JP4634472B2 - 無線通信システムおよび無線通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、物対物の通信を効率的に行う技術に係わり、具体的には広域m2m(machine-to-machine)ネットワークにおける無線通信システムおよび無線通信方法に関する。
通信手段を人対人についてだけでなく、物対物についても適用する試みがある。これをmachine-to-machine、略して、m2m通信とよび、そのネットワークをm2mネットワークと呼ぶ。
m2m通信の具体例としては、(1)自動販売機が、自分の内蔵する商品の在庫状況を自動的に在庫管理装置にレポートする、(2)トラックの運行状態(場所、速度など)を運送会社の運行管理システムに自動的にレポートする、などがある。
m2m通信で主に使用されるネットワークとしては、携帯電話やPHS(登録商標)がある。対象物(例えば、自動販売機)に、携帯電話送受信装置やPHS(登録商標)送受信装置をつけ、同送受信装置が通信相手先に電話して通信を行う。(携帯電話では、回線交換モードでなく、パケット交換モードの場合もある。)
m2m通信で主に使用される既存のネットワークとして、PDC(第2世代携帯電話)のネットワーク(回線交換モード)の基本構成を図36に示す(例えば、非特許文献1参照)。
同ネットワークは、移動関門中継階梯と移動加入者階梯の2つの階梯で構成され、位置登録データベースとしてホームロケーションレジスタ(HLR : Home Location Register))が設けられている。基本構成要素として、他ネットワークとの相互接続機能、着信時の自動追跡接続機能および中継機能を有する関門中継系移動通信制御局(MGC : Mobile Gateway Center)、在圈管理および加入者接続機能を有する加入者系移動通信制御局(MCC : Mobile Control Center)、移動端末番号や在圏エリア等の加入者情報が登録されているHLR、基地局(BS : Base Station)および移動端末(移動機)(MS : Mobile Station)で構成されている。ここで、基地局制御の機能(無線チャンネルの移動端末への割り当てや切り替え制御の実行等)は、MCCに内蔵されている。
以下に移動体通信ネットワークの基本動作である(1)位置登録、(2)発信処理、(3)着信処理の手順の概要について述べる。
(1)位置登録
セル方式による移動体通信システムでは、移動端末そのものが空間的に移動するため、その存在場所をネットワーク側で常に把握しておく必要がある。このために必須なものが位置登録である。
移動端末の位置は、ページングエリア(PA : Paging Area)単位で端末ごとにHLRにPAが保持されている。ページングというのは無線呼出しという意味で、移動端末への着信があったとき、エリア内に一斉に呼び出すことからページングエリアと呼ばれる。位置登録の基本処理は以下である。
(i)移動体通信ネットワークでは、すべての移動端末が受信できる報知チャネルで、基地局からその場所のPAの番号を送信する。移動端末はPA番号を受信し内部に記憶する。
(ii)移動して移動端末が受信するPA番号の変化を検出すると、位置登録を行う。移動端末は位置登録要求をHLRに送信し、HLRは位置情報を書き換える。
(iii)位置登録が完了すると、HLRから移動端末に位置登録完了信号を送信する。
(2)発信処理
移動端末から発信する場合の基本的な接続手順の概要を以下に示す。
(i)発信端末からBSに対して呼設定の信号を転送するための信号チャネルの設定を要求し、BSでは信号チャネルを設定する。
(ii)発信端末から着信先の電話番号をダイヤルし、電話番号を含む呼設定要求をBS経由でMCCに送信する。MCC はHLRに格納されている加入者情報をもとに端末の認証を行う。
(iii)MCCはBSに通話用の音声チャネルを発信端末に割り当てるよう指示を出す。
(iv)MCCはMGCに呼設定の要求を出す。MGCは着信先が固定ネットワークあるいは他の事業者の移動端末であれば、呼をそちらヘルーティングする。一方、着信先が自分のネットワークの加入者の移動端末であれば、HLRにその位置情報を問い合わせる。
(V)接続先が移動端末の場合は、その位置情報を基に呼設定信号がルーティングされ、着信端末の所属するページングエリアのBSから一斉呼び出しが行われる。接続対象である着信先が応答すると、コネクションが設定され通話が可能となる。
(3)着信処理
移動端末が着信するときの接続手順の概要を示す。
(i)固定ネットワークあるいは他のセルラーネットワークからの着信要求(呼設定要求)は、着信先の電話番号を含めて、まずMGCに届けられる。
(ii)MGCは呼を着信端末の所属するMCCヘルーティングする。このため、HLRは保持されている端末位置情報から、どのMCCのカバー範囲に着信先の移動端末が位置するかを調べる。 MCCはHLRからの情報を基に該当するページングエリアのBSを介して一斉呼出しを行う。
(iii)呼出し信号を受信した移動端末は、BSに対して呼設定の信号を転送するための信号チャネル設定を要求し、BSでは信号チャネルを設定する。
(iv)MCCはHLRに格納されている加入者情報をもとに着信端末の認証を行い、呼設定要求信号を着信端末に送付するとともにBSに通話用の音声チャネルを端末に付与するよう指示を出す。
(V)着信端末が呼出し音を鳴らし、着信先が応答すると、コネクションが設定され通話が可能となる。
ワイヤレスパケットシステムとして代表的なPDC-P(Packet)のネットワーク構成を図37に示す。パケット関門中継処理装置(PGW : Packet Gateway Module)は、インターネットや企業内ネットワークなど他ネットワークと相互接続するための装置であり、他ネットワークからのユーザパケット着信時に、移動通信サービス制御装置(M-SCP :Mobile-Service Control Point)の位置情報ヘアクセスし、移動端末の存在するエリアを管理しているパケット加入者系処理装置(PPM : Packet Processing Module)ヘルーティングする機能を持つ。
PPMは基地局を介して移動端末と対向し、ユーザパケットを送受信し、ワイヤレス区間のパケットヘの組立・分解、認証、秘匿、課金などの機能を具備する。
また、iモード通信を可能とするために、移動端末およびサーバとの通信プロトコルをそれぞれ終端し、それらを相互に接続するための機能を持つ移動メッセージ用パケット関門装置(M-PGW : Mobile Message- PGW)が配置されている。
一方、iモードサーバはPDC-Pネットワークとインターネットを結ぶ関門機能を担っている。具体的には、情報配信やメールの送受信機能および蓄積機能および情報提供者管理機能、さらに情報料課金機能を具備している。
ユーザIPパケットのIPアドレスはゲートウェイ機能を持つPGWで移動端末の電話番号と対応付けられ、M-SCPヘアクセスして移動端末の位置情報等を取得し、それを用いて接続処理が行われる。移動により移動端末の位置が変われば、その経路にトンネリングを張りなおすことにより移動制御される構成である。
移動体電話によるm2m通信が広域、屋外を主対象とするのに対して、近距離無線で低機能な端末によるm2m通信の例として、Auto-IDにより提唱されている無線タグ(RFID)ネットワークの構成例を図38に示す。
Auto-IDセンタ構想では、RFIDの機能を限定して、タグの著しい低コスト化を図り(目標は一個5セント)、あらゆる商品にRFIDを付与することを狙っている。RFID 自体は読み取り専用として、個体の識別を可能にするシリアル番号をも含んだ96bitのID (Electronic Product Code : ePC)だけを格納する。例えば、商品納入先に設置されたRFIDリーダを通じて、各個体に貼られたRFIDからID(ePC)を読み取り、そのIDを持つ各個体に関するデータを格納したデータベースのアドレス解決を共通的に行うリゾルブ機能(共通リゾルバ)により、アプリケーションプログラムは目的とするデータベースを特定する。
そして、RFIDリーダにより読み取ったIDを付与された各商品の各個体についてのデータをそのデータベースから得たり、あるいはそのデータベースに読み取ったIDを持つ個体についての新たなデータの書き込み(例えば、納入日、納入場所)を行うことができるようになる。
上述した無線基地局(基地局)と無線端末(移動端末)との間において、無線端末が無線基地局に対して呼を行う際、無線基地局が無線端末の呼の通信受付後に無線の通信品質が所要の通信品質を満たすか否かを判断して、呼の通信受付後に所要の通信品質を満たせない無線端末の場合、すなわち無線区間の品質によって、無線端末からの呼の通信受付を拒否することにより、接続後の強制切断などで通信品質の劣化を抑制している(例えば、特許文献1参照)。ここで、通信受付とは認証に必要な情報(例えば、上記ID及びパスワードなど)が正しい場合、呼を受け付けるか否かの受付制御を示している。
三宅功、斎藤洋著「ユビキタスサービスネットワーク技術」社団法人 電気通信協会 平成15年9月1日初版、p76〜80 特許公報第2921739号
しかしながら、上記特許文献1の無線端末にあっては、認証に必要な情報が正しいことが確認されると、所要の通信品質を満たしていると無条件にて通信受付を行うため、呼を受け付けた順番で通信受付を行うこととなり、複数の無線端末間にて通信する機会の公平性を、各無線端末からの1パケットごとに、無線基地局あるいは通信の制御を行う制御サーバが制御することが困難である。
また、上記特許文献1の無線端末にあっては、各無線端末が単位時間ごとに通信可能なパケット数をあらかじめ設定し、各無線端末による単位時間あたりのトラフィックの平滑化を、無線基地局あるいは通信の制御を行う制御サーバが制御することが困難である。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、各無線端末からの通信を1パケットごとに制御することができ、かつ各無線端末の単位時間ごとの通信可能なパケット数をあらかじめ設定し、各無線端末による単位時間あたりのトラフィックの平滑化が容易に行える無線通信システムおよび無線通信方法を提供することを目的とする。
