JP4622190B2 - Upper opening / closing structure of vehicle - Google Patents

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JP4622190B2 JP2001255936A JP2001255936A JP4622190B2 JP 4622190 B2 JP4622190 B2 JP 4622190B2 JP 2001255936 A JP2001255936 A JP 2001255936A JP 2001255936 A JP2001255936 A JP 2001255936A JP 4622190 B2 JP4622190 B2 JP 4622190B2
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60—VEHICLES IN GENERAL
    • B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J7/00—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
    • B60J7/02—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes
    • B60J7/026—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid non plate-like elements, e.g. for convertible vehicles
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    • B60J7/00—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
    • B60J7/20—Vehicle storage compartments for roof parts or for collapsible flexible tops
    • B60J7/201—Vehicle storage compartments for roof parts or for collapsible flexible tops being outside of vehicle, e.g. onto boot lid, or into a storage compartment to be closed by one of the roof panels itself

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は車両の上部開閉体構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
車両の中には、ル−フを車体に対して移動可能とした可動ル−フを装備したものがある。可動ル−フとしては、いわゆるサンルーフと呼ばれるように、ル−フに形成された開口部を開閉するものもあるが、ル−フをその車幅方向全長に渡って可動可能として、可動ル−フが車室上方を全体的に開閉するようにしたものもある。
【０００３】
車室を全体的に開放できる可動ル−フを開示するものとして、例えば、特開平８−８５３４４公報、特開平５−２１３０６６号公報がある。これら公報開示のものは、いずれにあっても、可動ル−フは車体前後方向に複数に分割された構造となっていて、車室上方を全体的に覆う全閉モードと、車室上方を全開とする全開モードと、車室の一部のみを開放した一部開放モードとを選択的にとり得るようになっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、可動ル−フを全閉モードと一部開放モードと全開モードとで選択的に変更可能とする場合、停車中であれば走行風の影響が全くないので安全に行うことが可能であるが、走行中であってもモードが変更可能であることが好ましいものとなる。
【０００５】
本発明は以上のような事情を勘案してなされたもので、その目的は、走行中にあっても、安全に可動ル−フを全閉モードと一部開放モードと全開モードとの間で選択的に変更できるようにした車両の上部開閉体構造を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明にあっては次のような解決手法を採択してある。すなわち、特許請求の範囲における請求項１に記載のように、
車室を上方から覆うル−フが車体に対して移動可能な可動ル−フとされた車両の上部開閉体構造において、前記可動ル−フは、その車幅方向全体が車体に対して移動可能とされ、前記可動ル−フは、車室を全体的に覆う全閉モードと、一部のみが移動されて車室の一部のみを開放する一部開放モードと、全体的に移動されて車室上方を全開とする全開モードと、を選択的にとり得るようにされ、前記可動ル−フを支持する支持機構が設けられ、前記支持機構が、前記各モードでの間で前記可動ル−フを移動可能に、かつ該各モードにおいて該可動ル−フを支持するように設定されている、ようにしてある。上記解決手法によれば、支持機構によって支持されつつ可動ル−フが移動されるので、走行中であっても安全にモード変更を行うことが可能となる。
【０００７】
また、前記可動ル−フは、後端部から前端部に向けてほぼ水平方向に伸びた後、その前端部が前下がりの状態とされる前可動ルーフと、前記全閉モードのときに前記前可動ルーフに連続してほぼ水平方向に伸びる中間可動ル−フと、リアウィンドウを有する後可動ル−フとの３分割構造とされ、前記全閉モードでは、前記前可動ル−フの外面と前記中間可動ル−フの外面と前記後可動ル−フの外面とがほぼ面一となって連なるように設定され、前記一部開放モードでは、前記全閉モードの状態から前記前可動ル−フのみが前記中間可動ル−フ上を後方へ移動されて、該前可動ル−フが、該前可動ル−フの前下がり状態の前端部を該中間可動ル−フの前端部の前方領域に臨むようにした状態をもって該中間可動ル−フの上に重合され、前記全開モードでは、前記前可動ル−フと中間可動ル−フとが互いに重合された状態で、前記後可動ル−フ上にほぼ重合されることから、全閉モードのときに、分割された各可動ル−フ同士の外面が面一に連なるので、外観上の見栄えが向上される。また、一部開放モードでは、車室前部の上方空間が開放されて、運転席や助手席の乗員の開放感を高めることができる。さらに、一部開放モードでは、前可動ル−フを中間可動ル−フ上に支承して、安定して前可動ル−フを支持する上で好ましいものとなる。さらに、全閉モードにおいては、分割された各可動ル−フ同士がほぼ重合されるので、各分割可動ル−フを収納するための収納スペースをコンパクトにする上で好ましいものとなる。
さらに、前記可動ルーフは、車両の走行中であっても前記各モードでの間でモード変更可能とされ、前記前可動ル−フと中間可動ル−フとは、前記各モードの変更に際して、それぞれ、前傾姿勢を保持したまま移動するように設定されていることから、モード変更のために一々車両を停車させる必要がなくなって、操作性向上の上で好ましくなるばかりか、走行中でのモード変更の際に、前可動ル−フ、中間可動ル−フを走行風により跳ね上げられにくくすることができる。
