JP4614567B2

JP4614567B2 - Pile rapid loading test apparatus and pile rapid loading test method

Info

Publication number: JP4614567B2
Application number: JP2001107376A
Authority: JP
Inventors: 林隆浩; 阿部秋男; 久保豊; 田中和夫
Original assignee: TOKYO SOIL RESEARCH CO., LTD.; Mitani Sekisan Co Ltd; System Measure Co., Ltd.; Toyo Asano Foundation Co Ltd
Current assignee: TOKYO SOIL RESEARCH CO., LTD.; Mitani Sekisan Co Ltd; System Measure Co., Ltd.; Toyo Asano Foundation Co Ltd
Priority date: 2001-04-05
Filing date: 2001-04-05
Publication date: 2011-01-19
Anticipated expiration: 2021-04-05
Also published as: JP2002303570A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、打設された杭の沈下剛性及び支持力を調査するための杭の急速載荷試験装置及び杭の急速載荷試験の方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
杭の載荷試験として一般によく知られ実施されている方法は、静的載荷試験である。この方法によれば、打設された杭の沈下剛性及び支持力について信頼性の高いデータを得ることができるが、大掛かりな載荷装置を必要とし、試験に時間がかかるという欠点も有する。
これに対して、動的載荷試験は載荷装置が簡単で、載荷時間が５〜３０ｍｓと非常に短いため静的載荷試験の欠点を補う方法ではあるが、波動理論による解析を必要とし、試験結果には動的影響が含まれるため、常に信頼性の高いデータが得られるとは言い難い。
【０００３】
そこで新たに考え出されたのが急速載荷試験で、この方法によれば載荷時間を動的載荷試験の約１０倍に当たる５０〜２００ｍｓ程度にすることで弾性波動の伝播による影響をなくし、静的載荷試験に近い信頼性の高い試験結果を得ることができる。
この急速載荷試験の方法として、スタナミック試験とスードスタティック試験と呼ばれる試験方法が一般的に知られている。
スタナミック試験は、推進薬を燃焼させることで反力マスｃを打ち上げ、その際発生する反力により杭頭ａに荷重を載荷するものである。
スードスタティック試験は、杭頭ａに鋼鉄製のコイルバネｄ又は皿バネ等を設置した状態で、上方からハンマーｅを落下させて載荷を行う方法である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
前記した従来の杭の急速載荷試験装置及び杭の急速載荷試験の方法にあっては、次のような問題点がある。
＜イ＞杭頭に鋼鉄製のバネを設置する方法では、バネ自体の質量が大きくなるので、打撃の際に杭に作用する力が減少する。そのため、載荷に用いる重錘の質量を大きくすることが必要になり、装置全体の形状及び質量が大規模になる。
＜ロ＞さらに、鋼鉄製のバネを用いた場合、材料減衰が小さいため、試験精度を低下させる要因となる高周波の加重成分が発生する。
＜ハ＞鋼鉄製のバネは、急速載荷試験の目標に適合する最大荷重や載荷時間を設定するためにバネ定数や長さを変更することが難しい。
【０００５】
【発明の目的】
本発明は上記したような従来の問題を解決するためになされたもので、簡単に実施でき、精度の高い試験結果が得られる杭の急速載荷試験装置及び杭の急速載荷試験の方法を提供することを目的とする。
また、小規模の試験装置で、大きな荷重を載荷できる杭の急速載荷試験装置及び杭の急速載荷試験の方法を提供することを目的とする。
本発明は、これらの目的の少なくとも一つを達成するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記のような目的を達成するために、本発明の杭の急速載荷試験装置は、杭頭を重錘で打撃しておこなう杭の急速載荷試験に用いる装置であって、重錘と、前記重錘と前記杭頭の間に介在させて前記重錘の載荷時間を調整する緩衝材であって、少なくとも杭頭の上部に設置する緩衝材と、からなり、前記緩衝材は比重が０．３５以上０．５以下の材料からなることを特徴とするものである。
【０００７】
また、上記した杭の急速載荷試験装置において、前記緩衝材は高周波の加重成分の発生を抑制できる材料を使用することができる。ここで、高周波の加重成分の発生を抑制できる材料とは、材料減衰が大きい材料をいう。
【０００８】
さらに、上記した杭の急速載荷試験装置において、前記重錘を重量層と前記緩衝材と同一材料の緩衝層の積層構造とすることもできる。ここで、積層構造は２層以上の任意の層数に形成することができる。
【０００９】
また、上記のいずれかの杭の急速載荷試験装置において、前記緩衝材は微細セル構造を有する高分子化合物とすることができる。ここで、高分子化合物としてはウレタンエラストマーが好適である。
【００１０】
本発明の杭の急速載荷試験の方法は、前記した杭の急速載荷試験装置を用い、杭体に０．０５秒以上０．２秒以下の載荷をすることを特徴とする方法である。
【００１１】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
【００１２】
＜イ＞杭の急速載荷試験装置
急速載荷試験装置１は、杭の急速載荷試験をおこなうための装置で、荷重を付与する重錘３と、試験対象となる杭の杭頭４と重錘３の間に介在させる緩衝材２と、からなる。ここで重錘３は、ベースマシン５やクレーン等により上下動させる。
緩衝材２は、通常、杭頭４に設置するが、重錘３の下面に取り付けることもできる。
【００１３】
＜ロ＞緩衝材
緩衝材２は、重錘３の打撃による載荷時間を延ばすために使用する。
緩衝材２には、質量が小さく、弾性範囲が広い材料を使用する。
即ち、緩衝材２の質量が大きければ重錘３による打撃の際に杭頭４に作用する力が減少する。このため、必要な大きさの載荷をおこなうためには重錘３を大きくしなければならず、急速載荷試験装置１及びベースマシン５等も大掛かりなものとなる。
そこで、密度が０．３５〜０．５（ｇ／ｃｍ^３）程度の比重の小さい材料を使用して緩衝材２を形成する。
弾性範囲が広い材料であれば載荷による永久歪が生じにくく、試験装置として繰り返し使用することができる。
【００１４】
さらに緩衝材２には、材料減衰が大きい材料を使用する。例えば、鋼鉄製のバネは材料減衰が小さいため、重錘３で打撃した時に高周波の加重成分が発生し、試験精度を低下させる要因となる。
そこで、材料減衰の大きい材料を使用し、高周波の加重成分の発生を抑え、精度の高い試験結果が得られるようにする。
【００１５】
＜ハ＞ウレタンエラストマー
上記した緩衝材２として高分子化合物、特に微細セル発泡構造を有するウレタンエラストマー（以下、「本ウレタンエラストマー」という）を使用するのが好ましい。
本ウレタンエラストマーは、一般のゴムなどに比べて弾性範囲が広く、幅広い荷重の大きさに対して繰り返し使用することができる。
本ウレタンエラストマーの物理的性質について表１に示す。
【００１６】
【表１】

