JP4659994B2 - Radiation image capturing apparatus, method for determining pixel size on image, and distance measuring apparatus - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、放射線画像撮影装置に係り、特に放射線画像撮影装置で撮影された画像のピクセルサイズを精度良く求めるようにした放射線画像撮影装置と、画像上のピクセルサイズを求める方法および距離計測方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
冠状動脈の血行障害によって心筋が虚血性壊死に陥る心筋梗塞や、脳の動脈の血行障害によって灌流域の脳の一部が壊死に陥る脳梗塞の原因のひとつとして、心血管や脳血管の狭窄がある。この狭窄に対する術式として、血管の狭窄部位へカテーテルを通して挿入したバルーンを膨らませて拡張したり、狭窄部位の拡張状態を維持するために、血管内にステントを留置する方法などが採用されている。
この術式を行う際のプロセスとして通常は、先ず、被検体の例えば大腿動脈からカテーテルを挿入し、X線透視下でガイドワイヤに沿って狭窄部位までカテーテルを進める。次に、X線撮影画像上で、狭窄した血管の直径を計測し、狭窄部に通すバルーンやステントの大きさを選択する。その後、選択したバルーンやステントを狭窄部位へ進めて術式を行うことになる。
ところで、狭窄した血管の直径の計測は、画像上に表示されている血管を実測することにより行われていた。そのプロセスの例を図15のフローチャートに沿って説明する。
ステップ1として、カテーテルを被検体に挿入して、狭窄部の血管とともにX線画像を撮影する。次に、ステップ2へ進み、撮影したX線画像に表示されているカテーテルの両壁をポインティングし、続いてステップ3として、その間の長さ(径)をピクセル長さで計測する。その結果をd(pixel)とする。その後、ステップ4として、ステップ3で計測したカテーテルのピクセル長さd(pixel)と、既知であるカテーテルの実径Φ(mm)との比を演算する。これにより、画像上のピクセルサイズΦ/d(mm/pixel)が求まる。
【0003】
次に、ステップ5へ進み、先に撮影したX線画像に描出されている狭窄部の血管の両壁をポインティングし、続いてステップ6として、その間の長さ(径)をピクセル長さで計測し、その結果をk(pixel)とする。そして、ステップ7として、計測結果のk(pixel)に、ステップ4で求めたピクセルサイズΦ/d(mm/pixel)を掛ける。これによって、狭窄部血管の実径K=kΦ/d(mm)が求められる。
このように、画像上に表示された長さが既知である物体を使って、画像の校正用ピクセルサイズを求め、その校正値を用いて、画像上で実測した対象物の幅、太さ、長さなどの実寸法を得ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような血管の実測値を計測するプロセスには、次のような問題があった。
すなわち、上記の方式は、校正に用いるカテーテルと計測対象となる血管が、深さ方向すなわち画像に対して垂直方向に、同一の深さにあることを前提とした方式である。しかし実際には、カテーテルと計測対象となる血管が常に同一深さにあるわけではない。深さ方向の位置ずれがあると、校正誤差が発生する。実際には、撓骨動脈から挿入したカテーテルを使用する場合において、校正誤差が大きくなることがわかっている。
また、ピクセルサイズの校正用として用いるカテーテルの径は、画像上で太くても数ピクセル程度であり、ステップ2として実施するカテーテルの両壁のポインティングに誤差が生じ易く、この誤差が校正誤差に大きく影響することになっていた。また、X線画像撮影装置に備えられている二次元X線検出器としてのイメージインテンシファイア(以下、I.I.と略称する。)が呈する歪みの影響によって、同一画像であっても、画像上の位置によってピクセルサイズが微妙に異なることがあり、I.I.のサイズによっては、画像の中央と端では、ピクセルサイズが数%も違う場合もある。そのため、ピクセルサイズの校正に用いるカテーテルの位置と、実径を計測したい狭窄血管の位置とが、画像上でずれていると、校正誤差を大きくする要因となっていた。
【0005】
このような校正誤差が生ずる結果、一般的に許容されている実距離計測許容誤差が0.1mm以内であるのに対して、実計測誤差が0.2mmを超えるような場合もあり、血管径の計測に対する信頼度を低下させていた。よって、この画像のピクセルサイズの校正誤差のために、精度の高い血管径の計測ができず、血管の狭窄部に通すバルーンやステントの径の選択に支障をきたしていた。従って、バルーンやステントの径の選択には、術者の目測や経験に頼ることとなり、心血管や脳血管の狭窄に対する術式を執行する術者にとって、大きな負担となっていた。
本発明は、従来の、画像上で血管径など注目部位の距離計測を行ない、実測値を計測するプロセスの問題を解決し、より精度の高いピクセルサイズの校正を可能とするためになされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、被検体を載置する寝台天板と、この寝台天板を間にして対向するように配置される放射線源および二次元放射線検出器と、これら放射線源および二次元放射線検出器を支持する支持器とを具備する放射線画像撮影装置において、前記被検体に対して互いに異なった方向または位置から少なくとも2枚の放射線画像を得る撮影手段と、この撮影手段で撮影したときの各方向情報を検出する方向情報検出手段と、前記撮影手段で得られた少なくとも2枚の放射線画像に対してそれぞれ同一注目部位を指定する部位指定手段と、この部位指定手段で各々の放射線画像に対し指定された同一注目部位間の位置座標ズレ量および前記方向情報検出手段で検出した各方向情報とに基づいて、画像のピクセルサイズを求める手段と、を具備し、この求められたピクセルサイズを放射線画像が表示されるモニタ上での計測に供することを特徴とする。
【0009】
また、請求項8に記載の発明は、同一被検体に対して、異なった位置または方向から、少なくとも2フレームの画像データを得る第1の工程と、この第1の工程によって得た2フレームの画像を表示する第2の工程と、この第2の工程によって表示された各画像に対して、描出されている同一注目部位をそれぞれ指定する第3の工程と、この第3の工程によって指定された2フレームの画像における同一注目部位の座標をそれぞれ記録する第4の工程と、この第4の工程によって記録された前記同一注目部位の座標から、前記同一注目部位間の距離を演算する第5の工程と、前記第1の工程によって、異なる画像データを得るために位置または方向を変えたことに伴って、前記被検体の同一注目部位がそれぞれの画像上で移動することになった移動量を求める第6の工程と、この第6の工程で求めた値と前記第5の工程で求めた値とから、画像のピクセルサイズを求める第7の工程とから成ることを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、所望の位置または方向から被検体の画像を得る画像取得手段と、この画像取得手段によって得た画像を表示する画像表示手段と、この画像表示手段によって表示された画像上の所望の2点間の距離を計測する距離計測手段と、この距離計測手段によって計測した2点間の距離に、前記請求項8に記載の方法で求めた画像上のピクセルサイズを乗じる演算手段とを具備することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の種々の実施の形態について、図1ないし図14を参照して詳細に説明する。なお、これらの図において、同一部分には同一符号を付して示してある。
先ず、本発明の第1の実施の形態について、図1ないし図4を参照して説明する。
図1は、本発明を実施する放射線画像撮影装置(例えば、X線画像撮影装置)の要部のシステムブロック図を示したものである。図1に示されているように、被検体Pの二次元X線画像を撮影するX線画像撮影装置は、例えば床に設置された支持器11に回転可能に支持され、両端にX線管12および二次元X線検出器13を対向するように取付けた例えばC字形状に屈曲された支持アーム14から成る撮影装置10を有している。なお、X線管12は、高電圧発生器15から印加される高電圧によってX線を照射するとともに、X線の照射条件などはX線制御器16によって制御され、二次元X線検出器13には、通常、二次元X線検出器13の出力蛍光面の像を撮像するテレビカメラ17が組み合わされている。そして、撮影装置10は、通常寝台20と組合せて使用され、寝台20には被検体Pを載せる寝台天板21を備えている。
【0011】
