JP4595407B2 - ロボット装置及びそのコンテンツ管理方法 - Google Patents
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Description
従来、所望のコンテンツを検索する方法としては、例えばデータベース管理システムを利用した構造的検索、或いは検索エンジンを利用した非構造的検索があった。しかしながら、このような検索方法では検索結果の妥当性が低いという問題があった。すなわち、検索結果の妥当性は、入力したキーワードが適切であるか否かに懸かっているため、キーワードによっては所望の情報が得られないことがあった。また、キーワードを入力するなど、明示的且つ特定の形式でコンテンツ要求を行う必要があるという問題があった。
要求モジュール10は、コンテンツの取得処理を開始させるモジュールである。ここで、「要求」とは、コンテンツの取得及び使用に必要なあらゆる条件を含むものとする。
取得モジュール20は、要求モジュール10からのコンテンツ要求に応じて、ロボット装置がすぐにそのコンテンツを利用できるようにコンテンツを取得するモジュールである。なお、この取得フェーズでは、管理モジュール30の要求に適合するように適切な処理を行ってもよく、行わなくてもよい。
(i)経験に基づくコンテンツのフィルタリング
(ii)コンテンツの多次元レベル表示
という2つの考え方を導入してコンテンツを取得し利用する。
上述したように、本実施の形態ではロボット装置がコンテンツのライフサイクルにおいて積極的な役割を担っているため、図4に示したように取得モジュール20はフィルタユニット23を有しており、ロボット装置が過去にコンテンツを利用した時の経験に基づいて取得するコンテンツをフィルタリングする。特に、本実施の形態におけるフィルタユニット23は、管理モジュール30と後述する内部状態モジュールとから情報を受け取り、その情報をコンテンツの取得処理に反映させることができる。
(i)ロボット装置はユーザが“AAA”という名前の俳優と“BBB”という名前の映画監督が好きであるということを内部状態モジュールを通じて知っている
(ii)ロボット装置はアクションに関連したコンテンツがあまり利用されないことを管理モジュール30を通じて知っている
(iii)ロボット装置はロボットに関連したトピックをより好む
という条件を考え、これを取得モジュール20の入力とすると、入力は、「最近のヒットリリース」に関する黙示的要求と「−アクション AAA BBB +ロボット」というフィルタ条件とになる。なお、“−”の記号は、そのキーワードに関するコンテンツを除くという意味の論理記号であり、“+”の記号は、そのキーワードに関するコンテンツを含めるという意味の論理記号である。この結果、n2個のコンテンツが得られることになるが、これは通常、上述したn1個よりも遙かに少ないもの(n2≪n1)である。
(i)環境に関する情報。例えばロボット装置がインタラクションしているユーザに関する情報。
(ii)ロボット装置自身に関する情報。例えば、ロボット装置はロボットに関連した話をすることが容易であるという情報。
(iii)コンテンツ利用に関する情報。例えば、各記述レベルにおけるコンテンツの利用頻度に関する情報。
を取得処理の際に用いることに特徴を有する。
取得モジュール20は、コンテンツを幾つかの異なった記述レベルで表現し、管理モジュール30における管理ポリシーもこれを反映したものとなっている。より詳しくは、コンテンツ多次元化ユニット26は、ダウンロードしたコンテンツが多次元レベルになっていない場合には、内部での管理に適するように多次元レベルに変換する。すなわち、図5に示すように、先ずステップS1においてコンテンツを取得し、ステップS2において、取得したコンテンツが多次元レベルであるか否かを判別する。そして、多次元レベルでない場合(No)にはステップS3で多次元レベルに変換してからステップS4でコンテンツを保存する。一方、多次元レベルである場合(Yes)にはそのままステップS4でコンテンツを保存する。
(i)詳細レベル・・・そのコンテンツに関する全ての情報が存在
(ii)要約レベル・・・そのコンテンツに関する簡単な情報のみが存在
(iii)存在レベル・・・そのコンテンツに関する不可欠な情報のみが存在
(iv)削除レベル・・・そのコンテンツに関する情報の全てが存在せず
という4つの記述レベルで表現するものとする。
(i)詳細レベル
・コンテンツに導くための要求(キーワード、会話のテーマ、ロボット装置の内部状態等のうち使用したもの)
・取得ログ(コンテンツを取得した日時、フィルタ条件、コンテンツのURLなど)
・パフォーマンス(ダンス)の名前
・パフォーマンスの所要時間
・パフォーマンスを構成する個々のファイル(動作、音楽、音声など)のリストとファイル自体
(ii)要約レベル
・コンテンツに導くための要求
・取得ログ
・パフォーマンス(ダンス)の名前
(iii)存在レベル
・パフォーマンス(ダンス)の名前
(iv)削除レベル
・なし
