JP4620542B2 - 回転センサ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、回転体の回転状態を検出する回転センサ装置に関し、さらに詳しくは、ホールICをセンシングデバイス(ホールIC型センサ)として用いる回転センサ装置に関する。
例えばブラシレスモータにあっては、ホールIC(HIC)を3つ用いてロータ(回転体)の磁極位置及び回転速度を検出し、それらの検出信号に基づいて励磁シーケンスの生成やロータ回転速度のフィードバック制御を行なうようにしている。この場合、上述の3つのホールICは、モータの内部に設けられた基板上の所定位置にそれぞれ実装され、これらの3つのホールICからの出力信号に基づいてロータの回転位置並びに回転速度を検出するようにしている。一方、ホールICからの出力信号は、基板のパターン、及び、このパターンに接続されたケーブルを介して、制御回路であるドライバにコネクタ接続されるようになっている。
なお、従来では、上述の基板には、3つのホールIC(HIC)、及び、図6に示すようにホールICの駆動電源端子(+Vcc端子)と接地端子(GND端子)との間に接続されるノイズ除去用コンデンサCのみが実装され、従って回転センサ回路には3つのホールIC(HIC)及びノイズ除去用コンデンサCだけしか設けられていない(例えば、特開平6−273429号参照)。
特開平6−273429号公報
配電盤にモータのドライバを設置する際に、接続ケーブルを配電盤のダクトに通すために、ユーザーがコネクタを接続ケーブルから一旦切り離してから接続ケーブルをダクトに通し、その後にコネクタを接続ケーブルに再度付け替えるなどの作業を行なわなければならない場合が多々ある。そのような場合には、誤接続(誤配線)によってホールICが破損するおそれがあるのが実状である。それは、従来の回転センサにはホールICを保護する機能が備えられていないためである。
本発明は、上述の如き実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、接続ケーブルがどのようなパターンで誤接続(誤配線)されてもホールICを破損から保護することができるような回転センサ装置を提供することにある。
上述の目的を達成するために、本発明では、
(a) 回転によって近傍の磁界を変動させることができる回転体と、
(b) 電源電圧が与えられる電源端子、出力信号を出力する信号出力端子、及び接地電位が与えられる接地端子を有し、前記回転体の近傍の磁界に対応した信号を前記信号出力端子に出力するセンサデバイスとして回転センサ回路に配設されたホールICと、
(c) 前記ホールICの電源端子から前記回転センサ回路の電源電圧端子へ流れる電流を阻止する向きで前記回転センサ回路の電源電圧端子と前記ホールICの電源端子との間に接続された第1のダイオードと、
(d) 前記ホールICの信号出力端子から前記回転センサ回路の信号出力端子へ流れる電流を阻止する向きで前記回転センサ回路の信号出力端子と前記ホールICの信号出力端子との間に接続された第2のダイオードと、
(e) 前記回転センサ回路の接地電位端子から前記ホールICの接地端子へ向けて流れる電流を阻止する向きで前記回転センサ回路の接地電位端子と前記ホールICの接地端子との間に接続された第3のダイオードと、
(f) 一端が前記第1のダイオードのカソードに接続され、かつ、他端が前記回転センサ回路の信号出力端子に接続された第1の抵抗と、
(g) 一端が前記第2のダイオードのアノードに接続され、かつ、他端が回転センサ回路の信号出力端子に接続された第2の抵抗と、
を備えるようにしている。
また、本発明では、前記第1のダイオードのカソードと前記第3のダイオードのアノードとの間に接続されたコンデンサをさらに備えるようにしている。
また、本発明では、
(a) 回転によって近傍の磁界を変動させることができる回転体と、
(b) 電源電圧が与えられる電源端子、出力信号を出力する信号出力端子、及び接地電位が与えられる接地端子を有し、前記回転体の近傍の磁界に対応した信号を前記信号出力端子に出力するセンサデバイスとして回転センサ回路に配設されたホールICと、
(c) 前記ホールICの電源端子から前記回転センサ回路の電源電圧端子へ向けて流れる電流を阻止する向きで前記回転センサ回路の電源電圧端子と前記ホールICの電源端子との間に接続された第1のダイオードと、