【００１７】
表１に示したように、本ウレタンエラストマーは密度が０．３５〜０．５（ｇ／ｃｍ^３）で、鋼鉄製のバネに比べて非常に軽い。
また本ウレタンエラストマーは、実使用時において６０％までたわみを与えても荷重を除けばほぼ原形に回復し、９０％まで圧縮しても材質が破壊されることがない。
さらに本ウレタンエラストマーは、発泡構造であるから圧縮時に応力が比較的均一に加わり、繰り返し圧縮荷重を載荷しても劣化しにくく、耐久性に優れている。
【００１８】
＜ニ＞重錘
重錘３は、杭に載荷するために杭頭４を打撃するおもりである。
重錘３は、鋼材などの比重が大きい材料を使用して形成する。
重錘３は、鋼材などの重量材からなる重量層３１と、上記した緩衝材と同じ材料からなる緩衝層３２の積層構造とすることもできる（図１参照）。
【００１９】
杭頭４を重錘３で打撃する場合は、通常、ベースマシン５やクレーン等によって重錘３を持ち上げた後に自由落下させておこなう。なお、上下方向の駆動装置を有するベースマシン５に重錘３を接続し、杭頭４を打撃することもできる。
【００２０】
＜ホ＞原理
重錘３を落下させることにより、緩衝材２を介して杭頭４に力を作用させ、載荷する機構を模式図として図２に示す。
重錘１を高さＨより落下させたとき、緩衝材２のバネ要素２２が圧縮されるとともに材料減衰２１がダンバーとして作用する効果により、重錘３を直接杭頭４に落下させた場合に比べて載荷時間を１０倍以上に延ばすことが可能になる。作用した力は緩衝材２を介して杭に載荷重として伝わる。
このとき杭頭４に力の作用する効率は、重錘３の質量と緩衝材２の質量成分の質量比に依存し、以下の数式１の関係が成り立つ。
【００２１】
【数１】

