JP4653341B2

JP4653341B2 - Home therapy patient support system

Info

Publication number: JP4653341B2
Application number: JP2001166971A
Authority: JP
Inventors: 剛長井
Original assignee: Teijin Ltd
Current assignee: Teijin Ltd
Priority date: 2001-06-01
Filing date: 2001-06-01
Publication date: 2011-03-16
Anticipated expiration: 2021-06-01
Also published as: JP2002358366A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、在宅療法を実施している在宅療法患者を支援する在宅療法患者支援システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
肺結核後遺症や慢性呼吸不全のような肺疾患などの慢性疾患を有する患者に対する在宅療法が知られている。例えば、在宅酸素療法は、高度慢性呼吸不全や肺高血圧症のような呼吸器疾患の患者に対して、酸素を供給するための酸素濃縮装置を患者の自宅に配置し、医師の処方に従って、患者が自宅で酸素を吸入しながら治療を行う。また、在宅人工呼吸療法、すなわち呼吸を補助するＮＩＰＰＶ療法（鼻マスクを介して２段階の陽圧をかけ、換気を補助する人工呼吸療法）のための人工呼吸器も開発されており、自力での呼吸が困難な患者に対して、人工呼吸器を装着させることで、自宅での療養が可能となる。
【０００３】
このように、在宅療法は、酸素濃縮装置や人工呼吸器のような在宅医療機器を患者の自宅に設置することで、患者にとっては、入院することなく、慣れた環境で生活しながら治療を行うことできるようになり、患者のＱＯＬ(Quality of Life)の向上に大きく貢献する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、在宅療法患者が、病院を退院して在宅療法を開始した後、その症状が悪化し、再び、入院してしまう場合がある。再入院した患者は、入院治療を所定期間行い、在宅療法に戻れる程度に症状が回復した場合は、再度退院し、在宅療法に戻る。なかには、入退院を繰り返す患者もおり、患者が、できるだけ再入院せずに、長期間にわたって在宅療法を継続できるようにすることが望まれている。
【０００５】
そこで、本発明の目的は、在宅療法患者が、できるだけ再入院せずに、在宅で治療を続けられるようにすることを支援するための在宅療法患者支援システムを提供することにある。
【０００６】
上記目的を達成するための本発明の在宅療法患者支援システムは，在宅療法を実施している在宅療法患者を支援する在宅療法患者支援システムにおいて，複数の在宅療法患者それぞれについての在宅療法開始日，入院日及び退院日を含む入退院履歴データを格納する格納手段と，前記格納手段から前記入退院履歴データを読み出し，前記複数の在宅療法患者それぞれについて，在宅療法開始日から現在までの日数と，入院日から退院日までの入院日数とに基づいて，在宅療法を開始してから入院せずに在宅療法を行っている期間の割合を表す在宅率を算出する算出手段と，前記複数の在宅療法患者のうち，所定値より低い在宅率の患者を選択する選択手段とを備えることを特徴とする。
【０００７】
上記構成により、在宅療法患者の在宅率を求めることで、各患者の再入院状況が客観的に把握することができるようになり、在宅率の比較的低く、在宅率の向上が必要な患者、すなわち再入院期間が比較的長い、または再入院回数が比較的多い患者を容易に抽出することができるようになる。
【０００８】
好ましくは、選択された患者のうち、当該各患者の疾患に基づいて、さらに、在宅療法の組み合わせが可能な患者が選択されてもよい。または、選択された患者のうち、さらに、当該各患者のコンプライアンスの程度に基づいて、コンプライアンスの指導が必要な患者が選択されてもよい。
【０００９】
