JP4634472B2 - 無線通信システムおよび無線通信方法 - Google Patents
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Description
m2m通信の具体例としては、(1)自動販売機が、自分の内蔵する商品の在庫状況を自動的に在庫管理装置にレポートする、(2)トラックの運行状態(場所、速度など)を運送会社の運行管理システムに自動的にレポートする、などがある。
m2m通信で主に使用される既存のネットワークとして、PDC(第2世代携帯電話)のネットワーク(回線交換モード)の基本構成を図36に示す(例えば、非特許文献1参照)。
(1)位置登録
セル方式による移動体通信システムでは、移動端末そのものが空間的に移動するため、その存在場所をネットワーク側で常に把握しておく必要がある。このために必須なものが位置登録である。
(ii)移動して移動端末が受信するPA番号の変化を検出すると、位置登録を行う。移動端末は位置登録要求をHLRに送信し、HLRは位置情報を書き換える。
(iii)位置登録が完了すると、HLRから移動端末に位置登録完了信号を送信する。
移動端末から発信する場合の基本的な接続手順の概要を以下に示す。
(i)発信端末からBSに対して呼設定の信号を転送するための信号チャネルの設定を要求し、BSでは信号チャネルを設定する。
(ii)発信端末から着信先の電話番号をダイヤルし、電話番号を含む呼設定要求をBS経由でMCCに送信する。MCC はHLRに格納されている加入者情報をもとに端末の認証を行う。
(iv)MCCはMGCに呼設定の要求を出す。MGCは着信先が固定ネットワークあるいは他の事業者の移動端末であれば、呼をそちらヘルーティングする。一方、着信先が自分のネットワークの加入者の移動端末であれば、HLRにその位置情報を問い合わせる。
(V)接続先が移動端末の場合は、その位置情報を基に呼設定信号がルーティングされ、着信端末の所属するページングエリアのBSから一斉呼び出しが行われる。接続対象である着信先が応答すると、コネクションが設定され通話が可能となる。
移動端末が着信するときの接続手順の概要を示す。
(i)固定ネットワークあるいは他のセルラーネットワークからの着信要求(呼設定要求)は、着信先の電話番号を含めて、まずMGCに届けられる。
(ii)MGCは呼を着信端末の所属するMCCヘルーティングする。このため、HLRは保持されている端末位置情報から、どのMCCのカバー範囲に着信先の移動端末が位置するかを調べる。 MCCはHLRからの情報を基に該当するページングエリアのBSを介して一斉呼出しを行う。
(iv)MCCはHLRに格納されている加入者情報をもとに着信端末の認証を行い、呼設定要求信号を着信端末に送付するとともにBSに通話用の音声チャネルを端末に付与するよう指示を出す。
(V)着信端末が呼出し音を鳴らし、着信先が応答すると、コネクションが設定され通話が可能となる。
また、iモード通信を可能とするために、移動端末およびサーバとの通信プロトコルをそれぞれ終端し、それらを相互に接続するための機能を持つ移動メッセージ用パケット関門装置(M-PGW : Mobile Message- PGW)が配置されている。
一方、iモードサーバはPDC-Pネットワークとインターネットを結ぶ関門機能を担っている。具体的には、情報配信やメールの送受信機能および蓄積機能および情報提供者管理機能、さらに情報料課金機能を具備している。
移動体電話によるm2m通信が広域、屋外を主対象とするのに対して、近距離無線で低機能な端末によるm2m通信の例として、Auto-IDにより提唱されている無線タグ(RFID)ネットワークの構成例を図38に示す。
そして、RFIDリーダにより読み取ったIDを付与された各商品の各個体についてのデータをそのデータベースから得たり、あるいはそのデータベースに読み取ったIDを持つ個体についての新たなデータの書き込み(例えば、納入日、納入場所)を行うことができるようになる。
三宅功、斎藤洋著「ユビキタスサービスネットワーク技術」社団法人 電気通信協会 平成15年9月1日初版、p76〜80
また、上記特許文献1の無線端末にあっては、各無線端末が単位時間ごとに通信可能なパケット数をあらかじめ設定し、各無線端末による単位時間あたりのトラフィックの平滑化を、無線基地局あるいは通信の制御を行う制御サーバが制御することが困難である。
図1において、本実施形態の無線通信システムは、無線端末1、センサ・アクチュエータ2、無線基地局3、制御サーバ4、ゲートウェイサーバ5、データベース6を有している。本実施形態による無線通信システムは、当該システム外部の装置であるサーバ7から無線端末1に対する呼の通信受付を行うとともに、上記サーバ7への接続を制御する、後述するゲートウェイサーバ5を有している。
無線基地局3は、無線及び有線による送受信機能を有しており、上記無線端末1からの無線チャンネルの割り当てを要求するランダムアクセスメッセージを、通信受付の要求に変換し、後述する制御サーバ4に送信し、この制御サーバ4からの通信受付の応答を無線チャンネルの割り当て応答に変換した後、上記無線端末1に送信する
また、ゲートウェイサーバ5は、無線端末1から送信されたデータをいずれのサーバ7に対して送信するか、また、サーバ7から送信されたデータをいずれの無線基地局3に対して送信するかの制御を行う。
ここで、本実施形態においては、センサ・アクチュエータ2が発呼するパケットの送信先のアドレス(例えば、サーバ7のアドレス)を、網装置(制御サーバ4、ゲートウェイサーバ5、データベース6)により後述するように決定される。
以下、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける無線端末1の位置登録の処理を図面を参照して説明する。図3は同実施形態による無線通信システムにおける無線端末の位置登録の動作例を示すシーケンス図である。
無線端末1は、電源が投入されて起動し、新規に無線基地局3に接続される際、あるいは移動により、移動前に接続していた無線基地局3から、異なる他の無線基地局3に接続する際、この新たに接続する他の無線基地局3に対して位置登録の処理を行う。
