JP4649063B2 - Wall mounted structure of electronic equipment - Google Patents

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JP4649063B2
JP4649063B2 JP2001177361A JP2001177361A JP4649063B2 JP 4649063 B2 JP4649063 B2 JP 4649063B2 JP 2001177361 A JP2001177361 A JP 2001177361A JP 2001177361 A JP2001177361 A JP 2001177361A JP 4649063 B2 JP4649063 B2 JP 4649063B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、機器筐体の底板に形成したダルマ孔に、壁面に固設した壁掛けマウンタのフックを係合させることで、電子機器を壁面に設置するよう構成した電子機器の壁掛け構造に関し、詳しくはフックの相対距離が相違する2種類の壁掛けマウンタに対応させるべく、機器筐体の底板に1個の共用のダルマ孔と隣接する2個のダルマ孔とを設けて成る電子機器の壁掛け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8に示す如く、電子機器の1態様であるビジネス電話機の壁掛け構造は、ケーシング(機器筐体)Taに複数のダルマ孔D0、D1、D2を設けた電話機(電子機器)Tと、前記ダルマ孔D0等に係合する一対のフックMh、Mhを有する壁掛けマウンタMとの組合せによって構成されている。
【0003】
ここで、前記壁掛けマウンタMには、従来から図9に示す如き壁掛けマウンタM(1)と、図10に示す如き壁掛けマウンタM(2)との2種類が慣用的に存在しており、設置場所等の諸条件に基づいて適宜に選択して使用される。
【0004】
これら壁掛けマウンタM(1)および壁掛けマウンタM(2)は、共に平板状のベースMbと一対のフックMh、Mhとを備え、各々のフックMhはベースMbに突設されたピンMpと該ピンMpの先端部に形成された円盤状のフランジMfとから成っている。
【0005】
反面、壁掛けマウンタM(1)におけるフックMh、Mhのピッチ(相対距離)P1と、壁掛けマウンタM(2)におけるフックMh、Mhのピッチ(相対距離)P2とは互いに相違しており、壁掛けマウンタM(1)のピッチP1は、壁掛けマウンタM(2)のピッチP2よりも僅かに長く設定されている。
【0006】
一方、図11および図12に示す如く、電話機TにおけるケーシングTaの底板Tbには、共用ダルマ孔D0と第1ダルマ孔D1および第2ダルマ孔D2とが、電話機Tを壁面W(図8参照)に取付けた状態において上下に延びる直線上に設けられている。
【0007】
前記共用ダルマ孔D0は、壁掛けマウンタM(1)または壁掛けマウンタM(2)における一方のフックMhが係合する部位であって、図11に示す如く、フックMhのフランジMfが貫通する挿入孔D0aと、フックMhのピンMpが挿通する長孔D0bとを有し、この長孔D0bは挿入孔D0aと連通して上方へ延びている。
【0008】
前記第1ダルマ孔D1は、壁掛けマウンタM(1)における他方のフックMhと係合する部位であって、図13および図14に示す如く、フックMhのフランジMfが貫通する挿入孔D1aと、フックMhのピンMpが挿通する長孔D1bとを有し、この長孔D1bは挿入孔D1aと連通して上方へ延びている。
【0009】
前記第2ダルマ孔D2は、壁掛けマウンタM(2)における他方のフックMhと係合する部位であって、図13および図14に示す如く、フックMhのフランジMfが貫通する挿入孔D2aと、フックMhのピンMpが挿通する長孔D2bとを有し、この長孔D2bは挿入孔D2aと連通して上方へ延びている。
【0010】
ここで、図10に示す共用ダルマ孔D0と第1ダルマ孔D1との間隔T1は、壁掛けマウンタM(1)におけるフックMh、MhのピッチP1と等しく設定されており、また共用ダルマ孔D0と第2ダルマ孔D2との間隔T2は、壁掛けマウンタM(2)におけるフックMh、MhのピッチP2と等しく設定されている。
【0011】
また、壁掛けマウンタM(1)のピッチP1と、壁掛けマウンタM(2)のピッチP2とは、上述したように極く僅かに相違しているだけなので、第1ダルマ孔D1と第2ダルマ孔D2とは互いに近接して配置されており、図13および図14に示す如く、第1ダルマ孔D1の長孔D1bは第2ダルマ孔D2の挿入孔D2aと連通する態様で形成されている。
【0012】
図13〜図16に示す如く、ケーシングTaにおける底板Tbの裏面(内面)側には、第1ダルマ孔D1および第2ダルマ孔D2を挟んで相対向するとともに、第1ダルマ孔D1と第2ダルマ孔D2との並設方向に沿って延びる態様で、一対の側方リブR、Rが突出形成されている。
【0013】
ここで、第1ダルマ孔D1の長孔D1bに臨む左右の係止縁部Te、Teは、前記長孔D1bが第1ダルマ孔D1の挿入孔D1aと第2ダルマ孔D2の挿入孔D2aとに連通していることから、図16に示す如く、それぞれ側方リブRを支点とした片持ち梁の状態となっている。
【0014】
なお、一対の側方リブR、Rには、ケーシングTaの内部に異物が侵入することを防止する等の目的で、第1ダルマ孔D1および第2ダルマ孔D2に倣った形状のカバー板Tcが、第1ダルマ孔D1および第2ダルマ孔D2を底板Tbの内側から覆う態様で一体形成されている。
【0015】
上述した従来の壁掛け構造において、図8に示す如く壁掛けマウンタM(1)を用いて電話機Tを壁面Wに設置する場合には、先ず、電話機TのケーシングTaにおける共用ダルマ孔D0の挿入孔D0aと、第1ダルマ孔D1の挿入孔D1aとに、壁面Wに固定設置した壁掛けマウンタM(1)における各フックMhのフランジMfを各々嵌入する。
【0016】
