JP4611289B2 - 無線サービス・ポイント・ネットワーク - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信ネットワークに関し、特にアドホック・メッシュ無線ネットワークを含む無線通信ネットワークに関する。
無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)技術は、すべてのタイプのネットワーク(例えば、ホーム、SOHO、教育、企業)に急速に浸透している。ネットワーク接続されたほとんどすべての企業がその製品ポートフォリオにWLAN構成要素を急速に追加している。この技術拡張を支配するものは、現在WLANアーキテクチャ適合のため企業が選ぶIEEE802.11標準である。この標準は別の動作モードを定義するが、今日では、最も一般に配置されているのはインフラストラクチャ・モードである。このモードでは、無線アクセス・ポイント(「AP」)がイーサネット(登録商標)・ケーブルを介してLANに接続され、無線利用側デバイスがAPに関連してLANへの無線アクセスを提供する。無線クライアントは、アクセス・ポイントの無線範囲内にあり、APが配置可能な任意の認証スクリーニングに合格できなくてはならない。所望の領域の無線有効範囲および所望の数の関連クライアントの容量を確保するためには、十分なAPを配置する必要がある。これは、各APが、サポートできる関連クライアントの数に限りがあるためである。それ故、図1(従来技術)は、LANサーバ100およびそのサービスへのアクセスが、AP110の配置によって利用側デバイス120へ1回の無線ホッピングの分だけ拡張される様子を示す。
このようにWLANを配置することは徹底的なサイトの評価、セキュリティ計画、および図1に示すように多数のケーブルを必要とする。したがって、各AP110(a)〜(c)は、LAN100に対応するケーブル105(a)〜(c)を介して接続される。さらに、図1の例のコンピュータ・サーバ130、プリンタ140、およびプロジェクタ150などのいくつかのデバイスは、AP110に関連するようには構成できず、結果的にさらにLAN側への追加の有線接続105が必要である。それ故、図1に示すような従来技術による環境により与えられる移動性は、クライアント120による制限された移動を提供することに絞られている。しかし、アクセス・ポイント110自体もサーバおよびサービス、例えば、130、140、150も依然として固定有線LANシステムである。この従来技術による設計方法論は、WLANの革命を世界的規模で進めるのに貢献してきた。
しかし、ネットワークに組込まれる構成要素が、確立された業界標準(特にIEEE802.11が規定する)に適合し続け、また、移動体および他のデバイスがLANリソースにアクセスできる容易さとセキュリティを確保または向上させながら、無線技術を介して自由度を獲得することを可能にする新しい手法が必要である。
簡単に言うと、本発明は、無線通信ネットワークを介してリソースにアクセスする方法および装置を提供する。このネットワークは、サービス・ポイント・ネットワーク(「SPN」)として知られ、各々が潜在的に利用側デバイスに接続された複数のサービス・ポイントを備える無線ネットワークである。利用側デバイスはSPNの一部ではないが、1つまたは複数のサービス・ポイントに接続され、それによってSPNを介してリソースにアクセスし、またはこれを提供する。本発明の別の態様では、第1の利用側デバイスが、2つの利用側デバイスに接続されたサービス・ポイント間のSPNを通して送信されるパケットを介して第2の利用側デバイスにアクセスする。サービス・ポイントは、好ましくは、ユニキャスト、マルチキャスト、および/またはブロードキャストを介した経路指定(ルーティング)をサポートするアドホック・メッシュ・ネットワーク・プロトコルを用いて相互に通信する。SPNは、数、ロケーション、サービス・ポイント周囲の環境および物理的な移動体ノード内に実施されたサービス・ポイントへの利用側デバイスの接続に関して自由に構成できる。このプロトコルは、オンデマンドまたはプロアクティブ・ルーティング・アルゴリズムを採用する。利用側デバイスは、有線または無線接続を介して対応するサービス・ポイントに接続される。
本発明の方法は、好ましくは、接続されたサービス・ポイントのアドレスを利用側デバイスに明かすことなく第1の利用側デバイスに第2の利用側デバイスへのアクセスを提供するステップを含む。代わりに、メッセージを発信する利用側デバイスは、意図された宛先利用側デバイスのアドレスを指定し、SPNは、自動的にこのアドレスを宛先利用側デバイスに接続された対応するサービス・ポイントの識別子にマッピングする。本発明の態様は、さらに、この識別子をサービス・ポイントのネットワーク・アドレスにマッピングするステップと、それを動的に再マッピングして通信の途中でのネットワーク・アドレスの変化を反映させるステップとを含む。
本発明の別の態様においては、無線SPNを提供するステップが、各々が私設サブネット内の他のサービス・ポイントへのまたはそこからの通信トラヒックをフォワーディングするようにのみ構成される選択されたサービス・ポイントのサブセットを備える少なくとも1つの私設サブネットを提供するステップを含む。この方法は、ルーティング、ルーティング管理、セキュリティ管理、周波数、認証、呼量、識別、年数および技術などの1つまたは複数の要因に基づいてサービス・ポイント・ネットワークをサブネットに自動的に再構成するステップをさらに含む。
さまざまな実施形態においては、サービス・ポイントに接続された利用側デバイスは、アプリケーション、印刷、ネットワーク・ゲートウェイ、DHCP、SMTP、販売/eコマース、音声、画像、照明、ユーティリティ、機器、移動、通信、テレマティクスおよび/または緊急安全からなるリソースのセットを提供する。別の実施形態では、第1の利用側デバイスは、部分的に、利用側デバイスに接続されたサービス・ポイント間のトポロジ関係および/または第2の利用側デバイスに接続されたサービス・ポイントの物理ロケーションに基づいて選択された第2の利用側デバイスにアクセスすることができる。
別の特徴は、サービス・ポイントは、各々他のサービス・ポイントへのマルチホップ・トラヒックを無線で経路指定するネットワーク・ポートと、1つまたは複数の利用側デバイスと通信するように構成されたサービス・ポートを含む。第1のサービス・ポートと通信中の利用側デバイスは、利用側デバイスがサービス・ポイントのネットワーク・ポートと通信するように構成することなく、SPNを介して異なるサービス・ポートと通信している別の利用側デバイスにアクセスできる。好ましくは、利用側デバイスは1つの共通のIPアドレスを用いてネットワークのすべてのサービス・ポイントを対象とする。
本発明は、さらに、複数のサービス・ポイントの自己構成型サービス・ポイント・ネットワーク(SPN)を提供することで、安全な無線通信ネットワークを介してリソースへのアクセスを提供する方法を提供する。SPNに参加すると、各サービス・ポイントはSPN固有の識別子を動的に割り当てられる。利用側デバイスは、それぞれ1つまたは複数のサービス・ポイントに接続され、サービス・ポイントに固有の識別子に少なくとも部分的に基づく非対称公開秘密暗号鍵ペアを用いて、利用側デバイスに接続された対応するサービス・ポイント間でSPNを通した安全な通信を介して、第1および第2の利用側デバイスの相互アクセスを提供する。この態様で、SPNを通した第1および第2の利用側デバイスの相互アクセスを提供するステップは、さらに、第1の利用側デバイスに接続されたサービス・ポイントで通信を暗号化するステップと、第2の利用側デバイスに接続されたサービス・ポイントの公開暗号鍵を用いて通信を解読するのに必要な鍵をさらに暗号化するステップを含む。したがって、第1の利用側デバイスに接続された始点サービス・ポイントと第2の利用側デバイスに接続された終点サービス・ポイントとの間でSPNを通して安全な通信が進行し、終点サービス・ポイントによってのみ解読可能な方法で始点サービス・ポイントによって暗号化される。
