JP4594468B2 - electromagnet - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通電によって機械力を発生し、特に微小電気入力で強力な吸引力を発生すると共に、小型軽量化を可能とする電磁石に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図12の従来技術電磁石模式断面図に掲げるように、コイル11のボビン12の貫通孔の一方端に固定する固定磁極面14と、ボビン12の貫通孔の他方端から摺動自在に挿通し、該固定磁極面14に接離する可動磁極面25を備えたプランジャ型電磁石10がある。
【0003】
このような電磁石10の固定磁極面14と可動磁極面25の形状の改善に関する従来技術として、例えば、特公昭61−41123号公報には、固定部材先端における円柱状可動鉄心との対向面に凹所を設け、前記固定部材の外周部に位置する部材は、自体の外周面にテーパー部が形成されて先細り状となるように構成した電磁石が開示されている。この電磁石は固定部材に対して可動鉄心が進退移動する場合、特にその吸引動作において大きな吸引力が維持できるようにしたものである。その添付第4図、第5図には通常知られているテーパプランジャを備えたソレノイドの吸引特性を比較したグラフが示されており、ストローク端(可動磁極面が固定磁極面から最も遠い位置)における吸引特性が著しく改善されていることが示されている。
【0004】
また、特開昭59−177904号公報には、固定鉄心と可動鉄心(プランジャ)との接触面をそれぞれ螺旋形状に構成したことを特徴とするソレノイドが開示されている。そして、ソレノイドは磁気回路断面積とコイルの巻線仕様によって吸引力特性が決定されるが、ストローク最大位置での吸引力特性をアップするために、従来、可動鉄心(プランジャ)と固定鉄心との接触面の形状に種々の工夫をこらしていることが記載されている。例えば、対向磁極面積の増加を図ったり、或はストロークの最大位置での接触面間の対向距離を短くしたり、或は磁気回路中の磁気抵抗や磁気漏洩を少なくする対策が講じられていたことを挙げている。そして、適切な吸引力特性を発揮させるための従来の磁極面の形状変化について記載されている。これらを図13の(a)図から(e)図に模式的に示した。図中31は可動鉄心(プランジャ)の移動ストロークを示し、32は磁極面間の対向距離を示すものである。このような工夫にも拘らず、特に長ストロークのソレノイドにおいて初期吸引力が大でしかも全ストロークに亘ってほぼ一定の吸引力が得られるソレノイドは得られておらず、技術課題であったと記載されている。そして特開昭59−177904号公報の技術では電圧印加と共に可動鉄心(プランジャ)が水平移行するソレノイドにおいて、その可動鉄心(プランジャ)と対向する固定鉄心との対向面をそれぞれ螺旋状に構成して、可動鉄心(プランジャ)の移動ストロークに対する吸引力特性の向上を図ることが記載されている。そしてその添付第4図には従来の吸引力特性に比し著しく改善されたことが示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、従来技術の電磁石に比して、より微小な電気入力で高吸引力を発生し、より小形軽量な電磁石を提供することを課題とするものである。
【0006】
本発明は、電磁石の機械的負荷を効果的に駆動する、可動鉄心(プランジャ)の変移に伴う吸引力特性を改善するために、下記の手段を提案する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の技術手段は、軸方向に移動する可動鉄心の磁極面が固定鉄心の磁極面に接離する電磁石において、一方の磁極面の中心部及び外周部を除く磁極面に軸方向凹部を設け、他方の磁極面に該凹部に進入する突起部を突出したことを特徴とする電磁石である。この場合に前記凹部は外周部の周方向に不連続な切欠を有する断面形状としてもよい。すなわち外周部は全周に亘って全く凹部がなく完全に連続しているものでもよく、部分的に切れて凹部が形成された不連続なものでも差支えない。
【0008】
前記凹部は、該磁極面の中心点に関して点対称、又は該中心点を通る複数の軸に関して軸対称の位置に配置されている任意の断面形状でよく、例えば同心又は異心の1又は複数の円環形断面としてもよい。
【0009】
電磁石の発生する吸引力Fは、磁路に作用する起磁力をU、磁路の間隙の磁気抵抗の逆数であるパアミアンスをP、そして可動鉄心(プランジャ)の軸方向の変移をXとすると、磁路の鉄心の磁気抵抗を無視することによって下記の式で算出できる。
【0010】
F=(U2/2)×dP/dX
ここで
F:吸引力
U:磁路に作用する起磁力
P:パアミアンス
X:軸方向の変移
である。すなわち、電磁石の吸引力は通電電流値の自乗と、可動鉄心(プランジャ)の変移に伴う磁路のパアミアンスの変化率の積に比例する。
【0011】
電磁石の電気入力を一定値とすると磁路に作用する起磁力Uは一定値であり、この条件で強力な吸引力を発生するには、可動鉄心(プランジャ)の軸方向の変移に伴う磁極面間隙のパアミアンスの変化率dP/dXの値を大きくする磁極面形状の選択を必要とする。本発明の上記構成は、これを実現するためのものである。
【0012】