次いで、電話機Tを下方へ押し下げ、共用ダルマ孔D0の長孔D0b、および第1ダルマ孔D1の長孔D1bに、壁掛けマウンタM(1)における各フックMhのピンMpを各々挿通させる。
【0017】
これにより、一方(上方)のフックMhにおけるフランジMfが、共用ダルマ孔D0の長孔D0bに臨む左右の係止縁部に係止されるとともに、他方(下方)のフックMhにおけるフランジMfが、図15および図16に示す如く第1ダルマ孔D1の長孔D1bに臨む左右の係止縁部Te、Teに係止され、もって電話機Tが壁掛けマウンタM(1)を介して壁面Wに取付けられることとなる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、壁掛けマウンタM(1)を用いて電話機Tを壁面Wに取り付けた状態において、壁面Wから引き離す方向へ引っ張られる等して電話機Tに大きな外力が作用した場合、壁掛けマウンタM(1)のフランジMfと係合している、ケーシングTaにおける底板Tbの係止縁部Teが、過大な荷重を受けて破損してしまう問題があった。
【0019】
このような問題を解決するには、底板Tbにおける係止縁部Teの肉厚を厚く形成して、該係止縁部Teの剛性を増大させる手法が考えられるものの、前記係止縁部Teの肉厚を徒らに厚く形成した場合には、市販されている既存の壁掛けマウンタM(1)、M(2)を使用できなくなってしまう不都合があった。
【0020】
本発明は上記実状に鑑みて、市販の壁掛けマウンタの使用を阻害することなく機器筐体の損傷を未然に防止することの可能な、電子機器の壁掛け構造の提供を目的とするものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明に関わる電子機器の壁掛け構造は、ピンの先端にフランジを有する一対のフックを備えた壁掛けマウンタと、フックのフランジが貫通する挿入孔とピンが挿通する長孔とを有するダルマ孔を機器筐体の底板に形成した電子機器との組合せから成る電子機器の壁掛け構造であって、フックの相対距離が相違する2種類の壁掛けマウンタに対応させるべく、機器筐体の底板に形成され、2種類の壁掛けマウンタが共通に使用する1つの共用ダルマ孔と、2種類の壁掛けマウンタに対応させるべく、機器筐体の底板に形成され、一方の壁掛けマウンタのフックが係止される第1ダルマ孔と、2種類の壁掛けマウンタに対応させるべく、機器筐体の底板に形成され、第1ダルマ孔と互いに隣接しかつ該第1ダルマ孔の長孔を挿入孔に連通させ、他方の壁掛けマウンタのフックが係止される第2ダルマ孔と、機器筐体の底板に、第1ダルマ孔の長孔を挟んで対向して突設され、第1ダルマ孔の長孔における第2ダルマ孔の挿入孔に連通している側を挟んだ部位を、互いに近接する態様で湾曲させて形成した側方リブとを具備して成ることを特徴としている。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1〜図7は、本発明を電子機器の1態様であるビジネス電話機の壁掛け構造に適用した一実施例を示している。
【0023】
図1に示す如く、本実施例におけるビジネス電話機の壁掛け構造は、ケーシング(機器筐体)1Aに共用ダルマ孔10、第1ダルマ孔11および第2ダルマ孔12を設けた電話機(電子機器)1と、前記共用ダルマ孔10等に係合する一対のフックMhを有する壁掛けマウンタMとの組合せによって構成されている。
【0024】
ここで、前記壁掛けマウンタMは、図8〜図16を示して説明した従来の壁掛け構造における壁掛けマウンタMと全く同一であり、図9に示す如き壁掛けマウンタM(1)と、図10に示す如き壁掛けマウンタM(2)との2種類が用意され、設置場所等の諸条件に基づいて適宜に選択して使用されるものである。
【0025】
よって、壁掛けマウンタM(1)および壁掛けマウンタM(2)の具体的な構成に関しては、図9および図10を参照することで説明を省略するとともに、以下の説明中における壁掛けマウンタM(1)および壁掛けマウンタM(2)の記述については、図9および図10を参照しているものとする。
【0026】
一方、図2に示す如く、電話機1におけるケーシング1Aの底板1Bには、共用ダルマ孔10と第1ダルマ孔11および第2ダルマ孔12とが、電話機1を壁面W(図1参照)に取付けた状態で上下に延びる直線上に設けられている。
【0027】
前記共用ダルマ孔10は、壁掛けマウンタM(1)または壁掛けマウンタM(2)における一方のフックMhが係合する部位であり、フックMhのフランジMfが貫通する挿入孔10aと、フックMhのピンMpが挿通する長孔10bとを有し、この長孔10bは挿入孔10aと連通して上方へ延びている。
【0028】
前記第1ダルマ孔11は、壁掛けマウンタM(1)における他方のフックMhと係合する部位であって、図3および図4に示す如く、フックMhのフランジMfが貫通する挿入孔11aと、フックMhのピンMpが挿通する長孔11bとを有し、この長孔11bは挿入孔11aと連通して上方へ延びている。
【0029】
前記第2ダルマ孔12は、壁掛けマウンタM(2)における他方のフックMhと係合する部位であって、図3および図4に示す如く、フックMhのフランジMfが貫通する挿入孔12aと、フックMhのピンMpが挿通する長孔12bとを有し、この長孔12bは挿入孔12aと連通して上方へ延びている。
【0030】
ここで、共用ダルマ孔10と第1ダルマ孔11との間隔は、壁掛けマウンタM(1)におけるフックMh、MhのピッチP1と等しく設定されており、また共用ダルマ孔10と第2ダルマ孔12との間隔は、壁掛けマウンタM(2)におけるフックMh、MhのピッチP2と等しく設定されている。
【0031】
また、壁掛けマウンタM(1)のピッチP1と、壁掛けマウンタM(2)のピッチP2とは、極く僅かに相違しているだけなので、第1ダルマ孔11と第2ダルマ孔12とは互いに近接して配置されており、図3および図4に示す如く、第1ダルマ孔11の長孔11bは第2ダルマ孔12の挿入孔12aと連通する態様で形成されている。
【0032】
