JP4616512B2 - Needle plate structure in flat stitched multi-needle sewing machine - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、縫製生地に縫着された縫着後の上糸及び下糸の縫糸を切断する際、縫糸端をできるだけ短く切断できるようにした扁平縫複数本針ミシンにおける針板構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図14及び図15は夫々扁平縫2本針ミシンにおける従来例の縫糸切断装置を示したもので、1は3本糸使いによる縫目で、2、2は上糸、3は下糸、4は上糸2による上糸縫いループ、5は下糸3による下糸縫いループ、6はミシン針、7はルーパー、85は針板、86は針孔、87は針板85に設けた爪である。
【0003】
88は縫糸切断装置で針板85の水平面よりも下方に位置するようにしてあり、89は適宜固定した上刃、90は往復動可能な下刃で下糸切断用下刃91及び上糸切断用下刃92から形成されており、縫終り時の縫糸端を切断するに当たり、例えばエアーシリンダーのピストン等の作動を介して下刃90を図15の如く点線で示した矢印方向に往復動させて切断するようにしてある。
【0004】
即ち図15の如く往復動する下刃90が元の位置へ復動するときは、適宜の上糸2、2及び下糸3を集束しながら元の位置へ復帰し、上刃89及び前記下刃91,92を介して上糸3及び下糸2が夫々切断されるようにしてある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記の如き縫糸切断装置88を用いて縫糸を切断する際、下刃90を針孔86の位置から遠く離れた上刃89の位置まで移動させて切断するため、針孔86と縫糸切断装置88間の距離が長くなり、上糸2及び下糸3の夫々の切断端(縫糸端)が長くなるのである。
【0006】
更に従来の針板85の場合は、その厚さが部厚く形成(約2.5〜3.0mm)されているため、上糸2の縫糸切断端が針板85の厚さ分だけ余計に長くなり、結局、糸端の長さは前述の針孔86と縫糸切断装置88間の距離にこの針板85の厚さ分を加えたものとなり、約7〜9mmとなる。このため縫製品の見栄えが悪くなって縫製品の品位低下を招く。従って上糸2の切断端を出来るだけ短く切断しようとすれば、手作業による切断作業が必要となり縫製作業の能率低下を招く欠点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の問題点を解決するために、従来の針板が一重で形成されているものを本発明では針孔及び固定爪を有する一重の針板とは別に摺動可能な可動爪を針板の裏面に設けて二重構造にしたことを特徴とするもので、該固定爪の頸部に上刃を設けるとともに該可動爪に下刃を設け、該可動爪を摺動させて縫着後の縫糸を切断する機能を具備するようにしたもので、従って縫糸端をできるだけ短く切断することが可能になり、従来のように毛足の長い縫糸端をその都度切断するという手間が省け、縫製能率の向上や縫製品の品位の向上に寄与し得るのである。
【0008】
また本発明では針孔及び固定爪を有する一重の針板とは別に摺動可能な可動爪を針板の裏面に設けて二重構造としたことにより、従来の分厚い針板の場合に較べて本発明では針板の厚さをできるだけ薄くすることが可能になり、従って縫製生地と上糸の縫糸切断箇所との距離を更に短くすることにより、上糸の切断糸端がより短くなり、品位の優れた縫製品を得ることができるのである。
【0009】
【作用】
本発明では、針孔及び固定爪を有する一重の針板とは別に摺動可能な可動爪を針板の裏面に設け、該固定爪の頸部に上刃を設けると共に、該可動爪に下刃を設け、該可動爪を摺動させて縫着後の上糸及び下糸の縫糸を針孔の位置で切断することにより、縫糸の糸端をできるだけ短く切断することが可能になり、縫製能率の向上や縫製品の品位の向上が図られるのである。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は扁平縫2本針ミシンにおける3本糸使いによる縫目1の形成状態を示した斜視図で、2、2は上糸、3は下糸、4は上糸2による上糸縫いループ、5は下糸3による下糸縫いループ、6はミシン針、7はルーパーである。図2は、扁平縫2本針ミシンにおける針板10の概略平面図を示したもので、11は針孔、12,13は夫々針板10に一連に設けた側方溝並びに後方溝で、同側方溝12,12は夫々針孔11,11に連通するように設けてあり、14、14・・は切欠き孔で、生地送り用の送り金(図示省略)を同孔14内に出没可能に設けて縫製生地を後方に送り出すようにしてあり、15は針板10に設けた固定爪である。
【0011】
16は上刃で針孔11の後方端縁部、即ち固定爪15の頸部に設けてあり、20は針板10の裏面側に設けた可動爪で、21は同爪20の主体部、22は同主体部21に設けた水平面、23は同主体部21の前方側に設けたロッド、25、25は夫々主体部21の左右の側方に突出して設けた側方突出部で側方周辺部を略台形状に形成するようにしてある。
【0012】
27,27は夫々可動爪20の左右両側に突起状に設けた突出部で略三角形状に形成してあり、且つ同突出部27の後方位置(縫製生地の送り出し側)に凹状の湾曲部28を設けると共に、同湾曲部28の上方端縁部に下刃29を形成してあり、30は突出部27の前方位置(湾曲部28の対辺側)に設けた湾曲状の傾斜部である。尚、前記突出部27の厚さは、主体部21の厚さの略半分程度以下とし、縫ループの保持や捌きを容易に行えるようにしてある。
【0013】
31は主体部21の後方位置に一体的に設けた縫ループ離脱部で、同離脱部31の表面に設けた段差部32は、主体部21の水平面22よりも一段低くして段差状に形成してあり、35は縫ループ離脱部31の裏面側に設けた傾斜部で、後方位置(下流)に向かって、上方に傾斜するようにしてある。
