JP4625553B2 - Vibration / sound wave insulation structure of double structure - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、極性の異なる2枚の圧電素子を積層したバイモルフ素子からなるバイモルフ型圧電アクチュエータ、及び例えば航空機の2重隔壁等の2重構造体の振動・音波遮断構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7に示すように、従来のこの種のバイモルフ型圧電アクチュエータ51としては、例えば、極性の異なる2枚の圧電素子2,3を電極板6を介して積層し、これら2枚の圧電素子2,3の表面にそれぞれ電極板7,8を接合したバイモルフ素子(振動子)4からなるものが知られている。
【0003】
このバイモルフ型圧電アクチュエータ51は、2枚の圧電素子2,3にそれぞれ電圧を印加した際に、一方の圧電素子2(3)に伸び変位が発生すると共に、他方の圧電素子3(2)に収縮変位が発生するように構成されている。これにより、バイモルフ素子4に全体として屈曲変位が発生するので、所定周波数の交流電圧を印加すれば、所定の振動数で発振するようになる。
【0004】
また、このように構成されるバイモルフ型圧電アクチュエータ51の使用例としては、図8及び図9に示すように、例えば航空機24の機体25のハニカム外壁と吸音内壁とからなる2重隔壁A,B等の2つの構造体A,Bの間にバイモルフ型圧電アクチュエータ51を配設し、図8(a) 中の▲1▼で示すエンジン音や図8(a) 中の▲2▼及び▲3▼で示す機体25と空気との摩擦等によって生じる振動及び音波を能動的に減衰、遮断するというアイデアが提案されている(例えば、Thomas,D.R. and Nelson,P.A.,“ The Application of an Implicit Self Tuning LQG Algorithm to the Active Control of Sound Transmission ", ACTIVE95 (1995), 299-309, USA.)。
【0005】
このような2重構造体の振動・音波遮断構造は、図9に示すように、所定間隔を開けて相対向して配置された2つの構造体A,Bの間の空間21を伝搬する振動及び伝播する音波を遮断可能であって、空間21に面する一方の構造体Aの内面aに固定された固定部材22に、バイモルフ型圧電アクチュエータ51の長手方向の一端4aを前記バイモルフ素子4の面方向が2つの構造体A,Bの面方向に対して平行となるように固定し、且つ、空間21に面する他方の構造体Bの内面bに固定された支持部材23に、バイモルフ型圧電アクチュエータ51の長手方向の他端4bを2つの構造体A,Bの面方向に対して平行な軸心回りに回転自在に固定している。
【0006】
この状態で2枚の圧電素子2,3にそれぞれ交流電圧を印加すれば、バイモルフ素子4に曲げモーメントが発生するので、2つの構造体A,Bの間の距離を変化させるような力が作用する。そのため、例えば他方の構造体Bから一方の構造体Aに伝搬しようとする振動及び伝播しようとする音波の振動数に応じて交流電圧の周波数を設定、又は適宜に変化させれば、振動伝搬と音波伝播を有効に減衰、遮断することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記のようにして従来のバイモルフ型圧電アクチュエータ51を2重構造体の振動・音波遮断構造に使用する場合には、バイモルフ素子4の一端4aにおける固定部材22への固定部分に曲げモーメントによる集中応力が作用する。ここで、圧電素子4はジルコンチタン酸鉛Pb(Zr,Ti)O3 〔PZT(PbZrO3とPbTiO3の固溶体)〕等の脆いセラミックス材料等から構成され、機械的強度が低いので、上記の集中応力によって固定部分付近で破損又は破断するおそれがあるという問題点がある。
【0008】
そのため、2重構造体の振動・音波遮断構造にこのような機械的強度の低いバイモルフ型圧電アクチュエータ51を使用する場合には、信頼性に欠けるという問題点がある。
【0009】
この発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、機械的強度や信頼性に優れたバイモルフ型圧電アクチュエータを用いた2重構造体の振動・音波遮断構造を提供することを目的とする。
【0014】
上記目的を達成するために、請求項1の2重構造体の振動・音波遮断構造は、所定間隔を開けて相対向して配置された2つの構造体の間の空間を伝搬する振動及び伝播する音波を遮断可能な2重構造体の振動・音波遮断構造において、前記空間は、間仕切りにより複数の小空間に分けられており、複数の前記小空間夫々において、該小空間に面するいずれか一方の構造体の内面に固定された固定部材に、極性の異なる2枚の圧電素子を積層したバイモルフ素子からなり、該バイモルフ素子の長手方向の少なくとも一端における両面にそれぞれ補強板を接合したバイモルフ型圧電アクチュエータの長手方向の一端を前記バイモルフ素子の面方向が前記2つの構造体の面方向に対して平行となるように固定し、且つ、前記空間に面する他方の構造体の内面に固定された支持部材に、前記バイモルフ型圧電アクチュエータの長手方向の他端を前記2つの構造体の面方向に対して平行な軸心回りに回転自在に固定したものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、既述の従来技術と同じ構成については、同一符号を付してその説明を省略する。