このように、在宅率の比較的低い患者を選択し、さらに、選択された患者に対して、在宅療法の組み合わせや、コンプライアンス指導などのできるだけ再入院に至らないような（在宅率が向上するような）方策を施すことで、患者の再入院を未然に防ぎ、在宅率の向上、ひいては患者のＱＯＬ向上を図ることができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。しかしながら、本発明の技術的範囲が、本実施の形態に限定されるものではない。
【００１１】
本発明の実施の形態では、在宅療法患者の在宅率を以下のように定義し、各患者の在宅率を利用した在宅療法患者支援システムを提供する。
【００１２】
【数１】

在宅率は、上記のように、在宅療法に移行した後、入院期間を除いて在宅療法を実際に行った日数の割合を表す指標である。在宅療法患者は、在宅療法を開始する前は、病院に入院しながら治療を行っており、その後、在宅療法が可能になる程度に症状が改善した場合に、病院を退院し、在宅療法に移行するのが一般的である。在宅療法開始後、例えば、患者の症状が悪化し、再入院しなければならなくなる場合がある。再入院後、症状が改善した場合は、退院し、在宅療法に復帰する。
【００１３】
このように、在宅療法を行っている在宅療法患者は、症状が悪化してくると、再入院する必要があるが、患者にとっては、在宅療法期間での症状の悪化を抑え、できるだけ再入院せずに、在宅療法によって治療を継続するにすることが望まれる。
【００１４】
図１は、本発明の実施の形態における在宅療法患者支援システムの構成例を示す図である。在宅療法患者支援システム１は、例えば、パーソナルコンピュータやサーバのようなコンピュータ装置で構成され、各患者の入退院履歴データ（在宅療法開始日、再入院日、再退院日、再々入院日…など）を保有し、入退院履歴データに基づいて、各患者に対する上記在宅率を求める。在宅率を求めることで、各患者の再入院状況が客観的に把握することができるようになり、在宅率の比較的低く、在宅率の向上が必要な患者、すなわち再入院期間が比較的長い、または再入院回数が比較的多い患者を容易に抽出することができるようになる。そして、在宅率の比較的低い患者を選択し、選択された患者に対して、できるだけ再入院に至らないような（在宅率が向上するような）方策を施すことで、患者の再入院を未然に防ぎ、患者のＱＯＬ(Quality of Life)向上を図ることができる。
【００１５】
在宅率を向上させるための方策は、本発明の実施の形態例として、（１）在宅療法の組み合わせ、（２）コンプライアンス（処方遵守）指導の強化である。
【００１６】
まず、（１）在宅療法の組み合わせについて説明する。
【００１７】
特定の疾患の患者に対して、複数の在宅療法を組み合わせることで、症状が改善することが知られている。在宅療法の種類として、在宅自己注射療法、在宅自己腹膜灌流療法、在宅血液透析療法、在宅酸素療法、在宅中心静脈栄養療法、在宅成分栄養経管栄養療法、在宅自己導尿療法、在宅人工呼吸療法、在宅持続陽圧呼吸療法、、在宅自己疼痛療法、在宅肺高血圧症療法などがあるが、例えば、肺結核後遺症の患者に対して、在宅酸素療法と在宅人工呼吸療法を組み合わせることで、患者の症状が改善することが知られている。従って、在宅酸素療法若しくは在宅人工呼吸療法のいずれか一方を実施している肺結核後遺症の患者において、その在宅率が比較的低い場合、現在実施している在宅療法に加えて、もう一方の在宅療法（在宅酸素療法を行っている患者の場合は在宅人工呼吸療法、在宅人工呼吸療法を行っている患者の場合は在宅酸素療法）を組み合わせることで、症状の改善が期待され、再入院の確率を低くすることが可能となる。
【００１８】
図２は、本発明の実施の形態における在宅療法患者支援システムの第一の処理フローチャートである。図２において、在宅療法患者支援システムは、上述したように、各患者の在宅率を求め（Ｓ１０）、さらに、在宅率が比較的低い所定値以下の患者を選択する（Ｓ１１）。
【００１９】
在宅療法患者支援システムは、各患者の疾患及び現在実施している在宅療法のデータ、さらには、特定の疾患に対して、症状の改善に効果のある在宅療法の組み合わせデータを格納する。
【００２０】
そして、在宅療法患者支援システムは、ステップＳ１１において、在宅率が所定値以下の低在宅率患者を選択すると、その低在宅率患者のうち、さらに、各患者の疾患に基づいて、在宅療法の組み合わせによって、疾患の症状の改善が期待できる患者を選択する（Ｓ１２）。さらに好ましくは、その疾患の症状の改善効果のある在宅療法を組み合わせデータに基づいて、その患者に必要な追加の在宅療法を決定する（Ｓ１３）。
【００２１】
