JP4614113B2 - Machine tool pallet and manufacturing method thereof - Google Patents
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Description
本発明は、工作機械のテーブル上にワークを搬入して位置決め固定させ、また、テーブルからワークを搬出して所定の場所に搬送するためのパレットおよびその製作方法に関するものである。 The present invention relates to a pallet for carrying a workpiece onto a table of a machine tool, positioning and fixing the workpiece, and carrying the workpiece from the table and transporting it to a predetermined place, and a method for manufacturing the pallet.
マシニングセンター等の工作機械においては、無駄な空き時間を無くすために、複数枚のパレットを用意し、機内のテーブル上に位置決め固定されたパレットに取り付けたワークを切削している間は、機外の段取りステーション等で別のパレット上に次のワークの段取りをして、該段取りによりワークを取り付けたパレットを自動パレット交換装置によって前記テーブル上に搬入し、切削の終わったワークを有するパレットをテーブルから搬出してパレットストッカ等の所定の場所に搬送することが知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
前記パレットは、機外ではワークおよび治具の取付基準をなすものであり、機内ではテーブル上に正確に位置決めされてワークの加工精度を得るための重要な部品であるから、パレット自体に高い精度が要求されると共に複数のパレット間に精度のばらつきが少ないことが要求される。この要求を満たすために、従来は、鉄製パレットの素材を精度の高い加工設備で切削加工した後に、その加工品を更に熟練作業者が労力をかけて微調整をして仕上げねばならず、パレットの製作を効率的に行えない問題があった。また、前記鉄製パレットは、質量が大きいために、取り扱いが不便であり、搬送に大きな動力を必要とするばかりでなく、ワーク取付治具として庫倉庫型のパレットストッカに格納される場合には、その積載数量が質量面から制限を受けると共に、長期間の放置によって錆や油焼けが発生し、それらが使用時にテーブルへの取付精度、ワークの加工精度を悪くする等の問題があった。 The pallet serves as a reference for mounting workpieces and jigs outside the machine, and is an important part for accurately positioning the workpiece on the table and obtaining workpiece machining accuracy. And a small variation in accuracy among a plurality of pallets. In order to satisfy this requirement, conventionally, after a steel pallet material is cut with high-precision processing equipment, the processed product must be fine-tuned and finished by skilled workers. There was a problem that could not be produced efficiently. In addition, the iron pallet is inconvenient because it has a large mass, requires not only a large amount of power for conveyance, but also when stored in a warehouse-type pallet stocker as a work mounting jig, In addition to being limited in terms of mass, the amount of load was subject to rust and oil burns when left for a long period of time, which deteriorated the accuracy of mounting to the table and the processing accuracy of the workpiece during use.
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、軽量であり、減衰性に優れ、長期間放置しても錆や油焼けの心配がなく、精度上問題なく再使用することができる工作機械のパレットおよびその製作方法を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、機械加工や微調整を必要としないで均一な精度のパレットを繰り返し製作することができる工作機械のパレットの製作方法を提供することである。
The present invention has been made in view of the above circumstances, is lightweight, has excellent damping properties, and does not have to worry about rust or oil burning even when left for a long period of time, and can be reused without problems in accuracy. It is an object of the present invention to provide a machine tool pallet and a manufacturing method thereof.
Another object of the present invention is to provide a method for manufacturing a pallet for a machine tool that can repeatedly manufacture a pallet with uniform accuracy without requiring machining or fine adjustment.
本発明は、前記課題を解決するために、以下の点を特徴としている。
すなわち、請求項1に係る工作機械のパレットは、ポリマーコンクリートからなるパレット本体と、ねじ孔をパレット本体の上面に開口させてパレット本体の上部に埋設された複数の雌ねじ用インサート部材と、パレット本体が工作機械のテーブルに搬入されたときに該テーブル上の位置決め部材に嵌合する位置決め穴を有し、該位置決め穴をパレット本体の下面に開口させて、パレット本体の下部に埋設された複数の位置決め穴用インサート部材とを備えていることを特徴としている。
The present invention is characterized by the following points in order to solve the above problems.
