的に可能なもので、ネットワークをマネージし且つ管理するネットワークオペレータは、列の高さを定義することができる。しかしながら、実際には、IPデータグラムのサイズは、データグラムごとに変化し、通常、そのサイズは、〜100・・・1500バイトであり、そしてデータグラムの埋められていない部分は、上述したように「0」パッディングで埋めることができる。
次いで、図2に示すコンフィギュレーション103を形成するように図10のアプリケーションデータテーブル101のアレーの行を考慮することによりRSデータが計算され、そしてそれにより得られるRSデータの行が図10のRSデータテーブルにロードされる。RSコードは、RS(255、191又は64)のような所定の解像度に対して計算され、且つ各行に対して個別に計算される。次いで、図2のステップ105に対して、図10のMPE−FECフレームは、アプリケーションデータテーブルの最初のIPデータグラムで始めて、空にされる。IPデータグラムは、MPEセクションにパックされる。(MPEセクション当たり1つのIPデータグラム)
アプリケーションデータテーブル101におけるIPデータグラムのアドレスがMPEセクションのヘッダフィールドに入れられる。タイムスライシング又はMPE−FECが使用される基本的ストリームにおいて、各MPEセクション及びMPE−FECセクションは、以下のテーブル1に示すように、そのヘッダフィールドにおいてリアルタイムパラメータを搬送する。MPEセクションの場合に、リアルタイムパラメータは、未使用のMAC_address_4・・・MAC_address_1内で搬送され、従って、帯域巾を最適化する。
テーブル1
Figure 0004664413
又、同じステップにおいて、他のリアルタイムパラメータもMPEセクションヘッダフィールドに入れられる。MPEセクションにおける最後のIPデータグラムの後に、リアルタイムパラメータテーブル境界が「1」にセットされ、このMPEセクションがアプリケーションデータテーブルからの最後のIPデータグラムを含むことを指示する。
次いで、図10のRSテーブルの列が、最初の列(=アプリケーションデータテーブルに最も近い列)から始めて、空にされる。MPE−FECテーブルの各列のRSバイトは、個々のMPE−FECセクションと共にパックされる。図11に示すように、RSバイトは、RS−FECバイトに入れられる。リアルタイムパラメータは、前記MPEセクションの場合と同様に、MPE−FECセクションヘッダに各々結合される。
MPE−FECセクション−(MPE−FECセクションヘッダ+トレーラー)の長さは、MPE−FECフレームに使用される行の数を受信器に指示する。行の数は、time_slice_fec_descriptorにおいて受信器にシグナリングされる。これに対する最大許容値は、1024であり、これは、全MPE−FECフレームを、この例では、ほぼ2Mビットにする。例えば、エンドユーザがクオリティの低いサービスでも良い場合には、容量及び/又はサービスクオリティに基づいて、全ての計算されたRSデータバイトを送信する必要はない。例えば、このようなパケットは、1つ以上の特性値の各々に対応するデータの部分を含むことができる。パンクチャーされるRS列の厳密な量を明確にシグナリングする必要はなく、フレーム間で動的に変化してもよい。アプリケーションデータテーブルのパッディング列の厳密な数は、各MPE−FECセクションのヘッダにおいてシグナリングされる。この8ビットフィールドは、パッディングバイトのみで埋められた実際のMPE−FECフレームのアプリケーションデータテーブルの全列の数を指示する。指示される値は、0から190でなければならない。この値は、フレームごとに変化してもよいことに注意されたい。パンクチャーされるRS列の数は、63−last_section_numberとして計算することができる。というのは、このlast_section_numberは、最後のセクションのセクション番号を指示するからである。セクション番号はゼロベースであるから、指示される番号は、列の数より1つ小さい。
受信器は、MPE−FECセクションで指示されるように、アプリケーションデータテーブルにパッディングバイトの数を導入する。これらのパッディングバイトは、それを確実であるとマークする。又、受信器は、last_section_numberから計算されるものとしてパンクチャーされるRS列の数を導入する。この導入されたパンクチャーされるRS列の実際のデータは、パンクチャーされる全てのデータが不確実と考えられるので、無関係である。
全てのMPE及びMPE−FECセクションは、エラーのある全てのセクションを確実に検出するCRC−32コードにより保護される。アプリケーションデータテーブル又はRSデータテーブルに属する正しく受信された各セクションに対して、受信器は、セクションヘッダにおいて、そのセクション内のペイロードのスタートアドレスを探索し、次いで、各テーブルの右部分にペイロードを入れることができる。
更に、図3に示すように、受信者ノードは、前記種類のTSパケットを受信すると(ステップ201)、これらパケットにより搬送されるDSM−CCセクションを抽出することができる(ステップ203)。次いで、ノードは、これらDSM−CCセクションから、計算された特性値、及び/又は搬送されたおそらく変更された最初にロードされたパケット等(例えば、IPパケット)に対応するデータを搬送するパケット等(例えば、IPパケット)を抽出する(ステップ205)。
DSM−CC MPEをここに説明するが、他のMPE技術も使用できることに注意されたい。更に、DSM−CCセクションがアレー等に入れられないようにMPEを実施することについて上述したが、種々の実施形態において、前記パケット等を搬送するDSM−CCセクションをそこに入れることができることにも注意されたい。
パンクチャリング