本発明の電磁石はまた、前記凹部の側面に対して前記突起部側面が傾斜角度を有する形状とすると好適であり、さらに、一方の磁極面の中心部の軸方向長さを磁極面の外周部の軸方向長さより短く設定し、前記凹部より深さの浅い第2の凹部を形成すると、ストローク途中における吸引力の低下を効果的に防止でき好ましい。なお、他方の磁極面の突起部の軸方向に同軸の貫通孔を設けたものでも、吸引力向上効果はほとんど差がないことも判明した。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1に掲げる、本発明の一実施例の電磁石10の模式構造断面図及びそのA−A、B−B矢視図を参照して、本発明の技術手段について説明する。本発明は基本的には、コイル11を巻回したボビン12の貫通孔の一方端に設けた固定磁極面14と、ボビン12の貫通孔の他方端から摺動自在に挿通し、固定磁極面14に接離する可動鉄心(プランジャ)21の可動磁極面25とで構成する電磁石10である。そして、図1の例では円柱状の可動鉄心(プランジャ)21は、中心部23と周縁部22を除く部分に可動鉄心(プランジャ)21と同心円状の凹部24が設けられ、固定鉄心13の固定磁極面14は突起部15と円周フリンジ16を備えている。可動磁極面25は、固定磁極面14と接離し、突起部15は凹部24内に微小間隙を介して嵌合する。
【0014】
このような磁極面の構成を採用することによって、この磁極面間隙のパアミアンスの変化率dP/dXの値を効果的に増大することが容易であり、電磁石10の起磁力Uとプランジャ径の設定値に対応して、固定磁極面14と可動磁極面25の嵌合部分の間隙の寸法を適正に設定して、磁極面間隙のパアミアンスの変化率の増大を図ることができる。
【0015】
本発明の他の実施例について、図2の磁極面断面図及びそのC−C、D−D矢視図を参照して説明する。この実施例の一方の磁極、例えば固定鉄心13は、周縁部22の磁性体軸方向長aに対して、中心部23の円柱磁性体軸方向長bを短く、突起部15は、先端開口18と円周フリンジ16を備える円筒磁極面に形成して、この両磁極面の軸直交面が同軸に接離すると共に軸平行な円筒内外側面が互いに所定間隙を介して嵌合する磁極面の構成とする。
【0016】
本発明の他の実施例について、図3の磁極面断面図を参照して説明する。
【0017】
この実施例の磁極面の所定間隙を介して嵌合する円筒内外側面が、嵌合する相手側の磁極円筒内外側面に対して、所定角度θの傾斜面を形成する磁極面の構成とする。この所定角度は直線状傾斜だけでなく、必要に応じて階段状あるいは曲線状の傾斜面を採用することができる。
【0018】
この実施例の磁極面の構成は、電磁石のストロークの特定範囲におけるパアミアンスの変化率dP/dXの値を調整して、吸引力特性を改善することを可能にするものである。
【0019】
図4、図5に本発明の効果を示す試験データを示す。図4は試験に用いた実施例の電磁石10の形状、寸法を示す(a)正面図、(b)縦断面図である。正面の外形寸法は20mm×16mm、可動鉄心(プランジャ)21の直径は7mmφである。縦断面図の外形長さは25.2mm、可動鉄心(プランジャ)21のストロークは5mmである。コイル11の定各印加電圧32V、コイル11の抵抗は150Ωである。固定鉄心13の中心部23の高さLを0から5mmの範囲で変化させ吸引力特性を調べ図5に示した。図5から明らかなように、L=1.5〜5.0mmとしたとき、ストローク5mmの位置における吸引力はL=0mm(中央突起のないとき)の特性に対して40〜90%も向上している。さらに、L=5mmに対してL=1.5mm、L=3.0mmの方がより大きい吸引力を示している。その理由は明らかではないが、dP/dXが大きくなることに起因しているものと考えられる。
【0020】
すなわち、本発明では図5に掲げる本発明の吸引特性のグラフに示すとおり、磁極面間隙のパアミアンスの変化率dP/dXの値を効果的に増大して高吸引力を発生すると共に、電磁石のストロークの変化に伴うストローク途中の吸引力特性を高く維持する改善が可能となった。
【0021】
本発明の他の実施の形態について図6〜図11を参照して説明する。図6〜図10は本発明に係る一方の磁極面の正面図、図11は他の例の縦断面図である。図6は可動磁極面25に設けられた凹部24が可動磁極面25の中心点に関して点対称の位置に配置された任意の数の任意の形状である例を模式的に示したものである。図7、8、9は可動磁極面25の中心を通る1又は複数の軸線26に関して軸対称の任意の位置に任意の数と任意の形状の凹部24を配設した例を示したものである。凹部24の断面形状は円形のものを例示しているが、どのような形でもよい。図10は凹部24が同心円状の円環状の例である。図11は凹部24より中心側に位置する中心部23の高さが周縁部22の高さより低いもの及び、突起部15を有する磁極面の中心部に貫通孔17が設けられ、当接磁極面が欠損しているものを示している。この場合、可動鉄心のストローク終端は周縁部22の先端と突起部15の外周側の円周フリンジ16の当接、又は凹部24の底面と突起部15の先端との当接により、十分な吸引保持が確保されるので問題はない。
【0022】
【発明の効果】
本発明によれば、従来技術の電磁石に比して、より微小な電気入力で高吸引力を発生し、より小形軽量な電磁石を得ることができ、小型機器の駆動源として優れた効果を奏し、寄与するところが大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の(a)模式構造縦断面図、(b)A−A矢視図、(c)B−B矢視図である。
【図2】別の実施例の(a)模式構造縦断面図、(b)C−C矢視図、(c)D−D矢視図である。
【図3】別の実施例の(a)模式構造縦断面図、(b)E−E矢視図、(c)F−F矢視図である。
【図4】試験電磁石の(a)正面図、(b)縦断面図である。
【図5】吸引特性のグラフである。
【図6】他の実施例の説明図である。
【図7】他の実施例の説明図である。
【図8】他の実施例の説明図である。
【図9】他の実施例の説明図である。
【図10】他の実施例の説明図である。
【図11】他の実施例の説明図である。
【図12】従来の電磁石の縦断面図である。
【図13】従来の電磁石の説明図である。
【符号の説明】
10 電磁石
11 コイル
12 ボビン
13 固定鉄心
14 固定磁極面
15 突起部
16 円周フリンジ
17 貫通孔
18 先端開口
21 可動鉄心(プランジャ)
22 周縁部
23 中心部
24 凹部
25 可動磁極面
26 磁極面の中心を通る軸線
31 ストローク