こうして選択された患者に対して、複数の在宅療法を組み合わせて治療を実施させることで、在宅率の向上が期待できる。
【００２２】
なお、在宅療法の組み合わせは、肺結核後遺症に対する在宅酸素療法と在宅人工呼吸療法の組み合わせに限られず、他の疾患に対する他の在宅療法の組み合わせであってもよい。また、在宅療法の組み合わせは、２つに限られず、３つ以上の組み合わせであってもよい。
【００２３】
次に、（２）コンプライアンス指導について説明する。
【００２４】
在宅療法患者は、病院の処方に基づいて、在宅医療機器供給事業者（以下、単に事業者という）より、在宅療法機器をレンタルして使用している。事業者は、在宅療法機器をレンタルした後、アフタサービスとして、担当者が患者宅を定期的に訪問し、患者に在宅医療機器の使用方法を指導したり、患者が在宅医療機器を医者の処方通りに使用しているかどうか（コンプライアンス情報）を確認している。
【００２５】
事業者は、例えば、在宅酸素療法を行う患者に対して、病院からの指示に従って、酸素を供給するための酸素濃縮装置をレンタルし、その後の定期訪問により、処方通りの使用時間（酸素吸入時間）、使用量（酸素吸入量）が遵守されているかどうかを評価・確認する。確認は、患者に対して、口頭での質問により行ってもよいし、酸素濃縮装置内部で記録する装置稼働時間と酸素流量などの使用データを利用して行ってもよい。使用データは、酸素濃縮装置などの在宅医療機器のモニタ画面に表示されたり、所定の管理センタから通信を利用して在宅医療機器から読み出すようにしてもよい。
【００２６】
担当者は、訪問ごとに、処方が遵守されているかどうかのコンプライアンス情報を含む報告書を作成し、病院に届けるとともに、在宅療法患者支援システムにデータとして格納している。または、コンプライアンス情報のデータは、在宅療法患者支援システムが読み出し可能に接続されている別のデータベースに格納されていてもよい。コンプライアンス情報は、例えば、そのコンプライアンスの程度（レベル）が数値化されて記憶されている。
【００２７】
在宅率が比較的低く、且つコンプライアンスの程度も比較的低い在宅療法患者は、在宅医療機器を処方通りに使用していないために、症状の悪化を招きやすきなっている可能性が高く、処方を遵守させることで、症状の改善さらには在宅率の向上が期待できる。従って、このような患者に対しては、再度、コンプライアンス（処方遵守）の徹底を指導することが必要となる。コンプライアンスの指導は、事業者の担当者または病院の看護婦などにより、通常よりもきめ細かく且つていねいに在宅医療機器の使用方法を指導し、さらに、コンプライアンスの重要性を説明する。このように、各患者に対して、一律なアフタサービスではなく、在宅率が比較的低い患者のうち、特にコンプライアンスの程度が低い患者には、重点的にコンプライアンス指導を行うことで、効率的且つ効果の高いアフタサービスを行うことができる。
【００２８】
図３は、本発明の実施の形態における在宅療法患者支援システムの第二の処理フローチャートである。図３において、在宅療法支援システムは、図２の処理同様に、各患者の在宅率を求め（Ｓ２０）、さらに、在宅率が比較的低い所定値以下の患者を選択する（Ｓ２１）。
【００２９】
そして、在宅療法患者支援システムは、ステップＳ２１において、在宅率が所定値以下の低在宅率患者を選択すると、その低在宅率患者のうち、コンプライアンス情報を利用して、コンプライアンスの程度（レベル）が所定レベル以下の患者を選択する（Ｓ２２）。こうして選択された患者に対して、コンプライアンスの強化指導を行うことで、在宅率の向上が期待できる。
【００３０】
本発明の実施の形態では、在宅率の比較的低い在宅療法患者に対する方策は、複数の在宅療法の組み合わせや、コンプライアンスの指導強化に限られず、他の治療や指導などの方策が実施されてもよい。また、在宅療法の組み合わせとコンプライアンスの指導強化の両方など複数の方策が実施されてもよい。
【００３１】
また、各患者の在宅率は、各事業者別、各医療施設（病院）別、地域別、疾患別などに集計され、その平均値や偏差などを求められてもよく、さらに、全患者の在宅率の平均値や偏差などが求められてもよく、各種在宅率及びそれに関する値を求めることで、在宅率を指標とした患者の管理が可能となる。
【００３２】
（付記１）在宅療法を実施している在宅療法患者を支援する在宅療法患者支援システムにおいて、
複数の在宅療法患者それぞれについて、在宅療法を開始してから入院せずに在宅療法を行っている期間の割合を表す在宅率を算出する算出手段と、
