JP4630493B2 - カードコネクタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、PCカード、メモリスティック等のカード形デバイスを接続するカードコネクタに関し、特に、カードの誤挿入防止機構を備えたカードコネクタの技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
コネクタボディーに対するカードのセット位置への挿入と、セット位置からの排出とを、いわゆるプッシュ・プッシュ操作によって行う方式のイジェクト装置を備えたカードコネクタが知られている。
【0003】
この種のカードコネクタは、実開平1−75983号、実開平1−150387号公報等に記載されている。これらの公報に記載されているカードコネクタにおいては、カード側の電気接点端子に対応する接点を備えた端子部材がコネクタボディに組み込まれれている。更に、このコネクタボディーには、スライダをカードの挿入方向の前後にスライド自在に保持させている。そして、カードを挿入することにより、カードの先端がスライダ側の係合部に突き当たり、そのスライダがカードと共に押し込まれるように設計されている。
【0004】
また、プッシュ・プッシュ操作を可能にするために、カム機構が採用されている。このカム機構は、カム部とそのカム部に対応するピン部材との組み合わせで構成されていて、スライダの下面とその下面に対応するコネクタボディの底面とに振り分けて配備されている。このカード用コネクタでは、カム部とピン部材とをコネクタボディーの厚さ方向に振り分けて配備しているため、カード用コネクタ全体の薄型化を図り難い。
【0005】
この点に配慮したカードコネクタとして、例えば特開平11−135192号公報に記載されたものが知られている。この公報に記載のカードコネクタでは、スライダを、その前進位置と後退位置、及びそれらの中間位置とに択一的に位置決めするためのカム機構を装備している。そして、カム機構のカム部とピン部材とを、スライダの側部とその側部に対向するコネクタボディの側壁とに振り分けて配置することで薄型化を図っている。
【0006】
この種のカードコネクタの中でも、特に近年において注目されている、マルチ・メディア・カード用のコネクタにおいては、長さ数センチ程度のメモリスティックを含む、より小型のカードが用いられている。そのため、このタイプのカードコネクタでは、これを搭載する電子機器(例えばモバイルコンピュータ、デジタルカメラ、携帯型デジタルビデオカメラ等)の小型化、軽量化に寄与するために、カードコネクタ自体のさらなる小型化、及び薄型化を図っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このプッシュ・プッシュ式のイジェクト装置を備えたマルチ・メディア・カード用のコネクタでは、カードサイズが小さいために、カード自体の前後、表裏の区別が付きにくい。そのため、カードの挿入態様が正常であるか否かの判断も付きにくい。このことから、既存のカードコネクタでは、次の▲1▼〜▲3▼に示す誤挿入パターンが発生していた。
【0008】
▲1▼ コネクタボディに対するカードの前後逆挿入による誤挿入。
▲2▼ コネクタボディに対するカードの表裏逆挿入による誤挿入。
▲3▼ カードの前後逆挿入+カードの表裏逆挿入(▲1▼+▲2▼)。
【0009】
こうした誤挿入が発生すると、コネクタボディーに設けてある端子部材や、その端子部材に接触させるカードの電気接点を損傷させたり曲げたりする原因を招く。
【0010】
ここで、▲2▼の表裏逆挿入に対する防止策については既に採用されている場合もある。例えば、コネクタボディのカード挿入口の形状とカードの端面形状とを同一形状(相似形)として表裏逆挿入を防止する方法である。既存のカードは、その両側面に、カードの厚さを異ならせるための段差部を設けている。これに対応させてカード挿入口の形状を設定している。
【0011】
従って、原理的にはカードを表裏逆に挿入できない構成である。しかし、実際には、カードを強めに挿入するとシールドシェルの上板部がハウジングから離れる方向へ若干湾曲するために、カードの挿入態様が表裏逆の場合でも挿入可能となる構成のものが多々あった。
【0012】
カードの誤挿入を防止するという観点からすれば、シールドシェルを補強したり、誤挿入防止部材を別途設ければ良い。しかし、それでは、コネクタの小型化、薄型化に大きな影響を及ぼす。
【0013】
よって、本発明の課題は、コネクタボディの小型化、薄型化に配慮つつ、特別な部材を設けることなく簡易な方法でカードの誤挿入防止機能を確実に発揮させることができるカードコネクタを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は、コネクタボディ内への挿入によって電気的に接続されるカードの誤挿入防止機構を備えたカードコネクタであって、前記コネクタボディは、前記カードの電気接点に接触する端子部材が設けられたハウジングと、そのハウジングを覆うメタルシェルと、そのメタルシェルとハウジングとの間に設けられたカード挿入口とを備え、前記メタルシェルには、前記カードの挿入態様が正常でないときにカードの挿入途中でカードの挿入を阻止する誤挿入防止機構が設けられている構成とした。