【0014】
尚、扁平縫2本針ミシンの3本糸使いの場合、図6や図8の如く上糸2,2及び下糸3を介して縫製生地Wに縫目1が施される際、固定爪15及び可動爪20は、夫々縫製生地Wや上糸及び下糸縫いループ4、5を介して被覆された状態にあり、この状態で縫製生地Wがミシンの後方位置へ送り出される際、上記縫ループ離脱部31の段差部32を介して縫目1の後方への移動がスムーズに行われ、且つ縫ループ離脱部31の傾斜部35に係止された下糸縫いループ5が、縫製生地Wの移動と共に傾斜部35から順次容易に離脱して抜け出し易くしてある。
【0015】
36は針板10の裏面側に固定した凹状ガイドで、可動爪20のロッド23を挿通、支持するようにしてあり、37は同ロッド23に設けた支軸で、同支軸37に揺動用ロッド40の上端を回動可能に軸支してあり、更に同揺動用ロッド40を適宜設けた支軸41に回動自在に軸支してある。
【0016】
43はエアーシリンダーで揺動用ロッド40の下方位置で、且つ回動可能に適宜設けてあり、45は同エアーシリンダー43のピストンで、揺動用ロッド40の下端部に同ピストン45を回動自在に適宜軸支してある。
【0017】
尚、縫製生地Wに対して所望の縫着が行われているとき、即ちミシンが駆動されているときは、図5の如くエアーシリンダー43のピストン45は、前方
に押し出された状態にあり、従って可動爪20のロッド23は図5の如く位置Rに位置するようにしてある。
また縫製生地Wに対して所望の縫着が完了(縫終り時)したとき、即ちミシンの駆動が停止したときは、エアーシリンダー43が同時に作動してピストン45が引き込まれるようにしてあり、従ってロッド23は図5の如く位置Rから位置Sまで前進し、可動爪20も一体的に前進、摺動するようにしてある。
【0018】
また上記の如く縫製完了時(縫終り時)にエアーシリンダー43が作動してピストン45が引き込まれた際、タイマーなどを介して所定時間後に再度エアーシリンダー43を作動させてピストン45を押し出すようにしてあり、従ってロッド23が位置Sから元の位置Rの位置まで復帰し、可動爪20も同様に元の位置へ後退、復帰するようにしてある。
尚、上記の如くミシンの駆動停止後、エアーシリンダー43を作動させてピストン45が押し出されたとき、エアーシリンダー43を再度作動させ、ピストン45を引き込むようにしてもよい。
【0019】
次いで本発明の作動について、扁平縫2本針ミシンの3本糸使いの場合を例にして以下述べる。
先ず図6及び図8の如く、上糸2,2及び下糸3を介して縫製生地Wに縫目1が施される際、固定爪15及び可動爪20は、縫製生地Wや上糸及び下糸縫いループ4、5を介して被覆された状態にあり、この状態で縫製生地Wがミシンの後方位置へ送り出されると、縫製生地Wの後方への移動と共に下糸縫いループ5が、夫々縫ループ離脱部31の傾斜部35から順次離脱し、抜け出していくのである。
【0020】
また図8の如く、ミシン針6から繰り出され、且つルーパー7を経て縫製生地Wに貫通された上糸縫いループ70は、前方部位A及び後方部位Bから形成されており、更に上糸縫いループ70の後方位置では、部位C及びDから形成された上糸縫ループ71が位置しており、同様に上糸縫ループ71の後方位置では、部位E及びFから形成された上糸縫ループ72が位置し、順次以下同様に各上糸縫ループ・・が夫々位置し、形成されていくのである。
【0021】
またルーパー7側に挿通され、繰り出された下糸3による下糸縫ループの場合、即ち上糸縫ループ70に係止された下糸縫ループ80の場合は、上糸縫ループ70の部位Bに係止された部位J及びKを介して同ループ80が形成されると共に、上糸縫ループ70の部位Aに係止された部位G及びHを介して同ループ80が形成されている。
【0022】
更に下糸縫ループ80の後方位置では、部位L及びMから形成された下糸縫ループ81が位置し、同様に下糸縫ループ81の後方位置では、部位P及びQから形成された下糸縫ループ82が位置し、順次、同様に各下糸縫ループ・・が夫々位置し、形成されているのである。
【0023】
尚、縫製生地Wに対して所望の縫着が行われているとき、即ちミシンの駆動中は、図5及び図11の如く、可動爪20に設けたロッド23の前端部は、位置Rに位置しており、且つ可動爪20の突出部27は位置Uに位置している。
次いで所望の縫着が完了(縫終り時)し、ミシンの駆動が停止すると、エアーシリンダー43の作動を介してピストン45が引き込まれることにより、ロッド23は位置Rから前進して位置Sに達する、即ち可動爪20の突出部27が、図12の如く位置Uから位置Vに移動するのである。
【0024】
また上記の如く可動爪20の突出部27が、位置Uから位置Vに移動(摺動)するとき、図9及び図12の如く上糸縫ループ70の部位A及び下糸縫ループ80の部位Jは、突出部27の湾曲状の傾斜部30に係止された状態にある。
また上糸縫ループ70の部位B、上糸縫ループ70の部位Aに係止された下糸縫ループ80の部位G、H並びに上糸縫ループ70の部位Bに係止された下糸縫ループ80の部位Kは、夫々突出部27の凹状湾曲部28内に位置している。
【0025】
次いで上記の如く可動爪20の突出部27が、位置Uから位置Vに移動(摺動)したとき、エアーシリンダー43が再び作動してピストン45が押し出されることにより、図5の如く可動爪20に設けたロッド23は、位置Sから再び元の位置Rに摺動、復帰するのである。
【0026】
即ち上記の如く突出部27の凹状湾曲部28内に位置していた上糸縫ループ70の部位B及び下糸縫ループ80の部位G、H、Kは、夫々突出部27が位置Vから元の位置Uへ摺動、復帰するとき、同時に追従移動し、凹状湾曲部28の上端縁に設けた下刃29と固定爪15の頸部17に設けた上刃16による切断作業を介して、前記上糸縫ループ70の部位B及び下糸縫ループ80の部位G、H、Kが夫々同時に切断されるのである。
【0027】