前記複数の在宅療法患者のうち、所定値より低い在宅率の患者を選択する選択手段とを備えることを特徴とする在宅療法患者支援システム。
【００３３】
（付記２）付記１において、
前記選択手段は、前記選択された患者のうち、さらに、当該各患者の疾患に基づいて、在宅療法の組み合わせが可能な患者を選択することを特徴とする在宅療法患者支援システム。
【００３４】
（付記３）付記２において、
前記選択手段は、前記在宅療法の組み合わせが可能な患者それぞれについて、当該各患者が現在実施している第一の在宅療法に組み合わせることができる第二の在宅療法を選択することを特徴とする在宅療法患者支援システム。
【００３５】
（付記４）付記３において、
前記在宅療法の組み合わせが可能な患者の疾患が肺結核後遺症であって、前記第一の在宅療法が在宅酸素療法または在宅人工呼吸療法である場合、前記選択手段は、それぞれ在宅人工呼吸療法または在宅酸素療法を第二の在宅療法として選択することを特徴とする在宅療法患者支援システム。
【００３６】
（付記５）付記１において、
前記選択手段は、前記選択された患者のうち、さらに、当該各患者のコンプライアンスの程度に基づいて、コンプライアンスの指導が必要な患者を選択することを特徴とする在宅療法患者支援システム。
【００３７】
（付記６）在宅療法を実施している在宅療法患者を支援する在宅療法患者支援方法において、
複数の在宅療法患者それぞれについて、在宅療法を開始してから入院せずに在宅療法を行っている期間の割合を表す在宅率を算出する算出ステップと、
前記複数の在宅療法患者のうち、所定値より低い在宅率の患者を選択する選択ステップとを備えることを特徴とする在宅療法患者支援方法。
【００３８】
（付記７）付記６において、
前記選択ステップにおいて、前記選択された患者のうち、さらに、当該各患者の疾患に基づいて、在宅療法の組み合わせが可能な患者を選択することを特徴とする在宅療法患者支援方法。
【００３９】
（付記８）付記７において、
前記選択ステップにおいて、前記在宅療法の組み合わせが可能な患者それぞれについて、当該各患者が現在実施している第一の在宅療法に組み合わせることができる第二の在宅療法を選択することを特徴とする在宅療法患者支援方法。
【００４０】
（付記９）付記６において、
前記選択ステップにおいて、前記選択された患者のうち、さらに、当該各患者のコンプライアンスの程度に基づいて、コンプライアンスの指導が必要な患者を選択することを特徴とする在宅療法患者支援方法。
【００４１】
（付記１０）付記６乃至９いずれかに記載の在宅療法患者支援方法における各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
【００４２】
本発明の保護範囲は、上記の実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶものである。
【００４３】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、在宅療法患者の在宅率を求めることで、各患者の再入院状況が客観的に把握することができるようになり、在宅率の比較的低く、在宅率の向上が必要な患者、すなわち再入院期間が比較的長い患者、または再入院回数が比較的多い患者を容易に抽出することができるようになる。そして、在宅率の比較的低い患者を選択し、選択された患者に対して、在宅療法の組み合わせや、コンプライアンス指導などのできるだけ再入院に至らないような（在宅率が向上するような）方策を施すことで、患者の再入院を未然に防ぎ、患者のＱＯＬ向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態における在宅療法支援患者システムの構成例を示す図である。
【図２】本発明の実施の形態における在宅療法患者支援システムの第一の処理フローチャートである。
【図３】本発明の実施の形態における在宅療法患者支援システムの第二の処理フローチャートである。
【符号の説明】
１在宅療法患者支援システム[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a home therapy patient support system that supports a home therapy patient performing home therapy.