【0015】
本発明によれば、カード挿入口に対するカードの挿入態様が正常でないときに、カードの挿入途中でカードの挿入を阻止する誤挿入防止機構をメタルシェルに設けている。従って、メタルシェルが外力により若干湾曲しても誤挿入防止機能は確実に発揮される。
【0016】
前記メタルシェルは、前記コネクタボディの表面を覆う上板部と左右の側板部とを備え、前記誤挿入防止機構は、前記上板部に設けられた開口部を含み、その開口部の縁部分に前記カードの端部がカード挿入途中で突き当たるように設定されていることが望ましい。このように構成すれば、メタルシェルに開口部を設けるだけで済むので、誤挿入防止機構として特別な部材を設けることなく簡易な手段でこれを実現することができる。
【0017】
前記カードの挿入態様が正常であるとき、前記カード挿入口の正面形状と、前記カードの挿入方向の端面形状とが互いに合致していることが望ましい。このようにすれば、カードの挿入態様が正常な場合にはカードの挿入が許容され、正常でない場合にはカードの挿入が規制される。そして、カードの挿入態様が正常でない場合に無理に挿入しても、開口部の縁部分でカードの挿入が規制される。
【0018】
前記カードの両側部に、カードの長さ方向に延びる薄肉部分が形成され、その薄肉部分はカードの裏面に設けた段差部によって形成されていることが望ましい。カードの両側部に薄肉部分を形成した場合、カードの端面が長方形にならない。即ち、厚肉部分に対する薄肉部分によってキー部分が形成される。
【0019】
前記開口部の縁部分は、ハウジングの幅方向に延びる直線部を有し、その直線部の長さ寸法β1が前記カードの両側に設けた薄肉部分を含む最大幅寸法α2よりも小さく、薄肉部分を除く厚肉部分の幅寸法α1よりも大きく設定されていることが望ましい。このように設定すれば、カードの厚肉部分のみが開口部から突出しやすい形態となる。これにより、表裏逆の挿入態様においてカードの端部が直線部に突き当たる。
【0020】
前記メタルシェルの上板部には、前記カード挿入口と前記開口部との間に、ハウジングの幅方向に延びる帯板部分が存在する構成とすることが望ましい。帯板部分は湾曲しやすいので、カードの端部が開口部の縁部分に当接しやすい形態となる。即ち、帯板部分の湾曲量が多いほど、カードはハウジングから離れる方向へ変位する。従って、その先にある縁部分にカードの端部がより確実に突き当たる構成となる。
【0021】
前記帯板部分は、その長さ方向の両端部よりも中央部付近の幅が狭く形成されていることが望ましい。このように形成すれば、帯板部分はさらに湾曲しやすい形態となる。
【0022】
前記開口部は、前記直線部を長辺とする平面ほぼ矩形に形成されていることが望ましい。このように形成すれば、開口部を必要以上に大きくすることなく、開口部の機能を有効に発揮させることができる。
【0023】
前記開口部の前記ハウジングの長さ方向に対応する寸法は、前記帯板部分の幅寸法よりも大きく設定されていることが望ましい。このように設定すれば、帯板部分の湾曲作用を利用してカードの端部を開口部の縁部分により確実に突き当てることが可能になる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を圧肉部と薄肉部とを有するカード用のコネクタに適用した実施の形態について説明する。図1はコネクタボディに対するカードの挿入態様が正常でない場合(表裏逆挿入+前後逆挿入)を示す平面図である。図2はカードの挿入態様が正常な場合のコネクタボディとカードの関係を示す断面図である。
【0025】
このカードコネクタ1は、全体として平面ほぼ矩形に形成されている。コネクタ1は、コネクタボディB内に挿入されるカードCのイジェクト装置IJを備えている。コネクタボディBは、カードCの挿入口21を有するハウジング2と、そのハウジング2を覆うメタルシェル3とで構成されている。ハウジング2は絶縁性樹脂にて形成され、底板部2aと、左右の側壁部分22、23と、ハウジング2の一端部側に寄せて設けた端子装着部24とを有する。
【0026】
メタルシェル3は、バネ性のある薄い金属板の打ち抜き及び曲げ加工により形成され、上板部31と、左右の側板部32、33とを有する。このメタルシェル3はコネクタ全体の電磁シールド機能を発揮できるように導電性金属板により形成されている。
【0027】
端子装着部24には、カードCの電気接点eと接触する接点部4aを有する端子部材4が複数組み込まれている。各端子部材4は、カードCの電気接点eに接触する接点部4aの他に、図示しない回路基板に接続されるソルダーテール4bを備えている。接点部4a及びソルダーテール4bは、カードCの挿入口21よりもカードCの挿入方向(反対側)へ離れた位置に配置されている。