マザーコードより実際に弱いコードレートが、前記で簡単に述べたパンクチャリングにより得られる。パンクチャリングは、全ての特性値(全ての列)を計算することに対応するが、ある列は破棄され、即ち「パンクチャリング」され、それ故、送信されない。パンクチャリングは、ここに述べる実施形態では、最後のRSデータ列の1つ以上を破棄することにより実行できる。破棄される(パンクチャリングされる)RS列の数は、MPE−FECフレーム間において[0−63]の範囲内で動的に変化することができ、そしてRS列が送信されないケース(パンクチャリングは64列)を除いて、63−last_section_numberとして計算することができる。パンクチャリングは、RSデータにより導入されるオーバーヘッドを減少し、従って、必要とされる帯域巾を減少する。パンクチャリングの欠点は、実際に弱いエラーチェックコードレートである。種々の実施形態において、特性値を計算する仕方を動的に変更できることに注意されたい。特性値がFECデータ(例えば、リードソロモンデータ)に対応する特定例として、追加されるべきパリティデータの量を動的に変化させることができる。例えば、より多くの送信エラーを生じると予想されるネットワーク状態が生じる場合には、より多くのパリティデータを追加することができる。より少ないパリティ情報で満足であるときの更に別の状態も存在し得る。
タイムスライシング
この記述子は、基本的ストリームにタイムスライシングが使用されるかMPE−FECが使用されるか識別する。この記述子が、基本的ストリームがタイムスライスされ及び/又はMPE−FECが使用されることを指定するときには、data_broadcast_descriptorパラメータが特定サービスのサービス記述に与えられることに注意されたい。これは、値0x01又は0x02のMAC_address_rangeを定義し、これは、基本的ストリーム内で受信器を区別するのにMAC_address_1・・・4が使用されないことを示す。この記述子は次のテーブルにおいて許される。
− ネットワーク情報テーブル(NIT)
− 第1記述子ループに位置するときには、記述子は、実際のテーブル内に通知される全ての搬送ストリームに適用される。搬送ストリームのいずれかにstream_type0x0Dを伴う全ての基本的ストリームが適用される。
− 第2記述子ループに位置するときには、記述子は、関連搬送ストリームに適用される。stream_type0x0Dを伴う全ての基本的ストリームが適用される。この記述子は、第1記述子ループにおいて考えられる記述子にオーバーライトする。
− IP/MACノーティフィケーションテーブル(INT)
− プラットホーム記述子ループに位置するときには、記述子は、テーブル内に参照される全ての基本的ストリームに適用される。
− ターゲット記述子ループに位置するときには、記述子は、記述子が現れた後で当該ターゲット記述子ループ内に参照される全ての基本的ストリームに適用される。この記述子は、プラットホーム記述子ループ及びNITにおいて考えられる記述子にオーバーライトする。基本的ストリームがINT内の多数の位置から参照されるケースでは、その各々が同じシグナリングを含まねばならない。
タイムスライス及びFEC識別子記述子に対するセマンティクスを以下に詳細に説明する。
descriptor_tag:これは、規格によって合意された所定のそれ自身の値を有する。
descriptor_length:この8ビットフィールドは、このフィールドの直後の記述子のバイト数を指定する。
time_slising:この1ビットフィールドは、参照された基本的ストリームがタイムスライスされるかどうか指示する。値「1」は、タイムスライシングが使用されることを指示し、値「0」は、タイムスライシングが使用されないことを指示する。
mpe_fec:この2ビットフィールドは、参照される基本的ストリームがMPE−FECを使用するかどうか、及びどんなアルゴリズムが使用されるかを指示する。コードは、以下のテーブル2に明記された通りである。
max_burst_duration:この8ビットフィールドは、当該基本的ストリームにおいて最大バースト時間巾を指示するのに使用される。バーストは、T1の前にスタートしてはならず、そしてT2の後に終了してはならない。但し、T1は、以前のバーストにおいてΔtにより指示される時間であり、そしてT2は、T1+最大バースト時間巾である。最大バースト時間巾に対して指示された値は、20msから5.12sまででなければならず、解像度は、20msであり、そしてフィールドは、次の式に基づいてデコードされる。
最大バースト時間巾=max_burst_duration*20ミリ秒
time_slicingが「0」にセットされる(即ち、タイムスライシングが使用されない)場合には、このフィールドは、将来使用するように予約され、そして使用されないときには0x00にセットされねばならない。
frame_size:この5ビットフィールドは、デコーダを使用してそのバッファの使用に適応させることができるという情報を与えるのに使用される。厳密な解釈は、タイムスライシング及び/又はMPE−FECが使用されるかどうかに依存する。
タイムスライシングが使用される(即ち、time_slicingが「1」にセットされる)ときには、このフィールドは、基本的ストリームのタイムスライスバースト内に許されたセクションレベルにおいて最大ビット数を指示する。ビットは、table_idフィールドの始めからCRC_32フィールドの終りまで計算される。MPE−FECが使用される(即ち、mpe_fecが「1」にセットされる)場合には、このフィールドは、基本的ストリームの各MPE−FECフレームにおける厳密な行数を指示する。
タイムスライシング及びMPE−FECの両方が当該基本的ストリームに使用されるときには、両限界(即ち、最大バーストサイズ及び行数)が適用される。