本発明の無線通信システムは、無線端末と、該無線端末と通信する無線基地局と、前記無線端末の認証に用いる情報、無線端末の送受信先装置の情報、及び前記無線端末が単位時間あたりに通信可能なパケット数の上限の情報を含む無線端末のプロファイル情報を、無線端末毎に記憶するデータベースと、無線基地局と接続されており、前記無線端末の位置制御、及び該無線端末からの呼に対し、前記認証が正しく行われた場合に、単位時間内のパケットの通信量の確認を1パケット毎に行う通信受付を前記プロファイル情報に基づいて行い、該無線端末を送受信先とするパケットの通信路を決定する制御サーバと、当該システム外部の装置から前記無線端末に対する呼の前記通信受付を前記プロファイル情報に基づいて行うとともに、当該システム外部の装置への接続を制御するゲートウェイサーバとから構成される無線通信システムであり、前記無線端末が、前記外部の装置であるサーバに対してデータを送信する際、送信する1パケット毎に、前記制御サーバに対して前記通信受付を要求し、前記外部の装置であるサーバが、前記無線端末に対してデータを送信する際、送信する1パケット毎に、前記ゲートウェイサーバに対し、前記通信受付を要求し、前記制御サーバが、前記無線端末からの位置登録の要求を入力すると、当該無線端末のプロファイル情報を前記データベースから読み込み、一時的な情報として該プロファイル情報を内部に記憶し、前記制御サーバが、前記無線端末に対する位置登録を完了すると、前記ゲートウェイサーバに対し、当該無線端末の位置情報及び前記プロファイル情報を送信し、前記ゲートウェイサーバが、前記無線端末の位置情報及びプロファイル情報を前記制御サーバから受信すると、当該無線端末の位置情報及びプロファイル情報を一時的な情報として記憶することを特徴とする。
本発明の無線通信システムは、前記無線基地局が、前記無線端末からの無線チャンネルの割り当てを要求するランダムアクセスメッセージを、通信受付の要求に変換して前記制御サーバに送信し、前記制御サーバからの通信受付の応答を無線チャンネルの割り当て応答に変換して前記無線端末に送信することを特徴とする。
本発明の無線通信方法は、無線端末と、該無線端末と通信する無線基地局と、前記無線端末の認証に用いる情報、無線端末の送受信先装置の情報、及び前記無線端末が単位時間あたりに通信可能なパケット数の上限の情報を含む無線端末のプロファイル情報を、無線端末毎に記憶するデータベースと、無線基地局と接続されており、前記無線端末の位置制御、及び該無線端末からの呼に対し、前記認証が正しく行われた場合に、単位時間内のパケットの通信量の確認を1パケット毎に行う通信受付を前記プロファイル情報に基づいて行い、該無線端末を送受信先とするパケットの通信路を決定する制御サーバと、当該システム外部の装置から前記無線端末に対する呼の前記通信受付を前記プロファイル情報に基づいて行うとともに、当該システム外部の装置への接続を制御するゲートウェイサーバとから構成される無線通信システムにおける無線通信方法であり、前記無線端末が、前記外部の装置であるサーバに対してデータを送信する際、送信する1パケット毎に、前記制御サーバに対して前記通信受付を要求する過程と、前記外部の装置であるサーバが、前記無線端末に対してデータを送信する際、送信する1パケット毎に、前記ゲートウェイサーバに対し、前記通信受付を要求する過程と、前記制御サーバが、前記無線端末からの位置登録の要求を入力すると、当該無線端末の プロファイル情報を前記データベースから読み込み、一時的な情報として該プロファイル情報を内部に記憶する過程と、前記制御サーバが、前記無線端末に対する位置登録を完了すると、前記ゲートウェイサーバに対し、当該無線端末の位置情報及び前記プロファイル情報を送信する過程と、前記ゲートウェイサーバが、前記無線端末の位置情報及びプロファイル情報を前記制御サーバから受信すると、当該無線端末の位置情報及びプロファイル情報を一時的な情報として記憶する過程とを有することを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、各無線端末からの制御サーバに対する通信受付を1パケット毎に行うため、各無線端末からの通信を1パケットごとに制御することができ、かつこの処理により各無線端末からのパケット数を容易に検出することが可能となり、各無線端末の単位時間ごとの通信可能なパケット数をあらかじめ設定し、各無線端末による単位時間あたりのトラフィックの平滑化が容易に行うことができる。
以下、本発明の一実施形態による無線通信システムを図面を参照して説明する。図1は同実施形態による無線通信システムの構成例を示すブロック図である。
図1において、本実施形態の無線通信システムは、無線端末1、センサ・アクチュエータ2、無線基地局3、制御サーバ4、ゲートウェイサーバ5、データベース6を有している。本実施形態による無線通信システムは、当該システム外部の装置であるサーバ7から無線端末1に対する呼の通信受付を行うとともに、上記サーバ7への接続を制御する、後述するゲートウェイサーバ5を有している。
センサ・アクチュエータ2は、周囲環境などを検知するセンサ、あるいはサーバ7からの制御指示により動作するアクチュエータなど、あるいは双方の機能を併せ持つ制御機器などである。本実施形態においては、センサ・アクチュエータ1とし、両方の機能に対応するように記載しているが、センサあるいはアクチュエータのいずれかの機能のみで動作するようにしても良い。
無線端末1は、上記センサ・アクチュエータ2が接続されており、無線を介して無線基地局3とデータの送受信を行う通信を行う。また、上記無線端末1は、携帯端末でありユーザが持ち運んで移動して用い、移動する毎に電波状態が良い、すなわち通信状態の良い異なる無線基地局3と接続することができる。また、無線端末1は、接続していたある無線基地局3から、移動により異なる無線基地局3へ接続する際、新たに接続する無線基地局3に対して位置登録メッセージを送信する。すなわち、無線端末1は、サーバ7に対してデータを送信する際、1パケット毎に上記制御サーバ4に対して通信受付を要求する。
無線基地局3は、無線及び有線による送受信機能を有しており、上記無線端末1からの無線チャンネルの割り当てを要求するランダムアクセスメッセージを、通信受付の要求に変換し、後述する制御サーバ4に送信し、この制御サーバ4からの通信受付の応答を無線チャンネルの割り当て応答に変換した後、上記無線端末1に送信する
制御サーバ4は、無線端末1の認証、及び無線端末1がサーバ7に対して通信を要求する際の通信受付を行う。ここで、通信受付とは、認証に必要な情報(たとえば、ID及びパスワード)などが正しい場合にサービスを受け付けるか否かの受付制御の処理をいう。また、制御サーバ4は、無線端末1から送信されたデータを、いずれのゲートウェイサーバ5宛へ送信するかの制御、及びサーバ7から送信されたデータを、いずれの無線基地局3宛へ送信するかの制御を行う。
ゲートウェイサーバ5は、サーバ7が無線端末1に対して通信を要求する際、サーバ7からの通信受付を行うすなわち、外部の装置であるサーバ7は、無線端末1に対してデータを送信する際、送信する1パケット毎に、ゲートウェイサーバ5に対し、通信受付を要求する。
また、ゲートウェイサーバ5は、無線端末1から送信されたデータをいずれのサーバ7に対して送信するか、また、サーバ7から送信されたデータをいずれの無線基地局3に対して送信するかの制御を行う。
データベース6は、無線端末1の認証及び通信受付に必要な無線端末1のプロファイル情報を、各無線端末1の端末識別情報に対応して記憶している。ここで、無線端末の認証に必要な情報とは、例えば無線端末1の認証に用いる認証用の鍵情報やID及びパスワードなどである。また、通信受付に必要な情報とは、例えば、当該無線端末1が単位時間あたりに通信可能なパケット数の上限が設定されている契約を行っている場合、単位時間の開始タイミング、及び設定されているパケット数の上限値などである。ここで、開始タイミングとは、例えば、1時間あたりに1パケットという契約を結んでいる場合、何時何分からパケットのカウントを開始するかなどの情報である。仮に毎時30分にとしている場合、例えば、契約している無線端末1から12時30〜13時30までの1時間の間に1パケットを送信することが許容されており、また13時30分〜14時30分までの1時間の間にまた1パケット送信することができる。
サーバ7は、本実施形態における無線通信システムの外部装置であり、制御サーバ4とゲートウェイサーバ5を介して接続されており、センサ・アクチュエータ2におけるセンサが取得したデータを受信したり、あるいはセンサ・アクチュエータ2を動作させるためのコマンドや制御信号を送信したりする。
また、本実施形態におけるパケットの構成例を図2(a)に示す。図2(a)に示しているように、本実施形態のパケットは無線端末1のアドレス(端末識別情報として)と、無線端末1が送受信するデータとから構成されている。すなわち、本実施形態においては、送受信するデータ以外に無線端末1のアドレスのみを宛先、あるいは送信元のアドレスとして送信する。一方、従来例におけるパケットの構成を、図2(b)に示す。
ここで、本実施形態においては、センサ・アクチュエータ2が発呼するパケットの送信先のアドレス(例えば、サーバ7のアドレス)を、網装置(制御サーバ4、ゲートウェイサーバ5、データベース6)により後述するように決定される。
<無線端末1の位置登録>
以下、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける無線端末1の位置登録の処理を図面を参照して説明する。図3は同実施形態による無線通信システムにおける無線端末の位置登録の動作例を示すシーケンス図である。
無線端末1は、電源が投入されて起動し、新規に無線基地局3に接続される際、あるいは移動により、移動前に接続していた無線基地局3から、異なる他の無線基地局3に接続する際、この新たに接続する他の無線基地局3に対して位置登録の処理を行う。