尚、縫製生地Wに連結されていた上糸縫ループ70の部位B及び下糸縫ループ80の部位G、H、Kは、夫々針孔11の部位で一体的に切断される結果、縫糸端が従来に較べて極めて短く切断され、品位の優れた美麗な縫製生地Wが得られるのである。
【0028】
また上糸縫ループ70の部位B、即ち上糸側の糸端を更に短く切断するためには、針板10の厚さをできるだけ薄くすることが望ましいのである。即ち、図5の如く針板10の厚さZを1mm〜5mmの範囲にすることが最適であり、針板10の厚さZが1mm以下の場合は、針板10の強度が弱くなるために好ましくなく、また針板10の厚さZが5mm以上になると、上糸の糸端が長くなる恐れがあり、好ましくないのである。
尚、本発明における好ましい適用例としては、扁平縫2本針ミシンの他に扁平縫3本針及び4本針ミシン等にも同様に適用可能な範囲のものである。
【0029】
【発明の効果】
本発明は上述の如く、針孔及び固定爪を有する一重の針板とは別に摺動(往復動)可能な可動爪を針板の裏面に設けて二重構造にしたことを特徴とするもので、該固定爪の頸部に上刃を設けるとともに該可動爪に下刃を設け、該可動爪を摺動させて縫着後の縫糸を切断する機能を具備させるようにしたもので、縫糸の糸端を針孔の位置で切断することにより、従来の如く針孔の位置よりも遠く離れた位置で切断する場合と異なり、縫製生地の縫終り位置での縫糸端を極めて短く切断することが可能になったのである。
【0030】
また従来のように毛足の長い縫目の糸端をその都度切断するという無駄な手間が省け、縫製能率の向上並びに縫製品の品位の向上に大きく寄与し得るのである。更に本発明では針孔及び固定爪を有する一重の針板とは別に摺動可能な可動爪を針板の裏面に設けて二重構造としたことにより、従来の針板の厚さに
較べて本発明による針板の厚さを更に薄くすることが可能になり、従って縫製生地と上糸の縫糸切断箇所との距離を短くすることにより、上糸の切断糸端が更に短くなり、縫目の綺麗な品位の優れた縫製品を得ることができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】扁平縫2本針ミシンの3本糸使いによる縫目形成時の斜視図である。
【図2】本発明における扁平縫2本針ミシンの針板の概略平面図である。
【図3】図2の主要部における拡大平面図である。
【図4】本発明における可動爪の平面図である。
【図5】図3のX―X断面図である。
【図6】図3のY―Y断面図である。
【図7】本発明における可動爪の斜視図である。
【図8】本発明における扁平縫2本針ミシンの縫目の形成状態と針板及び可動爪の関係を示した概略側断面図である。
【図9】本発明の扁平縫2本針ミシンにおける縫終り時の縫目と可動爪との係止状を示した作動説明用概略側断面図である。
【図10】本発明の扁平縫2本針ミシンにおける縫終り時の縫糸端の切断状況を示した作動説明用概略側断面図である。
【図11】本発明における扁平縫2本針ミシンの縫目形成において縫目の配置状態を示した針板側の作動説明用概略平面図である。
【図12】本発明の扁平縫2本針ミシンにおける縫終り時の縫目と可動爪との配置状態を示した針板側の作動説明用概略平面図である。
【図13】本発明の扁平縫2本針ミシンにおける縫終り時の縫目切断後の配置を示した針板側の作動説明用概略平面図である。
【図14】従来例による扁平縫2本針ミシンの縫糸切断装置の概略斜視図である。
【図15】従来例による扁平縫2本針ミシンの縫糸切断装置の概略平面図である。
【符号の説明】
1 縫目
2 上糸
3 下糸
4 上糸縫いループ
5 下糸縫いループ
6 ミシン針
7 ルーパー
10 針板
11 針孔
12 側方溝
13 後方溝
15 固定爪
16 上刃
20 可動爪
27 突出部
28 凹状湾曲部
29 下刃
30 傾斜状湾曲部
U 可動爪後退位置
V 可動爪前進位置
W 生地[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a needle plate structure in a flat-sewing multi-needle sewing machine that can cut a sewing thread end as short as possible when cutting an upper thread and a lower thread after sewing that are sewn on a sewing fabric. is there.
[0002]
[Prior art]
FIGS. 14 and 15 each show a conventional thread cutting device in a flat stitch two-needle sewing machine, where 1 is a stitch by using three threads, 2 is an upper thread, 3 is a lower thread, Is an upper thread sewing loop by
[0003]
[0004]
That is, when the
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, when the sewing thread is cut using the sewing
[0006]
Further, in the case of the