【0016】
図1に示すように、第1実施形態に係るバイモルフ型圧電アクチュエータ1は、極性の異なる2枚の圧電素子2,3を積層したバイモルフ素子4からなり、このバイモルフ素子4の長手方向の例えば一端4aにおける両面4c,4dにそれぞれ補強板5を接合したものである。
【0017】
圧電素子2,3は、所定長さ及び所定厚さの矩形板状に形成され、それぞれの極性を変えて構成されている。なお、圧電素子2,3の材質としては、例えばジルコンチタン酸鉛Pb(Zr,Ti)O3 〔PZT(PbZrO3とPbTiO3の固溶体)〕やこれに金属酸化物等の添加物を配合して焼成した磁器の他、水晶やニオブ酸リチウムLiNbO3の単結晶等の従来公知の各種の圧電性材料が挙げられる。
【0018】
バイモルフ素子4は、極性の異なる2枚の圧電素子2,3と、これらの間及び表面にそれぞれ接合された3枚の電極板6,7,8とからなる。なお、電極板6,7,8と圧電素子2,3とは、接着剤等の従来公知の手段で接合されている。
【0019】
補強板5は、バイモルフ素子4の長手方向の例えば一端4aにおける両面4c,4dにそれぞれ接合されている。なお、この実施形態においては、補強板5の長さを比較的短くしてバイモルフ素子4の一端4aにのみ接合するようにしているが、これに限定されるものではなく、図2に示すように、より長く形成してバイモルフ素子4の両面4c,4dにそれぞれ全体的に接合する等してもよい。
【0020】
このように構成されるバイモルフ型圧電アクチュエータ1は、バイモルフ素子4の少なくとも一端4aが補強板5により補強されているので、バイモルフ素子4の一端4aに曲げモーメントによる集中応力が作用する場合でも、破損又は破断しにくいという利点がある。
【0021】
ここで、補強板5が、例えばアルミニウム、銅、銀、金、白金等の低剛性且つ高延性の金属からなる場合には、上記のような集中応力が作用してもクラックが発生しにくいので、機械的強度がより高いという利点がある。また、補強板5を、圧電素子2,3の表面に接合された電極板7,8にプラズマ接合する場合には、簡単且つ安価に接合できるので、安価なバイモルフ型圧電アクチュエータ1を量産できるという利点がある。
【0022】
図3に示すように、第2実施形態に係るバイモルフ型圧電アクチュエータ11は、前記2枚の補強板5の間に、極性の異なる2枚の圧電素子2,3を積層したバイモルフ素子14を例えば2組積層したものである。なお、この場合も、圧電素子2と圧電素子3の間にそれぞれ電極板6を接合しておくと共に、最上層の圧電素子2の表面及び最下層の圧電素子3の表面にも電極板7,8をそれぞれ接合しておけばよい。
【0023】
このように、2枚の補強板5の間に複数組のバイモルフ素子14を積層しておけば、変位力が大きくなるので、高荷重下での使用も可能であるという利点がある。
【0024】
図4に示すように、第3実施形態に係る2重構造体の振動・音波遮断構造は、所定間隔を開けて相対向して配置された2つの構造体A,Bの間の空間21に、第1実施形態のバイモルフ型圧電アクチュエータ1を配設することによって、空間21を伝搬する振動及び伝播する音波を遮断可能としたものである。
【0025】
具体的には、空間21に面する例えば一方の構造体Aの内面aに固定された固定部材22に、バイモルフ型圧電アクチュエータ1の長手方向の一端4aをバイモルフ素子4の面方向が2つの構造体A,Bの面方向に対して平行となるように固定し、且つ、空間21に面する例えば他方の構造体Bの内面bに固定された支持部材23に、バイモルフ型圧電アクチュエータ1の長手方向の他端4bを2つの構造体A,Bの面方向に対して平行な軸心回りに回転自在に固定している。
【0026】
2つの構造体A,Bとしては、既述した航空機24の機体25の2重隔壁A,Bの他、例えば、建物の外壁と内壁、2重壁、2重床、上階床と下階天井、乗用車やバスの車室床とシャシ、鉄道車両の客室床とシャシ等が挙げられる。
【0027】
固定部材22は、例えば一方の構造体Aの内面aに固定されている。支持部材23は、例えば他方の構造体Bの内面bに固定されている。
【0028】
バイモルフ型圧電アクチュエータ1の長手方向の一端4aは、バイモルフ素子4の面方向が2つの構造体A,Bの面方向に対して平行となるようにして、例えば埋設、ネジ止め、又はクランプ止め等により固定部材22に固定されている。長手方向の他端4bは、2つの構造体A,Bの面方向に対して平行な軸心回りに回転自在となるように、支持部材23に突設した例えば軸26等に固定されている。
【0029】