無線端末1は、上記無線基地局3に対し、当該無線基地局3と接続するための位置登録要求(自身の端末識別情報を含む)を送信する(ステップS1)。
そして、無線基地局3は、制御サーバ4に対して、位置登録を要求した無線端末1の位置登録を要求する(ステップS2)。
これにより、制御サーバ4は、データベース6に対し、位置登録を要求してきた無線端末の端末識別情報に対応したユーザプロファイル情報の要求を行う(ステップS3)。
データベース6は、内部の制御部が入力される端末識別情報に対応したユーザプロファイル情報をデータベース部から検索し、上記端末識別情報に対応するユーザプロファイル情報が検索されると、このユーザプロファイル情報を読み出し、この読み出したユーザプロファイル情報を制御サーバ1に対して送信する(ステップS4)。
ユーザプロファイル情報が入力されると、制御サーバ4は、自身が受信した位置登録要求と、ユーザプロファイル情報とから、無線端末1の認証に用いる情報(鍵情報、あるいはIDパスワード)を取得し、位置登録を要求した無線端末1の認証処理を行い、認証処理が行われて無線端末1が認証された場合(鍵情報などが対応した場合)、内部に有するキャッシュに対し、上記ユーザプロファイル情報を書き込んで記憶(登録)する(ステップS5)。
そして、制御サーバ4は、位置登録が成功したことを示す位置登録応答を、位置登録を要求した無線基地局3に対して送信する(ステップS6)。一方、制御サーバ4は、認証処理が行われて無線端末1が認証されない場合(鍵情報などが対応していない場合)、位置登録が失敗したことを示す位置登録応答を、位置登録を要求した無線基地局3に対して送信する。
位置登録応答が入力されると、無線基地局3は、位置登録が成功したことを示す位置登録応答である場合、自身が有するキャッシュに対して、当該無線端末1のユーザプロファイル情報を書き込んで記憶(登録)し、位置登録要求を行った無線端末1に対し、位置登録が成功したことを示す位置登録応答を送信する(ステップS7)。一方、無線基地局3は、位置登録が失敗したことを示す位置登録応答である場合、位置登録が失敗したことを示す位置登録応答を送信した後、このユーザプロファイル情報を破棄する。
上記位置登録応答を受信すると、無線端末1は、無線基地局3に対し、位置登録が完了したことを示す位置登録完了を送信する(ステップS8)。
そして、位置登録完了を受信すると、無線基地局3は、無線端末1が送信してきた位置登録完了を、制御サーバ4へ送信する(ステップS9)。
次に、位置登録完了を受信すると、制御サーバ4は、自身の宛先情報、当該端末識別情報を、当該無線端末1のユーザプロファイル情報の中から通信受付に関する情報を、ユーザ在圏位置情報登録(無線端末1がいずれの無線基地局3の通信範囲に存在しているかの情報を登録)要求として、ゲートウェイサーバ5へ送信する(ステップS10)。
上記ユーザ在圏位置情報登録要求を受信すると、ゲートウェイサーバ5は、ユーザ在圏位置情報登録要求に含まれる制御サーバ4の宛先情報、無線端末1の端末識別情報、当該無線端末1の通信受付に関するユーザプロファイル情報を、自身のキャッシュに登録する(ステップS11)。
そして、ゲートウェイサーバ5は、ユーザ在圏位置情報登録応答を制御サーバ4に対して送信する(ステップS12)。
<無線端末1へのサーバ7発呼>
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける無線端末1へのサーバ7の発呼の処理を図面を参照して説明する。図4及び図5は同実施形態による無線通信システムにおける無線端末1のサーバ7発呼の動作例を示すシーケンス図である。
本実施形態の無線通信システムにおいて、ゲートウェイサーバ5は、サーバ7からセンサ・アクチュエータ2に対してデータを送信する前に、当該データをセンサ・アクチュエータに送信して良いか否かを、1パケット毎に行う通信受付において判定する。
上記図4は、サーバ7からデータ送信を直ちにゲートウェイサーバ5に送信し、ゲートウェイサーバ5が当該データ送信に対して通信受付の応答を行う場合である。
図4において、サーバ7は、ゲートウェイサーバ7に対し、無線端末1へ送信するデータのデータ送信を行う(ステップS20)。
上記データ送信を受信すると、ゲートウェイサーバ5は、データに含まれている無線端末1の端末識別情報により、ユーザプロファイルを自身のキャッシュより読み出し、すでに説明した通信受付を行い、通信受付が完了するとサーバ7に対して通信受付応答を送信する(ステップS21)とともに、制御サーバ4に対して上記データのデータ送信を行う(ステップS22)。
データ送信を受信すると、制御サーバ4は、無線基地局3に対し、無線端末1の呼出要求を行う(ステップS23)。
呼出要求を受信すると、無線基地局3は、内部のキャッシュに端末識別情報に対応して記憶されているユーザプロファイル情報のなかの無線端末1のアドレスを読み出し、読み出したアドレスに対応する無線端末1に対して呼出要求を行う(ステップS24)。
呼出要求を受信すると、無線端末1は、呼出要求に対する応答として呼出応答を、無線基地局3に対して送信する(ステップS25)。
応答信号を受信すると、無線基地局7は、制御サーバ4に対し、無線端末1からの呼出応答信号を送信する(ステップS26)。
呼出応答信号が入力されると、制御サーバ4は、無線端末1と接続されたことを検出し、サーバ7から送信されたデータのデータ送信を、無線基地局3に対して行う(ステップS27)。
そして、無線基地局3は、制御サーバ4から入力されるサーバ7からのデータを、無線端末1に対して送信する(ステップS28)。
次に、無線端末1は、無線基地局3から入力されるサーバ7からのデータを、センサ・アクチュエータ2に対してデータ送信する(ステップS29)。
上記データ送信を受信すると、センサ・アクチュエータ2は、データを正常に受信したことを示すACK(Acknowledgment)信号を、無線端末1に対して出力する(ステップS30)。
上記ACK信号を受信すると、無線端末1は、上記ACK信号を、無線基地局3に対して出力する(ステップS31)。
そして、無線基地局3は、無線端末1から受信したACK信号を、制御サーバ4に対して送信する(ステップS32)。
また、制御サーバ4は、ゲートウェイサーバ5に対し、受信したACK信号を送信する(ステップS33)。
上記ACK信号を入信すると、ゲートウェイーバ5は、受信したACK信号をサーバ7に対して送信する(ステップS34)。
上記図5は、サーバ7から通信受付要求をゲートウェイサーバ5に対して送信し、ゲートウェイサーバ5が通信受付応答を受信し、この送信受付が成功した場合にのみ、サーバ7からデータ送信を行う場合である。
図5において、サーバ7は、ゲートウェイサーバ5に対し、無線端末1へデータ送信するための通信受付要求を送信する(ステップS40)。
通信受付要求を受信すると、ゲートウェイサーバ5は、サーバ7の送信対象である無線端末1へのデータ送信に対する通信受付を行い、通信受付の成功及び失敗のいずれかの結果を含む通信受付応答をサーバ7に対して送信する(ステップS41)。
そして、サーバ7は、通信受付応答を受信すると、通信受付が成功した場合、ゲートウェイサーバ5に対してデータ送信を行い(ステップS42)、一方、通信受付が失敗した場合、あらかじめ設定した再送時間の間待機し、再送時間が経過するとステップS40から、再度、データ転送のための発呼処理を行う。
上記データ送信を受信すると、ゲートウェイサーバ5は、制御サーバ4に対してデータ送信を行う(ステップS43)。
データ送信を受信すると、制御サーバ4は、無線基地局3に対し、無線端末1の呼出要求を行う(ステップS44)。
呼出要求を受信すると、無線基地局3は、内部のキャッシュに端末識別情報に対応して記憶されているユーザプロファイル情報のなかの無線端末1のアドレスを読み出し、読み出したアドレスに対応する無線端末1に対して呼出要求を行う(ステップS45)。
呼出要求を受信すると、無線端末1は、呼出要求に対する応答として呼出応答を、無線基地局3に対して送信する(ステップS46)。
応答信号を受信すると、無線基地局7は、制御サーバ4に対し、無線端末1からの呼出応答信号を送信する(ステップS47)。
呼出応答信号が入力されると、制御サーバ4は、無線端末1と接続されたことを検出し、サーバ7から送信されたデータのデータ送信を、無線基地局3に対して行う(ステップS48)。
そして、無線基地局3は、制御サーバ4から入力されるサーバ7からのデータを、無線端末1に対して送信する(ステップS49)。
次に、無線端末1は、無線基地局3から入力されるサーバ7からのデータを、センサ・アクチュエータ2に対してデータ送信する(ステップS50)。
上記データ送信を受信すると、センサ・アクチュエータ2は、データを正常に受信したことを示すACK(Acknowledgment)信号を、無線端末1に対して出力する(ステップS51)。
上記ACK信号を受信すると、無線端末1は、上記ACK信号を、無線基地局3に対して出力する(ステップS52)。
そして、無線基地局3は、無線端末1から受信したACK信号を、制御サーバ4に対して送信する(ステップS53)。
また、制御サーバ4は、ゲートウェイサーバ5に対し、受信したACK信号を送信する(ステップS54)。
上記ACK信号を入信すると、ゲートウェイーバ5は、受信したACK信号をサーバ7に対して送信する(ステップS55)。
上述したように、ゲートウェイサーバ5は、すでに説明したように、自身内部のキャッシュに無線端末1の通信受付に関するユーザプロファイル情報を一時記憶しているため、データベース6に対し、改めてユーザプロファイル情報を問い合わせることなく、通信受付を行い、無線端末1それぞれに対するデータ送信の可否の判定を行い、判定結果をサーバ7へ送信する。
<サーバ7へのセンサ・アクチュエータ2の発呼>
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおけるサーバ7へのセンサ・アクチュエータ2の発呼の処理を図面を参照して説明する。図6は同実施形態による無線通信システムにおけるサーバ7へのセンサ・アクチュエータ2の発呼の動作例を示すシーケンス図である。