コードは、テーブル3に基づく。max_frame_sizeが「reserved_for_future_use」として示された値を有する場合には、受信器は、最大バーストサイズが2Mビットより大きく且つMPE−FECフレームが1024より大きいと仮定しなければならない。
テーブル2:MPE−FECアルゴリズム
値 MPE−FECアルゴリズム
0x00 MPE−FEC 使用されず n/a
0x01 MPE−FEC 使用 リードソロモン(255、191、64)
0x02・・・0x03 将来の使用のために予約
テーブル3:サイズコーディング
サイズ 最大バーストサイズ MPE−FECフレーム行
0x00 128kbits=131072bits 64
0x01 256kbits 128
0x02 384kbits 192
0x03 512kbits 256
0x04 640kbits 320
0x05 768kbits 384
0x06 896kbits 448
0x07 1024kbits 512
0x08 1152kbits 576
0x09 1280kbits 640
0x0A 1408kbits 704
0x0B 1536kbits 768
0x0C 1664kbits 832
0x0D 1792kbits 896
0x0E 1920kbits 960
0x0F 2048kbits 1024
0x10・・・0x1F 将来の使用のために予約
タイムスライシングが使用されず、即ちMPE−FECフレームがタイムスライシングなしに送信される場合には、基本的フレーム内で繰り返しMPE−FECフレームインデックスをサポートするフィールドを制御の目的で使用することができる。フィールドの値は、その後の各MPE−FECフレームに対して1だけ増加する。値「111111111111」の後に、フィールドは、「000000000000」からスタートする。
ハードウェア及びソフトウェア
ここに述べる幾つかの手順等は、コンピュータにより又はコンピュータの助けで実行することができる。ここで使用する「コンピュータ」、「汎用コンピュータ」等の用語は、プロセッサカード、スマートカード、メディアデバイス、パーソナルコンピュータ、エンジニリアリングワークステーション、PC、マッキントッシュ、PDA、コンピュータ化されたウオッチ、ワイヤード又はワイヤレスターミナル、サーバー、ネットワークアクセスポイント、ネットワークマルチキャストポイント等であって、おそらく、OSX、Linux、Darwin、Windows(登録商標) CE、Windows(登録商標) XP、Palm OS、Symbian OS等のオペレーティングシステムを実行し、おそらく、Java(登録商標)又は.Netに対するサポートを伴うものを指すが、これらに限定されない。
又、「汎用コンピュータ」、「コンピュータ」等の用語は、1つ以上のメモリ又は記憶ユニットに作動的に接続された1つ以上のプロセッサであって、メモリ又は記憶装置がデータ、アルゴリズム、及び/又はプログラムコードを含み、そしてプロセッサ(1つ又は複数)がプログラムコードを実行し、及び/又はプログラムコード、データ、及び/又はアルゴリズムを操作するようなものを指すが、これらに限定されない。従って、図6に示す例示的コンピュータ5000は、システムバス5050を備え、これは、2つのプロセッサ5051及び5052と、ランダムアクセスメモリ5053と、リードオンリメモリ5055と、入力/出力(I/O)インターフェイス5057及び5058と、記憶装置インターフェイス5059と、ディスプレイインターフェイス5061とを作動的に接続する。記憶装置インターフェイス5059は、次いで、大量記憶装置5063に接続される。I/Oインターフェイス5057及び5058の各々は、イーサネット(登録商標)、IEEE1394、IEEE1394b、IEEE802.11a、IEEE802.11b、IEEE802.11g、IEEE802.16a、IEEEP802.20、ブルーツース、地上デジタルビデオブロードキャスト(DVB−T)、衛星デジタルビデオブロードキャスト(DVB−S)、デジタルオーディオブロードキャスト(DAB)、汎用パケット無線サービス(GPRS)、ユニバーサル移動テレコミュニケーションサービス(UMTS)、又は他の周知のインターフェイスでよい。
大量記憶装置5063は、ハードドライブ、光学的ドライブ等でよい。プロセッサ5057及び5058は、各々、一般に知られたプロセッサ、例えば、IBM又はモトローラのパワーPC、AMDAthlon、AMDOpteron、インテルARM、インテルXScale、Transmeta Crusoe、又はインテル・ペンティウムでよい。又、この例に示されたコンピュータ5000は、ディスプレイユニット5001、キーボード5002及びマウス5003も備えている。別の実施形態では、キーボード5002、及び/又はマウス5003は、タッチスクリーン、ペン及び/又はキーパッドインターフェイスと置き換えられてもよいし、及び/又はそれらで増強されてもよい。コンピュータ5000は、更に、カードリーダー、DVDドライブ、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ等を含むか又はそれらに取り付けられてもよく、これにより、プログラムコードを含む媒体を、コンピュータにコードをロードする目的で挿入することができる。