因みに、電話機1のケーシング1Aに形成された共用ダルマ孔10、第1ダルマ孔11および第2ダルマ孔12の、形状、大きさ、相対位置は、図8〜図16を示して説明した従来の壁掛け構造における電話機Tと全く同一であり、電話機1におけるケーシング1Aの外観は、従来の電話機TにおけるケーシングTaの外観と何ら相違するところはない。
【0033】
図3〜図6に示す如く、ケーシング1Aにおける底板1Bの裏面(内面)側には、第1ダルマ孔11および第2ダルマ孔12を挟んで相対向するとともに、第1ダルマ孔11と第2ダルマ孔12との並設方向に沿って延びる態様で、一対の側方リブ1R、1Rが突出形成されている。
【0034】
ここで、第1ダルマ孔11の長孔11bに臨む左右の係止縁部1E、1Eは、前記長孔11bが第1ダルマ孔11の挿入孔11aと第2ダルマ孔12の挿入孔12aとに連通していることから、図6に示す如く、それぞれ側方リブ1Rを支点とした片持ち梁の状態となっている。
【0035】
また、図4および図6に示す如く、相対向する一対の側方リブ1R、1Rは、全体として互いに平行に延在しているものの、第1ダルマ孔11の長孔11bにおける、第2ダルマ孔12の挿入孔12aに連通している側を挟んだ部位が、互いに近接する態様で湾曲形成されている。
【0036】
具体的には、第1ダルマ孔11の長孔11bに係合した状態での、フックMhにおけるフランジMfの外形に倣って、各側方リブ1R、1Rの一部が湾曲形成されており、これによって第1ダルマ孔11の長孔11bに臨む係止縁部1E、1Eの面積が、第1ダルマ孔11の挿入孔11aから第2ダルマ孔12の挿入孔12aに向かって減少するよう構成されている。
【0037】
なお、一対の側方リブ1R、1Rには、ケーシング1Aの内部に異物が侵入することを防止する等の目的で、第1ダルマ孔11および第2ダルマ孔12に倣った形状のカバー板1Cが、第1ダルマ孔11および第2ダルマ孔12を底板1Bの内側から覆う態様で一体形成されている。
【0038】
上述した従来の壁掛け構造において、図1に示す如く壁掛けマウンタM(1)を用いて電話機1を壁面Wに設置する場合には、先ず、電話機1のケーシング1Aにおける共用ダルマ孔10の挿入孔10aと、第1ダルマ孔11の挿入孔11aとに、壁面Wに固定設置した壁掛けマウンタM(1)における各フックMhのフランジMfを各々嵌入する。
【0039】
次いで、電話機1を下方へ押し下げ、共用ダルマ孔10の長孔10b、および第1ダルマ孔11の長孔11bに、壁掛けマウンタM(1)における各フックMhのピンMpを各々挿通させる。
【0040】
これにより、一方(上方)のフックMhにおけるフランジMfが、共用ダルマ孔10の長孔10bに臨む左右の係止縁部に係止されるとともに、他方(下方)のフックMhにおけるフランジMfが、図5および図6に示す如く第1ダルマ孔11の長孔11bに臨む左右の係止縁部1E、1Eに係止され、もって電話機1が壁掛けマウンタM(1)を介して壁面Wに取付けられることとなる。
【0041】
ところで、図7(a)に示す本実施例における係止縁部1Eの形状と、図7(a)に示す従来の壁掛け構造における係止縁部Teの形状との比較から明らかなように、第1ダルマ孔11の長孔11bに臨む各係止縁部1Eの面積を、第1ダルマ孔11の長孔11bから第2ダルマ孔12の挿入孔12aに向かって減少させる態様で、各側方リブ1Rの一部を湾曲形成した本実施例における各係止縁部1Eの面積は、従来の壁掛け構造における各係止縁部Teの面積よりも少ないものとなっている。
【0042】
ここで、図7に示す如く鎖線で分割した互いに幅の等しい片持ち梁の集合として考える解法からも、本実施例における面積の少ない係止縁部1Eの剛性が、面積の多い従来の係止縁部Teより高いものとなることは明白であり、同じ荷重を加えて実施した荷重試験によって、本実施例に関わる係止縁部1Eにおいては、従来の係止縁部Teに比べて 1.3 〜 1.5 倍に及ぶ強度を有していることが確かめられている。
【0043】
このように、第1ダルマ孔11の長孔11bに臨む係止縁部1E、1Eの面積を、第1ダルマ孔11の挿入孔11aから第2ダルマ孔12の挿入孔12aに向かって減少させる態様で、一対の側方リブ1Rにおける一部を湾曲形成したことにより、係止縁部1E、1Eの面積が従来の壁掛け構造よりも減少するため、肉厚を増大させることなく係止縁部1E、1Eの剛性を増大させことができる。
【0044】
かくして、本実施例に関わる電子機器の壁掛け構造においては、市販の壁掛けマウンタM(1)、M(2)の使用が阻害されることなく、壁面Wから引き離す方向へ引っ張られる等して電話機1に大きな外力が作用した場合でも、前記電話機1におけるケーシング1Aの不本意な損傷を未然に防止することが可能となる。
【0045】
なお、上述した実施例においては、電話機1のケーシング1Aにおける側方リブ1Rの一部を、壁掛けマウンタMのフックMhにおけるフランジMfの外形に倣った湾曲形状としているが、該フランジMfの移動領域に干渉することなく、係止縁部1Eの面積を従来構造より減少させ得る形状であれば、例えば屈曲した多角形状とする等、様々な形状をも採用し得ることは言うまでもない。
【0046】
また、上述した実施例においては、ベースに一対のフックを設けて成る壁掛けマウンタを例示したが、フックとしての2本のネジを壁面に所定の間隔で取付けた場合も、実質的な壁掛けマウンタを構成するものであることは勿論である。
【0047】
また、上述した実施例においては、本発明を卓上/壁掛け対応のビジネス電話機に適用した例を示したが、例えばファクシミリ装置等、壁掛け対応の様々な電子機器に対しても本発明を有効に適用し得ることは言うまでもない。
【0048】
【発明の効果】