【０００８】
前記解決手法を前提として、次のような手法を合わせて採択することができる。前記全開モードでは、前記後可動ル−フがその内面側が上方を向いた状態で前後方向において傾斜した傾斜姿勢とされると共に、前記前可動ル−フと中間可動ル−フとがほぼ水平に伸びる水平姿勢とされる、
ようにすることができる。この場合、リアウインドを有する後可動ル−フは、内面側（車室側）が凹となるようにされることが多いが、この後可動ル−フの凹となっった部分によって前可動ル−フや中間可動ル−フとの干渉を避けつつ、コンパクト化のために各分割可動ル−フ同士を極力接近した状態で重ねる上で好ましいものとなる。
【０００９】
前記全開モードにおける前記後可動ル−フの傾斜姿勢が、該後可動ル−フの前端部がトランクリッドの前端部とほぼ同じ高さ位置とされて、前方へ向かうにつれて下方に位置するような前下がりの傾斜姿勢とされる、ようにすることができる。これにより、全開モードにおいて、後可動ル−フを収納するスペースを車体前後方向に極力短くしつつ、後可動ル−フとトランクリッドとの間に大きな段差を生じないようにすること、つまり全開モードにおける外観上の見栄えを確保する上でも好ましいものとなる。
【００１０】
起立位置にある最後部席のシートバック後方でかつトランクリッドの前方において、前記全開モードにおいて互いにほぼ重合される前記前可動ル−フと中間可動ル−フと後可動ル−フとが位置される収納空間が形成されており、前記全開モードでは、ほぼ水平方向に伸びる状態で互いに重合された前記前可動ル−フと中間可動ル−フとが、トランクリッドの前端部とほぼ同じ高さ位置でもって略水平方向に伸びて、該収納空間をほぼ全体的に上方から覆っている、ようにすることができる。これによれば、最後部にあるシートのシートバックを起立位置とした状態で、全開モードにおいて各分割可動ル−フを収納することができる。また、全開モードにおいて、分割可動ル−フによって収納空間を覆うことにより、外観上の見栄えを確保する上でも好ましいものとなる。
【００１１】
【００１２】
【００１３】
前記全閉モードにあるとき、前記可動ル−フの少なくとも一部が車体側部材によって支持される、ようにすることができる。これにより、可動ル−フのしっかりと支持を行う上で好ましいものとなる。
【００１４】
車体の側部に、サイドドアによって開閉される乗降用の開口部が形成され、前記全閉モードにおいて、前記可動ル−フが、フロントウインドガラスの上端部によって支持されると共に、前記サイドドアに設けた全閉状態にあるサイドガラスの上端部によっても支持される、ようにすることができる。これにより、フロントウインドガラスおよびサイドウインドガラスを有効に利用して、全閉モードにある可動ル−フをしっかりと支持することができる。
【００１５】
前記全閉モードにあるときに乗員の乗り降り時であることが検出されたときに、自動的に前記一部開放モードとする駆動制御手段を有している、ようにすることができる。この場合、車体が低いつまりル−フが低い車両にあっても、ル−フに邪魔されることなく乗り降りを容易に行う上で好ましいものとなる。
【００１６】
【発明の効果】
本発明によれば、走行中にあっても、安全に可動ル−フを全閉モードと一部開放モードと全開モードとの間で選択的に変更できるようにすることができる。
【００１７】
【発明の実施の形態】
図１、図２において、車両のル−フＲは、車体前後方向に複数に分割されており、実施形態では、もっとも前に位置する前可動ル−フ１と、中間に位置する中間可動ル−フ２と、もっとも後に位置する後可動ル−フ３との３分割構成とされている。各分割可動ル−フ１、２、３はそれぞれ、車幅方向全長に渡ってル−フを構成していて、それぞれ車体に対して移動可能とされている。
【００１８】
図１、図２は、車室上方を完全に覆った全閉モードの状態が示される。この全閉モードにおいて、前可動ル−フ１は、ル−フの前部を構成し、中間可動ル−フ２はル−フＲの後部を構成する。また、後可動ル−フ３は、ル−フＲの後端部を構成すると共に、リアウインド４を有して、左右のリアピラー（Ｃピラー）をも構成する。より具体的には、後可動ル−フ３は、左右一対のリアピラー部３ａと、車幅方向に伸びて左右のリアピラー部３ａの上端部同士を締結するリアヘッダー部３ｂと、車幅方向に伸びて左右のリアピラー部３ａの下端部同士を連結するロア部３ｃとを有し、各部分３ａ、３ｂ、３ｃで囲まれたリア開口部３ｄがリアウインド４によって施蓋されている。なお、実施形態では、リアウインド４はガラスからなるハードタイプとされているが、軟質の合成樹脂で形成されたソフトタイプのものとすることもできる。
【００１９】
前可動ル−フ１は、中間可動ル−フ２に対して、車体前後方向にスライド可能に連結されている。すなわち、図１、図２に示す全閉モードから、前可動ル−フ１が若干上方へ持ち上げられつつ後方へスライド可能とされて、前可動ル−フ１が中間可動ル−フ２の上に重合した状態をとり得るようにされ、この全閉モードから前可動ル−フ１が中間可動ル−フ２上に重合した状態が、図３、図４に示す一部開放モードとされる。中間可動ル−フ２に対する前可動ル−フ１の前後方向へのスライド移動のために、例えば前可動ル−フ１の左右側部にはガイドレール５が形成され、図示を略すが中間可動ル−フ２にはこのガイドレール５に係合するガイドが設けられている。そして、前可動ル−フ１の全閉モードと一部開放モードとの間での移動は、中間可動ル−フ２に設けたモータ６を利用して行われるようになっている。
【００２０】
図１、図２に示す全閉モードおよび図３、図４に示す一部開放モードにおいて、中間可動ル−フ２は、左右一対の支持リンク１０によって、車体に支持される。この支持リンク１０は、その下端部が車体側部に対して支点１０ａを中心に回動自在に取付けられ、その上端部が、中間可動ル−フ２の後端部に対して支点１０ｂを中心に回動自在に連結されている。支持リンク１０の下方の取付点１０ａは、移動不能な固定点とされて、ここに設けたモータ（図示を略す）によって、支持リンク１０は支点１０ａを中心に揺動駆動されるようになっている。
【００２１】
中間可動ル−フ２の後端部から後可動ル−フ３の前端部に渡ってガイド１１が形成されている。前述の支持リンク１０の上方の支点１０ｂは、一種のスライド部材を構成するように設定されて、ガイド１１に沿って移動可能とされている。全閉モードにおいては、支点１０ｂはガイド１１のうち中間可動ル−フ２側に位置される。なお、各支点１０ａ、１０ｂの回動軸線は、車幅方向に伸びるものである。
【００２２】
全閉モードおよび一部開放モードにおいて、後可動ル−フ３は、左右一対の支持リンク１２によって車体に支持される。支持リンク１２は、前述の支持リンク１０よりも短くされて、その下端部が車体側部に対して支点１２ａを中心に回動自在に取付けられている。また、支持リンク１２の上端部は、後可動ル−フ３のほぼ中間部に対して、支点１２ｂを中心に回動自在に取付けられている。各支点１２ａ、１２ｂはそれぞれ、移動しない固定点とされている。なお、各支点１２ａ、１２ｂの回動軸線は、車幅方向に伸びるものである。
【００２３】