本発明の別の態様では、暗号鍵は、受信側サービス・ポイントに安全かつ認証された方法で1つまたは複数の管理指令を送信するために使用される。管理指令は、認証のための「活性(liveness)」値公開鍵のチャレンジを含む。SPN形成で使用される管理指令は、hello、welcome、join、accept、leave、またはgoodbyeのうちの1つ以上を含む。別の態様では、受信側サービス・ポイントは複数の暗号鍵ペア(例えば、製造業者、オーナー、運用会社)に関連し、異なるクラスの管理指令に対応する異なる暗号鍵が使用される。
明示される場合を除き、以下の図面およびそれについての詳細な説明は本質的に例示的なもので、本発明の例示としての実施形態および態様を提供する。
A.サービス・ポイント・ネットワーク−概要
本明細書では、サービス・ポイントおよびサービス・ポイント・ネットワークの概念を導入する。サービス・ポイント(「SP」)はビルディング・ブロックのように相互に協働し、共用無線通信プロトコルを用いてネットワークを形成する。結果として得られる無線ネットワークを本明細書では、「サービス・ポイント・ネットワーク」または「SPN」と呼び、本明細書では、SPNの他のメンバーとのSPの通信インタフェースをSPの「ネットワーク・ポート」と呼ぶ。また、各サービス・ポイントは、情報、リソース、および/またはその要求の送信側と受信側のどちらであるかにかかわらず、SPNの通信サービスを利用する1つまたは複数のデバイス(「利用側デバイス」)との接続のための(論理的に)別のインタフェース(「サービス・ポート」)を提供する。利用側デバイスは、SPNの一部ではなく、各利用側デバイスが接続先の対応するサービス・ポートとの通信に十分なプロトコルをサポートしている場合、SPN内のSP間の通信のために使用されるネットワーク・ポートの共用無線ネットワーキング・プロトコルを必ずしもサポートまたは認識する必要はない。
図2Aは、ネットワーク・ポート210およびサービス・ポート220を含む一実施形態のサービス・ポイント200の基本論理機能を示す。SP200は、サービス・ポート220によって利用側デバイス230に対してインタフェースとしての働きをする。ネットワーク・ポート210を用いて、SP200は他のSPと通信してSPNを形成できる。これについて以下に詳述する。それ故、図3に、無線ネットワーク・ポート310(x)を介してSPN350を形成し、そのサービス・ポート320(x)を介して複数の利用側デバイス330(x)に接続された複数のSP300(x)を示す。接続された利用側デバイス330(x)は、サービス・ポイント・ネットワーク350の一部とは考えられず、SPNネットワーク・ポートの動作に関連するカスタムのソフトウェアまたはハードウェアを含む必要がない。したがって、ネットワーク・ポート310(x)がサービス・ポイント・ネットワーク350を形成するために使用する無線ネットワーキング技術(例えば、802.11 DSSS、3G CDMA、または超広帯域)は、利用側デバイスをサービス・ポイントに接続するための技術(例えば、USB、IR,シリアル、イーサネット(登録商標)、パラレル)から独立させることができる。さらに、サービス・ポート220は、上記のように、論理的に別の役割を果たす場合、ネットワーク・ポート210から物理的に(ハードウェアとして)別個であってもよいしそうでなくてもよい。図2Bに示すように、SP200は任意選択として複数のネットワーク・ポート、例えば、210(a)および210(b)、および/または複数のサービス・ポート、例えば、220(a)および220(b)を含むことができる。
図4は、本発明の好ましい実施形態によるSPN470によって拡張されたWLANを示す図である。図1に示す従来技術のWLANとは対照的に、各AP410(x)からLANサーバ400までを有線で接続することなく、無線移動体クライアント420(x)(i)にWLANリソースへのアクセスが提供できる。代わりに、各AP410(x)は、SPN470の対応するSP415(x)にローカル接続されている。サービス・ポイント415(x)に接続されたアクセス・ポイント410(x)は、集合的に、SPN470を迂回中継として利用して、移動体クライアントがアクセス可能な大規模なWLANネットワークを形成する。このように、サービス・ポイントは、SPNが、通信インフラストラクチャのためのケーブルを布設することなく、所望の場所への通信およびサービス(例えば、アクセス・ポイント経由の無線クライアント・アクセスを含む)への接続を提供するという点でアクセス・ポイントとは異なる(またこれを補完する)。サービス・ポイントを利用して、ネットワーク設計者は自由にネットワーク・サービスの位置を決定し、サービスがアクセスされるロケーションとサービスまたはリソースが発信されるロケーションとの間をケーブルで接続することなく、真のロケーションに依存するサービスと、ネットワーク全体を移動できるシステムですら(図11に関連して後者を以下に説明する)提供できる。
SPNは、好ましくは、必ずしもこれに限定されないが、アドホック・メッシュ・ネットワークとしてSPによって自己構成される。ここで「アドホック」とは、(1)特定のまたは目下の問題またはニーズのために形成または使用され、および/または(2)直ちに利用可能な要素を材料とするという広い意味で使用されている。SPNのアドホックな性格は、好ましくは、ネットワーク・メンバーシップ、時間、ロケーション、および環境(後者は、例えば、見通し線、低湿度、標高、金属対非金属パーティション、屋内、屋外などを含む)のうちの少なくとも1つ以上に関する。言い換えれば、好ましくは、SPは任意の利用可能な無線接続された(また、以下に説明する認証およびプライバシー判定基準などのしきい値判定基準に適合する)SPと都合よく協働し、時間が経つと各メンバーSPがばらばらに離脱し、時間が経つと新しいメンバーSPがばらばらに参加するという前提でSPNを形成する。さらに、SPNのトポロジは好ましくは「メッシュ」である。これは、少なくともいくつかのメンバーSPのペアの間でネットワークを通して複数の代替経路が存在するということを意味する。メッシュ・トポロジは、無指向性無線伝送によって可能になった接続システム数が比較的多いために、好ましいと考えられている。LANセグメントはケーブルとネットワーク設計によって分離され、一方、WLANセグメントはその媒体のブロードキャスト特性のため他のWLANデバイスとの統合がより未解決である傾向がある。好ましい実施形態では、SPネットワーク・ポートは「アドホック・モード」で動作するIEEE802.11準拠の無線広帯域無線送信機を用いて実施され、自己構成型SPNを構築する。SPNは、好ましくは、以下に詳述するように、マルチホップ・ポイントツーポイントおよびマルチキャスト・ルーティングをサポートするIPネットワークである。
以下の各セクションで、SPNの好ましい動作および機能について詳述する。これらの動作は一般にサービス・ポイントの独立および/または連携動作によって実行される。任意選択として、以下にセクションF(「サービス・ポイント管理」)で説明するように、これらの動作を観察するための、またはサービス・ポイント属性を変更するための追加の管理要素を使用することができる。
B.サービス・ポイントの初期化
サービス・ポイントの初期化は、サービス・ポイントを指定の状態(例えば、活動状態、予備状態、停止状態、保守状態)にするのに必要なすべてのプロセスを含む。初期化は自動化されプラグアンドゴーで使用できるように設計されている。以下の表1は、サービス・ポイントが初期化されて活動状態になるサービス・ポイントが順に行うプロセスを示す。
Figure 0004611289