(d) 前記ホールICの信号出力端子から前記回転センサ回路の信号出力端子へ向けて流れる電流を阻止する向きで前記回転センサ回路の信号出力端子と前記ホールICの信号出力端子との間に接続された第2のダイオードと、
(e) 一端が前記第1のダイオードのカソードに接続され、かつ、他端が前記回転センサ回路の信号出力端子に接続された第1の抵抗と、
(f) 一端が前記第2のダイオードのアノードに接続され、かつ、他端が回転センサ回路の信号出力端子に接続された第2の抵抗と、
を備えるようにしている。
また、本発明では、前記第1のダイオードのカソードと前記回転センサ回路の接地電位端子との間に接続されたコンデンサをさらに備えるようにしている。
また、本発明では、
(a) 回転によって近傍の磁界を変動させることができる回転体と、
(b) 電源電圧が与えられる電源端子、出力信号を出力する信号出力端子、及び接地電位が与えられる接地端子を有し、前記回転体の近傍の磁界に対応した信号を前記信号出力端子に出力するセンサデバイスとして回転センサ回路に配設されたホールICと、
(c) 前記ホールICの信号出力端子から前記回転センサ回路の信号出力端子へ向けて流れる電流を阻止する向きで前記回転センサ回路の信号出力端子と前記ホールICの信号出力端子との間に接続された第1のダイオードと、
(d) 前記回転センサ回路の接地電位端子から前記ホールICの接地端子へ向けて流れる電流を阻止する向きで前記回転センサ回路の接地電位端子と前記ホールICの接地端子との間に接続された第2のダイオードと、
(f) 一端が前記回転センサ回路の電源電圧端子に接続され、かつ、他端が前記回転センサ回路の信号出力端子に接続された第1の抵抗と、
(g) 一端が前記第1のダイオードのアノードに接続され、かつ、他端が回転センサ回路の信号出力端子に接続された第2の抵抗と、
を備えるようにしている。
また、本発明では、前記回転センサ回路の電源電圧端子と前記第2のダイオードのアノードとの間に接続されたコンデンサをさらに備えるようにしている。
請求項1,請求項3,及び請求項5に記載の本発明によれば、接続ケーブルを誤接続(誤配線)した場合であっても、接続所定の箇所において所定の向きに設けたダイオードの存在により、ホールICに破損するような電気的経路が形成されることがなく、従ってホールICの電気的な保護(ホールICに印加される逆バイアスに対する破損の防止)を図ることが可能となる。さらに、所定の箇所に抵抗を設けるようにしているので、誤接続に伴うホールICへ流れ込む短絡電流を制限することができ、従ってホールICに流入する短絡電流による破損の防止を図ることができると共に、ホールICの出力ラインに印加される電源電圧の安定化を図ることができる。
また、請求項2,請求項4,及び請求項6に記載の本発明によれば、所定の箇所に設けられたコンデンサの存在により、ホールICの駆動電源の安定化(ノイズ除去)を行うことができる。
以下、本発明の実施形態に係る回転センサ装置について図1〜図5を参照して説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る回転センサ装置1を示すものであって、本実施形態の回転センサ装置1は、モータのロータ(図示せず)の回転状態を検出するためにドライバ内部回路2に連結されて設けられている。この回転センサ装置1は、回転によって近傍の磁界を変化させることができるモータのロータを備えており、このロータの回転に応じた磁界の変化をホールIC(ホールIC型センサ;HIC)3によって検知するように構成されている。
上述のホールIC3は、電源電圧(+VCC)が与えられる電源端子4と、出力信号を出力する信号出力端子5と、接地電位が与えられる接地端子6とを有し、ロータの近傍の磁界に対応した信号を信号出力端子5に出力するセンサデバイスとして回転センサ回路7内に配設されている。