全閉モードおよび一部開放モードにおいて、後可動ル−フ３の後端部には、左右側部において、スライド部材を構成する支点１３が設けられている。この支点１３に対応して、車体の左右側部にはそれぞれ、ガイドレール１４が形成されている。すなわち、ガイドレール１４に対してスライド部材としての支点１３がスライド可能に係合されている。なお、この係合状態において、後可動ル−フ３は、車幅方向に伸びる回動軸線を有することになる支点１３を中心として回動自在とされている。
【００２４】
全閉モードおよび一部開放モードにおいて、後可動ル−フ３の直後方には、トランクリッド２０が位置されている。すなわち、全閉モードおよび一部開放モードにおいて、後可動ル−フ３の外面に対してトランクリッド２０の外面が滑らかに連なるようにされている。前述のガイドレール１４は、車体前後方向に前下がりの状態で若干傾斜して伸びており、その後端部つまり上端部は、トランクリッド２０の前端部の直前方に位置されて、当該トランクリッド２０の前端部の高さ位置とほぼ同じ高位置となるようにされている。なお、トランクリッド２０の前端部にある開閉用の回動支点が符号２０ａで示される。
【００２５】
図２において、車室内に装備された最後部にあるシートのシートバックが符号２１で示される。起立位置にあるシートバック２１とトランクリッド２０の前端との間が、車体前後方向に所定間隔を有する収納空間２２とされている。なお、シートバック２１は、実施形態では車両が２シータ用とされている関係上、運転席用、助手席用とされているが、運転席、助手席の後方に後席を有する場合は、このシートバック２１は後席用のものとされる。
【００２６】
前記ガイドレール１４は、その前端部が、前記収納空間の側部に位置するように設定されて、その前端部（下端部）は、収納空間２２の低い位置でかつ起立位置にあるシートバック２１の直後方に位置するように設定されている。
【００２７】
図中３１はフロントウインドガラス、３２はサイドドア、３３はサイドドア３２によって開閉される車体側部に形成されたサイド開口部（乗降口）、３４はサイドドア３２に設けられた上下方向に駆動されるサイドウインド、３５は後輪、３６は車室とトランクルーム３７とを仕切る仕切壁である。なお、仕切壁３６は、車室とトランクルーム３７とを仕切って収納空間２２の後壁を構成すると共に、ほぼ水平方向に伸びて最終的にフロアパネルへ連なる部分が収納空間２２の底壁を構成する。
【００２８】
次に、各可動ル−フ１、２、３の動きについて説明する。まず、図１、図２に示す状態が、車室の上方を完全に覆う全閉モードである。この全閉モードにあっては、ほぼ水平方向に伸びる前可動ル−フ１と中間可動ル−フ２との連結体が、その前部においてはフロントウインドガラス３１によって支持され、その後部においては支持リンク１０によって支持され、さらに全閉位置にあるサイドウインド３４によっても支持される。また、後可動ル−フ３は、支持リンク１２およびガイドレール１４によって支持される。
【００２９】
全閉モードから、モータ６によって前可動ル−フ１のみを後方へ移動させて、中間可動ル−フ２上に重合させることにより、図３、図４に示す一部開放モードとされる。一部開放モードから全閉モードへの復帰は、モータ６によって前可動ル−フ１を前方へ移動させることにより行われる。前可動ル−フ１の側面断面形状が前下がりとなるように設定されていて、一部解放モードにおいてもこの前下がりの状態が保持される。つまり、一部解放モードにおいて、前可動ル−フ１は走行風を受けて中間可動ル−フ２上に押しつけれるような作用を受けて、一部解放モードの状態を安定して維持できるようになっている。
【００３０】
一部開放モードから、図示を略すモータによって支持リンク１０をその下方の支点１０ａを中心にして後方へ揺動駆動させると、支持リンク１２もその下方の支点１２ａを中心として後方へ揺動されて、最終的に、図５、図６に示す全開モードとされる。この全開モードでは、後可動ル−フ３は、支持リンク１０、１２の後方への揺動に伴って、支点１３がガイドレール１４に沿ってスライドされて、後可動ル−フ３の内面側が上方を向く姿勢でもって、収納空間２２に収納された状態となる。つまり、全開モードにおいては、全閉モードでは前端部とされた部分がもっとも後方に位置され、全閉モードでは後端部とされた部分がもっとも前方に位置される。このように、全開モードでは、後可動ル−フ３は、前下がりの状態で、収納空間２２に収納されることになる。
【００３１】
全開モードにおいて、前可動ル−フ１は、中間可動ル−フ２上に重合した状態が保持される。すなわち、全開モードでは、各分割された可動ル−フ１と２と３とは互いにほぼ重合された状態とされるが、前可動ル−フ１と中間可動ル−フ２とはほぼ水平方向に伸びた姿勢とされる。そして、互いに重合されて略水平方向に伸びる前可動ル−フ１と中間可動ル−フ２とによって、収納空間２２の上方がほぼ全体的に覆われることになる。この全開モードにおいては、重合された前可動ル−フ１と中間可動ル−フ２との後端部（収納空間２２に位置する後可動ル−フ３の後端部）が、トランクリッド２０の前端部とほぼ同じ高さ位置とされる。全開モードから一部開放モードへの変更は、モータによって支持リンク１０、１２を前述したのと逆の方向に揺動駆動することにより行われる。
【００３２】
前述した全閉モードと一部開放モードと全開モードとの間でのモード変更は、車両の走行中にあっても可能とされている。すなわち、車室内に設けたモード選択スイッチを操作してモータを駆動することによって、モード変更が行われる。また、モード変更の際、前可動ル−フ１と中間可動ル−フ２とは、それぞれ略水平姿勢または前傾姿勢を保持したまま移動されるようになっており、走行風の抵抗を受けにくい、あるいは走行風によって上方へ跳ね上げられにくい態様とされる。
【００３３】
ここで、後可動ル−フ３は、全閉モードあるいは一部開放モードにおいて車室側となるその内面が、凹となっている。つまり、リアウインド４のほぼ中心は、車幅方向端部および上下方向端部に比して後方に位置されるように滑らかに湾曲して形成される関係上、後可動ル−フ３の内面が必然的に凹とされることになる。したがって、図５、図６の全開モードにおいて、凹となった内面側が上方を向くような姿勢でもって後可動ル−フ３を収納することは、後可動ル−フ３に対する干渉を避けつつ前可動ル−フ１および中間可動ル−フ２を極力低い位置とする上で好ましいものとなる。
【００３４】
また、全閉モードとされている状態において、乗降の際には、自動的に一部開放モードにすることもできる。すなわち、例えばサイドドア３２のロック解除操作あるいはその開閉ノブの操作が検出されたときに、乗降が行われるときであるとして、このときは自動的に一部開放モードにすることができる（駆動制御手段の設定）。なお、乗降の際に一旦一部開放モードとした後は、自動的に全閉モードに復帰させてもよく、あるいは運転者のマニュアル操作を待って全閉モードに復帰させるようにすることもできる。
【００３５】
以上実施形態について説明したが、本発明はこれに限らず例えば次のような場合をも含むものである。支持リンク１０、１２が可動ル−フの主たる支持機構を構成するが、支持機構としては、実施形態に示すものの他、適宜の構造のものを採択し得るものである。また、可動ル−フは、車体前後方向に３分割する場合に限らず、２分割あるいは４分割以上としてもよい。勿論、本発明の目的は、明記されたものに限らず、実質的に好ましいあるいは利点として表現されたものを提供することをも暗黙的に含むものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】全閉モードにおける車両の簡略斜視図。