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention provides a movable claw that is slidable separately from a single needle plate having a needle hole and a fixed claw, instead of a conventional needle plate formed in a single layer. It is provided on the back of the needle plate and has a double structure. An upper blade is provided on the neck of the fixed claw, a lower blade is provided on the movable claw, and the movable claw is slid to sew. It has a function to cut the sewing thread after wearing. Therefore, it is possible to cut the end of the sewing thread as short as possible, saving the trouble of cutting the end of the sewing thread having a long bristle as before. This can contribute to improvement of the sewing efficiency and improvement of the quality of the sewing product.
[0008]
Further, in the present invention, a movable claw that is slidable separately from a single throat plate having a needle hole and a fixed claw is provided on the back surface of the throat plate to form a double structure, so that compared to the case of a conventional thick throat plate. In the present invention, it is possible to make the thickness of the needle plate as thin as possible. Therefore, by further shortening the distance between the sewing fabric and the thread cutting portion of the upper thread, the cutting thread end of the upper thread becomes shorter and the quality is improved. It is possible to obtain an excellent sewing product.
[0009]
[Action]
In the present invention, a movable claw that is slidable separately from a single throat plate having a needle hole and a fixed claw is provided on the back surface of the needle plate, an upper blade is provided on the neck portion of the fixed claw, and a lower claw is provided on the movable claw. By providing a blade and sliding the movable claw to cut the upper thread and lower thread after sewing at the position of the needle hole, the thread end of the sewing thread can be cut as short as possible. The efficiency is improved and the quality of the sewing product is improved.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 is a perspective view showing a formation state of a
[0011]
16 is an upper blade provided at the rear edge of the
[0012]
[0013]
[0014]
In the case of using three threads of a flat sewing two-needle sewing machine, when the
[0015]
[0016]
[0017]
When a desired sewing is performed on the sewing fabric W, that is, when the sewing machine is driven, the
When the desired sewing is completed on the sewing fabric W (at the end of sewing), that is, when the driving of the sewing machine is stopped, the
[0018]
When the
It should be noted that when the
[0019]
Next, the operation of the present invention will be described below by taking the case of using three threads of a flat stitch two-needle sewing machine as an example.
