JP4612878B2 - 制御端末、制御方法および無線通信システム - Google Patents

制御端末、制御方法および無線通信システム Download PDF

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Description

本発明は、無線通信システムにおける通信タイミングの制御技術に関するものである。
近距離無線通信(WPAN:Wireless Personal Area Network)のアクセス制御(MAC:Medium Access Control)の標準規格として、IEEE802.15.3規格が策定されている(非特許文献1)。この規格は近距離無線通信に特化することで、LANの標準規格に比べて端末の構成を簡略化できる利点がある。
ところで、バッテリを電源とする小型の通信端末においては、消費電力を低減するための各種技術を利用することが多い。例えば、パワーセーブモード(以降、PSモードと呼ぶ)によれば、実データを送受信できる期間を制限することで、省電力化を実現している。IEEE802.15.3規格においても、このようなPSモードが採用されており、非特許文献1の208ページ、「8.13 Power management」にその詳細が記載されている。
IEEE Std 802.15.3-2003, IEEE, 2003
IEEE802.15.3規格によれば、各PSモードには、それぞれ異なる通信周期(通信を許可されるタイミングの周期)が規定されている。複数の通信端末は、それぞれ自己に設定されたPSモードで動作する。すなわち、各通信端末は、自己の通信周期に従った通信タイミングでだけ通信を実行でき、それ以外のタイミングでは電力を節約する。
ところで、IEEE802.15.3規格によれば、通信周期が異なったとしても、通信タイミングが重複することがある。そのため、通信量が増大するに従い、ピコネット全体としての通信効率が悪化してゆくため、各PSモードにおける通信の最大スループットも制限される。これは、通信周期が異なったとしても、それぞれの開始タイミングが考慮されないことが原因である。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、所定の通信周期がそれぞれ異なるように規定された複数の制御モードを有する通信機器において、通信効率を改善可能な通信タイミングの割り当て技術を提供することにある。
本発明によれば、例えば、複数の通信モードの各々において異なる通信周期で通信を実行する従属端末を制御する制御端末であって、前記複数の通信モードの各々に対応する通信周期は基本周期の逓倍の周期に設定されており、前記制御端末は、前記基本周期に同期してカウント値を更新するカウント手段と、前記複数の通信モード間での通信タイミングの重複を避けるため、前記複数の通信モードの各々を前記カウント値の各桁に対応付け、該カウント値の各桁の値が変化する所定のタイミングを対応する通信モードの通信周期における通信タイミングとして決定する決定手段と、前記決定手段により決定されかつ前記従属端末の通信モードに対応した通信タイミングを前記従属端末に通知する通知手段と、を有する。
本発明のある態様によれば、簡単な構成で複数の通信モード間での重複の無い通信タイミングを割り当て可能となる。さらに、カウント値の各桁の値の所定の変化のタイミングを前記各通信周期の通信タイミングとして決定するので、少なくとも1つの通信モードにおける通信タイミングが決定すると、他の通信モードにおける通信周期の開始タイミングは自動的に決定される。そのため、通信を実行する2台目以降の従属端末に対しては、ただちに通信タイミングを通知可能となる。
本発明の他の態様によれば、所定の通信周期がそれぞれ異なるように規定された複数の制御モードを有する通信機器において、通信効率を改善可能な通信タイミングの割り当てを実行できる。
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(前提技術)
本発明の実施形態の前提技術となる、MAC層の規格の1つであるIEEE802.15.3規格について簡単に説明する。