That is, a pallet for a machine tool according to
請求項2に係る工作機械のパレットの製作方法は、金型の内部に形成されたパレット本体の成型空間に材料導入口から流動状態のポリマーコンクリートを流し込んで硬化させることにより工作機械のパレットを製作する方法において、
前記金型の成型空間には、その上、下部のうちの一方に、複数の雌ねじ用インサート部材がそれらのねじ孔の開口部を成型空間の外側へ向けて保持され、他方に、複数の位置決め穴用インサート部材がそれらの位置決め穴の開口部を成型空間の外側へ向けて保持されていることを特徴としている。
The method for manufacturing a pallet for a machine tool according to
In the molding space of the mold, a plurality of female screw insert members are held in one of the upper and lower portions, with the openings of the screw holes facing the outside of the molding space, and on the other side, a plurality of positioning members. The hole insert member is characterized in that the openings of the positioning holes are held toward the outside of the molding space.
請求項3に係る工作機械のパレットの製作方法は、請求項2に記載のパレットの製作方法において、前記金型に、パレット本体が工作機械のテーブルに搬入されたときに嵌合するテーブル上の位置決め固定機構と同一の位置決め固定機構が設けられ、前記位置決め穴用インサート部材が該位置決め固定機構に嵌合されて金型に位置決め固定されていることを特徴としている。
A method for manufacturing a pallet for a machine tool according to
請求項4に係る工作機械のパレットの製作方法は、請求項2または3に記載のパレットの製作方法において、前記雌ねじ用インサート部材は、そのねじ孔を金型側から挿通したボルトに螺合されることにより金型に固定されていることを特徴としている。
The pallet manufacturing method for a machine tool according to
請求項5に係る工作機械のパレットの製作方法は、請求項2〜4のいずれかに記載のパレットの製作方法において、前記金型は、上部に材料導入穴が形成され、底部にパレットの上面を形成するパレット上面用型面が配置され、流動状態のポリマーコンクリートを前記成型空間内に流し込んだ後に、前記材料導入穴に加圧ピストンを挿入して、成型空間内の流動状態のポリマーコンクリートを加圧することを特徴としている。
The pallet manufacturing method for a machine tool according to
本発明は以下の優れた効果を奏する。
すなわち、請求項1に係る工作機械のパレットによれば、パレットがポリマーコンクリートを主体に構成されているので、軽量で取り扱いが容易であり、パレット搬送装置がパレットを搬送するに要する動力を低減することができる。また、減衰性に優れ、工作機械の切削点に近いテーブル上に搭載するパレットとして、切削振動の吸収効果が生じて工作機械でのボーリング加工や座グリ加工においてビビリ振動等を軽減することができる。さらに、錆や油焼けの心配がなく、長期にわたり表面品位を良好に確保することができる。
The present invention has the following excellent effects.
That is, according to the pallet of the machine tool according to
また、請求項2に係る工作機械のパレットの製作方法によれば、流動状のポリマーコンクリートを金型の成型空間に流し込んで硬化させることによりパレットを製作するので、金型の成型表面がポリマーコンクリートに高精度に転写させることができ、従来の鉄製パレットのように機械加工やその後の調整作業を行うことなく、均一精度のパレット製品を繰り返し製作することができる。
According to the method for manufacturing a pallet of a machine tool according to
また、請求項3に係る工作機械のパレットの製作方法によれば、工作機械のテーブル上の位置決め固定機構と同一つの位置決め固定機構によって、位置決め穴用インサート部材が金型の成型空間内に位置決め保持されるので、成型されたパレットに埋設された位置決め穴用インサート部材のテーブル上の位置決め固定機構との整合性が高められ、工作機械のテーブルに搬入されたパレットを該テーブル上に高精度に位置決め固定することができ、ワークの加工精度を高めることができる。