本発明によれば、コンピュータは、上述したオペレーションの1つ以上を実行するように設計された1つ以上のソフトウェアモジュールを実行することができる。このようなモジュールは、この分野で知られた方法に基づいて、Java(登録商標)、Objective C、C、C#、及び/又はC++のような言語を使用してプログラムすることができる。それに対応するプログラムコードを、例えば、DVD、CD−ROM、及び/又はフロッピー(登録商標)ディスクのような媒体に入れることもできる。特定のソフトウェアモジュールの中のオペレーションのここに述べる分割は、単なる例示に過ぎず、オペレーションの別の分割を使用してもよいことに注意されたい。従って、1つのソフトウェアモジュールにより実行されるとして説明するオペレーションは、複数のソフトウェアモジュールにより実行されてもよい。同様に、複数のモジュールにより実行されるとして説明するオペレーションは、単一のモジュールで実行されてもよい。
更に、本発明の実施形態は、あるソフトウェアモジュール、ティア等をある装置上で動作するとして開示するが、別の実施形態では、これらのモジュール、ティア等は、ここに述べる以外の装置上で実行するように分散されてもよい。例えば、特定のコンピュータにより実行されるとして開示されるオペレーションは、複数のコンピュータによって実行されてもよい。種々の実施形態では、グリッド計算技術を使用してもよいことに注意されたい。
図7は、本発明の種々の実施形態に使用できる例示的ターミナルの機能的ブロック図である。受信装置5aは、マルチメディア能力をもつ移動電話であって、1つ以上のアンテナ14又は多数のアンテナ及び1つ以上の受信器15を使用して到来するデータを受信する。例えば、多数のアンテナ14及び受信器15は、第1及び第2の通信ネットワークが異なる無線技術を使用する場合に必要となる。特に、これは、他の通信リンク、例えば、GSM、GPRS又は3G形式の通信リンクや、図1で述べたDVB通信リンクのような他の1つのデジタルブロードバンドが使用される場合である。バッテリ23は、移動電話5aに通電する。データの受信は、バッテリ電力の大きな割合を消費するので、例えば、受信器が要求に応じて又は必要なときだけオンになる場合にはバッテリの消費を制御することができ、このような装置にとって特に効果的である。他の通信ネットワークを経て冗長なパケットを与える方法は、エラー修正を実施しないターミナル(低エンドターミナル)をもつことができるようにする。「高エンド」ターミナルを有する加入者は、第2ネットワークから回復パケットを得るという能力を特別な利益として得ることができる。図7のターミナルは、前記で説明した。以下、対応する参照符号を、対応する部分に適用する。図7のターミナル5は、ここに述べるいずれかの/全ての実施形態に使用することができる。ターミナル5は、処理ユニットCPU20と、マルチキャリア信号ターミナル部分15と、ユーザインターフェイス24とを備えている。マルチキャリア信号ターミナル部分15及びユーザインターフェイス24は、処理ユニットCPU20に結合される。マルチキャリア信号ターミナル部分15とメモリ21、22との間には1つ以上の直接メモリアクセス(DMA)チャンネルが存在し得る。ユーザインターフェイス24は、ユーザがターミナル5を使用できるようにするディスプレイ及びキーボードを備えている。更に、ユーザインターフェイス24は、音声信号を受信し及び発生するためのマイクロホン及びスピーカを備えている。又、ユーザインターフェイス24は、音声確認(図示せず)を備えてもよい。
処理ユニットCPU20は、マイクロプロセッサ(図示せず)、メモリ604、及びおそらくソフトウェアを備えている。ソフトウェアは、メモリ21、22に記憶することができる。マイクロプロセッサは、ソフトウェアに基づき、ターミナル5のオペレーション、例えば、データストリームの受信、データ受信におけるインパルスバーストノイズの許容、ユーザインターフェイスにおける出力の表示、及びユーザインターフェイスから受信した入力の読み取りを制御する。これらのオペレーションは、上述した。ハードウェアは、信号を検出する回路と、復調回路と、インパルスを検出する回路と、著しい量のインパルスノイズが存在する場合にこれら記号サンプルをブランキングする回路と、推定を計算する回路と、崩壊したデータの修正を実行するための回路とを備えている。
或いは又、図7を更に参照すれば、ミドルウェア又はソフトウェア実施を適用することもできる。ターミナル5は、ユーザが心地良く携帯できるハンドヘルド装置である。又、ターミナル5は、マルチキャスト送信ストリームを受信するためのマルチキャリア信号ターミナル部分15を備えたセルラー移動電話であるのが好都合である。それ故、ターミナル5は、おそらくサービスプロバイダーと対話することができる。
効果及び範囲
前記説明は、多数の細部を含むが、それらは、単に本発明を例示するものに過ぎず、本発明の範囲を何ら限定するものではない。従って、当業者であれば、本発明の範囲から逸脱せずに、ここに述べたシステム及び方法において種々の変更や修正がなされ得ることが明らかであろう。

Claims (62)

  1. データ送信方法において、
    複数のインターネットプロトコルデータグラムを、第1の方向性構成及び第2の方向性構成を有する二次元データ構造体に入れるステップであって、前記第1の方向性構成は、
    機能的に前記第2の方向性構成に対して垂直であり、そして前記インターネットプロトコルデータグラムを入れることは、前記第1の方向性構成に対して行われるようなステップと、
    前記第2の方向性構成の各々に、1つ以上の対応する計算された特性値を追加するステップと、
    前記特性値の部分を保持する1つ以上の前記第1の方向性構成のコンテンツを送信するステップと、
    前記インターネットプロトコルデータグラムを送信するステップであって、前記二次元構造体に入れられた前記インターネットプロトコルデータグラムを、マルチプロトコルカプセル化セクションの第1の特定フォーマットに基づいて、マルチプロトコルカプセル化セクション当たり1つのインターネットプロトコルデータグラムで送信し、そして前記特性値の部分を保持する前記第1の方向性構成を、搬送ストリームにおいて、マルチプロトコルカプセル化セクションの第2の特定のフォーマットで送信するようなステップと、
