JP4645569B2 - 三次元で位置調整可能なカメラ等の固定装置 - Google Patents

三次元で位置調整可能なカメラ等の固定装置 Download PDF

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Description

本発明は、三次元で位置調整可能なカメラ等の固定装置に関し、詳しくは、カメラ、マイクロフォン、照明装置等のように指向性のある装置を自然木等に固定するとともに、その固定の際にそれらのカメラ等の位置や角度を三次元で任意に調整可能なカメラ等固定装置に関する。
電力会社等は、ダム、発電所、道路等を建設する場合、ダム等の建設による環境影響評価(環境アセスメント)を行うことが義務付けられることがある。環境アセスメントの一分野の自然環境調査では、ダム等の建設行為が陸生動物・植物に与える影響が調査され、特に、希少猛禽類(イヌワシ、クマタカ、オオタカ等)の生息調査に関して充分な調査を行うことが求められる。この生息調査は、希少猛禽類の営巣(繁殖状況)の監視と行動圏の調査とが主体となっている。営巣の監視によって、その地に生息する希少猛禽類の種類、個体数、餌の種類・量等が調査される。そして、ダム等が建設された後の環境下でも、希少猛禽類の生息に必要な餌の種類及び量が確保され、希少猛禽類の生態系に影響を与えないことを確認しなければならない。
一般に、このような動物の生息に対する継続的な監視は、遠隔操作のカメラシステムを利用して行われている。そして、希少猛禽類の営巣監視の場合、監視カメラシステムは、一般の監視カメラシステムとは異なる特殊な条件、例えば、ダム等の建設される山中まで容易に運搬可能であること、撮影カメラが希少猛禽類に対してストレスを与えないこと、さらに、その取り付け作業自体もストレスとなるので、短時間で完了しなくてはならないこと、特に冬季の厳寒な気象条件下においても安定して撮影が継続できること等が要求されている。
また、希少猛禽類の継続的な監視のためには、監視カメラシステム用の監視カメラを監視用のシステムから離れた位置に配置することが多く、また、その際には、監視カメラを専用の固定装置を用いて固定することが、運搬や環境に与える観点から困難であるため、一般に、監視カメラは自然木の幹や枝に固定しなければならないことが多い。
特開2001−173613 特開2004−279755 特開2004−336186 特許文献1には、水平板及び垂直板からなる本体枠によって支柱に監視カメラのような機器を固定する構成が開示されている。
特許文献2には、固定部と回転部とを備え、回転部にカメラハウジングが取り付けられた監視カメラ旋回装置が開示されている。
また、特許文献3には、ランナーによってレールに懸架される監視カメラの取付構造が開示されている。
いずれの特許文献にも、自然木のような不定型で不規則な形状に監視カメラ等を固定する構成は開示されていなく、また、監視カメラ等の向きを任意に調整できる構成も開示されていない。希少猛禽類の継続的な監視を目的として設置されるような監視カメラは、建造物のように、予め監視カメラを固定するための装置が設けられたところに設置されるのではないので、一般の監視カメラ等の固定の際には要求されないような固定の容易性や監視方向の調整の簡便性等の性能を有していなければならない。
本発明に係るカメラ等固定装置は、そのような課題を解決するもので、カメラ等を収容するカメラ等収容部と、該カメラ等収容部を保持するカメラ等収容部保持部と、該カメラ等収容部保持部を保持するベース部と、該ベース部を保持する固定部と、前記カメラ等収容部と前記カメラ等収容部保持部との間の相対的な位置を調整するための第1の位置調整手段と、前記カメラ等収容部保持部と前記ベース部との間の相対的な位置を調整するための第2の位置調整手段と、前記ベース部と前記固定部との間の相対的な位置を調整するための第3の位置調整手段とを備え、前記第1から第3の位置調整手段が、それぞれ独立して相対的位置の調整を行うことができるカメラ等固定装置であって、前記ベース部が、板状部材の基部と、該基部の両側端部から垂直方向に延出する補強板部と、前記固定部に対する相対的な位置を調整するための前記第3の位置調整手段の回転台部とを備え、前記カメラ等収容部保持部が、前記板状部材の基部の補強板部の延出していない面上に取り付けられた、前記ベース部に対する相対的な位置を調整するための第2の