サービス・ポイントがこれらのプロセスを通過していく過程は、選択したルーティング・プロトコル(例えば、TBRPF)および特定の通信技術(例えば、802.11 MAC)から独立し、かつこれらと連携していることを意図している。初期化動作は、また、確立されたネットワーク・セキュリティ標準(例えば、802.1xセキュリティ)と同様のセキュリティ初期化プロセスを含むことができる。
2つ以上のサービス・ポイントが初期状態のSPNを形成した時点で、これらのサービス・ポイントに接続されているどのデバイスも潜在的にただちにIP通信を開始できると考えられる。したがって、いくつかのネットワーキング基本機能(例えば、DHCP、SNMP,SMTP、DNS)およびそれらに関連するサーバは、好ましくは、その初期段階でもSPNによってサポートされ、分散形式で必要なこれらのサービスの制限された形式を提供するように各サービス・ポイントを構成することなどでIPトラヒックのフローをサポートする。
好ましい実施形態では、サービス・ポイントのセキュリティと完全性とを守る手助けとして公開鍵暗号化機構が採用される。次のセクションで説明するように、この鍵によってSPN内のすべてのトラヒックの安全な暗号化が可能になる。各サービス・ポイントは、好ましくは、各サービス・ポイントおよびその常駐ソフトウェアを一意的に認証するために使用できる一意的な、製造業者が組み込んだディジタル識別子を含む。形成時に、SPはチェックされ、必要なディジタル識別子を持っていなければSPNに受け入れられない。この認証機能は、さまざまなサービス・ポイント動作でも同様に使用できる。例えば、現場での製品ソフトウェア更新などの管理機能に関連して認証を試験し要求できる。さらに、図5に示すように、SPN形成プロセスで、一意的な名前とアドレスが、好ましくは、ネットワーク内の各SP550に割り当てられる。それ故、サービス・ポイント550内の各サービス・ポート545は、(ハードウェア識別子、時刻、ネットワーク識別子、およびポート番号)の機能の結果であるグローバルに一意的なポート識別子525を付与される。この機能は、サービス・ポイントの初期立ち上げ中に適用されるが、サービス・ポイントの動作段階で必要に応じて再実行できる。次いで、ポートID525を用いて、次のセクションで説明する暗号化通信のための公開/秘密暗号鍵ペアが生成される。各SP550のネットワーク・ポート540(例えば、802.11無線)も、同様に次のセクションで説明するように、SPN内のトラヒックの処理およびルーティングに使用するSPN500に一意の内部IPアドレス510を付与される。
C.IPトランスポート−SPN経由、発信側から宛先へ
利用側デバイスがサービス・ポイント・ネットワークを介して、本発明の好ましい実施形態に従って、互いに通信しアクセスすることができるプロセスについて、図6Aおよび図6Bの流れ図を参照しながら説明する。便宜のため、通信を発信する利用側デバイスを「発信側」、通信の意図された受信先である利用側デバイスを「宛先」と呼ぶことがある。また、発信側に接続されたサービス・ポイントを「始点」サービス・ポイント、宛先に接続されたサービス・ポイントを「終点」サービス・ポイントと呼ぶことがある。
650で、発信側利用側デバイス600は、好ましくは、標準IPネットワーク・アドレス指定要件に準拠し、送信する通信パケット610にこのパケットの究極的な意図された受信先である宛先利用側デバイスの宛先IPアドレスをアドレス指定する。651で、IPパケット610は、利用側デバイス600からその接続されたサービス・ポイント605、すなわち、始点SPに配信される。始点SP605は以下のように一連の変換615を実行する。652で、パケット610の宛先アドレス(宛先のIPアドレス)を始点SPが使用して、終点SP、すなわち、宛先利用側デバイスに接続されたSPのポートIDを取り出す。この索引順検索をサポートするため、内部テーブル内で、各ポートIDとそのポートIDを割り当てられたSPに接続された任意の利用側デバイスのIPアドレスとの間で、好ましくはマッピングが維持される。次いで、653で、始点SPは、終点SPのポートIDを用いて、テーブルからそのポートの関連する公開暗号鍵と終点SPの内部IPアドレスとを取り出す。当業者は、上記論理関係を効果的に表すそのようなテーブルを構成し実施する多くの等価の方法をただちに思い付くであろう。これらのテーブルは、好ましくは、ローカルに記憶されるか、またはそれ以外の方法で各SPが利用できる。したがって、特定のメッセージ・パケットについて発信側が提供した宛先IPアドレスを検査し、次いで直接のテーブル・ルックアップを実行することで、始点サービス・ポイントは、パケット配信先の終点SPポートのポートID、内部IPアドレス、および公開鍵を決定できる。場合によっては、例えばブロードキャスト・パケットの場合、この方法の各ステップは2つ以上の宛先利用側デバイスについて、すなわち、2つ以上の終点SPポートID、暗号鍵、および/または内部IPアドレスについて実行することができる。
654で、始点SP605は終点SPの公開鍵を用いて元のメッセージ・パケット610を暗号化し、新しいIPヘッダがこの暗号化データ620に付加される。この新しいIPヘッダは、好ましくは、始点SPの内部IPアドレス、始点SPポートID、終点SPの内部IPアドレス、および終点SPポートIDを含む。このプロセスはIPSECトンネリングに似ているが、好ましくは、ステートレスであることは当業者には明らかであろう。
パケット620は、終点SP630に向けて(好ましくは、以下にセクションEで説明するルーティング・アルゴリズムおよびプロトコルに従って)アドホック・メッシュ・ネットワーク625を通ってマルチホップ方式で655〜656で経路指定される。パケット620が究極的に終点SP630に到達すると、659〜660で終点SPはいくつかの変換635を実行して元のパケットを復元する。これらの変換636のうちの1つで、パケット620は終点SP630がその秘密鍵を用いて解読し、完全に変換されたパケット640(元のパケット610と同一の)は終点SPのサービス・ポートを介して宛先利用側デバイス645に配信される。しかし、始点SP605から終点SP630へのSPNのマルチホップ中継で、パケット620は終点SPの内部IPアドレスの再割り当て、またはアドホック・メッシュ・ネットワーク内で新たに形成されたIPサブネット(サブネットについては以下にセクションDで説明する)に遭遇することがある。これは、SPNが動的に形成され、本質的に接続性およびメンバーシップが変更されることに起因する。このため、SPNは通常、時折サービス・ポイントに更新した内部IPアドレスを再発行する必要がある。好ましい実施形態では、各SPのポートID番号およびそれに関連するPKI暗号鍵は一定である一方、各SPの内部IPアドレスは変更されてネットワーク形成の変化を反映することがある。にもかかわらず、各ポートID番号への現在の内部IPアドレスのマッピングは各SP内で分散されたテーブル内で動的に維持される(上記に652〜653で示すように)。したがって、各サービス・ポイントは、657〜658で終点ポートIDを用いて、終点SPの新しいIPアドレスを見つけるために必要な任意の変換を実行し、例えば、インターネット・ポート・アドレス変換(PAT)などの機構を用いてパケットを送信し続けることができる。こうして、時折生じるSPの内部IPアドレスの変更は、SPに接続されたデバイスおよびネットワークのディレクトリ(上記のように一定のポートIDによって索引付けされた)またはその相互接続には全く影響しない。