32 対向距離[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an electromagnet that generates a mechanical force by energization, particularly generates a strong attractive force by a minute electric input, and can be reduced in size and weight.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as shown in the schematic cross-sectional view of the prior art electromagnet shown in FIG. 12, the fixed
[0003]
As a conventional technique for improving the shapes of the fixed
[0004]
Japanese Laid-Open Patent Publication No. 59-177904 discloses a solenoid characterized in that the contact surfaces of the fixed iron core and the movable iron core ( plunger ) are each formed in a spiral shape. And the attraction force characteristics of the solenoid are determined by the magnetic circuit cross-sectional area and the coil winding specifications. Conventionally, in order to improve the attraction force characteristics at the maximum stroke position, conventionally, the movable iron core ( plunger ) and the fixed iron core It is described that various ideas are applied to the shape of the contact surface. For example, measures have been taken to increase the area of the opposing magnetic pole, shorten the distance between the contact surfaces at the maximum stroke position, or reduce the magnetic resistance and magnetic leakage in the magnetic circuit. To mention. And it describes about the shape change of the conventional magnetic pole surface for exhibiting a suitable attraction force characteristic. These are schematically shown in FIGS. 13A to 13E. In the figure, 31 indicates the moving stroke of the movable iron core ( plunger ) , and 32 indicates the facing distance between the magnetic pole faces. In spite of such contrivance, a solenoid that has a large initial suction force and can obtain a substantially constant suction force over the entire stroke has not been obtained, especially in a long stroke solenoid, and it was described as a technical problem. ing. In the technique disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 59-177904, in a solenoid in which a movable iron core ( plunger ) horizontally moves with voltage application, the opposing surface of the movable iron core ( plunger ) and the fixed iron core facing each other is formed in a spiral shape. Further, it is described that the attraction force characteristic with respect to the moving stroke of the movable iron core ( plunger ) is improved. And the attached FIG. 4 shows that it is remarkably improved as compared with the conventional suction force characteristics.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is to provide a smaller and lighter electromagnet that generates a high attractive force with a smaller electric input than a conventional electromagnet.