図1は、各PSモードにおける通信タイミングの配置を示す図である。この例では、IEEE802.15.3規格に基づき、それぞれが後述するスーパーフレームに対応する基本周期に対し2のべき乗倍の周期で通信を行うことを示している。なお、PSモードには、基本周期の2(=2)倍の周期で通信を行うPS(1/2)モードから、32(=2)倍の周期で通信を行うPS(1/32)モードまで、省電力のレベルに応じた5種類のPSモードが規定されている。図は、上記5種類のPSモードが1つのピコネット内に混在する場合において、各PSモードの通信タイミングを示している。
図に示されるように、PS(1/2)モードおよびPS(1/4)モードは、同一の通信タイミングを共有しており、結果的にその通信タイミングをさらにスロット分割して通信を行うことになる。同様に、PS(1/8)モードおよびPS(1/16)モードについても、同一の通信タイミングを共有している。図において、共有される通信タイミングを”D”で示してある。
<システム構成>
図2は、IEEE802.15.3規格における一つのネットワーク(ピコネット)の通信機器の構成を示す図である。
図に示されるように、一つのネットワーク(以下、ピコネットと呼ぶ)は1台のマスタ端末200と1台以上のスレーブ端末210から構成される。マスタ端末200は、自己に従属する端末を制御するための制御端末として機能する。例えば、ピコネット内の通信タイミングを管理したり、前述のPSモードのタイミングを管理したりする。なお、マスタ端末200およびスレーブ端末210の双方とも無線通信装置であることはいうまでもない。マスタ端末200は、同じピコネット内のスレーブ端末210からの要求、あるいは、マスタ端末200自身の判断により、各PSモードに対するタイミングの割り当て及び管理を行う。各スレーブ端末210は、マスタ端末により割り当てられた通信タイミングに従い時分割で通信を行う。
<フレーム構成>
図3は、IEEE802.15.3規格における通信フレーム(スーパーフレーム)の構造を示す図である。
スーパーフレーム300は、ピコネットの制御に使用されるビーコンフレーム310および実際のデータ通信を行う期間から構成される。実際のデータ通信を行う期間は、Contention access period(CA期間320)およびChannel time allocation period(CTA期間330)から構成される。さらに、CTA期間330は各通信端末に割り当てられる複数の期間(以下、スロットと呼ぶ)から構成される。なお、ビーコンフレーム310は、各種の制御に用いられるが、ここでは、本実施例に関連するタイミング制御に関わる部分について述べる。
ビーコンフレーム310は、スーパーフレーム300の先頭部分に配置されている。ビーコンフレーム310は、図に示されるように、そのフレーム下位の部分に168ビットの情報から構成される Piconet synchronization parameters(以下、PSP311と呼ぶ)と呼ばれるパラメータを有している。また、PSP311は、その下位の部分に48ビットの情報から構成される Time token(以下、TT321と呼ぶ)と呼ばれるパラメータを有している。さらに、TT321は、その下位の部分に16ビットの情報から構成される Beacon number(以下、BN331と呼ぶ)と呼ばれるパラメータを有している。BN331は、送出されるビーコンフレーム310に従って1ずつカウント値が上昇するよう規定されており、後述するカウンタなどから生成される。なお、PSP311を利用して、ピコネット内のマスタ端末200および各スレーブ端末210は同期している。
<PSモードの通信タイミング>
背景技術で簡単に説明した図1を用いて、IEEE802.15.3規格の各PSモードにおける通信タイミングの説明を行う。
前述したように、PSモードは、消費電力低減の効果のレベルに応じて複数のモードが規定されている。また、各モードはその通信周期が異なる。図1は、スーパーフレーム300の周期を基準としたタイミングの割り当て状況を示している。それぞれ、2(=2)倍の周期で通信を行うPS(1/2)モードから、32(=2)の周期で通信を行うPS(1/32)モードまでの5つのPSモードが1つのピコネット内に混在する場合のタイミングを示している。