ここで、例えば他方の構造体B側で騒音等による振動及び音波が発生する場合には、この他方の構造体Bの所定部位に図示しない振動センサを取付けておき、この振動センサで検出される振動及び音波の振動数に応じて、2枚の圧電素子2,3にそれぞれ印加する交流電圧の周波数を設定又は適宜に変化させて発振させるようにすれば、他方の構造体Bから一方の構造体Aに伝搬しようとする振動及び伝播しようとする音波を有効に減衰、遮断することができる。
【0030】
この場合、バイモルフ素子4の一端4aに曲げモーメントによる集中応力が作用しても、補強板5により破損又は破断しにくくなっているので、このように構成されたバイモルフ型圧電アクチュエータ1を配設しておけば、信頼性が高いという利点がある。
【0031】
なお、この実施形態においては、固定部材22を一方の構造体Aに固定し、支持部材23を他方の構造体Bに固定しているが、これに限定されるものではなく、その逆に固定してもよい。即ち、空間21にバイモルフ型圧電アクチュエータ1を配設しておけば、2つの構造体A,Bのいずれからの振動及び音波であっても、その伝搬及び伝播を遮断することができる。また、バイモルフ型圧電アクチュエータ1の大きさや配設数は、用途等に応じて適宜に設定すればよい。
【0032】
図5及び図6に示すように、第4実施形態に係る2重構造体の振動・音波遮断構造は、第3実施形態における一方の構造体Aを建物の下階天井とし、他方の構造体Bを上階床としたものであって、前記空間21を間仕切り31によって複数の小空間32に分けたものである。
【0033】
このように、空間21を複数の小空間32に分けておけば、例えば上階床側において特定の小空間32の上方で振動等が発生した場合には、振動及び音波が他の小空間32に伝搬及び伝播しにくい。そこで、これら複数の小空間32に第3実施形態と同様にしてバイモルフ型圧電アクチュエータ1を少なくとも1つずつ配設しておけば、各小空間32内で確実に振動及び音波を遮断できるという利点がある。
【0034】
なお、2つの構造体A,Bの間隔が大きい場合には、この実施形態のように必要に応じて固定部材22と支持部材23の両方又は一方をより長く形成したり、あるいは構造体A(B)との間にスペーサを介在させたりしておけばよい。また、間仕切り31は、吸音性部材又は遮音性部材等から構成しておくのが望ましい。
【0039】
請求項1の発明によれば、バイモルフ素子の一端に曲げモーメントによる集中応力が作用しても、補強板により破損又は破断しにくくなっているので、このように構成されたバイモルフ型圧電アクチュエータを配設しておけば、信頼性が高いという利点がある。また、空間を複数の小空間に分けておくことにより、特定の小空間の上方で振動等が発生した場合には、振動及び音波が他の小空間に伝搬及び伝播しにくい。そして、これら複数の小空間にバイモルフ型圧電アクチュエータを少なくとも1つずつ配設しておけば、各小空間内で確実に振動及び音波を遮断できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るバイモルフ型圧電アクチュエータの斜視図。
【図2】補強板をバイモルフ素子の両面にそれぞれ全体的に接合した例を示す斜視図。
【図3】第2実施形態に係るバイモルフ型圧電アクチュエータの斜視図。
【図4】第3実施形態に係る2重構造体の振動・音波遮断構造を示す概略拡大断面図。
【図5】第4実施形態に係る2重構造体の振動・音波遮断構造を示す概略平面図。
【図6】図5の小空間にバイモルフ型圧電アクチュエータを配設した状態を示す概略拡大断面図。
【図7】従来のバイモルフ型圧電アクチュエータの斜視図。
【図8】 (a) は航空機の機体に振動及び音波が発生する様子を示す概略斜視図、(b) は機体の概略拡大断面図、(c) は2重隔壁の概略拡大断面図、(d) はバイモルフ型圧電アクチュエータの配設状態を示す概略拡大断面図。
【図9】バイモルフ型圧電アクチュエータの配設状態を示す概略拡大断面図。
【符号の説明】
1,11 バイモルフ型圧電アクチュエータ
2,3 圧電素子
4,14 バイモルフ素子
4a 一端
4b 他端
4c,4d 両面
5 補強板
7,8 電極板
A,B 構造体
a,b 内面
21 空間
22 固定部材
23 支持部材
31 間仕切り
32 小空間[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a bimorph type piezoelectric actuator composed of a bimorph element in which two piezoelectric elements having different polarities are laminated, and a vibration / sound wave blocking structure of a double structure such as a double bulkhead of an aircraft.
[0002]
[Prior art]
As shown in FIG. 7, as a conventional bimorph type