そして、無線基地局3は、制御サーバ4に対して、位置登録を要求した無線端末1の位置登録を要求する(ステップS2)。
これにより、制御サーバ4は、データベース6に対し、位置登録を要求してきた無線端末の端末識別情報に対応したユーザプロファイル情報の要求を行う(ステップS3)。
データベース6は、内部の制御部が入力される端末識別情報に対応したユーザプロファイル情報をデータベース部から検索し、上記端末識別情報に対応するユーザプロファイル情報が検索されると、このユーザプロファイル情報を読み出し、この読み出したユーザプロファイル情報を制御サーバ1に対して送信する(ステップS4)。
そして、制御サーバ4は、位置登録が成功したことを示す位置登録応答を、位置登録を要求した無線基地局3に対して送信する(ステップS6)。一方、制御サーバ4は、認証処理が行われて無線端末1が認証されない場合(鍵情報などが対応していない場合)、位置登録が失敗したことを示す位置登録応答を、位置登録を要求した無線基地局3に対して送信する。
そして、位置登録完了を受信すると、無線基地局3は、無線端末1が送信してきた位置登録完了を、制御サーバ4へ送信する(ステップS9)。
次に、位置登録完了を受信すると、制御サーバ4は、自身の宛先情報、当該端末識別情報を、当該無線端末1のユーザプロファイル情報の中から通信受付に関する情報を、ユーザ在圏位置情報登録(無線端末1がいずれの無線基地局3の通信範囲に存在しているかの情報を登録)要求として、ゲートウェイサーバ5へ送信する(ステップS10)。
そして、ゲートウェイサーバ5は、ユーザ在圏位置情報登録応答を制御サーバ4に対して送信する(ステップS12)。
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける無線端末1へのサーバ7の発呼の処理を図面を参照して説明する。図4及び図5は同実施形態による無線通信システムにおける無線端末1のサーバ7発呼の動作例を示すシーケンス図である。
本実施形態の無線通信システムにおいて、ゲートウェイサーバ5は、サーバ7からセンサ・アクチュエータ2に対してデータを送信する前に、当該データをセンサ・アクチュエータに送信して良いか否かを、1パケット毎に行う通信受付において判定する。
図4において、サーバ7は、ゲートウェイサーバ7に対し、無線端末1へ送信するデータのデータ送信を行う(ステップS20)。
上記データ送信を受信すると、ゲートウェイサーバ5は、データに含まれている無線端末1の端末識別情報により、ユーザプロファイルを自身のキャッシュより読み出し、すでに説明した通信受付を行い、通信受付が完了するとサーバ7に対して通信受付応答を送信する(ステップS21)とともに、制御サーバ4に対して上記データのデータ送信を行う(ステップS22)。
呼出要求を受信すると、無線基地局3は、内部のキャッシュに端末識別情報に対応して記憶されているユーザプロファイル情報のなかの無線端末1のアドレスを読み出し、読み出したアドレスに対応する無線端末1に対して呼出要求を行う(ステップS24)。
呼出要求を受信すると、無線端末1は、呼出要求に対する応答として呼出応答を、無線基地局3に対して送信する(ステップS25)。
応答信号を受信すると、無線基地局7は、制御サーバ4に対し、無線端末1からの呼出応答信号を送信する(ステップS26)。
そして、無線基地局3は、制御サーバ4から入力されるサーバ7からのデータを、無線端末1に対して送信する(ステップS28)。
次に、無線端末1は、無線基地局3から入力されるサーバ7からのデータを、センサ・アクチュエータ2に対してデータ送信する(ステップS29)。
上記ACK信号を受信すると、無線端末1は、上記ACK信号を、無線基地局3に対して出力する(ステップS31)。
また、制御サーバ4は、ゲートウェイサーバ5に対し、受信したACK信号を送信する(ステップS33)。
上記ACK信号を入信すると、ゲートウェイーバ5は、受信したACK信号をサーバ7に対して送信する(ステップS34)。
図5において、サーバ7は、ゲートウェイサーバ5に対し、無線端末1へデータ送信するための通信受付要求を送信する(ステップS40)。
通信受付要求を受信すると、ゲートウェイサーバ5は、サーバ7の送信対象である無線端末1へのデータ送信に対する通信受付を行い、通信受付の成功及び失敗のいずれかの結果を含む通信受付応答をサーバ7に対して送信する(ステップS41)。
上記データ送信を受信すると、ゲートウェイサーバ5は、制御サーバ4に対してデータ送信を行う(ステップS43)。
呼出要求を受信すると、無線基地局3は、内部のキャッシュに端末識別情報に対応して記憶されているユーザプロファイル情報のなかの無線端末1のアドレスを読み出し、読み出したアドレスに対応する無線端末1に対して呼出要求を行う(ステップS45)。
呼出要求を受信すると、無線端末1は、呼出要求に対する応答として呼出応答を、無線基地局3に対して送信する(ステップS46)。
応答信号を受信すると、無線基地局7は、制御サーバ4に対し、無線端末1からの呼出応答信号を送信する(ステップS47)。
そして、無線基地局3は、制御サーバ4から入力されるサーバ7からのデータを、無線端末1に対して送信する(ステップS49)。
次に、無線端末1は、無線基地局3から入力されるサーバ7からのデータを、センサ・アクチュエータ2に対してデータ送信する(ステップS50)。
上記ACK信号を受信すると、無線端末1は、上記ACK信号を、無線基地局3に対して出力する(ステップS52)。
また、制御サーバ4は、ゲートウェイサーバ5に対し、受信したACK信号を送信する(ステップS54)。
上記ACK信号を入信すると、ゲートウェイーバ5は、受信したACK信号をサーバ7に対して送信する(ステップS55)。
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおけるサーバ7へのセンサ・アクチュエータ2の発呼の処理を図面を参照して説明する。図6は同実施形態による無線通信システムにおけるサーバ7へのセンサ・アクチュエータ2の発呼の動作例を示すシーケンス図である。
図6において、センサ・アクチュエータ2からデータ送信を受信すると、無線基地局3は制御サーバ4に対して通信受付の要求を送信する。