以上、詳述した如く、本発明に関わる電子機器の壁掛け構造は、ピンの先端にフランジを有する一対のフックを備えた壁掛けマウンタと、フックのフランジが貫通する挿入孔とピンが挿通する長孔とを有するダルマ孔を機器筐体の底板に形成した電子機器との組合せから成る電子機器の壁掛け構造であって、フックの相対距離が相違する2種類の壁掛けマウンタに対応させるべく、機器筐体の底板に形成され、2種類の壁掛けマウンタが共通に使用する1つの共用ダルマ孔と、2種類の壁掛けマウンタに対応させるべく、機器筐体の底板に形成され、一方の壁掛けマウンタのフックが係止される第1ダルマ孔と、2種類の壁掛けマウンタに対応させるべく、機器筐体の底板に形成され、第1ダルマ孔と互いに隣接しかつ該第1ダルマ孔の長孔を挿入孔に連通させ、他方の壁掛けマウンタのフックが係止される第2ダルマ孔と、機器筐体の底板に、第1ダルマ孔の長孔を挟んで対向して突設され、第1ダルマ孔の長孔における第2ダルマ孔の挿入孔に連通している側を挟んだ部位を、互いに近接する態様で湾曲させて形成した側方リブとを具備して成ることを特徴とするものである。
【0049】
上記構成によれば、相対向する側方リブにおける、第1ダルマ孔の長孔において第2ダルマ孔の挿入孔に連通している側を挟んだ部位を、互いに近接する態様で湾曲させて形成したことにより、壁掛けマウンタのフックと係合する、第1ダルマ孔の長孔に臨む係止縁部の面積を減少させたことで、肉厚を増大させることなく係止縁部の剛性が増大することとなる。
【0050】
かくして、本発明に関わる電子機器の壁掛け構造によれば、市販の壁掛けマウンタの使用を阻害することなく、機器筐体の損傷を未然に防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わる壁掛け構造を採用した電話機および壁掛けマウンタを示す要部破断側面図。
【図2】図1に示した電話機の機器筐体を底面側から観た外観斜視図。
【図3】図1に示した電話機における機器筐体の要部断面側面図。
【図4】 (a)は図3中の矢視 IVa図、(b)は図3中の矢視 IVb図。
【図5】図1に示した電話機の機器筐体に壁掛けマウンタのフックが係合した状態を示す要部断面側面図。
【図6】 (a)は図5中の VIa−VIa 線断面図、(b)は図5中の VIb−VIb 線断面図。
【図7】 (a)は図1に示した電話機における係止縁部を示す図、(b)は従来の電話機における係止縁部を示す図。
【図8】従来の壁掛け構造を採用した電話機および壁掛けマウンタを示す要部破断側面図。
【図9】 (a)および(b)は壁掛けマウンタを示す正面図および側面図。
【図10】 (a)および(b)は壁掛けマウンタを示す正面図および側面図。
【図11】図8に示した電話機の機器筐体を底面側から観た外観斜視図。
【図12】図8に示した電話機の機器筐体を概念的に示す底面図。
【図13】図8に示した電話機における機器筐体の要部断面側面図。
【図14】 (a)は図13中の矢視 XIVa図、(b)は図13中の矢視 XIVb図。
【図15】図8に示した電話機の機器筐体に壁掛けマウンタのフックが係合した状態を示す要部断面側面図。
【図16】 (a)は図15中の XVIa−XVIa 線断面図、(b)は図5中の XVIb−XVIb 線断面図。
【符号の説明】
1…電話機(電子機器)、
1A…ケーシング(機器筐体)、
1B…底板、
11R…側方リブ、
1E…係止縁部、
10…共用ダルマ孔、
11…第1ダルマ孔、
11a…挿入孔、
11b…長孔、
12…第2ダルマ孔、
12a…挿入孔、
12b…長孔、
M(1)、M(2)…壁掛けマウンタ、
Mb…ベース、
Mh…フック、
Mp…ピン、
Mf…フランジ。
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a wall-hanging structure for an electronic device configured to install an electronic device on a wall surface by engaging a hook of a wall-mounted mounter fixed to the wall surface with a dharma hole formed in a bottom plate of the device housing. Relates to a wall-hanging structure of an electronic device in which a common dharma hole and two adjacent dharma holes are provided on the bottom plate of the device housing so as to correspond to two types of wall-mounted mounters having different relative hook distances. Is.
[0002]
[Prior art]
As shown in FIG. 8, the wall hanging structure of a business telephone which is one aspect of the electronic device includes a telephone (electronic device) T in which a plurality of Dalma holes D0, D1, and D2 are provided in a casing (device casing) Ta, and the Dharma. It is configured by a combination with a wall-mounted mounter M having a pair of hooks Mh and Mh that engage with the hole D0 and the like.
[0003]
Here, the wall mounter M conventionally has two types, a wall mounter M (1) as shown in FIG. 9 and a wall mounter M (2) as shown in FIG. It is appropriately selected and used based on various conditions such as place.