[0002]
[Prior art]
Home therapy is known for patients with chronic diseases such as pulmonary tuberculosis sequelae and lung diseases such as chronic respiratory failure. For example, home oxygen therapy is an oxygen concentrator that supplies oxygen to patients with respiratory illnesses such as advanced chronic respiratory failure or pulmonary hypertension. Treat at home while inhaling oxygen. A ventilator has also been developed for home ventilator therapy, that is, NIPPV therapy that assists breathing (artificial breathing therapy that assists ventilation by applying two positive pressures through a nasal mask). A patient who has difficulty breathing can be treated at home by attaching a ventilator.
[0003]
In this way, home therapy is performed by installing home medical devices such as oxygen concentrators and ventilators at the patient's home, so that the patient can be treated while living in a familiar environment without being hospitalized. This will greatly contribute to the improvement of the patient's QOL (Quality of Life).
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, after a home therapy patient leaves the hospital and starts home therapy, the symptoms worsen and the patient may be hospitalized again. The patient who has been hospitalized again performs hospitalization treatment for a predetermined period, and when the symptoms recover to such an extent that he can return to home therapy, he is discharged again and returns to home therapy. Some patients are repeatedly admitted and discharged, and it is desirable to allow patients to continue home therapy for as long as possible without re-hospitalization.
[0005]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a home therapy patient support system for assisting a home therapy patient to continue treatment at home without re-housing as much as possible.
[0006]
The home therapy patient support system of the present invention for achieving the above object is a home therapy patient support system that supports a home therapy patient who is performing home therapy, and the home therapy start date for each of a plurality of home therapy patients, Storage means for storing hospital admission history data including hospitalization date and discharge date, and reading the hospital admission history data from the storage means, and for each of the plurality of home therapy patients , the number of days from the home therapy start date to the current date, Calculating means for calculating a home rate indicating a ratio of a period of home therapy without starting hospitalization after starting home therapy based on the number of days from hospitalization until the discharge date, and the plurality of home therapy patients Among them, a selection means for selecting a patient having a home stay rate lower than a predetermined value is provided.
[0007]
With the above configuration, it is possible to objectively grasp the readmission status of each patient by obtaining the home therapy rate of home therapy patients, the patient whose home rate is relatively low, and the home rate needs to be improved, That is, it becomes possible to easily extract patients having a relatively long readmission period or a relatively large number of readmissions.
[0008]
Preferably, among the selected patients, a patient capable of combining home therapy may be selected based on the disease of each patient. Alternatively, among the selected patients, a patient who needs guidance for compliance may be further selected based on the degree of compliance of each patient.
[0009]
In this way, patients with a relatively low home rate are selected, and the selected patients are not re-hospitalized as much as possible, such as home therapy combinations and compliance guidance (to improve the home rate). By taking measures, it is possible to prevent re-hospitalization of the patient, improve the home stay rate, and consequently improve the patient's QOL.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below. However, the technical scope of the present invention is not limited to this embodiment.
[0011]
In the embodiment of the present invention, a home therapy patient support system that defines the home rate of home therapy patients as follows and uses the home rate of each patient is provided.