コンテンツ多次元化ユニット26は、このようにダウンロードしたコンテンツを多次元レベルに変換した後、後述するコンテンツ保存部に保存する。
管理モジュール30は、ロボット装置が保存しているコンテンツを取り扱うモジュールである。この管理モジュール30は、以下に説明するように、(i)コンテンツの重要度を管理すると共に、(ii)コンテンツのライフタイムを管理する。
重要度管理ユニット31は、コンテンツの重要度を、
(i)そのコンテンツを利用することによる内部状態モジュールにおける変化
(ii)コンテンツの利用頻度
(iii)コンテンツの古さ、すなわちコンテンツの当該時点における記述レベル
の関数として算出する。
上述したように、本実施の形態では、各コンテンツは詳細レベル、要約レベル、存在レベル及び削除レベルの4つの記述レベルで表現され、記述レベル毎に存続時間が定められている。例えば詳細レベルは短い存続時間、要約レベルは中程度の存続時間、存在レベルは長い存続時間が定められている。
上述したロボット装置のコンテンツ取得及び管理に関する部分の全体構成を図10に示す。なお、図10における各モジュール内の構成は、その一部のみを示している。
以下、上述したロボット装置の構成の一例について説明する。なお、以下では、2足歩行タイプのロボット装置に適用するものとして説明するが、この例に限定されないことは勿論である。
Claims (8)
- コンピュータを、
コンテンツの取得要求を生成する要求手段と、
ネットワークを介して所望のコンテンツを取得する取得手段と、
取得したコンテンツが保存されるコンテンツ保存手段と、
取得したコンテンツを管理するコンテンツ管理手段
として機能させるロボット装置であって、
上記取得手段は、取得したコンテンツが複数の記述レベルになっているか否かを判別し、複数の記述レベルになっていない場合にはそれぞれ情報量が異なり固有の存続時間を有する複数の記述レベルに変換して上記コンテンツ保存手段に保存し、
上記コンテンツ管理手段は、取得したコンテンツの各記述レベルでの存続期間を管理し、保存された各コンテンツの現在の記述レベルでの存続時間が経過すると、現在よりも情報量の少ない下位の記述レベルに変換する
ロボット装置。 - コンピュータを、
取得したコンテンツの重要度を算出する重要度算出手段としてさらに機能させ、
上記コンテンツ管理手段は、新たに取得するコンテンツを保存できるだけの容量が上記コンテンツ保存手段にない場合、取得してから所定時間以上が経過しており、且つ上記重要度算出手段によって算出された重要度が閾値以下であるコンテンツを現在よりも情報量の少ない下位の記述レベルに変換する
請求項1記載のロボット装置。 - 上記取得手段は、自己若しくは当該ロボット装置のユーザについての知識、又は過去のコンテンツの利用状況に基づいて取得するコンテンツを選別する選別手段を有する請求項1記載のロボット装置。
- 上記コンテンツ管理手段は、上記コンテンツ保存手段に保存された各コンテンツの記述レベルが所定のレベル以下となった場合、当該コンテンツを上記選別手段に移して保存させる請求項3記載のロボット装置。
- コンピュータに、
コンテンツの取得要求を生成する要求工程と、
ネットワークを介して所望のコンテンツを取得する取得工程と、
取得したコンテンツをコンテンツ保存手段に保存するコンテンツ保存工程と、
取得したコンテンツを管理するコンテンツ管理工程と
を実行させるロボット装置のコンテンツ管理方法であって、
上記取得工程では、取得したコンテンツが複数の記述レベルになっているか否かを判別し、複数の記述レベルになっていない場合にはそれぞれ情報量が異なり固有の存続時間を有する複数の記述レベルに変換して上記コンテンツ保存手段に保存し、
上記コンテンツ管理工程では、取得したコンテンツの各記述レベルでの存続期間を管理し、保存された各コンテンツの現在の記述レベルでの存続時間が経過すると、現在よりも情報量の少ない下位の記述レベルに変換する
ロボット装置のコンテンツ管理方法。 - コンピュータに、
取得したコンテンツの重要度を算出する重要度算出工程をさらに実行させ、
上記コンテンツ管理工程では、新たに取得するコンテンツを保存できるだけの容量が上記コンテンツ保存手段にない場合、取得してから所定時間以上が経過しており、且つ上記重要度算出工程にて算出された重要度が閾値以下であるコンテンツを現在よりも情報量の少ない下位の記述レベルに変換する
請求項5記載のロボット装置のコンテンツ管理方法。 - 上記取得工程では、自己若しくは当該ロボット装置のユーザについての知識、又は過去のコンテンツの利用状況に基づいて取得するコンテンツを選別する請求項5記載のロボット装置のコンテンツ管理方法。
- 上記コンテンツ保存手段に保存された各コンテンツの記述レベルが所定のレベル以下となった場合、当該コンテンツを上記コンテンツ保存手段から削除すると共に、当該コンテンツの情報を上記取得工程におけるコンテンツの選別の際に用いる請求項7記載のロボット装置のコンテンツ管理方法。
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