本実施形態の無線通信システムにおいて、制御サーバ4は、無線端末1からサーバ7に対してデータを送信する前に、当該データをサーバ7へ送信して良いか否かを、1パケット毎に行う通信受付において判定する。
データ送信を受信すると、無線端末1は、自身がサーバ7に対してデータ送信するための通信受付要求を、無線基地局3に対して送信する(ステップS61)。
通信受付要求を受信すると、無線基地局3は、受信した通信受付要求を、制御サーバ4に対して送信する(ステップS62)。
そして、制御サーバ4は、通信受付要求を受信すると、すでに述べた通信受付の判定処理を行い、判定結果を通信受付応答として無線基地局3へ送信する(ステップS63)。
通信受付応答を受信すると、無線基地局3は、受信した制御サーバ4からの通信受付応答を無線端末1へ送信する(ステップS64)。
そして、無線基地局3は、無線端末1から入力されるセンサ・アクチュエータ2からのデータを、ゲートウェイサーバ5に対して送信する(ステップS67)。
次に、ゲートウェイサーバ5は、制御サーバ4から入力されるセンサ・アクチュエータ2からのデータを、サーバ7に対してデータ送信する(ステップS68)。
上記ACK信号を受信すると、ゲートウェイサーバ5は、上記ACK信号を、制御サーバ4に対して出力する(ステップS70)。
また、無線基地局3は、無線端末1に対し、受信したACK信号を送信する(ステップS72)。
上記ACK信号を入信すると、無線端末1は、受信したACK信号をセンサ・アクチュエータ2に対して送信する(ステップS73)。
図1の本実施形態の無線通信システムにおける無線基地局3を図を用いて説明する。図7は、本実施形態による無線通信システムにおける無線基地局3の構成例を示すブロック図である。
無線基地局3は、通信インターフェース31、無線通信インターフェース32、制御部33、位置登録状態判別部34、経路処理部35及びキャッシュ36から構成されている。
通信インターフェース31は、制御サーバ4とのデータ送受信を行うためのインターフェースである。
無線通信インターフェース32は、データの送受信を行うため、無線端末1との間にて無線通信を行うインターフェースである。
経路処理部35は、後述するキャッシュ36に記憶されているユーザプロファイル情報から宛先のサーバ7に対応した制御サーバ4の宛先情報を求める。
キャッシュ36には、位置登録が成功した無線端末1の端末識別情報に対応し、当該無線端末1のユーザプロファイル情報が記憶され登録されている。
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける無線基地局3の位置登録要求受信時の処理を図面を参照して説明する。図8は同実施形態による無線通信システムにおける図7の無線基地局3が行う位置登録要求受信に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
無線通信インターフェース32は、無線端末1からの位置登録要求を受信する(ステップS80)と、制御部33に対して位置登録要求の通信内容を通知する(ステップS81)。
そして、経路処理部35は、無線端末1のデータの送信先であるサーバ7の宛先情報を、キャッシュ36のユーザプロファイル情報から抽出し、制御部33に対して送信する(ステップS83)。
制御部33は、経路処理部35から入力される宛先情報の示す制御サーバ4に対して送信する位置登録要求を、通信インターフェース31に対して送信する(ステップS84)。
そして、通信インターフェース31は、上記宛先情報の示す制御サーバ4に対して位置登録要求を送信する(ステップS85)。
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける無線基地局3の位置登録応答時の処理を図面を参照して説明する。図9は同実施形態による無線通信システムにおける図7の無線基地局3が行う位置登録応答受信に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
通信インターフェース31は、制御サーバ4からの位置登録応答を受信する(ステップS90)と、位置登録応答の通知内容(通信内容)を制御部33に対して送信する(ステップS91)。
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける無線基地局3の位置登録完了時の処理を図面を参照して説明する。図10は同実施形態による無線通信システムにおける図7の無線基地局3が行う位置登録応答受信に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
無線通信インターフェース32は、無線端末1からの位置登録完了を受信する(ステップS94)と、位置登録完了の通知内容を制御部33に対して送信する(ステップS95)。
また、制御部33は、制御サーバ4に対し、無線端末1からの位置登録完了を送信するため、位置登録完了を通信インターフェース31へ送信する(ステップS98)。
位置登録完了を受信すると、通信インターフェース31は、当該位置登録完了を制御サーバ4に対して送信する(ステップS99)。
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける無線基地局3のサーバ7発呼時の呼出要求の処理を図面を参照して説明する。図11は同実施形態による無線通信システムにおける図7の無線基地局3が行うサーバ7の発呼の呼出要求に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
通信インターフェース31は、制御サーバ4からの呼出要求を受信する(ステップS100)と、呼出要求の通知内容を制御部33に対して送信する(ステップS101)。
そして、制御部33は、ユーザ情報に含まれるアドレスが示す無線端末1に対して呼出要求を送信するため、呼出要求を無線通信インターフェース32に対して送信する(ステップS104)。
これにより、無線通信インターフェース32は、無線端末1に対して呼出要求を送信する(ステップS105)。