    を備え、
    前記マルチプロトコルカプセル化セクションの少なくとも1つのヘッダはデータ構造体に入れる情報を含み、該情報は、前記インターネットプロトコルデータグラムの、又は、前記特性値の部分を保持する前記第1の方向性構成の、前記二次元構造体における位置を指示する、方法。
  2. 前記マルチプロトコルカプセル化セクションの少なくとも1つのヘッダはデータセグメント境界を指示するデータを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記特性値の部分を含む1つ以上の前記第1の方向性構成の前記カプセル化されたコンテンツは、前記カプセル化されたインターネットプロトコルデータグラムから異なるバーストで送信される、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記特性値は順方向エラー修正のためのものである、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
  5. 前記特性値はリードソロモンコードである、請求項1から4のいずれかに記載の方法。
  6. 前記第1の方向性構成はデータアレーの列に対応し、そして前記第2の方向性構成はその行に対応する、請求項1から5のいずれかに記載の方法。
  7. インターネットプロトコルデータグラムを保持する前記マルチプロトコルカプセル化セクションはテーブルを備え、該テーブル内の埋められていない位置をパッディングデータで埋めるステップを備えた、請求項1から6のいずれかに記載の方法。
  8. 前記テーブルをパッディングデータで埋める量をシグナリングするステップを備えた、請求項7に記載の方法。
  9. 前記テーブルにおけるパッティングデータの列の数をマルチプロトコルカプセル化セクションヘッダにおいてシグナリングするステップを備えた、請求項8に記載の方法。
  10. 前記テーブル内の埋められていない位置をパッディングデータで埋める前記ステップは、1つ以上の完全に埋められていない第1の方向性構成をパッディングデータで埋めることを含む、請求項7又は8に記載の方法。
  11. パッディングデータで完全に埋められた前記1つ以上の第1の方向性構成の数を、前記特性値の部分を保持する各々のマルチプロトコルカプセル化セクションのヘッダにおいてシグナリングするステップを備えた、請求項10に記載の方法。
  12. インターネットプロトコルデータグラムを保持する前記マルチプロトコルカプセル化セクション及び前記特性値の部分を保持する前記マルチプロトコルカプセル化セクションを同じ基本的ストリームにおいて送信するステップを備えた、請求項1から11のいずれかに記載の方法。
  13. 前記マルチプロトコルカプセル化セクションの少なくとも1つのヘッダは、複数のインターネットプロトコルデータグラムを保持する前記マルチプロトコルカプセル化セクション及び前記特性値の部分を保持する前記マルチプロトコルカプセル化セクションを備えたフレームに対応するフレームパラメータを含む、請求項1から12のいずれかに記載の方法。
  14. 前記マルチプロトコルカプセル化セクションの少なくとも1つのヘッダは、複数のインターネットプロトコルデータグラムを保持する前記マルチプロトコルカプセル化セクション又は前記特性値の部分を保持する前記マルチプロトコルカプセル化セクションを備えたテーブルに対応するテーブルパラメータを含む、請求項1から13のいずれかに記載の方法。
  15. 前記パラメータは、前記フレーム又はテーブルに対応する前記セクションの最後のものを指示する、請求項13又は14に記載の方法。
  16. 前記マルチプロトコルカプセル化セクションのヘッダのデータは、前記セクションのコンフィギュレーションに対応するリアルタイムパラメータを含む、請求項1から15のいずれかに記載の方法。
  17. 前記リアルタイムパラメータはタイムスライシング情報を含む、請求項16に記載の方法。
  18. 繰り返し冗長コード(CRC)を使用して、インターネットプロトコルデータグラムを保持する前記マルチプロトコルカプセル化セクション及び前記特性値の部分を保持する前記マルチプロトコルカプセル化セクションを保護するステップを備えた、請求項1から17のいずれかに記載の方法。
  19. 第2の方向性構成の数をシグナリングするステップを備えた、請求項1から18のいずれかに記載の方法。
  20. 第2の方向性構成の数をシグナリングする前記ステップは、記述子においてデータを指定することを含む、請求項19に記載の方法。
  21. 前記ヘッダデータは、前記データグラムのMACアドレスに対して予約されたバイト位置において搬送される、請求項1から20に記載の方法。
  22. 前記インターネットプロトコルデータグラムを、それらが前記二次元データ構造体へとロードされた同じ順序で送信するステップを備えた、請求項1から21のいずれかに記載の方法。
  23. 前記特性値に対応するデータをパンクチャーするステップを備えた、請求項1から22のいずれかに記載の方法。
  24. 前記データをパンクチャーするステップは、前記特性値の部分を保持する前記第1の方向性構成の少なくとも1つを破棄することを含む、請求項23に記載の方法。
  25. 前記二次元データ構造体における第1データセットに対する第1のパンクチャー量は、前記二次元データ構造体における第2データセットに対する第2のパンクチャー量とは異なる、請求項23又は24に記載の方法。
  26. 前記第2のパンクチャー量は、これをシグナリングしない、請求項25に記載の方法。
  27. 特性値の部分を保持する破棄された第1の方向性構成の数を、最後のデータセグメント番号に基いて計算するステップを備えた、請求項23又は24のいずれかに記載の方法。