なお、各PSモードのスレーブ端末210は同じピコネット内に属するため、実際には1つのビーコンフレーム310の中に各PSモードに関する個別制御データが盛り込まれることになる。ここでは説明の簡単化のため、各PSモードに対応するビーコンフレーム310を並列に図示している。
また、通信タイミング(期間)はマスタ端末200から送出されるビーコンフレーム310を基準として割り当てられる。スレーブ端末210は、受信が必要なビーコンフレーム310の周期を例えば2倍(2回に1回)などの様に指定することで、指定されたビーコンフレーム310を含むスーパーフレーム300の期間でのみ通信を行うように動作する。つまり、スレーブ端末210は、指定されたビーコンフレーム310を含まないスーパーフレーム300の期間は通信動作を停止することで、消費電力の低減を図っているのである。
マスタ端末200は、ビーコンフレーム310の中の Wake beacon intervalと Next wake beaconという、それぞれ16ビットの情報を利用して、各PSモードで動作しているスレーブ端末210の管理を行う。なお、以下、Wake beacon intervalをWBIとし、Next wake beaconをNWBとする。WBIは各PSモードの周期をあらわしており、例えばPS(1/4)モードであれば2進数で”0000000000000100”というように表現される。一方、NWBは次のビーコンの送出されるタイミングをBN331の絶対値によって指定するものである。
スレーブ端末210は、ビーコンフレーム310のWBIの値を確認することで、自身が属するPSモードに関する情報であるかどうかの判別が可能となる。
なお、各PSモードのスレーブ端末210が実際の通信のために利用する通信タイミングの基準となる位置を示すビーコンフレーム310をWakeビーコンと表記する。つまり、各PSモードに対するWakeビーコンを含むスーパーフレーム300に対応する期間が、それぞれのPSモードにおいて実際のデータ通信に利用される期間となる。前述したように、BN331は、送出されるビーコンフレーム310に従って1つずつカウントアップされていく値である。そのため、何らかの理由で特定のビーコンフレーム310を受信しそこなっても、同期ずれを起こすことなく通信を維持することが可能となっている。
なお、マスタ端末200は複数のPSモードを同時に管理・運用することが可能である。一方、各スレーブ端末210は複数のPSモードへ参加することが可能となっている。例えば、スレーブ端末210は、PS(1/4)モードとPS(1/16)モードの両方に参加しているとする。この場合、スレーブ端末210は、PS(1/4)モードのWakeビーコンを含むスーパーフレーム300に対応する期間とPS(1/16)モードのWakeビーコンを含むスーパーフレーム300に対応する期間の両方の期間で通信可能となる。
なお、マスタ端末200は、スレーブ端末210からの参加要求を受信すると、参加対象のPSモードへと該スレーブ端末210を参加させるように制御する。参加要求には、参加対象となるPSモードを指定するための情報が含まれている。この参加対象のPSモードで動作している他のスレーブ端末210がピコネット内にすでに存在している場合、ビーコンフレーム310を用いて既に決定されている該PSモードの通信タイミングに同期するようスレーブ端末210へ指示を送る。ピコネット内にすでに存在している場合とは、つまりマスタ端末200で既に該PSモードを管理・運用している場合である。
一方、参加対象のPSモードで動作している他のスレーブ端末210がピコネット内に存在していない場合、マスタ端末200は、該PSモードの通信タイミングを新規に決定する。さらに、マスタ端末200は、ビーコンフレーム310を用いて決定した通信タイミングに同期するようスレーブ端末210へ指示を送る。これは、つまりマスタ端末200で既に該PSモードを管理・運用していない場合を意味する。
(第1実施形態)
本発明に係る無線通信装置の第1実施形態として、IEEE802.15.3規格のパワーセーブモードを有する無線通信装置を例に挙げて説明する。
<通信機器の内部構成>
図4は、第1実施形態に係る無線通信装置の内部構成図である。なお、以下では無線通信装置400はマスタ端末200であるとして説明を行う。