According to the pallet manufacturing method for a machine tool according to
また、請求項4に係る工作機械のパレットの製作方法によれば、雌ねじ用インサート部材を、それに設けたねじ孔を利用して、ボルトにより金型に固定し、成型空間内に格別の手段を使用せずに容易に保持させることができる。
According to the method for manufacturing a pallet for a machine tool according to
また、請求項5に係る工作機械のパレットの製作方法によれば、加圧ピストンで成型空間内の流動状態のポリマーコンクリートを加圧することにより、加圧跡を生じさせることなく、該ポリマーコンクリートを金型の底部のパレット上面用型面に高精度に転写させて、製品パレットのワーク取付面である上面を一層高精度に形成することができる。
According to the method for manufacturing a pallet for a machine tool according to
以下、本発明の一実施の形態に係る工作機械のパレットの製作方法を添付図面を参照して説明する。先ず、本発明の一実施の形態に係る工作機械のパレットの製作方法の実施に使用する金型の一例について図1〜図10にもとづいて説明する。
図1〜図10において、1は流動状態のポリマーコンクリートを流し込んでパレットを成型する金型である。該金型1は、矩形のベースプレート2にボルト2aで固定された矩形の下型3と、該下型3の前辺(図6、図7で下辺)の中央部に沿って配置された前側面型4と、下型3の後辺(図6、図7で上辺)の全長に沿って配置された後側面型5と、前記前側面型4の左側に配置された左側面ブロック6と、前側面型4の右側に配置された右側面ブロック7と、前記後側面型5と左側面ブロック6との間において前記下型3の左辺(図6、図7で左辺)に沿って沿って配置された左側面型8と、前記後側面型5と右側面ブロック7との間において前記下型3の右辺(図6、図7で右辺)に沿って配置された右側面型9と、前記前、後側面型4,5、左、右側面ブロック6,7、左、右側面型8,9の上に載置された矩形の上型10と、該上型10の上に載置された矩形のコーンロケータベース(位置決め部材取付板)11とを備えている。
Hereinafter, a method for manufacturing a pallet for a machine tool according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. First, an example of a mold used for carrying out a method for manufacturing a pallet for a machine tool according to an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
1 to 10,
前記下型3は、パレットの上面を形成する型面となる上面(内面)3aを有すると共に、前側と右側(図6、図7で下側と右側)の外面に前側面型4と右側面型9の下型3への取付の基準となる基準面3b,3cが形成されている。そして、前記下型3の前側基準面3bには、その両端側(図2、図6、図7で左右端側)に一対の第1位置決め板12,12がそれぞれボルト12a,12aによって取り付けられ、また、右側基準面3cには、その両端側(図6、図7で上下端側、図3で左右端側)に一対の第2位置決め板13,13がそれぞれボルト13a,13aによって取り付けられている。
The
前記前側面型4は、横断面が転倒L字形に形成され、上端側のフランジ4aを金型1の内側に向けた状態で、外面を前記第1位置決め板12,12の基準面12b,12bに当接されると共に下面が前記下型3の上面3aに当接されて、ボルト14により下型3に固定され、かつボルト12aにより第1位置決め板12,12に固定されている。前記フランジ4aの内面4bの左右両端側には、金型1の前記後側面型5側へ僅かに突き出した突出部4c,4cが設けられ、それらの内縁に後側面型5側が大きく広がる傾斜面4d,4dが形成されている。
The front
前記左、右側面ブロック6,7は、それぞれ四角柱状に形成されており、その下端を前記下型3の上面3aに当接されると共に前側の外面を前記第1位置決め板12の基準面12bに当接されて、ボルト14により下型3の上面3aに固定され、かつボルト12aにより第1位置決め板12に固定されている。左、右側面ブロック6,7の金型1の内側に位置する隅部における下半部が略45度に切り欠かれた傾斜面6a,7aを有し、切欠部の下面6bは前記前側面型4のフランジ4aの下面4eと面一とされている。そして、該傾斜面6a,7aの前側面型4側の端部は前側面型4の下側の内面4fの両端部にに連続されている。
The left and