また、上述の回転センサ回路7には、図1に示すように、ホールIC3の電源端子4から回転センサ回路7の電源電圧端子8へ流れる電流を阻止する向きで回転センサ回路7の電源電圧端子8とホールIC3の電源端子4との間に接続された第1のダイオードD1と、ホールIC3の信号出力端子5から回転センサ回路7の信号出力端子9へ流れる電流を阻止する向きで回転センサ回路7の信号出力端子9とホールIC3の信号出力端子5との間に接続された第2のダイオードD2と、回転センサ回路7の接地電位端子10からホールIC3の接地端子6へ流れる電流を阻止する向きで回転センサ回路7の接地電位端子10とホールIC3の接地端子6との間に接続された第3のダイオードD3と、一端が第1のダイオードD1のカソードに接続され、かつ、他端が回転センサ回路7の信号出力端子9に接続された第1の抵抗R1と、一端が第2のダイオードD2のアノードに接続され、かつ、他端が回転センサ回路7の信号出力端子9に接続された第2の抵抗R2とが備えられている。さらに、第1のダイオードD1のカソードと第3のダイオードD3のアノードとの間には、ノイズ除去用のコンデンサCが接続されている。
このような構成の回転センサ装置1によれば、接続ケーブル11a,11b,11cを回転センサ回路7の3つの端子(電源電圧端子8,信号出力端子9,及び接地電位端子10)とドライバ内部回路2の3つの端子(電源電圧端子12,信号入力端子13,及び接地電位端子14)とに接続する際に、誤接続(誤配線)を行なったとしても、ホールIC3を電気的に保護することが可能である。さらに具体的に述べると、図2(A)に示すように、回転センサ回路7の電源電圧端子8とドライバ内部回路2の電源電圧端子12とを接続ケーブル11aにより正しく接続する一方、回転センサ回路7の信号出力端子9とドライバ内部回路2の接地電位端子14とを接続ケーブル11bにより誤って接続すると共に、回転センサ回路7の接地電位端子10とドライバ内部回路2の信号入力端子13とを接続ケーブル11cにより誤って接続した場合には、回転センサ回路7の電源電圧端子8から第1のダイオードD1,第1の抵抗R1,及び回転センサ回路7の信号出力端子9を順次に介してドライバ内部回路2の接地電位端子14に至る経路Y1に電流が流れる一方、ドライバ内部回路2の信号入力端子13から回転センサ回路7の接地電位端子10,第3のダイオードD3,及びホールIC3を順次に介して第2のダイオードD2に至る経路Y2には、第3のダイオードD3及び第2のダイオードD2の電流遮断作用により電流は流れないため、ホールIC3の電気的な保護が図られる。
また、図2(B)に示すように、回転センサ回路7の信号出力端子9とドライバ内部回路2の信号入力端子13とを接続ケーブル11bにより正しく接続する一方、回転センサ回路7の電源電圧端子8とドライバ内部回路2の接地電位端子14とを接続ケーブル11aにより誤って接続すると共に、回転センサ回路7の接地電位端子10とドライバ内部回路2の電源電圧端子12とを接続ケーブル11cにより誤って接続した場合には、回転センサ回路7の接地電位圧端子10から第3のダイオードD3及びホールIC3を順次に介して第1のダイオードD1に至る経路Y3には、第3のダイオードD3及び第1のダイオードD1の電流遮断作用により電流は流れないため、ホールIC3の電気的な保護が図られる。
また、図2(C)に示すように、回転センサ回路7の電源電圧端子8とドライバ内部回路2の接地電位端子14とを接続ケーブル11aにより誤って接続し、回転センサ回路7の信号出力端子9とドライバ内部回路2の電源電圧端子12とを接続ケーブル11bにより誤って接続し、かつ、回転センサ回路7の接地電位端子10とドライバ内部回路2の信号入力端子13とを接続ケーブル11cにより誤って接続した場合には、ドライバ内部回路2の信号入力端子13から回転センサ回路7の接地電位端子10,第3のダイオードD3,ホールIC3を順次に介して第1のダイオードD1に至る経路Y4、並びに、回転センサ回路7の信号出力端子9から第2の抵抗R2,第2のダイオードD2,及びホールIC3を順次に介して第1のダイオードD1に至る経路Y5には、第3のダイオードD3及び第1のダイオードD1の電流遮断作用により電流は流れないため、ホールIC3の電気的な保護が図られる。