[0006]
The present invention proposes the following means in order to improve the attractive force characteristics accompanying the movement of the movable iron core ( plunger ) that effectively drives the mechanical load of the electromagnet.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The technical means of the present invention for solving the above-mentioned problem is that, in the electromagnet in which the magnetic pole surface of the movable iron core moving in the axial direction contacts and separates from the magnetic pole surface of the fixed iron core, the magnetic poles excluding the central portion and the outer peripheral portion of one magnetic pole surface An electromagnet is characterized in that an axial recess is provided on the surface, and a protrusion that enters the recess is protruded from the other magnetic pole surface. In this case, the concave portion may have a cross-sectional shape having a discontinuous notch in the circumferential direction of the outer peripheral portion. In other words, the outer peripheral portion may be completely continuous with no concave portions over the entire circumference, or may be a discontinuous portion that is partially cut and formed with concave portions.
[0008]
The concave portion may have any cross-sectional shape that is arranged point-symmetrically with respect to the center point of the magnetic pole surface, or axially symmetric with respect to a plurality of axes passing through the center point, for example, one or more concentric or eccentric circles. It may be an annular cross section.
[0009]
The attractive force F generated by the electromagnet is expressed as follows: U is the magnetomotive force acting on the magnetic path, P is the permeance that is the reciprocal of the magnetic resistance of the magnetic path gap, and X is the axial displacement of the movable core ( plunger ) . By ignoring the magnetic resistance of the iron core of the magnetic path, it can be calculated by the following formula.
[0010]
F = (U 2/2) × dP / dX
Where F: attractive force U: magnetomotive force acting on the magnetic path P: permeance X: axial displacement. That is, the attraction force of the electromagnet is proportional to the product of the square of the energization current value and the rate of change of the magnetic path paamance associated with the displacement of the movable core ( plunger ) .