【図２】全閉モードにおける車両の簡略側面図。
【図３】一部開放モードにおける車両の簡略斜視図。
【図４】一部開放モードにおける車両の簡略側面図。
【図５】全開モードにおける車両の簡略斜視図。
【図６】全開モードにおける車両の簡略側面図。
【符号の説明】
Ｒ：可動ル−フ
１：前可動ル−フ
２：中間可動ル−フ
３：後可動ル−フ
４：リアウインド
１０：支持リンク
１２：支持リンク
２０：トランクリッド
２１：シートバック
２２：収納空間
３１：フロントウインドガラス
３２：サイドドア
３３：サイド開口部（乗降口）
３４：サイドウインド
３７：トランクルーム[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an upper opening / closing body structure of a vehicle.
[0002]
[Prior art]
Some vehicles are equipped with a movable roof that can move the roof relative to the vehicle body. As a movable roof, there is a so-called sunroof that opens and closes an opening formed in the roof. However, the movable roof can be moved over its entire length in the vehicle width direction. There is also one in which the door opens and closes the upper part of the passenger compartment as a whole.
[0003]
For example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 8-85344 and Japanese Patent Application Laid-Open No. 5-213066 disclose movable looms that can open the vehicle compartment as a whole. In any of these disclosures, the movable roof is divided into a plurality of parts in the longitudinal direction of the vehicle body. A fully open mode in which the vehicle is fully opened and a partially open mode in which only a part of the passenger compartment is opened can be selectively used.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, when the movable roof can be selectively changed between the fully closed mode, the partially opened mode, and the fully opened mode, it can be safely performed because there is no influence of traveling wind when the vehicle is stopped. However, it is preferable that the mode can be changed even during traveling.
[0005]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and its purpose is to safely move a movable roof between a fully closed mode, a partially opened mode, and a fully opened mode even during traveling. An object of the present invention is to provide an upper opening / closing structure of a vehicle that can be selectively changed.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the following solution is adopted in the present invention. That is, as described in claim 1 in the claims,
In the upper opening / closing body structure of the vehicle in which the roof covering the passenger compartment from above is a movable roof movable relative to the vehicle body, the movable roof moves in the entire vehicle width direction relative to the vehicle body. The movable roof is generally moved in a fully closed mode that covers the entire vehicle compartment and in a partially open mode in which only a part of the movable roof is moved to open only a part of the vehicle compartment. A fully open mode in which the upper part of the passenger compartment is fully open is provided, and a support mechanism for supporting the movable roof is provided, and the support mechanism is movable between the modes. -Set to be movable and to support the movable roof in each mode. According to the above solution, since the movable roof is moved while being supported by the support mechanism, it is possible to safely change the mode even during traveling.