図6において、センサ・アクチュエータ2からデータ送信を受信すると、無線基地局3は制御サーバ4に対して通信受付の要求を送信する。
本実施形態の無線通信システムにおいて、制御サーバ4は、無線端末1からサーバ7に対してデータを送信する前に、当該データをサーバ7へ送信して良いか否かを、1パケット毎に行う通信受付において判定する。
センサ・アクチュエータ2は、データをサーバ7へデータ送信するため、無線端末1に対してデータ送信を行う(ステップS60)。
データ送信を受信すると、無線端末1は、自身がサーバ7に対してデータ送信するための通信受付要求を、無線基地局3に対して送信する(ステップS61)。
通信受付要求を受信すると、無線基地局3は、受信した通信受付要求を、制御サーバ4に対して送信する(ステップS62)。
そして、制御サーバ4は、通信受付要求を受信すると、すでに述べた通信受付の判定処理を行い、判定結果を通信受付応答として無線基地局3へ送信する(ステップS63)。
通信受付応答を受信すると、無線基地局3は、受信した制御サーバ4からの通信受付応答を無線端末1へ送信する(ステップS64)。
通信受付応答が入力されると、無線端末1は、制御サーバ4と接続されたことを検出し、センサ・アクチュエータ2から送信されたデータのデータ送信を、無線基地局3に対して行う(ステップS65)。
そして、無線基地局3は、無線端末1から入力されるセンサ・アクチュエータ2からのデータを、ゲートウェイサーバ5に対して送信する(ステップS67)。
次に、ゲートウェイサーバ5は、制御サーバ4から入力されるセンサ・アクチュエータ2からのデータを、サーバ7に対してデータ送信する(ステップS68)。
上記データ送信を受信すると、サーバ7は、データを正常に受信したことを示すACK信号を、ゲートウェイサーバ5に対して出力する(ステップS69)。
上記ACK信号を受信すると、ゲートウェイサーバ5は、上記ACK信号を、制御サーバ4に対して出力する(ステップS70)。
そして、制御サーバ4は、ゲートウェイサーバ5から受信したACK信号を、無線基地局3に対して送信する(ステップS71)。
また、無線基地局3は、無線端末1に対し、受信したACK信号を送信する(ステップS72)。
上記ACK信号を入信すると、無線端末1は、受信したACK信号をセンサ・アクチュエータ2に対して送信する(ステップS73)。
上述したように、無線基地局3から通信受付要求を受信すると、制御サーバ4は、すでに説明したように、自身内部のキャッシュに無線端末1の通信受付に関するユーザプロファイル情報を記憶しているため、データベース6に対して改めてユーザプロファイル情報を問い合わせることなく、通信受付を行い、無線端末1それぞれからのデータ送信の可否の判定を行い、判定結果を無線端末1へ送信する。
<無線基地局3の構成>
図1の本実施形態の無線通信システムにおける無線基地局3を図を用いて説明する。図7は、本実施形態による無線通信システムにおける無線基地局3の構成例を示すブロック図である。
無線基地局3は、通信インターフェース31、無線通信インターフェース32、制御部33、位置登録状態判別部34、経路処理部35及びキャッシュ36から構成されている。
通信インターフェース31は、制御サーバ4とのデータ送受信を行うためのインターフェースである。
無線通信インターフェース32は、データの送受信を行うため、無線端末1との間にて無線通信を行うインターフェースである。
位置登録状態判断部34は、位置登録した無線端末1の端末識別情報に対応して、無線端末1の位置登録が行われているか否かの情報を記憶しており、入力された端末識別情報に対応して、登録の有無を判定する。
経路処理部35は、後述するキャッシュ36に記憶されているユーザプロファイル情報から宛先のサーバ7に対応した制御サーバ4の宛先情報を求める。
キャッシュ36には、位置登録が成功した無線端末1の端末識別情報に対応し、当該無線端末1のユーザプロファイル情報が記憶され登録されている。
<無線基地局3における位置登録要求受信時の処理>
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける無線基地局3の位置登録要求受信時の処理を図面を参照して説明する。図8は同実施形態による無線通信システムにおける図7の無線基地局3が行う位置登録要求受信に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
無線通信インターフェース32は、無線端末1からの位置登録要求を受信する(ステップS80)と、制御部33に対して位置登録要求の通信内容を通知する(ステップS81)。
上記位置登録要求の通信内容が入力されると、制御部33は、位置登録を行う制御サーバ4の宛先情報の要求を、経路処理部35に対して出力する(ステップS82)。
そして、経路処理部35は、無線端末1のデータの送信先であるサーバ7の宛先情報を、キャッシュ36のユーザプロファイル情報から抽出し、制御部33に対して送信する(ステップS83)。
制御部33は、経路処理部35から入力される宛先情報の示す制御サーバ4に対して送信する位置登録要求を、通信インターフェース31に対して送信する(ステップS84)。
そして、通信インターフェース31は、上記宛先情報の示す制御サーバ4に対して位置登録要求を送信する(ステップS85)。
<無線基地局3における位置登録応答受信時の処理>
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける無線基地局3の位置登録応答時の処理を図面を参照して説明する。図9は同実施形態による無線通信システムにおける図7の無線基地局3が行う位置登録応答受信に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
通信インターフェース31は、制御サーバ4からの位置登録応答を受信する(ステップS90)と、位置登録応答の通知内容(通信内容)を制御部33に対して送信する(ステップS91)。
位置登録応答の通知内容を受信すると、制御部33は、位置登録の結果が成功か否かの判定を行い、成功していればキャッシュ36に対し、位置登録を行った無線端末1のユーザプロファイル情報を当該無線端末1の端末識別情報に対応して記憶させ(ステップS92)、また、位置登録の可否にかかわらず、制御サーバ4からの通知内容を無線通信インターフェース32を介して無線端末1に対して送信する(ステップS93)。
<無線基地局3における位置登録完了受信時の処理>
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける無線基地局3の位置登録完了時の処理を図面を参照して説明する。図10は同実施形態による無線通信システムにおける図7の無線基地局3が行う位置登録応答受信に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
無線通信インターフェース32は、無線端末1からの位置登録完了を受信する(ステップS94)と、位置登録完了の通知内容を制御部33に対して送信する(ステップS95)。
そして、制御部33は、位置登録を行った無線端末1のユーザプロファイル情報をキャッシュに対して通知し(ステップS96)、当該無線端末1の端末識別情報に対応し、位置登録応答に続き再度キャッシュに記憶させる(ステップS97)。
また、制御部33は、制御サーバ4に対し、無線端末1からの位置登録完了を送信するため、位置登録完了を通信インターフェース31へ送信する(ステップS98)。
位置登録完了を受信すると、通信インターフェース31は、当該位置登録完了を制御サーバ4に対して送信する(ステップS99)。
<無線基地局3におけるサーバ7発呼時の処理>
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける無線基地局3のサーバ7発呼時の呼出要求の処理を図面を参照して説明する。図11は同実施形態による無線通信システムにおける図7の無線基地局3が行うサーバ7の発呼の呼出要求に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
通信インターフェース31は、制御サーバ4からの呼出要求を受信する(ステップS100)と、呼出要求の通知内容を制御部33に対して送信する(ステップS101)。
制御部33は、通知内容に含まれる端末識別情報により、キャッシュ36からユーザ情報(ユーザプロファイル情報)を取得する(ステップS102及び103)。
そして、制御部33は、ユーザ情報に含まれるアドレスが示す無線端末1に対して呼出要求を送信するため、呼出要求を無線通信インターフェース32に対して送信する(ステップS104)。
これにより、無線通信インターフェース32は、無線端末1に対して呼出要求を送信する(ステップS105)。
<無線基地局3におけるサーバ7発呼時の処理>
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける無線基地局3のサーバ7発呼時の呼出応答の処理を図面を参照して説明する。図12は同実施形態による無線通信システムにおける図7の無線基地局3が行うサーバ7の発呼の呼出応答に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
無線通信インターフェース32は、無線端末1からの呼出応答を受信する(ステップS106)と、呼出応答の通知内容を制御部33に対して送信する(ステップS107)。
そして、制御部33は、制御サーバ4に対して呼出応答を送信するため、呼出応答を通信インターフェース31に対して送信する(ステップS108)。
これにより、通信インターフェース31は、制御サーバ4に対して呼出応答を送信する(ステップS109)。
<無線基地局3におけるサーバ7発呼時の処理>