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける無線基地局3のサーバ7発呼時の呼出応答の処理を図面を参照して説明する。図12は同実施形態による無線通信システムにおける図7の無線基地局3が行うサーバ7の発呼の呼出応答に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
無線通信インターフェース32は、無線端末1からの呼出応答を受信する(ステップS106)と、呼出応答の通知内容を制御部33に対して送信する(ステップS107)。
そして、制御部33は、制御サーバ4に対して呼出応答を送信するため、呼出応答を通信インターフェース31に対して送信する(ステップS108)。
これにより、通信インターフェース31は、制御サーバ4に対して呼出応答を送信する(ステップS109)。
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける無線基地局3のサーバ7発呼時のデータ送信受信の処理を図面を参照して説明する。図13は同実施形態による無線通信システムにおける図7の無線基地局3が行うサーバ7の発呼のデータ送信受信に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
通信インターフェース31は、制御サーバ4からのデータ送信を受信する(ステップS110)と、データ送信の通知内容を制御部33に対して送信する(ステップS111)。
そして、制御部33は、ユーザ情報に含まれるアドレスが示す無線端末1に対してデータ送信を送信するため、データ送信を無線通信インターフェース32に対して送信する(ステップS114)。
これにより、無線通信インターフェース32は、無線端末1に対してデータ送信を送信する(ステップS115)。
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける無線基地局3のサーバ7発呼時のACK受信の処理を図面を参照して説明する。図14は同実施形態による無線通信システムにおける図7の無線基地局3が行うサーバ7の発呼のACK受信に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
無線通信インターフェース32は、無線端末1からのACKを受信する(ステップS116)と、ACKの通知内容を制御部33に対して送信する(ステップS117)。
そして、制御部33は、制御サーバ4に対してACKを送信するため、ACKを通信インターフェース31に対して送信する(ステップS118)。
これにより、通信インターフェース31は、制御サーバ4に対してACKを送信する(ステップS119)。
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける無線基地局3のセンサ・アクチュエータ2発呼時の通信受付要求受信の処理を図面を参照して説明する。図15は同実施形態による無線通信システムにおける図7の無線基地局3が行うセンサ・アクチュエータ2の発呼の通信受付要求受信に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
無線通信インターフェース32は、無線端末1からの通信受付要求を受信する(ステップS120)と、通信受付要求の通知内容を制御部33に対して送信する(ステップS121)。
次に、経路処理部35は、無線端末1のデータの送信先であるサーバ7の宛先情報を、キャッシュ36のユーザプロファイル情報から抽出し、制御部33に対して送信する(ステップS123)。
制御部33は、経路処理部35から入力される宛先情報の示す制御サーバ4に対して送信する通信受付要求を、通信インターフェース31に対して送信する(ステップS124)。
そして、通信インターフェース31は、上記宛先情報の示す制御サーバ4に対して通信受付要求を送信する(ステップS125)。
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける無線基地局3のセンサ・アクチュエータ2発呼時の通信受付応答受信の処理を図面を参照して説明する。図16は同実施形態による無線通信システムにおける図7の無線基地局3が行うセンサ・アクチュエータ2の発呼の通信受付応答受信に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
通信インターフェース31は、制御サーバ4からの通信受付応答を受信する(ステップS126)と、通信受付応答の通知内容を制御部33に対して送信する(ステップS127)。
そして、制御部33は、無線端末1に対して通信受付応答を送信するため、通信受付応答を無線通信インターフェース32に対して送信する(ステップS128)。
これにより、無線通信インターフェース32は、無線端末1に対して通信受付応答を送信する(ステップS129)。
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける無線基地局3のセンサ・アクチュエータ2発呼時のデータ送信受信の処理を図面を参照して説明する。図17は同実施形態による無線通信システムにおける図7の無線基地局3が行うセンサ・アクチュエータ2の発呼のデータ送信受信に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
無線通信インターフェース32は、無線端末1からのデータ送信を受信する(ステップS130)と、データ送信の通知内容を制御部33に対して送信する(ステップS131)。
そして、制御部33は、制御サーバ4に対してデータ送信を送信するため、データ送信を通信インターフェース31に対して送信する(ステップS132)。
これにより、通信インターフェース31は、制御サーバ4に対してデータ送信を送信する(ステップS133)。
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける無線基地局3のセンサ・アクチュエータ2発呼時のACK受信の処理を図面を参照して説明する。図18は同実施形態による無線通信システムにおける図7の無線基地局3が行うセンサ・アクチュエータ2の発呼のACK受信に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