【００２２】
従来、使用されていた鋼鉄製バネの質量と本発明で使用する緩衝材２の質量比は１００：１程度であり、同じ質量の重錘３を用いた場合の効率は緩衝材２の方が大幅に大きくなる。
【００２３】
以下、杭の急速載荷試験の方法について説明する。
【００２４】
＜イ＞緩衝材の設置
杭頭４に緩衝材２を設置する。緩衝材２は、杭頭４に取り付けた台座４１等に設置する。
緩衝材２のバネ定数や厚さは、試験の条件によって調節することができる。ここでは急速載荷試験の目標とする最大荷重や載荷時間に合わせて調節する。
また、緩衝材２は直方体に成形して取り付けてもよい（図１参照）が、微小な直方体を分散して配置しても、４つの直方体を組み合わせて外周を形成し箱状に配置してもよい（図示せず）。
なお、緩衝材２は重錘３の下面に取り付けてもよい。
【００２５】
＜ロ＞重錘の配置
ベースマシン５に取り付けた重錘３が、杭頭４に設置した緩衝材２の真上に位置するように重錘３を配置する。
重錘３は、試験条件によって重量層３１のみのものと、重量層３１と緩衝層３２の積層構造のものとを使い分けることができる。比較的長い時間の載荷をおこなう場合は、積層構造の重錘３を使用する。
【００２６】
【実施例】
以下、本発明の急速載荷試験装置を使用して試験をおこなった結果について述べる。
【００２７】
緩衝材２を介して杭頭４に重錘３を落下させたときの杭に作用する荷重及びそれに対する沈下を計測し、杭の支持力を検証した。
載荷時の緩衝材２の変形を図５に示す。
図５において、緩衝材２の変形量がｈ１の範囲にあるときは緩衝材２が弾性的に作用しており、さらに荷重が大きくなりｈ２の範囲に入ると緩衝材２がその効果を失うことになる。
従って、緩衝材２の要件として弾性範囲ｈ１が大きいほど有効であることになり、本発明で採用している緩衝材２はこの範囲が８０％程度の大きなものであるため、緩衝材としての効果が非常に大きい。
図６（ａ）に載荷時間ｔと載荷荷重ｆの関係を、図６（ｂ）に載荷時間ｔと杭頭の沈下量ｙの関係を表した試験結果を示す。
この結果より載荷荷重ｆと沈下量ｙの関係を表すと図７に示すような曲線を描くことができる。
図７の関係より杭の支持力特性を簡単に検証することができる。
【００２８】
【発明の効果】
本発明の杭の急速載荷試験装置及び杭の急速載荷試験の方法は以上説明したようになるから次のような効果を得ることができる。
＜イ＞試験装置の構造が機械的に単純な構造であり、試験方法も緩衝材を介して重錘で杭頭を打撃するだけである。このため、簡単に実施できる。
＜ロ＞緩衝材は高周波の加重成分の発生を抑制できる材料からなる。このため、精度の高い試験結果を得ることができる。
＜ハ＞緩衝材の比重が小さいため緩衝材の質量も小さくなり、効率よく重錘の質量を荷重として載荷することができる。この結果、試験装置を小規模にすることができ、装置の運搬費、設置費などが削減でき経済的である。また、狭隘な場所においても試験が実施できる。
＜ニ＞緩衝材のバネ定数などの物性や厚さを変えることで、容易に載荷時間や最大荷重を調節することができる。
＜ホ＞本発明で使用する緩衝材は耐久性に優れているため、長期間にわたって繰り返し使用することができる。また、メンテナンスもほとんど必要ないため維持費を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の杭の急速載荷試験装置の実施例の斜視図。
【図２】杭の急速載荷試験装置の模式図。
【図３】従来の急速載荷試験装置（スタナミック試験）の説明図。
【図４】従来の急速載荷試験装置（スードスタティック試験）の説明図。
【図５】緩衝材の変形量と載荷荷重の関係図。
【図６】（ａ）載荷時間と載荷荷重との関係図。（ｂ）載荷時間と杭頭の沈下量との関係図。
【図７】載荷荷重と杭頭の沈下量との関係図。
【符号の説明】
１・・・急速載荷試験装置
２・・・緩衝材
３・・・重錘
３１・・重量層
３２・・緩衝層
４・・・杭頭[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a rapid loading test apparatus for piles and a rapid loading test method for investigating the settlement rigidity and bearing capacity of a pile placed.
[0002]
[Prior art]
A method well known and practiced as a pile loading test is a static loading test. According to this method, it is possible to obtain highly reliable data on the settlement rigidity and supporting force of the piles that have been laid, but this also has the disadvantage that a large loading device is required and the test takes time.
On the other hand, the dynamic loading test is a method that compensates for the shortcomings of the static loading test because the loading device is simple and the loading time is as short as 5 to 30 ms. Because it includes dynamic effects, it is hard to say that reliable data is always obtained.
[0003]
Therefore, a rapid loading test was newly devised. According to this method, the loading time is set to about 50 to 200 ms, which is about 10 times that of the dynamic loading test, thereby eliminating the influence of propagation of elastic waves, and static loading test. A highly reliable test result close to the loading test can be obtained.
As a method for the rapid loading test, a test method called a static test and a pseudo static test is generally known.
In the stunamic test, the reaction mass c is launched by burning the propellant, and a load is loaded on the pile head a by the reaction force generated at that time.
The pseudo static test is a method in which a hammer e is dropped from above in a state where a steel coil spring d or a disc spring is installed on the pile head a.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The conventional rapid loading test apparatus for piles and the rapid loading test method for piles have the following problems.
 In the method of installing a steel spring on the pile head, the mass of the spring itself increases, so that the force acting on the pile at the time of hitting decreases. Therefore, it is necessary to increase the mass of the weight used for loading, and the overall shape and mass of the apparatus become large.
 Further, when a steel spring is used, the material attenuation is small, and thus a high-frequency weighting component that causes a decrease in test accuracy occurs.
<C> It is difficult to change the spring constant and length of a steel spring in order to set the maximum load and the loading time that meet the target of the rapid loading test.
[0005]
OBJECT OF THE INVENTION