位置調整手段の回転台部と、該回転台部の両端部から直角に延出するカメラ支持部とを備え、さらに、前記カメラ等収容部保持部が前記第1の位置調整手段によって前記カメラ支持部に対し相対的に位置を調整できるように保持されており、それにより、前記カメラ等が前記ベース部の前記基部の補強板部の延出していない面上側に保持され、前記固定部が、該カメラ等固定装置を自然木等に固定するために用いられ、該固定部が、前記ベース部の前記回転台部が取り付けられる板状部材の基部と、該基部の両側端部から前記ベース部の前記回転台部が取り付けられない側に向かって垂直方向に延出する取付部とを備え、該取付部に第4の位置調整手段の取付孔が形成されていて、該取付孔が前記取付部の長手方向に沿った長孔であことを特徴とする
第1の位置調整手段は、カメラ等収容部保持部に対し、カメラ等収容部を相対的に移動させること及び任意の位置に固定することを許容する第1の固定手段とを備えてもよい。
第2の位置調整手段は、ベース部に対し、カメラ等収容部保持部を相対的に移動させること及び任意の位置に固定することを許容する第2の固定手段とを備えてもよい。
第3の位置調整手段は、固定部に対し、ベース部を相対的に移動させること及び任意の位置に固定することを許容する第3の固定手段とを備えてもよい。
また、本発明に係るカメラ等固定装置は、カメラ等を収容するカメラ等収容部と、該カメラ等収容部を保持するカメラ等収容部保持部と、該カメラ等収容部保持部を保持するベース部と、該ベース部を保持する固定部と、前記カメラ等収容部と前記カメラ等収容部保持部との間の相対的な角度的位置を調整するための第1の位置調整手段と、前記カメラ等収容部保持部と前記ベース部との間の相対的な角度的位置を調整するための第2の位置調整手段と、前記ベース部と前記固定部との間の相対的な角度的位置を調整するための第3の位置調整手段とを備え、前記第1から第3の位置調整手段が、それぞれ独立して角度的位置の調整を行うことができるカメラ等固定装置であって、前記ベース部が、板状部材の基部と、該基部の両側端部から垂直方向に延出する補強板部と、前記固定部に対し回転可能な、前記第3の位置調整手段の回転台部とを備え、前記カメラ等収容部保持部が、前記板状部材の基部の補強板部の延出していない面上に回転可能に取り付けられた、前記第2の位置調整手段の回転台部と、該回転台部の両端部から直角に延出するカメラ支持部とを備え、さらに、前記カメラ等収容部保持部が前記第1の位置調整手段によって前記カメラ支持部に対し回転可能に保持されており、それにより、前記カメラ等が前記ベース部の前記基部の補強板部の延出していない面上側に保持され、前記固定部が、該カメラ等固定装置を自然木等に固定するために用いられ、該固定部が、前記ベース部の前記回転台部が取り付けられる板状部材の基部と、該基部の両側端部から前記ベース部の前記回転台部が取り付けられない側に向かって垂直方向に延出する取付部とを備え、該取付部に第4の位置調整手段の取付孔が形成されていて、該取付孔が前記取付部の長手方向に沿った長孔であことを特徴とする。
第1の位置調整手段は、カメラ等収容部保持部に対しカメラ等収容部を相対的に回転させるための第1の回転中心と、カメラ等収容部保持部に対しカメラ等収容部を任意の角度に固定する第1の固定手段とを備えてもよい。
第2の位置調整手段は、ベース部に対しカメラ等収容部保持部を相対的に回転させるための第2の回転中心と、ベース部に対しカメラ等収容部保持部を任意の角度に固定する第2の固定手段とを備えてもよい。
第3の位置調整手段は、固定部に対しベース部を相対的に回転させるための第3の回転中心と、固定部に対しベース部を任意の角度に固定する第3の固定手段とを備えてもよい。
カメラ等は、監視カメラ、音声入力装置、照明装置等のように指向性を有する装置であればどのようなものでもよい。
本発明によると、自然木のように不特定で不規則な形状の幹や枝に容易に監視カメラ等を固定することができ、また、その固定の際に、監視カメラ等の向きの調整を三次元で容易かつ短時間に行うことができる位置調整可能なカメラ等固定装置を提供することができる。
また、監視カメラ等を固定した後に、位置調整手段によって監視カメラ等の向きの調整を三次元で行えばよいので、監視カメラ等の設置が容易であるカメラ等固定装置を提供することができる。