通信インターフェース31は、制御サーバ4からのACKを受信する(ステップS134)と、ACKの通知内容を制御部33に対して送信する(ステップS135)。
そして、制御部33は、無線端末1に対してACKを送信するため、ACKを無線通信インターフェース32に対して送信する(ステップS136)。
これにより、無線通信インターフェース32は、無線端末1に対してACKを送信する(ステップS137)。
図1の本実施形態の無線通信システムにおける制御サーバ4を図を用いて説明する。図19は、本実施形態による無線通信システムにおける制御サーバ4の構成例を示すブロック図である。
制御サーバ4は、通信インターフェース41、制御部42、キャッシュ43、位置登録処理部44、通信受付処理部45及び経路処理部46から構成されている。
通信インターフェース41は、無線基地局3とのデータ送受信を行うためのインターフェースである。
制御部42は、制御サーバ4の各部の制御を行う。
位置登録処理部44は、位置登録を要求する無線端末1の位置登録を行い、前記キャッシュ43に、端末識別情報に対応して、無線端末1のユーザプロファイル情報登録を行う。
通信受付処理部45は、すでに述べたように、無線端末1がサーバ7に対してパケットを送信する際に、ユーザプロファイル情報に設定されている制限内のパケット送信料であるか否かにより、通信受付の可否を判定する。
経路処理部46は、上記キャッシュ43に記憶されているユーザプロファイル情報から宛先のサーバ7に対応したゲートウェイサーバ5の宛先情報を求める。
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける制御サーバ4の無線端末1の位置登録の位置登録要求受信時の処理を図面を参照して説明する。図20は同実施形態による無線通信システムにおける図19の制御サーバ4が行う無線端末1の位置登録の位置登録要求受信に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
通信インターフェース41は、無線基地局3からの位置登録要求を受信する(ステップS140)と、位置登録要求の通知内容を制御部42に対して送信する(ステップS141)。
次に、経路処理部46は、データベース6の宛先情報を内部記憶部から抽出し、抽出したデータベース6の宛先情報を、制御部42に対して送信する(ステップS143)。
制御部42は、経路処理部46から入力されるデータベース6の宛先情報に対し、入力された端末識別情報に対応したユーザプロファイル情報の要求を送信するため、データベース6の宛先情報と無線端末1の端末識別情報とを、通信インターフェース41に対して送信する(ステップS144)。
そして、通信インターフェース41は、上記宛先情報の示すデータベース6に対し、無線端末1の端末識別情報に対応したユーザプロファイル情報の要求を送信する(ステップS145)。
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける制御サーバ4のデータベース6からのユーザプロファイル情報応答受信時の処理を図面を参照して説明する。図21は同実施形態による無線通信システムにおける図19の制御サーバ4が行うデータベース6からのユーザプロファイル情報応答受信に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
通信インターフェース41は、データベース6からユーザプロファイル情報を受信する(ステップS150)と、ユーザプロファイル情報の通知内容を制御部42に対して送信する(ステップS151)。
これにより、位置登録処理部44は、位置登録要求とユーザプロファイル情報応答の通知内容とから、すなわちユーザプロファイル情報応答がユーザプロファイル情報の検索において位置登録要求を行った無線端末1が登録されており、ユーザプロファイル情報が取得できたか否かを判定し、無線端末1の端末識別情報が登録されている場合に登録可、無線端末1の端末識別情報が登録されていない場合に登録不可との判定を行い、この判定結果(登録可、あるいは登録不可)を制御部42に送信する(ステップS153)。
また、制御部42は、位置登録可であり、キャッシュ43に位置登録要求を行った無線端末1のユーザプロファイル情報を登録した後、無線基地局3に対して位置登録応答を送信するため、位置登録応答を通信インターフェース41に対して送信する(ステップS156)。
そして、通信インターフェース41は、入力された位置登録応答を無線基地局3に対して送信する(ステップS157)。
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける制御サーバ4の無線基地局3からの位置登録完了受信時の処理を図面を参照して説明する。図22は同実施形態による無線通信システムにおける図19の制御サーバ4が行う無線基地局3からの位置登録完了受信に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
通信インターフェース41は、無線基地局3から無線端末1の位置登録完了を受信する(ステップS160)と、位置登録完了の通知内容を制御部42に対して送信する(ステップS161)。
次に、経路処理部46は、ゲートウェイサーバ5の宛先情報を内部記憶部から抽出し、抽出したゲートウェイサーバ5の宛先情報を、制御部42に対して送信する(ステップS163)。
そして、制御部42は、キャッシュから無線端末1に対応するユーザプロファイル情報を読み出し(ステップS164、S165)、ユーザ在圏位置情報の登録要求をゲートウェイサーバ5に対して送信するため、ユーザ在圏位置情報の登録要求を通信インターフェース5へ送信する(ステップS167)。
これにより、通信インターフェース5は、ゲートウェイサーバ5に対し、ユーザ在圏位置情報の登録要求を送信する(ステップS168)。
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける制御サーバ4のゲートウェイサーバ5からのデータ送信の受信時の処理を図面を参照して説明する。図23は同実施形態による無線通信システムにおける図19の制御サーバ4が行うゲートウェイサーバ5からのデータ送信の受信に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