[0004]
Each of the wall mounter M (1) and the wall mounter M (2) includes a flat base Mb and a pair of hooks Mh and Mh, and each hook Mh includes a pin Mp protruding from the base Mb and the pin. It consists of a disk-shaped flange Mf formed at the tip of Mp.
[0005]
On the other hand, the pitch (relative distance) P1 of the hooks Mh and Mh in the wall mounter M (1) is different from the pitch (relative distance) P2 of the hooks Mh and Mh in the wall mounter M (2). The pitch P1 of M (1) is set slightly longer than the pitch P2 of the wall mounter M (2).
[0006]
On the other hand, as shown in FIGS. 11 and 12, the bottom plate Tb of the casing Ta of the telephone T has a common Dharma hole D0, a first Dharma hole D1, and a second Dharma hole D2, which makes the telephone T a wall surface W (see FIG. 8). ) Is provided on a straight line extending vertically.
[0007]
The common dharma hole D0 is a part of the wall mounter M (1) or the wall mounter M (2) where one hook Mh is engaged, and as shown in FIG. 11, the insertion hole through which the flange Mf of the hook Mh passes. D0a and a long hole D0b through which the pin Mp of the hook Mh is inserted. The long hole D0b communicates with the insertion hole D0a and extends upward.
[0008]
The first dharma hole D1 is a portion that engages with the other hook Mh of the wall mounter M (1), and as shown in FIGS. 13 and 14, the insertion hole D1a through which the flange Mf of the hook Mh passes, It has a long hole D1b through which the pin Mp of the hook Mh is inserted, and this long hole D1b communicates with the insertion hole D1a and extends upward.
[0009]
The second dharma hole D2 is a portion that engages with the other hook Mh in the wall mounter M (2), and as shown in FIGS. 13 and 14, an insertion hole D2a through which the flange Mf of the hook Mh passes, There is a long hole D2b through which the pin Mp of the hook Mh is inserted, and this long hole D2b communicates with the insertion hole D2a and extends upward.
[0010]
Here, the interval T1 between the common dharma hole D0 and the first dharma hole D1 shown in FIG. 10 is set equal to the pitch P1 of the hooks Mh and Mh in the wall-mounted mounter M (1). The distance T2 from the second Dharma hole D2 is set equal to the pitch P2 of the hooks Mh and Mh in the wall mounter M (2).
[0011]
Further, since the pitch P1 of the wall mounter M (1) and the pitch P2 of the wall mounter M (2) are only slightly different as described above, the first Dharma hole D1 and the second Dharma hole D1. D2 is disposed close to each other, and as shown in FIGS. 13 and 14, the long hole D1b of the first Dalma hole D1 is formed in a manner communicating with the insertion hole D2a of the second Dalma hole D2.
[0012]
As shown in FIGS. 13 to 16, the back surface (inner surface) side of the bottom plate Tb in the casing Ta is opposed to each other with the first dharma hole D <b> 1 and the second dharma hole D <b> 2 interposed therebetween. A pair of side ribs R, R are formed so as to protrude in a manner extending along the direction in which the Dharma holes D2 are arranged side by side.
[0013]
Here, the left and right engaging edges Te, Te facing the long hole D1b of the first Dalma hole D1 are such that the long hole D1b is inserted into the insertion hole D1a of the first Dalma hole D1 and the insertion hole D2a of the second Dalma hole D2. Therefore, as shown in FIG. 16, each side rib R is in a cantilevered state.
[0014]
The pair of side ribs R, R has a cover plate Tc having a shape following the first Dharma hole D1 and the second Dharma hole D2 for the purpose of preventing foreign matter from entering the casing Ta. However, it is integrally formed in such a manner as to cover the first Dalma hole D1 and the second Dalma hole D2 from the inside of the bottom plate Tb.
[0015]
In the conventional wall-hanging structure described above, when the telephone set T is installed on the wall surface W using the wall mounter M (1) as shown in FIG. 8, first, the insertion hole D0a of the common dharma hole D0 in the casing Ta of the telephone set T. And the flange Mf of each hook Mh in the wall-mounted mounter M (1) fixedly installed on the wall surface W is inserted into the insertion hole D1a of the first Dharma hole D1.
[0016]
Next, the telephone set T is pushed down, and the pin Mp of each hook Mh in the wall mounter M (1) is inserted through the long hole D0b of the common dharma hole D0 and the long hole D1b of the first dharma hole D1.
[0017]
As a result, the flange Mf of the one (upper) hook Mh is locked to the left and right locking edges facing the long hole D0b of the common dharma hole D0, and the flange Mf of the other (lower) hook Mh is As shown in FIGS. 15 and 16, the telephone T is attached to the wall surface W through the wall mounter M (1) so as to be engaged with the left and right engaging edges Te and Te facing the long hole D1b of the first dharma hole D1. Will be.
[0018]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the state where the telephone T is attached to the wall surface W using the wall mounter M (1), when a large external force acts on the telephone T by being pulled away from the wall surface W, the wall mounter M (1) There has been a problem that the engaging edge portion Te of the bottom plate Tb in the casing Ta engaged with the flange Mf is damaged by receiving an excessive load.
[0019]
In order to solve such a problem, a method for increasing the rigidity of the locking edge Te by increasing the thickness of the locking edge Te in the bottom plate Tb can be considered, but the locking edge Te In the case where the wall thickness of each of the wall mounters M (1) and M (2) is made thick, the existing wall mounters M (1) and M (2) that are commercially available cannot be used.
[0020]
In view of the above circumstances, an object of the present invention is to provide a wall-hanging structure for an electronic device that can prevent damage to the device housing without obstructing the use of a commercially available wall-mounted mounter.