【0028】
この実施の形態では、コネクタボディB内への挿入によって電気的に接続されるカードCの誤挿入防止機構が装備されている。即ち、コネクタボディBは、カードCの電気接点eに接触する端子部材4が設けられたハウジング2と、そのハウジング2を覆うメタルシェル3と、そのメタルシェル3とハウジング2との間に設けられたカード挿入口21とを備えている。そして、メタルシェル3には、カードCの挿入態様が正常でないときにカードCの挿入途中でカードCの挿入を阻止する誤挿入防止機構が設けられている。
【0029】
このように、カードCの挿入口21に対するカードCの挿入態様が正常でないときに、カードの挿入途中でカードの挿入を阻止する誤挿入防止機構をメタルシェル3に設けている。その理由は、メタルシェル3が外力により若干湾曲しても誤挿入防止機能が確実に発揮されるようにするためである。
【0030】
即ち、この実施の形態による誤挿入防止機構は、メタルシェル3の上板部31に設けられた開口部35を含み、その開口部35の縁部分35aにカードCの端部10がカード挿入途中で突き当たるように設定されている。このように構成することにより、メタルシェル3に開口部35を設けるだけで済む。従って、誤挿入防止機構として特別な部材を設けることなく簡易な手段でこれを実現することができる。
【0031】
図2に示すように、カードCの挿入態様が正常であるとき、挿入口21の正面形状と、カードCの挿入方向の端面形状(図2においてハッチングで示す形状とほぼ同様)とが互いに合致している。この構成によって、カードCの挿入態様が正常な場合にはカードCの挿入が許容され、正常でない場合にはカードCの挿入が規制(防止)される。しかも、カードCの挿入態様が正常でない場合に無理に挿入しても、開口部35の縁部分35aでカードCの挿入が規制される。
【0032】
カードCの具体的形状について説明する。カードCの両側部には、図1及び図2に示すように、カードCの長さ方向に延びる薄肉部分11が形成され、その薄肉部分11はカードCの裏面に設けた段差部11aによって形成されている。カードCの両側部に薄肉部分11を形成することで、カードCの端面(端部)10が長方形にならない。即ち、厚肉部分12に対する薄肉部分11によってキー部分が形成されている。従って、カードCの挿入口21の内壁には、段差部11aに向かって進入する凸部22a、23aがそれぞれ設けられている
【0033】
開口部35の縁部分35aは、ハウジング2の幅方向に延びる直線部(ここでは縁部分と同じ部分)を有し、その直線部35aの長さ寸法β1がカードCの両側に設けた薄肉部分11を含む最大幅寸法α2よりも小さく設定されている。さらに、縁部分35aの長さ寸法β1は、薄肉部分11を除く厚肉部分12の幅寸法α1よりも大きく設定されている。この設定によって、カードCの厚肉部分12のみが開口部35から突出しやすい形態となる。これにより、図1に示す表裏逆の挿入態様においてカードCの端部10が縁部分35aに突き当たるようにすることができる。
【0034】
メタルシェル3の上板部31には、カードCの挿入口21と開口部35との間に、ハウジング2の幅方向に延びる帯板部分36が存在する構成としている。この帯板部分36は湾曲しやすいので、カードCの端部10が開口部35の縁部分35aに当接しやすい形態となる。即ち、帯板部分36の湾曲量が多いほど、カードCはハウジング2から離れる方向へ変位する。従って、その先にある縁部分35aにカードCの端部10がより確実に突き当たる構成とすることができる。
【0035】
帯板部分36は、図1に示すように、その長さ方向の両端部よりも中央部付近の幅が狭く形成されている。このように形成することで、帯板部分36をさらに湾曲しやすい形態とすることができる。
【0036】
開口部35は、直線の縁部分35aを長辺とする平面ほぼ矩形に形成されている。このように形成することによって、開口部35を必要以上に大きくすることなく、開口部35自体の機能を有効に発揮させることができる。
【0037】
また、この実施の形態では、開口部35のハウジング2の長さ方向に対応する寸法β2は、帯板部分36の幅寸法β3よりも大きく設定されている。このように設定したのは、帯板部分36の湾曲作用を利用してカードCの端部10を開口部35の縁部分35aにより確実に突き当てることが可能になるからである。即ち、寸法β2が小さすぎると、縁部分35aが帯板部分36に近づきすぎる。その結果、カードの端部10が縁部分35aを通り過ぎる恐れがある場合も考えられるからである。
【0038】
カードCの電気接点eは、カードCの挿入方向に間隔をおいてカードCの片面(表面)に2列配置され、各列がカードCの幅方向に延びている(図1参照)。
これは、電気接点eがカードCの片面に配列されているものでは、両面に設ける場合に比べてコネクタの小型化、薄型化に配慮しやすい形態となるからである。