通信インターフェース41は、ゲートウェイサーバ5からデータ送信(サーバ7が送信)を受信する(ステップS170)と、上記データ送信のデータにおける通知内容を制御部42に対して送信する(ステップS171)。
データ送信の通知内容を受信すると、制御部42は、サーバ7のデータ送信先の無線端末1の在圏する無線基地局3の宛先情報を、経路処理部46に対して要求する(ステップS172)。
無線基地局3の宛先情報が入力されると、制御部42は、無線基地局3に対して呼出要求を送信するため、この呼出要求をインターフェース41へ送信する(ステップS174)。
そして、通信インターフェース41は、データ送信を行うための呼出要求を、無線基地局3へ送信する(ステップS175)。
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける制御サーバ4のゲ無線基地局3からの呼出応答の受信時の処理を図面を参照して説明する。図24は同実施形態による無線通信システムにおける図19の制御サーバ4が行う無線基地局3からの呼出応答の受信に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
通信インターフェース41は、無線基地局3からの発呼に対する呼出応答を受信する(ステップS176)と、上記呼出応答における通知内容を制御部42に対して送信する(ステップS177)。
そして、通信インターフェース41は、呼出応答を送信した無線基地局3に対し、サーバ7からのデータ送信を送信する(ステップS179)。
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける制御サーバ4の無線基地局3からのACKの受信時の処理を図面を参照して説明する。図25は同実施形態による無線通信システムにおける図19の制御サーバ4が行う無線基地局3からのACKの受信に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
通信インターフェース41は、無線基地局3からのデータ送信に対するACKを受信する(ステップS180)と、上記ACKにおける通知内容(データ送信が正常になされ、センサ・アクチュエータ2がデータ送信を受信したこと)を制御部42に対して送信する(ステップS181)。
そして、通信インターフェース41は、データ送信を送信したゲートウェイサーバ5に対し、無線基地局3から、すなわちセンサ・アクチュエータ2からのACKを送信する(ステップS179)。
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける制御サーバ4の無線基地局3からの通信受付要求(センサ・アクチュエータ2の発呼に対応)の受信時の処理を図面を参照して説明する。図26は同実施形態による無線通信システムにおける図19の制御サーバ4が行う無線基地局3からの通信受付要求の受信に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
通信インターフェース41は、無線基地局3からのセンサ・アクチュエータ2が接続された無線端末1の発呼に対応した通信受付要求を受信する(ステップS190)と、上記通信受付要求における通知内容(要求する無線端末1の端末識別情報を含む)を制御部42に対して送信する(ステップS191)。
これにより、通信受付処理部45は、当該無線端末1の端末識別情報に対応したユーザプロファイル情報をキャッシュから読み出す(ステップS193及びS194)。
そして、通信受付処理部45は、読み出したユーザプロファイル情報を用いて、すでに説明した通信受付の処理を行い、当該無線端末1の通信受付の可否を判定し、可否の結果を制御部42に対して送信する(ステップS195)。
上記可否の結果を受信すると、制御部42は、この可否の結果を通信受付応答として無線基地局3に送信するため、通信インターフェース41に対して上記通信受付応答を送信する(ステップS196)。
そして、通信インターフェース41は、上記通信受付応答を無線基地局3に対して送信する(ステップS197)。
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける制御サーバ4の無線基地局3からのデータ送信(センサ・アクチュエータ2の送信したデータ送信に対応)の受信時の処理を図面を参照して説明する。図27は同実施形態による無線通信システムにおける図19の制御サーバ4が行う無線基地局3からのデータ送信の受信に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
通信インターフェース41は、無線基地局3からのセンサ・アクチュエータ2の送信したデータ送信を受信する(ステップS200)と、上記データ送信における通知内容(センサ・アクチュエータ2の取得したデータを含む)を制御部42に対して送信する(ステップS201)。
次に、経路処理部46は、ゲートウェイサーバ5の宛先情報を内部記憶部から抽出し、抽出したゲートウェイサーバ5の宛先情報を、制御部42に対して送信する(ステップS203)。
そして、制御部42は、受信したデータ送信(センサ・アクチュエータ2からの)をゲートウェイサーバ5に対して送信するため、データ送信を通信インターフェース5へ送信する(ステップS204)。
これにより、通信インターフェース5は、ゲートウェイサーバ5に対し、データ送信を送信する(ステップS205)。
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける制御サーバ4のゲートウェイサーバ5からのACKの受信時の処理を図面を参照して説明する。図28は同実施形態による無線通信システムにおける図19の制御サーバ4が行うゲートウェイサーバ5からのACKの受信に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