また、X線画像撮影装置は、テレビカメラ17からの信号を受けて、適宜画像処理を施したり、X線画像撮影装置全体を制御するシステム制御器30と、このシステム制御器30を介して、テレビカメラ17で撮影したX線画像を表示する表示器40を有している。なお、システム制御器30には、テレビカメラ17からのビデオ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器31と、デジタル化された画像信号を格納する画像メモリ32が設けられており、この画像メモリ32は制御バス33を介してCPU34に接続されている。この制御バス33には、システムメモリ35を始めとして、支持器11とシステム制御器30との間の信号の授受のための支持器用インターフェース36や、ユーザーデバイスインターフェイス37などが接続されている。なお、ユーザーデバイスインターフェイス37を介して、キーボード38aやポインティングデバイスとしてのマウス38bなどを有する入力装置38がシステム制御器30に接続されている。
さて、支持器11は、通常、支持アーム14を矢印14a方向に沿って弧状に移動させる(すなわち、対向しているX線管12および二次元X線検出器13を、寝台天板21に対して傾斜させる)ことができるように支持しているとともに、支持アーム14を支持している軸を中心にして回転させることができ、さらに支持器11自体が、寝台20の方向へ進退可能に設置されている場合もある。また、寝台天板21も、被検体を載せた状態で、被検体Pの体軸方向および体軸に対して水平な方向へ移動可能となっている。ただし、本実施の形態では、図1に矢印14aで示すように、支持アーム14のみがその長手方向に沿って弧状に移動可能であるものとし、その移動量は、傾斜角度で表現できる。よって、支持器11に支持アーム14の移動量すなわち傾斜角度を検出する機能を備えており、その傾斜角度の情報は、支持器11からシステム制御器30へ供給される。
【0012】
次に、上記のように構成されたX線画像撮影装置の動作を説明する。
X線管12と二次元X線検出器13は、被検体Pを間にして対向するように支持アーム14に取付けられているので、X線管12からX線が照射されると、被検体Pを透過したX線が、二次元X線検出器13で光に変換され、これがテレビカメラ17でビデオ信号に変換される。そして、このテレビカメラ17からのビデオ信号は、A/D変換器31でA/D変換されてフレーム単位に画像メモリ32に格納される。同時に、各フレーム画像の収集に同期して支持アーム14の傾斜角度の情報が、支持器用インターフェース36を介して取り込まれ、システムメモリ35の各フレームと傾斜角度の対応付けを行うテーブルに格納される。
なお、動画撮影の場合は、連続的に画像が収集されて、画像メモリ32に複数フレームの画像として格納される。これら画像メモリ32に格納された動画または静止画は、表示器40に表示させて観察することができる。また、キーボード38aやマウス38bなどを使って、表示器40に表示される画像について、動画の表示速度を変更したり、動画の1フレームを静止画として表示したり、画像上でポインティングなどを行うことができる。
【0013】
そこで、血管の狭窄部位の拡張術を行う際には、上記のX線画像撮影装置によって、血流の状況などを動画撮影して、狭窄部位の血管径を計測することが必要となる。そのプロセスを図2のフローチャートに沿い、本実施の形態の考え方を説明する図3を参照して説明する。
先ず、ステップ11として、当該血管に造影剤を注入しつつ、支持アーム14を一定の速度で傾斜させながら、予め設定した収集レートで連続的にX線動画撮影を行い、画像データを収集する。この画像データの収集とは、撮影されたX線像のデータを、A/D変換器31でA/D変換してフレーム単位に画像メモリ32に格納することと、同時に、支持アーム14の傾斜角度の情報を、支持器用インターフェース36を介して取り込み、システムメモリ35の各フレームと傾斜角度の対応付けを行うテーブルに格納することを含むものとする。なお、このテーブルを、フレーム/傾斜角度対応テーブルと称する。
【0014】
次に、ステップ12として、収集した画像を表示器40に表示させ、これを観察しながらキーボード38aやマウス38bを操作して、所望の1フレームの画像を選んで静止画表示させる。ステップ13として、選択した画像上で、血管径を実測したい注目部位(例えば、狭窄血管)上の目印とし易い箇所を1点マウス38bなどでポインティングする。このポインティング位置をAとすれば、その座標はA(xA,yA)となる。このフレームの画像を得たときの支持アーム14の傾斜角度θAは、システムメモリ35の各フレームと傾斜角度の対応付けを行うフレーム/傾斜角度対応テーブルから知ることができる(ステップ14)。
このフレーム/傾斜角度対応テーブルの内容を示すと、例えば表1のようになる。
【0015】
【表1】
【0016】
更に、ステップ15として、先のステップ12のときとは異なるもう1フレームの画像を選んで表示器40に静止画表示させる。そして、ステップ16として、新たな画像上で、ステップ13でポインティングしたのと同じ箇所(注目部位)を1点マウス38bなどでポインティングする。このポインティング位置をA’とすれば、その座標はA’(xA’,yA’)となる。このフレームの画像を得たときの支持アーム14の傾斜角度θA’は、ステップ14と同様にシステムメモリ35の各フレームと傾斜角度の対応付けを行うテーブルから知ることができる(ステップ17)。
ここで、画像上で注目部位の実径を計測するために、支持アーム14を傾斜させて撮影した2枚の画像に対してポインティングを施すことの意味を、図3を参照しながら説明する。
すなわち、ステップ12で選択した画像は、図3に示されているように、X線管12と二次元X線検出器13が、被検体Pに対して斜め方向にある状態で撮影され、その画像が表示器40に表示されているものとする。そして、表示器40に表示されている画像のA点がポインティングされているものとする。一方、ステップ15で選択した画像は、図3にX線管12’と二次元X線検出器13’として示すように、これらが被検体Pに対して垂直方向に対向する向きにある状態で撮影され、その画像が表示器40’に表示されているものとする。そして、表示器40’に表示されている画像のA’点がポインティングされているものとする。なお、2枚の画像を撮影したときの支持アーム14の傾斜角度の差がθである。
【0017】
ここで、もし、注目部位Bが支持アーム14が傾斜するときの回転中心(これを、支持アーム14のアイソセンタ(isocenter)という)Cにある場合、撮影角度をずらせて撮影した2枚の画像を比較すると、注目部位Bは、2枚の画像の同じ位置に表示されるはずである。しかし、注目部位Bは、通常、図示のようにアイソセンタCからずれた位置にあるため、撮影角度をずらせて2枚の画像を撮影すると、2枚の画像上で、注目部位Bの表示位置は異なることになる。すなわち、ポインティング点AとA’とは、画像上同一点であっても、その座標はずれていることになる。このことは、表示器40’に表示されている注目部位のポインティング点A’に対して、表示器40に表示されている注目部位のポインティング点Aを、表示器40’に表示すれば(A)となることからも分かる。
この表示のずれを利用して、画像のピクセルサイズが算出できる。次に、2枚の画像のポインティング点の座標と各画像を撮影したときの支持アーム14の傾斜角度、すなわち、A(xA,yA)、θAと、A’(xA’,yA’)、θA’とから、ピクセルサイズを算出する方法について説明する。
【0018】
ここで、図3に示すように、
X線管12から二次元X線検出器13までの距離をSID(mm)、
X線管12からアイソセンタCまでの距離をI(mm)、
とする。
そして、二次元X線検出器13の面上の既知のピクセルサイズをD(mm/pixel)とし、2画像の各ポインティング点の座標、すなわち、座標A(xA,yA)と座標A’(xA’,yA’)間の距離をl(pixel)とすると、各ポインティング点A−A’間の距離l(pixel)は、(1)式で表される。
【0019】
【数1】
【0020】
また、2画像の間の撮影角度差、すなわち、支持アーム14の傾斜角度の差をθ度とすると、角度差θは、(2)式で表される。
【0021】
【数2】
【0022】
ここで、画像のピクセルサイズを、p(mm/pixel)とすると、画像のピクセルサイズpは、(3)式のとおりとなる。これにより、注目血管の表示されている画像のピクセルサイズを校正することができる。
【0023】
【数3】
【0024】
これらのことを踏まえて、狭窄部位の血管径を計測するプロセスを、引き続き図2のフローチャートに沿って説明する。
すなわち、ステップ18として、座標A(xA,yA)と座標A’(xA’,yA’)との間の距離lと、支持アーム14の傾斜角度θAと傾斜角度θA’との差の角度θを演算して求める。そして、ステップ19として、ステップ18の結果から、(3)式を演算して画像のピクセルサイズpを求める。次に、ステップ20へ進み、所望のX線画像を表示器40に表示し、ステップ21として、例えば図4に示すように、X線画像に描出されている注目部位すなわち血管Bの狭窄部の両壁を、E、E’のようにポインティングする。これらポインティングした点E、E’の座標を、それぞれE(xE,yE)、E’(xE’,yE’)と認識すれば、E−E’間の距離L(pixel)が、(4)式から求められる(ステップ22)。これは、血管Bの狭窄部の径を二次元X線検出器13の面上の既知のピクセル長さで表したものである。
【0025】
【数4】
【0026】
よって、(5)式に示すように、ステップ23として、画像のピクセルサイズp(mm/pixel)の値に、既知のピクセル長さで求めた血管Bの狭窄部の径L(pixel)を乗ずることによって、狭窄部の実径X(mm)を求める。