401は通信機能を提供する通信部である。402は通信部401のタイミングの基準となるクロックを生成するクロック生成部である。403は無線通信装置の動作を制御するCPUである。404は一時記憶領域やプログラム実行のための領域として利用されるRAMである。405は各種制御プログラムおよびパラメータなどが記憶されているROMである。406は電池である。407はAC電源である。408はAC入力部である。なお、通信部401にはBN331の生成などに使用されるカウンタ10が設けられている。
無線通信装置400は、AC入力部408が商用電源に接続されているときはAC電源407で動作し、AC入力部408が商用電源に接続されていないときは電池406で動作する。
<各PSモードの通信タイミング>
図5は、第1実施形態に係る、異なるPSモードの端末に割り当てられた通信タイミングを示す図である。図1の場合と同じく、スーパーフレーム300の時間間隔(長さ)を基本周期としている。そして、基本周期の2(=2)倍の周期で通信を行うPS(1/2)モードから、基本周期の32(=2)倍の周期で通信を行うPS(1/32)モードまでの5つのPSモードが1つのピコネット内に混在している。図5によれば、このような状況において、PSモードごとの通信タイミングの割り当てが示されている。ただし、図1の割り当て方法とは異なっている。
PS(1/4)モードのWakeビーコンの位置510−2はPS(1/2)モードにおけるWakeビーコンの位置510−1の中間に配置される。その結果、それぞれのPSモードにおけるデータ通信期間である520−2と520−1とは異なるタイミングに配置される。そのため、PS(1/4)モードで動作するスレーブ端末の通信タイミングとPS(1/2)モードで動作するスレーブ端末の通信タイミングとが共有されることはない。
さらに、PS(1/8)モードのWakeビーコンの位置510−3はPS(1/4)モードにおけるWakeビーコンの位置510−2の中間に配置される。その結果、それぞれのPSモードにおけるデータ通信期間である520−3と520−2とは異なるタイミングに配置される。そのため、PS(1/8)モードで動作するスレーブ端末の通信タイミングとPS(1/4)モードで動作するスレーブ端末の通信タイミングとが共有されることはない。さらに、PS(1/8)モードで動作するスレーブ端末の通信タイミングとPS(1/2)モードで動作するスレーブ端末の通信タイミングとが共有されることもない。
同様に、PS(1/16)モード、PS(1/32)モードにおいても、それぞれ通信周期が自身の半分であるPS(1/8)モード、PS(1/16)モードにおけるWakeビーコンの中間の位置に当該モードのWakeビーコンを配置する。この時、他の何れのPSモードにおいても通信タイミングの共有が生じず、各PSモードにおいて割り当てられた通信タイミングにおけるスーパーフレームを占有する事が可能となる。
図6は、第1実施形態に係る、ビーコンナンバーと各PSモードにおける通信タイミングとの関係を示す図である。
601、602は前述したBN331のカウント値をそれぞれ10進数および2進数で表したものである。なお、602は16ビットある値の下位5ビットのみを示している。BN331は、送出されるビーコンフレーム310に従って1つずつカウントアップされていく値であるため、カウント値602の下位から数えた桁数をnとすると、n桁目の変化は必ず2の周期を持つ。たとえば、最下位ビット(1桁目)は2(=2)の周期で変化し、5桁目は32(=2)の周期で変化する。
そこで、本実施形態では、各PSモードの通信タイミングをカウント値602の各桁に対応させることにより、各PSモードの通信タイミングを簡単に設定可能なようにしている。つまり、PS(1/2)モードの通信タイミングを、カウント値602の最下位ビットに対応させ、PS(1/4)モードの通信タイミングを、カウント値602の2桁目のビットに対応させている。
<各PSモードに対する通信タイミング設定の動作フロー>
以下、無線通信端末400における、各PSモードに対する通信タイミング設定の動作フローの動作フローを説明する。なお以下の動作フローは通信端末400が、スレーブ端末210からのPSモード要求を受け付けることにより開始される。