  28. 特性値の部分を保持する破棄された第1の方向性構成の前記数の計算は、正の整数である定数から前記最後のデータセグメント番号を減算した結果を決定することを含む、請求項27に記載の方法。
  29. インターネットプロトコルデータグラムを保持する前記マルチプロトコルカプセル化セクションはMPEセクションであり、前記特性値の部分を保持する前記マルチプロトコルカプセル化セクションはMPE−FECセクションである、請求項1から28のいずれかに記載の方法。
  30. 請求項1から29に記載の方法を実行するように構成された送信器ノード。
  31. 複数のインターネットプロトコルデータグラムを搬送ストリームにおいて受信するステップと、
    第1の方向性構成及び第2の方向性構成を有する二次元データ構造体を設けるステップであって、前記第1の方向性構成は、前記第2の方向性構成に対して機能的に垂直であり、そして前記インターネットプロトコルデータグラムを入れることは、前記第1の方向性構成に対して行われ、更に、前記二次元構造体に入れられた前記インターネットプロトコルデータグラムを、マルチプロトコルカプセル化セクションの第1の特定のフォーマットに基づいて、マルチプロトコルカプセル化セクション当たり1つのインターネットプロトコルデータグラムで受信し、又、前記第1の方向性構成は、前記搬送ストリームにおいて、マルチプロトコルカプセル化セクションの第2の特定のフォーマットで受信される特性値の部分も受信するようなステップと、
    前記受信した特性値を使用して前記第2の方向性構成に対して前記インターネットプロトコルデータグラムを処理して、前記第1の方向性構成に対して修正されたインターネットプロトコルデータグラムを与えるステップと、
    を備え、
    前記マルチプロトコルカプセル化セクションの少なくとも1つのヘッダはデータ構造体に入れる情報を含み、前記方法は、前記データ構造に入れる情報を使用して、前記二次元データ構造体への前記受信した特性値及び/又はインターネットプロトコルデータグラムのロードを制御するステップを備えた、方法。
  32. 前記特性値は順方向エラー修正に対するものである、請求項31に記載の方法。
  33. 前記特性値はリードソロモンコードである、請求項31又は32に記載の方法。
  34. 前記第1の方向性構成はデータアレーの列に対応し、そして前記第2の方向性構成はその行に対応する、請求項31から33のいずれかに記載の方法。
  35. 前記マルチプロトコルカプセル化セクションの少なくとも1つのヘッダは、データセグメント境界を指示する情報を含み、そして前記データセグメント境界情報を使用して、前記二次元データ構造体への前記受信した特性値及び/又はインターネットプロトコルデータグラムのロードを制御するステップを備えた、請求項31から34のいずれかに記載の方法。
  36. インターネットプロトコルデータグラムを保持する前記マルチプロトコルカプセル化セクション及び前記特性値の部分を保持する前記マルチプロトコルカプセル化セクションを同じ基本的ストリームにおいて受信するステップを備えた、請求項31から35のいずれかに記載の方法。
  37. 前記マルチプロトコルカプセル化セクションの少なくとも1つのヘッダは、複数のインターネットプロトコルデータグラムを保持する前記マルチプロトコルカプセル化セクション及び前記特性値の部分を保持するマルチプロトコルカプセル化セクションを備えたフレームに対応するデータを含む、請求項31から36のいずれかに記載の方法。
  38. 前記マルチプロトコルカプセル化セクションの少なくとも1つのヘッダは、複数のインターネットプロトコルデータグラムを保持する前記マルチプロトコルカプセル化セクション又は前記特性値の部分を保持する前記マルチプロトコルカプセル化セクションを備えたテーブルに対応するデータを含む、請求項31から37のいずれかに記載の方法。
  39. 前記特性値の部分を保持する前記マルチプロトコルカプセル化セクションの幾つかだけを受信するステップを備えた、請求項31から38のいずれかに記載の方法。
  40. 前記マルチプロトコルカプセル化セクションのヘッダはタイムスライシング情報を含み、そしてこのタイムスライシング情報に基づいて受信器ノードの動作を制御するステップを備えた、請求項31から39のいずれかに記載の方法。
  41. 前記特性値の部分を保持するマルチプロトコルカプセル化セクションのヘッダ内のデータに基づいて前記二次元データ構造体にパッディングデータを導入するステップを備えた、請求項31から40のいずれかに記載の方法。
  42. 前記二次元データ構造体に導入された前記パッディングデータを確実であるとマークするステップを備えた、請求項41に記載の方法。
  43. 最後のデータセグメント番号に基づき、特性データ値の部分を保持する破棄された第1の方向性構成に置き換わるように、第1の方向性構成を導入するステップを備えた、請求項31から42のいずれかに記載の方法。
  44. 前記二次元データ構造体に導入された前記データを、不確実であるとしてマークするステップを備えた、請求項43に記載の方法。
  45. 前記マルチプロトコルカプセル化セクションヘッダを検査して、データ構造体に入れる情報を得るステップを備えた、請求項31から44のいずれかに記載の方法。
  46. 前記データ構造体に入れる情報に基づいてテーブル内の前記データ構造体に入れるステップを備えた、請求項45に記載の方法。
  47. インターネットプロトコルデータグラムを保持する前記マルチプロトコルカプセル化セクションはMPEセクションであり、前記特性値の部分を保持する前記マルチプロトコルカプセル化セクションはMPE−FECセクションである、請求項31から46のいずれかに記載の方法。
  48. 請求項31から47のいずれかに記載の方法により動作するように構成された受信器ノード。