また、図2(D)に示すように、回転センサ回路7の接地電位端子10とドライバ内部回路2の接地電位端子14とを接続ケーブル11cにより正しく接続する一方、回転センサ回路7の電源電圧端子8とドライバ内部回路2の信号入力端子13とを接続ケーブル11aにより誤って接続すると共に、回転センサ回路7の信号出力端子9とドライバ内部回路2の電源電圧端子12とを接続ケーブル11bにより誤って接続した場合には、ドライバ内部回路2の信号入力端子13から回転センサ回路7の電源電圧端子8,第1のダイオードD1,及びホールIC3を順次に介して第3のダイオードD3に至る経路Y6、並びに、回転センサ回路7の信号出力端子9から第2の抵抗,第2のダイオードD2,及びホールIC3を順次に介して第3のダイオードD3に至る経路Y7には、第1〜第3のダイオードD1,D2,D3を通して電流が流れる。この際、第2の抵抗R2及び第2のダイオードD2を介してホールIC3に流れ込む短絡電流は、第2の抵抗R2により制限されるため、ホールIC3が電気的に保護される。
また、図2(E)に示すように、回転センサ回路7の電源電圧端子8とドライバ内部回路2の信号入力端子13とを接続ケーブル11aにより誤って接続し、回転センサ回路7の信号出力端子9とドライバ内部回路2の接地電位端子14とを接続ケーブル11bにより誤って接続し、かつ、回転センサ回路7の接地電位端子10とドライバ内部回路2の電源電圧端子12とを接続ケーブル11cにより誤って接続した場合には、ドライバ内部回路2の信号入力端子13から回転センサ回路7の電源電圧端子8,第1のダイオードD1,第1の抵抗R1,回転センサ回路7の信号出力端子9を順次に介してドライバ内部回路2の接地電位端子14に至る経路Y8には、第1のダイオードD1を通って電流が流れる一方、回転センサ回路7の接地電位端子10から第3のダイオードD3,及びホールIC3を順次に介して第1のダイオードD1に至る経路Y9には、第3のダイオードD3及び第2のダイオードD2の電流遮断作用により電流は流れないため、ホールIC3の電気的な保護が図られる。
ホールIC3の出力はオープンコレクタ出力方式を採用しているため、逆バイアスに対して非常に脆いという特性を有しているが、本例の回転センサ装置1によれば、誤接続(誤配線)によってホールIC3に逆バイアスが加わった場合であってもこのホールIC3を有効に保護することができる。すなわち、回転センサ回路7に設けられる第1のダイオードD1及び第3のダイオードD3は、ホールIC3の電源端子4と接地端子6との間に逆バイアスが加わった場合に電流の流れを遮断するように機能し、これにより、逆耐圧性能の低いホールIC3の保護がなされる。また、回転センサ回路7に設けられる第2のダイオードD2は、ホールIC3の信号出力端子5と接地端子6との間に逆バイアスが加わった場合に電流の流れを遮断するように機能し、これにより、逆耐圧性能の低いホールIC3の保護がなされる。
また、回転センサ回路7に設けられる第1の抵抗R1は、図2(E)に示すような誤接続が行われた場合に短絡電流の制限を行なうと共に、ホールICの出力ラインに印加される電源電圧の安定化を行なうように機能し、これによりホールIC3の保護がなされる。なお、商品の性質上、ホールIC3を搭載しているモータとホールIC3の駆動電源を供給するドライバ内部回路2との間の距離が、最大20m程度まで延長されるため、第1の抵抗R1により電源電圧の安定化を行なうのが望ましい。また、回転センサ回路7に設けられる第2の抵抗R2は、ホールIC3の出力方式としてオープンコレクタ出力方式を採用しているため、ホールIC3に流入する短絡電流の制限を行なってホールIC3を保護する役目を果たしている。なお、回転センサ回路7に設けられるコンデンサCは、ホールIC3の駆動電源の安定化(ノイズ除去)を行なう役目を果たしている。
また、図3は、本発明の第2実施形態に係る回転センサ装置20を示すものであって、この回転センサ装置20は、3つのホールIC3を組み合わせたものである。3つのホールIC3間において図3に示すような誤接続がなされても、各ホールIC3を破損し得る電気的経路は存在せず、この場合にも各ホールIC3を電気的に保護することができる。なお、図3において示す経路Y10は、電流が流れる経路である。
一方、既述の第1実施形態の回転センサ装置1にあっては、第1〜第3のダイオードD1,D2,D3をそれぞれ用いるようにしているが、第1のダイオードD1及び第3のダイオードD3のうちの何れか1つを省略するようにしても、ホールIC3の電気的保護を達成することができる。図4は、第3のダイオードD3を省略して成る本発明の第3実施形態に係る回転センサ装置30を示すものであり、図5は、第1のダイオードD1を省略して成る本発明の第3実施形態に係る回転センサ装置40を示すものである。