なお、ここでは説明を簡単にするために、PSモードを利用しているスレーブ端末が1台もいない状態のピコネットに、PSモードを利用するスレーブ端末が新たに加わった場合を想定し説明を行う。
図7は、第1実施形態に係る、各PSモードに対する通信タイミング設定のフローチャートである。
ステップS701では、無線通信装置400のCPU403は、スレーブ端末210から受け付けたPSモードの種別を判定する。なお、PSモードの種別の判定については、IEEE802.15.3規格に従ってなされる。
ステップS702では、無線通信装置400のCPU403は、ステップS701で判定したPSモードに対応して、通信部401からWakeビーコンの送出を開始する。上述した通り、たとえばPSモードがPS(1/2)モードであった場合、BN331の最下位ビットが”1”となるタイミングに同期させて、通信部401からWakeビーコンの送出を開始する。なお、Wakeビーコンのビーコンフレーム310には、IEEE802.15.3規格に従って、該ビーコンフレームを含むスーパーフレーム300内において、スレーブ端末210に割り当てられた通信スロットについての情報も含んでいる。
ステップS703では、PSモードの要求を行ったスレーブ端末210は、ステップS703で無線通信装置400から送信されたWakeビーコンを受信して、自身の通信タイミングを設定する。なお、スレーブ端末210においては、Wakeビーコンのビーコンフレーム310の最下位ビットを参照するだけで、BN331を取得することが可能である。かつ、スレーブ端末210が属するPSモードに対応するビット(ここでは最下位ビット)の変化により、容易にスレーブ端末210自身宛てのWakeビーコンであるかどうかの判定が可能である。
なお、マスタ端末200かスレーブ端末210かを問わず、同期追従やその他の利用目的でレジスタやRAM404などにBN331を保持し利用することも可能である。
なお、PS(1/2)モード乃至PS(1/32)モードの何れか1つのPSモードに対して割り当てが決定されることにより、他のPSモードは自動的に決定される。そのため、少なくとも1台のPSモードのスレーブ端末210を含むピコネットのマスタ端末は、2台目以降のPSモードのスレーブ端末210に対しては、上記の動作フローを実行せず、ただちに通信タイミングを通知可能である。
以上説明したように、本実施形態によれば、ビーコンフレームに含まれるカウント値に対応させて、異なる周期を持つパワーセーブモード(PSモード)の通信タイミングを決定する。このことにより、簡易な構成で、互いに通信タイミングの重複の無いタイミングを割り当て可能となり、通信効率の向上が図れることとなる。
特に、IEEE802.15.3規格などでは、割り当てられた通信タイミング内を更にスロットに分割し、通信端末ごとに当該スロットを割り当てている。そのため、特定の通信タイミングに通信が集中するおそれがある。
ネットワーク(以降、ピコネットと呼ぶ)内の通信量が少ないときは、特定の通信タイミングに通信が集中することによる問題は顕在化しにくい。
(第2実施形態)
本発明に係る通信機器の第2実施形態として、IEEE802.15.3規格のパワーセーブモードを有する通信機器を例に挙げて説明する。本実施形態は、特に、PSモードでないスレーブ端末、すなわち任意のタイミングで通信を行うスレーブ端末のトラヒックが多い場合に特に効果的である。システム構成などは第1実施形態と同様であるが、ピコネット内のトラヒック量を元に通信タイミングの設定方法を変化させる点が第1実施形態と異なる。
<通信タイミング割り当てパターン>
本実施形態においては、通信タイミングの割り当てについて、以下の2種類のパターンを有している。
・分散配置パターン(第1の決定ルール):第1実施形態と同様、各PSモードにおける通信タイミングが重ならないように配置したパターン(図5)である。
・集中配置パターン(第2の決定ルール):各PSモードにおける通信タイミングが最大限重なるように配置したパターンである。
図8は、第2実施形態に係る、異なるPSモードの端末に割り当てられた通信タイミング(集中配置パターン)を示す図である。図5の場合と同じく、各PSモードにおける通信タイミングの割り当て状況を示している。