前記後側面型5は、前記前側面型4の両端に前記左、右側面ブロック6,7を一体に結合した形状に形成されて、ボルト14によって前記下型3の上面3aに固定されており、前記前側面型4のフランジ4a、該フランジの内面4b、傾斜面4d、下面4e、下側の内面4fおよび前記左、右側面ブロック6,7の傾斜面6a,7aに対応して、フランジ5a、該フランジの内面5b、傾斜面5d、下面5e、下側の内面5fおよび傾斜面5g,5gがそれぞれ設けられている。また、前記後側面型5は、その右端部が前記第2位置決め板13の位置決め面13bに当接されてボルト13aにより該第2位置決め板13に固定されている。
The
前記左側面型8は、下側型部材15の上に上側型部材16を、それらの突部15aと凹部16aとを嵌合させて重ねて合わせられて構成され、下側型部材15の下面を前記下型3の上面3aに当接され、それらの両端部(図4、図6の上下端部)を前記後側面型5と前記左側面ブロック6に当接されてボルト14により下型3に固定されている。前記下側型部材15は、前記左側面ブロック6の傾斜面6aと後側面型5の傾斜面5gとに両端が接続して下型3の左辺に沿う内面15bが形成されている。
前記上側型部材16は、前記前側面型4と後側側面型5のフランジ4a,5aと同様に、下側型部材15の上方において金型1の内側に向けて突き出すフランジ16bを形成するものであり、下型3の左辺に沿う内面16cとその両端において前記前側面型4と後側側面型5の傾斜面4a,5dに接続する傾斜面16d,16dが設けられている。そして、上側型部材16には、その両端側に前記下側型部材15の内面15bより金型1の外側に突き出し、かつ下面16eより上方に窪ませた凹部16fが形成されている。
The
The
また、前記右側面型9は、前記左側面型8の上、下側型部材15,16と同様に下側型部材17と上側型部材18とがそれらの突部17aと凹部18aを嵌合させて重ね合わせて構成されており、それらの外端部(図6、図7で右端部)を前記位置決め板13の基準面13bに当接されてボルト13aにより、該位置決め板13に固定されると共に、それらの両端部(図3、図6で上下端部)を前記後側面型5と右側面ブロック7に当接され、かつ下側型部材17の下面を下型3の上面3aに当接されてボルトにより下型3に固定されている。右側面型9の上、下側型部材18,17にも、前記左側面型8の下側型部材15の内面15b、上側型部材16におけるフランジ16b、内面16c、傾斜面16d、下面16e、凹所16fにそれぞれ対向する位置に、同様に、内面17b、フランジ18b、内面18c、傾斜面18d、下面18e、凹所18fが形成されている。
In addition, the
前記下型3には、前記前、後側面型4,5の内面4f、5fと左、右測面ブロック6,7の傾斜面6a,7aと後側面型5の傾斜面5g,5gと左、右側面型8,9の下側型部材15,17の内面15b、17bとで囲まれた領域の略全体に亘って、複数個(図示の例では24個)の雌ねじ用インサート部材19が、縦横に整列して配置され、下型3の下面からボルト孔に挿通した取付ボルト20によって下型3の上面3aに上方に向けて垂直に固定されている。
前記雌ねじ用インサート部材19は、図8に示すように、六角柱状のインサート本体19aの上端部寄りと下端部の外周に環状溝19b,19cを設けると共に、中心軸線上に下端に開口するねじ孔19dを設けたものであり、その下端を、下型3のボルト孔の上端の凹部21に着座され上面を下型3の上面3aと面一にしたリング22の上面に当接され、前記ねじ孔19dに前記取付ボルト20が螺合されている。
The
As shown in FIG. 8, the female
また、同様に、前記前側面型4には、下型3の上面3aからの同一高さ位置に、前記雌ねじ用インサート部材19が、前側面型4の長手方向(図7で左右方向)に所定間隔をあけて複数個(図示の例では2個)配置され、前記後側面型5側に向けて内面4fに垂直に固定されている。さらに、同様に、前記右側面型9には、下型3の上面3aからの同一高さ位置に、前記雌ねじ用インサート部材19が、前右側面型9の長手方向(図7で上下方向)に所定間隔をあけて複数個(図示の例では4個)配置され、前記左側面型8側に向けて内面17bに垂直に固定されている。
Similarly, the
前記右側面型9の上側型部材18には、その前記右側面ブロック7側(図6で下端側)の凹所18fであって、前記下側型部材17の内面17bより内側に寄った位置にピン23が固定して設けられている。該ピン23は、図9に示すように、その上端を上側型部材18の凹所18fにおける下面18gに設けた穴18hに嵌合させ、その中心軸線上に設けた上端に開口するねじ孔23aに、上側型部材18の上面からボルト孔に挿通したボルト24を螺合させることにより、前記下面18g(下型3の内面3a)に垂直に設けられている。同様にして、前記左側面型8の上側型部材16における後側面型5側の凹所16fにも前記ピン23が設けられている。
The
また、前記左、右側面型8,9の上側型部材16,18における後側面型5側の各凹所16f,18fには、前記各下側型部材15,17の内面15b,17bより外側に寄った位置に、前記ピン23より小径のピン25が、ピン23と同様な方法により上側型部材16,18に固定して設けられている。
前記上型10とコーンロケータベース11とは、それらの中心部に円形の材料導入穴10a,11aが設けられており、互いに重ね合わせられてボルト26により一体組み付けられて、通しボルト26により一緒に前記前側面型4、後側面型5、左、右側面型8,9の上側型部材16,18に固定されている。前記上型10の下面(内面)10bには、その中心を挟んで図5、図6で左右対称位置に、前記ピン23が同様な方法で固定して設けられている。