[0007]
Further, the movable roof extends in a substantially horizontal direction from the rear end portion toward the front end portion, and then has a front movable roof in which the front end portion is in a front lowering state, and the movable roof in the fully closed mode. It has a three-part structure of an intermediate movable roof that extends in a substantially horizontal direction continuously to the front movable roof and a rear movable roof having a rear window. In the fully closed mode, the outer surface of the front movable roof And an outer surface of the intermediate movable roof and an outer surface of the rear movable roof are set so as to be substantially flush with each other. In the partially open mode, the front movable roof is moved from the fully closed mode. Only the roof is moved rearwardly on the intermediate movable roof so that the front movable roof has the front end of the front movable roof in the forwardly lowered state at the front end of the intermediate movable roof; It is superposed on the intermediate movable roof with the front region facing, The over-de, said front movable Le - in a state of full and are polymerized with one another, said rear movable Le - - off and the intermediate movable Le from being substantially polymerized onto off, when fully closed mode, divided Since the outer surfaces of the movable roofs are flush with each other, the appearance of the appearance is improved. Further, in the partially open mode, the upper space in the front part of the passenger compartment is opened, and the feeling of opening of the passengers in the driver seat and the passenger seat can be enhanced. Furthermore, in the partially open mode, it is preferable to support the front movable roof stably by supporting the front movable roof on the intermediate movable roof. Further, in the fully closed mode, the divided movable roofs are almost overlapped, which is preferable in reducing the storage space for storing the split movable roofs.
Further, the movable roof can be changed between the modes even when the vehicle is running, and the front movable roof and the intermediate movable roof are changed when the modes are changed. Each is set to move while maintaining its forward leaning posture, so there is no need to stop the vehicle one by one to change the mode, which is preferable for improving operability, When the mode is changed, it is possible to make it difficult for the front movable roof and the intermediate movable roof to be flipped up by the traveling wind.
[0008]
Based on the above solution technique, the following techniques can be adopted together. In the fully open mode, the rear movable roof is inclined in the front-rear direction with the inner surface facing upward, and the front movable roof and the intermediate movable roof are substantially horizontal. It is assumed to be a horizontal posture that extends,
Can be. In this case, the rear movable roof having the rear window is often made concave on the inner surface side (vehicle compartment side), but the rear movable roof is moved forward by the concave portion of the movable roof. For avoiding interference with the roof and the intermediate movable roof, it is preferable to overlap each of the movable movable roofs as close as possible for compactness.
[0009]
The tilting posture of the rear movable roof in the fully open mode is such that the front end portion of the rear movable roof is positioned at the same height as the front end portion of the trunk lid and is positioned downward as it goes forward. It can be made to be made into the inclination posture of front-down. As a result, in the fully open mode, the space for storing the rear movable roof is shortened as much as possible in the longitudinal direction of the vehicle body while preventing a large level difference between the rear movable roof and the trunk lid. This is also preferable for ensuring appearance in the mode.
[0010]
The front movable roof, the intermediate movable roof, and the rear movable roof that are substantially overlapped with each other in the fully opened mode are positioned behind the seat back of the rearmost seat in the standing position and in front of the trunk lid. In the fully open mode, the front movable roof and the intermediate movable roof that are superposed on each other in a state of extending in a substantially horizontal direction have substantially the same height as the front end portion of the trunk lid. It extends in a substantially horizontal direction depending on the position, and can cover the storage space almost entirely from above. According to this, each split movable roof can be stored in the fully open mode with the seat back of the seat at the rearmost portion in the standing position. Further, in the fully open mode, the storage space is covered with the split movable roof, which is preferable in securing appearance.
[0011]
[0012]
[0013]
When in the fully closed mode, at least a part of the movable roof can be supported by the vehicle body side member. This is preferable for firmly supporting the movable roof.
[0014]
An opening for getting on and off that is opened and closed by a side door is formed in a side portion of the vehicle body, and in the fully closed mode, the movable roof is supported by an upper end portion of a front window glass, and It can be made to be supported also by the upper end part of the provided side glass in the fully closed state. Thereby, the movable roof in the fully closed mode can be firmly supported by effectively using the front window glass and the side window glass.
[0015]
It is possible to have drive control means for automatically setting the partially open mode when it is detected that a passenger is getting on or off when the fully closed mode is set. In this case, even in a vehicle having a low vehicle body, that is, a low roof, it is preferable to easily get on and off without being disturbed by the roof.
[0016]
【The invention's effect】
According to the present invention, it is possible to safely change the movable roof among the fully closed mode, the partially opened mode, and the fully opened mode even during traveling.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
1 and 2, the vehicle roof R is divided into a plurality of vehicle body longitudinal directions. In the embodiment, the front movable roof 1 located in the foremost position and the intermediate movable roof located in the middle are arranged. -The structure is divided into three parts: a roof 2 and a rear movable roof 3 located at the rearmost position. Each of the split movable roofs 1, 2, and 3 constitutes a roof over the entire length in the vehicle width direction, and is movable with respect to the vehicle body.
[0018]
1 and 2 show a state of a fully closed mode in which the upper part of the passenger compartment is completely covered. In this fully closed mode, the front movable roof 1 constitutes the front of the roof, and the intermediate movable roof 2 constitutes the rear of the roof R. The rear movable roof 3 constitutes a rear end portion of the roof R and has a rear window 4 to constitute left and right rear pillars (C pillars). More specifically, the rear movable roof 3 includes a pair of left and right rear pillar portions 3a, a rear header portion 3b extending in the vehicle width direction and fastening upper ends of the left and right rear pillar portions 3a, and a vehicle width direction. The rear opening 3d has a lower portion 3c that extends and connects the lower ends of the left and right rear pillar portions 3a, and a rear opening 4d that is surrounded by the portions 3a, 3b, and 3c is covered with the rear window 4. In the embodiment, the rear window 4 is a hard type made of glass, but may be a soft type formed of a soft synthetic resin.