即ち、電気接点eをカードCの両面に設けた場合、端子部材4もハウジング2に対して二段に設けなければならなくなり、その分、コネクタ自体が厚くなるからである。
【0039】
イジェクト装置IJは、カードCの挿入に伴って押し込まれると共にカードCの装着位置である前進位置とカードCの挿入初期位置である後退位置との間でスライドするスライダ5と、そのスライダ5をカードCの後退位置側へ戻すように付勢するコイルスプリング6と、スライダ5のスライド動作を規制するカム機構7とによって構成されている(図1参照)。
【0040】
カム機構7は、スライダ5の表面に設けられ、スライダ5の前進位置を決める第1のガイド溝と、スライダ5の後退位置を決める第2のガイド溝(何れも図示せず)と、各ガイド溝に沿って案内され、スライダ5のスライド位置を決定するピン部材8とを備えている。
【0041】
そして、スライダ5は、ハウジング2の側部に沿って設けた凹部内に収容され、メタルシェル3で覆われている。
【0042】
この実施の形態では、カードCを図1に示すように、表裏逆挿入(裏挿入)でかつ、前後逆挿入(尻挿入)した場合、カードCの端部10が開口35の縁部分35aに突き当たり、それ以上の挿入が阻止される。即ち、カードCの厚肉部分12の幅寸法α1よりも開口35の幅寸法β1が大きいため、及び帯板部分36がハウジング2から離れる方向へ湾曲するため、厚肉部分12の一部が開口35から突出する。その結果として、コネクタボディBに対するカードCの誤挿入防止機能が発揮されるのである。
【0043】
カードCの挿入態様が前後は正常であり、単なる裏挿入の場合も前述と同様の作用で誤挿入防止機能が発揮される。
【0044】
【発明の効果】
以上のように、本発明のカードコネクタによれば、小型化、薄型化に配慮つつ、簡易な方法でカードの誤挿入防止機能を確実に発揮させることができるといった優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るカードコネクタの平面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るカードコネクタの断面図である。
【符号の説明】
1 コネクタ
2 ハウジング
2a 底板部
21 挿入口
22 側壁部
23 側壁部
22a、23a 凸部
3 メタルシェル
31 上板部
32、33 側板部
4 端子部材
4a 接点部
4b ソルダーテール
5 スライダ
6 コイルスプリング
7 カム機構
8 ピン部材
10 端部
11 薄肉部分
11a 段差部
12 厚肉部分
B コネクタボディ
C カード
e 電気接点
IJ イジェクト装置

Claims (8)

  1. コネクタボディ内への挿入によって電気的に接続されるカードの誤挿入防止機構を備えたカードコネクタであって、
    前記コネクタボディは、前記カードの電気接点に接触する端子部材が設けられたハウジングと、そのハウジングを覆うメタルシェルと、そのメタルシェルとハウジングとの間に設けられたカード挿入口とを備え、
    前記メタルシェルには、前記カードの挿入態様が正常でないときにカードの挿入途中でカードの挿入を阻止する誤挿入防止機構が設けられ
    前記メタルシェルは、前記コネクタボディの表面を覆う上板部と左右の側板部とを備え、
    前記誤挿入防止機構は、前記上板部に設けられた開口部を含み、その開口部の縁部分に前記カードの端部がカード挿入途中で突き当たるように設定されている、カードコネクタ。
  2. 前記カードの挿入態様が正常であるとき、前記カード挿入口の正面形状と、前記カードの挿入方向の端面形状とが互いに合致している、請求項1記載のカードコネクタ。
  3. 前記カードの両側部に、カードの長さ方向に延びる薄肉部分が形成され、その薄肉部分はカードの裏面に設けた段差部によって形成されている、請求項1記載のカードコネクタ。
  4. 前記開口部の縁部分は、ハウジングの幅方向に延びる直線部を有し、その直線部の長さ寸法β1が、前記カードの両側に設けた薄肉部分を含む最大幅寸法α2よりも小さく、薄肉部分を除く厚肉部分の幅寸法α1よりも大きく設定されている、請求項1から3の何れか一項に記載のカードコネクタ。
  5. 前記メタルシェルの上板部には、前記カード挿入口と前記開口部との間に、ハウジングの幅方向に延びる帯板部分が存在している、請求項1記載のカードコネクタ。
  6. 前記帯板部分は、その長さ方向の両端部よりも中央部付近の幅が狭く形成されている、請求項5記載のカードコネクタ。
  7. 前記開口部は、前記直線部を長辺とする平面ほぼ矩形に形成されている、請求項4から6の何れか一項に記載のカードコネクタ。
  8. 前記開口部の前記ハウジングの長さ方向に対応する寸法は、前記帯板部分の幅寸法よりも大きく設定されている、請求項5から7の何れか一項に記載カードコネクタ。
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