X = p ・ L ・・・ (5)
【0027】
このように、本発明によれば、画像上の注目部位そのものを用いて、画像のピクセルサイズを求めるようにしたので、校正用物体(例えばカテーテル)と注目部位が深さ方向に同一であることを前提にすることによる誤差を考慮する必要がなくなる。また、本発明にあっては、撮影角度の計測誤差や注目部位のポインティング誤差が、実径計測の誤差に影響を与えるが、撮影角度計測誤差±1度、ポインティング誤差1pixelを影響に含めても、本発明の手法によれば、実計測許容誤差0.1mm以内をキープすることができる。また、画像上の注目部位そのものを画像のピクセルサイズの校正に使用するので、校正されたピクセルサイズには画像の歪み例えばI.I.による歪みの影響はなく、より高精度の距離計測(径計測)が達成できる。
【0028】
次に、本発明の第2の実施の形態について、図5ないし図7を参照して説明する。ここで、図5ないし図7において、図1ないし図3と同一部分には同一符号を付して示してあるので、その部分の説明は省略する。
図5は、本実施の形態を説明するために示したX線画像撮影装置の要部のシステムブロック図であり、図1に示したシステムブロック図に対して、天板制御器22が追設され、支持器用インターフェイス36に代えて寝台天板用インターフェイス36aが設けられている。その他の構成は、図1に示したものと同様である。
この図5に示した第2の実施の形態は、支持アーム14を固定した状態に置いて、被検体Pを載せた寝台天板21の位置を水平方向へ移動させて複数枚の画像を撮影し、そのうちの2枚の画像を使って画像のピクセルサイズを求めようとするものである。そのため、寝台20に天板制御器22を備えて、寝台天板21を水平方向へ移動させるとともに、寝台天板21の位置座標情報を発信するようになっている。なおここでは、便宜的に、寝台天板21の位置を矢印21a方向(すなわち、被検体Pの体軸方向)へ移動させて複数枚の画像を撮影する場合について説明するが、寝台天板21を二次元方向へ移動させて複数枚の画像を撮影する場合についても同様である。
そして、天板制御器22からの寝台天板21の位置座標情報は、システム制御器30に設けられた寝台天板用インターフェース36aを介して取り込まれ、制御バス33を経由してシステムメモリ35の各フレームと寝台天板の位置座標との対応付けを行うテーブルに格納される。このテーブルの内容は、例えば表2のようになり、このテーブルをフレーム/天板位置対応テーブルと称する。
【0029】
【表2】
【0030】
ここで、本第2の実施の形態において、狭窄部位の血管径を計測するときのプロセスを、図6のフローチャートに沿い図7の説明図を参照しながら説明する。
先ずユーザは、ステップ31として、当該血管に造影剤を注入しつつ、寝台天板21を一定速度で移動させながら、予め設定した収集レートで連続的にX線動画撮影を行い、注目部位(狭窄血管)の画像データを収集する。すなわち、撮影されたX線像のデータを、A/D変換器31でA/D変換してフレーム単位に画像メモリ32に格納するとともに、撮影時の寝台天板21の位置の情報を、寝台天板用インターフェース36aを介して取り込み、システムメモリ35の各フレーム/天板位置対応テーブルに格納する。
次に、ステップ32として、第1の実施の形態と同様に、収集した画像を表示器40に表示させ、その中から所望の1フレームの画像を選んで静止画表示させ、選択した画像上で、血管径を実測したい注目部位上の目印にし易い箇所を1点ポインティングする(ステップ33)。このポインティングされた位置をA(図7参照)とし、その座標A(xA,yA)を認識する。同時に、このフレームの画像を得たときの寝台天板21の位置座標を、システムメモリ35のフレーム/天板位置対応テーブル上で認識し、これをTA(xTA,yTA,zTA)とする(ステップ34)。
【0031】
更に、ステップ35として、先のステップ32のときとは異なるもう1フレームの画像を選んで表示器40に静止画表示させる。そして、ステップ36として、新たな画像上で、ステップ33でポインティングしたのと同じ箇所(注目部位)を1点ポインティングする。このポインティングされた位置をA’とし、その座標A’(xA’,yA’)を認識するとともに、このフレームの画像を得たときの寝台天板21’の位置座標TA’(xTA’,yTA’,zTA’)を、ステップ34と同様にシステムメモリ35のフレーム/天板位置対応テーブル上で認識する(ステップ37)。
ここで、2枚の画像は、X線管12と二次元X線検出器13を固定したまま、寝台天板21の水平方向の位置を変えて撮影したので、2枚の画像上で注目部位Bの表示位置は異なるはずである。その様子を説明するための説明図を、図7に示してある。すなわち、1枚目の画像を基準として、2枚目の画像は、寝台天板21が寝台天板21’のように、寸法Fだけ水平方向へ移動したものとすれば、被検体Pの位置と被検体P’の位置の画像を撮影したことになり、注目部位BはB’の位置へ移動している。よって、各画像上で同一注目部位をポインティングしたとしても、1枚目の画像のポインティング点Aと2枚目の画像のポインティング点A’との間には、図7に示すような間隔lが生ずる。換言すれば、ポインティング点AとA’とは、画像上同一点であっても、その座標はずれていることになる。
【0032】
本実施の形態では、このことを利用して、注目血管の表示されている画像のピクセルサイズを算出し、注目血管の実径を求めようとするものであり、次に、その方法について説明する。
ここで、2画像の各ポインティング点A−A’の座標、すなわち、座標A(xA,yA)と座標A’(xA’,yA’)間の距離をl(pixel)とすると、各ポインティング点A−A’間の距離lは、第1の実施の形態と同様に(1)式で表される。
【0033】
【数5】
【0034】
また、2画像間の寝台天板21の移動距離F(mm)は、寝台天板21がZ方向へは移動しないものとすれば、zTA=zTA’なので、座標TA(xTA,yTA)と座標TA’(xTA’,yTA’)間の距離として、(6)式で表される。
【0035】
【数6】
【0036】
ここで、ポインティング点A−A’間の距離は、寝台天板21の移動距離Fが、被検体Pに対する撮影装置10の幾何学的拡大率に基づき拡大されたものとなる。よって、2画像でのA−A’間の距離l(pixel)と寝台天板21の移動距離F(mm)との比をとれば、(7)式のように画像のピクセルサイズp(mm/pixel)が求まる。
p = F / l ・・・ (7)
【0037】
よって、ステップ38として、(1)式と(6)式を演算し、ステップ39として(7)式を演算することによって、画像のピクセルサイズp(mm/pixel)を求める。なお、その後、注目部位Bの血管径を求めるためのポインティングの仕方や演算方法は、ステップ40からステップ43のとおりであり、これは、第1の実施の形態におけるステップ20からステップ23と同様なので、その説明は省略する。
このように、本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様の効果を奏する。また、本実施の形態では、寝台天板位置の計測誤差や注目部位のポインティング誤差が、実径計測の誤差に影響を与えるが、寝台天板位置計測誤差±1mm、ポインティング誤差1pixelを影響に含めても、実計測許容誤差0.1mm以内をキープすることができる。
【0038】
次に、本発明の第3の実施の形態について、図8、図9を参照して説明する。
なお、図8は本実施の形態の考え方を説明する説明図であり、図9は同じく動作プロセスを説明するフローチャート、そして本実施の形態のシステムブロック図は、図1と同様である。また、図8において、図1ないし図7と同一部分には同一符号を付して示してあるので、その部分の説明は省略する。
第3の実施の形態は、支持アーム14の角度と被検体Pを載せた寝台天板21の位置を固定した状態に置いて、支持アーム14を支持している支持器11を、寝台20に対して接近または離反する方向へ移動させて複数枚の画像を撮影し、そのうちの2枚の画像を使って画像のピクセルサイズを求めようとするものである。そのため、支持器11には支持器11自体を寝台20に対して接近または離反する方向へ移動させるとともに、支持器11の位置情報を発信するための図示しない移動制御器が備えられている。よって、考え方としては、第2の実施の形態における寝台天板21の移動に代えて、支持器11を移動させるものと捉えてもよい。
なお、支持器11の移動に応じて発信される位置情報は、システム制御器30に設けられた支持器用インターフェース36を介して取り込まれ、制御バス33を経由してシステムメモリ35の各フレームと支持器の位置座標との対応付けを行うテーブルに格納される。このテーブルの内容は、例えば表3のようになり、このテーブルをフレーム/支持器位置対応テーブルと称する。
【0039】
【表3】
【0040】
ここでユーザは、ステップ51として、当該血管に造影剤を注入しつつ、支持器11を寝台20側へ一定速度で移動させながら、予め設定した収集レートで連続的にX線動画撮影を行い、注目部位(狭窄血管)の画像データを収集する。すなわち、撮影されたX線像のデータを、A/D変換器31でA/D変換してフレーム単位に画像メモリ32に格納するとともに、撮影時の支持器11の位置の情報を、支持器用インターフェース36を介して取り込み、システムメモリ35の各フレーム/支持器位置対応テーブルに格納する。