The present invention has been made to solve the conventional problems as described above, and provides a rapid loading test apparatus and a rapid loading test method for piles that can be easily implemented and obtain highly accurate test results. For the purpose.
It is another object of the present invention to provide a pile rapid loading test apparatus and a pile rapid loading test method capable of loading a large load with a small-scale testing apparatus.
The present invention achieves at least one of these objects.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a pile rapid loading test apparatus of the present invention is an apparatus used for a rapid loading test of a pile that is performed by hitting a pile head with a weight. said is interposed between the pile head and weight a cushioning material you adjust the loading time of the weight, the cushioning material is placed on top of at least the pile head, made, the buffer material specific gravity 0. It consists of a material of 35 or more and 0.5 or less .
[0007]
Moreover, in the above-described rapid loading test apparatus for piles, the cushioning material can be made of a material that can suppress generation of a high-frequency weighted component. Here, the material capable of suppressing the generation of a high-frequency weighted component means a material having a large material attenuation.
[0008]
Furthermore, in the above-described rapid loading test apparatus for piles, the weight may be a laminated structure of a weight layer and a buffer layer made of the same material as the buffer material. Here, the laminated structure can be formed in an arbitrary number of layers of two or more.
[0009]
In the rapid loading test apparatus for any of the above-mentioned piles, the cushioning material may be a polymer compound having a fine cell structure. Here, a urethane elastomer is suitable as the polymer compound.
[0010]
The method for rapid loading test of a pile according to the present invention is characterized in that the pile is loaded for 0.05 seconds or more and 0.2 seconds or less using the rapid loading test apparatus for piles described above .
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0012]
<A> Pile rapid loading test apparatus The rapid loading test apparatus 1 is an apparatus for performing a rapid loading test of a pile, and a weight 3 to which a load is applied, a pile head 4 and a weight 3 of the pile to be tested. Cushioning material 2 interposed between the two. Here, the weight 3 is moved up and down by a base machine 5 or a crane.
The cushioning material 2 is usually installed on the pile head 4, but can be attached to the lower surface of the weight 3.
[0013]
 The cushioning material cushioning material 2 is used to extend the loading time due to the impact of the weight 3.
A material having a small mass and a wide elastic range is used for the cushioning material 2.
That is, if the mass of the cushioning material 2 is large, the force acting on the pile head 4 at the time of hitting with the weight 3 is reduced. For this reason, in order to load a necessary size, the weight 3 must be enlarged, and the rapid loading test apparatus 1 and the base machine 5 are also large.
Therefore, the cushioning material 2 is formed using a material having a small specific gravity with a density of about 0.35 to 0.5 (g / cm ³ ).
If the material has a wide elastic range, permanent deformation due to loading is unlikely to occur, and it can be used repeatedly as a test apparatus.
[0014]
Further, a material having a large material attenuation is used for the buffer material 2. For example, since a steel spring has a small material damping, a high-frequency weighting component is generated when it is hit with the weight 3, which causes a decrease in test accuracy.
Therefore, a material with a large material attenuation is used to suppress the generation of a high-frequency weighted component so that a highly accurate test result can be obtained.
[0015]
<C> Urethane Elastomer It is preferable to use a polymer compound, particularly a urethane elastomer having a fine cell foam structure (hereinafter referred to as “the present urethane elastomer”) as the buffer material 2 described above.
This urethane elastomer has a wider elastic range than general rubber and can be used repeatedly for a wide range of loads.
The physical properties of this urethane elastomer are shown in Table 1.
[0016]
[Table 1]