[0003]
This bimorph type
[0004]
Further, as an example of use of the bimorph type
[0005]
As shown in FIG. 9, this double structure vibration / sound wave blocking structure is a vibration that propagates in a
[0006]
If an alternating voltage is applied to each of the two
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, when the conventional bimorph type
[0008]
Therefore, when such a bimorph
[0009]
The present invention has been made in view of the above problems, and provides a vibration / sound wave insulation structure for a double structure using a bimorph piezoelectric actuator having excellent mechanical strength and reliability. Objective.
[0014]
In order to achieve the above object, the vibration / sound wave blocking structure of the double structure according to claim 1 is a vibration and propagation that propagates in a space between two structures that are arranged to face each other at a predetermined interval. in the vibration-wave blocking structure for blocking possible double structure sound waves, the space partition is divided into a plurality of small spaces, the in each of the plurality of the small space husband, either facing the small space A bimorph type comprising a bimorph element in which two piezoelectric elements having different polarities are laminated on a fixing member fixed to the inner surface of one structure , and reinforcing plates are bonded to both surfaces at least at one end in the longitudinal direction of the bimorph element. One end in the longitudinal direction of the piezoelectric actuator is fixed so that the surface direction of the bimorph element is parallel to the surface direction of the two structures, and the other structure facing the space A support member fixed to the inner surface of, is obtained by rotatably fixed to the parallel axis direction with respect to the plane direction of the longitudinal direction of the other end two structures of the bimorph type piezoelectric actuator.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. In addition, about the same structure as the prior art mentioned above, the same code | symbol is attached | subjected and the description is abbreviate | omitted.