次に、ステップ52として、第1、第2の実施の形態と同様に、収集した画像を表示器40に表示させ、その中から所望の1フレームの画像を選んで静止画表示させ、選択した画像上で、血管径を実測したい注目部位上の目印にし易い箇所を1点ポインティングする(ステップ53)。次に、ステップ54として、このポインティングされた位置をAとし、その座標A(xA,yA)を認識するとともに、このフレームの画像を得たときの支持器11の位置座標を、システムメモリ35のフレーム/支持器位置対応テーブル上で認識し、これをTA(xTA,yTA,zTA)とする。
【0041】
更に、ステップ55として、先のステップ52のときとは異なるもう1フレームの画像を選んで表示器40に静止画表示させる。そして、ステップ56として、新たな画像上で、ステップ53でポインティングしたのと同じ箇所(注目部位)を1点ポインティングする。このポインティングされた位置をA’とし、その座標A’(xA’,yA’)を認識するとともに、このフレームの画像を得たときの支持器11の位置座標TA’(xTA’,yTA’,zTA’)を、ステップ54と同様にシステムメモリ35のフレーム/支持器位置対応テーブル上で認識する。(ステップ57)。
ここで、2枚の画像は、寝台天板21の位置を固定したまま、支持器11の位置を変えて(すなわち、X線管12と二次元X線検出器13とを並行移動させて)被検体Pを撮影したので、2枚の画像上で注目部位Bの表示位置は異なるはずである。その様子を説明するための説明図を、図8に示してある。すなわち、支持器11の或る位置で被検体Pを撮影したときの、X線管12と二次元X線検出器13との位置と表示器40は実線で示されており、表示器40での注目部位のポインティング点はAである。それから支持器11を寝台20側へ距離Fだけ移動させることにより、被検体Pを撮影したときのX線管12’と二次元X線検出器13’との位置と表示器40’は点線で示されており、表示器40に表示されたA点は表示器40’では、支持器11の移動量Fだけずれて(A)となる。そして、表示器40’上での注目部位のポインティング点はA’であり、2枚の画像の間でには、A−A’だけ、すなわち表示器40’上でみれば(A)−A’だけ位置のずれた被検体Pの画像が得られることになる。
【0042】
よって、各画像上で同一注目部位をポインティングしたとしても、1枚目の画像のポインティング点Aと2枚目の画像のポインティング点A’との間には、図8に示すような間隔lが生じ、ポインティング点AとA’とは、画像上同一点であっても、その座標はずれていることがわかる。
本実施の形態では、このことを利用して、注目血管の表示されている画像のピクセルサイズを算出し、注目血管の実径を求めようとするものであり、その方法は第2の実施の形態の場合と同様に、ステップ58として、(1)式により、2画像の各ポインティング点の座標、座標A(xA,yA)と座標A’(xA’,yA’)間の距離l(pixel)を求め、さらに、2画像間の支持器11の移動距離F(mm)を(6)式によって求める。ここで、支持器11は水平方向へ移動するものとする。よって、zTA=zTA’であり、座標TA(xTA,yTA)と座標TA’(xTA’,yTA’)間の距離として、(6)式を演算すればよいことがわかる。
【0043】
ここで、ポインティング点A−A’間の距離は、寝台天板21の移動距離Fが、被検体Pに対する撮影装置10の幾何学的拡大率に基づき拡大されたものとなる。よって、ステップ59として、2画像間でのA−A’間の距離l(pixel)と支持器11の移動距離F(mm)との比をとれば、(7)式のように画像のピクセルサイズp(mm/pixel)が求まる。
なお、その後、注目部位Bの血管径を求めるためのポインティングの仕方や演算方法は、ステップ60からステップ63のとおりであり、これは、第1(または第2)の実施の形態におけるステップ20からステップ23(ステップ40からステップ43)と同様なので、その説明は省略する。
このように、本実施の形態においても、第1、第2の実施の形態と同様の効果を奏する。また、本実施の形態では、支持器11の位置計測誤差や注目部位のポインティング誤差が、実径計測の誤差に影響を与えるが、支持器位置計測誤差±1mm、ポインティング誤差1pixelを影響に含めても、実計測許容誤差0.1mm以内をキープすることができる。
【0044】
次に、本発明の第4の実施の形態について、図10、図11を参照して説明する。なお、本実施の形態のシステムブロック図は、図1と同様であるものとする。また、図10は本実施の形態の考え方を説明する説明図であり、図11は同じく動作プロセスを説明するフローチャートである。そしてこれらの図において、図1ないし図9と同一部分には同一符号を付して示してあるので、その部分の説明は省略する。
第4の実施の形態は、X線管12として、ステレオ撮影用のX線管12Aを用いるものである。なお、ステレオ撮影用のX線管12Aは、管球内部に所定の間隔をおいて2つのX線焦点12A1、12A2を有し、この2つのX線焦点12A1、12A2から交互にX線を照射してX線撮影を行うものをステレオ撮影と称している。そして、第1のX線焦点12A1からX線を照射して得られた画像を左側像、続いて第2のX線焦点12A2からX線を照射して得られた画像を右側像として、これら2枚の画像を同時に観察すると、視差によって立体的な画像を観察することができる。
【0045】
そこで、本発明の第4の実施の形態は、支持器11や支持アーム14および寝台天板21などを動かすことなく、2つのX線焦点12A1、12A2によってX線の照射方向が微妙に異なる2枚の画像を得ることにより、その2枚の画像を使って画像のピクセルサイズを求めようとするものである。よって、考え方としては、第3の実施の形態における支持器11を、2つのX線焦点間の距離Sだけ移動させるものと捉えてもよく、この場合、2つのX線焦点間の距離Sは既知である。
そこでユーザは、ステップ71として、支持器11や寝台天板21を固定した状態で、当該血管に造影剤を注入しつつ、予め設定した収集レートでステレオX線動画撮影を行い、狭窄血管など注目部位の画像データを収集する。ここで収集された画像は、A/D変換器31にてデジテル信号に変換された後、左側像と右側像の2枚を一組として、画像メモリ32に格納される。
次に、ステップ72として、収集したステレオX線動画像の中から、1組のステレオ画像を選んで、その左側像を表示器40に静止画表示させ、左側像について画像上で、血管径を実測したい注目部位上の目印にし易い箇所を1点ポインティングする(ステップ73)。そして、ステップ74として、左側像のポインティングされた位置をAとし、その座標A(xA,yA)を認識する。続いて、ステップ75として、先に選択された1組のステレオ画像の右側像を表示器40に静止画表示させる。この右側像について画像上で、左側像と同様の注目部位を1点ポインティングする(ステップ76)。そして、ステップ77として、この右側像のポインティングされた位置をA’とし、その座標A’(xA’,yA’)を認識する。
【0046】
ここで、異なる焦点位置をもつステレオ撮影用のX線管12Aを用いて撮影した、左側像と右側像との2枚の画像上では、注目部位Bの表示位置AとA’は座標的にずれることになる。本実施の形態では、このことを利用して、画像のピクセルサイズを算出するので、次に、その方法を図10を参照して説明する。
すなわち、A−A’間の距離をl(pixel)とすると、この距離l(pixel)は、第1ないし第3の実施の形態と同様に、(1)式から求められるので、ステップ78として(1)式を演算する。そして、二次元X線検出器13面上の既知のピクセルサイズをD(mm/pixel)、ステレオ撮影用X線管12Aの焦点間の距離をS(mm)とすると、画像のピクセルサイズp(mm/pixe)は、(8)式のとおりとなる。よってステップ79として、(8)式を演算する。
【0047】
【数7】
【0048】
なお、その後の、注目部位Bの血管径を求めるためのポインティングの仕方や演算方法は、ステップ80からステップ83のとおりであり、これは、前述の各実施の形態におけるステップ20からステップ23(またはステップ40からステップ43、あるいはステップ60からステップ63)と同様なので、その説明は省略する。
このように、本実施の形態においても、第1、第2、第3の実施の形態と同様の効果を奏する。また、本実施の形態では、注目部位のポインティング誤差が、実径計測の誤差に影響を与えるが、ポインティング誤差1pixelを影響に含めても、実計測許容誤差0.1mm以内をキープすることができる。
【0049】
次に、本発明の第5の実施の形態について、図12ないし図14を参照して説明する。これらの図において、図1ないし図11と同一部分には同一符号を付して示してあるので、その部分の説明は省略する。