上記のように、659で、パケットは終点サービス・ポイントで解読され、実際に終点SPによってしか解読できない。これは、好ましい実施形態で、対応する秘密鍵を所有する唯一のデバイスであるからである。したがって、IPメッセージの本文中でSPN内を移動するユーザ・データは、好ましくはエッジツーエッジで、すなわち、発信側利用側デバイスに接続された始点SPのサービス・ポートから宛先利用側デバイスに接続された終点SPのサービス・ポートまで暗号化される。したがって、SPN自体は、それだけでユーザ・データの露呈を増加させるものではない。しかし、SPNより先では、例えば、移動体クライアントと利用側デバイスとしてのSPに接続されたアクセス・ポイントとの間のデータの無線伝送では、この情報はSPNによって何ら特別に保護されず、保護が必要なユーザ情報は、適当な強度の標準仮想私設ネットワーキング・ユーティリティを用いて保護しなければならない。
いくつかのケースと実施形態では、始点SPによる終点SPの決定は、有利には、部分的にロケーションに左右される事項によって進められる。例えば、利用側デバイスに最も近いロケーションにあるプリンタへのアクセスを求める利用側デバイス(クライアント・コンピュータのユーザなど)のニーズは、ネットワークを通して各SP内で維持されているSPNトポロジ・マップによって決定される「最も近い」プリンタに接続された終点SPに通信を経路指定することで最も満たされる。この手法は、ネットワーク・トポロジを物理的な近接性の代理尺度として利用する。あるいは、SPN内の各SPの現在の物理ロケーションが知られていて、テーブルまたはSPが利用可能な他の記憶域に維持されている場合、前の例で、始点SPはロケーション・テーブルを検査してプリンタに接続されたSPのどれが始点SP自体に物理的に最も近い位置にあるかを識別することができる。
好ましい実施形態では、発信側または他の利用側デバイスは、終点SPまたは他のいかなるSPについても内部IPアドレス510またはポートID520を知っている必要も指定する必要もない。代わりに、SPNは、好ましくはそれ自身のドメイン内で動作するIPネットワークである。あるサービス・ポイントに接続するデバイスは、SPNを管理のための1つのIPアドレスを備えた仮想スイッチとして認識する。SPNサービス・ポイント内には内部(非表示)IPアドレスが割り当てられている。これらのSPN IPアドレスは、SPNの外部からはアクセスできない。管理アプリケーション(以下にセクションFで説明する)は、任意のサービス・ポイント(以下に説明する図9を参照)内のSPN管理ハンドラ(SNMP)942にアクセスすることで、各サービス・ポイントの識別子を得ることができる。ハンドラは、必要に応じて要求を変換し、要求がSPN内で所望のサービス・ポイントに内部的に経路指定されるようにする。
D.サブネット;私設SPN
SPNの形成および内部IPアドレッシングは、好ましくは、サブネットまたは今日インターネットで実行されているサブネット・ルーティングを十分に利用して、ルーティングおよびネットワーク管理事項を最適化する。例えば、新しいSPが公衆SPNに参加すると、複数の公衆SPNまたはサブネットが無線通信範囲内で利用可能な場合、1つの可能な戦略は、SPが最も小さいこのようなSPNまたはサブネットに参加することである。(異なる事項と制約が以下に説明する私設SPNに関して適用される。)さらに、SPNのサイズが大きくなりより複雑になるにつれて、SPNは必要に応じてルーティングおよびセキュリティ管理を最適化するためにそれ自体をサブネットに分割することができる。同様に、より小さいSPNは、ルーティングおよびセキュリティ管理を最適化しようという試みで併合されることがある。これらの分割および併合機能には好ましくはいくつかの属性が考えられる(例えば、周波数、認証、呼量、識別、年数、技術)。周波数の利用を活動状態のSPNを分割する測定単位と考えよう。SPN内の現在のSPの数をモニタし、その相互接続性を理解することで、呼量の一定のしきい値を超えることができる。このイベントで、より呼量の数字が小さいかゼロの別の周波数が利用可能か否かを確認するためにスキャンを実行できる。識別されると、この「移行先(goto)」周波数は公表され、SPは、現在のSPN周波数割り当てを離脱して公表された周波数に移行するよう決定できる。2つ以上の移行先周波数が選択された場合でも、異なるSPが異なる周波数に移行することができる。同様に、経年変化機能の後で低すぎる呼量のしきい値が検出されることがあり、より接続性が高いSPNに移行しようとする決定をすることができる。
SPNは、好ましくは、2つの構成原理のうちの1つ、すなわち、公衆または私設に従って形成できる。これらの構成は、ルーティングおよびフォワーディング機能の視点から決定される。公衆SPN内のサービス・ポイントは、公衆SPN内外の宛先との間で任意のトラヒックを自由にフォワーディングできる。これと対照的に、私設SPN内の私設サービス・ポイントは、私設SPN内の宛先との間でのみトラヒックをフォワーディングする。この結果、私設SPNは、公衆SPNのトランスポート・ブリッジとして使用できない。これらの制限は、メッセージのルーティングにのみ適用され、サービス・ポイントに接続されたノードの特性ではない。図7にこれら2つの構成の対照的な効果を示す。公衆SPN710のノードA715は、私設SPN720または730のいずれかを横断してノードD745と通信することができない。ノードA715はノードB735またはC725と通信できる。しかしこれは、これらのノードがそれぞれ私設SPN730および720内のエンドポイントであるためである。
公衆構成によって、だれもがサービス・ポイントを公衆SPNに追加できる。したがって、各々の新しいサービス・ポイントがサービス・ポイント・ネットワーク内に自由に受け入れられるので、大きなコミュニティがかなり動的にSPNを構成することができる。これと対照的に、私設構成は、好ましくは各サービス・ポイントの認証および権限付与を私設SPNに追加する必要がある。サービス・ポイントが私設SPNに受け入れられた時点で、カスタマ固有のディジタル証明書が私設SPN内の各サービス・ポイントに保管される。その後、カスタマ/オーナーは、以下のセクションFで説明するように、SPN管理ソフトウェアを用いてサービス・ポイントについて任意選択の管理機能を実行することができる。
E.SPNルーティング・アルゴリズム
無線マルチホップ・ネットワークでは、一般に、所望のサービス品質を提供しながらいくつかのリンク属性を考慮するためにルーティング・アルゴリズムが必要である。アドホック・メッシュSPN内で、ルーティング・アルゴリズムは、トラヒック負荷および無線接続性の変化に起因するリンク属性の特に動的な性質に直面する。所与の適用例または実施形態についてのルーティング・アルゴリズムの選択は、SPNの安定性確保の観点からなされなければならないことは当業者には明らかであろう。好ましい実施形態で、発明者らは、SRI International社が開発した「TBRPF」(逆方向経路フォワーディングに基づくトポロジ・ブロードキャスト)(Topology Broadcast based on Reverse−Path Forwarding)(2001年3月16日にSRI International社が出願した国際特許出願PCT/US01/69863号「インターネットの移動体アドホック拡張」(Mobile Ad Hoc Extensions For the Internet)を参照)として知られる移動体ルーティング・アルゴリズムを選択した。TBRPFアルゴリズムは比較的成熟したルーティング・アルゴリズムで、その小さいオーバヘッドで優れ、部分的およびフル・メッシュ・トポロジ両方でのマルチホップ・ルーティングをサポートする。
ルーティング・アルゴリズムは、動作状態のSPNの重要な基本要素である。にもかかわらず、管理、課金、性能調整などのSPNをサポートするのに必要ないくつかの他の重要な機能もある。管理領域だけで、電源制御モニタリングおよび調整、スペクトラム・モニタリングおよび選択、および待ち行列モニタリングおよび優先順位付けなどの事項がある。さらに、ルーティング・アルゴリズムおよび上記他の重要な動作状態の構成要素は、モジュール化されて動作状態のサービス・ポイント内での交換と切り替えとが可能である。