[0019]
The front movable roof 1 is connected to the intermediate movable roof 2 so as to be slidable in the longitudinal direction of the vehicle body. That is, from the fully closed mode shown in FIGS. 1 and 2, the front movable roof 1 can be slid rearward while being lifted slightly upward, and the front movable roof 1 is positioned above the intermediate movable roof 2. In this fully closed mode, the state in which the front movable roof 1 is superposed on the intermediate movable roof 2 is the partially opened mode shown in FIGS. . For the sliding movement of the front movable roof 1 in the front-rear direction with respect to the intermediate movable roof 2, for example, guide rails 5 are formed on the left and right side portions of the front movable roof 1, and although not shown, the middle movable is illustrated. The roof 2 is provided with a guide that engages with the guide rail 5. The movement of the front movable roof 1 between the fully closed mode and the partially opened mode is performed using a motor 6 provided on the intermediate movable roof 2.
[0020]
In the fully closed mode shown in FIGS. 1 and 2 and the partially open mode shown in FIGS. 3 and 4, the intermediate movable roof 2 is supported on the vehicle body by a pair of left and right support links 10. The support link 10 has a lower end attached to the side of the vehicle body so as to be rotatable about a fulcrum 10a, and an upper end thereof is centered on the fulcrum 10b with respect to the rear end of the intermediate movable roof 2. Is pivotally connected to the motor. The attachment point 10a below the support link 10 is a fixed point that cannot move, and the support link 10 is driven to swing around the fulcrum 10a by a motor (not shown) provided here. Yes.
[0021]
A guide 11 is formed from the rear end portion of the intermediate movable roof 2 to the front end portion of the rear movable roof 3. The fulcrum 10b above the support link 10 is set so as to form a kind of slide member, and is movable along the guide 11. In the fully closed mode, the fulcrum 10b is positioned on the intermediate movable roof 2 side of the guide 11. The pivot axis of each fulcrum 10a, 10b extends in the vehicle width direction.
[0022]
In the fully closed mode and the partially opened mode, the rear movable roof 3 is supported on the vehicle body by a pair of left and right support links 12. The support link 12 is shorter than the support link 10 described above, and a lower end portion thereof is attached to the vehicle body side portion so as to be rotatable around a fulcrum 12a. Further, the upper end portion of the support link 12 is attached to the substantially intermediate portion of the rear movable roof 3 so as to be rotatable around the fulcrum 12b. Each fulcrum 12a, 12b is a fixed point that does not move. The pivot axis of each fulcrum 12a, 12b extends in the vehicle width direction.
[0023]
In the fully closed mode and the partially opened mode, the rear end portion of the rear movable roof 3 is provided with a fulcrum 13 constituting a slide member on the left and right side portions. Corresponding to this fulcrum 13, guide rails 14 are formed on the left and right sides of the vehicle body. That is, the fulcrum 13 as a slide member is slidably engaged with the guide rail 14. In this engaged state, the rear movable roof 3 is rotatable about a fulcrum 13 that has a rotation axis extending in the vehicle width direction.
[0024]
In the fully closed mode and the partially opened mode, the trunk lid 20 is positioned immediately after the rear movable roof 3. That is, the outer surface of the trunk lid 20 is smoothly connected to the outer surface of the rear movable roof 3 in the fully closed mode and the partially opened mode. The above-described guide rail 14 extends slightly inclined in the front-rear direction of the vehicle body, and the rear end portion, that is, the upper end portion thereof is positioned immediately before the front end portion of the trunk lid 20, so that the trunk lid 20 The height of the front end is substantially the same as the height of the front end. The opening / closing pivot point at the front end of the trunk lid 20 is indicated by reference numeral 20a.
[0025]
In FIG. 2, the seat back of the rearmost seat installed in the passenger compartment is indicated by reference numeral 21. A space between the seat back 21 in the upright position and the front end of the trunk lid 20 is a storage space 22 having a predetermined distance in the longitudinal direction of the vehicle body. The seat back 21 is used for the driver's seat and the passenger seat because the vehicle is for 2-theta in the embodiment, but when the rear seat is behind the driver seat and the passenger seat, The seat back 21 is for a rear seat.
[0026]
The guide rail 14 is set so that a front end portion thereof is positioned on a side portion of the storage space, and a front end portion (lower end portion) thereof is a low position of the storage space 22 and is in a standing position. It is set to be located immediately after.
[0027]
In the figure, 31 is a front window glass, 32 is a side door, 33 is a side opening (entrance / exit) formed on the side of the vehicle body that is opened and closed by the side door 32, and 34 is driven in the vertical direction provided in the side door 32. The side window 35 is a rear wheel, and 36 is a partition wall that partitions the vehicle compartment and the trunk room 37. The partition wall 36 divides the vehicle compartment and the trunk room 37 to form the rear wall of the storage space 22, and the portion that extends in the substantially horizontal direction and finally connects to the floor panel forms the bottom wall of the storage space 22. To do.
[0028]
Next, the movement of each movable roof 1, 2, 3 will be described. First, the state shown in FIGS. 1 and 2 is a fully closed mode that completely covers the upper part of the passenger compartment. In this fully closed mode, the connecting body of the front movable roof 1 and the intermediate movable roof 2 extending in a substantially horizontal direction is supported by the front window glass 31 at the front part and at the rear part. It is supported by the support link 10 and is also supported by the side window 34 in the fully closed position. The rear movable roof 3 is supported by the support link 12 and the guide rail 14.
[0029]
From the fully closed mode, only the front movable roof 1 is moved rearward by the motor 6 and is superposed on the intermediate movable roof 2, whereby the partially opened mode shown in FIGS. The return from the partially open mode to the fully closed mode is performed by moving the front movable roof 1 forward by the motor 6. The front movable roof 1 is set so that the cross-sectional shape of the side surface is forwardly lowered, and this forwardly lowered state is maintained even in the partial release mode. That is, in the partial release mode, the front movable roof 1 is subjected to the action of receiving the traveling wind and being pressed onto the intermediate movable roof 2 so that the state of the partial release mode can be stably maintained. It has become.