第5の実施の形態は、第1ないし第4の実施の形態として説明してきた、同一注目部位を撮影した2枚の画像を基にして画像のピクセルサイズpを求めたり、そのピクセルサイズによって2点間の距離を計測するものにおいて、より精度を向上させようとするものである。そのため、撮影時に収集する支持アーム14の傾斜角度、または天板21の位置、或いは支持器11の位置などの情報の他に、被検体の心電位相に関する情報も取り込むようにして、ピクセルサイズを求めるための2枚の画像を選択する際に、被検体の心電位相が同一か略同じ画像を選択するようにしたものである。なお、心電図波形は、よく知られているように、心臓の拍動に伴ない通常図13に示すような周期的な変化を示すものであり、特徴的な波形を示す各部位に、それぞれP、Q、R、S、Tのような名称が付されている。
【0050】
そこで、先に、図1ないし図4を参照して第1の実施の形態として説明したX線画像撮影装置に、この第5の実施の形態を適用した場合について説明するものとする。
図12は、本実施の形態を説明するために示したX線画像撮影装置の要部のシステムブロック図であり、図1、図5に示したシステムブロック図に対して、例えば心電計のような心電位相計測器51と、被検体Pに取付ける心電位相計測用の電極52と、心電位相計測器用インターフェイス53が追設されている。その他の構成は、図1、図5に示したものと同様である。
さて、撮影装置10によって撮影された各フレームの画像は、画像メモリ32に格納されるとともに、各フレームの画像の収集に同期して支持アーム14の傾斜角度の情報が、システムメモリ35の各フレームと傾斜角度の対応付けを行うテーブルに格納される。同時に、各フレームの画像を収集したときの心電位相が心電位相計測器51によって計測され、この心電位相に関する情報が、心電位相計測器用インターフェイス53を介して取り込まれ、先のシステムメモリ35上の各フレームと傾斜角度の対応付けを行うテーブルに格納される。このテーブルの内容は、例えば表4のようになり、このテーブルをフレーム/傾斜角度/心電位相対応テーブルと称する。
【0051】
【表4】
【0052】
なお、表4のテーブルは、表1に示したテーブルに心電位相に関する情報が追加されたものとなる。
次に、この実施の形態において、注目血管Bの実径を求めるためのプロセスについて、図14に示したフローチャートに沿って説明する。なお、この実施の形態を第1の実施の形態に適用した場合について説明しているので、図14は図2のフローチャートに類似したものとなっている。
さて、この実施の形態では、ステップ111として、被検体Pの心電位相θ’を取り込みながら、かつ、血管に造影剤を注入しつつ、支持アーム14を一定の速度で傾斜させながら、予め設定した収集レートで連続的にX線動画撮影を行い、画像データを収集する。次に、ステップ112、ステップ113として、所望の1フレームの画像を選んで静止画表示させ、注目部位を1点(A点)ポインティングする。この動作は、第1の実施の形態でのステップ12、ステップ13と同じである。
【0053】
次にステップ114として、A点の座標と、このフレームの画像を得たときの心電位相θ’Aおよび支持アーム14の傾斜角度θAを、システムメモリ35の各フレームと傾斜角度および心電位相の対応付けを行うフレーム/傾斜角度/心電位相対応テーブルから認識する。そしてステップ115へ進み、先のステップ112のときとは異なるもう1フレームの画像を選んで静止画表示させる。ただしこのとき、もう1フレームの画像として、ステップ112で選択した画像の心電位相θ’と同一かもしくは略同じ位相の画像を選択するものとする。この心電位相が同一か略同じフレームの画像かどうかは、システムメモリ35上のフレーム/傾斜角度/心電位相対応テーブルから認識することができる。
そして、ステップ116として、選択したフレームの画像に対して注目部位A’点をポインティングする。以下、ステップ117以降ステップ119までの画像のピクセルサイズpの求め方や、さらに、ステップ120ないしステップ123による狭窄血管の実径Xの求め方は、第1の実施の形態でのステップ17ないしステップ23と同様である。
【0054】
このように、本実施の形態によれば、対象部位が心血管のように、心臓の拍動に伴ない周期的に形状あるいは位置が変化する場合であっても、高い精度で画像のピクセルサイズpを求めることができる。よって、高精度での距離計測が可能となり、狭窄血管の実径Xも高精度で求めることができる。
なお、心電位相に関する情報を収集しながら連続的に撮影した画像の中から、心電位相が同一かそれに近い2枚の画像を選択することに代えて、1枚目の画像を例えば心電位相で最も高いピークを示すR波に同期させて撮影し、2枚目の画像も、支持アームの角度や寝台天板の位置を変えた後で、同じく、心電位相のR波に同期させて撮影するようにしてもよい。このようにすると、確実に心電位相の同期した角度や位置の異なる2枚の画像を得ることができ、第5の実施の形態の効果をより高めることができる。
また、心電位相の異なる2画像を用いた場合でも、心臓の拍動による血管の移動量を加味することによって、一方の画像の血管の位置を、他方の画像の心電位相で収集されたものと同様になるように補正すれば、上記と同様の方法で画像のピクセルサイズを求めることができる。
【0055】
本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、種々の態様で実施することができる。例えば、二次元X線検出器13としては、微弱なX線照射によって得られる被検体Pなどの透過像を、明るい光学像として出力するI.I.が一般的に用いられるが、これに代えて、例えば、蛍光板と半導体光センサとが光学的に結合された積層体から成る、複数のX線画像検出器をマトリックス状に配置したもので構成してもよい。
また、支持器11は床に設置されるものとして説明したが、これは、天井から吊られる形式のものでもよく、支持アーム14の形状も、C字状に限らず、Ω字状あるいはU字状など種々の形状であってよい。
さらに、複数枚の画像を得る際に、支持アーム14の傾斜角度を変えながら撮影したり、寝台天板21の位置を移動させながら撮影したり、さらには、支持器11の位置を移動させながら撮影するものと説明した。しかしこれらは、必ずしも、連続的に回転または移動させながら撮影することを意味したものではない。
すなわち、注目部位に対して角度または位置などの異なった方向から、少なくとも2枚の画像が得られればよいので、支持アーム14、寝台天板21、支持器11などを、角度または位置の異なる状態に静止させてそれぞれ撮影してもよいことは言うまでもない。
【0056】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、I.I.歪みの影響を排除して、画像のピクセルサイズを精度よく求めることができ、これにより画像上の2点間の距離を高精度に計測することができる。以って、狭窄血管を拡張させるような術式において、適切な大きさのバルーンやステントを選択することができ、安全、確実な術式の遂行にも寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るX線画像撮影装置の要部を示したシステムブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態のプロセスを説明するフローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施の形態の考え方を説明するための説明図である。
【図4】血管の狭窄部の径を計測する場合を説明するための説明図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るX線画像撮影装置の要部を示したシステムブロック図である。
【図6】第2の実施の形態のプロセスを説明するフローチャートである。
【図7】第2の実施の形態の考え方を説明するための説明図である。
【図8】第3の実施の形態の考え方を説明するための説明図である。
【図9】第3の実施の形態のプロセスを説明するフローチャートである。
【図10】第4の実施の形態の考え方を説明するための説明図である。
【図11】第4の実施の形態のプロセスを説明するフローチャートである。
【図12】本発明の第5の実施の形態に係るX線画像撮影装置の要部を示したシステムブロック図である。
【図13】心電位相についての説明図である。
【図14】第5の実施の形態のプロセスを説明するフローチャートである。
【図15】従来の血管径の計測のプロセスを説明するフローチャートである。
【符号の説明】
10 撮影装置
11 支持器
12 X線管
13 二次元X線検出器
14 支持アーム
20 寝台
21 寝台天板
30 システム制御器
32 画像メモリ
33 制御バス
34 CPU
35 システムメモリ
38 入力装置
40 表示器[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a radiographic image capturing apparatus, and more particularly to a radiographic image capturing apparatus capable of accurately determining a pixel size of an image captured by a radiographic image capturing apparatus, a method for determining a pixel size on an image, and a distance measuring method. .