TBRPFは、IETFに提出され、プロアクティブなカテゴリ候補としての移動体アドホック・ネットワーク(MANET)ワーキング・グループで検討されている(http://www.erg.sri.com/projects/tbrpf/docs/draft07.txt、移動体アドホック・ネットワーク・ワーキング・グループのインターネット草稿「逆方向経路フォワーディングに基づくトポロジ普及(TBRPF)」(Topology Dissemination Based on Reverse−Path Forwarding(TBRPF))、SRI International社、2003年3月3日を参照)。メッシュ・ネットワークは、いくつかの技術的問題を提示する(例えば、非表示および閉塞端末、チャネル捕捉、オーバヘッド・トラヒック、および伝搬遅延)。TBRPFは、スケーラブルな方法でそのような課題を克服する手助けになる成熟した試験済みのプロトコルである。
SPNが始点SP605から終点SP630に効果的にトラヒック(フラッディングより下のトラヒック)を経路指定するには、SPNは、基本的に宛先が存在していることと、そこへの到達方法を認識していなければならない。いくつかのルーティング・アルゴリズムは、これらの問題の答えが必要な時にそれを得ることでオンデマンドで動作する。また、よりプロアクティブにこの情報をキャッシュに入れてSPN全体で維持することで必要に応じて利用可能となるルーティング・アルゴリズムもある。これら2つの手法は、異なる管理オーバヘッド・プロファイルを有し、それ故、その性能は異なる環境によって大きく変動する場合がある。TBRPFは、プロアクティブ・アルゴリズムであり、評価の結果は、比較的保守的な管理オーバヘッド・プロファイルを維持するということが分かっている。
分散ルーティング・アルゴリズム内で、宛先の存在およびそこへの到達方法の問題は一般化できる。例えば、いくつかのノードでは、答えは、「宛先の存在は知らないが、あるとすればこの方向である。」である。同様に、宛先への完全な経路は所与のノード内では知られていないことがあるが、答えは、「この宛先への完全な経路は分からないが、このノードはその経路上にあり、このメッセージをフォワーディングしなければならない。」というものであるかもしれない。これは、分散アルゴリズムの管理をコスト高のルーティング情報送出について保守的にさせるような一般化である。また、この一般化によって、アルゴリズムがプロアクティブおよびオンデマンド両方の特性の組み合わせを利用する方法が示される。
ノードが宛先への経路上にあるという認識だけでは無線伝送を開始するにはまだ十分でない。また、「経路上の次のノードは?」「送信時期は?」「送信電力は?」などの問題がある。各ルーティング・アルゴリズムは、これらの問題の処理方法に関して異なる。「次のノードは?」の問題は、送信側または受信側のいずれかが発する。ユニキャスト伝送では、送信側ノードが宛先方向の次のノードを決定する。マルチキャスト伝送では、受信側ノードが、単独で宛先方向の次のノードになるノードを決定しなければならない。これらの手法の各々については賛否両論がある。好ましい実施形態では、TBRPFを使用して、サービス・ポイントは、ユニキャストまたはマルチキャスト方法のいずれかの使用を選択できる。
見かけは簡単であるが、「送信時期は?」という問題は、ハードウェアのMAC、電波干渉、メッセージ・バックログ、サービス品質、信号強度、および移動性の影響から構成される。それ故、フォワーディング・アルゴリズムは、極めて複雑で、分散され、動的であることは当業者には明らかであろう。本発明の好ましい実施形態ではTBRPFを利用するが、上記のように、本発明のサービス・ポイント・ネットワーク・アーキテクチャでは、当業者が選ぶ任意のルーティング・アルゴリズムを使用できることを強調したい。
さらに、本発明の好ましい実施形態では、セキュリティおよびサービス品質オプションを提供するために成熟した標準インターネット・メッセージング・プロトコルが使用される。
F.サービス・ポイント管理
本発明の別の特徴は、図8の流れ図に示すように、SPの暗号鍵を用いて安全で認証された方法でSPに管理指令を送信する。管理指令は、hello、welcome、join、accept、leaveまたはgoodbyeのようなネットワーク形成および/またはSP構成を実行する特別の通信メッセージである。SPNに参加するスプリアス・デバイスによって、または真性のSPがSPNから離脱すると誤って考えるなどの原因でSPNの完全性が損なわれないようにするため、そのようなメッセージを交換する相手のSPの識別を認証することは重要である。
その目的に向けて、選択されたSPについて管理指令が800で構成される。810〜820で、送信側は、好ましくは、許可されていない盗聴者による「再生」攻撃に対する防護策として、指令メッセージに新たな鍵(fresh key)(または「当座の(nonce)」値)を埋め込むことで指令メッセージを拡張する。再生攻撃をはね返す認証機構としての埋め込み当座値の使用に関する背景として、当業者は、B.Dutertre氏およびH.Saidi氏およびV.Stavridou氏の、「エンクレーブ内の耐侵入グループ管理」(Intrusion−Tolerant Group Management in Enclaves)、International Conference on Dependable Systems and Networks、Goteborg、Sweden(2001年7月)を参照されたい。次に、拡張されたメッセージは受信側SPの公開鍵を用いて送信側によって830で暗号化される。いくつかの実施形態では、当業者は、好ましくは、異なるクラスの管理指令または他の認証された通信に対応する複数の暗号鍵ペア(例えば、それぞれ製造業者、オーナー、およびSPNのオーナーに関連する)に各SPを関連付け、送信される特定の通信に応じて異なる暗号鍵の各々を使用する。
840で、受信側SPのIDを用いてSPの内部IPアドレスが取得される。通常、指令の最初の送信元は、ネットワークのメンバーSPであり、送信側SPは、好ましくは、図6A、6Bに関してすでに説明したように、内部テーブルを直接参照する処理を840で実行する。最初の送信元がSPNの外部にある場合(例えば、集中管理エンティティの場合)、セクションCの最後に述べたように、メンバーSPのSNMPハンドラにアクセスするなどの方法で、間接的に840で実行されてもよい。いずれにせよ、850で、指令メッセージは究極的にSPNを介して受信側SPに経路指定され、860で、受信側SPは適当な秘密鍵を用いてメッセージを解読する。メッセージの本来の受信者(許可されていない盗聴者など)は、必要な秘密鍵を持たないためメッセージを解読できない。メッセージを解読すると、870で真性の受信側SPは埋め込まれた新たな鍵を取り出し、その鍵を用いて、送信側が認証できる応答(例えば、取り出された鍵で暗号化された)を880で生成することができる。受信側がメッセージを正しく解読して埋め込まれた鍵を取り出すことができない場合、受信側は正しく応答できず、認証試験に通らず、その結果、例えば、SPNに参加またはそこから離脱するための偽りの要求は正当に拒否できる。埋め込まれた鍵の「フレッシュネス」または「活性」によって、このプロトコルが単純な再生攻撃にだまされないことが確保される。これは、「エンクレーブ」グループおよび仮想私設ネットワークに関する上記参照文献の「エンクレーブ内の耐侵入グループ管理」(Intrusion−Tolerant Group Management in Enclaves)に示す通りである。