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける無線基地局3のサーバ7発呼時のデータ送信受信の処理を図面を参照して説明する。図13は同実施形態による無線通信システムにおける図7の無線基地局3が行うサーバ7の発呼のデータ送信受信に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
通信インターフェース31は、制御サーバ4からのデータ送信を受信する(ステップS110)と、データ送信の通知内容を制御部33に対して送信する(ステップS111)。
そして、制御部33は、通知内容に含まれる端末識別情報により、キャッシュ36からユーザ情報(ユーザプロファイル情報)を取得する(ステップS112及び113)。
そして、制御部33は、ユーザ情報に含まれるアドレスが示す無線端末1に対してデータ送信を送信するため、データ送信を無線通信インターフェース32に対して送信する(ステップS114)。
これにより、無線通信インターフェース32は、無線端末1に対してデータ送信を送信する(ステップS115)。
<無線基地局3におけるサーバ7発呼時の処理>
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける無線基地局3のサーバ7発呼時のACK受信の処理を図面を参照して説明する。図14は同実施形態による無線通信システムにおける図7の無線基地局3が行うサーバ7の発呼のACK受信に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
無線通信インターフェース32は、無線端末1からのACKを受信する(ステップS116)と、ACKの通知内容を制御部33に対して送信する(ステップS117)。
そして、制御部33は、制御サーバ4に対してACKを送信するため、ACKを通信インターフェース31に対して送信する(ステップS118)。
これにより、通信インターフェース31は、制御サーバ4に対してACKを送信する(ステップS119)。
<無線基地局3におけるセンサ・アクチュエータ2発呼時の処理>
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける無線基地局3のセンサ・アクチュエータ2発呼時の通信受付要求受信の処理を図面を参照して説明する。図15は同実施形態による無線通信システムにおける図7の無線基地局3が行うセンサ・アクチュエータ2の発呼の通信受付要求受信に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
無線通信インターフェース32は、無線端末1からの通信受付要求を受信する(ステップS120)と、通信受付要求の通知内容を制御部33に対して送信する(ステップS121)。
そして、上記通信受付要求の通信内容が入力されると、制御部33は、通信受付を行う制御サーバ4の宛先情報の要求を、経路処理部35に対して出力する(ステップS122)。
次に、経路処理部35は、無線端末1のデータの送信先であるサーバ7の宛先情報を、キャッシュ36のユーザプロファイル情報から抽出し、制御部33に対して送信する(ステップS123)。
制御部33は、経路処理部35から入力される宛先情報の示す制御サーバ4に対して送信する通信受付要求を、通信インターフェース31に対して送信する(ステップS124)。
そして、通信インターフェース31は、上記宛先情報の示す制御サーバ4に対して通信受付要求を送信する(ステップS125)。
<無線基地局3におけるセンサ・アクチュエータ2発呼時の処理>
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける無線基地局3のセンサ・アクチュエータ2発呼時の通信受付応答受信の処理を図面を参照して説明する。図16は同実施形態による無線通信システムにおける図7の無線基地局3が行うセンサ・アクチュエータ2の発呼の通信受付応答受信に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
通信インターフェース31は、制御サーバ4からの通信受付応答を受信する(ステップS126)と、通信受付応答の通知内容を制御部33に対して送信する(ステップS127)。
そして、制御部33は、無線端末1に対して通信受付応答を送信するため、通信受付応答を無線通信インターフェース32に対して送信する(ステップS128)。
これにより、無線通信インターフェース32は、無線端末1に対して通信受付応答を送信する(ステップS129)。
<無線基地局3におけるセンサ・アクチュエータ2発呼時の処理>
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける無線基地局3のセンサ・アクチュエータ2発呼時のデータ送信受信の処理を図面を参照して説明する。図17は同実施形態による無線通信システムにおける図7の無線基地局3が行うセンサ・アクチュエータ2の発呼のデータ送信受信に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
無線通信インターフェース32は、無線端末1からのデータ送信を受信する(ステップS130)と、データ送信の通知内容を制御部33に対して送信する(ステップS131)。
そして、制御部33は、制御サーバ4に対してデータ送信を送信するため、データ送信を通信インターフェース31に対して送信する(ステップS132)。
これにより、通信インターフェース31は、制御サーバ4に対してデータ送信を送信する(ステップS133)。
<無線基地局3におけるセンサ・アクチュエータ2発呼時の処理>
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける無線基地局3のセンサ・アクチュエータ2発呼時のACK受信の処理を図面を参照して説明する。図18は同実施形態による無線通信システムにおける図7の無線基地局3が行うセンサ・アクチュエータ2の発呼のACK受信に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
通信インターフェース31は、制御サーバ4からのACKを受信する(ステップS134)と、ACKの通知内容を制御部33に対して送信する(ステップS135)。
そして、制御部33は、無線端末1に対してACKを送信するため、ACKを無線通信インターフェース32に対して送信する(ステップS136)。
これにより、無線通信インターフェース32は、無線端末1に対してACKを送信する(ステップS137)。
<制御サーバ4の構成>
図1の本実施形態の無線通信システムにおける制御サーバ4を図を用いて説明する。図19は、本実施形態による無線通信システムにおける制御サーバ4の構成例を示すブロック図である。
制御サーバ4は、通信インターフェース41、制御部42、キャッシュ43、位置登録処理部44、通信受付処理部45及び経路処理部46から構成されている。
通信インターフェース41は、無線基地局3とのデータ送受信を行うためのインターフェースである。
制御部42は、制御サーバ4の各部の制御を行う。
キャッシュ43には、位置登録が成功した無線端末1の端末識別情報に対応し、当該無線端末1のユーザプロファイル情報が記憶され登録されている。
位置登録処理部44は、位置登録を要求する無線端末1の位置登録を行い、前記キャッシュ43に、端末識別情報に対応して、無線端末1のユーザプロファイル情報登録を行う。
通信受付処理部45は、すでに述べたように、無線端末1がサーバ7に対してパケットを送信する際に、ユーザプロファイル情報に設定されている制限内のパケット送信料であるか否かにより、通信受付の可否を判定する。
経路処理部46は、上記キャッシュ43に記憶されているユーザプロファイル情報から宛先のサーバ7に対応したゲートウェイサーバ5の宛先情報を求める。
<制御サーバ4における位置登録時の処理>
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける制御サーバ4の無線端末1の位置登録の位置登録要求受信時の処理を図面を参照して説明する。図20は同実施形態による無線通信システムにおける図19の制御サーバ4が行う無線端末1の位置登録の位置登録要求受信に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
通信インターフェース41は、無線基地局3からの位置登録要求を受信する(ステップS140)と、位置登録要求の通知内容を制御部42に対して送信する(ステップS141)。
そして、上記登録要求の通信内容が入力されると、制御部42は、無線端末1のユーザプロファイル情報を取得するデータベース6の宛先情報の要求を、経路処理部46に対して出力する(ステップS142)。
次に、経路処理部46は、データベース6の宛先情報を内部記憶部から抽出し、抽出したデータベース6の宛先情報を、制御部42に対して送信する(ステップS143)。
制御部42は、経路処理部46から入力されるデータベース6の宛先情報に対し、入力された端末識別情報に対応したユーザプロファイル情報の要求を送信するため、データベース6の宛先情報と無線端末1の端末識別情報とを、通信インターフェース41に対して送信する(ステップS144)。
そして、通信インターフェース41は、上記宛先情報の示すデータベース6に対し、無線端末1の端末識別情報に対応したユーザプロファイル情報の要求を送信する(ステップS145)。
<制御サーバ4における位置登録時の処理>
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける制御サーバ4のデータベース6からのユーザプロファイル情報応答受信時の処理を図面を参照して説明する。図21は同実施形態による無線通信システムにおける図19の制御サーバ4が行うデータベース6からのユーザプロファイル情報応答受信に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
通信インターフェース41は、データベース6からユーザプロファイル情報を受信する(ステップS150)と、ユーザプロファイル情報の通知内容を制御部42に対して送信する(ステップS151)。