さらに、遠隔からパン/チルトなどの首振り制御が可能な可動式カメラでも、左右方向に傾いている自然木に取り付けた場合、画角が水平にならない事を考慮すると、それをも解決する本方式は非常に有効である。
以下、本発明に係るカメラ等の固定装置の実施形態に関して添付の図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中、同じ構成要素に対しては同じ符号を付していて、重複した説明を省略している。
[カメラ等固定装置の構成]
(全体の概要)
図1は、本発明の一実施例に係るカメラ等固定装置100の側面図である。また、図2は、そのカメラ等固定装置100の一部を簡略化して示した斜視図である。それらの図に示すように、カメラ等固定装置100は、カメラ収容ボックス10と、カメラ収容ボックス保持部20と、ベース部40と、固定部60とを備える。
(カメラ収容ボックス)
図3は、カメラ収容ボックス保持部20から取り外したカメラ収容ボックス10の側面図を示しており、また、図4は、図3に示すカメラ収容ボックス10から、さらに、ボックス保持部17を取り除いた状態を示す。ボックス保持部17は、カメラ収容ボックス10をカメラ収容ボックス保持部20に取り付けるために使用する。
図4に示すように、カメラ収容ボックス10は、内部にカメラ18を収容するもので、レンズ部蓋部12と本体部カバー部14とからなる。レンズ部蓋部12の端部12aは、本体部カバー部14の端部14aに挿入されて、止め金具15によって本体部カバー部14に固定されている。レンズ部蓋部12が本体部カバー部14に挿入された部分にはパッキンが介挿されていて(図示せず)、雨水や埃等の侵入を防いでいる。
また、レンズ部蓋部12の端部12aとは反対側の端部12bの近くには、ガラス板等の透過板を斜めに固定したカバー部11が設けられている。それにより、外部からの埃や雨滴等の進入を防ぐとともに外敵と勘違いしがちなレンズに反射する自分自身の姿を、被写体に見えない様にしている。また、図3及び図4に向かって右側の本体部カバー部14の後端部14bには背面蓋16が設けられている。
背面蓋16の近くの本体部カバー部14の底面には、カメラ18の同軸ケーブル(図示せず)が接続されたクランプ13が設けられていて、これに、外部から、例えば、監視カメラシステムの画像記録装置のケーブルが接続される。
図5に示すように、カメラ18は、カメラ本体部18aとカメラレンズ部18bとカメラ固定部18cとからなり、カメラ固定部18cによってカメラ18はカメラ収容ボックス10の本体部カバー部14の内部に固定されている。カメラ18として、画ゆれ補正機能を有していて、一定の範囲の大きさの振動等に対して画像のブレを補正することができ、また、解像度の高い映像を得ることができるものが望ましい。このようなカメラとして、例えば、市場で商業的に入手可能な松下電器産業株式会社製のVP多重カメラの型番WV−CP180のカメラを利用することができる。
図3に戻って説明を続けると、ボックス保持部17は、カメラ収容ボックス10の本体部カバー部14の側面に4つのねじ17aによって固定されている。また、ボックス保持部17には、図3に向かって上下方向に整列する3つのねじ孔17b−1,17b−2,17b−3が形成されていて、それぞれに、六角ボルトや蝶ねじ19等が挿入されて、後述するように、カメラ収容ボックス10をカメラ収容ボックス保持部20(図1)に固定するとともに、その向きの調整を行うことができる。
また、図2に示すように、図3に示すボックス保持部17と同様のものを、カメラ収容ボックス10の本体部カバー部14の反対側の側面に設けてある。
(カメラ収容ボックス保持部)
図6に示すように、カメラ収容ボックス保持部20は、側面のカメラ支持部22,24と底面の回転台部26とからなる。カメラ支持部22,24には、ねじやボルト等(図示せず)が挿入されて、カメラ収容ボックス10を支持するとともにそれの回転中心となる回転中心孔22b,24bが形成されている。また、カメラ支持部22,24には、逆U字状の開口部22a,24aが形成されていて、そこには、カメラ10を所定の角度の保持するための蝶ねじ等(例えば、図1及び2において符号「19」で示すもの)が挿入される。