サービス・ポイントは、無線接続性の変化に直面して自動構成し自己復旧するよう設計されているが、サービス・ポイントの構成、ログ、または診断情報を検査する必要が生じることがある。このために、サービス・ポイント管理ハンドラ(SNMP942、以下の図9を参照)が好ましくは使用され、これらの管理タスクを簡単にし、SNMPに適合させる。サービス・ポイント・ネットワーク管理プロトコルは分散されているので集中管理サービスを必要としない。しかし、さまざまなサービス・ポイント動作パラメータを表示または操作するために集中管理サービスを任意選択として使用できる。例えば、表示専用マネージャを任意選択として提供して、SP内の性能およびウェルビーイング動作パラメータの概要を表示できる(変更は不可)。任意の所与の時間にSPから見たSPNの状況をより分かりやすくするために、この情報を複数のSPにまたがって相関させることが好ましい。本明細書に記載するアーキテクチャに照らして、この性質のネットワーク情報は、SPNトラヒックのセキュリティもプライバシーも犠牲にせずに表示することができる。また、より積極的な管理アプリケーションを任意選択として提供し、認証されたネットワーク・オペレータがSP内のパラメータを操作してその動作と独立した判断論理を変更することができる。例えば、ネットワーク管理ユーティリティを用いて、特定のサービス・ポートをロックインして、あるクラスのトラヒックを受信し、宛先サービス・ポートの選択にかかる他の事項を考慮せずに、そのようなトラヒックをすべて特定のサービス・ポートに送信することができる。マネージャ・ポイント・アプリケーションの別の例は、アカウンティング・アプリケーションにSP内で起動した課金情報へのアクセスを提供することである。
G.別の実施形態および適用例
図9は、好ましい実施形態のSP900の内部アーキテクチャを示す。それ故、SP900はハードウェア・インタフェース910を含み、ハードウェア・インタフェース910は、SPのネットワーク・ポート210が使用する無線インタフェース912(例えば、802.11標準に基づく)、およびSPのサービス・ポート220が使用する有線イーサネット(登録商標)・インタフェース914を含む。SP900は、標準IPネットワーキング・スタック920と、とりわけネットワーキング・プロトコルSNMP942、ICMP944、DCHP946およびルーティング・テーブル948のサポートを含む標準オペレーティング・システム・コンピューティング環境940とをさらに含む。さらに、本発明の機能をサポートし、SPN内の無線マルチホップ・ルーティングのためのメッシュ・ルーティング・アルゴリズム936(セクションEで詳細に述べた)と、本明細書の図5〜図8に関して説明したIDおよびアドレス割り当ておよびマッピング機能を実行するように構成される命名932および形成934などのSPNサポート機能とを含むSP900基本環境930がある。
本発明の別の態様では、PwrCntlモジュール938が、接続性およびトポロジなどの上位レイヤ(リンク/ルーティング)のネットワーク状況に応答して、送信電力および周波数などの下位レイヤ(例えば、物理またはメディア・アクセス制御)ネットワーク制御パラメータの動的な調整の論理を提供する。各SPは、SPNのメンバーとして、下位レイヤ(例えば、物理通信レイヤおよび/または図9に示すハードウェア・インタフェース910が表すメディア・アクセス制御レイヤ)、ならびに通信機能(例えば、IPネットワーキング920と、OS環境940およびSPNサポート930の該当する要素)の上位レイヤを実施する。好ましい実施形態では、PwrCntl論理938は、例えば、接続性/近隣、ルーティング情報、およびトポロジ情報の現在の詳細を含む上位レイヤでのSPの現在の環境ステータスを決定する。これらの上位レベル・ネットワーキング状況に基づいて、論理938は、チャネル選択、伝送電力、および競合解決テーブルなどの下位レイヤに関する1つまたは複数の通信パラメータを動的に調整する。例えば、接続が頻繁なネットワークでは、共通チャネルへの正当なアクセスは干渉/衝突を解決するという問題を提起する。したがって、上位ネットワーキング・レイヤでPwrCntl論理938が高い接続性(例えば、当業者が決定した一定のしきい値を超える)を確認すると、論理938は物理レイヤ内の送信電力を低減する要求をトリガできる。ネットワーク・レイヤで結果として得られるネットワーク・トポロジを連続的にモニタすることで、干渉が減り、同時に送信する複数のユニットにより多くの機会が提供されるまでさらに電力調整を行うことができる。同様に、PwrCntl論理983が介在してSPの送信周波数を切り替え、またはMACレイヤ競合解決テーブルを調整して上位レイヤのネットワーキング環境の状況が示す衝突および干渉の問題を緩和することができる。こうして、サービス・ポイント・ネットワークの1つまたは複数のメンバーの物理レイヤ通信パラメータを、上位ネットワーキング・レイヤの現在の環境状況(例えば、トポロジおよびルーティング事項)に基づいて動的およびインテリジェントに調整することができる。
SPNを形成するSPは、好ましくは、分散アプリケーション、印刷、ゲートウェイ、DHCP、SMTP、販売、音声、画像、照明、ユーティリティ、機器、移動、通信、テレマティクスおよびロケーションベースのサービスなどの潜在的に広範囲の通信またはネットワーキング・サービスへのアクセスを提供することができる。上記および他の機能サービスは、有利には、照明器具、電話機、モニタ、パーキング・メータ、信号灯、および自動販売機などのどこにでもある装置内にサービス・ポイントを配置することで配信できる。
また、例示としての目的で無線LANに関して好ましい実施形態の態様について説明してきたが(図4などで)、本発明の教示および利益は無線MANおよびWAN環境および市場にも同様に適用できることは当業者には明らかであろう。
図10に示すように、いくつかの実施形態および適用例では、単一製品1010として利用側デバイス1030をサービス・ポイント1040と物理的に統合して、一定の共通の構成要素(電源など)を共用することが有利であろう。それでも、サービス・ポイント1040は、利用側デバイス1030から機能的および論理的に切り離されたままである。例えば、魅力的な製品は、一体型の無線アクセス・ポイント/サービス・ポイント(SP/AP)である。以下、これらの製品を組み合わせる際に考慮可能な3つのレベルの統合を示す。
・イーサネット(登録商標)接続されたSPとAP用の別々のボックス
・PCIアダプタ接続された共通のボックス内のSPとAP用の別々のPCボード
・ソケット・インタフェース接続されたSPとAP用の別々のアプリケーション・プロセス
当業者が特定の用途および状況の要件および考慮事項に応じて適当なレベルの統合を選択できることは言うまでもない。
図11に示す移動体サービス・ポイントによって、無線ネットワーキングの設計方法が変わり、単なるクライアント利用ノードの移動性とは対照的に、ネットワーク全体の移動性が確保される。図11に示すように、移動体SPN1100は、移動中の自動車に配置された移動体SPノード1120(a)〜(n)と、移動中の列車に配置された移動体SPノード1110(a)〜(c)と、駐車中の自動車に配置された移動体SPノード1130と、例えば、地元の商人(ガソリンスタンド、モーテル、およびユーティリティ)によって当該エリア内に配置された固定SPノード1150、1160および1170(a)〜(c)を含む個別に配置されたSPの組み合わせを含み、都合よく活用する。(例えば電源が入っていないので、駐車中の車両に配置されているが、SPN1100に参加していないノード1140にも留意されたい。)移動体SPN1100は、これらのノードのアドホックで自己構成されるネットワーキングによって都合よく形成される。さまざまな移動体ノードを収容する車両はさまざまな方向に移動するので、SPN1100はその場に応じて再構成され、任意の所与の時間に活動状態のSPのグループが集まり組織される場所に応じて、複数の個別の移動体VPNがこれにとって代わることができる。本明細書の教示に鑑みて、当業者は、サービス・ポイントの移動性を利用するように設計される幅広いサービスを認識し開発することができる。