[0012]
[Expression 1]

As described above, the home stay rate is an index that represents the ratio of the number of days when home therapy is actually performed after the transition to home therapy, excluding the hospitalization period. Home therapy patients are treated while being admitted to the hospital before starting home therapy, and then the patient is discharged from the hospital and transferred to home therapy when symptoms improve to such an extent that home therapy is possible. It is common to do. After starting home therapy, for example, the patient's symptoms may worsen and the patient must be readmitted again. If symptoms improve after re-hospitalization, the patient is discharged and returned to home therapy.
[0013]
In this way, home therapy patients who are undergoing home therapy need to be admitted again when symptoms worsen. Instead, it is desirable to continue treatment with home therapy.
[0014]
FIG. 1 is a diagram illustrating a configuration example of a home therapy patient support system according to an embodiment of the present invention. The home therapy patient support system 1 is composed of, for example, a computer device such as a personal computer or a server, and enters / exit history data (home therapy start date, readmission date, readmission date, return hospitalization date, etc.) of each patient. Based on the entrance / exit history data, the home stay rate for each patient is obtained. By finding the home stay rate, it becomes possible to objectively grasp the readmission status of each patient, the home stay rate is relatively low, and patients who need to improve the home stay rate, that is, the readmission period is relatively long Or, patients with a relatively high number of readmissions can be easily extracted. Then, by selecting a patient with a relatively low home rate and taking measures to prevent the re-hospitalization as much as possible (to improve the home rate) for the selected patient, It is possible to prevent and improve the patient's QOL (Quality of Life).
[0015]
Measures for improving the home stay rate are (1) a combination of home therapy and (2) reinforcement of compliance (prescription compliance) guidance as an embodiment of the present invention.
[0016]
First, (1) Home therapy combinations will be described.
[0017]
It is known that symptoms are improved by combining a plurality of home therapy for patients with a specific disease. Types of home therapy include home self-injection therapy, home self-peritoneal perfusion therapy, home hemodialysis therapy, home oxygen therapy, home central parenteral nutrition therapy, home ingredient nutrition tube feeding therapy, home self-directed urine therapy, home artificial respiration therapy , Home continuous positive pressure respiratory therapy, home self-pain therapy, home pulmonary hypertension therapy, etc., for example, for patients with pulmonary tuberculosis sequelae, combining home oxygen therapy and home ventilator therapy Is known to improve. Therefore, in patients with sequelae of pulmonary tuberculosis who are performing either home oxygen therapy or home ventilation therapy, if the home rate is relatively low, in addition to the current home therapy, the other home therapy Combined with home oxygen therapy for patients undergoing home oxygen therapy and home oxygen therapy for patients with home oxygen therapy, improvement of symptoms is expected and the probability of readmission It can be lowered.
[0018]
FIG. 2 is a first process flowchart of the home therapy patient support system according to the embodiment of the present invention. In FIG. 2, the home therapy patient support system calculates the home rate of each patient as described above (S10), and further selects a patient whose home rate is relatively low and below a predetermined value (S11).
[0019]
The home therapy patient support system stores each patient's disease and data of the currently performed home therapy, and further, home therapy combination data effective in improving symptoms for a specific disease.
[0020]
In step S11, the home therapy patient support system selects a low home rate patient whose home rate is equal to or less than a predetermined value. Among the low home rate patients, the home therapy patient combination system further combines home therapy based on each patient's disease. The patient who can expect improvement of the symptom of a disease is selected by (S12). More preferably, an additional home therapy necessary for the patient is determined based on the combination data of the home therapy effective in improving the symptoms of the disease (S13).
[0021]
An improvement in the at-home ratio can be expected by performing treatment for a patient selected in this manner by combining a plurality of at-home therapies.
[0022]
In addition, the combination of home therapy is not limited to the combination of home oxygen therapy and home artificial respiration therapy for pulmonary tuberculosis sequelae, and may be a combination of other home therapy for other diseases. Moreover, the combination of home therapy is not limited to two, and may be a combination of three or more.
[0023]
Next, (2) Compliance guidance will be described.