また、図6に示すように、カメラ支持部22,24は、回転台部26の端部に直角に固定されており、それらの間の距離は、カメラ収容ボックス10の幅方向の大きさに対応する。また、回転台部26には、カメラ支持部22,24の回転中心孔22b,24bと同様の回転中心孔30が形成されている。その回転中心孔30と対応するベース部40上の所定の位置に、ねじ孔(図示せず)が設けられていて、それに回転中心孔30に挿通されたねじやボルト等が螺合することによって、そのねじやボルト等を中心にカメラ収容ボックス保持部20が回転することができる。また、回転台部26にはカメラ支持部22,24の逆U字状の開口部22a,24aと同様の逆U字状の開口部28が形成されていて、ベース部40上のその開口部28に沿った任意の位置に形成されたねじ孔に螺号された例えば蝶ねじ29を手で締めることによって、回転台部26をベース部40に対し任意の角度で固定することができる。
なお、図6に示すように、カメラ支持部22,24には、複数の開口22cが形成されている。これらは、カメラ支持部22,24の軽量化を図るためである。
図7は、ベース部40に対し、その図に向かって回転台部26を少し左回りに回転させた状態を示す平面図である。その図に示すように、実線で示すカメラ収容ボックス保持部20の回転台部26は、ベース部40と同じ位置で重なって整列した状態にあり、二点鎖線で示す回転台部26’は、回転中心孔30の周りに左回りに少し回転した状態にある。この状態で、図6に示すような蝶ねじ29を締め付けると回転台部26’をその角度に維持することができる。
(ベース部)
図8は、ベース部40と固定部60との関係を説明するための一部簡略化した斜視図である。ベース部40は、図6に示すようにカメラ収容ボックス保持部20の回転台部26が取り付けられる基部46と、図8に示すようにその両側端部から垂直下方に延出する補強板部42,44と固定部60に対し回転可能な回転台部49(図9)とを備える。
(固定部)
また、図8に示すように、固定部60は、ベース部40の回転台部49が取り付けられる基部66と、その基部66の両側端部から垂直方向に延出する取付部62,64とを備える。取付部62,64には、取付孔62b,64bが設けられていて、それらの取付孔を利用して、例えば、取付ベルト62a等を用いて固定部60を木の幹や枝80等に縛り付ける。
図9は、固定部60に対し、ベース部40を少し回転させた状態のベース部40’を示す正面図である。すなわち、図9は、図8において、左下方の位置から右上の方向を見た状態を示す。図8及び図9に示すように、ベース部40は、固定部60に対し、実線で示すベース部40から二点鎖線で示すベース部40'のように回転することができる。その回転のために、ベース部40とカメラ収容ボックス保持部20との関係と同様に、ベース部40の回転台部49には、そのベース部40を支持するとともにその回転中心となるためのボルトやねじ等(図示せず)が挿入される回転中心孔50が形成されている。また、回転台部49には、逆U字状の開口部48が形成されていて、そこには、基部66に対しベース部40を所定の角度で保持するための蝶ねじ69が挿入される。
図9に示すように、実線で示すベース部40の回転台部49は、固定部60の基部66と同じ向きに重なって整列した状態にあり、二点鎖線で示す回転台部49’は、回転中心孔50を中心に右回りに少し回転した状態にある。この状態で、蝶ねじ69を手で締め付けると回転台部49’をその位置に固定することができる。すなわち、ベース部40を図9に示すように固定部60に対し右回りに一定角度回転させた位置に保持することができる。
(位置調整手段)
カメラ収容ボックス10とカメラ収容ボックス保持部20との間の相対的な位置関係を調整する第1の位置調整手段は、ボックス保持部17のねじ孔17−b2及び17b−3と、カメラ支持部22,24の回転中心孔22b,24b及び逆U字状の開口部22a,24aと、ねじ孔17b−3及び回転中心孔22b,24bに挿入されたボルトやねじ等と、逆U字状の開口部22a,24aに挿入された蝶ねじ等とを備え、ねじ孔17b−3、回転中心孔22b,24b及びそれらに挿入されたボルトやねじ等によって回転中心を画定し、逆U字状の開口部22a,24a及びそれに挿入された蝶ねじ等によって固定手段を画定している。
カメラ収容ボックス保持部20とベース部40との間の相対的な位置関係を調整する第2の位置調整手段は、回転台部26の回転中心孔30及び開口部28と、基部46のそれらに対応する位置に設けられた孔と、それらに挿入されたボルトやねじ等及び蝶ねじ29とを備え、回転台部26の回転中心孔30、それに対応する位置に設けられた基部46の孔及びそれらに挿入されたボルトやねじ等によって回転中心を画定し、開口部28及びそれに挿入された蝶ねじ等29によって固定手段を画定している。