[0021]
[Means for Solving the Problems]
The wall hanging structure of an electronic apparatus according to the present invention includes a wall hanging mounter having a pair of hooks having a flange at the tip of a pin, a dharma hole having an insertion hole through which the hook flange passes and a long hole through which the pin is inserted. a wall-mounted structure of the electronic device Ru formed from a combination of an electronic device formed on the bottom plate of the housing, in order to correspond to the two types of wall-mounted mounter the relative distance of the hook is different, is formed in the bottom plate of the apparatus housing, A common dharma hole commonly used by two types of wall mounters, and a first dharma formed on the bottom plate of the equipment housing to accommodate the two types of wall mounters, and hooks of one wall mounter are locked In order to correspond to the hole and the two types of wall-mounted mounters, formed on the bottom plate of the equipment housing, adjacent to the first dharma hole and communicating the elongated hole of the first dharma hole with the insertion hole, The second dharma hole to which the hook of the other wall-mounted mounter is locked and the bottom plate of the equipment housing are opposed to each other across the long hole of the first dharma hole. It is characterized by comprising side ribs formed by curving portions sandwiching the side communicating with the insertion hole of the 2 Dalma hole so as to be close to each other .
[0022]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
1 to 7 show an embodiment in which the present invention is applied to a wall hanging structure of a business telephone which is one aspect of an electronic device.
[0023]
As shown in FIG. 1, the wall hanging structure of a business telephone in this embodiment is a telephone (electronic device) 1 in which a common dharma hole 10, a first dharma hole 11, and a second dharma hole 12 are provided in a casing (equipment casing) 1A. And a wall-mounted mounter M having a pair of hooks Mh that engage with the common dharma hole 10 or the like.
[0024]
Here, the wall-mounted mounter M is exactly the same as the wall-mounted mounter M in the conventional wall-mounted structure described with reference to FIGS. 8 to 16, and the wall-mounted mounter M (1) as shown in FIG. 9 and FIG. Two types of such wall mounters M (2) are prepared, and are appropriately selected and used based on various conditions such as the installation location.
[0025]
Therefore, the specific configurations of the wall mounter M (1) and the wall mounter M (2) will not be described with reference to FIGS. 9 and 10, and the wall mounter M (1) in the following description will be omitted. For the description of the wall mounter M (2), it is assumed that FIG. 9 and FIG. 10 are referred to.
[0026]
On the other hand, as shown in FIG. 2, a common dharma hole 10, a first dharma hole 11, and a second dharma hole 12 are attached to the bottom plate 1B of the casing 1A of the telephone 1 so that the telephone 1 is attached to the wall surface W (see FIG. 1). It is provided on the straight line extended up and down in the state.
[0027]
The common dharma hole 10 is a portion where one hook Mh of the wall mounter M (1) or the wall mounter M (2) is engaged, an insertion hole 10a through which the flange Mf of the hook Mh passes, and a pin of the hook Mh. There is a long hole 10b through which Mp is inserted, and this long hole 10b communicates with the insertion hole 10a and extends upward.
[0028]
The first dharma hole 11 is a portion that engages with the other hook Mh of the wall mounter M (1), and as shown in FIGS. 3 and 4, an insertion hole 11a through which the flange Mf of the hook Mh passes, There is a long hole 11b through which the pin Mp of the hook Mh is inserted, and this long hole 11b communicates with the insertion hole 11a and extends upward.
[0029]
The second dharma hole 12 is a portion that engages with the other hook Mh in the wall mounter M (2), and as shown in FIGS. 3 and 4, the insertion hole 12a through which the flange Mf of the hook Mh passes, There is a long hole 12b through which the pin Mp of the hook Mh is inserted, and this long hole 12b communicates with the insertion hole 12a and extends upward.
[0030]
Here, the interval between the common dharma hole 10 and the first dharma hole 11 is set equal to the pitch P1 of the hooks Mh and Mh in the wall mounter M (1), and the common dharma hole 10 and the second dharma hole 12 are set. Is set equal to the pitch P2 of the hooks Mh and Mh in the wall mounter M (2).
[0031]
Further, the pitch P1 of the wall mounter M (1) and the pitch P2 of the wall mounter M (2) are only slightly different from each other. Therefore, the first dharma hole 11 and the second dharma hole 12 are mutually different. As shown in FIGS. 3 and 4, the long hole 11 b of the first dharma hole 11 is formed so as to communicate with the insertion hole 12 a of the second dharma hole 12.
[0032]
Incidentally, the shape, size, and relative position of the common dharma hole 10, the first dharma hole 11 and the second dharma hole 12 formed in the casing 1A of the telephone 1 are the same as those shown in FIGS. The appearance of the casing 1A in the telephone 1 is exactly the same as that of the telephone T in the wall-mounted structure, and there is no difference between the appearance of the casing Ta in the conventional telephone T.
[0033]
As shown in FIGS. 3 to 6, the back surface (inner surface) side of the bottom plate 1 </ b> B in the casing 1 </ b> A is opposed to each other with the first and second dharma holes 11 and 12 therebetween, and the first and second dharma holes 11 and 2 are opposed to each other. A pair of side ribs 1 </ b> R and 1 </ b> R are formed so as to protrude along the direction in which the Dalma holes 12 are juxtaposed.
[0034]
Here, the left and right engaging edge portions 1E and 1E facing the long hole 11b of the first dharma hole 11 are arranged such that the long hole 11b is inserted into the insertion hole 11a of the first dharma hole 11 and the insertion hole 12a of the second dharma hole 12, respectively. Therefore, as shown in FIG. 6, each side rib 1R is in a cantilevered state.