Further, the
The
さらに、前記上型10とコーンロケータベース11には、前記前、後側面型4,5のフランジ4a,5aと左、右側面型8,9の上側型部材16,18におけるフランジ16b,18bの各内面4b,5b,16c、18cで囲まれた四角形状領域の四隅部に対応する位置に、それぞれ、コーンロケータ(位置決め穴用インサート部材)27と位置決めコーン(位置決め部材)28とが設けられている。
前記コーンロケータ27は、図10に示すように、軸方向中間の外周部の両側に切欠き部27a,27aが設けられ上部が開口した有底の円筒状に形成され、上端部を上型10の前記四隅部に対応する位置に設けた装着穴10cに嵌合されている。そして、コーンロケータ27の開口部の上端部は上広がりのテーパ穴(位置決め穴)27bに形成され、その下側には、上窄まりのテーパ穴27cが連通して形成され、テーパ穴27cの下方はテーパ穴27cの大径部より大きな直径の有底穴27dとなっている。
Furthermore, the
As shown in FIG. 10, the
前記位置決めコーン28は、図10に示すように、中間部の外周にフランジ28aを設けた円筒状に形成され、上側の円筒部28bを前記コーンロケータベース11の前記四隅部に対応する位置に前記上型10の装着穴10cと軸線を一致させて設けたシリンダ11bに嵌合され、前記フランジ28aを介してボルト29によってコーンロケータベース11の下面11cに取り付けられている。また、前記位置決めコーン28のフランジ28aより下側には、前記コーンロケータ27のテーパ穴27bに整合する下窄まりのテーパ軸部28cが設けられ、該テーパ軸部28cの下側に続く円筒状部28dの外周部には、周方向に間隔をあけて複数のボール孔28eが直径方向に向けて形成されている。
As shown in FIG. 10, the
前記位置決めコーン28の軸穴28fには、前記シリンダ11bに上端のピストン30aを嵌合させたピストンロッド30が、軸方向に移動自在に挿入されている。ピストンロッド30の下端側には、下窄まりのテーパ部30bとそれに連絡した環状溝30cとが設けられ、前記各ボール孔28eに挿入されたボール31がテーパ部30bと環状溝30cとに係合されている。また、前記ピストンロッド30は、位置決めコーン28の軸穴28fの上端側の大径穴部28gに装着された圧縮ばね32によりピストン30aを介して常時上方へ付勢されている。前記コーンロケータベース11の上面には前記シリンダ11bの上端に連通する圧油供給孔11dが設けられている。
A
前記位置決めコーン28とピストンロッド30、ボール31、圧縮ばね32、シリンダ11b等は、前記コーンロケータ27を前記位置決めコーン28に位置決め固定させる位置決め固定機構を構成している。前記位置決めコーン28の円筒状部28dを前記コーンロケータ27の有底穴27dに挿入し、テーパ軸部28cをテーパ穴27bに嵌合した後に、前記コーンロケータベース11の圧油供給孔11dから圧油をシリンダ11bに供給してピストン30を押し下げると、該ピストン30のテーパ部30bによって前記ボール31がボール孔28eから外側へ押し出され、該ボール31が前記テーパ穴27cに押し付けられ、これによって前記テーパ軸部28cに前記テーパ穴27bを密着させて、前記コーンロケータ27を前記位置決めコーン28に位置決め固定させるようになっている。 なお、前記位置決めコーン28に対する前記コーンロケータ27の位置決め固定の解除は、前記シリンダ11bへの圧油の供給を絶つことにより行う。その場合と、ピストンロッド30が圧油による加圧を解かれて、圧縮ばね32の付勢力で上昇し、前記ボール31が前記環状溝30c内に引き込まれ、テーパ穴27cに対するボール31の係合が外れるので、位置決めコーン28をコーンロケータ27から引き抜くことができる。
The
前記位置決め固定機構は、工作機械のテーブルにパレットを位置決め固定する機構を同一であり、従来から知られているものであるが、この構成に代えて他の構成の位置決め固定機構を採用することができる。
また、前記コーンロケータベース11の上面には、上型10とコーンロケータベース11の材料導入穴10a,11aにピストン部33aを挿入する加圧ピストン33が、そのフランジ部33bを介してボルト34により着脱可能に固定されている。なお、加圧ピストン33の上面中央には該加圧ピストン33を引抜手段に連結するねじ孔33cが設けられている。
The positioning and fixing mechanism is the same as the mechanism for positioning and fixing the pallet to the table of the machine tool and is conventionally known. However, instead of this configuration, a positioning and fixing mechanism of another configuration may be adopted. it can.