他の実施形態も添付の特許請求の範囲に含まれる。
従来技術による無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)を示す図である。 サービス・ポートおよびネットワーク・ポートを含むサービス・ポイント(SP)デバイスを示す図である。 複数のサービス・ポートおよびネットワーク・ポートを備えたSPを示す図である。 ネットワーク・ポートを介してサービス・ポイント・ネットワーク(SPN)を形成し、サービス・ポートを介して複数の利用側デバイスに接続された複数のSPを示す図である。 SPNによって拡張されたWLANを示す図である。 SPのネットワーク・アドレスおよびポート識別を示す図である。 SPNを介した安全な通信プロセスを示す図である。 SPNを介した安全な通信プロセスの流れ図である。 公衆および私設サブネットを含むSPNを示す図である。 認証された管理指令をSPに送信する安全なプロセスの概要を示す流れ図である。 SPの内部アーキテクチャを示す図である。 SPデバイスと利用側デバイスとの統合のアーキテクチャの概略を示す図である。 移動体SPNの一実施形態を示す図である。

Claims (40)

  1. ネットワークを経由してクライアントの間で通信する方法であって、前記ネットワークは、関連するインターネットプロトコル(IP)アドレスのドメインを持ち、また1つ以上のクライアントのデバイスと通信するようになっている複数のノードを含み、前記関連するIPアドレスはそのドメインに関して内部と外部に区分されて定義されており、
    前記方法は、
    前記のいくつかノードの間で、無線アドホック通信を行う段階と、
    前記各ノードは、1つ以上の内部IPアドレスと、前記内部IPアドレスとは区別される、1つ以上の、個々のノードのポートID(識別子)とが割り当てられ、
    各クライアントデバイスに対して、通信と、1つ以上のノードとの個別の関係を成立させる段階と、
    前記クライアントデバイスはそれぞれ外部IPアドレスが割り当てられ、
    クライアントデバイスの内のソースデバイスにおいて、クライアントのデバイスの内の1つ以上の宛て先に向けられたデータを含む第1の型に構成されたパケットを、ネットワークに通信する段階と、
    前記あて先のクライアントデバイスは、関連する外部IPアドレスにより識別されており、
    ネットワークに対して内部に向け、クライアントのデバイスに対して隠された、外部からアクセスできないアドレスを使用して通信し、
    各あて先のクライアントデバイスに関連する各ノードは、あて先ノードであり、その1つの内部IPアドレスはあて先ノードの内部IPアドレスであり、少なくとも1つの、前記ノードポートID(識別子)は前記あて先ノード内部IPアドレスとは区別されている、あて先ノードポートID(識別子)であり、
    各ソースクライアントのデバイスに関連するノードにおいて、第2の型のパケットを形成し、前記第2の型のパケットは、第1の型のパケット、前記あて先ノードポートのID(識別子)及びあて先ノードの内部IPアドレスからなり、
    それぞれのノードに割り当てられた内部IPアドレスを選択的に動的に更新する段階と、
    少なくともノードの一部分が、第2の型のパケットを受け取って、あて先ノードの内部IPアドレスを使って各あて先ノードへ送信する段階と、
    前記ノードの各部分は、あて先ノードポートID(識別子)を使って、あて先ノードの内部IPアドレスの更新が選択的にできるようになっており、
    前記各送ろうとする宛て先のクライアントデバイスが、前記ソースクライアントデバイスによって伝達されるデータを受信するようになっている
    ことを特徴とする方法。
  2. ネットワークがインターネットプロトコルの通信である請求項1に記載の方法。
  3. ネットワークノードの複数のノードが、アドホック メッシュ・ネットワークプロトコルを使用して他と互いに通信する請求項1に記載の方法。
  4. ネットワークノードの複数のノードが、オンデマンド・ルーチン・プロトコルを使用して他と互いに通信する請求項1に記載の方法。
  5. ネットワークノードの複数のノードが、プロアクティブ・ルーチン・プロトコルを使用して他と互いに通信する請求項3に記載の方法。
  6. ネットワークノードの複数のノードが、ユニキャスト、マルチキャスト、ブロードキャストのいずれか1つ又は複数によってサポートされている、1つのネットワークプロトコルを使用して他と互いに通信する請求項1に記載の方法。
  7. 前記アドホックネットワークが前記ノードの数に関連したアドホックである請求項1に記載の方法。
  8. 前記アドホックネットワークが前記ノードの位置に関連したアドホックである請求項1に記載の方法。
  9. 前記アドホックネットワークが前記ノード周りの環境に関連したアドホックである請求項1に記載の方法。
  10. 前記アドホックネットワークが前記クライアントデバイスとそのノードの間の通信に関連したアドホックである請求項1に記載の方法。
  11. 前記ノードが、物理的に移動しているノードの形態である請求項1に記載の方法。
  12. 前記各クライアントデバイスと1つ以上の関連するノードとの通信が有線通信を含む請求項1に記載の方法。
  13. 前記各クライアントデバイスと1つ以上の関連するノードとの通信が無線通信を含む請求項1に記載の方法。
  14. 前記1つ以上のノードは多数のクライアントデバイスと通信状態にある請求項1に記載の方法。
  15. 前記1つ以上のノードが1つ以上のクライアントデバイスと、組み合わされて集積されており、その集積された組み合わせは1つ又は複数の共通の構成部となっている請求項1に記載の方法。
  16. 前記集積された組み合わせは無線のアクセス点になっている請求項15に記載の方法。
  17. 前記各ノードは多数のトポロジィー的な方法で使われるように構成されている請求項1に記載の方法。
  18. 前記トポロジィー的な方法はリーフノード及びトランクノードの1つ又は2つを含む請求項17に記載の方法。
  19. 前記ネットワークは、前記ノードの内から選択された1組のノードからなる、1つ以上の私設ネットワークを含み、前記私設ネットワークの各ノードは、選択されたノードから又は選択されたノードヘのホワードコミュニケーショントラフィックのみであるように構成されている、請求項1に記載の方法。
  20. 前記ネットワークを、1つ以上のサブネットワークに自動的に再構成するようになっている請求項1に記載の方法。
  21. サブネットワークへの自動的に行われる再構成が、
    ルーティング、ルーティング管理、セキュリティ管理、周波数、認証、濃度、識別、年齢、技術のうちの、1つ又はそれ以上の要因に基づいて行われる請求項20に記載の方法。
  22. 各ソースクライアントデバイスに関連する各ノードの内部で、少なくともあて先ノード内部IPアドレスとあて先ノードポート識別子が、少なくとも部分的に、宛て先クライアントデバイスの外部IPアドレスに基づいて得られる、請求項1に記載の方法。
  23. 第2の型のパケットの中が形成されるのに先だって、第1の型のパケットが、少なくとも部分的に、あて先のノードポート識別子に基づいて得られるパブリックキーにより、各ソースクライアントに関連する各ノードの内部で暗号化され、そして、第1の型のパケットは、あて先ノードにおいて、第2の型のパケットの到着に従って、解読手順を経てのみ、再生されることができるようにしている請求項1に記載の方法。
  24. さらに、ノードの各部分が、あて先ノードの内部IPアドレスの変化する、ネットワークイベントに従って、あて先ノードの内部IPアドレスの動的な更新を得るようになっている請求項22に記載の方法。