  49. 複数のインターネットプロトコルデータグラムを、第1の方向性構成及び第2の方向性構成を有する二次元データ構造体へ入れるように動作できるプロセッサであって、前記第1の方向性構成は、前記第2の方向性構成に対して機能的に垂直であり、そして前記インターネットプロトコルデータグラムを入れること、前記第1の方向性構成に対して行われ、更に、前記第2の方向性構成の各々に1つ以上の対応する計算された特性値を追加するように動作できるプロセッサと、
    前記特性値の部分を保持する1つ以上の前記第1の方向性構成のコンテンツと、前記インターネットプロトコルデータグラムとを搬送ストリームにおいて送信するように動作できる送信器コンフィギュレーションであって、前記二次元構造体に入れられた前記インターネットプロトコルデータグラムを、マルチプロトコルカプセル化セクションの第1の特定のフォーマットに基づいて、マルチプロトコルカプセル化セクション当たり1つのインターネットプロトコルデータグラムで送信し、そして前記特性値の部分を保持する前記第1の方向性構成を、搬送ストリームにおいて、マルチプロトコルカプセル化セクションの第2の特定のフォーマットで送信するような送信器コンフィギュレーションと、
    を備え、
    前記マルチプロトコルカプセル化セクションの少なくとも1つのヘッダは、データ構造体に入れる情報を含み、該情報は、前記インターネットプロトコルデータグラムの、又は、前記特性値の部分を保持する前記第1の方向性構成の、前記二次元構造体における位置を指示する、装置。
  50. 前記マルチプロトコルカプセル化セクションの少なくとも1つのヘッダは、データセグメント境界を指示するデータを含む、請求項49に記載の装置。
  51. 前記特性値の部分を保持する1つ以上の前記第1の方向性構成のコンテンツは、前記インターネットプロトコルデータグラムから異なるバーストにおいて送信される、請求項49又は50に記載の装置。
  52. データを受信するための受信器ノードにおいて、
    搬送ストリームにおいて複数のインターネットプロトコルデータグラムを、マルチプロトコルカプセル化セクションの第1の特定フォーマットに基づいて、マルチプロトコルカプセル化セクション当たり1つのインターネットプロトコルデータグラムで受信すると共に、前記搬送ストリームにおいて、マルチプロトコルカプセル化セクションの第2の特定フォーマットに基づいて特性値の部分を受信し、そして第1の方向性構成及び第2の方向性構成を有する二次元データ構造体を与えるための処理回路であって、前記第1の方向性構成は前記第2の方向性構成に対して機能的に垂直であり、そして前記インターネットプロトコルデータグラム及び特性値を入れることは、前記第1の方向性構成に対して行われ、更に、前記受信した特性値を使用して前記第2の方向性構成に対して前記インターネットプロトコルデータグラムを処理して、前記第1の方向性構成に対して修正されたインターネットプロトコルデータグラムを与えるように動作できる処理回路を備える装置であって、
    前記マルチプロトコルカプセル化セクションの少なくとも1つのヘッダはデータ構造体に入れる情報を含み、前記処理回路は、前記データ構造に入れる情報を使用して、前記二次元データ構造体への前記受信した特性値及び/又はインターネットプロトコルデータグラムのロードを制御するように動作できる、装置。
  53. 前記第1の方向性構成はデータアレーの列に対応し、そして前記第2の方向性構成はその行に対応する、請求項52に記載の装置。
  54. 前記マルチプロトコルカプセル化セクションの少なくとも1つのヘッダは、データセグメント境界を指示する情報を含み、そして前記処理回路は、前記データセグメント境界情報を使用して、前記二次元データ構造体への前記受信した特性値及び/又はインターネットプロトコルデータグラムのロードを制御するよう動作できる、請求項52又は53に記載の装置。
  55. 前記特性値は順方向エラー修正に対するものである、請求項52から54のいずれかに記載の装置。
  56. 前記特性値はリードソロモンコードである、請求項52から55のいずれかに記載の装置。
  57. 移動テレコミュニケーション装置を備えた、請求項52から56のいずれかに記載の装置。
  58. 行及び列のデータ構造体を与え、前記列の各々にIPデータグラムをロードして、アプリケーションデータテーブルを集合的に定義するアプリケーションデータセクションを形成し、前記アプリケーションデータセクションの行に対応するエラー修正データの更なる列を形成するように動作し得るプロセッサであって、前記エラー修正データはエラー修正テーブルを定義し、このエラー修正テーブルの列はエラー修正セクションを含むようなプロセッサと、
    マルチプロトコルカプセル化セクションの前記セクションを搬送ストリームにおいて送信するための送信器と、を備え、前記マルチプロトコルカプセル化セクションの少なくとも1つのヘッダはデータ構造体に入れる情報を含み、該情報は、前記インターネットプロトコルデータグラムの、又は、前記特性値の部分を保持する前記第1の方向性構成の、前記二次元構造体における位置を指示する、装置。
  59. コンピュータに、
    複数のインターネットプロトコルデータグラムを、第1の方向性構成及び第2の方向性構成を有する二次元データ構造体に入れるステップであって、前記第1の方向性構成は、機能的に前記第2の方向性構成に対して垂直であり、そして前記インターネットプロトコルデータグラムを入れることは、前記第1の方向性構成に対して行われるような手順と、 前記第2の方向性構成の各々に、1つ以上の対応する計算された特性値を追加する手順と、
    前記特性値の部分を保持する1つ以上の前記第1の方向性構成のコンテンツを送信する手順と、