Further, on the upper surface of the
次に、前記のように、前記下型3と、前、後型面型4,5と、左、右前面ブロック6,7と、左、右側面型8,9と、上型10とで囲まれた金型1の成形空間P内に流動状態のポリマーコンクリートを流し込んで工作機械のパレットを製作する方法について、図11を参照して説明する。
図11において、35はミキサーであり、その入口側にポンプ36a,37aを備えた配管36,37を介してポリマータンク38と硬化剤タンク39が連絡されると共に、入口側の骨材投入口35aにベルトコンベヤ等のコンベヤ40を介して骨材タンク41が連絡されている。ミキサー35の排出口35bの下方には、バイブレータ42に固定された前記金型1が配置されている。
Next, as described above, the
In FIG. 11,
パレットを製作するには、前記ポリマータンク38に、例えば、エポキシ樹脂等のポリマー38aを収容し、前記硬化剤タンク39にポリマー38aの硬化に働く硬化剤39aを収容する共に、前記骨材タンク41に、例えば、花崗岩、珪砂、砂利等を細かく粉砕した骨材41aを収容し、前記ミキサー35、ポンプ36a,37a、コンベヤ40を作動させる。これにより、ポリマー38aと硬化剤39aがポンプ36a,37aにより配管36,37を経てミキサー35内に供給されると共に、骨材41aがコンベヤ40によって骨材投入口35aからミキサー35内に供給される。ミキサー35内に供給される材料の比率は、例えば、ポリマー38aが10wt%、硬化剤38aが5%、骨材41aが85wt%となっている。
In order to manufacture a pallet, for example, a
前記ミキサー35内に供給されたポリマー38a、硬化剤39a、骨材41aは、所定の時間をかけて均一に混連されて流動状態(スラリー状)のポリマーコンクリート42として生成され、排出口5bから、前記加圧ピストン33をコーンロケータベース11から取り外した前記金型1の材料導入穴10a,11aを経て前記成型空間Pに、例えば、約1〜1.5時間かけて流し込まれる。この間、前記バイブレータ42が作動されて金型1が振動されるので、前記流動状態のポリマーコンクリートは金型1の成形空間P内の隅々まで行き渡る。金型1の成型空間P内に流動状態のポリマーコンクリートが満たされて上型10の材料導入口10aまで上昇したところで、ミキサー35から金型へのポリマーコンクリートの供給を停止する。そして、前記加圧ピストン33のピストン部33aを前記コーンロケータベース11と上型10の材料導入穴11a,10aに挿入して、加圧ピストン33のフランジ部33bをボルト34によりコーンロケータベース11に締め付けることにより、前記ピストン部33aにより前記成型空間P内の流動状態のポリマーコンクリートを加圧したまま約24時間静かに放置する。
The
これにより、流動状態のポリマーコンクリートは硬化剤の作用で硬化して、前記成型空間P内に固体のポリマーコンクリートからなるパレットが形成される。この後、コーンロケータベース11のシリンダ11b内の加圧ピストン30に付加していた油圧を開放し、位置決めコーン28とコーンロケータ27との連結を解除すると共に、位置決め板12,13を金型1から取り外した後、所定の順序で金型1を分解する。その際、ボルト20,24を雌ねじインサート部材19のねじ孔19d、各ピン23,25のねじ孔23aから外すことにより、それらの雌ねじインサート部材19と各ピン23,25、および前記コーンロケータ27が硬化したポリマーコンクリートのパレット内に埋設された状態となって残る。
Thereby, the polymer concrete in a fluid state is hardened by the action of the hardener, and a pallet made of solid polymer concrete is formed in the molding space P. Thereafter, the hydraulic pressure applied to the
このようにして製作されたポリマーコンクリート製のパレット43は、図12に示すように、前記金型1の下型3の上面3aによって形成されたパレットの上面43aと、前、後側面型4,5の内面4f、5fと左、右側面ブロック6,7の傾斜面6a,7aと後側面型5の傾斜面5g,5gと左、右側面型6,7の下側型部材15,17の内面15b,17bとによって形成された、四隅部を切り欠いた四角形の外周面43bと、前、後側面型4,5の下面4e,5eと左、右側面型8,9の上側型部材16,18の下面16e,18e、左、右側面ブロック6,7の下面6b,7bとによって形成された外周部下面43cとを有する上盤43dを備えている。また、該上盤43dの下側に一体に形成され、前記金型1の上型10の下面10bによって形成されたパレットの下面43eと、前、後側面型4,5のフランジ4a,5aの内面4b,5bおよび傾斜面5d,5dと左、右側面型8,9の上側型部材16,18におけるフランジ16b,18bの内面16c、18cおよび傾斜面16d、18dとによって形成された四隅部を切り欠いた外周面43fとを有する、上盤43dより小さい四角形の下盤43gを備えている。また、前記上盤43dと下盤43gの四隅部に、前記金型1の左、右側面型8,9の上側型部材16,18における各凹16f,18fによって、対向する二辺の外周面43b,43fより外側へ突き出した突出部43hが形成されている。
The polymer