図8も、スーパーフレーム300の周期を基準として、2(=2)倍の周期で通信を行うPS(1/2)モードから、32(=2)の周期で通信を行うPS(1/32)モードまでの5つのPSモードが1つのピコネット内に混在する場合である。ただし、図5の通信タイミングの割り当てとは異なり、PS(1/2)モード乃至PS(1/32)モードの各PSモードが最大限重複するように配置されている。
具体的には、PS(1/2)モード〜PS(1/32)モードのすべての通信タイミングが重複するタイミング(図の”A”点)が存在するように配置している。なお、各PSモードにおける通信タイミングの最大周期が2である場合、BN331の下位からm桁目のビットに対応させて通信の開始タイミング(トリガ)を決定する。たとえば、本実施形態ではPS(1/32)モードの周期が最大であるため、32=2であるから、5桁目のビットに対応させて通信の開始タイミングを決定する。なお、通信周期はそれぞれのPSモードの周期である。
集中配置パターンにおいては、特にカウント値602が”00000”のタイミングにおいては、PS(1/2)モード乃至PS(1/32)モードの全ての通信タイミングが重複され共有されることとなる。しかしながら、このタイミングにおけるスーパーフレーム300において、CTA期間330内のスロット総数に余裕がある場合、スループット低下などの問題を生じることは少ない。
一方、各PSモードに対応した通信タイミングの割り当てを持たないタイミングを多く確保することが可能である。例えば、本実施形態においては、PS(1/2)モードに割り当てられない通信タイミングは、他の何れのPSモードにも割り当てられない。そのため、非PSモードのスレーブ端末210の通信への影響や、周波数帯を共用しながら隣接する他のネットワークシステム(他のピコネットや、他の無線通信規格に基づくシステムなど)への影響を低減可能というメリットがある。
<各PSモードに対する通信タイミング設定の動作フロー>
以下、無線通信端末400における、各PSモードに対する通信タイミング設定の動作フローの動作フローを説明する。
図9は、第2実施形態に係る、通信タイミング設定のフローチャートである。
ステップS901では、無線通信装置400のCPU403は、自身の管理するピコネットにおいて、各PSモードに割り当てられている通信タイミングにおけるトラヒック量の監視を開始する。なお、トラヒック量は、非PSモードのスレーブ端末によるトラヒックを含んでもよい。また、トラヒック量は、たとえば、各PSモードに割り当てられている通信タイミングにおけるスーパーフレーム300内のCTA期間330において使用されるスロット数を監視することにより導出される。このようにして、CPU403は、トラヒックを測定することができる。
ステップS902では、無線通信装置400のCPU403は、各PSモードに割り当てられている通信タイミングにおけるトラヒックの混雑度が、所与の閾値を下回るか否かを判定する。つまり、トラヒックの混雑度の度合いを判定する。なお、混雑度は、各PSモードに割り当てられている通信タイミングにおけるトラヒックの収容可能総量に対するステップS901で監視するトラヒック量の割合によって導出される。閾値としては、トラヒック収容可能総量の70%などの値であるが、特に数値を規定するものではなく、任意に設定可能である。閾値を下回っている場合はステップS903に、閾値を上回っている場合はステップS904にそれぞれ進む。
ステップS903では、無線通信装置400のCPU403は、PSモードのスレーブ端末210にタイミングを割り当てるパターンとして”集中配置パターン”を使用するよう無線通信装置400を設定する。なぜなら、この場合、ピコネット内の通信トラヒックの収容可能総量に対するトラヒック量の割合が比較的小さい。よって、各PSモードのスレーブ端末における通信タイミングを重複させた場合においても、PSモードのスレーブ端末210における通信への悪影響(スループット低下など)が生じる可能性は小さいからである。
ステップS904では、無線通信装置400のCPU403は、PSモードのスレーブ端末210にタイミングを割り当てるパターンとして”分散配置パターン”を使用するよう無線通信装置400を設定する。なぜなら、この場合、ピコネット内の通信トラヒックの収容可能総量に対するトラヒック量の割合が比較的大きい。よって、各PSモードのスレーブ端末における通信タイミングを重複させた場合、通信への悪影響が生じ得るからである。