[0016]
As shown in FIG. 1, the bimorph piezoelectric actuator 1 according to the first embodiment includes a
[0017]
The
[0018]
The
[0019]
The reinforcing
[0020]
In the bimorph piezoelectric actuator 1 configured in this way, since at least one
[0021]
Here, when the reinforcing
[0022]
As shown in FIG. 3, the bimorph
[0023]
Thus, if a plurality of sets of
[0024]
As shown in FIG. 4, the vibration / sound wave blocking structure of the double structure according to the third embodiment is provided in a
[0025]
Specifically, for example, one
[0026]
Examples of the two structures A and B include the double bulkheads A and B of the
[0027]
For example, the fixing
[0028]
One
[0029]
Here, for example, when vibration and sound waves due to noise or the like are generated on the other structure B side, a vibration sensor (not shown) is attached to a predetermined portion of the other structure B and is detected by this vibration sensor. If the frequency of the AC voltage applied to each of the two
[0030]
In this case, even if concentrated stress due to a bending moment acts on the one
[0031]
In this embodiment, the fixing
[0032]
As shown in FIGS. 5 and 6, the vibration / sound wave insulation structure of the double structure according to the fourth embodiment is such that one structure A in the third embodiment is a lower-floor ceiling of the building and the other structure. B is an upper floor, and the
[0033]
In this way, if the
[0034]
When the interval between the two structures A and B is large, both or one of the fixing
[0039]
According to the first aspect of the present invention, even if concentrated stress due to a bending moment acts on one end of the bimorph element, it is difficult to break or break by the reinforcing plate. If installed, there is an advantage of high reliability. Further, by dividing the space into a plurality of small spaces, when vibration or the like occurs above a specific small space, the vibration and the sound wave are difficult to propagate and propagate to other small spaces. If at least one bimorph type piezoelectric actuator is disposed in each of the plurality of small spaces, there is an advantage that vibrations and sound waves can be reliably blocked in each small space.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a bimorph piezoelectric actuator according to a first embodiment.
FIG. 2 is a perspective view showing an example in which a reinforcing plate is entirely bonded to both surfaces of a bimorph element.
FIG. 3 is a perspective view of a bimorph piezoelectric actuator according to a second embodiment.
FIG. 4 is a schematic enlarged cross-sectional view showing a vibration / sound wave blocking structure of a double structure according to a third embodiment.
FIG. 5 is a schematic plan view showing a vibration / sound wave blocking structure of a double structure according to a fourth embodiment.
6 is a schematic enlarged cross-sectional view showing a state where a bimorph piezoelectric actuator is disposed in the small space of FIG.
FIG. 7 is a perspective view of a conventional bimorph piezoelectric actuator.
8A is a schematic perspective view showing how vibrations and sound waves are generated in the aircraft body, FIG. 8B is a schematic enlarged sectional view of the aircraft, FIG. 8C is a schematic enlarged sectional view of the double bulkhead, d) is a schematic enlarged cross-sectional view showing the arrangement of the bimorph piezoelectric actuator.
FIG. 9 is a schematic enlarged cross-sectional view showing an arrangement state of a bimorph type piezoelectric actuator.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (1)
前記空間は、間仕切りにより複数の小空間に分けられており、The space is divided into a plurality of small spaces by partitions,
複数の前記小空間夫々において、該小空間に面するいずれか一方の構造体の内面に固定された固定部材に、極性の異なる2枚の圧電素子を積層したバイモルフ素子からなり、該バイモルフ素子の長手方向の少なくとも一端における両面にそれぞれ補強板を接合したバイモルフ型圧電アクチュエータの長手方向の一端を前記バイモルフ素子の面方向が前記2つの構造体の面方向に対して平行となるように固定し、且つ、前記空間に面する他方の構造体の内面に固定された支持部材に、前記バイモルフ型圧電アクチュエータの長手方向の他端を前記2つの構造体の面方向に対して平行な軸心回りに回転自在に固定したことを特徴とする2重構造体の振動・音波遮断構造。Each of the plurality of small spaces includes a bimorph element in which two piezoelectric elements having different polarities are stacked on a fixing member fixed to the inner surface of one of the structures facing the small space. Fixing one end in the longitudinal direction of the bimorph type piezoelectric actuator in which reinforcing plates are bonded to both surfaces at at least one end in the longitudinal direction so that the surface direction of the bimorph element is parallel to the surface direction of the two structures, The other end in the longitudinal direction of the bimorph piezoelectric actuator is fixed to a support member fixed to the inner surface of the other structure facing the space around an axis parallel to the surface direction of the two structures. A double structure vibration / sound wave blocking structure characterized by being fixed rotatably.
Priority Applications (1)
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JP15231299A JP4625553B2 (en) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | Vibration / sound wave insulation structure of double structure |
Applications Claiming Priority (1)
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