ベース部40と固定部60との間の相対的な位置関係を調整する第3の位置調整手段は、回転台部49の回転中心孔50及び開口部48と、基部66のそれらに対応する位置に設けられた孔と、それらに挿入されたボルトやねじ等及び蝶ねじ69とを備え、回転台部49の回転中心孔50、それに対応する位置に設けられた基部66の孔及びそれらに挿入されたボルトやねじ等によって回転中心を画定し、開口部48及びそれに挿入された蝶ねじ等69によって固定手段を画定している。
[カメラ等固定装置の取り付け方法の一例]
カメラ等固定装置の取り付け方法は、簡略化して述べると、まず、固定部60を木の幹や枝等に固定し、次に、ベース部の向きを調整し、次に、カメラ収容ボックス保持部20の向きを調整し、最後に、カメラ収容ボックス10の向きを調整してカメラの撮影方向を定めるようにする。
具体的に説明すると、カメラ18が監視用カメラの場合、まず、図8に示すように、取付ベルト62a等を用いて固定部60を木の幹や枝80等に縛り付ける。次に、図9に示す蝶ねじ69を緩めて、回転中心孔50を中心に、ベース部40の回転台部49を固定部60の基部66上で回転することによって、ベース部40の基部46の面の傾斜角度が適切な角度となるように調整する。角度が定まった時点で、蝶ねじ69を締め付けて、ベース部40を例えば図9のベース部40’の位置に固定する。
次に、図7に示す蝶ねじ29を緩めて、回転中心孔30を中心に、カメラ収容ボックス保持部20の回転台部26をベース部40の基部46上で回転して、カメラ収容ボックス保持部20の回転台部26の面の傾斜角度や方向が適切な角度や向きとなるように調整する。角度が定まった時点で、蝶ねじ29を締め付けて、カメラ収容ボックス保持部20をその角度に維持する。
次に、図2に示す蝶ねじ19を緩めて、回転中心孔22b,24bの周りをカメラ収容ボックス10を回転して、カメラ18のレンズを監視方向に向ける。その状態で蝶ねじ19を手で締め付けると、カメラ18を適切な向きに固定することができる。
このように、カメラ収容ボックス10とカメラ収容ボックス保持部20との間にある第1の位置調整手段によって、カメラ収容ボックス10を概略鉛直面内で任意の角度に向けることができ、カメラ収容ボックス保持部20とベース部40との間の第2の位置調整手段によって、カメラ収容ボックス10を概略水平面内で任意の角度に向けることができ、さらに、ベース部40と固定部60との間の第3の位置調整手段によって、カメラ収容ボックス10を、第1の位置調整手段によって調整可能な鉛直面と直交する鉛直面内で任意の角度に向けることができる。
従って、この固定装置によると、三次元の任意の角度に容易にカメラ等を固定することができる。
[固定装置の利用例]
図10は、カメラ等固定装置100を用いて希少猛禽類200を観察する場合の監視システム構成を説明するための図である。その監視システムは、希少猛禽類200を撮影するためのカメラを収容したカメラ等固定装置100と、電源並びに伝送及びシーンレコーダ・ユニット120と、回線130と、パーソナルコンピュータ(以下、単に「PC」という。)140とを備える。
カメラ等固定装置100は、希少猛禽類200の営巣の状況を正確に撮影できるように、希少猛禽類200に近接した距離、例えば、約10m程度離れた地点に設置される。カメラ等固定装置100は、希少猛禽類200の巣の近くに素早く固定する必要があるため、例えば、自然木や鉄塔等の高所に短時間で容易に設置できなければならない。そのため、上記のように、固定部を自然木,鉄塔等に固定した後に、第1から第3の位置調整手段をそれぞれ調整することによってカメラを希少猛禽類200に向けるようにする。
電源並びに伝送及びシーンレコーダ・ユニット120は、カメラ等固定装置100のカメラやPC140等に電力を供給するとともに、カメラで撮影した映像データを記録・伝送を行うもので、電源部と映像データ記録部とを備え、更に所望により、映像データ伝送部を備える。
電源部として、第1ソーラーパネル群と、これに接続された第1バッテリユニットと、第2ソーラーパネル群と、これに接続された第2バッテリユニットとを有する。第1ソーラーパネル群及び第2ソーラーパネル群は、各々、複数枚のソーラーパネルを備える。各々のソーラーパネルは、同じ発電容量のものでもよく、或いは異なる発電容量のものであってもよい。