通信インターフェース41は、データ送信に対するACKをゲートウェイサーバ5からの受信する(ステップS206)と、上記ACKにおける通知内容(データ送信が正常になされ、サーバ7がデータ送信を受信したこと)を制御部42に対して送信する(ステップS207)。
そして、通信インターフェース41は、データ送信を送信した無線基地局3に対し、ゲートウェイサーバ5から、すなわちサーバ7からのACKを送信する(ステップS209)。
図1の本実施形態の無線通信システムにおけるゲートウェイサーバ5を図を用いて説明する。図29は、本実施形態による無線通信システムにおけるゲートウェイサーバ5の構成例を示すブロック図である。
ゲートウェイサーバ5は、通信インターフェース51、制御部52、キャッシュ53、課金処理部54、通信受付処理部55及び経路処理部56から構成されている。
通信インターフェース51は、制御サーバ4及びサーバ7とのデータ送受信を行うためのインターフェースである。
制御部52は、ゲートウェイサーバ5の各部の制御を行う。
課金処理部54は、無線端末1とサーバ7との間にて送受信したパケット数に応じて、無線端末1の端末識別情報毎に課金処理を行う。
通信受付処理部55は、すでに述べたように、サーバ7が無線端末1に対してパケットを送信する際に、ユーザプロファイル情報に設定されている制限内のパケット送信量であるか否かにより、通信受付の可否を判定する。
経路処理部56は、上記キャッシュ53に記憶されているユーザプロファイル情報から宛先の無線端末1が在圏する無線基地局3の宛先情報を求める。
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおけるゲートウェイサーバ5が制御サーバ4からのユーザ在圏位置情報の受信時の処理を図面を参照して説明する。図30は同実施形態による無線通信システムにおける図29のゲートウェイサーバ5が行う制御サーバ4からのユーザ在圏位置情報の受信に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
通信インターフェース51は、無線端末1のユーザ在圏位置情報を制御サーバ4から受信する(ステップS210)と、上記ユーザ在圏位置情報における通知内容(無線端末1がいずれの無線基地局3との通信範囲に在圏しているかを含む)を制御部52に対して送信する(ステップS211)。
また、制御部52は、制御サーバ4に対してユーザ在圏位置情報の登録応答を送信するため、通信インターフェース51に対し、上記ユーザ在圏位置情報の登録応答を送信する(ステップS213)
そして、通信インターフェース41は、ユーザ在圏位置情報の登録応答を、制御サーバ4に対して送信する(ステップS214)。
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおけるゲートウェイサーバ5がサーバ7からのデータ送信の受信時の処理を図面を参照して説明する。図31は同実施形態による無線通信システムにおける図29のゲートウェイサーバ5が行うサーバ7からのデータ送信の受信に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
通信インターフェース51は、センサ・アクチュエータ2に対する制御のデータに関するデータ送信を、サーバ7から受信する(ステップS220)と、上記サーバ7からのデータ送信における通知内容(センサ・アクチュエータ2に対する制御データを含む)を制御部52に対して送信する(ステップS221)。
上記通信受付の処理の要求を受信すると、送信受付処理部55は、通信受付対象の無線端末1の端末識別情報に対応するユーザプロファイル情報をキャッシュ53から読み出す(ステップS223、S224)。
そして、送信受付処理部55は、読み出したユーザプロファイル情報により、無線端末1に対するパケットの送信の可否、すなわち、すでに述べたように通信受付の可否を判定し、可否の判定結果を制御部52に対して送信する(ステップS225)。
そして、通信インターフェース51は、通信受付の判定結果を示す通信受付応答を、サーバ7に対して出力する(ステップS227)。
また、制御部52は、通信応答の内容が通信受付否(通信受付ができない)である場合、データ送信のデータを破棄して処理を終了し、通信応答の内容が通信受付可である場合、データ送信を送信する制御サーバ4の宛先情報を経路処理部56に対して要求する(ステップS228)。
宛先情報を受信すると、制御部52は、制御サーバ4に対してデータ送信を送信するため、通信インターフェース51に対してデータ送信を送信する(ステップS230)。
そして、通信インターフェース51は、宛先情報に対応した制御サーバ4に対し、データ送信を送信する(ステップS231)。
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおけるゲートウェイサーバ5がセンサ・アクチュエータ2からのACKの受信時の処理を図面を参照して説明する。図32は同実施形態による無線通信システムにおける図29のゲートウェイサーバ5が行うセンサ・アクチュエータ2からのACKの受信に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
通信インターフェース51は、センサ・アクチュエータ2から送信されたACKを、制御サーバ4から入力する(ステップS240)と、上記センサ・アクチュエータ2からのデータ送信に対する返答であるACKの通知内容を制御部52に対して送信する(ステップS241)。
そして、通信インターフェース51は、受信するACKをサーバ7に対して送信する(ステップS243)。
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおけるゲートウェイサーバ5がセンサ・アクチュエータ2によるデータ送信を制御サーバ4から受信した時の処理を図面を参照して説明する。図33は同実施形態による無線通信システムにおける図29のゲートウェイサーバ5が行うセンサ・アクチュエータ2によるデータ送信を制御サーバ4から受信した際の処理の動作例を示すシーケンス図である。
通信インターフェース51は、センサ・アクチュエータ2から送信されたデータ送信を、制御サーバ4から入力する(ステップS250)と、上記センサ・アクチュエータ2からのデータ送信の通知内容を制御部52に対して送信する(ステップS251)。