上記通知内容を入力すると、制御部42は、位置登録要求とユーザプロファイル情報応答の通知内容とを、位置登録処理部44に対して送信する(ステップS152)。
これにより、位置登録処理部44は、位置登録要求とユーザプロファイル情報応答の通知内容とから、すなわちユーザプロファイル情報応答がユーザプロファイル情報の検索において位置登録要求を行った無線端末1が登録されており、ユーザプロファイル情報が取得できたか否かを判定し、無線端末1の端末識別情報が登録されている場合に登録可、無線端末1の端末識別情報が登録されていない場合に登録不可との判定を行い、この判定結果(登録可、あるいは登録不可)を制御部42に送信する(ステップS153)。
制御部42は、位置登録不可の場合に登録要求を破棄し、位置登録可の場合にユーザプロファイル情報をキャッシュ43に記憶させて登録する(ステップS155)。
また、制御部42は、位置登録可であり、キャッシュ43に位置登録要求を行った無線端末1のユーザプロファイル情報を登録した後、無線基地局3に対して位置登録応答を送信するため、位置登録応答を通信インターフェース41に対して送信する(ステップS156)。
そして、通信インターフェース41は、入力された位置登録応答を無線基地局3に対して送信する(ステップS157)。
<制御サーバ4における位置登録時の処理>
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける制御サーバ4の無線基地局3からの位置登録完了受信時の処理を図面を参照して説明する。図22は同実施形態による無線通信システムにおける図19の制御サーバ4が行う無線基地局3からの位置登録完了受信に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
通信インターフェース41は、無線基地局3から無線端末1の位置登録完了を受信する(ステップS160)と、位置登録完了の通知内容を制御部42に対して送信する(ステップS161)。
位置登録完了の通知内容を受信することにより、制御部42は、無線端末1の宛先であるサーバ7に対応したゲートウェイサーバ5の宛先情報の要求を、経路処理部46に対して出力する(ステップS162)。
次に、経路処理部46は、ゲートウェイサーバ5の宛先情報を内部記憶部から抽出し、抽出したゲートウェイサーバ5の宛先情報を、制御部42に対して送信する(ステップS163)。
そして、制御部42は、キャッシュから無線端末1に対応するユーザプロファイル情報を読み出し(ステップS164、S165)、ユーザ在圏位置情報の登録要求をゲートウェイサーバ5に対して送信するため、ユーザ在圏位置情報の登録要求を通信インターフェース5へ送信する(ステップS167)。
これにより、通信インターフェース5は、ゲートウェイサーバ5に対し、ユーザ在圏位置情報の登録要求を送信する(ステップS168)。
<制御サーバ4における無線基地局3への発呼時の処理>
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける制御サーバ4のゲートウェイサーバ5からのデータ送信の受信時の処理を図面を参照して説明する。図23は同実施形態による無線通信システムにおける図19の制御サーバ4が行うゲートウェイサーバ5からのデータ送信の受信に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
通信インターフェース41は、ゲートウェイサーバ5からデータ送信(サーバ7が送信)を受信する(ステップS170)と、上記データ送信のデータにおける通知内容を制御部42に対して送信する(ステップS171)。
データ送信の通知内容を受信すると、制御部42は、サーバ7のデータ送信先の無線端末1の在圏する無線基地局3の宛先情報を、経路処理部46に対して要求する(ステップS172)。
これにより、経路処理部46は、キャッシュにユーザプロファイル情報とともに記憶されている無線端末1の端末識別情報に対応した無線基地局3の宛先情報を読み出し、すなわち、当該無線端末1が在圏する無線基地局3の宛先情報を検出し、この宛先情報を制御部42に対して出力する(ステップS173)。
無線基地局3の宛先情報が入力されると、制御部42は、無線基地局3に対して呼出要求を送信するため、この呼出要求をインターフェース41へ送信する(ステップS174)。
そして、通信インターフェース41は、データ送信を行うための呼出要求を、無線基地局3へ送信する(ステップS175)。
<制御サーバ4における無線基地局3への発呼時の処理>
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける制御サーバ4のゲ無線基地局3からの呼出応答の受信時の処理を図面を参照して説明する。図24は同実施形態による無線通信システムにおける図19の制御サーバ4が行う無線基地局3からの呼出応答の受信に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
通信インターフェース41は、無線基地局3からの発呼に対する呼出応答を受信する(ステップS176)と、上記呼出応答における通知内容を制御部42に対して送信する(ステップS177)。
無線基地局3からの呼出応答を受信すると、制御部42は、サーバ7からのデータ送信を無線基地局3へ送信するため、このデータ送信を通信インターフェース41へ送信する(ステップS178)。
そして、通信インターフェース41は、呼出応答を送信した無線基地局3に対し、サーバ7からのデータ送信を送信する(ステップS179)。
<制御サーバ4における無線基地局3への発呼時の処理>
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける制御サーバ4の無線基地局3からのACKの受信時の処理を図面を参照して説明する。図25は同実施形態による無線通信システムにおける図19の制御サーバ4が行う無線基地局3からのACKの受信に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
通信インターフェース41は、無線基地局3からのデータ送信に対するACKを受信する(ステップS180)と、上記ACKにおける通知内容(データ送信が正常になされ、センサ・アクチュエータ2がデータ送信を受信したこと)を制御部42に対して送信する(ステップS181)。
無線基地局3からのACKを受信すると、制御部42は、このACK(センサ・アクチュエータ2から送信された)をゲートウェイサーバ5へ送信するため、このACKを通信インターフェース41へ送信する(ステップS182)。
そして、通信インターフェース41は、データ送信を送信したゲートウェイサーバ5に対し、無線基地局3から、すなわちセンサ・アクチュエータ2からのACKを送信する(ステップS179)。
<制御サーバ4におけるセンサ・アクチュエータ2の発呼時の処理>
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける制御サーバ4の無線基地局3からの通信受付要求(センサ・アクチュエータ2の発呼に対応)の受信時の処理を図面を参照して説明する。図26は同実施形態による無線通信システムにおける図19の制御サーバ4が行う無線基地局3からの通信受付要求の受信に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
通信インターフェース41は、無線基地局3からのセンサ・アクチュエータ2が接続された無線端末1の発呼に対応した通信受付要求を受信する(ステップS190)と、上記通信受付要求における通知内容(要求する無線端末1の端末識別情報を含む)を制御部42に対して送信する(ステップS191)。
無線端末1からの通信受付要求を受信すると、制御部42は、通信受付要求における通知内容を、通信受付処理部45に対して送信する(ステップS192)。
これにより、通信受付処理部45は、当該無線端末1の端末識別情報に対応したユーザプロファイル情報をキャッシュから読み出す(ステップS193及びS194)。
そして、通信受付処理部45は、読み出したユーザプロファイル情報を用いて、すでに説明した通信受付の処理を行い、当該無線端末1の通信受付の可否を判定し、可否の結果を制御部42に対して送信する(ステップS195)。
上記可否の結果を受信すると、制御部42は、この可否の結果を通信受付応答として無線基地局3に送信するため、通信インターフェース41に対して上記通信受付応答を送信する(ステップS196)。
そして、通信インターフェース41は、上記通信受付応答を無線基地局3に対して送信する(ステップS197)。
<制御サーバ4におけるセンサ・アクチュエータ2の発呼時の処理>
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける制御サーバ4の無線基地局3からのデータ送信(センサ・アクチュエータ2の送信したデータ送信に対応)の受信時の処理を図面を参照して説明する。図27は同実施形態による無線通信システムにおける図19の制御サーバ4が行う無線基地局3からのデータ送信の受信に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
通信インターフェース41は、無線基地局3からのセンサ・アクチュエータ2の送信したデータ送信を受信する(ステップS200)と、上記データ送信における通知内容(センサ・アクチュエータ2の取得したデータを含む)を制御部42に対して送信する(ステップS201)。
データ送信の通知内容を受信することにより、制御部42は、無線端末1の宛先であるサーバ7に対応したゲートウェイサーバ5の宛先情報の要求を、経路処理部46に対して出力する(ステップS202)。
次に、経路処理部46は、ゲートウェイサーバ5の宛先情報を内部記憶部から抽出し、抽出したゲートウェイサーバ5の宛先情報を、制御部42に対して送信する(ステップS203)。