[0035]
4 and 6, the pair of side ribs 1R and 1R facing each other extend in parallel with each other, but the second dharma in the long hole 11b of the first dharma hole 11 is formed. The portions of the hole 12 sandwiching the side communicating with the insertion hole 12a are curved so as to be close to each other.
[0036]
Specifically, a part of each of the side ribs 1R and 1R is curved in accordance with the outer shape of the flange Mf in the hook Mh in a state of being engaged with the long hole 11b of the first dharma hole 11, As a result, the area of the locking edges 1E and 1E facing the long hole 11b of the first dharma hole 11 decreases from the insertion hole 11a of the first dharma hole 11 toward the insertion hole 12a of the second dharma hole 12. Has been.
[0037]
The pair of side ribs 1R, 1R has a cover plate 1C shaped like the first dharma hole 11 and the second dharma hole 12 for the purpose of preventing foreign matter from entering the casing 1A. However, it is integrally formed in such a manner as to cover the first dharma hole 11 and the second dharma hole 12 from the inside of the bottom plate 1B.
[0038]
In the conventional wall-hanging structure described above, when the telephone 1 is installed on the wall W using the wall-mounted mounter M (1) as shown in FIG. 1, first, the insertion hole 10a of the common dharma hole 10 in the casing 1A of the telephone 1 is used. And the flange Mf of each hook Mh in the wall mounter M (1) fixedly installed on the wall surface W is inserted into the insertion hole 11a of the first Dharma hole 11, respectively.
[0039]
Next, the telephone 1 is pushed downward, and the pin Mp of each hook Mh in the wall mounter M (1) is inserted into the long hole 10b of the common dharma hole 10 and the long hole 11b of the first dharma hole 11, respectively.
[0040]
Thereby, the flange Mf in one (upper) hook Mh is locked to the left and right locking edges facing the long hole 10b of the common dharma hole 10, and the flange Mf in the other (lower) hook Mh is As shown in FIG. 5 and FIG. 6, the telephone 1 is attached to the wall W via the wall mounter M (1) so as to be engaged with the left and right engaging edges 1E and 1E facing the long hole 11b of the first dharma hole 11. Will be.
[0041]
By the way, as apparent from a comparison between the shape of the locking edge 1E in the present embodiment shown in FIG. 7A and the shape of the locking edge Te in the conventional wall-hanging structure shown in FIG. In an aspect in which the area of each locking edge 1E facing the long hole 11b of the first dharma hole 11 is decreased from the long hole 11b of the first dharma hole 11 toward the insertion hole 12a of the second dharma hole 12, each side The area of each locking edge portion 1E in the present embodiment in which a part of the side rib 1R is curved is smaller than the area of each locking edge portion Te in the conventional wall-hanging structure.
[0042]
Here, also from the solution method considered as a set of cantilever beams having equal widths divided by a chain line as shown in FIG. 7, the rigidity of the locking edge portion 1E having a small area in the present embodiment is the conventional locking having a large area. It is obvious that the height is higher than the edge portion Te. According to a load test carried out with the same load applied, the locking edge portion 1E according to the present embodiment is 1.3 to as compared with the conventional locking edge portion Te. It has been confirmed that it has 1.5 times the strength.
[0043]
Thus, the area of the locking edge portions 1E and 1E facing the long hole 11b of the first dharma hole 11 is decreased from the insertion hole 11a of the first dharma hole 11 toward the insertion hole 12a of the second dharma hole 12. In the aspect, since a part of the pair of side ribs 1R is formed to be curved, the area of the locking edge portions 1E and 1E is smaller than that of the conventional wall-hanging structure, so that the locking edge portion does not increase in thickness. The rigidity of 1E and 1E can be increased.
[0044]
Thus, in the wall hanging structure of the electronic device according to the present embodiment, the telephone 1 can be pulled by pulling it away from the wall surface W without hindering the use of the commercially available wall mounters M (1) and M (2). Even when a large external force is applied to the telephone 1, it is possible to prevent inadvertent damage to the casing 1 </ b> A in the telephone 1.
[0045]
In the embodiment described above, a part of the side rib 1R in the casing 1A of the telephone 1 has a curved shape that follows the outer shape of the flange Mf of the hook Mh of the wall mounter M. Needless to say, various shapes such as a bent polygonal shape can be adopted as long as the area of the locking edge portion 1E can be reduced as compared with the conventional structure without interference.
[0046]
Further, in the above-described embodiment, the wall mounter having a pair of hooks provided on the base is exemplified. However, even when two screws as hooks are attached to the wall surface at a predetermined interval, the substantial wall mounter is provided. Of course, it constitutes.
[0047]
Further, in the above-described embodiments, an example in which the present invention is applied to a desktop / wall-mounted business telephone is shown. However, the present invention is also effectively applied to various wall-mounted electronic devices such as facsimile machines. It goes without saying that it can be done.
[0048]
【The invention's effect】
As described above, the wall hanging structure of the electronic device according to the present invention includes a wall mount mounter having a pair of hooks having a flange at the tip of the pin, an insertion hole through which the hook flange penetrates, and a long hole through which the pin is inserted. a wall-mounted structure of the combination formed Ru electronic device from the electronic device to form a double radiused aperture in the bottom plate of the appliance housing with bets, in order to correspond to the two types of wall-mounted mounter the relative distance of the hook is different, equipment cabinet It is formed on the bottom plate of the body and is formed on the bottom plate of the equipment housing so as to correspond to one common dharma hole that two types of wall mounters use in common and two types of wall mounters, and the hook of one wall mounter is In order to correspond to the first dharma hole to be locked and the two types of wall-mounted mounters, it is formed on the bottom plate of the equipment housing, is adjacent to the first dharma hole and is a long hole of the first dharma hole Is communicated with the insertion hole, and the second dharma hole to which the hook of the other wall-mounted mounter is locked, and the bottom plate of the equipment housing are opposed to each other across the long hole of the first dharma hole. A side rib formed by curving a portion of the long hole of the Dalma hole that sandwiches the side communicating with the insertion hole of the second Dalma hole so as to be close to each other. It is.