図4の回転センサ装置30は、回転によって近傍の磁界を変動させることができる図外のモータの回転子(回転体)と、電源電圧が与えられる電源端子4、出力信号を出力する信号出力端子5、及び接地電位が与えられる接地端子6を有し、回転子の近傍の磁界に対応した信号を信号出力端子5に出力するセンサデバイスとして回転センサ回路7に配設されたホールIC3と、ホールIC3の電源端子4から回転センサ回路7の電源電圧端子8へ流れる電流を阻止する向きで回転センサ回路7の電源電圧端子8とホールIC3の電源端子4との間に接続された第1のダイオードD1と、ホールIC3の信号出力端子5から回転センサ回路7の信号出力端子9へ流れる電流を阻止する向きで回転センサ回路7の信号出力端子9とホールIC3の信号出力端子5との間に接続された第2のダイオードD2と、一端が第1のダイオードD1のカソードに接続され、かつ、他端が回転センサ回路7の信号出力端子9に接続された第1の抵抗R1と、一端が第2のダイオードD2のアノードに接続され、かつ、他端が回転センサ回路7の信号出力端子9に接続された第2の抵抗R2とを備えている。さらに、回転センサ装置30は、第1のダイオードD1のカソードと回転センサ回路7の接地電位端子10との間に接続されたコンデンサCを備えている。
一方、図5の回転センサ装置40は、回転によって近傍の磁界を変動させることができる図外のモータのロータ(回転体)と、電源電圧が与えられる電源端子4、出力信号を出力する信号出力端子5、及び接地電位が与えられる接地端子6を有し、回転子の近傍の磁界に対応した信号を信号出力端子5に出力するセンサデバイスとして回転センサ回路7に配設されたホールIC3と、ホールIC3の信号出力端子5から回転センサ回路7の信号入力端子5へ流れる電流を阻止する向きで回転センサ回路7の信号出力端子9とホールIC3の信号出力端子5との間に接続された第1のダイオードD2と、回転センサ回路7の接地電位端子10からホールIC3の接地端子6へ流れる電流を阻止する向きでホールIC3の接地端子6と回転センサ回路7の接地電位端子10との間に接続された第2のダイオードD3と、一端が回転センサ回路7の電源電圧端子8に接続され、かつ、他端が回転センサ回路7の信号出力端子9に接続された第1の抵抗R1と、一端が第1のダイオードD2のアノードに接続され、かつ、他端が回転センサ回路7の信号出力端子9に接続された第2の抵抗R2とを備えている。そして、回転センサ回路7の電源電圧端子8と第2のダイオードD3のアノードとの間にコンデンサCをさらに備えている。
このような第3実施形態の回転センサ装置30及び第4実施形態の回転センサ装置40によっても、ホールIC3の保護を図ることができる。
以上、本発明の実施形態について述べたが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能である。例えば、既述の実施形態ではモータのロータの回転状態を検知する回転センサ装置1,20,30,40について述べたが、モータのロータ以外の各種の回転体の回転状態を検知する回転センサ装置にも本発明を適用することが可能である。
本発明の第1実施形態に係る回転センサ装置の回路図である。 図2(A)〜(E)は誤接続された場合の回転センサ装置の回転センサ回路の状態を示す回路図である。 本発明の第2実施形態に係る回転センサ装置の回路図であって、3つのホールICを組み合わせて用いた回転センサ装置において誤接続がなされた場合の状態を示す回路図である。 本発明の第3実施形態に係る回転センサ装置の回路図である。 本発明の第4実施形態に係る回転センサ装置の回路図である。 従来の回転センサ装置の回路図である。
符号の説明
1,20,30,40 回転センサ装置
2 ドライバ内部回路
3 ホールIC
4 電源端子
5 信号出力端子
6 接地端子
7 回転センサ回路
8 電源電圧端子
9 信号出力端子
10 接地電位端子
11a,11b,11c 接続ケーブル
12 電源電圧端子
13 信号入力端子
14 接地電位端子

Claims (6)

  1. (a) 回転によって近傍の磁界を変動させることができる回転体と、
    (b) 電源電圧が与えられる電源端子、出力信号を出力する信号出力端子、及び接地電位が与えられる接地端子を有し、前記回転体の近傍の磁界に対応した信号を前記信号出力端子に出力するセンサデバイスとして回転センサ回路に配設されたホールICと、