カメラケーブル110は、カメラ等固定装置100内のカメラ18と電源並びに伝送及びシーンレコーダ・ユニット120との間を接続するもので、最長300mの長さを有する。このカメラケーブル120によって、カメラ18から映像信号が伝送され、また、カメラ18に対して電力が供給される。
[他の構成例]
上記の実施例では、回転中心孔22b,24b,30,50に挿通されるボルトやねじ等は、それぞれに対応する位置に形成されたボックス保持部17のねじ孔17b−3、基部46のねじ孔、基部66のねじ孔に取り付けられるが、そのボルトやねじ等は、回転中心となる軸心として機能すればよいので、基本的には、そのボルトやねじ等は締め付けを行う必要はなく、その周りを所定の部材が空転できればよい。そのため、ボルトやねじ等の代わりに、回転中心となる円柱状のものを所定の位置に固定するようにしてもよい。
また、蝶ねじと逆U字状の開口部との組合せに代えて、例えば、相対的に移動させる2つの部材に角度的に等間隔に孔を設け、それらの孔の組み合せることによって2つの部材の位置関係を変更し、その場合に整列した2つの孔にピン等を差し込んでそれらの2つの部材を固定するようにしてもよい。
上記の実施例では、監視カメラの例で説明したが、監視カメラに限られるものではなく、指向性のあるマイクロフォンのような入力手段や、所定の方向を照らす照明ランプを任意の方向に固定するために用いてもよい。
[その他]
以上説明した実施形態は、例示であって、本発明はこれに限定されるものではない。また、当業者が日常的になしえる実施形態に対する追加、削除、変更、改良等は、本発明に含まれる。本発明の技術的範囲は、添付の特許請求の範囲の記載によって定められる。
図1は、本発明の一実施例に係るカメラ等固定装置の側面図である。 図2は、図1に示すカメラ等固定装置の一部を簡略化して示した斜視図である。 図3は、図1に係るカメラ等固定装置のカメラ収容ボックスの側面図である。 図4は、図3に示すカメラ収容ボックスからボックス保持部を取り除いた状態を示す側面図である。 図5は、図1に係るカメラ等固定装置に収容されているカメラの側面図である。 図6は、図1に係るカメラ等固定装置のカメラ収容ボックス保持部とベース部とを示す斜視図である。 図7は、図1に係るカメラ等固定装置において、ベース部に対し回転台部を少し回転させた状態を示す平面図である。 図8は、ベース部と固定部との関係を説明するための一部簡略化した斜視図である。 図9は、図1に係るカメラ等固定装置において、固定部に対し、ベース部を少し回転させた状態のベース部を示す正面図である。 図10は、カメラ等固定装置を用いて希少猛禽類を観察する場合の監視システム構成を説明するための図である。
符号の説明
100・・・・カメラ等固定装置
10・・・・・カメラ収容ボックス
19,29,69・・・蝶ねじ
20・・・・・カメラ収容ボックス保持部
22a,28,48・・・開口部
22b,24b,30,50・・・回転中心孔
40・・・・・ベース部
60・・・・・固定部

Claims (9)

  1. カメラ等を収容するカメラ等収容部と、
    該カメラ等収容部を保持するカメラ等収容部保持部と、
    該カメラ等収容部保持部を保持するベース部と、
    該ベース部を保持する固定部と、
    前記カメラ等収容部と前記カメラ等収容部保持部との間の相対的な位置を調整するための第1の位置調整手段と、
    前記カメラ等収容部保持部と前記ベース部との間の相対的な位置を調整するための第2の位置調整手段と、
    前記ベース部と前記固定部との間の相対的な位置を調整するための第3の位置調整手段とを備え、前記第1から第3の位置調整手段が、それぞれ独立して相対的位置の調整を行うことができるカメラ等固定装置であって、
    前記ベース部が、板状部材の基部と、該基部の両側端部から垂直方向に延出する補強板部と、前記固定部に対する相対的な位置を調整するための前記第3の位置調整手段の回転台部とを備え、前記カメラ等収容部保持部が、前記板状部材の基部の補強板部の延出していない面上に取り付けられた、前記ベース部に対する相対的な位置を調整するための第2の位置調整手段の回転台部と、該回転台部の両端部から直角に延出するカメラ支持部とを備え、さらに、前記カメラ等収容部保持部が前記第1の位置調整手段によって前記カメラ支持部に対し相対的に位置を調整できるように保持されており、それにより、前記カメラ等が前記ベース部の前記基部の補強板部の延出していない面上側に保持され、