データ送信の通知内容が入力されると、制御部52は、センサ・アクチュエータ2からのデータ送信をサーバ7に対して送信するため、通信インターフェース51に対して送信する(ステップS252)。
そして、通信インターフェース51は、受信するデータ送信をサーバ7に対して送信する(ステップS253)。
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおけるゲートウェイサーバ5がサーバ7からのACKを受信した時の処理を図面を参照して説明する。図34は同実施形態による無線通信システムにおける図29のゲートウェイサーバ5が行うサーバ7からのACKを受信した際の処理の動作例を示すシーケンス図である。
通信インターフェース51は、センサ・アクチュエータ2からのデータ送信を受信したことを示すACKをサーバ7から受信する(ステップS260)と、上記サーバ7からのACKの通知内容を制御部52に対して送信する(ステップS261)。
ACKの通知内容を受信すると、制御部52は、データ送信を送信した制御サーバ4にACKを送信するため、通信インターフェース51に対して上記ACKを送信する(ステップS262)。
そして、通信インターフェース51は、制御サーバ4にACKを送信する(ステップS263)。
図1の本実施形態の無線通信システムにおけるデータベース6を図を用いて説明する。図35は、本実施形態による無線通信システムにおけるデータベース6の構成例を示すブロック図である。
データベース6は、制御部61、通信インターフェース62及びデータベース部63から構成されている。
制御部61は、通信インターフェース62から入力されるデータをデータベース部63に記憶させたり(例えば、端末識別情報に対応させてユーザプロファイル情報を格納)、あるいは入力される検索キー(例えば、端末識別情報)により、ユーザプロファイル情報を検索し、通信インターフェース62から送信する。
Claims (3)
- 無線端末と、
該無線端末と通信する無線基地局と、
前記無線端末の認証に用いる情報、該無線端末の送受信先装置の情報、及び前記無線端末が単位時間あたりに通信可能なパケット数の上限の情報を含む無線端末のプロファイル情報を、無線端末毎に記憶するデータベースと、
無線基地局と接続されており、前記無線端末の位置制御、及び該無線端末からの呼に対し、前記認証が正しく行われた場合に、単位時間内のパケットの通信量の確認を1パケット毎に行う通信受付を前記プロファイル情報に基づいて行い、該無線端末を送受信先とするパケットの通信路を決定する制御サーバと、
当該システム外部の装置から前記無線端末に対する呼の前記通信受付を前記プロファイル情報に基づいて行うとともに、当該システム外部の装置への接続を制御するゲートウェイサーバと
から構成される無線通信システムであり、
前記無線端末が、前記外部の装置であるサーバに対してデータを送信する際、送信する1パケット毎に、前記制御サーバに対して前記通信受付を要求し、
前記外部の装置であるサーバが、前記無線端末に対してデータを送信する際、送信する1パケット毎に、前記ゲートウェイサーバに対し、前記通信受付を要求し、
前記制御サーバが、前記無線端末からの位置登録の要求を入力すると、当該無線端末のプロファイル情報を前記データベースから読み込み、一時的な情報として該プロファイル情報を内部に記憶し、
前記制御サーバが、前記無線端末に対する位置登録を完了すると、前記ゲートウェイサーバに対し、当該無線端末の位置情報及び前記プロファイル情報を送信し、
前記ゲートウェイサーバが、前記無線端末の位置情報及びプロファイル情報を前記制御サーバから受信すると、当該無線端末の位置情報及びプロファイル情報を一時的な情報として記憶する
ことを特徴とする無線通信システム。 - 前記無線基地局が、前記無線端末からの無線チャンネルの割り当てを要求するランダムアクセスメッセージを、通信受付の要求に変換して前記制御サーバに送信し、前記制御サーバからの通信受付の応答を無線チャンネルの割り当て応答に変換して前記無線端末に送信することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
- 無線端末と、
該無線端末と通信する無線基地局と、
前記無線端末の認証に用いる情報、該無線端末の送受信先装置の情報、及び前記無線端末が単位時間あたりに通信可能なパケット数の上限の情報を含む無線端末のプロファイル情報を、無線端末毎に記憶するデータベースと、
無線基地局と接続されており、前記無線端末の位置制御、及び該無線端末からの呼に対し、前記認証が正しく行われた場合に、単位時間内のパケットの通信量の確認を1パケット毎に行う通信受付を前記プロファイル情報に基づいて行い、該無線端末を送受信先とするパケットの通信路を決定する制御サーバと、
当該システム外部の装置から前記無線端末に対する呼の前記通信受付を前記プロファイル情報に基づいて行うとともに、当該システム外部の装置への接続を制御するゲートウェイサーバと
から構成される無線通信システムにおける無線通信方法であり、
前記無線端末が、前記外部の装置であるサーバに対してデータを送信する際、送信する1パケット毎に、前記制御サーバに対して前記通信受付を要求する過程と、
前記外部の装置であるサーバが、前記無線端末に対してデータを送信する際、送信する1パケット毎に、前記ゲートウェイサーバに対し、前記通信受付を要求する過程と、
前記制御サーバが、前記無線端末からの位置登録の要求を入力すると、当該無線端末の プロファイル情報を前記データベースから読み込み、一時的な情報として該プロファイル情報を内部に記憶する過程と、
前記制御サーバが、前記無線端末に対する位置登録を完了すると、前記ゲートウェイサーバに対し、当該無線端末の位置情報及び前記プロファイル情報を送信する過程と、
前記ゲートウェイサーバが、前記無線端末の位置情報及びプロファイル情報を前記制御サーバから受信すると、当該無線端末の位置情報及びプロファイル情報を一時的な情報として記憶する過程と
を有することを特徴とする無線通信方法。
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