[0002]
[Prior art]
Cardiovascular and cerebrovascular stenosis is one of the causes of myocardial infarction in which the myocardium falls into ischemic necrosis due to coronary artery circulation failure or cerebral infarction in which a part of the brain in the perfusion region falls into necrosis due to cerebral artery blood circulation failure There is. As a technique for this stenosis, a method of inflating a balloon inserted through a catheter into a stenosis site of a blood vessel and expanding it, or a method of placing a stent in a blood vessel in order to maintain the expanded state of the stenosis site, etc. is adopted.
Usually, as a process for performing this surgical procedure, first, a catheter is inserted from, for example, a femoral artery of a subject, and the catheter is advanced to a stenosis site along a guide wire under fluoroscopy. Next, the diameter of the stenotic blood vessel is measured on the X-ray image, and the size of the balloon or stent to be passed through the stenosis is selected. Thereafter, the selected balloon or stent is advanced to the stenosis site to perform the surgical procedure.
By the way, the diameter of the stenotic blood vessel is measured by actually measuring the blood vessel displayed on the image. An example of the process will be described with reference to the flowchart of FIG.
As
[0003]
Next, the process proceeds to step 5 where both walls of the blood vessel of the stenosis portion depicted in the previously taken X-ray image are pointed, and then in step 6, the length (diameter) between them is measured by the pixel length. The result is k (pixel). In step 7, the measurement result k (pixel) is multiplied by the pixel size Φ / d (mm / pixel) obtained in step 4. Thus, the actual diameter K = kΦ / d (mm) of the stenotic blood vessel is obtained.
In this way, using an object with a known length displayed on the image, the pixel size for calibration of the image is obtained, and using the calibration value, the width, thickness of the object actually measured on the image, Actual dimensions such as length were obtained.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, the process of measuring the actual blood vessel measurement value as described above has the following problems.
In other words, the above-described method is based on the premise that the catheter used for calibration and the blood vessel to be measured are at the same depth in the depth direction, that is, in the direction perpendicular to the image. However, in practice, the catheter and the blood vessel to be measured are not always at the same depth. If there is a displacement in the depth direction, a calibration error occurs. In practice, it has been found that calibration errors increase when using a catheter inserted from the radial artery.
Further, the diameter of the catheter used for calibration of the pixel size is about several pixels even if it is thick on the image, and an error is likely to occur in the pointing of the both walls of the catheter performed as step 2, and this error greatly increases the calibration error. Was supposed to be affected. Further, even if the same image is obtained due to the influence of distortion exhibited by an image intensifier (hereinafter abbreviated as II) as a two-dimensional X-ray detector provided in the X-ray imaging apparatus, The pixel size may be slightly different depending on the position on the image. I. Depending on the size of the image, the pixel size may differ by a few percent between the center and the edge of the image. For this reason, if the position of the catheter used for calibration of the pixel size and the position of the stenotic blood vessel for which the actual diameter is to be measured are shifted on the image, this is a factor that increases the calibration error.
[0005]
As a result of such a calibration error, the actual distance measurement allowable error is generally within 0.1 mm, whereas the actual measurement error may exceed 0.2 mm. The reliability of the measurement was reduced. Therefore, due to the calibration error of the pixel size of this image, it is impossible to measure the blood vessel diameter with high accuracy, which hinders the selection of the diameter of the balloon or stent to be passed through the stenosis portion of the blood vessel. Accordingly, the selection of the diameter of the balloon or stent relies on the surgeon's eyesight and experience, which has been a heavy burden on the surgeon performing the procedure for cardiovascular and cerebrovascular stenosis.
The present invention has been made in order to solve the problem of the process of measuring the actual measurement value by measuring the distance of the site of interest such as the diameter of the blood vessel on the image and enabling the calibration of the pixel size with higher accuracy. It is.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, the invention according to
[0009]
The invention according to claim 8 is a first step of obtaining image data of at least two frames from different positions or directions for the same subject, and two frames obtained by the first step. The second step of displaying an image and the same attention site drawn for each image displayed in the second step Respectively A third step of designating, a fourth step of recording the coordinates of the same site of interest in the two-frame image designated by the third step, and the same site of interest recorded by the fourth step The fifth step of calculating the distance between the same sites of interest from the coordinates of the same, and the first step, the position or direction of the subject to be changed in order to obtain different image data Attention site is On each image From the sixth step for obtaining the amount of movement that has been moved, and the seventh step for obtaining the pixel size of the image from the value obtained in the sixth step and the value obtained in the fifth step It is characterized by comprising.
According to the ninth aspect of the present invention, there is provided image acquisition means for obtaining an image of a subject from a desired position or direction, image display means for displaying an image obtained by the image acquisition means, and display by the image display means. 9. A distance measuring means for measuring a distance between two desired points on the obtained image, and a pixel size on the image obtained by the method according to claim 8 to a distance between the two points measured by the distance measuring means. And an arithmetic means for multiplying by.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, various embodiments of the present invention will be described in detail with reference to FIGS. In these drawings, the same portions are denoted by the same reference numerals.
First, a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
FIG. 1 shows a system block diagram of a main part of a radiographic imaging apparatus (for example, an X-ray imaging apparatus) that implements the present invention. As shown in FIG. 1, an X-ray imaging apparatus that captures a two-dimensional X-ray image of a subject P is rotatably supported by a
[0011]
In addition, the X-ray imaging apparatus receives a signal from the
Now, the
[0012]
Next, the operation of the X-ray imaging apparatus configured as described above will be described.
Since the
In the case of moving image shooting, images are continuously collected and stored in the
[0013]
Therefore, when performing dilatation of a stenosis part of a blood vessel, it is necessary to measure the blood vessel diameter of the stenosis part by taking a moving picture of a blood flow situation or the like with the X-ray imaging apparatus. The process will be described along the flowchart of FIG. 2 with reference to FIG. 3 for explaining the concept of the present embodiment.
First, as
[0014]
Next, in
The contents of this frame / tilt angle correspondence table are shown in Table 1, for example.
[0015]
[Table 1]
[0016]
Further, as
Here, the meaning of performing pointing on two images taken by tilting the
That is, the image selected in
[0017]
Here, if the region of interest B is at the center of rotation C when the
The pixel size of the image can be calculated using this display shift. Next, the coordinates of the pointing points of the two images and the inclination angle of the
[0018]
Here, as shown in FIG.