[0024]
A home therapy patient rents a home therapy device from a home medical device supplier (hereinafter simply referred to as a business) based on a hospital prescription. After renting home therapy equipment, the operator periodically visits the patient's home as an after-sales service to instruct the patient on how to use the home medical equipment, or the patient prescribes the home medical equipment to the doctor. (Compliance information) is checked to see if it is being used as expected.
[0025]
For example, the operator rents an oxygen concentrator for supplying oxygen to a patient who performs home oxygen therapy in accordance with instructions from the hospital, and then uses the prescribed usage time (oxygen inhalation time) by regular visits thereafter. ) And evaluate whether or not the usage amount (oxygen inhalation amount) is observed. The confirmation may be made to the patient by an oral question, or may be performed using usage data such as the device operating time and the oxygen flow rate recorded inside the oxygen concentrator. The usage data may be displayed on a monitor screen of a home medical device such as an oxygen concentrator or may be read from the home medical device using communication from a predetermined management center.
[0026]
The person in charge creates a report including compliance information as to whether or not the prescription is being observed at each visit, delivers the report to the hospital, and stores it in the home therapy patient support system as data. Or the data of compliance information may be stored in another database to which the home therapy patient support system is connected so as to be readable. The compliance information is stored, for example, by quantifying the degree of compliance (level).
[0027]
Home therapy patients with a relatively low home rate and a relatively low level of compliance are more likely to experience worsening of symptoms because they do not use home medical devices as prescribed. Adhering to this can be expected to improve symptoms and improve the home rate. Therefore, it is necessary to instruct such patients to ensure thorough compliance (prescription compliance) again. Compliance guidance is provided by a business operator or a hospital nurse instructing the use of home medical devices in a more detailed and careful manner than usual, and further explaining the importance of compliance. In this way, for each patient, it is not a uniform after-sales service, and among the patients with a relatively low at-home rate, especially for patients with a low level of compliance, by giving compliance guidance intensively, Highly effective after-sales service can be performed.
[0028]
FIG. 3 is a second process flowchart of the home therapy patient support system according to the embodiment of the present invention. In FIG. 3, the home therapy support system obtains the home rate of each patient (S20), and selects a patient whose home rate is a relatively low predetermined value or less (S21), as in the process of FIG.
[0029]
When the home therapy patient support system selects a low home rate patient whose home rate is a predetermined value or less in step S21, the compliance level is used among the low home rate patients to determine the degree of compliance (level). A patient having a predetermined level or less is selected (S22). By providing compliance guidance to patients selected in this way, it is expected that the home stay rate will improve.
[0030]
In the embodiment of the present invention, the policy for home therapy patients with a relatively low home rate is not limited to a combination of a plurality of home therapy and strengthening of compliance guidance, and other measures such as treatment and guidance are implemented. Good. Also, multiple measures such as both home therapy combination and compliance guidance enhancement may be implemented.
[0031]
In addition, the at-home rate of each patient may be tabulated by each operator, by each medical facility (hospital), by region, by disease, etc., and the average value or deviation may be calculated. The average value or deviation of the home rate may be obtained. By obtaining various home rates and values related thereto, the patient can be managed using the home rate as an index.
[0032]
(Appendix 1) In a home therapy patient support system that supports home therapy patients performing home therapy,
For each of a plurality of home therapy patients, a calculating means for calculating a home rate that represents a ratio of a period of home therapy without starting hospitalization after starting home therapy,
A home therapy patient support system comprising: a selection unit that selects a patient having a home rate lower than a predetermined value among the plurality of home therapy patients.
[0033]
(Appendix 2) In Appendix 1,
The selection means further selects a patient who can be combined with home therapy based on the disease of each patient among the selected patients.
[0034]
(Appendix 3) In Appendix 2,
The selection means, for each patient capable of combining the home therapy, selects a second home therapy that can be combined with the first home therapy currently being performed by each patient. Therapy patient support system.