[0049]
According to the above configuration, in the side ribs facing each other, the portions of the long hole of the first Dalma hole sandwiching the side communicating with the insertion hole of the second Dalma hole are curved in a manner close to each other. As a result, the area of the locking edge facing the long hole of the first dharma hole that engages with the hook of the wall mounter is reduced, so that the rigidity of the locking edge increases without increasing the wall thickness. Will be.
[0050]
Thus, according to the wall hanging structure of the electronic device according to the present invention, it is possible to prevent damage to the device housing without obstructing the use of a commercially available wall mounter.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cutaway side view of an essential part showing a telephone and a wall mounter adopting a wall hanging structure according to the present invention.
FIG. 2 is an external perspective view of the device casing of the telephone shown in FIG. 1 as viewed from the bottom side.
3 is a cross-sectional side view of an essential part of a device casing in the telephone set shown in FIG. 1. FIG.
4A is an arrow IVa view in FIG. 3, and FIG. 4B is an arrow IVb view in FIG. 3;
5 is a cross-sectional side view of an essential part showing a state in which a hook of a wall mounter is engaged with a device casing of the telephone shown in FIG.
6A is a cross-sectional view taken along line VIa-VIa in FIG. 5, and FIG. 6B is a cross-sectional view taken along line VIb-VIb in FIG.
7A is a diagram showing a locking edge in the telephone shown in FIG. 1, and FIG. 7B is a diagram showing a locking edge in a conventional telephone.
FIG. 8 is a cutaway side view of a main part showing a telephone and a wall mounter adopting a conventional wall hanging structure.
FIGS. 9A and 9B are a front view and a side view showing a wall mounter. FIG.
FIGS. 10A and 10B are a front view and a side view showing a wall mounter. FIG.
11 is an external perspective view of the phone casing shown in FIG. 8 as viewed from the bottom side.
12 is a bottom view conceptually showing the equipment casing of the telephone set shown in FIG. 8. FIG.
13 is a cross-sectional side view of an essential part of a device casing in the telephone set shown in FIG.
14A is an arrow XIVa diagram in FIG. 13, and FIG. 14B is an arrow XIVb diagram in FIG.
15 is a cross-sectional side view of an essential part showing a state in which a hook of a wall mounter is engaged with a device casing of the telephone shown in FIG.
16A is a cross-sectional view taken along line XVIa-XVIa in FIG. 15, and FIG. 16B is a cross-sectional view taken along line XVIb-XVIb in FIG.
[Explanation of symbols]
1 ... Telephone (electronic equipment)
1A ... casing (equipment casing),
1B ... Bottom plate,
11R ... side ribs,
1E ... locking edge,
10 ... Dharma hole,
11 ... 1st Dharma hole,
11a ... insertion hole,
11b ... long hole,
12 ... 2nd Dharma hole,
12a ... insertion hole,
12b ... long hole,
M (1), M (2) ... Wall mounter,
Mb ... Base
Mh ... hook,
Mp ... pin,
Mf: Flange.

Claims (1)

ピンの先端にフランジを有する一対のフックを備えた壁掛けマウンタと、フックのフランジが貫通する挿入孔とピンが挿通する長孔とを有するダルマ孔を機器筐体の底板に形成した電子機器との組合せから成る電子機器の壁掛け構造であって、
フックの相対距離が相違する2種類の壁掛けマウンタに対応させるべく、前記機器筐体の底板に形成され、前記2種類の壁掛けマウンタが共通に使用する1つの共用ダルマ孔と、
前記2種類の壁掛けマウンタに対応させるべく、前記機器筐体の底板に形成され、一方の壁掛けマウンタのフックが係止される第1ダルマ孔と、
前記2種類の壁掛けマウンタに対応させるべく、前記機器筐体の底板に形成され、前記第1ダルマ孔と互いに隣接しかつ該第1ダルマ孔の長孔を挿入孔に連通させ、他方の壁掛けマウンタのフックが係止される第2ダルマ孔と、
前記機器筐体の底板に、前記第1ダルマ孔の長孔を挟んで対向して突設され、前記第1ダルマ孔の長孔における前記第2ダルマ孔の挿入孔に連通している側を挟んだ部位を、互いに近接する態様で湾曲させて形成した側方リブと、
を具備して成ることを特徴とする電子機器の壁掛け構造。
A wall mounter having a pair of hooks having a flange at the tip of the pin, and an electronic device in which a dharma hole having an insertion hole through which the flange of the hook passes and a long hole through which the pin is inserted is formed in the bottom plate of the device housing a wall-mounted structure of the formed Ru electronic devices from the combination,
In order to correspond to the two types of wall-mounted mounter the relative distance of the hook is different, the formed in the bottom plate of the apparatus housing, and one shared dharma hole in which the two types of wall-mounted mounter is commonly used,
In order to correspond to the two types of wall mounters, a first dharma hole formed on a bottom plate of the device housing and to which a hook of one wall mounter is locked,
In order to correspond to the two types of wall-mounted mounters, the other wall-mounted mounter is formed on the bottom plate of the equipment housing, is adjacent to the first dharma hole, and communicates the long hole of the first dharma hole with the insertion hole. A second dharma hole to which the hook of
A side of the long bottom of the first dharma hole that communicates with the insertion hole of the second dharma hole is provided on the bottom plate of the device casing so as to face the long hole of the first dharma hole. Side ribs formed by curving the sandwiched parts in a manner close to each other,
A wall-hanging structure for an electronic device, comprising:
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