[0011]
If the electric input of the electromagnet is a constant value, the magnetomotive force U acting on the magnetic path is a constant value. In order to generate a strong attractive force under this condition, the magnetic pole surface accompanying the axial displacement of the movable iron core ( plunger ) It is necessary to select a magnetic pole face shape that increases the change rate dP / dX of the gap permeance. The above configuration of the present invention is for realizing this.
[0012]
In the electromagnet of the present invention, it is preferable that the side surface of the protrusion has an inclination angle with respect to the side surface of the concave portion. It is preferable to set the length of the second recess to be shorter than the axial length and to form the second recess having a depth smaller than that of the recess so as to effectively prevent a reduction in suction force during the stroke. It has also been found that there is almost no difference in the attractive force improvement effect even if a coaxial through hole is provided in the axial direction of the protrusion of the other magnetic pole surface.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The technical means of the present invention will be described with reference to a schematic structural cross-sectional view of an
[0014]
By adopting such a configuration of the magnetic pole face, it is easy to effectively increase the value of the change rate dP / dX of the magnetic pole face gap, and the magnetomotive force U and plunger diameter of the
[0015]
Another embodiment of the present invention will be described with reference to the magnetic pole surface cross-sectional view of FIG. 2 and its CC and DD arrow views. One magnetic pole of this embodiment, for example, the fixed
[0016]
Another embodiment of the present invention will be described with reference to the magnetic pole surface sectional view of FIG.
[0017]
In this embodiment, the inner and outer surfaces of the cylinder fitted through a predetermined gap of the magnetic pole surfaces form a magnetic pole surface that forms an inclined surface with a predetermined angle θ with respect to the mating magnetic pole cylinder inner and outer surfaces. As the predetermined angle, not only a linear inclination but also a stepped or curved inclined surface can be adopted as necessary.
[0018]
The configuration of the magnetic pole surface in this embodiment makes it possible to improve the attractive force characteristics by adjusting the value of the change rate dP / dX of the permeance in a specific range of the stroke of the electromagnet.
[0019]
4 and 5 show test data showing the effects of the present invention. 4A is a front view and FIG. 4B is a longitudinal sectional view showing the shape and dimensions of the
[0020]
That is, in the present invention, as shown in the graph of the attraction characteristic of the present invention shown in FIG. 5, the value of the change rate dP / dX of the magnetic pole face gap is effectively increased to generate a high attraction force. Improvements to maintain high suction force characteristics during the stroke due to the change in the stroke are now possible.
[0021]
Another embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 6 to 10 are front views of one magnetic pole surface according to the present invention, and FIG. 11 is a longitudinal sectional view of another example. FIG. 6 schematically shows an example in which the
[0022]
【The invention's effect】
According to the present invention, compared with the electromagnets of the prior art, a high attractive force can be generated with a smaller electric input, and a smaller and lighter electromagnet can be obtained. The place to contribute is great.
[Brief description of the drawings]
BRIEF DESCRIPTION OF DRAWINGS FIG. 1 is a longitudinal sectional view of a schematic structure, (b) an AA arrow view, and (c) a BB arrow view of an example.
FIGS. 2A and 2B are (a) a schematic structure longitudinal sectional view, (b) a CC arrow view, and (c) a DD arrow view of another embodiment.
3A is a schematic cross-sectional view of a schematic structure of another embodiment, FIG. 3B is a view taken along the line EE, and FIG. 3C is a view taken along the line FF.
4A is a front view and FIG. 4B is a longitudinal sectional view of a test electromagnet.
FIG. 5 is a graph of suction characteristics.
FIG. 6 is an explanatory diagram of another embodiment.
FIG. 7 is an explanatory diagram of another embodiment.
FIG. 8 is an explanatory diagram of another embodiment.
FIG. 9 is an explanatory diagram of another embodiment.
FIG. 10 is an explanatory diagram of another embodiment.
FIG. 11 is an explanatory diagram of another embodiment.
FIG. 12 is a longitudinal sectional view of a conventional electromagnet.
FIG. 13 is an explanatory diagram of a conventional electromagnet.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
22
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