  25. クライアントデバイスが1組のリソースを提供し、前記1組のリソースは、アプリケーション、印刷、ネットワークゲートウエイ、ダイナミック・ホスト・コンフィギュレーション・プロトコル(DHCP)、シンプル・メール・トランスファープロトコル(SMTP)、ベンディング/E―コマース、オーデオ、イメージング(映像)、ライティング(照明)、ユーティリティ、アプライアンス(使用器具)、トラベル(旅行)、通信、テレマティックス、救急/安全を含む請求項1に記載の方法。
  26. 宛て先のクライアントデバイスは、ソースクライアントデバイスと通信するために選択され、あて先のクライアントデバイスは宛て先のクライアントデバイスに関する1つ以上のノードと、ソースクライアントデバイスに関する1つ以上のノードと間のトポロジィー的な関係に少なくとも基づいて決められる候補のクライアントデバイスの1つ又は複数の中から選択される請求項1に記載の方法。
  27. 宛て先のクライアントデバイスは、ソースクライアントデバイスと通信するために選択され、行き先のクライアントデバイスは、行き先のクライアントデバイスに関する1つ以上のノードの位置に、少なくとも基づいて決められるクライアントデバイスの候補の内の、1つ又は複数の中から選択される請求項1に記載の方法。
  28. 無線通信によるネットワークを経由してリソースにアクセスするためのシステムであって、システムは、
    関連するインターネットプロトコル(IP)アドレスのドメインと、多数のノードを含む自己構成形の無線ネットワークと、
    前記IPアドレスは、前記ドメインに関して内部と外部について定義されており、前記ノードは、少なくとも1つの内部IPアドレスを持つことができ、前記内部IPアドレスとは区別できる少なくとも1つのそれぞれのノードポート識別子を持つことができ、
    多数のクライアントデバイスと、前記デバイスはネットワークの部分ではなく、各クライアントデバイスが、それぞれの外部IPアドレスを持つことができ、さらに、前記ノードの内の関連するノードと通信することができるようになっており、
    前記ネットワークが、クライアントデバイスに対して隠され、アクセス不能であるアドレスを使って、クライアントデバイスはネットワークを通した通信によりお互いにアクセス可能に構成され、それにより、クライアントデバイスのソースデバイスから第1の型のパケットを受け取り、クライアントデバイスのあて先デバイスに第1の型のパケットを提供し、ソースクライアントデバイスに関連するノードはソースノードであり、あて先クライアントデバイスがあて先ノードであり、
    各ソースノードにおいて第2の型のパケットを形成することができ、前記第2の型のパケットは、第1の型のパケットと、あて先ノードのノードポート識別子と、あて先ノードの内部IPアドレスからなっており、
    ネットワークが、各あて先ノードのあて先ノード内部IPアドレスを割り当て、選択的に更新し、
    少なくともノードの一部分において、あて先ノードIPアドレスを使って各あて先ノードに、第2の型のパケットを受信して、送信し、ノードの一部分が、あて先ノード内部IPアドレスに動的に更新するために、あて先ノードポート識別子を選択的に使用することができるようにしている
    システム。
  29. 無線ネットワークにおいて使われ、ネットワークの外側と見なされるクライアントデバイスに連結するためのノードであって、ネットワークは関連するインターネットプロトコル(IP)アドレスのドメインを有し、IPアドレスは前記ドメインに関して内部及び外部として定義され、ネットワークは多数のノードを含み、
    各ノードは、 ネットワークを経由するマルチホップ伝送路を無線で通信するように用意された1つ以上のネットワークサイドのポートと、
    1つ以上のクライアントデバイスと通信し、クライアントデバイスと関係付けするように用意された1つ以上のクライアントサイドのポートとを有しており、
    各ノードは、
    各ノードが少なくとも1つの内部IPアドレスを持つことができ、それぞれが前記内部IPアドレスとは区別されるノードポート識別子を持つことが出来
    クライアントデバイスはクライアントサイドのポートと関連付けが行われ、それにより、各クライアントデバイスが少なくとも前記ノードの少なくとも1つに関連付けが行われ、
    各クライアントデバイスは前記少なくとも1つのクライアントサイドのポートを経由してネットワーク上を通信し、
    クライアントの内のあて先クライアントに向けたデータで構成される第1の型のパケットは、ソースデバイスのノードによって受信され、前記あて先クライアントは関連する外部IPアドレスによって識別され、
    あて先クライアントに関連するノードがさて先ノードであり、その少なくとも1つの内部IPアドレスがあて先ノード内部IPアドレスであり、少なくとも1つのそれぞれのノードポート識別子があて先ノードの内部IPアドレスとは別のノードポート識別子であり、
    ソースノードが、第2の型のパケットを形成し、前記第2の型のパケットは、第1の型のパケット、あて先ノードポート識別子、あて先ノード内部IPアドレスからなり、
    あて先ノード内部IPアドレスは割り当てられ、選択的に更新され、
    ノードの少なくとも一部は、あて先ノード内部IPアドレスを使って、第2の型のパケットを受信して、これをあて先ノードへ送信し、そのノードの部分はそれぞれ、あて先ノード内部IPアドレスを動的に更新するために、あて先ノードポート識別子を選択的に使用することができるようになっている
    ノード。
  30. クライアントデバイスは、すべてのクライアントサイドのポートに対して構成された単一の共通IPアドレスを使って、ネットワークの、それらの関連するクライアントサイドのポートにアドレスを与えるようにする請求項29に記載のネットワーク。
  31. ネットワークのサイドポートは多数有する請求項29に記載のネットワーク。
  32. クライアントサイドポートは多数有する請求項29に記載のネットワーク。
  33. ノードがサービスポイント(SP)、ネットワークがサービスポイントネットワークであり、クライアントデバイスが利用側デバイスであり、ソースクライアントデバイスが入力側のSPに関連する発信側利用デバイスであり、宛て先クライアントデバイスが終端のSPに関連する利用側デバイスであり、各あて先識別子が各終点SPのサービスポートのポートIDである
    請求項1に記載の方法。
  34. 少なくとも時間の多少により、ネットワークがクライアントデバイスに対して分配スイッチのように機能する請求項1に記載の方法。
  35. あて先ノードの内部IPアドレスを取得する動作は、外部IPアドレスによって指示されたマッピングテーブルを使って実行され、前記テーブルの内容はソースクライアントデバイスにより伝達されたデータにより提供された外部IPアドレスに基づいて実行される請求項1に記載の方法。
  36. 前記テーブルの内容はソースクライアントデバイスに関連するノードにより少なくとも実行される請求項35に記載の方法。
  37. 前記テーブルの一例が、ソースクライアントデバイスに関連するノードに少なくとも記憶されている請求項36に記載の方法。
  38. 前記テーブルの一例が各ノードに記憶されている請求項37に記載の方法。
  39. 前記テーブルの内容は行き先ノードポート識別子、あて先ノード内部IPアドレス、及び暗号キーを含む請求項35に記載の方法。
  40. 各宛て先のノードは、宛て先クライアントデバイスに対して、宛て先ノードポート識別子、宛て先ノードの内部IPアドレス、ソースノードの内部IPアドレスのいずれについても、開示されていない請求項1に記載の方法。
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