The distance from the
The distance from the
And
The known pixel size on the surface of the two-
[0019]
[Expression 1]
[0020]
Further, assuming that the imaging angle difference between the two images, that is, the difference in the inclination angle of the
[0021]
[Expression 2]
[0022]
Here, if the pixel size of the image is p (mm / pixel), the pixel size p of the image is as shown in equation (3). Thereby, the pixel size of the image in which the target blood vessel is displayed can be calibrated.
[0023]
[Equation 3]
[0024]
Based on these facts, the process of measuring the blood vessel diameter at the stenotic site will be described with reference to the flowchart of FIG.
That is, as step 18, the coordinates A (x A , Y A ) And coordinates A ′ (x A ' , Y A ' ) And the inclination angle θ of the
[0025]
[Expression 4]
[0026]
Therefore, as shown in the equation (5), in step 23, the value of the pixel size p (mm / pixel) of the image is multiplied by the diameter L (pixel) of the stenosis portion of the blood vessel B obtained with a known pixel length. Thus, the actual diameter X (mm) of the narrowed portion is obtained.
X = p · L (5)
[0027]
As described above, according to the present invention, since the pixel size of the image is obtained using the target region itself on the image, the calibration object (for example, the catheter) and the target region are the same in the depth direction. It is no longer necessary to consider errors due to the assumption of In the present invention, the measurement error of the imaging angle and the pointing error of the target part affect the error of the actual diameter measurement. However, the imaging angle measurement error ± 1 degree and the
[0028]
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. Here, in FIGS. 5 to 7, the same parts as those in FIGS. 1 to 3 are denoted by the same reference numerals, and description thereof is omitted.
FIG. 5 is a system block diagram of the main part of the X-ray imaging apparatus shown for explaining the present embodiment. A
In the second embodiment shown in FIG. 5, a plurality of images are taken by placing the
Then, the position coordinate information of the couch top 21 from the
[0029]
[Table 2]
[0030]
Here, in the second embodiment, a process when measuring the blood vessel diameter of the stenosis site will be described along the flowchart of FIG. 6 with reference to the explanatory diagram of FIG.
First, in
Next, in
[0031]
Further, as
Here, since the two images were taken by changing the horizontal position of the
[0032]
In the present embodiment, this is used to calculate the pixel size of the image on which the blood vessel of interest is displayed and to obtain the actual diameter of the blood vessel of interest. Next, the method will be described. .
Here, the coordinates of the pointing points AA ′ of the two images, that is, the coordinates A (x A , Y A ) And coordinates A ′ (x A ' , Y A ' ) Is 1 (pixel), the
[0033]
[Equation 5]
[0034]
Further, the movement distance F (mm) of the
[0035]
[Formula 6]
[0036]
Here, the distance between the pointing points AA ′ is obtained by expanding the moving distance F of the
p = F / l (7)
[0037]
Therefore, the pixel size p (mm / pixel) of the image is obtained by calculating Expressions (1) and (6) as Step 38 and calculating Expression (7) as Step 39. After that, the pointing method and calculation method for obtaining the blood vessel diameter of the region of interest B are as in
Thus, also in this embodiment, there are the same effects as in the first embodiment. Further, in the present embodiment, the measurement error of the couch top plate position and the pointing error of the target part affect the error of the actual diameter measurement, but the couch top plate position measurement error ± 1 mm and the
[0038]
Next, a third embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
8 is an explanatory diagram for explaining the concept of the present embodiment, FIG. 9 is a flowchart for explaining the operation process, and the system block diagram of the present embodiment is the same as FIG. Further, in FIG. 8, the same parts as those in FIGS. 1 to 7 are denoted by the same reference numerals, and description thereof is omitted.
In the third embodiment, the
The positional information transmitted in accordance with the movement of the
[0039]
[Table 3]
[0040]
Here, as a
Next, in
[0041]
Further, as step 55, another frame image different from the
Here, in the two images, the position of the
[0042]
Therefore, even if the same region of interest is pointed on each image, an interval l as shown in FIG. 8 exists between the pointing point A of the first image and the pointing point A ′ of the second image. As a result, even if the pointing points A and A ′ are the same point on the image, it is understood that the coordinates are shifted.
In the present embodiment, this is used to calculate the pixel size of the image on which the blood vessel of interest is displayed, and to obtain the actual diameter of the blood vessel of interest. As in the case of the embodiment, in step 58, the coordinates of the pointing points of the two images, the coordinates A (x A , Y A ) And coordinates A ′ (x A ' , Y A ' ) Is obtained, and the movement distance F (mm) of the
[0043]
Here, the distance between the pointing points AA ′ is obtained by expanding the moving distance F of the
After that, the pointing method and the calculation method for obtaining the blood vessel diameter of the site of interest B are as shown in step 60 to step 63. This is from
Thus, also in this embodiment, the same effects as those of the first and second embodiments can be obtained. Further, in the present embodiment, the position measurement error of the
[0044]
Next, a fourth embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. Note that the system block diagram of the present embodiment is the same as FIG. FIG. 10 is an explanatory diagram for explaining the concept of the present embodiment, and FIG. 11 is a flowchart for explaining the operation process. In these drawings, the same parts as those in FIGS. 1 to 9 are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted.
In the fourth embodiment, an
[0045]
Therefore, in the fourth embodiment of the present invention, the X-ray irradiation direction is slightly different depending on the two X-ray focal points 12A1 and 12A2 without moving the
Accordingly, in step 71, the user performs stereo X-ray video shooting at a preset collection rate while injecting a contrast medium into the blood vessel with the
Next, in step 72, a set of stereo images is selected from the collected stereo X-ray moving images, and the left side image thereof is displayed on the
[0046]
Here, on the two images of the left side image and the right side image captured using the
That is, assuming that the distance between AA ′ is l (pixel), this distance l (pixel) is obtained from the equation (1) as in the first to third embodiments. (1) The equation is calculated. If the known pixel size on the surface of the two-
[0047]
[Expression 7]
[0048]
The subsequent pointing method and calculation method for obtaining the blood vessel diameter of the site of interest B are as shown in steps 80 to 83, which are the same as
Thus, also in this embodiment, the same effects as those of the first, second, and third embodiments can be obtained. Further, in this embodiment, the pointing error of the target region affects the error of the actual diameter measurement. However, even if the
[0049]
Next, a fifth embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. In these drawings, the same parts as those in FIGS. 1 to 11 are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted.
In the fifth embodiment, the pixel size p of the image is obtained based on the two images obtained by photographing the same region of interest as described in the first to fourth embodiments, or 2 depending on the pixel size. In the measurement of the distance between points, the accuracy is to be improved. Therefore, in addition to information such as the inclination angle of the
[0050]
Therefore, the case where the fifth embodiment is applied to the X-ray imaging apparatus described as the first embodiment with reference to FIGS. 1 to 4 will be described first.
FIG. 12 is a system block diagram of a main part of the X-ray imaging apparatus shown for explaining the present embodiment. For example, an electrocardiograph is compared with the system block diagrams shown in FIGS. Such an electrocardiographic
Now, the images of each frame photographed by the photographing
[0051]
[Table 4]
[0052]
The table in Table 4 is obtained by adding information on the electrocardiographic phase to the table shown in Table 1.
Next, in this embodiment, a process for obtaining the actual diameter of the target blood vessel B will be described with reference to the flowchart shown in FIG. Since this embodiment is applied to the first embodiment, FIG. 14 is similar to the flowchart of FIG.
Now, in this embodiment, as step 111, it is set in advance while tilting the
[0053]
Next, in step 114, the coordinates of point A and the electrocardiographic phase θ ′ when the image of this frame is obtained. A And the inclination angle θ of the
In step 116, the point of interest A ′ is pointed to the image of the selected frame. Hereinafter, the method for obtaining the pixel size p of the image from step 117 to step 119 and the method for obtaining the actual diameter X of the stenotic blood vessel in steps 120 to 123 are described in
[0054]
As described above, according to the present embodiment, even when the target part is a cardiovascular, and the shape or position changes periodically with the heart beat, the pixel size of the image is highly accurate. p can be obtained. Therefore, distance measurement with high accuracy is possible, and the actual diameter X of the stenotic blood vessel can be obtained with high accuracy.