そして、前記上盤43dと下盤43gと突出部43hとからなるパレット本体43iには、前記上盤43dの上面43aと隣接する二辺の外周面43bとに、ねじ孔19dをそれらの上面43a、外周面43bに開口させた雌ねじ用インサート部材19が埋設され、また、前記下盤43gの下面43eの四隅部に前記コーンロケータ27が、その下端部を前記下面43eより突き出して埋設されている。さらに、対角線位置にある前記突出部43hと前記下盤43gの下面43eの対称位置とに、それぞれ、ピン23、25がそれらのねじ孔23aを外部に開口させて埋設されている。
なお、前記上盤43dの上面43aに開口する雌ねじ用インサート部材19のねじ孔19dは、パレット本体43i上にワーク取付治具等を固定するボルトを螺入させるのに使用され、また、上盤43dの外周面43bに開口する雌ねじ用インサート部材19のねじ孔19dは、ワークやワーク取付治具を前記パレット本体43i上において直角二方向に位置決めするための位置決め部材等をパレット本体43iに固定するボルトを螺入させるのに使用される。
The
The
前記のように、実施の形態に係る工作機械のパレット43は、ポリマーコンクリートからなるパレット本体43iと、ねじ孔19dを該パレット本体43iの上面43aに開口させてパレット本体43iの上部に埋設された複数の雌ねじ用インサート部材19と、パレット本体43iが工作機械のテーブルに搬入されたときに該テーブル上の位置決めコーン(位置決め部材)に嵌合するテーパ穴(位置決め穴)27bを有し、該テーパ穴27bをパレット本体43iの下面43eに開口させて、前記パレット本体43iの下部に埋設された複数のコーンロケータ(位置決め穴用インサート部材)27とを備えた構成とされている。
As described above, the
したがって、実施の形態に係る工作機械のパレットによれば、パレット43がポリマーコンクリートを主体に構成されているので、軽量であり、従来の鉄製パレットに比べて約1/3に軽減される。そのため、取り扱いが容易であり、パレット搬送装置がパレットを搬送するに要する動力を低減することができ、パレットストッカ等への格納量を増加させることができる。また、従来の鋳鉄製のパレットに比べ、減衰性が約8〜10倍優れ、工作機械の切削点に近いテーブル上に搭載するパレットとして、切削振動の吸収効果が生じて工作機械でのボーリング加工や座グリ加工においてビビリ振動等を軽減することができる。さらに、錆や油焼けの心配がなく、長期にわたり表面品位を良好に確保することができる。
Therefore, according to the pallet of the machine tool according to the embodiment, since the
また、実施の形態に係る工作機械のパレットの製作方法は、金型1の内部に形成されたパレット本体43の成型空間Pに材料導入口10a,11aから流動状態のポリマーコンクリート42を流し込んで硬化させることにより工作機械のパレットを製作する方法において、前記金型1の成型空間Pには、下型3の上面(内面)3aに固定した複数の雌ねじ用インサート部材19が、それらのねじ孔19dの開口部を成型空間Pの外側へ向けて保持され、上型10に固定された複数のコーンロケータ(位置決め穴用インサート部材)27が、それらのテーパ穴(位置決め穴)27bの開口部を成型空間Pの外側へ向けて保持された構成とされている。
したがって、流動状のポリマーコンクリート42を金型1の成型空間Pに流し込んで硬化させることによりパレット43を製作するので、金型1における下型3の上面3a、前、後側面型4,5の表面4f,4b、5f,5b、左、右側面型8,9の表面15b,16c、17b,18c、上型10の下面10b等からなる成型表面がポリマーコンクリートに高精度に転写させることができ、従来の鉄製パレットのように機械加工やその後の調整作業を行うことなく、均一精度のパレット製品を繰り返し製作することができる。
In addition, in the method for manufacturing a pallet for a machine tool according to the embodiment, the
Therefore, since the
また、実施形態に係る工作機械のパレットの製作方法によれば、前記金型1に、パレット本体43が工作機械のテーブルに搬入されたときに嵌合するテーブル上の位置決め固定機構と同一の位置決めコーン(位置決め部材)28cを含む位置決め固定機構が設けられ、前記コーンロケータ(位置決め穴用インサート部材)27が該位置決めコーン28cに嵌合されて金型1に位置決め固定される構成とされているので、工作機械のテーブル上の位置決め固定機構と同一つの位置決め固定機構によって、コーンロケータ27が金型1の成型空間P内に位置決め保持されるため、成型されたパレット43に埋設されたコーンロケータ27のテーブル上の位置決め固定機構との整合性が高められ、工作機械のテーブルに搬入されたパレット43を該テーブル上に高精度に位置決め固定することができ、ワークの加工精度を高めることができる。
Further, according to the pallet manufacturing method of the machine tool according to the embodiment, the same positioning as the positioning and fixing mechanism on the table that fits into the
また、実施形態に係る工作機械のパレットの製作方法によれば、前記雌ねじ用インサート部材19が、そのねじ孔19dを金型1の下型3の内面3a側から挿通したボルト20に螺合されることにより金型1に固定された構成とされているので、雌ねじ用インサート部材19を、それに設けたねじ孔10dを利用して、ボルト20により金型1に固定し、成型空間P内に格別の手段を使用せずに容易に保持させることができる。