[0030]
In the partially open mode, when the support link 10 is driven to swing backward about the lower fulcrum 10a by a motor (not shown), the support link 12 is also swung rearward about the lower fulcrum 12a. Finally, the fully open mode shown in FIGS. 5 and 6 is set. In the fully open mode, the rear movable roof 3 is moved along the guide rails 14 as the support links 10 and 12 swing backward, and the inner surface of the rear movable roof 3 is moved. It is in a state of being stored in the storage space 22 with the posture facing upward. In other words, in the fully open mode, the portion that is the front end in the fully closed mode is positioned most rearward, and the portion that is the rear end is positioned most forward in the fully closed mode. Thus, in the fully open mode, the rear movable roof 3 is stored in the storage space 22 in a state of being lowered forward.
[0031]
In the fully open mode, the front movable roof 1 is kept superposed on the intermediate movable roof 2. That is, in the fully open mode, the divided movable roofs 1, 2 and 3 are substantially superposed on each other, but the front movable roof 1 and the intermediate movable roof 2 are substantially horizontal. It is assumed that the posture is extended. Then, the upper part of the storage space 22 is almost entirely covered by the front movable roof 1 and the intermediate movable roof 2 that are superposed on each other and extend in a substantially horizontal direction. In this fully open mode, the rear end portions of the superposed front movable roof 1 and intermediate movable roof 2 (the rear end portion of the rear movable roof 3 located in the storage space 22) are connected to the trunk lid 20. The height is almost the same as that of the front end. The change from the fully open mode to the partially open mode is performed by swinging and driving the support links 10 and 12 in the reverse direction as described above.
[0032]
The mode change among the above-described fully closed mode, partially open mode, and fully open mode is possible even while the vehicle is traveling. That is, the mode is changed by operating a mode selection switch provided in the passenger compartment to drive the motor. Further, during the mode change, before the movable Le - off 1 and the intermediate movable Le - and off 2, is adapted to be moved while each holding a substantially horizontal position or stoop, resisted the traveling wind It is a mode that is difficult or is not easily lifted up by the traveling wind.
[0033]
Here, the rear movable roof 3 has a concave inner surface on the vehicle compartment side in the fully closed mode or the partially opened mode. In other words, the substantially center of the rear window 4 is formed so as to be smoothly curved so as to be positioned rearward relative to the vehicle width direction end portion and the vertical direction end portion. Will inevitably be recessed. Therefore, in the fully open mode of FIGS. 5 and 6, storing the rear movable roof 3 in such a posture that the concave inner surface side faces upward is possible while avoiding interference with the rear movable roof 3. This is preferable when the movable roof 1 and the intermediate movable roof 2 are positioned as low as possible.
[0034]
Further, in the state of being in the fully closed mode, it is possible to automatically set the partially open mode when getting on and off. That is, for example, when the unlocking operation of the side door 32 or the operation of the opening / closing knob thereof is detected, it is assumed that the entry / exit is performed, and at this time, the partial open mode can be automatically set (drive control). Means setting). In addition, after entering the partially open mode once when getting on and off, it may be automatically returned to the fully closed mode, or may be returned to the fully closed mode after the driver's manual operation. .
[0035]
Although the embodiment has been described above, the present invention is not limited to this, and includes, for example, the following cases. The support links 10 and 12 constitute the main support mechanism of the movable roof. As the support mechanism, one having an appropriate structure can be adopted in addition to those shown in the embodiment. The movable roof is not limited to being divided into three in the longitudinal direction of the vehicle body, and may be divided into two or more than four. Of course, the object of the present invention is not limited to what is explicitly stated, but also implicitly includes providing what is substantially preferred or expressed as an advantage.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a simplified perspective view of a vehicle in a fully closed mode.
FIG. 2 is a simplified side view of the vehicle in a fully closed mode.
FIG. 3 is a simplified perspective view of the vehicle in a partially open mode.
FIG. 4 is a simplified side view of the vehicle in a partially open mode.
FIG. 5 is a simplified perspective view of the vehicle in a fully open mode.
FIG. 6 is a simplified side view of the vehicle in a fully open mode.
[Explanation of symbols]
R: movable roof 1: front movable roof 2: intermediate movable roof 3: rear movable roof 4: rear window 10: support link 12: support link 20: trunk lid 21: seat back 22: storage Space 31: Front window glass 32: Side door 33: Side opening (entrance / exit)
34: Side window 37: Trunk room

Claims (7)

車室を上方から覆うル−フが車体に対して移動可能な可動ル−フとされた車両の上部開閉体構造において、
前記可動ル−フは、その車幅方向全体が車体に対して移動可能とされ、
前記可動ル−フは、車室を全体的に覆う全閉モードと、一部のみが移動されて車室の一部のみを開放する一部開放モードと、全体的に移動されて車室上方を全開とする全開モードと、を選択的にとり得るようにされ、
前記可動ル−フを支持する支持機構が設けられ、
前記支持機構が、前記各モードでの間で前記可動ル−フを移動可能に、かつ該各モードにおいて該可動ル−フを支持するように設定され、
前記可動ル−フは、後端部から前端部に向けてほぼ水平方向に伸びた後、その前端部が前下がりの状態とされる前可動ルーフと、前記全閉モードのときに前記前可動ルーフに連続してほぼ水平方向に伸びる中間可動ル−フと、リアウィンドウを有する後可動ル−フとの３分割構造とされ、
前記全閉モードでは、前記前可動ル−フの外面と前記中間可動ル−フの外面と前記後可動ル−フの外面とがほぼ面一となって連なるように設定され、
前記一部開放モードでは、前記全閉モードの状態から前記前可動ル−フのみが前記中間可動ル−フ上を後方へ移動されて、該前可動ル−フが、該前可動ル−フの前下がり状態の前端部を該中間可動ル−フの前端部の前方領域に臨むようにした状態をもって該中間可動ル−フの上に重合され、
前記全開モードでは、前記前可動ル−フと中間可動ル−フとが互いに重合された状態で、前記後可動ル−フ上にほぼ重合され、
前記可動ルーフは、車両の走行中であっても前記各モードでの間でモード変更可能とされ、
前記前可動ル−フと中間可動ル−フとは、前記各モードの変更に際して、それぞれ、前傾姿勢を保持したまま移動するように設定されている、
ことを特徴とする車両の上部開閉体構造。In the upper opening / closing body structure of the vehicle, the roof covering the passenger compartment from above is a movable roof movable relative to the vehicle body.