[0035]
(Appendix 4) In Appendix 3,
When the disease of the patient that can be combined with the home therapy is pulmonary tuberculosis sequelae and the first home therapy is home oxygen therapy or home ventilator therapy, the selection means includes home ventilator therapy or home oxygen therapy, respectively. A home therapy patient support system characterized by selecting a therapy as a second home therapy.
[0036]
(Appendix 5) In Appendix 1,
The home selection patient support system, wherein the selection means further selects a patient who needs guidance for compliance based on the degree of compliance of each patient among the selected patients.
[0037]
(Appendix 6) In a home therapy patient support method for supporting a home therapy patient performing home therapy,
For each of the plurality of home therapy patients, a calculation step for calculating a home rate that represents a ratio of a period of home therapy without being hospitalized after starting home therapy,
A home therapy patient support method, comprising: selecting a patient having a home rate lower than a predetermined value among the plurality of home therapy patients.
[0038]
(Appendix 7) In Appendix 6,
The home therapy patient support method characterized in that, in the selection step, a patient capable of combining home therapy is further selected from the selected patients based on a disease of each patient.
[0039]
(Appendix 8) In Appendix 7,
In the selection step, for each patient capable of combining the home therapy, a second home therapy that can be combined with the first home therapy currently being performed by each patient is selected. Therapy patient support method.
[0040]
(Appendix 9) In Appendix 6,
In the selection step, a home therapy patient support method characterized in that, among the selected patients, a patient requiring compliance guidance is selected based on a degree of compliance of each patient.
[0041]
(Additional remark 10) The program for making a computer perform each step in the home therapy patient assistance method in any one of additional remark 6 thru | or 9.
[0042]
The protection scope of the present invention is not limited to the above-described embodiment, but covers the invention described in the claims and equivalents thereof.
[0043]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, by obtaining the home rate of home therapy patients, the readmission status of each patient can be objectively grasped, the home rate is relatively low, and the home rate is improved. Necessary patients, that is, patients with a relatively long readmission period or patients with a relatively high number of readmissions can be easily extracted. Then, select a patient with a relatively low home rate, and take measures to prevent the re-hospitalization for the selected patient, such as a combination of home therapy and compliance guidance. By applying, it is possible to prevent re-hospitalization of the patient and improve the patient's QOL.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram illustrating a configuration example of a home therapy support patient system according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a first processing flowchart of the home therapy patient support system according to the embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a second process flowchart of the home therapy patient support system according to the embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 Home therapy patient support system

Claims

In a home therapy patient support system that supports home therapy patients who are performing home therapy,
Storage means for storing hospital discharge history data including home therapy start date, hospitalization date and discharge date for each of a plurality of home therapy patients;
Read the hospital discharge history data from the storage means , and start home therapy for each of the plurality of home therapy patients based on the number of days from the home therapy start date to the present and the number of hospital days from the hospitalization date to the hospital discharge date. A calculating means for calculating a home stay rate that represents a proportion of a period of home therapy without being hospitalized
A home therapy patient support system comprising: a selection unit that selects a patient having a home rate lower than a predetermined value among the plurality of home therapy patients.

In claim 1,
The storage means includes each disease of each of the plurality of home therapy patients, data of the currently performed home therapy, and further, combination data of a plurality of home therapy that has a symptom improving effect on a predetermined disease And store
The selection means selects, from the selected patients, a patient who is performing only a part of home therapy among the combination data corresponding to the disease of each patient. .

In claim 1,
The selection means stores compliance information indicating whether or not the prescribed use of the medical device used for the home therapy is being observed for the selected patient in the storage means for storing the compliance information or a remote database. A home therapy support system characterized in that the compliance information is obtained by accessing and selecting, from among the selected patients, a patient whose compliance information is below a predetermined level.

In claim 3,
The compliance information is use data of the medical device, and a display unit attached to the medical device to display the use data, or a management unit that reads the use data from the medical device using communication A home therapy support system comprising at least one of the following.

In claim 3,
The home therapy support system, wherein the medical device is an oxygen concentrator, and the compliance information is usage data including an apparatus operating time and an oxygen flow rate of the oxygen concentrator.