そして、制御部42は、受信したデータ送信(センサ・アクチュエータ2からの)をゲートウェイサーバ5に対して送信するため、データ送信を通信インターフェース5へ送信する(ステップS204)。
これにより、通信インターフェース5は、ゲートウェイサーバ5に対し、データ送信を送信する(ステップS205)。
<制御サーバ4におけるセンサ・アクチュエータ2の発呼時の処理>
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおける制御サーバ4のゲートウェイサーバ5からのACKの受信時の処理を図面を参照して説明する。図28は同実施形態による無線通信システムにおける図19の制御サーバ4が行うゲートウェイサーバ5からのACKの受信に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
通信インターフェース41は、データ送信に対するACKをゲートウェイサーバ5からの受信する(ステップS206)と、上記ACKにおける通知内容(データ送信が正常になされ、サーバ7がデータ送信を受信したこと)を制御部42に対して送信する(ステップS207)。
ゲートウェイサーバ5からのACKを受信すると、制御部42は、このACK(サーバ7から送信された)を無線基地局3へ送信するため、このACKを通信インターフェース41へ送信する(ステップS208)。
そして、通信インターフェース41は、データ送信を送信した無線基地局3に対し、ゲートウェイサーバ5から、すなわちサーバ7からのACKを送信する(ステップS209)。
<制御サーバ4の構成>
図1の本実施形態の無線通信システムにおけるゲートウェイサーバ5を図を用いて説明する。図29は、本実施形態による無線通信システムにおけるゲートウェイサーバ5の構成例を示すブロック図である。
ゲートウェイサーバ5は、通信インターフェース51、制御部52、キャッシュ53、課金処理部54、通信受付処理部55及び経路処理部56から構成されている。
通信インターフェース51は、制御サーバ4及びサーバ7とのデータ送受信を行うためのインターフェースである。
制御部52は、ゲートウェイサーバ5の各部の制御を行う。
キャッシュ53には、位置登録が成功した無線端末1の端末識別情報に対応し、当該無線端末1のユーザプロファイル情報が記憶され登録されている。
課金処理部54は、無線端末1とサーバ7との間にて送受信したパケット数に応じて、無線端末1の端末識別情報毎に課金処理を行う。
通信受付処理部55は、すでに述べたように、サーバ7が無線端末1に対してパケットを送信する際に、ユーザプロファイル情報に設定されている制限内のパケット送信量であるか否かにより、通信受付の可否を判定する。
経路処理部56は、上記キャッシュ53に記憶されているユーザプロファイル情報から宛先の無線端末1が在圏する無線基地局3の宛先情報を求める。
<ゲートウェイサーバ5における無線端末1の位置登録時の処理>
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおけるゲートウェイサーバ5が制御サーバ4からのユーザ在圏位置情報の受信時の処理を図面を参照して説明する。図30は同実施形態による無線通信システムにおける図29のゲートウェイサーバ5が行う制御サーバ4からのユーザ在圏位置情報の受信に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
通信インターフェース51は、無線端末1のユーザ在圏位置情報を制御サーバ4から受信する(ステップS210)と、上記ユーザ在圏位置情報における通知内容(無線端末1がいずれの無線基地局3との通信範囲に在圏しているかを含む)を制御部52に対して送信する(ステップS211)。
ユーザ在圏位置情報を受信すると、制御部52は、キャッシュに対して無線端末1の端末識別情報に対応して、制御サーバ4からユーザ在圏位置情報とともに送信されたユーザプロファイル情報とともに、当該無線端末1のユーザ在圏位置情報を、キャッシュ53に対して書き込み、無線端末1のユーザ在圏位置情報の登録を行う(ステップS212)。
また、制御部52は、制御サーバ4に対してユーザ在圏位置情報の登録応答を送信するため、通信インターフェース51に対し、上記ユーザ在圏位置情報の登録応答を送信する(ステップS213)
そして、通信インターフェース41は、ユーザ在圏位置情報の登録応答を、制御サーバ4に対して送信する(ステップS214)。
<ゲートウェイサーバ5におけるサーバ7の発呼時の処理>
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおけるゲートウェイサーバ5がサーバ7からのデータ送信の受信時の処理を図面を参照して説明する。図31は同実施形態による無線通信システムにおける図29のゲートウェイサーバ5が行うサーバ7からのデータ送信の受信に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
通信インターフェース51は、センサ・アクチュエータ2に対する制御のデータに関するデータ送信を、サーバ7から受信する(ステップS220)と、上記サーバ7からのデータ送信における通知内容(センサ・アクチュエータ2に対する制御データを含む)を制御部52に対して送信する(ステップS221)。
サーバ7からの上記データ送信の通知内容を受信すると、制御部52は、データ送信に含まれる無線端末1の端末識別情報を送信受付処理部55に送信し、当該無線端末1に対する通信受付の処理を要求する(ステップS222)。
上記通信受付の処理の要求を受信すると、送信受付処理部55は、通信受付対象の無線端末1の端末識別情報に対応するユーザプロファイル情報をキャッシュ53から読み出す(ステップS223、S224)。
そして、送信受付処理部55は、読み出したユーザプロファイル情報により、無線端末1に対するパケットの送信の可否、すなわち、すでに述べたように通信受付の可否を判定し、可否の判定結果を制御部52に対して送信する(ステップS225)。
通信受付の可否の判定結果を受信すると、制御部52は、可否の結果を含む通信受付応答をサーバ7へ送信するために、この通信受付応答を通信インターフェース51に対して送信する(ステップS226)。
そして、通信インターフェース51は、通信受付の判定結果を示す通信受付応答を、サーバ7に対して出力する(ステップS227)。
また、制御部52は、通信応答の内容が通信受付否(通信受付ができない)である場合、データ送信のデータを破棄して処理を終了し、通信応答の内容が通信受付可である場合、データ送信を送信する制御サーバ4の宛先情報を経路処理部56に対して要求する(ステップS228)。
これにより、経路処理部56は、宛先の無線端末1に対応した(ユーザ在圏位置情報における在圏する無線基地局3に接続されている)制御サーバ4の宛先情報を、キャッシュ53から読み出し、この宛先情報を制御部52に対して送信する(ステップS229)。
宛先情報を受信すると、制御部52は、制御サーバ4に対してデータ送信を送信するため、通信インターフェース51に対してデータ送信を送信する(ステップS230)。
そして、通信インターフェース51は、宛先情報に対応した制御サーバ4に対し、データ送信を送信する(ステップS231)。
<ゲートウェイサーバ5におけるサーバ7の発呼時の処理>
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおけるゲートウェイサーバ5がセンサ・アクチュエータ2からのACKの受信時の処理を図面を参照して説明する。図32は同実施形態による無線通信システムにおける図29のゲートウェイサーバ5が行うセンサ・アクチュエータ2からのACKの受信に対応した処理の動作例を示すシーケンス図である。
通信インターフェース51は、センサ・アクチュエータ2から送信されたACKを、制御サーバ4から入力する(ステップS240)と、上記センサ・アクチュエータ2からのデータ送信に対する返答であるACKの通知内容を制御部52に対して送信する(ステップS241)。
制御サーバ4からACKが入力されると、制御部52は、データ送信を行ったサーバ7に対して上記ACKを送信するため、このACKを通信インターフェース51に対して送信する(ステップS51)。
そして、通信インターフェース51は、受信するACKをサーバ7に対して送信する(ステップS243)。
<ゲートウェイサーバ5におけるセンサ・アクチュエータ2の発呼時の処理>
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおけるゲートウェイサーバ5がセンサ・アクチュエータ2によるデータ送信を制御サーバ4から受信した時の処理を図面を参照して説明する。図33は同実施形態による無線通信システムにおける図29のゲートウェイサーバ5が行うセンサ・アクチュエータ2によるデータ送信を制御サーバ4から受信した際の処理の動作例を示すシーケンス図である。
通信インターフェース51は、センサ・アクチュエータ2から送信されたデータ送信を、制御サーバ4から入力する(ステップS250)と、上記センサ・アクチュエータ2からのデータ送信の通知内容を制御部52に対して送信する(ステップS251)。
データ送信の通知内容が入力されると、制御部52は、センサ・アクチュエータ2からのデータ送信をサーバ7に対して送信するため、通信インターフェース51に対して送信する(ステップS252)。
そして、通信インターフェース51は、受信するデータ送信をサーバ7に対して送信する(ステップS253)。
<ゲートウェイサーバ5におけるセンサ・アクチュエータ2の発呼時の処理>
次に、本発明の一実施形態による無線通信システムにおけるゲートウェイサーバ5がサーバ7からのACKを受信した時の処理を図面を参照して説明する。図34は同実施形態による無線通信システムにおける図29のゲートウェイサーバ5が行うサーバ7からのACKを受信した際の処理の動作例を示すシーケンス図である。
通信インターフェース51は、センサ・アクチュエータ2からのデータ送信を受信したことを示すACKをサーバ7から受信する(ステップS260)と、上記サーバ7からのACKの通知内容を制御部52に対して送信する(ステップS261)。