ステップS905では、ステップS903またはステップS904においてそれまで使用していた配置パターンと異なる配置パターンに設定した場合、各PSモードのWakeビーコンの通信タイミングを調整(変更)する。なお、具体的な調整(変更)手順はIEEE802.15.3規格に従って行えば良い。配置パターンに変更が無い場合、もしくは、初めてPSモードを設定する場合等には、特に通信タイミングの調整を行う必要は無い。調整が終了すると、ステップS902に戻る。
なお、ステップS902の判定については、例えば、特定の周期毎に行ってもよいし、トラヒック量の変化量をトリガに行ってもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、PSモードのスレーブ端末210における通信トラヒック量が比較的少ない場合などにおいて、各PSモードにおける通信タイミングを重複するように配置する。その結果、PSモードで動作しているスレーブ端末210の通信への影響を回避しつつ、ネットワーク全体としての通信効率の向上が図れることとなる。つまり、非PSモードのスレーブ端末210の通信トラフィックへの影響や、周波数帯を共用しながら隣接する他のネットワークシステム(他のピコネットや、他の無線通信規格に基づくシステムなど)への影響を低減することが出来る。
(第3実施形態)
本発明に係る通信機器の第3実施形態として、IEEE802.15.3規格のパワーセーブモードを有する通信機器を例に挙げて説明する。
本実施形態は、第1実施形態とほぼ同様であるが、所定のスロットを特定の通信用途に利用する点が異なる。
図10は、第3実施形態に係る、異なるPSモードの端末に割り当てられた通信タイミングを示す図である。なお、図10の通信タイミング割り当ては図5と同様である。
ところで、図中”V”に示される通信タイミングにおいては、各PSモード何れもが使用しない(出来ない)状態になる。そこで、”V”に示される通信タイミングを、ピコネット内の全端末にデータを送信するためのブロードキャストなど、他の用途に予約しておく事で、更に効率的に運用が可能となる。
なお、スレーブ端末210は、背景技術において前述したように、複数のPSモードに同時に参加することが可能である。そのため、”V”の部分に対応する仮想的なPSモードを割り当てることにより、各スレーブ端末に共通の通信タイミングとして割り当てることが可能となる。例えば、BN331の下位5ビットが”00000”となるタイミングを通信タイミングとして使用する。
従来の、異なるPSモードの端末に割り当てられた通信タイミングを示す図である。 IEEE802.15.3規格における通信システム(ピコネット)の通信機器の構成を示す図である。 IEEE802.15.3規格における通信フレーム(スーパーフレーム)の構造を示す図である。 第1実施形態に係る、通信装置の内部構成図である。 第1実施形態に係る、異なるPSモードの端末に割り当てられた通信タイミングを示す図である。 第1実施形態に係る、ビーコンナンバーと通信の開始タイミングとの関係を示す図である。 第1実施形態に係る、通信タイミング決定のフローチャートである。 第2実施形態に係る、異なるPSモードの端末に割り当てられた通信タイミング(集中配置パターン)を示す図である。 第2実施形態に係る、制御モード選択のフローチャートである。 第3実施形態に係る、異なるPSモードの端末に割り当てられた通信タイミングを示す図である。

Claims (7)

  1. 複数の通信モードの各々において異なる通信周期で通信を実行する従属端末を制御する制御端末であって、前記複数の通信モードの各々に対応する通信周期は基本周期の逓倍の周期に設定されており、前記制御端末は、
    前記基本周期に同期してカウント値を更新するカウント手段と、
    前記複数の通信モード間での通信タイミングの重複を避けるため、前記複数の通信モードの各々を前記カウント値の各桁に対応付け、該カウント値の各桁の値が変化する所定のタイミングを対応する通信モードの通信周期における通信タイミングとして決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定されかつ前記従属端末の通信モードに対応した通信タイミングを前記従属端末に通知する通知手段と、