First, as shown in FIGS. 6 and 8, when the
[0020]
Further, as shown in FIG. 8, an upper
[0021]
Further, in the case of the lower thread sewing loop inserted by the
[0022]
Further, at the rear position of the lower
[0023]
When the desired sewing is performed on the sewing fabric W, that is, while the sewing machine is being driven, the front end portion of the
Next, when the desired sewing is completed (at the end of sewing) and the driving of the sewing machine is stopped, the
[0024]
When the
Further, the part B of the upper
[0025]
Next, when the projecting
[0026]
That is, as described above, the portion B of the upper
[0027]
Note that the portion B of the upper
[0028]
Further, in order to cut the portion B of the upper
In addition, as a preferable application example in the present invention, there is a range that can be similarly applied to a flat stitching three-needle and a four-needle sewing machine in addition to the flat stitching two-needle sewing machine.
[0029]
【The invention's effect】
As described above, the present invention is characterized in that, apart from a single needle plate having a needle hole and a fixed claw, a movable claw capable of sliding (reciprocating) is provided on the back surface of the needle plate to form a double structure. An upper blade is provided on the neck portion of the fixed claw and a lower blade is provided on the movable claw, and the movable claw is slid so as to have a function of cutting the sewing thread after sewing. By cutting the end of the thread at the position of the needle hole, unlike the case of cutting at a position farther away than the position of the needle hole as in the past, the end of the sewing thread at the sewing end position of the sewing fabric is cut extremely short. Is now possible.
[0030]
Further, it is possible to save the time and labor of cutting the ends of the seams with long bristles as in the prior art, which can greatly contribute to the improvement of the sewing efficiency and the quality of the sewing product. Furthermore, in the present invention, a movable claw that is slidable separately from a single throat plate having a needle hole and a fixed claw is provided on the back surface of the throat plate to form a double structure, so that the thickness of the conventional throat plate can be compared. The thickness of the needle plate according to the present invention can be further reduced. Therefore, by shortening the distance between the sewing fabric and the thread cutting portion of the upper thread, the cutting thread end of the upper thread is further shortened, and the stitches It is possible to obtain an excellent sewing product with a beautiful quality.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view when a stitch is formed by using three threads of a flat stitch two-needle sewing machine.
FIG. 2 is a schematic plan view of a needle plate of a flat-sewn two-needle sewing machine according to the present invention.
FIG. 3 is an enlarged plan view of the main part of FIG. 2;
FIG. 4 is a plan view of a movable claw in the present invention.
5 is a cross-sectional view taken along the line XX of FIG.
6 is a YY cross-sectional view of FIG.
FIG. 7 is a perspective view of a movable claw in the present invention.
FIG. 8 is a schematic cross-sectional side view showing a relationship between a stitch formation state of a flat-sewn two-needle sewing machine and a needle plate and a movable claw in the present invention.
FIG. 9 is a schematic side cross-sectional view for explaining an operation, showing a locking state between a stitch and a movable claw at the end of sewing in a flat stitch two-needle sewing machine of the present invention.
FIG. 10 is a schematic sectional side view for explaining an operation showing a cutting state of a thread end at the end of sewing in a flat stitch two-needle sewing machine of the present invention.
FIG. 11 is a schematic plan view for explaining the operation on the side of the throat plate showing an arrangement state of the stitches in the formation of the stitches of the flat stitch two-needle sewing machine according to the present invention.
FIG. 12 is a schematic plan view for explaining the operation on the throat plate side showing an arrangement state of stitches and movable claws at the end of sewing in the flat stitch two-needle sewing machine of the present invention.
FIG. 13 is a schematic plan view for explaining the operation on the side of the throat plate showing the arrangement after the stitches are cut at the end of sewing in the flat stitching two-needle sewing machine of the present invention.
FIG. 14 is a schematic perspective view of a thread cutting device for a flat-sewing two-needle sewing machine according to a conventional example.
FIG. 15 is a schematic plan view of a thread cutting device for a flat stitch two-needle sewing machine according to a conventional example.
[Explanation of symbols]
1
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