ACKの通知内容を受信すると、制御部52は、データ送信を送信した制御サーバ4にACKを送信するため、通信インターフェース51に対して上記ACKを送信する(ステップS262)。
そして、通信インターフェース51は、制御サーバ4にACKを送信する(ステップS263)。
<データベース6の構成>
図1の本実施形態の無線通信システムにおけるデータベース6を図を用いて説明する。図35は、本実施形態による無線通信システムにおけるデータベース6の構成例を示すブロック図である。
データベース6は、制御部61、通信インターフェース62及びデータベース部63から構成されている。
制御部61は、通信インターフェース62から入力されるデータをデータベース部63に記憶させたり(例えば、端末識別情報に対応させてユーザプロファイル情報を格納)、あるいは入力される検索キー(例えば、端末識別情報)により、ユーザプロファイル情報を検索し、通信インターフェース62から送信する。
なお、図1における無線基地局3、制御サーバ4、ゲートウェイサーバ5各々の機能を実現するためのそれぞれの動作を記述したプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
本発明の一実施形態における無線通信システムの構成例を示すブロック図である。 本実施形態に用いるパケットの構成を示す概念図である。 本実施形態における無線端末1の位置登録処理の動作を説明するシーケンス図である。 本実施形態におけるサーバ7の発呼時における動作を説明するシーケンス図である。 本実施形態におけるサーバ7の発呼時における他の動作を説明するシーケンス図である。 本実施形態におけるセンサ・アクチュエータ2の発呼時における動作を説明するシーケンス図である。 図1の無線通信システムにおける無線基地局3の構成例を示すブロック図である。 無線基地局3にて行われる無線端末1の位置登録処理の動作例を示すシーケンス図である。 無線基地局3にて行われる無線端末1の位置登録処理の動作例を示すシーケンス図である。 無線基地局3にて行われる無線端末1の位置登録処理の動作例を示すシーケンス図である。 無線基地局3にて行われるサーバ7発呼時における処理の動作例を示すシーケンス図である。 無線基地局3にて行われるサーバ7発呼時における処理の動作例を示すシーケンス図である。 無線基地局3にて行われるサーバ7発呼時における処理の動作例を示すシーケンス図である。 無線基地局3にて行われるサーバ7発呼時における処理の動作例を示すシーケンス図である。 無線基地局3にて行われるセンサ・アクチュエータ2の発呼時における処理の動作例を示すシーケンス図である。 無線基地局3にて行われるセンサ・アクチュエータ2の発呼時における処理の動作例を示すシーケンス図である。 無線基地局3にて行われるセンサ・アクチュエータ2の発呼時における処理の動作例を示すシーケンス図である。 無線基地局3にて行われるセンサ・アクチュエータ2の発呼時における処理の動作例を示すシーケンス図である。 図1の無線通信システムにおける制御サーバ4の構成例を示すブロック図である。 制御サーバ4にて行われる無線端末1の位置登録時における処理の動作例を示すシーケンス図である。 制御サーバ4にて行われる無線端末1の位置登録時における処理の動作例を示すシーケンス図である。 制御サーバ4にて行われる無線端末1の位置登録時における処理の動作例を示すシーケンス図である。 制御サーバ4にて行われるサーバ7の発呼時における処理の動作例を示すシーケンス図である。 制御サーバ4にて行われるサーバ7の発呼時における処理の動作例を示すシーケンス図である。 制御サーバ4にて行われるサーバ7の発呼時における処理の動作例を示すシーケンス図である。 制御サーバ4にて行われるセンサ・アクチュエータ2の発呼時における処理の動作例を示すシーケンス図である。 制御サーバ4にて行われるセンサ・アクチュエータ2の発呼時における処理の動作例を示すシーケンス図である。 制御サーバ4にて行われるセンサ・アクチュエータ2の発呼時における処理の動作例を示すシーケンス図である。 図1の無線通信システムにおけるゲートウェイサーバ5の構成例を示すブロック図である。 ゲートウェイサーバ5にて行われる無線端末1の位置登録時における処理の動作例を示すシーケンス図である。 ゲートウェイサーバ5にて行われるサーバ7発呼時における処理の動作例を示すシーケンス図である。 ゲートウェイサーバ5にて行われるサーバ7発呼時における処理の動作例を示すシーケンス図である。 ゲートウェイサーバ5にて行われるセンサ・アクチュエータ2発呼時における処理の動作例を示すシーケンス図である。 ゲートウェイサーバ5にて行われるセンサ・アクチュエータ2発呼時における処理の動作例を示すシーケンス図である。 図1の無線通信システムにおけるデータベース6の構成例を示すブロック図である。 PDCネットワークの基本構成を示す図である。 PDC−Pネットワークの構成を示す図である。 無線タグネットワークの構成例を示す図である。
符号の説明
1・・・無線端末、 2・・・センサ・アクチュエータ、 3・・・無線基地局、 4・・・制御サーバ、5・・・ゲートウェイサーバ、 6・・・データベース、 7・・・サーバ、 31,41,51,62・・・通信インターフェース、 32・・・無線通信インターフェース、 33,42,52,61・・・制御部、 34・・・位置登録状態判断部、 35,46,56・・・経路処理部、 36,43,53・・・キャッシュ 44・・・位置登録処理部、 45,55・・・通信受付処理部、 54・・・課金処理部、 63・・・データベース部

Claims (3)

  1. 無線端末と、
    該無線端末と通信する無線基地局と、
    前記無線端末の認証に用いる情報、無線端末の送受信先装置の情報、及び前記無線端末が単位時間あたりに通信可能なパケット数の上限の情報を含む無線端末のプロファイル情報を、無線端末毎に記憶するデータベースと、
    無線基地局と接続されており、前記無線端末の位置制御、及び該無線端末からの呼に対し、前記認証が正しく行われた場合に、単位時間内のパケットの通信量の確認を1パケット毎に行う通信受付を前記プロファイル情報に基づいて行い、該無線端末を送受信先とするパケットの通信路を決定する制御サーバと、
    当該システム外部の装置から前記無線端末に対する呼の前記通信受付を前記プロファイル情報に基づいて行うとともに、当該システム外部の装置への接続を制御するゲートウェイサーバと
    から構成される無線通信システムであり、
    前記無線端末が、前記外部の装置であるサーバに対してデータを送信する際、送信する1パケット毎に、前記制御サーバに対して前記通信受付を要求し、
    前記外部の装置であるサーバが、前記無線端末に対してデータを送信する際、送信する1パケット毎に、前記ゲートウェイサーバに対し、前記通信受付を要求し、
    前記制御サーバが、前記無線端末からの位置登録の要求を入力すると、当該無線端末のプロファイル情報を前記データベースから読み込み、一時的な情報として該プロファイル情報を内部に記憶し、
    前記制御サーバが、前記無線端末に対する位置登録を完了すると、前記ゲートウェイサーバに対し、当該無線端末の位置情報及び前記プロファイル情報を送信し、
    前記ゲートウェイサーバが、前記無線端末の位置情報及びプロファイル情報を前記制御サーバから受信すると、当該無線端末の位置情報及びプロファイル情報を一時的な情報として記憶する
    ことを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記無線基地局が、前記無線端末からの無線チャンネルの割り当てを要求するランダムアクセスメッセージを、通信受付の要求に変換して前記制御サーバに送信し、前記制御サーバからの通信受付の応答を無線チャンネルの割り当て応答に変換して前記無線端末に送信することを特徴とする請求項に記載の無線通信システム。
  3. 無線端末と、
    該無線端末と通信する無線基地局と、
    前記無線端末の認証に用いる情報、無線端末の送受信先装置の情報、及び前記無線端末が単位時間あたりに通信可能なパケット数の上限の情報を含む無線端末のプロファイル情報を、無線端末毎に記憶するデータベースと、
    無線基地局と接続されており、前記無線端末の位置制御、及び該無線端末からの呼に対し、前記認証が正しく行われた場合に、単位時間内のパケットの通信量の確認を1パケット毎に行う通信受付を前記プロファイル情報に基づいて行い、該無線端末を送受信先とするパケットの通信路を決定する制御サーバと、
    当該システム外部の装置から前記無線端末に対する呼の前記通信受付を前記プロファイル情報に基づいて行うとともに、当該システム外部の装置への接続を制御するゲートウェイサーバと
    から構成される無線通信システムにおける無線通信方法であり、
    前記無線端末が、前記外部の装置であるサーバに対してデータを送信する際、送信する1パケット毎に、前記制御サーバに対して前記通信受付を要求する過程と、
    前記外部の装置であるサーバが、前記無線端末に対してデータを送信する際、送信する1パケット毎に、前記ゲートウェイサーバに対し、前記通信受付を要求する過程と、
    前記制御サーバが、前記無線端末からの位置登録の要求を入力すると、当該無線端末の プロファイル情報を前記データベースから読み込み、一時的な情報として該プロファイル情報を内部に記憶する過程と、
    前記制御サーバが、前記無線端末に対する位置登録を完了すると、前記ゲートウェイサーバに対し、当該無線端末の位置情報及び前記プロファイル情報を送信する過程と、
    前記ゲートウェイサーバが、前記無線端末の位置情報及びプロファイル情報を前記制御サーバから受信すると、当該無線端末の位置情報及びプロファイル情報を一時的な情報として記憶する過程と
    を有することを特徴とする無線通信方法。
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