[0017]
As shown in Table 1, this urethane elastomer has a density of 0.35 to 0.5 (g / cm ³ ) and is very light compared to a steel spring.
Further, even when the urethane elastomer is given a deflection of up to 60% in actual use, it is almost restored to its original shape when the load is removed, and the material is not destroyed even when compressed to 90%.
Furthermore, since this urethane elastomer has a foamed structure, stress is applied relatively uniformly during compression, and even when repeatedly loaded with a compression load, it is not easily deteriorated and has excellent durability.
[0018]
<D> Weight The weight 3 is a weight that strikes the pile head 4 to be loaded on the pile.
The weight 3 is formed using a material having a large specific gravity such as a steel material.
The weight 3 can also have a laminated structure of a weight layer 31 made of a weight material such as steel and a buffer layer 32 made of the same material as the above-described buffer material (see FIG. 1).
[0019]
When hitting the pile head 4 with the weight 3, the weight 3 is usually lifted by the base machine 5 or a crane and then dropped freely. It is also possible to hit the pile head 4 by connecting the weight 3 to the base machine 5 having a vertical drive device.
[0020]
<E> Principle FIG. 2 shows a schematic diagram of a mechanism for applying a force to the pile head 4 via the cushioning material 2 by dropping the weight 3 and loading it.
When the weight 1 is dropped from the height H, the spring element 22 of the cushioning material 2 is compressed and the material damping 21 acts as a damper, so that the weight 3 is dropped directly on the pile head 4. In comparison, the loading time can be extended 10 times or more. The acting force is transmitted as a loaded load to the pile via the cushioning material 2.
At this time, the efficiency at which force acts on the pile head 4 depends on the mass ratio of the mass of the weight 3 and the mass component of the cushioning material 2, and the relationship of the following formula 1 is established.
[0021]
[Expression 1]