    (c) 前記ホールICの電源端子から前記回転センサ回路の電源電圧端子へ流れる電流を阻止する向きで前記回転センサ回路の電源電圧端子と前記ホールICの電源端子との間に接続された第1のダイオードと、
    (d) 前記ホールICの信号出力端子から前記回転センサ回路の信号出力端子へ流れる電流を阻止する向きで前記回転センサ回路の信号出力端子と前記ホールICの信号出力端子との間に接続された第2のダイオードと、
    (e) 前記回転センサ回路の接地電位端子から前記ホールICの接地端子へ向けて流れる電流を阻止する向きで前記回転センサ回路の接地電位端子と前記ホールICの接地端子との間に接続された第3のダイオードと、
    (f) 一端が前記第1のダイオードのカソードに接続され、かつ、他端が前記回転センサ回路の信号出力端子に接続された第1の抵抗と、
    (g) 一端が前記第2のダイオードのアノードに接続され、かつ、他端が回転センサ回路の信号出力端子に接続された第2の抵抗と、
    を備えることを特徴とする回転センサ装置。
  2. 前記第1のダイオードのカソードと前記第3のダイオードのアノードとの間に接続されたコンデンサをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の回転センサ装置。
  3. (a) 回転によって近傍の磁界を変動させることができる回転体と、
    (b) 電源電圧が与えられる電源端子、出力信号を出力する信号出力端子、及び接地電位が与えられる接地端子を有し、前記回転体の近傍の磁界に対応した信号を前記信号出力端子に出力するセンサデバイスとして回転センサ回路に配設されたホールICと、
    (c) 前記ホールICの電源端子から前記回転センサ回路の電源電圧端子へ向けて流れる電流を阻止する向きで前記回転センサ回路の電源電圧端子と前記ホールICの電源端子との間に接続された第1のダイオードと、
    (d) 前記ホールICの信号出力端子から前記回転センサ回路の信号出力端子へ向けて流れる電流を阻止する向きで前記回転センサ回路の信号出力端子と前記ホールICの信号出力端子との間に接続された第2のダイオードと、
    (e) 一端が前記第1のダイオードのカソードに接続され、かつ、他端が前記回転センサ回路の信号出力端子に接続された第1の抵抗と、
    (f) 一端が前記第2のダイオードのアノードに接続され、かつ、他端が回転センサ回路の信号出力端子に接続された第2の抵抗と、
    を備えることを特徴とする回転センサ装置。
  4. 前記第1のダイオードのカソードと前記回転センサ回路の接地電位端子との間に接続されたコンデンサをさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の回転センサ装置。
  5. (a) 回転によって近傍の磁界を変動させることができる回転体と、
    (b) 電源電圧が与えられる電源端子、出力信号を出力する信号出力端子、及び接地電位が与えられる接地端子を有し、前記回転体の近傍の磁界に対応した信号を前記信号出力端子に出力するセンサデバイスとして回転センサ回路に配設されたホールICと、
    (c) 前記ホールICの信号出力端子から前記回転センサ回路の信号出力端子へ向けて流れる電流を阻止する向きで前記回転センサ回路の信号出力端子と前記ホールICの信号出力端子との間に接続された第1のダイオードと、
    (d) 前記回転センサ回路の接地電位端子から前記ホールICの接地端子へ向けて流れる電流を阻止する向きで前記回転センサ回路の接地電位端子と前記ホールICの接地端子との間に接続された第2のダイオードと、
    (f) 一端が前記回転センサ回路の電源電圧端子に接続され、かつ、他端が前記回転センサ回路の信号出力端子に接続された第1の抵抗と、
    (g) 一端が前記第1のダイオードのアノードに接続され、かつ、他端が回転センサ回路の信号出力端子に接続された第2の抵抗と、
    を備えることを特徴とする回転センサ装置。
  6. 前記回転センサ回路の電源電圧端子と前記第2のダイオードのアノードとの間に接続されたコンデンサをさらに備えることを特徴とする請求項5に記載の回転センサ装置。
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