さらに、前記金型1が、上部に材料導入穴10a,11aが形成され、底部の下型3にパレット43の上面43aを形成するパレット上面用型面である上面(内面)3aが配置され、流動状態のポリマーコンクリート42を前記成型空間P内に流し込んだ後に、前記材料導入穴10a,11aに加圧ピストン33を挿入して、成型空間P内の流動状態のポリマーコンクリートを加圧する構成とされているので、前記加圧ピストン33で成型空間P内の流動状態のポリマーコンクリートを加圧することにより、加圧跡を生じさせることなく、該ポリマーコンクリートを金型1の下型3の上面3aに高精度に転写させて、製品パレット43のワーク取付面である上面43aを一層高精度に形成することができる。
Further, according to the pallet manufacturing method of the machine tool according to the embodiment, the female
Furthermore, the
なお、前記下型3と、前、後型面型4,5と、左、右前面ブロック6,7と、左、右側面型8,9と、上型10等とを組み合わせてパレットの成形空間Pを形成する金型1を構成したが、金型1の具体的構成は、前記実施の形態に限らず、成型しようとするパレットの形状、大きさ等に応じて種々変更を加えることができる。そして、前記パレット43の上面43aを形成するパレット上面用型面の位置や、金型1の成型空間P内の流動状態のポリマーコンクリートを加圧する加圧ピストン33の位置は、前記実施の形態の位置に限らず、他の位置に設けることができる。
The
1 金型
2 ベースプレート
3 下型
3b,3c 基準面
4,5 前、後側面型
6,7 左、右側面ブロック
8,9 左、右側面型
10 上型
11 コーンロケータベース(位置決め部材取付板)
12,13 位置決め板
15,17 下側型部材
16,18 上側型部材
19 雌ねじ用インサート部材
20 取付ボルト
27 コーンロケータ(位置決め穴用インサート部材)
27b テーパ穴(位置決め穴)
28 位置決めコーン(位置決め部材)
28c テーパ軸部
33 加圧ピストン
35 ミキサー
38 ポリマータンク
39 硬化剤タンク
41 骨材タンク
P 成型空間
1
12, 13
27b Tapered hole (positioning hole)
28 Positioning cone (positioning member)
28c
Claims (5)
前記金型の成型空間には、その上、下部のうちの一方に、複数の雌ねじ用インサート部材がそれらのねじ孔の開口部を成型空間の外側へ向けて保持され、他方に、複数の位置決め穴用インサート部材がそれらの位置決め穴の開口部を成型空間の外側へ向けて保持されていることを特徴とする工作機械のパレットの製作方法。 In a method of manufacturing a pallet of a machine tool by pouring polymer concrete in a fluid state from a material introduction port into a molding space of a pallet body formed inside a mold and curing it,
In the molding space of the mold, a plurality of female screw insert members are held in one of the upper and lower portions, with the openings of the screw holes facing the outside of the molding space, and on the other side, a plurality of positioning members. A method of manufacturing a pallet for a machine tool, wherein the hole insert member is held with the openings of the positioning holes facing the outside of the molding space.
The mold is provided with a material introduction hole at the top and a pallet top mold surface that forms the top surface of the pallet at the bottom, and after flowing polymer concrete into the molding space, the material introduction hole 5. The method for producing a pallet for a machine tool according to claim 2, wherein a pressure piston is inserted into the polymer concrete to pressurize the polymer concrete in a fluidized state in the molding space.
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