    を備えることを特徴とする制御端末。
  2. 前記複数の通信モードの各々に対応する通信周期は、前記基本周期の2のべき乗倍に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の制御端末。
  3. 前記制御端末が属する無線ネットワークにおけるトラヒックを測定する測定手段をさらに備え、
    前記決定手段は、前記測定されたトラヒックが所定の閾値以上であるときは、前記複数の通信モード間での通信タイミングの重複を避けるように決定する第1の決定ルールを採用し、前記測定されたトラヒックが前記所定の閾値を下回るときは、前記複数の通信モード間での通信タイミングの少なくとも一部が重複るように決定する第2の決定ルールを採用することを特徴とする請求項1または2に記載の制御端末。
  4. 記複数の通信モードの何れによっても使用されていない通信タイミングをブロードキャスト用の通信タイミングとして使用することを特徴とする請求項1または2に記載の制御端末。
  5. 時分割された複数のフレームにおいて所定の通信周期で通信を実行するとともに、該通信周期以外のタイミングでは消費電力を低下させる従属端末を制御する制御端末であって、
    前記所定の通信周期がそれぞれ異なるように規定された複数の制御モードのうち、少なくとも1つの制御モードへ前記従属端末を参加させる場合に、該制御モードにおける前記所定の通信周期の開始タイミングを、通信周期が異なる他の制御モードの開始タイミングとの重複を避けるよう決定する決定手段と、
    前記決定された開始タイミングを前記従属端末に通知する通知手段と、
    前記制御端末が属する無線ネットワークにおけるトラヒックを測定する測定手段と、
    を備え、
    前記決定手段は、前記測定されたトラヒックが所定の閾値以上であるときは、前記複数の制御モードについて、それぞれの前記通信周期の開始タイミングが重ならないように決定する第1の決定ルールを採用し、前記測定されたトラヒックが前記所定の閾値を下回るようになると、前記通信周期の開始タイミングを他の少なくとも一部の通信周期の開始タイミングと重複させるように決定する第2の決定ルールを採用する、
    ことを特徴とする制御端末。
  6. 複数の通信モードの各々において異なる通信周期で通信を実行する従属端末を制御する制御端末の制御方法であって、前記複数の通信モードの各々に対応する通信周期は基本周期の逓倍の周期に設定されており、前記制御方法は、
    カウント手段が、前記基本周期に同期してカウント値を更新するカウント工程と、
    決定手段が、前記複数の通信モード間での通信タイミングの重複を避けるため、前記複数の通信モードの各々を前記カウント値の各桁に対応付け、該カウント値の各桁の値が変化する所定のタイミングを対応する通信モードの通信周期における通信タイミングとして決定する決定工程と、
    通知手段が、前記決定手段により決定されかつ前記従属端末の通信モードに対応した通信タイミングを前記従属端末に通知する通知工程と、
    を含むことを特徴とする制御方法。
  7. 複数の通信モードの各々において異なる通信周期で通信を実行する従属端末と該従属端末を制御する制御端末とを含む無線通信システムであって、前記複数の通信モードの各々に対応する通信周期は基本周期の逓倍の周期に設定されており、
    前記制御端末は、
    前記基本周期に同期してカウント値を更新するカウント手段と、
    前記複数の通信モード間での通信タイミングの重複を避けるため、前記複数の通信モードの各々を前記カウント値の各桁に対応付け、該カウント値の各桁の値が変化する所定のタイミングを対応する通信モードの通信周期における通信タイミングとして決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定されかつ前記従属端末の通信モードに対応した通信タイミングを前記従属端末に通知する通知手段と、
    を備えることを特徴とする無線通信システム。
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