The movable roof is movable in the entire vehicle width direction with respect to the vehicle body.
The movable roof includes a fully closed mode that covers the entire vehicle compartment, a partially open mode in which only a part of the vehicle is moved to open only a part of the vehicle compartment, And a fully open mode with the fully open, and can be selectively taken,
A support mechanism for supporting the movable roof is provided;
The support mechanism is set to be movable between the modes and to support the movable roof in each mode ;
The movable roof extends substantially in the horizontal direction from the rear end portion toward the front end portion, and then the front movable portion has a front lower portion that is in a front-lowering state, and the front movable portion in the fully closed mode. It has a three-part structure of an intermediate movable roof that extends continuously in the horizontal direction from the roof and a rear movable roof having a rear window.
In the fully closed mode, the outer surface of the front movable roof, the outer surface of the intermediate movable roof, and the outer surface of the rear movable roof are set so as to be substantially flush with each other.
In the partially open mode, only the front movable roof is moved backward on the intermediate movable roof from the fully closed mode, and the front movable roof is moved to the front movable roof. Is superimposed on the intermediate movable roof with the front end of the front-lowering state facing the front region of the front end of the intermediate movable roof,
In the fully open mode, the front movable roof and the intermediate movable roof are superposed on each other in a state of being superposed on each other,
The movable roof can be changed between the modes even when the vehicle is running.
The front movable loaf and the intermediate movable loaf are set so as to move while maintaining the forward leaning posture when changing each mode,
An upper opening / closing body structure for a vehicle. 請求項１において、
前記全開モードでは、前記後可動ル−フがその内面側が上方を向いた状態で前後方向において傾斜した傾斜姿勢とされると共に、前記前可動ル−フと中間可動ル−フとがほぼ水平に伸びる水平姿勢とされる、
ことを特徴とする車両の上部開閉体構造。In claim 1 ,
In the fully open mode, the rear movable roof is inclined in the front-rear direction with the inner surface facing upward, and the front movable roof and the intermediate movable roof are substantially horizontal. It is assumed to be a horizontal posture that extends,
An upper opening / closing body structure for a vehicle. 請求項２において、
前記全開モードにおける前記後可動ル−フの傾斜姿勢が、該後可動ル−フの前端部がトランクリッドの前端部とほぼ同じ高さ位置とされて、前方へ向かうにつれて下方に位置するような前下がりの傾斜姿勢とされる、
ことを特徴とする車両の上部開閉体構造。In claim 2 ,
The tilting posture of the rear movable roof in the fully open mode is such that the front end portion of the rear movable roof is positioned at the same height as the front end portion of the trunk lid and is positioned downward as it goes forward. It is assumed to be a forward-downward sloping posture,
An upper opening / closing body structure for a vehicle. 請求項２において、
起立位置にある最後部席のシートバック後方でかつトランクリッドの前方において、前記全開モードにおいて互いにほぼ重合される前記前可動ル−フと中間可動ル−フと後可動ル−フとが位置される収納空間が形成されており、
前記全開モードでは、ほぼ水平方向に伸びる状態で互いに重合された前記前可動ル−フと中間可動ル−フとが、トランクリッドの前端部とほぼ同じ高さ位置でもって略水平方向に伸びて、該収納空間をほぼ全体的に上方から覆っている、
ことを特徴とする車両の上部開閉体構造。In claim 2 ,
The front movable roof, the intermediate movable roof, and the rear movable roof that are substantially overlapped with each other in the fully opened mode are positioned behind the seat back of the rearmost seat in the standing position and in front of the trunk lid. Storage space is formed,
In the fully open mode, the front movable roof and the intermediate movable roof, which are superposed on each other in a state of extending in a substantially horizontal direction, extend in a substantially horizontal direction at substantially the same height as the front end portion of the trunk lid. , Almost entirely covering the storage space from above,
An upper opening / closing body structure for a vehicle. 請求項１ないし請求項４のいずれか１項において、
前記全閉モードにあるとき、前記可動ル−フの少なくとも一部が車体側部材によって支持される、
ことを特徴とする車両の上部開閉体構造。In any one of Claims 1 thru | or 4 ,
When in the fully closed mode, at least a part of the movable roof is supported by the vehicle body side member,
An upper opening / closing body structure for a vehicle. 請求項５において、
車体の側部に、サイドドアによって開閉される乗降用の開口部が形成され、前記全閉モードにおいて、前記可動ル−フが、フロントウインドガラスの上端部によって支持されると共に、前記サイドドアに設けた全閉状態にあるサイドガラスの上端部によっても支持される、
ことを特徴とする車両の上部開閉体構造。In claim 5 ,
An opening for getting on and off that is opened and closed by a side door is formed in a side portion of the vehicle body, and in the fully closed mode, the movable roof is supported by an upper end portion of a front window glass, and Also supported by the upper end of the side glass in the fully closed state provided,
An upper opening / closing body structure for a vehicle. 請求項１ないし請求項６のいずれか１項において、
前記全閉モードにあるときに乗員の乗り降り時であることが検出されたときに、自動的に前記一部開放モードとする駆動制御手段を有している、
ことを特徴とする車両の上部開閉体構造。In any one of Claims 1 thru | or 6 ,
A drive control means for automatically setting the partially open mode when it is detected that the passenger is getting on and off when the fully closed mode is set;
An upper opening / closing body structure for a vehicle.
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