    前記インターネットプロトコルデータグラムを送信する手順であって、前記二次元構造体に入れられた前記インターネットプロトコルデータグラムを、マルチプロトコルカプセル化セクションの第1の特定フォーマットに基づいて、マルチプロトコルカプセル化セクション当たり1つのインターネットプロトコルデータグラムで送信し、そして前記特性値の部分を保持する前記第1の方向性構成を、搬送ストリームにおいて、マルチプロトコルカプセル化セクションの第2の特定のフォーマットで送信するような手順と、
    を実行させるためのプログラムであって、
    前記マルチプロトコルカプセル化セクションの少なくとも1つのヘッダはデータ構造体に入れる情報を含み、該情報は、前記インターネットプロトコルデータグラムの、又は、前記特性値の部分を保持する前記第1の方向性構成の、前記二次元構造体における位置を指示する、プログラム。
  60. コンピュータに、
    複数のインターネットプロトコルデータグラムを搬送ストリームにおいて受信する手順と、
    第1の方向性構成及び第2の方向性構成を有する二次元データ構造体を設ける手順であって、前記第1の方向性構成は、前記第2の方向性構成に対して機能的に垂直であり、そして前記インターネットプロトコルデータグラムを入れることは、前記第1の方向性構成に対して行われ、更に、前記二次元構造体に入れられた前記インターネットプロトコルデータグラムを、マルチプロトコルカプセル化セクションの第1の特定のフォーマットに基づいて、マルチプロトコルカプセル化セクション当たり1つのインターネットプロトコルデータグラムで受信し、又、前記第1の方向性構成は、前記搬送ストリームにおいて、マルチプロトコルカプセル化セクションの第2の特定のフォーマットで受信される特性値の部分も受信するような手順と、
    前記受信した特性値を使用して前記第2の方向性構成に対して前記インターネットプロトコルデータグラムを処理して、前記第1の方向性構成に対して修正されたインターネットプロトコルデータグラムを与える手順と、
    を実行させるためのプログラムであって、
    前記マルチプロトコルカプセル化セクションの少なくとも1つのヘッダはデータ構造体に入れる情報を含み、前記方法は、前記データ構造に入れる情報を使用して、前記二次元データ構造体への前記受信した特性値及び/又はインターネットプロトコルデータグラムのロードを制御する手順を備えたプログラム。
  61. コンピュータに、
    複数のインターネットプロトコルデータグラムを、第1の方向性構成及び第2の方向性構成を有する二次元データ構造体に入れるステップであって、前記第1の方向性構成は、機能的に前記第2の方向性構成に対して垂直であり、そして前記インターネットプロトコルデータグラムを入れることは、前記第1の方向性構成に対して行われるような手順と、
    前記第2の方向性構成の各々に、1つ以上の対応する計算された特性値を追加する手順と、
    前記特性値の部分を保持する1つ以上の前記第1の方向性構成のコンテンツを送信する手順と、
    前記インターネットプロトコルデータグラムを送信する手順であって、前記二次元構造体に入れられた前記インターネットプロトコルデータグラムを、マルチプロトコルカプセル化セクションの第1の特定フォーマットに基づいて、マルチプロトコルカプセル化セクション当たり1つのインターネットプロトコルデータグラムで送信し、そして前記特性値の部分を保持する前記第1の方向性構成を、搬送ストリームにおいて、マルチプロトコルカプセル化セクションの第2の特定のフォーマットで送信するような手順と、
    を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記マルチプロトコルカプセル化セクションの少なくとも1つのヘッダはデータ構造体に入れる情報を含み、該情報は、前記インターネットプロトコルデータグラムの、又は、前記特性値の部分を保持する前記第1の方向性構成の、前記二次元構造体における位置を指示する、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  62. コンピュータに、
    複数のインターネットプロトコルデータグラムを搬送ストリームにおいて受信する手順と、
    第1の方向性構成及び第2の方向性構成を有する二次元データ構造体を設ける手順であって、前記第1の方向性構成は、前記第2の方向性構成に対して機能的に垂直であり、そして前記インターネットプロトコルデータグラムを入れることは、前記第1の方向性構成に対して行われ、更に、前記二次元構造体に入れられた前記インターネットプロトコルデータグラムを、マルチプロトコルカプセル化セクションの第1の特定のフォーマットに基づいて、マルチプロトコルカプセル化セクション当たり1つのインターネットプロトコルデータグラムで受信し、又、前記第1の方向性構成は、前記搬送ストリームにおいて、マルチプロトコルカプセル化セクションの第2の特定のフォーマットで受信される特性値の部分も受信するような手順と、
    前記受信した特性値を使用して前記第2の方向性構成に対して前記インターネットプロトコルデータグラムを処理して、前記第1の方向性構成に対して修正されたインターネットプロトコルデータグラムを与える手順と、
    を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記マルチプロトコルカプセル化セクションの少なくとも1つのヘッダはデータ構造体に入れる情報を含み、前記方法は、前記データ構造に入れる情報を使用して、前記二次元データ構造体への前記受信した特性値及び/又はインターネットプロトコルデータグラムのロードを制御する手順を備えたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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