    前記固定部が、該カメラ等固定装置を自然木等に固定するために用いられ、該固定部が、前記ベース部の前記回転台部が取り付けられる板状部材の基部と、該基部の両側端部から前記ベース部の前記回転台部が取り付けられない側に向かって垂直方向に延出する取付部とを備え、該取付部に第4の位置調整手段の取付孔が形成されていて、該取付孔が前記取付部の長手方向に沿った長孔である、カメラ等固定装置。
  2. 請求項1のカメラ等固定装置において、前記第1の位置調整手段は、前記カメラ等収容部保持部に対し、前記カメラ等収容部を相対的に移動させること及び任意の位置に固定することを許容する第1の固定手段とを備えるカメラ等固定装置。
  3. 請求項1のカメラ等固定装置において、前記第2の位置調整手段は、前記ベース部に対し、前記カメラ等収容部保持部を相対的に移動させること及び任意の位置に固定することを許容する第2の固定手段とを備えるカメラ等固定装置。
  4. 請求項1のカメラ等固定装置において、前記第3の位置調整手段は、前記固定部に対し、前記ベース部を相対的に移動させること及び任意の位置に固定することを許容する第3の固定手段とを備えるカメラ等固定装置。
  5. カメラ等を収容するカメラ等収容部と、
    該カメラ等収容部を保持するカメラ等収容部保持部と、
    該カメラ等収容部保持部を保持するベース部と、
    該ベース部を保持する固定部と、
    前記カメラ等収容部と前記カメラ等収容部保持部との間の相対的な角度的位置を調整するための第1の位置調整手段と、
    前記カメラ等収容部保持部と前記ベース部との間の相対的な角度的位置を調整するための第2の位置調整手段と、
    前記ベース部と前記固定部との間の相対的な角度的位置を調整するための第3の位置調整手段とを備え、前記第1から第3の位置調整手段が、それぞれ独立して角度的位置の調整を行うことができるカメラ等固定装置であって、
    前記ベース部が、板状部材の基部と、該基部の両側端部から垂直方向に延出する補強板部と、前記固定部に対し回転可能な、前記第3の位置調整手段の回転台部とを備え、前記カメラ等収容部保持部が、前記板状部材の基部の補強板部の延出していない面上に回転可能に取り付けられた、前記第2の位置調整手段の回転台部と、該回転台部の両端部から直角に延出するカメラ支持部とを備え、さらに、前記カメラ等収容部保持部が前記第1の位置調整手段によって前記カメラ支持部に対し回転可能に保持されており、それにより、前記カメラ等が前記ベース部の前記基部の補強板部の延出していない面上側に保持され、
    前記固定部が、該カメラ等固定装置を自然木等に固定するために用いられ、該固定部が、前記ベース部の前記回転台部が取り付けられる板状部材の基部と、該基部の両側端部から前記ベース部の前記回転台部が取り付けられない側に向かって垂直方向に延出する取付部とを備え、該取付部に第4の位置調整手段の取付孔が形成されていて、該取付孔が前記取付部の長手方向に沿った長孔である、カメラ等固定装置。
  6. 請求項5のカメラ等固定装置において、前記第1の位置調整手段は、前記カメラ等収容部保持部に対し前記カメラ等収容部を相対的に回転させるための第1の回転中心と、前記カメラ等収容部保持部に対し前記カメラ等収容部を任意の角度に固定する第1の固定手段とを備えるカメラ等固定装置。
  7. 請求項5のカメラ等固定装置において、前記第2の位置調整手段は、前記ベース部に対し前記カメラ等収容部保持部を相対的に回転させるための第2の回転中心と、前記ベース部に対し前記カメラ等収容部保持部を任意の角度に固定する第2の固定手段とを備えるカメラ等固定装置。
  8. 請求項5のカメラ等固定装置において、前記第3の位置調整手段は、前記固定部に対し前記ベース部を相対的に回転させるための第3の回転中心と、前記固定部に対し前記ベース部を任意の角度に固定する第3の固定手段とを備えるカメラ等固定装置。
  9. 請求項1又は5のカメラ等固定装置において、前記カメラ等は、監視カメラ、音声入力装置、照明装置等のように指向性を有する装置であるカメラ等固定装置。
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