[0022]
Conventionally, the mass ratio of the steel spring used to the mass of the cushioning material 2 used in the present invention is about 100: 1, and the efficiency of the cushioning material 2 is higher when the weight 3 having the same mass is used. Significantly larger.
[0023]
Hereinafter, the method of the rapid loading test of a pile is demonstrated.
[0024]
 Installation of cushioning material The cushioning material 2 is installed on the pile head 4. The cushioning material 2 is installed on the base 41 attached to the pile head 4.
The spring constant and thickness of the cushioning material 2 can be adjusted according to the test conditions. Here, it adjusts according to the maximum load and loading time which are the targets of the rapid loading test.
The cushioning material 2 may be molded and attached to a rectangular parallelepiped (see FIG. 1). However, even if minute rectangular parallelepipeds are dispersed and arranged, four rectangular parallelepipeds are combined to form an outer periphery and arranged in a box shape. It is good (not shown).
The buffer material 2 may be attached to the lower surface of the weight 3.
[0025]
 Weight arrangement The weight 3 is arranged so that the weight 3 attached to the base machine 5 is positioned directly above the cushioning material 2 installed on the pile head 4.
The weight 3 can be selectively used depending on the test conditions, that is, only the weight layer 31 and one having a laminated structure of the weight layer 31 and the buffer layer 32. When loading for a relatively long time, the weight 3 having a laminated structure is used.
[0026]
【Example】
Hereinafter, the results of tests using the rapid loading test apparatus of the present invention will be described.
[0027]
The load acting on the pile when the weight 3 was dropped on the pile head 4 via the cushioning material 2 and the settlement with respect to the pile were measured, and the bearing capacity of the pile was verified.
FIG. 5 shows the deformation of the cushioning material 2 at the time of loading.
In FIG. 5, when the amount of deformation of the cushioning material 2 is in the range of h1, the cushioning material 2 acts elastically, and when the load increases and enters the range of h2, the cushioning material 2 loses its effect. become.
Therefore, the larger the elastic range h1 as a requirement of the cushioning material 2, the more effective, and the cushioning material 2 employed in the present invention has a large range of about 80%. Is very big.
FIG. 6 (a) shows the relationship between the loading time t and the loading load f, and FIG. 6 (b) shows the test results representing the relationship between the loading time t and the pile head settlement amount y.
From this result, a curve as shown in FIG. 7 can be drawn when the relationship between the loaded load f and the settlement amount y is expressed.
From the relationship shown in FIG. 7, the bearing capacity characteristics of the pile can be easily verified.
[0028]
【The invention's effect】
Since the rapid loading test apparatus and pile rapid loading test method of the present invention are as described above, the following effects can be obtained.
<A> The structure of the test apparatus is mechanically simple, and the test method is also just hitting the pile head with a weight via a cushioning material. For this reason, it can be implemented easily.
 The cushioning material is made of a material capable of suppressing the generation of a high-frequency weighted component. For this reason, a highly accurate test result can be obtained.
<C> Since the specific gravity of the cushioning material is small, the mass of the cushioning material is also small, and the mass of the weight can be efficiently loaded as a load. As a result, the test apparatus can be made small, and the transportation cost and installation cost of the apparatus can be reduced, which is economical. In addition, the test can be performed in a narrow place.
<D> The loading time and the maximum load can be easily adjusted by changing the physical properties such as the spring constant of the buffer material and the thickness.
<E> Since the cushioning material used in the present invention is excellent in durability, it can be used repeatedly over a long period of time. In addition, maintenance costs can be reduced because little maintenance is required.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of an embodiment of a rapid loading test apparatus for piles according to the present invention.
FIG. 2 is a schematic diagram of a rapid loading test apparatus for piles.
FIG. 3 is an explanatory diagram of a conventional rapid loading test apparatus (stanamic test).
FIG. 4 is an explanatory diagram of a conventional rapid loading test apparatus (sude static test).
FIG. 5 is a diagram showing the relationship between the amount of deformation of the cushioning material and the loaded load.
FIG. 6A is a relationship diagram between loading time and loading load. (B) Relationship diagram between loading time and pile head settlement.
FIG. 7 is a relationship diagram between a loaded load and a pile head sinking amount.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Rapid loading test apparatus 2 ... Buffer material 3 ... Weight 31 ... Weight layer 32 ... Buffer layer 4 ... Pile head

Claims

A device used for a rapid loading test of a pile that is performed by hitting a pile head with a weight,
A weight,
Wherein said interposed between weight the pile head a cushioning material you adjust the loading time of the weight, the cushioning material is placed on top of at least pile head consists,
The rapid loading test apparatus for piles, wherein the cushioning material is made of a material having a specific gravity of 0.35 or more and 0.5 or less.

The rapid loading test apparatus for piles according to claim 1, wherein the cushioning material is a material capable of suppressing generation of a high-frequency weighted component.

The rapid loading test apparatus for piles according to claim 1 or 2, wherein the weight is a laminated structure of a weight layer and a buffer layer made of the same material as the buffer material.

The rapid loading test apparatus for piles according to any one of claims 1 to 3, wherein the cushioning material is a polymer compound having a fine cell structure.

The rapid loading test of a pile, wherein the rapid loading test device for a pile according to any one of claims 1 to 4 is used, and the pile body is loaded for 0.05 seconds or more and 0.2 seconds or less. the method of.