In addition, instead of selecting two images having the same or close electrocardiographic phase from images continuously captured while collecting information on the electrocardiographic phase, the first image is, for example, an electrocardiogram. The second image is also synchronized with the R wave of the electrocardiographic phase after changing the angle of the support arm and the position of the couch top. You may make it take a picture. In this way, it is possible to reliably obtain two images with different angles and positions in which the electrocardiographic phases are synchronized, and the effect of the fifth embodiment can be further enhanced.
In addition, even when two images with different electrocardiographic phases are used, the position of the blood vessel of one image is collected in the electrocardiographic phase of the other image by taking into account the amount of movement of the blood vessel due to the pulsation of the heart. If the correction is made to be similar to the above, the pixel size of the image can be obtained by the same method as described above.
[0055]
The present invention is not limited to the above-described embodiment, and can be implemented in various modes. For example, the two-
Moreover, although the
Furthermore, when obtaining a plurality of images, shooting is performed while changing the tilt angle of the
That is, it is sufficient that at least two images are obtained from different directions such as an angle or a position with respect to the target region. Needless to say, it is possible to shoot still images.
[0056]
【The invention's effect】
As described in detail above, according to the present invention, I.I. I. The influence of distortion can be eliminated, and the pixel size of the image can be obtained with high accuracy, whereby the distance between two points on the image can be measured with high accuracy. Therefore, in a technique for expanding a stenotic blood vessel, it is possible to select a balloon or a stent of an appropriate size, and it is possible to contribute to the performance of a safe and reliable technique.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a system block diagram showing a main part of an X-ray imaging apparatus according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a flowchart illustrating a process according to the first embodiment of this invention.
FIG. 3 is an explanatory diagram for explaining the concept of the first embodiment of the present invention;
FIG. 4 is an explanatory diagram for explaining a case where the diameter of a stenosis portion of a blood vessel is measured.
FIG. 5 is a system block diagram showing a main part of an X-ray imaging apparatus according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a flowchart illustrating a process according to the second embodiment.
FIG. 7 is an explanatory diagram for explaining the concept of the second embodiment;
FIG. 8 is an explanatory diagram for explaining the concept of the third embodiment;
FIG. 9 is a flowchart for explaining a process according to the third embodiment;
FIG. 10 is an explanatory diagram for explaining the concept of the fourth embodiment;
FIG. 11 is a flowchart illustrating a process according to the fourth embodiment.
FIG. 12 is a system block diagram showing a main part of an X-ray imaging apparatus according to a fifth embodiment of the present invention.
FIG. 13 is an explanatory diagram of an electrocardiographic phase.
FIG. 14 is a flowchart for explaining a process of the fifth embodiment;
FIG. 15 is a flowchart illustrating a conventional blood vessel diameter measurement process.
[Explanation of symbols]
10 Shooting device
11 Supporter
12 X-ray tube
13 Two-dimensional X-ray detector
14 Support arm
20 sleeper
21 Sleeper top plate
30 System controller
32 Image memory
33 Control bus
34 CPU
35 System memory
38 Input device
40 indicator
Claims (9)
前記被検体に対して互いに異なった方向または位置から少なくとも2枚の放射線画像を得る撮影手段と、
この撮影手段で撮影したときの各方向情報を検出する方向情報検出手段と、
前記撮影手段で得られた少なくとも2枚の放射線画像に対してそれぞれ同一注目部位を指定する部位指定手段と、
この部位指定手段で各々の放射線画像に対し指定された同一注目部位間の位置座標ズレ量および前記方向情報検出手段で検出した各方向情報とに基づいて、画像のピクセルサイズを求める手段と、
を具備し、この求められたピクセルサイズを放射線画像が表示されるモニタ上での計測に供することを特徴とする放射線画像撮影装置。A bed top plate on which the subject is placed, a radiation source and a two-dimensional radiation detector arranged so as to face each other with the bed top plate interposed therebetween, and a supporter that supports the radiation source and the two-dimensional radiation detector In a radiographic imaging device comprising:
Imaging means for obtaining at least two radiation images from different directions or positions with respect to the subject;
Direction information detecting means for detecting each direction information when imaged by the imaging means;
Site designation means for designating the same site of interest for at least two radiographic images obtained by the imaging means;
Means for determining the pixel size of the image based on the positional coordinate shift amount between the same target parts designated for each radiation image by the part designation means and each direction information detected by the direction information detection means;
A radiographic imaging apparatus characterized in that the obtained pixel size is used for measurement on a monitor on which a radiographic image is displayed.
前記撮影手段によって得る前記2枚の放射線画像または前記ステレオ放射線画像は、前記心電位相検知手段によって検知された略同一位相時のものであることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の放射線画像撮影装置。Having electrocardiographic phase detection means for detecting the electrocardiographic phase of the subject;
6. The two radiographic images or the stereo radiographic images obtained by the imaging unit are at substantially the same phase detected by the electrocardiographic phase detection unit. The radiographic imaging apparatus of Claim 1.
前記撮影手段によって前記2枚の放射線画像または前記ステレオ放射線画像を任意の心電位相で収集して、そのうち、一方の放射線画像またはステレオ放射線画像の血管位置を、他方の放射線画像またはステレオ放射線画像を収集したときの心電位相における血管位置に一致するように補正することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の放射線画像撮影装置。Having electrocardiographic phase detection means for detecting the electrocardiographic phase of the subject;
The two radiographic images or the stereo radiographic images are collected in an arbitrary electrocardiographic phase by the imaging means, and the blood vessel position of one radiographic image or stereoradial image is collected, and the other radiographic image or stereo radiographic image is obtained. 6. The radiographic image capturing apparatus according to claim 1, wherein correction is performed so as to coincide with a blood vessel position in the electrocardiographic phase at the time of collection.
この第1の工程によって得た2フレームの画像を表示する第2の工程と、
この第2の工程によって表示された各画像に対して、描出されている同一注目部位をそれぞれ指定する第3の工程と、
この第3の工程によって指定された2フレームの画像における同一注目部位の座標をそれぞれ記録する第4の工程と、
この第4の工程によって記録された前記同一注目部位の座標から、前記同一注目部位間の距離を演算する第5の工程と、
前記第1の工程によって、異なる画像データを得るために位置または方向を変えたことに伴って、前記被検体の同一注目部位がそれぞれの画像上で移動することになった移動量を求める第6の工程と、
この第6の工程で求めた値と前記第5の工程で求めた値とから、画像のピクセルサイズを求める第7の工程とから成ることを特徴とする画像上のピクセルサイズを求める方法。A first step of obtaining image data of at least two frames from different positions or directions for the same subject;
A second step of displaying a two-frame image obtained by the first step;
For this second respective images displayed by step, a third step of specifying the same target site being rendered respectively,
A fourth step of recording the coordinates of the same region of interest in the two-frame image designated by the third step;
A fifth step of calculating a distance between the same sites of interest from the coordinates of the same sites of interest recorded in the fourth step;
The sixth step is to obtain a movement amount by which the same region of interest of the subject has moved on each image as the position or direction is changed in order to obtain different image data in the first step. And the process of
A method for obtaining a pixel size on an image, comprising a seventh step of obtaining a pixel size of the image from the value obtained in the sixth step and the value obtained in the fifth step.
この画像取得手段によって得た画像を表示する画像表示手段と、
この画像表示手段によって表示された画像上の所望の2点間の距離を計測する距離計測手段と、
この距離計測手段によって計測した2点間の距離に、前記請求項8に記載の方法で求めた画像上のピクセルサイズを乗じる演算手段とを具備することを特徴とする距離計測装置。Image acquisition means for obtaining an image of a subject from a desired position or direction;
Image display means for displaying an image obtained by the image acquisition means;
Distance measuring means for measuring a distance between two desired points on the image displayed by the image display means;
9. A distance measuring apparatus comprising: a calculating means for multiplying a distance between two points measured by the distance measuring means by a pixel size on an image obtained by the method according to claim 8.
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